加賀市議会 > 2020-03-24 >
03月24日-05号

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  1. 加賀市議会 2020-03-24
    03月24日-05号


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    最終取得日: 2021-05-03
    令和 2年  3月 定例会                  令和2年3月24日(火)午後3時00分開議出席議員(16名)                           1番  東野真樹                           2番  中川敬雄                           3番  南出貞子                           4番  上田朋和                           6番  辰川志郎                           7番  稲垣清也                           8番  中谷喜英                           9番  田中金利                          10番  林 直史                          11番  高辻伸行                          12番  山口忠志                          13番  今津和喜夫                          15番  林 茂信                          16番  林 俊昭                          17番  新後由紀子                          18番  川下 勉欠席議員(1名)                          14番  岩村正秀 △開議 ○議長(田中金利君) これより、本日の会議を開きます。 △議長諸報告 ○議長(田中金利君) 諸般の口頭報告は、これを省略いたします。 △会議時間延長 ○議長(田中金利君) 本日の会議時間は、あらかじめこれを延長いたします。 △委員長報告 ○議長(田中金利君) 日程第1、市長提出議案第4号から第40号までを一括議題といたします。 以上の各案件の委員会における審査の経過並びのその結果について、委員長の報告を求めます。 予算決算委員長、林 直史君。 ◆予算決算委員長(林直史君) 予算決算委員会に付託されました案件の審査の経過並びにその結果につきまして御報告申し上げます。 本委員会に付託されました案件は、議案第4号から第18号まで及び議案第40号の計16件であります。 これらの案件につきまして、本委員会に2つの分科会を設置し、17日に総務経済分科会、19日に教育民生分科会をそれぞれ開催いたしました。各分科会におきましては、分担された議案関係分について、関係部課長から詳細なる説明を受け、慎重に審査を行いました。 これを受け、本日、本委員会を開催し、各分科会長から審査の経過についての報告を求め、審査を進めました結果、議案第4号、議案第12号及び議案第13号については、反対者3名の賛成多数でもって、議案第5号、議案第8号及び議案第9号については、反対者2名の賛成多数でもって、そのほかの案件については、反対者1名の賛成多数でもって、それぞれ原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。 なお、各分科会における審査の内容につきましては、総務経済分科会では、観光分野において、現在、新型コロナウイルスが流行している中での本市の観光施策実施状況について尋ねたところ、新型コロナウイルスの収束状況や観光業界の動向を注視していくとともに、プロモーションに効果的な時期を見定めた上で、予定している誘客施策を展開していきたいと考えているとのことでありました。 また、団体客の旅行が自粛傾向にある中、個人の旅行については動きがあることから、自家用車で移動できるファミリー向けのプランを考えるなど、現時点でできる誘客施策を展開していきたいとのことでありました。 次に、教育民生分科会では、奨学基金費について、現在の奨学金制度で市内の高等学校に進学する生徒に対し優遇措置等が必要ではないかとただしたところ、加賀市奨学金は、現在、給付対象者を市内に住所を有し、市内の高等学校に在学する者に限定しており、募集人員も5名から10名になっているとのことでありました。 また、大学に在学する者に対する奨学金である加賀市三森良二郎奨学金では、市内の高等学校の生徒を優遇してほしいという要望があり、今後、そのような措置が取れないか考えているとの答弁でありました。 以上が審査の経過並びにその結果でありますので、何とぞ本委員会の決定どおり御賛同賜りますようお願い申し上げまして、予算決算委員会の報告といたします。 ○議長(田中金利君) 総務経済委員長稲垣清也君。 ◆総務経済委員長稲垣清也君) 総務経済委員会に付託されました案件の審査の経過並びにその結果につきまして御報告申し上げます。 本委員会に付託されました案件は、条例案件9件、その他案件4件の合計13件であります。 これらの案件につきまして、関係部課長の出席を求め、詳細なる説明を受け、慎重に審査を進めました結果、全議案とも全会一致でもって原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。 審査の主な内容につきましては、議案第25号加賀市企業立地促進のための加賀市税条例の特例を定める条例の一部改正について、前回の改正からさらに支援を強化した理由について尋ねたところ、本条例は、平成30年4月に情報通信事業者ベンチャー企業などのスタートアップ支援として、固定資産税都市計画税を減免するため制定したものとのことでありました。しかし、これまでに支援実績がないことや、企業からの要望なども踏まえ、さらに先進地事例を参考とした上で、要件の緩和や補助金の追加などの所要の改正を行い、さらなる支援の強化を図ることとしたとのことでありました。 以上が主な審査の経過並びに結果でありますので、何とぞ本委員会の決定どおり御賛同賜りますようお願いを申し上げまして、総務経済委員会の報告といたします。 ○議長(田中金利君) 教育民生委員長、上田朋和君。 ◆教育民生委員長(上田朋和君) 教育民生委員会に付託されました案件の審査の結果につきまして御報告申し上げます。 本委員会に付託されました案件は、条例案件8件であります。 これらの案件につきまして、教育長を初め関係部課長の出席を求め、詳細なる説明を受け、慎重に審査を進めました結果、議案第26号については、反対者1名の賛成多数でもって、このほか7件の議案については、全会一致でもって原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。 以上が審査の結果でありますので、何とぞ本委員会の決定どおり御賛同賜りますようお願いを申し上げまして、教育民生委員会の報告といたします。 ○議長(田中金利君) 委員長の報告は終わりました。 △修正の動議 ○議長(田中金利君) ただいま議題となっております議案第4号令和2年度加賀市一般会計予算及び議案第12号令和2年度加賀市下水道事業会計予算については、林 俊昭君外1名から、お手元に配付のとおり、修正の動議が提出されました。 これより議案第4号及び第12号の各修正案を原案に合わせて議題といたします。 提出者から提案理由の説明を求めます。 林 俊昭君。 ◆(林俊昭君) 議長の指名がありましたので、議案第4号令和2年度加賀市一般会計予算及び議案第12号令和2年度加賀市下水道事業会計予算の一部を、お手元に示した修正案として提出し、修正動議の提案理由の説明を行いたいと思います。 今回の修正は、スマートシティ推進事業及びデジタル化推進事業の予算計上に反対するものであります。 これらの事業の財源の内訳は、スマートシティ推進事業が予算額2,355万円に対し、重点事業推進基金繰入金1,960万円、一般財源395万円であります。また、デジタル化推進事業が予算額6,103万円に対して、重点事業推進基金繰入金3,050万円、一般財源3,053万円であります。 修正案といたしましては、一般会計歳入については、これらの事業に係る基金繰入金を減額し、歳出については、2款1項8目中、デジタル化推進費及びスマートシティ推進費予算をゼロとするとともに、8款5項3目の公共下水道事業繰出金600万円を減額するものであります。 また、一般会計予算の修正に併せて、関連する下水道事業会計予算についても減額修正するものであります。 私は、さきの本会議で、この2つの事業に対し、加賀市重点事業推進基金や一般財源を充当することはいかがなものかとただしました。当局は、加賀市重点事業推進基金条例の第2条第4号で、総合計画に掲げる将来都市像の実現のため、事業計画期間が5年以内で総事業費3億円以上の市長が必要と認める事業の財源に基金を充てることができると定めている。こうしたことから、令和2年度から令和6年度までの5年間で総事業費7億4,500万円として計画し、重点事業推進基金の充当事業に位置づけたものでありますなどと答弁しております。 私から問われて初めて総事業費が明らかになったわけでありますけれども、今後5年間の加賀市スマートシティの実現に向けた事業内容や予算の使途などが具体的に示されておりません。トップダウンが強いあまり、担当部局は忖度せざるを得なかったのでございましょうか。 そんな市政からは、税に対する危機感や緊張感がうかがわれません。なぜなら、今後も人口減少などによる市税収入の減少は計り知れませんし、最近の新型コロナウイルスにより経済がマイナス成長になるのではないかと言われておる中で、市民生活に直結した行政サービスが安定的に提供できるのか、先行きに不安を感じざるを得ないからであります。したがって、新規事業を行うには、補助制度もないのに基金の取崩しや一般財源などに軽々に頼ることを慎まなければならないと思います。 宮元市長には、ほかの自治体との差別化を図り、新規事業を推進するに当たっては、全国初や県内初にこだわることなく、国や県と協議し、補助制度を当てはめていく、あるいは国や県を動かして補助制度を構築させてから事業を進めるべきと考え、今回のスマートシティ推進事業デジタル化推進事業を今年度予算より削除することにより、修正案としたいと思います。 なお、所定の賛同者を得て提出させていただきましたので、議員各位の御賛同方をよろしくお願いし、提案としたいと思います。 ○議長(田中金利君) 提案理由の説明は終わりました。 △休憩
    ○議長(田中金利君) この際、議事手続のため、暫時休憩いたします。                              午後3時13分休憩                  令和2年3月24日(火)午後3時14分再開出席議員(16名)                           1番  東野真樹                           2番  中川敬雄                           3番  南出貞子                           4番  上田朋和                           6番  辰川志郎                           7番  稲垣清也                           8番  中谷喜英                           9番  田中金利                          10番  林 直史                          11番  高辻伸行                          12番  山口忠志                          13番  今津和喜夫                          15番  林 茂信                          16番  林 俊昭                          17番  新後由紀子                          18番  川下 勉欠席議員(1名)                          14番  岩村正秀 △再開 ○議長(田中金利君) 会議を再開し、休憩前の議事を続けます。 △質疑 ○議長(田中金利君) これより委員長報告、議案第4号及び第12号の各修正案に対する一括の質疑に入ります。 質疑はありませんか。 質疑なしと認め、質疑を終わります。 △討論 ○議長(田中金利君) これより討論に入ります。 通告がありましたので、順次発言を許します。 新後由紀子君。 ◆(新後由紀子君) 議案第4号令和2年度加賀市一般会計予算修正案について賛成、市長提出議案の議案第4号令和2年度加賀市一般会計予算に反対、議案第12号令和2年度加賀市下水道事業会計予算の修正案について賛成、議案第12号令和2年度加賀市下水道事業会計について反対、議案第5号令和2年度加賀市国民健康保険特別会計に反対、議案第8号令和2年度加賀山代温泉財産特別会計予算案に反対、議案第9号令和2年度加賀山中温泉財産区特別会計予算に反対、議案第13号令和元年度加賀市一般会計補正予算に反対、議案第26号加賀市国民健康保険税条例の一部改正について反対し、討論を行います。 昨年、景気が下降局面であったにもかかわらず、安倍政権は、10月に消費税10%への増税を強行しました。政府発表では、決定的な景気悪化を招いたとのことでした。今年に入って新型コロナウイルスが発生、流行し、地球規模で感染の拡大は、現在も収束の気配は見えていません。この大災害とも言える事態は、多くの健康被害の犠牲者とリーマンショック以上の景気悪化の様相を見せております。 加賀市においても多大な影響が出ています。健康不安も当然ですが、観光客の大幅な減少、製造業や小売店では売上の減少だけではなく、部品納入や仕入れ、商品の仕入れが止まっている状態です。 感染拡大防止対策とはいえ、学校の一斉一律の休校は、子供の居場所や学ぶ場の確保、働く親の休業の問題があり、施設の休業やイベントの自粛は旅館だけではなく、中小企業の経営悪化とともに、施設や企業で働く臨時職員等の休業補償など雇用問題も発生しています。市民の声を政府に本当に届けるべきであります。 その中で、国民健康保険の加入者の負担、加賀山中温泉財産区民加賀山代温泉財産区民の負担も増えるようであります。とんでもないことであります。市民生活と地域経済状況の悪化は、安倍政権、政府に対して、消費税増税から始まり、新型コロナウイルス感染症で深刻さを増しており、新年度予算案補正予算案は、今、目の前にある困難から完全に目をそらしていると言わなければなりません。 所信表明で誇らしげに主要事業を語っておられました。しかし、そこで語られる予算案に盛り込まれていたのは、行政のデジタル化推進事業スマートシティ推進事業などは、国の骨太方針、全世代型社会保障改革自治体戦略2040構想を引き写しただけで、市民が加賀市に期待する加賀市の将来像とあまりにかけ離れています。 第2次加賀市まち・ひと・しごと総合戦略の具体化と言いますが、市民や戦略の作成に関わった市職員の皆さん、また同僚議員の皆さんは、本当にそんなことを期待されているのでしょうか。スマートシティが目指す目標は2040年、20年後です。従来の半分の職員でも、自治体が本来担うべき機能を発揮できるとしています。市の人口が半分にならないけれども、市職員を半分にするというのです。AI、ロボティクスによって自動処理するスマート自治体へ転換するや、自治体ごと情報システムの重複投資をやめる仕組みが必要と、加賀市があらゆる行政事務を経営効率最優先の形にするというものです。 莫大な投資をしたが、普及に失敗したマイナンバーカードの再起復活もうたっています。 行政法の研究者は、これらの施策の体系、地域戦略を、行政サービス産業化路線と称し、警鐘を鳴らしています。地方創生を掲げながら、公共施設の統廃合、民間委託など行政改革、地方財政の縮減、そして地方を首都圏、関西圏、中京圏など、大企業のもうけ先の拡大に道を開き、協力させようというのが、かつての日本列島改造論の焼き直しともいえる国の誘導方針です。 学校ICT化を推進する予算案、新学習指導要領による教育の推進や、消費税増税を根本的に見直すべきであります。そして、新型コロナウイルスが加える市民生活と中小企業者の経営を守る施策を本当に大胆に計画すべきだと思います。 以上、反対討論といたします。 ○議長(田中金利君) 稲垣清也君。 ◆(稲垣清也君) 私は、会派昂志会を代表いたしまして、この3月定例会に宮元市長から提案されております令和2年度一般会計予算を初めとする議案37件に対し、賛成の立場から討論をいたします。 まず、当面の最優先の課題であります新型コロナウイルスへの対応につきましては、市の対策本部体制の下、感染拡大防止のための情報提供やマスクの配布などの取組がなされております。 併せて、宿泊キャンセルやイベントの自粛などによる市内事業者の方々の経済面での影響に対する市独自の金融支援制度に係る追加予算が、県内自治体のトップを切って提案されております。ある意味で災害ともいえる今回の事態に対し、スピーディーに、また市独自の支援に乗り出す姿勢に賛同いたしますとともに、今後も日々変動する状況を的確に捉えて、市内経済の安定、市民生活の安定のために第2、第3の対応を大胆かつ速やかに行われますようお願いするものであります。 さて、全国的に人口の減少が進行している中で、東京圏への一極集中の傾向が継続し、地方における人口、特に生産年齢人口が減少しております。そして、地方における地域社会の担い手の減少や消費市場の縮小などの様々な社会的、経済的な課題は依然として解消されるどころか、より深刻化してきております。 本市においては、日本創生会議消滅可能性都市という表現で警鐘を鳴らしたような状況に陥ることは何としても回避しなければなりません。そのためには、これまでと同じような、また、他の自治体と同じような取組だけではなく、前例にとらわれない先進的な取組を継続することで、都市間の競争に打ち勝っていくことが重要であると考えます。 宮元市長は、以前からこうした思いを念頭に多くの施策を展開されており、令和2年度は、スマートシティの実現に向け、挑戦の取組をさらに加速されると表明されております。 主な点といたしましては、まず、スマートシティの実現を目指すことについて、これまで他の自治体に先駆けて、イノベーションに係る先進施策を組み合わせ、デジタル技術によって、地域のヒト、モノ、組織などをつなぐことで、市全体の生産性の向上を図るとともに、IoTやドローン、MaaSなどの最先端の技術を投入することで、他の自治体との差別化を図り、産業の活性化や集積を目指すこととしております。 令和2年度では、特にデジタル化の推進、未来を担う人材の育成、そして脱炭素社会の取組という3つのテーマについて重点的に推進することとしております。 こうした取組のほか、3年後の2023年に迫った北陸新幹線の加賀温泉駅開業に向けて、加賀温泉駅周辺の整備を着実に進めるとともに、観光戦略プロモーションの展開や温泉地の回遊性の向上、そして柴山潟遊歩観光ルートプロジェクトの推進などによる観光客の受入れ環境整備を併せて実施することとしております。 また、宮元市長の就任以来の重点項目に位置づけておられます子育て支援の分野につきましても、かがっこ応援プロジェクト2020として、特別養子縁組支援事業の新設を初め施策の拡充を図っておられます。 ただいま申し上げました取組を含めまして、当初予算に掲げられました事業の全てが、市民の福祉向上、市全体の活性化、そして人口減少に立ち向かう大きな動きにつながることを御期待申し上げ、併せて、この実施に当たっては、宮元市長のリーダーシップの下、最大の効果が得られるよう、的確に、また効果的に取り組まれることをお願い申し上げまして、議題となっております議案37件について賛成の意思を表明し、私の賛成討論といたします。 ○議長(田中金利君) 林 俊昭君。 ◆(林俊昭君) 今回提案されております議案第13号令和元年加賀一般会計補正予算について、反対討論を行います。 それでは、小・中学校ICT教育環境推進事業についてであります。 安倍首相は、昨年11月の経済財政諮問会議で、パソコンは1人1台は当然ということを国家意思として明確に示すことが重要などと述べたことに、政府内には、教育効果が不透明、急な全国一律の整備は地域の実態に合わないなどとの懸念もあったものの、同年12月には、新たに経済対策2023年度までに全国の小・中学校で1人1台のパソコンの整備を進めることを決定したことによる措置です。そこで、一気に学校のICT環境の整備を進めること、つまり教育の情報化の推進が国策として決まった形であります。 宮元市長は、即座に国の経済対策を受けて、小・中学校ICT環境を実現するための予算6億6,210万円を計上しております。事業内容は、校内通信ネットワークの整備事業に6億4,155万6,000円、児童生徒1人1台端末の整備事業に2,054万4,000円などとしております。いずれも国庫補助の割合は2分の1で、残りの負担は市の負担となります。そればかりか、端末の更新時には補助が出る見通しもなく、すさまじい財政負担が予測されます。 宮元市長は、国が言うからと、将来の財政事情も鑑みず、加賀市中期財政計画にもないのに、数億円の単位の事業を唐突に行うことに、私は理解できないのであります。 私はこれまで、小・中学校で進められているICT化については、メリットだけでなく、デメリットが伴うことを言い続けてきました。なぜなら、OECD、いわゆる経済協力開発機構の報告では、例えば、ペルーでの無作為化比較試験というのがあるんですが、その事例で、抽せんで選ばれた約1,000人の小学生がノートパソコン1台を無料で渡され、その5か月後にどう変わったかについて、パソコンを利用することが増えたと答えており、渡されていない小学生よりもパソコン利用に習熟していることが明らかになっております。しかし、読解力や数学の得点、認知的技能より一般的なICTの習熟度に関しての効果はなかったとしております。しかも、教師は、無料のコンピューターを受け取った生徒は、受け取らなかった生徒に比べて学校で余り努力しなかったと答えていることも紹介されております。 いつでもパソコンで文章を書いていると、簡単な漢字も忘れてしまい、書けなくなってしまうのは、私ばかりではないだろうと思います。初等、中等教育の子供の場合では、便利なICTのおかげで基礎的な知識が記憶されないままになり、忘れる前に覚えていないことになってしまっているのではないでしょうか。そうなると、正しい漢字の変換もできなくなってしまいます。 もし学校ICT化が子供の教育にメリットがあると信じ、推し進めようとするなら、予測されるようなデメリットやリスクも丁寧に拾い上げ、意見をしっかりと聞き、調査し、是正と改善、予防に力を注ぐべきであります。 私には、加賀市教育委員会は、小・中学校ICT教育環境の推進ありきで、その努力が全く見えません。 いずれにしても、自治体の個性を確立するどころか、国の方針を丸写ししての小・中学校ICT教育環境推進には、脅かされる子供の健康と学力を懸念するわけであります。 この議案には、そういう意味では賛同できかねますので、以上、反対討論としたいと思います。 ○議長(田中金利君) 川下 勉君。 ◆(川下勉君) 私は、会派自民かがやきを代表いたしまして、本定例会に提案されております令和2年度加賀市一般会計予算を初めとする議案37件について、賛成の意思を表明する立場で討論をいたしたいと思います。 宮元市長は、加賀市が直面する最大の課題であります人口減少に対処するため、令和2年度においても、攻めの姿勢を変えることなく、挑戦の取組をさらに加速させ、都市間競争に勝ち抜いていく姿勢を明確にし、スマートシティの実現に向けて、マイナンバーカードを利用したデジタル自治体プラットフォームの構築をはじめ、アバター技術の導入やSTEAM教育の推進などを新規事業として掲げ、積極的な事業の展開を図ろうとしております。 このような先進的な事業と併せて、市民生活の安全性や快適性を向上するための、例えば防災行政無線の整備による防災力の強化、北陸新幹線敦賀延伸を見据えた加賀温泉駅周辺の整備、さらには加賀市環境美化センターの整備改良事業なども計画的に行うこととしております。 こうした事業をバランスよく、また持続的に行っていくために、加賀市中期財政計画にあるように、備えとしての各種基金を活用するとともに、保育園の統合、山中温泉支所の建物の解体と跡地の整備など、加賀市公共施設マネジメントの基本方針に基づく施設の適正な配置により歳出の適正化を図る取組が見られます。 このような取組で積極的な施策展開を図りながら、財政運営も持続的に行っていくという宮元市長の姿勢に賛意を表すものであります。 また、新型コロナウイルスによる市内経済への影響に対する追加の補正予算についても、市としての独自の支援がなされているという点で評価いたします。今後も引き続き、市民、そして市内事業者の方々に寄り添った市当局の対応を切に望むものであります。 こうした点を初めとし、市当局におかれては、令和2年度の市政運営について、宮元市長を先頭として強力に推進されることを期待いたしまして、今回提案されております議案37件に賛成する意思を表明して、討論といたします。 ○議長(田中金利君) 以上をもって、討論は終わりました。 △市長提出議案採決(議案第4号外1件) ○議長(田中金利君) これより採決いたします。 まず、市長提出議案第4号及び第12号の各修正案について一括採決いたします。 林 俊昭君外1名から提出されました議案第4号及び第12号の各修正案に賛成の諸君の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(田中金利君) 起立少数と認めます。よって、林 俊昭君外1名から提出されました議案第4号及び第12号の各修正案は否決されました。 次に、市長提出議案第4号及び第12号の原案について採決いたします。 以上の各案件に対する委員会の決定は、原案可決であります。 以上の各案件は、委員会の決定のとおり、原案可決することに賛成の諸君の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(田中金利君) 起立多数と認めます。よって、以上の各案件は原案のとおり可決されました。 △市長提出議案採決(議案第13号) ○議長(田中金利君) 次に、市長提出議案第13号を採決いたします。 本案件に対する委員会の決定は、原案可決であります。 お諮りいたします。 本案件は、委員会の決定のとおり、原案可決することに賛成の諸君の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(田中金利君) 起立多数と認めます。よって、本案件は原案のとおり可決されました。 △市長提出議案採決(議案第5号外3件) ○議長(田中金利君) 次に、市長提出議案第5号、第8号、第9号及び第26号を採決いたします。 以上の各案件に対する委員会の決定は、原案可決であります。 お諮りいたします。 以上の各案件は、委員会の決定のとおり、原案可決することに賛成の諸君の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(田中金利君) 起立多数と認めます。よって、以上の各案件は原案のとおり可決されました。 △市長提出議案採決(議案第6号外29件) ○議長(田中金利君) 次に、市長提出議案第6号、第7号、第10号、第11号、第14号から第25号まで及び第27号から第40号までの合計30件を一括採決いたします。 以上の各案件に対する委員会の決定は、原案可決であります。 お諮りいたします。 以上の各案件は、委員会の決定のとおり、原案可決することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と言う者あり) ○議長(田中金利君) 御異議なしと認めます。よって、以上の各案件は原案のとおり可決されました。 △議会議案審議(第2号外3件) ○議長(田中金利君) 日程第2、今津和喜夫君外15名の提出の議会議案第2号心身障がい者医療費助成制度の早期創設を求める意見書の外3件を一括議題といたします。 提出者から提案理由の説明を求めます。 今津和喜夫君。 ◆(今津和喜夫君) ただいま議題となりました議会議案第2号及び第3号の提案理由の説明を申し上げます。 議会議案第2号は、心身障がい者医療費助成制度の早期創設を求める意見書であります。 全国の自治体では、重度心身障がい者を対象とした心身障がい者医療費助成制度を実施していますが、厳しい財政状況の下、その対象や内容には自治体間で格差が生じています。 そもそも心身障がい者医療費助成制度については、自治体の財政力等により格差を生むことは望ましくなく、本来医療保険制度を担う国が全国一律に実施すべきであります。 よって、国におかれては、障がいのある方がいつでも、どこでも平等に現物給付により助成を受けられる制度を早期に創設するよう、強く要望するものであります。 次に、議会議案第3号は、持続可能な医療・介護制度の確立を求める意見書であります。 我が国は世界一の長寿社会を迎えており、今後のさらなる健康寿命の延伸も期待されています。 こうした人生100年時代を、住み慣れた地域で安心して医療や介護を受けることができる社会の実現が求められています。そのためには、地域に根差した医療提供体制の構築や、医療従事者、医療機関の確保は重要かつ不可欠な課題であります。 よって、国におかれては、国民一人一人が生涯を通じて健やかに過ごすことができる持続可能な医療・介護制度の確立に向けて、適切な財源を確保するよう強く要望するものであります。 以上につきまして、何とぞ御賛同賜りますようお願い申し上げ、提案理由の説明といたします。 ○議長(田中金利君) 高辻伸行君。 ◆(高辻伸行君) ただいま議題となりました議会議案第4号の提案理由の説明を申し上げます。 議会議案第4号は、地球温暖化対策の加速度的な推進を求める意見書であります。 国の地球温暖化対策については、温室効果ガス排出削減等のための新たな国際枠組みであるパリ協定の目標達成のため、中長期計画として、CO2排出量を2050年度までに、2013年度比80%削減することなどを目標として定め、その実現に向け、様々な取組が進められています。 当市においては、2050年までに温室効果ガスの排出量実質ゼロを目指すことを表明し、ゼロカーボンシティとして国内外に発信するなど、脱炭素社会への取組を進めているところであります。 しかしながら、地球温暖化対策は、我が国全体、さらには地球規模で取り組まなければならない問題であり、国内における国のリーダーシップに加え、国際社会で我が国が主導的な役割を果たしていくことが極めて重要であります。 よって、国におかれては、近年の気候変動を日本、さらには地球規模の非常事態であるとの認識に立ち、地球温暖化対策を充実、強化し、加速度的に推進するよう強く要望するものであります。 以上につきまして、何とぞ御賛同賜りますようお願い申し上げ、提案理由の説明といたします。 ○議長(田中金利君) 林 直史君。 ◆(林直史君) ただいま議題となりました議会議案第5号中高年のひきこもりに対する実効性ある支援と対策を求める意見書について、提案理由の説明を申し上げます。 従来、ひきこもりは、主として若年、青年層の課題としてイメージされてきました。しかし最近では、中高年層に及ぶ大きな社会問題としてクローズアップされております。 国では、これまで都道府県、政令市へのひきこもり地域支援センターの設置や、ひきこもりサポーター養成研修、派遣事業を行っておりますが、中高年のひきこもりは、個々人やその家族だけの問題ではなく、社会全体で受け止めるべき大変重要な課題であります。 よって、国におかれましては、自立相談支援の機能強化のためのアウトリーチ支援員の配置と財政支援の仕組みの創設、中高年が参加しやすくなるような居場所づくりやボランティア活動など多様な社会参加の場の確保、市区町村がこれまでの制度の枠を超えて包括的に支援することができる新たな仕組みの構築など、中高年のひきこもり対策に早急に取り組むことを強く要望するものであります。 以上につきまして、何とぞ御賛同賜りますようお願い申し上げまして、提案理由の説明といたします。 ○議長(田中金利君) 提案理由の説明は終わりました。 △質疑 ○議長(田中金利君) これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。 質疑なしと認め、質疑を終わります。 △討論 ○議長(田中金利君) これより討論に入ります。 討論はありませんか。 討論なしと認め、討論を終わります。 △議会議案採決(第2号外3件) ○議長(田中金利君) これより採決いたします。 議会議案第2号から第5号までの合計4件を一括採決いたします。 お諮りいたします。 以上の各案件は可決することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と言う者あり) ○議長(田中金利君) 御異議なしと認めます。よって、以上の各案件は可決されました。 △休憩 ○議長(田中金利君) この際、暫時休憩いたします。                              午後3時49分休憩                  令和2年3月24日(火)午後4時10分再開出席議員(16名)                           1番  東野真樹                           2番  中川敬雄                           3番  南出貞子                           4番  上田朋和                           6番  辰川志郎                           7番  稲垣清也                           8番  中谷喜英                           9番  田中金利                          10番  林 直史                          11番  高辻伸行                          12番  山口忠志                          13番  今津和喜夫                          15番  林 茂信                          16番  林 俊昭                          17番  新後由紀子                          18番  川下 勉欠席議員(1名)                          14番  岩村正秀 △再開 ○副議長(今津和喜夫君) 会議を再開し、休憩前の議事を続けます。 △日程の追加 ○副議長(今津和喜夫君) さきの休憩中に、議長、田中金利君から議長職の辞職願が提出されました。 お諮りいたします。 この際、議長辞職の件を日程に追加し、議題といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と言う者あり) ○副議長(今津和喜夫君) 御異議なしと認めます。よって、これより議長辞職の件を日程に追加し、議題といたします。 △議長辞職許可 ○副議長(今津和喜夫君) まず、事務局長に辞職願を朗読させます。 ◎事務局長(宮地徹君) 辞職願。 このたび、一身上の都合により加賀市議会議長を辞職したいので、許可されるよう願い出ます。 令和2年3月24日、加賀市議会議長、田中金利。 加賀市議会副議長、今津和喜夫様。 ○副議長(今津和喜夫君) お諮りいたします。 田中金利君の議長辞職を許可することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と言う者あり) ○副議長(今津和喜夫君) 御異議なしと認めます。よって、田中金利君の議長辞職を許可することに決しました。     〔田中金利君入場〕 △議長退任挨拶 ○副議長(今津和喜夫君) 前議長、田中金利君から退任の御挨拶があります。 田中金利君。 ◆(田中金利君) 本日、市議会議長の職を辞するに当たりまして、一言御礼の御挨拶を申し上げます。 平成30年12月の定例会におきまして、議員各位の温かい御支援と御推挙をいただき、議長の大任を仰せつかりました。 在任中の1年3か月には、平成から令和という時代の大きな節目もございましたが、今日まで議長という大役を無事努めることができましたのも、同僚議員をはじめ、関係各位の御理解、御協力のおかげであり、ここに厚くお礼を申し上げる次第であります。 特に議会改革におきましては、全国のトップクラスを維持できましたことに安堵しているところでございます。また、市内で活躍されている数多くの皆様とお会いできたこと、さらに全国市議会議長会基地協議会では会長職務代理として貴重な経験もさせていただき、多忙な中にも充実した毎日を過ごすことができました。 今後は一議員として、市民の皆さんに常に寄り添い、加賀市のさらなる発展に誠心誠意努力してまいりたいと思っております。 結びに、宮元市長を初め執行部の皆様の御協力に対しまして改めて感謝申し上げますとともに、今後とも変わらぬ御指導、御鞭撻をお願い申し上げ、退任の御挨拶とさせていただきます。 本当に長い間ありがとうございました。(拍手) △議長選挙 ○副議長(今津和喜夫君) ただいま議長が欠員となりました。 お諮りいたします。 この際、議長選挙を日程に追加し、選挙を行いたいと思います。これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と言う者あり) ○副議長(今津和喜夫君) 御異議なしと認めます。よって、これより議長選挙を日程に追加し、選挙を行います。 議場の閉鎖を命じます。     〔議場閉鎖〕 ○副議長(今津和喜夫君) ただいまの出席議員数は16名であります。 投票用紙を配付させます。     〔投票用紙配付〕 ○副議長(今津和喜夫君) 投票用紙の配付漏れはありませんか。 配付漏れなしと認めます。 投票箱を改めさせます。     〔投票箱点検〕 ○副議長(今津和喜夫君) 異状なしと認めます。 念のため申し上げます。 投票は単記無記名であります。投票用紙に被選挙人の氏名を記載の上、点呼に応じて順次投票を願います。 なお、新後由紀子君及び川下 勉君から自席での投票の要請がありましたので、議長において、これを許可いたします。 点呼を命じます。     〔投票〕 ◎事務局長(宮地徹君) 1番 東野真樹議員、2番 中川敬雄議員、3番 南出貞子議員、4番 上田朋和議員、6番 辰川志郎議員、7番 稲垣清也議員、8番 中谷喜英議員、9番 田中金利議員、10番 林 直史議員、11番 高辻伸行議員、12番 山口忠志議員、15番 林 茂信議員、16番 林 俊昭議員、17番 新後由紀子議員、18番 川下 勉議員、13番 今津和喜夫議員。 ○副議長(今津和喜夫君) 投票漏れはありませんか。 投票漏れなしと認めます。 投票を終了いたします。 これより開票を行います。 会議規則第31条第2項の規定により、立会人に山口忠志君、林 茂信君を指名いたします。 両君の立ち会いをお願いいたします。     〔開票〕 ○副議長(今津和喜夫君) 投票の結果を報告いたします。 投票総数16票、これは先ほどの出席議員数に符合いたしております。 そのうち、有効投票 15票      無効投票 1票 有効投票中、 中谷喜英君 14票 新後由紀子君 1票 以上のとおりであります。 この選挙の法定得票数は4票であります。よって、中谷喜英君が議長に当選されました。 議場の閉鎖を解きます。     〔議場開鎖〕 ○副議長(今津和喜夫君) ただいま議長に当選されました中谷喜英君が議場におられますので、本席から会議規則第32条第2項の規定による告知をいたします。 △議長就任挨拶 ○副議長(今津和喜夫君) ここで、中谷喜英君の議長就任の御挨拶があります。 中谷喜英君。 ○議長(中谷喜英君) ただいま議員の皆様方の御推挙により、第11代の加賀市議会議長という要職に就かせていただきました。誠に身に余る光栄であり、ここに衷心より感謝申し上げます。 私自身、浅学非才の身ではございますが、加賀市の市政の発展と議会の円滑な運営のため、懸命の努力をしてまいる所存であります。 さて、加賀市では、人口減少という厳しい現実に直面しております。我々議会としましても、危機感を持って、あらゆる施策について調査研究をし、積極的に提言をしていくことが必要であると考えております。 また、田中前議長から引き継ぎました全国トップレベルと評される議会改革は、多くの自治体から注目されており、加賀市議会の名に恥じぬよう挑戦を続けることはもはや使命であり、まさに身が引き締まる思いでございます。 今後とも、議員各位、そして宮元市長をはじめとする執行部の皆様におかれましては、格別の御支援、御協力をお願い申し上げます。 結びに、ふるさと加賀市の明るい未来に向けて一層の努力を重ねますことをここにお誓い申し上げ、簡単ではございますが、私の議長就任に当たっての御挨拶とさせていただきます。どうかよろしくお願いいたします。(拍手) ○副議長(今津和喜夫君) ただいま、中谷喜英君から議長当選承諾の挨拶がありましたので、議長に決定をいたしました。 中谷議長、議長席にお着き願います。     〔副議長自席、議長議長席着席〕 △市長祝辞 ○議長(中谷喜英君) ここで市長から発言を求められておりますので、これを許します。 宮元市長。 ◎市長(宮元陸君) ただいま御選任されました中谷喜英議員の議長御就任に対しまして、心よりお祝い申し上げます。 中谷喜英新議長におかれましては、長年にわたる議会人としての経験と幅広い見識を持って加賀市政の発展に取り組んでいただきますよう、心より御期待を申し上げるものであります。 また、本日をもって議長を退任されました田中金利議員には、全国でも上位にランキングされる議会改革に加え、国際交流等にも積極的に取り組んでいただきました。ここに改めて敬意を表しますとともに、心から感謝を申し上げる次第であります。誠にありがとうございました。 △日程の追加 ○議長(中谷喜英君) ただいま教育民生委員及び予算決算委員がそれぞれ欠員となっております。 お諮りいたします。 ただいま欠員となっております委員の選任について、この件を日程に追加し、議題といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と言う者あり) ○議長(中谷喜英君) 御異議なしと認めます。よって、これより委員の選任の件を日程に追加し、議題といたします。 △教育民生委員会委員・予算決算委員会委員選任 ○議長(中谷喜英君) ただいま欠員となっております委員の選任につきましては、委員会条例第7条第1項の規定により、田中金利君を教育民生委員及び予算決算委員にそれぞれ指名いたします。 △休憩 ○議長(中谷喜英君) この際、暫時休憩いたします。                              午後4時31分休憩                  令和2年3月24日(火)午後4時42分再開出席議員(16名)                           1番  東野真樹                           2番  中川敬雄                           3番  南出貞子                           4番  上田朋和                           6番  辰川志郎                           7番  稲垣清也                           8番  中谷喜英                           9番  田中金利                          10番  林 直史                          11番  高辻伸行                          12番  山口忠志                          13番  今津和喜夫                          15番  林 茂信                          16番  林 俊昭                          17番  新後由紀子                          18番  川下 勉欠席議員(1名)                          14番  岩村正秀 △再開 ○議長(中谷喜英君) 会議を再開し、休憩前の議事を続けます。 △議長諸報告 ○議長(中谷喜英君) この際、御報告申し上げます。 さきの休憩中、私、中谷喜英から議会運営委員及びインバウンド対策特別委員の辞任願を提出し、委員会条例第13条の規定により許可いたしましたので、御報告いたします。 △日程の追加 ○議長(中谷喜英君) ただいま議会運営委員及びインバウンド対策特別委員がそれぞれ欠員となっております。 お諮りいたします。 ただいま欠員となっております委員の選任の件を日程に追加し、議題としたいと思います。これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と言う者あり) ○議長(中谷喜英君) 御異議なしと認めます。よって、これより委員の選任の件を日程に追加し、議題といたします。 △議会運営委員会委員・インバウンド対策特別委員会委員選任 ○議長(中谷喜英君) ただいま欠員となっております委員の選任につきましては、委員会条例第7条第1項の規定により、田中金利君を議会運営委員及びインバウンド対策特別委員にそれぞれ指名をいたします。 この後、議会運営委員会及びインバウンド対策特別委員会を開催し、会合の上、議会運営委員会副委員長及びインバウンド対策特別委員会委員長を互選され、その結果を議長まで報告願います。 △休憩 ○議長(中谷喜英君) この際、暫時休憩をいたします。                              午後4時44分休憩                  令和2年3月24日(火)午後4時59分再開出席議員(16名)                           1番  東野真樹                           2番  中川敬雄                           3番  南出貞子                           4番  上田朋和                           6番  辰川志郎                           7番  稲垣清也                           8番  中谷喜英                           9番  田中金利                          10番  林 直史                          11番  高辻伸行                          12番  山口忠志                          13番  今津和喜夫                          15番  林 茂信                          16番  林 俊昭                          17番  新後由紀子                          18番  川下 勉欠席議員(1名)                          14番  岩村正秀 △再開 ○議長(中谷喜英君) 会議を再開し、休憩前の議事を続けます。 △議長諸報告 ○議長(中谷喜英君) この際、御報告申し上げます。 さきの休憩中、議会運営委員会及びインバウンド対策特別委員会が開催され、田中金利君が議会運営委員会の副委員長及びインバウンド対策特別委員会の委員長にそれぞれ選任されました。 △日程の追加 ○議長(中谷喜英君) 次に、現在、南加賀広域圏事務組合議会議員、小松加賀環境衛生事務組合議会議員及び石川県後期高齢者医療広域連合議会議員に欠員が生じております。 この際、これら3件の議会議員の選挙の件を日程に追加し、議題といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と言う者あり) ○議長(中谷喜英君) 御異議なしと認めます。よって、これら3件の議会議員の選挙の件を議題といたします。 お諮りいたします。 以上3件の選挙の方法につきましては、地方自治法第118条第2項の規定により、指名推選により行いたいと思います。これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と言う者あり)
    ○議長(中谷喜英君) 御異議なしと認めます。よって、以上3件の選挙の方法は、指名推選によることに決しました。 お諮りいたします。 以上3件の指名の方法につきましては、議長において指名することにいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と言う者あり) ○議長(中谷喜英君) 御異議なしと認めます。よって、議長においてそれぞれ指名することに決しました。 △南加賀広域圏事務組合議会議員選挙 ○議長(中谷喜英君) まず、南加賀広域圏事務組合議会議員に、私、中谷喜英を指名いたします。 お諮りいたします。 ただいま指名いたしました私、中谷喜英を南加賀広域圏事務組合議会議員選挙の当選人とすることに御異議ありませんか。     (「異議なし」と言う者あり) ○議長(中谷喜英君) 御異議なしと認めます。よって、私が南加賀広域圏事務組合議会議員に当選いたしました。 △小松加賀環境衛生事務組合議会議員選挙 ○議長(中谷喜英君) 次に、小松加賀環境衛生事務組合議会議員に田中金利君を指名いたします。 お諮りいたします。 ただいま議長において指名いたしました田中金利君を小松加賀環境衛生事務組合議会議員選挙の当選人とすることに御異議ありませんか。     (「異議なし」と言う者あり) ○議長(中谷喜英君) 御異議なしと認めます。よって、田中金利君が小松加賀環境衛生事務組合議会議員に当選いたしました。 △石川県後期高齢者医療広域連合議会議員選挙 ○議長(中谷喜英君) 次に、石川県後期高齢者医療広域連合議会議員に、私、中谷喜英を指名いたします。 お諮りいたします。 ただいま指名いたしました私、中谷喜英を石川県後期高齢者医療広域連合議会議員選挙の当選人とすることに御異議ありませんか。     (「異議なし」と言う者あり) ○議長(中谷喜英君) 御異議なしと認めます。よって、私が石川県後期高齢者医療広域連合議会議員に当選をいたしました。 △議員の派遣について ○議長(中谷喜英君) 日程第3、議員の派遣についてを議題といたします。 お諮りいたします。 議員の派遣につきましては、地方自治法第100条第13項及び加賀市議会会議規則第167条の規定により、今津和喜夫君をお手元に配付のとおり派遣いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と言う者あり) ○議長(中谷喜英君) 御異議なしと認めます。よって、以上のとおり議員を派遣することに決しました。 お諮りいたします。 ただいま可決されました議員派遣の内容に今後変更を要するときは、その取扱いを議長に一任願いたいと思いますが、これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と言う者あり) ○議長(中谷喜英君) 御異議なしと認め、議長一任と決しました。 △各委員会の閉会中の継続調査について ○議長(中谷喜英君) 日程第4、各委員会の閉会中の継続調査についてを議題といたします。 各委員長からお手元に配付のとおり、それぞれの所管事項の閉会中の継続調査の申出書が議長に提出されております。 お諮りいたします。 本件は、各委員長からの申出のとおり、閉会中も継続して調査することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と言う者あり) ○議長(中谷喜英君) 御異議なしと認めます。よって、各委員長から申出のあった事項について、閉会中も継続して調査することに決しました。 △閉議・閉会 ○議長(中谷喜英君) 以上をもって今議会の議事全部を終了いたしました。 令和2年3月加賀市議会定例会は、これをもって閉会いたします。 これにて散会いたします。                           午後5時05分閉議・閉会             議事日程(第5号)                           令和2年3月24日(火)                           午後3時 開議日程第1 市長提出議案第4号から第40号まで     一括議題      委員長報告・質疑、討論、採決  第2 議会議案第2号から第5号まで     一括議題      説明、質疑、討論、採決  第3 議員の派遣について  第4 各委員会の閉会中の継続調査について     閉議     閉会                          令和2年3月24日加賀市議会議長  田中金利様                     加賀市議会議員  林 俊昭                     加賀市議会議員  新後由紀子      議案第4号「令和2年度加賀市一般会計予算」及び議案第12号      「令和2年度加賀市下水道事業会計予算」に対する修正案 上記の修正案を別紙のとおり地方自治法第115条の3及び加賀市議会会議規則第17条の規定により提出します。議案第4号          令和2年度加賀市一般会計予算 修正案 第1条第1項中「33,785,000千円」を「33,700,420千円」に改める。 第1表歳入歳出予算を次のとおり改める。(抹消したものは原案、その上に記入したものは修正案である。)1 歳入                      (単位:千円)-は減を示す款項金額19.繰入金 1,368,144 1,452,7242.基金繰入金1,257,195 1,341,775歳入合計33,700,420 33,785,0002 歳出                      (単位:千円)-は減を示す款項金額2.総務費 2,706,287 2,784,8671.総務管理費2,069,242 2,147,8228.土木費 3,721,788 3,727,7885.都市計画費2,087,423 2,093,423歳出合計33,700,420 33,785,000          一般会計歳入歳出予算事項別明細書1 総括 (歳入)                     (単位:千円)-は減を示す款本年度予算額前年度予算額比較19.繰入金1,368,144 1,452,7241,406,144-38,000 46,580歳入合計33,734,900 33,785,00032,641,0001,059,420 1,144,000 (歳出)                     (単位:千円)-は減を示す款本年度 予算額前年度 予算額比較本年度予算額の財源内訳特定財源一般財源国県支出金地方債その他2.総務費2,706,287 2,784,8672,913,301-207,014 -128,434269,63832,600383,427 433,5272,020,622 2,049,1028.土木費3,721,788 3,727,7883,626,83994,949 100,949703,9691,054,500143,9781,819,341 1,825,341歳出合計33,700,420 33,785,00032,641,0001,059,420 1,144,0007,681,9513,994,7801,663,442 1,713,54220,360,247 20,394,7272 歳入 第19款 繰入金   第2項 基金繰入金     (単位:千円)-は減を示す目本年度前年度比較節説明区分金額計1,257,195 1,341,7751,306,144-48,949 35,631   1 基金繰入金1,257,195 1,341,7751,306,144-48,949 35,6311 基金繰入金1,257,195 1,341,775財政調整基金繰入金    555,520 590,000 重点事業推進基金繰入金  138,530 188,6303 歳出 第2款 総務費   第1項 総務管理費      (単位:千円)-は減を示す目本年度前年度比較節細目名金額本年度の財源内訳説明区分金額特定財源一般財源国県支出金地方債その他計2,069,242 2,147,8222,276,264-207,022 -128,442    63,39432,600353,084 403,1841,620,164 1,648,644 8 企画費566,646 645,226558,1898,457 87,03712 委託料129,079 207,6593 企画振興費133,371 211,951641 101,900 152,00030,830 59,310デジタル化推進費     0 55,030 スマートシティ推進費   0 23,550 第8款 土木費   第5項 都市計画費      (単位:千円)-は減を示す目本年度前年度比較節細目名金額本年度の財源内訳説明区分金額特定財源一般財源国県支出金地方債その他計2,087,423 2,093,4231,940,352147,071 153,071       1,339,752 1,345,752 3 下水道事業費1,029,376 1,035,3761,027,0552,321 8,32127 繰出金870,455 876,4552 下水道事業 会計繰出金870,455 876,455   870,455 876,455公共下水道事業繰出金   784,718 790,718議案第12号          令和2年度加賀市下水道事業会計予算 修正案 第3条中「1,990,888千円」を「1,984,888千円」に、「1,193,297千円」を「1,187,297千円」に、「1,967,970千円」を「1,961,970千円」に、「1,714,055千円」を「1,708,055千円」に改める。 下水道事業会計予算実施計画を次のとおり改める。(抹消したものは原案、その上に記入したものは修正案である。)1 収入                      (単位:千円)-は減を示す款項目予定額 公共下水道事業農業集落排水事業小規模集合排水処理事業地域下水道事業合計備考1 下水道事業収益  1,752,631 1,758,631217,0612,75412,4421,984,888 1,990,888 2 営業外収益5 他会計補助金697,544 703,54483,6962,0410 0783,281 789,281一般会計補助金2 支出                      (単位:千円)-は減を示す款項目予定額 公共下水道事業農業集落排水事業小規模集合排水処理事業地域下水道事業合計備考1 下水道事業費用  1,722,054 1,728,054224,3663,55711,9931,961,970 1,967,970 1 営業費用8 総係費50,323 56,3238,0680058,391 64,391庶務等一般事務経費議会議案第2号          心身障がい者医療費助成制度の早期創設を求める意見書 上記の議案を次のとおり会議規則第14条第1項の規定により提出します。  令和2年3月24日加賀市議会議長  田中金利様提出者   加賀市議会議員  今津和喜夫  加賀市議会議員  林 直史      〃     東野真樹      〃     高辻伸行      〃     中川敬雄      〃     山口忠志      〃     南出貞子      〃     岩村正秀      〃     上田朋和      〃     林 茂信      〃     辰川志郎      〃     林 俊昭      〃     稲垣清也      〃     新後由紀子      〃     中谷喜英      〃     川下 勉          心身障がい者医療費助成制度の早期創設を求める意見書 すべての人が障がいの有無によって分け隔てられることなく、誰もが相互に人格と個性を尊重し合い、地域で支え合いながら共に暮らす社会を実現するためには、障がい者の経済的な基盤の確立が不可欠である。 こうした中、全国の自治体では、重度心身障がい者を対象とした心身障がい者医療費助成制度を実施しているが、医療費助成制度は各自治体の単独事業であることから、厳しい財政状況のもと、その対象や内容には自治体間格差が生じている。また、支給方法も窓口での負担のない現物給付と助成申請の手続きを要する償還払いに分かれており、とりわけ償還払いは一旦治療費を支払う経済的負担に加え、障がい者の中には手続が困難な方も多く、大きな負担となっている。 こうした状況にもかかわらず、償還払いを行う自治体があるのは、現物給付による医療費助成を行う自治体に対して、国が国民健康保険の国庫負担減額調整措置を講じていることにも要因があり、当該措置は直ちに廃止すべきである。 そもそも、心身障がい者医療費助成制度について、自治体の財政力等により格差を生むことは望ましくなく、本来医療保険制度を担う国が全国一律に実施すべきである。 よって、国におかれては、障がいのある方がいつでもどこでも現物給付により助成を受けられる制度を早期に創設するよう強く要望する。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。議会議案第3号          持続可能な医療・介護制度の確立を求める意見書 上記の議案を次のとおり会議規則第14条第1項の規定により提出します。  令和2年3月24日加賀市議会議長  田中金利様提出者   加賀市議会議員  今津和喜夫  加賀市議会議員  林 直史      〃     東野真樹      〃     高辻伸行      〃     中川敬雄      〃     山口忠志      〃     南出貞子      〃     岩村正秀      〃     上田朋和      〃     林 茂信      〃     辰川志郎      〃     林 俊昭      〃     稲垣清也      〃     新後由紀子      〃     中谷喜英      〃     川下 勉          持続可能な医療・介護制度の確立を求める意見書 我が国は、健康寿命が世界一の長寿社会を迎えており、今後の更なる健康寿命の延伸も期待される。こうした人生100年時代を、国民一人ひとりが生涯を通じて健やかに過ごしていくためには、住み慣れた地域で、安心して医療や介護を受けることができる社会の実現が求められる。 それには、地域に根ざした医療提供体制の構築が重要であり、とりわけ、かかりつけ医機能の拡充により地域包括ケアシステムを確立・強化し、医療が診断・治療のみならず予防と健康づくりに大きな役割を果たすことにより、健康寿命の延伸と社会保障の支え手の増加が期待できる。 また、過不足のない医療・介護を将来にわたり国民に提供し続けていくためには、その担い手である医療従事者や医療機関の確保が不可欠であり、そのための十分な支援が必要となる。こうした取組により、国民皆保険制度とかかりつけ医中心の医療提供体制が一体となった我が国の保険医療システムを、長寿社会における医療モデルとして確立することが、国民に将来の安心を約束することにつながる。 よって、国におかれては、このような持続可能な医療・介護制度の確立に向けて、適切な財源を確保するよう強く要望する。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。議会議案第4号          地球温暖化対策の加速度的な推進を求める意見書 上記の議案を次のとおり会議規則第14条第1項の規定により提出します。  令和2年3月24日加賀市議会議長  田中金利様提出者   加賀市議会議員  稲垣清也   加賀市議会議員  高辻伸行      〃     東野真樹      〃     山口忠志      〃     中川敬雄      〃     今津和喜夫      〃     南出貞子      〃     岩村正秀      〃     上田朋和      〃     林 茂信      〃     辰川志郎      〃     林 俊昭      〃     中谷喜英      〃     新後由紀子      〃     林 直史      〃     川下 勉          地球温暖化対策の加速度的な推進を求める意見書 国の地球温暖化対策については、温室効果ガス排出削減等のための新たな国際枠組みであるパリ協定の目標達成のため、中長期計画として、2030年度までにCO2排出量を2013年度比26%削減、2050年までに80%削減などを目標として定め、革新的技術の開発を通じた環境と成長の好循環の実現に向けた取組が進められている。 しかしながら、昨年の令和元年房総半島台風及び令和元年東日本台風は、全国で記録的な暴風や高波、高潮、大雨をもたらし、大規模な土砂崩れや浸水等により、全国各地で甚大な被害が発生したところである。また、世界を見ても、熱波、干ばつ、洪水、海面上昇などが頻発し、多くの被害が出ており、その要因は地球温暖化などの気候変動の影響と言われている。 今後も、このような異常気象の発生と被害リスクの増大が懸念されており、気候は今まさに非常事態に直面していると言える。 こうした中、石川県でも、「いしかわ版環境ISO」など独自の取組を進めるとともに、エコ住宅設備への助成やクールシェアの取組などを行い、県民や事業者と一体となって地球温暖化防止を推進しているものの、地球温暖化対策は、我が国全体、更には地球規模で取り組まなければならない問題であり、国内における国のリーダーシップに加え、国際社会で我が国が主導的な役割を果たしていくことが極めて重要である。 よって、国におかれては、近年の気候変動を日本、さらには地球規模の非常事態であるとの認識に立ち、地球温暖化対策を充実、強化し、加速度的に推進するよう強く要望する。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。議会議案第5号          中高年のひきこもりに対する実効性ある支援と対策を求める意見書 上記の議案を次のとおり会議規則第14条第1項の規定により提出します。  令和2年3月24日加賀市議会議長  田中金利様提出者   加賀市議会議員  林 直史   加賀市議会議員  高辻伸行      〃     東野真樹      〃     山口忠志      〃     中川敬雄      〃     今津和喜夫      〃     南出貞子      〃     岩村正秀      〃     上田朋和      〃     林 茂信      〃     辰川志郎      〃     林 俊昭      〃     稲垣清也      〃     新後由紀子      〃     中谷喜英      〃     川下 勉     中高年のひきこもりに対する実効性ある支援と対策を求める意見書 従来、ひきこもりは主として若年、青年層の課題としてイメージされてきた。しかし最近では、就職氷河期世代も含め中高年層に及ぶ大きな社会問題としてクローズアップされてきている。 政府が中高年層を対象に初めて実施した全国規模の調査が、昨年3月公表されたが、40歳~64歳のひきこもりが全国で約61万人にのぼるという推計は社会に大きな衝撃を与えた。ひきこもり期間の長期化や高齢化により、高齢者の親とともに社会的に孤立するケースも少なくない。 政府としては、これまで都道府県・政令市への「ひきこもり地域支援センター」の設置や「ひきこもりサポーター養成研修・派遣事業」を行ってきたが、今後は、より身近な場所での相談支援の実施や社会参加の場の充実など、就職氷河期世代も含めた中高年のひきこもりに対して、これまで以上に実効性ある支援と対策を講じるべきである。 そこで政府におかれては、中高年のひきこもりは、個々人やその家族だけの問題ではなく、社会全体で受け止めるべき大変重要な課題と捉え、下記の事項について早急に取り組むことを強く求める。                    記1 より身近な場所での相談支援を行うため、自立相談支援機関の窓口にアウトリーチ支援員を配置し、同行相談や信頼関係の構築といった対本人型のアウトリーチ支援を実施すること。また、自立相談支援の機能強化に向けたアウトリーチ等を行うための経費については、新たな財政支援の仕組みを創設すること。2 中高年のひきこもりにある者に適した支援の充実を図るため、市区町村による「ひきこもりサポート事業」のさらなる強化を図ること。具体的には、中高年が参加しやすくなるような居場所づくりやボランティア活動など就労に限らない多様な社会参加の場を確保すること。さらには家族に対する相談や講習会などの取組を促進すること。3 「8050問題」など世帯の複合的なニーズやライフステージの変化に柔軟に対応できるよう、「断らない相談支援」や「伴走型支援」など、市区町村がこれまでの制度の枠を超えて包括的に支援することが出来る新たな仕組みを構築すること。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。          議員の派遣について                              令和2年3月24日 地方自治法第100条第13項及び加賀市議会会議規則第167条の規定により、下記のとおり議員を派遣する。                    記1 北信越市議会議長会 (1)派遣目的 定期総会 (2)派遣場所 長岡市 (3)派遣期間 令和2年4月22日(1日間) (4)派遣議員 今津和喜夫議員                              令和2年3月24日加賀市議会議長  田中金利様                        総務経済委員会                         委員長  稲垣清也          閉会中の継続調査申出書 本委員会は、次の事件について閉会中もなお調査を継続する必要があると認めたので、加賀市議会会議規則第111条により申し出ます。  調査事件   1 総合企画及び調整に関する事項   2 広報及び広聴に関する事項   3 イノベーション・デジタル化政策に関する事項   4 防災及び災害対策に関する事項   5 財政、契約及び財産に関する事項   6 観光に関する事項   7 文化財に関する事項   8 商工業及び労働に関する事項   9 企業立地に関する事項  10 農林水産業に関する事項  11 環境政策に関する事項  12 土木に関する事項  13 都市計画及び都市景観に関する事項  14 北陸新幹線に関する事項  15 区画整理に関する事項  16 建築及び住宅行政に関する事項  17 上下水道事業に関する事項  18 統計に関する事項  19 議会に関する事項  20 監査に関する事項  21 消防に関する事項  22 財産区に関する事項                              令和2年3月24日加賀市議会議長  田中金利様                        教育民生委員会                         委員長  上田朋和          閉会中の継続調査申出書 本委員会は、次の事件について閉会中もなお調査を継続する必要があると認めたので、加賀市議会会議規則第111条により申し出ます。  調査事件   1 戸籍及び住民基本台帳に関する事項   2 環境衛生に関する事項   3 廃棄物処理に関する事項   4 防犯及び交通安全対策に関する事項   5 まちづくり及び男女共同参画に関する事項   6 人口減少対策に関する事項   7 市税及び各種料金に関する事項   8 社会福祉に関する事項   9 消費者行政に関する事項  10 社会保障に関する事項  11 予防衛生及び健康指導に関する事項  12 地域医療に関する事項  13 山中温泉ぬくもり診療所に関する事項  14 加賀市医療センターに関する事項  15 加賀看護学校に関する事項  16 教育委員会に関する事項  17 学校教育に関する事項  18 社会教育に関する事項  19 社会体育に関する事項                              令和2年3月24日加賀市議会議長  田中金利様                        議会運営委員会                         委員長  高辻伸行          閉会中の継続調査申出書 本委員会は、次の事件について閉会中もなお調査を継続する必要があると認めたので、加賀市議会会議規則第111条により申し出ます。  調査事件   1 議会の運営に関する事項   2 議長の諮問に関する事項                              令和2年3月24日加賀市議会議長  田中金利様                        予算決算委員会                         委員長  林 直史          予算決算委員会の審査報告について 本委員会に付託された事件は、審査の結果次のとおり決定したから、会議規則第110条の規定により報告します。                    記事件の番号件名議決の結果議決の理由議案第4号令和2年度加賀市一般会計予算原案可決賛成多数議案第5号令和2年度加賀市国民健康保険特別会計予算〃〃議案第6号令和2年度加賀市後期高齢者医療特別会計予算〃〃議案第7号令和2年度加賀市介護保険特別会計予算〃〃議案第8号令和2年度加賀山代温泉財産特別会計予算〃〃議案第9号令和2年度加賀山中温泉財産区特別会計予算〃〃議案第10号令和2年度加賀市病院事業会計予算〃〃議案第11号令和2年度加賀市水道事業会計予算〃〃議案第12号令和2年度加賀市下水道事業会計予算〃〃議案第13号令和元年度加賀市一般会計補正予算〃〃議案第14号令和元年度加賀市国民健康保険特別会計補正予算〃〃議案第15号令和元年度加賀市後期高齢者医療特別会計補正予算〃〃議案第16号令和元年度加賀市介護保険特別会計補正予算原案可決賛成多数議案第17号令和元年度加賀山中温泉財産区特別会計補正予算〃〃議案第18号令和元年度加賀市病院事業会計補正予算〃〃議案第40号令和元年度加賀市一般会計補正予算〃〃                              令和2年3月17日加賀市議会議長  田中金利様                        総務経済委員会                         委員長  稲垣清也          総務経済委員会審査の報告について 本委員会に付託された事件は、審査の結果次のとおり決定したから、会議規則第110条の規定により報告します。                    記事件の番号件名議決の結果議決の理由議案第19号加賀市部設置条例の一部改正について原案可決全会一致議案第20号加賀市監査委員条例の一部改正について〃〃議案第22号加賀市職員定数条例の一部改正について〃〃議案第23号加賀市職員の服務の宣誓に関する条例の一部改正について〃〃議案第24号議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部改正について〃〃議案第25号加賀市企業立地促進のための加賀市税条例の特例を定める条例の一部改正について〃〃議案第27号加賀市手数料条例の一部改正について〃〃議案第34号加賀市上下水道事業の設置等に関する条例の一部改正について〃〃議案第35号加賀市上下水道事業職員定数条例について〃〃議案第36号南加賀広域圏事務組合規約の変更について原案可決全会一致議案第37号市道路線の廃止について〃〃議案第38号市道路線の認定について〃〃議案第39号加賀市過疎地域自立促進計画の変更について〃〃                              令和2年3月19日加賀市議会議長  田中金利様                        教育民生委員会                         委員長  上田朋和          教育民生委員会審査の報告について 本委員会に付託された事件は、審査の結果次のとおり決定したから、会議規則第110条の規定により報告します。                    記事件の番号件名議決の結果議決の理由議案第21号加賀市固定資産評価審査委員会条例の一部改正について原案可決全会一致議案第26号加賀市国民健康保険税条例の一部改正について〃賛成多数議案第28号加賀市災害弔慰金の支給等に関する条例の一部改正について〃全会一致議案第29号加賀市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について〃〃議案第30号加賀市家庭的保育等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について〃〃議案第31号加賀市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部改正について〃〃議案第32号加賀市病院事業の設置等に関する条例の一部改正について〃〃議案第33号加賀市病院事業職員定数条例について〃〃               議決一覧表議決 番号議案番号件名議決年月日議決結果4議会提出議案第1号新型コロナウイルス感染症対策の強化を求める意見書R2.3.5原案可決5市長提出議案第4号令和2年度加賀市一般会計予算R2.3.24修正案否決
    原案可決6   〃  第12号令和2年度加賀市下水道事業会計予算〃〃7   〃  第13号令和元年度加賀市一般会計補正予算〃原案可決8   〃  第5号令和2年度加賀市国民健康保険特別会計予算〃〃9   〃  第8号令和2年度加賀山代温泉財産特別会計予算〃〃10   〃  第9号令和2年度加賀山中温泉財産区特別会計予算〃〃11   〃  第26号加賀市国民健康保険税条例の一部改正について〃〃12   〃  第6号令和2年度加賀市後期高齢者医療特別会計予算〃〃13   〃  第7号令和2年度加賀市介護保険特別会計予算〃〃14   〃  第10号令和2年度加賀市病院事業会計予算〃〃15   〃  第11号令和2年度加賀市水道事業会計予算〃〃16   〃  第14号令和元年度加賀市国民健康保険特別会計補正予算〃〃17   〃  第15号令和元年度加賀市後期高齢者医療特別会計補正予算〃〃18   〃  第16号令和元年度加賀市介護保険特別会計補正予算〃〃19市長提出議案第17号令和元年度加賀山中温泉財産区特別会計補正予算R2.3.24原案可決20   〃  第18号令和元年度加賀市病院事業会計補正予算〃〃21   〃  第19号加賀市部設置条例の一部改正について〃〃22   〃  第20号加賀市監査委員条例の一部改正について〃〃23   〃  第21号加賀市固定資産評価審査委員会条例の一部改正について〃〃24   〃  第22号加賀市職員定数条例の一部改正について〃〃25   〃  第23号加賀市職員の服務の宣誓に関する条例の一部改正について〃〃26   〃  第24号議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部改正について〃〃27   〃  第25号加賀市企業立地促進のための加賀市税条例の特例を定める条例の一部改正について〃〃28   〃  第27号加賀市手数料条例の一部改正について〃〃29   〃  第28号加賀市災害弔慰金の支給等に関する条例の一部改正について〃〃30   〃  第29号加賀市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について〃〃31   〃  第30号加賀市家庭的保育等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について〃〃32市長提出議案第31号加賀市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部改正についてR2.3.24原案可決33   〃  第32号加賀市病院事業の設置等に関する条例の一部改正について〃〃34   〃  第33号加賀市病院事業職員定数条例について〃〃35   〃  第34号加賀市上下水道事業の設置等に関する条例の一部改正について〃〃36   〃  第35号加賀市上下水道事業職員定数条例について〃〃37   〃  第36号南加賀広域圏事務組合規約の変更について〃〃38   〃  第37号市道路線の廃止について〃〃39   〃  第38号市道路線の認定について〃〃40   〃  第39号加賀市過疎地域自立促進計画の変更について〃〃41   〃  第40号令和元年度加賀市一般会計補正予算〃〃42議会提出議案第2号心身障がい者医療費助成制度の早期創設を求める意見書〃〃43   〃  第3号持続可能な医療・介護制度の確立を求める意見書〃〃44   〃  第4号地球温暖化対策の加速度的な推進を求める意見書〃〃45   〃  第5号中高年のひきこもりに対する実効性ある支援と対策を求める意見書〃〃46-議長辞職についてR2.3.24原案可決--議長選挙について〃当選人 中谷喜英--南加賀広域圏事務組合議会議員選挙〃---小松加賀環境衛生事務組合議会議員選挙〃---石川県後期高齢者医療広域連合議会議員選挙〃-47-議員の派遣について〃原案可決48-各委員会の閉会中の継続調査について〃〃 職務のため議場に出席した事務局職員の職氏名                 事務局長   宮地 徹                 次長     奥村外与彦                 次長補佐   高見幸宏 地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。                 議長     中谷喜英                 前議長    田中金利                 副議長    今津和喜夫                 議員     山口忠志                 議員     岩村正秀                 議員     林 茂信...