金沢市議会 2018-12-20 12月20日-04号
もともと加賀野菜は、栽培が難しく手間がかかることや栽培技術保持者の高齢化により効率的な生産が難しいなど、生産者が激減した品目で、種の保存をしようと松下良氏の声かけをきっかけに、平成3年に加賀野菜保存懇話会ができ、平成9年からは金沢市農協が応援に乗り出し、ブランド協会を立ち上げ、今日に至っております。
もともと加賀野菜は、栽培が難しく手間がかかることや栽培技術保持者の高齢化により効率的な生産が難しいなど、生産者が激減した品目で、種の保存をしようと松下良氏の声かけをきっかけに、平成3年に加賀野菜保存懇話会ができ、平成9年からは金沢市農協が応援に乗り出し、ブランド協会を立ち上げ、今日に至っております。
第1部では、加賀野菜の第一人者である加賀野菜保存懇話会の松下良会長による講演会、第2部は大試食会で、金沢の芸妓衆による素囃子や技芸が披露されました。また、この大会には、県内はもとより、遠くは沖縄など全国各地から金沢市議会と交流のある10都市以上の都市から参加していただき、その参加人数は350名を超え、盛況のうちに終えることができました。
加賀野菜保存懇話会では、先人たちが残した文化遺産である加賀野菜を後世に伝えなければならないとの強い使命感から、山沿いの畑で細々と栽培されていた加賀の伝統野菜を探し、種を集め始めて20年、現在、加賀野菜として、サツマイモやレンコン等15種の野菜が認定され、地産地消の高まりもあって、地元の学校給食にも使われるようになりました。