金沢市議会 2010-12-21 12月21日-03号
来年2月に開催される東京マラソン2011の参加応募者数が過去最高の33万5,147人に達し、その倍率は9.6倍でありました。先着順で参加できる大会では、ことし4月に行われたオリンピック記念長野マラソンは、定員8,000人が募集開始5時間で埋まり、定員6,000人の横浜マラソンも4時間で埋まったようです。
来年2月に開催される東京マラソン2011の参加応募者数が過去最高の33万5,147人に達し、その倍率は9.6倍でありました。先着順で参加できる大会では、ことし4月に行われたオリンピック記念長野マラソンは、定員8,000人が募集開始5時間で埋まり、定員6,000人の横浜マラソンも4時間で埋まったようです。
これによって、エリートマラソンから市民参加型のマラソン大会に衣がえし、主催者は東京マラソンの女性版を目指し、大きな経済効果と名古屋のイメージ向上に資するものとしています。ちなみに、オリンピック誘致をも視野に入れて始まった東京マラソンは、参加希望者が多く抽せんで決めるほどで、経済効果は100億円を超えるとも言われています。
皆様も記憶に新しいと思いますが、本年3月、東京マラソンに出場していたタレントの松村邦洋さんが、15キロ手前付近で立ちどまると、崩れるように倒れ、心肺停止状態に陥りました。駆けつけた医師がAEDで呼吸を回復させ、すぐに病院へ搬送したおかげで、松村さんは九死に一生を得ました。
金沢市民マラソンを青梅マラソン、東京マラソン、ホノルルマラソンのように市を挙げてのイベントに位置づけ、まずハーフマラソン部門を取り入れ、将来はフルマラソン部門新設も視野に入れ、見直すべきではないでしょうか。