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  1. 小松市議会 2020-12-04
    令和2年第5回定例会(第2日目)  本文 開催日: 2020-12-04


    取得元: 小松市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-10
    ナビゲーションをスキップする ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1       開議 午後1時00分    ◎開議の宣告 ◯議長(高野哲郎君) これより本日の会議を開きます。  ───────── ◇ ─────────    ◎会議時間の延長 2 ◯議長(高野哲郎君) あらかじめ会議時間を延長いたしておきます。  ───────── ◇ ─────────    ◎市長提出議案に対する質疑並びに市政     一般質問 3 ◯議長(高野哲郎君) 日程第1、市長提出議案第75号 令和2年度小松市一般会計補正予算(第11号)外18件及び報告第15号を一括して議題といたします。  これより提出議案及び報告に対する質疑並びに市政一般に対する質問を行います。  通告がありますので、順次発言を許します。  ───────── ◇ ─────────
       ◇ 灰 田 昌 典 君 4 ◯議長(高野哲郎君) 灰田昌典君。    〔22番 灰田昌典君登壇〕 5 ◯22番(灰田昌典君) 令和2年第5回市議会定例会に当たりまして質問の機会を得ましたので、会派自民を代表いたしまして市政一般について質問しますので、市長の親切、明快なる前向きな御答弁をよろしくお願いいたします。  今年もはや師走を迎え、振り返れば新型コロナ感染症の拡大により、経済活動をはじめとして幅広い分野にわたって甚大な影響を受けるという苦難な一年でありました。  スポーツ、文化、交流面等においても、本市にとりましては予定されていました市制施行80周年事業の多くが中止や縮小を余儀なくされたほか、世界的にも東京オリンピック・パラリンピックの開催が延期となるなど、歴史に残る極めて異例の年となりました。  安全なワクチン開発への期待も高まっておりますが、一日も早いコロナの克服を願うばかりであります。  このような中で、本市においては南加賀唯一感染症指定病院である小松市民病院をはじめとする各医療機関の大変な御尽力のほか、感染症予防対策など矢継ぎ早に数々の対策を講じられ、その一定の効果が現れているものと評価いたしております。  そして今、全国的に第3波の到来が取り沙汰されております。幸いにして石川県、特に本市においては秋以降落ち着いた状況にありますが、一方では、東京都や大阪府、北海道など日本各地の状況を見れば、本市もいつ感染拡大の波が及んできても不思議ではないと感じております。  第3波が押し寄せてくるのかどうか、気を緩めるいとまもなく、奮闘されている医療スタッフをはじめとする関係者の皆さんに対して、ここに改めて期待と敬意を表するものであります。  また、今年は熊の出没が相次ぎました。原因としては、主食であるブナ科植物の実、ドングリ類の不作に加え、中山間地の過疎化、高齢化などの社会問題と密接に関わっていると言われております。来年以降もこのような傾向が続くことのないよう願っております。  本市では、今年は過去最多となる熊の目撃情報に加え、残忍な人身被害の発生や市中心部での捕獲騒動などもあり、市当局をはじめ消防団や町内会など被害を最小限にとどめるため日夜精いっぱい努力をしていただいている方に深く感謝を申し上げ、質問に移ります。  まず、1項目め、コロナ禍における市税の見通しと対応についてであります。  令和2年度の市税の最終見通しと令和3年度当初予算の市税の見通しでありますが、この件につきましては、さきの提案理由の説明において市長が詳しく述べられていましたが、市民にも分かりやすく本議場での説明をお願いいたします。  さて、今回の補正予算案においては、新型コロナウイルス感染症の影響を主な要因として、市税で1億3,000万円の減額補正が計上されております。そこで気になるのは、今年度の市税は最終的にどうなるのか、来年度はどうなるのかということであります。現在の異例の事態を考慮すれば、誰しも減収を予想しますが、市長はどの程度の減収を見込んでおられるのか、さきの予算説明でも金額が示されていましたが、何といっても市政運営の柱となる市税収入であります。新型コロナの終息時期をいつ頃と想定した上での見込みかなど、その前提条件や根拠も併せ、今年度の市税の最終見通しと、間もなく編成作業が本格化してくる令和3年度当初予算における市税収入について、現時点での見通しをお答えください。  その2は、市税の減収への対応方針についてお聞きいたします。  一般的に市税減収の対応といたしましては、市税以外の歳入確保と歳出削減の組合せになるものと考えますが、そのバランス感覚やかじ取りが財政運営の腕の見せどころであります。  今回の新型コロナウイルス感染症の影響等によるリーマンショック以来となる大幅な市税の減収に際して、私は歳入確保の面では国、県等の補助制度を最大限に活用することはもちろんとして、このようなときこそ、決して多いとは言えないかもしれませんが積み立ててきた各種基金を大胆に取崩し、市債残高の圧縮計画を一時小休止してでも必要な歳出予算は確保すべきものと考えますが、市長の財政運営の基本的な考え方をお尋ねいたします。  2項目めは、北陸新幹線敦賀開業時期に関する延長論議についてであります。  その1として、新幹線駅舎工事駅東西広場整備高架下プロムナード整備等への影響でありますが、去る11月10日には北陸新幹線金沢-敦賀間の建設工事に関し、国土交通省が工期の1年半延長と工事費の2,800億円の上積みが必要との試算をまとめたと報じられました。これは、加賀トンネルでのひび割れによる追加工事や、敦賀駅での工事に遅れが生じたためとのことであります。  その後も今日まで本市に対し、この北陸新幹線敦賀開業時期、ひいては小松駅開業時期の延長問題について、国や県あるいは鉄道建設運輸施設整備支援機構等からの正式な連絡や相談があったのかどうか。もしあったのであれば、その内容についてお聞かせください。  これまで新幹線開業予定の2023年春を目指し、官民挙げて実に多くの計画が進められてきております。これが仮に報道のとおり1年半程度遅れることとなった場合、その影響は非常に大きいものがあると思われるのであります。市の関連工事に的を絞りましても、先月着工した新幹線駅舎工事をはじめ、駅東西広場高架下プロムナード駅西立体駐車場の整備などが挙げられるかと思いますが、これらの関連工事の完成時期にも影響してくるのかどうか。その他、民間における小松市にとっては大変ありがたい大型プロジェクト事業など各種計画の見直しも生じるのかどうか。様々な面での影響について、現時点でどのように捉えておられるのかお答えください。  2点目は、地元負担への影響であります。  新幹線建設工事の財源の一部として、一定のルールに基づいて関係する沿線自治体も負担することとなっており、本市においても、毎年所要額が予算計上されております。仮に報道にありましたとおり2,800億円余の工事費の上積みが生じた場合、現行の負担ルールによれば本市が負担する金額も影響があるのかどうかお尋ねをいたします。  いずれにいたしましても、北陸3県知事等から自民党北陸新幹線整備プロジェクトチームに対し、地方負担については工事費に伴う追加分が極力生じないよう適切な措置を要請したとのことであります。開業時期の遅れに伴う様々な影響に加え、建設負担金の増額は受け入れ難いものがあります。さきの緊急要望のとおり、地方負担増が生じることのないよう、市として最大限の努力をしていただきたいと思っております。  以上、このような新幹線開業時期の延長論議に対する市長の所感をお聞かせください。  3項目めは、安宅新地区土地区画整理事業であります。  その1として、現在の進捗状況完成予定時期であります。  先行きへの期待を込めてなのか、株価は非常な高値となっているようでありますが、これからの経済情勢は大変不透明であります。  こうした状況の下、現在進められている計画の中で事業規模波及効果等において最も大きなプロジェクト安宅新地区土地区画整理事業ではないかと思います。地域経済にとって、出荷額、付加価値額、雇用の場の確保等の波及効果の面から、産業団地の確保と企業誘致の効果は非常に大きなものがあります。しかし残念ながら、雇用情勢も昨年までの人手不足から一転して悪化をしております。  そのような意味からも、これまで引き合いがある、現地視察も多い、最終調査に入っているなどと言われながら現在に至っている正蓮寺エリア産業団地企業立地、さらに計画安宅新地区土地区画整理事業早期完成と有効な土地活用の実現に大いに期待を寄せるものであります。  この安宅新地区土地区画整理事業については、平成28年第2回6月定例会の市長提案理由説明において、「空路、陸路、鉄路の物流アクセスを生かし、新たな臨空関連ビジネス交流の創生を目指し、調査する経費を計上した」と述べられ、本事業がいよいよスタートしました。当時の計画では、平成28年8月頃から現地測量に着手し、平成29年度に地元合意を得て事業計画を決定、市街化区域の編入などの行政手続を経て、平成30年に事業の立ち上げを行い、平成32年の完成を目指したいとのことでありました。言うまでもなく、完成目標の平成32年度とは今年、令和2年、2020年でありますが、その後の諸事情により本区画整理事業の完成も遅れることとなりました。  そして、いよいよ今議会において安宅新地区土地区画整理事業の施行に関する条例案が提出され、先日の予算内示会での説明では、2023年春工事完了、2024年3月事業完了というスケジュールが示されました。この2024年3月の事業完了とは、供用開始時期なのか、供用完了時期なのか。安宅新地区に目標とする企業が立地し、その効果を発揮し始める時期としていつ頃を目指しているのか、いわゆる完成予定時期がいま一つはっきりしないという印象が残りますので、ここに改めて確認の意味も込めて現時点での進捗状況完成予定をお尋ねいたします。  その2は、完成後の用地活用方針、処分の見通しであります。  この区画整理事業は、総事業費40億円を超える大事業であり、財源の多くは用地が売却できるまでの間、市債や土地開発公社に対する債務負担行為であります。したがって、コロナ禍における不透明な経済情勢の中、完成後の用地活用がスムーズに進むかどうかにより、今後の本市財政にも大きな影響を及ぼすものと思われます。どうか周到な準備の下で本事業が円滑に進められるよう期待するものであります。  そこで、最近の用地交渉等の進展に伴い、総事業費の見込みに変更がないのか、財源の内訳はどのようになっているのか、直近の状況をお聞きするとともに、空港のフロント、NEW臨空ゾーン、産業、コンベンション、新産業創造・発信拠点、物流拠点など何でもありきの感がいたしますが、これまで提示されてきた様々なテーマや方向性の中で、完成後の用地活用策として具体的に何を目指しているのか、現時点における方向性と用地売却等の見通しについて明確な御答弁をよろしくお願いいたします。  4項目めは、今後の社会資本整備に対する基本姿勢であります。  先ほども申し上げましたとおり、私は苦しい中といえども歳入の確保に工夫を凝らし、必要な歳出予算は確保すべきものと思っております。コロナ対策や教育、福祉、幅広い分野における市民サービスの向上のほか、「珠玉と石の文化」「北前船寄港地」の2つの日本遺産をはじめ、霊峰白山の眺望、那谷寺、粟津温泉、安宅の関跡、木場潟、豊かな里山、伝統工芸九谷焼など市内の豊富な観光資源を生かすことも大変重要であります。  このように、行政が担う役割は極めて広範囲であることは承知いたしております。北陸新幹線敦賀開業を何年か後に控えており、また、長い目で見れば広域高速交通や新技術での新しい時代への対応、また市民の安全・安心の確保、みんなが快適で幸せに暮らせる住みよいまちづくりは大変重要なテーマであります。  今、小松駅周辺が目覚ましく発展しているのは、先人たちがこれからの小松市の発展を願い、国や県の補助を得て駅の高架化事業や、それに伴う駅東・西の土地区画整理事業を500億円を超える大事業を行った英断にあると確信いたしております。  公共事業の重要性、そして多くの人々を呼び込む観光振興のための実りのある施策など、まちの真の実力をつけるための社会資本整備が最も重要な行政の使命ではないかと思います。後世に残るのは社会資本整備の成果であります。苦しい中であるからこそ、未来に向けた公共投資が着実に実行されることを願いつつ、市長の社会資本整備に対する基本的な考え方をお尋ねいたします。  それでは、私の最後の質問は、3期12年間にわたる市政運営における数々の取組や成果の中で、市長にとって最も印象深いものは何かについてお聞きいたします。  早いもので、和田市長には平成21年、2009年3月の市長選挙において見事に初当選されて以来、3期目の市政運営も大詰めを迎えております。振り返ってみますと、和田市長就任時に、ちょうどその前年、2008年の秋に端を発しましたリーマンショックの影響を直接被ることになり、市税収入のかつてない大幅な落ち込みに加え、小松駅周辺では(株)コマツ小松工場大和百貨店の撤退が相次ぐなど、極めて厳しい船出となりました。  以来12年近く経過し、今では小松駅周辺はサイエンスヒルズこまつや小松南ブロック複合施設A×Z Squareが整備され、そのビル内には公立小松大学中央キャンパスが開学し、いよいよ来年4月には4学年の元気いっぱいの学生たちが勢ぞろいすることとなりました。  さらに、新幹線小松駅舎も先日着工し、周辺へのホテルやマンションなどの立地も加わるなど、目覚ましい変貌を遂げております。北陸新幹線敦賀開業の遅れが懸念されますが、小松駅周辺市街地が今後もますます発展していきますよう期待を寄せるものであります。  また、町内放送などの機能を備えた防災行政無線の整備、教育施設をはじめとする公共施設の耐震改修、情報通信網交流施設の整備などを通じた里山振興、先進的なごみ処理施設エコロジーパークこまつ・クリーンセンターの建設のほか、市長が特に力を注いでいる教育面では、第一小学校、芦城小学校安宅小学校御幸中学校丸内中学校松東みどり学園の校舎が一新されるとともに、各学校のリニューアルも進みました。そして、次に控えるのは我が母校、松陽中学校など老朽化が進んでいる学校の改築計画ではなかろうかと大いに期待を寄せているところであります。  一方、今年10月には日本経済新聞社が編集、発行する専門誌「日経グローカル」において、全国815市区を対象に実施した介護サービス高齢化対応に関する調査及びランキングで、75歳以上の後期高齢者の健康増進に力を入れる小松市が首位となったという大変うれしいニュースが報じられました。  小松市の福祉・健康分野が充実していることについては、私の若かりし頃、かなり以前からとなりますが、折りに触れて言われており、諸先輩方の長年積み重ねてきた伝統と、現役世代の努力のたまものと感じております。  ビジョンの中にも、日本一「おもしろい」、日本一「たくましい」、日本一「ここちよい」、日本一「はつらつ」と掲げられ、日本一が大変お好きな市長におかれましてもさぞかしお鼻も高いことと思っております。  小松市はかつて住みよさランキングでは日本一になったことがあります。私ども議員も何かの分野で日本一になることを期待していたところであります。  さて、そのほか様々な分野におきまして語り尽くせないものがありますが、私は何よりこれらのことを財源や手法に工夫を凝らし、市債残高を減少させながら推進してきたという市長の手腕に信頼を置くものであります。  そこでお尋ねをいたします。今ほど述べましたように、市長は数々の取組をなされてきたわけでありますが、市長自身12年間を振り返り、あえて最も印象深い取組や成果を挙げるとすればいかがでしょうか。お聞かせ願えればと思います。  最後に、市長は来年3月21日に執行されます小松市長選挙において四たび市民の皆様の負託に応え、引き続き行政のかじ取り役となる決意をお持ちかどうかお伺いします。  4期目となりますと、歴代小松市長で最長の市長の、おじい様に当たられる和田傳四郎氏といよいよ肩を並べられるわけであります。市長の座右の銘はおじい様から頂いた人生訓「一視同仁」、全ての人々にえこひいきなく同じように思いやりの心を持って接することとのことであります。常日頃、意見や立場の異なる議員にも同じように思いやりの心を持って接しておられることとは思いますが、座右の銘である「一視同仁」にさらに磨きをかけられ、市民をはじめ議員、職員からもますます信頼され、大事を成し遂げられるよう御期待申し上げます。  以上、4期目の市政に向けた市長の意気込みをお尋ねし、私からの質問を終わります。(拍手) 6 ◯議長(高野哲郎君) 市長、和田愼司君。    〔市長 和田愼司君登壇〕 7 ◯市長(和田愼司君) 会派自民を代表して御質問賜りました灰田議員の御質問にお答えをさせていただきます。  この一年、議員がおっしゃるようにコロナ、熊、様々な課題が私ども市民にも大変つらい面が出てまいりました。議員からは、その間、医療団へのねぎらいの言葉、また熊対策についても関係者へのねぎらいの言葉を賜りまして、厚く御礼を申し上げます。コロナはまだまだ終息はしそうもありません。これから先も議員がおっしゃるように一致団結してこの対応に、そして市民の安心を守っていかなきゃいけないなと痛感をしている次第でございます。  まず、市政の状況でございます。  令和2年の市税の見通しからお話をしたいと思います。  当初予算160億円余りに対しまして、現時点で157億2,500万円の見込みでございまして、約9億4,000万円の減、率にいたしますとマイナス5.6%ということになろうかというふうに思います。ただ、今でもそれぞれ法人市民税等経済情勢の見通しが立たない関係で、まだ確認が必要だということも申し添えておきたいと思っております。  また、昨今は大変大きな収入になってまいりました地方消費税交付金、これも消費の控えがございまして、当初予算からマイナスになる影響もあるかなというふうに考えております。  このように、これまで経験したことのないこの経済情勢、そして私どもの財政運営、この辺りにつきましては、職員一丸となってその方向性、そして市民にとりまして少しでもプラスになるような形での予算の運営、また制度設計、これからも続けていきたいなと思っております。  第3波に入るということもございますが、この対応につきましてはもう既に9月議会から着実に進めております。何とか現時点では小松市内コロナ新規感染発症者83日間発生しておりませんが、これは油断大敵、一つ一つ、一日一日をしっかりとまた見定めてまいりたいと思っております。  11年前にはリーマンショックがございました。このリーマンショックと、そして今回のコロナパンデミックとよく比較する話がございますが、相当やはり性格が違っているなという感じを皆様方もお受けしていると思っております。リーマンショックは製造業、金融業が特に大きな被害がございまして、このものづくりを標榜しております小松市にとりましては、大変大きな痛手があったということは申すまでもないと思います。ただ、大変力のある企業が多い関係で、2年、3年とたつにつれまして大きなまた躍進につながったというのも、これはやはり企業力の強さであろうかなというふうに思っております。  今回のコロナパンデミックにおきましては、製造業はもちろん、観光、運輸、宿泊、飲食、全ての部門に影響が出ておりまして、有識者のお話、また報道関係のいろんな憶測を総合いたしますと、3年近くは影響は続くだろうということを私どもも見ております。ただ、一刻も早くワクチンが製造され、国民一人一人にそれが行き渡って、安心できる地域社会にならなきゃいけないということを願っているところでございます。  来年度の市税の見通しでございますが、こういった状況の中で現時点では、いわゆる法人市民税、そしてまた国のほうでは中小企業者への軽減措置も行う。また、固定資産税等もそういった支払い猶予等も制度を設けておられます関係がございまして、現時点では今年度当初予算に比べ16億円少ない144億円の市税収入になろうというふうに見ております。ただ、今回、様々な国から特別交付金もございます。そういったものを加味いたしますと、今年度当初予算比でマイナス9億円の減収というところに落ち着くかなというふうに見ております。  このリーマンショックから今回のコロナパンデミックの間に税の制度が大きく変わりまして、直間比率が大幅に見直されたこともございますが、リーマンショックのときは、いわゆる2008年と2009年、平成20年と21年を比較いたしますと、実質で市税はマイナス29億円でございました。そういう意味では、比較的リーマンショックに比べると落ち幅が小そうございますが、それでもこのコロナにつきましてはいつまで続くのかという期限が定まらないということ、これが一番不安心理をさらにかき立てているものというふうに思っております。  そういった令和3年だけでなくて、令和4年度、5年度、そのあたりについてもやはり見通しをきちっと持ちながら、これから最終的に令和3年度の当初予算の策定に臨んでまいりたいなというふうに思っております。  そういったことも踏まえまして、国のほうも様々な税関係で支援を考えております。また、地方交付税法人市民税等の減額に際しまして増加いたします。今、10億円程度を見込んでおりますので、そういったマイナスの部分、それからプラスの部分を総合いたしますと、歳入という部分では今年度比3億円程度の減収であろうというふうに見ておりますので、その部分につきましては令和3年度は何とかクリアできるのでないかなというふうに思っております。  ただ、今年も国から臨時交付金という形でコロナ対策に14億円を支給をいただきました。来年度はどういうふうになってくるのか、これはまだ国のほうで議論がこれから始まるんだと思いますが、来年度もこのコロナ感染症が今年同様に続くのであれば、私どもは今、財政調整基金も昨年度末に比べますと約半分近くに減額をしております。そんな十分ではございませんが、この財政調整基金をしっかりと使っていくというふうな今備えを考えている次第でございます。  今後も、ここまで続けてまいりました健全財政、その考え方については揺るがないように、そして一番大事な市民の生活、小松市内でのいろんな事業所の運営、これを最優先に考えながら、コロナ対策も含めて臨んでまいりますので、御支援のほどよろしくお願い申し上げます。  続きまして、北陸新幹線金沢以西、敦賀開業の時期の延長論議でございます。  これまで様々なところから情報をいただいております。直近では2日前、12月2日に私どものところへ鉄道・運輸機構の本社の新幹線部長様と、それから大阪支社長が来られまして、この状況について御説明を賜ったわけでございます。この辺りにつきましては、経済建設常任委員会のほうでまた担当のほうから御説明があろうかと思っております。今まで私どもが聞いておりますこととほぼ一緒でございまして、加賀トンネルのくい打ちが必要であるということ、自然現象に対する対策、これについてはいわゆる技術的な部分もございますが、その対象エリアのなかなか特定を含めてまだ課題が残っているようでございます。  それから、敦賀の駅並びに周辺につきましては、いわゆる工事のしにくさといいますか、そんなものもあったり、それから過去を振り返ってみますと、北陸新幹線、この金沢以西につきましては3年間開業を前倒ししていただきました。これもすばらしいことであったと私どもも感謝をしておりましたが、現状では1年ないし1年半、その3年前倒しが戻ってしまうということ。そういったこともありまして、やはり資機材のいろんな調達、その関係でいわゆる納期が短くなった関係で鋼材等も調達するのに値上げがしたと、価格が上昇したと。そういったこともあって、今回、2,880億円余りの予算超過になるというようなお話でございました。  今、私ども、地元代議士からも11月10日、内容をお聞きをしておりますし、東京で会議があったときもいろいろと情報をいただいております。代議士も、それから県選出の国会議員の皆さん方も、しっかり地元のために頑張るということを言っていただきましたので、ぜひ皆さん方と心を一つにして応援をしてまいりましょう。  その鉄道建設・運輸機構の本社、新幹線部長からは、今現在、有識者による検証委員会を行っております。計画は全体で5回行う予定で、これまでに3回終わりましたと、こういうことでございました。また、この検証委員会の委員長様の現地視察もあるようでございますが、12月中には一定の結論を見いだしたいということでございます。いわゆる工期の短縮、また費用の削減、こんなところについて検証委員会の報告が出れば、また国のほうで様々な議論が始まってくると、そのように考えております。  私どもにとりましては、これまで2023年3月開業という大きな大きなゴールを目指して、議会の皆さん、市民の皆さん、また工事関係者の皆さんとベクトルを一つにして進めてまいりましたので、この方向性については私どもは日程等変える予定はございません。新幹線開業が仮に1年遅れたとしても、その工事を予定どおり行い、まちづくりをさらに強固なものにしていきたいなというふうに思っております。  灰田議員がおっしゃいますように、1年延びるんであればその分、さらに新たな新幹線対応というものを我々が進める期間を得たというふうに考えていくことがよい結果だろうと思います。そういう意味では大変つらい部分がございますが、これも一つのまちづくりのチャンスと考えて実施をしてまいりたいなというふうに思っております。  小松駅の駅舎工事も11月9日に着手いたしまして、予定どおり進んでおります。鉄道・運輸機構のお話ですと、小松駅の工事等につきましては当初の予定どおり進めるということでございますので、ただ新幹線の運行がずれるということもございます。そういった意味での駅下の活用、駅ナカの活用というものについての一部制約があるのかないのか、この辺りにつきましても機構側と、またJR西日本と前向きに議論させていただいて、仮に新幹線が遅れたとしても小松駅下、駅ナカの活用というものはしっかり高めていく、そういう方向で基本的には合意をしたところでございます。  また、2023年を開業の目途に進めてまいりました全国規模のいろんな様々なイベント、集会、この辺りについても日程調整をしながら、仮に検証委員会等、また国土交通省のほうで最終的な日程が出た場合、新たな日程調整もしなきゃいけないなというふうに思っております。  御懸念の地元負担への影響でございます。  私どもの北陸新幹線事業に関わる負担金は16億円というふうにこれは過去申し上げてきました。毎年それぞれ必要な分をお支払いをしております。この先、これまで2018年の7月、2年前でございますが、建設費が2,260億円増額になるということ、御記憶もされているかなというふうに思っておりますが、この場合は国のほうで、いわゆるJRへの貸付料として資金を充当したということも御記憶だろうと思います。問題は、今回の2,880億円、これが少なくなるようであります。これがアッパーだと聞いておりますけれども、この部分についての予算面、資金面の調達の方法、これについてはこれからだろうということに思っております。  ただ、私自身としましては、様々な方の御意見、それからサジェスチョンを聞いている中においては、地方負担分、いわゆる小松市の負担16億円が大幅にアップすることはまずないと。基本的には私はゼロであるというふうに願ってこれからもいろんな方面に働きかけながら、また皆さんと共にその方向になるように、実現できるようにお力をお貸しいただきたいなというふうに思っております。  この新幹線金沢以西の費用につきましては、いわゆる全体としてこれで5,140億円、当初予定の1.4倍になるということでありますので、この原因等につきましてはさっき申しましたとおりでございます。  そして、今回の開業の時期の延長、費用増に対する私の所感ということをお求めでございましたので、簡単に申し上げます。  まずは、幾分かの延期は致し方ないんであろうと思いますが、一日も早い開業を望んでおります。これは市民も同じだろうというふうに思っております。12月中の国の見解、また与党、プロジェクトチームの動向などをしっかりと注視しながら、私どもの気持ちを一つにしてまいりましょう。  もう一つ申し上げておくならば、この開業時期の延長また費用に関しまして、有識者による検討委員会が行われておるわけですが、私は合理的な判断をしていただけると信じておりますし、仮に開業時期が若干延期になっても、私はもうこれ以上の再度の延期がないようにしてほしいと、これだけはぜひ確約をしてほしいと、こう願っております。それがまちづくり、また市民、また観光だとか様々なことに期待をしている人たちの気持ちを大切にしていきたい、そんなふうに願っております。  次に、安宅新地区土地区画整理事業についてでございます。  今、民有地につきまして、おおむね9割程度私どもの買収のほうは実現をできております。ここまで地元町内会はじめ関係の皆様方の御協力に、改めて感謝を申し上げたいなと思っております。  小松空港の一番のエアフロントでございます。これまで過去何度か移転跡地の活用の提案があったようでございますが、実現に至っていないということも事実でございますが、今回、本当に地元の皆さん方、また議会の御理解、そして様々な人たちの後押しで、そしてまた時代の流れというのがあるんだと思います。今はインバウンドはお休み中でございますが、今後のことを考えたときにこの空港の前の一等地の価値の大きさ、これを多くの人たちが後押しをしていただいたおかげで、いわゆる民有地の買収もおおむね進んでいるというふうにお考えいただきたいなと思います。  市の都市計画審議会、県の都市計画審議会につきましては既に終えております。そして、今回の議会には、土地区画整理事業の施行に関する条例を上程させていただいておりますので、ぜひ御議論のほうをよろしくお願いし、また御承認を賜りたいなというふうに思っております。その後、令和3年2月には事業認可いただきまして、着手に入りたいというふうに思っております。  道路も含めまして、いわゆる整地並びに道路の土木工事ですね。これは令和3年7月に着手する予定でございまして、令和5年の春に完了を予定しております。その後、区画での測量、それから登記手続、そういうものを終えまして、議員がよく分からないとこうおっしゃいましたが、事業完了は令和6年3月、1年後の令和6年3月を予定しているということでございます。  お問合せの、それであるならば、いわゆる供用開始等をいつ頃にするんだということでございます。いわゆる4車線道路をこのエリア内に通す予定をしておりまして、これの完成いたします令和5年春以降、企業だとかいろんなエンターテイメントの進出が可能になるということでございますので、これから2年半後に供用が可能になってくるというふうにお考えいただきたいと思います。  基本的にはこの土地整備につきまして、45億円の今予算を組んでおりまして、現状では変更の必要はないというふうに見ております。全体32ヘクタールでございますが、そのうち14ヘクタールが防衛省の所有地でございます。残りが民間の方と、また市等の公共用地になっているということでございます。  それから、これの45億円の回収でございますが、いわゆる土地の販売収入、それから4車線道路につきましては社会資本交付金等を充てる予定で今進めているところでございます。  何といってもこのエリアは北陸の中でもベストな、最上の価値のある場所だというふうに考えております。これからのグローバル化、またインバウンド、アウトバウンドも含めて、そして日本のど真ん中にあるエリアでございます。自衛隊との共用空港という一部の制約はございますが、防衛省関係のまた御理解もいただきながら、この北陸の中でのベストの場所をどのように使っていくか、大変わくわくする、楽しみであるというふうに思っております。  この話が出ましてからもう既に、これから北陸のNEW臨空ゾーンになるんだねということで、様々な企業、団体、そんなところからの問合せもございますし、ちょうどこれに隣接しておりますのが小松市の鉄工団地でございます。そちらのほうからも数社問合せも来ておりまして、そういう意味では幅広い形での活用が可能になるということであろうかと思っております。  いわゆる空港のエアターミナルビルに近いエリアと、そして鉄工団地に近いエリアではその使われ方も変わってくるのかもしれませんし、そういった一番長さは1キロメートルございますので、また大きな形での活用を考えていく。そして、上物につきましては、基本的には民間が建物を建てたり、様々な施設整備をしていくという考え方で臨んでいきたいというふうに思っております。
     今、コロナ禍によりまして若干その話合いのほうも少しトーンが落ちている部分がございますが、これは工事が完了また進むにつれて、実現性が帯びてくる話でございます。  今、石川県のほうでは小松空港中期ビジョン策定委員会を設けておられます。そういったところとの整合性も一部必要になるのかもしれませんし、私ども独自でやる部分があろうかと思いますが、いわゆる防衛省、国ですね。国、それから石川県、それから高速道路を運営しておりますNEXCO中日本、こことの様々な協議を進めていきながら、土地利用の最適利用を計画し進めてまいりたいと思っております。  4番目は、今後の社会資本整備に対する考え方でございます。  議員がおっしゃるとおりでございます。ここ30年、40年前を遡ってみても、いわゆるハード中心の社会資本整備から、いわゆる河川工事も様々に予防というものを、減災・防災もそうですが、予防というふうに重きを変えてきたと。これが今、道路工事、それから河川工事も国の強靱化という言葉に置き換えられておりますが、明らかに変わってきたなというふうに思っております。これは、いわゆる国民全体の高齢化という問題もございますし、それから国際競争力を高めていく。そして何よりも災害が多発する時代になってしまった。これをいかにして減災をしていくんだという考え方。これはハードだけじゃなくて、避難訓練を含めましてソフトも大変重要になったということであります。  こういったふうに国民、市民の命を最優先に考えていく。これは大変私は重要な視点だろうと思いますので、今後もそういったことを考えていかなきゃいけないなというふうに思っております。  そして、ここ七、八年、大きく変わりましたのは、インバウンド、観光という分野でございます。いわゆる観光に関する社会資本整備、そしてそのアクセスの改善、これもやはり同じでございまして、時代とともに、逆に時代の先取りをした形での社会資本整備が必要だということは皆様方も同じお考えだろうというふうに思っております。いわゆる国も県も市も大変財政的にはなかなか自由度が利かなくなったというのも事実でございます。そんな中で、いわゆる民間のノウハウをどう生かしていくんだと。民間の資金をどう活用するんだということを大変今大きく問われているわけでございまして、幸い小松市は10年余り前から民間のノウハウ、資金を積極的に活用しようということで、いわゆる国のいろんな制度もうまく変更していただきながら現在に至って、小松駅周辺、また里山地区のいろんな利用価値を高めていく、そんなこともやっておるということも御存じのとおりであります。  この社会資本整備という一つのフレーズだけを取ってみても時代とともに変わる。また、未来を予測しながら考えていく。そういうことをこれからも進めてまいりたいなと思います。  幸い技術はどんどん進んでおります。いわゆる道路工事等もICT建機ということで、働き方、作業の仕方が変わっている。測量という考え方は、これはもうドローンと3DCADでつくっちゃうと。そういうような自動施工の時代にもう入ってまいりました。いわゆる工事のいろんなスムーズさ、場合によっては夜間でも十分安心して作業ができる時代になったということを考えたときに、この全体のコストだとか納期だとか、そういうものの見方も変わってくる。そのためには、小松市にございます建設土木業の皆さん方がその技術をしっかり習得していただかなければいけないということで、私どもは7年前から3DCADつきの公共事業発注を行っておりまして、現在その90%が3DCADに関連したものになっているということも事実でございます。  多くの建設土木企業では、その3DCADを使いこなすために職員の教育、また今まで男性中心だったものが女性の社員をたくさん雇用されているということでありますので、明らかに会社の内容、それから働き方も変わってきているということであります。  国は今、デジタル庁というものを設けて進めるというふうになっております。もちろん私どもの市民との間のいろんな手続はデジタルを使っていくのはもうどんどん進めておりますが、さらに社会資本整備というものの考え方、これもデジタルを使ってより働き方がよく、また全体としてトータルの納期が短くなる。夜間を活用することによってまたコストも下がってくる。そういったものになってくるというふうに思っていただければと思っております。  その中で、特に観光の分野につきましては、小松市も今、日本遺産に石の文化、また北前船が選ばれ、また里山から、歌舞伎の文化から、そして産業観光という分野まで大変幅広い形で定評を得ているわけでございます。今後の社会資本整備の中で私どもが取り組んでまいりました小松市をアピールする7つのテーマ、これをさらに駆使をしながら、小松の魅力をさらに高めてまいりたいなというふうに思っております。  来年は1年延期になりましたが、待ち焦がれておりました2021年夏には東京オリンピック・パラリンピックもございます。9か国が木場潟で合宿をするということで、木場潟も大きく装いを新たに今させていただいたところでございます。  それから、2021年の秋には日本遺産サミットもございます。全国から日本遺産に認定されました100余りの自治体が参加をするという大がかりなものになりますが、小松市にとりましては、小松市を、そういったすばらしいまちがたくさん来るんですが、大いに御披露できるいい機会になろうかなと思っております。  そして、2023年の加賀の国立国1200年でございます。これも大変重要なテーマでございますので、今後もこういった全国規模のいろんな様々なイベント、会合等をうまく生かしながら、これまで培ってまいりました人脈、そして企業力、そんなものをさらに高めてまいりたいと思っておりますので、観光におきましてもこれから新たな生活様式と同時に、新たな観光様式というふうに変わるんだと思いますので、また様々な御意見も賜りたいというふうに思っております。  最後に、これまでの市政運営と今後についてということでございます。  議員の皆様方におかれましては、これまで11年半、大きなお支え、御支援を賜りましたこと、厚く御礼を申し上げます。  1期目は、「小松維新」ということで改革をどんどん進めていく、そういう市役所でありたいということで進めてまいりました。  2期目は、リーマンショックで傷んだ経済、また地域社会を上昇させていくということで、「上昇小松」というテーマで2期目を全うさせていただきました。  3期目は、いよいよインバウンドも拡大し、そして小松の基盤づくりも市民と協働して行ってきたこともございます。それで「躍動小松」、もっとわくわくする小松にしようという旗印を上げて市民の一人一人の幸せを追求して進めてきたつもりでございます。  そして、その基本には、10年前につくりました10年ビジョン、そして5年前のNEXT10年ビジョン、この2つのビジョンをうまく絡ませながら、方向性を市民にお示しし、そして小松市にございます資金だとか、それから人脈力だとか、そういった様々なものをベクトルを合わせて進めてきたというふうに考えております。  いずれにしても、変革、改革、これはやはり続けていかなければ進化しないという、そういった西洋の定説もあるわけでございまして、この考え方は今後も進めていかなければいけないというふうに思っております。コロナ禍という問題もございますが、コロナ禍でのいろんな改革、変革、そんなものをベースにしながら、今のピンチをチャンスに変えていくというのが今これまで計11回コロナ関係の予算の専決処分、定例会での予算申請を行ってきたわけでございます。スピードを持って効率的に予算を運営する。そして、市民の皆さん方にそれをうまく活用していただいているというふうに思っておりますので、こういった常に新しい発想と民間の感覚、これを自分の持ち味としながら残りの任期もきちっと全うし、次へのまた課題としていきたいなというふうに思っております。  この12年間の中で、大変私は市民の皆さん方が自分の住むまち、エリアに自信と誇りを本当に持っていただけるようになったなというふうに思います。12年前は、小松には何もないやないかと。小松に観光なんて無理やないかと。この議場でも度々、私に御指摘も賜りましたが、今御覧になったとおり、この小松、北陸の中の加賀の国府があったこの小松、白山のきれいな木場潟がある小松、そして日本海に沈む夕日が美しい安宅の関がある小松、そういったことを考えたときに、観光というものがこれからも、今はインバウンドはコロナの関係で一部沈んでおりますが、また大きなバウンドになってくるというふうに思っております。  また、住みよさでは全国8位、介護・高齢化対応度では全国1位、いわゆる暮らしの中でそういった皆さん方から安心感、また居心地のよさ、そんなものを感じていただいているのが市民の自信、誇りにつながっているというふうに思っております。  ただし、これは日本全体でございますが、さらに高齢化が進むという問題がございますが、小松市におきましては、この高齢化になる、いわゆる人生の達人がたくさんいらっしゃるまち、これがどこまで活力を持って地域のために、また未来のために頑張れるかによって地方自治の力の蓄え方が変わってくるんだろうというふうに思っております。幸い、介護・高齢化対応度で全国1位でございます。しっかりした活力ある、そして頑張れるシニアがたくさんいらっしゃる、これも小松市にとりましては大きな力になってくるということであります。  これからも市民一人一人の笑顔を大切に、そして子供の健やかな成長を願っていく。そんなことの中で一番大事なのは、いわゆる教育投資は市政最大の使命であるということを常々申し上げてまいりました。これも先人の皆さん方、江戸時代に小松学問所、いわゆる集義堂というものを町衆の皆さん、百姓衆の皆さんが自ら造ったという、その民間のパワーですね。これが今も脈々と生きている小松でございます。  そういった流れの中から公立小松大学の設立に至ったということでございます。これも小松市単独での大学になりましたが、小松市をふるさととしている全国で活躍する大変すばらしい人たちのバックアップがあった。また、市民のこの大学に対する熱望があった。そんなもので完成したんだろうというふうに思っています。  教育は永遠であります。そして、教育産業は今、こういった若干不況の中にあってもしっかりとした産業としての位置づけができるということであります。小松駅周辺は学びのゾーンとして様々な学びが学べるところ、そして学習塾だとかそういった塾もたくさん駅周辺に隣接をしたということ。いわゆる南加賀の教育のメッカになっているんではないかなと。さらにその成長をぜひ伸ばしていくことが私自身の大きな役目だろうというふうに思っております。  10年前の市制70周年、そして今年の市制80周年と二度にわたる周年を担当させていただきましたのも大変光栄の至りでございます。そして、5年前には現在の上皇様、上皇后様、両陛下の御臨席を賜りました第66回全国植樹祭、この会場に小松市木場潟が選ばれたと。  そして、木場潟は大変汚れていたところでありますが、今では皆さんがきれいになったとおっしゃいます。そのきれいにしてきたのが市民一人一人の力でございまして、これも大いに我々は常に誇りを持って次の時代につないでいかなきゃいけないというふうに思っております。  まちもきれいになったとおっしゃっていただきます。これは花いっぱい運動、フローラルこまつを7年前から展開し、今でも600か所以上で市民が花壇を造っておられます。そして、様々なごみもなくなったということもございまして、こういうきれいなまちというのは今、コロナ禍でございますが、きれいというのは大変価値のあるものだというふうに皆さん方が改めて認識されたんだと思います。公衆衛生を含めましたきれいさ、美しいまちというものをさらに高めていくと同時に、強い小松をさらに高めていきたいなというふうに思っております。  最後に御質問の私の今後についてのお答えをさせていただきたいと思います。  これまで日々自分の持てる力をしっかりと使わさせていただきました。これも議会並びに市民の皆さん方の大きな後押しがあったからでございます。これからも自分の力をさらに発揮するために、今は先が読みにくい時代であればこそ、私どものいろんな研ぎ澄まされた感覚をさらに磨いて、そして先人から賜っています様々な財産をしっかりと活用していく。こういったことが必要なんだろうというふうに思います。  そして、私どもの行政の基本でございます。変革と日々の努力こそが成長の道であるというこの方針、今厳しい時代だからこそさらにこれをチャンスに変えていく。そんな方向性を生かす行政づくりをしていきたいと思っております。北陸新幹線も開業が若干遅れるようでありますが、幸いSociety 5.0並びにデジタル改革、いろんなものが私どもに大きなチャンスをもたらしてくれると思っております。  これからも議員の皆様、市民の皆様、そして職員と共に「最幸の小松」をつくっていきたいなというふうに思っております。来年3月に選挙がございます。再度市民の皆様方の信任を得ることができますれば、市長として再び一日一日、お一人お一人のために心を込めて全力でその職責を全うしたいと考えております。皆さん方におかれましても、さらに小松市の発展と市民の笑顔いっぱいになりますよう、引き続き御支援を賜りますよう心からお願い申し上げ、答弁とさせていただきます。  ありがとうございます。(拍手)  ───────── ◇ ─────────    ◇ 川 崎 順 次 君 8 ◯議長(高野哲郎君) 川崎順次君。    〔18番 川崎順次君登壇〕 9 ◯18番(川崎順次君) 令和2年12月議会に当たりまして、自民党こまつを代表して6項目について質問をいたします。御答弁のほどよろしくお願いをいたします。  1項目めでありますけれども、今は首長を見比べる時代という観点から質問いたします。  先ほど会派自民の質問で、今ほど市長は力強く来期も4期に向けてしっかりと頑張っていきたいという御答弁でありました。この12年間のすばらしい実績を掲げての出馬というお言葉でありました。  また、来年の市長選に出ていただきたいという質問の趣旨ではなかったかなということでありますけれども、私は、本当に和田市長が誕生してからの12年を検証いたした上での結果なのか疑問に思うところであります。出馬するに当たっては誰もが──誰もがとは言いませんけれども、全部とは言いませんが、権利があるわけで自由でございます。一生懸命頑張っていただきたい、そのように思う次第でございます。  今ほども申し上げましたけれども、4期目となりますとやはり我々議会もこの12年間の検証が必要になってまいります。  半年ほど前に新聞を読んでおりますと、こんな記事がありました。ある新聞社の編集委員でありました。コロナ自粛のため自宅で時代小説を読んでいて、大変面白い本に出会ったということでありました。海音寺潮五郎さんの「吉宗と宗春」、8代将軍徳川吉宗と尾張藩主徳川宗春の静かなる闘いを描いた物語だそうであります。  吉宗は豪放らいらくなようで執念深い現実主義であり、財政を立て直すためけちけちの倹約政策を徹底し、決め決めの姿勢で綱紀粛正を図ったということでありました。一方、宗春は風流大名であり、おのれの哲学を貫く。名古屋城下で芝居興行を繰り広げ、遊廓を開いて経済を活性化させ、この経済活性化に取り組んだそうであります。  もちろんこの要素を持つ2人を併せた方が一番だというふうに思いますが、今の時代もリーダーの個性は様々であります。特に今は全国各地、世界中のリーダーがどんなコロナ対策をしているのか報じられているので、リーダーそれぞれの個性や見識が見えやすい。そんな中、各リーダーの実力を比べるような目で見ている人が多いとのことであります。  口が軽くてあらぬ誤解を招き、「私の不徳の致すところ」と反省しているという首長がいるかと思えば、新聞記事に一々怒りをあらわにする首長がいる。そうかと思えば、ニューヨーク州知事のように多くの死者が出ているのに頼れる政治家と呼ばれる人もいます。また、隣と比べれば自分はうまくやっていると思っている首長もいるかもしれません。  市民が自分たちのリーダーを評価するときの大きな判断材料は、そのリーダーが何を言ったか、口で言うだけならただであります。見抜くべきは、そのリーダーが何を実行したか。そして、コロナ対策はもちろん、他の分野ですべきことをしているかどうかが判断基準ではないかと思います。  判断するのはもちろん市民であります。我々議会も、次も出馬するとのことであれば、その表明後、12年間の検証を行っていき、そして結果を出していくというふうに私は思うのであります。  一つ言えるのは、吉宗や宗春ら殿様は選挙では選べませんが、今は違います。和田市長は、自らはどちらのタイプだと思いますか。それとも全く違う人物像を描いているのか、よろしければお答え願いたいと思います。  次は、コロナ対策についてお聞きいたします。  今、全国都市部を中心に感染の第3波が広がりを見せている中で、石川県内でも各自治体は感染予防対策を次々と発表し、感染防止に向けての対策に注力を全力で注いでおります。  本市も、先月11月25日に専決補正で対応はしております。先ほど今までに専決などで11回補正を打ってきたというお話でありましたが、私はまだまだな感があるのではないかというふうに思っております。  なぜか。近隣では白山市がこれまで計7回の補正予算を打った。7回の補正予算でありますけれども、このコロナウイルス流行第3波に備えた市独自の予防対策であります。その前の補正で市内全28公民館に感染対策グッズを配布しましたが、さらに細かい全388町内会単位で対策を徹底してもらい、また避難所のコロナ対策として空調設備も市内3体育館に整備するそうであります。そして、市内に住む中学生以下の全ての子供に対し図書カード5,000円分を配付するということであります。市内には合わせて1万6,550人がいるということでありますので、全て配付すると1万6,550人掛ける5,000円ということになります。  また、加賀市では、全600事業所にマスクを12万枚を配布し、高齢者へのPCR検査費用を全額補助し無料とする方針であります。  今、各市町では12月議会に流行第3波に備えたコロナ対策拡大防止に向け、徹底した対策を講じております。法律上の司令塔は国と都道府県になりますが、小松市は市の財政調整基金などを活用してとなっておりますが、例えば家賃の8割補助などいろいろとこのお店に対する、事業所に対する独自の支援策をまとめて市民を守り、県の対策に実効性を持たせるために小松市でフォローする必要があるというふうに思いますが、本市のコロナ感染防止策第3波に備えての対策はどのようにお考えなのかお聞きをいたします。  次は、来年度の市税収入見込みについてであります。  この件については、先ほど会派自民の質問の中にもありましたけれども、令和2年度の市税収入は、令和元年からこのコロナ感染拡大により税収はどのぐらい落ち込み、また令和3年度の市税収入をどのぐらいを見込んでおられるのか、市長の提案説明でもお聞きしましたが、さらに細かくお聞きしたいと思います。  この新型コロナウイルス感染の影響は、この先まだ二、三年は続くと言われております。先ほどの答弁でもありましたが、来年度収入減にこれからの問題としてどう対応されて取り組んでいかれるのかお聞きをいたします。  4つ目、次の2021年度予算編成方針についてお尋ねをいたします。  予算編成方針の中に細かくいっぱい書いてあって読みづらい点が多々ありましたが、2050年までに20年、30年かけてやる事業が幾つかありました。余りにも細か過ぎて、今はコロナ感染の収束が見えない中、市民は悩みながら商売や事業を進めております。このピンチをチャンスと捉え、新型コロナに対応した新しいまちに一気に生まれ変えるつもりで対応する、今こそ政治家が希望を示すことが大事なんじゃないでしょうか。  小松市都市デザイン2040年の国際都市こまつのバックキャスト──あまり横文字は好きではありませんが、そこに「私たちのこれからの取組が、ふるさとの将来と子どもたちの未来を大きく左右」と書かれております。まさしく今から20年、30年前に森喜朗元総理大臣が当時の市長や議会と、20年、30年先に北陸新幹線を大阪まで開通させるため、また新幹線小松駅の完成のため、未来の小松の顔、百年の大計と言われる整備を進めてきた結果が今の小松があるのではないでしょうか。  11月に出された小松商工会議所からの市に対しての要望書を見ても、最速達列車「かがやき」停車実現について、「企業や団体のみならず市民一人一人の熱い思いが必要」と書かれております。これまで以上にとありますが、今までに何をやってきたのか分かりませんが、市民を巻き込んだ活動とあります。  加賀市は、加賀温泉駅に「かがやき」停車実現のためPR動画を2回作り、市民参加型のPR動画を流しております。結果、市民の皆さんに動画大賞をいただいたそうであります。本当はどんな取組をしてきたのかであります。  そして、広域幹線道路網等の整備促進についても、この商工会議所からの出された要望書には、9つの事業、市道城南松崎線の4車線化や都市計画道路根上小松線、幸八幡線などなど9つの道路の要望に対して、これまでの12年間で一つも完成を見ておりません。  そして、商業、まちづくりの推進でも商工会議所からの出ている要望を見ますと、商店街組織は14団体から11団体へと、商店数も316事業所から204事業所へと減少しているとの切なる思いが伝わってまいります。商店街ではアーケードを取っ払うということも新聞記事で見ました。市はそのことに対してどういう対応をするのか、今こそピンチをチャンスに、まちが生まれ変わるチャンスなのではないでしょうか。  20年、30年前から北陸新幹線小松開業に向けて、未来の子供たちのため、市民のためと、空港、小松駅を中心に、駅高架化、高架橋事業、都市計画道路空港軽海線、空港八里線、小松根上線などなど次々と整備をしてまいりました。確かに市の借金は増えました。しかし、今を見ていただきたい。小松中心部が東西で遮断されていたときのこと。鉄道が高架化により踏切がなくなり、町なかへの往来がどんなに便利になったか。これだけの小松の未来のために投資してきたことを一言で借金、借金と言い表すのか、先行投資でよかったなと思う感謝の気持ちなのか。私は未来のための継続ならば、思い切った政策は絶対に必要というふうに思っております。  市長も2021年予算編成方針に書かれております。「未来から逆算していつまでに何をすべきか」とあります。残念ながら新幹線金沢-敦賀間の開通が1年から1年半延びるとのことであります。  そこで、私はこの小松駅周辺の再開発計画を進めてはいかがかというふうに思うんでありますけれども、そういった大開発事業をされる意気込みはあるのかないのかお聞きをいたします。  企業誘致についてもそうであります。この12年間、大型企業の誘致は1社の誘致もなされておりません。小松の税収入と考えれば、今後の市政運営にも支障があるのではないか。今後の先行きを見通すには、大型企業の誘致は欠かせません。そういった中で、大企業の誘致をしっかりと進めていっていただきたい、そのように思っております。  5点目、下水道事業についてお聞きをいたします。  公共下水道は長年にわたって整備してきましたが、平成20年までには毎年約50億円から70億円を投資して、普及率は59.6%まで整備してまいりました。平成21年度から令和元年までの11年間は普及率は74.3%となりました。11年間で14.7%の増加であります。まだ県平均には届いていないのが現状であります。  投資額も平成21年度から25億円余りでありましたが、令和元年度には6億7,000万円余りまでと落ち込んでおります。平成20年以前の10年間からは投資額そのものが減ってきておるわけであります。  下水道は地域の環境に大変役立つし、木場潟周辺などでは水質にも影響があったわけで、これからも公共下水道整備は地球温暖化や環境汚染対策にとって欠かせない事業であります。これだけの整備事業を減らせば起債も減っていくのは当たり前の原理であります。地球環境を守る観点から早急な対応を強く求めるものでありますが、お答えをお願いいたします。  最後は、教育長にお聞きをいたします。  部活動の地域委託についてであります。  長時間労働が問題となっている教員の負担を軽減するため、文部科学省は公立中高校の休日の部活動を地域や民間団体に委託し、教員による指導は希望者のみとする形式に切り替えることを柱とする改革方針であります。地域委託は来年度から実験を始め、2023年度から導入するとのことであります。  そうした中、能美市体育協会が10月から部活動の取組を始めたそうであります。市体育協会加盟の会員が指導員を務め、陸上、ソフトボール、ハンドボールの3教室を日曜日に開き、市内の中学生が対象で、小学生も参加可能だと言っております。  富山県の中学教職員へのアンケート調査の結果、この地域の委託についての賛成は59.5%、どちらかといえば賛成が30.4%と、合わせて9割以上の賛成ということになっております。  本市として休日の部活動の地域委託に対するお考えは、今後どうされて取り組んでいかれるのか、教育長にお聞きをいたします。  私の質問は以上で終わります。(拍手) 10 ◯議長(高野哲郎君) 市長、和田愼司君。    〔市長 和田愼司君登壇〕 11 ◯市長(和田愼司君) 自民党こまつを代表して質問されました川崎議員の御質問にお答えをしてまいります。  一生懸命頑張れと言っていただきまして、お励ましをいただきましたこと感謝を申し上げたいと思います。そして、12年間の評価検証をしたいということですので、ぜひお願いをしたいと思います。ほぼ満点の評価をいただけるというふうに私は思っておりますので、また結果を教えていただきたいと思います。  それから、コロナ関連でございます。  これまで6回の専決、そして定例会、臨時議会での5回、合わせて11回予算をつけていただきました。ありがとうございました。こういうふうにタイムリーに予算化をでき、また市民のほうにきちっと制度の周知をできました。ありがとうございました。  今回、11月25日付で専決もさせていただきました。もう一度クリーン作戦を、そして定員ハーフ協力金ということを出させていただきましたが、御案内しましたら、もう今連日たくさんの方が申請にお越しいただいておりまして、こんなふうにさらに公衆衛生が安心になっていく。そして、お店が混み合うことなく、お客様が安心してお店へ来ていただける。そんなふうにそれぞれの飲食店、また小売店がいろいろ工夫をなさっているということを、ぜひ引き続き皆さんで応援してまいりましょう。  私ども全体で137億円、国の関連のコロナ関係の予算も使わさせていただきました。せっかく国から頂くんであれば、いかにスムーズに早くそれぞれの市民に給付できるかということは大事だろうということでありました。  一つ例を申し上げますと1人10万円の給付でございまして、大変すばらしい制度だというふうに私は思います。結果的には自治体によって早い遅い様々ございましたが、私ども小松市は早いほうの早いほうだったというふうに思っております。これも職員がいろいろ工夫をし、もちろんオンラインのいろんな受け方も独自にプログラムをつくって行いましたし、それから郵送等での申請につきましても、ある程度はプロセスが分かりますし、人海戦術で行うこともございますが、これも当初からネック行程というものが5つございまして、そのネック行程を事前に調整し行ってきた関係で、大変スムーズに、申請をいただいてから本当に二、三日で給付ができたということであります。  そんなふうに仕事をどのようにして市民に満足をしていただくのかということをこの12年間、常々皆さんと議論をしてまいりましたし、今回もそれぞれの職員が自分の持ち場だけじゃなくて、関係するサプライチェーンを全体を集まって調整した結果が、全国でも早いほうの早いほうになったということでありますので、ぜひそういった部分もまた機会がありましたら職員に慰労の言葉をかけていただければなと思っております。  今現在、市独自の施策といたしましては、今回の分を入れまして20億4,200万円でございます。これは金額ベースで見ますと、いわゆる野々市から加賀市までの間のほかの自治体に比べましても数段金額が多うございます。そういった意味で、たくさん使わさせていただいたということも感謝申し上げたいと思いますし、そしてこの内容につきましても、それぞれ小松市ならではのものをたくさんやらせていただいたというのは御存じのとおりであります。  大きく分けまして、いわゆる7月までのいろんな専決、定例会の部分と、8月以降の部分と2種類に分かれるかなというふうに思っております。第1弾、第2弾、第3弾、第4弾と。今、第4弾のレジリエンス+2まで今来ましたが、それぞれ目的を明解に定めながらやってきたというのは御存じのとおりであります。  ほかの市の例を挙げていただきました。一つ一つうなずきながら聞かせていただきました。マスクのことも大分お話をされていましたが、私どもが市民に配りましたマスクは22万枚でございます。ほかの市よりもずっと多いということと、そのマスクの配布に当たりましては、もちろん高齢者の方から高齢者施設、学校、保育園、また様々な障害者施設も含めまして、きめ細かくやらせていただいたつもりでございます。大変ありがたかったのは、このコロナの中でありましたが、消防団の皆さん方が民生委員と一緒にそれぞれの地区の高齢者宅に出向かれまして、マスクだとか、それからいろんな予防するいろんなものを併せてお持ちになったというのは御存じのとおりであります。  そんなふうに、これもやはり市民力が非常に重要なんだと思います。市役所と市民という関係じゃなくて、その間に介在する消防団、民生委員、町内会長、そういう人たちと一体となってこの一つのマスクにしてもやはり有効に考えていただく。それが小松市流ではないかなというふうに思っておりますので、ぜひ御理解もいただきたいなと思います。  家計支援もございました。事業者支援もやってまいりました。これは国も県もそれぞれやっておりますので、私どもは小松市がやらなきゃいけないこと、その隙間を埋めること、また手早くやること、そういうことをやってきたということであります。  やってよかったこといっぱいたくさんあります。感染症を予防するためのいろんな資機材をどんどん公共施設はじめ学校、そして高齢者施設もそうですが、いわゆる飲食店もそうです。それから、理容店、美容店というところ、ここにも9割負担をさせていただいて、空気清浄機だとか消毒液だとかを全部調達をしていただきました。今、小松市の中では、どのお店へ行っても皆さん方、空気が安心だね、そしていろいろ混み合っていることなくきちっとしたおもてなしをしていただけるというお店が増えたということ、大変ありがたく思っております。
     やはり定員を減らすということになりますと、その日の売上げが減ってくるというのは、これはもう経済原則でありますので、その部分でいわゆる定員ハーフ協力金ということで1回目、2回目と配らさせて今いただいているわけでございますし、それから空気清浄機等は夏場の対策が主体でございました。今、第3波、議員がおっしゃるように第3波という声が大変日増しに高くなっております。これは冬場でございます。冬場のクリーン作戦というのはまた一味違うということで、今回、11月25日に専決をさせていただいたということを御理解をいただきたいなというふうに思っております。  第3波につきましては、今現在、予算ベースで都合9月補正予算、そして10月の臨時議会の補正予算、そして11月25日付の専決補正、そして今回の定例会、この4つ合わせますと7億円でございます。市単独での全て費用でございまして、ほとんどがいわゆる財政調整基金だとか、そんなものを今使わさせていただいているということであります。  この第3波に対して既にもう7億円を今予算を持って、それぞれの国が今行っていること、県が行っていることとうまくミックスをさせてやっていくというのは私どもの流儀でありますので、当然、これで終わればいいなというのが本心でありますが、まずそれは難しいだろうと思っております。少なくても来年の春までやはりもっと緊張感を持っていかなければいけませんし、そこでとどまるのか、そうでないのかというのは、これは私が読み切れる問題ではありません。ぜひこれからも、ひょっとすると今まで以上にまた対策が必要になるのかもしれません。その場合にはまた、予算のいろんな承認をぜひ賜りたいなということをお願いをいたしまして、コロナ対策に対する答弁とさせていただきます。  それから、市税等の収入でございます。  これは先ほども御説明をいたしましたが、もう少し詳しく申し上げますと、いわゆる令和2年度、本年度は昨年の令和1年度の決算に比べまして9億4,000万円減額になるということは申し上げました。その中でも、個人市民税というのがプラス5,000万円、これでも予定をしておりまして、一番やはり影響がありますのは法人市民税であります。これはもう全国全ての企業が大変影響を受けているということでありますし、リーマンショックのときはもっと大きなマイナスになったわけです。  それから、今年もいわゆる中間納付というのを必ず昨年の秋にやっていただいておるんですが、それをほとんどもうお返しをするということですから、単に法人市民税マイナスになるだけじゃなくて、中間納付のものを還付するということが必要であります。これはリーマンショックのときも同じでございましたけれども、これが大変地方自治体にとっては苦しい金額になっているということであります。  令和3年度、令和4年度も同じ傾向がさらに続くと考えたほうがいいのか、この辺は読み切れないところでございますが、少なくても令和3年度につきましては、先ほど来申し上げますように国の地方交付税も増えるだろうとか、様々な国の新しい補填の特別交付金もあることで、今年度よりも3億円の歳入減になるということですから、必要最小限にとどめることができるんだろうというふうに思います。  議員がおっしゃるようにコロナ対策も一部織り込んではおりますが、国からの特別交付金がどうなるのかとか、そしてやはりタイムリーに打つということであれば、もう大分財政調整基金も底が見えてきましたが、これは遺憾なく支出させていただくということでありますので、ぜひそういったものが逆に使わなくて済むように、コロナが早く終息してほしいということを共に願おうではありませんか。  こういった国も今、第3次補正予算を上程するということになっております。私どもは従来よりこういった国の補正予算についてはできるだけ先取りし、多くを取り入れながらいろんなインフラ整備だとか、市民の安心のためにやっていくという、この考え方はこの時代でも変えるつもりはございませんので、また国からの補正予算決まりましたら審議のほどをよろしくお願い申し上げたいと思います。  いわゆる20年、30年先を見越しているのかどうかということですが、これはビジョンをつくってそういうふうに市全体の将来像を見定めながら、それをバックキャスト方式でやっていくという方針、これは間違っていないというふうに思っております。  国は今、地方創生の計画、それからSDGsの計画もそうなんですが、全てバックキャスト方式でやりなさいと、逆にそんなように言われておりまして、この進め方については私どもが10年前から先取りしてきたんだろうというふうに思っております。  議員がおっしゃいました小松市の3点セット、在来線の高架化、これは大変大きな力も必要、お金も必要でありましたが、私も元総理のところへ参りましたら、この高架事業を小松市に取り入れていただいて、これが大変ありがたいことですと、お会いするたびにお話しをしています。これは誰も疑っていません。ただ、大きな借金ができてしまった、この部分についてはそれを回収するためのいろんなまちのにぎわいだとか、経済の活性化だとか、そういうものが必要だということは御存じのとおりでありますし、そして借金は借金でありますけれども、返さなければいけないというのも事実でございます。そういったことも踏まえまして、全体のバランスを見ながら進めさせていただいております。  市の建設事業経費も、下水につきましては、これは国の方針も10年余り前から変わりました。面整備についてはある程度の抑制をしながら、2011年の東北大震災で基幹設備だとか、そういったところについて耐震化をもっと図りなさいというふうに変わったのは御存じのとおりであります。そういう意味で、議員から見ますと十四、五年前と違うじゃないかということかもしれませんが、これは国の方針も変わった。  それから、災害の多発化という状況の中で、真に市民が安心して望める生活を我々が御提供するのは、やはり耐震化だとか、いわゆる基幹設備をしっかり守っていく。そういったことで下水のいろんな処理場だとか、それから先日も丸の内の上水道の配水池も耐震化をいたしました。上清水もやっております。これからもやはり水を守る、これが一番災害のときには重要であるという確信の下、進めさせていただきたいと思います。  下水を除きますと、いろんな投資的経費、そんなに変動はないんです。その年、その年でビッグプロジェクトもありますので若干ありますけれども、必要な投資経費につきましては毎年の予算の中で御承認をいただいているとおりでありますので、これからも市で投資するもの、それから民間にお願いして実施するもの、そういったものをうまく分けながら小松市らしいインフラの整備、また市民生活の向上、そしてこれからさらに迎えますインバウンド、観光のまちづくりをしっかりやってまいろうではありませんか。  そんな意味で、今回もコロナ対策含めまして、大変清潔、公衆衛生というものがクローズアップされましたですね。これについては、大変苦心をさせていただいたところであります。清潔、きれいというのはなかなかお金で勘定できません。これが非常に人間のメンタルの部分だというふうに思います。飲食店へ行って、ああ、きれいなお店だねと言って、メニュー表にうちはきれいですから3,000円ください、どこにも書いてありません。これはいわゆる日本人的な美の感覚、清潔を維持していくということも併せて考えれば、今回コロナという大変本当につらい状況でありますが、それぞれのお店がきれいになり、また心地よくなったということもぜひ評価もいただきたいなと思います。  それぞれ駅周辺も、今、新幹線が若干延期になるようです。開業が遅れても、これまで行ってまいりました駅西エリアの整備、駅東の整備、そしてここ最近使っております駅南の整備、こういうものを一体化しながら、そしてこれから在来線だけではなくて新幹線の高架下、そんなものの活用がこれから小松駅の中核のパワーになってくるというふうに思っております。  それから、空港周辺のいわゆる臨空ゾーンですね。これにつきましては先ほどの御質問で答弁させていただいたとおりであります。  この2極を中心としながら、安宅から里山まで、そして北部から南部まで、ひとしく全ての地域が潤いを持っていくように取り組んでいきたいと思っております。  この中で産業につきましてお話がございましたが、私どもはバランスの取れた産業構造ということをそのたびに申し上げてまいりました。バランスの取れたってどんなことだという、最初の頃はそういう御質問がございましたが、いわゆるリーマンショックで2次産業中心のまちであったからこそ、大変大きな、日本で本当に一、二に挙げられるほどリーマンショックマイナスを受けたまちだろうと思います。それが結果的には議員がおっしゃるようにピンチでありましたけれども、デパートの跡地、それから工場の跡地についてはそれぞれが大変有効な再利用ができたということ、そしてあわせて、新幹線の駅周辺が際立って美しくなってきているということだというふうに思っております。  今、小松製作所は90周年を記念してこまつの杜を造られました。そして今、100周年を記念してダンプトラックと大きなパワーショベルを2点セットで行くということでありまして、さらに駅のすぐ横が面白くなる。新幹線の駅からその2つの大きな、世界でトップクラスの大きさの建設機械の本物が手に取るように見れる。こんなことも小松ならではの産業観光になるんだろうというふうに思いますし。  それから教育、この部分については大変熱心にこのまちは昔からやってまいりました。小松製作所もコマツウェイ総合研修センタに世界からもたくさん来られます。公立大学も開学いたしました。そして、科学というものがこれから重要になったということはもう先行して私どもこれサイエンスヒルズを整備できたのは大変ありがたく思っておりますし、何よりも伝統芸能、伝統文化であります。うらら、みよっさ、こういったものを駅周辺に持っているというのはなかなかないわけです。そういった点がいわゆる成田屋さん、市川團十郎、12代の團十郎さん、そして11代、今の海老蔵様、そういったところから小松のまちがとても好きだと言っていただけることを大変ありがたく思っております。  また、先日もタジマモーターコーポレーションというところと提携させていただきました。新しい次世代のエンジン自動化を持ったビークル、こんなものの開発拠点も造るというふうに言っておられますし、昨今ではiPSというのがございます。このiPSのバイオ医薬品には欠かせない素材を作っておられる会社、国府台のところにございますけれども、今また工場を増設して稼働が始まります。それから研究所も造るということであります。  金額は2,000億円、3,000億円ということではありませんが、こういうふうに成長していく、これからの人類にとってまた欠くべからざるものを作っていく、そういったところが大変私は重要でないかなというふうに思っております。  いわゆる介護食、病院食を手広くやっているところも順調に今稼働をされています。高齢化という問題ございます。これから在宅介護、在宅看護という問題もございます。そんなものを含めて、食こそ元気の源であるということも、これは昔から言われているとおりであります。商業の問題、6次産業の問題、様々バランスを取ってやってきたつもりでございます。ぜひそういったこれからの時代のまちというのはどういうふうにならなきゃいけないのかということも、ぜひ一緒にこれからも考えてまいりましょう。  ウイズコロナの時代にそういったことをさらに考えながら、アフターコロナのときにはそれから準備するんじゃなくて今の間に準備をして、アフターコロナのときには多くをゲットできる、こういったまちが地方自治体の中では伸びていくということ間違いないというふうに思っておりますので、様々今事業を実施させていただいておりますけれども、ぜひ健全財政を堅持をしながら、そして大きなまちづくりをさらに共に進めてまいりましょう。  よろしくお願いします。 12 ◯議長(高野哲郎君) 教育長、石黒和彦君。    〔教育長 石黒和彦君登壇〕 13 ◯教育長(石黒和彦君) 私は、川崎議員の休日の部活動の地域委託に対しての本市の考え方はという御質問にお答えをさせていただきます。  ふだん私たちは何げなくスポーツという言葉を使っております。スポーツの起源は、皆さん御存じのとおりイギリスでございます。そして、その定義はこの世の中にいっぱいあるということを伺っておりますが、1964年東京オリンピックの際に、国際スポーツ体育協議会はこんなふうに定義をしております。「プレイの性格を持ち、自己または他人との競争、あるいは自然の障害との対決を含む運動は全てスポーツである」ということでございます。  このプレイや自然の障害との対決という言葉から、私たちは気持ちを晴らすというような精神的な作用や、現在のコロナ禍における人々の在り方など、スポーツの偉大さに改めて気づかされております。  さて、部活動について学習指導要領には、「スポーツや文化、科学等に親しませ、学習意欲の向上や責任感、連帯感の涵養等、学校教育が目指す資質・能力の育成に資するものであり、学校教育の一貫として、教育課程との関連が図られるように留意する」と示され、教育的な意義が強く認識されております。  また、平成30年3月、スポーツ庁、運動部活動の在り方に関する総合的なガイドラインには、幾つかの観点が示されております。その主なものは、勝利至上主義の下、大会等で勝つことのみを重視した、過度な練習は、生徒の心身のバランスが取れた発達を妨げること。活動時間や休養日の設定において、スポーツ医学や科学的な見地から、行き過ぎた指導による活動を行うことは、スポーツ外傷・障害のリスクが高まり、体力・運動能力の向上につながらないこと、生徒のスポーツ環境の充実の観点から、地域等との連携が必要であるということなどが留意点として挙げられています。  小松市では、3年前に国の方針を踏まえ、専門家であるスポーツドクター、小児科医、精神科医から幾つかの観点で御指導いただき、部活動について見直しを行いました。部活動の目的の再確認、競技力の向上、新たな視点の設定、親子が触れ合う時間の設定、部活動と学問の両立、人間関係等でございます。  そして、次のような点で改善を行いました。学期中は週当たり2日以上の休養日を設けること。そして、1日の活動時間は長くても平日2時間程度、休業日は3時間程度とする。そして、指導者は目的を明確にし、計画的に指導を行うこと等でございます。  今日のスポーツ環境の充実や教員の働き方改革の観点から、地域等との連携が求められております。  小松市では現在、中学校10校全校に部活動外部指導員として21名の配置をしております。これは学校からの希望を受けたものでございまして、いずれの指導も教育的、専門的であり、十分に効果を上げているというふうに捉えております。  今後も、小松市ではこの体制を継続してまいりたいというふうに思っております。  以上でございます。 14 ◯議長(高野哲郎君) 上下水道局長、山上茂君。    〔上下水道局長 山上茂君登壇〕 15 ◯上下水道局長(山上茂君) 私からは、川崎議員の代表質問5項目め、下水道事業についてお答えさせていただきます。  下水道事業は、昭和38年に中心市街地の浸水対策の一環として下水道基本計画を策定し、昭和42年には公共下水道事業の認可を受け、快適な市民生活や社会活動を営む上で欠くことのできない重要なインフラ施設として継続的に下水道の整備を推進し、令和元年度末では公共下水道普及率は議員の御案内のとおり74.3%となっております。  また、農業集落排水事業は昭和63年度より開始し、令和元年度に那谷地区を最後に全地区の整備を完了いたしました。  公共下水道事業だけでなく農業集落排水事業、合併浄化槽事業も加えた3事業から成る汚水処理人口普及率は、令和元年度末で91%となっております。  下水道事業は、平成21年度より資産管理や経営の効率化、損益状況の適切な把握を行うため、地方公営企業法の適用を受け、長期的な建設改良費の平準化を実施し、平成21年度から令和元年度までの公共下水道建設改良費はトータル182億円、年平均は約16.5億円となっております。  平成26年度に公表いたしました小松市公共施設マネジメント計画によりますと、更新費用の推計では今後40年間、下水道で年約17億円、上水道は年約23億円と試算されております。今後とも長寿命化を図ることで既存施設の更新や耐震化など長期的な期間で持続可能な下水道事業を推進してまいります。  一方、公共下水道事業の企業債残高は、平成21年度末約514億円から令和元年度末約443億円となり、約71億円の圧縮を行いました。令和元年度には民間活力による包括委託を実施するなど、不断の経営努力を重ねることで収益的支出のバランスを整えながら建設改良費の平準化を図り、企業債残高の圧縮を行っております。  下水道事業の整備につきましては、平成21年度と平成28年度に汚水処理整備の効率的な見直しを行いまして、公共下水道、農業集落排水事業、合併処理浄化槽事業での整備を推進してまいりました。  下水道事業の面整備については、最終段階に入り、総合的な環境対策の指標であります汚水処理人口普及率が91%を達成していることから、さらに汚水処理の効率を高めるために、今後も接続率の向上に努めてまいります。  また、現在、下水道事業だけでなく、水道事業も含め、過去に投資した施設の耐震化や更新が喫緊の課題となっております。公共下水道事業の汚水処理施設である鶴ケ島浄化センターは、過去の大規模地震などを踏まえて、耐震性確保のため平成27年度から4か年をかけて水処理1系の更新、耐震化を行いました。さらに新技術を導入するなど、エネルギー使用量の多い下水施設の省エネルギー化による環境対策も行っております。  水道事業の基幹施設も同様に、旭台配水池、その後丸の内配水池の更新、耐震化を実施いたしました。  今後、上下水道局では、資産管理の計画に基づき、下水道事業の汚泥処理などの施設や上水道花坂配水池の更新、耐震化を進める予定としております。  今後とも小松市の環境を守るため、公共下水道事業の普及率だけじゃなく、農業集落排水事業や合併浄化槽事業も含めた汚水処理人口普及率を考慮し、収支のバランスを保ちながら、安心・安全で快適な住環境の実現を目指し、下水道事業を経営してまいりますので、議員各位の御支援、御協力をお願いいたします。  以上でございます。  ───────── ◇ ─────────    ◎次会日程報告 16 ◯議長(高野哲郎君) 以上で本日の議事日程は終了いたしました。  お諮りいたします。  明5日から7日までは議案調査のため休会いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う人あり〕 17 ◯議長(高野哲郎君) 御異議なしと認めます。  よって、明5日から7日までは議案調査のため休会することに決しました。  次会は、12月8日午前9時30分から会議を開き、質疑並びに質問を続行いたします。  ───────── ◇ ─────────    ◎散会の宣告 18 ◯議長(高野哲郎君) 本日はこれにて散会いたします。       散会 午後 3時01分 Copyright © Komatsu City Council, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...