金沢市議会 2018-03-14 03月14日-04号
綱紀公が百工比照を集め、そして、後に尊経閣文庫となる尊経閣蔵書の文書を綱紀公は収集されました。さらに、綱紀公は職人たちを集め御細工所を準備されました。その御細工所の職人たちが百工比照や尊経閣蔵書を参考にしながらわざを高めてきました。それが今日に至る工芸王国石川、文化都市金沢の基礎になっているんだというふうに思っています。
綱紀公が百工比照を集め、そして、後に尊経閣文庫となる尊経閣蔵書の文書を綱紀公は収集されました。さらに、綱紀公は職人たちを集め御細工所を準備されました。その御細工所の職人たちが百工比照や尊経閣蔵書を参考にしながらわざを高めてきました。それが今日に至る工芸王国石川、文化都市金沢の基礎になっているんだというふうに思っています。
また、21世紀美術館では世界会議に合わせて金沢美術工芸大学が収集した日本の工芸技術を示す約5,000点の「平成の百工比照」展が、県立美術館では加賀藩五代藩主が収集した「百万石の名宝-尊経閣文庫の名品・百工比照」展と、平成と藩制の2つの百工比照展が開催されました。
江戸時代には、徳川幕府の紅葉山文庫や、大名家では前田家の尊経閣文庫などが有名な文庫として知られているのは、各位も御承知のとおりです。また、この時代は出版が規制されていて、庶民に対する大量出版が不可能ということもあり、一般大衆にとっては、貸し本屋が図書館の役割を果たしていました。
次に、本年の3月議会においても質問させていただきましたが、加賀藩5代藩主綱紀が行った文化事業であり、現在東京の駒場で前田育徳会が所蔵する加賀文化の魂、加賀藩の重要な記憶であり、誘致に成功すれば金沢は日本、東洋の歴史研究のメッカになり得る、尊経閣文庫の金沢里帰り誘致について質問をさせていただきましたが、今回の質問はそれにあわせ広坂通り、本多の森・21世紀美術館周辺に金沢の文化である工芸、お菓子、料理、
私は、金沢の魅力を高める取り組みにもう一つ加えるとするならば、東京駒場にある尊経閣文庫の里帰りの実現であります。本市におかれましても、構想しながらも希望にとどまっておりますが、昨年、金沢経済同友会などが創設した金沢学会でも提言されており、市民の機運が盛り上がりの兆しを見せているのではないでしょうか。
金沢学会から提言のありました尊経閣文庫の誘致、夜景のデザインの議論、香林坊かいわいのにぎわいづくりの議論等につきましては、金沢のまちの魅力を高めていく上で大事な視点でありますし、真摯な御提言だというふうに受けとめます。これを受けてまちづくりに生かしていきたい、こう思っておる次第でございます。 ○議長(川紘一君) 赤穗助役。
さて、先般、石川県、金沢市、金沢経済同友会で構成する金沢創造都市会議開催委員会が創設した「金沢学会」が開催され、前田育徳会が所蔵する尊経閣文庫の誘致や金沢の夜景デザインなど5項目の提言がなされたところであります。
さらに、金沢城跡の活用でありますとか、尊経閣文庫の誘致といった大きいテーマもあるわけでございます。これらを含めまして、金沢の宝として世界に誇り得るものになりますように、保存策と発展策につきまして意を用いていきたいと思っています。 ルート観光についてお触れでありました。御指摘のとおり、街道構想は観光だけでありませんで、地域間交流や連携を目指すものと考えています。
この項の最後は、前田尊経閣文庫の誘致についてであります。本議会で私も質問させていただき、市長のお考えをお聞きをいたしました。また、経済界も取り上げ、さらには県議会においても谷本知事の意欲も表明され、意を強くしている一人でございます。しかしながら、先方の理事会における反対もあり、さらには多額な費用を必要とするなど、極めて厳しい現実があるということをお聞きをしています。
例えば、今話題になっております尊経閣文庫の誘致、金沢城二の丸の復元、尾崎神社の城址移転、金沢大学跡地と尾山神社を結ぶ架橋の建設等、いずれも時代の変遷とともに散逸または消滅したものであります。これら藩制時代のものを忠実に復元し、城址やその周辺の環境整備を図るならば、中心部の空洞化も解決いたしますし、宿泊所や飲食店などが集積し、自然発生的に一つの町づくりができるものと思うものであります。