輪島市議会 2016-03-22
03月22日-04号
平成28年 3月 定例会(第1回) 第1回
市議会定例会会議録 平成28年3月22日(火曜日) (午後2時00分開議)出席議員(17人) 1番 下 善裕 2番 高田正男 3番 鐙 邦夫 4番 森 裕一 5番 西 恵 6番 一二三秀仁 7番 森 正樹 8番 漆谷豊和 9番 竹田一郎 10番 上平公一 11番 坂本賢治 12番 大宮 正 13番 椿原正洋 14番 小山 栄 15番 玉岡了英 16番 橋本重勝 17番 中山
勝---------------------------------------説明のため議場に出席した者の職氏名 市長 梶 文秋 副市長 坂口 茂 総務部長 宮坂雅之
交流政策部長兼企画課長 山下博之
交流政策部地方創生推進室長 坂下利久
福祉環境部長 北浜陽子 産業部長 嘉地和春 建設部長 伊部周二
建設部技監兼土木課長 野口裕一 会計管理者兼会計課長 西山豊一
門前総合支所長 田中昭二
市立輪島病院事務部長 井上 治
総務部総務課長 中山由紀夫
総務部財政課長 田方利彦
福祉環境部市民課長 浦西武司
産業部農林水産課長 中山 隆 教育長 吉岡邦男
教育委員会事務局教育部長兼庶務課長
宮下敏茂---------------------------------------
△開議・会議時間延長
○議長(森正樹君) これより本日の会議を開きます。 本日の会議時間は、あらかじめこれを延長しておきます。
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△委員長報告
○議長(森正樹君) 日程第1、議案第2号から議案第60号まで並びに請願第1号から請願第3号までを一括して議題といたします。 以上の各件に関し、委員長の報告を求めます。
予算決算委員長橋本重勝議員。 (
予算決算委員長 橋本重勝君登壇)
◆
予算決算委員長(橋本重勝君) ただいま議題となりました議案のうち、
予算決算委員会における審査の経過及び結果をご報告いたします。 本委員会に付託された23件の議案につきまして、その主な要旨を申し上げます。 議案第2号から議案第15号は、平成28年度一般会計ほか13会計の当初予算であります。 このうち一般会計の当初予算については、輪島中学校新校舎建設という大型事業もあり、予算規模は3年連続して200億円を超えるものとなったほか、1、
地方創生実行元年としての取り組み、2、交流人口の拡大に向けた対応、3、3つの里構想のさらなる強化などを特徴とした各種施策を具体化する一方、財政健全化についても配慮したものとなっております。 また、下水道事業の各特別会計や
水道事業会計では、将来にわたって安定的に事業を継続していくための基本計画である経営戦略を策定する費用を、
病院事業会計でも経営戦略に相当する新
公立病院改革プランを策定する費用を計上するなど、中長期的な視野に立った取り組み姿勢を示したものとなっております。 次に、議案第52号から議案第60号は、平成27年度
一般会計補正予算(第8号)ほか8会計の補正予算であります。 このうち
一般会計補正予算では、ふるさと納税を原資とした基金の造成や
マイナンバーに伴う
情報セキュリティー強化を図る費用、
農業用機械等の購入を補助する費用、ふるさと融資を貸し付けする費用などが計上されております。 これらの議案について、執行部から詳細な説明を聴取し、総括質疑に加え、分科会で分担して詳細に質疑を行うなど慎重に審査をいたしました結果、原案どおり可決すべきものと決しました。 なお、委員会審議において、補助金を交付する場合及び管理委託を行う場合には、その監視体制を強化すること、また予算執行に当たっては、効果・成果を十分に見据えた上で執行していただきたいとの発言がありましたので、執行部におかれましては十分留意していただくようお願いいたします。 以上で
予算決算委員会の報告を終わります。
○議長(森正樹君)
総務委員長漆谷豊和議員。 (総務委員長 漆谷豊和君登壇)
◆総務委員長(漆谷豊和君) ただいま議題となりました議案のうち、総務委員会における審査の経過及び結果をご報告いたします。 まず、本委員会に付託されました案件の主な要旨を申し上げます。 最初に、
新規制定条例6件でありますが、議案第16号輪島市
行政不服審査法施行条例の制定については、
行政不服審査法の全部改正に伴い、輪島市
行政不服審査会を設置するとともに、関係規定を定めるものであります。 議案第17号輪島市
地方活力向上地域における固定資産税の課税の特例に関する条例の制定については、地域再生法の一部改正に伴い、石川県が策定する本市の
地方活力向上地域において、地方拠点の強化・拡充を行う企業に対し、固定資産税の3年間軽減を行う特例を定めるものであります。 議案第18号輪島市
ふるさと応援基金条例の制定については、がんばる
輪島応援寄附金に寄せられた寄附金を、寄附者の意向を反映した施策実施のため、基金として積み立てるためのものであります。 議案第19号輪島市
移住促進住宅条例の制定については、現在改修中の、国から購入した旧合同宿舎1号棟を
移住促進住宅として利用するため、入居資格や家賃などを定めるものであります。 議案第24
号学校教育法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整理に関する条例の制定については、
学校教育法等の一部改正に伴い
小中一貫教育を目的とする
義務教育学校が新たに創設されたことに伴い、関係規定を整理するものであります。 議案第25
号行政不服審査法の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の制定については、
行政不服審査法の改正に伴い、輪島市
行政手続条例など7つの条例について改正を行うものであります。 次に、一部改正条例の主な内容でありますが、議案第28号市長、副市長及び教育長の給与に関する条例の一部改正について、議案第29
号輪島市議会の議員の議員報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例の一部改正についての2議案は、一般職職員の給与改定に準じて
期末手当支給額を年間0.05カ月分引き上げるとともに、輪島市特別職
報酬等審議会の答申を受け、議員報酬を3%程度引き上げるものであります。 議案第31号輪島市一般職の職員の給与に関する条例の一部改正については、人事院勧告に基づき給料月額を平均0.4%増額するとともに、
期末勤勉手当を0.1カ月分引き上げるものなどであります。 以上の3議案を含め、一部改正条例は合計12議案であります。 また、その他議案として、議案第46号字の区域の廃止については、
土地改良事業の施行に伴い、下山町において字の区域を廃止するものであります。 議案第47号輪島市
過疎地域自立促進計画を定めることについては、
過疎地域自立促進対策特別措置法の規定により、本市における
各種事業実施に向けて有利な財源を確保するため、平成28年度以降5年間の計画を策定するものであります。 以上の議案につきまして、執行部から詳細な説明を聴取し、慎重に審査をいたしました結果、
市長提出議案20件については、いずれも全会一致または賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決しました。 なお、請願第1号及び請願第3号については、いずれも賛成者なしで不採択とすべきものと決しました。 以上で総務委員会の報告を終わります。
○議長(森正樹君)
教育民生委員長森 裕一議員。 (
教育民生委員長 森 裕一君登壇)
◆
教育民生委員長(森裕一君) ただいま議題となりました議案のうち、当委員会に付託されたものについて、審査の経過及び結果をご報告いたします。 初めに、その主な内容についてでありますが、議案第20
号輪島市立小学校適正規模等検討委員会条例の制定については、市立小学校の適正規模等について検討する検討委員会を設置するもの、議案第21号輪島市
いじめ防止対策推進条例の制定については、本市における
いじめ防止対策のための基本理念を定めるほか、対策のための体制整備等を行うもの、議案第22号輪島市上時国氏庭園・時国氏
庭園調査検討委員会条例の制定については、国の名勝である両庭園の範囲の拡張に向けて
調査検討委員会を設置するもの、議案第23
号市立輪島病院運営協議会条例の制定については、
市立輪島病院の健全経営及び市民の意向を反映した病院運営に関して審議する協議会を設置するもの、議案第38号輪島市
国民健康保険税条例の一部改正については、新年度からの本市の課税限度額を国の基準より4万円低い85万円とすることに加え、さきの12月議会で議決した1世帯平均5.9%引き上げる条例を、今回、新年度に
限り激変緩和措置を導入し、1世帯平均で3%に引き上げ率を抑えるものであります。 議案第39号輪島市子どもの
医療費助成条例及び輪島市
ひとり親家庭等医療費給付条例の一部改正については、医療費の全額現物給付の対象となる子供の年齢を18歳・高校卒業時までに拡大するもの、議案第41号輪島市
地域包括支援センターの
包括的支援事業の実施に関する基準を定める条例の一部改正については、
主任介護支援専門員のさらなる資質向上を図るため更新制を導入するもの、議案第42号輪島市
霊柩車使用条例の一部改正について、本市が運営する霊枢車について使用料を引き上げるもの、議案第43号輪島市
体育施設条例の一部改正については、旧
輪島実業高等学校の格技場を輪島武道館として市の体育施設に加え、使用料を設定するもの、議案第45号輪島市
青少年問題協議会条例の廃止については、別組織により機能を代替することができることから、条例を廃止するものであります。 主な質疑については、議案第20号では、
輪島市立小学校適正規模等検討委員会の答申予定はいつかとの質疑があり、平成32年までのできるだけ早い時期に答申を受けたいとの答弁がありました。 議案第21号では、条例で規定する2つの委員会の違いについて質疑があり、輪島市
教育委員会いじめ問題対策委員会は教育委員会の附属機関で、重大事態が発生したときに調査をし、教育委員会に報告するものであり、一方、輪島市
いじめ問題調査委員会は市長の附属機関で、さきに述べた委員会の調査結果について、弁護士などを含め必要に応じ再調査ができるものであり、その設置については市長は議会に報告することとなっているという二段構えになっているとの答弁がありました。 議案第23号では、
市立輪島病院運営協議会の公募委員の選考方法について質疑があり、広報やホームページで募集をし、論文審査を行うとの答弁がありました。 議案第43号では、輪島市輪島武道館の使用料の端数処理についての質疑があり、今回は他の体育施設との整合性を図っているが、次の
消費税引き上げの際に考えてまいりたいとの答弁がありました。 議案第45号では、輪島市
青少年問題協議会の開催実績について質疑があり、ここ四、五年間、開催実績はなかったとの答弁がありました。 以上、付託された全ての議案について採択を行ったところ、いずれも原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 以上、報告いたします。
○議長(森正樹君)
産業経済委員長椿原正洋議員。 (
産業経済委員長 椿原正洋君登壇)
◆
産業経済委員長(椿原正洋君) それでは、
産業経済委員会に付託されました議案4件及び請願1件につきまして、審査の経過及び結果をご報告いたします。 まず、その主な要旨を申し上げます。 議案第48号土地の売払いについて、三井町洲衛地内の
臨空産業団地において、
北陸電気工事株式会社輪島営業所として面積6,000平方メートルを売却するものであります。 議案第49号、議案第50号及び議案第51号は、市道路線の認定、変更及び廃止についてであり、市道路線の整備を行うものであります。 これらの議案4件に対して執行部から説明を聴取し、質疑をし、採決を行ったところ、全会一致でいずれも可決すべきものと決しました。 また、請願1件につきましては、討論をし、採決を行ったところ、賛成少数で不採択とすべきものと決しました。 以上をもちまして
産業経済委員会の報告を終わります。
○議長(森正樹君) 以上で委員長報告を終わります。
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△質疑
○議長(森正樹君) これより委員長報告に対する質疑に入ります。ただいまのところ、質疑の通告はありません。 これをもちまして委員長報告に対する質疑を終わります。
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△討論
○議長(森正樹君) これより討論に入ります。討論の通告がありますので、発言を許します。 鐙 邦夫議員。 (3番 鐙 邦夫君登壇)
◆3番(鐙邦夫君) 議案第2号平成28年度輪島市
一般会計予算及び議案第52号平成27年度輪島市
一般会計補正予算(第8号)に反対する討論を行います。 私は、これまでの議会でも
マイナンバー関連の予算や条例の一部改正議案に反対してきました。その理由は、簡潔にまとめていえば私たち国民には何のメリットもないばかりか、行政に所得などのプライバシーを把握され、社会保障の抑制につながること、今後情報漏れや成り済まし、不正利用など
プライバシー侵害の危険性が高まることから、凍結、中止すべきと思うからです。 平成28年度輪島市
一般会計予算には、
個人番号カード交付事業費278万8,000円、補正予算(第8号)でも
情報セキュリティー強化対策事業費6,582万8,000円と
個人番号カード交付事業費496万6,000円が計上されています。 また、議案第2号には、議案第28号市長、副市長及び教育長の給与に関する条例の一部改正について、議案第29
号輪島市議会の議員の議員報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例の一部改正についてに伴う予算も計上されています。後ほど詳しく述べますが、この予算にも反対です。 つけ加えて、
学力向上推進事業費290万円のうち、小学校全学年と中学校一、二年に拡大する市独自の学力検査には反対です。 文部科学省が
全国学力調査の都道府県ごとの平均正答率を公表し、市町村ごとの公表、さらに学校ごとの公表まで認め、競争教育に拍車をかけてきました。輪島市は、全国的に見ても数少ない学校ごとの公表を認めています。 現場では
学力テスト対策に多くの時間が割かれ、本来の教育ができないなどの弊害が全国各地から報告されていますが、輪島では起きていないでしょうか。私が教育現場にいたときにも小学校4年生の学力テストをこれまで長年にわたって実施してきていますが、学力向上に役立っていたのか疑問です。 議案第3号平成28年度輪島市
国民健康保険特別会計(事業勘定)予算に反対する討論を行います。 12月定例会では、輪島市
国民健康保険税条例の一部改正には、高すぎて払えないと悲鳴を上げている市民にとって、これ以上の引き上げは認められないことから反対しました。それに伴う予算であることから同意できません。 議案第28号市長、副市長及び教育長の給与に関する条例の一部改正について、議案第29
号輪島市議会の議員の議員報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例の一部改正についての反対討論を行います。 昨年の3月定例会では、議長47万5,000円を48万9,000円に、副議長40万円を41万2,000円に、議員38万円を39万1,000円に議員報酬を引き上げるという条例改正案が、総務委員会で別表の改正規定を削る(
報酬引き上げはしない)という修正案が可決され、本会議でも可決されました。 あれから1年、1月13日に行われた輪島市特別職
報酬等審議会、会長里谷光弘さんですが、そこでは議員報酬の額については、昨年4月に20名から17名に定数削減された
市議会議員選挙も行われ、議員としての新しい任期もスタートしたことでもありますので、昨年1月に答申した内容を再度答申するのが妥当であるとの結論に至りましたと答申理由が書かれています。 4月に行われた市議選で当選したのは、昨年の
報酬引き上げはしないという議決に参加した議員ばかりです。総務務員会では何の意見もなく可決されていましたが、これでいいのでしょうか。 能登地区5市でも輪島市を上回っているのは七尾市だけです。かほく市、羽咋市、珠洲市を現在でも4万円ほど上回っています。私はこの条例の一部改正には、怒りを込めて反対いたします。 なお、議案第28号市長、副市長及び教育長の給与に関する条例の一部改正については、昨年の市長の報酬の引き上げには、今任期中は据え置くとのことでした。昨年の
報酬引き上げもあり、生活に困っていることもないことから、期末手当の額を0.05カ月分引き上げる必要はないと思います。 次に、請願第1号憲法違反の
安全保障関連2法(
国際平和支援法、
平和安全法制整備)の廃止を求める意見書採択についての請願が総務委員会で不採択とされたことへの反対討論を行います。 総務委員会では、戦争法ではないとか、なぜ憲法違反なのかという質問や意見がありました。 まず、この請願は、
安全保障関連2法(
国際平和支援法、
平和安全法制整備)となっています。また、なぜ戦争立法、戦争法と言われるのか、なぜ憲法違反なのかについて、請願趣旨で書かれていますので紹介します。 2015年9月19日、参議院で
集団的自衛権の行使を容認する法制度として、自衛隊法など10本の現行法の改正を一括した
平和安全法制整備法と、新たに戦争している他国の軍隊を後方支援する恒久法である
国際平和支援法を強行採決の暴挙で成立させました。 しかし、これらの
安全保障関連2法は戦争立法と呼ばれるように、日米安保条約にも反し、自衛隊がいつでもどこにでも出向いて戦争ができる体制をつくり上げるものです。自衛隊は発足後61年を経過しましたが、この間他国の人を一人も傷つけず、隊員の中からも一人の犠牲者も出していません。これは憲法9条のもと、海外での武力行使をしてはならないという憲法上の歯どめがあるからにほかなりませんでした。 この
安全保障関連2法は、歴代の自民党政権が憲法上できないとしてきた
集団的自衛権の行使、戦闘地域での武器や燃料などを補給する兵站活動、戦争状態の地域での治安維持活動など、全てが憲法9条を踏みにじるものになることから、歴代の自民党政権は憲法上できないというふうにしてきています。ですから、成立後の今でも、多くの憲法学者や元
内閣法制局長官、元最高裁裁判官や法律家などを初め国民の過半数以上がこの法律の廃止を求めています。 また、憲法違反というのなら、その憲法を変えると安倍首相は今、言い始めています。 戦争のない平和なアジアと世界を願う私たちは、憲法違反の
平和安全法制整備法及び
国際平和支援法を認めることはできません。 請願第2
号TPP協定を国会で批准しないことを求める請願が
産業経済委員会で不採択とされたことへの反対討論を行います。 この請願は、国会決議に違反するTPP協定の批准は行わないことを求めるものです。国会決議とは、
TPP協定交渉参加に当たり、次の事項の実現を図るよう重ねて強く求めるものである。1、米、麦、牛肉・豚肉、乳製品、甘味資源作物などの重要品目について、引き続き再生産可能となるよう除外又は再協議の対象とすること。十年を超える期間をかけた段階的な関税撤廃も含め認めないこと。以下省略しますが、というものです。 ところが、協定の内容は、この国会決議に違反するものとなっています。 米、麦での輸入枠の拡大、牛・豚肉での関税引き下げなど重要農産品5品目全てで大幅な譲歩を行い、加えて重要5品目の3割、その他農産品では98%の関税撤廃を合意しています。さらに、政府が守ったとしている重要5品目の例外も、7年後に米国など5カ国と関税撤廃について協議が義務づけられているなど、今示されている合意は通過点にすぎず、全農産物の関税撤廃が迫られるおそれがあります。これでは地域農業は立ち行きません。 また、透明性や規制の整合性確保を理由に、医療を初め健康や暮らしを守るさまざまな規制・制度にかかわる各種審議会に、参加国企業からも意見を表明できる規定さえあります。TPPと並行して行われてきた日米二国間協議では、アメリカからの
規制緩和要求を担当省庁が窓口になって
規制改革会議に諮るという主権放棄に等しいことにまで踏み込んでいます。 さらに、2つの問題があります。一つは、拙速な手続をするのはふさわしくないということです。もう一つは、本国会に成立を目指すのは余りにも拙速過ぎるということです。 今、アメリカでは大統領選挙の予備選挙が行われていますが、民主党、共和党のそれぞれ今、リードしている大統領候補どちらも、この
環太平洋パートナーシップ、TPPには反対しています。そういうことを考えていきますと、急いで国会で決める必要はない、批准をする必要もないという意見であります。 最後に、請願第3号「消費税10%増税中止の意見書」採択を求める請願書が、総務委員会で不採択とされたことへの反対討論を行います。 2014年4月に安倍政権が消費税を5%から8%に増税して2年、個人消費の冷え込みは、おさまるどころかますます悪化しています。1997年に消費税を3%から5%に引き上げたときよりも深刻だと言われています。 大企業が空前の利益を上げる一方、実質賃金は4年連続で下がり続け、安倍政権のもとで勤労者世帯の実質年収は34万円も減少しました。これでは家計消費が上向くわけがありません。国会で日本共産党の小池晃副委員長からこの事実を突きつけられた安倍首相は、消費税増税の影響で家計消費が予想以上に落ち込んだのは事実であり、予想以上に長引いているのも事実と認めています。 来年4月に10%への消費税増税を強行すれば、わずか3年の間に消費税を5%から10%へと倍増することになります。食料品などの税率を8%に据え置いたとしても、国民負担増の総額は13兆円、国民1人当たり8万1,000円、1世帯当たり18万4,000円もの大増税、この金額は
麻生太郎財務大臣の答弁によります。このまま突き進めば、暮らしと経済にはかり知れない打撃となることは明らかです。 消費税増税は社会保障のためと言い続けていますが、本当でしょうか。社会保障の切り捨て計画がめじろ押しです。しかもその多くは7月の参議院選挙後に実施するという国民だましのやり方です。 その一部を紹介します。医療では、入院食費の負担増と紹介状なし大病院受診で負担増、これは4月1日から実施されます。さらに、後期高齢者の
保険料軽減特例の廃止、入院ベッドの削減・再編の推進、かかりつけ医以外の受診で負担増、入院時の部屋代の負担増、後期高齢者の負担を1割から2割にと続きます。介護では、利用料1割から2割に、要介護1、2の保険外しなども計画されています。 日本共産党は、消費税にかわる
日本経済再生を図る4つの提案を行っています。これまでにも紹介したことがあるかもしれませんが、改めてこの機会にお知らせしておきます。
日本経済再生への4つの提案。1、消費税10%増税の中止。庶民から吸い上げ、大企業に減税をばらまく「逆立ち税制」を根本からあらためる。2番目は、
社会保障削減から充実への転換。財源は、富裕層と大企業に応分の負担を求める税制改革でまかなう。3つ目は、非正規から正規への転換、長時間労働の規制など、人間らしく働ける雇用のルールをつくる。4つ目は、国会決議違反、公約違反の環太平洋連携協定(TPP)交渉から撤退し、日本の経済主権を回復するというものです。ちなみに、きょう、実施時期の再延長もあるとのテレビ報道もありました。 長時間ご清聴ありがとうございました。以上で終わります。
○議長(森正樹君) 以上で通告による討論は終わりました。 これをもちまして討論を終わります。
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△採決
○議長(森正樹君) これより採決いたします。最初に、議案のうち反対討論のありました議案第2号「平成28年度輪島市
一般会計予算」を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。 本案は、委員長報告のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。 (起立多数)
○議長(森正樹君) 起立多数であります。よって、本案は可決することに決しました。 次に、議案第3号「平成28年度輪島市
国民健康保険特別会計(事業勘定)予算」を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。 本案は、委員長報告のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。 (起立多数)
○議長(森正樹君) 起立多数であります。よって、本案は可決することに決しました。 次に、議案第28号「市長、副市長及び教育長の給与に関する条例の一部改正について」を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。 本案は、委員長報告のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。 (起立多数)
○議長(森正樹君) 起立多数であります。よって、本案は可決することに決しました。 次に、議案第29号「輪島市議会の議員の議員報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例の一部改正について」を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。 本案は、委員長報告のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。 (起立多数)
○議長(森正樹君) 起立多数であります。よって、本案は可決することに決しました。 次に、議案第52号「平成27年度輪島市
一般会計補正予算(第8号)」を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。 本案は、委員長報告のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。 (起立多数)
○議長(森正樹君) 起立多数であります。よって、本案は可決することに決しました。 次に、議案第2号から議案第60号までのうち、ただいま採決いたしました案件を除く残余の案件を一括して採決いたします。 以上の各件に対する委員長の報告は、いずれも可決であります。 以上の各件は、委員長報告のとおり可決することにご異議ありませんか。 (「異議なし」というものあり)
○議長(森正樹君) ご異議なしと認めます。よって、以上の各件はいずれも原案のとおり可決することに決しました。 次に、請願第1号「憲法違反の
安全保障関連2法(
国際平和支援法、
平和安全法制整備)の廃止を求める意見書採択についての請願」を採決いたします。 本請願に対する委員長の報告は不採択であります。 本請願は、委員長報告のとおり不採択とすることに賛成の議員の起立を求めます。 (起立多数)
○議長(森正樹君) 起立多数であります。よって、よって本請願は不採択とすることに決しました。 次に、請願第2号「TPP協定を国会で批准しないことを求める請願」を採決いたします。 本請願に対する委員長の報告は不採択であります。 本請願は、委員長報告のとおり不採択とすることに賛成の議員の起立を求めます。 (起立多数)
○議長(森正樹君) 起立多数であります。よって、本請願は不採択とすることに決しました。 次に、請願第3号「「消費税10%増税中止の意見書」採択を求める請願書」を採決いたします。 本請願に対する委員長の報告は不採択であります。 本請願は、委員長報告のとおり不採択とすることに賛成の議員の起立を求めます。 (起立多数)
○議長(森正樹君) 起立多数であります。よって、本請願は不採択とすることに決しました。
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△追加議案上程
○議長(森正樹君) 日程第2、本日市長から追加提出のあった議案第61号及び議案第62号を議題といたします。
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△市長追加議案説明
○議長(森正樹君) 市長から提案理由の説明を求めます。 梶 文秋市長。 (市長 梶 文秋君登壇)
◎市長(梶文秋君) ただいま、本議会に上程をされました議案についてご説明を申し上げたいと存じます。 なお、その前に、今ほどは28年度の当初予算を初め3月補正予算など含めて全体の議案につきまして、いずれも適切なるご判断をいただきましたことに厚く御礼を申し上げます。この予算あるいは条例案等につきましては、しっかりとその効果を発揮すべく対応してまいる所存でありますので、議員皆様方のご支援をよろしくお願い申し上げたいと思います。 また、もう一点ご報告を申し上げたいと存じます。 今ほど連絡が入りまして、宮下正博県議についてであります。輪島市選挙区選出の宮下正博県議につきましては、第98代石川県議会議長に決定がされたそうであります。新輪島市になって初めての議長ということになりますし、また宮下正一氏に次いで親子二代での議長就任ということであります。 ご報告を申し上げ、祝意も申し上げたいと存じます。 それでは、本日追加提出いたしました議案につきましてご説明を申し上げます。 今回、追加で提出いたしました議案は、人事に関する議案が2件であります。 まず、議案第61号でありますが、輪島市公平委員会委員選任につき同意を求めることについてであります。本市公平委員会委員の上野吉邦氏が本年3月30日をもって任期満了となりますことから、引き続き同氏を選任いたしたく、地方公務員法の規定に基づきまして議会のご同意をお願いするものであります。 また、議案第62号でありますが、輪島市教育委員会委員任命につき同意を求めることについてであります。本市教育委員の石本昇藏氏が本年3月30日をもって任期満了となりますことから、引き続き同氏を任命いたしたく、地方教育行政の組織及び運営に関する法律の規定に基づきまして議会のご同意をお願いするものであります。 以上が、ただいま上程されました議案の内容であります。何とぞご審議をいただきまして、適切なるご対応を賜りますようお願いを申し上げます。 以上であります。
○議長(森正樹君) 提案理由の説明は終わりました。
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△公平委員会委員選任同意の件
○議長(森正樹君) お諮りいたします。議案第61号「公平委員会委員選任につき同意を求めることについて」は、人事に関する案件につき、質疑、委員会付託、討論を省略し、即決いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。 (「異議なし」というものあり)
○議長(森正樹君) ご異議なしと認めます。よって、即決することに決しました。
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△採決
○議長(森正樹君) これより採決いたします。本案に同意することに賛成の議員の起立を求めます。 (起立全員)
○議長(森正樹君) 起立全員であります。よって、本案は同意することに決しました。
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△教育委員会委員任命同意の件
○議長(森正樹君) お諮りいたします。議案第62号「教育委員会委員任命につき同意を求めることについて」は、人事に関する案件につき、質疑、委員会付託、討論を省略し、即決いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。 (「異議なし」というものあり)
○議長(森正樹君) ご異議なしと認めます。よって、即決することに決しました。
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△採決
○議長(森正樹君) これより採決いたします。本案に同意することに賛成の議員の起立を求めます。 (起立全員)
○議長(森正樹君) 起立全員であります。よって、本案は同意することに決しました。
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△議会議案(第1号)
○議長(森正樹君) 日程第3、大宮 正議員ほか6名から提出のあった議会議案第1号「看護師等大幅増員と夜勤制限で安全・安心の医療・介護の実現を求める意見書」についてを議題といたします。 議案内容を職員に朗読させます。
◎事務局次長(坂本修君) 朗読いたします。 看護師等大幅増員と夜勤制限で安全・安心の医療・介護の実現を求める意見書。 長寿世界一を誇る日本の医療は、長年にわたる社会保障費抑制政策のもとで医師、看護師などの懸命な努力によって支えられてきた。 しかし、医療現場は長時間過密労働に加え、医療技術の進歩や医療安全への期待の高まりなどで、看護職員などの労働環境は厳しさを増し、離職者も多く、深刻な人員不足となっており、努力だけでは限界に来ている。 安全・安心の医療・介護実現のために、看護師など夜勤交代制労働者の大幅増員と労働条件の抜本的改善は不可欠であり、医療・社会保障予算を先進国並みにふやし、国民が安心して暮らしていける制度が求められている。 よって、国におかれては、安全・安心の医療・介護の実現に向けて、下記の対策に取り組まれることを強く要望する。 記 1 看護師などの夜勤交代制労働者の勤務条件の改善を図ること。 2 医療・社会保障予算を先進国並みにふやし、医師、看護師、看護職員等を大幅にふやすこと。 3 国民、患者、利用者の負担を減らし、安全・安心の医療・介護を実現すること。 4 地域医療に必要な病床機能を確保すること。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。 平成28年3月22日 石川県輪島市議会議長 森 正樹 以上であります。
○議長(森正樹君) お諮りいたします。本案は事理明白につき、提案理由の説明、質疑、委員会付託を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。 (「異議なし」というものあり)
○議長(森正樹君) ご異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
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△討論
○議長(森正樹君) これより討論に入ります。ただいまのところ討論の通告はありません。 これをもちまして討論を終わります。
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△採決
○議長(森正樹君) これより採決いたします。本案は原案のとおり可決することにご異議ありませんか。 (「異議なし」というものあり)
○議長(森正樹君) ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決することに決しました。
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△議会議案(第2号)
○議長(森正樹君) 次に、大宮 正議員ほか6名から提出のあった議会議案第2号「無電柱化の推進に関する法整備を求める意見書」についてを議題といたします。 議案内容を職員に朗読させます。
◎事務局次長(坂本修君) 朗読いたします。 無電柱化の推進に関する法整備を求める意見書。 地域住民の生活環境の改善や地域の活性化を図るため、とりわけ防災性の向上や安全で快適な通行空間の確保、良好な景観の形成や観光振興等の観点から、無電柱化の取り組みを計画的かつ円滑に進めることは非常に重要なことである。 しかしながら、欧米はおろかアジアの主要都市と比較しても、我が国の無電柱化割合は著しく低く、近年、異常気象等災害に伴う電柱倒壊による救援救助等への影響や、痛ましい通学児童等の交通事故の発生、観光地における景観向上など、無電柱化に対する地域の要望は極めて強いものとなっている。 ついては、国におかれては、災害の防止、安全で円滑な交通の確保、良好な景観形成等を図るため、無電柱化の推進に関し基本理念や責務、推進計画策定等を定めることにより、施策を総合的、計画的かつ迅速に推進し、公共福祉の確保や住民生活の向上、地域経済の健全な発展に貢献する無電柱化の推進に関する法律案の早期成立を強く要望する。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。 平成28年3月22日 石川県輪島市議会議長 森 正樹 以上であります。
○議長(森正樹君) お諮りいたします。本案は事理明白につき、質疑、委員会付託を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。 (「異議なし」というものあり)
○議長(森正樹君) ご異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
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△討論
○議長(森正樹君) これより討論に入ります。ただいまのところ討論の通告はありません。 これをもちまして討論を終わります。
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△採決
○議長(森正樹君) これより採決いたします。本案は原案のとおり可決することにご異議ありませんか。 (「異議なし」というものあり)
○議長(森正樹君) ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決することに決しました。
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△議会議案(第3号)
○議長(森正樹君) 次に、中山 勝議員ほか9名から提出のあった議会議案第3号「北朝鮮による核・ミサイル問題及び日本人拉致問題の早期解決を求める意見書」についてを議題といたします。 議案内容を職員に朗読させます。
◎事務局次長(坂本修君) 朗読いたします。 北朝鮮による核・ミサイル問題及び日本人拉致問題の早期解決を求める意見書。 北朝鮮は、我が国を初め国際社会からの累次にわたる自制要請を無視して、2月7日に弾道ミサイルの発射を強行した。 国連安全保障理事会の決議に明らかに違反する今回の行動は、漁業関係者の安全な操業を脅かしただけではなく、全国民の安全・安心に脅威を及ぼすという、我が国の安全保障そのものに対する重大で直接的な暴挙である。 去る1月6日には核実験を実施した旨の発表を行うなど、北朝鮮の一連の行動は国際社会の平和と安心を著しく損なう行為であり、断じて容認できるものではない。 さらに、2月10日の我が国独自の対北朝鮮措置に反発して、日本人の調査を全面的に中止し、特別調査委員会を解体するとしたことは、著しく合理性を欠くものであり、極めて遺憾と言わざるを得ない。 よって、国におかれては、下記の事項について全力を挙げて取り組むよう強く要望する。 記 1 国際社会との連携を一層密にし、北朝鮮における核・ミサイル問題の早急な解決を図ること。 2 あらゆる手段を通じ、日本人拉致問題の早期解決を図り、拉致被害者の一日も早い救出を実現すること。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。 平成28年3月22日 石川県輪島市議会議長 森 正樹 以上であります。
○議長(森正樹君) お諮りいたします。本案は事理明白につき、提案理由の説明、質疑、委員会付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。 (「異議なし」というものあり)
○議長(森正樹君) ご異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
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△討論
○議長(森正樹君) これより討論に入ります。ただいまのところ討論の通告はありません。 これをもちまして討論を終わります。
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△採決
○議長(森正樹君) これより採決いたします。本案は原案のとおり可決することにご異議ありませんか。 (「異議なし」というものあり)
○議長(森正樹君) ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決することに決しました。
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△議会議案(第4号)
○議長(森正樹君) 次に、中山 勝議員ほか9名から提出のあった議会議案第4号「持続可能な国民健康保険制度の確立及び財政支援に関する意見書」についてを議題といたします。 議案内容を職員に朗読させます。
◎事務局次長(坂本修君) 朗読いたします。 持続可能な国民健康保険制度の確立及び財政支援に関する意見書。 持続可能な医療保険制度を構築するための国民健康保険法等の一部を改正する法律が成立し、国民健康保険は昭和36年の国民皆保険体制の達成以来、約半世紀ぶりの大改革になると言われている。 これまで国民健康保険は、被保険者の年齢構成が高く医療費水準が高いこと、所得水準が低く保険税負担が重いこと、また小規模保険者も存在し、市町村格差の問題など構造的な課題を抱えてきたが、財政支援の拡充や財政上の構造的な問題を解決することとした上で、平成30年度より都道府県が財政運営の責任主体となり、市町村とともに国保の運営を担うこととされた。 しかし、今回の制度改革では、被保険者の負担についての配慮は十分とはいえないことや、過疎、人口減少の問題に直面している自治体にとっては、地方創生に向けた施策と相反するような国庫負担金の減額措置など課題は山積していることから、今後医療保険制度の一本化や保険者の再編、統合など抜本的な改革が必要である。 以上のことから、次の事項について、特段の措置を講じられるよう強く要望する。 記 1 国庫負担金の割合を引き上げるとともに、地方単独事業の実施に伴う減額措置を廃止すること。 2 平成30年度から都道府県が財政運営の責任者となり、市町村とともに国保運営に当たることに伴い、標準保険料、税率の算定による被保険者負担の増加に対する激変緩和措置を講じること。 3 低所得者層に対する保険料・税の負担を緩和するため、保険料・税軽減措置のさらなる支援拡充を図ること。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。 平成28年3月22日 石川県輪島市議会議長 森 正樹 以上であります。
○議長(森正樹君) お諮りいたします。本案は事理明白につき、提案理由の説明、質疑、委員会付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。 (「異議なし」というものあり)
○議長(森正樹君) ご異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
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△討論
○議長(森正樹君) これより討論に入ります。ただいまのところ討論の通告はありません。 これをもちまして討論を終わります。
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△採決
○議長(森正樹君) これより採決いたします。本案は原案のとおり可決することにご異議ありませんか。 (「異議なし」というものあり)
○議長(森正樹君) ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決することに決しました。
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△議会議案(第5号)
○議長(森正樹君) 次に、次に、中山 勝議員ほか10名から提出のあった議会議案第5号「奨学金制度の更なる充実を求める意見書」についてを議題といたします。 議案内容を職員に朗読させます。
◎事務局次長(坂本修君) 朗読いたします。 奨学金制度の更なる充実を求める意見書。 独立行政法人日本学生支援機構は、学ぶ意欲と能力のある学生が経済的理由により進学を断念することがないよう、奨学金事業を実施している。 これまでに、平成24年度から無利子の第一種のみ所得連動型無利子奨学金制度を導入し、平成27年度の無利子奨学金の貸し付け枠が過去最高の46万人分を確保された。更には、平成26年度から延滞金の賦課率の引き下げ等を実施しているところであるが、これらの制度は要件が厳しく、さまざまな制限があることに対して問題点が指摘されている。 返還金は奨学金の原資となることから、更なる改善が不可欠であり、国におかれては意欲と能力のある若者の返還に対する意欲を失わせることのないよう、柔軟な返還を可能とする奨学金制度の改善に向けて、下記の事項を実施するよう強く要望する。 記 1 無利子奨学金の対応人員をふやし、一層の充実を図ること。 2 高校生の給付型奨学金制度の拡充を行い、大学生などを対象とした給付型奨学金制度を創設すること。 3 平成29年度からの導入が検討されている所得連動返還型奨学金制度に関して、制度設計等の準備を着実に推進すること。 4 延滞金制度を見直すこと。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。 平成28年3月22日 石川県輪島市議会議長 森 正樹 以上であります。
○議長(森正樹君) お諮りいたします。本案は事理明白につき、提案理由の説明、質疑、委員会付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。 (「異議なし」というものあり)
○議長(森正樹君) ご異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
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△討論
○議長(森正樹君) これより討論に入ります。ただいまのところ討論の通告はありません。 これをもちまして討論を終わります。
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△採決
○議長(森正樹君) これより採決いたします。本案は原案のとおり可決することにご異議ありませんか。 (「異議なし」というものあり)
○議長(森正樹君) ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決することに決しました。 お諮りいたします。ただいま意見書5件が議決されましたが、その条項、字句、数字その他の整理を要するものにつきましては、その整理を議長に委任されたいと思います。これにご異議ありませんか。 (「異議なし」というものあり)
○議長(森正樹君) ご異議なしと認めます。ただいま議決されました意見書5件について、その条項、字句、数字その他の整理は議長に委任することに決しました。
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△議員の派遣について
○議長(森正樹君) 日程第4、議員の派遣についてを議題といたします。 お諮りいたします。本件につきましては、お手元に配付のとおり議員を派遣することにご異議ありませんか。 (「異議なし」というものあり)
○議長(森正樹君) ご異議なしと認めます。よって、本件はお手元に配付のとおり議員を派遣することに決しました。
---------------------------------------
△各常任委員会及び議会運営委員会の閉会中の継続調査について
○議長(森正樹君) 日程第5、各常任委員会及び議会運営委員会の閉会中の継続調査についてを議題といたします。 各常任委員会委員長及び議会運営委員会委員長から、お手元に配付のとおり、それぞれ閉会中の継続調査の申出書が議長の手元に参っております。 お諮りいたします。各委員長から申し出のあった事項につきましては、閉会中も継続して調査することにご異議ありませんか。 (「異議なし」というものあり)
○議長(森正樹君) ご異議なしと認めます。よって、各委員長から申し出のあった事項につきましては、閉会中も継続して調査することに決しました。
---------------------------------------
△閉議・閉会
○議長(森正樹君) 以上をもちまして、本定例会に付議されました案件は全て終了いたしました。 平成28年第1回輪島市議会定例会を閉会いたします。 (午後3時05分閉会)
--------------------------------------- (参照)議事日程(第4号) 平成28年3月22日(火) 午後2時開議 日程第1 議案第2号から議案第60号まで及び請願第1号から請願第3号まで 一括議題 委員長報告・質疑、討論、採決 第2 議案第61号及び議案第62号 一括上程 提案理由の説明、質疑・委員会付託・討論省略、採決 第3 議会議案第1号から議会議案第5号まで 提案理由の説明・質疑・委員会付託省略、討論、採決 第4 議員の派遣について 第5 各常任委員会及び議会運営委員会の閉会中の継続調査について
--------------------------------------- 平成28年3月22日 議員の派遣について(案) 地方自治法(昭和22年法律第67号)第100条第13項及び輪島市議会会議規則(平成18年輪島市議会規則第1号)第168条の規定により、下記のとおり議員を派遣する。 記 1 第91回北信越市議会議長会定期総会 (1) 目的 地方自治の拡充強化に関する調査研究及び中央並びに地方機関に対する要請活動の調査 (2) 場所 長野県松本市 (3) 期間 平成28年4月27日から同月28日まで (4) 対象議員 西 恵
△委員会審査報告書 委員会審査報告書(
予算決算委員会) 本委員会に付託された事件は、審査の結果下記のとおり決定したので、輪島市議会会議規則(平成18年輪島市議会規則第1号)第110条の規定により報告します。 記事件番号件名結果理由備考議案第2号平成28年度輪島市
一般会計予算原案可決妥当と認む 議案第3号平成28年度輪島市
国民健康保険特別会計(事業勘定)予算〃〃 議案第4号平成28年度輪島市
国民健康保険特別会計(直営診療施設勘定)予算〃〃 議案第5号平成28年度輪島市後期高齢者医療特別会計予算〃〃 議案第6号平成28年度輪島市介護保険特別会計予算〃〃 議案第7号平成28年度輪島市土地取得事業特別会計予算〃〃 議案第8号平成28年度輪島市臨海土地造成事業特別会計予算〃〃 議案第9号平成28年度輪島市公共下水道事業特別会計予算〃〃 議案第10号平成28年度輪島市特定環境保全公共下水道事業特別会計予算〃〃 議案第11号平成28年度輪島市農業集落排水事業特別会計予算〃〃 議案第12号平成28年度輪島市漁業集落排水事業特別会計予算原案可決妥当と認む 議案第13号平成28年度輪島市浄化槽事業特別会計予算〃〃 議案第14号平成28年度輪島市
病院事業会計予算〃〃 議案第15号平成28年度輪島市
水道事業会計予算〃〃 議案第52号平成27年度輪島市
一般会計補正予算(第8号)〃〃 議案第53号平成27年度輪島市
国民健康保険特別会計(事業勘定)補正予算(第2号)〃〃 議案第54号平成27年度輪島市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)〃〃 議案第55号平成27年度輪島市介護保険特別会計補正予算(第1号)〃〃 議案第56号平成27年度輪島市公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)〃〃 議案第57号平成27年度輪島市特定環境保全公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)〃〃 議案第58号平成27年度輪島市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)〃〃 議案第59号平成27年度輪島市
病院事業会計補正予算(第3号)〃〃 議案第60号平成27年度輪島市
水道事業会計補正予算(第1号)〃〃 平成28年3月17日 輪島市議会議長 森 正樹様
予算決算委員会委員長 橋本重勝
--------------------------------------- 委員会審査報告書(総務委員会) 本委員会に付託された事件は、審査の結果下記のとおり決定したので、輪島市議会会議規則(平成18年輪島市議会規則第1号)第110条及び第144条の規定により報告します。 記事件番号件名結果理由備考議案第16号輪島市
行政不服審査法施行条例の制定について原案可決妥当と認む 議案第17号輪島市
地方活力向上地域における固定資産税の課税の特例に関する条例の制定について〃〃 議案第18号輪島市
ふるさと応援基金条例の制定について〃〃 議案第19号輪島市
移住促進住宅条例の制定について〃〃 議案第24号
学校教育法等の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整理に関する条例の制定について〃〃 議案第25
号行政不服審査法の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の制定について〃〃 議案第26号輪島市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部改正について〃〃 議案第27
号輪島市議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部改正について〃〃 議案第28号市長、副市長及び教育長の給与に関する条例の一部改正について原案可決妥当と認む 議案第29
号輪島市議会の議員の議員報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例の一部改正について〃〃 議案第30号特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正について〃〃 議案第31号輪島市一般職の職員の給与に関する条例の一部改正について〃〃 議案第32号輪島市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部改正について〃〃 議案第33号輪島市職員の旅費に関する条例の一部改正について〃〃 議案第34号輪島市税条例の一部改正について〃〃 議案第35号輪島市人事行政の運営等の状況の公表に関する条例の一部改正について〃〃 議案第36号輪島市固定資産評価審査委員会条例の一部改正について〃〃 議案第37号輪島市ケーブルテレビ放送施設条例の一部改正について〃〃 議案第46号字の区域の廃止について〃〃 議案第47号輪島市
過疎地域自立促進計画を定めることについて〃〃 請願第1号憲法違反の
安全保障関連2法(
国際平和支援法、
平和安全法制整備)の廃止を求める意見書採択についての請願不採択趣旨を了としがたい 請願第3号「消費税10%増税中止の意見書」採択を求める請願書不採択趣旨を了としがたい 平成28年3月14日 輪島市議会議長 森 正樹様 総務委員会委員長 漆谷豊和
--------------------------------------- 委員会審査報告書(教育民生委員会) 本委員会に付託された事件は、審査の結果下記のとおり決定したので、輪島市議会会議規則(平成18年輪島市議会規則第1号)第110条の規定により報告します。 記事件番号件名結果理由備考議案第20
号輪島市立小学校適正規模等検討委員会条例の制定について原案可決妥当と認む 議案第21号輪島市
いじめ防止対策推進条例の制定について〃〃 議案第22号輪島市上時国氏庭園・時国氏
庭園調査検討委員会条例の制定について〃〃 議案第23
号市立輪島病院運営協議会条例の制定について〃〃 議案第38号輪島市
国民健康保険税条例の一部改正について〃〃 議案第39号輪島市子どもの
医療費助成条例及び輪島市
ひとり親家庭等医療費給付条例の一部改正について〃〃 議案第40号輪島市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準等を定める条例及び輪島市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準等を定める条例の一部改正について原案可決妥当と認む 議案第41号輪島市
地域包括支援センターの
包括的支援事業の実施に関する基準を定める条例の一部改正について〃〃 議案第42号輪島市
霊柩車使用条例の一部改正について〃〃 議案第43号輪島市
体育施設条例の一部改正について〃〃 議案第44号輪島市病院事業の設置等に関する条例の一部改正について〃〃 議案第45号輪島市
青少年問題協議会条例の廃止について〃〃 平成28年3月15日 輪島市議会議長 森 正樹様 教育民生委員会委員長 森 裕一
--------------------------------------- 委員会審査報告書(
産業経済委員会) 本委員会に付託された事件は、審査の結果下記のとおり決定したので、輪島市議会会議規則(平成18年輪島市議会規則第1号)第110条及び第144条の規定により報告します。 記事件番号件名結果理由備考議案第48号土地の売払いについて原案可決妥当と認む 議案第49号市道路線の認定について原案可決妥当と認む 議案第50号市道路線の変更について〃〃 議案第51号市道路線の廃止について〃〃 請願第2
号TPP協定を国会で批准しないことを求める請願不採択趣旨を了としがたい 平成28年3月16日 輪島市議会議長 森 正樹様
産業経済委員会委員長 椿原正洋
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△議決一覧 議決番号議案番号件名議決年月日議決結果議決
第2号
市長提出議案
第2号平成28年度輪島市
一般会計予算平成28年
3月22日原案可決〃
第3号〃
第3号平成28年度輪島市
国民健康保険特別会計(事業勘定)予算〃〃〃
第4号〃
第4号平成28年度輪島市
国民健康保険特別会計(直営診療施設勘定)予算〃〃〃
第5号〃
第5号平成28年度輪島市後期高齢者医療特別会計予算〃〃〃
第6号〃
第6号平成28年度輪島市介護保険特別会計予算〃〃〃
第7号〃
第7号平成28年度輪島市土地取得事業特別会計予算〃〃〃
第8号〃
第8号平成28年度輪島市臨海土地造成事業特別会計予算〃〃〃
第9号〃
第9号平成28年度輪島市公共下水道事業特別会計予算〃〃議決
第10号
市長提出議案
第10号平成28年度輪島市特定環境保全公共下水道事業特別会計予算平成28年
3月22日原案可決〃
第11号〃
第11号平成28年度輪島市農業集落排水事業特別会計予算〃〃〃
第12号〃
第12号平成28年度輪島市漁業集落排水事業特別会計予算〃〃〃
第13号〃
第13号平成28年度輪島市浄化槽事業特別会計予算〃〃〃
第14号〃
第14号平成28年度輪島市
病院事業会計予算〃〃〃
第15号〃
第15号平成28年度輪島市
水道事業会計予算〃〃〃
第16号〃
第16号輪島市
行政不服審査法施行条例の制定について〃〃〃
第17号〃
第17号輪島市
地方活力向上地域における固定資産税の課税の特例に関する条例の制定について〃〃〃
第18号〃
第18号輪島市
ふるさと応援基金条例の制定について〃〃〃
第19号〃
第19号輪島市
移住促進住宅条例の制定について〃〃〃
第20号〃
第20
号輪島市立小学校適正規模等検討委員会条例の制定について〃〃〃
第21号〃
第21号輪島市
いじめ防止対策推進条例の制定について〃〃〃
第22号〃
第22号輪島市上時国氏庭園・時国氏
庭園調査検討委員会条例の制定について〃〃〃
第23号〃
第23
号市立輪島病院運営協議会条例の制定について〃〃議決
第24号
市長提出議案
第24号
学校教育法等の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整理に関する条例の制定について平成28年
3月22日原案可決〃
第25号〃
第25
号行政不服審査法の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の制定について〃〃〃
第26号〃
第26号輪島市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部改正について〃〃〃
第27号〃
第27
号輪島市議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部改正について〃〃〃
第28号〃
第28号市長、副市長及び教育長の給与に関する条例の一部改正について〃〃〃
第29号〃
第29
号輪島市議会の議員の議員報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例の一部改正について〃〃〃
第30号〃
第30号特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正について〃〃〃
第31号〃
第31号輪島市一般職の職員の給与に関する条例の一部改正について〃〃〃
第32号〃
第32号輪島市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部改正について〃〃〃
第33号〃
第33号輪島市職員の旅費に関する条例の一部改正について〃〃〃
第34号〃
第34号輪島市税条例の一部改正について〃〃〃
第35号〃
第35号輪島市人事行政の運営等の状況の公表に関する条例の一部改正について〃〃議決
第36号
市長提出議案
第36号輪島市固定資産評価審査委員会条例の一部改正について平成28年
3月22日原案可決〃
第37号〃
第37号輪島市ケーブルテレビ放送施設条例の一部改正について〃〃〃
第38号〃
第38号輪島市
国民健康保険税条例の一部改正について〃〃〃
第39号〃
第39号輪島市子どもの
医療費助成条例及び輪島市
ひとり親家庭等医療費給付条例の一部改正について〃〃〃
第40号〃
第40号輪島市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準等を定める条例及び輪島市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準等を定める条例の一部改正について〃〃〃
第41号〃
第41号輪島市
地域包括支援センターの
包括的支援事業の実施に関する基準を定める条例の一部改正について〃〃〃
第42号〃
第42号輪島市
霊柩車使用条例の一部改正について〃〃〃
第43号〃
第43号輪島市
体育施設条例の一部改正について〃〃〃
第44号〃
第44号輪島市病院事業の設置等に関する条例の一部改正について〃〃〃
第45号〃
第45号輪島市
青少年問題協議会条例の廃止について〃〃〃
第46号〃
第46号字の区域の廃止について〃〃〃
第47号〃
第47号輪島市
過疎地域自立促進計画を定めることについて〃〃議決
第48号
市長提出議案
第48号土地の売払いについて平成28年
3月22日原案可決〃
第49号〃
第49号市道路線の認定について〃〃〃
第50号〃
第50号市道路線の変更について〃〃〃
第51号〃
第51号市道路線の廃止について〃〃〃
第52号〃
第52号平成27年度輪島市
一般会計補正予算(第8号)〃〃〃
第53号〃
第53号平成27年度輪島市
国民健康保険特別会計(事業勘定)補正予算(第2号)〃〃〃
第54号〃
第54号平成27年度輪島市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)〃〃〃