◆(
吉江外代夫君) ですから、それに至るまでの……
○
議長(
高辻伸行君)
医師の
確保についてまで……
◆(
吉江外代夫君)
医師の
確保へいくんです。
○
議長(
高辻伸行君) はい。
◆(
吉江外代夫君) それを聞いてからいくんです。
○
議長(
高辻伸行君) はい。先にそちらのほうを
お願いいたします。
◆(
吉江外代夫君) いや、ですから、その話を聞いてから
医師の
確保へいくんです。
○
議長(
高辻伸行君) いや、
通告の区切ってあるところまでを先にしてください。
お願いいたします。
◆(
吉江外代夫君) わかりました。
医師の
確保について
質問を申し上げます。 したがって、私は、案を検証すること自体が
医師の
確保が困難になったということを
市民の
皆様方に知っていただきたく、
質問をするわけであります。 それでは、角度を変えて
質問をしますけれども、
医師の
確保の問題ですよ。
市長選が終わってから
北村教授と
会談を
市長は出席なされたと思うんですけれども、その
会談のときの
会談内容と、そして
会談時間をひとつお知らせいただきたいと思います。
○
議長(
高辻伸行君)
宮元市長。
◎
市長(
宮元陸君) おはようございます。
先ほどからですね、お
気持ちはわかります。わかりますが、
通告がないわけですよ。私も
県議会長かったけれども、やっぱり
県議会でも
質問の論点の整理をして、そして
質問をするというのが
ルールですよ。だから、責任ある
答弁をするためのこれは
議会であります。イレギュラーなことを次々と言われたって、こっちも準備をして、責任ある
答弁をするのがやはり見識と品性を問われる
議会ですよ。私はそうあるべきだと思っているし、私もそうやってきたんですね。お怒りはわかります。しかし、
ルールにのっとってぜひ
お願いしたいなと思います。よろしく
お願いします。
○
議長(
高辻伸行君)
吉江議員に申し上げます。
医師の
確保まで
通告どおり先に
質問していただいて、それに関連して後は
質問していただきたいと思います。
吉江議員。
◆(
吉江外代夫君) それでは、
医師の
確保はできるんですか、できないのですか。
お答えお願いします。
○
議長(
高辻伸行君)
河本市民病院事務長。
◎
市民病院事務長(
河本正巳君)
吉江議員の御
質問に
お答えをいたします。
医師の招聘についてでございますけれども、
稲垣議員の
質問に対する
市長答弁などで
お答えをさせていただきましたとおりでございます。
市長をトップとして全庁的な取り組みによって行っていきたい、また、
吉江議員、それから他の
市議会議員の皆様にもこれまで以上に御協力をいただきながら、43名体制を目指して推進してまいりたいというふうに考えております。 以上であります。
○
議長(
高辻伸行君)
吉江外代夫君。
◆(
吉江外代夫君) できるかできないのかよくわかりませんけれども。 それでは、
先ほどの
質問にまいりたいと思いますけれども、
医療提供体制推進委員会の
北村教授と
会談をなされたということを漏れ聞いておりますけれども、その
会談内容と時間、これを私は
通告してありませんけれども、これは
医師確保ができるかできないか非常に大事な問題なんです。ですからお聞きをしているんです。どうぞ
お答えください。
○
議長(
高辻伸行君)
宮元市長。
◎
市長(
宮元陸君) そういう大事な
質問ならば、事前に言ってください。そんなに大事な
質問なら。 (「ですから
医師の
確保と
通告してある」と言う者あり)
◎
市長(
宮元陸君) ですから、そういうことは、責任ある
答弁をするということが我々の立場なんですよ。だから、ちゃんと明記してください。当たり前じゃないですか、そんなことは。そうでしょう。だから、我々は
誠心誠意答弁をするためにこの場にいるわけですよ。 (「ですから答えてください」と言う者あり)
◎
市長(
宮元陸君) いや、だから、それは
ルールにのっとってやってほしいということを言っているんです。 私は、じゃ申し上げますけれども、当選して間もなくですよ。何にもわからない、私は。知識も何にもない。御挨拶しただけです。 以上。
○
議長(
高辻伸行君)
吉江外代夫君。
◆(
吉江外代夫君) 全然わからない
市長だったにもかかわらず、私は、
北村教授と面会をして、今度の新
病院に関していろいろと意見やら、あるいはまた参考になる話を漏れ聞いております。新
病院にかける思いも聞いております。しかし、新しく
市長になられる予定の方にお会いしたら、がっかりしたということもお聞きをいたしました。これはまことに正直な話です。そのときに知識がなかったといえばそれまでのことなんでしょうけれども。 ですから、私は、この議場の中で、
議会の中で、
同僚議員が、東京大学の
先生方初め43人の
医師確保については自信満々であったときに、急に
北村教授が去ったということは、次から次へと
北村教授を慕って
加賀の
病院で働きたいという
医師が逃げたというふうに捉まえたんです。ですから、私は
北村教授というのはポイントゲッターではなかろうかというふうに思います。 ちなみに、
北村教授はその後、
モンゴルのほうの大学に招聘をされました。
大学病院の建設に携わってほしいということで、
北村教授は
モンゴルのほうへ行かれました。
加賀市は断ったんですよ。
モンゴル以下の
市民だということを私は医療問題に関して痛切に思いました。
加賀市が断らなければ
モンゴルへ行かなかったんですよ。そういうことを申し上げたく、
医師の
確保は困難になったということを私は申し上げているんです。 しかし、
病院を建設するという
市長の言葉、私は全面的に協力したいと思います。
北村教授のところへ行ってこい、連れてこいと言えば、幾らでも私は喜んで行きます。ですから、
市長もその気になってください。 どうぞひとつ
医師の世界は
医師の領域であります。
小林病院長も、きのうですか、おとといですか、自分で
コメントを残しております。一生懸命これから新しい
病院づくりに邁進していかなければなりませんけれども、一度失った信用を取り戻すのは難しいという
コメントも残しておられます。
小林病院長も3月いっぱいで
加賀市民病院をおやめになるそうであります。 したがって、私はこの
病院の
医師確保については、今、全庁的に取り組むというお話もいただきました。私も
議会議員としても一生懸命、
当局と一緒になって汗をかきたいと思っておりますので、よろしく
お願いをいたします。
コメントありましたら
お願いいたします。
○
議長(
高辻伸行君) 山下副
市長。
◎副
市長(
山下正純君)
検証委員会の
答申を受けまして、
市長の計画のとおり進めさせていただくということでお話をしております。その中で一番ポイントになりましたのは、今
議員がおっしゃったとおり、
医師の
確保ということが要点であるということでございます。そういった件につきまして、
議員のほうからも心強いエールといいますか、お手伝いをいただけるということをいただきましたので、そのことを糧にいたしまして、着工に努めてまいりたいと思っております。
○
議長(
高辻伸行君)
吉江外代夫君。
◆(
吉江外代夫君)
医師の
確保だけしか
通告をしておりませんでしたけれども、あといろいろと
通告外の
質問に入りたいと思いますけれども、私の
質問を聞いて、答えられる範囲でというような形式になっております。答えられるものなら答えていただきたいと思うんですけれども……
○
議長(
高辻伸行君)
吉江議員、関連するもの以外は……
◆(
吉江外代夫君) 関連します、
病院問題ですから。
○
議長(
高辻伸行君)
通告をしていないのであれば、
通告外のことはやめていただきたいと思います。
関連質問であれば……
◆(
吉江外代夫君)
医師の
確保についてという……
○
議長(
高辻伸行君) はい、それに関連してならばよろしいと思います。
◆(
吉江外代夫君) はい。 おとといの
小林病院長の
発言の中で、
医師が働きたくなる、そして働きがいがある
病院づくりを目指す、そういうような
コメントがありました。また、
北村教授は
病院の起工式でおもしろい祝辞を述べられております。
医師は、1足す1は2ではない、1足す1は3であるというような
発言をしております。つまり、1人の
医師と1人の
医師が合計すると3人分の働きをするというような
コメントを、そのときにたしか
発言したと思い、私も非常にこの心の中に奥深くその
コメントが刺さっております。地域の医療をやられるときには、地域の
市民のみならず、ドクターの
気持ちも大事にしなければならないなという思いが強いわけであります。 そんなときに、今後、
病院をつくる過程の中で、全庁的に取り組むという姿勢でありますけれども、
北村教授を初め、今まで来たいという
気持ちが変わった
先生方を変えるというのは並大抵の努力が要るのではなかろうかと思いますし、また、
医師確保に事務的なフォローでやられておりました前
医療提供体制推進室長の福村さんにおいても去ったわけでありますけれども、この方を失ったということも
医師確保の観点から非常に私は残念な気がいたします。
市長は
市長になって何にもわからなかったからというような言葉もいただきましたけれども、私はそれでは困るのであります。
市長になったからには、
加賀市の
重要施策は何なのか、何が一番大事なのかということを踏まえて、私は今後行動してほしいと思いますし、
発言をしてほしいというふうに思います。何か御所見がありましたら伺いたいと思います。
○
議長(
高辻伸行君)
宮元市長。
◎
市長(
宮元陸君)
先ほどからお話をお聞きしていて、
就任早々ではない、任期の前ですよ、選挙終わってすぐ、しろというお話だったので、御挨拶だけさせていただきました。その中で、
招聘云々という話で一切私もわからないし、そうですかということで御挨拶をして別れただけなんですよ。その認識がある、ないかも含めて、どういうポジションにおられて、どういうことをされようとしていて、今後どういう約束があったということも私は知りません。全くわからなかった、当時は。ですから、御挨拶を受けただけです。
先ほどからお話聞いていますとね、本来そういう話は平場でする話じゃないでしょう、本来は。そういうお話というのは非常に私はナイーブな話なんじゃないですか。私は知らないけれども、とてもじゃないけど
議会の場でですね、平場でする話とは私は思えないわけです。 それだけ
吉江議員が重要だというふうに思っておられるならば、
通告義務がありますよ、ちゃんと。そういう中で、
県議会みんなそうですよ、みんな
通告義務があって、ちゃんと論議しなければ、ちゃんと論点だけ書いて、そしていっているわけですよ。そんなに重要な問題ならばそうされるべきじゃないでしょうか。あくまでも品性と見識を問われる我が
議会であります。ぜひひとつそのような趣旨にのっとって、正々堂々とした議論をやりたいなと。 私も当選をさせていただいて、そして、血税をいただいて、給料をいただいているわけですから、建設的な意見をどんどんお互いにやっていくということが、私は一番
市民の希望、期待に応えていく、これが我々の謙虚な姿勢なんじゃないかなと思います。よろしく
お願いします。
○
議長(
高辻伸行君)
吉江外代夫君。
◆(
吉江外代夫君)
医師確保に関連いたしまして
質問をしたいと思います。
宮元市長も
県議生活14年ですか、
余り経験をしたわけでありますから、
加賀市の市政の中で、少なからず私は市政のことについては関心があったというふうに推察をいたします。
病院の
統合事業についても、いささか見識がなかったでは済まされないのではなかろうかというふうに思います。 それではお尋ねしますけれども、平成19年に
加賀市
地域医療審議会で
答申がなされました。その
答申内容というのは
御存じですか、
御存じないんでしょうか。これは
通告してありませんけれども、これは聞けばわかると思うんです。
答申内容を知っているか知っていないか聞くだけですから、これは
お答えいただけると思うんですけれども、どうでしょうか。
○
議長(
高辻伸行君)
宮元市長。
◎
市長(
宮元陸君) それは存じております。
○
議長(
高辻伸行君)
吉江外代夫君。
◆(
吉江外代夫君)
答申内容を
御存じということでありますから、その
答申内容というのは、2つの
加賀市が経営する
病院を一つにするという
答申内容であります。それに基づいて、当時の
当局の
皆様方は
病院の
統合案を
議会に示して、我々もそれに賛同して、
病院事業がスタートしたわけであります。したがって、
病院をするとかしないとかという話じゃなしに、既に
病院事業そのものがスタートをしている段階の中で
検証委員会を立ち上げるというのは、一つおかしいのではないかというのが私の意見なのであります。 しかも、
答申案を
検証委員会の目的は何ですかと聞かれたら
総務部長は、
総務部長はその当時、
当局の
皆様方。
当局の
皆様方がつくったものを検証するって、それを私ら可決したのに、検証するっておかしいじゃありませんかということを私は尋ねておるんです。ですから、私は
市長のほうから御
答弁をいただきたい、こう申し上げたつもりでございます。 私の
医師確保という
質問というのは、非常に尾ひれはひれというものがつながっておりまして、
一つ一つの
質問が
医師確保に向かっていくというような
質問の内容でございますので、最初から最後まで聞いていただければ、
通告どおりの
質問をするということでございます。 そういうことで、少し
市長と私の意見がかみ合わないようでありますから、
病院問題につきましては、また別の機会で
質問なり
発言をさせていただきたいと思います。 それでは、
質問の第2番目にまいります。
広報大聖寺訴訟についてであります。 これも裁判の話でありますから、極めてデリケートな問題でもあります。端を発したのは、実はこれも私ともう一人の
同僚議員が火をつけたというような格好になっております。
市長は
市長になられてからこの問題は何ぞやというようなことではいけませんので、つまびらかに説明をさせていただきますと、
大聖寺の
広報紙、この
大聖寺の
広報紙というのは、税金が補助されている新聞といいますか、
広報であります。したがって、その
広報の中に政治的な、あるいはまた公序良俗に反するようなことを書いてあるというようなことで、私は、その当時
総務委員会でしたが、
常任委員会のほうで
加賀市のほうに、
当局のほうに指摘をさせていただきました。税金を投入している
広報なるものが政治的な、あるいはまた、その当時、私に言わせますと、利権という言葉が書いてありました。
病院に賛成している
議員は利権が絡んでいるというような書き方を書いてありましたので、私はこれは自分の
機関紙でそういうことを言うなら幾らでも結構ですけれども、やはり税金が投入されている
広報の中でそういうことはいかがかなというようなことで、こんなことを書かれるようでしたら、やっぱり税金は投入すべきじゃないということを
当局にただしたわけであります。
当局は、直ちにこの
広報について調査をし、そのようなことがあったのかなかったのかを含めて判断をして、そして
行政指導を行ったというようなことであります。その
行政指導を行ったということに対して、
大聖寺の
皆様方がおかしいということで裁判を起こされたというようなことであります。 したがって、和解をするという話でありますから、要するに被告、原告、裁判というのは原告と被告がおるわけでありますから、原告が
大聖寺の方で、被告は
加賀市です。ですから、和解をするというのは原告がもうこれ以上裁判を続けなくてよろしいというのが普通で、被告が和解をするというのは少し無理があるのではなかろうかという気がするのでありますけれども、これについての
コメントありましたら
お願いいたします。
○
議長(
高辻伸行君)
大和地域振興部長。
◎
地域振興部長(
大和徳泰君)
広報大聖寺訴訟について
お答えいたします。 この件に関しましては、昨日、
乾議員に
お答えいたしましたとおり、裁判が現在も係争中であり、その行方に少なからず影響を与える
可能性がありますので、市の
方向性や対応についての
発言は差し控えさせていただきたく、御理解のほどよろしく
お願いいたします。
○
議長(
高辻伸行君)
吉江外代夫君。
◆(
吉江外代夫君)
質問終わります。
○
議長(
高辻伸行君)
吉江外代夫君の
質問及び
答弁は終わりました。 新後
由紀子君。
◆(新後
由紀子君) おはようございます。
宮元市政初めての当初
予算議会となっております。今回の当初予算で、私たちが長年求めてきた
保育料の大幅な引き下げ、加えて、これまで私が提案してまいりました
公契約条例の制定の検討など、幾つか
市民要望が生かされていることについては本当にうれしく思っております。
先ほど来
質問が相次いでおりますけれども、改めて
市民から寄せられている疑問に答えるためにも、あえて今回の新
病院建設における
問題点について幾つかお伺いをしたいと思います。 まず初めに、
医師の
確保についてでありますが、本
議会でもさまざまな意見が飛び交っております。
検証委員会が設置されたことで、
医師招聘が難しくなってしまった。前
寺前市長が
北村教授を招聘する予定であったのが、
宮元市長がそれを断ってしまった。あるいは
金沢大学から派遣されている
医師たちがもう
加賀市に来なくなったなどなど、さまざまなことが話をされて、私どものところに事実かどうかという問い合わせもあるわけであります。 今回の
検証委員会でも指摘されておりますように、やはりこれまでの
病院建設計画における
市民への
説明不足、これが大変大きな問題として指摘されてきたと思いますし、私も
病院建設をすることには反対してきませんでしたが、きちんと
市民にわかりやすく説明をしてきたかどうか、その辺については問題があったと理解をいたしておりますが、改めてこうした
市民に対する
説明責任が
宮元市長にも問われているのではないかと思いますので、改めてお聞きをしたいと思います。
○
議長(
高辻伸行君)
河本市民病院事務長。
◎
市民病院事務長(
河本正巳君) 新後
議員の御
質問に
お答えをいたします。
医師の
招聘策ということでございます。いろいろなお話がありましたけれども、まず、今の現状といたしまして、新年度からの
加賀市民病院の体制ということで
お答えをさせていただきます。 大学における医局員の減少によって、医局からの派遣が非常に厳しくなっているのが現状でございます。しかし、それにもかかわらず、現段階では大学の多くの
先生方の御協力のおかげをもちまして、
加賀市民病院では現行の29名体制を維持できる見込みでございます。新後
議員を初め、
議員の
皆様方、それから
市民の皆様には、地域医療を
市民総ぐるみで守り育てていただきますよう、あわせて
お願いを申し上げたいと思います。よろしく
お願いいたします。
○
議長(
高辻伸行君) 新後
由紀子君。
◆(新後
由紀子君)
お答えがなかったので再度お伺いしますが、北村先生が
加賀市へ来られるということをきちんと確約されていたのかどうか。少なくとも私は
議会に身を置く者として、これまで公式な場でそういう表明を聞いたことがないわけであります。
宮元市長が断ったということの裏にあるのは、既に北村先生が
加賀市へ来ることが約束されていたということの裏返しだろうと思うのですが、その点について、
市民は非常にわからない、疑問に思っているわけですから、そこをちゃんと説明すべきではないでしょうか。改めてお伺いいたします。
○
議長(
高辻伸行君)
河本市民病院事務長。
◎
市民病院事務長(
河本正巳君) 今ほど御
質問にありました北村先生の確約がされていたのかどうかという点でございますけれども、まず、北村先生には
病院統合協
議会の会長として、これまで市のほうでの
病院統合に向けて御尽力いただきましたし、また北村先生は、石川県の医療体制もございまして、石川県に対する
医師の派遣等にも非常に県通じての御努力をいただいております。私どものほうでその後、北村先生にこちらに来ていただく確約というのをとったというふうに私は聞いておりません。ただ、新しい統合新
病院に向けての
医師招聘について、それから統合新
病院が目指す
医師の教育環境、この辺についても北村先生のお力を引き続きいただくという思いはございます。ですから、この辺については今後引き続き
お願いをしていく必要があるというふうに考えております。
○
議長(
高辻伸行君) 新後
由紀子君。
◆(新後
由紀子君) 今回の
検証委員会でも、この北村先生につきましては、さまざまな面で指導を受けてきた、このことは高く評価をする。
加賀市
病院事業にとって、若手
医師の研修の充実は
病院の命運を決める最も重要な事項であり、
北村教授は
加賀市における
医師研修に対して協力していただける
可能性を持つ人材の1人であると考える。
検証委員会の意見でこう述べているわけでありますが、今後ともこのような関係で協力をしていただける人材として考えてよいのかどうか、お伺いをしたいと思います。
○
議長(
高辻伸行君)
河本市民病院事務長。
◎
市民病院事務長(
河本正巳君) 新後
議員の御
質問に
お答えいたします。 私どもとしましては43名体制を目指してまいるということで、
先ほども御
答弁させていただきました。これについては、さまざまな方々のお力添えというものが必要になってまいります。そのようなことで、今後とも協力をいただける方に
お願いを続けていくということでございます。 以上でございます。
○
議長(
高辻伸行君) 新後
由紀子君。
◆(新後
由紀子君) 御
答弁がはぐらかされてしまいましたけど。
検証委員会の意見で、ここまできちんと個人名を挙げて、
可能性を持つ人材の1人であると考える。しかも、この
検証委員会の意見については、全面的に
市長も受けとめて、今後考えていきたいということを言っているわけでありますが、そのことが本当に可能かどうかということは、ちゃんと
市民に説明すべきではないでしょうか。改めてもう一度
お答えください。
○
議長(
高辻伸行君)
河本市民病院事務長。
◎
市民病院事務長(
河本正巳君) 新後
議員の御
質問に
お答えいたします。
先ほど来から申し上げているとおりでございまして、私どもとすれば、これからも協力をいただくように
お願いを続けていくということでございます。
○
議長(
高辻伸行君) 新後
由紀子君。
◆(新後
由紀子君) いずれにいたしましても、
市民が望む
市民のための
病院でございますから、本当に
医師の
確保を含めてきちんとして、
市民のための
病院をつくる。その立場で私たちもこれからも頑張っていきたいというふうに思っておるところでございます。 次に、山中温泉地域での医療体制についてでありますが、これはたくさんの方々がこの間、
質問でも取り上げてまいりました。私は、これまで山中地域に診療所が必要であるという立場から
質問をしてまいりましたし、さきの選挙でも公約に掲げさせていただきました。今回の意見は、それをさらに19床以下の有床診療所が必要だということに踏み込んだ意見となっております。このことにつきましても既に
市長より検討したいという
答弁がありますので、私はぜひともこの辺についての実現を早期に図るよう申し上げて
質問を割愛を、
答弁は要らないということを申し上げておきます。 次に、
病院用地取得と
加賀温泉駅前開発についてお伺いをしたいと思います。 この点については、
検証委員会の意見では、
市民のパブリック
コメントも実施をされてきて、スムーズに
市民の意見を聞いてきたというような認識ではありますが、私は少なくともこれまでの
議会で指摘しましたように、新しい
病院建設計画が寺前前
市長に
答申されたときにはまだ
市民のパブリック
コメントの期間中であり、
市民の意見が非常に無視されてきたというふうに思っておりますし、そして、温泉駅前開発につきましては、都市計画法に基づく都市計画マスタープランなどが決められているにもかかわらず、それを無視したような形で温泉駅前の開発計画が次から次へと
市長サイドから提案をされて、
市民も私たちも非常に戸惑ってきたというのが実態ではなかったでしょうか。この点につきましては、意見書では「用地価格についての疑いを受けることも、強引に統合
病院建設及び用地の決定を行ったマイナス効果だ」と指摘をしています。前
市長のこうした一方的な指示であったようにも考えられますが、当時、
総務部長だった山下副
市長は、この指摘をどのように受けとめますか。これらについてもやっぱりきちんと
市民に説明をする責任があるのではないか。副
市長にお伺いをいたします。
○
議長(
高辻伸行君) 山下副
市長。
◎副
市長(
山下正純君) 新後
議員の御
質問に
お答えをいたしたいと思います。 統合新
病院の建設計画の
検証委員会の求めによりまして、用地に関連いたしましても、新たな資料を提出させていただきましたし、
委員会での御指摘をいただきまして、新たな視点からの検証が行われました。それによりまして、
市民の皆様には幾つか疑問点の解消につながったというふうに思っております。こうした機会が持てたことにつきましては、
検証委員会の皆様に感謝をいたしております。
○
議長(
高辻伸行君) 新後
由紀子君。
◆(新後
由紀子君) 感謝をしているかどうかを聞いたのではなくて、これまでの用地決定及び
加賀温泉駅前開発等における手法に問題があったというふうに指摘がありますが、この点について、全くなかったのか、あるいはそれでよかったのか、そういうことをどう考えるかということをお聞きしましたので、改めて御
答弁を
お願いいたします。
○
議長(
高辻伸行君) 山下副
市長。
◎副
市長(
山下正純君) 手法に問題があったかどうかということも含めて、いわゆる新たな視点からの検証をいただいたというふうに理解をいたしております。この結果を真摯に受けとめておるということでございます。
○
議長(
高辻伸行君) 新後
由紀子君。
◆(新後
由紀子君) 何か相変わらずの
説明不足で、本当にこれでは前市政と変わらないなという印象を持たざるを得ないということを申し上げておきたいと思います。
大聖寺広報問題で
通告をいたしましたが、昨日や
先ほどの
答弁でも、係争中であり、御
答弁がないということですので、私の意見だけを申し上げておきます。これらの一連の住民自治の観点から申し上げましても、住民のコミュニティーとしての会報に権力を持った市
当局が介入することは、私は極めて異常なことだったというふうに思いますし、これらについてはしっかりと市
当局が反省を含めて検証すべきではないかというふうに思っております。そして、市が無理無理な形でやめさせました前
大聖寺地区まちづくり推進協
議会の役員の皆さんの名誉回復も含めて、しっかりとした体制をとる必要があるのではないかということを申し上げておきたいと思います。 次に、指定管理者の公募による更新についてお伺いをいたします。 公募によって指定管理者の変更が幾つか行われたようでありますが、これまでの指定管理者に雇用されていた人たちの雇用がきちんと継続されて守られているのかどうか、公募要項で同一労働条件以上で雇用の継続をすることなどの条件が入っていたのかどうか、お伺いをいたします。 また、変更となった地域での実態はどうなっているか、雇用条件、雇用継続をきちんと視野に入れていたかどうかお伺いをいたします。 2つ目は、
加賀市総合サービス株式会社についてお伺いいたしますが、今回の指定管理者の変更で、
加賀市総合サービス株式会社が重要施設で公募に落選をしております。今回は社長以下全くやる気がなかったのかどうか、指定管理業務を続ける意思があったのかどうかが問われている事態ではないかとも思われてなりません。山中温泉ゆけむり健康村や山中座、体育施設など、なぜ
加賀市総合サービス株式会社が落選をしたのか、当選をしたところが経営能力がすぐれていたのかどうか、これまでの実績があったとはとても考えられない実態ではないか。
加賀市総合サービス株式会社のオウンゴールのようにも思うが、どう考えておられるか。経営陣の
市長や副
市長などの取締役はどのように今回の事態を考えているのか、経営責任は問われないのかどうか、あわせてお伺いいたします。
○
議長(
高辻伸行君)
菅本総務部長。
◎
総務部長(
菅本昇司君) 指定管理者の公募による更新について
お答えいたします。 まず、指定管理者の雇用についてでございます。 本年3月末で指定管理期間が終了する公共施設のうち、昨年12月の選定会の結果により、今ほどございました山中座、山中温泉ゆけむり健康村の2施設と、
加賀体育館など
大聖寺地区の4つの体育施設の指定管理者が4月から変更となる予定でございます。これらの施設はいずれも、これまで
加賀市総合サービス株式会社が指定管理者となっていた施設でございます。現在、施設の所管課において、
加賀市総合サービス株式会社と次の指定管理者との円滑な業務の引き継ぎに向け、最終的な調整を進めております。 御
質問の雇用関係でございますけれども、指定管理者を選定する際の雇用継続については、原則、指定管理者の募集要項に記載してございます。そして、選定会の中においても、質疑応答の中で、その旨問いただしておるところでございます。今回についても、次の指定管理者からは、雇用の継続を希望する従業員については、再雇用の面で配慮を行うとの回答をいただいておるところでございます。 次に、
加賀市総合サービス株式会社についてであります。 本年4月から各施設等を管理することとなる新たな指定管理者では、
加賀市総合サービス株式会社の社員の解雇に伴い、雇用の継続を希望する方々と面接を行うなど、順次、人員の
確保を行ってきております。市といたしましては、できる限り失業者を出さないよう、雇用の継続について、引き続き次の指定管理者に要望していくこととしております。 なお、指定管理者の選定に当たりましては、昨日、辰川
議員の
質問に
お答えしたとおりでございまして、15項目以上のことについて点数化して、そして選定会において協議して、総合的に決めさせていただいているところでございます。 以上でございます。
○
議長(
高辻伸行君) 新後
由紀子君。
◆(新後
由紀子君) 今の御
答弁だと、本当に雇用がスムーズに引き継がれて、新たなところに雇用されているというふうに聞こえるんですが、実態はそうではないように思いませんか。実態をつかんでおられますか。現実に指定管理がかわった施設で働いている方々が、退職届を出されたり、雇用条件がなかなかうまく合わなくてやめざるを得なかったり、いろんな事態が生まれているのではないでしょうか。そこら辺での実態をつかまえた上での御
答弁なんでしょうか。お伺いいたします。
○
議長(
高辻伸行君)
菅本総務部長。
◎
総務部長(
菅本昇司君) 当方で持っている情報というのは、3月上旬の情報でございますけれども、今ほど申し上げました山中座、山中温泉ゆけむり健康村、そして体育施設といったところで、正規、臨時合わせて32名の方々がお勤めしてございました。そして、そのうち3月の上旬時点では、18名から23名の方々が次の指定管理者へ雇用されているというふうな状況はつかんでございます。 以上でございます。
○
議長(
高辻伸行君) 新後
由紀子君。
◆(新後
由紀子君) そうしますと、やっぱり全員雇用が
確保されていないというお話ですね。だから、そこら辺のちゃんと雇用条件を守っていくかどうか、引き継ぎがされるかどうかというところを注意して見ていかなければならないのではないか。働いている人たちの雇用が守れないような指定管理の移行がされるということ自体が問題だというふうに私は思うんですが、
加賀市総合サービス株式会社の取締役である副
市長はこの点についてどのようにお考えでしょうか。
○
議長(
高辻伸行君) 山下副
市長。
◎副
市長(
山下正純君)
先ほど総務部長のほうからも
答弁させていただきましたが、指定管理の継続に当たっては、雇用を継続していただきたいということは要項の中には入っております。ただ、実際に指定管理に当たった場合においては、雇用条件等々、運用内容等々によって、合意が得られない場合には残念な結果になる場合もあります。 ただ、
加賀市総合サービス株式会社のほうとしてどうかという御
質問でございますが、この点のほうから言わせていただきますと、
加賀市総合サービス株式会社としては指定管理者としての実績が8年になる。実績があった施設が今回、他の指定管理者にかわったということでございます。そういった意味では、いわゆる総合的な評価の中でのことではございますが、選ばれなかったことについて、今後やはり社員の教育の部分であるとか、それから、運営の仕方の部分であるとか、自主事業の委託の部分であるとか、そういったところに工夫を凝らしていく必要があるのではないかということは反省いたしております。
○
議長(
高辻伸行君) 新後
由紀子君。
◆(新後
由紀子君) いずれにいたしましても、指定管理業務を放棄しているというふうに思われるような、そのような実態はやっぱりきちんと会社としても見直しをして、しっかりと立て直す必要があるということを申し上げておきたいと思っております。 次に、保育園
保育料の引き下げについてお伺いをいたします。 私は、4月からの消費税増税を前に、子育て世代の世帯に本当に大きな負担軽減となる今回の
保育料の引き下げを大いに評価をし、歓迎をするものであります。 しかしながら、今回のこの財政負担がきちっと今後とも続いていくのかどうか、その点についてお伺いをしておきたいと思うんですが、現在、市は、
保育料の平成24年度の市の資料によりますと、一般財源で8億4,050万9,000円を徴収金の差額として投入しております。現行
保育料の父母負担は636億6,395万3,000円、これは全体の29%が父母負担、そして一般財源の負担が35%、国・県・市で負担が、国が18%で、県と市で9%というような財政負担になっているんですが、今回の引き下げでさらに市の負担が1億円余りふえるということになるわけでありますが、これらの負担を今後ともきちんと維持していくかどうか、そのための財源の
確保はどうするのか。 他の
同僚議員からは公立保育園を統廃合・民営化するなどの行政改革をせよと言う意見がありましたが、私は、保育水準を下げるような統廃合・民営化、合理化には反対であります。きちんとした保育水準が
確保された上で、
保育料の負担が軽減をされて、子供たちの成長がきちっと
確保されるような形をとっていくべきだと思うのでありますが、その辺についてきちんと説明を求めたいと思います。
○
議長(
高辻伸行君) 高川
市民部長。
◎
市民部長(高川義博君)
保育料の引き下げに関しての御
質問に
お答えをいたします。 今般、26年度の当初予算編成に当たりまして、子育て世帯への経済的な負担を軽減するため、7月分からの
保育料の引き下げを行うということにしてございます。
保育料の引き下げに伴う財源の
確保につきましては、一昨日、
市長が
稲垣議員に
お答えいたしましたとおりでございます。 また、保育園の運営は、保育指針や国が示しております保育園の基準を順守しながら、保育を実施しているところでございます。このため、
保育料の引き下げが、保育の実施に係るコストの削減や保育のレベル低下につながるものではございません。
○
議長(
高辻伸行君) 新後
由紀子君。
◆(新後
由紀子君) 私は、
保育料の軽減が即保育の水準の低下につながるということは一言も申し上げておりません。それが公立保育園の統廃合・民営化など保育園をなくすことによって財源を生み出すということになれば、保育の低下につながるということを申し上げているのであります。 来年度から子育て新システムが始まります。
御存じのように、給付制度、保育認定制度、これまでの保育の仕組みが大きく変わります。このときにもこの父母負担の水準がきちっと
確保されるのかどうか。来年度、保育新システムにあわせて今検討が行われていると思いますけれども、保育認定とそれに対する保育の給付制度が始まったときに、きちっと
保育料が父母負担軽減として継続されていくのかどうか、この点についての見通しはどうでしょうか。
○
議長(
高辻伸行君) 高川
市民部長。
◎
市民部長(高川義博君)
保育料につきましては、条例でもうたっております。この形での体制を行っていきたいと思っております。
○
議長(
高辻伸行君) 新後
由紀子君。
◆(新後
由紀子君) 現行の体制を維持していかれるということなので、若干安心はしますけれども、システムが大きく変わる上で、一部の不安を持ちながらの
質問で確認をさせていただきましたので、きちんとした軽減を続けるということでありますので、安心をいたしました。 次の
質問に移りたいと思います。 次は、こどもの医療費窓口無料化についてお伺いをいたします。 この点については、さきの
市長選挙での
市長の公約でもあったと思いますが、今回の当初予算にはこの点が余り出てきていないというふうに思いますが、この点についての取り組みがされているのかどうかお伺いをいたします。 また、全国的に見ますと、こどもの医療費で窓口でお金を払わなければならないということをやっているのは、全国的に見ても大変少なくなっております。また、一旦窓口で払っても、自動的に償還される償還制度を持っている県もあって、石川県は全国最低レベルだというふうに指摘をされていると思います。
宮元市長は
県議会当時、
医師会の請願等を自民党から共産党まで含めまして賛成してきた方だと私は思っておりますが、この点について、県へ改めて窓口無料化についてきちんとした対応をとるよう要望するお考えがないか、あわせてお伺いいたします。
○
議長(
高辻伸行君) 高川
市民部長。
◎
市民部長(高川義博君) 初めに、こども医療費の窓口無料化の状況について
お答えいたします。 本市の給付方法につきましては、市役所の窓口で申請手続を行います償還払い方式、こちらを採用しております。保険診療額の1カ月の自己負担額1,000円を超えた分を助成しております。 こども医療費の助成につきましては、
市長の政策提言でも、現物給付方式を検討する旨申し上げております。現物給付方式は、医療機関窓口での支払いや市役所窓口での申請手続が不要となるなど、保護者にとってはより利便性が高い手法であり、子育て支援の中でも、子育て世代への負担軽減につながる重要な支援施策の一つであると考えております。一方で、医療機関窓口での支払いがなくなり、利便性が高まるということで、受診を要しない軽い症状でも安易に医療機関を受診するいわゆるコンビニ受診、また、受診者の増加による
医師の負担や医療費の増大が一般的に懸念をされているところでございます。 このような中、現物給付方式の導入には、
医師会や歯科
医師会、そして薬剤師会等の御理解と御協力が不可欠であります。今後、現物給付方式の実現に向けまして、
加賀保健医療協
議会など関係機関等の御意見を伺いながら、検討をしてまいりたいと思っております。 次に、県への要望についてでございます。 現物給付方式は県内全域で実施したほうがより効果的、効率的であり、スケールメリットも生かされると考えておりますので、県に対しても今後、関係機関を通じまして要望してまいりたいと思っております。 以上です。
○
議長(
高辻伸行君) 新後
由紀子君。
◆(新後
由紀子君) 今の
医師会とか
加賀保健医療協
議会とかにお話をしながら、実現に向けて取り組んでいきたいというようなお話でしたので、実現に向けて取り組まれるということはわかりましたけれども、実現のめどはいつごろに置いた取り組みをされていかれますか。それと、県が重い腰を上げるまで
加賀市も待っているという状況になるのかどうか、改めてお伺いをしておきたいと思いますが、特に石川県が、自治体独自で窓口無料をやったら、3歳までの給付支援をしているのをペナルティーとしてやらないという県ですね。だから、そういうことも含めて県へきちっと言わないと、市独自でやろうと思ってもやれないということになるのか、それでも窓口無料化の実現に向けて取り組む決意があるかどうか。これは
宮元市長、どうでしょうか。ぜひ
お答えを聞きたいと思います。
○
議長(
高辻伸行君)
宮元市長。
◎
市長(
宮元陸君) 私も
県議会のときに、自民党
議員団で請願というか、要望をしました。当時、共産党も御一緒になって、意見書ならぬ請願を上げた経緯があります。今、
市民部長のほうから
答弁をさせていただいたとおりでありますけれども、極力前向きにこのことについては取り組んでいくというのは変わらない姿勢でありますので、関係機関との調整は当然必要なわけでありますから、こちらの熱意を伝えながら進めていきたいなと思っております。
○
議長(
高辻伸行君) 新後
由紀子君。
◆(新後
由紀子君) これまでの
加賀市政は、県へ要望することすらしていただけませんでした。窓口無料化は受診の乱用につながるとか、税金のありがたさがわからないとかというような
当局の態度でしたので、今御
答弁をお聞きいたしますと、これらよりも本当に大きく一歩前進したなというふうに思いますし、ぜひ実現に向けていっていただきたいということを申し上げておきたいと思います。
質問の最後に、図書館機能を持った施設の増設についてお伺いをしたいと思います。 市内には休眠している保育園とか施設が幾つか存在するわけでありますが、これからもこうした施設を活用した何らかの地域対策が必要になってくると私は思っております。そうしたときに、今、
加賀市では、大きな
大聖寺の図書館、山中の図書館が2カ所あるだけなんですが、そこの施設を活用いたしまして、図書館機能を持った文化施設として生まれ変わっていくというような方向を検討できないものかどうか。特に今これから、そういう施設の文化発信力あるいは情報発信力が小さい地域であっても必要になるのではないかと私は思うわけでありますが、その辺についての対応をお聞きしたいと思います。
○
議長(
高辻伸行君) 掛山教育
委員会事務局長。
◎教育
委員会事務局長(掛山政規君) 図書館機能を持った施設の増設についての御
質問に
お答えいたします。
議員御提案の遊休施設を活用し、そこに図書館機能を持たせてはどうかとのことでございますけれども、教育
委員会事務局といたしましては、遊休施設に図書を配置するサービスよりも、今ある図書館の機能を強化する、図書館が持っているサービス機能を強化するとか活用することが望ましいのではないかというふうに考えております。 現在、中央図書館では、地区会館を図書の受け渡しの拠点とした地区巡回サービスを行っております。また、学校とか学童クラブなどに対して500冊以内を2カ月まで貸し出す、こういった団体サービス、こういうサービスも行っております。 それから、昨年平成25年度、今年度ですね、市政図書室を中央図書館内に設置いたしましたし、それにあわせて図書館内で飲み物が飲めるように、ロビーを整備しまして、利用者の利便性を高めております。もう一点、さらに、ことし、図書館をより一層利用していただくため、今年度6月から祝日、休日に図書館を開館する予定でおります。 このように、図書館にはいろいろな事業やサービスがありますので、これらのサービスをさらに充実させることで、
市民の方々の御要望にお応えしたいというふうに考えております。今後とも魅力のある図書館づくりに努めますので、御理解を
お願いいたします。 以上でございます。
○
議長(
高辻伸行君) 新後
由紀子君。
◆(新後
由紀子君) 今、現状は確かにそうだろうと思うんですが、これから小さな学校の統廃合も含めまして、保育園の休園もふえてきます。そうしますと、子供たちが土日を含めてさまざまな点で年寄りに触れたり、そこで集まって話をするというコミュニティーの場というのがなくなっていくわけですね、その地域にとったら。 例えばあの東日本大震災のときにも、そこに保育園があるか、そこに学校があるか、きちっとした避難所としておく場所があるかどうかというのが、子供たちの命を守る上でも非常に重要な役割を果たすということが言われております。 だから、確かに使われなくなったからそれで終わりで閉めてしまってというようなやり方もあると思うんですが、ぜひその辺は将来の見通しとして、学校や保育園が地域から消えたところの地域のコミュニティーとしてのあり方として、図書館だけではないと思いますが、博物館や、いろんな美術館や、小さな美術館も含めまして、施設の利活用についてはぜひ検討していっていただきたいというふうに思うんですが、再度
答弁を求めておきたいと思います。
○
議長(
高辻伸行君) 掛山教育
委員会事務局長。
◎教育
委員会事務局長(掛山政規君) 今、保育園が休園になるとか、いろんな状況が生まれてきておりますけれども、各地区には地区会館という施設もございます。そういったところに図書館機能としましては、そういった施設を地域のお年寄りの方とか子供さんが集まって本を読むとか、そういう施設の活用をしていただければなというふうに思っております。 ただ、これから遊休施設がふえていくということにつきましては、市が一体となってこれから考えていきます公共施設マネジメントの中で、そういった遊休施設の使い方について議論されていくものというふうに思っております。 以上でございます。
◆(新後
由紀子君) 以上で終わります。
○
議長(
高辻伸行君) 新後
由紀子君の
質問及び
答弁は終わりました。 以上をもって、
市長提出議案に対する質疑並びに市政に対する
一般質問は終わりました。
△
委員会付託
○
議長(
高辻伸行君) ただいま議題となっております議案第3号から第90号までは、お手元に配付してあります議案付託表のとおり、それぞれ所管の
常任委員会に付託いたします。
△休会決定
○
議長(
高辻伸行君) 日程第4、休会の件についてお諮りいたします。 議案審査のため、明13日から23日までの11日間、休会いたしたいと思います。 これに御異議ありませんか。 (「異議なし」と言う者あり)
○
議長(
高辻伸行君) 御異議なしと認めます。よって、以上のとおり休会することに決しました。
△閉議
○
議長(
高辻伸行君) 本日の議事はこれをもって終了いたしました。 次会は、3月24日午後3時から会議を開きます。 本日はこれにて散会いたします。 午前11時12分閉議 議事日程(第4号) 平成26年3月12日(水) 午前10時 開議日程第1
特別委員の定数の変更について 第2
市長提出議案第3号から第90号まで
一括議題 質疑
常任委員会付託 第3
一般質問 第4 休会決定 閉議 (写) 収加総号外 平成26年3月12日
加賀市
議会議長 高辻伸行様
加賀市長 宮元 陸 説明員の欠席について(通知) 平成26年第2回
加賀市
議会定例会説明員のうち、次の者が本会議を欠席しますので通知します。所属職氏名期日理由教育
委員会事務局次長網谷 豊3月12日病気療養のため防災防犯対策室室長中出俊之3月12日病気療養のため-----------------------------------
特別委員の定数の変更について
委員会名定数変更前変更後基地・防災
特別委員会7人6人
議会活性化特別委員会8人7人人口減少対策
特別委員会8人7人 平成26年第2回
加賀市
議会定例会議案付託表
総務委員会議案番号件名議案第3号平成26年度
加賀市一般会計予算
第1条第1表 歳入歳出予算中
歳入 第2款 地方譲与税
第3款 利子割交付金
第4款 配当割交付金
第5款 株式等譲渡所得割交付金
第6款 地方消費税交付金
第7款 ゴルフ場利用税交付金
第8款 自動車取得税交付金
第9款 地方特例交付金
第10款 地方交付税
第11款 交通安全対策特別交付金
第13款 使用料及び手数料(1項1目中関係分、9目、2項1目中関係分、5目)
第14款 国庫支出金(2項6目、11目、3項1目中関係分)
第15款 県支出金(1項3目、2項1目、10目、3項1目中関係分)
第16款 財産収入(1項1目、2目中関係分、2項)
第17款 寄附金(1項10目)
第18款 繰入金(2項1目中関係分)
第19款 繰越金
第20款 諸収入(2項、4項1目中関係分、6項5目中関係分)
第21款 市債(1項1目、3目中関係分、8目、11目、12目)
歳出 第1款
議会費
第2款 総務費(1項1目中関係分、2目、3目、4目中関係分、5目から10目、11目中関係分、15目中関係分、16目中関係分、4項から6項)
第3款 民生費(1項6目、8目、9目中関係分)
第4款 衛生費(1項4目)
第8款 土木費(5項3目、4目)
第9款 消防費(1項1目から3目、5目中関係分)
第12款 公債費
第13款 諸支出金(2項1目、2目、13目、15目、3項)
第14款 予備費
第2条第2表 債務負担行為中関係分
第3条第3表 地方債
第4条 一時借入金
第5条 歳出予算の流用議案第8号平成26年度
加賀山代温泉財産区特別会計予算議案第9号平成26年度
加賀山中温泉財産区特別会計予算議案第13号平成25年度
加賀市一般会計補正予算
第1条第1
表 歳入歳出予算補正中
歳入 第2款 地方譲与税
第3款 利子割交付金
第4款 配当割交付金
第6款 地方消費税交付金
第7款 ゴルフ場利用税交付金
第8款 自動車取得税交付金
第9款 地方特例交付金
第10款 地方交付税
第14款 国庫支出金(2項17目)
第18款 繰入金
第19款 繰越金
第21款 市債(1項1目中関係分、3目、8目)
歳出 第2款 総務費(1項1目、2目、8目、11目)
第3款 民生費(1項6目、8目、9目)
第4款 衛生費(1項4目)
第8款 土木費(5項3目、4目)
第9款 消防費
第2条第2表 繰越明許費補正中
第2款 総務費
第4款 衛生費
第9款 消防費
第3条第3表 地方債補正議案第22号
市長の退職手当の特例に関する条例について議案第23号
加賀市行政財産使用料条例の一部改正について議案第25号
加賀市手数料条例の一部改正について議案第26号
加賀市法定外公共物管理条例の一部改正について議案第45号
加賀市犯罪被害者等支援条例について議案第90号
加賀市辺地総合整備計画の変更について教育民生
委員会議案番号件名議案第3号平成26年度
加賀市一般会計予算
第1条第1表 歳入歳出予算中
歳入 第1款 市税
第12款 分担金及び負担金(2項)
第13款 使用料及び手数料(1項8目中関係分、2項1目中関係分、6目)
第14款 国庫支出金(1項、2項2目、3目中関係分、7目、3項1目中関係分、2目、5目)
第15款 県支出金(1項1目、2目、2項2目、3目中関係分、8目、3項1目中関係分、5目)
第16款 財産収入(1項2目中関係分)
第17款 寄附金(1項3目)
第18款 繰入金(2項1目中関係分)
第20款 諸収入(1項、4項1目中関係分、5項1目中関係分、6項1目、2目、4目、5目中関係分)
第21款 市債(1項9目)
歳出 第2款 総務費(1項4目中関係分、11目中関係分、15目中関係分、16目中関係分、2項、3項)
第3款 民生費(1項1目から5目、9目中関係分、2項、3項)
第4款 衛生費(1項1目、2目、3目中関係分)
第9款 消防費(1項5目中関係分)
第10款 教育費(1項から4項、5項1目中関係分、2目中関係分、3目中関係分、4目から6目、6項)
第13款 諸支出金(2項8目、9目)議案第4号平成26年度
加賀市国民健康保険特別会計予算議案第5号平成26年度
加賀市後期高齢者医療特別会計予算議案第6号平成26年度
加賀市介護保険特別会計予算議案第11号平成26年度
加賀市
病院事業会計予算議案第13号平成25年度
加賀市一般会計補正予算
第1条第1
表 歳入歳出予算補正中
歳入 第14款 国庫支出金(1項、2項2目、7目)
第15款 県支出金
第21款 市債(1項9目)
歳出 第3款 民生費(1項2目、5目、2項)
第4款 衛生費(1項3目)
第10款 教育費
第2条第2表 繰越明許費補正中
第3款 民生費
第10款 教育費議案第14号平成25年度
加賀市国民健康保険特別会計補正予算議案第15号平成25年度
加賀市後期高齢者医療特別会計補正予算議案第16号平成25年度
加賀市介護保険特別会計補正予算議案第19号平成25年度
加賀市
病院事業会計補正予算議案第24号
加賀市公の施設共通使用料条例の一部改正について議案第27号
加賀市立幼稚園設置条例の廃止について議案第28号
加賀市立幼稚園
保育料等徴収条例の廃止について議案第29号
加賀市セミナーハウスあいりす条例の一部改正について議案第32号
加賀市立文化会館条例の一部改正について議案第34号
加賀市社会教育
委員条例の一部改正について議案第35号
加賀市公民館条例の一部改正について議案第36号
加賀市立図書館条例の一部改正について議案第37号
加賀市体育施設条例の一部改正について議案第38号
加賀市社会体育夜間照明施設条例の一部改正について議案第39号
加賀市医療費助成条例の一部改正について議案第40号
加賀市立保育園設置条例の一部改正について議案第41号
加賀市保育園の費用徴収に関する条例の一部改正について議案第42号
加賀市幼児教育相談室設置条例について議案第43号
加賀市高齢者健康プラザ条例の一部改正について議案第44号
加賀市地域生活支援事業の実施に関する条例の一部改正について議案第55号
加賀市
地域医療審議会条例の一部改正について議案第56号山中温泉医療センター条例の一部改正について議案第57号
加賀市民病院使用料及び手数料条例の一部改正について議案第62号
加賀市文化会館の指定管理者の指定について議案第64号
加賀体育館の指定管理者の指定について議案第65号山中健民体育館の指定管理者の指定について議案第66号
加賀市片山津野球場の指定管理者の指定について議案第67号
加賀市ソフトボール場の指定管理者の指定について議案第68号
加賀市スポーツセンターの指定管理者の指定について議案第69号
加賀市中央公園野球場の指定管理者の指定について議案第70号
加賀市相撲場の指定管理者の指定について議案第71号
加賀市陸上競技場の指定管理者の指定について議案第72号
加賀市中央公園テニスコートの指定管理者の指定について議案第73号中央公園体育館の指定管理者の指定について議案第74号
大聖寺グラウンドの指定管理者の指定について議案第75号山代グラウンドの指定管理者の指定について議案第76号動橋グラウンドの指定管理者の指定について議案第77号山中球場の指定管理者の指定について議案第78号
加賀市武道館の指定管理者の指定について議案第79号山中武道館の指定管理者の指定について議案第80号山中弓道場の指定管理者の指定について議案第81号
加賀市
大聖寺テニスコートの指定管理者の指定について議案第83号
加賀市高齢者健康プラザの指定管理者の指定について産業建設
委員会議案番号件名議案第3号平成26年度
加賀市一般会計予算
第1条第1表 歳入歳出予算中
歳入 第12款 分担金及び負担金(1項)
第13款 使用料及び手数料(1項1目中関係分、3目、5目から7目、8目中関係分、2項1目中関係分、2目から4目)