過去の経緯を述べていただきましてありがとうございます。
その中で、今回、38か所になるわけですけれども、この38か所、42から38に減るわけですから、この4つ減る場所といいましょうか、
投票所といいましょうか。それをよろしく
お願いいたします。
5 【
升田選挙管理委員長】 投票時
見直しに関する質問にお答えします。
先ほども申し上げましたように、今般の
新型コロナ感染症の拡大を踏まえ、選挙に来られる皆様に一定の距離を保っていただけるよう、これまで
投票所として使用させていただいておりました
大和こども園、
蓮代寺こども園、すえさみ
こども園、
中海こども園、
木場こども園について、より広い
投票所へ変更するよう検討を進めております。
また、投票区の
見直しを行う地域の
変更内容についてでございますが、
西尾地区、こちらは
波佐羅町会館、松岡町公民館、長原町公民館、
西俣自然教室の4
投票所になりますが、こちらを
波佐羅町会館に集約し、
大杉地区、こちらは
大杉生活改善センターと
大杉本町説教場になりますが、こちらを
大杉みどりの里に再配置するものでございます。
以上でございます。
6 【
宮西委員】 4か所が減って、それを統合して
波佐羅町会館と
大杉みどりの里というふうに聞いております。
その中で、
コミュニティバスを回すと。
移動期日前投票のために回すと。これをこの
エリアのところに回すのか、それ以外にも回す予定があるのかないのか。だから、回すのでれば
実証実験的にやってみる。そして、
実証実験をした結果、次またどういう形ということをやられるのか、そういうことを考えてみると、この
コミュニティバスを
移動期日前
投票所として巡回する、これ非常に重要でもあるし、
投票率を上げるためにも非常にいい方式だなと思っております。ですから、
実証実験をする中で1回もしくは2回されて正式に決定するのか、もうこれが正式に決定したわけではないと思いますので、そういったところでこの
コミュニティバスの
移動期日前投票を各所へ巡回とこうあります。
それからまた、
投票再編地域などの8か所を予定として書いてあります。ですから、そういう予定でございますので、地元の協力も必要になります。ですから、そういうところはもう既に地元の理解を得て、回す方向というものが決まっておるのか、決まっていないのか。それを今から検討するのか。それを含めて御答弁
お願いいたします。
7 【
升田選挙管理委員長】
移動期日前
投票所に関する
地元理解に関する質問にお答えいたします。
このたび導入いたします
移動期日前
投票所については、投票区の
見直しに関する協議の過程で地元から出されたアイデアを踏まえ、
有権者の利便性を考慮して試験的に導入を決定したものでございます。
なお、
巡回ルートにつきましては、投票区の
見直し地域を中心に巡回する予定としておりますが、具体的な
巡回ルートや設置時間等は今後
関係機関との協議を踏まえて決定することとしております。
以上でございます。
8 【
宮西委員】
十分地元と連絡を取って、そしてお互いに理解をした上で回していただきたいなというふうに思います。
そして、昨今、投票を見ていますと、期日前
投票率の、先ほども
委員長おっしゃいましたとおり、非常に期日前投票も増えております。ですから、この期日前投票という重要性というのが以前から見ると相当増えておりますので、そういった点を踏まえてしっかり対応していっていただきたいと思います。
それでもう一つ、次に
分散投票の中で、期日前投票で南部、
こまつドームですね。南部のほうで1か所増やすと。期日前
投票所を。というふうに聞いております。そうしますと、南部を入れて期日前投票は何か所、そして期日前投票の場所を
委員長にお答えしていただきたいと思います。
9 【
升田選挙管理委員長】 期日前
投票所の箇所数等に関する御質問にお答えいたします。
平成16年の
市役所及び
小松サン・アビリティーズでの期日前
投票所開設に始まり、平成22年には第一
地区コミュニティセンターを開設し、現状は計3施設となっております。
こまつ802ステーションについては、昨年の
統一地方選挙から
投票日直前の週末に限って臨時的に設置したところでございますが、
コロナ禍での3密のリスクや不特定多数の人の往来があることを考慮して設置を見送ることとし、新たに
こまつドームに期日前
投票所を設置することとしております。
また、投票区の
見直し地域へのバスを活用した
移動期日前
投票所を試験的に導入いたします。
以上です。
10 【
宮西委員】 今回、南部のほうで1か所ふえるという形なんですけれども、私は北部の人間でございます。
安宅地区、
牧地区、それからまた梯川の北部として
国府校下も入るかなという思いの中で、ぜひ北部のほうの
市民センター、
市民センターを期日前
投票所にできないのかと。
なぜこんなことを申し上げますといいますと、北部、西部、東部と言いませんけれども、梯川から北のほうの
エリアというのは期日前投票は
市役所の
エントランスホールなんです。期日前投票に行かれる方は非常に役所が混んでいますと。混んでいます。ですから、そういうことを避けるためにも、それからまた北部、西部の
投票率を上げるためにも、
市民センターでぜひ期日前投票をしていただきたい。この見解についてお伺いいたします。
11 【
升田選挙管理委員長】
市役所エントランスホールの
混雑回避と
市民センターへの期日前
投票所設置に関する質問にお答えいたします。
市役所エントランスホールにつきましては、過去の選挙における時間
別投票者数を基に、
混雑予想時間帯を
特設ページや広報紙などで事前にお知らせをし、分散を促すほか、
入場定員の
設定等により
混雑回避を図ることとしております。
なお、期日前
投票所の配置につきましては、投票当日の
投票所の
見直しに関する考え方と同様に、地域の
有権者の増減や施設の
バリアフリー化等を踏まえて、引き続き総合的な視点で考えていきます。
以上でございます。
12 【
宮西委員】 今の答弁ですと、検討もされないような
イメージなんです。北部におる人間として、ぜひ
投票率も非常に昨今下がっております。そういうことを我々の
地方統一選挙でも下がっております。そういう意味を込めて、
投票率を上げるためにも、南部の
ドームでやるんであれば、北部にも一つあってもいいのではないかと。そういった配慮と、それからまた地域の声として聞いていただいて、検討をしていただきたい。その辺はどうでしょうか。検討していただけますか。
13 【
升田選挙管理委員長】 繰り返しになりますが、期日前
投票所の配置につきましては、投票当日の
投票所の
見直しに関する考え方と同様に、地域の
有権者の増減や施設の
バリアフリー化等を踏まえて、総合的な視点で考えてまいります。
以上です。
14 【
宮西委員】 その気持ちも分かりますけれども、そういった
投票率を上げるという目的、これが最大の
選挙管理委員会の仕事じゃないかなと思うんです。ですから、移動的なそういった期日前投票を
コミュニティバスを利用して、そういう巡回をすると。そしてそれを
実証実験でやって、少しでも
投票率が上がる、そういうふうにしていただかないと、ただ年齢を18歳まで下げて
投票率ってこういうてもなかなか難しいと思います。
ですから、政治に関心を持っていただきたい。それからまた、行政に関心を持っていただきたいいう観点から、昨今の
投票率の低下を考えてみると、そして期日前投票の伸びを考えてみると、北部にも一つそういった
投票所が、期日前
投票所があってもいいのでないか。そして、
エントランスホールのそういった混雑を避ける。それからまた、
コロナ対策として3密を避けるということで、前向きに検討をしていただきたい。強く要望をして次に移りたいと思います。
それで、
投票所における
感染症対策について御答弁をよろしく
お願いいたします。
15 【
升田選挙管理委員長】
投票所における
感染症対策に関する質問にお答えいたします。
先ほど答弁した内容と一部重複いたしますが、
コロナ禍での
衆議院解散総選挙に備え、
投票用紙自動交付機や自動読取
分類機の調達などを既に進めておりました。それらを加え、より広いスペースを
投票所とする
認定こども園を
投票所としている5施設について、
近隣小学校への
投票所変更を検討しておりますほか、キープディスタンスのため一度に入場できる定員を設定しており、また投票の際の記載台を1つ空けて使用するなど、レイアウトや動線の工夫による密集、密接の
防止対策を講じることにより、
感染防止を図っていきたいと考えております。
以上でございます。
16 【
宮西委員】 第3波の
コロナ対策といいましょうか、国のほうもGo
Toトラベルを28から1月の11日まで全国一斉に停止するということも発表になりました。そういった状態であるという観点から、より
感染症対策としてきちっと対応していただきたいなというふうに思います。
最後に、この
投票率向上のために
市長選挙だけではなく、これからの全ての選挙で、例えば身近でいうと次の、いつあるか分かりませんけれども、
国政選挙、衆議院の選挙ですね。それから、来年へ行けば
知事選挙もございます。そういった形の中で、全ての選挙においてやっぱり改革をする中でやっていっていただきたい。
市長選挙だけで終わるのではなく、そういった考えと申しましょうか、見解として
選挙管理委員長の答弁を
お願いいたします。
17 【
升田選挙管理委員長】
移動期日前
投票所の
継続運用に関する質問にお答えいたします。
今回は
投票所の再配置や
コロナ禍での
分散投票などを考慮いたしまして、県内初となるバスを利用した
移動期日前
投票所を試験的に導入することとしておりますが、その効果や導入した際の
課題等を検証しつつ、今後行われる
国政選挙などでも対応できるよう準備を進めてまいりたいと考えております。
今後も、他市の
先進事例や国における
選挙制度の動向も見極めながら、
投票環境の向上に向けて
選挙管理委員会で議論を深めていきたいと考えております。
以上でございます。
18 【
宮西委員】 もっと前向きな答弁が欲しかったんですけれども。
市長選挙だけにこだわるのではなく、全てのそういう選挙において改革をしていっていただきたいと思っていますので、
委員長さんに強くそのことを
お願いをして、この項目については終わらせていただきます。
よろしく
お願いします。どうもありがとうございました。
次に、
東京オリンピック・
パラリンピックに向けてという大項目がございます。
なぜこれを選んだかということなんです。当初であれば、今年の7月から
オリンピックがあったはずなんです。これが
コロナ対策で延期になりました。1年。その中で、
東京オリンピック・
パラリンピックに向けてと書いてあるんです。そこに
木場潟カヌー競技場モニュメント900万、それから
フローラルこまつ推進費1,200万。その冠になぜ東京2020年
オリンピック・
パラリンピックに向けてと、こういう事業というのは、もう既に終わっとるのではないかと、そういう疑問が湧くんです。
例えば、2019年ですね。去年ですね。去年の12月に補正で上がるならまだ分かるんですけれども、冠に
東京オリンピック・
パラリンピックに向けて。もう来年の7月ですよ。それは延期になる可能性もあるかもしれませんけれども、そういった中で、何でもっと早くこういうことをやらないのか。思いつきでやっとるんじゃないかなという
イメージが出てくるんです。
だから、せっかくやるんであれば、もう既に仕上がっていつでも開催できますよという状態ならいいんですけれども、その冠についてはそりゃ
担当部長には難しい問題でありますのであれですけれども、そのことを
皆さんに知っていただきたい。
モニュメント作るのに今からというのは、去年、今年の7月実施されたときはそれはもうないんですよ。だけど、おかげさまで延びた。延びたさかいに間に合うことになったんで、何でこんな冠をつけるのかなという思いがあります。そういう意味で、この質問をさせていただきました。
それで、この
モニュメント900万、これはどんな
モニュメントを内容として想像されて予算計上されたのか、
オリンピックしていただきたいと思っておりますので、その辺を含めてちょっと御回答を
お願いいたします。
19 【
藤岡にぎわい交流部担当部長】 宮西さんの質問にお答えさせていただきます。
日本ナショナルチームの
強化合宿の拠点に指定されている
木場潟カヌー競技場では、毎年、
日本代表のみならず多くの合宿や
各種大会が開催されています。2021年に延期となった
東京オリンピック・
パラリンピック大会では、日本を含む9か国
代表チームの選手、
スタッフ約100名が
木場潟での
事前合宿実施を予定いたしています。当
競技場へ訪れる多くの選手、
関係者の
皆さんを迎える
ウエルカムゲートを設置する経費でございます。
デザインとしては、
木場潟の湖面、
カヌー競技場を意識したシンボリックなものとすることで、
SNS等で多くの方に発信してもらい、
カヌースプリントの
メッカ木場潟カヌー競技場のPRにつなげていきたいと考えております。また、
新幹線開業を見据え、
木場潟、白山ともあわせた眺望を楽しめるよう、ライトアップも計画していきたいと考えています。さらに、
東京オリンピック・
パラリンピック後も継続した各国との
交流拠点の
シンボルモニュメントとするために、耐久性に優れた素材、構造として検討していきます。
予定では、1月中に
デザインを決定し、本年度中の完成を目指します。
この
モニュメントを設置する
木場潟カヌー競技場をアピールさせていただきますと、今や国際的な
競技場として世界から認められておりますが、30年前、平成3年に石川県で開催された
国民体育大会のために
カヌー専用コースとして整備されたものであります。平成21年には
ナショナルトレーニングセンター競技別強化拠点施設として国から指定を受け、
トレーニングの機器の導入、
医科学サポート、
マネジメントスタッフの
配置等を行ってきました。また、毎年
日本選手権や
全日本インカレ、
全日本ジュニアカヌー選手権等多くの
国内トップレベルの大会が開催され、
カヌースプリント競技のメッカとして親しまれ、愛されております。
近年の
オリンピック・
パラリンピックに向けて
施設整備では、
トレーニングセンター、
イベントハウスの設置、パラカヌースロープの整備、
多目的トイレの増設、コーチボートの
係留所の整備、コースの大
規模改修等を実施しております。
また、
前川コース整備や
梯川ボートハウス設置により、
木場潟、前川、
梯川一体となった
水辺スポーツの
拠点整備にも取り組んでおり、ますます充実した
トレーニング環境となっております。本年度中には展望台、トイレの改修、さらに
ライブ配信設備の整備を実施し、
リモート交流拡大で
各国選手の家族ともつながれる仕組みを検討しております。
ホストタウン国を迎える
小松市内の装飾については、玄関口となる小松駅、
小松空港をはじめ
木場潟カヌー競技場、
小松総合体育館、そこにタペストリー、バナーフラッグ、
ホストタウン国の国旗の掲揚、オリパラカウントダウンボードなどを設置し、
オリンピック・
パラリンピックの
機運醸成に取り組んでおります。
また、
木場潟での
桜街道事業、
ホストタウン国応援花壇設置、保育園、
小中学校での
記念植樹、
市民ガーデンで
応援メッセージの
発信等、「まちなかを花でおもてなし」をテーマに
フローラルこまつを推進しております。
ホストタウン国との交流では、これまで園児による応援、
地元ジュニアカヌー選手を対象とした教室の開設、
日本文化体験や
交流イベント、SNSでの
応援メッセージの配信など交流を行ってきました。特に保育園、
小中学校では、
給食で
ホストタウン国の料理、文化を学ぶほか、オリンピアン、パラリンピアンによる
特別授業で
オリンピック理念や
障害者理解を深めてきました。また、
スポーツ市民サポーターを立ち上げ、
市内飲食店、ホテル、
交通事業者、
医療関係者と連携し、小松市での生活面の支援を行い、
市民共創での
ホストタウン交流、
事前合宿サポートに取り組んでおります。
コロナ対策では、各施設における
ウイルス感染予防ガイドラインを定め、
市内スポーツ施設において
手洗い自動水栓化、
トイレ洋式化、
空気清浄機の設置、抗
ウイルスコーティングの施行、
競技者と観覧、
応援者との
エリアをゾーニングすることで、選手はもとより、見る、支える人全てが安心・安全に活動できる
環境整備を行っております。
東京オリンピック・
パラリンピックに先駆けて、来年5月には
アジアパシフィックカヌースプリント大会が開催予定されており、6か国のジュニア代表約130名が
木場潟カヌー競技場にて熱戦を繰り広げます。
5月31日には聖火リレーが
小松市内で実施され、7月からはいよいよ各国の
東京オリンピック・
パラリンピック事前合宿が実施されます。これまでの取組に加え、新型コロナウイルス
感染症対策や練習環境全体について万全の体制で迎える準備をしていきたいと考えております。
2021年、あらゆる国から日本に多くの人が集まり、様々な壁を乗り越えて人々の熱い闘いが繰り広げられます。
皆さんで応援してまいりましょう。
お願いいたします。
20 【
宮西委員】 部長の熱意といいましょうか、よく分かりました。
しかしながら、900万ですばらしいものをできますか。30年後、40年後、1964年の
東京オリンピック、そのときに造ったもの、もう既に壊されてないんです。風化している。やっぱりレガシーとして残るような
モニュメントを私は造っていただきたい。その
木場潟というものが1年でできたわけではないんです。平成6年10月に
木場潟期成同盟会ができ、そういった地域の方々の御協力、そして
木場潟という先人が残した潟をよみがえらせる。そういった意味で努力し、今日になっておるということ。その
木場潟でカヌーを持ってきたのが誰なのかとか、これはまた森先生だと私は思っております。
そういった意味で、このカヌーのメッカとしての
モニュメントとして、この12月に予算をつけて、そして900万つけて立派なものでできますか。それは僕は立派なものにしていただきたいんです。部長の熱意を込めてすばらしいものを
モニュメントを造っていただきたい。中途半端なものでは駄目なんです。それだけの気持ちがあるんであれば、900万超えてもいいじゃないですか。ですから、もう来年、本来であれば今年の7月、
オリンピック始まる前にはできておるはずなものが延期になったおかげでできるんですから、そういうことを踏まえたときにもっと何か、どういうて言いましょうか、行政側として、12月補正ですよ。これ、まだ9月ならまだ日がありますけれども。そうしてくると、今の答弁では、1月に設計をしてかかると。ということになれば、ジュニアの大会もあると思います。聖火リレーも先ほどおっしゃったように5月31日にあります。それまでに完成しますか。僕は非常に疑問なんですけれども。だから、その辺をちゃちゃいなものじゃなくて、しっかりとした、本当に、ああ、
木場潟の立派なそういった
モニュメントだというものを造っていただきたい。そのことを強く
お願いしておきます。
部長、何かありましたら。
21 【藤岡
担当部長】 今、説明いたしましたように、1月中の設計、そして本年度中の完成を目指しますので、来年3月には完成をさせたいということで、来年のシーズンにはすばらしい
モニュメントが完成するということで、また見ていただきたいと思います。
よろしく
お願いします。
22 【
宮西委員】 ほんなら期待して待っておりますので、よろしく
お願いいたします。
それでは次に、
フローラルこまつ推進費1,200万について質問させていただきます。
これは小松運動公園、末広運動公園だと思うんですけれども、そこにバラ園を整備し、1,200万円とこう書いてあります。
モニュメントが900万でバラ園に1,200万ですよ。これも何かおかしな。その冠にまた、
東京オリンピック2020年、
パラリンピックに向けてと。もう既に整備しておけばよかったんじゃないんですか。何か、どう言うていいかな。思いつきでやっとるような感じがしてならない。本当にそんなような感じがいたします。
それで、この1,200万の内容についてよろしく
お願いいたします。
23 【石田都市創造部長】 議員おっしゃいましたとおり、我々の進めている
フローラルこまつ、これの経緯についてから説明させていただきます。
小松の花と緑というものにつきましては、鵜川の古代桜であるとか、横谷のミズバショウであるとか、正蓮寺、軽海のカタクリであるとか、日用の苔の里、芦城公園の桜、梅、松、小松天満宮の梅など、こういうようなものを古くから小松市の市内全域で特徴ある花や木を多数育てておるということがあります。その花を通じて交流や地域の彩りがある、そういう歴史も持っています。
そういうような背景を受けまして、小松市の花と緑のまちづくり施策というものを進めておりまして、平成6年には生け垣設置の助成制度に始まる緑化推進事業であるとか、12年には花苗を配布すると。こういう制度もきちんとしまして、フラワータウン推進事業というものをつくってきました。そして、23年には小松花と緑の潤いプランというようなものを策定して、こういうものを次々と市域の施策としてやってきております。
その以降、鵜川、中海町のシバザクラであったり、
こまつの杜のげんき里山、桜並木の道であったり、小松駅周辺の市街地のハナミズキのフローラル化という話であったり、東山、那谷町の千本桜構想を実際にやっていただいていますが、そういうことであったり、遊泉寺銅山、この辺の桜、梅、シャガというようなものを次々と、こういう場所をつくっていこうよというようなことの創出で立ち上がってきています。それが小松市民の和みや安らぎの共通の目標として花育活動が引き継がれておるというようなことになっています。
それで、国際的な花と緑の文化の普及という面につきましても、芦城公園の中にブラジル、イギリス、ロシア、中国、ベルギー、こういう姉妹都市で5か国9本の花木、これが植樹されておるというようなこともやっておりますし、友好の庭という事業につきましては、イギリス・ゲイツヘッドのイングリッシュガーデン、ベルギー・ビルボールド市のバラ園というようなことを平成13年、26年というようなことでやっておる。小松市からも日本庭園というものを寄贈しております。
そういうような背景の中から、花の拠点づくりというものにつきまして、平成25年から進めております
フローラルこまつハナミズキ推進プランという1期構想の時期ですけれども、このときに多くの方々から花の女王と言われるバラ園が欲しいというような要望を受けまして、市街地の花の重点地区ということで小松運動公園のバラ園というものを定めております。
その翌年の26年には、ベルギーのビルボールド市との姉妹都市提携40周年というものを記念して、友好のV字バラ園、Vロードというものが整備されておりまして、このときは8種類1,000本のバラ園が小松に寄贈されました。そのときの面積ということでいきますと、当時は1,100平米ということでございましたけれども、このバラ園を魅力アップしていこうというようなことで拡張整備を行っていっております。それで、令和2年度ではバラ園、現在2,330平米、そして53種類で1,300本のバラが植えられておるというようなことになっています。
そのバラにつきましては、小松友好バラ友の会というものが設立されておりまして、市民
皆さんと一緒になって管理していくというような取組をやっています。これも平成30年からやっておりますバラフェス小松というイベント的な、見にいくというような話の中身で、初夏と秋のバラを開放して見せていっておるんですが、これにつきましては3,000名の方を超える来園者がもう既に訪れておるというようなことで、この辺のバラ園というものの周知度も高まっているというようなことで我々は考えております。
それで、御質問のありますように、今回のバラ園整備の内容ということでございますが、この位置では推進プランというものにつきまして、末広の運動公園はまちの顔となる花壇づくりというようなものに類型化された場所ということになっておりまして、小松運動公園はスポーツの、総合スポーツの拠点であるということから、今、
東京オリンピック・
パラリンピック、こういうものに向けて選手やスポーツの応援というものと、さらなる花の魅力、これを同時発信したいということで、お迎えとメモリアルというような話を考えまして、5月の聖火リレーの開催に合わせて3つのテーマで再整備、魅力をアップしたいというふうに考えております。
1つがローズタワーというもので、これは花の拠点ということで、花を美しく鑑賞するために人の目線を考えた
モニュメントとしてつるバラを配するというようなものでございます。
2つ目のテーマが、応援の拠点ということで、これは応援ローズリングというもので、
オリンピックを記念した花の
モニュメント、五輪になるわけですが、そういうものの
モニュメントを計画するということです。
3つ目はローズロードといいまして、
市民共創の大切さ、これを伝えようということで、バラを題材にした
モニュメントロードというようなことで計画しておるものです。この
モニュメントロードですが、一応オーナー制度でバラのお手入れに参加したいということを募りまして、その参加していただいた方につきましては、バラの育て方の講座とかにも参加していただく。そして、人の交流をつくっていただくというようなことを思っております。
昨年、今年か。2020年、今年ですね。2020年で制作しました九谷五彩で
オリンピックの五輪を表現したオリパラ記念
モニュメントというものを造っておりますが、今、今回計画するローズリング、これはセットでメモリアルとして配置していくということを考えておりまして、スポーツの力と花の力、これを合わせたワンチームで応援するというようなことで趣向しておるものでございます。
以上です。
24 【
宮西委員】 長々と説明をされましたけれども、あんまり納得いかない答弁ではないかと思います。
私は、この小松運動公園、確かにそこにはビルボールドから頂いた友好のバラ園があります。それから、役所の前にはゲイツヘッドより頂いたフレンドシップガーデンがあります。そういった中で、それほどバラに愛着があるのであれば、
木場潟に造ったらいかがですか。末広運動公園、あの狭いところにどんどんどんどん。何でしたっけ。ローズロード整備? ここにも書いてあります。60株、バラのオーナー募集、1万円から2万円。何でこんな小さいものするんですか。
木場潟一周にローズロードを整備すればいいんじゃないんですか。桜を整備したんでしょう。6.4キロ。それであるならば、
木場潟が西園地から見てバラ、桜、そして
木場潟、そして白山連峰と、そういったスケールの大きい形でやればいいんじゃないんですか。
5年前に植樹祭がありました。2015年です。あれから5年たちました。あと5年後には育樹祭があります。このときには皇太子がお見えになると聞いております。そういった形の中で、
木場潟で世界各国から、9か国かな。9か国で100名の方が
木場潟で練習されて東京へ向かうと。
パラリンピックの選手もおいでになります。そこにローズタワーであり、ローズリングを造ればいいんじゃないんですか。最高のおもてなしになりますよ。なぜ運動公園なんですか。聖火が通るだけでしょう。そこが終着だけでしょう。何で
東京オリンピック・
パラリンピックに向けてのバラなんですか。
バラ園をやるのであれば、もっともっと計画的に、今年はバラのオーナーを募集するんであれば、60株? そんなちゃちゃいなことを言わないで、1周6.4キロ全部すればいいじゃないですか。5年計画なら5年計画、そして5年後の育樹祭を迎えてという大きなテーマの中で計画的にやっていけばいいじゃないですか。
そういう発想というものがなぜないんですか。そうすれば、
木場潟期成同盟会、これも平成6年10月に立ち上がりました。一生懸命に
木場潟を整備し、そして先人が残したあの
木場潟を、そして
木場潟から白山連峰とし、そういったスケールの大きい、そういうことをやらないと、あっちこっちにばらばらにやっとってもなかなか駄目なんです。
この間も氷見あいやまガーデンへ行ってまいりました。この氷見あいやまガーデン、バラの種類が200種、バラが2,500本植わっておるんですよ。スケールが全然違うでしょう。
せっかく
木場潟というものがあって、そこがカヌー会場になっていて、その中で
モニュメントも大事ですよ。だけど、そういったおもてなしとしてこのローズタワー、それから応援ローズリング、五輪マークの。そこに造ればいいんじゃないですか。
皆さん喜びますよ。
木場潟には去年ですか、78万人が来たと。来園したと。今年はコロナでちょっと減っておりますけれども、市長、100万人目指しとるんでしょう。そういう目標を持って少しずつ5年計画で整備して、そしてすばらしい
木場潟、そしてそういったローズタワーとか応援ローズリング、末広運動公園に設置するのではなく、
木場潟に設置すればいいじゃないですか。
モニュメントも
木場潟に立てるんであれば。なぜそうならないんですか。
本来であれば去年、おととしぐらいからそういうことうやっておるのであればよかったのに、たまたま
オリンピックが1年延期になりました。12月ですよ。来年ですよ。
オリンピックは。そういうことを考えてみると、何か行政のやり方というのは思いつきでやっとるような気がしてならない。
だから、全国花まつり、令和元年優秀賞、令和3年大賞を目指す、ここに書いてあります。令和3年いうたら来年ですよ。もっともっと真剣に取り組んで、そして小松のためにどうせんなんがか。
木場潟は県の公園でもあるかもしれませんけれども、そうやけれども桜並木を造るために
皆さんにオーナーに応募をかけて造ったんでしょう。ですから、そういうことをやることによって、5年後に全国花のまちづくりコンクール大賞を目指すと、そう書いてあればいいんですけれども、来年大賞を目指すと書いてある。こういうことを僕は強く申し上げたかったんです。
部長、いかがですか。この考え方は。違いますか。
25 【石田都市創造部長】 先ほど申しましたように、フローラルの推進プランというものの中で計画的に場所、テーマを決めて、そして場所を決めてやっています。それで、そういう中で先ほど末広運動公園は市街地の拠点というような位置づけですというふうに申し上げたわけです。
それで、
木場潟につきましては、この推進プランの中で、これは四季を感じる花や緑が織りなす自然景観を生かすと、そういう分類に属させておりまして、あくまで自然のままで残された
木場潟、これを大事にしていくんだというような姿勢で取り組んでいます。
先ほど議員もおっしゃられたように、あの都市公園は石川県が管理しております。そこの話との整合という面もあるんですが、今現在進められておるのは、ハスやミズアオイ、そしてアサザやらガガブタ、スイレンやオニビシ、そしてハギやらガマ、クレソンというような、こういうような水生植物を中心の楽園として評価を受けておるところでございます。
花壇につきましては、先ほどの説明に
オリンピックの方々を迎えるということで、中央園地の入り口やボートハウス周辺、こういうことでも四季の彩り、国際色豊かな花植え、こういうものを造っております。これも今のお話にあったように、花の名所としてもともと従来あった
木場潟ですから、平成30年には
市民共創ということで370本の桜、これを湖面を周遊する形でつくりましたというようなことで、こういうことも県とタイアップした取組としてやっております。
そういうようなこと、そしてまた、東園地の今整備構想もございます。育樹祭とおっしゃいましたけれども、そういうところも視野に、森を大切にしようというような取組も東園地で展開されようとしております。
そういうようなことから、多くの施策、追加事項が
木場潟で展開されておりますんで、公園利用者100万人というものはこの積み重ねによって達成されるものだと思っております。
部分的に、断片的にとおっしゃいますけれども、優秀賞という話は実は大賞の次に、団体では1位の賞でございます。それは小松市は
市民共創、人がいっぱい関わって花植え活動をしておるというところが今評価されておって、それを今後さらに伸ばそうというような話で考えておるところです。
今、推進団体は584団体、個人会員数904名というものがおりまして、これを生かしていくというようなことで、これを積み重ねていくと。あらゆるテーマ性を持って積み重ねていくんですけれども、花というのは鑑賞用とかイベント用とかいろいろございますけれども、本当は自分の目の届くところで花というものを見て楽しむことができるというようなことが一番大事なことで、人づくりというようなものにも通じていくんかなということが小松市がねらっておるフローラルの考え方です。
2024年予定でございますが、今、延期の予定で考えておりますが、全国花のまちづくり小松大会というものについては、この辺のどこへ行っても小松市はきれいな花があるねというようなことの取組としておもてなし、お客様を迎えたいなというふうに考えております。
以上です。
26 【
杉林委員長】
宮西委員に申し上げます。残り時間わずかになりましたので、質疑を簡単に
お願いします。
27 【
宮西委員】 分かっています。答弁が長いからこうなるんですけれども。もうちょっと簡潔に答弁していただければいいんですけれども、いいです。
28 【
杉林委員長】 御静粛に。
29 【
宮西委員】 私も
フローラルこまつ推進、やればいいと思いますよ。いいと思うけれども、何で頭に
東京オリンピック・
パラリンピックをつけたかということですよ。それもあるし、やるんであれば、中途半端なやり方じゃ駄目なんですよ。
だからそういった意味で、
オリンピックがある、
オリンピックが来て、そこで合宿をされるのが
木場潟なんですよ。9か国の人たちが来られて、100名の方が来られる。そういったおもてなしの中でバラ園を造るんであればそこで少しずつ造る。そして、それが5年後の育樹祭の成功に結びつく。そういった考え方というものが僕は必要であると思います。
ですから、この予算1,200万については、何か。やればいいですよ。あこに五輪マークの花壇もありますから。ですから、聖火リレーもあそこが終点になるところでもございますのですればいいけれども、何か知らんけれどもこの予算1,200万円をせっかく投資するんであれば、将来を見越した投資にしていただきたい。それを強く
お願いをして、終わります。
どうもありがとうございます。
30 【和田市長】
委員長、1点だけ。
〔「もう終わったんや」と言う人あり〕
31 【
杉林委員長】 手短に
お願いします。
〔「時間オーバーしていますよ。
委員長」と言う人あり〕
32 【
杉林委員長】 いやいや、まだ時間ありますよ。21秒。
33 【和田市長】 1点だけ訂正を
お願いします。
育樹祭というのはまだ全く決まっておりません。5年後にございますことを2度、3度おっしゃっていますけれども、全く決まっておりませんので、誤解ないよう
お願い申し上げます。
以上です。
34 【
杉林委員長】 簡単にもう。時間ございません。
35 【
宮西委員】 5年後には決まっておりません。それは分かっております。
ですから、5年後か15年後か分かりませんけども、そういったことを皇太子様をお迎えしてやればいいんですよ。目標ができます。
以上です。
36 【
杉林委員長】 これをもちまして、
自民党こまつの質疑を終了します。
次の質疑者に移ります。木下委員。
37 【木下委員】 おはようございます。
では、質疑を行いたいと思います。
今回は、スマート
市役所推進費50万円についてお伺いをいたします。
今回、3月から導入予定のAIチャットについて伺います。
最近、AIというのは日々進歩しておりまして、例えば私たちになじみのあるAIとしては、
皆さんも御存じかもしれませんけれども、iPhoneに搭載されているsiriとか、アマゾンのアレクサ、あるいはソフトバンクのペッパーなどが有名です。利用された方は分かると思うんですけれども、非常に便利ですし、AIの技術の進歩の速さを実感した方も多いんじゃないかと思っています。
今回、このチャットボットもこれらのツールと同じように、日々飛躍的なスピードで進化、進歩しております。以前までは利用者の簡単な質問にしか答えることのできなかったチャットボットですけれども、現在は問合せ対応あるいは観光案内などの様々な用途で利用することが可能になりました。
今回、まず特徴についてお伺いしますけれども、各企業いろんな特色のあるAIチャットボットを提供しています。では、本市導入予定のチャットボットはどんな特徴があるのか、お聞かせをください。
38 【高田総合政策部長】 それでは、お答えいたします。
今回のAIチャットボットについて、スマート
市役所推進の一環といたしまして、小松市のホームページ上にAI、いわゆる人工知能を搭載したチャットボットとも言われております自動会話のプログラムを設けまして、市民の皆様から文章による会話形式で入力していただきますと、それに対してお答えをしていくといったものでございます。
特徴ですけれども、主に3つございまして、1つはこれまでホームページに公開してまいりましたFAQという形で載っておりますけれども、この「よくある質問」とその回答、これに蓄積されましたデータと連携いたしまして、そこから市民の方々から問合せがあったものについて最適な回答を導いてお答えを表示していくといったものであります。このFAQを活用するというのが特徴の一つとなっております。
FAQにつきましては、現在、データ数として2,200件ほど用意しておりまして、うち1,700件ほどはホームページ上でも公開されております。この内容については、もしもしセンターが今ございまして、このもしもしセンターへの問合せに際してこれも活用しておりますけれども、その際、必要なものを
見直して、担当各課と連携して日々内容を更新していっているといったもので、信頼のできるものを用意しているということでございます。
またもう一つ、2つ目は文章で入力された問合せにAIが意味を、動詞、形容詞いろいろありますけれども、文章形式のものを解析しまして、最適な回答を行うということであります。
そして3つ目は、繰り返し利用されるというたびに回答の精度が自動的に向上して、より最適なものを出していくようになっていくという、これはAIに共通するものかもしれませんけれども、こういったことが特徴となっております。
これまでのもしもしセンターへのお電話いただいたときの問合せへの回答、またホームページ上にあるFAQの検索サービス、そして今回、このチャット形式で会話形式で問合せいただいてもお答えできると。これは24時間、365日回答できますので、市民の
皆さんの利便性がさらに向上するということで、そのために導入させていただくというものであります。
39 【木下委員】 今回の、次に予算が50万円計上されています。最初、私この金額見たとき、非常に安いなという感じしました。何でかといいますと、大体この内訳は初期契約費と毎月の運用費が一般的なんですけれども、自治体がチャットボットを導入する場合、年間で約100万から1,000万が相場と言われているんですけれども、本市は今回FAQをベースにしたものという今答弁ありましたけれども、この50万円の内訳をちょっとお聞かせください。
40 【高田総合政策部長】 内訳でございます。
システムの導入費が約47万円、そして1か月当たりの運用費用が約3万円と。現状ですと3月導入を今予定しておりますので、1か月分の3万円ということになります。
システム導入費が47万円といいますのは、今ほども御紹介しました、現在使っておりますFAQへの検索、導入のシステムはそのまま使えるということで、それに付加していく部分ということですので47万円という費用となっております。
41 【木下委員】 では次、運用について伺いますけれども、現在、本市のホームページには新型コロナウイルス感染症に対応したAIチャットボット、COVID-19Q&Aというのが実装されています。これは、厚生労働省発表の新型コロナウイルスに関するQ&Aに準拠したチャットボットなんですけれども、これ東京のIT企業が官公庁や全国の自治体、病院などに無償提供しています。御覧いただいたら
皆さん分かると思うんですけれども、これ日本語を含む6か国語対応になっています。日本語、英語、中国語、中国語は2つありますし、韓国語、タイ語になっていますね。
翻って本市のホームページ見てみますと6か国語対応になっています。こちらも、ということはなぜかというと、市内在住の外国籍の方も増えています。大体5年前に比べると1.8倍ぐらいですかね。増えていらっしゃるんですけれども、そういうことを見ますと、やはりこちらの今度3月に導入予定のAIのチャットボットにも多言語対応を求めるんですけれども、見解をお聞かせください。
42 【高田総合政策部長】 今御案内ありましたように、小松市のホームページはこれまでも外国語対応を増やしてきて、今6か国とおっしゃいましたが、中国語の繁体、簡体を別にして、また日本語も含めますと8か国語ということになります。これについては、多言語化しているということでございます。
現時点では、AIチャットボットについては多言語には対応していないということでありますけれども、利用状況を見ながら将来的には検討してまいりたい。
今、御紹介あったホームページの多言語については、キーワード検索についても多言語でキーワード検索ができますので、チャットボットと一緒ではないですけれども、そこでの検索も可能ということで、これを今活用していただきたいと考えております。
43 【木下委員】 ちょっと時間が少なくなってきましたので、次は今後について伺います。
本市小松市は6月から公式のLINEアカウントというのを開設をしていまして活用しています。私も登録して日々情報を得ているんですけれども、実は登録者、友達ですよね。今1万3,000人を超えました。これすごいことだなと思っていまして、何でかといいますと、例えば県内で見ると金沢市、こちらは12月、今月に入ってようやく登録者1万人を超えました。人口比でいうと
皆さんお分かりになると思いますけれども、小松市の場合はすごく増えているなと。恐らく
コロナ禍とか緊急事態宣言をきっかけに登録者は増えたんだろうと思うんですけれども。
そこで、公式LINEアカウントというのはチャットボットも導入できます。ぜひ今後について、こういったことも検討してみてはいかがかと思うんですが、いかがでしょうか。
44 【高田総合政策部長】 多数の御利用ありがとうございます。
コロナ、熊、火事、特にいろんなものプッシュで的確に、場所も含めて御連絡できていることがたくさんいただいている要因かなとも思っております。
チャットボットの中では今、直接連携されていませんので、直接の搭載は難しいですけれども、LINEの中には市のホームページのボタンがありまして、そこを押していただきますとすぐチャットボットにつながるところにつながりますので、そういった活用をしていただきたいなと考えております。
45 【
杉林委員長】 木下委員、もう時間がございません。
46 【木下委員】 ぜひ今回導入していただいて、恐らく1年後ぐらいでもいいんですけれども、FAQの利用の数と今回のチャットボットでどんな変化があったとか、まだまず検証していただいて、よりよい使い勝手になるようにまた活用していただければなというふうに思います。
以上です。
47 【
杉林委員長】 これをもちまして、木下委員の質疑を終了します。
次の質疑者に移ります。橋本委員。
48 【橋本委員】 橋本米子でございます。
私からは、SDGs
こまつ未来基金積立金300万円についてお尋ねしたいと思います。
私たちが住む地球上には、貧困や飢餓、さらには安全な水などの問題、また大きく気候変動による地球温暖化の問題が問われており、今、地球が危ないとも言われております。
この中にあって、2015年、国連サミットで持続可能な開発目標、SDGsの指針が採択され、また、パリ協定では世界の平均気温の上昇を産業革命の前に比べて2度未満、できれば1.5度以下とするように決められました。
SDGsが合意されて以来、全国では33の都市が未来都市に選ばれ、小松市は令和元年度にSDGs未来都市に任命されております。今議会には、市民から寄附金が寄せられ、SDGs
こまつ未来基金が設置されましたが、どのような目的で設置されたのでしょうか。お尋ねいたします。
49 【林産業未来部長】 本基金の目的についてお答えいたします。
国際社会では、2030年への世界共通の目標であるSDGsをはじめ、地球温暖化
防止対策としまして温室効果ガス排出実質ゼロを目指します2050年カーボンニュートラルの推進、さらには新型コロナウイルス感染症からの経済回復と脱炭素化を同時に進めるグリーンリカバリーの提唱など地球市民として世界全体が持続可能な発展、成長を目指す流れが加速しております。
本市は昨年7月に、これまで進めてきました10年ビジョンとNEXT10年ビジョンに基づきます共創と人づくりによるまちづくりが国際化時代の地方創生モデルとして評価されまして、SDGs未来都市に選定されました。
この活動に一環としまして、多様なパートナーシップの下、地球に貢献できる人づくり、まちづくりをさらに促進していくために本基金を設置することといたしました。
50 【橋本委員】 次に、持続可能な開発目標、SDGsには17の大きな目標とそれらを達成するための具体的な169のターゲットで構成されております。17の目標の中身を見ると、第1番目は貧困をなくそうとあり、2番目は飢餓をゼロに、5番目にはジェンダー平等を実現、7番目にはエネルギーをクリーンにとし、13番目には気候変動とその影響に立ち向かうために具体的な対策をとしております。
持続可能な開発目標にはこれだけの広がりを見せておりますが、小松市では基金を活用したSDGs達成の重点事業をどうお考えでしょうか。お尋ねをいたします。
51 【林産業未来部長】 お答えいたします。
本市はものづくりのまちとしまして、国際化や技術革新の中、中小企業の未来型産業への転換や産業人材の育成を進めてきておりまして、本市としましては産業の高度化を図りながら、気候変動など世界共通の課題解決に取り組んでいく必要があるというふうに考えております。
このため、基金条例におきまして、地球環境の保全、科学技術イノベーションの推進、安全で安心な地域社会の形成の3つのテーマの推進を掲げております。
1つ目の地球環境の保全では、霊峰白山の景観を守り、
木場潟や豊かな里山を未来へつなぐための水素などの新エネルギーの利活用ですとか、生物多様性の保全、また2つ目の科学技術イノベーションの推進では、暮らしや仕事を便利で快適にしていくためのAIや高速通信技術などのデジタルテクノロジーの活用や自動運転、電気自動車などの次世代モビリティの開発、普及、また3つ目の安全で安心な地域社会の形成では、自然災害などのリスクから市民の命や財産を守るための防災・減災による強靱で持続可能な地域社会の構築。これらに関する取組に基金を活用することとしております。
52 【橋本委員】 次に、公益財団法人地球環境戦略研究機関により作成されたSDGsとビジネスによると、日本企業のSDGsの認知度は、経営層では28%にとどまり、中間管理職においては4から5%程度に低迷しているとも記されております。
小松市全体でSDGs達成に向けての機運を高めるためには、市民、企業、団体が主体的に地球環境保全等に取り組むことが必要で、今後どのように参加を促されていかれるのか、また(仮称)
こまつSDGsアワード表彰制度の内容についてもお尋ねをいたします。
53 【林産業未来部長】 まず、どのようにSDGsへの参画を促していくのかに関しましては、本市としましては大学や企業、団体、市民の参画と連携による強力なパートナーシップの下、時代やニーズに応じた様々なプロジェクト、事業を展開しておりまして、今後も継続的にシンポジウムや広報活動などを行いまして、地球環境保全等の取組への参画と機運を高めていくこととしております。
また、本年10月には小松市ゆかりの有識者が参画しましたシンクタンクとなります一般財団法人
こまつ里山SDGs倶楽部も設立されまして、里山の保全、再生や地域の活性化など幅広い分野の課題について調査研究に向け活動していくこととしております。
次に、
こまつSDGsアワードの内容につきましてですけれども、参画と連携の取組をさらに高いステージへと引き上げるということのために、今回の基金を活用しまして令和3年度より、先ほど申し上げた3つのテーマに関する優れた取組を表彰するということとしております。
この表彰によりまして、被表彰者の一層の活躍と、またパートナーシップの向上につなげまして、共に成長する表彰制度を目指すとともに、SDGsの理念であります共生社会の実現に向けまして、官民連携の下、取り組んでまいりたいというふうに考えております。
54 【橋本委員】 私もSDGs達成のために今後とも頑張っていきたいと思っております。
以上で、私からの質問は終わらせていただきます。
55 【
杉林委員長】 これをもちまして、橋本委員の質疑を終了します。
以上で本日予定されていました日程は全て終了いたしました。
この後、各分科会が開かれます。
総括質疑で議論された件についても分科会で御協議をいただき、各分科会の
委員長報告にまとめていただくことになっておりますので、どうぞよろしく
お願いをいたします。
次回は21日月曜日午前10時から予算決算常任
委員会を開催いたします。
これをもちまして、予算決算常任
委員会を閉会いたします。
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午前10時55分 閉会
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