野々市市議会 > 2021-04-20 >
06月07日-01号

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  1. 野々市市議会 2021-04-20
    06月07日-01号


    取得元: 野々市市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-15
    令和 3年  6月 定例会(第3回)      -----------------------------撮影録音許可 ○議長(中村義彦議員) 初めに、本定例会の開催に当たり、報道各社から議場内での撮影及び録音の申出がございましたので、議長においてこれを許可いたしましたことをご報告いたしておきます。      ----------------------------- △マスク・フェースガード着用の実施 ○議長(中村義彦議員) 新型コロナウイルス感染予防のため、議員及び執行部職員はマスクまたはフェースガードを着用してください。また、傍聴の方も着用をお願いいたします。      -----------------------------表彰伝達 ○議長(中村義彦議員) 会議に先立ち、今般、北信越市議会議長会及び全国市議会議長会から、市議会議員として25年在職し、市政の発展に努められた功績により、岩見博議員が表彰を受けられましたので、表彰状の伝達を行います。 ◎事務局長(清水実君) 初めに北信越市議会議長会の表彰の伝達を行い、引き続き全国市議会議長会の表彰の伝達を行います。 岩見博議員、中央にお進みください。 ○議長(中村義彦議員)                表彰状 野々市市  岩見博 殿 あなたは、市議会議員として在職25年、よく市政の発展に努められ、その功績は誠に顕著なものがあります。よって、第96回定期総会に当たり、本会表彰規程により表彰いたします。 令和3年4月20日           北信越市議会議長会会長 長野市議会議長 小泉栄正 どうもおめでとうございます。(表彰状伝達・拍手)               表彰状 野々市市  岩見博 殿 あなたは、市議会議員として25年の長きにわたって市政の発展に尽くされ、その功績は特に著しいものがありますので、第97回定期総会に当たり、本会表彰規程によって特別表彰をいたします。 令和3年5月26日                    全国市議会議長会会長 清水富雄 おめでとうございます。 (表彰状伝達・拍手) ○議長(中村義彦議員) 15番、岩見博議員。 ◆15番(岩見博議員) 一言お礼のご挨拶を申し上げたいというふうに思います。 このたび、全国市議会議長会並び北信越議長会から表彰を受けることになりました。誠に栄誉ある表彰だと思います。 今日まで大過なく議員活動を行うことができたのは、市民の皆さんの温かい支えがあったからだというふうに思います。あわせて、同僚議員の皆様、さらに粟市長をはじめとして歴代の市長、町長、そして職員の皆さんの温かい支えがあったからだというふうに思っています。 これからもよりよい開かれた議会、そして開かれたあるいは市民の福祉が向上するような市政実現のために邁進してまいりたいというふうに思います。これからも市民の声に謙虚に耳を傾けて頑張っていきたいというふうに思いますので、今後ともよろしくお願いいたします。 ありがとうございました。(拍手) ○議長(中村義彦議員) 表彰の栄を受けられました岩見議員に対し、心よりお喜び申し上げます。 今後とも、野々市市の発展に一層のお力添えを賜りますことをお願い申し上げますとともに、今後ますますのご活躍、ご健勝をご祈念申し上げます。      ----------------------------- △開会・開議   6月7日午前10時05分開会               出席議員15名     1番  梅野智恵子議員     2番  朝倉雅三議員     3番  小堀孝史議員      4番  向田誠市議員     5番  北村大助議員      6番  馬場弘勝議員     7番  安原 透議員      8番  西本政之議員     9番  中村義彦議員      10番  杉林 敏議員     11番  辻 信行議員      12番  早川彰一議員     13番  土田友雄議員      14番  大東和美議員     15番  岩見 博議員      ----------------------------- ○議長(中村義彦議員) これより令和3年第3回野々市市議会定例会を開会いたします。 出席議員地方自治法第113条に規定する定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。      ----------------------------- △議長諸報告 ○議長(中村義彦議員) 議事日程は、お手元に配付のとおりです。 これより日程第1として、諸報告を行います。 地方自治法第121条の規定によって、本定例会の説明のため出席を求めた者及び委任を受けた者の氏名は、お手元に配付のとおりです。  出席を求めた者        市長         粟貴章君                 教育長        大久保邦彦君  委任を受けた説明員      副市長        山口 良君                 総務部長       中田八千代君                 企画振興部長     浅野 昇君                 健康福祉部長     堤 喜一君                 土木部長       中藪孝志君                 教育文化部長     山下かおり君                 総務課長       押田浩三君                 秘書室長       越柴一良君                 財政課長       荒木俊雄君                 税務課長       押田克夫君                 市民課長       中野由希子君                 環境安全課長     横浜猛夫君                 企画課長       木戸口浩士君                 地域振興課長     東 和之君                 市民協働課長     中川弥生君                 産業振興課長     粟 信幸君                 福祉総務課長     増山 浄君                 介護長寿課長     北坂義明君                 保険年金課長     前川賢吾君                 子育て支援課長    徳野伸一君                 健康推進課長     若松裕里君                 建設課長       道下和宏君                 建築住宅課長     飯山滋人君                 都市計画課長     石畝朋宏君                 上下水道課長     鶴見裕一君                 会計管理者      北 治代君                 教育総務課長     塩田 健君                 学校教育課長     古村 充君                 生涯学習課長     松村隆一君                 文化課長       田村昌宏君                 スポーツ振興課長   宮前茂喜君                 監査委員事務局長   加藤良一君      -----------------------------会議録署名議員の指名 ○議長(中村義彦議員) これより日程第2として、会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は、会議規則第83条の規定により、1番、梅野智恵子議員、2番、朝倉雅三議員を指名いたします。      ----------------------------- △会期の決定 ○議長(中村義彦議員) これより日程第3として、会期の決定を議題といたします。 お諮りいたします。本定例会の会期は、本日から6月24日までの18日間といたしたいと思います。これにご異議ございませんか。   〔「異議なし」と言う者あり〕
    ○議長(中村義彦議員) ご異議なしと認めます。よって、会期は18日間と決定いたしました。      ----------------------------- △議案の上程 ○議長(中村義彦議員) これより日程第4として、議案第33号から議案第44号まで及び諮問第1号の13件を一括して議題といたします。      -----------------------------提案理由の説明 ○議長(中村義彦議員) 市長から提案理由の説明を求めます。あわせて、報告第1号から報告第3号までの3件の説明を求めます。粟市長。   〔市長(粟貴章君)登壇〕 ◎市長(粟貴章君) おはようございます。 まず初めに、冒頭、岩見博議員全国市議会議長会並び北信越市議会議長会から永年勤続表彰の伝達がございました。心からお祝いを申し上げます。 長年にわたり、議会議員として市民に寄り添い、市政の発展にご尽力いただきましたことに、改めて深甚なる敬意と感謝を申し上げる次第でございます。どうぞ今後ともご健勝でますますご活躍いただき、市政の発展のためにさらなるお力添えを賜りますようにお願い申し上げます。 それでは、本日、令和3年第3回野々市市議会定例会が開催されるに当たり、議員の皆様方には全員ご健勝でご参集いただきましたことに感謝申し上げ、提出いたしました諸案件の概要と併せまして市政運営について所信の一端を述べさせていただきます。 まずは、新型コロナウイルス感染状況についてでございます。 ここに来て、従来よりも感染力が強いとされる新型コロナウイルス変異ウイルスが流行し、全国的に感染拡大が続いております。 県内では、5月の大型連休中から新型コロナウイルス感染者数が急増し、5月9日には県独自の石川緊急事態宣言が発出されたところであります。その後も依然として感染状況等に関するモニタリング指標ステージⅣの感染拡大緊急事態が続き、感染悪化に歯止めがかからない状態であることから、5月16日には国から新型コロナウイルス感染症まん延防止等重点措置の適用を受け、本市に隣接する金沢市が重点措置を講じるべき区域の指定を受けることとなり、県内全域に飲食店や集客施設への営業時間の短縮をはじめ、公共施設等の開館時間の短縮や臨時休館など、人の流れを抑制することへの協力要請がなされたところであります。 このことを受けまして、本市でも公共施設の開館時間の短縮や行事の延期または中止の措置を講じたところでございます。具体には、小学校の運動会は延期することとし、野々市じょんからまつりにつきましても、実行委員会で開催を見送る判断をいただきました。 現在も飲食店や集客施設など事業者の皆様をはじめ市民の方々にはご不便をおかけいたしておりますが、改めて人の流れを止めることが感染拡大を防ぐためにはまず有効であると考えますので、引き続きご理解とご協力をお願い申し上げます。 次に、新型コロナウイルスワクチン接種についてでございます。 本市では、市医師会をはじめ医療関係者のご協力をいただき、公共施設での集団接種と、医療機関における個別接種を並行してワクチンの接種を進めることとし、65歳以上の高齢者の方を対象に5月13日から集団接種を、5月18日からは医療機関における個別接種を開始いたしております。昨日6月6日現在、1回目の接種を終えられた人数は4,075名で、接種率にして37%となっております。 また、ワクチン接種につきましては、予約が取りづらい状況が続いておりましたことから、集団接種を希望される65歳以上の方が7月末までに2回の接種を終えられるように、安心して予約し接種をしていただくため、「おまかせ予約」の受付を導入いたしました。接種の日時と会場は選ぶことはできませんが、申込みいただければ、日時と会場を市で決定の上ご案内させていただくこととなります。発送いたしましたご案内の通知に同封の返信用はがきを投函していただければ、確実に7月末までに2回の接種を終えることができますので、この「おまかせ予約」による方法もご利用いただきたいと思っております。 今後のワクチン接種の対象者につきましては、64歳以下で基礎疾患のある方、また高齢者施設などに従事している方を対象とし、6月中旬に市から申請書を郵送し、期限までに申請された方に対し優先的に接種券を送付することといたしておりまして、7月中旬から接種できるよう準備を進めているところであります。 引き続き関係機関と連携し、医療関係者の皆様のご協力の下、市民の皆様が安心して順次ワクチンを接種していただけますよう万全の体制で臨んでまいりたいと思っております。 次に、先般の3月議会以降の出来事を振り返りまして、幾つかご報告をさせていただきたいと思います。 まず、3月20日、21日両日にわたりまして文化会館フォルテを主会場に花と緑ののいち椿まつりを、延期となっておりましたののいちマナビィフェスタと併せ開催をいたしました。 今回の椿まつりは、感染対策を施した上で、多くの種類のツバキの展示をはじめ、特産品ツバキ関連の商品の販売、各会場で様々なイベントが行われまして、市民の皆様やツバキの愛好家など多くの方々がツバキに親しんでいただけたものと思っております。 また、椿まつりの会場では、現在開発を進めております復刻版日本酒「猩々」のサンプル酒と、その酒かすを使用した喜多家酒蔵パンをご来場の方々に味わっていただくお試しコーナーを設置しお楽しみをいただくとともに、併せて日本酒「猩々」のラベルデザインのアンケートなども実施をし、ご意見やご感想をいただきました。皆様に親しまれる新たな野々市ブランド特産品として商品化されることを期待しているところでございます。 一方、ののいちマナビィフェスタでは、公民館のサークルをはじめ各種団体による舞台発表や展示、イベントなど日頃の学習活動団体活動の成果が披露され、椿まつりと併せにぎわいのある2日間となりました。 さらに、にぎわいの里ののいちカミーノでは、3月13日から21日にかけまして、開館2周年記念イベントとして、期間中、マルシェや講演会、ひな人形の展示、子どもを対象とした事業などのほか、本市出身の音楽家、細川文さんによるチェロのコンサートも開催をされ、心地よい音色で花を添えていただきました。 また、このイベントの一つとして企画されましたののいち椿街道では、にぎわいの里ののいちカミーノ文化会館フォルテをつなぐ旧北国街道沿いに多くのツバキの鉢が飾られました。歴史ある街道がツバキで彩られ、往来する人に改めて旧北国街道の魅力を紹介できたのではないかと感じた次第でございます。 4月1日には、市役所正面玄関に10周年を記念して制作したロゴマーク大型パネルを設置いたしました。ロゴマークは、大学で美術を学んだ市職員が2種類デザインしたもので、一つは、白を基調に本市の花木「椿」をモチーフとし、3つの雄しべを市民、議会、行政とイメージしたもので、もう一つは、緑を基調に、学びの杜ののいちカレードにぎわいの里ののいちカミーノ市役所庁舎コミュニティバス「のっティ」でつないだものでございます。 市制施行10周年となります11月11日には、市制施行時に市民の皆様の思いが収められたタイムカプセルを開封するなどの記念式典を予定いたしておりますが、今後、このロゴマークを様々な場面で活用し、市民の皆様と共に10周年の機運を高めてまいりたいと考えております。 さて、これから梅雨の時期を迎えますが、新潟地方気象台からの北陸地方の向こう3か月の予報によりますと、降水量はほぼ平年並みか多く、6月から7月にかけては前線の影響で曇りや雨の日が多いとされております。 先月、災害対策基本法が改正され、住民等が取るべき行動指針であります大雨・洪水警戒レベル具体情報が改定されました。主な改正点といたしましては、「避難勧告」という文言が廃止され、警戒レベル4の避難情報が「避難指示」に一本化されました。このことによりまして、警戒レベル3で「高齢者等避難」を発令した際は、高齢者や障害のある方、乳幼児のいるご家庭など避難に時間を要する方に避難行動をお願いすることとなり、警戒レベル4で「避難指示」を発令した際は、市民の皆様にはちゅうちょなく必ず避難していただくことをお願いするものでございます。 これからの季節は、台風や大雨に伴う災害が発生する可能性が高くなります。市といたしましては、随時、災害に関する情報を発信してまいりますので、市民の皆様には災害に関する情報や避難情報などの確認をお願いし、様々な災害に備えていただきたいと思っております。 次に、4月17日には、平成15年9月1日から運行を開始したコミュニティバス「のっティ」の延べ利用者が300万人を突破いたしました。また、昨年12月19日には、シャトルバス「のんキー」も延べ利用者が20万人を突破しておりまして、これらのことを記念して、5月5日のこどもの日に、コミュニティバス「のっティ」「のんキー」に乗車した方を対象に、ののいちバス株式会社から記念品として、のっティ、のんキーのイラスト入り布製オリジナルエコバッグのプレゼントがございました。 これまで多くの方々にご利用いただいておりますコミュニティバス「のっティ」が地域に根差した公共交通として大変親しまれ、定着しているものと感じます。これからも、市民の暮らしを支えるコミュニティバスとして、さらなる利便性向上に努めてまいりたいと考えております。 次に、4月29日には春の叙勲の発表がございました。本市の関係では、粟田3丁目にお住まいで、元警察庁技官の戸水郷さんが瑞宝双光章を受章されました。また、本町4丁目にお住まいで、勤労統計など各種統計の調査員としてご精励をいただいた徳野清子さんが瑞宝単光章を受章されました。これまでのご功績とご労苦に対し改めて深く敬意を表しますとともに、心からお祝いを申し上げる次第であります。 次に、5月31日、6月1日に石川県で予定しておりました東京2020オリンピック聖火リレーでございますが、新型コロナウイルス感染拡大を受けて、公道でのリレーが中止となりました。 本市では、学びの杜ののいちカレードをスタートし、旧北国街道を通り、にぎわいの里ののいちカミーノをゴールとして、8人のランナーが聖火をつなぐ予定をいたしておりましたが、残念ながら実施には至りませんでした。 代わりに、金沢城公園三の丸広場において、聖火トーチを持ったランナーが次のランナーのトーチに聖火を移すトーチキス形式となり、本市を走る予定のランナーも参加されました。笑顔でそれぞれに楽しまれているランナーの皆さんの様子から、様々な思いを胸に、いかに心待ちにされていたのかと感銘を受けました。この思いがさらに多くの方々に伝わり、意義深いオリンピック・パラリンピックへとつながることを願うものでございます。 次に、企業との包括連携協定についてでございます。 先日、5月26日には、明治安田生命保険相互会社との健康増進に関する連携協定を締結いたしました。市が実施いたします健康教室研修会の講師、また健康相談時の健康測定会などを感染拡大の状況を考慮しながら、市と企業が連携して実施していく予定でございます。また、6月1日には、大塚製薬株式会社と同じく包括連携協定を締結し、健康づくりスポーツ振興などに関して幅広く連携を図っていくことといたしました。 市民主体市民協働の実践が進む中、こうした企業との連携を図っていくことは、多様化する市民ニーズに的確に対応していく上で大変有益なことであると思っておりますので、今後さらにこうした取組を進めてまいりたいと思っております。 それでは、本定例会提出案件及び報告の大要につきましてご説明させていただきます。 初めに、議案第33号から議案第35号までの3件は、一般会計及び特別会計の令和2年度補正予算に係る専決処分の承認を求めるものでございます。 まず、一般会計についてでございますが、歳入におきましては、地方譲与税地方交付税のほか、各種事務事業に係る国県支出金などにつきまして、決算見込みや交付額の決定に伴う調整を行った一方、歳出におきましては、新型コロナウイルスワクチン接種に関連する予算をはじめ、各種事務事業の確定や事業費の精査に伴う精算額、不用額などの調整を行ったものでございます。 その結果、歳入の増額と歳出の減額との差引額につきましては、財政調整基金繰入金減額補正を行うことにより収支の均衡を図ったもので、これにより歳入歳出それぞれ1億4,568万3,000円を減額し、予算総額を254億7,701万7,000円としたものでございます。 次に、国民健康保険特別会計につきましては、歳入では、保険税などの決算見込み保険給付費等交付金の確定に伴う調整を行った一方、歳出におきましては、保険給付費などの確定に伴い調整を行ったもので、これにより歳入歳出それぞれ8,748万7,000円を減額し、予算総額を41億5,030万4,000円としたものでございます。 次に、後期高齢者医療特別会計につきましては、歳入では、保険料の決算の見込みなどに伴う調整を行った一方、歳出におきましては、後期高齢者医療広域連合納付金過年度保険料還付金などの確定に伴い調整を行ったもので、これにより歳入歳出それぞれ1,353万4,000円を減額し、予算総額を5億2,514万円としたものでございます。 次に、議案第36号野々市税条例等の一部を改正する条例の専決処分の承認を求めるものでございます。 地方税法及び関係法令が改正されたことに伴い、専決処分を行ったものであります。 主な改正内容といたしましては、セルフメディケーション税制及び住宅ローン控除適用延長などにつきまして所要の改正を行うものでございます。 次に、議案第37号野々市介護保険条例の一部を改正する条例の専決処分の承認を求めるものでございます。 今回の改正は、介護保険法施行規則の改正に伴いまして、令和3年度から令和5年度までの各年度における基準所得金額について、介護保険料の10段階のうち、市町村民税本人課税層に当たる第7段階及び第8段階の境目となる基準所得金額をそれぞれ国の基準に合わせるものでございます。 なお、この改正につきましては、令和3年度分の介護保険料から適用するものでございます。 次に、議案第38号は、一般会計の令和3年度補正予算に係る専決処分の承認を求めるものでございます。 今回の補正は、新型コロナウイルス感染症対策に関する国の緊急支援策に対応する補正予算として、ひとり親世帯向け生活支援特別給付金として国の交付金を財源に、歳入歳出それぞれ3,700万円を計上したものでございます。 次に、議案第39号令和3年度野々市一般会計補正予算(第2号)についてでございます。 この補正では、長引く新型コロナウイルス感染症への対応として、「感染症拡大防止対策」「市民生活の支援」「地域経済の支援」の3つの柱に基づき予算編成をいたしました。 まず、1つ目の「感染症拡大防止対策」についてでありますが、コロナ禍によります中長期的な小中学校の臨時休校に備え、児童生徒が自宅からICTを活用して学習するための機器を整備することにいたしました。また、県の緊急事態宣言期間中の利用自粛に伴う保育料の減収補填や、民間保育園認定こども園放課後児童クラブへの感染予防に係る経費など、感染症対策を図りながら継続的に保育を実施するために必要な経費を計上いたしました。このほか、都市公園公共施設手洗い場自動水栓化についても整備を進めることといたしております。これらに係る経費といたしまして9,263万5,000円を計上いたしました。 2つ目の「市民生活の支援」についてでありますが、本市独自の新たな取組といたしまして、新生児の保護者の経済的負担を軽減するため、令和3年4月2日以降に誕生した新生児を対象に、紙おむつ、粉ミルクなど新生児用品を購入するための助成券を配布する新生児用品購入支援事業を実施したいと考えております。また、昨年に引き続きまして、75歳以上の高齢者を対象に敬老お祝いテイクアウト事業についても実施したいと思います。このほか、新型コロナウイルス感染症対策に関する国の緊急支援策として、ひとり親世帯以外を対象とした子育て世帯生活支援特別給付金の給付も遅滞なく行ってまいりたいと思っております。これらに係る経費といたしまして2,898万円を計上いたしました。 3つ目の「地域経済の支援」についてでありますが、昨年度に引き続き、石川県産業創出支援機構にご協力いただきまして、中小企業診断士等の専門家が事業者の経営相談を行う窓口を庁舎内に設置いたしました。今年度は、事前予約によるリモートでの経営相談となりますが、新型コロナウイルス感染症で影響を受ける事業者への支援を、切れ目なく引き続き実施してまいりたいと思っております。また、地域における消費喚起や経済を循環させることを目的に、市商工会が昨年に引き続き実施を計画されておりますプレミアム付商品券等発行事業を支援するため、1億円を計上いたしました。 そのほか、新型コロナウイルス感染症関連以外では、中学校におけるいじめ問題を調査する野々市市いじめ問題調査委員会に係る経費として2,220万円を計上いたしました。 これらの事業の執行に当たりましては、国の新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を最大限に活用するとともに、財政調整基金を繰入れすることにより、収支の均衡を図るものでございます。 これにより歳入歳出それぞれ2億4,831万5,000円を追加し、予算総額を192億8,531万5,000円とするものでございます。 次に、議案第40号野々市市総合計画審議会条例の一部を改正する条例についてでございます。 市の総合計画の審議などを行う上で、委員の任期満了の日以降も継続して審議を行うことが必要となる場合などにおきまして、委員の任期を延長できるよう所要の改正を行うものでございます。 次に、議案第41号野々市市固定資産評価審査委員会条例の一部を改正する条例についてでございます。 この改正は、国における行政手続の押印見直しに伴い、審査申出などに係る押印の規定について、所要の改正を行うものでございます。 次に、議案第42号野々市市手数料条例の一部を改正する条例についてでございます。 行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律の改正に伴い、個人番号カードの再交付手数料の定めについて、所要の改正を行うものでございます。 次に、議案第43号市道路線の廃止及び議案第44号市道路線の認定につきましては、関連がございますので一括してご説明を申し上げます。 今回の市道路線の廃止及び認定につきましては、現在施行中であります西部中央土地区画整理事業の施行区域内におきまして、事業の進捗に伴う認定が9路線、また廃止が1路線でございます。 次に、諮問第1号人権擁護委員の候補者の推薦についてでございます。 委員のうち、坂本光寿委員が令和3年9月30日をもって任期満了となりますが、人格、識見ともに高く、広く社会の実情に通じ、人権擁護について深い理解を持たれご活躍されておりますことから、引き続き推薦いたしたく議会の意見を求めるものでございます。 続きまして、報告第1号から報告第3号までの3件につきましては、一般会計、水道事業会計及び公共下水道事業会計について、それぞれ繰越しに係る計算書を地方自治法施行令及び地方公営企業法の規定によりご報告申し上げるものでございます。 最後に、寄附採納についてご報告させていただきます。 別紙のとおり、ふるさと納税で106件、企業版ふるさと納税で23件、一般寄附金で1件、寄附物件として10件のご寄附をいただきました。ご厚意に心から感謝とお礼を申し上げ、ご報告とさせていただきます。 以上、提出いたしました諸案件につきましてご説明申し上げましたが、何とぞ慎重にご審議の上、適切なるご決議を賜りますようお願い申し上げ、提案理由の説明とさせていただきます。 どうぞよろしくお願いいたします。      ----------------------------- △質疑・委員会付託・討論の省略 ○議長(中村義彦議員) お諮りいたします。これより日程第5として、ただいま提案されました諮問第1号につきましては、人事に関する案件につき、この際、質疑、委員会付託、討論を省略し、直ちに採決いたしたいと思います。これにご異議ございませんか。   〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(中村義彦議員) ご異議なしと認めます。よって、諮問第1号につきましては、即決することに決しました。      ----------------------------- △表決 ○議長(中村義彦議員) これより採決いたします。 諮問第1号人権擁護委員の候補者推薦につき意見を求めることについて採決いたします。 本件は、これを適任と認めることに賛成の方は起立願います。   〔賛成者起立〕 ○議長(中村義彦議員) 起立全員です。よって、諮問第1号人権擁護委員の候補者推薦につき意見を求める件は、これを適任と認めることに決しました。      ----------------------------- △休会の決定 ○議長(中村義彦議員) これより日程第6として、休会の件についてお諮りいたします。 議案調査のため、明日8日から14日までの7日間、休会いたしたいと思います。これにご異議ございませんか。   〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(中村義彦議員) ご異議なしと認めます。よって、以上のとおり休会することに決しました。      ----------------------------- △閉議 ○議長(中村義彦議員) 以上で本日の日程は全部終了いたしました。 次会は6月15日午前10時から会議を開きます。 本日はこれにて散会いたします。  午前10時40分散会┌―――――┬―――――――――――――――――――――――――――――――┐│招集年月日│           令和3年6月7日            │├―――――┼―――――――――――――――――――――――――――――――┤│招集の場所│           野々市市議会議事堂           │├―――――┼―――┬――――――――――――――┬―――┬――――――――┤│開閉会日時│開 会│令和3年6月7日午前10時00分│議 長│  中村義彦  ││  及び ├―――┼――――――――――――――┼―――┼――――――――┤│  宣告 │閉 議│令和3年6月7日午前10時40分│議 長│  中村義彦  │├―――――┼―――┴┬―――――┬――――┬――┴―┬―┴―――┬――――┤│出席及び │議席番号│ 氏 名 │出欠の別│議席番号│ 氏 名 │出欠の別││ 欠席議員├――――┼―――――┼――――┼――――┼―――――┼――――┤│     │ 1  │梅野智恵子│ ◯  │ 9  │中村義彦 │ ◯  ││     ├――――┼―――――┼――――┼――――┼―――――┼――――┤│     │ 2  │朝倉雅三 │ ◯  │ 10  │杉林 敏 │ ◯  ││出席15名├――――┼―――――┼――――┼――――┼―――――┼――――┤│     │ 3  │小堀孝史 │ ◯  │ 11  │辻 信行 │ ◯  ││欠席 0名├――――┼―――――┼――――┼――――┼―――――┼――――┤│     │ 4  │向田誠市 │ ◯  │ 12  │早川彰一 │ ◯  ││     ├――――┼―――――┼――――┼――――┼―――――┼――――┤│     │ 5  │北村大助 │ ◯  │ 13  │土田友雄 │ ◯  ││     ├――――┼―――――┼――――┼――――┼―――――┼――――┤│凡例   │ 6  │馬場弘勝 │ ◯  │ 14  │大東和美 │ ◯  ││◯は出席 ├――――┼―――――┼――――┼――――┼―――――┼――――┤│▲は欠席 │ 7  │安原 透 │ ◯  │ 15  │岩見 博 │ ◯  ││×は不応招├――――┼―――――┼――――┼――――┼―――――┼――――┤│     │ 8  │西本政之 │ ◯  │    │     │    │├―――――┴―――┬┴―――――┼――――┴―┬――┴―――┬―┴――――┤│会議録署名議員  │ 1 番  │梅野智恵子 │ 2 番  │ 朝倉雅三 │├―――――――――┼――――――┼――――――┼――――――┼――――――┤│ 職務のため出席 │事務局長  │ 清水 実 │事務局長補佐│ 源入陽子 ││ した者の氏名  ├――――――┼――――――┼――――――┼――――――┤│         │書記    │ 高木政人 │      │      │├―――――┬―――┴―――┬――┴――――┬―┴―――――┬┴――――――┤│     │市長     │ 粟 貴章  │教育総務課長 │ 塩田 健  ││     ├―――――――┼―――――――┼―――――――┼―――――――┤│     │教育長    │ 大久保邦彦 │       │       ││     ├―――――――┼―――――――┼―――――――┼―――――――┤│     │副市長    │ 山口 良  │       │       ││     ├―――――――┼―――――――┼―――――――┼―――――――┤│     │総務部長   │ 中田八千代 │       │       ││     ├―――――――┼―――――――┼―――――――┼―――――――┤│     │企画振興部長 │ 浅野 昇  │       │       ││     ├―――――――┼―――――――┼―――――――┼―――――――┤│地方自治法健康福祉部長 │ 堤 喜一  │       │       ││第121条├―――――――┼―――――――┼―――――――┼―――――――┤│により説明│土木部長   │ 中藪孝志  │       │       ││のため出席├―――――――┼―――――――┼―――――――┼―――――――┤│した者の職│教育文化部長 │ 山下かおり │       │       ││氏名   ├―――――――┼―――――――┼―――――――┼―――――――┤│     │総務課長   │ 押田浩三  │       │       ││     ├―――――――┼―――――――┼―――――――┼―――――――┤│     │秘書室長   │ 越柴一良  │       │       ││     ├―――――――┼―――――――┼―――――――┼―――――――┤│     │財政課長   │ 荒木俊雄  │       │       ││     ├―――――――┼―――――――┼―――――――┼―――――――┤│     │企画課長   │ 木戸口浩士 │       │       ││     ├―――――――┼―――――――┼―――――――┼―――――――┤│     │福祉総務課長 │ 増山 浄  │       │       ││     ├―――――――┼―――――――┼―――――――┼―――――――┤│     │建設課長   │ 道下和宏  │       │       │├―――――┴―――――――┴―――――――┼―――――――┴―――――――┤│議事日程・会議に付した議件・会議の経過  │別紙のとおり         │└―――――――――――――――――――――┴―――――――――――――――┘...