金沢市議会 2024-03-11 03月11日-02号
本市では、古くから町会や善隣館など、相互扶助の精神による自治活動が盛んであり、昭和27年、新たな公民館の設置に際し、多少の地元負担を伴っても、校下ごとに公民館が欲しいという地域住民の強い要望を受け、地元が一定割合を負担することにより、当初計画より30館多い公民館が開設されました。
本市では、古くから町会や善隣館など、相互扶助の精神による自治活動が盛んであり、昭和27年、新たな公民館の設置に際し、多少の地元負担を伴っても、校下ごとに公民館が欲しいという地域住民の強い要望を受け、地元が一定割合を負担することにより、当初計画より30館多い公民館が開設されました。
同時に、地元社会福祉協議会と第三善隣館のある社会福祉法人から具体的かつ詳細な活用計画案が提出されています。速やかなる計画承認と、来年度以降の予算措置に対する地元からの具体的な要望が出ていることに対する見解をもう一度伺います。 ○中川俊一副議長 村山市長。
ただ、善隣館や義勇消防の成り立ちに見られる希有な金沢の歴史に鑑みれば、地域に根差すコミュニティー活動こそが、様々な分野で人と人との結びつきを強めるために機能してきたというように理解をいたしました。
金沢での町会、公民館、消防団、社会福祉協議会など、コミュニティーに関わる基礎的な住民組織では、善隣館や義勇消防の成り立ちに見られる希有な金沢の歴史性を根源に、連帯や共同の意識を住民に醸成しながら地域の暮らしやまちづくり、人づくりに密接に関わってきたと思います。
その背景として、介護報酬のマイナス改定や介護職員の初任者研修制度などの制度設計の矛盾の拡大が指摘されておりますが、本市の善隣館事業においても、地域デイサービス事業からの撤退が相次ぎ、協議会からの脱会、善隣館事業間での職員待遇の差異や事業のあり方など、善隣思想との整合性など、さまざまな意見や指摘があります。
全国にも名だたる善隣館思想発祥の地、本市の障害者雇用についての基本的な考え方についてお尋ねいたします。また、法定雇用率に対する現状についてお尋ねいたします。 また、多くの障害者で職を求めておられる方々は、どのような形で金沢市が募集をかけるのか興味を持ってホームページ等のチェックをしておられます。
次に、地域福祉、善隣館についてお聞きします。金沢の文化で、市民の生活環境で取り上げられるコミュニティー、代表的なものは善隣思想です。助け合いの心で近隣の人々と心を通わせ、支え合い、お互いによき隣人をつくっていくという考え方であり、この思想を具体的な形にしているものとして、地域福祉を進める中において拠点となっているのが善隣館でした。
また、福祉関係では、グループホームや障害福祉施設、認定こども園の施設整備に対する助成費を追加したほか、第一善隣館の改築を支援することとしております。 このほか、都市政策・総務関係では、子ども施策の充実検討費や公文書館の基本設計費を計上いたしました。
そこで、制度の縦割りを越えた医療・看護・介護・福祉の共生型サービスやICTを活用した地域包括ケアシステムの深化と進化、善隣館の運営改善と役割の再定義、制度運用を見据えた福祉局と保健局の統合や外郭団体など枠外にあった医療と福祉との連携と医療セクションとの結びつきなど、具体施策についてお尋ねいたします。 質問の3点目は、第4次産業革命と産業創出ビジョンに関してです。
これも明年度ですけれども、これまで金沢市の福祉をずっとリードしてくれていました善隣館におきまして、善隣館いこいの広場モデル事業というものを行っていきたいと思っています。高齢者や子どもの地域共生型の居場所づくりを進めることにしているところであります。モデル的に行っていくことによって、課題も精査していきながら、全市的に広げていくことができれば、そんな思いを持って取り組んでいきたいと考えています。
また、善隣館活動の活性化に向けて、世代間の交流事業をモデル的に実施することといたしました。 お年寄りへの支援では、IoT技術を活用した認知症高齢者の地域見守りネットワークを構築いたしますほか、特別養護老人ホームにおける高齢者のボランティア活動を支援するため、ボランティアポイント制度を本格導入することとしております。
今回の条例改正は、小松市立保育所統廃合・民営化計画が進められてきた結果、後期計画であった市立中海保育所と市立蓮代寺保育所の2つの保育所が、ともに社会福祉法人小松市大和善隣館に移管するため、小松市立保育所条例から2つの保育所の項を削るものですが、私はこの小松市立保育所統廃合・民営化計画には当初から反対でありますので、今回の条例改正にも反対であります。
金沢は藩制時代から町内自治、加賀鳶などの相互扶助による自治組織が確立され、善隣館活動など金沢独自の自治活動が行われてきました。その流れが戦後に引き継がれ、昭和22年に初めて公民館が設置され、昭和24年には金沢市公民館設置条例が制定されました。
本市においては、古くから善隣館活動など、地域住民の方々と相互扶助の精神による地域活動を行ってきたという歴史があり、校下に1公民館との運動で現在に至っているようです。今日までの経緯の中で、その建設費、維持費等の負担から、施設整備費については、修繕・改修費は地元3分の1負担、バリアフリー化工事は4分の1地元負担と決められています。
金沢市で最初の善隣館がつくられた、いわば地域福祉の原点に隣接する場所でありますので、その背骨はしっかりと大事にしていただきたいですし、加えて、老朽化している公民館機能も当然必要だと考えるのであります。2つ目は、文化の視点であります。文化の十字路となる野町広小路交差点の一翼を担う場所として、若い作家や学生が地域の人々と触れ合うような場所づくりも必要ではないでしょうか。
しかし、現状は設置された平成18年当時と状況が変わり、平成26年に制定された条例との整合性や民生委員の活動基盤と地域包括支援センターとのありよう、また、善隣館地域デーの役割と位置づけなど、人口構成の変化に呼応する対策が必要です。それらの体制強化を目指す改正介護保険関連法がこの5月28日に成立しています。
市長は提案理由説明の中で、善隣館活動のあり方についても言及されました。善隣館は、市民にとって、地域の中で一番身近な施設であり、一番身近な福祉の場所でした。しかし、介護保険制度の開始から、金沢市の財政援助がなくなって以来、資金力もない善隣館は衰退の一途をたどるようになりました。善隣館は、介護保険制度の矛盾を一番に受けているところと言わなくてはなりません。
また、善隣館活動のあり方に関する研究会を立ち上げ、今後の機能強化策や事業展開等について検討しているところであり、その検討内容を地域福祉計画の中にも反映させることとしております。 加えて、来月には、次期長寿安心プランの策定に合わせ、高齢者がいつまでも生きがいを持ち、社会参加ができるよう、有識者から成る検討委員会を立ち上げ、高齢者福祉施策の今後のあり方を議論してまいります。
この質問の最後に、善隣館についてお聞きいたします。私が述べるまでもなく、善隣館とは、いわゆる善隣思想に基づいてデイサービスや保育園を運営している本市の地域コミュニティーの象徴的存在です。善隣思想とは、助け合いの心で近隣の人々と心を通わせ、支え合い、互いによき隣人をつくっていくという思想であり、我々金沢人が最も尊重し大切にしてきた心のよりどころと言えます。
健やかで安心して暮らせる福祉社会の形成を目指し、地域福祉計画や長寿安心プランの策定に取り組むとともに、善隣館を初めとする地域福祉活動の活性化に向けた検討を進めますほか、生涯現役で活躍できる社会を実現するための方策について、幅広く検討してまいりたいと存じます。