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  1. 珠洲市議会 2019-03-15
    2019.03.15 平成31年第1回定例会(第3号)  本文


    取得元: 珠洲市議会公式サイト
    最終取得日: 2019-07-05
    2019.03.15 : 平成31年第1回定例会(第3号)  本文 (61 発言中 0 件ヒット) ▼最初の箇所へ(全 0 箇所)/ ダウンロード :      ◎開        議              〔午後3時00分〕 ●議長(三盃三千三君) 本日の出席議員数は、ただいまのところ14名であります。  よって、定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。    ────◆◆…◆…◆◆────       ◎議会議案上程説明 ●議長(三盃三千三君) 議事に入ります。  初めに、日程第1、議会議案第1号「珠洲市議会委員会条例の一部を改正する条例について」及び議会議案第2号「珠洲市議会会議規則の一部を改正する規則について」を一括して議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  7番 大兼政忠男君。 〔7番(大兼政忠男君)登壇〕 ●7番(大兼政忠男君) ただいま議題となりました議会議案第1号「珠洲市議会委員会条例の一部を改正する条例について」及び議会議案第2号「珠洲市議会会議規則の一部を改正する規則について」の2件に関し、議案提出者を代表して提案理由を行います。
     珠洲市議会では、市民の皆様に開かれた議会を目指し、これまでに政務活動費運用マニュアルを作成したほか、議会改革特別委員会を設置して、精力的に議論を重ねてきたところであります。議会の取り組み状況をお知らせする議会だよりの発行、ワーキングチームでの素案づくりから成案化までの作業を経て、議員政治倫理条例及び議会基本条例を制定するなど、議会の活性化に向けた取り組みを積極的に進めてまいりました。  特に、昨年の3月定例会において、議員定数条例を改正し、本年4月に執行されます珠洲市議会議員選挙から定数を2人削減して12人とすることを決定いたしております。そのことに伴いまして、今回の議案2件の改正内容は、予算常任委員会を除いた既存の総務、教育民生及び産業建設の3つの常任委員会を2つの常任委員会に集約・再編するとともに、議員からの議案提出要件及び修正動議の発議要件となる賛成者の人数を変更することが主なものであります。  地方分権が進展するにつれて、自治体の権限が拡大する中、議会が果たすべき役割と責務はますます重大なものとなってきております。珠洲市議会では、議員定数が減るわけでありますが、議会としての機能を強化し、開かれた議会、市民の皆様に信頼される議会の実現に向け、今後とも具体的な取り組みを一層進めていかなければなりません。新たな体制づくりの基礎となるこれら2件の議会議案に議員各位の御賛同を賜りますようお願いし、提案説明といたします。 ●議長(三盃三千三君) 提案理由の説明が終わりました。    ────◆◆…◆…◆◆────      ◎質        疑 ●議長(三盃三千三君) これより質疑を許可します。  質疑はありませんか。     〔「なし」と言う者あり〕 ●議長(三盃三千三君) なければ、これにて質疑を終結いたします。    ────◆◆…◆…◆◆────      ◎議 会 議 案 採 決 ●議長(三盃三千三君) お諮りいたします。  これらの案件は、委員会付託及び討論を省略し、直ちに採決したいと思います。  これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う者あり〕 ●議長(三盃三千三君) 御異議なしと認めます。  よって、議会議案第1号及び第2号は即決することに決しました。  この採決は起立によって行います。  両案に賛成の諸君の起立を求めます。        〔起立全員〕 ●議長(三盃三千三君) 起立全員であります。  よって、議会議案第1号及び第2号は原案のとおり可決されました。    ────◆◆…◆…◆◆────     ◎常任委員会審査結果報告 ●議長(三盃三千三君) 次に、日程第2、市長提出議案第1号から議案第14号までの14件を一括して議題とし、これより予算常任委員会における審査の結果について報告を求めます。  予算常任委員会委員長 大兼政忠男君。 〔予算常任委員会委員長(大兼政忠男君)登壇〕 ●予算常任委員会委員長(大兼政忠男君) ただいま議題となりました案件中、今期定例会において予算常任委員会に付託された市長提出議案14件について審査を行いましたので、その結果について報告いたします。  当委員会は、去る3月6日から8日までの3日間にわたって開催し、付託を受けた議案を審査するため、所管する課室局から詳細なる説明を聴取するとともに、活発な質疑応答を行い、終始慎重なる審査をいたしました。  まず、議案第1号「平成31年度珠洲市一般会計予算」の総額は、対前年度当初比3.7%減の111億1,100万円であり、施策の概要ではSDGs未来都市元年予算とし、1つに、魅力あるまちづくり、2つには、持続可能なまちづくり、3つ、安心して暮らせるまちづくり、この3点が大きな柱との説明を受け、中でも、防災行政無線システムのデジタル化事業に7億7,865万2,000円、珠洲焼プロジェクト2019事業に1,263万3,000円、能登SDGsラボ運営事業に1,000万円、珠洲市子どもセンター運営事業に1,322万5,000円などが重点的に進める施策であるとの説明を受けました。  歳入では、本市の一般会計歳入の半分近くを占める地方交付税は、前年度実績及び国の動向を踏まえ、前年度当初比1.9%減の51億円、市税は、個人市民税、法人市民税、固定資産税とも減収見込みとのことであります。前年当初比1.6%減の14億9,795万4,000円、起債発行額は防災行政無線システムデジタル化事業などの大型投資的事業に充当することから、16億3,670万円を見込んでいるとのことであり、財政調整基金については、「前年当初比22.1%増の6億5,900万円余りを取り崩すことにより、全体の収支均衡を図った」との説明を受けました。  審査の過程におきまして、第1款議会費予算中、これまでの議会改革特別委員会の議論を経て、さらなる議会の活性化を図るため、議会の総意として、「タブレット端末の導入と議場の対面式スタイルの導入に係る予算措置を再三にわたり要請し、昨年11月には議長から文書をもって申し入れしたにもかかわらず、平成31年度予算に盛り込まれなかったのは疑問に思う」との意見がありました。その一方で、「市の予算編成のルールに従い、新年度以降に善処すべき課題として再度要請すべき」との意見もあり、委員に賛否を求めた結果、議案第1号は賛成多数で「原案のとおり可決すべきもの」と決した次第であります。  議案第2号「平成31年度珠洲市国民健康保険特別会計予算」、議案第4号「平成31年度珠洲市介護保険特別会計予算」及び議案第5号「平成31年度珠洲市後期高齢者医療特別会計予算」の3件につきましては、本市の医療と介護保険制度を担保するためには必要な予算措置であり、全会一致で「原案のとおり可決すべきもの」と決した次第であります。  次に、議案第3号「平成31年度珠洲市下水道事業特別会計予算」及び議案第6号「平成31年度珠洲市賃貸住宅事業特別会計予算」の2件につきましては、水環境整備の推進と住環境の整備には必要な予算措置であり、全会一致で「原案のとおり可決すべきもの」と決した次第であります。  次に、議案第7号「平成31年度珠洲市病院事業会計予算」につきましては、赤ちゃんからお年寄りまで、誰もが安心して暮らせる医療の充実化のため必要な予算措置であり、全会一致で「原案のとおり可決すべきもの」と決した次第です。  次に、議案第8号「平成31年度珠洲市水道事業会計予算」につきましては、安全で安心な水の安定供給には必要な予算措置であり、全会一致で「原案のとおり可決すべきもの」と決した次第です。  次に、議案第9号「平成30年度珠洲市一般会計補正予算(第5号)」については、病院事業会計負担金1,274万円、経営体育成支援事業費1,026万1,000円、一般職員分の退職手当3,186万9,000円などを増額する一方、事業費の確定により、奥能登クリーン組合負担金1,844万1,000円、生活保護費1,746万円、農村総合整備事業費4,705万円、団体営一般農道整備事業751万7,000円などの減額が主なものとの説明を受け、これを妥当と認め、全会一致で「原案のとおり可決すべきもの」と決した次第です。  次に、議案第10号「平成30年度珠洲市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)」、議案第11号「平成30年度珠洲市下水道事業特別会計補正予算(第4号)」、議案第12号「平成30年度珠洲市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)」、議案第13号「平成30年度珠洲市病院事業会計補正予算(第3号)」及び議案第14号「平成30年度珠洲市水道事業会計補正予算(第4号)」の5件につきましては、いずれも事業費の確定による減額補正が主なものであるとの説明を受け、全会一致で「原案のとおり可決すべきもの」と決した次第であります。  以上が予算常任委員会での審査結果でありますが、本会議におきましても当委員会の審査結果を踏まえ、適切なる議決を賜りますようお願いし、報告といたします。 ●議長(三盃三千三君) 以上で、予算常任委員会における審査結果の報告が終わりました。    ────◆◆…◆…◆◆────      ◎質        疑 ●議長(三盃三千三君) これより、委員長報告に対する質疑に入ります。  ただいまのところ、通告はありません。これにて質疑を終結いたします。    ────◆◆…◆…◆◆────     ◎修 正 案 上 程 説 明 ●議長(三盃三千三君) 次に、議案第1号「平成31年度珠洲市一般会計予算」に対しまして、3番 米田幸助君ほか2名から、お手元に配付しましたとおり、修正の動議が提出されております。  これより、修正案の説明を求めます。  3番 米田幸助君。 〔3番(米田幸助君)登壇〕 ●3番(米田幸助君) 平成31年度予算に関し、修正動議を提出させていただきましたので、提案理由について説明させていただきたいと思います。  今回提案させていただいた修正案は、議場の対面式と議会のICT化に関するものになります。  まず、議会の対面式に関してですが、議場における一般質問は、執行部の皆さんに対して行うものであり、議員や市民に対して行うものではありません。議会は市民から見てわかりやすい形で行われるべきであり、現状の議員が議員や市民の皆さんが座る傍聴席に向かって質問する形は、誰と誰が議論しているのかわかりにくく、当然の流れですが、全国的にも、市民が見てわかりやすい、執行部と議員が対面式で行う議会が多くなっています。  また、珠洲市議会においては、議会改革を進める中で、一括形式のみの質問形式であったものを分割式も導入することになり、市民の皆様から、議会を見ていてわかりやすくなったとのお話もお聞きするようになりました。  しかしながら、現状の議長席の前にある演台に1回1回登壇する形では、スムーズな議会進行の妨げになってしまいます。そういった観点からも、議会議員14名総意のもと、対面式にすることが決まりました。  次に、議会のICT化の一歩目となるタブレット導入に関して説明させていただきます。  SDGsの中でも、ICT化は当然必要なものとされています。小学校でもプログラミング教育が始まりますが、社会動向としても、キャッシュレス化、ペーパーレス化はもちろん、テレワークやサテライトオフィス、人工知能、業務の自動化など、先端ITが利活用され、日常生活や仕事が既に変わってきています。当然、議会もより効率的で効果的な議会運営や政務活動を進めることや、リアルタイムでの情報公開、政務活動の情報発信や、細かい点まで注意が行き届き、開かれた政治、議会運営が社会的に強く求められています。  議会としてICT化を進めることは、SDGsの推進、BCP対策による安心安全の確保、開かれた議会運営、組織運営の効率化、広域的な政務活動及び議会広報、激しく変化する社会環境でリアルタイムに柔軟な議会運営ができるなど、数え切れない効果が生まれます。議会としても、タブレット導入における研修や視察を繰り返し行い、必要性を確信した結果、議員14名総意のもとで、必要なものであると導入することを決めたわけです。  そんな中、市長に対し再三再四説明し、それでもまともな返答がないため、正式な形で要請書を議会を代表する議長名で提出しました。その中身を改めてここで読ませていただきます。「珠洲市議会では、議会改革特別委員会を設置し、様々な取り組みを進めてきました。とりわけ来年の改選以降は議員定数が2名減の12名となることから、議員活動の一層の広域化、効率化が求められています。このような状況を踏まえ、議会としても議員研修会を開催し、議員間でいろいろな協議を重ねてきた結果、さらなる議会の活性化を図るため、一般質問の際に議員席側に質問席を設けてほしい、議会内でのICT化を進めるべきとの意見が再三出されています」と書かれています。  その上で、分割質問の際、何度も議長席前の演台まで往復する必要があり、発言時間のロスにつながっていることから、質問者用の演台を議員側に設置するものとして、議場における対面式質問スタイルの導入に伴う新年度予算の確保、さらに、説明資料などの電子化、情報伝達の迅速化、会議などの効率化を図り、議会の活性化及び議員の資質向上を図るため、タブレット端末及び文書共有システムの導入に係る新年度予算の確保を要請しています。  これに対し、市長から文書による正式な回答のない中、平成31年度予算案が議会からの要請内容が組み込まれない中、提出されました。議会としては、議員を2名減らすことで、議会の対面式とICT化に係る予算を十分に確保できる形にしています。また、財政の担当課にお聞きしても、今回の議会案に対して予算をつけないのは、予算的理由はないと言われています。  議員が集まり、議会の改革を議員総意のもと進める上で、議会改革には何にでも反対する印象のある泉谷市長。今回もそんな泉谷市長が議員活動の広域化、効率化を進めるための予算に反対されているわけです。しかし、その理由には、明確で的を射たものはありません。そんなことで、市民の代表である議員や議会側が議会改革の歩みをとめるべきではありません。  市長のお話によると、対面式になると、議員が市民にお尻を向ける形になるからという話もあったようです。議員は市民側であり、市民と同じ方向を向いているのですから、そういった形になるのは当然です。それを市民にお尻を向ける形になるからと反対理由に本当に挙げていたとすれば、議員じゃないから議場のことをわからないにせよ、耳を疑ってしまいます。もし本当にそんなことを言われたとするなら、議会のこれからを本気で議論してきた我々とは比べようがないことがおわかりいただけるかと思います。  今回は、議員を削減することで予算を確保しています。その上で、14名の議員の総意のもと、要請もさせていただいている議場における対面式質問スタイル、議会のICT化の一歩となるタブレット端末及び文書共有システムの導入に係る予算修正を提案させていただきます。議員として、ここ数年、研修、視察、研修、視察を繰り返し、導入すべきとした経緯やその目的をいま一度思い返し、議員の皆様におかれましては、この案に御賛同賜りますようお願い申し上げます。 ●議長(三盃三千三君) 修正案の説明が終わりました。    ────◆◆…◆…◆◆────      ◎質        疑 ●議長(三盃三千三君) これより、修正案に対する質疑を許可します。  質疑はありませんか。     〔「なし」と言う者あり〕 ●議長(三盃三千三君) なければ、これにて質疑を終結いたします。
       ────◆◆…◆…◆◆────      ◎討        論 ●議長(三盃三千三君) 次に、討論に入ります。  通告がありますので、順番に発言を許可します。  14番 森井洋光君。 〔14番(森井洋光君)登壇〕 ●14番(森井洋光君) 平成31年度珠洲市一般会計予算の修正案に反対し、原案に賛成の立場で発言いたします。  一般会計予算の修正案に関し、地方自治法第96条第1項第2号で、予算は議会の議決によって定められるが、同法第149条第2項と第211条第1項で、予算を調整し議会へ提案する権限は市長にあり、同法112条第1項のただし書きにより、議会の議員には予算案を議会に提出する権限はなく、予算提出権は市長の専属としているところであります。それに対し、議会には予算を定める権限、すなわち予算の可決、修正及び否決する権限があると定められているところであります。よって、予算修正の動議を出すことは認められていますが、市長の予算提出権を侵さない範囲でなければならないとも定められているところであります。  今回の修正予算は、減額修正ではなく、増額修正であり、加えて、我々が属する議会費の増額修正となっております。その内容は、タブレット端末及び文書共有システムの導入、議場における対面式質問スタイルの導入に係る予算を増額し、その全額を財政調整基金繰入金で賄うというものであります。この内容については、同じ議員として理解できる部分も多々ありますが、こういった事業の予算化に当たっては、継続してさらに市長と協議・調整を重ねて予算化を図っていくべきものと思っております。以上のことから、平成31年度珠洲市一般会計予算の修正案に反対するものであります。  また、平成31年度珠洲市一般会計予算原案には、防災行政無線システムデジタル化事業をはじめ、市民生活に直結する重要予算が計上されており、奥能登国際芸術祭に関する予算についても、極めて詳細なる資料による説明を受けております。その予算の必要性を確認できたところでありますので、平成31年度珠洲市一般会計予算の原案に賛成するものであります。  以上、平成31年度珠洲市一般会計予算の修正案に反対し、原案に賛成の立場で発言いたしましたが、議員各位の賛同をお願いいたしまして、私の討論といたします。 ●議長(三盃三千三君) 4番 北野進君。 〔4番(北野進君)登壇〕 ●4番(北野進君) 議案第1号「平成31年度珠洲市一般会計予算」に対する修正案に賛成の立場から、以下、理由を述べ、討論とします。  平成31年度珠洲市一般会計予算原案については、教育、福祉、社会資本整備、防災など、市民生活に直結する重要な予算が盛り込まれている一方で、さらに議論を深めなければいけない事業も数多く含まれているものと思います。  一例を挙げれば、この間、予算執行における契約内容の不透明さなど、数多くの問題点・疑問点を指摘してきた奥能登国際芸術祭関連の予算についてです。次回開催に向けて約8,000万円の予算が計上されているにもかかわらず、明確なコンセプトや開催目的は策定中とのことで、示されませんでした。前回とおおむね同様との答弁もありましたが、前回、第1回の開催コンセプトや開催目的自体はころころ変わった経緯があり、何をもって前回同様なのかわかりません。途中までは、初回だからやむを得ないと見守っていましたが、閉会後に公表された総括報告書でも、新たな目的がつけ加えられており、成果として強調されているわけです。行政の仕事としてあり得ない、場当たり的で御都合主義的対応であり、次回もこのようなことが繰り返されるようなことがあってはなりません。  一方、目的の中で一貫して掲げられてきたのは、地元に対する誇りの醸成です。5億円もの事業費をかけたイベントを3年に1回開催しなければ、市民は珠洲に対する誇りを持てないのでしょうか。イベントではなく運動と言いかえても本質は同じです。つましい暮らしの中にも、地域にあるものを長年の知恵で生かし、豊かさを実現してきたはずの珠洲の市民がいつの間にか何ともぜいたくになったものだと私はただただ戸惑いを感じます。芸術祭に対する私の最大の疑問点であり、議会でも今後さらに議論を深めていただきたいと思います。  運営体制の見直しも、新たに21世紀美術館の館長を副実行委員長に迎える方針は示されたものの、総合ディレクターの利益相反の問題は放置されたままとなったことは残念と言わざるを得ません。唯一、珠洲市予算と実行委員会予算にまたがる芸術祭開催予算の全体像がようやく示されたことについては評価をします。今後の芸術祭をめぐる議論の深まりにつながるものと期待をしたいと思います。  芸術祭については、SDGs未来都市のビジョンにも盛り込まれ、取り組みが強化されていくものと思いますが、市民の理解や共感は果たしてどこまで得られているのか、私には市長の前のめり姿勢が気になります。  先日、「キャバレー準備中」であるイベントが開催されました。バーレスクダンスやポールダンスが登場する企画で、すばらしいと評価する声がある一方で、市の施設でここまでやるのか、やっていいのかと市民の間で戸惑いも広がりました。市民はどこまでをアートとして許容するのか。あるいは逆に、行政はアートを掲げた企画をどこまで規制できるのか。行政が主体となる芸術祭のあり方にも通じる難しい問題が提起されたものと思います。  珠洲焼プロジェクト2019にも驚きました。珠洲焼復興40周年の記念イベントが芸術祭のプレイベントとのこと。珠洲焼の魅力発信、ファンの拡大の方向として、果たしてこれでいいのでしょうか。石川県は来年の国立工芸館の金沢移転を控え、昨年も数多くの工芸に関するイベントが催され、国内外からの工芸ファンを魅了しました。来年に向けても、さらに工芸石川をアピールする企画が続きます。珠洲焼も県指定伝統工芸です。県を挙げての伝統工芸を発信するこのタイミングを逃さず、工芸石川を担う伝統工芸の1つとして、魅力を発信し、勝負していくべきではないでしょうか。渋谷ヒカリエでのイベントがだめとか無駄とまで言い切るつもりはありませんし、将来的には珠洲焼と現代アートのコラボもありかとは思いますが、県政や工芸関係の業界の動きと離れた世界で、珠洲焼1人我が道を行くという感は拭えません。芸術祭を軸に今市政は回っていますが、何でも芸術祭に巻き込めばいいというものではないと私は思います。  以上はほんの一例ですが、市政全般、課題が山積し、議会としても一層議論を深めていかなければなりません。来年度は、今年度以上に厳しい財政運営も予想されます。市政に対する市民の視線は厳しく、議会に対する視線はそれ以上に厳しいものがあります。二元代表制の一翼を担う議会は、その役割と責任の重さを自覚し、さらなる改革と進めていかなければなりません。議会はこの間、議会改革の取り組みを重ね、昨年12月には議会基本条例の制定に至りました。定数が2減の12となる次期改選後の議会では、基本条例で定めた改革の方向性を踏まえ、議会の機能強化をさらに進めていかなければなりません。  こうした中、議会改革の議論を重ねる中で浮上し、議会が全会一致のもと、再三再四市長に対して予算化を求めてきた議場の対面式スタイルの導入、そしてタブレット端末及び文書共有システムの導入について、今回予算化されなかったことは極めて遺憾と言わざるを得ません。予算の提案権、執行権は市長にあるとはいえ、このような議会を軽視した予算の提案は容認できるものではありません。増額補正の修正案は異例ではありますが、必要な議会費であると考えます。  まず、議場の対面式スタイルの導入ですが、議員が活発に質問、再質問、再々質問を行い、執行機関側もより説得力ある答弁を重ねるという、より緊張感ある、また、わかりやすい議会運営に適した議場の形です。よその議会では、一問一答方式の導入に合わせて議場への対面式スタイル導入を図ったところが多いように思いますが、本市のように分割質問方式であっても有効な議場スタイルであることに変わりはありません。  現在の珠洲市議会の議場の配置は、国会の衆参両院の議場をまねたものですが、決してこのスタイルが万国共通の議場というわけではありません。日本の国会の議場はドイツ型と言われていますが、ワイマール憲法に変わる前の帝政ドイツ時代、いわゆるビルマルク憲法下の、議会が宰相の協賛機関であった時代の議場の形です。最近、EU離脱問題でテレビにもよく登場するイギリス議会の議場は、これとは全く異なる配置だとお気づきの方も多いかと思います。政府与党と野党が向き合う対面式になっています。雑然とした印象もありますが、自治体、与野党の幹部以外の議員の議席は、与野党分かれるだけで、自由席となっているそうです。  かつて憲政の神様、議会政治の父と言われた尾崎幸雄はこのようなことを述べています。「高い演壇、大きなテーブルで原稿を広げ、水を飲んでから『諸君』と切り出すと、せんでもいい見えを切るのが人間の心理だ」と指摘をし、「いっそのこと演壇を取り払い、議員は皆自分の議席で発言するようにすれば、派手ではないが、実のある熟談協議ができるであろう。その点で、イギリスの議場がおあつらえ向きにできている」。実に先見の明ある発言だと思います。  議会は、言いっ放し、聞きっ放しの演説会場ではありません。多くの自治体議会は、執行機関との討議、議員間の討議を重視する方向で議会改革を進めており、議場が討議に適した形へと変わってきているのも当然の流れと言えるでしょう。ただいま上程された修正案をもとに、改選後、速やかにこの議場でも対面式の討議が展開されることを期待したいと思います。  次に、タブレット等のシステムの導入についてですが、言うまでもなく、ビジネスの世界では特段珍しいことでも何でもありません。議会への導入が遅れてきたのは、導入費用に対して効果が不透明だったこと、議員活動に適したソフトの開発が遅れていたこと、そして何より、デジタル機器に対する議員間のスキルと意識の差が大きく、一斉導入が前提となるシステム導入には難があったことが大きな原因ではなかったかと思います。しかし、今、ペーパーレス議会システムの先行事例が全国各地の議会で積み重なり、それに合わせてソフトの機能も向上し、会議の効率化や議員活動へのプラス効果は明らかとなっています。石川県内でも、既に加賀、小松、白山、内灘の各議会で導入されています。  知り合いの小松市議と金沢市内の会議で同席したときのこと、彼のタブレットに議会事務局からメールが届きました。PDFで作成した議会だよりの最終版を至急校正してほしいとのことで、彼は素早く訂正箇所をチェックして、返事を送ります。ベテラン議員がちゃんと使いこなせるのか心配される方も多いかと思います。知り合いの加賀市議に聞くと、ベテラン議員も含め、委員会審議中でも素早く必要な資料を検索し、より踏み込んだ質疑につなげているとのこと。私どもの議会でも、タブレットの導入をめぐり、1年以上前から研修会や先進議会の視察を重ね、よその議会の活用状況も把握してきました。こうした積み重ねを経て、議員間でのタブレットの必要性に対する認識のずれも解消されてきました。  最後に残るのが財源問題です。本システム導入に要する費用は、1年目は初期投資を含め約400万円、2年目以降のランニングコストは約280万円が見込まれますが、議員定数削減により、来年度は1,000万円以上の議会費が削減となります。システム導入のタイミングとしても、この改選期が最適であると考えます。議員定数は削減しても、それに比例し、珠洲市の面積が狭くなるわけではありません。人口は減少しても、市政に対する要望は減ることはなく、むしろ一段と多様化しています。改選後の議員は今まで以上に広域的かつ密度の濃い活動が求められています。スピーディーな情報の共有と活用は基本中の基本です。まさにそのための必要な経費であり、市民の皆様の理解も得られるものと考えます。  議会はかつての帝政ドイツの時代のような市長の協賛機関ではありません。議会が議事機関としてその機能を果たしていく、そのために必要な環境整備に対して極めて後ろ向きの市長のもとで111億円もの予算が計上され、そして執行されていくことに対して異議を唱えざるを得ません。以上の理由から、珠洲市一般会計予算の修正案に賛成し、原案には反対であり、議員各位の賛同を求めたいと思います。  以上、討論としますが、最後に一言つけ加えさせていただきたいと思います。この討論が私のこの議場での最後の発言となります。この間、叱咤激励をいただいた全ての皆様に感謝を申し上げたいと思います。4月30日以降は、一市民として、珠洲市議会のさらなる充実・発展を期待し、口出しをしていきたいと思います。議会と市長をはじめ執行機関が政策を競い合う中で、珠洲市がますます発展することを祈念し、発言を終わります。皆様、どうもありがとうございました。 ●議長(三盃三千三君) 以上で討論を終結いたします。    ────◆◆…◆…◆◆────       ◎市長提出議案採決 ●議長(三盃三千三君) これより、議案第1号「平成31年度珠洲市一般会計予算」について採決いたします。  まず、米田幸助君ほか2名から提出されました修正案について採決いたします。  この採決は起立によって行います。  修正案に賛成の諸君の起立を求めます。        〔起立少数〕 ●議長(三盃三千三君) 起立少数であります。  よって、修正案は否決されました。  次に、原案について採決いたします。  この採決は起立によって行います。  予算常任委員会での議案第1号に係る審査結果は、賛成多数で「原案可決すべきもの」との報告でありました。  議案第1号を原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。        〔起立多数〕 ●議長(三盃三千三君) 起立多数であります。  よって、議案第1号は原案のとおり可決されました。  次に、市長提出議案第2号から第14号までの13件を一括して採決いたします。  予算常任委員会での審査結果はいずれも全会一致で「原案可決すべきもの」との報告でありました。  これらの案件を原案のとおり可決することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う者あり〕 ●議長(三盃三千三君) 御異議なしと認めます。  よって、これらの案件は原案のとおり可決されました。    ────◆◆…◆…◆◆────     ◎常任委員会審査結果報告 ●議長(三盃三千三君) 次に、日程第3、市長提出議案第15号から議案第55号までの41件を一括して議題とし、これより各常任委員会における審査の結果について報告を求めます。  総務常任委員会委員長 寺井秀樹君。 〔総務常任委員会委員長(寺井秀樹君)登壇〕 ●総務常任委員会委員長(寺井秀樹君) ただいま議題となりました案件中、今期定例会において総務常任委員会に付託されました市長提出議案10件の審査を行いましたので、その結果について御報告いたします。  本委員会は、去る3月12日に開催し、付託を受けた議案を審査するため、所管の課長及び局長並びに担当職員から詳細なる説明を聴取するとともに、活発な質疑を行い、終始慎重なる審査をいたしました。  まず、議案第15号「珠洲市行政組織条例の一部を改正する条例について」は、行政組織の見直しに伴い、分掌する事務について必要な改正を行うものであり、議案第16号「珠洲市職員の自己啓発等休業及び修学部分休業に関する条例の一部を改正する条例について」は、学校教育法の一部改正に伴い、引用する規定を改正するものであるとの説明を受け、それぞれ必要な改正であると判断し、全会一致で「原案可決すべきもの」と決しました。  次に、議案第17号「一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例について」、議案第18号「職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例について」、議案第19号「珠洲市職員退職手当条例の一部を改正する条例について」の3件については、いずれも人事院規則や地方公務員法などの一部改正に伴い、必要な改正を行うものであり、妥当と認め、全会一致で「原案可決すべきもの」と決したところであります。  次に、議案第20号「珠洲市生物文化多様性基本条例について」は、生物多様性の保全と活用を推進し、自然と共生した持続可能なまちづくりを進めるため、必要な事項を新たに定めるものであるとの説明を受け、賛成多数で「原案可決すべきもの」と決した次第であります。  次に、議案第21号「滞在交流施設日置の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例について」及び議案第22号「飯田わくわく広場の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例について」の2件については、いずれも消費税法及び地方税法の一部改正に伴い、施設の利用料の額について所要となる改正を行うものであるとの説明を受け、妥当と認め、全会一致で「原案可決すべきもの」と決しました。  次に、議案第23号「珠洲市国民健康保険税条例の一部を改正する条例について」は、本年4月から保険税率を改正するとともに、課税限度額の見直しを行うものであるとの説明を受け、必要な改正であると認め、全会一致で「原案可決すべきもの」と決したところであります。  最後に、議案第24号「指定管理者の指定について」でありますが、公の施設である日置ハウスの管理運営を効果的かつ効率的に行うため、指定管理者の指定をするものであり、全会一致で「原案可決すべきもの」と決しました。  以上が総務常任委員会での審査結果でありますが、本会議におきましても本委員会の審査結果を踏まえ、適切なる議決を賜りますようお願いし、報告といたします。 ●議長(三盃三千三君) 教育民生常任委員会委員長 番匠雅典君。 〔教育民生常任委員会委員長(番匠雅典君)登壇〕 ●教育民生常任委員会委員長(番匠雅典君) ただいま議題となりました案件中、今期定例会において教育民生常任委員会に付託されました市長提出議案9件について審査いたしましたので、その経過及び結果について報告いたします。  本委員会は、去る3月12日、市庁舎5階第1委員会室におきまして、教育長をはじめ所管の課長及び事務局長並びに担当職員から詳細なる説明を受け、活発に質疑、意見交換を行い、終始慎重なる審査をいたしました。  まず、議案第25号「珠洲市手話言語条例について」は、手話が言語であるとの認識に基づき、ろう者とろう者以外の者が相互理解と信頼関係のもと、共生することができる地域社会の実現を目指すものとの説明を受け、全会一致で「原案可決すべきもの」と決しました。  次に、議案第26号「珠洲市民ふれあいの里の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例について」は、珠洲市民ふれあいの里の管理について所要となる改正を行うものとの説明を受け、妥当と認め、全会一致で「原案可決すべきもの」と決しました。  次に、議案第27号「珠洲市民図書館施設管理等基金条例について」は、珠洲市民図書館の施設管理等の財源を確保するため基金を設置するものとの説明を受け、全会一致で「原案可決すべきもの」と決しました。  次に、議案第28号「珠洲市生涯学習センター設置条例について」は、現在の珠洲市立中央図書館を珠洲市生涯学習センターとして設置するために必要な事項を定めるものとの説明を受け、全会一致で「原案可決すべきもの」と決しました。  次に、議案第29号「珠洲市教育施設等使用料条例の一部を改正する条例について」、議案第30号「珠洲市立珠洲焼資料館設置条例の一部を改正する条例について」の2件については、施設の名称変更や消費税法及び地方税法の一部改正に伴い、使用料等について所要となる改正を行うものであるとの説明を受け、妥当と認め、全会一致で「原案可決すべきもの」と決しました。  次に、議案第31号「珠洲市体育施設条例の一部を改正する条例について」は、本市に住所を有しない者が利用する場合の体育施設の使用料について所要となる改正を行うものであるとの説明を受け、妥当と認め、全会一致で「原案可決すべきもの」と決しました。  次に、議案第32号「珠洲市病院事業の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例について」は、療養型病床の削減及び特別室の追加のほか、消費税法及び地方税法の一部改正に伴い、使用料等について所要となる改正を行うものであるとの説明を受け、妥当と認め、全会一致で「原案可決すべきもの」と決しました。  次に、議案第33号「指定管理者の指定について」は、公の施設である珠洲鉢ケ崎温泉元気の湯の管理運営を効果的かつ効率的に実行させるため指定管理者の指定をするものとの説明を受け、議論の結果、賛成多数で「原案可決すべきもの」と決しました。  以上が教育民生常任委員会の審査結果でありますが、本会議におかれましても本委員会の審査結果を踏まえ、議決賜りますようお願いし、報告といたします。
    ●議長(三盃三千三君) 産業建設常任委員会委員長 濱野隆三君。 〔産業建設常任委員会委員長(濱野隆三君)登壇〕 ●産業建設常任委員会委員長(濱野隆三君) ただいま議題となりました案件中、今期定例会において産業建設常任委員会に付託されました市長提出議案22件について審査を行いましたので、その経過及び結果について御報告いたします。  当委員会は、去る3月12日に、市庁舎5階第2委員会室におきまして、所管の課長及び局長並びに担当職員から詳細なる説明を聴取し、活発な質疑はもとより、終始慎重なる審査をいたしました。  まず、議案第34号「珠洲市水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する等の条例について」でありますが、平成31年度から簡易水道事業を上水道事業へ統合するものであるとの説明を受け、妥当と認め、全会一致で「原案可決すべきもの」と決したところであります。  次に、議案第35号「珠洲市水道事業布設工事監督者の配置基準及び資格基準並びに水道技術管理者の資格基準に関する条例の一部を改正する条例について」は、技術士法施行規則の一部を改正する省令の施行に伴い、水道布設工事監督者の資格要件を改めるものであることから、全会一致で「原案可決すべきもの」と決したところであります。  次に、議案第36号「珠洲市街なみ環境整備施設の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例について」は、施設利用の見直しに伴い、施設利用料金を徴収しないものとするとの説明を受け、全会一致で「原案可決すべきもの」と決したところであります。  次に、議案第37号「珠洲市産業センターの設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例について」、議案第38号「珠洲市自然休養村センターの設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例について」、議案第41号「珠洲市陶芸センター設置条例の一部を改正する条例について」、議案第42号「珠洲市勤労者センターの設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例について」、議案第43号「珠洲市多目的ホールの設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例について」、議案第46号「珠洲市鉢ケ崎リゾート施設設置条例の一部を改正する条例について」、議案第47号「珠洲鉢ケ崎ウエルネスセンター設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例について」の7件につきましては、消費税及び地方消費税の税率の改正に伴い、所要となる改正を行うものであり、これを妥当と認め、全て全会一致で「原案可決すべきもの」と決したところであります。  次に、議案第39号「珠洲市農村公園等の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例について」は、施設利用料を徴収しないものとし、指定管理者による管理に関する規定を削除するとの説明を受け、全会一致で「原案可決すべきもの」と決したところであります。  次に、議案第40号「珠洲家畜診療所設置条例の一部を改正する条例について」は、家畜診療の手数料の額について、県の基準に合わせた改正であるとの説明を受け、妥当と認め、全会一致で「原案可決すべきもの」と決したところであります。  次に、議案第44号「木ノ浦観光交流拠点施設設置条例の一部を改正する条例について」、議案第45号「珠洲市国民宿舎条例の一部を改正する条例について」の2件につきましては、料金体系の見直しと消費税及び地方消費税の税率の改正に伴い、所要となる改正を行うものであり、これを妥当と認め、全て全会一致で「原案可決すべきもの」と決したところであります。  次に、議案第48号から議案第53号までの合計6件の「指定管理者の指定について」でありますが、いずれも公の施設の管理運営を効果的かつ効率的に行わせるため指定管理者を指定するものと認め、全て全会一致で「原案可決すべきもの」と決しました。  次に、議案第54号「市道の路線変更について」につきましては、旧のと鉄道軌道敷の道路整備の完了に伴い、野々江町地内の市道505号線の終点、延長及び幅員について変更するとの説明を受け、妥当と認め、全会一致で「原案可決すべきもの」と決したところであります。  次に、議案第55号「市道の路線廃止について」につきましては、二級河川若山川河川改修に伴い、市道655号線が河川区域となることから廃止するとの説明を受け、妥当と認め、全会一致で「原案可決すべきもの」と決したところであります。  以上が産業建設常任委員会での審査結果でありますが、本会議におかれましても当委員会の審査結果を踏まえ、適切なる議決を賜りますようお願いいたしまして、報告といたします。 ●議長(三盃三千三君) 以上で各常任委員会における審査結果の報告が終わりました。    ────◆◆…◆…◆◆────      ◎質        疑 ●議長(三盃三千三君) これより、委員長報告に対する質疑に入ります。  通告がありますので、発言を許可します。  3番 米田幸助君。 〔3番(米田幸助君)登壇〕 ●3番(米田幸助君) 議案第33号の指定管理者の指定に関して質問をさせていただきます。  この案件は、珠洲鉢ケ崎温泉元気の湯の指定管理者を指定するものとなっています。委員長報告では、賛成多数で可決すべきものであると言われておりました。委員会では、反対する議員がいたものの、賛成する議員が多く、可決すべきものとなったのだと思いますが、一方で、賛成した議員からも疑問を呈する発言もあったと聞いております。どのような発言のもと議論があり、可決すべきものとなったのか、具体的にその経緯や発言内容をお聞かせいただきたいと思います。 ●議長(三盃三千三君) ただいまの質疑に対する答弁を求めます。  教育民生常任委員会委員長 番匠雅典君。 〔教育民生常任委員会委員長(番匠雅典君)登壇〕 ●教育民生常任委員会委員長(番匠雅典君) 米田議員の質疑についてお答えをいたします。  教育民生常任委員長としての報告中、議案第33号「指定管理者の指定について」の審議状況についてでありますが、まず、所管である福祉課より、珠洲鉢ケ崎温泉元気の湯について、珠洲鉢ケ崎ホテル株式会社を平成31年4月1日から平成32年3月31日までの1年間、指定管理者にということで説明を受け、各委員への質疑、意見を求めたところ、委員より、「以前の指定管理者が運営していた頃は指定管理料は1,300万円であった。今は4,000万円ぐらいの指定管理料となっている。提案理由の管理運営を効果的かつ効率的に行わせるとは言えない状況にある。指定管理者を変更し、管理運営を見直すべき」という意見がありました。  これに対し、執行機関より、「旧すずの湯」は観光施設、市内の方に関しては娯楽施設となると思うが、お風呂に入って食事や宴会をするという施設であった。対して、今の施設はあくまで健康増進目的及び癒やしである。一番違うのは食堂のコンセプトだと思うが、当時は食事や宴会といった形で運営されていたが、今はそういったメニューは全くないわけではないが、食堂に関しては健康食。お風呂に関しては、高齢者向けの運動教室、あるいは一般の方でも健康運動教室をやっているが、そうした方々にお風呂を利用していただくということが主になっているとの説明がありました。  また、ほかの委員からは、「元気の湯の目的は十分理解できるが、幅広く、より多くの方に利用したいと思えるような施設にしなければならない」、「健康増進や癒やしの部分で利益追求することは難しいかもしれないが、高齢者や健康増進に特化するだけではなく、一般の利用者も利用しやすいような二面性を持って運営をしてほしい」という意見がありました。これは、今の指定管理者が悪いから変えろという意見ではなく、今後の運営に対し前向きの御意見をいただいたと拝聴いたしました。  その後、議論を重ねましたが、最後に、「今回はもう一度幅広く募集をかけるべき」という意見があり、双方の意見も平行線となったため、質疑を終結し採決したところ、賛成多数により「原案可決すべきもの」となった次第であります。  以上、教育民生常任委員会での審議状況であり、米田議員の質疑に対する答弁とさせていただきます。 ●議長(三盃三千三君) 以上で、委員長報告に対する質疑を終結いたします。    ────◆◆…◆…◆◆────      ◎討        論 ●議長(三盃三千三君) 次に、討論に入ります。  討論の通告がありますので、発言を許可します。  3番 米田幸助君。 〔3番(米田幸助君)登壇〕 ●3番(米田幸助君) 議案第33号「指定管理者の指定について」、指定管理内容、指定管理者に反対の立場で発言させていただきます。  まず、指定管理内容ですが、指定管理料が1,200万円となっていますが、赤字になろうと、黒字になろうと市と協議する、つまり、黒字でも赤字でも市がカバーすることになっています。ですから、最終的に赤字にも黒字にもなりません。経営努力を促す内容になっていません。指定管理者は、民間のノウハウを活用し、市民サービスを向上させるための制度です。これでは、経費を削減しサービスを向上するということを実現することはできないのではないでしょうか。経営努力により利益を得ることができたり、リスクを負う内容の指定管理内容にしなければ、費用対効果高く施設が運営されるはずがありません。  すずの湯として運営されていた頃は、年間1,300万円弱で運営していただいていました。その金額は、民間で運営する上で、それだけのお金を出せば十分に運営でき、努力すれば利益も出せるという市としての判断のもとでそういった指定管理内容になっていたはずです。当時運営されていた方は、再三「このままの内容では運営していくのは難しい。改善が必要だ」と具体的提案もされていましたが、市としては提案をほぼ受け入れることなく、運営するのに十分な内容であるという判断のもと、1,300万円弱で運営をしていただいていたわけです。  現在、6,500万円という予算が組まれて運営されていますが、健康増進施設だから予算は多くかかってしまうという内容の説明もされています。ただ、健康分野の部分に関して使われている経費は2,500万円ほどで、残りの4,000万円は、以前のすずの湯と同じ形態の運営内容に使われていることになります。市長が社長を務める会社が運営することになって、以前の何倍もの管理費用を市として負担する形での指定管理内容となっているわけです。以前は、燃料の高騰で、もともとの指定管理料980万円に300万円弱を追加負担していましたが、現在は3,000万円近いお金を負担している。それだけして、さらに赤字でも市が負担する。これでは、以前指定管理していただいていた内容に比べると、あまりにも甘く、整合性がとれません。  ゲンキ食堂があるからと言われていますが、すずの湯時代も食堂はありましたし、そもそも食堂は利益を出すべき施設で、ゲンキ食堂がすばらしいものなのであれば、何年も運営しているのに黒字になっていないのがおかしいのではないでしょうか。以前の指定管理より3,000万円多くかかっている理由が元気食堂だとするなら、1日3、4名ほどの方の健康的な食事のために年間3,000万円をかけるのはあまりにも費用対効果が低すぎます。  また、珠洲鉢ケ崎ホテル株式会社が指定管理者となり元気の湯が運営されるようになり、来年度で4年目となります。その間、利用者数は減る一方で、経費が削減される気配はありません。そんな管理者に、公募もせず、市として管理するよう指定するのは、本当に費用対効果高く市民福祉向上につながるのでしょうか。  委員会の中においても、「二面性を持たせた方がいい」、「公共の建物だから赤字にしてもよいというのでは違うと思う」、「もっと赤字をなくすように宣伝すべき」、「この体制だと毎年これだけのお金がかかる」、「このままだと来年もこの体になる」、「まだまだ人は来なくなる」、「広く募集をかけるべき」、とかなり厳しい意見が出ていたようです。しかし、どの意見も市民の声そのものだと思いますし、全くそのとおりだと思います。  今議会の答弁内容からは、効果的かつ効率的に運営されていると言われていましたが、議員の皆さんの中で、今の元気の湯が効果的かつ効率的に運営されていると感じている方は本当にいらっしゃるのでしょうか。1,300万円だった費用が6,500万円になり、利用者数も減っている。それで効果的かつ効率的に運営されていると言えるのでしょうか。現状のままの指定管理内容で同じ指定管理者に指定することは、費用対効果の高い運営方法とは言えないため、今回の案件には反対させていただきます。皆様の御同意をよろしくお願いいたします。 ●議長(三盃三千三君) 12番 向山忠秀君。 〔12番(向山忠秀君)登壇〕 ●12番(向山忠秀君) 議案第33号、珠洲鉢ケ崎温泉元気の湯に係る指定管理者の指定について、先ほど教育民生常任委員長からも少し説明がありましたけれども、私も賛成の立場から討論をさせていただきます。  珠洲鉢ケ崎温泉元気の湯は、平成28年3月のリニューアルオープンにより、それまでの日帰り温泉施設から市民の健康増進のための施設へと、施設全体の目的を大きく変えて運営されております。これによって、従来の温泉、温浴による癒やしに加え、地区ごとに毎日実施されております年齢に応じた元気体操、いわゆる「ぱわふる」と呼ばれておりますが、あるいは毎週水曜日と土曜日に実施されております健康運動教室などの運動指導や健康食としてのタニタメニューの提供など、いわゆる3つの特色を有する施設となり、高齢者から中間層の皆様に大変好評をいただいております。  このうち、市直営の元気の部屋を除く温浴部門とタニタメニューの提供につきましては、接客をはじめとした利用者への質の高いサービスの提供や幅広い営業活動等の展開を図る上でも、民間の能力を活用することが望ましいということで、これまでも指定管理者制度による運営がなされてきたものと理解をしております。  こうした介護保険を使わないで健康維持や健康寿命を守る施設としての目的あるいはその背景から、スポーツクラブの運営や温水プールの管理等にノウハウを持つとともに、タニタ食堂での講習実績によるライセンスを獲得した調理師を抱えている珠洲鉢ケ崎ホテルが適任であると判断するものであります。珠洲鉢ケ崎ホテルが、平成27年度の指定管理者以来、様々な営業努力を続けているということでありますが、先ほど申し上げましたとおり、施設のより効果的、より効率的な管理運営につきましても、これまでの実績は大いに評価するものであると私は考えております。  以上の観点から、議案第33号における指定管理者の指定については、原案のとおり賛成するものでありまして、議員各位の御賛同をお願いし、賛成の立場からの討論とさせていただきます。 ●議長(三盃三千三君) 以上で討論を終結いたします。    ────◆◆…◆…◆◆────       ◎市長提出議案採決 ●議長(三盃三千三君) これより採決いたします。  まず、議題のうち、討論のありました市長提出議案第33号「指定管理者の指定について」を採決いたします。  教育民生常任委員会での審査結果は、賛成多数で「原案可決すべきもの」との報告でありました。  議案第33号を原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。        〔起立多数〕 ●議長(三盃三千三君) 起立多数であります。  よって、議案第33号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第20号「珠洲市生物文化多様性基本条例について」を採決いたします。  総務常任委員会での審査結果は、賛成多数で「原案可決すべきもの」との報告でありました。  議案第20号を原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。        〔起立全員〕 ●議長(三盃三千三君) 起立全員であります。  よって、議案第20号は原案のとおり可決されました。  続いて、議案第48号「指定管理者の指定について」の採決に当たり、森井洋光君は地方自治法第117条の規定に該当するため、退場を求めます。 〔森井議員退場〕 ●議長(三盃三千三君) 議案第48号を採決いたします。  産業建設常任委員会での審査結果は、全会一致で「原案可決すべきもの」との報告でありました。  この案件を原案のとおり可決することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う者あり〕
    ●議長(三盃三千三君) 御異議なしと認めます。  よって、議案第48号は原案のとおり可決されました。  森井洋光君の入場を許可します。 〔森井議員入場〕 ●議長(三盃三千三君) 続いて、議案第52号「指定管理者の指定について」の採決に当たり、寺井秀樹君は地方自治法第117条の規定に該当するため、退場を求めます。 〔寺井議員退場〕 ●議長(三盃三千三君) 議案第52号を採決いたします。  産業建設常任委員会での審査結果は、全会一致で「原案可決すべきもの」との報告でありました。  この案件を原案のとおり可決することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う者あり〕 ●議長(三盃三千三君) 御異議なしと認めます。  よって、議案第52号は原案のとおり可決されました。  寺井秀樹君の入場を許可します。 〔寺井議員入場〕 ●議長(三盃三千三君) 次に、市長提出議案第15号から第55号までの41件のうち、議案第20号、議案第33号、議案第48号及び議案第52号の4件を除く37件を一括して採決いたします。  各常任委員会での審査結果は、いずれも全会一致で「原案可決すべきもの」との報告でありました。  これらの案件を原案のとおり可決することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う者あり〕 ●議長(三盃三千三君) 御異議なしと認めます。  よって、これらの案件は原案のとおり可決されました。    ────◆◆…◆…◆◆────       ◎閉会中の継続審査 ●議長(三盃三千三君) 次に、日程第4、閉会中の継続審査を議題といたします。  議会運営委員会委員長、各常任委員会委員長から、珠洲市議会会議規則第73条及び第75条の規定により、議会の運営に関する事項及び所管事項の調査等について、閉会中も継続して調査したい旨の申し出がありました。  よって、本件についてお諮りいたします。  本件は、各委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続審査とすることに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う者あり〕 ●議長(三盃三千三君) 御異議なしと認めます。  よって、本件は各委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続審査とすることに決しました。    ────◆◆…◆…◆◆────      ◎閉        議 ●議長(三盃三千三君) 以上をもちまして、今期定例会に付議された案件は、全て終了いたしました。  よって、会議を閉じることにいたします。              〔午後4時23分〕    ────◆◆…◆…◆◆────      ◎市  長  挨  拶 ●議長(三盃三千三君) ここで、市長から発言を求められておりますので、これを許可します。  泉谷市長。 〔市長(泉谷満寿裕君)登壇〕 ●市長(泉谷満寿裕君) 平成31年第1回珠洲市議会3月定例会の閉会に当たり、御挨拶を申し上げます。  議員各位におかれましては、去る2月26日から本日までの18日間にわたり、慎重なる御審議をいただくとともに、平成31年度当初予算をはじめ、平成30年度補正予算ほか、新たに制定いたします、手話が言語であるとの認識に基づき、手話への理解の促進や手話を使用しやすい環境の構築に向けた珠洲市手話言語条例、美しく豊かな里山里海と生物多様性が文化的な営みとともに共生する生物文化多様性を市民共有の財産とし、持続可能な形で未来に引き継いでいくための珠洲市生物文化多様性基本条例など、各案件を原案どおり可決賜り、厚く御礼申し上げます。  本日議決いただきました平成31年度当初予算につきましては、第1に魅力あるまちづくり、第2に持続可能なまちづくり、第3に安心して暮らせるまちづくりの3点を柱とし、数多くの施策を盛り込んでおります。  先日、3月11日には、金沢市の山野市長立ち会いのもと、奥能登国際芸術祭実行委員会と金沢21世紀美術館、金沢美術工芸大学の3者間で連携・協力協定を締結いたしました。来年秋に開催することといたしております「奥能登国際芸術祭2020」を通して、互いに相乗効果が得られるよう取り組んでまいりたいと考えております。  また、来る3月22日には、待望の子どもセンターを含む珠洲市民図書館がオープンいたします。平成31年度は、SDGs未来都市としての取り組みを通し、「誰1人取り残さない社会」を目指すとともに、新たな動きを生み出し、珠洲市の魅力と誇りを高め、U・Iターン、移住・定住の促進につなげてまいりたいと考えております。  なお、会期中、議員各位からいただきました御意見、御提言につきましては十分に斟酌し、今後の施策に生かしてまいりたいと考えております。  さて、議員各位におかれましては、今任期も残すところあとわずかとなってまいりました。これまで本市の発展と福祉の向上に尽くしてこられた皆様の御努力に深く敬意を表する次第でございます。引き続き市議会議員選挙に立候補される方々におかれましては、ぜひ御健闘いただきますよう、心より御祈念申し上げます。  結びに、日増しに春めいてまいりましたが、まだまだ冷え込む日もございます。どうか議員各位におかれましては、健康に御留意いただき、市政伸展にさらなる御指導、御支援を賜りますようお願い申し上げ、閉会の御挨拶といたします。ありがとうございました。    ────◆◆…◆…◆◆────      ◎議  長  挨  拶 ●議長(三盃三千三君) 閉会に先立ち、私からも一言御挨拶を申し上げます。  議員各位におかれましては、18日間にわたり、各案件に慎重なる御審議を賜り、ここに議事が滞りなく終了いたしましたことに深く感謝を申し上げます。  執行機関におかれましては、今期定例会で成立しました諸案件は、新年度に向けての住民福祉の向上に必要不可欠な施策でありますので、迅速かつ適切に対処されるよう切望するものであります。  さて、私たち議員の任期が来る4月29日をもって満了いたします。今期4年間で議会だよりの発行、議会基本条例及び政治倫理条例の制定、議員定数の削減をはじめとした様々な議会改革を進めてまいりました。議員各位におかれましては、4月の統一地方選挙において市民の皆様の信任を仰ぐことになるわけですが、今期をもって勇退される方、引き続き挑戦される方、それぞれの道はありますが、今後ますます健康に留意され、珠洲市の発展のため、御指導、御協力を賜りますよう切にお願い申し上げる次第であります。  終わりに臨み、今日まで議員各位や泉谷市長をはじめ執行機関の皆様、そして市民の皆様の御協力をいただきましたことに心から感謝をし、厚く御礼を申し上げ、閉会の御挨拶といたします。    ────◆◆…◆…◆◆────      ◎閉        会 ●議長(三盃三千三君) これをもちまして、平成31年第1回珠洲市議会3月定例会を閉会いたします。  お疲れさまでした。              〔午後4時29分〕...