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06月11日-01号

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  1. 野々市市議会 1996-06-11
    06月11日-01号


    取得元: 野々市市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-15
    平成 8年  6月 定例会(第3回)       ----------------------------- △開会・開議   6月11日午前10時07分開議                  出席議員18名     1番  辰野文治議員      2番  村本道治議員     3番  宮前 茂議員      4番  田中昭一議員     5番  北村成人議員      6番  上野弘子議員     7番  地崎弘吉議員      8番  中道 明議員     9番  山下志津枝議員     10番  西 孝夫議員     11番  村太武嗣議員      12番  内村栄一議員     13番  山田清司議員      14番  井上 昇議員     15番  中村達雄議員      16番  岩見 博議員     17番  塩田 整議員      18番  中野喜佐雄議員       ----------------------------議長山田清司君) ただいまから平成8年第3回野々市町議会定例会を開会します。 出席議員地方自治法第113条に規定する定足数に達していますので、これから本日の会議を開きます。       ----------------------------会議時間の延長議長山田清司君) あらかじめ会議時間の延長をしておきます。       ----------------------------議長報告議長山田清司君) 議事日程は、お手元配付のとおりです。 地方自治法第121条の規定によって、本定例会説明のため出席を求めた者、委任を受けた説明員の氏名は、お手元配付のとおりです。  出席を求めた者        町長        安田彦三君                 教育委員長     喜多禎一君  委任を受けた説明員      助役        杉井宏美君                 収入役       櫻井輝男君                 教育長       東谷 弘君                 総務部長      田中 宣君                 民生部長      村田博之君                 産業建設部長    藤江洋範君                 教育部長      宮崎昭男君                 民生部参事     吉田 勇君                 産業建設部参事   平木 進君                 総務課長      山原良一君                 企画財政課長    堂坂雅光君                 税務課長      久保 昇君                 民生部課長     木戸健次君                 福祉課長      堀 輝夫君                 保健衛生課長    澤村 勇君                 農産課長      宮前 諭君                 土木課長      野村 満君                 都市計画課長    山口 浩君                 下水道課長     古源憲一君                 会計課長      作田 強君                 水道課長      朝倉忠雄君                 生涯学習課長    西川昇剛君                 文化課長      西本正明君                 体育課長      中川保夫君 書記に中村彰君を任命します。 平成8年4月18日付で、非核政府を求める石川の会、代表世話人井上英夫氏及び登谷栄作氏より、非核平和運動推進予算措置についての陳情書議長あてに提出されています。 平成8年5月27日付で、在日本朝鮮人連合会石川本部常任委員会委員長辛正学氏より、定住外国人地方参政権に反対する陳情書議長あてに提出されています。 平成8年4月2日付で、野々市商工会会長徳野豊誠氏より、中小企業の労働時間法制にかかる要望書議長あてに提出されていますので、それぞれの写しをお手元配付しておきました。       ----------------------------会議録署名議員指名議長山田清司君) これから会議録署名議員指名を行います。会議録署名議員は、会議規則第120条の規定によって、2番議員村本道治君、3番議員宮前茂君を指名します。       ----------------------------会期決定議長山田清司君) これから本定例会会期についてを議題といたします。 お諮りします。本定例会会期は、本日から6月18日までの8日間にしたいと思います。ご異議ありませんか。  〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長山田清司君) 異議なしと認めます。したがって、本定例会会期は本日から6月18日までの8日間に決定しました。       ----------------------------議案上程議長山田清司君) これから議案第26号から議案第32号まで、報告第1号及び第2号、以上9件を一括議題とします。       ----------------------------提案理由説明議長山田清司君) 安田町長から提案理由説明を求めます。  〔町長安田彦三君)登壇〕 ◎町長安田彦三君) おはようございます。 何となくうっとうしい梅雨を迎えましたが、議員先生方にはご健勝で全員ご参加、ご出席願えましたことを、心より厚く御礼を申します。 冒頭ではございますが、一言議員先生方御礼感謝の言葉を述べさせていただきます。と申しますのは、昨年5月23日、町長選挙の告示がございまして、皆様方の多大なご支援と町民多くのご理解のもとに6月10日に町長として初めて赴任しまして、はや1年でございます。ちょうど366日目が私のきょうでございます。その間、いろんなイベントもございました。合併40周年という式典も盛大に挙行できました。椿サミットも成功裏に終了することができました。これひとえに議員先生方、あるいは多くの町民のお力添えたまものと深く感謝をいたしているところでございます。今後も、私の政治理念でございます公正で公明な政治、町民による町民のための行政を粉骨砕身、全身全霊を傾けながら努めてまいりたいと、このように思っておりますので、冒頭ではございますが感謝御礼の言葉にさせていただきたいと、このように思っております。 では、本日、ここに平成8年第3回野々市町議会定例会におきまして、提出しました諸案件のご審議を願うに当たり、その大要と所信の一端を述べ、議員各位並びに広く町民皆様方のご理解とご協力を賜りたいと存じる次第でございます。 このたびの定例会では、3月補正予算成立後におけます財源の動向をできるだけ正確に把握し調整を行ったもので、一般会計を初めとする平成7年度最終専決予算など議案7件と報告2件につきましてご審議を願うものでございます。 初めに、町政の概要についてご報告申し上げます。高齢社会の到来により、高齢者介護における地域ケア体制を充実させるため、保健、福祉、医療が一体となった取り組みが求められているところでございます。 こうした中で、在宅医療サービス中心的役割を担う訪問看護ステーションが、去る4月24日開所いたしましたところでございます。今後、医師、看護婦、あるいはホームヘルパーなどを通じて周知に努めるとともに、さらにこれまでの福祉制度運営方法につきましても利用者ニーズにあたった見直しを進め、施策の充実に努めたいと、このように思っているところでございます。 次に、国際交流についてでございますが、報告いたしたいと思います。私は、去る5月6日より11日の間、議会を代表しまして内村副議長とともに晩秋のニュージーランド・ギスボーン市へ公式に訪問いたしました。日系企業現地法人の状況とともに、ハイスクール等を見学させていただき、多くの職員と懇談の友好の親善を深めてまいりました。 国際交流を続けていく上では、人と人とのつながり、いわゆる草の根交流が非常に重要であると思っております。長く継続し、積み重ねていくことが国を越えた都市間交流の発展、ひいては野々市町の発展につながるものと強く確信をいたしているところでございます。 本年の交流事業といたしましては、7月から8月にかけまして中学生をギスボーン市へ、また小学生につきましては中国・シンセンへ派遣する予定となっておるところでございます。 21世紀を担う子供たちにとって、国際交流の一員となるためには、私は本人自身が自分の目で見、そして自分の体で触れることが本来の国際交流であろうと、このように強く信念を持っているわけでございます。こうした国際交流をこれからも推し進め、さらに時代を担う少年たちにそういった広い見聞を与えたいと、このように思っているところでございます。 次に、交通安全についてでございます。本年に入っても県内における事故件数死亡事故が昨年を大幅に上回っていると、このように報道されております。 そういった中で、我が町では5月11日に死亡事故ゼロ500日を達成することができました。当町の道路網は、国道、県道、町道、合わせまして231キロメートルという距離を持っております。1日の通行量が約30万台と言われる車の往来がございます。こういったときに、このような500日達成は、行政はもちろん町民多くの方々のこういった事故に対するやはり厳しいまなざしがあったらこそできたものと、心から感謝を申し上げるところでございます。本当に関係各位の努力のたまものであると、このようにも思っております。 今後とも、交通安全意識の向上に努め、悲惨な事故が起こらないように地域ぐるみの運動を展開していきたいと、このように思っておりますので、さらなる先生方のお力添えもご協力もお願いしたいと、このように思っております。 次に、最近の我が国の経済情勢についてでございます。地域や業種によっては異なるものと思われますが、公共事業を積極的な取り組みなどによりまして、また最近の民間業者設備投資等々によりまして景気は順調に回復していると、このように理解しております。今後とも、こうした経済状況を踏まえ、当町の産業の活性化に十分配慮してまいりたいと、このように存じております。 次に、平成7年度の財政状況についてご報告申し上げます。去る5月末日をもって出納を閉鎖し、現在計数整理中でございますが、一般会計におきましては実質収支で約2億8,000万余りの剰余金が見込まれました。また、特別会計におきましても剰余金が見込まれているところでございます。おおむね健全財政を維持できる見通しでございます。これも議員各位のご理解とご協力たまものと深く感謝を申し上げる次第でございます。 次に、行政改革についてでございますが、地方分権の大きな潮流の中、社会経済情勢の変化、住民の多様なニーズに対応でき得る簡素で効率的な行政システムの構築を目指し、行政改革大綱策定に取り組んでいるところでございます。 今後、広く町民皆様方のご意見を拝聴しながら、民間有識者で構成する行政改革推進委員会を開催するなど、できるだけ早く策定に努め議員各位にご報告いたしたいと、このように思っておりますので、ご理解のほどお願い申し上げる次第でございます。 それでは、本定例会提出案件の大要につきまして、ご説明を申し上げます。 議案第26号から議案第29号までの4件は、平成7年度一般会計特別会計補正予算にかかわる専決処分の承認を求めるものでございます。 まず、一般会計につきましては、今回の補正は主に地方交付税、町債などいわゆる依存財源確保による歳入予算補正、並びに歳出における不用額などの調整を行うとともに、行政センター建設財源の充実を図るため基金への積み立てを行ったものでございます。これにより歳入歳出それぞれ1,922万5,000円を追加し、予算総額は128億9,226万7,000円となった次第でございます。 国民健康保険特別会計につきましては、事業決定に伴い、歳入歳出それぞれ1,756万3,000円を減額し、予算総額は18億6,453万1,000円となった次第でございます。 老人保健特別会計につきましては、医療費の確定に伴うものでございます。歳入歳出それぞれ2,523万1,000円を減額し、予算総額は23億129万5,000円となった次第でございます。 次の下水道事業特別会計につきましては、事業決定に伴い、歳入歳出それぞれ435万6,000円を追加し、予算総額は26億779万6,000円となった次第でございます。 次に、議案第30号平成8年度野々市老人保健特別会計補正予算(第1号)につきましてご説明をいたします。平成7年度分の精算により、支払基金交付金国庫負担金並びに県負担金を返還しようとするものでございます。歳入歳出それぞれ1,359万4,000円を追加いたしまして、予算総額を23億7,759万4,000円とするものでございます。 次に、議案第31号野々市税条例の一部を改正する条例についてご説明申し上げます。今回の改正は、町民税では特別減税の継続や長期譲渡所得にかかわる税率の改正、また固定資産では土地にかかわる課税標準額平成8年度限りの緊急臨時特例など、住民負担の軽減及び税制度見直しが行われたものでございます。地方税法並びに関連する法令の改正に伴い、専決処分により改正したものであり、それぞれ附則に定められた日から施行するものでございます。 次に、議案第32号固定資産評価審査委員会委員の選任についてでございますが、これにつきましてご説明を申し上げます。委員のうち竹内正喜さんが6月18日任期満了となりますので、後任として野々市町本町3丁目2番16号、村上一夫さんを選任したいと思いますので、よろしくご同意を賜りたいと、このようにお願いを申し上げる次第でございます。 次に、報告第1号につきましては平成7年度一般会計補正予算(第4号)により、また報告第2号につきましては平成7年度下水道事業特別会計補正予算(第2号)により、それぞれ繰越明許費として設定したものでございます。それぞれ、地方自治法施行例第146条第2項の規定により報告するものでございます。 最後に、寄附行為についてでございますが、別紙のとおり14件の寄附がございました。心より感謝を申し上げ、ご報告させていただきます。 以上、7議案報告2件につきましてご説明を申し上げましたが、何とぞ慎重にご審議の上、適切なるご決議を賜りますようお願い申し上げまして、提案理由説明を終わらせていただきます。       ----------------------------意見書案上程議長山田清司君) これから、意見書第4号から第6号まで、以上3件を一括議題とします。       ----------------------------提案理由説明意見書第4号)
    議長山田清司君) 意見書第4号について、提出者から提案理由説明を求めます。3番議員宮前茂君。  〔3番(宮前茂君)登壇〕 ◆3番(宮前茂君) 意見書案を朗読し、提案理由説明にかえます。 意見書第4号         沖縄県民の「四項目要求」実現を求める意見書(案) 昨年9月に沖縄県で発生した三人の米兵による少女暴行事件は、日本全国に大きな衝撃を与えました。事件の凶悪さに怒りを覚えるとともに、被疑者である米兵の身柄を捜査段階日本側が拘束できないという日米地位協定を早急に見直すことを求めます。 昨年10月21日に開かれた沖縄の県民総決起大会には、85,000人が参加し、沖縄の怒りを示しました。そこで決議された「四項目要求」は党派をこえて一致した最小限の切実な要求です。 よって、野々市町議会は、沖縄県民決起大会要求を支持し「四項目」の実現を国に要望するものです。                    記 一.米軍人の綱紀を粛正し、米軍人、軍属による犯罪を根絶すること。 一.被害者にたいする謝罪と完全な保障を早急に行うこと。 一.日米地位協定を早急に見直すこと。 一.基地の整理、縮小を促進すること。 以上、地方自治法第99条第2項の規定により意見書を提出する。  内閣総理大臣    橋本龍太郎殿  副総理大蔵大臣  久保 亘殿  法務大臣      長尾律子殿  外務大臣      池田行彦殿  自治大臣      倉田寛之殿  内閣官房長官    梶山静六殿  防衛庁長官     臼井日出男殿                          石川石川野々市町議会                   提出者  野々市町議会議員  宮前 茂                   賛成者  野々市町議会議員  上野弘子                          〃       地崎弘吉                          〃       中村達雄                          〃       岩見 博                          〃       中野喜佐雄 議員各位におかれましては、本意見書案を慎重に審議の上、可決されるようお願いいたします。       ----------------------------提案理由説明意見書第5号) ○議長山田清司君) 意見書第5号について、提出者から提案理由説明を求めます。7番議員地崎弘吉君。  〔7番(地崎弘吉君)登壇〕 ◆7番(地崎弘吉君) 意見書第5号、第9次治水事業5箇年計画策定と大幅な事業費確保に関する意見書案を朗読にかえさせて報告いたします。 意見書第5号   第9次治水事業五箇年計画策定と大幅な事業費確保に関する意見書(案) 治水事業は、国土を保全し、水害及び土砂害から国民の生命と財産を守り、安全で快適な生活環境を実現するとともに、活力ある経済社会のための基本的施策であり、最も優先的に実施すべき根幹的事業である。 しかしながら、本町における治水施設の整備については、依然として低い水準にあることから、毎年雨水時には増水による溢流があり、早急にその解決を図ることが町政重要課題となっている。 また、来たるべき高齢化社会の到来を目前にした現在、町民生活に潤いとやすらぎを与える重要な水と緑の空間として河川の役割はますます増大し、地域の生活や文化と調和した水辺空間環境整備が強く求められている。 よって、政府におかれては、平成9年度を初年度とする「第9次治水事業五箇年計画」を早急に策定されるとともに、現行計画を大幅に上回る事業費確保され、安全で活力ある国土基盤の形成、並びに危機管理体制の確立、自然環境と調和した潤いとふれあいのある水辺環境形成等治水事業を強力に推進されるよう強く要望する。 以上、地方自治法第99条第2項の規定により意見書を提出する。  内閣総理大臣    橋本龍太郎殿  副総理大蔵大臣  久保 亘殿  建設大臣      中尾栄一殿  自治大臣      倉田寛之殿  内閣官房長官    梶山静六殿                          石川石川野々市町議会                   提出者  野々市町議会議員  地崎弘吉                   賛成者  野々市町議会議員  村本道治                          〃       宮前 茂                          〃       田中昭一                          〃       北村成人                          〃       内村栄一                          〃       井上 昇                          〃       中村達雄 議員各位におかれましては、本意見書案を慎重に審議の上、可決されるようお願いいたします。       ----------------------------提案理由説明意見書第6号) ○議長山田清司君) 意見書第6号について、提出者から提案理由説明を求めます。18番議員中野喜佐雄君。  〔18番(中野喜佐雄君)登壇〕 ◆18番(中野喜佐雄君) 意見書案を朗読し、提案理由説明にかえます。 意見書第6号         義務教育費国庫負担制度の維持に関する意見書(案) 義務教育費国庫負担制度は、教育機会均等教育水準維持向上をはかる制度として完全に定着し、現行教育制度の重要な根幹をなしています。 しかしながら、制度見直しとして、学校事務職員栄養職員給与等国庫負担制度の対象から外すことが毎年検討されています。 学校事務職員栄養職員は、基幹職員として学校運営に不可欠であり、本制度改正は、地方への負担転嫁となり、厳しい地方財政をさらに圧迫するものです。そして、本制度基本精神にも関わる重要な問題でもあります。 政府におかれては、平成9年度の国の予算編成にあたり、義務教育費国庫負担制度を現行通り維持されるよう、強く要望いたします。 以上、地方自治法第99条第2項の規定により、意見書を提出します。  内閣総理大臣    橋本龍太郎殿  副総理大蔵大臣  久保 亘殿  文部大臣      奥田幹生殿  自治大臣      倉田寛之殿  内閣官房長官    梶山静六殿                          石川石川野々市町議会                   提出者  野々市町議会議員  中野喜佐雄                   賛成者  野々市町議会議員  田中昭一                          〃       中道 明                          〃       中村達雄                          〃       岩見 博 議員各位におかれましては、本意見書案慎重審査の上、可決されるようお願いいたします。 以上であります。       ---------------------------- △閉議 ○議長山田清司君) 以上で本日の日程は全部終わりました。 再開は6月13日午前10時とします。 本日はこれで散会します。  午前10時37分散会...