加賀市議会 1994-09-08 09月08日-01号
議案第57号加賀市中谷宇吉郎雪の科学館条例は、本市にゆかりのある中谷宇吉郎博士に関する資料等を収集、保存、展示し、その科学的知識の普及及び学術、文化の発展に寄与するため、中谷宇吉郎雪の科学館を設置する条例であります。 議案第58号加賀市ホームヘルパー等派遣条例の一部を改正する条例は、一部の所得階層における利用者負担額の引き上げ改定をするものであります。
議案第57号加賀市中谷宇吉郎雪の科学館条例は、本市にゆかりのある中谷宇吉郎博士に関する資料等を収集、保存、展示し、その科学的知識の普及及び学術、文化の発展に寄与するため、中谷宇吉郎雪の科学館を設置する条例であります。 議案第58号加賀市ホームヘルパー等派遣条例の一部を改正する条例は、一部の所得階層における利用者負担額の引き上げ改定をするものであります。
博士は、「物事を分析して考える西洋の考え方は対立を生みやすいが、東洋には人々を融和させるすぐれた世界観がある」と説いております。それはまさに、時代の変遷とともに生きていく私たちへの道しるべであり、アジアという存在を見直す大事な時期でもあると思います。近いところにありながら疎遠となっていた国々との交流を呼びかけることは、まことに時宜を得たものと考えるところであります。
雪の科学館につきましては、今ほど所信の中で少し述べましたが、世界的な雪博士中谷宇吉郎先生の業績を世に伝えるとともに、博士及び雪と氷に関する資料展示を行い、科学的な知識の普及と文化の発展に資する場にしたいと思っております。 また、この科学館は本市で初めて個人の名前を冠した施設であり、内容や各種事業の企画が特に重要な要素となるものと考えております。
さて、中谷博士の遺族の方からたくさんの資料が寄託されておるようであります。雪の結晶はまさに科学のロマンであります。このロマンを追求する科学者もたくさんいられると思います。そこで質問するわけでありますけれども、この資料を調査研究、そして活用などを考えられる学芸員を採用し、全国の研究者あるいは市民にわかりやすく説明するなどの活用策が必要であります。そうでないと、これは宝の持ち腐れ的に陥ります。
(資料を示す) 次いで、この「金沢・文学のこみち」では地元作家として片づけられている人が、今度のこのふるさと偉人館のパンフレットでは、金沢の五大偉人として、国文学者、文学博士や思想家、評論家、文化勲章受章者として丁寧に説明をされ、記載をされています。
白山という自然景観が深田久弥文学に、同様に中谷宇吉郎博士の雪の研究に及ぼした影響は大きかったと思います。 先月、日本建築美術工芸協会主催の '93石川・金沢シンポジウム「景観と文化」が金沢市で開催をされました。詩歌に見るように景観は日本文化になっておる。景観をなくせば文化を破壊してしまうというお話がございました。私たちは景観に接して、その奥にある文化や歴史に触れ、これを楽しむのであります。
博士課程の設置等も考えておるわけでございまして、そうした美大のあり方等も考えて、学術資料の一層の整備をしたい、そう思って予算計上した次第でございます。
中谷宇吉郎博士は、御案内のとおり雪の研究者として、また文筆家として著名な方であり、我が郷土の誇りとして、その記念館を建設することに対しては、全く異論を唱えるものではありません。しかし、その事業費が問題なのであります。予算書では、総事業費7億 5,200万円のうち5億 640万円を、93年度として計上しています。
平成2年度から始めております故中谷宇吉郎博士の資料調査が完了し、柴山潟に面する湖畔公園の隣接地において、記念館建設に向けて準備を進めておるところであります。本体の実施設計につきましては、世界的建築家であります磯崎 新氏に依頼する予定となっております。あわせて、遺品の展示等につきましても実施設計に着手をし、平成5年度において記念館の建設工事に取りかかりたいと思っております。
第5点は、故中谷宇吉郎博士記念館についてお尋ねをいたします。 市長は先日の提案説明の前に、故中谷宇吉郎博士記念館については、柴山潟湖畔公園の一角に来年度実施設計、平成5年度中完成と報告をされたのであります。
次に、前年度から引き続き、今年度においても関係資料の調査を初め基本構想の策定委託等を行っております、雪の博士・故中谷宇吉郎博士記念館建設整備につきまして御報告させていただきます。
「医学界はまだ人道的な尊敬すべき職業であるのか、人間の苦痛を軽減するより、ただ単に生命を延ばすことのみ目的とする脱人格的な科学になろうとしているのか」 1,000人の臨死患者と面接したアメリカの精神医学者、E・キュープラロス博士の言葉です。「治癒が望める病状であれば最先端の治療を受けたい。
また、前年度から始めております雪博士--故中谷宇吉郎博士の資料調査を引き続き行いながら、資料館建設予定地を決定したいと考えております。今年度、新たに中央公園歴史の広場を整備するに伴い、郷土が生みはぐくんだ有名な人物15名を選定し、公園を散策しながらふるさとの偉大な人物を自然に学ぶことができる、顕彰ロード整備に着手をいたします。
次に、当市出身で雪博士として世界的に知られております故中谷宇吉郎博士の遺族から、博士の遺品を一括寄附する意向を得ましたので、資料調査を進めております。 さらに、清掃工場移転に伴う予備調査のため、候補地内において環境影響評価調査を進めておるところであり、今後、地域の協力を求めながら新たな施設整備を行いたいと思っております。
中谷博士もその中の1人です。この事典は、既にどちらかと言えば故人になられた方を中心に編さんしてありますが、現存している加賀市出身の著名な方もたくさんいらっしゃいます。 例えば、人間国宝であります西出大三さんも、そのうちの1人かと思うわけであります。短編的に家族から申し入れがあってから調査するのでは遅過ぎるような感がしてなりません。
教育費といたしましては、教育総務費で心の教育推進事業費21万円、社会教育費では、当市出身で雪の研究で世界的に知られております故中谷宇吉郎博士の遺族から、遺品を寄贈する意向をいただきましたので、その資料調査のため 234万円、及び国民文化祭準備費、図書館施設運営費で92万 1,000円、保健体育費で社会体育振興事業推進助成費 100万円を、それぞれ増額補正いたしております。
このシンポジウムの開催に当たりまして、昨年11月19日から22日まで加賀市を訪問されました同学部の副学部長チャーニッシュ博士と、シンポジウムの成功と今後の交流を深める方策を協議をいたしました。
まず、その1人は、雪の世界的権威者である中谷宇吉郎博士であります。「雪は天から送られた手紙である」との名文句を残した科学随筆家でもあり、雪から連想される人物と言えば、日本人であるならば、だれしもが中谷博士の名前を挙げます。冬の観光都市のイメージづくりにも、大きな素材にもなり得ると思います。しかし、残念ながら、本市には中谷博士に対する資料というものは一体いかほどあるのか。