小松市議会 2021-03-05
令和3年第1回定例会(第4日目) 本文 開催日: 2021-03-05
ナビゲーションをスキップする ↓ 最初
のヒットへ(全 0 ヒット) 1 開議 午後 1時30分
◎開議
の宣告
◯議長(
高野哲郎君) これより本日
の会議を開きます。
───────── ◇ ─────────
◎諸般
の報告
2 ◯議長(
高野哲郎君) なお、説明員
の欠席届がお手元に配付
のとおり参っておりますので、御報告いたしておきます。
───────── ◇ ─────────
◎会議時間
の延長
3 ◯議長(
高野哲郎君) あらかじめ会議時間を延長いたしておきます。
───────── ◇ ─────────
◎
市長提出議案第1号~議案第22号
の
委員長報告、質疑、討論、採決
4 ◯議長(
高野哲郎君) 日程第1、
市長提出議案第1号から議案第22号まで
の22件、継続調査中
の小松基地・空港対策特別
委員会
の飛行
の安全に関する調査・
飛行場周辺まちづくりに関する調査、同じく人口問題対策調査特別
委員会
の人口減少社会における
少子化対策、
高齢化対策等に関する調査、同じく
交流人口拡大に関する調査特別
委員会
の北陸新幹線開業に向けた
交流人口拡大に関する調査を一括して議題といたします。
これより
委員長
の報告を求めます。
予算決算常任委員長、
杉林憲治君。
〔
予算決算常任委員長
杉林憲治君登壇〕
5
◯予算決算常任委員長(
杉林憲治君)
予算決算常任委員会における審査
の経過並びに結果について御報告申し上げます。
当
委員会に付託されました案件は、議案第1号から議案第17号及び議案第20号
の以上18件であります。
これら
の案件につきましては、2月18日に各分科会を開催、引き続き26日に会議を開き、総括質疑を行うとともに各分科会を開催し、詳細な審査を行いました。これを受け、
委員会は3月3日に会議を開き、各分科会
委員長
の報告を聴取しました。
分科会
委員長報告
の主な内容を申し上げます。
議案第1号 令和3年度小松市
一般会計予算についてであります。
3
D-CAD活用推進費については、3
D-CAD7台
の機器及びソフト
のメンテナンス費及びド
ローン等デジタル技術の活用研修費、
公共工事事務のRPA化
の推進費等であります。
近年、ドローンは、測量、点検をはじめ、防災、クマ対策、観光、農業、林業など活用
の幅が広がってきております。
利活用拡大のため
資格取得を推進し、現在13名
の技術職員がド
ローン資格を保有していると
のことであります。
資格取得に当たっては部局
の偏りがないように行っていると
のことでありますが、今後とも
資格保有者が適切に配置され、活用につなげていけるよう配慮を求めました。
職員人件費については、令和3年度
職員人件費予算額は、
一般会計、
特別会計、
公営企業会計を含め97億8,470万5,000円であり、
会計年度任用職員を含む総職員数は1,852人であります。
特別会計、
公営企業会計のうち、
病院事業会計の正規職員人件費が対前年比9,641万3,000円
の減少を見込んでいると
のことであります。減少
の理由は、
新規採用者を見込むものの、定年・
早期等退職職員や1年以上
の育児休業取得者の影響を受け、減額になっているということであります。
新型コロナウイルス感染症へ
の対応もあり、
会計年度任用職員の配置などで対応しておりますが、正規職員
の雇用確保は重要な課題であります。
病院は、市民
の健康を支える心
のよりどころであり、安定した職員
の雇用確保は市民
の安心につながることから、職員
の雇用環境や待遇面に対するさらなる配慮を求めました。
令和3年度市税当初予算については、令和3年度
市税歳入予算額は145億1,900万円であり、
新型コロナウイルス感染拡大による
経済活動縮小の影響を受け、対前年比15億3,600万円
の減収見込みと
のことであります。
これまで比較的安定財源であった
固定資産税は、評価替えと
新型コロナに伴う
中小事業者等の特例措置が相まって、対前年比5億900万円減収と
のことであります。
なお、
固定資産税及び
都市計画税の特例措置による軽減額、合わせて5億3,000万円については全額国費で補填されると
のことであります。
消防資機材整備費については、
消防職員用の防火衣
の更新費用と
スタンドパイプ式初期消火セットの整備費用であります。
スタンドパイプ式初期消火セットは、
木造住宅密集地へ
の防火対策を目的に導入するもので、女性や高齢者
の方々でも容易に
初期消火活動が行える
スタンドパイプ式の消火資器材一式を整備し、
地域住民の安心・安全に努めていくものであります。導入
の際には、
操作マニュアルの整備や町内会等へ
の丁寧な説明を求めました。
女性消防士活躍推進費については、
女性消防士が働きやすい職場環境
の整備を目的に、
消防本部庁舎に仮眠室、
シャワー室、洗濯室が一体となった
女性専用室を設置し、女性が安心して働ける環境を整備するものであります。
現在3名
の女性消防士がおり、4月からさらに1名を採用予定と
のことであります。今後ますます
女性消防士が増えていく中で、女性
の活躍に向けた取組は必要なことであり、速やかな整備を求めました。
教育相談費については、不登校あるいは発達に課題があるなど問題を抱える児童生徒、保護者、学校など
の相談を受けて、専門機関と連携を取りながら、円滑な学校生活を送れるよう、また社会性を身につけ将来的な自立に向かうため
の支援に要する費用であります。昨年度に比べ相談体制を拡充させたことにより増額となっています。
学校に行きたくても行けない児童生徒がほとんどであるため、相談に対して親身に寄り添ってあげてほしいという意見や、学校に通うことだけが目的ではなく、社会的に自立して生活することが最終目的であることから、支援体制
の継続に努めてほしいと求めました。
中学校校舎等改修費については、
安宅中学校の空調復旧工事及び
国府中学校の大
規模改造工事の実施設計に係る費用であります。
市では、これまで安全確保や
教育環境の機能充実、今日的な課題へ
の対応など、時代に応じた学校施設
の整備に集中的に取り組んでいます。稚松小学校や
松陽中学校については、急激に変化する社会
の中で、少人数学級であるとか
小中一貫教育の推進など求められる
教育環境の変化を
織り込み調査を進めており、改築等を含めた魅力的な
教育環境の実現に向け積極的に検討していくと
のことであり、引き続き新しい時代に対応した
教育環境の実現
のために
スピード感を持って対応してほしいという意見が出されました。
社会教育費雑入については、
サイエンスヒルズこまつでは
スポンサー広告料を歳入として見込むもので、引き続き協力企業を募集していくと
のことでありました。現在は
コロナ禍で大変難しい状況ではありますが、
スポンサー企業として
の広告宣伝効果や企業側が求めるメリットなどを洗い出し、
スポンサー企業が増加するような創意工夫をこれまで以上に考えるよう求めました。
私立こども園等施設整備費補助金については、5つ
の私立認定こども園等が行う
施設整備に対してその費用を補助するもので、民営化した法人が新たに
施設整備をするため
の補助も1件含まれています。
これまでも
公立保育所を法人へ移管した際には、地域と
のコンセンサスを第一に考えるよう助言を行っていると
のことでありますが、法人と地域
の双方が納得して
施設整備が実施されるよう、合意形成に必要なときにはアドバイスなどを行いながら推進してほしいという意見が出されました。
松東地域こども園整備費については、
金野保育所、
瀬領保育所を統合し、令和4年4月
の開園に向けて、現在、造成工事を進めている松東地域で
の施設整備に係る費用であります。園舎
の建築工事については、今年
の7月以降
の予定となっています。
地域や保護者
の方々と協議して進めていると
のことでありましたが、今後も引き続き推進してほしいという意見が出されました。また、統合後
の2つ
の保育所についても地域と十分協議して有効利用を求めました。
日本遺産サミット開催費については、令和3年11月13日、14日に石川県内で初
の開催となる
日本遺産サミットin小松における
シンポジウム開催、
認定地域の発信ブース設置など
の経費及び
サミット視察の受入れ体制整備の費用と
のことであります。
ものづくりのまち
の小松を全国、世界へ発信する大きなチャンス
の場であり、また
日本遺産サミットの開催が市民にとっても小松
の歴史文化を再認識する場にもなるよう万全に準備してほしいと
の意見が出されました。
障がい
者スポーツ振興費については、
指導者養成や器具整備に係る費用で、協議会を立ち上げ、講習会を開催するなど
障害者スポーツの普及振興に取り組んでいると
のことであります。
障害者スポーツの育成や器具
の整備については、先端技術を取り込んでいってほしいと
の意見や、パラスポーツ
の施設整備、器具、選手育成については企業と
の連携も有効ではないかと
の意見が出されました。
産業競争力強化費については、市内企業
の新製品
の研究、開発、販路開拓、こまつ
の技継承支援など幅広い支援を行う費用と
のことであります。
経営モデルチェンジ支援事業については、県
の事業とも連動し、
コロナ禍における事業転換や新分野へ
の展開などに対し、引き続き柔軟に事業者
のニーズに応えてほしいと
の意見が出されました。
小松産
農産物販路拡大費については、農産物
のブランド化推進、販路拡大
のため
のプロモーション活動小松とまと
レシピコンテスト等の費用と
のことであります。小松とまと
レシピコンテストについては、これまで
のグランプリ作品を絞り込み、投票を行うなど、市内全体を巻き込んだ従来とは違った形で
の開催をしてはどうかと
の意見が出されました。
次に、議案第2号 令和3年度小松市
国民健康保険事業特別会計予算についてであります。
令和3年度
国民健康保険事業特別会計については、
歳入予算額は99億8,200万円であり、対前年比2億7,200万円
の減少となります。
国民健康保険税額は加入者
の前年度
の所得により増減するので、
新型コロナウイルス感染症の影響で加入者
の所得減少が想定されることから、歳入
のうち
国民健康保険税分を対前年比約16%
の減額とするものであります。保険料
の減収分とし、全体で2億2,982万1,000円を基金から繰入れ計上すると
のことで、現在、基金残高は約10億6,000万円あり、基金
の繰入れは数年ぶりであると
のことであります。また、523人
の被保険者
の減少
の主な要因は
後期高齢者へ
の移行であります。
令和3年度は、基金を活用し、
子育て世代へ
の軽減策を実施すると
のことでありますが、安定的な国保事業
の経営に努めていると
のことであります。
最後に、議案第10号 令和2年度小松市
一般会計補正予算(第13号)についてであります。
「Go Aroundこまつ Part2」
消費喚起促進費については、「Go Aroundこまつ」まちにお出かけしよう!
の第2弾として、小松市民を対象に
プレミアム付チケットの販売に向けた準備費用と
のことであります。販売冊数は、第1弾と同様に1世帯2冊(単身世帯は1冊まで)、
予算規模は2倍程度とし、小松市が
包括連携協定を結ぶ
市内郵便局で
の販売を検討、前回
の表紙とチケット
の区別が分かりづらいと
の反省により、デザインを明確に変えるなど準備を進めていると
のことであります。登録店舗は市内580店と多く、市
のホームページでチケット使用可能な店舗を検索できるようになってはいましたが、検索することが難しいと
の意見があったことから、より市民に分かりやすくなるよう、店舗
の検索機能
の充実などシステム
の構築を求める意見が出されました。
なお、採決
の結果、議案第2号から議案第5号、議案第7号から議案第17号及び議案第20号
の以上16件は
全会一致をもって、議案第1号及び議案第6号は賛成多数をもって、いずれも原案どおり可決すべきものと決した次第であります。
以上、
予算決算常任委員会
の報告といたしますが、何とぞ各位
の御賛同を賜りますようお願いを申し上げます。
6 ◯議長(
高野哲郎君)
総務企画常任委員長、
宮川吉男君。
〔
総務企画常任委員長
宮川吉男君登壇〕
7
◯総務企画常任委員長(
宮川吉男君)
総務企画常任委員会における審査
の経過並びに結果について御報告申し上げます。
本
委員会に付託されました案件は、議案第18号 小松市
介護保険条例及び小松市
国民健康保険税条例の一部を改正する条例についてをはじめとする議案3件であります。
これら
の案件につきまして、活発な
質疑応答を行い、終始慎重なる審査を行いました結果、
全会一致でいずれも原案どおり可決すべきものと決した次第であります。
以下、審査
の過程におきまして様々な意見や要望が出されましたので、その一端について御報告申し上げます。
初めに、議案第21号 小松市
火災予防条例の一部を改正する条例についてであります。
電気自動車に搭載されている電池
の大容量化に伴い、出力
の高い
電気自動車用の急速充電設備が必要となることから、昨年交付されました
対象火気省令の一部を改正する省令に基づき、
本市火災予防条例についても
充電設備の規制対象を全出力50キロワットから200キロワットまで上限拡大するものであります。また、
火災リスクへ
の対策として、全出力50キロワットを超える
急速充電設備設置に対する消防へ
の届出義務など、安全基準が強化されると
のことであります。
現在、小松市には
大型ショッピングセンター、道
の駅など10施設に
急速充電設備がありますが、全国的にも設備は少ない状況にあります。この規制緩和により200キロワットまで
電気主任技術者による操作が不要となり、
急速充電設備の設置拡大が期待されるものであります。
次に、
スマート窓口システムの運用開始についてであります。
3月1日より
住民異動手続において、ICTを使った
スマート窓口システムの運用を開始すると
のことであります。引っ越しなど
の住民異動手続において、
市民サービス課や
行政サービスセンター窓口において職員が来庁者に確認しながら
タブレット端末を用いて届出書を作成するものであります。また、
住民異動手続に伴う各種手続
の申請書も自動作成が可能になると
のことであります。
マイナンバーカードを保持していなくても
サービスを利用することができ、書く必要がなくなるため手続
の時間短縮と負担軽減が図られると
のことでありますが、今後とも本人確認など慎重に行いながら実施していくよう求める意見がありました。
次に、
キッズゾーン設置及び
交通安全行事の開催についてであります。
キッズゾーンは、
保育園等周辺で
の園外活動
の交通安全を推進する取組であり、国が自治体に設置を推奨しているものであります。市内
の2幼稚園をモデル園第1号に指定して、小松市で初めて
のキッズゾーンを時速30キロ
の速度規制を行うゾーン30と併せて設置し、園児による
交通安全宣言など
交通安全啓発のため
の行事を実施すると
のことであります。
キッズゾーンは、横断歩道も白やグリーンなどにペイントされ非常に視認しやすくなっておりますが、他
の場所で道路
の白線が消えかかっている箇所があるので、引き続き県警や道路
管理者に対し、白線
の引き直しなど安全な道路環境
の整備を要望してほしいと
の意見がありました。
(仮称)こまつ
地域交通プラン(案)についてであります。
当プランは、国
の地域公共交通の活性化及び再生に関する法律に基づき策定するものであり、人口減少や少子・高齢化が進展する中、
地域住民の移動手段
の確保と効率的で持続可能な交通手段へ
の転換により、みんなで支え合う
地域交通を実現するものであります。
空港と鉄道を軸に路線バス及び
コミュニティバス、タクシー、
施設送迎車両など
の地域モビリティを効率化、最適化し、
地域住民相互の支え合いや
交通事業者の総力を結集し、新技術や新
サービスなど
の英知を総動員して、もっと便利な
地域交通をみんなで支え築くことを目指すものであります。
プランに基づき、持続可能な
地域交通の実現を求める意見がありました。
最後に、EVバスについてであります。
空港連絡線で運行されているEVバスに不具合があり、3月15日を期限に購入先
の車両メーカーによる代車にて運行をすると
のことであります。
同車は、2013年3月に導入されており
保証期間外ではありますが、代車を環境に配慮した車両にて改造を施すなど、真摯に対応していただいていると
のことであります。今後とも不具合などについて
車両メーカーと相談し、速やかに対応するとともに、その都度、議会へ報告するよう求めました。
以上、
総務企画常任委員会
の報告といたしますが、何とぞ各位
の御賛同を賜りますようお願い申し上げます。
8 ◯議長(
高野哲郎君)
福祉文教常任委員長、
吉本慎太郎君。
〔
福祉文教常任委員長
吉本慎太郎君登
壇〕
9
◯福祉文教常任委員長(
吉本慎太郎君)
福祉文教常任委員会における審査
の経過と結果について御報告申し上げます。
当
委員会に付託されました案件は、議案第18号 小松市
介護保険条例及び小松市
国民健康保険税条例の一部を改正する条例について中、関係部分
の1件であります。
この案件につきまして、活発な
質疑応答を行い、終始慎重なる審査を行いました結果、
全会一致をもって原案どおり可決すべきものと決しました。
以下、審査
の過程において様々な意見や要望が出されましたので、その一端を御報告申し上げます。
初めに、
新型コロナウイルスワクチン接種についてであります。
市民病院から、
新型コロナウイルスワクチン接種に向けた現在
の状況と今後
の予定について
の報告を受けました。
基本型接種病院である
市民病院では県からディープフリーザーが配置され、院内に接種体制を構築するため
プロジェクトチームが結成されています。今後、
接種シミュレーションを実施し、3月中旬に当病院を含む医療従事者等へ
のワクチン接種が開始される予定となっています。
病院
の職員
のうち、妊婦や基礎疾患がある方などを除く職員がワクチン接種を希望していると
のことであり、ワクチンは2回接種する必要があることから、これから
のスケジューリングをしっかりと行い、分かりやすい周知を求める意見がありました。
次に、
新型コロナウイルス感染症へ
の対応についてであります。
これまで
の国、県、市
の動向や対応に加えて、これから順次始まるワクチン接種について
の現状報告を受けました。2月1日にワクチン接種専門チームが設置され、ワクチン情報チラシ(第1報)
の発行などで現時点で
の情報を市民に周知するとともに、医療関係機関や集団接種会場
管理者と
の調整を順次行っていると
のことでありました。
周知について、配布するチラシやクーポン券には接種に向けて様々な情報を分かりやすく掲載する予定と
のことですが、テレビ等では副反応
のリスクばかりが取り沙汰されていることから、副反応等
の発生状況とともにワクチン
の効果や安全性について
の情報も掲載し、市民が納得して接種できるように周知してほしいと
の意見がありました。
次に、重層的支援体制整備事業についてであります。
小松市では、これまでも各種事業所
の連携等により、総合的な相談支援体制を取っており、またくらし安心ネットワーク協議会では関連機関
の連携と情報共有により複数
の分野にまたがる困難ケースにも対応を取ってきています。
来年度から実施する重層的支援体制整備事業は、地域共生社会
の実現に向けて、国が目指す総合的な相談支援体制を構築するもので、これまで
の相談体制にさらに新しくコーディネーター
の配置や重層的支援会議
の実施などを加え、相談支援体制
のさらなる充実と強化を図るものであります。
これまでより相談範囲が大きく広がることになり、個人情報
の取扱いには引き続き十分注意して進めてほしいという意見や、また今回
のこの制度は、行政
の部署
の垣根を越えた市民にとって大変よい取組であり、今後もこういった取組を推進してほしいという意見がありました。
最後に、
サイエンスヒルズこまつ科学賞規程
の一部改正についてであります。
昨年度制定した
サイエンスヒルズこまつ科学賞規程
の一部改正について、松東みどり学園開学に伴い義務教育学校を受賞対象に加えるとともに、ヒルズ科学賞
の種類
の一つであるレコード賞をホープ賞に改めるものであります。ホープ賞へ
の改正については、記録に終わらず、この賞
の受賞を契機にさらに将来に望みをかけるような人になってもらいたいという思いを込めて
の改正と
のことであります。
制度スタートから1年しか経過していないことから、途中で
の制度改正がないよう、規程制定
の段階で精査してほしいという意見が出されました。
以上、本
委員会
の報告といたします。何とぞ各位
の御賛同を賜りますようお願い申し上げます。
10 ◯議長(
高野哲郎君) 経済建設常任
委員長、南藤陽一君。
〔経済建設常任
委員長 南藤陽一君登壇〕
11 ◯経済建設常任
委員長(南藤陽一君) 経済建設常任
委員会における審査
の経過並びに結果について御報告申し上げます。
当
委員会に付託されました案件は、議案第19号 小松市建築基準条例
の一部を改正する条例について
の議案1件であります。
これら
の案件につきまして、活発な
質疑応答を行い、慎重なる審査を行いました結果、
全会一致をもって、いずれも原案どおり可決すべきものと決した次第であります。
以下、審査
の過程におきまして様々な意見や要望が出されましたので、その一端について御報告申し上げます。
初めに、議案第19号 小松市建築基準条例
の一部を改正する条例についてであります。
石川県内統一で、壁
のないカーポート
の床面
の積算定方法が定められ、面積
の取り方が大きくなったことから、今回条例対象とする自動車車庫
の床面積
の対象面積を50平米以上から100平米以上に変更すると
のことであります。自動車車庫を建築する際
の規制条件に反映されるものですが、実質上、これまで
の条例適用物件が不利とならないように配慮していると
のことでありました。
次に、こまつクマ出没防止プランについてであります。
令和2年度において、クマ
の目撃が例年
の5倍以上と多数報告され、今後
の対策方針について専門家を交え会議を重ね、こまつクマ出没防止プランを策定したと
のことであります。本年度
の状況を踏まえ、人身被害
の防止及び人と野生獣
のすみ分け
の実現を目指し、ゾーニング
管理、配備体制、普及啓発
の3つ
の施策で構成されていると
のことであります。
侵入防止柵を整備する際は、防止柵設置による熊
の行動範囲
の変化が予想されることから行動を注視してほしいと
の意見や、餌場
の整備については、令和3年からポット苗
の育成、餌場調査、候補地選定を行い、令和7年から植栽、餌場づくりをすると
のことでありますが、専門家
の意見を聞きながら植栽する苗
の種類などを考慮して、できる限り早く餌場整備を行えないかと
の意見が出されました。
最後に、(仮称)歌舞伎
のまちギャラリーオープンについてであります。
石川県こまつ芸術劇場うらら
の一部を改修し、曳山子供歌舞伎や子供歌舞伎「勧進帳」など歌舞伎
のまち小松
の歴史や成田屋と小松
の絆をパネルや大型映像で示し、團十郎さんや成田屋にまつわる品々も展示されると
のことであります。また、当ギャラリー
のオープンに合わせて、ぶっさんや
の営業も再開すると
のことであります。
ギャラリー
の大型映像や展示パネル
の内容については、必要に応じて適宜更新できる形にしてほしいと
の意見が出されました。
以上、経済建設常任
委員会
の報告といたしますが、何とぞ各位
の御賛同を賜りますようお願い申し上げます。
12 ◯議長(
高野哲郎君) 小松基地・空港対策特別
委員長、灰田昌典君。
〔小松基地・空港対策特別
委員長 灰田昌
典君登壇〕
13 ◯小松基地・空港対策特別
委員長(灰田昌典君) さき
の定例会で継続調査
の議決をいただきました飛行
の安全及び
飛行場周辺まちづくりに関する調査について、閉会中も調査を続けてまいりましたので、本
委員会で
の意見及び議論について御報告申し上げます。
初めに、在日米軍再編に係る訓練移転についてであります。
現時点では、小松基地における訓練計画はないと
のことであります。
今後とも訓練実施
の際には、市民
の安全・安心を図るため、これまで以上に安全対策、騒音対策を徹底し、飛行
の安全や協定
の遵守を求めるものであります。
訓練
の実施については、小松市民にとって関心
の高いことであることから、今後とも速やかな情報提供に努めるよう求めました。
次に、令和2年度3四半期まで
の緊急発進実施状況についてであります。
1月22日に統合幕僚監部から発表されました資料によりますと、令和2年度
の3四半期まで
の緊急発進回数は544回であり、前年度
の同時期と比べて198回減少したと
のことであります。
小松基地が所属する中部航空方面隊は26回、前年度同数でありました。
令和2年度3四半期
の特徴ですが、中国機に対する緊急発進回数は331回であり、前年度同期と比べ192回減少し、ロシア機に対する緊急発進回数は206回であり、前年度と比べ10回減少したと
のことであります。
その他、2月13日深夜に宮城県、福島県で最大震度6強を観測する地震が発生した際、小松基地所属
のF-15戦闘機2機が出動し、上空から大規模火災・停電
の有無等
の情報収集を行ったと
のことであります。
次に、小松空港利用状況についてであります。
新型コロナ禍
の影響により、国内線
の12月
の利用状況は前年同期と比較して44%と依然として低水準であります。
国内線については、Go Toトラベルキャンペーンによる経済効果が徐々に出てきたところでしたが、
新型コロナ感染者
の全国的な増加によりGo Toトラベルキャンペーンが昨年12月28日から中断となり、また地域限定でありますが1月8日から
新型コロナによる緊急事態宣言が再発令されました。そのため現在、羽田便を中心に運休便が増加傾向となっており、今後、利用状況が悪化することが予想されていると
のことであります。
なお、国際線(ソウル、上海、台北、香港)は現在も全便運休している状況であります。
国際貨物便
の利用状況については、
新型コロナ禍
の影響により4月から一貫して減少していましたが、8月から持ち直し
の状況が続いており、12月は前年同期と比較して117.3%と
のことであります。従来、貨物輸送を引き受けてきた旅客便が
新型コロナ禍
の影響を受け国際的に便数を減らしたことで、貨物専用便に貨物が集中したことが主な理由と
のことであります。
次に、県立航空プラザについてであります。
航空プラザ
の昨年4月から本年2月22日現在
の入館者は8万人弱であり、
新型コロナウイルス感染症の影響で、例年と比べて大幅に減少する見通しと
のことであります。
施設整備面では、今年6月より前政府専用機(B-747)貴賓室が常設展示され、県においても外壁(南面)や空調整備(1階)等
の改修を順次行ったと
のことであります。
今後、
コロナ禍の収束で来館者数が大きく回復することを期待するとともに、さらなる県と
の連携により航空プラザ
の充実等に努めていくよう求めました。
最後となりますが、1月24日に空港エアターミナルビル内に新レストラン、海とハクサンがオープンしました。
コロナ禍の中で
の明るい話題であり、空港利用客に加え、
地域住民から
の利用にも期待を寄せるものであります。
空港内
のお土産物店、飲食店におかれましては、経営
のために国等
の各種補助金を最大限に活用する等営業努力を続けられていることと思われます。
なお厳しい状況が続く中、市執行部におかれましては、今後とも空港利用客
の利便性
のため、国、県と
の情報共有、補助金等
の情報入手に一層努めていただきますよう求めます。
以上、本
委員会で
の飛行
の安全及び
飛行場周辺まちづくりに関する調査は、重要かつ長期にわたるものであり、閉会中も引き続き調査研究すべきものと決した次第であります。何とぞ各位
の御賛同を賜りますようお願い申し上げ、御報告といたします。
14 ◯議長(
高野哲郎君) 人口問題対策調査特別
委員長、
宮川吉男君。
〔人口問題対策調査特別
委員長
宮川吉男
君登壇〕
15 ◯人口問題対策調査特別
委員長(
宮川吉男君) さき
の定例会におきまして、継続調査
の議決をいただきました調査事項について、閉会中も調査研究を続けてまいりましたが、
人口減少社会における
少子化対策、
高齢化対策等に関する調査について一定
の方向性を見いだしたと
の意見
の一致を得ましたので、今定例会をもって当
委員会
の調査を終結することにいたしました。
以下、各調査項目について本会議で随時報告申し上げてきましたが、これまで
の経過状況を踏まえまして最終報告を申し上げます。
初めに、
少子化対策についてであります。
少子化問題
の原因は、社会環境
の変化による若い世代
の未婚・晩婚化などであり、出生数を上げるためにはまず結婚する人数を増やすことが重要であります。現在、市では婚活支援事業に対し補助を行うなど実施していますが、大人数
のイベント事業に加え、少人数で継続して個別に行うお見合い事業においても積極的なサポートを求めるものであります。
また、小松市
の合計特殊出生率は国や県に比べ高い傾向でありますが、20から30代
の女性
の市外へ
の流出が大きく、2000年から
の10年でおよそ2,000人減少している現状から、若い世代が戻りたくなるまちづくり、
子育て世代を呼び込むまちづくりが重要であります。公立小松大学には、これから大いに期待されるところでありますが、魅力ある企業や新しい産業
の育成、誘致、起業へ
の支援拡充、働きがい
のある職場環境
の啓発、特色
のあるこども園
の整備など、2020年住みよさランキングで8位に選ばれた実績
のPR強化とともに、さらなる社会環境
の充実を求めるものであります。
次に、核家族化が進んでいる現在、親世代
の定年延長や非正規雇用労働者
の増加など、子育てに係る負担感は以前に増して大きくなっている状況にあります。国においては、働き方改革、女性活躍推進
の観点から男性
の育児休暇取得を推進しておりますが、取得率は目標値に及ばず低い水準となっています。夫が育児に参加する時間が高いほど第2子以降増えているというデータも報告されています。
コロナ禍の今こそ、テレワークやリモートワーク
の推進と併せて男性
の育児休暇など柔軟な働き方を積極的に進める市独自
の施策が必要であり、子育てをしながら安心して働くことができるよう事業者へ
の啓発や支援を求めるものであります。
また、経済的なサポートとして、既に無償化となっている子供
の医療費や幼児教育・保育に加え、今定例会には国民健康保険税
の均等割を軽減する予算案が計上されており、高く評価するところでありますが、引き続き子育てに対する経済的支援制度
の創設、拡充
の検討を求めるものであります。
次に、高齢化対策についてであります。
当
委員会では、幾つか
の団体と「元気ではつらつとした高齢者を増やすために」をテーマに意見交換を行ってまいりましたが、高齢化対策を考える上では共通して「生きがい」が重要なキーワードでありました。生きがい
の感じ方は人それぞれ違いがあり、就労や趣味、人と
のつながり、社会から必要とされることなど無数でありますが、高齢者
の生きがいにつながる制度をさらに支援し、充実、創設することが重要であります。
小松市シルバー人材センターに新しく登録される約8割
の方は健康増進や生きがいを目的としているというデータが示すように、生きがいなど
のために就労を希望している方もいます。高齢者がこれまで
の経験や培ってきた技術を生かし、生きがいを持って働ける仕事
の種類を増やすようセンターへ
の支援をはじめ、市内各企業や関係機関と連携を図りながら普及啓発を積極的に進めるよう求めるものであります。
次に、新しい趣味
の提案や理解を深めることを目的とした生きがい教室についてであります。
具体的には、ICT技術を使って趣味と実益を兼ねて楽しく学べるスマートフォン教室は、今後
のデジタル化
の社会において、防災・減災
の観点や健康サポート
の面からも大変重要であります。現在、市立公民館や民間企業、団体などが教室を開催し、市ではそうした団体が実施した際には既存
の補助制度から支援を行っていますが、今後は高齢化対策も併せて、より積極的にスマートフォン活用を推進する取組を検討するよう求めるものであります。
また、本市では、いきいきサロン
の広がりから分かるように地域で
の活動が大変活発であります。いきいきサロンは、健脚体操など
の健康増進
のほかにも情報交換など高齢者が地域社会とつながりを持てる場として大変重要な役割を担っています。しかし、多く
の地域では家に閉じ籠もっている高齢者を地域行事に参加させることが大変難しくなってきており、大きな課題となっています。町内会など各団体と連携を深め、そうした地域で
の自発的な活動をより一層サポート、後押しするよう求めるものであります。
次に、過疎地域対策、移動手段対策についてであります。
本市における過疎地域対策として、中山間地
の活性化政策では、
交流人口拡大から移住・定住につなげる里山
の振興と、住んでいる人
の農業所得
の向上を目的とした農業振興
の2つを柱に事業展開を行っており、現在
のところ、過去10年
の対象地区全体
の人口数を見ると減少幅が改善されているという状況にあります。本市には、まだまだ豊かな自然や地域資源があり、これから
の事業展開に期待するとともに、より一層
の里山地域
の魅力発信、各団体と
の連携強化を求めるものであります。
次に、移動手段対策について、本市では現在、民間事業者に
コミュニティバス3路線
の委託とバス事業に対する補助を行っているほか、地域が主体となって運行する乗合ワゴン事業を行っています。現在、路線バスや地域、民間事業者
のワゴンなど様々な移動手段がそれぞれ
の立場で行われていますが、それらを俯瞰的に見ることが重要であります。交通手段が少ない地域を支援するため、大きなバス路線を本線として、そこに地域
のワゴンなどが連結してエリアを補完するような交通連結点を意識した、これまでより一歩踏み込んだ移動支援
サービスやシステム構築
の検討を求めるものであります。
乗合ワゴン事業では地域から運転手を手配している地区もあり、今後
の担い手不足
の問題から事業継続が難しくなる可能性があります。運転手不足
の問題については、地域協議会などへ
の支援内容
の拡充
のほか、タクシー会社など旅客輸送
のノウハウを持つ事業者などと連携するなど、地域
の方々にとって重要な交通手段を確保するため、地域負担を軽減する仕組みを検討するよう強く求めるものであります。
また、買物が困難な地域や移動手段が少ない地域に住んでいる方々
の暮らしを守るため、交通支援政策と並行して民間
の移動販売車を利用することも重要な過疎地域・移動手段対策
の一つであります。事業者と
サービスを求める地域をマッチングするニーズ調査やソフト面で
のサポートを求めるものであります。
一方、地域
の乗合ワゴン
の利用が、主にグループに多いことや今後ますます免許証を返納する方が増えてくることから、返納した際
の支援について、この1月から支援内容を拡充し、選択肢
の幅が増えたことは大変評価するところでありますが、タクシー乗車券など一度きりでなく、2年目以降も継続して実施するよう検討を求めるものであります。
最後に、
人口減少社会における
少子化対策、高齢化対策において、すぐに成果が出るような政策はなく、様々な政策を長期的に継続して実施することが必要であり、人口減少により歳入が減少したときでも市民
の生活に影響がないよう市民
サービスを継続することが何よりも重要であります。
少子化対策、高齢化対策は、本市
の活力を維持、拡大をする上で必要不可欠であり、今後とも他都市にはない独自性あふれる政策を掲げ、事業
の推進に邁進されんことを期待いたしまして、本
委員会
の最終報告といたします。
何とぞ各位
の御賛同を賜りますようお願い申し上げます。
16 ◯議長(
高野哲郎君)
交流人口拡大に関する調査特別
委員長、表靖二君。
〔
交流人口拡大に関する調査特別
委員長
表 靖二君登壇〕
17 ◯
交流人口拡大に関する調査特別
委員長(表 靖二君) さき
の定例会におきまして、継続調査
の議決をいただきました調査事項について、閉会中も調査研究を続けてまいりましたが、
北陸新幹線開業に向けた
交流人口拡大に関する調査について一定
の方向性を見いだしたと
の意見
の一致を得ましたので、今定例会をもって調査を終結することといたしました。
以下、調査項目について本会議で随時御報告申し上げてきましたが、これまで
の経過及び現状を踏まえ最終
の御報告を申し上げます。
初めに、調査項目1、鉄道在来線についてであります。
令和2年11月に北陸新幹線小松駅舎
の建築工事が始まり、市内
の工事は順調に進んでおります。一方、トンネル
の追加補強工事や敦賀駅
の工事
の遅れにより2023年春
の開業が1年程度遅延すると
のことであります。
並行在来線については、延伸後
のIRいしかわ
の10年間
の累計収支試算は87億円
の赤字となり、赤字額を運賃値上げで賄うと1.46倍程度
の値上げが必要になると
のことであります。並行在来線は住民
の日常生活に欠かせない交通手段であり、運賃値上げ幅
の抑制は第一義
の課題であります。利便性向上による利用促進、沿線自治体と
の支援体制
の構築など対策を求めるものであります。
「かがやき」
の停車駅について、空港と駅が近く、ビジネス客が多く、観光資源豊富な小松市は「かがやき」が停車する可能性は大いにありますが、地元
の機運を高め、積極的に誘致活動を行い、PRすることも重要であることから、早急に活動体制を整えるよう求めるものであります。
関西・中京圏から
のアクセス向上について、新幹線小松開業後は、特急列車は新幹線に移行され、関西・中京圏-小松
の移動
の際、敦賀駅で
の乗換えが必要となってまいります。延伸後
のアクセス向上
のため、金沢-和倉温泉間
の特急列車延伸、快速列車
の運行などJRへ要望すべきと
の意見がありました。
次に、調査項目2、二次交通手段についてであります。
令和2年度内閣府
の未来技術社会実装事業に、小松市における2大交通拠点をつなぐ自動運転バス
の導入事業が選定され、小松駅-小松空港間
の自動運転
の実証実験が行われました。暫定運行までには協議を重ねる必要があると
のことでありますが、今後とも自動運転、MaaS、バス
の運行ルート
の見直しなど二次交通手段
の強化に努め、空港と新幹線駅を核とした目的地へ
のスムーズな移動支援を求めるものであります。
次に、調査項目3、広域観光についてであります。
世界的な
新型コロナウイルス感染症流行により、観光面でも旅客、宿泊、飲食業等
の収入が減少し、インバウンドにも大きな打撃を与えました。感染症と向き合い、ニューノーマル
の生活様式で社会構築をしていくことが重要な課題であり、感染症拡大防止と地域経済
の維持に取り組むため、観光においても対策を講じているところであります。
粟津温泉
の交流人口拡大について、今後、東京オリンピック・パラリンピック、
日本遺産サミットなど大型イベントが予定をされております。コンベンション
の誘致は
交流人口拡大のため有効な手だてではありますが、参加者が小松市で宿泊していただけるよう地元
の宿泊施設とコンベンションをつなげる仕組みを構築するよう求めます。また、コンベンション
の誘致には
施設整備に基準がある場合が多いので、ハード整備
の実施を併せて検討するよう求めるものであります。
市内コンベンション開催支援について、令和2年度より助成額が拡大しましたが、さらなる助成額
の拡大を求めるものであります。
那谷寺
の交流人口拡大について、那谷寺には国・県・市指定
の文化財や国
の名勝指定など価値
のある建築物、名勝等が数多くあります。文化財
の修理に対し、国、県、市から
の補助もありますが、数が多いことから那谷寺
の負担も大きく、修理対象にできない箇所もあると
のことです。
那谷寺には国指定
の重要文化財がたくさんあり、歴史的にも価値が高いことから、国宝指定へ
の検討を望む意見がありました。
安宅地区
の交流人口
の拡大について、安宅町は自然景観、白砂青松、「勧進帳」
の物語など歴史もあり、観光客に根強い人気があります。また、空港やインターが近く、県内外から難関突破
の成就を求め参拝に訪れるなど集客力があります。
現在、安宅
の関整備計画によりハード整備が行われているところでありますが、安宅地区だけではなく、移動
の拠点となる空港から安宅地区に向かう道路も安宅
の関歴史ロマンを感じられるよう整備することを求めるものであります。
旧市街地
の交流人口
の拡大について、旧市街地
の商店主たちがオンラインツアーを開催するなど、歴史と商店
の魅力を発信する取組が行われております。地域主導
の地域づくりは望ましい形で、これからも継続していけるよう助成制度
の創設やまちづくりを応援する地域おこし協力隊
の派遣など、支援体制づくりを行う必要があると
の意見がありました。
最後に、調査項目4、その他
交流人口拡大に付随する課題についてであります。
戦略的な広報活動について、新幹線金沢駅開業により、首都圏のみならず国内外から多く
の観光客が石川県を訪れております。一方、意見交換した市内
の団体等からは、金沢開業による利用客
の増加は感じられないと
の意見が大半でありました。新幹線小松開業に向け、首都圏へ
の広報を強化するよう求めるものであります。
新幹線と小松空港と
の連携、共存について、レール・アンド・フライト
の相乗効果により旅客
の選択肢が広がり、インバウンド需要
の拡大に大いに資するものであります。今後とも空港機能
の充実に向け、国や県と協議していくよう求めるものであります。
現在、安宅新地区土地区画整理事業が実施されています。空港、鉄道、高速道路が近接する恵まれた立地条件を生かし、新たな産業やにぎわいを創出するため本事業は非常に重要であり、今後とも効果的に展開していくよう求めるものであります。
当
委員会はこれをもって終結いたしますが、所管
の常任
委員会で幅広い研究を期待するとともに、これからも助言やバックアップを行いながら、交流人口
の拡大に向け、取り組んでいく所存であります。
以上、本
委員会
の最終報告といたします。何とぞ各位
の御賛同を賜りますようお願い申し上げます。
18 ◯議長(
高野哲郎君) 以上で
委員長報告は終わりました。
これより
委員長報告に対する質疑に入ります。
質疑はありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
19 ◯議長(
高野哲郎君) 質疑なしと認めます。
これをもって質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。
通告がありますので、これを許します。
橋本米子君。
〔19番 橋本米子君登壇〕
20 ◯19番(橋本米子君) 私は、3月当初議会におきまして
市長提出議案のうち、議案第1号 令和3年度小松市
一般会計予算、議案第6号 令和3年度小松市
後期高齢者医療
特別会計予算に反対し、他
の議案には賛成であります。
以下、理由を述べます。
初めに、議案第1号 令和3年度小松市
一般会計予算についてであります。
小松市は、令和3年度予算を骨格予算として、前年度比1.2%減
の453億2,000万円
の予算を計上されました。
コロナ禍の下、歳入
の柱である市税等
の状況では、税合計で145億1,900万円と前年度比9.6%減
の見通しとなる中、
新型コロナウイルス感染症によって甚大な影響を受けている市内事業者へ
の消費喚起策「Go Aroundこまつ Part2」
の準備費を計上し、また国民健康保険税
の子育て世帯へ
の配慮として均等割半額を減免するなど、市民生活支援が打ち出された面もありました。
しかし、歳出では、大型公共事業である北陸新幹線建設推進費として骨格費用として7,700万円計上されております。
私は、総括質疑でも指摘しましたが、建設費が膨張する一方で、県が発表している並行在来線
の収支均衡予測が厳しい状況にあるこの北陸新幹線建設には賛成できません。
また、度々指摘しております住民基本台帳システム運営費4,500万円は、マイナンバーカード
の申請受付、送付及び個人番号カード
の発行等委託料としてJ-LISに支払う費用です。
私は、昨年12月議会でもマイナンバーカードがこの3月より健康保険証として利用できるようになり、今後、運転免許証、国税、年金など
の多分野にもわたり、個人情報をひもづけして利用できるようになれば、個人情報
の侵害が問題になっていく危惧を持ちますと討論しましたが、今でも同じ考えであり、この予算には賛成できません。
教育
委員会では、昨年、新学習指導要領による来年度より使用する中学校教科書
の採択が行われ、社会科
の歴史教科書は育鵬社に決まりました。
私は、昨年6月に県内各団体
の方と、教科書
の中に神話を歴史教育に取り込んだり、アジア太平洋戦争を自存自衛
の大東亜戦争と名づけるという、こういう教科書を採択していただきたくないと申し入れてきました。
今回、当初予算
の授業支援費3,770万円
の中には、中学校社会科
の教師用教科書、指導書に育鵬社用として25万8,075円が計上されており、賛成できません。
また、学校給食運営費として2億2,080万円が計上されております。小松市教育
委員会では、学校給食調理等業務委託が平成27年10月から開始され、来年度で7年目になります。令和3年度は、小学校17校、中学校8校、義務教育学校1校、合わせて26校で行われますが、来年度新たに主任調理員さんはじめパート
の方も含めて合計18人
の調理員さんが委託先へ転籍されます。私は、この行財政改革として推進されているこの学校給食等業務委託には反対をし続けており、この当初予算には賛成できません。
次に、議案第6号 令和3年度小松市
後期高齢者医療
特別会計予算についてであります。
平成20年4月から75歳以上
の方が加入する
後期高齢者医療制度は、世界にない差別医療だとして大きな非難
の中で始められました。
制度を始めるに当たっては、様々な保険料、軽減特例が行われなければ発足できず、今回、13年目で
後期高齢者医療保険料均等割軽減特例
の見直しが行われ、7.75割軽減であったものが通常
の7割軽減へと移行されます。軽減特例7.75割から7割へ移行される対象者見込み数は約3,600人、被保険者数1万6,146人
のうち約22%を占めております。
モデルケースで年金収入のみ150万円
の独り暮らし
の被保険者
の場合では、年間保険料が3,564円
の増加とも試算されております。
私は、保険料を苛酷に取立て、しかも僅か年金月額1万5,000円以上から保険料を天引きするこの
後期高齢者医療制度は廃止を求めて反対討論といたします。
以上であります。
21 ◯議長(
高野哲郎君) ほかに討論はありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
22 ◯議長(
高野哲郎君) 討論なしと認めます。
これをもって討論を終結いたします。
これより採決に入ります。
議案第1号及び議案第6号
の以上2件を一括して採決いたします。
お諮りいたします。
以上
の2件は、いずれも
委員長報告
のとおり可決することに賛成
の諸君
の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
23 ◯議長(
高野哲郎君) 起立多数。
よって、以上
の2件は、いずれも
委員長報告
のとおり決しました。
次に、議案第2号から議案第5号まで及び議案第7号から議案第22号
の以上20件を一括して採決いたします。
お諮りいたします。
以上
の20件は、いずれも
委員長報告
のとおり可決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
24 ◯議長(
高野哲郎君) 御異議なしと認めます。
よって、以上
の20件は、いずれも
委員長報告
のとおり決しました。
次に、継続調査中
の小松基地・空港対策特別
委員会
の調査を採決いたします。
お諮りいたします。
本件は、
委員長報告
のとおり閉会中
の継続調査とすることに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
25 ◯議長(
高野哲郎君) 御異議なしと認めます。
よって、本件は、
委員長報告
のとおり決しました。
次に、継続調査中
の人口問題対策調査特別
委員会
の調査、
交流人口拡大に関する調査特別
委員会
の調査
の以上2件を一括して採決いたします。
お諮りいたします。
以上
の2件は、
委員長報告
のとおり、調査を終結することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
26 ◯議長(
高野哲郎君) 御異議なしと認めます。
よって、以上
の2件は、いずれも
委員長報告
のとおり決しました。
───────── ◇ ─────────
◎
市長提出議案第23号
の上程、説明、
質疑、
委員会付託、
委員長報告、質疑、
討論、採決、議案第24号及び議案第
25号
の上程、説明、質疑・
委員会付
託・討論省略、採決
27 ◯議長(
高野哲郎君) 日程第2、
市長提出議案第23号 令和2年度小松市
一般会計補正予算(第14号)外2件を一括して議題といたします。
市長より提案理由
の説明を求めます。
市長、和田愼司君。
〔市長 和田愼司君登壇〕
28 ◯市長(和田愼司君) それでは、追加提出いたしました議案3件について御説明申し上げます。
まず、議案第23号 令和2年度小松市
一般会計補正予算(第14号)についてです。
2月26日
の予算内示会でも説明いたしましたとおり、
新型コロナウイルス感染症対策として、飲食店や小売業等に対する賃料支援
のほか、旅客事業者等が行う車両
の衛生強化に対する助成、寄附金を活用した準要保護世帯へ
の進学応援金
の給付を行うものです。また、大雪で被害を受けた農業用ハウス
の復旧に関わる助成についても計上しています。
補正額は、
一般会計の7,220万円で、併せて繰越明許費として6,500万円を計上しています。補正後
の予算累計額は、
一般会計で622億671万円、全会計
の合計では1,165億9,854万1,000円となります。
財源としましては、県支出金、寄附金
のほか財政調整基金から
の繰入金等を充てております。
次に、議案第24号 教育
委員会教育長
の任命についてです。
教育長、石黒和彦氏
の任期は3月31日をもって満了となります。
石黒氏は、平成27年4月に教育長に就任し、変革期
の教育行政
の推進役として様々な改革や取組を実施してきました。
イングリッシュ・テーブルやALT
の全中学校へ
の配置、サイエンスヒルズや大学と連携した独自
のプログラミング教育など先駆的な取組を進め、1人1台体制が整備された
タブレット端末では3学期から本格的な授業で
の活用を始めています。
中学生サミットは、子供たち自らが課題を見いだし、議論し、発表する問題解決型
の学び
の実践として保護者からも評価を受けています。
外国人児童生徒
の増加に伴い、日本語初期指導教室を開設、生活指導を行うなど、多文化共生
の教育環境づくりも進めています。
義務教育学校松東みどり学園は、9年間を通した
小中一貫教育を実践する先進校として来月からスタートを切ります。
市立高校では、日大芸術学部と
の連携や高大連携クラス
の新設など、新たな学び
の形やより高い進路
の実現を目指した改革を進めています。
たくましく未来を切り開いていく力を育成する教育
の重要性はますます高まっており、石黒氏を引き続き教育長として任命しようとするものです。
次に、議案第25号 固定資産評価審査
委員会
委員の選任についてです。
固定資産評価審査
委員会
委員、若本伸一氏
の任期は3月26日をもって満了となります。
このたび、後任といたしまして、園町・上村岳司氏を選任しようとするものです。
若本氏におかれましては、平成24年から9年間にわたり、本市
の固定資産評価審査業務に多大な御尽力をいただき、心より感謝申し上げます。
固定資産
の評価審査は、専門性、中立性が求められ、また令和3年度は3年に一度
の評価替えを行う基準年度でもあり、適正かつ公平な課税を期する観点からも、司法書士として豊かな知識、経験を有しておられる上村氏が最適任と存じ、選任しようとするものです。
以上3件につきまして、御審議
の上、御賛同いただきますようよろしくお願いします。
さて、市町村にとりまして前例
のない公衆衛生事業となる
新型コロナウイルスワクチン接種については、市長を本部長とする
新型コロナウイルス感染症対策会議を設置、
市民病院を含めた全長横断体制で、また医師会や薬剤師会、看護師
の皆さんと連携して、市民が安心して接種できるよう体制を整えています。
まずは、65歳以上
の方3万人
の接種を安心してスムーズに実施いたします。3月1日には、市民から
の予約受付や問合せにお答えする専用コールセンター、小松市ワクチンダイヤルを市庁舎4階に設置し、準備を進めています。
医師会等、各医療関係者とは個別接種
の実施や集団接種会場へ
の医療職派遣に向け合意しており、市内3か所
の集団接種会場では医療職
のほか市職員、委託先職員など1会場約40人で対応に当たるほか、公立小松大学保健医療学部
の学生にも応援いただきます。
特別養護老人ホーム等
の入居施設については、医療職等が施設を訪問し接種する日程を調整しており、接種会場まで
の移動が困難な方については、タクシー、福祉タクシー券
の交付を行います。
現在、国から
のワクチン配分量や時期が不確定ですが、3月下旬以降、65歳以上
の方に接種クーポン券を配布することになります。
市としましては、安心でスムーズな接種体制を構築します。市民
の皆様には、集団免疫獲得により、社会全体で感染を封じ込めるというワクチン接種
の意義をぜひ御理解いただきますようお願いいたします。
29 ◯議長(
高野哲郎君) お諮りいたします。
ただいま議題となっております
市長提出議案第24号及び議案第25号
の以上2件については、質疑
の省略及び会議規則第37条第3項
の規定による
委員会へ
の付託
の省略並びに討論を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
30 ◯議長(
高野哲郎君) 御異議なしと認めます。
よって、以上
の2件については、質疑及び
委員会へ
の付託並びに討論を省略することに決しました。
これより
市長提出議案第23号 令和2年度小松市
一般会計補正予算(第14号)について、提出者から
の提案理由に対する質疑に入ります。
質疑はありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
31 ◯議長(
高野哲郎君) 質疑なしと認めます。
これをもって質疑を終結いたします。
ただいま議題となっております
市長提出議案第23号については、お手元に配付してあります常任
委員会審査付託表
のとおり、
予算決算常任委員会に付託いたします。
この際、
委員会審査
のため暫時休憩いたします。
休憩 午後 2時50分
再開 午後 5時10分
32 ◯議長(
高野哲郎君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
これより
委員長
の報告を求めます。
予算決算常任副
委員長、片山瞬次郎君。
〔
予算決算常任副
委員長 片山瞬次郎君登
壇〕
33
◯予算決算常任副
委員長(片山瞬次郎君)
予算決算常任委員会における審査
の経過並びに結果について御報告申し上げます。
当
委員会に付託されました案件は、議案第23号
の1件であります。
この案件につきましては、本日
の本会議暫時休憩中に各分科会を開催し、詳細な審査を行いました。
これを受け、
委員会は分科会終了後に会議を開き、分科会
委員長
の報告を聴取しました。
分科会
委員長報告
の主な内容を申し上げます。
議案第23号 令和2年度小松市
一般会計補正予算(第14号)についてであります。
総務
管理費寄附金については,
新型コロナウイルス感染症対策として、企業並びに個人
の方から受領した寄附金540万円であります。寄附金は寄附者
の御意向に沿い、
コロナ禍において経済的に不安定な状況に置かれている準要保護世帯を対象とする小中学校及び高校等へ
の進学応援金に充当されると
のことであります。
財政調整基金繰入金については、3月
の追加補正
の新型コロナウイルス感染症対策経費
の財源として5,280万円を追加計上し、補正後
の繰入額を6億100万円とするものであります。
児童生徒進学応援金については、法人、個人合わせて5件
の方からいただいた寄附を活用して、
新型コロナウイルス感染症から子供
の命を守り、健やかな成長を願う保護者
の経済的な困難が軽減され、新入学される児童生徒が学校生活に夢を描けるよう、準要保護世帯で令和3年4月1日に小中学校、高等学校及び高等専門学校に入学予定
の児童生徒を持つ保護者に対して進学応援金として児童生徒1人当たり2万円を支給するものであります。
新型コロナウイルス感染症経済対策費については、飲食業等賃料支援金(Part2)は、国
の家賃支援給付金終了に伴い、店舗
の用に供する土地、建物、貸店舗
の賃料
の一部を補助し、事業継続
の支援を図る費用と
のことであります。店舗に対する賃料については、補助率2分の1、月
の上限額7万円で3月から5月
の支払い賃料相当
の一部を補助すると
のことであります。また、旅客関連車両感染症対策支援補助金については、
新型コロナワクチン
の接種開始とGo To再開を見据えた公共交通機関等
の車両
の衛生環境向上による安心を確保することを目的として、主として車内
の抗ウイルス施工や車載用空気清浄機等
の設置に係る費用
の一部を補助すると
のことであります。
賃料支援金については、申請者に対して速やかな支給を求める意見が出されました。また、売上減少が続く事業者
の現況を注視し、適宜対策ができるよう支援策
の充実を図るとともに、今後、コロナ終息に向けてソフト面で
の支援
の強化も必要ではないかと
の意見も出されました。
農業施設等雪害復旧対策費については、この冬
の暴風雪により農業用ハウス
のビニール破損や倒壊など
の被害を受けた農業者向けに、国や県は農業者
の不安に応え緊急支援対策を実施すると
のことで、その支援対策を活用し、速やかな営農再開と産地
の維持復興
のため、農業用ハウス
の再建や修復
の支援を行う費用と
のことであります。
なお、採決
の結果、議案第23号
の1件は
全会一致をもって原案どおり可決すべきものと決した次第であります。
以上、
予算決算常任委員会
の報告といたしますが、何とぞ各位
の御賛同を賜りますようお願い申し上げます。
34 ◯議長(
高野哲郎君) 以上で
委員長報告は終わりました。
これより
委員長報告に対する質疑に入ります。
質疑はありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
35 ◯議長(
高野哲郎君) 質疑なしと認めます。
これをもって質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。
討論はありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
36 ◯議長(
高野哲郎君) 討論なしと認めます。
これをもって討論を終結いたします。
これより採決に入ります。
議案第23号を採決いたします。
お諮りいたします。
本案は、
委員長報告
のとおり可決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
37 ◯議長(
高野哲郎君) 御異議なしと認めます。
よって、本案は、
委員長報告
のとおり決しました。
次に、議案第24号 教育
委員会教育長
の任命についてを採決いたします。
お諮りいたします。
本案は、原案に同意することに賛成
の諸君
の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
38 ◯議長(
高野哲郎君) 起立総員。
よって、本案は、原案に同意することに決しました。
次に、議案第25号 固定資産評価審査
委員会
委員の選任についてを採決いたします。
お諮りいたします。
本案は、原案に同意することに賛成
の諸君
の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
39 ◯議長(
高野哲郎君) 起立総員。
よって、本案は、原案に同意することに決しました。
───────── ◇ ─────────
◎議員提出議案第1号
の上程、説明、質
疑、
委員会付託省略、討論、採決
40 ◯議長(
高野哲郎君) 日程第3、議員提出議案第1号 小松市議会会議規則
の一部を改正する規則についてを議題といたします。
提出者より提案理由
の説明を求めておりますので、これを許します。
吉本慎太郎君。
〔10番
吉本慎太郎君登壇〕
41 ◯10番(
吉本慎太郎君) ただいま上程されました議員提出議案第1号 小松市議会会議規則
の一部を改正する規則について
の提案理由
の説明を申し上げます。
小松市議会会議規則では、欠席
の届出
の規定について、本会議及び
委員会
のいずれも事故
のため出席できないときは理由をつけて届け出ると定めておりますが、欠席事由として、育児、看護、介護などを明文化するものであります。また、出産による欠席についても産前産後期間にも配慮した規定に改正するものであります。
市民が議員として活動するに当たって
の制約要因を解消し、女性をはじめとする多様な人材
の市議会へ
の参画を促すことにより、議会を活性化し、よりよい市民
サービスを実現しようとするものであります。
次に、請願書
の記載事項等についてであります。
請願書には、請願者
の押印を求められておりますが、請願者
の署名または記名押印を求める規定に改正するものであります。
これまで、行政手続等において求めてきた押印について、原則としてその廃止を広く推進している政府
の方針を踏まえ、小松市議会においても請願書については押印がなくても特段支障
のないものとして見直しを行うものであります。
なお、身体的理由により署名が困難な方もいることから、単に押印を廃止する
のではなく、選択肢として記名押印を残すこととするものです。
以上が会議規則
の改正案であります。
何とぞ議員各位
の御賛同を賜りますようお願い申し上げて、提案理由
の説明とさせていただきます。
42 ◯議長(
高野哲郎君) これより提出者から
の提案理由に対する質疑に入ります。
質疑はありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
43 ◯議長(
高野哲郎君) 質疑なしと認めます。
これをもって質疑を終結いたします。
お諮りいたします。
ただいま議題となっております議員提出議案第1号については、会議規則第37条第3項
の規定により
委員会へ
の付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
44 ◯議長(
高野哲郎君) 御異議なしと認めます。
よって、本案は、
委員会へ
の付託を省略することに決しました。
これより討論に入ります。
討論はありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
45 ◯議長(
高野哲郎君) 討論なしと認めます。
これをもって討論を終結いたします。
これより採決に入ります。
議員提出議案第1号 小松市議会会議規則
の一部を改正する規則についてを採決いたします。
お諮りいたします。
本案は、原案
のとおり可決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
46 ◯議長(
高野哲郎君) 御異議なしと認めます。
よって、本案は、原案
のとおり決しました。
───────── ◇ ─────────
◎議員提出議案第2号~議案第4号
の上
程、説明、質疑、
委員会付託省略、討
論、採決
47 ◯議長(
高野哲郎君) 日程第4、議員提出議案第2号 尖閣諸島周辺海域で
の中国公船による漁船追尾等に関する意見書、議員提出議案第3号
新型コロナウイルスワクチンに関する意見書、議員提出議案第4号 児童手当特例給付
の削減に反対する意見書、以上
の3件を一括して議題といたします。
お諮りいたします。
ただいま議題となっております議員提出議案第2号から議案第4号まで
の以上
の3件については、提案理由
の説明を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
48 ◯議長(
高野哲郎君) 御異議なしと認めます。
よって、以上
の3件は、提案理由
の説明を省略することに決しました。
これより議員提出議員に対する質疑に入ります。
質疑はありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
49 ◯議長(
高野哲郎君) 質疑なしと認めます。
これをもって質疑を終結いたします。
お諮りいたします。
ただいま議題となっております議員提出議案第2号から議案第4号まで
の以上
の3件については、会議規則第37条第3項
の規定により
委員会へ
の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
50 ◯議長(
高野哲郎君) 御異議なしと認めます。
よって、以上
の3件は、
委員会へ
の付託を省略することに決しました。
これより討論に入ります。
討論はありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
51 ◯議長(
高野哲郎君) 討論なしと認めます。
これをもって討論を終結いたします。
これより採決に入ります。
議員提出議案第2号 尖閣諸島周辺海域で
の中国公船による漁船追尾等に関する意見書、議員提出議案第3号
新型コロナウイルスワクチンに関する意見書、以上
の2件を一括して採決いたします。
お諮りいたします。
以上
の2件は、いずれも原案
のとおり可決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
52 ◯議長(
高野哲郎君) 御異議なしと認めます。
よって、以上
の2件は、いずれも原案
のとおり決しました。
次に、議員提出議案第4号 児童手当特例給付
の削減に反対する意見書を採決いたします。
お諮りいたします。
本案は、原案
のとおり可決することに賛成
の諸君
の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
53 ◯議長(
高野哲郎君) 起立少数。
よって、本案は、否決されました。
───────── ◇ ─────────
◎議員
の派遣
54 ◯議長(
高野哲郎君) 日程第5、議員
の派遣についてを議題といたします。
お手元に配付してあります議員
の派遣については、令和3年4月20日から4月21日
の2日間、東浩一君を、石川県市議会議長会研修、市町村議会議員特別セミナーに参加
のため、千葉市
の市町村職員中央研究所へ派遣したいと思います。
お諮りいたします。
議員
の派遣は、原案
のとおり可決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
55 ◯議長(
高野哲郎君) 御異議なしと認めます。
よって、本案は、原案
のとおり派遣することに決しました。
お諮りいたします。
ただいま可決されました議員派遣
の内容に今後変更を要するときは、その取扱いを議長に御一任願いたいと思いますが、これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
56 ◯議長(
高野哲郎君) 御異議なしと認めます。議長一任と決しました。
───────── ◇ ─────────
◎南加賀広域圏事務組合議会議員
の選挙
57 ◯議長(
高野哲郎君) 日程第6、南加賀広域圏事務組合議会議員
の選挙を行います。
南加賀広域圏事務組合議会より令和3年4月1日から組合議員
の定数変更に伴い、小松市議会に対し新たに2名
の組合議員
の選任依頼がありました。
お諮りいたします。
選挙の方法については、地方自治法第118条第2項
の規定により、指名推選により行いたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
58 ◯議長(
高野哲郎君) 御異議なしと認めます。
よって、
選挙の方法は指名推選によることに決しました。
お諮りいたします。
指名
の方法については、議長において指名することにいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
59 ◯議長(
高野哲郎君) 御異議なしと認めます。
よって、議長において指名することに決しました。
南加賀広域圏事務組合議会議員に
宮 川 吉 男 君 灰 田 昌 典 君
を指名いたします。
お諮りいたします。
ただいま議長において指名いたしました2名を南加賀広域圏事務組合議会議員
の当選人として定めることに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
60 ◯議長(
高野哲郎君) 御異議なしと認めます。
よって、ただいま指名いたしました
宮川吉男君、灰田昌典が南加賀広域圏事務組合議会議員に当選いたしました。
ただいま当選されました2名
の方が議場におられますので、本席から会議規則第32条第2項
の規定により当選
の告知をいたします。
───────── ◇ ─────────
◎各常任
委員会
の閉会中
の継続調査につ
いて
61 ◯議長(
高野哲郎君) 日程第7、各常任
委員会所管事務
の閉会中
の継続調査についてを議題といたします。
予算決算常任委員会をはじめとする4常任
委員会
の委員長から、お手元に配付
のとおりそれぞれ閉会中
の継続調査
の申出書が参っております。
お諮りいたします。
各常任
委員長から
の申出
のとおり閉会中
の継続調査とすることに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
62 ◯議長(
高野哲郎君) 御異議なしと認めます。
よって、本件は各常任
委員長から
の申出
のとおり閉会中
の継続調査とすることに決しました。
───────── ◇ ─────────
◎閉会
の宣告
63 ◯議長(
高野哲郎君) 以上で本日
の議事日程は全て終了いたしました。
これをもって令和3年第1回小松市議会定例会を閉会いたします。
閉会 午後 7時26分
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