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  1. 小松市議会 2021-03-05
    令和3年第1回定例会(第4日目)  本文 開催日: 2021-03-05


    取得元: 小松市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-10
    ナビゲーションをスキップする ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1       開議 午後 1時30分    ◎開議の宣告 ◯議長(高野哲郎君) これより本日の会議を開きます。  ───────── ◇ ─────────    ◎諸般の報告 2 ◯議長(高野哲郎君) なお、説明員の欠席届がお手元に配付のとおり参っておりますので、御報告いたしておきます。  ───────── ◇ ─────────    ◎会議時間の延長 3 ◯議長(高野哲郎君) あらかじめ会議時間を延長いたしておきます。  ───────── ◇ ─────────    ◎市長提出議案第1号~議案第22号の     委員長報告、質疑、討論、採決 4 ◯議長(高野哲郎君) 日程第1、市長提出議案第1号から議案第22号までの22件、継続調査中の小松基地・空港対策特別委員会の飛行の安全に関する調査・飛行場周辺まちづくりに関する調査、同じく人口問題対策調査特別委員会人口減少社会における少子化対策高齢化対策等に関する調査、同じく交流人口拡大に関する調査特別委員会北陸新幹線開業に向けた交流人口拡大に関する調査を一括して議題といたします。
     これより委員長の報告を求めます。  予算決算常任委員長、杉林憲治君。    〔予算決算常任委員長 杉林憲治君登壇〕 5 ◯予算決算常任委員長(杉林憲治君) 予算決算常任委員会における審査の経過並びに結果について御報告申し上げます。  当委員会に付託されました案件は、議案第1号から議案第17号及び議案第20号の以上18件であります。  これらの案件につきましては、2月18日に各分科会を開催、引き続き26日に会議を開き、総括質疑を行うとともに各分科会を開催し、詳細な審査を行いました。これを受け、委員会は3月3日に会議を開き、各分科会委員長の報告を聴取しました。  分科会委員長報告の主な内容を申し上げます。  議案第1号 令和3年度小松市一般会計予算についてであります。  3D-CAD活用推進費については、3D-CAD7台の機器及びソフトのメンテナンス費及びドローン等デジタル技術活用研修費公共工事事務のRPA化の推進費等であります。  近年、ドローンは、測量、点検をはじめ、防災、クマ対策、観光、農業、林業など活用の幅が広がってきております。利活用拡大のため資格取得を推進し、現在13名の技術職員がドローン資格を保有しているとのことであります。  資格取得に当たっては部局の偏りがないように行っているとのことでありますが、今後とも資格保有者が適切に配置され、活用につなげていけるよう配慮を求めました。  職員人件費については、令和3年度職員人件費予算額は、一般会計、特別会計、公営企業会計を含め97億8,470万5,000円であり、会計年度任用職員を含む総職員数は1,852人であります。  特別会計、公営企業会計のうち、病院事業会計正規職員人件費が対前年比9,641万3,000円の減少を見込んでいるとのことであります。減少の理由は、新規採用者を見込むものの、定年・早期等退職職員や1年以上の育児休業取得者の影響を受け、減額になっているということであります。  新型コロナウイルス感染症への対応もあり、会計年度任用職員の配置などで対応しておりますが、正規職員の雇用確保は重要な課題であります。  病院は、市民の健康を支える心のよりどころであり、安定した職員の雇用確保は市民の安心につながることから、職員の雇用環境や待遇面に対するさらなる配慮を求めました。  令和3年度市税当初予算については、令和3年度市税歳入予算額は145億1,900万円であり、新型コロナウイルス感染拡大による経済活動縮小の影響を受け、対前年比15億3,600万円の減収見込みとのことであります。  これまで比較的安定財源であった固定資産税は、評価替えと新型コロナに伴う中小事業者等の特例措置が相まって、対前年比5億900万円減収とのことであります。  なお、固定資産税及び都市計画税の特例措置による軽減額、合わせて5億3,000万円については全額国費で補填されるとのことであります。  消防資機材整備費については、消防職員用の防火衣の更新費用とスタンドパイプ式初期消火セットの整備費用であります。スタンドパイプ式初期消火セットは、木造住宅密集地への防火対策を目的に導入するもので、女性や高齢者の方々でも容易に初期消火活動が行えるスタンドパイプ式消火資器材一式を整備し、地域住民の安心・安全に努めていくものであります。導入の際には、操作マニュアルの整備や町内会等への丁寧な説明を求めました。  女性消防士活躍推進費については、女性消防士が働きやすい職場環境の整備を目的に、消防本部庁舎に仮眠室、シャワー室、洗濯室が一体となった女性専用室を設置し、女性が安心して働ける環境を整備するものであります。  現在3名の女性消防士がおり、4月からさらに1名を採用予定とのことであります。今後ますます女性消防士が増えていく中で、女性の活躍に向けた取組は必要なことであり、速やかな整備を求めました。  教育相談費については、不登校あるいは発達に課題があるなど問題を抱える児童生徒、保護者、学校などの相談を受けて、専門機関と連携を取りながら、円滑な学校生活を送れるよう、また社会性を身につけ将来的な自立に向かうための支援に要する費用であります。昨年度に比べ相談体制を拡充させたことにより増額となっています。  学校に行きたくても行けない児童生徒がほとんどであるため、相談に対して親身に寄り添ってあげてほしいという意見や、学校に通うことだけが目的ではなく、社会的に自立して生活することが最終目的であることから、支援体制の継続に努めてほしいと求めました。  中学校校舎等改修費については、安宅中学校空調復旧工事及び国府中学校の大規模改造工事の実施設計に係る費用であります。  市では、これまで安全確保や教育環境の機能充実、今日的な課題への対応など、時代に応じた学校施設の整備に集中的に取り組んでいます。稚松小学校や松陽中学校については、急激に変化する社会の中で、少人数学級であるとか小中一貫教育の推進など求められる教育環境の変化を織り込み調査を進めており、改築等を含めた魅力的な教育環境の実現に向け積極的に検討していくとのことであり、引き続き新しい時代に対応した教育環境の実現のためにスピード感を持って対応してほしいという意見が出されました。  社会教育費雑入については、サイエンスヒルズこまつではスポンサー広告料を歳入として見込むもので、引き続き協力企業を募集していくとのことでありました。現在はコロナ禍で大変難しい状況ではありますが、スポンサー企業としての広告宣伝効果や企業側が求めるメリットなどを洗い出し、スポンサー企業が増加するような創意工夫をこれまで以上に考えるよう求めました。  私立こども園等施設整備費補助金については、5つの私立認定こども園等が行う施設整備に対してその費用を補助するもので、民営化した法人が新たに施設整備をするための補助も1件含まれています。  これまでも公立保育所を法人へ移管した際には、地域とのコンセンサスを第一に考えるよう助言を行っているとのことでありますが、法人と地域の双方が納得して施設整備が実施されるよう、合意形成に必要なときにはアドバイスなどを行いながら推進してほしいという意見が出されました。  松東地域こども園整備費については、金野保育所瀬領保育所を統合し、令和4年4月の開園に向けて、現在、造成工事を進めている松東地域での施設整備に係る費用であります。園舎の建築工事については、今年の7月以降の予定となっています。  地域や保護者の方々と協議して進めているとのことでありましたが、今後も引き続き推進してほしいという意見が出されました。また、統合後の2つの保育所についても地域と十分協議して有効利用を求めました。  日本遺産サミット開催費については、令和3年11月13日、14日に石川県内で初の開催となる日本遺産サミットin小松におけるシンポジウム開催、認定地域の発信ブース設置などの経費及びサミット視察受入れ体制整備の費用とのことであります。ものづくりのまちの小松を全国、世界へ発信する大きなチャンスの場であり、また日本遺産サミットの開催が市民にとっても小松の歴史文化を再認識する場にもなるよう万全に準備してほしいとの意見が出されました。  障がい者スポーツ振興費については、指導者養成や器具整備に係る費用で、協議会を立ち上げ、講習会を開催するなど障害者スポーツの普及振興に取り組んでいるとのことであります。障害者スポーツの育成や器具の整備については、先端技術を取り込んでいってほしいとの意見や、パラスポーツの施設整備、器具、選手育成については企業との連携も有効ではないかとの意見が出されました。  産業競争力強化費については、市内企業の新製品の研究、開発、販路開拓、こまつの技継承支援など幅広い支援を行う費用とのことであります。経営モデルチェンジ支援事業については、県の事業とも連動し、コロナ禍における事業転換や新分野への展開などに対し、引き続き柔軟に事業者のニーズに応えてほしいとの意見が出されました。  小松産農産物販路拡大費については、農産物のブランド化推進、販路拡大のためのプロモーション活動小松とまとレシピコンテスト等の費用とのことであります。小松とまとレシピコンテストについては、これまでのグランプリ作品を絞り込み、投票を行うなど、市内全体を巻き込んだ従来とは違った形での開催をしてはどうかとの意見が出されました。  次に、議案第2号 令和3年度小松市国民健康保険事業特別会計予算についてであります。  令和3年度国民健康保険事業特別会計については、歳入予算額は99億8,200万円であり、対前年比2億7,200万円の減少となります。国民健康保険税額は加入者の前年度の所得により増減するので、新型コロナウイルス感染症の影響で加入者の所得減少が想定されることから、歳入のうち国民健康保険税分を対前年比約16%の減額とするものであります。保険料の減収分とし、全体で2億2,982万1,000円を基金から繰入れ計上するとのことで、現在、基金残高は約10億6,000万円あり、基金の繰入れは数年ぶりであるとのことであります。また、523人の被保険者の減少の主な要因は後期高齢者への移行であります。  令和3年度は、基金を活用し、子育て世代への軽減策を実施するとのことでありますが、安定的な国保事業の経営に努めているとのことであります。  最後に、議案第10号 令和2年度小松市一般会計補正予算(第13号)についてであります。  「Go Aroundこまつ Part2」消費喚起促進費については、「Go Aroundこまつ」まちにお出かけしよう!の第2弾として、小松市民を対象にプレミアム付チケットの販売に向けた準備費用とのことであります。販売冊数は、第1弾と同様に1世帯2冊(単身世帯は1冊まで)、予算規模は2倍程度とし、小松市が包括連携協定を結ぶ市内郵便局での販売を検討、前回の表紙とチケットの区別が分かりづらいとの反省により、デザインを明確に変えるなど準備を進めているとのことであります。登録店舗は市内580店と多く、市のホームページでチケット使用可能な店舗を検索できるようになってはいましたが、検索することが難しいとの意見があったことから、より市民に分かりやすくなるよう、店舗の検索機能の充実などシステムの構築を求める意見が出されました。  なお、採決の結果、議案第2号から議案第5号、議案第7号から議案第17号及び議案第20号の以上16件は全会一致をもって、議案第1号及び議案第6号は賛成多数をもって、いずれも原案どおり可決すべきものと決した次第であります。  以上、予算決算常任委員会の報告といたしますが、何とぞ各位の御賛同を賜りますようお願いを申し上げます。 6 ◯議長(高野哲郎君) 総務企画常任委員長、宮川吉男君。    〔総務企画常任委員長 宮川吉男君登壇〕 7 ◯総務企画常任委員長(宮川吉男君) 総務企画常任委員会における審査の経過並びに結果について御報告申し上げます。  本委員会に付託されました案件は、議案第18号 小松市介護保険条例及び小松市国民健康保険税条例の一部を改正する条例についてをはじめとする議案3件であります。  これらの案件につきまして、活発な質疑応答を行い、終始慎重なる審査を行いました結果、全会一致でいずれも原案どおり可決すべきものと決した次第であります。  以下、審査の過程におきまして様々な意見や要望が出されましたので、その一端について御報告申し上げます。  初めに、議案第21号 小松市火災予防条例の一部を改正する条例についてであります。  電気自動車に搭載されている電池の大容量化に伴い、出力の高い電気自動車用急速充電設備が必要となることから、昨年交付されました対象火気省令の一部を改正する省令に基づき、本市火災予防条例についても充電設備の規制対象を全出力50キロワットから200キロワットまで上限拡大するものであります。また、火災リスクへの対策として、全出力50キロワットを超える急速充電設備設置に対する消防への届出義務など、安全基準が強化されるとのことであります。  現在、小松市には大型ショッピングセンター、道の駅など10施設に急速充電設備がありますが、全国的にも設備は少ない状況にあります。この規制緩和により200キロワットまで電気主任技術者による操作が不要となり、急速充電設備の設置拡大が期待されるものであります。  次に、スマート窓口システムの運用開始についてであります。  3月1日より住民異動手続において、ICTを使ったスマート窓口システムの運用を開始するとのことであります。引っ越しなどの住民異動手続において、市民サービス課行政サービスセンター窓口において職員が来庁者に確認しながらタブレット端末を用いて届出書を作成するものであります。また、住民異動手続に伴う各種手続の申請書も自動作成が可能になるとのことであります。  マイナンバーカードを保持していなくてもサービスを利用することができ、書く必要がなくなるため手続の時間短縮と負担軽減が図られるとのことでありますが、今後とも本人確認など慎重に行いながら実施していくよう求める意見がありました。  次に、キッズゾーン設置及び交通安全行事の開催についてであります。  キッズゾーンは、保育園等周辺での園外活動の交通安全を推進する取組であり、国が自治体に設置を推奨しているものであります。市内の2幼稚園をモデル園第1号に指定して、小松市で初めてのキッズゾーンを時速30キロの速度規制を行うゾーン30と併せて設置し、園児による交通安全宣言など交通安全啓発のための行事を実施するとのことであります。  キッズゾーンは、横断歩道も白やグリーンなどにペイントされ非常に視認しやすくなっておりますが、他の場所で道路の白線が消えかかっている箇所があるので、引き続き県警や道路管理者に対し、白線の引き直しなど安全な道路環境の整備を要望してほしいとの意見がありました。  (仮称)こまつ地域交通プラン(案)についてであります。  当プランは、国の地域公共交通の活性化及び再生に関する法律に基づき策定するものであり、人口減少や少子・高齢化が進展する中、地域住民の移動手段の確保と効率的で持続可能な交通手段への転換により、みんなで支え合う地域交通を実現するものであります。  空港と鉄道を軸に路線バス及びコミュニティバス、タクシー、施設送迎車両などの地域モビリティを効率化、最適化し、地域住民相互の支え合いや交通事業者の総力を結集し、新技術や新サービスなどの英知を総動員して、もっと便利な地域交通をみんなで支え築くことを目指すものであります。  プランに基づき、持続可能な地域交通の実現を求める意見がありました。  最後に、EVバスについてであります。  空港連絡線で運行されているEVバスに不具合があり、3月15日を期限に購入先の車両メーカーによる代車にて運行をするとのことであります。  同車は、2013年3月に導入されており保証期間外ではありますが、代車を環境に配慮した車両にて改造を施すなど、真摯に対応していただいているとのことであります。今後とも不具合などについて車両メーカーと相談し、速やかに対応するとともに、その都度、議会へ報告するよう求めました。  以上、総務企画常任委員会の報告といたしますが、何とぞ各位の御賛同を賜りますようお願い申し上げます。 8 ◯議長(高野哲郎君) 福祉文教常任委員長吉本慎太郎君。    〔福祉文教常任委員長 吉本慎太郎君登     壇〕 9 ◯福祉文教常任委員長吉本慎太郎君) 福祉文教常任委員会における審査の経過と結果について御報告申し上げます。  当委員会に付託されました案件は、議案第18号 小松市介護保険条例及び小松市国民健康保険税条例の一部を改正する条例について中、関係部分の1件であります。  この案件につきまして、活発な質疑応答を行い、終始慎重なる審査を行いました結果、全会一致をもって原案どおり可決すべきものと決しました。  以下、審査の過程において様々な意見や要望が出されましたので、その一端を御報告申し上げます。  初めに、新型コロナウイルスワクチン接種についてであります。  市民病院から、新型コロナウイルスワクチン接種に向けた現在の状況と今後の予定についての報告を受けました。基本型接種病院である市民病院では県からディープフリーザーが配置され、院内に接種体制を構築するためプロジェクトチームが結成されています。今後、接種シミュレーションを実施し、3月中旬に当病院を含む医療従事者等へのワクチン接種が開始される予定となっています。  病院の職員のうち、妊婦や基礎疾患がある方などを除く職員がワクチン接種を希望しているとのことであり、ワクチンは2回接種する必要があることから、これからのスケジューリングをしっかりと行い、分かりやすい周知を求める意見がありました。  次に、新型コロナウイルス感染症への対応についてであります。  これまでの国、県、市の動向や対応に加えて、これから順次始まるワクチン接種についての現状報告を受けました。2月1日にワクチン接種専門チームが設置され、ワクチン情報チラシ(第1報)の発行などで現時点での情報を市民に周知するとともに、医療関係機関集団接種会場管理者との調整を順次行っているとのことでありました。 周知について、配布するチラシやクーポン券には接種に向けて様々な情報を分かりやすく掲載する予定とのことですが、テレビ等では副反応のリスクばかりが取り沙汰されていることから、副反応等の発生状況とともにワクチンの効果や安全性についての情報も掲載し、市民が納得して接種できるように周知してほしいとの意見がありました。  次に、重層的支援体制整備事業についてであります。  小松市では、これまでも各種事業所の連携等により、総合的な相談支援体制を取っており、またくらし安心ネットワーク協議会では関連機関の連携と情報共有により複数の分野にまたがる困難ケースにも対応を取ってきています。  来年度から実施する重層的支援体制整備事業は、地域共生社会の実現に向けて、国が目指す総合的な相談支援体制を構築するもので、これまでの相談体制にさらに新しくコーディネーターの配置や重層的支援会議の実施などを加え、相談支援体制のさらなる充実と強化を図るものであります。  これまでより相談範囲が大きく広がることになり、個人情報の取扱いには引き続き十分注意して進めてほしいという意見や、また今回のこの制度は、行政の部署の垣根を越えた市民にとって大変よい取組であり、今後もこういった取組を推進してほしいという意見がありました。  最後に、サイエンスヒルズこまつ科学賞規程の一部改正についてであります。  昨年度制定したサイエンスヒルズこまつ科学賞規程の一部改正について、松東みどり学園開学に伴い義務教育学校を受賞対象に加えるとともに、ヒルズ科学賞の種類の一つであるレコード賞をホープ賞に改めるものであります。ホープ賞への改正については、記録に終わらず、この賞の受賞を契機にさらに将来に望みをかけるような人になってもらいたいという思いを込めての改正とのことであります。  制度スタートから1年しか経過していないことから、途中での制度改正がないよう、規程制定の段階で精査してほしいという意見が出されました。  以上、本委員会の報告といたします。何とぞ各位の御賛同を賜りますようお願い申し上げます。 10 ◯議長(高野哲郎君) 経済建設常任委員長、南藤陽一君。    〔経済建設常任委員長 南藤陽一君登壇〕 11 ◯経済建設常任委員長(南藤陽一君) 経済建設常任委員会における審査の経過並びに結果について御報告申し上げます。  当委員会に付託されました案件は、議案第19号 小松市建築基準条例の一部を改正する条例についての議案1件であります。  これらの案件につきまして、活発な質疑応答を行い、慎重なる審査を行いました結果、全会一致をもって、いずれも原案どおり可決すべきものと決した次第であります。  以下、審査の過程におきまして様々な意見や要望が出されましたので、その一端について御報告申し上げます。  初めに、議案第19号 小松市建築基準条例の一部を改正する条例についてであります。  石川県内統一で、壁のないカーポートの床面の積算定方法が定められ、面積の取り方が大きくなったことから、今回条例対象とする自動車車庫の床面積の対象面積を50平米以上から100平米以上に変更するとのことであります。自動車車庫を建築する際の規制条件に反映されるものですが、実質上、これまでの条例適用物件が不利とならないように配慮しているとのことでありました。  次に、こまつクマ出没防止プランについてであります。  令和2年度において、クマの目撃が例年の5倍以上と多数報告され、今後の対策方針について専門家を交え会議を重ね、こまつクマ出没防止プランを策定したとのことであります。本年度の状況を踏まえ、人身被害の防止及び人と野生獣のすみ分けの実現を目指し、ゾーニング管理、配備体制、普及啓発の3つの施策で構成されているとのことであります。  侵入防止柵を整備する際は、防止柵設置による熊の行動範囲の変化が予想されることから行動を注視してほしいとの意見や、餌場の整備については、令和3年からポット苗の育成、餌場調査、候補地選定を行い、令和7年から植栽、餌場づくりをするとのことでありますが、専門家の意見を聞きながら植栽する苗の種類などを考慮して、できる限り早く餌場整備を行えないかとの意見が出されました。  最後に、(仮称)歌舞伎のまちギャラリーオープンについてであります。  石川県こまつ芸術劇場うららの一部を改修し、曳山子供歌舞伎や子供歌舞伎「勧進帳」など歌舞伎のまち小松の歴史や成田屋と小松の絆をパネルや大型映像で示し、團十郎さんや成田屋にまつわる品々も展示されるとのことであります。また、当ギャラリーのオープンに合わせて、ぶっさんやの営業も再開するとのことであります。  ギャラリーの大型映像や展示パネルの内容については、必要に応じて適宜更新できる形にしてほしいとの意見が出されました。  以上、経済建設常任委員会の報告といたしますが、何とぞ各位の御賛同を賜りますようお願い申し上げます。
    12 ◯議長(高野哲郎君) 小松基地・空港対策特別委員長、灰田昌典君。    〔小松基地・空港対策特別委員長 灰田昌     典君登壇〕 13 ◯小松基地・空港対策特別委員長(灰田昌典君) さきの定例会で継続調査の議決をいただきました飛行の安全及び飛行場周辺まちづくりに関する調査について、閉会中も調査を続けてまいりましたので、本委員会での意見及び議論について御報告申し上げます。  初めに、在日米軍再編に係る訓練移転についてであります。  現時点では、小松基地における訓練計画はないとのことであります。  今後とも訓練実施の際には、市民の安全・安心を図るため、これまで以上に安全対策、騒音対策を徹底し、飛行の安全や協定の遵守を求めるものであります。  訓練の実施については、小松市民にとって関心の高いことであることから、今後とも速やかな情報提供に努めるよう求めました。  次に、令和2年度3四半期までの緊急発進実施状況についてであります。  1月22日に統合幕僚監部から発表されました資料によりますと、令和2年度の3四半期までの緊急発進回数は544回であり、前年度の同時期と比べて198回減少したとのことであります。  小松基地が所属する中部航空方面隊は26回、前年度同数でありました。  令和2年度3四半期の特徴ですが、中国機に対する緊急発進回数は331回であり、前年度同期と比べ192回減少し、ロシア機に対する緊急発進回数は206回であり、前年度と比べ10回減少したとのことであります。  その他、2月13日深夜に宮城県、福島県で最大震度6強を観測する地震が発生した際、小松基地所属のF-15戦闘機2機が出動し、上空から大規模火災・停電の有無等の情報収集を行ったとのことであります。  次に、小松空港利用状況についてであります。  新型コロナ禍の影響により、国内線の12月の利用状況は前年同期と比較して44%と依然として低水準であります。  国内線については、Go Toトラベルキャンペーンによる経済効果が徐々に出てきたところでしたが、新型コロナ感染者の全国的な増加によりGo Toトラベルキャンペーンが昨年12月28日から中断となり、また地域限定でありますが1月8日から新型コロナによる緊急事態宣言が再発令されました。そのため現在、羽田便を中心に運休便が増加傾向となっており、今後、利用状況が悪化することが予想されているとのことであります。  なお、国際線(ソウル、上海、台北、香港)は現在も全便運休している状況であります。  国際貨物便の利用状況については、新型コロナ禍の影響により4月から一貫して減少していましたが、8月から持ち直しの状況が続いており、12月は前年同期と比較して117.3%とのことであります。従来、貨物輸送を引き受けてきた旅客便が新型コロナ禍の影響を受け国際的に便数を減らしたことで、貨物専用便に貨物が集中したことが主な理由とのことであります。  次に、県立航空プラザについてであります。  航空プラザの昨年4月から本年2月22日現在の入館者は8万人弱であり、新型コロナウイルス感染症の影響で、例年と比べて大幅に減少する見通しとのことであります。施設整備面では、今年6月より前政府専用機(B-747)貴賓室が常設展示され、県においても外壁(南面)や空調整備(1階)等の改修を順次行ったとのことであります。  今後、コロナ禍の収束で来館者数が大きく回復することを期待するとともに、さらなる県との連携により航空プラザの充実等に努めていくよう求めました。  最後となりますが、1月24日に空港エアターミナルビル内に新レストラン、海とハクサンがオープンしました。コロナ禍の中での明るい話題であり、空港利用客に加え、地域住民からの利用にも期待を寄せるものであります。  空港内のお土産物店、飲食店におかれましては、経営のために国等の各種補助金を最大限に活用する等営業努力を続けられていることと思われます。  なお厳しい状況が続く中、市執行部におかれましては、今後とも空港利用客の利便性のため、国、県との情報共有、補助金等の情報入手に一層努めていただきますよう求めます。  以上、本委員会での飛行の安全及び飛行場周辺まちづくりに関する調査は、重要かつ長期にわたるものであり、閉会中も引き続き調査研究すべきものと決した次第であります。何とぞ各位の御賛同を賜りますようお願い申し上げ、御報告といたします。 14 ◯議長(高野哲郎君) 人口問題対策調査特別委員長、宮川吉男君。    〔人口問題対策調査特別委員長 宮川吉男     君登壇〕 15 ◯人口問題対策調査特別委員長(宮川吉男君) さきの定例会におきまして、継続調査の議決をいただきました調査事項について、閉会中も調査研究を続けてまいりましたが、人口減少社会における少子化対策高齢化対策等に関する調査について一定の方向性を見いだしたとの意見の一致を得ましたので、今定例会をもって当委員会の調査を終結することにいたしました。  以下、各調査項目について本会議で随時報告申し上げてきましたが、これまでの経過状況を踏まえまして最終報告を申し上げます。  初めに、少子化対策についてであります。  少子化問題の原因は、社会環境の変化による若い世代の未婚・晩婚化などであり、出生数を上げるためにはまず結婚する人数を増やすことが重要であります。現在、市では婚活支援事業に対し補助を行うなど実施していますが、大人数のイベント事業に加え、少人数で継続して個別に行うお見合い事業においても積極的なサポートを求めるものであります。  また、小松市の合計特殊出生率は国や県に比べ高い傾向でありますが、20から30代の女性の市外への流出が大きく、2000年からの10年でおよそ2,000人減少している現状から、若い世代が戻りたくなるまちづくり、子育て世代を呼び込むまちづくりが重要であります。公立小松大学には、これから大いに期待されるところでありますが、魅力ある企業や新しい産業の育成、誘致、起業への支援拡充、働きがいのある職場環境の啓発、特色のあるこども園の整備など、2020年住みよさランキングで8位に選ばれた実績のPR強化とともに、さらなる社会環境の充実を求めるものであります。  次に、核家族化が進んでいる現在、親世代の定年延長や非正規雇用労働者の増加など、子育てに係る負担感は以前に増して大きくなっている状況にあります。国においては、働き方改革、女性活躍推進の観点から男性の育児休暇取得を推進しておりますが、取得率は目標値に及ばず低い水準となっています。夫が育児に参加する時間が高いほど第2子以降増えているというデータも報告されています。コロナ禍の今こそ、テレワークやリモートワークの推進と併せて男性の育児休暇など柔軟な働き方を積極的に進める市独自の施策が必要であり、子育てをしながら安心して働くことができるよう事業者への啓発や支援を求めるものであります。  また、経済的なサポートとして、既に無償化となっている子供の医療費や幼児教育・保育に加え、今定例会には国民健康保険税の均等割を軽減する予算案が計上されており、高く評価するところでありますが、引き続き子育てに対する経済的支援制度の創設、拡充の検討を求めるものであります。  次に、高齢化対策についてであります。  当委員会では、幾つかの団体と「元気ではつらつとした高齢者を増やすために」をテーマに意見交換を行ってまいりましたが、高齢化対策を考える上では共通して「生きがい」が重要なキーワードでありました。生きがいの感じ方は人それぞれ違いがあり、就労や趣味、人とのつながり、社会から必要とされることなど無数でありますが、高齢者の生きがいにつながる制度をさらに支援し、充実、創設することが重要であります。  小松市シルバー人材センターに新しく登録される約8割の方は健康増進や生きがいを目的としているというデータが示すように、生きがいなどのために就労を希望している方もいます。高齢者がこれまでの経験や培ってきた技術を生かし、生きがいを持って働ける仕事の種類を増やすようセンターへの支援をはじめ、市内各企業や関係機関と連携を図りながら普及啓発を積極的に進めるよう求めるものであります。  次に、新しい趣味の提案や理解を深めることを目的とした生きがい教室についてであります。  具体的には、ICT技術を使って趣味と実益を兼ねて楽しく学べるスマートフォン教室は、今後のデジタル化の社会において、防災・減災の観点や健康サポートの面からも大変重要であります。現在、市立公民館や民間企業、団体などが教室を開催し、市ではそうした団体が実施した際には既存の補助制度から支援を行っていますが、今後は高齢化対策も併せて、より積極的にスマートフォン活用を推進する取組を検討するよう求めるものであります。  また、本市では、いきいきサロンの広がりから分かるように地域での活動が大変活発であります。いきいきサロンは、健脚体操などの健康増進のほかにも情報交換など高齢者が地域社会とつながりを持てる場として大変重要な役割を担っています。しかし、多くの地域では家に閉じ籠もっている高齢者を地域行事に参加させることが大変難しくなってきており、大きな課題となっています。町内会など各団体と連携を深め、そうした地域での自発的な活動をより一層サポート、後押しするよう求めるものであります。  次に、過疎地域対策、移動手段対策についてであります。  本市における過疎地域対策として、中山間地の活性化政策では、交流人口拡大から移住・定住につなげる里山の振興と、住んでいる人の農業所得の向上を目的とした農業振興の2つを柱に事業展開を行っており、現在のところ、過去10年の対象地区全体の人口数を見ると減少幅が改善されているという状況にあります。本市には、まだまだ豊かな自然や地域資源があり、これからの事業展開に期待するとともに、より一層の里山地域の魅力発信、各団体との連携強化を求めるものであります。  次に、移動手段対策について、本市では現在、民間事業者にコミュニティバス3路線の委託とバス事業に対する補助を行っているほか、地域が主体となって運行する乗合ワゴン事業を行っています。現在、路線バスや地域、民間事業者のワゴンなど様々な移動手段がそれぞれの立場で行われていますが、それらを俯瞰的に見ることが重要であります。交通手段が少ない地域を支援するため、大きなバス路線を本線として、そこに地域のワゴンなどが連結してエリアを補完するような交通連結点を意識した、これまでより一歩踏み込んだ移動支援サービスやシステム構築の検討を求めるものであります。  乗合ワゴン事業では地域から運転手を手配している地区もあり、今後の担い手不足の問題から事業継続が難しくなる可能性があります。運転手不足の問題については、地域協議会などへの支援内容の拡充のほか、タクシー会社など旅客輸送のノウハウを持つ事業者などと連携するなど、地域の方々にとって重要な交通手段を確保するため、地域負担を軽減する仕組みを検討するよう強く求めるものであります。  また、買物が困難な地域や移動手段が少ない地域に住んでいる方々の暮らしを守るため、交通支援政策と並行して民間の移動販売車を利用することも重要な過疎地域・移動手段対策の一つであります。事業者とサービスを求める地域をマッチングするニーズ調査やソフト面でのサポートを求めるものであります。  一方、地域の乗合ワゴンの利用が、主にグループに多いことや今後ますます免許証を返納する方が増えてくることから、返納した際の支援について、この1月から支援内容を拡充し、選択肢の幅が増えたことは大変評価するところでありますが、タクシー乗車券など一度きりでなく、2年目以降も継続して実施するよう検討を求めるものであります。  最後に、人口減少社会における少子化対策、高齢化対策において、すぐに成果が出るような政策はなく、様々な政策を長期的に継続して実施することが必要であり、人口減少により歳入が減少したときでも市民の生活に影響がないよう市民サービスを継続することが何よりも重要であります。少子化対策、高齢化対策は、本市の活力を維持、拡大をする上で必要不可欠であり、今後とも他都市にはない独自性あふれる政策を掲げ、事業の推進に邁進されんことを期待いたしまして、本委員会の最終報告といたします。  何とぞ各位の御賛同を賜りますようお願い申し上げます。 16 ◯議長(高野哲郎君) 交流人口拡大に関する調査特別委員長、表靖二君。    〔交流人口拡大に関する調査特別委員長     表 靖二君登壇〕 17 ◯交流人口拡大に関する調査特別委員長(表 靖二君) さきの定例会におきまして、継続調査の議決をいただきました調査事項について、閉会中も調査研究を続けてまいりましたが、北陸新幹線開業に向けた交流人口拡大に関する調査について一定の方向性を見いだしたとの意見の一致を得ましたので、今定例会をもって調査を終結することといたしました。  以下、調査項目について本会議で随時御報告申し上げてきましたが、これまでの経過及び現状を踏まえ最終の御報告を申し上げます。  初めに、調査項目1、鉄道在来線についてであります。  令和2年11月に北陸新幹線小松駅舎の建築工事が始まり、市内の工事は順調に進んでおります。一方、トンネルの追加補強工事や敦賀駅の工事の遅れにより2023年春の開業が1年程度遅延するとのことであります。  並行在来線については、延伸後のIRいしかわの10年間の累計収支試算は87億円の赤字となり、赤字額を運賃値上げで賄うと1.46倍程度の値上げが必要になるとのことであります。並行在来線は住民の日常生活に欠かせない交通手段であり、運賃値上げ幅の抑制は第一義の課題であります。利便性向上による利用促進、沿線自治体との支援体制の構築など対策を求めるものであります。  「かがやき」の停車駅について、空港と駅が近く、ビジネス客が多く、観光資源豊富な小松市は「かがやき」が停車する可能性は大いにありますが、地元の機運を高め、積極的に誘致活動を行い、PRすることも重要であることから、早急に活動体制を整えるよう求めるものであります。  関西・中京圏からのアクセス向上について、新幹線小松開業後は、特急列車は新幹線に移行され、関西・中京圏-小松の移動の際、敦賀駅での乗換えが必要となってまいります。延伸後のアクセス向上のため、金沢-和倉温泉間の特急列車延伸、快速列車の運行などJRへ要望すべきとの意見がありました。  次に、調査項目2、二次交通手段についてであります。  令和2年度内閣府の未来技術社会実装事業に、小松市における2大交通拠点をつなぐ自動運転バスの導入事業が選定され、小松駅-小松空港間の自動運転の実証実験が行われました。暫定運行までには協議を重ねる必要があるとのことでありますが、今後とも自動運転、MaaS、バスの運行ルートの見直しなど二次交通手段の強化に努め、空港と新幹線駅を核とした目的地へのスムーズな移動支援を求めるものであります。  次に、調査項目3、広域観光についてであります。  世界的な新型コロナウイルス感染症流行により、観光面でも旅客、宿泊、飲食業等の収入が減少し、インバウンドにも大きな打撃を与えました。感染症と向き合い、ニューノーマルの生活様式で社会構築をしていくことが重要な課題であり、感染症拡大防止と地域経済の維持に取り組むため、観光においても対策を講じているところであります。  粟津温泉の交流人口拡大について、今後、東京オリンピック・パラリンピック、日本遺産サミットなど大型イベントが予定をされております。コンベンションの誘致は交流人口拡大のため有効な手だてではありますが、参加者が小松市で宿泊していただけるよう地元の宿泊施設とコンベンションをつなげる仕組みを構築するよう求めます。また、コンベンションの誘致には施設整備に基準がある場合が多いので、ハード整備の実施を併せて検討するよう求めるものであります。  市内コンベンション開催支援について、令和2年度より助成額が拡大しましたが、さらなる助成額の拡大を求めるものであります。  那谷寺の交流人口拡大について、那谷寺には国・県・市指定の文化財や国の名勝指定など価値のある建築物、名勝等が数多くあります。文化財の修理に対し、国、県、市からの補助もありますが、数が多いことから那谷寺の負担も大きく、修理対象にできない箇所もあるとのことです。  那谷寺には国指定の重要文化財がたくさんあり、歴史的にも価値が高いことから、国宝指定への検討を望む意見がありました。  安宅地区の交流人口の拡大について、安宅町は自然景観、白砂青松、「勧進帳」の物語など歴史もあり、観光客に根強い人気があります。また、空港やインターが近く、県内外から難関突破の成就を求め参拝に訪れるなど集客力があります。  現在、安宅の関整備計画によりハード整備が行われているところでありますが、安宅地区だけではなく、移動の拠点となる空港から安宅地区に向かう道路も安宅の関歴史ロマンを感じられるよう整備することを求めるものであります。  旧市街地の交流人口の拡大について、旧市街地の商店主たちがオンラインツアーを開催するなど、歴史と商店の魅力を発信する取組が行われております。地域主導の地域づくりは望ましい形で、これからも継続していけるよう助成制度の創設やまちづくりを応援する地域おこし協力隊の派遣など、支援体制づくりを行う必要があるとの意見がありました。  最後に、調査項目4、その他交流人口拡大に付随する課題についてであります。  戦略的な広報活動について、新幹線金沢駅開業により、首都圏のみならず国内外から多くの観光客が石川県を訪れております。一方、意見交換した市内の団体等からは、金沢開業による利用客の増加は感じられないとの意見が大半でありました。新幹線小松開業に向け、首都圏への広報を強化するよう求めるものであります。  新幹線と小松空港との連携、共存について、レール・アンド・フライトの相乗効果により旅客の選択肢が広がり、インバウンド需要の拡大に大いに資するものであります。今後とも空港機能の充実に向け、国や県と協議していくよう求めるものであります。  現在、安宅新地区土地区画整理事業が実施されています。空港、鉄道、高速道路が近接する恵まれた立地条件を生かし、新たな産業やにぎわいを創出するため本事業は非常に重要であり、今後とも効果的に展開していくよう求めるものであります。  当委員会はこれをもって終結いたしますが、所管の常任委員会で幅広い研究を期待するとともに、これからも助言やバックアップを行いながら、交流人口の拡大に向け、取り組んでいく所存であります。  以上、本委員会の最終報告といたします。何とぞ各位の御賛同を賜りますようお願い申し上げます。 18 ◯議長(高野哲郎君) 以上で委員長報告は終わりました。  これより委員長報告に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。    〔「なし」と言う人あり〕 19 ◯議長(高野哲郎君) 質疑なしと認めます。  これをもって質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。  通告がありますので、これを許します。  橋本米子君。    〔19番 橋本米子君登壇〕 20 ◯19番(橋本米子君) 私は、3月当初議会におきまして市長提出議案のうち、議案第1号 令和3年度小松市一般会計予算、議案第6号 令和3年度小松市後期高齢者医療特別会計予算に反対し、他の議案には賛成であります。  以下、理由を述べます。  初めに、議案第1号 令和3年度小松市一般会計予算についてであります。  小松市は、令和3年度予算を骨格予算として、前年度比1.2%減の453億2,000万円の予算を計上されました。  コロナ禍の下、歳入の柱である市税等の状況では、税合計で145億1,900万円と前年度比9.6%減の見通しとなる中、新型コロナウイルス感染症によって甚大な影響を受けている市内事業者への消費喚起策「Go Aroundこまつ Part2」の準備費を計上し、また国民健康保険税の子育て世帯への配慮として均等割半額を減免するなど、市民生活支援が打ち出された面もありました。  しかし、歳出では、大型公共事業である北陸新幹線建設推進費として骨格費用として7,700万円計上されております。  私は、総括質疑でも指摘しましたが、建設費が膨張する一方で、県が発表している並行在来線の収支均衡予測が厳しい状況にあるこの北陸新幹線建設には賛成できません。  また、度々指摘しております住民基本台帳システム運営費4,500万円は、マイナンバーカードの申請受付、送付及び個人番号カードの発行等委託料としてJ-LISに支払う費用です。  私は、昨年12月議会でもマイナンバーカードがこの3月より健康保険証として利用できるようになり、今後、運転免許証、国税、年金などの多分野にもわたり、個人情報をひもづけして利用できるようになれば、個人情報の侵害が問題になっていく危惧を持ちますと討論しましたが、今でも同じ考えであり、この予算には賛成できません。  教育委員会では、昨年、新学習指導要領による来年度より使用する中学校教科書の採択が行われ、社会科の歴史教科書は育鵬社に決まりました。  私は、昨年6月に県内各団体の方と、教科書の中に神話を歴史教育に取り込んだり、アジア太平洋戦争を自存自衛の大東亜戦争と名づけるという、こういう教科書を採択していただきたくないと申し入れてきました。  今回、当初予算の授業支援費3,770万円の中には、中学校社会科の教師用教科書、指導書に育鵬社用として25万8,075円が計上されており、賛成できません。  また、学校給食運営費として2億2,080万円が計上されております。小松市教育委員会では、学校給食調理等業務委託が平成27年10月から開始され、来年度で7年目になります。令和3年度は、小学校17校、中学校8校、義務教育学校1校、合わせて26校で行われますが、来年度新たに主任調理員さんはじめパートの方も含めて合計18人の調理員さんが委託先へ転籍されます。私は、この行財政改革として推進されているこの学校給食等業務委託には反対をし続けており、この当初予算には賛成できません。  次に、議案第6号 令和3年度小松市後期高齢者医療特別会計予算についてであります。
     平成20年4月から75歳以上の方が加入する後期高齢者医療制度は、世界にない差別医療だとして大きな非難の中で始められました。  制度を始めるに当たっては、様々な保険料、軽減特例が行われなければ発足できず、今回、13年目で後期高齢者医療保険料均等割軽減特例の見直しが行われ、7.75割軽減であったものが通常の7割軽減へと移行されます。軽減特例7.75割から7割へ移行される対象者見込み数は約3,600人、被保険者数1万6,146人のうち約22%を占めております。  モデルケースで年金収入のみ150万円の独り暮らしの被保険者の場合では、年間保険料が3,564円の増加とも試算されております。  私は、保険料を苛酷に取立て、しかも僅か年金月額1万5,000円以上から保険料を天引きするこの後期高齢者医療制度は廃止を求めて反対討論といたします。  以上であります。 21 ◯議長(高野哲郎君) ほかに討論はありませんか。    〔「なし」と言う人あり〕 22 ◯議長(高野哲郎君) 討論なしと認めます。  これをもって討論を終結いたします。  これより採決に入ります。  議案第1号及び議案第6号の以上2件を一括して採決いたします。  お諮りいたします。  以上の2件は、いずれも委員長報告のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。    〔賛成者起立〕 23 ◯議長(高野哲郎君) 起立多数。  よって、以上の2件は、いずれも委員長報告のとおり決しました。  次に、議案第2号から議案第5号まで及び議案第7号から議案第22号の以上20件を一括して採決いたします。  お諮りいたします。  以上の20件は、いずれも委員長報告のとおり可決することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う人あり〕 24 ◯議長(高野哲郎君) 御異議なしと認めます。  よって、以上の20件は、いずれも委員長報告のとおり決しました。  次に、継続調査中の小松基地・空港対策特別委員会の調査を採決いたします。  お諮りいたします。  本件は、委員長報告のとおり閉会中の継続調査とすることに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う人あり〕 25 ◯議長(高野哲郎君) 御異議なしと認めます。  よって、本件は、委員長報告のとおり決しました。  次に、継続調査中の人口問題対策調査特別委員会の調査、交流人口拡大に関する調査特別委員会の調査の以上2件を一括して採決いたします。  お諮りいたします。  以上の2件は、委員長報告のとおり、調査を終結することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う人あり〕 26 ◯議長(高野哲郎君) 御異議なしと認めます。  よって、以上の2件は、いずれも委員長報告のとおり決しました。  ───────── ◇ ─────────    ◎市長提出議案第23号の上程、説明、     質疑、委員会付託、委員長報告、質疑、     討論、採決、議案第24号及び議案第     25号の上程、説明、質疑・委員会付     託・討論省略、採決 27 ◯議長(高野哲郎君) 日程第2、市長提出議案第23号 令和2年度小松市一般会計補正予算(第14号)外2件を一括して議題といたします。  市長より提案理由の説明を求めます。  市長、和田愼司君。    〔市長 和田愼司君登壇〕 28 ◯市長(和田愼司君) それでは、追加提出いたしました議案3件について御説明申し上げます。  まず、議案第23号 令和2年度小松市一般会計補正予算(第14号)についてです。  2月26日の予算内示会でも説明いたしましたとおり、新型コロナウイルス感染症対策として、飲食店や小売業等に対する賃料支援のほか、旅客事業者等が行う車両の衛生強化に対する助成、寄附金を活用した準要保護世帯への進学応援金の給付を行うものです。また、大雪で被害を受けた農業用ハウスの復旧に関わる助成についても計上しています。  補正額は、一般会計の7,220万円で、併せて繰越明許費として6,500万円を計上しています。補正後の予算累計額は、一般会計で622億671万円、全会計の合計では1,165億9,854万1,000円となります。  財源としましては、県支出金、寄附金のほか財政調整基金からの繰入金等を充てております。  次に、議案第24号 教育委員会教育長の任命についてです。  教育長、石黒和彦氏の任期は3月31日をもって満了となります。  石黒氏は、平成27年4月に教育長に就任し、変革期の教育行政の推進役として様々な改革や取組を実施してきました。  イングリッシュ・テーブルやALTの全中学校への配置、サイエンスヒルズや大学と連携した独自のプログラミング教育など先駆的な取組を進め、1人1台体制が整備されたタブレット端末では3学期から本格的な授業での活用を始めています。  中学生サミットは、子供たち自らが課題を見いだし、議論し、発表する問題解決型の学びの実践として保護者からも評価を受けています。  外国人児童生徒の増加に伴い、日本語初期指導教室を開設、生活指導を行うなど、多文化共生の教育環境づくりも進めています。  義務教育学校松東みどり学園は、9年間を通した小中一貫教育を実践する先進校として来月からスタートを切ります。  市立高校では、日大芸術学部との連携や高大連携クラスの新設など、新たな学びの形やより高い進路の実現を目指した改革を進めています。  たくましく未来を切り開いていく力を育成する教育の重要性はますます高まっており、石黒氏を引き続き教育長として任命しようとするものです。  次に、議案第25号 固定資産評価審査委員会委員の選任についてです。  固定資産評価審査委員会委員、若本伸一氏の任期は3月26日をもって満了となります。  このたび、後任といたしまして、園町・上村岳司氏を選任しようとするものです。  若本氏におかれましては、平成24年から9年間にわたり、本市の固定資産評価審査業務に多大な御尽力をいただき、心より感謝申し上げます。  固定資産の評価審査は、専門性、中立性が求められ、また令和3年度は3年に一度の評価替えを行う基準年度でもあり、適正かつ公平な課税を期する観点からも、司法書士として豊かな知識、経験を有しておられる上村氏が最適任と存じ、選任しようとするものです。  以上3件につきまして、御審議の上、御賛同いただきますようよろしくお願いします。  さて、市町村にとりまして前例のない公衆衛生事業となる新型コロナウイルスワクチン接種については、市長を本部長とする新型コロナウイルス感染症対策会議を設置、市民病院を含めた全長横断体制で、また医師会や薬剤師会、看護師の皆さんと連携して、市民が安心して接種できるよう体制を整えています。  まずは、65歳以上の方3万人の接種を安心してスムーズに実施いたします。3月1日には、市民からの予約受付や問合せにお答えする専用コールセンター、小松市ワクチンダイヤルを市庁舎4階に設置し、準備を進めています。  医師会等、各医療関係者とは個別接種の実施や集団接種会場への医療職派遣に向け合意しており、市内3か所の集団接種会場では医療職のほか市職員、委託先職員など1会場約40人で対応に当たるほか、公立小松大学保健医療学部の学生にも応援いただきます。  特別養護老人ホーム等の入居施設については、医療職等が施設を訪問し接種する日程を調整しており、接種会場までの移動が困難な方については、タクシー、福祉タクシー券の交付を行います。  現在、国からのワクチン配分量や時期が不確定ですが、3月下旬以降、65歳以上の方に接種クーポン券を配布することになります。  市としましては、安心でスムーズな接種体制を構築します。市民の皆様には、集団免疫獲得により、社会全体で感染を封じ込めるというワクチン接種の意義をぜひ御理解いただきますようお願いいたします。 29 ◯議長(高野哲郎君) お諮りいたします。  ただいま議題となっております市長提出議案第24号及び議案第25号の以上2件については、質疑の省略及び会議規則第37条第3項の規定による委員会への付託の省略並びに討論を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う人あり〕 30 ◯議長(高野哲郎君) 御異議なしと認めます。  よって、以上の2件については、質疑及び委員会への付託並びに討論を省略することに決しました。  これより市長提出議案第23号 令和2年度小松市一般会計補正予算(第14号)について、提出者からの提案理由に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。    〔「なし」と言う人あり〕 31 ◯議長(高野哲郎君) 質疑なしと認めます。  これをもって質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております市長提出議案第23号については、お手元に配付してあります常任委員会審査付託表のとおり、予算決算常任委員会に付託いたします。  この際、委員会審査のため暫時休憩いたします。       休憩 午後 2時50分       再開 午後 5時10分 32 ◯議長(高野哲郎君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  これより委員長の報告を求めます。  予算決算常任副委員長、片山瞬次郎君。    〔予算決算常任副委員長 片山瞬次郎君登     壇〕 33 ◯予算決算常任副委員長(片山瞬次郎君) 予算決算常任委員会における審査の経過並びに結果について御報告申し上げます。  当委員会に付託されました案件は、議案第23号の1件であります。  この案件につきましては、本日の本会議暫時休憩中に各分科会を開催し、詳細な審査を行いました。  これを受け、委員会は分科会終了後に会議を開き、分科会委員長の報告を聴取しました。  分科会委員長報告の主な内容を申し上げます。  議案第23号 令和2年度小松市一般会計補正予算(第14号)についてであります。  総務管理費寄附金については,新型コロナウイルス感染症対策として、企業並びに個人の方から受領した寄附金540万円であります。寄附金は寄附者の御意向に沿い、コロナ禍において経済的に不安定な状況に置かれている準要保護世帯を対象とする小中学校及び高校等への進学応援金に充当されるとのことであります。
     財政調整基金繰入金については、3月の追加補正の新型コロナウイルス感染症対策経費の財源として5,280万円を追加計上し、補正後の繰入額を6億100万円とするものであります。  児童生徒進学応援金については、法人、個人合わせて5件の方からいただいた寄附を活用して、新型コロナウイルス感染症から子供の命を守り、健やかな成長を願う保護者の経済的な困難が軽減され、新入学される児童生徒が学校生活に夢を描けるよう、準要保護世帯で令和3年4月1日に小中学校、高等学校及び高等専門学校に入学予定の児童生徒を持つ保護者に対して進学応援金として児童生徒1人当たり2万円を支給するものであります。  新型コロナウイルス感染症経済対策費については、飲食業等賃料支援金(Part2)は、国の家賃支援給付金終了に伴い、店舗の用に供する土地、建物、貸店舗の賃料の一部を補助し、事業継続の支援を図る費用とのことであります。店舗に対する賃料については、補助率2分の1、月の上限額7万円で3月から5月の支払い賃料相当の一部を補助するとのことであります。また、旅客関連車両感染症対策支援補助金については、新型コロナワクチンの接種開始とGo To再開を見据えた公共交通機関等の車両の衛生環境向上による安心を確保することを目的として、主として車内の抗ウイルス施工や車載用空気清浄機等の設置に係る費用の一部を補助するとのことであります。  賃料支援金については、申請者に対して速やかな支給を求める意見が出されました。また、売上減少が続く事業者の現況を注視し、適宜対策ができるよう支援策の充実を図るとともに、今後、コロナ終息に向けてソフト面での支援の強化も必要ではないかとの意見も出されました。  農業施設等雪害復旧対策費については、この冬の暴風雪により農業用ハウスのビニール破損や倒壊などの被害を受けた農業者向けに、国や県は農業者の不安に応え緊急支援対策を実施するとのことで、その支援対策を活用し、速やかな営農再開と産地の維持復興のため、農業用ハウスの再建や修復の支援を行う費用とのことであります。  なお、採決の結果、議案第23号の1件は全会一致をもって原案どおり可決すべきものと決した次第であります。  以上、予算決算常任委員会の報告といたしますが、何とぞ各位の御賛同を賜りますようお願い申し上げます。 34 ◯議長(高野哲郎君) 以上で委員長報告は終わりました。  これより委員長報告に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。    〔「なし」と言う人あり〕 35 ◯議長(高野哲郎君) 質疑なしと認めます。  これをもって質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。  討論はありませんか。    〔「なし」と言う人あり〕 36 ◯議長(高野哲郎君) 討論なしと認めます。  これをもって討論を終結いたします。  これより採決に入ります。  議案第23号を採決いたします。  お諮りいたします。  本案は、委員長報告のとおり可決することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う人あり〕 37 ◯議長(高野哲郎君) 御異議なしと認めます。  よって、本案は、委員長報告のとおり決しました。  次に、議案第24号 教育委員会教育長の任命についてを採決いたします。  お諮りいたします。  本案は、原案に同意することに賛成の諸君の起立を求めます。    〔賛成者起立〕 38 ◯議長(高野哲郎君) 起立総員。  よって、本案は、原案に同意することに決しました。  次に、議案第25号 固定資産評価審査委員会委員の選任についてを採決いたします。  お諮りいたします。  本案は、原案に同意することに賛成の諸君の起立を求めます。    〔賛成者起立〕 39 ◯議長(高野哲郎君) 起立総員。  よって、本案は、原案に同意することに決しました。  ───────── ◇ ─────────    ◎議員提出議案第1号の上程、説明、質     疑、委員会付託省略、討論、採決 40 ◯議長(高野哲郎君) 日程第3、議員提出議案第1号 小松市議会会議規則の一部を改正する規則についてを議題といたします。  提出者より提案理由の説明を求めておりますので、これを許します。  吉本慎太郎君。    〔10番 吉本慎太郎君登壇〕 41 ◯10番(吉本慎太郎君) ただいま上程されました議員提出議案第1号 小松市議会会議規則の一部を改正する規則についての提案理由の説明を申し上げます。  小松市議会会議規則では、欠席の届出の規定について、本会議及び委員会のいずれも事故のため出席できないときは理由をつけて届け出ると定めておりますが、欠席事由として、育児、看護、介護などを明文化するものであります。また、出産による欠席についても産前産後期間にも配慮した規定に改正するものであります。  市民が議員として活動するに当たっての制約要因を解消し、女性をはじめとする多様な人材の市議会への参画を促すことにより、議会を活性化し、よりよい市民サービスを実現しようとするものであります。  次に、請願書の記載事項等についてであります。  請願書には、請願者の押印を求められておりますが、請願者の署名または記名押印を求める規定に改正するものであります。  これまで、行政手続等において求めてきた押印について、原則としてその廃止を広く推進している政府の方針を踏まえ、小松市議会においても請願書については押印がなくても特段支障のないものとして見直しを行うものであります。  なお、身体的理由により署名が困難な方もいることから、単に押印を廃止するのではなく、選択肢として記名押印を残すこととするものです。  以上が会議規則の改正案であります。  何とぞ議員各位の御賛同を賜りますようお願い申し上げて、提案理由の説明とさせていただきます。 42 ◯議長(高野哲郎君) これより提出者からの提案理由に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。    〔「なし」と言う人あり〕 43 ◯議長(高野哲郎君) 質疑なしと認めます。  これをもって質疑を終結いたします。  お諮りいたします。  ただいま議題となっております議員提出議案第1号については、会議規則第37条第3項の規定により委員会への付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う人あり〕 44 ◯議長(高野哲郎君) 御異議なしと認めます。  よって、本案は、委員会への付託を省略することに決しました。  これより討論に入ります。  討論はありませんか。    〔「なし」と言う人あり〕 45 ◯議長(高野哲郎君) 討論なしと認めます。  これをもって討論を終結いたします。  これより採決に入ります。  議員提出議案第1号 小松市議会会議規則の一部を改正する規則についてを採決いたします。  お諮りいたします。  本案は、原案のとおり可決することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う人あり〕 46 ◯議長(高野哲郎君) 御異議なしと認めます。  よって、本案は、原案のとおり決しました。  ───────── ◇ ─────────    ◎議員提出議案第2号~議案第4号の上     程、説明、質疑、委員会付託省略、討     論、採決 47 ◯議長(高野哲郎君) 日程第4、議員提出議案第2号 尖閣諸島周辺海域での中国公船による漁船追尾等に関する意見書、議員提出議案第3号 新型コロナウイルスワクチンに関する意見書、議員提出議案第4号 児童手当特例給付の削減に反対する意見書、以上の3件を一括して議題といたします。  お諮りいたします。  ただいま議題となっております議員提出議案第2号から議案第4号までの以上の3件については、提案理由の説明を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う人あり〕 48 ◯議長(高野哲郎君) 御異議なしと認めます。  よって、以上の3件は、提案理由の説明を省略することに決しました。  これより議員提出議員に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。    〔「なし」と言う人あり〕 49 ◯議長(高野哲郎君) 質疑なしと認めます。  これをもって質疑を終結いたします。  お諮りいたします。  ただいま議題となっております議員提出議案第2号から議案第4号までの以上の3件については、会議規則第37条第3項の規定により委員会への付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う人あり〕 50 ◯議長(高野哲郎君) 御異議なしと認めます。  よって、以上の3件は、委員会への付託を省略することに決しました。  これより討論に入ります。
     討論はありませんか。    〔「なし」と言う人あり〕 51 ◯議長(高野哲郎君) 討論なしと認めます。  これをもって討論を終結いたします。  これより採決に入ります。  議員提出議案第2号 尖閣諸島周辺海域での中国公船による漁船追尾等に関する意見書、議員提出議案第3号 新型コロナウイルスワクチンに関する意見書、以上の2件を一括して採決いたします。  お諮りいたします。  以上の2件は、いずれも原案のとおり可決することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う人あり〕 52 ◯議長(高野哲郎君) 御異議なしと認めます。  よって、以上の2件は、いずれも原案のとおり決しました。  次に、議員提出議案第4号 児童手当特例給付の削減に反対する意見書を採決いたします。  お諮りいたします。  本案は、原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。    〔賛成者起立〕 53 ◯議長(高野哲郎君) 起立少数。  よって、本案は、否決されました。  ───────── ◇ ─────────    ◎議員の派遣 54 ◯議長(高野哲郎君) 日程第5、議員の派遣についてを議題といたします。  お手元に配付してあります議員の派遣については、令和3年4月20日から4月21日の2日間、東浩一君を、石川県市議会議長会研修、市町村議会議員特別セミナーに参加のため、千葉市の市町村職員中央研究所へ派遣したいと思います。  お諮りいたします。  議員の派遣は、原案のとおり可決することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う人あり〕 55 ◯議長(高野哲郎君) 御異議なしと認めます。  よって、本案は、原案のとおり派遣することに決しました。  お諮りいたします。  ただいま可決されました議員派遣の内容に今後変更を要するときは、その取扱いを議長に御一任願いたいと思いますが、これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う人あり〕 56 ◯議長(高野哲郎君) 御異議なしと認めます。議長一任と決しました。  ───────── ◇ ─────────    ◎南加賀広域圏事務組合議会議員の選挙 57 ◯議長(高野哲郎君) 日程第6、南加賀広域圏事務組合議会議員の選挙を行います。  南加賀広域圏事務組合議会より令和3年4月1日から組合議員の定数変更に伴い、小松市議会に対し新たに2名の組合議員の選任依頼がありました。  お諮りいたします。  選挙の方法については、地方自治法第118条第2項の規定により、指名推選により行いたいと思います。これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う人あり〕 58 ◯議長(高野哲郎君) 御異議なしと認めます。  よって、選挙の方法は指名推選によることに決しました。  お諮りいたします。  指名の方法については、議長において指名することにいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う人あり〕 59 ◯議長(高野哲郎君) 御異議なしと認めます。  よって、議長において指名することに決しました。  南加賀広域圏事務組合議会議員に   宮 川 吉 男 君  灰 田 昌 典 君 を指名いたします。  お諮りいたします。  ただいま議長において指名いたしました2名を南加賀広域圏事務組合議会議員の当選人として定めることに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う人あり〕 60 ◯議長(高野哲郎君) 御異議なしと認めます。  よって、ただいま指名いたしました宮川吉男君、灰田昌典が南加賀広域圏事務組合議会議員に当選いたしました。  ただいま当選されました2名の方が議場におられますので、本席から会議規則第32条第2項の規定により当選の告知をいたします。  ───────── ◇ ─────────    ◎各常任委員会の閉会中の継続調査につ     いて 61 ◯議長(高野哲郎君) 日程第7、各常任委員会所管事務の閉会中の継続調査についてを議題といたします。  予算決算常任委員会をはじめとする4常任委員会の委員長から、お手元に配付のとおりそれぞれ閉会中の継続調査の申出書が参っております。  お諮りいたします。  各常任委員長からの申出のとおり閉会中の継続調査とすることに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う人あり〕 62 ◯議長(高野哲郎君) 御異議なしと認めます。  よって、本件は各常任委員長からの申出のとおり閉会中の継続調査とすることに決しました。  ───────── ◇ ─────────    ◎閉会の宣告 63 ◯議長(高野哲郎君) 以上で本日の議事日程は全て終了いたしました。  これをもって令和3年第1回小松市議会定例会を閉会いたします。       閉会 午後 7時26分 Copyright © Komatsu City Council, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...