○議長(平井清君) これより討論に入ります。 通告がありますので、発言を許します。 吉村秀盛君。
◆(
吉村秀盛君) 私は、
日本共産党議員団を代表して、議案第51号、議案第59号に反対すると同時に、市長の政治姿勢についても指摘して意見を述べておきたいと思います。 議案については、保護者より、保育料の負担が重い、高いとの意見が相次いで寄せられていますが、また、今回も保育料の値上げ、毎年でありますが、図られようとしていますが、その根源には
自民党政府の補助金の削減が10分の5に引き下げられたことに起因する問題点もありますが、地方自治体としての行政の責任で、健全な児童育成のためにも保育料金の
補てん施策を実施すべきであると私は思われてならないのであります。 さきの
教育民生委員長の審議の報告でも、当局に要望してきたとありますが、市当局も今後、検討するとのことであったようでありますが、来年は、より厳しい削減の嵐が吹くであろうし、私はこのようなことを正そうと気づいたら即刻、是正すべきであると思うのであります。市当局のこの種の意見はたびたび繰り返されてきたことであります。 次に、矢田市長のゴルフ場を初め、環境保護に対する政治姿勢を指摘しておきたいと思います。 熊坂地域のゴルフ場問題では、申請期限の再延長問題では、地権者は人権を侵害されると法務局に訴えている現実、
地権者家族に対して、おどしを行ったり、地権者の所有地にさくを設けて出入りを不便にしてやるとか、おどしなどを行い、事もあろうに加賀市内に居住する
金融ブローカーまでがこれにかかわって許しがたい脅迫を行っておる。この山下清二さんは以前にも畑地に苗木を植えたとして地域役員に厳しく叱責され、私に助けを求めて訴えてこられた事例がございます。また、元加賀市助役であった西要一氏などは、国有林の払い下げを受けて安く買ったのだから
部落に戻せと脅迫され、だれのおかげで市の助役になったなどとおどかされて、脅迫されて、ついに屈服して
賃貸し提供をせざるを得なかったそうであります。このようなことは
山代ゴルフ場、黒崎の百万石時代村構想も同じ手順と轍を繰り返した結果であると思うのであります。 これには市当局も一部加担していたこともあるということを申し上げていたのでありますが、以前に自然と文化を守る会の方々が市長に
ゴルフ場建設反対の申し入れを行ったとき、新後議員が市当局者も介入していると指摘したら、総務部長は事実を示せと反論したそうでありますが、私なら事例を挙げて名前を公表してもいいんですよ。知性と良識で光輝いて君臨するだんな様方の隠れた姿であると私は断ぜざるを得ないのであります。 また、去る18日の議会の質問でも、2人の方が柴山潟の汚染問題で質問されましたが、私は早急に、この柴山潟の浄化を図ることが、その第一歩を進めることが可能であると思います。大阪の街はたんつぼの街だと発言された石川県選出の
衆議院議員がおられましたが、あの大阪の道頓堀川を見れば、浄化装置が効果を発揮していることが理解できると思います。市長は大企業優先の目先だけを追っている結果であると、このように思います。動橋川にはアユの放流に対して漁業組合に市より10万円の
補助金支出をしているのでありますが、アユは清流にしか生息しないと言われており、被害を及ぼすことと思われるのであります。 また、市長。公立加賀中央病院の医療費の不適切問題についても、多額の市の財政支出をしているのに、市民に対して一言のおわびもしない市長の政治姿勢は、これは大きな問題である。厳しく指摘して討論といたします。
○議長(平井清君) 以上で通告による討論は終わりました。 ほかに討論はありませんか。 これにて討論を終結いたします。
△
市長提出議案採決
○議長(平井清君) これより採決いたします。 まず、
市長提出報告第1号から第2号に対する委員長の報告は原案承認であります。以上の案件は
委員長報告のとおり原案承認することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と言う者あり)
○議長(平井清君) 御異議なしと認めます。よって、以上の案件は原案のとおり承認することに決しました。 次に、
市長提出議案第51号及び第59号を一括採決いたします。 以上の各案件に対する委員長の報告は原案可決であります。以上の各案件は委員長の報告のとおり原案可決することに賛成の諸君の起立を求めます。 (
賛成者起立)
○議長(平井清君) 起立多数であります。よって、以上の各案件は原案のとおり可決されました。 次に、
市長提出議案第52号から第58号及び第60号から第67号を一括採決いたします。 以上の各案件に対する委員長の報告は原案可決であります。以上の各案件は
委員長報告のとおり原案可決することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と言う者あり)
○議長(平井清君) 御異議なしと認めます。よって、以上の各案件は原案のとおり可決されました。
△
請願書採決
○議長(平井清君) 次に、請願第30号から第31号を一括採決いたします。 以上の請願は
委員長報告のとおり採択することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と言う者あり)
○議長(平井清君) 御異議なしと認めます。よって、以上の請願は
委員長報告のとおり採択することに決しました。
△
議会議案審議(第16号~18号)
○議長(平井清君) これより、川下 勉君外26名提出の
議会議案第16
号義務教育費国庫負担制度の維持に関する意見書、並びに川下 勉君外20名提出の
議会議案第17号学校週5日制に関する意見書、同じく
議会議案第18
号廃棄物処理及び資源循環に関する意見書を一括議題といたします。
△即決決定
○議長(平井清君) お諮りいたします。 以上の案件は事理明白につき、この際、即決いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。 (「異議なし」と言う者あり)
○議長(平井清君) 御異議なしと認めます。よって、以上の案件は即決することに決しました。
△
議会議案採決
○議長(平井清君) これより
議会議案第16号から第18号を一括採決いたします。 以上の各案は可決することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と言う者あり)
○議長(平井清君) 御異議なしと認めます。よって、以上の各案は可決されました。
△
議会議案審議(第19号)
○議長(平井清君) 次に、
中村長一郎君外7名提出の
議会議案第19号教職員の
次期定数改善計画の策定に関する意見書を議題といたします。 提案者から説明を求めます。
中村長一郎君。
◎(
中村長一郎君) ただいま上程されました
議会議案第19号教職員の
次期定数改善計画の策定に関する意見書案について提案説明を行います。
バブル経済がはじけ、税収などの落ち込みなどにより教育予算の増額は厳しい環境であります。しかし、社会と子供らの変化に対応した人間的な触れ合いの中で、ゆとりあるきめ細かな教育を進めることが今、求められております。そのためにも35人以下学級の実現を中心に
定数改善計画を策定し、
教職員定数の充実を図る必要があります。 しかし、定数改善は抜本的なものからほど遠い 1,054名にとまりました。文部省も91年に
次期定数改善計画策定のための
全国実態調査指定校による研究を行い、4月10日に、そのまとめのための
協力者会議を発足させ、
次期定数改善計画の93年度発足に向けて大きく動き始めております。 この意見書はこの動きに合わせ、政府に対して当面する教育の諸問題を解決し、とりわけ子供たちのためになる教諭、専門職員の定数を改善し、早急にその実現を求めるものであります。 何とぞ議員各位におかれまして賛同を賜りますようお願い申し上げまして、提案の説明といたします。
○議長(平井清君) 説明を終わります。
△質疑
○議長(平井清君) 質疑はありませんか。 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。
△討論
○議長(平井清君) これより討論に入ります。 討論はありませんか。 討論なしと認め、討論を終結いたします。
△
議会議案採決
○議長(平井清君) これより
議会議案第19号を採決いたします。 本案は原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。 (
賛成者起立)
○議長(平井清君) 起立少数であります。よって、本案は否決されました。
△
議会議案審議(第20号)
○議長(平井清君) 次に、
吉村秀盛君外1名提出の
議会議案第20
号平和都市を宣言する決議を議題といたします。 提案者から説明を求めます。 吉村秀盛君。
◎(
吉村秀盛君) 私は、
議会議案第20
号平和都市を宣言する決議案について御説明申し上げます。 私たちは平和で住みよい
郷土づくりに邁進しながら、市民すべてが恒久平和を願望することを確認する。しかし、依然として地球上には地域戦争があり、数カ国によって5万発を大きく超える核兵器が今なお保有され、核戦争の危険は決して去っていない。私たちは、世界で唯一の核兵器の恐ろしさを体験し、戦争の悲惨さが想像を絶するものであることをよく知っている。私たちは、非核三原則の遵守と核兵器の緊急廃絶を求めるとともに、暮らしを守り平和で繁栄することを願う市民憲章の理念に基づいて、この市に住むことの誇りと限りない平和を希求する市民として
、平和都市を宣言するという案文であります。 私は、このことに対して今までもたびたび市長に要望質問をしてまいりましたが、市長は議会が決めることと拒否してまいりました。
核兵器廃絶を求めた
平和都市宣言は石川県の各自治体でも行われております。金沢市、松任市、七尾市、羽咋市、野々市町、美川町、内灘町、七塚町、津幡町、鳥屋町、鹿西町などの議会で可決されているのであります。加賀市の議会がこれを否決するということになれば、世論と世界の流れに反する行為にほかなりません。 先ごろアメリカとロシアが
核兵器削減を3分の1にするという合意を得た報道を受けた、その途端に明けの日、アメリカは
地下核実験を行っている経緯を見ても、核兵器の
廃絶平和都市宣言が非常に大事だということで、これに賛同していただくことを切望して提案理由といたします。
○議長(平井清君) 説明を終わります。
△質疑
○議長(平井清君) 質疑はありませんか。 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。
△討論
○議長(平井清君) これより討論に入ります。 討論はありませんか。 討論なしと認め、討論を終結いたします。
△
議会議案採決
○議長(平井清君) これより
議会議案第20号を採決いたします。 本案は原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。 (
賛成者起立)
○議長(平井清君) 起立少数であります。よって、本案は否決されました。
◎(新後由紀子君) 私は、
日本共産党議員団を代表いたしまして、ただいま上程された
議会議案第21号の提案の理由を説明いたします。 本意見書案は、政府に対して
保育所予算の大幅な増額と
保育所最低基準の見直しを求める内容のものであります。政府は1985年から始まった
国庫補助金の削減を契機に、地方行革と結びついて保育の効率化を促進する方向を打ち出してまいりました。この
補助率削減に対しては
全国知事会など地方6団体を初め、
保育関係団体や多くの父母が、この間、復元を求め、保育予算の大幅な増額のために政府に要望し続けてきたのは御存じのとおりであります。今日の出生率の低下は、働く女性の約7割を既婚者が占めている中で、出産、育児と仕事を両立していくことを保障していくための社会的な施策充実が強く求められていると思います。91年度の
婦人労働白書では、働く女性は 1,834万人で、前年と比べて85万人、
雇用者総数に占める女子の割合は37.9%と増加をしているのであります。働く女性が安心して子供を産み、育てられるようにするためには、保育の条件整備が急がれていると思うのであります。 また、子供を取り巻く社会環境は悪化の一途をたどり、アレルギー性などによる疾患、子供の成人病、また
人格発達そのものに大きな問題を投げかけています。近年は家庭における乳幼児の虐待数も大幅に増加をし、若いお母さんの
育児ノイローゼ、育児不安も増加をしているとのことであります。今日ほど保育所の果たす役割が大きいときはないと私は心から訴えたいと思います。 そのために政府に対して保育予算をふやして、措置費の改善など求めるのがこの意見書の中身であります。政府の
国庫負担削減が高い保育料となって保護者へはね返っております。そして、その高い保育料を理由にして保育所に入れない、そういう子供たちも一方でおります。 また、保母の
受け持ち人数を改善して安心して子供を育てたい、子供を面倒みたい、こう保母さんの声も、この間、制定されて二十数年間も同じ基準となっている最低基準の見直しを求める声も年々増加しているところであります。保育の充実を願う多くの父母の声を政府に対して反映させるため、この意見書を提出するものであります。 かつて、この
加賀市議会で私どもは提出した水道料の引き下げを求める意見書を、小松市では採択をされましたが加賀市では否決され、本当に残念な思いをしたことがありますけれども、市議会が真に市民の立場に立って、政府に対して意見を述べていく、こういうことで考えていただきたいというふうに強く要望し、この意見書案の可決を切に願い、提案するものであります。
○議長(平井清君) 説明を終わります。
△質疑
○議長(平井清君) 質疑はありませんか。 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。
△討論
○議長(平井清君) これより討論に入ります。 討論はありませんか。 討論なしと認め、討論を終結いたします。
△
議会議案採決
○議長(平井清君) これより、
議会議案第21号を採決いたします。 本案は原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。 (
賛成者起立)
○議長(平井清君) 起立少数であります。よって、本案は否決されました。
△
議会議案審議(第22号)
○議長(平井清君) 次に、
湯尻清一朗君外18名提出の
議会議案第22
号加賀市議会議員定数減少条例の一部改正についてを議題といたします。 提案者から説明を求めます。
湯尻清一朗君。
◎(
湯尻清一朗君) ただいま上程されました
議会議案第22
号加賀市議会議員定数減少条例の一部を改正する条例案について提案理由の説明を申し上げます。
地方公共団体の議会の議員の定数は、
地方自治法で
人口段階別にその上限を定め、条例でこれを減少することができると規定しており、人口5万以上15万未満の市36人というように、ごく大まかな定め方であります。このことは各
地方公共団体それぞれ今日に至るまでの歴史や伝統も違い、地理的、経済的、
社会的条件等々、千差万別であることから、人口だけで一律に定めることが不合理であるからであります。
地方自治法の定める法定定数の中で
議員定数をどう定めるかは、地方自治の理念に基づいて、それぞれの団体の自主性にゆだねられているものと思うものであります。 したがいまして、この問題は自治体における最も重要な制度の問題として、議会の場で私
ども議員個人個人の思惑や利害を超越して自主的に、人口、経済力、類似団体との比較等々を勘案しながら総合的に判断し、決定しなければならないものと考えるものであります。 さて、
臨時行政調査会の行政改革に関する第3次答申以来、地方行政の減量化、効率化の観点から全国各市で
議員定数の削減が行われており、お隣の小松市においてもしかり、平成2年3月、急遽2名削減されたことはいまだ記憶に新しいところであります。平成2年中には40市、平成3年中には31市で条例の改正があったと記録されておるものであります。 このように地方議員の定数は全国的にも地方自治の定着とともに減少の傾向は強まっております。こうしたうち、平成3年3月6日、加賀市
区長会連合会長から
議員定数の見直しについての要望書の提出があったことは周知のとおりであります。 また、私どもがさきの選挙で当選の折、某新聞で発表されたアンケートの結果を見ましても、削減妥当が17人となっており、市民も大いに期待をし、さきに述べた要望書の提出につながっているものと考えられるのであります。 当市の現状、将来を展望し、議会活動や議会運営の現状にも反省を加えながら慎重に検討し、
議員定数は少数としながらも精鋭の輩出を期待し、定数減にもかかわらず、
市民ニーズを市政に的確に反映することができるものと確信をし、
現行議員定数28人を4人減少して24人とする本改正案を提出した次第であります。 何とぞよろしく御賛同くださいますようお願いを申し上げまして、提案理由の説明といたします。
○議長(平井清君) 説明を終わります。
△質疑
○議長(平井清君) 質疑はありませんか。 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。
△討論
○議長(平井清君) これより討論に入ります。 通告がありますので、発言を許します。 宮田 勇君。
◆(宮田勇君) 私は、ただいま、上程をされました
議会議案第22
号加賀市議会議員定数減少条例の一部改正案について、これに反対をする立場から討論をいたします。 最初に、私を含めて革新クラブにおける
議員定数に対する基本的な考え方について申し述べておきたいと思います。 そもそも議会というのは、住民の意思を出し合って議論し、これを決定する場であります。そして、この議会というものの起源を探れば古代ギリシャの共同体であるポリスにたどり着くのであります。この古代ギリシャのポリスにおいては、すべての住民が公共の広場に集まって討議を重ね、その政治的決定をしてきたのであります。その後、ポリスの発達とともに、この直接民主主義が物理的に不可能になったことや、住民意識の変化から、やがて代議員形態が生まれ、これがいわゆる議会制民主主義の誕生をもたらしたのであります。したがって私は、議会議員の定数は可能な限り直接民主主義に近づけるべきと考えるのであります。 しかしながら、現実に今の日本における
地方自治法では、それぞれの団体の人口によって議会議員の定数に上限を定めております。したがって私は、この法定数、当市における場合は36でありますけれども、この法定数に限りなく近づけることがより市民の意思を正確に表現できるみちであると考えるのであります。 今回、自民クラブから提案された条例改正案は、こうした議会本来のあるべき姿の基本認識において、私ども革新クラブと大きな隔たりが見られるのであります。さらに、現在の定数を維持することが不都合な理由、法定数の上限に近づけることが困難な点が明確にされていないことが大きな不満を残しておるところであります。すなわち、この条例改正案は議会制民主主義と
地方自治法の精神に逆行するものであり、反対をいたします。 さて、昨年の12月、自民クラブが議会議長に対して
議員定数の削減の見直しを申し入れて以来、私たちは議会の中において定数検討委員会を設置し、この問題を協議してまいったところであります。数回の協議の末に、この検討委員会は、反対意見もあったことを認めながら、削減すべきであるとの結論に達しました。この結論は先ほどの考え方からして、私どもの考え方からして意に反したものではあります。しかしながら、私どもの意に沿っていないとはいえ、委員会の討議の結果であり、当議会の1つの意思が確認されたのでありますから、私どもはこれを尊重し、これに従うのが議会制民主主義のルールであると考えます。 したがって、私たち革新クラブは6月8日の結論、定数削減やむなしとの態度を決定したのであります。しかし、この委員会の結論の中には、削減すべき数が明示をされていないのであります。したがって私どもは、先ほど述べた基本的な考え方からして、削減すべき数を最小限にとどめるべきと考えるのであります。 私は今回、
議員定数の削減の数を幾つにすべきかについてまず全国的傾向を探ってみたのであります。本年の4月時点において、全国 662市の法定定数は2万 4,118、これに対する現時点での減員数は 4,683名であり、その削減率は19.4%であります。しかし、この中には、先ほどの提案説明の中にあったとおり、歴史的経過や置かれている政治的実情の中であまりにも地域的条件に大きな差が見られるのであります。 例えば自治体ごとの行政面積の大きい北海道が削減率14.6%と極端に低いのが、その好例であります。そこで、できる限り加賀市と似通った条件の北陸3県はどうか、さらに県内8市の状況はどうかということを見ますとき、北陸3県における24市の法定数は 832、削減数 203、その削減比率は24.4%であります。県内8市においては削減率28.3%であります。当市の場合、法定定数36に対して現在の条例定数28は削減率22.2%であります。しかし、ただいま上程されました本案のとおり24名に減らした場合、削減率は33.3%と大きくはね上がっていくのであります。当市のみ突出して削減率が大きくなるわけであります。これは現実的ではありません。その分、他市に比べて民主主義の後退を意味するように思われてならないのであります。これが、本案に反対する第2の理由であります。 私たちは
議会議案第23号において、その定数を26とする案を提出いたしております。定数26は法定数36に対して削減率27.7%であり、県内8市や3県のそれに最も近い現実的対応であると考えるからであります。その点で小松市議会が26に減数したのは、小松市議会の判断は我々と同じように良識あるものと受けとめておるのであります。定数検討委員会の答申を受けて、この削減数を論議した議会運営委員会で、私たちは、この主張を繰り返してきたところであります。いたずらに原則論を振りかざして自己主張を押し通そうとしたのではありません。数の論理を背景に時代風潮に単純に右へ倣えをしたのでもありません。現実を直視しながら市民の声にも耳を傾け、加賀市の発展と加賀市民のための民主主義を守る方策を追求していく中から、本議案は否決すべきものと結論と出したのであります。 私たちが提出をしている
議会議案第23号の審議を通して、さらに、この点について具体的議論の機会があることを期待しながら、
議会議案第22号に対する反対討論といたします。
○議長(平井清君) 村井幸栄君。
◆(村井幸栄君)
議会議案第22号
加賀市議会議員定数削減条例の一部を改正する条例案について賛成の立場で討論を行います。
議員定数削減問題は、提案理由の説明にも述べられておりますが、平成2年2月の当選時のアンケートに端を発し、加賀市区長会連合会から提出されました
議員定数の見直しについての要望書にもあらわれているように、市民は重大な関心を持って、その削減を期待し、成り行きを注視しております。こうした背景を踏まえて昨年12月20日、議長の諮問機関として
議員定数検討委員会を設置し、6回にわたり会議を開催し、定数削減の結論を得たことは御承知のとおりであります。また、私たちは、これまでにも種々の資料や情報を収集し、これを分析しながら慎重に検討し、議論を重ねた結果が、
議員定数は24人が妥当であるとの意思統一となったところであります。選ばれる側の私たち議員は今こそ選ぶ側の市民の声なき声を真摯に受けとめるべきであると思い、自治体にとって最も重要な制度のこの問題は、本音で協議すべきものであり、私たち自民クラブで得た定数24人は、この本音であり、市民の皆様に、そして、どこへ出しても恥ずかしくない堂々とした数であると確信し、賛成討論といたします。
○議長(平井清君) 新後由紀子君。
◆(新後由紀子君) 私は、
日本共産党議員団を代表いたしまして、ただいま上程されました
議会議案第22
号加賀市議会議員定数減少条例の一部改正について反対の意思を表明し、討論を行います。 自民クラブ提出の本議案は、現在の
加賀市議会定数28名、これは
地方自治法の法定定数36名から8名を減員して22%を削減しているにもかかわらず、さらに4名の削減を行おうとするものであります。これは議会制民主主義に反する行為であると指摘せざるを得ません。今日の議会議員の定数の削減の方向は、市民の要望やそういうところから出ているのではないと申し上げたいと思います。
自民党政府の地方行革に基づき、地方行革大綱の策定を地方自治体に義務づけ、その1つに地方議会の合理化と銘打って、地方議会の定数削減を強行してきているのが現状ではないでしょうか。それに追従し今回の定数減少条例の一部改正提案につながったと思います。そのことを市の区長会連合会などから要望があったなどと、あたかも市民の声であるかのように言うのは私はどうかと思うのであります。全国的にそうでありますが、必ず、この種の議会可決の前には区長会連合会等の要望が出ているのであります。小松市議会の削減の例を出されましたけれども、他市の例を見習うならば、もっともっと見習うべきことがあるのではないでしょうか。常日ごろ市執行部と車の両輪と言いながら、この間、議会広報発行に抵抗し続け、市当局お任せの議会報告しか市民に行っておらず、議会の姿が市民に見えてこなかったのは当然ではないでしょうか。 そして、その間、報酬引き上げ、これは全国でも今、上位ランクに位置しておりますが、こうしたことを強行し、行政改革、合理化などというのは通らないと私は思うのであります。まさに、自民党の都合のよい党利党略にほかなりません。また、この間、議会として非公式で設置した定数問題検討委員会においても、自民クラブの皆さんは頭から24名の結論を押しつけてきた態度にも明白であります。小松市が削減したから、小松市より人口の少ない加賀市が小松市よりも議員が多いのはおかしいとの理由がその大半を占めてはおりましたけれども、真に定数問題を検討しようとする態度には欠けていたと私は指摘しておきたいと思うのであります。
地方自治法は住民の代表機関としての地方議会の基本的な機能として、1つ、それぞれの地域の住民の意思を代表する機能。2つ、自治立法権に基づく立法機能。3つ、執行機関に対する批判、監視機能を持っているとされております。その機能と役割を行使する上で、適切、必要な議員数を定めたのが
地方自治法であります。加賀市の
議員定数は、今日の人口が6万 9,134人と、昭和33年1月1日加賀市人口の5万 2,979人と比べても 1万 6,155人もふえているのでありますから、この機能を果たしていく上でも、本来ならば議員数の増加も人口数とあわせて見直していくのが本来のとるべき道だと私は思うのであります。 今日の自民党政治は、戦後の民主的な諸制度に真っ向から反対をし、行革という名のもとに多くの民主的な諸制度、法律を踏みにじってきているのが実態でありますが、口を開けば自由と民主主義等々言いますけれども、この議会の民主主義の根本にもかかわる定数問題について、削減を強行しようとする態度は民主主義の名に恥じる態度ではないでしょうか。少数精鋭の言葉はよいかもしれませんが、故根上町長も申しております。特殊な人たち、職域代表、利益代表、極端な話、金のある者だけが議員に出れることになり、議会はおかしくなる。さまざまな声、さまざまな立場で物が言えるのが議会である。だから、
議員定数を減らせというのは全くおかしい話だ。議員が多いという人は自分がやめたらよいと、これは故根上町長のある紙上での発言であります。 私は本当に
議員定数28名がむだだとは思いません。もっと議会の機能の改善、市民にこたえての活動改善等が今、求められていることだと思うのであります。日本共産党は議会定数問題が憲法や
地方自治法にかかわる根本問題だと思い、この根本問題と差しかえにして私たちの態度を変えることはできないのであります。戦前戦後を通して自由と民主主義、そして平和のために命をかけて闘った唯一の党としても当然の主張であると私は思うのであります。この主張は必ず、いつの日か加賀市民の手によって見直され、議会
議員定数がどうあるべきかも必ずや民主主義の線に沿って見直される時期が必ず来ることを私は信じて、この
議会議案に反対の意思を表明し、討論といたします。
○議長(平井清君) 酢田隆司君。
◆(酢田隆司君) 私は、公明党議員団を代表し、ただいま提案されました
議会議案第22
号加賀市議会議員定数減少条例の一部改正についての、その内容に反対する立場から討論を行います。 本来、民主主義は全員参加が大原則で、全員とまでいかなくとも、より多くの人の参加が望ましいのであります。言うまでもなく議会とは、執行機関に対する監視機能や、市民の意思を代表する機能を持ち、市民の意見をもとに市政発展のために働いていくところであります。それゆえに議員の数は1人でも多い方が、よりよい市政発展につながると思うのであります。 そんな中で本市の議員法定数は36名でありながら、昭和33年、市の発足をする際、お隣の山中町を含む10町村の合併で、山中町8名、残り9町村28名の計36名の定数をもとに出発しようとされていたようであります。しかし、山中町が市制参加を拒否したため、山中町分の8名を減員したまま28名定数で今日に至っているわけであります。 そのような定数の背景の中、昨年12月より定数検討委員会を発足され、数回にわたり会合を持ち、いろいろと審議をしてきたわけであります。私どもは現28名の定数については守るべきとの立場から一貫して減員に反対してきたわけであります。その間いろいろと定数問題について党内でも議論を展開してまいりましたが、最終段階におきまして全国の状況や県内他市の状況を考慮に入れ、また市民の声も参考にしてまいりましたところ、現在の流れの中で定数については見直してもよい時期に来ているのではないかとの結論に達し、最終定数検討委員会の席上2名減ならやむなしとの思いから26名という定数を提案した次第であります。 御存じのように現在、わずかながら加賀市の人口はふえ続けておりますし、何よりも近い将来10万人都市を目指そうとする本市において、定数28名というのは既に法定数より22%減員しているわけであります。その定数をいきなり33%減に当たる24名にするのは、余りにも極端であり、市民の声が市政に反映されにくくなるのではないかとの認識に立ち、私どもが検討を重ねてきた定数26名で議会を運営し、市民の負託にこたえていくべきであるとの結論に至ったわけであります。 よって、ただいま提案されている
議会議案第22号に反対の意思を表明し、討論といたします。
○議長(平井清君) 以上で通告による討論は終わりました。 ほかに討論はありませんか。 これにて討論を終結いたします。
△
議会議案採決
○議長(平井清君) これより
議会議案第22号を採決いたします。 本案は原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。 (
賛成者起立)
○議長(平井清君) 起立多数であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。
△一事不再議
○議長(平井清君) ただいま
議会議案第22号について可決されましたので、宮田勇君外5名提出の
議会議案第23
号加賀市議会議員定数減少条例の一部改正については、議決を要さないものと認めます。 〔副議長 川下勉君退場〕
△副議長辞職許可
○議長(平井清君) 次に、本日、副議長川下 勉君から、副議長の辞職願いが提出されております。 お諮りいたします。 この際、副議長辞職の件を日程に追加し、議題とすることに御異議ありませんか。 (「異議なし」と言う者あり)
○議長(平井清君) 御異議なしと認めます。よって、この際、副議長辞職の件を日程に追加し、議題といたします。 事務局をして辞職願を朗読いたさせます。
◎事務局長(佐分利衛君) 辞職願。 このたび一身上の都合により副議長を辞職したいから許可されるよう願いでます。 平成4年6月24日
加賀市議会副議長 川下勉
加賀市議会議長 平井清殿
○議長(平井清君) お諮りいたします。 右辞職を許可することに賛成の諸君の起立を求めます。 (
賛成者起立)
○議長(平井清君) 起立多数であります。よって、右辞職は許可することに決しました。 〔前副議長 川下勉君入場〕
△副議長退任あいさつ
○議長(平井清君) 前副議長川下勉君の退任あいさつがございます。
◆(川下勉君) 本日、副議長の職を辞任するに当たりまして、一言ごあいさつを申し上げます。 昨年2月16日の臨時議会におきまして、皆様方の御推挙によりまして、副議長という要職につかさせていただきましたが、この間、行き届かぬ点も多々あったにもかかわらず、山下前議長並びに平井議長のもと、先輩、同僚議員を初め多くの皆様方の温かい御支援、御協力を賜りまして、きょうまでどうにか重責を大過なく果たすことができました。ここに各位の御厚情に対しまして深く感謝申し上げる次第でございます。 任期中の間にいろんな勉強をさせていただき、そして、だれもができない体験をさせていただきました。特に思い出すのは昨年の国民体育大会石川大会、この大会の思い出が、いまだに、この脳裏から忘れることができません。常陸宮殿下をお迎えして、そして温かいお言葉をいただきました。こういう体験も皆様方のおかげでさせていただきました。重ねて厚くお礼を申し上げる次第でございます。 今後は議会の一員として市政の発展のため、さらに努力をいたす所存でございますので、変わらぬ御指導、御鞭撻を賜りますよう、心からお願いいたしまして、まことに簡単ではありますが、退任のあいさつとさせていただきます。ありがとうございました。
△副議長選挙
○議長(平井清君) ただいま副議長が欠員となりました。 お諮りいたします。 この際、副議長の選挙を日程に追加し、選挙を行いたいと思います。これに御異議ありませんか。 (「異議なし」と言う者あり)
○議長(平井清君) 御異議なしと認めます。よって、この際、副議長の選挙を日程に追加し、選挙を行います。 選挙は投票により行います。 議場の閉鎖を命じます。 〔議場閉鎖〕
○議長(平井清君) ただいまの出席議員数は26名であります。 投票用紙を配付いたさせます。 〔投票用紙配付〕
○議長(平井清君) 投票用紙の配付漏れはありませんか。 配付漏れなしと認めます。 投票箱を改めさせます。 〔投票箱点検〕
○議長(平井清君) 異状なしと認めます。 念のため申し上げます。 投票は、単記無記名であります。投票用紙に被選挙人の氏名を記載の上、点呼に応じて順次投票願います。 点呼を命じます。 〔指名点呼・各議員投票〕
○議長(平井清君) 投票漏れはありませんか。 投票漏れなしと認めます。 投票を終了いたします。 議場の閉鎖を解きます。 〔議場開鎖〕
○議長(平井清君) 開票を行います。 会議規則第31条第2項の規定により、立会人に山村信一君、及び林茂信君を指名いたします。よって、両君の立ち会いを願います。 〔開票〕
○議長(平井清君) 選挙の結果を報告いたします。 投票総数26票、これは先ほどの出席議員数に符合いたしております。 そのうち 有効投票 26票 無効投票 0票 有効投票中 高辻乃三君 18票 中 村長一郎君 4票 菅生敬雄君 2票 新後由紀子君 2票 以上のとおりであります。よって、高辻乃三君が副議長に当選されました。(拍手) これをもって副議長の選挙を終わります。 ただいま副議長に当選されました高辻乃三君が議場におられますので、本席から、会議規則第32条第2項の規定による告知をいたします。
△新副議長就任あいさつ
○議長(平井清君) 高辻乃三君の副議長就任のあいさつがございます。
◆(高辻乃三君) ただいまは皆様方の温かい御推挽をいただき、
加賀市議会副議長の栄職につかせていただくことになり、この上もない光栄と存じ感激いたしております。 今日の変動の激しい社会情勢の中にあって、市民福祉の向上並びに市政進展のため、多くの課題に積極的に取り組まなければならない状況下で、私ごとき浅学非才の身が、果たしてその重責を全うし得るかどうか不安を感じている次第であります。 しかしながら、幸いにして人格、識見ともに傑出された平井議長のもと、議員各位の絶大な御支援と御鞭撻を賜り、一意専心、職責を果たすべく全力を尽くす覚悟でございます。 ここに関係の皆様方のお力添えを心からお願い申し上げまして、簡単ではございますが就任のごあいさつとさせていただきます。
△閉議・閉会
○議長(平井清君) 以上をもって今議会の議事全部を終了いたしました。 平成4年第3回
加賀市議会定例会はこれをもって閉会いたします。 これにて散会いたします。 午後3時24分閉議・閉会 議事日程(第3号) 平成4年6月24日(水) 午後2時開議日程第1
市長提出報告第1号から第11号まで及び議案第51号から67号まで並びに請願2件一括議題 第2
議会議案第16号から第18号まで一括議題 即決 第3
議会議案第19号議題 説明・質疑・討論・採決 第4
議会議案第20号議題 説明・質疑・討論・採決 第5
議会議案第21号議題 説明・質疑・討論・採決 第6
議会議案第22号議題 説明・質疑・討論・採決 第7
議会議案第23号議題 説明・質疑・討論・採決(追加) 第8 副議長選挙 閉議 閉会議長報告第9号 説明員の欠席について次のとおりに説明員から欠席する旨、通知があったので報告します。 平成4年6月24日
加賀市議会議長 平井 清 記1.欠席者 多田 勇 月日 6月24日 事由 病気療養ため1.欠席者 山本 靖之 月日 6月24日 事由 所用のため
議会議案第16号 義務教育国庫負担制度の維持に関する意見書 上記の議案を別紙のとおり開議規則第14条の規定により提出します。 平成4年24日
加賀市議会議長 平井 清 殿提出者
加賀市議会議員 川下 勉
加賀市議会議員 下口 進 〃 林 俊昭 〃 田中 正 〃 若林幸子 〃 滝口誠一 〃 斉官邦夫 〃 新後由紀子 〃 宮本儀一 〃
湯尻清一朗 〃
中村長一郎 〃 山下孝夫 〃 林 茂信 〃 中西義一 〃
吉江外代夫 〃 高本照男 〃 山本外美三 〃 菅生敬雄 〃 酢田隆司 〃 森 正 〃 高辻乃三 〃
矢田郷昭三 〃 宮田 勇 〃
吉村秀盛 〃 村井幸栄 義務教育費国庫負担制度に維持に関する意見書 義務教育費国庫負担金は、教育の機会均等と教育水準の維持向上をはかる制度として完全に定着し、現行教育制度の重要な根幹をなしている。 しかしながら、平成5年度の予算編成にあたり、この制度の見直しとして、学校事務職員や栄養職員の給与等を国庫負担金の対象から外すことが検討されているのであり、この制度の改正は地方への負担転嫁となり、厳しい地方財政を更に要望する。 よって政府におかれては。義務教育費国庫負担制度を維持されるよう強く要望する。 以上
地方自治法第99条第2項の規定により意見書を提出する。平成4年 6月24日
加賀市議会議長 平井 清関係行政庁 殿
議会議案第17号 学校週5日制に関する意見書 上記の議案を別紙のとおり開議規則第14条の規定により提出します。 平成4年6月24日
加賀市議会議長 平井 清 殿提出者
加賀市議会議員 川下 勉
加賀市議会議員 下口 進 〃 林 俊昭 〃 田中 正 〃 若林幸子 〃 滝口誠一 〃 斉官邦夫 〃 新後由紀子 〃 宮本儀一 〃
湯尻清一朗 〃
中村長一郎 〃 山下孝夫 〃 林 茂信 〃 中西義一 〃
吉江外代夫 〃 高本照男 〃 山本外美三 〃 菅生敬雄 〃 酢田隆司 〃 森 正 〃 高辻乃三 〃
矢田郷昭三 〃 宮田 勇 〃
吉村秀盛 〃 村井幸栄 学校週5日制に関する意見書 今日、ゆとりある生活の実現をめざし労働環境の整備が求められている中、学校週5日制の実施は、21世紀を担う子供たちが主体的かつ想像的に生きる素質や能力を涵養し、こころ豊かでたくましい人間の育成を図るうえで重要な課題である。 しかしながら、制度の導入に当たっては、休業となる土曜日に児童・生徒が学校外で充実した生活を送り、豊かな感性や社会性を養うための様々な条件整備が必要とされるところであり、そのための家庭や地域の役割は極めて重要であり。とりわけ、学校週5日制が広く国民に理解され、円滑に定着するためには、児童・生徒の多用な活動の受け皿となる地域社会の条件整備が必要である。 よって政府におかれては、学校週5日制の円滑な実施に向けて、家庭、地域の理解を得るよう努めるとともに、受け皿づくりの具体的な方策を早急に確立し、子供たちが真にゆとりある教育を享受できるよう教育環境のより一層の整備充実を図られるよう強く要望する。 以上
地方自治法第99条第2項の規定により意見書を提出する。 平成4年6月24日
加賀市議会議長 平井 清関係行政庁 殿
議会議案第17号 廃棄物処理及び資源循環に関する意見書 上記の議案を別紙のとおり開議規則第14条の規定により提出します。 平成4年6月24日
加賀市議会議長 平井 清 殿提出者
加賀市議会議員 川下 勉
加賀市議会議員 田中 正 〃 林 俊昭 〃 滝口誠一 〃 若林幸子 〃 平井 清 〃 斉官邦夫 〃
湯尻清一朗 〃 宮本儀一 〃 山下考久 〃 林 茂信 〃 中西義一 〃
吉江外代夫 〃 高本照男 〃 山本外美三 〃 菅生敬雄 〃 酢田隆司 〃 森 正 〃 高辻乃三 〃
矢田郷昭三 〃 下口 進 廃棄物処理及び資源循環に関する意見書 近年、廃棄物の発生量の増大及びその質の多様化等に伴い、廃棄物の適正な処理が困難になっている。 このため、国においては、廃棄物の処理及び清掃に関する法律及び廃棄物処理施設整備緊急措置法の一部改正を行い、廃棄物の排出の抑制及び廃棄物の適正な分別、保管、収集、運搬、再生、処分等廃棄物の減量化、再生利用の推進をはかると供に国、
地方公共団体及び事業者の役割や廃棄物処理施設の計画的な整備など、廃棄物処理対策に取り組むこととされたところである。 しかしながら、環境保護や省資源化は、一義的には、産業活動の分野や国民一人ひとりがそれぞれ自身の問題として据え行動することはもちろん、行政面での効果的な施策も強く求められている。 例えば、本市においては、循環型社会を推進するネットワークづくりや資源のリサイクル推進に加え、国の動向や関係法の運用を見極めつつ産業廃棄物処理計画を策定し所要の措置を講ずることとしていが、財源対策をはじめ公共関与の点においては
地方公共団体での対応にはおのずから限界がある。 よって政府におかれては、消費活動や経済活動における省資源指向のより一層の啓蒙を図るとともに、短期間には第7次廃棄物処理施設警備5か年計画の速やかな達成と、長期間には、個人や企業の意識改革を前提として廃棄物の減量化に向けた社会経済システムの確率など廃棄物処理及び資源循環により一層努力されるとともに所要の助成措置を講じられるよう強く要望する。 以上、
地方自治法第99条第2項の規定により意見書を提出する。 平成4年6月24日
加賀市議会議長 平井 清 関係行政庁 殿
議会議案第19号 教育員の
次期定数改善計画の策定に関する意見書 上記の議案を別紙のとおり会議規則第14条の規定により提出します。 平成4年6月24日
加賀市議会議長 平井 清 殿提出者
加賀市議会議員
中村長一郎 加賀市議会議員 宮田 勇 〃 林 俊昭 〃 新後由紀子 〃 山村信一 〃 菅生敬雄 〃 酢田隆司 〃
吉村秀盛 教職員の
次期定数改善計画の策定に関する意見書社会と子どもの変化に対応した教職員数の充実をはかるためには、子どもたちとの人間的なふれあいのなかで、ゆとりあるきめこまかな教育をすすめることが、今求められている。35人以下学級の実現、小学校における専科教員の配置、中学校における免許外教科担当の解消、小規模校の教育条件改善、高校での40人学級早期完結などゆたかな教育をすすめるための抜本的配置改善である。このことを考慮した改善を行うことと、教職員の配置について学校裁量を認めることを要求する。 さらに、義務教育費国庫負担制度については、教育の機会均等と教育水準の維持向上を図る制度として、今や完全に定着し、現行教育制度の重要な根幹をなしている。 上記改善を行うにあたり、厳しい地方財政を圧迫することなく、政府におかれては、その責任において予算編成されることを強く要望する。 以上、
地方自治法第99条第2項の規定により、意見書を提出する。 平成4年6月24日
加賀市議会議長 平井 清 関係行政庁 殿
議会議案第20号 平和都市を宣言する決議 上記の議案を別紙のとおり会議規則第14条の規定により提出します。 平成4年6月24日
加賀市議会議長 平井 清 殿 提出者
加賀市議会議員
吉村秀盛 新後由紀子 平和都市を宣言する決議 私たちは、平和で住みよい
郷土づくりに邁進しながら、市民すべてが恒久平和を願望することを確認する。 しかし、依然として地球上には地域戦争があり、数カ国によって5万発を大きく越える核兵器がいまなお保有され、核戦争の危険は決して去ってはいない。 私たちは、世界で唯一の核兵器の恐ろしさを体験し、戦争の悲惨さが想像を絶するものであることを、よく知っている。 私たちは、非核三原則の遵守と核兵器の緊急廃絶を求めるとともに暮らしを守り、平和で繁栄することを願う市民憲章の理念に基づいて、この市に住むことの誇りと、限りない平和を希求する市民として「平和都市」を宣言する。 以上決議する。 平成4年6月24日
加賀市議会議長 平井 清 関係行政庁 殿
議会議案第21号 保育予算の大幅増額と
保育所最低基準の見直しを求める意見書 上記の議案を別紙のとおり会議規則第14条の規定により提出します。 平成4年6月24日
加賀市議会議長 平井 清 殿 提出者
加賀市議会議員 新後由紀子 〃
吉村秀盛 保育予算の大幅増額と
保育所最低基準の見直しを求める意見書 近年、子供の数が減少し、家庭や地域における子育ての能力が低下してきていると言われ、保育所の果たす役割は、ますます大きくなっています。働く女性のための長時間保育などをはじめ、アレルギーの子供のための給食改善など、保育所への期待と要望も高まっています。 しかし、国の保育予算は年々削減され、措置費に対する国の負担率は、十分の五に引き下げられたままとなっています。そのため地方自治体の負担も増え続けています。 よって政府において、保育予算の大幅増額を行うと同時に、保育を必要とする子供がいつでも入所できる様に、定員枠の拡大や、保母の受持人数など
保育所最低基準を抜本的に改善される様強く要望いたします。 以上、
地方自治法第99条第2項の規定により、意見書を提出する。 平成4年6月24日
加賀市議会議長 平井 清 殿 関係行政庁 殿
議会議案第22号
加賀市議会議員定数減少条例の一部改正について
加賀市議会議員定数減少条例の一部を改正する条例を次のように定める。 平成4年6月24日
加賀市議会議員
湯尻清一朗 加賀市議会議員 下口 進〃 若林幸子 〃 田中 正〃 斉官邦夫 〃 滝口誠一〃 宮本儀一 〃 平井 清〃 林 茂信 〃 山下孝久〃
吉江外代夫 〃 中西義一〃 山本外美三 〃 高本照男〃 高辻乃三 〃 森 正〃 村井幸栄 〃
矢田郷昭三〃 川下 勉
加賀市議会議員定数減少条例の一部を改正する条例 平成4年6月 日 条例第 号
加賀市議会議員定数減少条例(昭和33年加賀市条例第3号)の一部を次のように改正する。 本則「28人」を、「24人」に改める。 附則 この条例は、次の一般選挙から施行する。
議会議案第23号
加賀市議会議員定数減少の一部改正について
加賀市議会議員定数減少条例の一部を改正する条例を次のように定める。 平成4年6月24日提出提出者
加賀市議会議員 宮田 勇
加賀市議会議員
中村長一郎〃 林 俊昭 〃 酢田隆司〃 山村信一 〃 菅生敬雄
加賀市議会議員定数減少条例の一部を改正する条例 平成4年6月 日 条例第 号
加賀市議会議員定数減少条例(昭和33年加賀市条例第3号)の一部を次のように改正する。 本則「28人」を、「26人」に改める。 附則 この条例は、次の一般選挙から施行する。+--+----------+-------------+----+----+|議決|議案番号 |件名 |議決 |議決結果||番号| | |年月日 | |+--+----------+-------------+----+----+|67|
市長提出報告第1号 |専決処分の報告について |H4.6.24 |原案承認|+--+----------+-------------+----+----+|68| 〃 第2号 | 〃 | 〃 | 〃 |+--+----------+-------------+----+----+|69|
市長提出議案第51号|平成4年度加賀市一般会計補| 〃 |原案可決|| | |正予算 | | |+--+----------+-------------+----+----+|70| 〃 第59号|加賀市自動福祉施設の費用徴| 〃 | 〃 || | |収に関する条例の一部改正に| | || | |ついて | | |+--+----------+-------------+----+----+|71| 〃 第52号|平成4年度加賀市下水道事業| 〃 | 〃 || | |予算 | | |+--+----------+-------------+----+----+|72| 〃 第53号|平成4年度加賀市老人保健特| 〃 | 〃 || | |別会計補正予算 | | |+--+----------+-------------+----+----+|73| 〃 第54号|加賀市表彰条例の一部改正に| 〃 | 〃 || | |ついて | | |+--+----------+-------------+----+----+|74| 〃 第55号|加賀市役所出張所設置条例の| 〃 | 〃 || | |一部改正について | | |+--+----------+-------------+----+----+|75| 〃 第56号|加賀市非常勤職員の報酬及び| 〃 | 〃 || | |費用弁償に関する条例の一部| | || | |改正について | | |+--+----------+-------------+----+----+|76| 〃 第57号|加賀市国際交流基金条例につ| 〃 | 〃 || | |いて | | |+--+----------+-------------+----+----+|77| 〃 第58号|片山津財産区事業調整基金条| 〃 | 〃 || | |例について | | |+--+----------+-------------+----+----+|78| 〃 第60号|加賀市中央霊苑条例の一部改| 〃 | 〃 || | |正について | | |+--+----------+-------------+----+----++--+----------+-------------+----+----+|議決|議案番号 |件名 |議決 |議決結果||番号| | |年月日 | |+--+----------+-------------+----+----+|79|
市長提出議案第61号|加賀市農業委員会委員選挙区|H4.6.24 |原案承認|| | |条例の一部改正について | | |+--+----------+-------------+----+----+|80| 〃 第62号|加賀市消防本部および消防署| 〃 | 〃 || | |の設置に関する条例の一部改| | || | |正について | | |+--+----------+-------------+----+----+|81| 〃 第63号|市道路線の廃止について | 〃 | 〃 |+--+----------+-------------+----+----+|82| 〃 第64号|市道路線の認定について | 〃 | 〃 |+--+----------+-------------+----+----+|83| 〃 第65号|請負契約の締結について | 〃 | 〃 |+--+----------+-------------+----+----+|84| 〃 第66号| 〃 | 〃 | 〃 |+--+----------+-------------+----+----+|85| 〃 第67号| 〃 | 〃 | 〃 |+--+----------+-------------+----+----+|86|
議会議案第16号 |義務教育費国庫負担制度の維| 〃 | 〃 || | |持に関する意見書 | | |+--+----------+-------------+----+----+|87| 〃 第17号 |学校週5日制に関する意見書| 〃 | 〃 |+--+----------+-------------+----+----+|88| 〃 第18号 |廃棄物処理及び資源循環に関| 〃 | 〃 || | |する意見書 | | |+--+----------+-------------+----+----+|89| 〃 第19号 |教職員の
次期定数改善計画の| 〃 |原案否決|| | |策定に関する意見書 | | |+--+----------+-------------+----+----+|90| 〃 第20号 |平和都市を宣言する決議 | 〃 | 〃 |+--+----------+-------------+----+----+|91| 〃 第21号 |保育予算の大幅増額と保育所| 〃 | 〃 || | |最低基準の見直しを求める意| | || | |見書 | | |+--+----------+-------------+----+----+|92| 〃 第22号 |
加賀市議会議員定数減少条例| 〃 |原案可決|| | |の一部改正について | | |+--+----------+-------------+----+----+|--| 〃 第23号 |
加賀市議会議員定数減少条例| 議決不要 || | |の一部改正について | |+--+----------+-------------+---------+ 請願審査結果表+-----+--+------------------+---+|付託委員会|受理|件名 |採・否|| |番号| | |+-----+--+------------------+---+|
建設委員会|30|市道編入に関する請願書 |採択 |+-----+--+------------------+---+| 〃 |31|市道編入について | 〃 |+-----+--+------------------+---+職務のため議場に出席した事務局職員の職氏名事務局長 佐分利衛次長 徳田 弘主任 小原辰郎
地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。議長 平井 清副議長 川下 勉議員
吉江外代夫議員 山本外美三...