金沢市議会 2022-09-13 09月13日-03号
このことから分かるように、金沢市の道路インフラというものは、外・中・内の環状道路と、その他の都市計画道路による放射幹線によりネットワークを形成し、様々なアクセス、走行経路を提供することが大きな役割であると考えるものです。この4期区間の供用開始により、白山市乾町から金沢市福久町まで、海側幹線が全線つながることとなり、そこで発生するであろう様々な効果にも期待するところであります。
このことから分かるように、金沢市の道路インフラというものは、外・中・内の環状道路と、その他の都市計画道路による放射幹線によりネットワークを形成し、様々なアクセス、走行経路を提供することが大きな役割であると考えるものです。この4期区間の供用開始により、白山市乾町から金沢市福久町まで、海側幹線が全線つながることとなり、そこで発生するであろう様々な効果にも期待するところであります。
海側幹線は山側環状とともに外環状道路を形成しまして、放射幹線と一体になって本市の交通の円滑化を図るものでございます。本線部は自動車専用道路といたしまして、広域的な交通処理を担うもの、このように思っておりますし、そのように計画をされておるわけであります。
現在、策定中の新金沢交通戦略では、内・中環状道路沿いの環状方向のバス移動が不便な現状を踏まえまして、環状バスの運行、また放射幹線に公共交通重要路線を設定いたしまして、その運行頻度を高めるなどの利便性向上策を推進することといたしております。来年度、その具体的な取り組みといたしまして、環状バスの試行実験や公共交通重要路線でのバスの運行頻度を高める実験を実施することといたしております。
先ほど申し上げました土地区画整理事業や民間による宅地開発計画が進んでいるこの三池、高柳地区に、都市計画道路疋田-上荒屋線の線引きがされており、この路線は中環状道路の千木-神谷内線と、内環状道路の東山-内灘線を結ぶ重要な放射幹線に位置づけられております。
本市の都市計画道路の整備は、金沢市新長期計画に基づき、内環状線、また中・外回り環状線、放射幹線や生活環境路線など、市内全域で計画的に建設が推進されてきているところであります。今年度当初予算に、新規事業として都市計画道路整備需要調査費が計上され、総合交通体系の確立を目指し、今後の街路整備の需要を調査し、見直しの検討がなされることは、まことに時宜を得たものと思うのであります。