金沢市議会 2024-06-25 06月25日-05号
この事業の一つが、大浜埠頭を深さ10メートルから13メートルにする事業です。これは大手企業コマツが工場を建設し、大型機器、土木機器を東南アジアなどに輸出するため、大水深岸壁として整備する事業となっています。もう1つが、クルーズ船寄港のための無量寺埠頭と戸水埠頭改良事業、そして物流関係拠点としての御供田埠頭と戸水埠頭の改良事業が行われてきました。
この事業の一つが、大浜埠頭を深さ10メートルから13メートルにする事業です。これは大手企業コマツが工場を建設し、大型機器、土木機器を東南アジアなどに輸出するため、大水深岸壁として整備する事業となっています。もう1つが、クルーズ船寄港のための無量寺埠頭と戸水埠頭改良事業、そして物流関係拠点としての御供田埠頭と戸水埠頭の改良事業が行われてきました。
金沢港の建設事業費は、大浜埠頭における大水深岸壁の改良事業費と、それに関連する道路周辺整備事業費が現時点で336億円、本市の負担が57億円に上っています。今度は大型クルーズ船等のために無量寺岸壁を水深10メートルに掘り下げる整備事業費等に60億円、それに附属した施設等の整備事業など機能強化に80億円ということですが、これらについては本市の負担は明確になっていません。
そもそも金沢港湾建設事業は、大浜埠頭において、大手企業であるコマツのために金沢港の深さを10メートルから13メートルに掘り下げ、道路などを整備するものとして行われ、これまで304億円が投入され、本市の負担が51億円に上っています。こうした状況の中、今度は金沢港無量寺岸壁整備事業を進めるとして巨額の税金が投入されることは、県民、市民の理解と合意が得られるものではありません。
まず、金沢港の活性化につきまして県・市の連携ですけれども、御指摘がありましたように、大浜埠頭の大水深岸壁の整備であったりだとか、コンテナ貨物取扱量の増加に対する御供田埠頭のトランスファークレーンの増設など、県と連携をして物流機能の拡充に努めているところであります。
金沢港では、10万トン級の超大型クルーズ船に対応した大浜埠頭の整備を進めていると言われています。県は、金沢港を日本海側の拠点港として世界へアピールし、観光誘致につなげたいと、ポートセールスに力を入れるとしています。七尾港にもクルーズ船を寄港し、活性化につなげればなと思うわけでございます。市長の思いを伺っておきます。 次に、七尾城址を生かした今後の振興策について。
この水道管の布設は、現在、整備中の大浜埠頭へ新たに寄港します船舶に給水するため、石川県から給水装置工事の申し込みがあったものでございまして、コマツのためだけのものではございません。石川県には、金沢市水道給水条例に基づいた負担金を請求することいたしております。 以上でございます。 〔「議長、29番、再質問」と呼ぶ者あり〕 ○副議長(上田章君) 29番森尾嘉昭君。