小松市の百年の大計としての高架化事業に伴って、駅東、駅西の区画整理事業、また空港軽海線、根上小松線、大和末広線等の道路整備事業、さらには国の出先機関の集中化による合同庁舎の建設、駅周辺複合施設いわゆる子供歌舞伎ができて 800人収容、さらに 200人規模の音楽専門ホールなどの大型プロジェクトは平成15年度にすべて完成し、小松の顔として人、物、情報が集積されると大きな躍進が期待をされています。
ことしの今回の13年度主要プロジェクトといたしましては、小松駅周辺整備のこの３点セット事業、そして根上小松線、空港軽海線の４車線化などの街路事業、環境美化センターのダイオキシン対策事業、小松駅周辺複合施設整備事業等々が挙げられるのではなかろうかと、このように思っております。
新しい小松駅の顔ともなります小松駅周辺複合施設は、国、県との連携のもと、小松駅周辺３点セット事業とあわせ、平成15年度の完成を目指して現在本格着工の準備を急いでおります。
なお、議案第13号 平成12年度小松市一般会計補正予算については、事業確定に伴う計数の整理がほとんどでありますが、収入の部で特筆すべきことは、携帯電話やパソコンの急速な普及に伴い電子メーカー等の法人市民税の増額、支出の部で特筆すべきことは、国の景気対策の一環として小松駅周辺複合施設建設工事の前倒し、さらには小松駅周辺複合施設に隣接する歴史と文化のプロムナード整備事業に係る経費が計上されております。
まず、小松駅周辺複合施設についてであります。 当該施設の建設につきましては、これまで国、県の御協力をいただきながら、小松の顔、にぎわい創出の拠点施設とすべく基本的な条件整備に努めてきたところでありますが、このたび国、県の御理解もあり平成13年度着工予定の一部を前倒しし実施できる運びとなったところであります。
次に、市街地活性化に関連いたしまして、駅周辺複合施設の進捗状況のお話があったわけでございます。 駅周辺複合文化施設につきましては、我が市と石川県が共同で現在基本設計を行っております。内容につきましては、歌舞伎の上演を中心としたホール 850席と、そして音楽ホール約 250席、そして市民が自由に交流ができます機能を持たせた施設として検討をさせていただいております。
これらのほかに、ケーブルテレビのデジタル化に対応し、市内幹線ルートの光ケーブル化事業、小松駅周辺複合施設の実施設計、施設予約システム等のインターネット導入事業に伴う補正予算であります。
特に、駅西地区におきまして、小松の顔にふさわしい多機能を有する施設、多くの市民の皆さんに喜んで利用していただける施設、にぎわいの創出や、小松の伝統文化を全国に発信する施設等々を念頭に置きながら、検討を進めております小松駅周辺複合施設につきましては、当初議会におきまして、基本設計及び地質調査費をお認めいただいたところであります。
駅西地区に計画しております小松駅周辺複合施設につきましては、県の御理解も得て、基本計画の策定作業に着手することといたしております。この施設につきましては、国、県の応援をいただきながら、小松の顔にふさわしい多機能を有する施設とし、多くの市民の皆さんに喜んで利用していただける施設、にぎわいの創出や小松の伝統文化を全国に発信する拠点施設にしたいと考えております。