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09月04日-01号

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  1. 野々市市議会 2000-09-04
    09月04日-01号


    取得元: 野々市市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-15
    平成12年  9月 定例会(第3回)       ---------------------------- △開会・開議  9月4日午前10時04分開議                            出席議員18名     1番  徳野與志一議員      2番  大東和美議員     3番  無量井次歳議員      4番  辰野文治議員     5番  村本道治議員       6番  宮前 茂議員     7番  田中昭一議員       8番  北村成人議員     9番  上野弘子議員       10番  地崎弘吉議員     11番  山下志津枝議員      12番  村太武嗣議員     13番  内村栄一議員       14番  山田清司議員     15番  井上 昇議員       16番  岩見 博議員     17番  塩田 整議員       18番  中野喜佐雄議員       ----------------------------- ○議長(井上昇君) ただいまから平成12年第3回野々市町議会定例会を開会します。 出席議員地方自治法第113条に規定する定足数に達しておりますので、これから本日の会議を開きます。       ----------------------------- △議長諸報告 ○議長(井上昇君) 議事日程は、お手元に配付のとおりです。 地方自治法第121条の規定によって、本定例会の説明のため出席を求めた者、委任を受けた説明員の氏名は、お手元に配付のとおりです。     出席を求めた者     町長        安田彦三君                 教育委員長     清水外司英君     委任を受けた説明員   助役        杉井宏美君                 収入役       櫻井輝男君                 教育長       田村昌俊君                 総務部長      田中 宣君                 民生部長      堀 輝夫君                 産業建設部長    宮崎昭男君                 教育部長      山原良一君                 参事兼水道課長   平木 進君                 総務課長      堂坂雅光君                 企画財政課長    久保 昇君                 税務課長      山口 浩君                 住民課長      山田利江君                 福祉課長      中田静夫君                 長寿保険課長    西本正明君                 保健環境課長    西川昇剛君                 農政課長      澤村 勇君                 商工労働課長    丸山由一君                 土木課長      古源憲一君                 都市計画課長    野村 満君                 下水道課長     小西敏克君                 会計課長      中川保夫君                 学校教育課長    西村 進君                 生涯学習課長    柳田正久君                 文化課長      高本 実君                 スポーツ振興課長  宮前 諭君 ○議長(井上昇君) 平成12年7月28日付で、野々市町北西部土地区画整理組合理事長黒山茂氏より、要望書が議長あてに提出されておりますので、写しをお手元に配付しておきました。       -----------------------------会議録署名議員の指名 ○議長(井上昇君) これから会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は、会議規則第120条の規定によって、1番議員、徳野與志一君、2番議員、大東和美さんを指名します。       ----------------------------- △会期の決定 ○議長(井上昇君) これから本定例会の会期についてを議題とします。 お諮りします。本定例会の会期は、本日から9月14日までの11日間にしたいと思います。これにご異議ありませんか。  〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(井上昇君) 異議なしと認めます。したがって、本定例会の会期は本日から9月14日までの11日間に決定しました。       ----------------------------- △議案の上程 ○議長(井上昇君) これから議案第52号から議案第63号及び報告第4号と第5号、以上14件を一括議題とします。       -----------------------------提案理由の説明 ○議長(井上昇君) 安田町長から提案理由の説明を求めます。  〔町長(安田彦三 君) 登壇〕 ◎町長(安田彦三君)  改めましてごあいさつ申し上げます。おはようございます。 今年の夏は、昨年に引き続き大変暑い夏でございましたが、今なお残暑厳しき日が続いております。新聞等々見ますとまだ1週間あたり30度を超すという暑い日が続きますが、そろそろ夏の疲れも出る季節になりましたので、議員各位にはどうぞご健勝に注意しながら、ご活躍あらんことをお祈りしまして、本題に入らせていただきます。 本日、平成12年第3回野々市町議会定例会が開催されますに当たり、提出しました諸議案につきまして、その概要をご説明申し上げ、あわせて町政運営につきまして所信の一端を述べさせていただきます。 このたびの定例会では、一般会計補正予算を初め、平成11年度の決算認定など12議案と報告2件につきましてご審議を願うものでございます。 初めに、去る7月4日から7月10日までの間、石川郡町村会主催によりますフィンランドスウェーデン北欧行政視察に参加する機会を得ました。大変ありがとうございました。 ご承知のように、北欧諸国社会福祉は「公的費用を用い、主として公的部門によって実施されている福祉制度」と言われております。北欧諸国の税負担や社会保障負担など国民負担世界最高水準となっております。この負担をこれ以上引き上げることが大変難しい中、歳出削減という痛みを伴う社会保障制度改革が実施されております。 フィンランドにおきましては、補助金支給方法比率方式から定額方式に改めたり、年金支出削減措置算定基礎計算の改正、失業手当の削減などにより、社会福祉維持のための施策が講じられております。 また、スウェーデンでは高い高齢化率に伴う高齢者福祉制度について理解を深めてまいりました。 コミューンを中心とした──コミューンというのは我が日本で言いますと市町村ということになりますが、そういった市、町、村の区別はございませんが、そういった制度でございます──こういったコミューンを中心としたサービスの提供や民間団体における活発な活動、あるいは支援のほか、エーデル改革と呼ばれる高齢者サービスの改革の実情とその評価等、我が国にとっても参考になる施策でございました。 我が国と北欧の国民負担の対GDPの比較を参考までに申し上げますと、日本の国民負担率は28.5%でございます。フィンランドでは48.2%でございます。国民負担率でございます。スウェーデンでは何と52.0%、ノルウェーでは41.1%、デンマークでは52.2%という高い国民負担、いわゆる高負担の高福祉というふうに言われているのが北欧の福祉制度でございます。 その他、バリアフリーに基づく都市計画の現状や関連施設、ストックホルムでの歴史街並保存地区における都市再開発などの視察も行ってまいりました。 今回の行政視察の成果を今後のまちづくりに、あるいは福祉施策に役立てていきたいと思っております。 次に、新庁舎の設計プロポーザルについてでございます。当町の新庁舎に係る設計委託者につきましては、高度の技術性、芸術性、創造性等が必要と判断し、設計プロポーザル技術提案)方式による選定をいたしたところでございます。 提出されましたプロポーザルを審査するため、建築や環境、デザインの専門家4人を含む5人の委員に委嘱をお願いし、新庁舎設計プロポーザル審査委員会を7月に設置いたしました。 現在、10社の設計事務所に対しましてプロポーザル提出要請を行っているところでもございます。今月14日には課題につきましての提案がなされます。提案されましたプロポーザルにつきましては、19日にヒヤリングを実施し、審査後、技術力、経験、企画力に加えまして、まちづくりの観点からも期待できるような最適設計者を選定したいと思っております。 なお、新庁舎の基本設計は、予定どおり本年度中に完了をしたいと思っております。 次に、野々市まちづくり21町民会議の提案についてでございます。 本年2月4日に設立されました町民会議は、21世紀における野々市町の将来に向けた都市像につきまして、4つの分科会において活発な議論がなされました。7月14日には全体会議が行われ、貴重な提案を答申として取りまとめていただきました。町の各界を代表いたします49名の方々からいただきました熱い思いや町民の声を大切にしながら、本年度に策定いたします野々市町総合計画21に反映させたいと思っております。 ご参加いただきました委員の皆様に心より厚く御礼を申し上げますとともに、今後とも住みよいまちづくりのためのご協力を賜りますようお願いを申し上げる次第でございます。 次に、全国で1万人以上の被害者を出しました雪印乳業の低脂肪乳による食中毒についてでございます。 6月末に発生しました黄色ブドウ球菌の毒素による食中毒は、乳製品全般について安全に対する信頼を失墜させたものと言わざるを得ません。8月に入り厚生省の安全宣言が出されたものの、その後再び脱脂粉乳の保存サンプルからエンテロトキシンAが検出されるなど混乱が続いております。 北陸三県には、松任市の北陸工場で生産した製品が供給されております。当町では幸いにしてこの時期、学校給食での牛乳、乳製品において雪印製品は使用されておりません。食品衛生上の問題にとどまらず、人の健康に影響のある食品を扱っているという自覚を再度促したいと思っております。 町といたしましては、今後とも厚生省や県の指導のもと、乳製品の納入時には対象食品や工場名、業者等十分に確認しながら安全管理面の徹底を図ってまいりたいと思っております。 次に、第52回石川県民体育大会についてでありますが、本年の大会は輪島市を主会場において、奥能登全域で3日間にわたり熱戦が繰り広げられました。 野々市町は総勢448名の選手団により、25競技44種目に出場いたしました。各競技団体のチームワークと選手一人一人の努力によりまして、男子、女子ともに準優勝の成績をおさめることができました。 念願でありました平成7年度以来の男女アベック優勝の目標には達しませんでしたが、次年度に向けて各競技力の一層の向上を図り、関係団体、選手の皆様方のご健闘をお祈りするものでございます。 非常に暑い中でございました。応援を展開していただきました町民、議員の皆様方の熱い応援を心から感謝申し上げますと同時に、今後ともご支援、ご協力を賜りますようお願い申し上げるものでございます。 また、今月30日から10月2日にかけまして、第13回全国スポーツレクリエーション祭エアロビック大会本町スポーツセンターを会場に開催されます。昨年5月末には、町の実行委員会を設立いたして以来、今日まで専門委員会や部会で具体的な企画及び実施計画等検討を重ねてまいりました。 全国各地から参集される選手、監督以下54チーム、約260名の方々をお迎えするわけでございます。アトラクションに町の伝統行事を取り入れながら、野々市町を全国に向けてアピールするよい機会だと考えております。各団体の方々のご協力もいただきながら、役場職員も約半数の方々のお手伝いも予定しております。思い出深い石川県大会になるよう、準備に万全を尽くしてまいりたいと思っております。 それでは本定例会の提出案件につきまして、順次ご説明を申し上げます。議案第52号から議案第54号までの3件は、一般会計を初めとした平成12年度の補正予算でございます。 まず、一般会計補正予算(第2号)についてございます。 今回の補正は、近年目覚しい進歩を遂げております情報技術、いわゆるIT分野活用のための構想となります郵政省のテレトピア指定地域を視野に入れた地域情報化計画策定費を初め、行政センター建設基金に2億円を積み増すとともに、教育センター少年育成センターの充実を図るための改修費や公共事業の認証額の確定等に伴う土木費関連の補正を中心に3億8,271万5,000円を追加し、予算総額を130億5,271万5,000円とするものでございます。 国民健康保険特別会計補正予算(第1号)につきましては、介護納付金の当初金額の決定に伴う補正及び本年より受診期間を1カ月延長し、3カ月としたことで受診者がふえたことによる人間ドック事業費など184万7,000円を追加いたしまして、予算総額を24億784万7,000円とするものでございます。下水道事業特別会計補正予算(第1号)につきましては、国の補助交付額の決定により、公共下水道事業費及び流域下水道事業費で2億3,423万円を追加いたしまして、予算総額を24億7,523万円とするものでございます。 次に、議案第55号から議案第61号までの7件は、平成11年度各会計の決算認定についてでございます。 まず、一般会計歳入歳出決算についてご説明を申し上げます。 平成11年度では、高齢者福祉基幹的施設といたしましてかねてから建設を進めてまいりました富樫苑が、去る2月に開所の運びとなりました。その一方では、介護保険の円滑な導入体制の整備に万全を期してまいったところでもございます。 地方分権行政改革の面では、情報公開条例及び個人情報保護条例の制定、事務の合理化、効率化による経常経費縮減に努めてまいりました。また、区画整理街路事業など生活基盤の整備にも引き続き努力してまいったところでもございます。 決算額は、歳入総額138億9,923万4,103円に対し、歳出総額は135億9,335万1,067円となりまして、収支差引では3億588万3,036円となりました。ここから繰越明許財源を除いた実質収支では2億1,178万7,047円となった次第でございます。 地方分権の時代を迎え、今後、住民ニーズが多様化いたし、自治体の自己決定自己責任が問われる状況の中で、その財政環境はさらに厳しさを増していくことが予想されるわけでございます。 本町におきましては、歳入面では自主財源の根幹であります町税の堅調な伸びに支えられ、一方の歳出面では節約を旨といたしまして効率的な予算執行に努めてきた結果、財政関係の指標はいずれも良好に推移をいたしております。 代表的な財政指標であります経常収支比率は73.4%と前年を5.1ポイント下回り、大幅に改善をされました。 また、起債制限比率は10.8%、公債費比率は16.7%となり、ともに3年連続で改善されております。 こうして引き続き健全財政を維持できましたことは、ひとえに議員各位並びに町民の皆様ののご理解とご協力のたまものと心より感謝申し上げる次第でございます。次に、土地取得特別会計についてご説明を申し上げます。平成7年度に取得いたしました町施行の扇が丘住吉土地区画整理事業用地について、平成8年度以降順次一般会計に売り払いを行っているものでございまして、平成11年度の決算額は歳入歳出同額で、それぞれ1億3,702万7,943円となった次第でございます。次に、国民健康保険特別会計についてでございます。平成11年度は、ふえ続ける老人医療費抑制策といたしまして、人間ドック事業を初めとする保健事業の推進に重点を置くとともに、レセプト点検、被保険者資格確認など保険財政の安定化にも努めてまいったところでございます。この結果、決算額は歳入総額23億1,856万8,252円、歳出総額22億9,715万7,217円となり、実質収支では2,141万1,035円の黒字となった次第でございます。 被保険者増による保険給付費の増、老人保健拠出金の増、加入者の低所得化傾向など、今後も厳しい財政運営が予想されますことから、収納率の向上対策、医療費の適正化対策をさらに強化するとともに、保健事業の推進に一層の努力を傾けてまいりたいと考えております。次に、老人保健特別会計についてご説明申し上げます。歳入総額は、29億1,199万2,481円、歳出総額は29億4,416万8,807円で、収支差引3,217万6,326円の赤字となり、一時的に歳入不足が生じたことから、翌年度歳入からの繰上充用とする措置をとったものでございます。 近年の老人医療費の増加は、高齢化社会の進展に伴う老人医療受給者の増が要因でございまして、今後、介護保険制度のスタートに伴う老人医療制度への影響や国の医療保険制度改革の動向に注目すると同時に、老人医療費の適正化と、これまで以上に健康管理及び健康保持体制強化のため、老人保健事業推進に努めてまいりたいと存じます。次に、下水道事業特別会計でございます。平成11年度におきましては、整備面積69.9ヘクタール中、管渠延長13.6キロメートルの整備を行ったところでございます。  決算額は、歳入総額31億4,751万8,208円、歳出総額31億1,975万6,724円で、収支差引2,776万1,484円となりました。ここから繰越明許財源を除いた実質収支は2,009万234円となった次第でございます。 平成11年度末における整備済み面積の累計は、事業認可区域面積509ヘクタールの87.1%に当たる443.5ヘクタールとなっております。次に、地域振興券交付事業特別会計についてご説明申し上げます。この特別会計は、国の平成10年度補正予算を受けて設置いたしたものでございまして、平成11年度につきましては、その全額が前年度からの繰越予算として執行されたものでございます。決算額は歳入歳出同額で1億3,786万1,154円となりまして、最終的な換金率は99.7%となったわけでございます。 次に、水道事業会計についてご説明を申し上げます。21世紀を目の前に控え、快適で潤いのある生活環境をつくり上げていく上では、水道の果たす役割はますます重要になっております。その中で、将来にわたる水の安定供給を推進するため、平成11年度も引き続き第4次拡張事業を積極的に推進するとともに、公共下水道事業及び土地区画整理事業に伴う上水道配水管布設工事などに取り組んでまいりました。この結果、収益的収支では収入7億2,569万1,250円に対し、支出は6億8,595万3,213円 で、差引3,973万8,037円となり、消費税及び地方消費税を差し引いた純利益は2,614万 6,818円となった次第でございます。一方、資本的収支では、収入4億4,311万4,050円に対し、支出は8億440万5,394円となり、不足する3億6,129万1,344円につきましては、積立金、損益勘定留保資金などにより補てんを行ったところでございます。以上の各会計決算具体的内容につきましては、主要な施策の成果に関する説明書のとおりでございます。 事務事業がますます複雑多岐にわたる昨今の状況にありましては、限られた財源を有効に活用し、効率的かつ計画どおりに執行することができましたことをここにご報告申し上げる次第でございます。議案第62号と議案第63号の2件につきましては、いずれも教育委員会委員の任命についてでございます。 委員のうち、粟田2丁目228番地・高桑繁さん、本町2丁目17番21号・田村昌俊さんが9月30日で任期満了となりますが、田村昌俊さんには引き続き任命いたしたく、また高桑さんの後任といたしまして、教育行政に明るく識見豊かな中林5丁目45番地・北本正さんを任命したいと思っておりますので、よろしくご同意を賜わりますようお願いを申し上げる次第でございます。高桑さんにおかれましては、昭和59年10月より16年の間、町の教育に並々ならぬ情熱を注がれ、地方教育行政の発展に尽くされてまいりました。ここに深く感謝とお礼を申し上げる次第でございます。 次に、野々市町土地開発公社及び財団法人野々市体育施設管理事業団のそれぞれの経営状況についてでございますが、当町が出資している法人について、地方自治法第243条の3第2項の規定により報告いたすものでございます。最後に、寄附行為についてでございますが、別紙のとおり3件の寄附がございました。大変厳しい経済情勢の中に心温まるご寄附をいただきました。心から御礼を申し上げまして、ご報告いたします。以上、提出しました諸案件につきましてご説明を申し上げましたが、何とぞ慎重にご審議の上、適切なるご決議を賜わりますようお願い申し上げまして、提案理由の説明とさせていただきます。 ありがとうございました。      ----------------------------- △質疑・討論の省略 ○議長(井上昇君) お諮りします。ただいま提案されました議案第62号及び第63号野々市教育委員会委員の任命につき同意を求めることにつきましては、人事に関する案件につき、この際、質疑及び討論を省略し、直ちに採決いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。  〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(井上昇君) 異議なしと認めます。よって、議案第62号及び議案第63号は即決することに決定しました。       ----------------------------- △表決
    ○議長(井上昇君) これより表決いたします。 議案第62号を採決します。 本件は、これに同意することに賛成の方は起立願います。  〔賛成者起立〕 ○議長(井上昇君) 起立全員です。したがって、議案第62号野々市教育委員会委員の任命につき同意を求める件は、これに同意することに決定しました。 ○議長(井上昇君) 次に、議案第63号を採決します。 本件は、これに同意することに賛成の方は起立願います。  〔賛成者起立〕 ○議長(井上昇君) 起立多数です。したがって、議案第63号野々市教育委員会委員の任命につき同意を求める件は、これに同意することに決定しました。      ----------------------------- △議案の上程 ○議長(井上昇君) これから議会議案第6号から第9号を議題とします。      -----------------------------提案理由の説明(議会議案第6号) ○議長(井上昇君) 議会議案第6号について、提出者から提案理由の説明を求めます。1番議員、徳野與志一君。  〔1番(徳野與志一 君) 登壇〕 ◆1番(徳野與志一君) 意見書案を朗読し、提案理由の説明にかえます。議会議案第6号         「地震防災対策特別措置法」の改正に関する意見書 地震大国と言われている我が国においては、平成7年1月に発生した阪神・淡路大震災の教訓を踏まえて、国が平成7年6月に「地震防災対策特別措置法」を制定し、これに基づいて地方公共団体地震防災緊急事業五箇年計画を定め、この計画を中心に各般にわたる地震対策を鋭意講じてきたところである。 しかしながら、平成11年に発生したトルコ・台湾における地震災害で、改めて地震対策の重要性が再認識されたにもかかわらず、財政上の制約等により、現行計画の進捗率が低い状況にある。このような状況などにかんがみて、次期の地震防災緊急事業五箇年計画においても、地震防災上緊急に整備すべき施設等の整備を強力に推進することにより、地域住民の生命と財産の安全確保になお一層努めていく必要がある。 よって、国は、「地震防災対策特別措置法」に基づく地震防災緊急事業の拡充・強化を図るとともに、同法に基づく国の負担又は補助の特例措置が次期の地震防災緊急事業五箇年計画にも適用されるよう特段の配慮を要望する。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。   衆議院議長    綿貫民輔殿   参議院議長    斎藤十朗殿   内閣総理大臣   森 喜朗殿   国土庁長官    扇 千景殿   農林水産大臣   谷 洋一殿   建設大臣     扇 千景殿   大蔵大臣     宮澤喜一殿   林野庁長官    伴 次雄殿   自治大臣     西田 司殿   文部大臣     大島理森殿   水産庁長官    中須勇雄殿   消防庁長官    鈴木正明殿   厚生大臣     津島雄二殿   運輸大臣     森田 一殿                         石川県石川郡野々市町議会 平成12年9月4日  野々市町議会議長 井上 昇殿                   提出者  野々市町議会議員  徳野與志一                   賛成者  野々市町議会議員  山田清司                          〃       無量井次歳                          〃       岩見 博                          〃       中野喜佐雄                          〃       大東 和美 議員各位におかれましては、本意見書案を慎重に審議の上、可決されるようお願いいたします。      -----------------------------提案理由の説明(議会議案第7号) ○議長(井上昇君) 議会議案第7号について、提出者から提案理由の説明を求めます。9番議員、上野弘子さん。  〔9番(上野弘子 君) 登壇〕 ◆9番(上野弘子君) 意見書案を朗読し、提案理由の説明にかえます。議会議案第7号   道路特定財源制度の堅持と新道路整備五箇年計画の推進に関する意見書 本町においては、高齢化、少子化が進展している中、21世紀の社会基盤を計画的に充実させ、豊かで活力ある地域づくり、ゆとり・うるおいのある生活環境の創造、安全で安心できるまちづくりを推進するため、各種の施策を展開しているところである。 本町の基本計画を推進し、豊かで活力ある地域社会の実現のためには、新道路整備五箇年計画に基づき、市町村道から高規格幹線道路に至る道路網の整備等を長期的な視点に立って着実に整備することが必要不可欠である。 よって、政府におかれては、道路整備の重要性を十分認識し、平成13年度予算編成において、次の事項が確保されるよう強く要望する。                    記1 新道路整備五箇年計画に基づき、円滑に道路整備を推進するため、引き続き道路特定財源制度及び道路整備特別会計制度を堅持するとともに、一般財源を大幅に投入し道路整備費を拡大すること。2 受益者負担の原則で行われている道路特定財源の一般財源化は行わないこと。3 地域の住民生活の向上と、地域経済の発展を図り、活力ある地域づくりのため、市町村道から高規格幹線道路に至る道路網の整備を着実に推進すること。4 地方の道路財源を確保するとともに、地方財政対策を充実すること。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。   衆議院議長    綿貫民輔殿   参議院議長    斎藤十朗殿   内閣総理大臣   森 喜朗殿   大蔵大臣     宮澤喜一殿   建設大臣     扇 千景殿   自治大臣     西田 司殿   国土庁長官    扇 千景                        石川県石川郡野々市町議会 平成12年9月4日  野々市町議会議長 井上 昇殿                  提出者  野々市町議会議員  上野弘子                  賛成者  野々市町議会議員  辰野文治                        〃        内村栄一                        〃        大東和美                        〃        中野喜佐雄 議員各位におかれましては、本意見書案を慎重に審議の上、可決されるようお願いいたします。      -----------------------------提案理由の説明(議会議案第8号) ○議長(井上昇君) 議会議案第8号について、提出者から提案理由の説明を求めます。18番議員、中野喜佐雄君。  〔18番(中野喜佐雄 君)登壇〕 ◆18番(中野喜佐雄君) 意見書案を朗読し、提案理由の説明にかえます。議会議案第8号     新しい学校教育確立に向けた教育予算の充実を求める意見書教育改革は、教育を福祉と並ぶ社会の中心課題に据えて、広く国民合意を形成しながら進められてきました。しかし、平成12年度教育予算の国家予算に占める割合はついに7%を切るなど、他の予算の伸びに比べて低くなっています。 教科書無償制度は、憲法・教育基本法で保障された義務教育の機会均等の精神にもとづくものであり、引き続き同制度が堅持されることを求めるものです。日本の公教育制度の中で私学が果たしている役割は大きく、大学では学生数の8割が私立大学に在学、また私立高校は全高校数の約24%を占め、生徒数は約131万人(全高校生の約3割)になっています。今年度、一定の増額があったものの、引き続きさらなる確保に努められるよう要望いたします。 「いじめ・不登校」「高校中退」「中学校における新しい荒れ」「学級崩壊」といった山積する教育課題を克服し、教育改革を進めるためには子ども・保護者・教職員が相互に信頼で結ばれ、子ども一人ひとりの個性を尊重する豊かな教育が必要です。そのためには教職員の意識改革とともに現行の40人学級を改め、欧米なみの30人以下学級をめざした学級規模の縮小と多様な授業形態が行える教職員の配置が求められます。「教育は未来への先行投資」といわれます。子どもたちの笑顔があふれる21世紀の希望ある学校の創造にむけ、平成13年度の予算要求、予算案策定にあたり、以上の項目を中心とする教育予算の充実を強く要望いたします。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出します。   衆議院議長    綿貫民輔殿   参議院議長    斎藤十朗殿   内閣総理大臣   森 喜朗殿   官房長官     中川秀直殿   大蔵大臣     宮澤喜一殿   文部大臣     大島理森殿   自治大臣     西田 司殿                        石川県石川郡野々市町議会 平成12年9月4日  野々市町議会議長 井上 昇殿                    提出者  野々市町議会議員  中野喜佐                    賛成者  野々市町議会議員  上野弘子                            〃      大東和美                            〃      地崎弘吉 議員各位におかれては、本意見書案を慎重に審議の上、可決されるようお願いをいたします。      -----------------------------提案理由の説明(議会議案第9号) ○議長(井上昇君) 議会議案第9号について、提出者から提案理由の説明を求めます。12番議員、村太武嗣君。  〔12番(村太武嗣 君)登壇〕 ◆12番(村太武嗣君) 意見書案を朗読し、提案理由の説明にかえます。議会議案第9号 市町村合併に関する意見書 私たちは、市町村合併は強制ではなく、住民の自主的判断によらなければならないと考える。いま、政府与党において町村合併を行う場合の市となる人口要件を「3万人以上」に緩和するとともに、連たん戸数の要件を適用しないことも検討されているようである。 地方自治法第8条第1項には、市となるべき人口要件等が規定されているが、すでに平成10年12月の合併特例法の改正により「5万人以上」が「4万人以上」とされており、更に要件を緩和することになれば市と町村を区分けする法の趣旨が極めて曖昧となる。 もとより町村は、限られた財源のなかで地方分権にふさわしい地域社会の構築と住民福祉の向上のため、住民と行政が一体となって行財政改革等に積極的に取り組んでいるところである。 国・地方を通じて極めて厳しい財政状況の下、真の地方分権型社会を確立するためには、国は、まず、国庫補助負担金の整理合理化等を積極的に進めるとともに、更なる権限委譲と地方税財源の充実・確保を図るべきである。 市町村合併は、条件が整った地域から住民合意の下、自主的におこなわれるべきものであり、地域の実情を無視した性急な合併は、かつての経験に鑑みても、行政サービスの低下や地域格差の拡大につながることが懸念され、絶対に行うべきではない。 国においては、市町村合併をすすめるにあたっては地域住民の意思を十分尊重し、真に自主的なものとなるよう強く要望する。また、県による合併推進要綱の提示等が強制合併につながることのないよう十分に配慮すること。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。   衆議院議長    綿貫民輔殿   参議院議長    斎藤十朗殿   内閣総理大臣   森 喜朗殿   大蔵大臣     宮澤喜一殿   自治大臣     西田 司                      石川県石川郡野々市町議会 平成12年9月4日  野々市町議会議長 井上 昇殿                  提出者 野々市町議会議員 村太 武                  賛成者 野々市町議会議員 無量井次歳                        〃      中野喜佐雄                        〃      徳野與志一                        〃      岩見 博 議員各位におかれましては、本意見書案を慎重に審議の上、可決されるようお願いいたします。      ----------------------------- △議案の上程 ○議長(井上昇君) これから請願第2号を議題とします。      -----------------------------提案理由の説明(請願第2号) ○議長(井上昇君) 請願第2号について、紹介議員から提案理由の説明を求めます。16番議員、岩見博君。  〔16番(岩見博 君)登壇〕 ◆16番(岩見博君) 請願文を朗読し、提案理由の説明にかえさせていただきます。請願第2号      消費税率の引き上げをしないよう国に求める請願書                紹介議員 野々市町議会議員  岩見 博 政府税制調査会が、消費税を「基幹税」として税制の中心に位置付け、消費税の引き上げの方向を盛り込んだ税制改革の「中期答申」を首相に提出しました。 先の総選挙は、政党、候補者の公約・政策にもとづき、少なくとも4年間の日本の進むべく方向を国民が選択する場であったことは明らかです。 しかし、くらしと経営に大きく影響をあたえる消費税率の引き上げについて、国民に示した政党はありませんでした。その総選挙の直後に消費税率引き上げの方向が打ち出され、具体化がすすむとなれば大問題です。 景気は緩やかに回復に向かっていると政府は発表していますが、景気回復を示す、消費購買力は依然として停滞したままです。 国民の生活不安を解消しなければ、真の景気回復は望めません。 そこで、次のことを貴議会に請願いたします。(請願事項)一、消費税率の引き上げをしないよう国会に意見書を上げてください。                                 以上 2000年8月24日                 請願人  消費税廃止石川県各界連絡会                           代表  中川弘雄 野々市町議会議長 井上 昇殿議員各位の慎重な審議の上、採択されるよう要望いたします。      ----------------------------- △閉議 ○議長(井上昇君) 以上で本日の日程は全部終わりました。再開は9月8日午前10時とします。本日はこれで散会します。午前10時54分散会┌─────┬───────────────────────────────┐│招集年月日│      平成12年9月4日                 │├─────┼───────────────────────────────┤│招集の場所│       野々市町議会議事堂               │├─────┼───┬──────────────┬───┬────────┤│開閉会日時│開会 │平成12年9月4日午前10時00分│議長 │  井上 昇  ││ 及び  ├───┼──────────────┼───┼────────┤│   宣告│閉議 │平成12年9月4日午前10時54分│議長 │  井上 昇  │├─────┴───┴┬─────┬────┬──┴─┬─┴───┬────┤│     │議席番号│ 氏名  │出欠の別│議席番号│ 氏名  │出欠の別││     ├────┼─────┼────┼────┼─────┼────┤│     │ 1  │徳野與志一│ ◯  │ 10 │地崎弘吉 │ ◯  ││     ├────┼─────┼────┼────┼─────┼────┤│出席及び │ 2  │大東和美 │ ◯  │ 11 │山下志津枝│ ◯  ││ 欠席議員├────┼─────┼────┼────┼─────┼────┤│     │ 3  │無量井次歳│ ◯  │ 12 │村太武嗣 │ ◯  ││     ├────┼─────┼────┼────┼─────┼────┤│出席18名│ 4  │辰野文治 │ ◯  │ 13 │内村栄一 │ ◯  ││     ├────┼─────┼────┼────┼─────┼────┤│欠席 0名│ 5  │村本道治 │ ◯  │ 14 │山田清司 │ ◯  ││     ├────┼─────┼────┼────┼─────┼────┤│     │ 6  │宮前 茂 │ ◯  │ 15 │井上 昇 │ ◯  ││     ├────┼─────┼────┼────┼─────┼────┤│凡例   │ 7  │田中昭一 │ ◯  │ 16 │岩見 博 │ ◯  ││◯は出席 ├────┼─────┼────┼────┼─────┼────┤│▲は欠席 │ 8  │北村成人 │ ◯  │ 17 │塩田 整 │ ◯  ││×は不応招├────┼─────┼────┼────┼─────┼────┤│     │ 9  │上野弘子 │ ◯  │ 18 │中野喜佐雄│ ◯  │├─────┴───┬┴────┬┴────┴─┬──┴──┬──┴────┤│ 会議録署名議員 │ 1番  | 徳野與志一 │ 2番  │ 大東和美  │├─────────┴──┬──┴─┬─────┴─┬───┼───────┤│職務の為出席した者の氏名│事務局長│北 精二   │書記 │絹川雅司   │├─────┬──────┴┬───┴───┬───┴───┼───────┤│     │町長     │安田彦三   │       │       ││     ├───────┼───────┼───────┼───────┤│     │教育委員長  │清水外司英  │       │       ││     ├───────┼───────┼───────┼───────┤│地方自治法│助役     │杉井宏美   │       │       ││第121条├───────┼───────┼───────┼───────┤│により説明│収入役    │櫻井輝男   │       │       ││のため出席├───────┼───────┼───────┼───────┤│した者の職│教育長    │田村昌俊   │       │       ││氏名   ├───────┼───────┼───────┼───────┤│     │総務部長   │田中 宣   │       │       ││     ├───────┼───────┼───────┼───────┤│     │民生部長   │堀 輝夫   │       │       ││     ├───────┼───────┼───────┼───────┤│     │産業建設部長 │宮崎昭男   │       │       ││     ├───────┼───────┼───────┼───────┤│     │教育部長   │山原良一   │       │       ││     ├───────┼───────┼───────┼───────┤│     │参事兼水道課長│平木 進   │       │       ││     ├───────┼───────┼───────┼───────┤│     │総務課長   │堂坂雅光   │       │       ││     ├───────┼───────┼───────┼───────┤│     │企画財政課長 │久保 昇   │       │       ││     ├───────┼───────┼───────┼───────┤│     │長寿保険課長 │西本正明   │       │       ││     ├───────┼───────┼───────┼───────┤│     │下水道課長  │小西敏克   │       │       │├─────┴───────┴───────┼───────┴───────┤│ 議事日程・会議に付した議件・会議の経過 │ 別紙のとおり        │└─────────────────────┴───────────────┘...