平成 8年 6月
定例会(第3回) -
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△開会・
開議 6月11日午前10時07分
開議 出席議員18名 1番
辰野文治議員 2番
村本道治議員 3番
宮前 茂議員 4番
田中昭一議員 5番
北村成人議員 6番
上野弘子議員 7番
地崎弘吉議員 8番
中道 明議員 9番
山下志津枝議員 10番 西
孝夫議員 11番 村太
武嗣議員 12番
内村栄一議員 13番
山田清司議員 14番
井上 昇議員 15番
中村達雄議員 16番
岩見 博議員 17番 塩田
整議員 18番
中野喜佐雄議員 ----------------------------
○
議長(
山田清司君) ただいまから
平成8年第3回
野々市町議会定例会を開会します。
出席議員は
地方自治法第113条に
規定する定足数に達していますので、これから本日の
会議を開きます。
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△
会議時間の
延長
○
議長(
山田清司君) あらかじめ
会議時間の
延長をしておきます。
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△
議長諸
報告
○
議長(
山田清司君)
議事日程は、お
手元に
配付のとおりです。
地方自治法第121条の
規定によって、本
定例会の
説明のため
出席を求めた者、
委任を受けた
説明員の氏名は、お
手元に
配付のとおりです。
出席を求めた者
町長 安田彦三君
教育委員長 喜多禎一君
委任を受けた
説明員 助役
杉井宏美君
収入役 櫻井輝男君
教育長 東谷 弘君
総務部長 田中 宣君
民生部長 村田博之君
産業建設部長 藤江洋範君
教育部長 宮崎昭男君
民生部参事 吉田 勇君
産業建設部参事 平木 進君
総務課長 山原良一君
企画財政課長 堂坂雅光君
税務課長 久保 昇君
民生部課長 木戸健次君
福祉課長 堀 輝夫君
保健衛生課長 澤村 勇君
農産課長 宮前 諭君
土木課長 野村 満君
都市計画課長 山口 浩君
下水道課長 古
源憲一君
会計課長 作田 強君
水道課長 朝倉忠雄君 生涯
学習課長 西川昇剛君
文化課長 西本正明君
体育課長 中川保夫君 書記に
中村彰君を任命します。
平成8年4月18日付で、
非核の
政府を求める
石川の会、
代表世話人井上英夫氏及び
登谷栄作氏より、
非核の
平和運動推進の
予算措置についての
陳情書が
議長あてに提出されています。
平成8年5月27日付で、在
日本朝鮮人総
連合会石川県
本部常任委員会委員長辛正学氏より、
定住外国人の
地方参政権に反対する
陳情書が
議長あてに提出されています。
平成8年4月2日付で、
野々市町
商工会会長徳野豊誠氏より、
中小企業の労働時間法制にかかる
要望書が
議長あてに提出されていますので、それぞれの写しをお
手元に
配付しておきました。
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△
会議録署名議員の
指名
○
議長(
山田清司君) これから
会議録署名議員の
指名を行います。
会議録署名議員は、
会議規則第120条の
規定によって、2番
議員、
村本道治君、3番
議員、
宮前茂君を
指名します。
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△
会期の
決定
○
議長(
山田清司君) これから本
定例会の
会期についてを議題といたします。 お諮りします。本
定例会の
会期は、本日から6月18日までの8日間にしたいと思います。ご
異議ありませんか。 〔「
異議なし」と言う者あり〕
○
議長(
山田清司君)
異議なしと認めます。したがって、本
定例会の
会期は本日から6月18日までの8日間に
決定しました。
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△
議案の
上程
○
議長(
山田清司君) これから
議案第26号から
議案第32号まで、
報告第1号及び第2号、以上9件を
一括議題とします。
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△
提案理由の
説明
○
議長(
山田清司君)
安田町長から
提案理由の
説明を求めます。 〔
町長(
安田彦三君)
登壇〕
◎
町長(
安田彦三君) おはようございます。 何となくうっとうしい梅雨を迎えましたが、
議員先生方にはご健勝で全員ご参加、ご
出席願えましたことを、心より厚く
御礼を申します。
冒頭ではございますが、
一言議員先生方に
御礼と
感謝の言葉を述べさせていただきます。と申しますのは、昨年5月23日、
町長選挙の告示がございまして、
皆様方の多大なご支援と
町民多くのご
理解のもとに6月10日に
町長として初めて赴任しまして、はや1年でございます。ちょうど366日目が私のきょうでございます。その間、いろんなイベントもございました。合併40周年という式典も盛大に挙行できました。
椿サミットも成功裏に終了することができました。これひとえに
議員先生方、あるいは多くの
町民のお
力添えの
たまものと深く
感謝をいたしているところでございます。今後も、私の
政治理念でございます公正で公明な政治、
町民による
町民のための
行政を粉骨砕身、全身全霊を傾けながら努めてまいりたいと、このように思っておりますので、
冒頭ではございますが
感謝と
御礼の言葉にさせていただきたいと、このように思っております。 では、本日、ここに
平成8年第3回
野々市町議会定例会におきまして、提出しました諸案件のご
審議を願うに当たり、その大要と所信の一端を述べ、
議員各位並びに広く
町民の
皆様方のご
理解とご
協力を賜りたいと存じる次第でございます。 このたびの
定例会では、3月
補正予算成立後におけます財源の動向をできるだけ正確に把握し調整を行ったもので、
一般会計を初めとする
平成7年度
最終専決予算など
議案7件と
報告2件につきましてご
審議を願うものでございます。 初めに、
町政の概要についてご
報告申し上げます。
高齢社会の到来により、
高齢者介護における
地域の
ケア体制を充実させるため、
保健、福祉、
医療が一体となった
取り組みが求められているところでございます。 こうした中で、
在宅医療サービスの
中心的役割を担う
訪問看護ステーションが、去る4月24日開所いたしましたところでございます。今後、医師、
看護婦、あるいはホームヘルパーなどを通じて周知に努めるとともに、さらにこれまでの
福祉制度の
運営方法につきましても
利用者の
ニーズにあたった
見直しを進め、施策の充実に努めたいと、このように思っているところでございます。 次に、
国際交流についてでございますが、
報告いたしたいと思います。私は、去る5月6日より11日の間、議会を代表しまして内村副
議長とともに晩秋のニュージーランド・
ギスボーン市へ公式に訪問いたしました。
日系企業や
現地法人の状況とともに、
ハイスクール等を見学させていただき、多くの
職員と懇談の友好の親善を深めてまいりました。
国際交流を続けていく上では、人と人とのつながり、いわゆる
草の根交流が非常に重要であると思っております。長く継続し、積み重ねていくことが国を越えた
都市間交流の発展、ひいては
野々市町の発展につながるものと強く確信をいたしているところでございます。 本年の
交流事業といたしましては、7月から8月にかけまして中学生を
ギスボーン市へ、また小学生につきましては中国・シンセンへ派遣する予定となっておるところでございます。 21世紀を担う
子供たちにとって、
国際交流の一員となるためには、私は
本人自身が自分の目で見、そして自分の体で触れることが本来の
国際交流であろうと、このように強く信念を持っているわけでございます。こうした
国際交流をこれからも推し進め、さらに時代を担う
少年たちにそういった広い見聞を与えたいと、このように思っているところでございます。 次に、交通安全についてでございます。本年に入っても県内における
事故件数と
死亡事故が昨年を大幅に上回っていると、このように報道されております。 そういった中で、我が町では5月11日に
死亡事故ゼロ500日を達成することができました。当町の
道路網は、国道、県道、町道、合わせまして231キロメートルという距離を持っております。1日の
通行量が約30万台と言われる車の往来がございます。こういったときに、このような500日達成は、
行政はもちろん
町民多くの方々のこういった
事故に対するやはり厳しいまなざしがあったらこそできたものと、心から
感謝を申し上げるところでございます。本当に
関係各位の努力の
たまものであると、このようにも思っております。 今後とも、
交通安全意識の向上に努め、悲惨な
事故が起こらないように
地域ぐるみの運動を展開していきたいと、このように思っておりますので、さらなる
先生方のお
力添えもご
協力もお願いしたいと、このように思っております。 次に、最近の我が国の
経済情勢についてでございます。
地域や業種によっては異なるものと思われますが、
公共事業を積極的な
取り組みなどによりまして、また最近の
民間業者の
設備投資等々によりまして景気は順調に回復していると、このように
理解しております。今後とも、こうした
経済状況を踏まえ、当町の産業の
活性化に十分配慮してまいりたいと、このように存じております。 次に、
平成7年度の
財政状況についてご
報告申し上げます。去る5月末日をもって出納を閉鎖し、現在
計数整理中でございますが、
一般会計におきましては
実質収支で約2億8,000万余りの
剰余金が見込まれました。また、
特別会計におきましても
剰余金が見込まれているところでございます。おおむね
健全財政を維持できる見通しでございます。これも
議員各位のご
理解とご
協力の
たまものと深く
感謝を申し上げる次第でございます。 次に、
行政改革についてでございますが、
地方分権の大きな潮流の中、
社会経済情勢の変化、住民の多様な
ニーズに対応でき得る簡素で効率的な
行政システムの構築を目指し、
行政改革大綱の
策定に取り組んでいるところでございます。 今後、広く
町民の
皆様方のご
意見を拝聴しながら、
民間有識者で構成する
行政改革推進委員会を開催するなど、できるだけ早く
策定に努め
議員各位にご
報告いたしたいと、このように思っておりますので、ご
理解のほどお願い申し上げる次第でございます。 それでは、本
定例会の
提出案件の大要につきまして、ご
説明を申し上げます。
議案第26号から
議案第29号までの4件は、
平成7年度
一般会計と
特別会計の
補正予算にかかわる
専決処分の承認を求めるものでございます。 まず、
一般会計につきましては、今回の
補正は主に
地方交付税、町債などいわゆる
依存財源の
確保による
歳入予算補正、並びに
歳出における
不用額などの調整を行うとともに、
行政センター建設財源の充実を図るため基金への積み立てを行ったものでございます。これにより
歳入歳出それぞれ1,922万5,000円を追加し、
予算総額は128億9,226万7,000円となった次第でございます。
国民健康保険特別会計につきましては、
事業の
決定に伴い、
歳入歳出それぞれ1,756万3,000円を減額し、
予算総額は18億6,453万1,000円となった次第でございます。
老人保健特別会計につきましては、
医療費の確定に伴うものでございます。
歳入歳出それぞれ2,523万1,000円を減額し、
予算総額は23億129万5,000円となった次第でございます。 次の
下水道事業特別会計につきましては、
事業の
決定に伴い、
歳入歳出それぞれ435万6,000円を追加し、
予算総額は26億779万6,000円となった次第でございます。 次に、
議案第30
号平成8年度
野々市町
老人保健特別会計補正予算(第1号)につきましてご
説明をいたします。
平成7年度分の精算により、
支払基金交付金、
国庫負担金並びに
県負担金を返還しようとするものでございます。
歳入歳出それぞれ1,359万4,000円を追加いたしまして、
予算総額を23億7,759万4,000円とするものでございます。 次に、
議案第31
号野々市町
税条例の一部を
改正する条例についてご
説明申し上げます。今回の
改正は、
町民税では
特別減税の継続や
長期譲渡所得にかかわる税率の
改正、また
固定資産では土地にかかわる
課税標準額の
平成8年度限りの
緊急臨時特例など、
住民負担の軽減及び
税制度の
見直しが行われたものでございます。
地方税法並びに関連する法令の
改正に伴い、
専決処分により
改正したものであり、それぞれ附則に定められた日から施行するものでございます。 次に、
議案第32
号固定資産評価審査委員会委員の選任についてでございますが、これにつきましてご
説明を申し上げます。
委員のうち
竹内正喜さんが6月18日
任期満了となりますので、後任として
野々市町本町3丁目2番16号、
村上一夫さんを選任したいと思いますので、よろしくご同意を賜りたいと、このようにお願いを申し上げる次第でございます。 次に、
報告第1号につきましては
平成7年度
一般会計補正予算(第4号)により、また
報告第2号につきましては
平成7年度
下水道事業特別会計補正予算(第2号)により、それぞれ
繰越明許費として設定したものでございます。それぞれ、
地方自治法施行例第146条第2項の
規定により
報告するものでございます。 最後に、寄附行為についてでございますが、別紙のとおり14件の寄附がございました。心より
感謝を申し上げ、ご
報告させていただきます。 以上、7
議案と
報告2件につきましてご
説明を申し上げましたが、何とぞ慎重にご
審議の上、適切なるご決議を賜りますようお願い申し上げまして、
提案理由の
説明を終わらせていただきます。
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△
意見書案の
上程
○
議長(
山田清司君) これから、
意見書第4号から第6号まで、以上3件を
一括議題とします。
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△
提案理由の
説明(
意見書第4号)