七尾市議会 2022-03-09 03月09日-04号
七尾市には万行遺跡、須曽蝦夷穴古墳、七尾城跡、能登国分寺跡附建物群跡の国指定史跡をはじめ、国登録、県指定などの文化財が集積しております。七尾市総合計画や総合戦略などで歴史文化などを活用した交流人口の拡大などがうたわれておりますが、これまでこれら文化財について、教育面での活用や交流人口の拡大などで観光面でどのように活用してきたのかお聞きをいたします。 先ほどは例示として、初めに万行遺跡を挙げました。
七尾市には万行遺跡、須曽蝦夷穴古墳、七尾城跡、能登国分寺跡附建物群跡の国指定史跡をはじめ、国登録、県指定などの文化財が集積しております。七尾市総合計画や総合戦略などで歴史文化などを活用した交流人口の拡大などがうたわれておりますが、これまでこれら文化財について、教育面での活用や交流人口の拡大などで観光面でどのように活用してきたのかお聞きをいたします。 先ほどは例示として、初めに万行遺跡を挙げました。
その立国から約90年後、和倉温泉が胎動し、さらにそれから35年後には、能登国分寺が建立しており、かつては能登国に存在した仏教の寺院として、1974年に能登国分寺跡附建物群跡に国史跡指定されております。現在は南門と塀が復元されておりますが、他の遺構跡もその位置が示されておりまして、まさに当時の政治のかなめであった国分寺の全容がうかがえるようになっています。
次に、史跡等の活用についての考えでございますが、史跡は歴史学習や自然観察の場、憩いの場として、日常的な利用はもちろん、地域固有の財産として、地元住民を主体としたイベント等、例えば七尾城跡であれば七尾城まつり、そして能登国分寺跡附建物群跡であれば徳田まつりといったようなイベントにも利用されているところでございます。