加賀市議会 > 2020-09-25 >
09月25日-05号

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  1. 加賀市議会 2020-09-25
    09月25日-05号


    取得元: 加賀市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-05-03
    令和 2年  9月 定例会                  令和2年9月25日(金)午後3時00分開議出席議員(17名)                           1番  東野真樹                           2番  中川敬雄                           3番  南出貞子                           4番  上田朋和                           6番  辰川志郎                           7番  稲垣清也                           8番  中谷喜英                           9番  田中金利                          10番  林 直史                          11番  高辻伸行                          12番  山口忠志                          13番  今津和喜夫                          14番  岩村正秀                          15番  林 茂信                          16番  林 俊昭                          17番  新後由紀子                          18番  川下 勉欠席議員(0名) △開議 ○議長(中谷喜英君) これより、本日の会議を開きます。 △議長諸報告 ○議長(中谷喜英君) 諸般の口頭報告は、これを省略いたします。 △会議時間延長 ○議長(中谷喜英君) 本日の会議時間は、あらかじめ延長いたします。 △委員長報告 ○議長(中谷喜英君) 日程第1、市長提出議案第60号から第74号までを一括議題といたします。 以上の各案件の委員会における審査の経過並びにその結果について、委員長の報告を求めます。 予算決算委員長、林 直史君。 ◆予算決算委員長(林直史君) 予算決算委員会に付託されました案件の審査の経過並びにその結果につきまして御報告申し上げます。 本委員会に付託されました案件は、議案第60号から第64号まで及び議案第70号から第74号までの案件、計10件であります。 これらの案件につきまして、本委員会に2つの分科会を設置し、18日に総務経済分科会、23日に教育民生分科会をそれぞれ開催いたしました。各分科会におきましては、分担された議案関係分について関係部課長から詳細なる説明を受け、慎重に審査を行いました。 これを受け、本日、本委員会を開催し、各分科会長から審査の経過についての報告を求め、審査を進めました結果、議案第70号については反対者2名の賛成多数でもって、そのほかの案件については、全会一致でもって、それぞれ原案のとおり可決、または認定すべきものと決した次第であります。 なお、各分科会における審査の内容につきましては、総務経済分科会では加賀市は他自治体と比べて旅館等の宿泊施設が多く、今後、水道料金の減収が考えられるので、県水の料金引下げを強く要望するべきではないかとただしたところ、県に対して要望は行っているが、すぐに受け入れられる状況にはないとのことでありました。しかし、当市の人口減少新型コロナウイルスの影響を伝え、コスト削減などによる料金の見直しを求めていきたいとのことでありました。 次に、教育民生分科会では、加賀市中央公園の屋内プールの今後の改修の見通しについて尋ねたところ、屋内プールは建設から36年が経過し、老朽化が著しい状況にあることから、公共施設マネジメント個別施設計画の策定において、今後の在り方を検討していく予定であるとのことでありました。ただし、現施設の大規模修繕、または全面的な建て替えのいずれの場合でも多額の予算が必要であることから、その財源についても含め、慎重に検討したいとのことでありました。 以上が審査の結果でありますので、何とぞ本委員会決定どおり御賛同賜りますようお願いを申し上げまして、予算決算委員会の報告といたします。 ○議長(中谷喜英君) 総務経済委員長稲垣清也君。 ◆総務経済委員長稲垣清也君) 総務経済委員会に付託されました案件の審査の結果につきまして御報告申し上げます。 本委員会に付託されました案件は、条例案件2件、その他案件1件の合計3件であります。 これらの案件につきまして、関係部課長の出席を求め、詳細なる説明を受け、慎重に審査を進めました結果、全議案とも全会一致でもって原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。 以上が審査の結果でありますので、何とぞ本委員会決定どおり御賛同賜りますようお願いを申し上げまして、総務経済委員会の報告といたします。 ○議長(中谷喜英君) 教育民生委員長上田朋和君。 ◆教育民生委員長上田朋和君) 教育民生委員会に付託されました案件の審査の結果につきまして御報告申し上げます。 本委員会に付託されました案件は、その他案件2件であります。 これらの案件につきまして、教育長をはじめ関係部課長の出席を求め、詳細なる説明を受け、慎重に審査を進めました結果、全議案とも全会一致でもって原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。 以上が審査の結果でありますので、何とぞ本委員会決定どおり御賛同賜りますようお願い申し上げまして、教育民生委員会の報告といたします。 ○議長(中谷喜英君) 委員長の報告は終わりました。 △質疑 ○議長(中谷喜英君) これより、委員長報告に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。 質疑なしと認め、質疑を終わります。 △討論 ○議長(中谷喜英君) これより、討論に入ります。 通告がありましたので、発言を許します。 林 俊昭君。 ◆(林俊昭君) 今回提出されております議案のうち1件について、反対の意思を表明し、討論を行いたいと思います。 議案第70号令和元年度加賀決算認定についてであります。 宮元市長は、今定例会で本市のデジタル化への取組は国の意向に沿ったものであり、今後もデジタル化スマートシティの実現に向けて取り組むなどと答弁しています。まるで政府の出先機関のような役割を果たすための決意をしております。政府の意向に沿った事業選択により、市民を置き去りにしてはいないでしょうか。加賀市市民主役条例の第9条、市長の責務では、「市長は、市政の代表者として市民福祉の向上を実現し、公平、公正かつ誠実に市政の執行にあたらなければならない。」とうたっております。この条例に鑑みると、宮元市長の政策における事業のプロセスは後づけであり、市民の意識と乖離していることは決算でも明らかであります。 したがって、認定できないことを証明し、その主な点について討論いたしたいと思います。 まず第1は、スマート加賀IoT推進事業費7,253万9,000円、デジタル化推進費1,822万2,000円、その他スマートシティ関連の事業の総額で1億1,696万6,000円を支出しています。また、令和2年度から令和6年度までの5年間で重点事業推進基金充当対象として7億4,584万2,000円の事業を見込んでおります。これらスマートシティ関連の事業は、国の方針に追随するどころか、むしろ国に先駆けて進めているのです。 御存じのことと思いますけれども、海外のスマートシティまちづくりは、個人情報の取扱いをめぐり、計画の段階で反発も起きております。一例を挙げると、カナダのトロントでは監視カメラで得た市民の行動データを利用するという計画に反対運動が起き、アメリカのグーグルの親会社サイドウォーク・ラボは、計画の断念を発表しております。 私は、スマートシティスーパーシティ構想など最先端技術を活用して快適な生活を送ることについては異論ありません。だからといって、代わりに自由とプライバシーを差し出すことはできないのであります。 第2は、スマートインクルージョン推進事業費であります。この事業は、2年間で1,000万円以上の財源を投じて最重点事業として大々的に宣伝して取り組むのかと、私は思っておりました。 しかし、障がい者情報一元化のためのシステム開発には、個人情報保護の問題や関係機関が使用しているシステムと異なるための多額の予算が必要であることから、今後は、当市が推進しているスマートシティ構想の中で一体的に実施していきたいなどとの計画の見直しをしております。 ですが、そのスマートシティ構想においても、先ほども御説明しましたけれども、個人情報保護の問題や多くの財源を必要とすることなどから、計画の推進には無理があると思いますので、賛同できかねます。 第3は、環境保全対策費1,638万円についてであります。宮元市長は、市内におけるエネルギー需要を100%、地域で生産した再生可能エネルギーで賄うことを目指す加賀市版RE100により、持続可能な地域社会の構築と地域内経済循環に向けて取り組むことを言われております。また、そのことにより、脱炭素社会に貢献しようとする企業を誘致する取組もしていくだろうと述べられております。 では、これまでに関連する企業の誘致は行われたのでございましょうか。そして、現在、加賀市総合サービス株式会社電力事業を行っておりますけれども、いまだに再生可能エネルギーによる電力ではなく、一般社団法人日本卸電力取引原子力発電などによるエネルギーを調達しているのであります。加賀市版RE100の実現のためには、言うまでもなく発電事業を行う必要がありますが、採算性や投資の主体的なことは、いまだに明らかにされておりません。まさに理想だけが先走り、解決しなければならない困難極まりない問題が山積みであります。このように明確な根拠を持たない見切り発車の事業は、100年たってもかなえることができない、雲をつかむような話であります。したがって、賛同できません。 第4は、教育指導費9,417万4,000円、教育振興費小・中学校合わせて2億9,745万9,000円の決算であります。事業の内訳は、小・中学校におけるSTEAM教育をはじめ、プログラミング教育パソコン借上げ料など、IT化、デジタル化などであります。また、今年度は、児童1人につき1台タブレット電子端末を配る計画であります。 私は、このことが教科書をなくす第一歩だと思っております。小学校から教科書を読まず、自由にタブレットだけに没頭させたら、本に対する憧れなど生まれるわけはありません。ますます本嫌いの子供たちを増やすことになるのではないでしょうか。 ICTは、確かに役に立つことは認識しております。しかし、現場では、教育のデジタル化のため、人材育成など基礎がしっかりできておらず、デジタル化をビジネスチャンスとして捉えるIT企業の思うがままでございます。特に、最近のコロナ禍に便乗して、デジタル端末で授業を受けられるとか、将来のIT化に対応できる人材をつくるなど、安易に結びつけるのは憂慮すべき事態かと感じております。 私は、小学校から英語やITの活用能力を育む前に、人間としての思考能力や情緒豊かな情緒力などが培われなければならないといけないと考えております。まさに順序が逆でないでしょうか。どうしても小・中学校からITデジタル化を推進していかなければならないとするなら、今、子供たちに教えることが多過ぎる学校の拘束時間の見直し、各教科の何を減らすのか、具体的に減らすための思想が大事であります。そのことをなくして、子供たちに寄り添った教育は、私は程遠いと思っております。 したがって、経済産業省が仕切るIT教育に真っ先に飛び込むことは、教育基本法第1条に規定されている「人格の完成」と「平和で民主的な国家及び社会の形成者」の育成である教育の目的とは相入れません。よって、小・中学校の性急なデジタル化には賛同できかねます。 以上、反対の意思を表し、討論としたいと思います。
    ○議長(中谷喜英君) 田中金利君。 ◆(田中金利君) 私は、会派昂志会を代表いたしまして、9月定例会宮元市長から提案されております議案第60号及び第74号の令和2年度加賀一般会計補正予算、議案第70号令和元年度加賀決算認定についてをはじめとする議案15件に対しまして、賛成の意思を表明し、討論いたします。 まず、新型コロナウイルスへの対応につきましては、今回の補正予算におきましても、切れ目のない対策事業費が計上されております。感染防止対策といたしましては、7月に策定された加賀市独自の「加賀市の八重の盾」の拡充策としてPCR検査体制の整備や、追加提案されましたインフルエンザワクチン予防接種に対する手厚い助成など、感染の拡大を防ぎ、そして医療現場の逼迫を回避するための対策が打ち出されております。また、経済対策では、今後のウィズコロナポストコロナに対応した観光地の形成や、市内事業者の方々の販路の開拓に向けた支援費が計上されております。これまで展開してきた新型コロナウイルス対策に続いて、感染の状況や経済動向に応じて計上された適時、適切な予算計上であると考えます。 次に、令和元年度決算から今年度の予算を通じて展開されているスマートシティの実現に向けた取組であります。 他の自治体との差別化を図る先進的な取組としてIoTやデジタル化などを推進するとともに、人材育成の面では、国に先駆けたプログラム教育を実践してきております。また、今年度は、今回の補正予算にも計上されておりますMaaSの推進をはじめ、アバターやドローンの活用などを図っておりますが、こうした取組は、全てスマートシティの構築につながるものであります。 私は、昨年11月に加賀市からの訪問団に参加しました。宮元市長とともに、デジタルIDカードがほぼ100%普及しているエストニアを訪問しました。エストニアでは、スマートフォンデジタルIDカードを一体化させて、ほとんどの行政手続を役所へ出向くことなく行うことができ、公共機関も極めてスムーズに利用することができます。また、同時に訪問したフィンランドではMaaSが導入されており、私もスマートフォン1台で交通機関乗り放題を実際に体験いたしました。 こうしたデジタル先進国では、先端技術が市民の生活に溶け込み、当たり前の、不可欠なものになっております。市民にとって、より便利で暮らしやすい社会の実現、そして先端産業の集積につなげるスマートシティの取組に期待を申し上げるものであります。 今後、議会におきましても、スマートシティの構築に向け、当局はもちろん、市民の皆さんも含めて知恵を出し合い、また議論を重ねながらその実現に近付けていくことが必要であると考えております。 こうした事業のほか、今回の補正予算におきましては、市民生活産業振興、文化・スポーツ関係など、広い分野にわたってきめ細かな施策の展開が図られております。また、令和元年度の決算におきましては、一般会計では実質収支6億6,000万円の黒字となるなど、収支の状況や、その他の財政指標におきましても監査委員の御意見にあるように、おおむね良好な結果となっており、これまでに引き続いて健全な財政運営が堅持されているものと評価いたします。今後も健全な財政運営を念頭に置きながら、スマートシティを見据えた長期的な戦略に基づく事業の展開とともに、新型コロナウイルスに対しては、ウィズコロナポストコロナを意識したスピード感のある施策の実施をお願い申し上げまして、議題となっております15件の議案についての、私の賛成討論といたします。 ○議長(中谷喜英君) 以上をもって討論は終わりました。 △市長提出議案採決(議案第60号) ○議長(中谷喜英君) これより採決いたします。 まず、市長提出議案第60号を採決いたします。 本案件に対する委員会の決定は、原案可決であります。 お諮りいたします。 本案件は委員会の決定のとおり、原案可決することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と言う者あり) ○議長(中谷喜英君) 御異議なしと認めます。よって、本案件は原案のとおり可決されました。 △市長提出議案採決(議案第61号外9件) ○議長(中谷喜英君) 次に、市長提出議案第61号から第69号まで及び第74号の合計10件を一括採決いたします。 以上の各案件に対する委員会の決定は、原案可決であります。 お諮りいたします。 以上の各案件は委員会の決定のとおり、原案可決することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と言う者あり) ○議長(中谷喜英君) 御異議なしと認めます。よって、以上の各案件は原案のとおり可決されました。 △市長提出議案採決(議案第70号) ○議長(中谷喜英君) 次に、市長提出議案第70号を採決いたします。 本案件に対する委員会の決定は、原案認定であります。 お諮りいたします。 本案件は委員会の決定のとおり、原案認定することに賛成の諸君の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(中谷喜英君) 起立多数と認めます。よって、本案件は原案のとおり認定されました。 △市長提出議案採決(議案第71号外2件) ○議長(中谷喜英君) 次に、市長提出議案第71号から第73号までの合計3件を一括採決いたします。 以上の各案件に対する委員会の決定は、原案認定であります。 お諮りいたします。 以上の各案件は委員会の決定のとおり、原案認定することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と言う者あり) ○議長(中谷喜英君) 御異議なしと認めます。よって、以上の各案件は原案のとおり認定されました。 △市長追加提出議案説明 ○議長(中谷喜英君) 日程第2、本日、市長から追加提出のあった議案第75号から第94号までを一括議題といたします。 市長から提案理由の説明を求めます。 宮元市長。 ◎市長(宮元陸君) ただいま上程されました追加案件について御説明申し上げます。 議案第75号は、教育委員会委員の任命についてであります。 教育委員会委員任期満了に伴い、引き続き山下裕嗣氏を任命いたしたく、議会の同意を求めるものであります。 議案第76号は、公平委員会委員の選任についてであります。 公平委員会委員任期満了に伴い、引き続き小川惠子氏を選任いたしたく、議会の同意を求めるものであります。 議案第77号から議案第90号までは、農業委員会委員の任命についてであります。 農業委員会委員任期満了に伴い、引き続き荒谷裕一氏、池端幸雄氏、大家法師氏、幸前敏夫氏、田端かず子氏、中出基久夫氏、中野昭廣氏及び中村義隆氏と、新たに加納文子氏、嶋崎浩明氏、新保嘉康氏、中池徹生氏、西栄慧一氏及び平野 徹氏を任命いたしたく、議会の同意を求めるものであります。 議案第91号から議案第94号までは、固定資産評価審査委員会委員の選任についてであります。 固定資産評価審査委員会委員任期満了に伴い、引き続き中巳出崇氏、山本憲一氏、井尻晴彦氏及び南海豊充氏を選任いたしたく、議会の同意を求めるものであります。 以上、追加案件につきまして、御審議を賜りますようよろしくお願いいたします。 ○議長(中谷喜英君) 提案理由の説明は終わりました。 △即決決定 ○議長(中谷喜英君) お諮りいたします。 ただいま議題となっております議案第75号から第94号までは人事案件でありますので、この際、質疑その他を省略して、直ちに採決いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と言う者あり) ○議長(中谷喜英君) 御異議なしと認めます。よって、以上の各案件は即決することに決しました。 △市長追加提出議案採決(議案第75号) ○議長(中谷喜英君) これより採決いたします。 まず、市長提出議案第75号を採決いたします。 お諮りいたします。 本案件は原案のとおり同意することに賛成の諸君の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(中谷喜英君) 起立多数と認めます。よって、本案件は原案のとおり同意することに決しました。 △市長追加提出議案採決(議案第76号外18件) ○議長(中谷喜英君) 次に、市長提出議案第76号から第94号までの合計19件を一括採決いたします。 お諮りいたします。 以上の各案件は原案のとおり同意することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と言う者あり) ○議長(中谷喜英君) 御異議なしと認めます。よって、以上の各案件は原案のとおり同意することに決しました。 △議会議案審議(第7号) ○議長(中谷喜英君) 日程第3、今津和喜夫君外15名提出の議会議案第7号新型コロナウイルス感染症の影響に伴う地方財政の急激な悪化に対し地方税財源の確保を求める意見書を議題といたします。 提出者から提案理由の説明を求めます。 今津和喜夫君。 ◆(今津和喜夫君) ただいま議題となりました議会議案第7号の提案理由の説明を申し上げます。 議会議案第7号は、新型コロナウイルス感染症の影響に伴う地方財政の急激な悪化に対し地方税財源の確保を求める意見書であります。 新型コロナウイルス感染症が世界的に蔓延し、我が国は戦後最大の経済危機に直面しています。地域経済にも大きな影響が及び、本年度はもとより、来年度においても地方税地方交付税などの一般財源の激減は避けられない状況になっています。 このことにより、地方自治体では巨額の財源不足が生じ、これまでにない厳しい財政状況に陥ることが予想されます。よって、令和3年度地方財政対策及び地方税制改正に向け、地方の安定的な財政運営に必要な地方税地方交付税などの一般財源総額を確保すること、地方税収が大幅に減収となることが予想されることから、思い切った減収補填措置を講じること、固定資産税は市の極めて重要な基幹税であり、制度の根幹を揺るがす見直しは断じて行わないことなどについて、国において確実に実施されるよう強く要望するものであります。 以上につきまして、何とぞ御賛同賜りますようお願い申し上げ、提案理由の説明といたします。 ○議長(中谷喜英君) 提案理由の説明は終わりました。 △質疑 ○議長(中谷喜英君) これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。 質疑なしと認め、質疑を終わります。 △討論 ○議長(中谷喜英君) これより討論に入ります。 討論はありませんか。 討論なしと認め、討論を終わります。 △議会議案採決(第7号) ○議長(中谷喜英君) これより議会議案第7号を採決いたします。 お諮りいたします。 本案件は、可決することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と言う者あり) ○議長(中谷喜英君) 御異議なしと認めます。よって、本案件は可決することに決しました。 △特別委員会の廃止 ○議長(中谷喜英君) 日程第4、特別委員会の廃止についてを議題といたします。 お諮りいたします。 インバウンド対策特別委員会は、調査報告書議長宛てに提出され、当初の目的を達成したことにより、お手元に配付のとおり、本日をもって廃止いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と言う者あり) ○議長(中谷喜英君) 御異議なしと認めます。よって、インバウンド対策特別委員会は、廃止することに決しました。 △特別委員会の設置 ○議長(中谷喜英君) 日程第5、特別委員会の設置についてを議題といたします。 お諮りいたします。 お手元に配付のとおり、スマートシティ特別委員会を設置したいと思いますが、これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と言う者あり) ○議長(中谷喜英君) 御異議なしと認めます。よって、お手元に配付のとおり、スマートシティ特別委員会を設置することに決しました。 ただいま設置されました特別委員会並びに任期満了に伴う特別委員会の委員の選任につきましては、委員会条例第7条第1項の規定により、お手元に配付の名簿のとおり、議長において指名いたします。 ただいま選任されました委員の諸君は、この後、直ちに会合の上、正副委員長を互選され、その結果を議長まで報告願います。 △休憩 ○議長(中谷喜英君) この際、暫時休憩いたします。                              午後3時33分休憩                  令和2年9月25日(金)午後4時05分再開出席議員(17名)                           1番  東野真樹                           2番  中川敬雄                           3番  南出貞子                           4番  上田朋和                           6番  辰川志郎                           7番  稲垣清也                           8番  中谷喜英                           9番  田中金利                          10番  林 直史                          11番  高辻伸行                          12番  山口忠志                          13番  今津和喜夫                          14番  岩村正秀                          15番  林 茂信                          16番  林 俊昭                          17番  新後由紀子                          18番  川下 勉欠席議員(0名) △再開 ○議長(中谷喜英君) 会議を再開し、休憩前の議事を続けます。 △議長諸報告 ○議長(中谷喜英君) この際、御報告申し上げます。 先ほど各委員会において行われました正副委員長互選の結果につきましては、お手元に配付のとおりであります。 △各委員会の閉会中の継続調査について ○議長(中谷喜英君) 日程第6、各委員会の閉会中の継続調査についてを議題といたします。 各委員長から、お手元に配付のとおり、それぞれの所管事項の閉会中の継続調査の申出書が議長に提出されております。 お諮りいたします。 本件は、各委員長からの申出のとおり、閉会中も継続して調査することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と言う者あり) ○議長(中谷喜英君) 御異議なしと認めます。よって、各委員長から申出のあった事項について、閉会中も継続して調査することに決しました。 △閉議・閉会 ○議長(中谷喜英君) 以上をもって今議会の議事全部を終了いたしました。 令和2年9月加賀市議会定例会は、これをもって閉会いたします。 これにて散会いたします。                           午後4時06分閉議・閉会             議事日程(第5号)                           令和2年9月25日(金)                           午後3時 開議日程第1 市長提出議案第60号から第74号まで     一括議題      委員長報告・質疑、討論、採決  第2 市長追加提出議案第75号から第94号     一括議題      説明、即決  第3 議会議案第7号     議題      説明、質疑、討論、採決  第4 特別委員会の廃止  第5 特別委員会の設置  第6 各委員会の閉会中の継続調査について     閉議     閉会              (写)                          発加総第77号                          令和2年9月25日加賀市議会議長  中谷喜英様                       加賀市長  宮元 陸          議案の追加提出について 令和2年9月加賀市議会定例会に提案する議案を、次のとおり追加提出します。          議案第75号から議案第94号まで              (写)                          発加監第73号                          令和2年9月23日加賀市議会議長  中谷喜英様                      加賀市監査委員  浅井廣史                      加賀市監査委員  林 茂信          住民監査請求に係る監査結果について(通知) 地方自治法(昭和22年法律第67号)第242条第1項の規定に基づき、令和2年7月27日付けで提出された住民監査請求に係る監査の結果を別紙のとおり市長に報告したので、その写しを送付します。              (写)                          発加監第76号                          令和2年9月24日加賀市議会議長  中谷喜英様                      加賀市監査委員  浅井廣史                      加賀市監査委員  林 茂信          住民監査請求に係る監査結果について(通知) 地方自治法(昭和22年法律第67号)第242条第1項の規定に基づき、令和2年7月28日付けで提出された住民監査請求に係る監査の結果を別紙のとおり市長に報告したので、その写しを送付します。議会議案第7号     新型コロナウイルス感染症の影響に伴う地方財政の急激な悪化に対し地方税財源の確保を求める意見書 上記の議案を次のとおり会議規則第14条第1項の規定により提出します。  令和2年9月25日加賀市議会議長  中谷喜英提出者   加賀市議会議員  今津和喜夫  加賀市議会議員  林 直史      〃     東野真樹      〃     高辻伸行      〃     中川敬雄      〃     山口忠志      〃     南出貞子      〃     岩村正秀      〃     上田朋和      〃     林 茂信      〃     辰川志郎      〃     林 俊昭      〃     稲垣清也      〃     新後由紀子      〃     田中金利      〃     川下 勉     新型コロナウイルス感染症の影響に伴う地方財政の急激な悪化に対し地方税財源の確保を求める意見書 新型コロナウイルス感染症が世界的に蔓延し、わが国は、戦後最大の経済危機に直面している。地域経済にも大きな影響が及び、本年度はもとより来年度においても、地方税地方交付税など一般財源の激減が避けがたくなっている。 地方自治体では、医療介護、子育て、地域の防災・減災、雇用の確保など喫緊の財源需要への対応をはじめ、長期化する感染症対策にも迫られ、地方財政は巨額の財政不足を生じ、これまでにない厳しい状況に陥ることが予想される。 よって、国においては、令和3年度地方財政対策及び地方税制改正に向け、下記事項を確実に実現されるよう、強く要望する。               記1 地方の安定的な財政運営に必要な地方税地方交付税などの一般財源総額を確保すること。その際、臨時財政対策債が累積することのないよう、発行額の縮減に努めるとともに、償還財源を確保すること。2 地方交付税については、引き続き財源保障機能と財源調整機能の両機能が適切に発揮できるよう総額を確保すること。3 令和2年度の地方税収が大幅に減収となることが予想されることから、思い切った減収補填措置を講じるとともに、減収補填債の対象となる税目についても、地方消費税を含め弾力的に対応すること。4 税源の偏在性が小さく、税収が安定的な地方税体系の構築に努めるとともに、国税・地方税の政策税制については、積極的な整理合理化を図り、新設・拡充・継続に当たっては、有効性・緊急性を厳格に判断すること。5 とりわけ、固定資産税は、市町村の極めて重要な基幹税であり、制度に影響する見直しは、土地・家屋・償却資産を問わず、断じて行わないこと。先の緊急経済対策として講じた特例措置は、臨時・異例の措置として、やむを得ないものであったが、本来国庫補助金などにより対応すべきものである。よって、今回限りの措置とし、期限の到来をもって確実に終了すること。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。1.特別委員会の廃止について◯廃止委員会名定数所管事務インバウンド対策特別委員会8人インバウンド対策に関すること2.特別委員会の設置について◯設置委員会名定数所管事務スマートシティ特別委員会8人スマートシティに関すること3.特別委員会委員◯基地対策特別委員会 6人 東野真樹中川敬雄稲垣清也山口忠志、林 茂信、川下 勉◯新幹線・駅周辺整備特別委員会 8人 中川敬雄南出貞子、辰川志郎、田中金利、林 直史、岩村正秀、新後由紀子、川下 勉◯スマートシティ特別委員会 8人 東野真樹上田朋和稲垣清也高辻伸行山口忠志今津和喜夫、林 茂信、林 俊昭◯議会活性化特別委員会 7人 東野真樹中川敬雄南出貞子上田朋和、辰川志郎、稲垣清也今津和喜夫          正副委員長互選結果報告書委員会委員長委員長基地対策特別委員会川下 勉稲垣清也新幹線・駅周辺整備特別委員会辰川志郎中川敬雄スマートシティ特別委員会上田朋和東野真樹議会活性化特別委員会今津和喜夫南出貞子                              令和2年9月25日加賀市議会議長  中谷喜英様                        総務経済委員会                         委員長  稲垣清也          閉会中の継続調査申出書 本委員会は、次の事件について閉会中もなお調査を継続する必要があると認めたので、加賀市議会会議規則第111条により申し出ます。  調査事件   1 総合企画及び調整に関する事項   2 広報及び広聴に関する事項   3 イノベーション・デジタル化政策に関する事項   4 防災及び災害対策に関する事項   5 財政、契約及び財産に関する事項   6 観光に関する事項   7 文化財に関する事項   8 商工業及び労働に関する事項   9 企業立地に関する事項  10 農林水産業に関する事項  11 環境政策に関する事項  12 土木に関する事項  13 都市計画及び都市景観に関する事項  14 北陸新幹線に関する事項  15 区画整理に関する事項  16 建築及び住宅行政に関する事項  17 上下水道事業に関する事項  18 統計に関する事項  19 議会に関する事項  20 監査に関する事項  21 消防に関する事項  22 財産区に関する事項                              令和2年9月25日加賀市議会議長  中谷喜英様                        教育民生委員会                         委員長  上田朋和          閉会中の継続調査申出書 本委員会は、次の事件について閉会中もなお調査を継続する必要があると認めたので、加賀市議会会議規則第111条により申し出ます。  調査事件   1 戸籍及び住民基本台帳に関する事項   2 環境衛生に関する事項   3 廃棄物処理に関する事項   4 防犯及び交通安全対策に関する事項   5 まちづくり及び男女共同参画に関する事項   6 人口減少対策に関する事項   7 市税及び各種料金に関する事項   8 社会福祉に関する事項   9 消費者行政に関する事項  10 社会保障に関する事項  11 予防衛生及び健康指導に関する事項  12 地域医療に関する事項  13 山中温泉ぬくもり診療所に関する事項  14 加賀市医療センターに関する事項  15 加賀看護学校に関する事項  16 教育委員会に関する事項  17 学校教育に関する事項  18 社会教育に関する事項  19 社会体育に関する事項                              令和2年9月25日加賀市議会議長  中谷喜英様                        議会運営委員会                         委員長  高辻伸行          閉会中の継続調査申出書 本委員会は、次の事件について閉会中もなお調査を継続する必要があると認めたので、加賀市議会会議規則第111条により申し出ます。  調査事件   1 議会の運営に関する事項   2 議長の諮問に関する事項                              令和2年9月25日加賀市議会議長  中谷喜英様                        基地対策特別委員会                         委員長  川下 勉          閉会中の継続調査申出書 本委員会は、次の事件について、調査終了時まで、閉会中もなお調査を継続する必要があると認めたので、加賀市議会会議規則第111条により申し出ます。  調査事件   1 基地対策に関すること                              令和2年9月25日加賀市議会議長  中谷喜英様                        新幹線・駅周辺整備特別委員会                         委員長  辰川志郎          閉会中の継続調査申出書 本委員会は、次の事件について、調査終了時まで、閉会中もなお調査を継続する必要があると認めたので、加賀市議会会議規則第111条により申し出ます。  調査事件   1 新幹線駅及び周辺の都市機能の充実に関すること                              令和2年9月25日加賀市議会議長  中谷喜英様                        スマートシティ特別委員会                         委員長  上田朋和          閉会中の継続調査申出書 本委員会は、次の事件について、調査終了時まで、閉会中もなお調査を継続する必要があると認めたので、加賀市議会会議規則第111条により申し出ます。  調査事件   1 スマートシティに関すること                              令和2年9月25日加賀市議会議長  中谷喜英様                        議会活性化特別委員会                         委員長  今津和喜夫          閉会中の継続調査申出書 本委員会は、次の事件について、調査終了時まで、閉会中もなお調査を継続する必要があると認めたので、加賀市議会会議規則第111条により申し出ます。  調査事件   1 議会の活性化に関すること   2 議会広報・広聴に関すること   3 政務活動に関すること   4 政治倫理に関すること                              令和2年9月25日加賀市議会議長  中谷喜英様                        予算決算委員会                         委員長  林 直史          予算決算委員会の審査報告について 本委員会に付託された事件は、審査の結果次のとおり決定したから、会議規則第110条の規定により報告します。               記事件の番号件名議決の結果議決の理由議案第60号令和2年度加賀一般会計補正予算原案可決全会一致議案第61号令和2年度加賀市国民健康保険特別会計補正予算〃〃議案第62号令和2年度加賀市後期高齢者医療特別会計補正予算〃〃議案第63号令和2年度加賀市介護保険特別会計補正予算〃〃議案第64号令和2年度加賀市病院事業会計補正予算〃〃議案第70号令和元年度加賀決算認定について原案認定賛成多数議案第71号令和元年度加賀市病院事業会計決算認定について〃全会一致議案第72号令和元年度加賀市水道事業会計決算認定について〃〃議案第73号令和元年度加賀市下水道事業会計決算認定について〃〃議案第74号令和2年度加賀一般会計補正予算原案可決〃                              令和2年9月18日加賀市議会議長  中谷喜英様                        総務経済委員会                         委員長  稲垣清也          総務経済委員会審査の報告について 本委員会に付託された事件は、審査の結果次のとおり決定したから、会議規則第110条の規定により報告します。               記事件の番号件名議決の結果議決の理由議案第65号加賀市支所設置条例の一部改正について原案可決全会一致議案第66号加賀市都市公園条例の一部改正について〃〃議案第69号南加賀広域圏事務組合規約の変更にていて〃〃                              令和2年9月23日加賀市議会議長  中谷喜英様                        教育民生委員会                         委員長  上田朋和          教育民生委員会審査の報告について 本委員会に付託された事件は、審査の結果次のとおり決定したから、会議規則第110条の規定により報告します。               記事件の番号件名議決の結果議決の理由議案第67号小松加賀環境衛生事務組合の解散について原案可決全会一致議案第68号小松加賀環境衛生事務組合の解散に伴う財産処分について〃〃          議決一覧表議決番号議案番号件名議決年月日議決結果84市長提出議案第60号令和2年度加賀一般会計補正予算R2.9.25原案可決85   〃  第61号令和2年度加賀市国民健康保険特別会計補正予算〃〃86   〃  第62号令和2年度加賀市後期高齢者医療特別会計補正予算〃〃87   〃  第63号令和2年度加賀市介護保険特別会計補正予算〃〃88   〃  第64号令和2年度加賀市病院事業会計補正予算〃〃89   〃  第65号令和2年度加賀市支所設置条例の一部改正について〃〃90   〃  第66号令和2年度加賀市都市公園条例の一部改正について〃〃91   〃  第67号小松加賀環境衛生事務組合の解散について〃〃92   〃  第68号小松加賀環境衛生事務組合の解散に伴う財産処分について〃〃93   〃  第69号南加賀広域圏事務組合規約の変更について〃〃94   〃  第74号令和2年度加賀一般会計補正予算〃〃95   〃  第70号令和元年度加賀決算認定について〃原案認定96   〃  第71号令和元年度加賀市病院事業会計決算認定について〃〃97   〃  第72号令和元年度加賀市水道事業会計決算認定について〃〃98   〃  第73号令和元年度加賀市下水道事業会計決算認定について〃〃99市長提出議案第75号教育委員会委員の任命についてR2.9.25原案同意100   〃  第76号公平委員会委員の選任について〃〃101   〃  第77号農業委員会委員の任命について〃〃102   〃  第78号農業委員会委員の任命について〃〃103   〃  第79号農業委員会委員の任命について〃〃104   〃  第80号農業委員会委員の任命について〃〃105   〃  第81号農業委員会委員の任命について〃〃106   〃  第82号農業委員会委員の任命について〃〃107   〃  第83号農業委員会委員の任命について〃〃108   〃  第84号農業委員会委員の任命について〃〃109   〃  第85号農業委員会委員の任命について〃〃110   〃  第86号農業委員会委員の任命について〃〃111   〃  第87号農業委員会委員の任命について〃〃112   〃  第88号農業委員会委員の任命について〃〃113   〃  第89号農業委員会委員の任命について〃〃114   〃  第90号農業委員会委員の任命について〃〃115市長提出議案第91号固定資産評価審査委員会委員の選任についてR2.9.25原案同意116   〃  第92号固定資産評価審査委員会委員の選任について〃〃117   〃  第93号固定資産評価審査委員会委員の選任について〃〃118   〃  第94号固定資産評価審査委員会委員の選任について〃〃119議会提出議案第6号新型コロナウイルス感染症の影響に伴う地方財政の急激な悪化に対し、地方税財源の確保を求める意見書〃原案可決120-各委員会の閉会中の継続調査について〃〃 職務のため議場に出席した事務局職員の職氏名                 事務局長   宮地 徹                 次長     奥村外与彦                 次長補佐   柴木加津恵 地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。                 議長     中谷喜英                 副議長    今津和喜夫                 議員     稲垣清也                 議員     田中金利...