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  1. 珠洲市議会 2019-12-10
    2019.12.10 令和元年第5回定例会(第2号)  本文


    取得元: 珠洲市議会公式サイト
    最終取得日: 2020-06-14
    2019.12.10 : 令和元年第5回定例会(第2号)  本文 (105 発言中 0 件ヒット) ▼最初の箇所へ(全 0 箇所)/ ダウンロード :      ◎開        議              〔午前10時00分〕 ●議長(三盃三千三君) おはようございます。  本日の出席議員数は、12名であります。  よって、定足数に達しておりますので、本日の会議を開きます。    ────◆◆…◆…◆◆────      ◎質疑・一般質問 ●議長(三盃三千三君) 議事に入ります。  日程第1、市長提出の議案第83号から第93号までの11件、市長提出の報告第19号の1件、合わせて12件を一括して議題とし、これらに対する質疑並びに市政一般に対する質問を行います。  通告がありますので、順番に発言を許可します。  12番 森井洋光君。 〔12番(森井洋光君)登壇〕
    ●12番(森井洋光君) おはようございます。  令和元年、今年最後の12月議会の一般質問トップバッターでこの演壇に立ち、少し緊張しておりますけれども、今年1年を振り返ってみますと、今年は選挙の年でもありましたが、その影が薄くなったようにも思えるように、9月、10月、11月は、特に国内において大変な出来事がありました。  それは、まず、10月13日、伊豆半島に上陸した台風19号を皮切りに、20号、21号と相次いで超大型台風が大雨とともに日本列島を縦断し、東日本及び東北地方の広範囲に甚大な被害を及ぼしました。  地域によっては24時間の降雨量が1,000ミリを超えるという、まさに想定外の豪雨に見舞われ、日本を代表する千曲川、阿武隈川等の大河川の氾濫、中小河川を含めますと、7県、71河川、128カ所の堤防決壊、浸水家屋は9万棟を超え、田畑等を含めますと被害の実態ははかり知れず、亡くなられた方々も100人を超えるという大災害になりました。  その被害額は総額1兆円に達するのではないかと言われ、長野県、千葉県、福島県をはじめとする信越、関東、東北地方の多くの方々は、被害の爪跡も消えぬまま年を越さねばならないとのこと。1日も早く復興できますよう、被災された方々には心からお見舞い申し上げます。  近年は地震、台風、大雨による被害は全国至るところで毎年のように発生し、今は「想定外」という言葉は通用しなくなり、いつ、どこで、何があってもおかしくない日本列島、今後ますます安全に対する認識が深く求められるものと思います。  また、もう1点は、今年は平成から令和に移り変わり、新しい時代の幕あけともなりました。  令和元年、天皇陛下として5月に即位され、特に10月22日には、即位礼正殿の儀において国内外に対しても宣明され、11月10日は祝賀御礼の議、16日は大嘗宮の儀と、そして22日、23日には、伊勢神宮において親謁の儀がとり行われました。  その後も皇位継承の一連の行事は来年4月まで行われるということでありますが、その間にも被災地の訪問を予定されているなどと、大変お忙しい日々を送られている天皇陛下におかれましては、国民の象徴としてともに歩まれることを心より願っております。  前置きが少し長くなりましたが、珠洲市民図書館について質問させていただきます。  9月19日に発生した台風17号は、山陰沖から日本海に進み、9月23日の朝から石川県に接近し、午前9時頃には能登沖で温帯低気圧に変わりましたが、その後も強い勢力を保ったまま北日本を通過いたしました。  9月23日、珠洲市において、12時20分には瞬間最大風速は26.6メートル、これは気象庁調べであります。午後1時半頃には突然、市民図書館の屋根が飛散、そのときの最大風速は20メートルでした。午後1時36分の瞬間最大風速は22.6メートル、これは珠洲消防署調べであります。午後2時には風速7メートルという結果が公表されております。その後は、風速はふだんとあまり変わりませんでした。  温帯低気圧に変わったとはいえ、暴風波浪警報の続く中、当日の午後1時半頃、珠洲市民図書館の屋根ふき材が一瞬のうちに飛散し、一部が2階の窓ガラス、そして市道へ、またそれを乗り越え、隣の病院の敷地内にも飛散いたしました。まさにあり得ない状況が発生したのです。  誰しもが信じがたいこと、ほとんどの市民の方がまさかと思われ、我が耳を疑っただろうと思います。まだオープンして半年余りしか経たず、13億円近くもの予算をつぎ込んだ新築の屋根がまさか。  当時、バリバリとすさまじい音がした直後、屋根ふき材の一部が病院敷地内まで飛び散り、そのすごい音に驚いて病院内から見ていた方が、その後どうなるのかと不安で震えがとまらなかったそうであります。  今使用されているものはガルバリウム板と言われておりますが、トタン板の一部であり、一般的には屋根ふき材と言われておりますので、この場はわかりやすく屋根ふき材と言わせていただきます。  幸いにも市民図書館は休館日、また病院も休日で人もほとんどいなく、車通りも少なかったそうですが、これが平日だったらと思うと、被害は恐らく想像を絶するものになっていたと思われます。  周りの家の屋根や看板など何一つ被害はなく、完成から半年しか経たない市民図書館の屋根ふき材だけがまくれ上がり、この状況を想定外だと、原因がわからないとか思われた人は1人もいないと思います。  市民図書館の屋根ふき材の飛散については全国ニュースになり、翌日の新聞でも大きく報道されました。  また、図書館本来のあるべき姿の1つとして、いざというときの市民の避難所にもなり得るべきところであるのに、新築の屋根が飛散した原因をなぜ詳しく検証しないのかというテレビ報道までありました。  市長は、近隣に総合病院もあるということで、市民図書館を1日も早く改修し、もとの図書館にしなければという深い思いで、暴風により屋根ふき材が飛散したその日のうちに、散乱した屋根ふき材のほとんどを片づけられ、翌日には防水シートも張られました。  そこで、これより幾つかの質問をさせていただきます。  市長は9月23日、屋根ふき材の飛散と同時に現場へ行かれ、間近にその状況を見られたそうですが、そのときの率直な気持ちをまずお聞かせください。  私自身も現場で目の当たりにしたとき、なぜ新築のこんな大きな建物の屋根が一瞬のうちにと思い、なぜ、どうしてという、それしか頭に浮かびませんでした。1人のけが人も出なかったということが不幸中の幸いだと思います。  しかし、市長のその素早い対応、決断の早さに驚かされると同時に、なぜ、新築の市民図書館の屋根だけが飛散したにもかかわらず、詳しい現場検証もせずに片づけたのか。屋根が剥がれ、飛散したとき、暴風警報が発令されていたとはいえ、何がきっかけでまくれ上がったのか。風の向きや強さ、一時的に突風が吹いたとか、その瞬間の状況を一部始終見ていた人は誰もいません。  しかし、市長は風速30メートルにも耐え得る強度の設計になっており、それら全てのデータもそろっていると言われ、何が原因かの見極めは非常に難しいと言われました。  しかし、そう言われるだけできちんとした現場検証をしないのには、何か理由があるのではないかという疑念が払拭できません。せめて2、3日、そのままの状態で詳しい検証をしなければと思われなかったのか、お尋ねいたします。  なぜならば、とめ金具の強度も保証されていると言われているのであれば、そのときにたまたま30メートル以上の風が吹いたとしか考えられず、私もそうでしたが、市民の多くが、誰もが、なぜ図書館の屋根だけが風速20メートル前後の風でまくれ上がり、その原因を調査もせずに素早く撤去したのか、いろいろ臆測も出て、納得できない複雑な思いを持たれていると思います。  しかし、そんな状況の中、業者の方々が次の日から夜遅くまでの残業で大変苦労され、わずか1月足らずであれだけの大きな被害を修復されました。予定より約1カ月も早く再開できましたことは大変喜ばしいことでありますが、何かしっくりいかないと思うのは私1人ではないと思います。  次に、開館からわずか半年という新しい施設、市担当者は再発防止に向け、屋根ふき材1枚1枚を固定する金具を長くし、数も増やし、以前よりかなり頑丈になっていると言われています。以前より頑丈になったと言われるということは何を意味するのか。もっともっと頑丈にする方法があったのか。最低限基準を満たしているからという判断だったのか。工事中において、一部の方から、屋根ふき材を固定するくぎの寸法が短いのではないか、本当に大丈夫なのかという疑念があったという話もあります。  また、屋根ふき材の施工も何度か方向を変更され、また、当初予定になかった太陽光発電を屋根に設置したりと、当初からかなり設計変更がされ、そういう変わった状況になっている構造になったのではないか。だから検証しなくても、屋根ふき材が飛散する状況は明らかに想定でき、それゆえ修復後に以前より丈夫になったと言われるのであれば、なぜ最初から丈夫にしなかったのか。  当初に比べ、屋根ふき材のくぎの長さをどれだけ長くし、どれだけ数を増やし、その他、構造的にどのように修復した結果、頑丈になったと言われるのか。また、冬季において屋根ふき材は雨で凍らないのか。また、50センチ、1メートルと積雪した場合、積雪の上に大量の雨が降ったときの重量に耐えられる構造になっているのかどうか、お尋ねいたします。  積雪状況の質問に対しては通告しておりませんので、資料がなければ答弁は要りません。  被害額は当初1億円ぐらいになるだろうと言われていましたが、最終的に幾らぐらいになったのか、またその内訳をお聞かせください。  行政はもちろん、私たち議会も深く関与することはできませんが、私の個人的な意見として、事が事だけに、元請された業者の方も大変だろうと思いますが、関連各社に対してもあまり負担をかけないよう、ぜひとも対応していただけたらと思います。  次に、最終的には業者の方が自ら修繕費用を全額負担し、1日も早い再開に向け努力すると言われたとのことですが、それは検証しないかわりに業者が全額負担をするという結果になったと受け取られかねず、他にもいろいろ臆測されている市民の皆さん方に、実際はどのような経過があってこのように業者の全額負担という結果になったのか、お聞かせいただきたいと思います。  次に、先ほど私も質問の中でも言ったように、まさに想定外の風が吹いたかどうかということは検証しがたく、しかし、何の説明もしないままでは市民の皆さんに混乱を招くおそれがあるとの思いから、その後の10月9日から11月にかけ、各地で開かれた市政懇談会において、市長は議題には載せず、市民図書館の飛散状況を懇談会の冒頭で話されていると聞きました。  飛散したのは9月23日で、懇談会の開催は10月9日からであり、このような重大事故後、懇談テーマに追加し話をする準備には十分な時間があったと思いますが、あえて議題に載せられなかったのは、詳しい原因究明をしていないため、いろいろな疑念を払拭できず、修復の経過報告だけでは市民の方々が納得するどころか、かえって反対に誤解を招くおそれがあるため、懇談テーマにはあえて載せなかったのではないかと、そういうことでお聞きいたします。  珠洲市内において同様の工法で建築が何棟かあると思いますが、これまでの自然災害において、多少なりともこのような状況になったことはないのか。公共施設では、今どのような状況になっており、これを機に改めて検証されたのか。検証されたのであれば、どのような結果であったのか、お尋ねいたします。  また、開館以来半年余り、入館者数は11月14日現在で5万1,400人と、予想を上回る入館者で、このうち再開後の入館者数は1週間で1,800人になっているとのことです。  各部門における入館者数は、当初予定よりかなり増加していると聞きましたが、それだけ市民の方々が、市民図書館に大きな期待と愛着を寄せておられるということだと思います。  この異例の事態に閉館中の職員対応について詳しく、また閉館中は市民からどのような意見が寄せられたのか、お尋ねいたします。  せっかく順調に推移してきた市民図書館、いろんな企画等も予定されていたと思いますが、現場職員の皆様にとりましても、半年でこのような状況になり、いろんな思いをされたことと思います。  今まで以上に図書館に対する愛情が湧き上がっていることと思いますが、ますます市民図書館が市民の憩いの場として多くの方々に利用していただけますよう、子育て支援センターと児童館の機能を持ち合わせ、小さい子どもさんから大人まで幅広く利用されている図書館として、今まで以上に利用者目線の原点に立って努力していただきたいと思います。  最後に、開館から今日までの状況を鑑み、市民図書館としての果たす役割は非常に大きいものがあると改めて感じられたと思いますが、教育長としてどのようなお考えか、強い思いをこの場でお聞かせいただきたいと思います。  以上で私の質問を終わりますが、誠意ある答弁をお願いいたします。 ●議長(三盃三千三君) 泉谷市長。 〔市長(泉谷満寿裕君)登壇〕 ●市長(泉谷満寿裕君) 森井議員の御質問にお答えいたします。  職員から連絡を受け、午後2時過ぎに現場に到着し、状況を目の当たりにしたときは、正直なところ愕然といたしました。人的被害がなかったことを確認いたしましたが、さらなる被害の拡大を防ぐため、落下した屋根の撤去作業に直ちに取りかかっていただきました。  その際、ビスの長さや間隔、屋根ふき材の幅の確認をいたしておりますし、翌日には軒のとめ方も目視で確認いたしております。  その後、9月26日、27日の2日間にわたり、建築工事の請負業者及び設計監理業者の3社と、確認と今後の対策について協議をいたしました。  修繕を行う際、当初と同じやり方では、また同じような風が吹けば同じことが起きますので、どこに問題があったのか、どうすれば強度をさらに高めることができるのかについて、十分に協議を尽くしました。  改修につきましては、鉄骨下地の間隔に合わせて屋根ふき材の1枚当たりの幅を広げ、とめ金具を鉄骨下地まで貫通させることといたしました。また、軒先については、金具の設置箇所を1.5倍強に増やすなど、これ以上強度を高めることができないというところまで強度を高める施工を行ったところであります。  なお、積雪につきましては、構造上、1平方メートル当たり450キログラム、1.5メートルの積雪に耐えられる十分な強度を確保いたしております。  また、改修に要した費用につきましては、建築工事の請負業者及び設計監理業者の3社が自ら改修工事をされましたので、市といたしましては把握いたしておりません。  次に、一連の設計、施工、監理に瑕疵があったのか、なかったのかにつきましては、建築基準を満たしており、屋根材のとめ金具の強度も確保されていたことを確認いたしましたが、当時の現場での風速を把握することができないことから、証明することは困難であるとの結論に至ったところであります。  こうした中、竣工してわずか半年しか経っていないことや周辺の施設に特段目立った被害がなかったことなどから、建築工事の請負業者及び設計監理業者の3社から、自らの費用負担において改修したいとの申し出があり、これを了承した次第であります。  なお、本市における公共施設、全510カ所中、珠洲市民図書館の屋根と同じガルバリウム鋼板を用いた工法で建築された施設は44カ所であり、該当する建物の屋根の状況について、建築物保全業務共通仕様書に基づき目視点検を実施いたしましたところ、屋根ふき材の変形、乱れ、割れ、損傷などの異常はございませんでした。  次に、市政懇談会では、珠洲市民図書館の屋根の損壊の件は重要な事項であることから、あらかじめ用意していた主要テーマの前に別途時間をとり、御説明をした上で、御質問や御意見にお答えしたところであります。  また、閉館中、図書館職員は、新刊図書の購入やタグづけなどの配架準備、本小学校にある閉架本の搬入と整理、蔵書の並べかえや寄贈本の整理などを行っております。  なお、この間、教育委員会へは、1件、匿名のお電話で、市民への説明について御意見も寄せられておりますが、図書館に返却に来られる方々からは励ましのお言葉もいただいたところであります。  現在、珠洲市民図書館の3月22日から11月末までの利用者数は5万4,522人で、貸出冊数は4万4,737冊となっており、今後とも多くの方に御利用いただきたいと考えております。  以上、答弁といたします。 ●議長(三盃三千三君) 多田教育長。 〔教育長(多田進郎君)登壇〕 ●教育長(多田進郎君) 森井議員の御質問中、教育長としての思いについてお答えいたします。  珠洲市民図書館は、本年3月22日の開館以来、予想をはるかに超える多くの市民の皆様に御利用いただいてきました。開館1カ月で昨年1年間の利用実績を超えるなど、学習拠点として、市民の集う場所として大きな役割を果たしてきました。  また、本当にすばらしい図書館ができてよかったとの思いがたくさん寄せられるなど、子どもたちから大人まで珠洲市の誇りの1つとして広く親しまれてきました。  この度、半年余りで閉館を余儀なくされたことは誠に残念な思いでありました。しかしながら、直後より「再開はいつからですか」、「早く再開してください」、「大変でしたね」など、温かいお言葉をたくさんいただきました。  改めて、珠洲市民図書館への市民の皆様の大きな期待を感じたところです。  これを機に、市民の学習拠点としての市民図書館のより一層の充実に、事務局職員一同、誠心誠意努めてまいりたいと考えております。  以上、答弁といたします。 ●議長(三盃三千三君) 7番 中板秀一郎君。 〔7番(中板秀一郎君)登壇〕 ●7番(中板秀一郎君) おはようございます。  最初に、今回の珠洲市民図書館事故に対する市長の対応についてお聞きいたします。  今年度の市政懇談会は、10月9日の上戸地区を皮切りに11月27日の大谷地区まで、約2カ月間にわたり、それぞれの公民館で開催されました。  いずれの会場でも、今回のテーマである「奥能登国際芸術祭2020」、「今後の公共交通のあり方」に入る前に、9月23日に起こった図書館事故の対応を最初に説明され、質問も先に受けるという、従来にはない形で会議が始まりました。  市長からは、10月1日の地元紙にも掲載されていましたが、原因究明は困難だとし、屋根の構造は建築基準法を満たしており、瑕疵があったか、なかったかを証明すること自体が難しいという説明で終始したように聞こえました。  物事には原因と結果がついて回ります。結果がひとり歩きするわけがありません。本来ならば、瑕疵のあるなしにかかわらず、まくれ上がった屋根そのものは、原因究明のためにも一定の期間は保存すべきであったのではないでしょうか。  急いで処分してしまったことで、あらぬ疑いをかけられてしまいます。まくれ上がった元凶は、もちろん台風17号による風ですが、現場には風速計もありませんから、市長の言われたとおり、どれくらい強い風が吹いていたのかは誰にもわかりません。まくれ上がった屋根は建築基準法にも合致していましたし、固定していたくぎは、その引き抜き試験にも合格していたとのことです。  しかし、結果が出ていますので、別の要因があったはずであります。考えられるのは、建築基準法以外の要素、例えば風の通り道の地形や、あの場所においての屋根の傾きによる形状から、想定以上の空力的な力が働いたのではないかということであります。  海からの強い風は地形に合わせ、図書館の土手に沿って上がってきますから、なだらかな1枚屋根には、飛行機の翼に受けるような、強大な上昇圧力、揚力が発生したと思われます。図書館の大きさは翼どころではありませんから、どんな長いくぎを使っても効果は限られていると考えられます。  これが原因だとすると、一定の風速以上になると屋根全体が持ち上げられる力が働きますから、日本海側に今回のように台風が来た場合、今後も同じような事故は起きる可能性があると思われます。これについては、まくれ上がった屋根材を調べれば揚力のひずみが出ていますから、専門の機関が調査すれば明らかに判明すると思われますし、今回つくった新たなとめ金具に適切な強度があるかないかも判明いたします。  しかしながら、今はこの事故そのものが終わったものとして片づけられようとしています。吹き飛んだ屋根材も検証されることなく、いち早く処分、廃棄されています。  市長は、被害がこれ以上広がらないために、原因の調査よりも一刻も早く修理することを決められました。私はそれに異を唱える者ではありませんが、同時に、原因の究明は今後のためにもやるべきであったと思っています。  個人的には、法令に基づき、施工された関係者の責任を求めたり、瑕疵について触れるつもりもありません。  しかし、今回、市長のお話を聞いておりますと、最初から結論ありきの段取りで物事が進行し、当事者だけの判断で瑕疵のあるなしは証明が困難である。だから、誰も悪くありませんというふうに聞こえたのは私だけだったでしょうか。  同じような結論が出たとしても、専門の知見を有する第三者からの説明であれば、懇談会に出ておられた市民の方々もある程度は納得されたと思います。  図書館の方は予定よりも早く11月5日に再度開館し、以前にも増して屋根のとめ方は強化されたとのことですが、ただ直せばいいものではないとの声も市政懇談会でもありました。  図書館の対応については、いまだに疑問の声が上がっておりますが、修繕に関しての費用は全て業者が負担したことによって一件落着、おとがめなしということでしょうか。  市長は、今さらという思いでしょうが、今回起きた事故の原因を、建築基準法を満たしているという理由だけで幕引きにするのではなく、航空力学など別の視点から一度調べてもらえばどうでしょうか。  原因は不明だが、この件はこれで終わりにしますと言われても、関係者以外の第三者の声が入ってない結論では、皆さんすっきりしないと思います。
     また、通常このような事故が起こった場合、一般的には工事関係者に対して、しかるべき対応措置がとられますが、今回はどうされるのか、これについても併せてお答えください。 ●議長(三盃三千三君) 泉谷市長。 〔市長(泉谷満寿裕君)登壇〕 ●市長(泉谷満寿裕君) 中板議員の御質問にお答えいたします。  先ほど森井議員にお答えいたしましたとおり、損壊した直後の対応につきましては、まず、さらなる被害の拡大を防ぐため、落下した屋根の撤去作業に直ちに取りかかっていただきました。  落下した屋根材は幾重にも折れ曲がるなど、原形をとどめておらず、揚力によるひずみを検証するような状態ではなかったと考えております。  また、珠洲市民図書館の屋根の構造や勾配については、建築基準に基づく風圧力計算で強度を確認していることから、中板議員御指摘の航空力学的観点からの調査までは必要ないのではないかと考えております。  次に、一般的に工事が終了し、引き渡し後2年以内に明らかな瑕疵によって損害が生じた際は、業者が修復し補うか、賠償することとなり、指名停止等の対象となります。  しかしながら、今回の珠洲市民図書館の件では、一連の設計、施工、監理に瑕疵があったのか、なかったのかについて証明することは困難であることから、指名停止等につきましては考えておりません。  以上、答弁といたします。 ●議長(三盃三千三君) 7番 中板秀一郎君。 〔7番(中板秀一郎君)登壇〕 ●7番(中板秀一郎君) 次は、防災対策についてお聞きいたします。  今年は台風で日本中が被害を受けました。特に15、17、19号は、台風、強風が甚大な災害を各地で引き起こしました。  メディアでも報道されていましたが、台風15号が直撃した千葉県では、送電塔2基と電柱84本が倒壊し、約64万戸が停電いたしました。その後、1カ月にわたり復旧工事が続きました。  今、私たちの生活は電気があることを前提に成り立っていると言っても過言ではありません。昔は時々とまることもありましたが、今はめったにありません。雷で停電しても、瞬時に回復いたします。千葉県の方々はよく我慢できたと思います。  本市においては、台風などの強風で鉄塔が倒れたりすることはなくても、山の多い珠洲市ですから、倒れてくる樹木による2次的災害から送電線が切られる可能性の方がより大きいと思われます。  特に、飯田城山急傾斜崩壊危険地区の前を通る通称「燈籠山通り」に建っている電柱、ケーブルなどは、崖の上の大木が落ちてくると、ひとたまりもありません。  また、今回の台風の教訓として、災害時、指定された避難所には、小型の発電機や2、3日対応できる非常食の備蓄も必要なことが報道されておりました。  そこで、お聞きいたしますが、本市の各指定された公共の避難施設における小型発電機や非常食の備蓄状況、また、倒木等による停電被害、危険性を地元の北陸電力担当者と打ち合わせ、情報共有、対策を講じているかを質問いたします。 ●議長(三盃三千三君) 土口危機管理室長。 〔危機管理室長(土口英和君)登壇〕 ●危機管理室長(土口英和君) 中板議員の御質問にお答えいたします。  防災用の備蓄物資につきましては、若山町経念の防災倉庫及び各指定避難所に、合わせて非常食及び保存水を約1,000人の3日分を備蓄しております。  また、停電に備えて、市内12カ所の自主防災倉庫及び11カ所の消防団待機所に小型発電機を配備しております。  次に、北陸電力株式会社との情報共有につきましては、同社は災害対策基本法第2条第5号に基づく指定公共機関として、珠洲市防災会議に御参加いただいており、本市の防災行政全般について御意見を頂戴しております。協定等はございませんが、災害のおそれがある場合においては、必要に応じて連携し、対応することといたしております。  以上、答弁といたします。 ●議長(三盃三千三君) 7番 中板秀一郎君。 〔7番(中板秀一郎君)登壇〕 ●7番(中板秀一郎君) 「能登SDGsラボ」の果たす役割についてお聞きいたします。  市長は今定例会の冒頭、「現在、本市のあらゆる面においてバトンをつなぐことが重要な局面を迎えていると考えております」と前置きをされた上で、本市の「SDGs未来都市」としての中心的な事業の拠点として、昨年10月に旧小泊小学校の金沢大学能登学舎内に「能登SDGsラボ」が設置されたことを説明されました。  今定例会前に珠洲商工会議所から本議会議長宛てに出された協議書の中にも、珠洲市における経済支援組織の機能強化策と方向性についてのタイトルのもと、このラボの位置づけが述べられています。  中身に関しましては、持続可能な珠洲市を構築してまいりたいとの共通認識であると思いますが、ラボといえば、一般的に閉鎖的で取りつきにくい専門的な研究機関と思われがちです。  地元企業や事業者、大学、行政機関、また消費者である珠洲市民とのかかわり方について、もう少し具体的に御説明願えれば幸いです。 ●議長(三盃三千三君) 泉谷市長。 〔市長(泉谷満寿裕君)登壇〕 ●市長(泉谷満寿裕君) 中板議員の御質問にお答えいたします。  珠洲市は昨年、全国28の自治体とともに「SDGs未来都市」に選定されました。本市の「SDGs未来都市」としての中心的な事業の拠点として、旧小泊小学校の金沢大学能登学舎内に産学官金のプラットホームとなる「能登SDGsラボ」が昨年10月に開設されております。  「能登SDGsラボ」は、持続可能な開発目標、いわゆるSDGsの推進に向けて、環境、社会、経済の3つの側面における様々な取り組み及び相乗効果を発現するため、SDGsの普及啓発に関することや、環境、社会、経済各分野の取り組みに関する様々な支援を行うことといたしております。  環境分野に関しましては、本市の自然共生研究員が、社会分野に関しましては金沢大学と共同で実施しております人材育成事業の職員が担当いたしております。経済分野に関しましては、珠洲商工会議所をはじめ、石川県産業創出支援機構や地元金融機関とも連携し、様々な支援を行うこととしておりますが、それらの支援をさらに加速化させることを目的に、この度、連携研究員制度を導入いたしました。  現在登録されております連携研究員は、市外、県外の企業に所属されている方々であり、情報・通信や宿泊・観光業、不動産、デジタルマーケティングなど、得意とされる業務、研究分野が多岐にわたっております。  市内の企業や事業所などから、具体的な支援要請などがあった場合には、連携研究員をはじめ、「能登SDGsラボ」の関係機関で情報を共有し、実効的な支援に取り組んでまいりたいと考えております。  「能登SDGsラボ」という名称が、中板議員御指摘のように、一般的には専門的な研究機関と思われがちではございますが、能登SDGsラボ運営委員会には、行政や珠洲商工会議所のみならず、石川県産業創出支援機構や地元金融機関、金沢大学や石川県立大学、国連大学など、多様な関係機関にもかかわっていただいておりますので、市内の企業や事業所の皆様には、連携研究員の活用も含め、様々な課題について、まずはお気軽に御相談いただきたいと思います。  また、市民の皆様にもSDGsに関することなどを気軽にお問い合わせいただきたいと思います。  以上、答弁といたします。 ●議長(三盃三千三君) 7番 中板秀一郎君。 〔7番(中板秀一郎君)登壇〕 ●7番(中板秀一郎君) 能登自動車学校に対する珠洲市の対応についてお聞きいたします。  先週4日の地元紙に、能登自動車学校が来年3月に閉校する見通しであるということが載っていました。私も50年ほど前、教習に通ったこともありますし、今年70歳になったことから、先日も高齢者講習を受けたところでもあります。  新聞では、かつて年間1万人近くが卒業していた年もあったが、近年は少子化の進行で300人程度にとどまっていると、現在の状態を示しています。  しかし、地元の自動車学校がなくなれば、新たに免許を取ろうとする方はもちろんのこと、何よりも人口の多数を占める我々高齢者が1番の被害をこうむります。この学校がなくなると、わざわざ金沢まで講習を受けに行かなければならないことにもなりかねません。  自動車事故の大半が高齢者による運転から引き起こされている現状から見ても、近くにある自動車学校は、ぜひとも残さなければ、後々禍根を残すことにもなりかねません。  能登町では、町内の有志の皆さんが存続に向けた検討委員会を設立し、年度内にも新たな運営会社を立ち上げる方針で能登町、珠洲市にも支援を呼びかけています。  能登自動車学校の住所は能登町ですが、昔から利用者の半数近くは珠洲市の住民です。免許証の自主返納者が増えているのも事実でございますが、できるだけ運転は続けたいと思う気持ちは皆さん一緒ではないでしょうか。  持続可能な地域を守るためにも、能登自動車学校は官民一体となって存続させるべきだと思いますが、いかがでしょうか。市長の見解をお聞きいたします。 ●議長(三盃三千三君) 泉谷市長。 〔市長(泉谷満寿裕君)登壇〕 ●市長(泉谷満寿裕君) 中板議員の御質問にお答えいたします。  能登町にある能登自動車学校が今年度末をもって閉校したいという意向を示されているようですが、同校が閉校いたしますと、新規学卒者の運転免許の取得に支障を来すことになりますし、さらに、本市では年間約600人が高齢者講習を受講されておりますが、高齢者講習を受講する際に、金沢市にある石川県運転免許センターまで出向かざるを得なくなることから、能登町のみならず、本市にも大きな影響があると考えております。  今後、存続に向けた民間の動きが具体的になれば、珠洲市といたしましても応分の支援をすべきではないかと考えております。  以上、答弁といたします。 ●議長(三盃三千三君) 7番 中板秀一郎君。 〔7番(中板秀一郎君)登壇〕 ●7番(中板秀一郎君) 分割での質問はこれが最後になります。  昨年の12月定例会と同じ質問をいたします。  昨年暮れの定例会での問いかけに、泉谷市長は、今年の漢字は新しいの「新」であると発表されました。新たな天皇陛下が即位され、元号が令和となり、今年は「新」がほかにもたくさん生まれた年となりましたので、市長の思いと漢字が一致した、合致した年になりました。  来年はどうでしょうか。  昨年、私はこの場で、これからが正念場であると申し上げましたが、来年、2020が勝負の年だと思っております。  第2回目の奥能登国際芸術祭もありますが、それだけを肩入れすることなく、持続可能な珠洲市を目指して、足元を見詰め、地道に住民の福祉向上に努めていただきたいと思う次第です。  来年にかける思いにふさわしい漢字をお聞きいたしまして、質問を終わります。御清聴ありがとうございました。 ●議長(三盃三千三君) 泉谷市長。 〔市長(泉谷満寿裕君)登壇〕 ●市長(泉谷満寿裕君) 中板議員の御質問にお答えいたします。  現在、本市のあらゆる面において、バトンをつなぐことが重要な局面を迎えていると考えております。  来年は第2回目となる「奥能登国際芸術祭2020」を開催いたします。この「奥能登国際芸術祭2020」や「能登SDGsラボ」を通して、珠洲市を外に向けて開くことで新たなつながりが生まれ、そこから新たな動きが生まれると考えております。  こうしたことから、来年、令和2年の思いを漢字1文字にいたしますと、開く、「開」という漢字であらわしたいと思います。  この文字は、始める、動き出すという意味もございます。来年は、さらに新たな動きを生み出し、珠洲市の魅力と誇りを高め、U・Iターン、移住・定住の促進につなげるとともに、持続可能な珠洲市の構築に向けて全力で取り組んでまいりたいと考えております。  以上、答弁といたします。 ●議長(三盃三千三君) 4番 濱野隆三君。 〔4番(濱野隆三君)登壇〕
    ●4番(濱野隆三君) 今年も残りわずかとなりました。振り返ってみますと、今年もやはり天候異変や災害の多い年でありました。  5月から8月にかけては、毎月のように豪雨に見舞われ、九州や四国、中国、中部地方などに大きな水害、被害が発生いたしました。  また、この夏も暑い夏でした。新潟県寺泊では40.6度、珠洲市でも38.2度の最高気温を観測したほか、7月24日から8月19日までの連続27日間は、最高気温30度以上の真夏日、または最高気温35度以上の猛暑日となりました。  さらに、台風ですが、9月9日、瞬間最大風速58.1メートルを記録し、千葉県を中心に大きな被害をもたらした台風15号、続く10月12日、強い風とともに1,000ミリを超える記録的な大雨を降らせ、全国で71の河川が決壊し、大きな被害を出した台風19号がありました。  私たちは、あらゆる自然災害を想定し、あるいは災害被害に基づき、これらに対応するための備えを築いていますが、その備えを上回り災害が発生していることに、自然の力の大きさに畏怖の念を抱くとともに、さらなる備えの充実を図る必要があると感じています。  それではここで、最初に津波避難対応について、3点お聞きいたします。  6月18日の山形県沖を震源とする地震では、石川県能登にも津波注意報が発表され、これに基づき津波緊急避難場所への避難が実施されました。これまでの訓練にはない初めての深夜での避難であり、混乱やトラブルも発生したようです。  その過程や結果について、市民の方々から幾つかの御指摘や御質問をいただきました。また、先日、会派にて、東日本大震災の状況や、その後の復旧状況を視察してまいりましたので、これらを含め、お聞きいたします。  初めに、避難誘導標識についてお聞きします。  6月18日の避難について、特に市街地に住まいされている方から、避難放送があったが、実際どこに行けばよいのかわからず迷ったとの声が幾つか聞かれました。  自宅周辺には何カ所の津波緊急避難場所があり、どこに避難すればよいか、とっさには判断できなかったとのことです。  また、買い物などで自宅を離れているときに避難指示が発表された場合、その場所からどこに避難すべきかわからないとの御指摘でありました。  改めて市街地を見てみますと、避難に関する標識の設置が非常に少ないようです。町中には津波避難ビルなどの標識は見当たりませんし、誘導標識もほとんどありません。  現状では、なれない場所にいるときに避難指示が発表された場合は、速やかな避難は難しいのではないでしょうか。  市街地には、仕事や買い物、観光などでたくさんの人が訪れます。また、奥能登国際芸術祭など、定期的、長期にわたって、たくさんの方々が当市を訪れることも想定されています。これらの方々が、いざというときに迷わないよう安全を担保するため、市の施設や観光施設、また大きな商店など、人の集まる場所には周辺の地形、現在地、浸水区域、避難場所、避難ビルなどを記した避難情報標識、主な交差点などには避難場所の名称、方向、距離などを記した避難誘導標識、避難場所には、名称、災害種別、避難ビルは避難階が何階以上かなどを記した避難場所標識をシステムとして計画的に設置していく必要がありますが、市の考えをお聞かせください。  次に、緊急避難時の開錠装置についてお聞きします。  津波緊急避難場所に指定されている建物(津波避難ビル)へ避難したが、入り口に鍵がかかっていて建物の中へ入ることができなかった。また、担当者が到着し、鍵が開くまで相当の時間がかかったなどの指摘が多くありました。  避難ビルは、津波浸水区域内にあるため、全てのビルで3階以上が避難階に指定されていますので、避難ビルへ到着後も避難階までの移動に高齢者や介護が必要な方は相応の時間を要すると思われます。一刻を争う津波避難では、開錠を待つゆとりはないと思います。  夜間、無人となる避難ビルでは、施錠装置横にアクリル板等で小窓を設け、必要時には窓を破って内側より開錠するなどの装置が必要です。また、最近は、遠隔操作を含め、様々な方法で施錠、開錠できる電子錠が普及しています。  津波避難ビルのうち、夜間、無人となる施設で、学校などセキュリティシステムの必要な施設は、電子錠の設置により避難勧告や避難指示の発表と連動して開錠する機能を付加することができます。  避難ビルのある区域での地震発生から津波到着時間は最短で14分から19分とされていますので、短時間で多くの方を避難させるためには、津波避難ビルは避難開始時には鍵があいているか、誰もが鍵をあけられる機能が必要ですが、市の考えをお聞きします。  津波避難の最後の質問となります。  車両での避難についてお聞きします。  6月18日、津波注意報による避難の様子を見ますと、徒歩で避難された方と車で避難された方に分かれておりました。珠洲市の津波避難計画では、「避難は原則徒歩によるものとする」とされていますが、現実には多くの方が車で避難されていました。  国土交通省の発表した東日本大震災における津波避難の実態などの資料を見ますと、避難の移動手段は、車が55%、徒歩が43%、バイク、自転車その他が2%となっており、半数以上の方が車を利用して避難したこととなります。  また、車で避難する理由として、「安全な場所まで遠く、車で避難しないと間に合わない」、「カーラジオ、テレビから情報を得るため」、「車そのものが大切な財産であるから」、「家族、親戚、近隣住民を避難させるため」、「暑さ寒さをしのぐため」などが挙げられています。  市は、6月18日の避難勧告における避難された方の実数と避難移動方法、理由を把握されているのか、内容についてお聞きいたします。  また、市の津波避難計画では、避難可能区域について、避難可能距離を徒歩での移動速度を毎秒1メートル、最長で直線500メートル、地震発生から2分後の避難開始として設定されていますが、先の国土交通省の東日本大震災実態調査では、徒歩での移動速度は平均で毎秒0.62メートル、乳幼児や高齢者などの歩行困難な同行者がいた場合は、毎秒0.46メートルであったと報告されております。大ざっぱに避難可能距離は想定の約半分ということになります。  現在の津波避難計画では、車での避難は厳しい制限がありますが、市の高齢化率はほぼ50%に達しております。高齢者などの夜間や冬季での避難を考えるとき、避難の安全や避難先での体調管理などを考慮すると、今後は車による避難をも取り入れ、避難に伴う渋滞やトラブル発生防止に向けたルールづくりを進めるべきではないでしょうか。市の考えをお聞きします。 ●議長(三盃三千三君) 泉谷市長。 〔市長(泉谷満寿裕君)登壇〕 ●市長(泉谷満寿裕君) 濱野議員の御質問にお答えいたします。  去る6月18日、珠洲市に津波注意報が発表された際の避難者数につきましては、大まかに把握しているだけで600名以上いらっしゃいました。津波一時避難場所ではない高台や道路に避難された方も多く、避難方法及び避難者数の実態を全て把握することはできておりませんが、自動車を使った避難者が多かったと認識いたしております。  次に、避難標識等につきましては、避難経路の始点に設置した避難誘導標識や電柱及び市内郵便局との協定に基づき郵便ポストへ設置した想定津波高表示など、様々な形で整備してまいりましたが、濱野議員御指摘のとおり、地理に不案内な方にも配慮し、今後、表示する内容や設置箇所も含めて検討してまいりたいと考えております。  次に、津波一時避難場所等の開錠につきましては、開錠装置の導入は難しい面がございますが、現在、浸水区域内にある津波避難ビルの大半を占める学校施設においては、施設周辺に居住する担当者をあらかじめ複数決めており、いざというときには駆けつけて開錠する体制といたしております。  次に、津波からの避難につきましては、自動車を利用することで渋滞が発生し、避難が遅れるおそれがあることから、珠洲市津波避難計画において「原則徒歩」といたしておりますが、津波一時避難場所まで距離がある場合や、高齢者等の避難行動要支援者など、迅速に避難することが難しい場合もございます。  今後、自主防災組織を中心に地域の実情に応じた避難計画の策定が進むよう、連携して取り組んでまいりたいと考えております。  以上、答弁といたします。 ●議長(三盃三千三君) 4番 濱野隆三君。 〔4番(濱野隆三君)登壇〕 ●4番(濱野隆三君) それでは、次の質問です。  次は、見附島の保全・復元について、2点お聞きいたします。  見附島は海岸から約150メートル離れており、高さ約28メートル、長さ約160メートル、北西方向に長いひし形の島です。  名前の由来は、弘法大師が布教のため佐渡から能登へ渡る際に、最初に見つけた島なので「見附島」と名づけられたとあります。  また、島の形が軍艦に似ていることから、軍艦島と呼ばれているほか、月の名所であることから見る月の島、「見月島」と記す文献もあります。  青く穏やかな海に超然と立つ島の姿は見事で、江戸時代の古記録「能登名跡志」や「能登日記」に記録されるほど古くからの名所です。  現在も石川県観光連盟の公式観光ガイド「ほっと石川」などにも毎年多くの観光客が訪れる石川県の代表的な景勝地、能登のシンボルとして紹介されています。  島の地質は泥岩、珪藻泥岩の堆積構造で、長年の風化、侵食により特異な外形が形成されたと考えられ、能登半島北東の地形形成過程を知る貴重な地質学資料であること。また、頂上部の植物群はタブノキ、ヤブツバキ、モチノキなど、照葉樹が生え常緑広葉樹が優先しているイノデ−タブノキ群集に分類され、植生地理学上、貴重で重要な植物群落であることから、平成29年1月に石川県指定天然記念物及び景勝地に指定されました。  ここで、初めに、見附島の保全についてお聞きします。  昔の見附島の状況について、200年前に書かれた「能登日記」には、「左に見月島など見ゆる。この島は奇岩集まり立ち、その中に松もあり。その回り二百間ばかり。側に又一頭拳のごとく立つ。共に見附島と云う。陸を離るること一町ばかり、奇島なり」と記されていますが、現在では集まり立つ奇岩も松もありません。長年の風化、侵食により姿を変え、相当小さくなったようです。  平成に入ってからも、平成3年の台風19号、平成5年の能登半島沖地震、平成19年の能登半島地震と同年の新潟県中越沖地震などの地震や台風の都度、崩落を繰り返し、風化、侵食され形が変わっています。  さらに、最近では、たび重なる崩落で島の両先端が細り、いつ崩壊するか心配な状況となっています。このまま放置すれば、ますます風化、侵食が急速に進み、島の形が大きく変わるおそれがあるのではないでしょうか。  島は、石川県指定の天然記念物であり景勝地です。私たちは前人から受け継いだこの大切な財産を守り、後世に引き継いでいく使命があります。見附島を保全するため、どのような作業が必要なのか、どのような工事ができるのか。専門家による調査と、調査結果による保全工事が実施できないか、市の考えをお聞きします。  本日最後となりますが、見附島、小島についてお聞きをします。  つい先日、10月12日の台風19号では、先ほど「側に又一頭拳のごとく立つ。共に見附島と云う」と紹介した小島が、台風による激浪、波により消滅し、NHKや民放で全国放送されたところです。地元では、小島の消滅を惜しみ残念がる声や、小島を復元できないかとの声も上がっています。  見附島は地元では二島との名もあります。これは見附島と小島がともに見月島と呼ばれ、称して二島とされたものです。  各種の観光案内や景勝地の紹介には、見附島は小島のある状態で紹介されていますので、小島のなくなった見附島の景観には、何か寂しさと違和感を感じます。小島は見附島を引き立たせ、全体を引き締めるアクセントの役割を担っていました。見附島の景観は小島と一対をなすものだと考えます。  また、観光面ではプライム128など、地元地域おこしグループが見附海岸をえんむすビーチと名づけ、観光協会など地元団体と協調して観光PRのための数々の活動を行ってきました。  今後もこの活動を推進し、発展させるためにも、活動の源となる、もとの景観を取り戻す小島の復元が必要だと考えますが、市の考えをお聞きいたします。  以上で私の質問を終わります。御清聴ありがとうございました。 ●議長(三盃三千三君) 山下教育委員会事務局長。 〔教育委員会事務局長(山下浩子君)登壇〕 ●教育委員会事務局長(山下浩子君) 濱野議員の御質問にお答えいたします。  県の天然記念物及び名勝に指定されております見附島は、泥岩から珪藻泥岩による堆積構造を持ち、長年の風化、侵食作用によって、この特異な形状を持つようになったと考えられています。  これまでも、台風や地震によって一部崩落をいたしておりますが、見附島自体が県指定文化財の天然記念物であり、能登半島国定公園内の特別保護地域の島であることから、まずは県と連携しながら専門家の意見をいただき、景観を損なわず、環境に配慮した保全策や侵食防止策など、後世へ残していけるような対策を検討してまいりたいと考えております。  また、小島は、人工的に復元することは難しいと考えております。  以上、答弁といたします。 ●議長(三盃三千三君) 3番 番匠雅典君。 〔3番(番匠雅典君)登壇〕 ●3番(番匠雅典君) 来年開催される第32回オリンピック競技大会は7月24日から8月9日まで、その後に開催される東京2020パラリンピック競技大会は8月25日から9月6日までとなっています。そして、第2回奥能登国際芸術祭は9月6日から10月25日までの開催期間であります。  東京オリンピックで訪日された方には、再度訪日し鑑賞していただけるよう、東京パラリンピックで訪日された方にはそのまま鑑賞していただけるように、世界レベルでの情報発信が求められている中で、第2回奥能登国際芸術祭の開催があと269日となりました。  第2回目ということもあり、芸術祭を開催するための準備については、前回を教訓にスムーズに進んでいるとお聞きしているところでありますが、前回の反省点であった宿泊の問題や飲食の問題については、飛躍的な改善がなされていないように感じられるのは私だけではないと思います。  そういった中で、奥能登国際芸術祭関連から、何点か質問や提言をさせていただきたいと思います。  先ほど冒頭に申し上げましたが、宿泊の問題についてであります。  先般の新聞報道で、輪島のビジネスホテルが規模を拡大しオープンしたというニュースをうらやましく拝見しておりましたが、まず最初に、珠洲市における宿泊施設は現在何カ所あり、1日当たり最大何人の方が宿泊できるのでしょうか。  次に、現時点で、芸術祭期間中を問わず、「道の駅すずなり」を窓口に宿泊施設の紹介がなされているということでしょうが、以前は各観光地において観光案内所があり、その観光案内所で宿泊施設を紹介してもらっていました。  私も20代の頃、伊豆に旅行に行ったときに、宿泊施設を紹介してもらい宿泊した記憶があります。もう30年近くも前の話でありますので、情報を得るためには、旅行雑誌か旅行会社しかないため、思い立って旅行へ行くにはあまり適してなかった上に情報もありませんでした。  しかし、現在は情報が氾濫するくらい飛び交い、パソコンや携帯を持ってさえいれば、あらゆる情報が入ってきます。  しかし、珠洲の宿泊施設は、遠方にお住まいの方にとってはどれぐらいの情報が得られるのでしょうか。個人的に観光地の宿泊施設を探された方は理解していただけるかとは思いますが、宿泊するとき、宿泊料金も十分に決定するための要素かもしれませんが、それ以上に、その部屋はどのようなものか、風呂はどうなのか、食事はどんなものが出てくるのか、宿泊施設の対応は大丈夫か、宿泊施設周辺には何があるのかなど、多くの情報を得ようとするのではないでしょうか。  これらの情報は、一元的にすずなりで得られるのでしょうか。もし、すずなりで情報を得られることができなかったとして、これらの情報を簡単に得ようと考えたとき、得られることができるのでしょうか。  現時点では、ほとんどの情報を得るには多くのサイトを検索しなければなりません。これらを加味していくと、情報量の多い施設である内浦や輪島の宿泊施設の方を選択することはいたし方ないのかもしれません。  しかし、それではいけないのです。早急にそれらの情報を集約し、誰もが検索でき、検索時点でどれくらいの空き部屋があるのかがわかる情報サイトを立ち上げる必要があると考えます。もちろん、奥能登国際芸術祭期間中は必須でありますが、開催期間中以外でも活用ができるのではないでしょうか。こういうことが芸術祭の波及効果であると思います。  また、近年、規制緩和の影響から、全国的にシェアハウスが多く新設されています。もちろん珠洲市シェアハウスが開設されています。近年の若者はシェアすることに違和感がないということになるのかもしれません。  そういった中で、前回の芸術祭の反省点で、珠洲市の民宿等は4人部屋が多く、1人や2人で宿泊されると、最大宿泊者数が減少してしまうということであったと記憶しております。前回から2年が過ぎ、宿泊形態も大きく変化する中ではありますが、大昔からある相部屋というか、ルームシェアなども考えるべきなのではないでしょうか。予約時点でルームシェアの可否を聞き取りしておき、その後、ルームシェアになったときには料金を安くすることを確約しておけば、理解してもらえるのではないでしょうか。  これらの問題は、一定のルールと珠洲市の民宿業の方々の理解と協力、一部施設の改修も必要かと思いますが、宿泊者数の確保ということでは一助になると考えます。そのためにも、先ほど申し上げた情報サイトは必要であると考えますので、早急に前向きな検討をお願い申し上げます。  次に、飲食の問題です。  市民の皆様も感じられていると思いますが、今年に入り、数件の飲食業の方が廃業いたしました。事業継承の問題や、それぞれの問題により廃業されたことでしょう。そのことについては仕方がないのかもしれませんが、寂しい限りです。  前回の芸術祭後の反省点では、この飲食の問題が最大の課題であったと感じていました。そのため、飲食業の創業などは難しい課題が多くありますが、前回の芸術祭終了後、どれくらいの飲食業の方が創業されましたか。  次に、飲食施設の不足から、すずなりでは「スズ弁」を開発し、現在は週末を中心に販売されています。もちろんこの弁当が芸術祭における飲食問題にとって解決策の1つになるとは思いますが、これらの弁当を観光客の方に食べてもらうということであれば、芸術祭期間中はどれぐらいの弁当を販売する予定なのでしょうか。現在でも、週末に10から20食を販売しているとのことですので、すずなり周辺にあるベンチなどで飲食してもらうとなれば、満席となってしまう状況です。また、天候にも左右されますし、トンビにも気をつけなければなりません。  より多くの方に食べていただきたいのに、それを食べる場所がないとなれば、せっかくのおいしい弁当が旅行の思い出の1つにならないのではないでしょうか。そのために、飲食スペースの確保が必要であると考えます。  9月定例会時に、「NPO法人能登すずなり」から令和元年8月27日付で要望書が提出され、その要望事項にも、プラットホームに列車を設置し、休憩所や飲食スペースに利用したいとされていました。もちろん必要でありますが、芸術祭期間中に必要な措置としては、多くの資金が必要となってしまい、対応ができるのかどうか不明な状況となっています。  前回の芸術祭の鑑賞ルートを参考に考えれば、最低でも2日間は鑑賞にかかることとなります。現在は飯田町を中心に飲食業の方がいらっしゃいますので、2日間の鑑賞中に飲食のためのルートを選択することになります。より効率的に鑑賞してほしいと考えている中で、若干矛盾した現象が起きていると言っても過言ではないと思います。
     そこで、その解決策の1つとして、各地に集会場があろうかと思いますが、これらの集会場を飲食スペースとして借り受け、地元の方々に管理をお願いすればどうでしょうか。  もちろん飲食スペースとして開放するわけでありますので、これらの集会場にどのような食料を持ち込んでも構いませんし、「スズ弁」を委託販売することもよいと思います。芸術祭鑑賞案内をしてもいいと思いますし、地元の方々の物販や食事の提供もあればいいのではないでしょうか。そうすれば、飲食業の少ない地域での飲食問題も解決できると考えます。  次に、現在、飲食を提供されている施設については、前回の芸術祭ではどのように情報提供をしていたのか忘れてしまいましたが、ボランティアの方々からお聞きしたのは、飲食施設を紹介してほしいという要望が多くあったということでした。先ほど情報サイトの提言をさせていただきましたが、飲食の問題も同様で、圧倒的に情報が不足しているのではないでしょうか。  確かに、先ほどの宿泊施設と同様に、それぞれの店舗ごとにホームページを作成し誘客するのが本来の商売と言われるものであろうとは思いますが、珠洲市の現状を考えれば、どれだけの方が誘客に向けての情報サイトを開設することができるのでしょうか。  また、珠洲市以外の飲食施設の情報サイトを見ると、店の住所や営業時間、休日などのほかに、メニューの紹介やお勧め料理など多くの情報を得ることができます。珠洲市の飲食施設はどれぐらいの情報が得ることができるのでしょうか。よくて、誰かのフェイスブックでの書き込みやインスタグラム写真投稿が見られる程度であります。それではせっかく多くの方が珠洲市に訪問していただいているのに、飲食業に波及効果がないということになります。そのためにも、多くの情報提供が必要と考えます。先ほど提言したとおり、宿泊情報サイトと同様に、飲食情報サイトを早急に立ち上げることを提言させていただきます。  次に、第2回奥能登国際芸術祭では、近年のグローバル化により、多くの外国人観光客が訪れると予想されています。もちろん外国人観光客ばかりではなく、市外の観光客が訪れることが予想され、そういった中で、現在も1年に数回の不審者情報が出ている状況であります。実害はないとはいえ、不安に思われる方は多くいらっしゃいます。  一般的に人口が多くなれば、比例して犯罪が多くなると言われています。警察の方々などは、パトロールであったり街頭指導などを行っていただいておりますが、現在の状況で珠洲市民の生活の安全は確保することができているのでしょうか。  先般、珠洲市まちづくり創造会議の分科会で、警察の方より防犯カメラの設置の提言がなされていました。防犯カメラを設置することにより犯罪がなくなるわけではありませんが、犯罪の抑止になると確信していますし、万が一、犯罪があったとしても、解決に至るまでのスピードは格段に上がると予想されます。  防犯カメラの重要性は理解していただけているとは思いますが、現在、公共施設における施設周辺を撮影できる防犯カメラの設置状況をお聞かせください。  次に、近年、文化財等に対するいたずらなどが報道されています。どのような気持ちで行っているのか理解できませんが、その修復には莫大な資金が必要になります。また、中には修復すらできないものがあります。  そういった中で、芸術祭の作品を守るためには防犯カメラの設置が必要なのではないでしょうか。前回の芸術祭開催時に各作品設置場所には防犯カメラは設置されていたのでしょうか。また、第2回奥能登国際芸術祭では、防犯カメラを設置する予定はあるのでしょうか。  次に、近年の野々江総合公園のように、若者が集えるような公園づくりがされています。若者が悪いことをすると言っているのではなく、先ほど説明したとおり、人が集まるところには犯罪発生率が上がると予想されています。若者が多く集まれば、その若者をターゲットにした犯罪も発生することが予想されます。  そのため、公園への防犯カメラの設置の必要性は認識されていることとは思いますが、今後設置される予定はあるのでしょうか。  次に、平成29年第2回定例会時に、能登高女子高生の問題が発生した後、能登町では、通学路を中心に防犯灯の増設と教育施設や通学路等に多くの防犯カメラの設置がされました。  そのため、珠洲市においても防犯カメラの設置を提言したところ、「各学校の御要望により、必要箇所を精査し、検討してまいりたいと考えております」と市長が答弁されております。その後、教育関係施設における防犯カメラの設置はどのようになっているのでしょうか。  いろいろと防犯カメラの設置状況についてお聞きしましたが、もちろん珠洲市民の安心安全を守ることが第一優先であります。  しかし、移住・定住を考えられていらっしゃる方にとっても、町の安全ということは非常に重要な要件となるのではないでしょうか。ぜひとも、今回の芸術祭に間に合わなかったとしても、計画的に防犯カメラの設置を検討していただきますようお願い申し上げます。 ●議長(三盃三千三君) 泉谷市長。 〔市長(泉谷満寿裕君)登壇〕 ●市長(泉谷満寿裕君) 番匠議員の御質問にお答えいたします。  初めに、宿泊施設についてでありますが、珠洲市内の宿泊施設は現在40施設あり、その宿泊可能人数は1日当たり約1,200人となっております。  こうしたことから、前回芸術祭開催時に大きな課題の1つとして明らかとなった宿泊施設不足の対策として、これまでゲストハウスや民泊開業ためのセミナーなど、宿泊施設を増やす取り組みを進めてまいりました。その結果、これまでにゲストハウスや農家民宿、民泊など、新たに7軒が開業されております。  さらに、来年の芸術祭までに開業を目指されている方も複数いらっしゃることから、市内宿泊規模全体に占める割合は大きくありませんが、宿泊可能者数の改善が進むものと考えております。  また、こうした市内宿泊施設の一元的な情報は、本市の観光情報サイト「すず観光ナビネット」や「NPO法人能登すずなり」のホームページにおいて情報提供いたしております。しかしながら、空き部屋の状況や部屋の様子、食事の内容などの各宿泊施設の詳細情報につきましては、各宿泊施設のホームページをごらんいただくか、直接問い合わせを行っていただく現状となっております。  しかしながら、番匠議員御指摘のとおり、来訪者にとっては、宿泊施設の関連情報をいかに簡単かつ便利に取得できるかが重要なポイントであり、特に次回芸術祭では、多様な来訪者をホテルや旅館、民宿、ゲストハウスなどの多種多様な宿泊施設へこれまで以上に効率的に誘導していくことが必要になると考えております。  本市では、こうした情報集約とマッチングを効率的に具体化できるシステムの導入を目指し、今年度からサイボウズ株式会社によるSDGsセミナーを開催いたしており、今後、「NPO法人能登すずなり」や関係宿泊施設との調整が必要ではありますが、芸術祭をはじめとした観光客の皆様への情報提供手段の1つとして、新たなシステムの導入を検討してまいりたいと考えております。  次に、飲食についてでありますが、番匠議員御指摘のとおり、前回芸術祭では、宿泊施設と同様に飲食の提供も大きな課題となりました。  前回芸術祭開催以降、これまでに開業された飲食施設は3軒となっております。芸術祭開催時のニーズを十分に満たす軒数とは言えませんが、各施設はおのおの特徴的な店舗であり、本市の新たな魅力として発信できればと思っております。  提供できる飲食の量的な改善策としては、昨年から「NPO法人能登すずなり」を中心に取り組んできた「スズ弁」がありますが、担当している製造者によれば、1日当たり500食規模での提供が可能であるとのことであり、加えて様々なバリエーションが用意されている「こぶた」と併せ、芸術祭期間中も珠洲の食の提供として、一定程度の改善を図ることができるものと考えております。  番匠議員御提言の作品展開場所周辺等での地区集会所を飲食スペースとして活用することに関しましては、今後、順次決定していく予定の作品展開場所周辺の住民の皆様との協議が前提となることから、作品制作等への御協力の依頼などと併せ、協議を進めてまいりたいと考えております。  次回芸術祭開催の折には、市内飲食店の情報とともに、各地域で御協力いただける飲食可能な場所や、現在、珠洲商工会議所で進められているワンハンドフードサービスの提供場所など、多様な飲食スポットの情報につきましても、宿泊情報と同様に、芸術祭実行委員会公式ホームページやガイドブックなどを中心に御紹介してまいりたいと考えております。  次に、防犯カメラの設置についてでありますが、近年の状況を見ておりますと、全国各地で痛ましい事件や事故が発生しており、重大な犯罪は都市部に限られたものではなく、いかなる地域においても起こり得るものであると認識いたしております。  こうした中、防犯カメラにつきましては、報道などでその映像が決め手となり犯罪などの早期の解決につながっていることは周知の事実であり、また犯罪の抑止効果も期待でき、市民の皆様の安全安心の確保や、貴重な市の財産を守る上で有効であると考えております。  現在、本市が管理する施設における防犯カメラの設置状況につきましては、市庁舎などの14施設において47台を設置いたしております。  また、芸術祭の作品設置場所につきましては、前回の芸術祭開催時には防犯カメラは設置いたしませんでしたが、前回の芸術祭終了以降も7、8カ所の屋外作品を継続して展示しており、道路に隣接している作品を中心に事故やいたずらなどによる作品の損傷が懸念される状況となっております。  こうしたことから、次回芸術祭に向けた作品を含め、特に屋外作品周辺での防犯カメラの設置につきまして、総合ディレクターやアーティストとともに検討を進めてまいりたいと考えております。  次に、公園施設につきましては、比較的利用者の多い公園で園内照明灯を設置しておりますが、防犯カメラの設置はございません。今後、必要と思われる箇所については設置を検討してまいりたいと考えております。  次に、通学路等につきましては、番匠議員御提言のとおり、過去に発生した痛ましい事件を契機に、毎年、各学校で実施しております通学路安全点検の際に、交通安全だけでなく、防犯の視点も取り入れるよう努めております。  各学校の点検結果をもとに挙がってきました危険箇所につきましては、石川県から派遣されます通学路安全対策アドバイザーや珠洲警察署、珠洲土木事務所など関係機関の方にも参加していただき合同点検を実施しており、実際に危険箇所を確認し、安全確保対策等について意見交換を行っております。  不審者が潜みそうな人目につかない場所には近づかないよう児童生徒に注意を促す一方、下校時に暗さが気になる箇所には、地域の方々の御理解をいただいた上で防犯灯の設置を進めております。  現在のところ防犯灯の設置の御要望はありますが、防犯カメラの設置を要望している学校はございません。  しかしながら、今後、学校や地域の実情に応じて、防犯カメラの設置が必要となる場合は、関係機関と連携し、児童生徒の登下校時の安全確保を第一に検討してまいりたいと考えております。  以上、答弁といたします。 ●議長(三盃三千三君) 3番 番匠雅典君。 〔3番(番匠雅典君)登壇〕 ●3番(番匠雅典君) 次の質問に入ります。  観光客誘客対策関連から質問をさせていただきます。  先ほど「NPO法人能登すずなり」より、令和元年8月27日付で要望書が提出されたと申し上げましたが、内容は、施設の新設に関する事項として、先ほども申し上げましたプラットホームの列車の設置など、施設の改修に関する事項として売り場面積の拡充など、そしてインバウンド対策に関する事項として外国人受け入れ観光施設の整備など、とても簡潔かつ的確にまとめられた要望書でありました。もちろん「道の駅すずなり」は珠洲市の観光の窓口としての要素を果たしており、珠洲市全体への観光の波及効果を浸透するための重要な施設であると認識しております。  また、「おらかた案内人」によるバスツアーが好評であると聞いていますが、現時点での年間実績を過去の分も含めて教えてください。  次に、「おらかた案内人」がツアーとしてどのようなところを案内しているのかわかりませんが、車窓からも案内することもあろうかと思います。その中には、珠洲市の文化財などもあるのでしょう。またの提言ではありますが、奥能登国際芸術祭では作品案内にQRコードを利用して作品紹介ができるようにするということをお聞きしております。  ぜひとも、珠洲市の文化財についても同様のものを用意すればどうでしょうか。「おらかた案内人」が十分に案内できていないということではなく、「おらかた案内人」の補足として情報提供があればよいと思います。QRコードの掲載されたチラシを「おらかた案内人」が乗車時に配布し、説明と併せ、サイトを見てもらえばよいのではないでしょうか。  また、単独で来られている観光客に対しても、サイトを見て現地に行かれる方もいるでしょうし、現地でQRコードをかざすことにより、より深い認識を得ることができ、非常によいことであると考えます。ぜひとも検討をお願い申し上げます。  最後に、平成28年第1回定例会時に、すずなり周辺における再開発について質問をさせていただきました。  それに対し市長は、「道の駅すずなりは、本市を訪れる方々にとっての玄関口であり、訪問者の皆様に気持ちよくお越しいただくためには、その周辺景観を含めた環境整備が重要であると考えております。こうしたことから、道の駅すずなり前における建物撤去と併せた駐車場の整備や、すずなり横の芝生広場に隣接し、荒れた状態となっているのと鉄道用地の確保を行うこととしたものであります」と答弁されています。  「道の駅すずなり」前における建物撤去に併せた駐車場の整備はなされていますが、のと鉄道用地の確保は、現時点でどのような状況となっているのでしょうか。  もちろん、すずなり周辺の開発計画があっての用地取得になるとは思いますが、開発計画がないとしても、珠洲市まちづくり創造会議が開催されている中ですので、構想などがありましたらお聞かせいただきまして、私の質問を終わらせていただきます。御清聴ありがとうございました。 ●議長(三盃三千三君) 泉谷市長。 〔市長(泉谷満寿裕君)登壇〕 ●市長(泉谷満寿裕君) 番匠議員の御質問にお答えいたします。  「おらかた案内人」の皆様は、本市を訪れる団体ツアーバス等に乗車し、見附島や禄剛崎灯台などの観光スポットや、市内を移動する際の車中において、各施設の解説や地元ならではの魅力をお伝えするボランティアガイド業務に取り組んでいらっしゃいます。  その実績につきましては、業務を本格的にスタートした平成27年度がガイド回数198回、案内客数6,515人。平成28年度はガイド回数498回、案内客数1万6,280人。平成29年度はガイド回数588回、案内客数1万9,396人。平成30年度がガイド回数590回、案内客数1万9,843人と、年々増加傾向となっております。  観光客の皆様に本市の魅力を伝えていく上において、本市ならではの歴史や文化は欠くことのできない要素であり、文化財に関する情報もお伝えしていく機会が少なくないとのことであります。  「おらかた案内人」を管理する「NPO法人能登すずなり」では、案内人の皆様の実質的な教科書となるガイドブックも作成されておりますが、その中で文化財についても記述があり、一定程度の情報は既に案内人の皆様からも発信されております。  本市にある国・県・市の指定文化財の総数は107件もあり、来訪者に本市の魅力として、歴史、文化をより広く深く知っていただくという観点からも、番匠議員御提言のQRコードを活用した情報提供は、芸術祭の作品紹介とともに重要なポイントであると考えております。  現在、文化財に関する情報につきましては、その一部しかウエブ上には公開されていないことから、まずは文化財に関する情報のデータ化を進め、特に観光情報として効果的な分野を優先し、順次御利用いただけるよう提供サービスの整備に取り組んでまいりたいと考えております。  また、すずなり芝生広場横の旧のと鉄道用地につきましては、当時、今後の高齢者向け住宅の整備などを構想する中で取得したものでありますが、現段階では具体的な活用計画の策定までには至っておりませんし、現在、まちづくり創造会議で検討を進めていただいている新たな総合戦略におきましても、具体的な活用計画はございません。  以上、答弁といたします。 ●議長(三盃三千三君) 1番 川端孝君。 〔1番(川端孝君)登壇〕 ●1番(川端孝君) 先ほど先輩議員がおっしゃいましたが、私も会派研修として、東日本大震災の復旧状況の視察に行ってまいりました。改めて、まちづくりにおいての防災、防犯への思いを強くさせていただきました。その観点からお尋ねしたいと思います。  まずは、避難所、一時避難場所周辺の安全性についてお聞きいたします。  先般の台風19号による暴風、豪雨は、全国に甚大な被害をもたらしました。NHKの報道によりますと、13都県で死者93名、行方不明3名。また、国土交通省によりますと、7県で71河川、140カ所において、川の堤防が壊れる、決壊が発生したとのこと。また、16都県の延べ301河川で氾濫が発生し、浸水面積は2万5,000ヘクタール以上に及び、昨年の西日本豪雨を超える記録的な豪雨災害となりました。さらに、土砂災害は20都県で821件確認されております。  12月に入り、ようやく仮設住宅への入居が始まった自治体もございます。  改めて、被災されました全国の皆様にお見舞いを申し上げます。  さて、この台風では、ここ珠洲市においても市内全域に避難準備情報を発令し、指定避難所26カ所全てを開設しております。うち、実際に受け入れのあった避難所が14カ所で84名の方が避難されたとのことです。  通過の翌朝には、私も外浦一帯の海岸線を中心にですが、被害状況を確認して回ったのですが、一部で農作物の被害はあったものの、建物、構築物においてはおおむね目立った被害もなく、胸をなでおろしたことを思い出します。  ただ、避難所に隣接する建物1軒のみ、危険度の高い破損をしておりました。この建物は、所有者死亡により放置されております空き家でございます。窓ガラスは割れ、瓦も飛び、周りに散乱しておりました。  幸い負傷者はおりませんでしたが、風雨が強くなってからの避難では、その最中に2次災害に遭う可能性もあります。また、避難所自体も被害を受ける可能性が高く、非常に危険だと感じました。そのほかにも、こういった空き家が隣接していて不安だという一般市民の声も届きます。しかし、老朽危険空き家の多くは、現在の法では手の出しようがないというのが現状であります。  そこでお尋ねします。  まずは、市内の学校、公民館などの避難所、また、津波警報などによる一時避難場所周辺に危険はないか、いま一度点検し、危険性がある場合、自衛的に安全を確保できるような対処をしていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。 ●議長(三盃三千三君) 泉谷市長。 〔市長(泉谷満寿裕君)登壇〕 ●市長(泉谷満寿裕君) 川端議員の御質問にお答えいたします。  指定避難所26カ所及び津波一時避難場所122カ所周辺の危険性については、点検の結果、指定避難所で1カ所のみ危険空き家が隣接いたしております。  危険空き家につきましては、川端議員御指摘のとおり、原則として家屋等の所有者が除却も含めた安全対策を講じる必要がありますが、本市といたしましては、避難された市民の皆様を守るために、まずは必要な安全対策を講じてまいりたいと考えております。  また、特に津波一時避難場所につきましては、そのほとんどが屋外であり、周辺の状況が変化する場合もございますので、今後も引き続き点検を行ってまいりたいと考えております。 ●議長(三盃三千三君) 1番 川端孝君。 〔1番(川端孝君)登壇〕
    ●1番(川端孝君) それでは、次の質問に入ります。  外部防犯/監視カメラの設置についてお聞きしたいと思います。  先ほど番匠議員からもありましたように、近年は毎日のように全国各地で起きた事件、事故や災害のニュースがテレビインターネット、SNS等を通じて流れてきます。その多くは報道各社のカメラですが、時には視聴者投稿など、自前のスマートフォンで撮影した映像であったり、カメラが捉えた決定的瞬間などとして、防犯カメラや監視カメラの映像、また最近はドライブレコーダーの映像も増えてきました。このような記録映像により、事件解決や検挙につながったり、災害時では貴重なデータとして残されていたりいたします。  比較的犯罪等の少ない珠洲市ですが、今年1月から10月末までで、市内で刑法犯が9件、珠洲警察署管内としてですが、検挙が24件、特別法犯が27件あります。  そこで、珠洲市に街頭や道路を監視する防犯・監視カメラを調べたところ、珠洲土木が管理されている監視カメラが7基、これは道路の維持管理のためで録画機能はなく、石川みち情報ネットの冬期道路情報に一定時間の画像が配信されております。また、河川用監視カメラが1基。珠洲市では、ホームページから見られるライブカメラが5基ございますが、主に観光スポットを配信しており観光用と認識しております。  それでは、不特定多数の方が常に出入りする病院はと確認しましたところ、内部防犯カメラはあるものの、入り口から道路に至るまでの防犯・監視カメラはありませんでした。  また、保育所や学校は、顔認識ができるモニターつきインターホンにて対応し、施錠、開錠いたしております。職員室から玄関付近を直接監視できるところもありますが、そうでないところもあります。  犯罪の少ない町とはいえ、全く起きないとの保証もなく、一昨年、能登町で起きました高1女子殺害事件は記憶に新しいところです。  また、来年には「奥能登国際芸術祭2020」も控えており、この珠洲市もさらなる交流人口の増加が予測されるところです。  こうした中、自治体が公共施設や児童生徒の通学路等に防犯カメラを設置、運用するケースが増加しています。  大阪府箕面市では、平成27年3月から全ての市立小中学校の通学路に750台、千葉県市川市では、平成30年12月末で市内全域に街頭防犯カメラを861台設置したところ、犯罪認知件数が箕面市で2分の1に、市川市に至っては3分の1に減少しています。  もちろん、被撮影者のプライバシー権などの侵害のおそれもあることから、条例に基づきホームページで公開するなど、住民理解を得ながら慎重に管理運用をしているようです。  そこでお尋ねします。  先ほど公共施設14施設、47台という市長答弁がございましたが、珠洲市が管理する街頭カメラや公共施設の入り口から道路、また、駐車場までなどの外部を監視する防犯カメラはどれだけあるのか。また、今後、犯罪抑止力や安全安心のまちづくりの観点から、こういった防犯・監視カメラの設置を進めてはいただけないでしょうか。よろしくお願いいたします。 ●議長(三盃三千三君) 泉谷市長。 〔市長(泉谷満寿裕君)登壇〕 ●市長(泉谷満寿裕君) 川端議員の御質問にお答えいたします。  現在、本市が管理する施設における防犯カメラの設置状況につきましては、先ほど番匠議員の御質問にお答えしたとおりでございますが、川端議員御提言の周辺の道路などが確認できるカメラにつきましては、「道の駅すずなり」や珠洲市民図書館において駐車場などを監視する目的で設置されているほか、市庁舎屋上等に設置しているライブカメラでも周辺の道路などを確認することができます。  安全安心なまちづくりを進めていく上で、防犯カメラの必要性は今後さらに高まるものと認識いたしており、比較的利用者の多い公園施設での設置を検討してまいりたいと考えておりますし、通学路などにおいても、学校や地域の実情に応じて、設置が必要な場合は関係機関と連携し、児童生徒の登校下校時の安全確保を第一に検討してまいりたいと考えております。  以上、答弁といたします。 ●議長(三盃三千三君) 1番 川端孝君。 〔1番(川端孝君)登壇〕 ●1番(川端孝君) それでは、最後の質問に移りたいと思います。  消防団の現状と今後についてお伺いいたします。  珠洲市消防団は、団本部、分団員、女性団員、機能別団員で構成されております。また、その条例定数は260名で、12月1日現在において、団本部、女性団員、機能別団員は、それぞれ3名、11名、10名と定数を満たしています。  しかしながら、分団単位で見た場合、11分団中7分団で定員割れをしており、分団員数も220名と16名もの欠員があり、ここ数年を見ても定数を満たしていない状態が続いております。これは、人口減少により、18歳以上から20代、30代といった入団候補者が各地域に少ないという現状を物語っています。  次に、現役消防団員の職業別を見た場合、自営業が59名、被雇用者、その他が185名となっております。これが一体どういうことを示すかといえば、有事、特に火災の場合ですが、平日の昼間においては特に初期対応の人員が確保できないという懸念があります。その中でも、飯田町周辺の勤務地から距離のある地域となれば、なおさら仕事場からの参集に時間を要します。  御存じのとおり、火災においては初期消火が基本であります。時間がかかればかかるほど被害規模も拡大いたします。  こうした中、珠洲市では平成22年に機能別団員が委嘱されました。主に地域限定にて有事の際に後方支援を行うことを目的として定められ、消防職員OBや退職消防団員にて構成されていると認識しております。こういった方々は、水利や地形など地元事情にも詳しく、何よりも経験が豊富であり、心強い団員であります。  ただ、現在は、宝立町4名、飯田町1名、野々江町1名、若山町2名、三崎町1名、唐笠町1名と、地域によって偏りがあり、人数も十分とは言えません。  そこでお尋ねします。  勤務地から距離のある地域での火災発生時の対応を想定したとき、このように迅速に対応可能な地域在住の機能別団員はますます必要ではないか。現在、そして10年、20年先を見据え、機能別団員枠の拡大、また、それに伴う定数変更も視野に入れて、市長のお考えをお聞かせください。よろしくお願いします。 ●議長(三盃三千三君) 泉谷市長。 〔市長(泉谷満寿裕君)登壇〕 ●市長(泉谷満寿裕君) 川端議員の御質問にお答えいたします。  珠洲市消防団につきましては、団員数の減少に伴い、平成22年度に消防団員定数を260名といたしており、消防力の維持を図るため、元消防団員や元消防職員を対象とした定員を10名とする機能別消防団員制度を導入し、地域限定で後方支援などの活動を行っております。現在、基本消防団員234名、機能別消防団員10名の244名が在籍いたしております。  近年では会社等にお勤めの方が増加しており、川端議員御指摘のとおり、火災が発生した際、団員の参集に時間を要することがあり、隣接する分団が出動することで消防力を維持いたしておりますが、今後、長期的、継続的に、地域の安全安心を確保するためには、機能別消防団員を含めた消防団員の確保が重要であると考えております。  まずは、各分団の定数を充足するよう消防団員を確保したいと考えておりますが、機能別消防団員の増員につきまして、今後検討してまいりたいと考えております。  以上、答弁といたします。    ────◆◆…◆…◆◆────      ◎休        憩 ●議長(三盃三千三君) ここで、暫時休憩いたします。  次の会議は、午後1時からといたします。              〔午前11時57分〕    ────◆◆…◆…◆◆────      ◎再        開              〔午後1時00分〕 ●議長(三盃三千三君) これより会議を再開します。  出席議員数は、ただいまのところ12名であり、定足数に達しておりますので、休憩前の議事を続けます。  5番 濱田隆伸君。 〔5番(濱田隆伸君)登壇〕 ●5番(濱田隆伸君) 今回は、能登自動車学校についてと珠洲市民図書館についての質問をさせていただきます。  最初に、能登自動車学校について質問させていただきます。  12月4日の北國新聞で「地元の自動車学校守れ」と大きく掲載されておりました。今年になり、能登自動車学校が来年の3月で閉校予定だとのお話を聞きました。珠洲市民の多くはお世話になり、免許を取得したかと思います。私も普通自動車と普通自動二輪免許を取得させていただきました。能登自動車学校は、珠洲市民、能登町民にとっては、なくてはならない大切な学校であります。  能登町では、自動車学校の敷地及び建物、教習車などを、約5,000万円から6,000万円で購入するかもとのお話を聞いております。能登町の自動車学校への思いが伝わってまいります。  輪島総合自動車学校では、輪島市が50%、輪島商工会議所が32%、輪島市内の有志が18%の出資で運営されているともお聞きいたしました。  ほかの地方の自動車学校でも、運営のために自治体が支援しているところもあるように聞いております。能登町の有志が出資企業を募り、新たに運営会社を設立するとも聞いております。  能登自動車学校では、珠洲市、能登町の高校生を中心に新免許取得者がおり、その他、高齢化の進んでいる両市町では、高齢者の免許更新の大切な場所、施設になっております。珠洲市では、合計で年間約700人の方が利用されているように聞いております。  能登自動車学校では、高齢者講習は指導する先生も増員しておられるようですが、高齢者講習では、幾ら頑張ってもなかなか増収にはつながらないとのことです。  珠洲市では、70歳以上の免許を持っている方がこれからも増え続けると予想されます。超高齢化により、多少の免許返納者も増えると思われますが、能登線が廃線になり、鉄道のない珠洲市、バス交通の充実していない珠洲市では、自動車免許は大切なインフラの1つであります。自家用車のない生活は、珠洲市ではとても成り立ちません。また、建設業者が特殊免許などを取得するにも、地元に自動車学校がなければならないとのことであります。  能登町では、平成30年には既に能登自動車学校の経営危機を感じ、議会でも質問されております。私が能登自動車学校が今年度で閉校になるらしいという話を聞いたのは、今年の7月3日の議員全員協議会だったように覚えております。三盃議長から「自動車学校の閉校についての話が来ている」とお聞きいたしました。  私も12月2日に、能登自動車学校のことが気になり直接伺って話を聞いてまいりました。校長先生をはじめ、先生方も「地域のために何とか続けることができれば」とおっしゃっておりました、「今までも何とか頑張って経営を続けたいという思いで、ほかの地域からの学生募集で免許取得の合宿などいろいろ努力したが、免許取得の人気の時期が重なったり、宿泊費の負担で思うように収益が伸びない」と言われておりました。  12月3日の議員全員協議会での市長の説明では、「高齢者の講習に1人当たり3,000円の支援をする。教習車、送迎バス等、新しく買いかえる場合には能登町と同等の補助をする」とのことでありました。  先にも申しましたが、輪島市も能登町も地元の自動車学校の経営支援にかなり力を入れられるようです。珠洲市はどうなのか、お聞かせください。  また、市長は、閉校らしいという話をいつから御存じだったのか、お聞かせください。 ●議長(三盃三千三君) 泉谷市長。 〔市長(泉谷満寿裕君)登壇〕 ●市長(泉谷満寿裕君) 濱田議員の御質問にお答えいたします。  現在までに、直接能登自動車学校の関係者からは閉校についてのお話をお伺いしておりませんが、先月上旬に能登自動車学校存続検討委員会の関係の方から、能登自動車学校が今年度末をもって閉校したいという意向を示されていることと、その存続に向けてのお話をお伺いしたところであります。  先ほど中板議員の御質問にお答えいたしましたとおり、今後、存続に向けた民間の動きが具体的になれば、珠洲市といたしましても応分の支援をすべきではないかと考えております。  以上、答弁といたします。 ●議長(三盃三千三君) 5番 濱田隆伸君。  なお、発言は要点を簡潔にお願いいたします。 〔5番(濱田隆伸君)登壇〕 ●5番(濱田隆伸君) 1つだけお聞きしたいんですけれども、能登自動車学校の土地建物、教習車などは、先ほども申しましたけども、能登町の方で幾らか出してそれを購入されるような話を伺っております。  市長はこの前、1人当たり3,000円とか教習車等の按分で珠洲市も負担すべきだと考えているということで言われましたが、最初の土地建物、教習車の取得に対しての支援は、今のところ考えていないということでよろしいでしょうか。 ●議長(三盃三千三君) 泉谷市長。 〔市長(泉谷満寿裕君)登壇〕 ●市長(泉谷満寿裕君) 先ほど来ございます能登自動車学校の存続に向けての動きでございますが、依然として具体的になっていると言える段階ではないと思いますので、先ほどお答えしたとおりでございます。
    ●議長(三盃三千三君) 5番 濱田隆伸君。 〔5番(濱田隆伸君)登壇〕 ●5番(濱田隆伸君) それでは次に、珠洲市民図書館についてお聞きいたします。  質問に入る前に、先の17号の台風により被害を受けられた関東、東北地方の方々に心よりお見舞いを申し上げます。  珠洲市においては、あのような大きな台風被害もなく、幸いに思っておりますが、そんな中、珠洲市民図書館だけ屋根が剥がれるという被害が発生いたしました。市内の民間の建物は、数十年経過した古い建物でも被害がないのに、今年建てたばかりの図書館だけが被害を受けました。  新聞の見出しには大きく掲載され、テレビの全国ニュース「モーニングショー」などでも「新図書館の屋根が飛ぶ」という報道がありました。  その後、県内の各地区の多数の議員さんとお会いする機会があったのですが、会うたびに「ひどかったな。珠洲市の恥どころか石川県の恥だ」と言われました。また、市民の皆様も、全国の親戚や友人から電話などをたくさんもらった方がおられるようです。  何かあった場合には避難施設にも使われるかもしれない公共施設が、ほかの民間の建物より先に被害を受けるとは、行政の信頼を一気に失墜する事態であります。  原因究明について、市長は「飛んだ瞬間を誰も見ていなかったから原因はわからない」と議員全員協議会や市政懇談会で言っておられますが、そのような答弁は誰一人納得しないと思います。  世の中の事故、事件が、全て人が見ているところで起こるわけではありません。人が見ていても原因はわからないこともあります。その原因を調べるのが普通ではないでしょうか。原因をはっきりさせないのは、かえって市民に不安を抱かせ、心配が増える一方であります。市民の声では、「建てたばかりの図書館の屋根が飛ぶとは考えられない。これでは安心して本も読めない」とのことであります。  請負業者に対して、屋根が飛んだ原因の究明及び説明を求めるべきだと思います。建物は多くの材料や様々な施工方法でできており、それをミスなくマッチングするのが設計者や施工者の務めだと思いますが、図書館建設では入札時の屋根の仕様と完了時の仕様が変更されていたようです。時には変更が必要なときもあるとは思いますが、なぜ変更されたのか、いつ頃変更することを決定したのか、お聞かせください。  その際、下地や仕上げのマッチングはよく検討されたのでしょうか。建築基準法をクリアしていて問題はないと市長は言われておりますが、各メーカーの実験室の結果であり、下地材やビスのミスマッチはないのか。それがないのであれば、改修図でのフッ素樹脂塗装鋼板の幅の変更は、鋼板だけの強度から言うと弱くなると思いますが、なぜそのような施工をしたのでありますか。少なくとも、施工時に議員全員協議会で説明された改修図のように検討されていたのであれば、事故が起きなかったのではないでしょうか。  建築物の事故は、それぞれの基準が満たされていても、様々な複数のミスマッチにより発生する場合があります。よって、指名基準を設けて技量審査をし、入札しているものであるため、設計、施工業者の技術を信用することになります。それが失墜したのであれば指名停止処分に該当させるべきであり、世間を騒がせた責任を明確にすべきであると思います。  事故発生の当初から、市長が弁解、説明をしておられますが、専門家でもない市長が説明を繰り返しても、市民は納得のいくものではありません。  市長は、設計、施工業者に対して、議会の委員会、議員全員協議会の出席、説明を求めるつもりはありませんか。請負業者が自己負担で修繕したからそれでよし、そのような甘い話では入札資格基準さえ崩壊してしまいます。  市長の毅然とした態度を望み、質問を終わります。 ●議長(三盃三千三君) 泉谷市長。 〔市長(泉谷満寿裕君)登壇〕 ●市長(泉谷満寿裕君) 濱田議員の御質問にお答えいたします。  先ほど森井議員にお答えいたしましたとおり、9月26日、27日の2日間にわたり、建築工事の請負業者及び設計監理業者の3社と確認と今後の対策について協議をいたしました。その際、どこに問題があったのか、どうすれば強度をさらに高めることができるのかについて十分に協議を尽くしました。  しかしながら、一連の設計、施工、監理に瑕疵があったのか、なかったのかにつきましては、建築基準を満たしており、屋根材のとめ金具の強度も確保されていたことを確認いたしましたが、当時の現場での風速を把握することができないことから、証明することは困難であるとの結論に至ったところであります。  こうした中、竣工してわずか半年しか経っていないということや周辺の施設に特段目立った被害がなかったことなどから、自らの費用負担において改修したいとの申し出があり、これを了承した次第であります。  次に、屋根の施工方法についてでありますが、当初の設計では横ぶきとなっておりましたが、早い時点で太陽光発電設備の設置を見据え、縦ぶきに変更いたしております。なお、変更をかけてから屋根をふき始めるまでに約6カ月間と十分な期間もあり、横ぶきから縦ぶきにしたことが今回の直接の要因にはならないと考えております。  次に、下地材とビスの組み合わせにつきましては、一般的な施工方法で、屋根材のとめ金具の強度も確保されていたことを確認いたしております。また、修繕を行う際、当初と同じやり方では、また同じような風が吹けば同じことが起きますので、鉄骨下地の間隔に合わせて屋根ふき材の1枚当たりの幅を広げ、とめ金具を鉄骨下地まで貫通させ、強度をさらに高める施工を行ったところであります。  次に、指名停止等につきましては、先ほど申し上げたとおり、一連の設計、施工、監理に瑕疵があったのか、なかったのかについて証明することは困難であることから、考えておりません。  なお、委員会等において、業者から説明を行わせることは考えておりません。  以上、答弁といたします。 ●議長(三盃三千三君) 5番 濱田隆伸君。  なお、発言は要点を簡潔にお願いいたします。 〔5番(濱田隆伸君)登壇〕 ●5番(濱田隆伸君) 結果として、設計時点では、耐風力基準を満たしていた横ぶきの屋根が、太陽光パネルを載せることにより仕様が変更され、そこで瑕疵が発生し、その瑕疵を発見できぬまま引き渡しを受けた。それが、耐風力基準に満たない弱い風で発見できた。それを業者が珠洲市請負契約約款の瑕疵期間の規定により自己負担で改修した。そういう解釈ではないのでしょうか、お聞かせください。 ●議長(三盃三千三君) 泉谷市長。 〔市長(泉谷満寿裕君)登壇〕 ●市長(泉谷満寿裕君) 先ほどお答えいたしましたとおり、横ぶきから縦ぶきにしたことが今回の直接の要因にはならないと考えております。  以上、答弁といたします。 ●議長(三盃三千三君) 5番 濱田隆伸君。  なお、発言は要点を簡潔にお願いいたします。 〔5番(濱田隆伸君)登壇〕 ●5番(濱田隆伸君) 今から言うことは、この場では市長はお答えはできないと思いますけれども、その横ぶきが縦ぶきになるときに、その下の垂木の変更をしなくても強度の問題はないのか、それをまた業者の方に聞いていただければと思います。  特に答弁は必要としません。 ●議長(三盃三千三君) 泉谷市長。 〔市長(泉谷満寿裕君)登壇〕 ●市長(泉谷満寿裕君) 先ほど来申し上げておりますとおりでありまして、建築基準を満たしており、屋根材のとめ金具の強度も確保されていたことを確認いたしております。これは縦ぶきの、当初施工なされた状態でそういったことを確認いたしておりますので、先ほど来申し上げておりますとおり、横ぶきから縦ぶきにしたことが今回の直接の要因にはならないと考えております。 ●議長(三盃三千三君) 5番 濱田隆伸君。 〔5番(濱田隆伸君)登壇〕 ●5番(濱田隆伸君) ありがとうございます。  これは、この前の議員全員協議会で私たちがビスとともにいただいた資料でございます。この資料が配付されたときに、そのまま渡されて、すぐビスを見るように言われまして、これに関しての説明が一言もありませんでした。  それで、私が家に帰って何で説明されんかったかなと思い、いろいろ見ておりましたら、下の鉄骨の並び方と屋根の鋼板の並び方が、これは多分、横ぶきと縦ぶきとは、本来は違うはずなんです。  僕も素人なので詳しいことはわかりませんが、またこの議会が終わってからもプロの方にちょっとお聞きしたいとは思いますが、普通に考えて、これは鋼板だけを変えるのではなくて、下地にも何らかの手を加えて改修すべきだったと思うのですが、いかがでしょうか。 ●議長(三盃三千三君) 泉谷市長。 〔市長(泉谷満寿裕君)登壇〕 ●市長(泉谷満寿裕君) 損壊する前の施工において、屋根材のとめ金具の強度も確保されていた、建築基準も満たしていたことを確認いたしております。  ただし、修繕を行う際、当初と同じやり方では、また同じような風が吹けば同じことが起きますので、鉄骨下地の間隔に合わせて屋根ふき材の1枚当たりの幅を広げ、とめ金具を鉄骨下地まで貫通させ、強度をさらに高める施工を行ったところでございます。これ以上、強度を高めることができないといったところまで高める施工としたところでございます。  以上でございます。 ●議長(三盃三千三君) 10番 向山忠秀君。 〔10番(向山忠秀君)登壇〕 ●10番(向山忠秀君) 今年は新天皇の即位がございまして、改元されましたが、時の経つのも早いもので、もう師走となり、今年も余すところ残り少なくなりました。  しかし、新年に向かって時間はどんどん流れておりますが、そうしたところで今回の12月議会を迎えたところでございます。  今定例会におきましても、こうして登壇の機会をただきましたことに御礼を申し上げます。  本日最後の質問者となりましたけれども、ここで一句、今年1年の思いをしたためて本題に入りたいと思います。  「新年号 月日も流れ 年納め」。  それでは、最初の質問でございます。  珠洲市総合防災訓練の見直しについてお伺いいたします。  今年の秋には台風15号と19号が相次いで上陸し、集中豪雨による土砂災害や川の氾濫などで、関東、東北地方では甚大な被害が発生し、長野県にある北陸新幹線の車両センターも千曲川の決壊による浸水で、10編成車両、いわゆる120台が修理不能とのことで、解体、廃棄処分となり、都心と石川を結ぶ大動脈に大きな影響を及ぼしました。  もう風が吹けば強風、雨が降れば集中豪雨による川の氾濫や土砂災害、地震が来れば想像を絶する被害が発生するなど、まさに災害社会の始まりと言っても過言ではありません。いつ、どこで発生し、どんな問題が起こるのかわからないのが災害であり、平穏な日常生活を一変させる災害を最小限に食いとめるためには、まず災害が少ない石川県という固定観念を捨てて、台風や地震による災害に備えたしっかりとした対策や、自らの命は自分で守る自助、地域や近隣住民でお互いに協力する共助、行政からの救助や援助となる公助などの防災意識を高める必要があります。  本市では毎年、市内全域を対象とする災害に対する防災訓練が実施されており、今年は9月21日に日置地区を主会場に災害対策本部が設置され、被害状況の確認や自主防災組織を中心とする要支援者の誘導、地域住民の自主避難などの訓練や自衛隊の応援による炊き出し、簡易担架の作成、簡易トイレの組み立て、消火器の使用方法、トリアージ、ヘリコプターによる孤立者救助などの各種訓練が警察、医療機関、消防署、消防団、海難救助隊などの連携で行われました。  そこで、これまでの過去から今日までの訓練で実施された、その検証と感想でありますが、いずれの地域でも避難訓練の日時が予告連絡されていますので、訓練開始の時間前に住民避難が始まり、災害発生時間及び避難指示が発令された時刻には、既に避難者が避難所へ集結完了しております。  さらには、何も持たない手ぶらの方も見受けられます。幾ら訓練を重ねても、ふだんからできないことは災害時に急にできるものではなく、災害時に適切に行動できるよう、緊張感を持った実践訓練を行うことが重要かと思います。  避難行動は、住民自ら行うことが原則でありますが、防災無線で避難指示が出てから、地震による津波発生、土砂災害の発生などが予想される場合の避難経路、避難所の確認、要支援者への支援体制などの確認、自主防災組織や防災士等が主体となって行うことや、行政としては、災害時における有線放送が不通になった場合の緊急時の通信網の確保といたしまして、KDDI、ソフトバンク、NTTドコモなどの関係機関との円滑かつ確実な連絡を行う通信連絡訓練や、災害状況をリアルタイムで本部へ転送するドローン撮影、救急工作車のクレーンを使った訓練、ライフライン復旧作業の停電訓練、給水活動、建物火災のバケツリレーでの初期消火訓練、各年齢層の住民や青年会議所、各事業者などの市民団体との連携を図る訓練や防災グッズ展示コーナー、防災講演会などを加え、訓練内容に変化をつけた効果的な訓練や住民参加型の避難所運営訓練など、実働訓練と屋内訓練を、毎年開催は無理かもしれませんが、数年に1度は実施するなど、いろいろなアイデアと工夫を積み重ね、訓練結果を実際のときのために検証し、少しずつ質の高い訓練になるよう見直しをかけて、市民の防災意識の高揚を図ることが大切ではないでしょうか。市長のお考えをお聞かせください。  もう1点は、避難行動を促す防災放送であります。  東日本大震災では、陸前高田市の職員が自分の命を犠牲にしてまで避難放送をされていたとのことでありますが、災害時の防災放送として、同じ程度の緊迫感であっても、放送での話し方によって避難指示に従わせる効果に違いがあるそうでございます。感情的な話し方だと避難を促す効果が低くなり、話す言葉が早いと効果が高いというデータが出ています。  このようなことから、危険を伝える音声と放送の防災放送訓練も必要ではないかと思っております。  以上、市長のお考えをお聞かせ願いたいと思います。 ●議長(三盃三千三君) 泉谷市長。 〔市長(泉谷満寿裕君)登壇〕 ●市長(泉谷満寿裕君) 向山議員の御質問にお答えいたします。  本市では、市民の皆様の防災意識の向上を図るため、地震及び大津波を想定した市内全域での避難訓練を含む珠洲市総合防災訓練を毎年実施いたしており、消防機関による救助訓練に加えて、自主防災組織を中心とした各種訓練などを行っております。  近年では新たな取り組みとして、避難行動要支援者名簿を活用した避難訓練や珠洲市社会福祉協議会に御協力いただき、福祉避難所開設・運営訓練及び災害ボランティア受付訓練などを実施いたしております。  訓練の際の避難を指示する放送につきましては、本市職員が録音した肉声による放送となっておりますが、より多くの市民の皆様の迅速な避難行動につながるよう工夫してまいりたいと考えております。  向山議員御指摘のとおり、実施した訓練結果を踏まえて見直しを図ることは重要であり、今後も引き続き、より緊張感のある実践的な訓練となるよう努めてまいりたいと考えております。  以上、答弁といたします。
    ●議長(三盃三千三君) 10番 向山忠秀君。 〔10番(向山忠秀君)登壇〕 ●10番(向山忠秀君) 続いて、東京銀座の県アンテナ店についてお尋ねをしたいと思います。  東京銀座の県アンテナ店「いしかわ百万石物語・江戸本店」は、JR東日本企画が新たな運営事業者となり、来年の2月下旬にリニューアルオープンすることになりました。  現在の店舗は、北陸新幹線金沢開業に合わせ、有楽町から平成26年10月8日に移転オープンしまして、これまでの5年間で約134万人が訪れたそうであります。  日本橋、銀座、有楽町には、24道府県のアンテナ店が集中しておりまして、江戸本店オープン後も、富山県、滋賀県、長崎県の3店舗が開店し、広島県や岩手県など、ほか8県の店舗がリニューアルしております。  オープン当時の最先端目玉商品であったVRでの観光体験も大分新しさが薄れまして、2018年度の来店者や売り上げが初年度の7割に落ち込んだそうであります。東京都内では、このように各県のアンテナ店が乱流しておりますが、JRとタッグを組んで以前よりさらに充実した取り組みなどを企画し、巻き返しを図りたいとのことで、この度リニューアルに至ったとのことであります。  今年の10月から来年の2月までの約5カ月間休業し改装事業に取り組むそうですが、事業内容としては、JRグループの強みを生かした発信強化、食料品コーナーでの和菓子、旬の魚介類など石川の特色が伝わる商品の厳選提供や、女性客、外国人に人気の工芸などの体験コーナー、地酒の試飲会や市町PRイベントなどで多彩な企画を予定しているそうでありますが、このリニューアルに向けた各取扱商品の説明会が石川県内3カ所で開催されまして、この11月15日に応募締め切りとなっております。  珠洲市としても、今回の改装は、都心における新たな珠洲ファン獲得のチャンスでもありまして、観光、物産両面での強固な情報発信の礎としたいところであります。このようなことから、今回のリニューアルに関連する本市の取り組み姿勢を伺っておきたいと思います。  併せて、県アンテナショップは、都心において石川県全体の情報発信を行う施設でありますから、利益を求める施設ではありません。石川県は、入居するビルとは2024年までの10年間の賃貸契約で年間1億2,000万円の賃料を払っておりますが、その賃料は県と19市町が分担し、珠洲市は今年度の負担金80万9,000円を支払っております。運営事業者は石川県の指定管理者となっていますが、参考までに、珠洲市のブースでは年間どれくらいの売り上げがあったのかを伺っておきたいと思います。 ●議長(三盃三千三君) 高林産業振興課長。 〔産業振興課長(高林義信君)登壇〕 ●産業振興課長(高林義信君) 向山議員の御質問にお答えいたします。  石川県アンテナショップ「いしかわ百万石物語・江戸本店」につきましては、来年の北陸新幹線金沢開業5周年に向け、来年2月下旬のオープンを目指し、現在、改装工事を行っていると伺っております。  改装内容につきましては、1階は試食や試飲のためのイベントスペースが約2倍に拡張され、地下1階はイートインを廃止し、地酒や冷蔵、冷凍品の販売を拡充、2階はテーブル席を増やし、伝統工芸体験や市町が活用できるイベントスペースになる予定とのことです。  本市といたしましても、市内事業者と連携しながら、物産の販売や観光宣伝、「奥能登国際芸術祭2020」のPRなどのイベントを行ってまいりたいと考えております。  なお、アンテナショップでの珠洲市内事業者全体の売上高につきましては、平成26年度は、移転しオープンした10月8日から平成27年3月31日までで492万円、平成27年度は1,193万2,000円、平成28年度は836万6,000円、平成29年度は704万円、平成30年度は666万7,000円、平成31年4月1日から令和元年10月7日までで310万4,000円となっており、累計で4,203万2,000円となっております。  出品している市内事業者数につきましては、平成26年度には12でしたが、平成30年度末には16と増加いたしております。  既にリニューアルに向けた第1回目の商品の応募は締め切られておりますが、今後、年に2、3回、商品選定委員会が開催されることとなっており、市内事業者の積極的な応募に向けて取り組んでまいりたいと考えております。  市内事業者の商品がアンテナショップに多く並ぶことで、本市の食や文化、豊かな自然といった魅力を多くの方に発信してまいりたいと考えております。  以上、答弁といたします。 ●議長(三盃三千三君) 10番 向山忠秀君。 〔10番(向山忠秀君)登壇〕 ●10番(向山忠秀君) それでは最後に、高齢化社会における円滑なる除雪体制についてお尋ねをいたします。  石川県の道路除雪会議も終わりまして、冬季間における除雪体制についての基本方針の確認が終わりました。新潟地方気象台の3カ月予報では、気温は平年並みか高く、12月と1月の降雪量は平年並みか少ないが、北極圏が冷気を周期的に放出する北極振動などの影響で大雪になる場合もあるとしており、雪への備えは早目にしてほしいとのことであります。  除雪作業としては、凍結防止剤の散布、消雪融雪装置の稼働、除雪機械での除排雪などで行われますが、人口構成の変化などで各自治体での除雪機械オペレーターの不足やオペレーターの高齢化、熟練度の高いオペレーターの退職などで、除雪のための人員確保が難しくなってきております。  そこで、今冬の機械オペレーターと除雪機械の台数の確保は万全かどうか、まず1点、お尋ねをいたします。  能美市では、除雪機械オペレーターの不足解消策といたしまして、オペレーターの養成支援事業として、除雪機械操作に必要な大型特殊免許と車両系建設機械運転技能講習受講証の取得費補助を行っているそうでありますが、資格はお金で買えても除雪機械は経験が必要でございます。  雪に強いまちづくりには、熟年オペレーターによる除雪技術の伝承や運転操作、技術指導が重要となります。降雪時の機械による除雪範囲は、市道や通勤、通学路を優先し、公民館や消防などの施設利用に必要な道路の除雪となりますが、救急車や消防車、ごみ収集車、宅配業者などがスムーズに通行できる道路幅員の確保が要求されるわけであります。  ところで、広報12月号でありますが、今冬の除排雪に関連する様々な留意点が掲載されていましたが、4ページに「除雪は限られた人員と時間で行うため、出入り口にたまった雪は各家庭で除雪をお願いします」とありました。各家庭での入り口や周辺の雪は各自で処理することは当然であり、当たり前のことでございますが、この当たり前のことができなくなったのが高齢化社会となった珠洲市の現状であります。  除雪機械が持ってきた出入り口にたまっている雪玉は大きくてかたく、処理には想像を絶する体力が必要となります。今日の市民の約50%が高齢者であり、その半数以上が女性であることを踏まえますと、時代に適応した除雪体制が求められます。いわゆる高齢者に優しい除雪対応が要求されるわけであります。  私も長年、除雪機械オペレーターの経験がございますが、オペレーターは除雪要請がかかりますと、早朝から晩の遅くまで、1日中、白一色といいましょうか、銀世界の中で白との戦いとなります。さらには、マンホールなどの突起物がないか、雪で隠れた障害物を想定しながら、神経をすり減らして作業を行いますので、体力的にも精神的にも大変な重労働となります。  そのような除雪現場において、経験不足のオペレーターと熟練オペレーターでは、技術的にも効率的にも大きな差が出てきますし、大きな雪玉はそのまんま軒先、庭先にとどまることになってしまいます。熟練オペレーターでは、大きな雪玉を小さな雪玉にすることは技術的には可能であります。ですから、雪に強いまちづくりの基本は、まず熟練オペレーターの確保と除雪オペレーターの養成が課題となります。  そこで、高齢化社会に適応した熟練度の高いオペレーターの養成と高齢者に優しい除雪体制を望むところでありますが、その対応策について市長の見解をお伺いし、私の質問を終わりたいと思います。ありがとうございました。 ●議長(三盃三千三君) 下建設課長。 〔建設課長(下吉晴君)登壇〕 ●建設課長(下吉晴君) 向山議員の御質問にお答えいたします。  今年度の除雪機械オペレーターの人数につきましては127名となっており、昨年度と同数を確保できている状況であります。  なお、今年度から除雪委託事業所が新たに除雪機械オペレーターを育成する際の資格取得経費に対し助成する制度を設けており、1名の方が利用されております。  本市といたしましては、今後も新規育成を支援し、除雪機械オペレーターの確保に努めてまいりたいと考えております。  また、除雪機械の台数につきましては、除雪委託事業所からの借り上げ台数が昨年度同数の55台、市の除雪機械につきましては、新たに3台購入し17台、合わせて72台となり、昨年度よりも3台増強しております。  次に、毎年、石川県では、除雪機械オペレーターの運転操作技術向上を目的とした除雪機械操作技能研修会を開催しており、県道だけでなく、市道除雪を担当する除雪機械オペレーターも参加され、運転操作上達の勘どころや安全管理の徹底について研修を受けており、技術の向上が図られているものと考えております。  なお、除雪作業の後、各家庭の出入り口にはどうしても雪がたまるため、大雪のときには地域ぐるみでの支え合いも必要となります。地域から御要望があれば、市の小型除雪機械を無料で貸し出しておりますし、既に財団法人自治総合センターのコミュニティ助成事業を活用し、小型除雪機械を導入された地区も、平成21年度から現在までに13地区ございます。  また、市民の皆様には、広報すずやケーブルテレビなどを通し、引き続き除雪に対する御理解と御協力について周知に努め、降雪時に備えて万全を期してまいりたいと考えております。  以上、答弁といたします。 ●議長(三盃三千三君) 通告による質疑及び市政一般に対する質問が終わりました。    ────◆◆…◆…◆◆────      ◎関  連  質  問 ●議長(三盃三千三君) 関連質問の挙手があるので、発言を許可します。  なお、発言は要点を簡潔に願います。  9番 寺井秀樹君。 〔9番(寺井秀樹君)登壇〕 ●9番(寺井秀樹君) 番匠議員の「奥能登国際芸術祭2020」についての関連質問をいたします。  市長は提案説明において、誘客の取り組みについて「国内外に向けて広報活動を行ってまいりたい」と言われておられます。  そこで、2点お聞きをいたします。  1点目、外国人に向けた誘客についてお聞きをいたします。  現在、小松空港から中国、韓国、台湾への定期便が発着している今、泉谷市長は11月に上海で芸術祭のPRをされたということですが、外国から芸術祭に来られる方々、特に中国、韓国、台湾などには、能登空港だけでなく、小松空港や金沢駅からのアクセス、案内看板等も含め、どのような対応を考えておられるのかお聞きします。  2点目は、また越後妻有の大地の芸術祭などでは、外国人来訪者に対応するために留学生などのボランティアが様々な形で活躍をしていました。瀬戸内国際芸術祭では、高松空港に中国から定期便が乗り入れていることもあり、あらゆる面で多国籍対応がなされていましたが、本市でもサポーターやボランティアとして積極的に留学生等を募集したり、前回以上に受け入れサポート体制を整える必要があると思うが、どのように考えておられるのかお聞きします。  以上2点、よろしくお願いをいたします。 ●議長(三盃三千三君) 泉谷市長。 〔市長(泉谷満寿裕君)登壇〕 ●市長(泉谷満寿裕君) 寺井議員の関連質問にお答えいたします。  前回の奥能登国際芸術祭では7万1,000人の来場者がございましたけれども、海外からのお客様の比率が少のうございました。越後妻有の大地の芸術祭ですとか瀬戸内国際芸術祭は、海外からのお客様が大きな割合を占めております。  逆に捉えますと、奥能登国際芸術祭は、まだまだ海外からの誘客といった点では伸びしろがあるということを考えておりまして、特に中国、台湾、アジアでは、現代アートに興味を持たれる方が多くいらっしゃるということもございまして大きな可能性があるということから、先月11月6日から8日にかけまして、上海で開催された中国国際輸入博覧会におきまして、奥能登国際芸術祭と同じく北川フラムさんが総合ディレクターを務める新潟越後妻有の大地の芸術祭、瀬戸内国際芸術祭、千葉県のいちはらアート×ミックス、長野県大町市の北アルプス国際芸術祭とともに共同でブースを出展し、PRをしてきたところでございます。その際、新華社通信とアート関係のマスコミの大手とされる鳳凰藝術からの取材も受けたところでございます。  また、これとは別にアートの関係者、そして旅行代理店関係、またマスコミ関係の皆さんが集まるプロモーションイベントにおきまして、5つの芸術祭、それぞれにプレゼンテーションも行いまして、奥能登国際芸術祭につきましては私が発表させていただいたところでございます。  今後、こうした上海、中国の関係企業と協力ができれば、また誘客にも大きな可能性が出てくるかなと考えておるところでございます。  この海外からの誘客に際しての情報発信、また市内での対応等につきまして、企画財政課の金田課長から答弁いたします。 ●議長(三盃三千三君) 金田奥能登国際芸術祭推進室長。 〔奥能登国際芸術祭推進室長(金田直之君)登壇〕 ●奥能登国際芸術祭推進室長(金田直之君) 寺井議員の関連質問にお答えいたします。  今ほど市長からありましたとおり、珠洲市の奥能登国際芸術祭につきましては、海外の誘客を促進していこうというスタンスで今臨んでおります。  これまでも議会のこういった場所で御答弁申し上げてきたと思いますが、基本的には多言語対応を進めると。現地におきましても、自動翻訳機もしくは携帯のアプリなども活用もいたしたいですし、さらに市内においでる外国語を話すことが可能な方々につきまして、サポーター組織などに入っていただきながら、組織化についても目指していって、現地対応を臨機応変にできるような体制を進めていきたいと考えております。  先ほどの御質問にありましたとおり、金沢駅、小松駅などからおいでる外国の方々の対応でございますが、ごくごく一般的なことで申し上げますと、海外の方、特に団体の方は、エージェントを使われての対応、入り込みになるかと思っております。したがいまして、小松空港、金沢駅からは、一般論で言うと、貸し切りバスでの入り方が一般的かなと思っております。  ただ、もちろんそうではない方もたくさんおいでると思いますので、前回同様、金沢駅からは臨時特急バスを増便する予定にしております。  それと、外国の方々のサポーターのお話もありました。前回は海外からの人数はそう多くはなかったんですが、昨年、今年開催されました越後妻有並びに瀬戸内国際芸術祭では、サポーターの内容についても、海外の方がたくさん来られておりました。そういう海外のサポーターの皆さんの活躍の場もどんどんつくっていきたいなと思っております。  いずれにいたしましても、こういった海外の方に向けた情報発信が何より重要になってくると思っておりますので、様々な仕組み、様々な地域情報を、海外の方もしくはその関連のエージェントの方に届くように、情報をどんどんこれから出していきたいと考えております。  以上、答弁といたします。 ●議長(三盃三千三君) これにて質疑及び一般質問を終結いたします。    ────◆◆…◆…◆◆────    ◎市長提出議案常任委員会付託
    ●議長(三盃三千三君) 次に、日程第2、先ほど議題といたしました市長提出議案第83号から第93号までの11件は、珠洲市議会会議規則第37条第1項の規定により、お手元に配付の議案審査付託表のとおり、所管の常任委員会へ審査を付託することにいたします。    ────◆◆…◆…◆◆────      ◎休 会 の 決 定 ●議長(三盃三千三君) 次に、日程第3、休会の決定を議題といたします。  お諮りいたします。明11日及び12日の2日間は、委員会審査のため休会にしたいと思います。  これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う者あり〕 ●議長(三盃三千三君) 御異議なしと認めます。  よって、この2日間は休会とすることに決定いたしました。    ────◆◆…◆…◆◆────      ◎閉        議 ●議長(三盃三千三君) 以上をもちまして、本日の議事日程は終了いたしました。  よって、会議を閉じることにいたします。  この際、御通知申し上げます。次の本会議は、12月13日午後3時から開きます。              〔午後2時06分〕    ────◆◆…◆…◆◆────      ◎散        会 ●議長(三盃三千三君) 本日は、これにて散会いたします。  お疲れさまでした。              〔午後2時06分〕...