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令和2年予算決算常任委員会総括質疑 名簿 開催日: 2020-06-19
令和2年予算決算常任委員会総括質疑 本文 開催日: 2020-06-19

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  1. 小松市議会 2020-06-19
    令和2年予算決算常任委員会総括質疑 本文 開催日: 2020-06-19


    取得元: 小松市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-10
    ナビゲーションスキップする ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1                               午前9時30分 開会    ────────────────────────────────── 【杉林委員長】 ただいまから、令和2年6月定例会予算決算常任委員会開会いたします。  それでは、本委員会に付託されました議案第40号 令和2年度小松市一般会計補正予算(第5号)外4件につきまして、通告に基づき総括質疑行います。なお、質疑者並びに答弁者は挙手の上、委員長の指名の後、発言行ってください。  まず最初に、会派自民の質疑許可します。  新田委員。 2 【新田委員】 会派自民の新田でございます。予算決算常任委員会総括質疑の機会いただきました。会派自民の2人のうちの1人としてしっかりと質疑させていただきたいというふうに思います。  まず初めに、昨日、安倍総理のほうからいろいろと報道発表がございました。これまで新型コロナウイルスの感染、日本、世界、大変な状況に陥ったところであります。外出自粛、休業要請等々ございましたけれども、ようやく都道府県越える移動の制限解除という流れに少しずつなってまいりました。さらには、タイ、ベトナム、オーストラリア、ニュージーランドの4か国も解除していくということであります。感染症拡大防止の観点と、そして経済の再生の両方回していく本当の時期に入ってきたかなというふうに思っております。  そういった昨日発表があった中で、今日、この「Go Aroundこまつ」消費喚起促進費について質問できますことは非常にタイミングのいいところだなというふうに感じているところであります。  まず初めに、質問に入りますけれども、本事業、目的と流れといいますかスキームについてお答えいただきたいというふうに思います。 3 【山本にぎわい交流部担当部長】 おはようございます。  私のほうから、「Go Aroundこまつ」まちにお出かけしよう!プレミアム付チケットにつきまして、まず概要とスキームについて御説明させていただきます。  目的でございますが、コロナ禍でダメージ受けております地元の小さなお店や自慢できる観光施設、旅館など市民みんなで応援するとともに、市民がまちにお出かけし、小松のよさ再発見していただくということが目的となっております。ディスカバーマイタウンというイメージでございます。地元のよさの再発見と消費喚起の第1ステップといたしまして、このチケット市民の皆様に御購入いただき御利用していただきたいと思っております。  全体の流れでございますが、まず購入できる期間といたしましては7月30日から8月13日。市内4か所、市役所、第一地区コミュニティセンター小松駅前行政サービスセンター南部行政サービスセンターの4か所考えております。  チケットにつきましては1冊5,000円分、これは1,000円5枚ということで額面予定しておりますが、販売価格は1冊2,500円でプレミアム率は100%となっております。  販売冊数につきましては3万冊。7月中旬に市内の全世帯主にチケットの引換券のほう送付させていただき、1世帯2冊まで御購入いただけることとしております。また、単身の世帯につきましては1冊までと考えております。  使用期間につきましては、8月1日から10月31日ということで3か月間御使用いただけるよということとしております。  以上でございます。 4 【新田委員】 5,000円の商品券2,500円で購入するというざっくりとした形で期間等々が決まっており、世帯に郵送して2冊まで購入できるというそういったところかなというふうに思います。  それでは、ちょっとさらさらと質問流していきますけれども、それでは利用できる店舗、また施設にはどういったものがあるか、その辺りお答えいただきたいと思います。
    5 【山本担当部長】 利用できる店舗や施設についてでございます。  今回は、地域に密着した小さなお店や観光施設宿泊施設等が対象でありますので、地元のお店、施設元気にするという意味で、地元の店舗のほう中心に考えております。また、市民みんなで支えるということ重視していきたいと思っております。  参加いただける店舗につきましては、次の3つのことに御同意できる店舗ということ考えております。まず1つ目は、ふるさと小松愛しているということで、ふるさと愛がある店舗。また2つ目は、オール小松で一緒に頑張っていただけるということで共創一緒にしていただける店舗。3つ目につきましては、お客様に安心なおもてなし御提供いただけるということで、この3つ考えております。  今回は、大型商業店舗でありますとかそのテナント、スーパーマーケット、コンビニエンスストアなどのフランチャイズでありますとかチェーン店などは御遠慮いただくこととしております。  対象店舗は、今のところ600店舗予定しております。 6 【新田委員】 3つの条件ということでいただきましたけど、ふるさと小松愛する、オール小松、安心なおもてなしと、ちょっと何か漠然としたような縛りかなというふうには思っておるんですが、大型商業施設、そして大手コンビニ等々ということがだめだというふうにお聞きいたしましたが、ちょっと具体的にお聞きしますけれども、あくまでも飲食店ぽいようなイメージ抱いてしまうんですが、例えば小松市内にいっぱいいろんな業種のお店があるわけで、例えば車屋さん、時計屋さん、病院、お医者さん、塾とか美容室、スポーツ店とか携帯ショップ、また公共施設等々あるわけで、それも全て対象に入ってくるのかということちょっとお聞きしたいんですがお願いします。 7 【山本担当部長】 今回、対象と考えておりますところは、総務省のほうでも分類されているおおむね小売業、サービス業、あとは宿泊施設、旅行関係、そういったところ想定しております。  つきましては、今、新田議員がおっしゃいましたように、小売のところに関しましては食品以外のところでも今の統計の分類に当たるようなところであれば可能ということさせていただきたいと思います。  以上です。 8 【新田委員】 はい、分かりました。  では、その対象の店舗どうやって今回募集されるのか、その辺りの方法についてお聞きしたいと思います。 9 【山本担当部長】 今回募集の仕方につきましては、いろんなところで6月26日から募集開始したいと思っております。広報こまつ、新聞広報、また商工会議所の会報、小松市ホームページ、お茶の間ガイドなど様々なツール使わせていただきたいと思っております。  また、これまで商品券事業、何回かございましたが、そのときに御協力いただいた対象の事業者様、また商工会議所のほうにも名簿のほう御協力いただくこととなっておりますし、またこまつ観光物産ネットワークの会員の皆様にも直接御案内させていただきたいと思っております。  また、利用が可能であると判断したお店につきましては、認定証とステッカー送付いたしまして、お店のほうでもお客様に周知していただけたらと思っております。  チケット引換えのときには、そのときまでに応募いただいている店舗の一覧お渡ししたいと思っておりますが、追加、追加ということで増えていくことも考えられますので、そちらのチケットのほうにもQRコードつけることといたしまして、随時更新ホームページ等で確認できるようにはしたいと思っております。  以上です。 10 【新田委員】 先ほど600店舗ほど想定しているということでありましたけれども、分母がちょっとどれだけあるか分かりませんが、分母が600店舗ということはないですよね。  全部に案内の例えばお知らせ郵送するとか電話で連絡するとか、そこまで考えていらっしゃるということですか。 11 【山本担当部長】 今回は観光物産ネットワークの会員でありますとか、商工会議所で小売とかサービス業ということで登録されている、こちらのほうで確認できるところ。また、これまで小松市のプレミアム商品券事業のときに御協力いただきましたところにつきましては直接御案内できますし、そのほか今、議員がおっしゃいましたように対象店舗というのはこちらのほうで統計調査等も把握しましたところ、1,000にも2,000にもなるということも分かっておりますので、これまで参加いただけなかったところにも広くアピールしていけたらと思っております。 12 【新田委員】 一応市の施策でありますので、今回例えば永平寺町の、具体的に言うなら清水町かいわい周辺のお店だけではないということでありますので、やはり広く募集しながら、随時も追加されていくということでありますので少し安心いたしましたけれども、その次に周知の方法にもつながるわけですけれども、ちょっと繰り返しになりますけれども、この事業自体どのような形で市民の皆さんにお知らせしていくのか。また、利用できる店舗、先ほどもちらっと出ましたけれども、お店の中ではどういったことで来ていただいたお客さんにお知らせしていくのか、その辺りのやり方についてお答えいただきたいと思います。 13 【山本担当部長】 まず、市民の方々皆様への周知につきましては、繰り返しにはなりますが、広報こまつ、新聞広報、またホームページ、お茶の間ガイド、またポスター等もこういう事業がありますというところで目につくところには貼らせていただけたらと思います。  お店のほうにも認定証、またステッカーということで共通のステッカーというもの今考えておりますので、そういったもの貼って、来られたお客様にはこのお店が対象ということが分かるようにはしたいと思っております。  以上です。 14 【新田委員】 私も以前にこういったまち飲み的なものやっていたこともありまして、使う人にとってはどの店が使えるかというのやっぱりいち早く情報キャッチしたい。それがホームページだったり、一覧表の案内であったりはするんですけれども、ちょっとこれ言うと批判的な言い方になりますけど、県のプレパス事業思い出していただきますと、御利用された方は分かりますけれども、意外とレジのところに1個シールが貼ってあったりするだけとかそんなこともあって、そこまで行って初めて気づくということもあるわけで、それでは私は弱いと思うので、やっぱりお店に入る前から分かるような、例えばのぼりであったりとかポスターもそうですけれども、車が前通りかかって、このお店が対象の店舗なんやなとやっぱり分かる仕組みで、いろんなところがこの事業に参加しているんやんなということが分かれば、店も分かってもらえるし、使う人もあの店もこの店も使えるんやということが分かることで相乗効果になるかなというふうに思うんですけれども。  なので、特にそういったところもやっぱりしっかりやってほしいなというふうに思うんですが、その辺のお考えもう一度お聞かせいただきたいと思います。 15 【山本担当部長】 こちらのほうでは、先ほどもお伝えしましたステッカーというのまず作成して配らせていただきますが、そのデータとかにつきましても自由に使えるようにお店の方がそれ引き延ばして大きくポスターのようにされたいとか、またこちらのほうでもある程度ポスターとかチラシとか用意させていただきますが、お店の方もぜひ自分のところアピールされたいというそういう御意思があれば、そういったものには御協力したいと思っております。  また今回、最小限の予算で実施するもので、のぼり旗とかそういったものは市のほうで作成することは考えておりませんが、いろいろこちらで作成させていただいたもののデータとか御提供できるものについては各店舗に御提供させていただきたいと思っております。  以上です。 16 【新田委員】 ぜひ分かりやすいというか分からせやすいことしてほしいなというふうに思うんですけれども。  ちょっと細かい話聞きますけれども、8月1日からこの事業が使う人として始まるわけですけれども、その段階で使えるお店の一覧表みたいなものが一旦仕上がると思うんですが、ちなみにその掲載する順番みたいなものって考えてますか。 17 【山本担当部長】 まず、分類ということ考えておりまして、食品でありますとか雑貨、衣料、またサービス業のほうにつきましてもサービス業のいろんな、例えばクリーニング店とか理容とか美容とか、おおむね大分類。その大分類の中でその順序は、通常ではやっぱり世の中の通常のルールに従って並べていったほうが探しやすいのではないかなというふうに思っておりまして、今のところはそのような形で考えております。 18 【新田委員】 その辺りは後のアプリやサイトのところにも影響はしてくるんですけれども、今一旦分かりましたというふうに承っておきます。  それでは次、経費の内訳についてでありますけれども、本事業の事業費内の諸経費、1億6,000万が事業の総枠でありますけれども、そのうちの2,500円掛ける3万冊、7,500万がいわゆるお客さんといいますか買われる方からの諸収入で7,500万。そして、それと同額のプレミアム率100%ということでさらに7,500万。それ1億6,000万から差し引きますと残り1,000万円が広告云々かんぬんの準備経費かなというふうに思っておるんですが、その辺りの内訳についてちょっと、できれば細かく教えていただければと思います。 19 【山本担当部長】 残りの1,000万円についてでございます。  こちらにつきましては、チケットの印刷代でありますとか引換券の印刷代、またステッカーなどお店に配布する物品など。また、ポスター、チラシなど、そういったお店側へ準備して御提供させていただくもの及び発送料等で約1,000万円というもの積み上げさせていただいております。  以上です。 20 【新田委員】 ちょっと細かい話ですけれども、印刷代及び引換券の発行等々にかかる手数料というのはどれくらい見込んでおられますか。 21 【山本担当部長】 前回1年前に、プレミアム商品券の印刷等一番最近でしていただいたその実績等勘案いたしまして、参考の見積りなど今準備しておりますが、引換券の印刷及びチケット一冊、そちらのほうで約500万円。また、ステッカーの作成等は200万円。また、発送事業につきましては約300万円ということで、約1,000万円見込んでおります。  以上でございます。 22 【新田委員】 分かりました。ありがとうございます。500万、200万、300万程度ということであります。  最後にというか、次の質問からは答弁者が林部長にお替わりになるということお聞きしておりますので、最後に山本次長にちょっとお聞きしたいのは、本事業自体はお祭り的な観光の延長というふうにお考えなのか、それとも消費喚起ってついているんですから商工施策というふうにお考えなのか、どっちかって聞くの酷な質問かもしれませんけれどもどのようにお考えですか。 23 【山本担当部長】 この「Go Aroundこまつ」まちにお出かけしよう!プレミアム付チケットの事業につきましては、最初、目的のほうでも説明させていただきましたとおり、地元の小さなお店や自慢できる観光施設、旅館などみんなで応援するという意味合いと、もう一つは市民が、先ほど冒頭で新田議員もおっしゃいましたように、今、アフターコロナということで少し世の中が変わりつつある中で、市民が一歩外に出て、まちに出かけようという大きな2つの意味合いがございます。  また、こちら今、コロナの経済対策、またコロナの対策につきましては、どれがというよりも、今、市の部署みんなが連携し合ってチームつくりながら推進していくということで、これは経済対策の意味合いもあるし、市民の力で、また市民の、観光地でありますとかお店もっとさらに元気づけていこうという意味合いもございますし、それは両方の意味がございますので、今は市役所の職員がチームとなって進めていきたいというふうに思っております。  以上でございます。 24 【新田委員】 さすが上手にまとめましたね。よかったと思います。  ただ、プレミアム商品券って今まではどっちかというと商工だったので、私、本来は商工施策だというふうに考えてはおるんですが、やっぱり今回、ちょっとコロナの特別な時期ということもありますので、全市民挙げて、小さなお店、地元のお店やっぱり盛り上げていこうというそういう思いでしっかりと取り組んでいきたいなというふうに思っております。 25 【和田市長】 どこの部署であるということ、かなり議員の中でも議論があるようですが、これまで商業どうするかというのが過去4回、プレミアム商品券やっております。これはそれぞれ国の発案で、国の補助もいただきながらやってきました。プレミアム率は10%とか20%と、前回は25%でしたけど、今回はプレミアム率100%と。でも、その心は何かというのは、今、山本部長が何度も申し上げたとおりでありまして、やはりマインドチェンジ、行動の変革しなきゃいけないと。いわゆる小松のまちににぎわい取り戻そうということ。まさに商業だけではなくて、観光地も全て、にぎわい交流部の担当であるというのはこれはもう私ども職員みんなそういうふうに思っておりまして、商業というその狭いジャンルにとどまるんではなくて、これから観光、またインバウンド、新幹線、様々なものがございます。そういう意味でにぎわい交流部が担当させていただくと。そして、にぎわい交流部一丸となって今進めておりますので、ぜひ皆様方も応援いただきたいということ重ねてお願い申し上げます。 26 【新田委員】 市長からも大変心強いお言葉いただきました。  ぜひ全市挙げてにぎわい小松市にもまた取り戻していくということに取り組んでいきたいというふうに思いますし、追加して、今、国のGo Toも8月から動き出すということでありますし、特に今日の新聞にも出てましたけれども、石川県の県民限定宿泊割、想定の倍の6万4,000人、予算4億超える7億6,000万と、そしてさらに増額も考えているという記事もございました。国は国、県は県でそれなりにやっぱりしっかりと今、この落ち込んだ消費、経済やっぱり回していこうということで努力しております。私はそれは大いに賛成すべきことでありますが、宿泊割りなんかは電話しても全くつながらない状況で、もう予約すら今、問合せの予約にすら行けないような状態というふうにもお聞きしております。これまでコロナでやっぱりたまった鬱憤といいますかストレス、やっぱり皆さん一斉に開放したいなという思いが感じられるところでございます。  そこで、今回、この小松市なりには「Go Aroundこまつ」、小松Go To小松改め「Go Aroundこまつ」ですけれども、せっかくやることなので、私はにぎわい交流部全体で取り組むのはもちろんそれはいいことで当然のことなんですが、やっぱりこの機会利用して、これ単発の事業とは言いませんけれども、やはり次につながるシステム構築していくべきだというふうに前々からも思っているわけで、それプレミアム商品券が僕悪いとは言いませんけれども、例えば金沢でしたら近江町とか金沢TOWNとかそんなところでも、また能美市とか、各地域でそれぞれ展開はされるとは思いますけれども、私はいち早くデジタルといいますか、世の中の先駆的にやっぱり市が取り組んでいくべき課題としてはこのデジタル化取り入れていくことは、私は決して悪いことではないと。取り残すとか、スマホ使えない人が云々かんぬんとか様々課題はあろうかと思いますが、やはりその取り組む姿勢が私は市としてはあってもいいのかなというふうに思いまして、次からの質問に入りますけれども。  まず、そもそもなぜアプリ、サイト、このインターネットとかデジタルなものに移行していかないのか。もちろんホームページでの広報は考えておるとのことでそれはそれでよろしいんですけれども、やっぱり時代、もう一歩先進んだやっぱりアプリ等々しっかりと開発していくべきかなというふうに思いますが。  今の特別定額給付金でマイナポータルとかそういったものも利用しているということでありますし、今、市では結ネットの活用もしておるわけでありまして、大きなものの一部使わせていただくのも一つだし、やっぱり市として開発していくということも必要なんですけれども、そういった意味でなぜ、なぜという言い方おかしいですね。アプリやサイトなどもっと考えていくべきだと思うんですが、その辺りどのようにお考えですか。 27 【林産業未来部長】 お答えいたします。  委員、ちょっと誤解があるかなと思いまして、先に言わせていただきます。  私ども、まず現金取り扱わないで決済いたしますキャッシュレス化に関しまして、それ普及させるということは業務効率化のみならず感染症防止の考え方としても大変効果的であると我々考えているところでございます。  しかしながらなんですけれども、今回の「Go Aroundこまつ」チケットに関しましては、まず地元の小さな店舗や観光文化施設対象に消費喚起とまた小松のよさ再発見すること趣旨として、市民挙げて盛り上げていきたいと考えていること。  また、昨年の消費増税対策のキャッシュレスポイント還元事業などによりましてキャッシュレス導入店舗増えてきてございますけれども、いまだ導入できていない店舗も多いということ。  また、今回、小規模店舗中心に利用可能店舗限定することとしておりますけれども、アプリなど作成した上で、その仕組み等にもよりますけれども、速やかにそうした利用可能店舗に限定かけるということが困難であるということ。  また、8月1日からの使用開始予定しておりまして、速やかな実施が必要だと。具体的には入札等でアプリの作成事務手続執りますと、それだけで時間かかってしまうということもございまして、などの理由からやむなく紙のチケットとさせていただいたというものでございます。  各種の電子マネーでありますとかキャッシュカード、プリペイドカード、スマホ決済など増えてきております現状見れば、いずれこれらが主流になるという時代が来るものと考えてございます。  キャッシュレス化推進するという市の方針は全く変わってございませんので、まずはディスカバーマイタウンということで、今回に関しましては紙のチケットにより実施したいというふうに考えてございます。  以上でございます。 28 【新田委員】 今回についてはというお言葉いただきました。ぜひ、やっぱり今後しっかりと取り組んでいっていただきたいなという思いなんですが、ちなみになんですが、そのシステム構築した場合、幾らぐらいかかるのかという皮算用でいいので、そんなこと想定して見積もったことがあるのかどうか、その辺りはどうですか。 29 【林産業未来部長】 お答えいたします。  アプリ、サイトの作成費についての試算は行ってございませんが、単純な決済機能のみのアプリでありましたら初期費用といたしましてはそんなにかからないのではないかなというふうには思ってございます。  ただ、各OS版、例えばiOSとAndroid版2つつくる必要がございまして、またその上で個人情報漏えい等の考え方、またセブンペイでもございましたけど不正アクセス問題のまたセキュリティのリスクへの対応。また、その2つ、各OSのアップデートが行われたら、そのときにまたその都度セキュリティホールの対応、保守管理等が必要になってきますので、そういったこと考えますとかなりの額になるのではないかというふうには考えてございます。  以上でございます。 30 【新田委員】 行政なりの課題はたくさんあるというのは重々承知しております。  決済だけのことではなくて、チャージ、そして使う決済、そして決済したお店が次、換金するシステム等々いろいろと組まなきゃいけないことはたくさんあるので、それなりにお金かかるのはわかるんですけれども、便利さとセキュリティというのは表裏一体なものでありますので、今後これはずっと検討課題になるのかなというふうに思っておりますが、以前にイオン新小松がこちらに来たときにWAONカードというものが普及市として努力して、地元の商店街等々にそれ使えるカードリーダー等配ったんだと思うんですけれども、当時、どういうふうな費用かけて、どのような仕組みだったか。それ今回、直接つなげるというわけではないんですが、そういうことも、要は以前につくったもの一つずつつなげていきましょうと、デジタルでつなげていきましょうと、仕組みつなげていきましょうということなんですが、その辺活用できないかということに関してはどんなもんでしょうか。 31 【林産業未来部長】 お答えいたします。  平成27年度に実施いたしましたやさしいまちづくりカードは、国が創設した地域住民生活等緊急支援のための交付金活用いたしまして、カブッキープレミアム商品券の第2弾として小松市版のご当地WAON、小松カブッキーWAON利用してプレミアム商品券部分の1万2,000円分付与いたしまして、それ1万円で販売したということでございます。  やさしいまちづくりカードに関しましては、購入者が3,855人、発行枚数は1万6,507枚、発行規模、額ですけれども1億9,808万4,000円。有効期間にいたしましては平成27年12月1日から平成28年2月28日、参加事業所は121事業所でございまして、そのカードリーダーそのうち129台、複数配布するところもございましたので、それで設置してございます。  また、キャッシュレス化につきましては、QRコード活用した電子マネーなど多様化進んでございます。また、急速に普及が進んでございます。  そういう状況でございますけれども、当時導入いたしましたカードリーダーに関しましては本市のキャッシュレス化の推進のきっかけとなったというふうに考えてございます。それらにつきましては、現在も活用いただいているものと認識してございます。  また、当時、導入費幾らかであったかというお話でございましたけれども、導入費用に関しましてはカードリーダーの設定費用といたしまして1台当たり10万円、121事業所に129台設置してございますので1,290万円でございます。  それ今回、今の施策に活用できないかというような御質問でございましたけれども、これに関しましては導入したカードリーダーと今回のチケットというものは併用が可能です。具体的に申し上げますと、今回のチケットの額面超えた部分、例えばですけれども6,000円お買物いたしましたとなった場合に、5,000円分はチケット、1,000円分に関しては電子マネー等々でお支払いしていただくこと可能でございますので、市民の皆様はこの機会に市内各所にお出かけいただきまして、たくさんお買物していただければと、このように考えてございます。  以上でございます。 32 【新田委員】 せっかくハード整備したものですので、やっぱり使っていってほしいと思いますし、これは本当はこっちの考えじゃなくて、お店側もやっぱりしっかりと今の時流に乗っていくこともやはりぜひ意識としては持っていただきたいなというふうに思っています。  今回、消費喚起の第1ステップというふうに見出しがあったわけでありますけれども、まだ第1ステップの段階で、次はあるのかと聞くのは非常に申し訳ないですけれども、今後、今年また来年にかけてこういった事業プレミアム商品券的な事業なのか、町なかのにぎわい創出的な事業なのか、何か今の現段階で少しでも計画があるようなことがあればお示しいただければというふうに思います。 33 【林産業未来部長】 お答えいたします。  まず、今回の「Go Aroundこまつ」まちにお出かけしよう!と、この事業まずしっかり実施していきたいと、このように考えてございます。  市民の皆様におかれましては、この機会に市内各所お出かけいただいて、また小松の魅力再発見していただきたいと考えておりまして、そういう意味で市民一人一人がこの制度の主役であるというふうに私ども考えております。  今回、これがうまくいくことで、この制度が継続することになればなというふうに思っております。  以上でございます。 34 【新田委員】 継続的にぜひ何かお願いしたいなというふうに思います。  最後になりますけれども、キャッシュレスの仕組みつくるべきと先ほどからも言っておりますし、御答弁も少なからずいただいておるわけでありますけれども、先ほどアプリの制作費は見積もったことがないというふうにおっしゃっておりましたが、私なりにシステム屋に少し聞いてみると、安く見積もって500万ほど。やっぱりその可能性含めていろいろポケットたくさんつくれば、やっぱり1,000万超えることもあるだろうということであります。これ高いと見るのか安いと見るのか、それは考え方でありまして、先ほども今回の事業はというふうにお聞きいたしましたので、ぜひ次につながる、もしくは次のときにはまた一歩進んだシステムでいろんなこういった事業できること期待しているわけでありますし、なぜこれ言うかというと、今回、大手ショッピングモールの中に入っているお店だとかコンビニだとか、そういったところが使えないというふうになりましたけれども、そういったところのお店というのはやはり資金力もあるしノウハウも持っているし、もちろん全国的な組織だから様々ないろんなことできます。でも、地元の商店さんとかって、やっぱりそこまでお金かけられないし、もちろんお父さんとお母さんだけでやっとるところ、なおさらなかなかついていけないのも事実。だからこそ、私は行政がそれ後押ししてあげるべきではないかなというふうに思うんで、システム開発的なお金の面もそうですし、お父さん、お母さん、おじいちゃん、おばあちゃんレベルのところではこのデジタルはなかなか取り入れにくいとは思うので、やっぱりその仕組み少しずつ行政からちょっとずつ後押ししてあげるべきだなというふうに思っているんですが、その辺りのお考えについてどのようにお考えですか。 35 【林産業未来部長】 お答えいたします。  まず、方針の考え方ですけれども、キャッシュレス化につきましては国の方針でございますし、その推進、市としても重要と認識してございます。  市役所におきましても、各種の申請手数料の支払いでありますとか、また送金の手続とかそういったもの、ほぼ全てが既にキャッシュレス化してございます。  市内店舗におけますキャッシュレス化のお話でございますけれども、カブッキーWAONなど電子マネーはじめといたしまして、クレジットカードですとかプリペイドカード、スマホ決済など乱立しているような状況でございます。シニアの皆様中心に若干困惑しておられるというような様子も見られているところでございます。  しかしながら、私どもとしましては新たなキャッシュレスシステムの構築検討するということよりも、まずはこれらの既存のシステムの仕組み、その推進が効果的ではないかというふうに考えているところでございます。  今回の事業におきましてはですけれども、参加店舗に対しますキャッシュレス化に関する実態把握と、また今後の意向の調査も併せて実施することとしてございますので、この結果踏まえまして今後の事業実施につなげていければというふうに考えてございます。  いずれにしましても、引き続き国と県と連携図りながらキャッシュレスの推進には努めてまいりたいと、このように考えてございます。  以上でございます。 36 【新田委員】 最後言おうと思っていたんですが、実態把握ということなんです。最終的には事業が終わった後に、細かい話ですけれどもどこのお店にどういうふうにチケットが流れたかということ。結局、それが消費の流れ把握するという、ビッグデータはない小松市のローカルデータですけれども、そういったところ把握するということになるのかなというふうに思います。  そもそものこの地元のお店にしなきゃいけない理由が、結局、こういった事業すると大きなお店とか家電量販店とかドラッグストア等々に流れるから地元のお店応援するんだということなんですが、よくよく考えると、それが実はやっぱり消費の原点というか実態なのかなというふうに思うんです。世の中の人が一体どこでお金使っているかといったら、やっぱり大まかそこで使っているというのが現状であって、例えば市長もこの間ちらっとおっしゃっていましたけれども、地元のおすし屋さんで使ってほしいんやと、帰り代行に乗ってほしいんやと、大いに結構なことですけれども。ところが一般家庭でいうと、回ってないおすし屋さんよりもやっぱり100円のおすし屋さん行きたいんですよ。でも、それが使えないというのが、正直なところ、実際の需要とこの事業とかかみ合っているのかな。かみ合ってないんですけれども、それは地元の商店等々下支えしなきゃいけないという意味で仕方のないというか、こういう策打たなきゃいけないんですけれども、大人目線というよりも主婦目線とか、子供目線もあるということやっぱりどこかに思い持っていてほしいなというふうに思います。  そういったこと踏まえて、次なる展開という意味でやはりシステム少しずつ導入していって、私はしてほしいと思うので、次へのお願いとすれば、やっぱりいきなり電子に全て変えるというのは無理だと思うので、やっぱり紙媒体もある、電子媒体も選べる、かつ電子媒体のほうがちょっとプレミアム率が高いですよとか、そういった仕組みで人ちょっとずつ電子のほうに誘導していくというようなやり方で仕組みの構築、導入やっぱり促してほしいなというふうに思いますが、市長、何か、よろしくお願いいたします。 37 【和田市長】 これまで4回、プレミアム商品券やっておりまして、そのうち1回はプレミアムカードということで、これは全国でもまれなやり方でした。このカードにも挑戦いたしまして、でも結果がどこで使われたかというの毎回集計して、みんなで分析し合うんですが、残念ながら大手といいますか量販店だとかスーパーだとかドラッグストアだとか、そういったところが85%から90%なんです。いわゆるまちの小さな電気屋さんとか、まちの小さな八百屋さんに行くのは本当に微々たるものなんですね。これは今、議員もおっしゃったように回るすしのほうがいいんやという発想と同じなんですね。  でも、今回はそれではだめだというのが私どもいわゆる事務局のチーム員のみんなの意見でして、やはりこういった苦しいときこそ地元の大切なお店、のれん守ってあげなきゃいけない、それからいろんなお店もありますけど、食べ物屋でしたらおいしい味、これもやっぱりふるさとの味残さなきゃいけない。これが今回私どもの使命であるというふうに感じまして、そういった意味で大きなお店だとか、量販店は今回、苦しい中で外させていただいたわけです。  そういう意味では、ぜひ皆さん方もマインドチェンジしていただいて、自分の買物の便利さではなくて、ふるさとのこれまで培ってきたいわゆる商業のまち、町衆のまちと言われたところでございます。その人たちが大変苦労していることが、例えば曳山八基曳揃えがメンバーがなかなかそろわないとか、五人衆が大変だとかいうことにも全部つながってます。これ以上やはりこういった長い歴史持っている小さなお店もっとなくしてはいけない。それからもちろん食べ物屋もスナックも同じでありまして、こういったこと維持していかなければ、もう3年切りましたけれども新幹線が開業したときに駅前がペンペン草が生えてしまっている。これでは何にもならないんです。それですね、まちやみんなで議論して、今回出した結論がこういった形で、プレミアム率100%ということであります。
     カードとかキャッシュレスやりたいんですけれども、残念ながら小さいお店は入ってないところ多いんですね。その代わり大体商店街が多いんです。残念なことだと思うんですが、そういう意味で今回、きちっと実態調査しまして、意向、希望があるならば、我々として支援していきたいと。でも、そこは商工会議所にも入ってないというところが多いんですね。ですから、今回も商工会議所巻き込んでと思ったんですが、ちょっとジャンルが違うなということで私どもの市単独でやらせていただくと。  いろんなデータ分析も、それから中間のいろんなマージンも一切使いません。全部市で単独でやります。いろんなお店の声も、それから使われる市民のいろんな生の声も、それも全部我々が吸収して、そして次の第2弾になるのか、それともその必要のないような経済回復になるのか分かりませんが、こういったこと踏まえて新しいスマートシティ、新しいニューノーマル、こういったところに私は活用できるいいデータが入ってくるんじゃないかなと思っております。  そういう意味では、積極的にたくさんの店に参加していただきたいとこう心から願っておりますし、議員はじめ皆さん方もどんどん行っていただいて、そしてもうそろそろカード入れたほうがええんちゃうかと、こう言っていただくのが楽しみにしております。  よろしくお願いします。 38 【新田委員】 大変心強いお言葉いただきました。  締めくくりますけれども、昨年、市長と中国の上海に行きました。覚えていますか? 覚えています? あれ?  あれは国の施策ですけれども、もう全てデジタルなところでしたよ。それは中国だから可能だったのかもしれませんけれども、そこまで目指せとは言いませんが、やっぱりこの時代、スマホ1台でどこでも歩ける。そんな時代はもう可能な時代なので、やはりそれに少しでも近づけられるようにやっぱり市としても取り組んでいただきたいなというふうに思いますし、これからまた本当にコロナが落ち着いて、観光客、先ほど言いました北陸新幹線の小松開業、そしてオリンピック云々かんぬん、インバウンドも含めてやっぱりたくさんの人が来るときに、スマホ1台で全てが解決できるまち小松だったらいいなというふうに思うんですけれども、最後に一つだけ言い忘れたので言います。  アプリ等々導入したほうがいい。僕、伝えたかった理由が、常に情報発信ができるということが言いたかったんです。例えば今日、某すし屋さんで生きのいいイカが入ったよとか、今日は雨なのでカット10%引きしますよとか、そういったことすることで大手に行く気持ち地元の、ここはこんなこと今日やっとるんやというふうな情報がもらえて、その気持ちが少し変わっていくんじゃないかなというふうに思って、だから、そういった意味も含めてやはりデジタルなもの私は求めたいと思いますので、それ強く求めまして、予算には私は反対するつもりはありませんが、やはり今後やり方しっかりと練ってほしいこと強くお伝えいたしまして、私の質問終わりたいと思います。  以上です。 39 【杉林委員長】 高野委員。 40 【高野委員】 会派自民、高野でございます。会派自民二番手として、向本折墓地整備費1,000万円について質問させていただきます。  その前に、昨日、住みよさランキング2020全国トップ50というのが発表されました。これはページ少し印刷させていただいたんですが、サブタイトルが「上位10自治体の半分占めた都道府県は?」という題がついているんですね。これが実は石川県でございます。何と1位が野々市、4位が白山市、7位が金沢市、私が小松は去年16位でしたが8位と、能美市が10位ということでございました。この内容とか総合評価というのはこれから分析は必要かなというふうに思いますが、大変うれしいニュースで、いよいよ小松もトップテンだということで、ますますいいまちにしていきたいなというふうに思っている次第でございます。  そこで、豊かな生活住みよさランキングで終えた後、最後、誰しもが終活という言葉がございますが、お墓に入らないかんというようなことでございまして、私、この合葬墓については野々市の友達の議員がおりまして、野々市でこういう話があるということでお話お聞きしまして、たしか3か月ほど特別委員会立ち上げまして、合葬墓だけに関して調査研究行ってということでございました。私もそれ聞きまして、当時、経済の委員長もさせていただいておりましたので、早速、仙台のほうに視察に、平成29年でございますが行かせていただきました。  それに関しまして、平成30年には灰田議員のほうからもこの本会議場で質問があって、そのときには向本折のほうで整備進めてまいりたいというような御答弁いただいたというふうになっております。  そこで、向本折の墓地整備費1,000万円について、まず事業内容からお答えください。 41 【石田都市創造部長】 事業内容でございますが、今ほども議員のほうから少し触れましたけれども、全国的にも近年、ライフスタイルの変化や少子・高齢化、核家族化によってお墓引き継ぐ家族がないと。また、適切に管理されないお墓が増えているというこういう状況がございます。そしてまた、家族にお墓の管理の負担かけたくないというなどの理由から、管理負担の少ないお墓、いわゆる合葬墓求める要望が多くなっております。  小松市におきましても、全国的なこの流れと同様な課題抱えておりまして、その課題解決のためにこの小松市営墓地、向本折町の墓地においては合葬墓、トイレ及び休憩所、駐車場の整備、そして隣接する旧松寿園跡地については個人の遺骨10年から20年のスパンで一定の期間お預かりする納骨堂、そしてトイレ、駐車場の整備計画しております。  今の状況と違います全く異なりますのは、例えばですが、常設トイレが1か所から2か所に増えるなど、今の利用者のニーズにも応えて利便性の向上図っていくものでございます。 42 【高野委員】 僕もそうなってほしくないんですが、今のところ私の家族構成考えますと、私の遺骨はどうでもいいんですが、やはりじいちゃん、ばあちゃん、父ちゃん、母ちゃんの骨はやっぱり最後、私が亡くなったときはどうなるんかなということでやっぱり思うと、そういう施設が市にあるというのは大変言うならば安心という。前からそういう意味も込めて、大変この合葬墓には実は思い入れがありました。  それでは、今回1,000万円の予算が計上されております。この1,000万円の内訳についてお教えください。 43 【石田都市創造部長】 今回の予算でございますが、設計に入る前の準備段階というものの地質調査の委託費用であるとか、設計プロポーザル競技行う予定ですが、それに基づきまして実施設計行うという費用まで見込んでおる予算でございます。 44 【高野委員】 先ほども少し触れさせていただきましたが、経済の委員会で視察させていただいたのが仙台市のいずみ墓園というところでございます。向本折とは随分環境は違うんでございますが、ここの方式は、こういう一つの塚といいますかピラミッドでもないんですが、芝生の生えている一つの山の中にカロートといいまして、その家族がまとめて入る、いわゆるボックスが幾つか設置してありまして、そこに家族単位でそのボックス買い上げて、そこにその家族は遺骨全部入れていくというような仕組みでございました。いわゆる納骨堂というそういうのはなくて、もちろん宗教色は何もございませんし、本当のきれいな芝生の山が一つあるというような方式でございました。  今回、小松市のほうでは納骨堂に一度納骨させていただいた後に合葬墓という流れになっております。この方式とした、考えとした考え方の経緯教えてください。 45 【石田都市創造部長】 石川県の自治体におきましては議員も紹介ありましたけれども合葬墓の要望が多いことから、平成28年度には内灘町、そして30年度には津幡町において合葬墓と納骨堂併設した施設、これが既に整備済みでございます。そして、現在、白山市、野々市市、能美市においても合葬墓計画中でございます。  市の状況ということでございますが、向本折の市営墓地におきまして平成23年度から平成28年度に、この長期にかけまして無縁墳墓、これの実態調査行いました。その結果、約6,000区画あるうちの約1,300区画、これが管理されずに放置されているというような無縁墳墓の可能性区画ということが分かっております。今後、これにつきましてはさらに増加していくものと思っております。  この結果受けまして、市としましては29年度から墓じまいにより返還された墓地、これ再整備し直しまして、新たに墓地区画必要とされる方について使用者募集しているというようなことやっております。令和元年度末で、この総数62区画整備させてもらったんですが、現在そのうち60区画、既に新たな使用者が決定しております。今年はまた16区画整備していくというような予定でございます。  一方では、小松市の死亡者数の推移でございますけれども、20年前には約900名の方がお亡くなりになっておると。10年前については1,050名、令和元年度では1,139人というようなことで、毎年増加しています。2040年ぐらいにはということで推計しておりますが約1,500名の方がお亡くなりになるんじゃないかというふうな予測しておりまして、この従来型のお墓の区画提供するというだけでは、その墓地スタイルだけでは区画の提供が厳しくなっていくというような状況になるものと考えております。  今の2つの無縁墓の話、そして死者の増加の話であるというようなこういうような背景がある中から、市の基本的な考え方としましては、現在の墓地区域の中で無縁墳墓の整理や墓じまいによって生じた土地整理し、新たに墓地区画が必要な方に対しては供給しますよというような考え方と、血縁関係になく、複数の遺骨埋葬する合葬墓造ることによって新たに墓地用地拡大しないと。今の現在区域の中で、将来見据えた課題に対応していきたいという考え方持っています。  納骨堂につきましては、墳墓までの一定の区間、個々の焼骨お預かりし、個々の参拝にも対応できるというものでありまして、埋葬に関する多様化のスタイルのニーズ、いろいろあるんですが、そういうものについてぜひ必要な施設の一つというふうに建設するものでございます。 46 【高野委員】 1,300の管理がされてないだろうというのは、これはすごい数字ですね。改めてこれは整理していくべきだというふうに思いました。  これ人それぞれいろいろ考えがあると思いまして、部長のおっしゃったような向本折のあの地域でいわゆる納骨堂と合葬墓併設しておくというのもあるでしょうし、いろんな考え方があると思うんですね。  今の樹木葬というんですか、桜の木の下にという方もいらっしゃったり、いわゆる散骨ですか、海にまいてくれ、山にまいて、好きだったところにまいてくれという、いろんな自分の考え方があると思うんですね。  市民のいろんな意見多分取り入れていらっしゃると思うんですが、そういうの少し広く聞いていただいて、どんなのが一番、これだというのはなかなかないと思うんですが、そういうふうな市民の意見お聞きして進めていってほしいなというふうに思いますが。  また、内灘か津幡かどっちだか忘れましたが、単純に考えてそういう合葬墓造ったら石材店が少し困るんじゃないかというようなことで申入れがあったという記事もあったように思います。  そういうふうなことで、いろんな意見があると思うんですが、その辺はどういうふうにこれからそしゃくというか解決していかれるのか、お聞かせください。 47 【石田都市創造部長】 この合葬墓が欲しいというようなことにつきましては、今、個人でお墓の管理ができないとかというような理由が多いんですが、最近、そういう声が直接市のほうにも届いてございます。  今回の合葬墓と納骨堂ここに建設する計画につきましても、周辺住民とか地元町内会への説明させていただきまして理解もう既に得ておるものでございます。  ただ、先ほど樹木葬でありますとか墓タイプいろいろあるんですが、前段に申しました理由から小松市は公営墓地ということでございまして、そういうお墓が好きで、議員がおっしゃられたようなお墓が好きというようなことがございましたら、いろんな選択肢があるんだよということ考えております。  ただ、その中でまだ決定しとるスタイルではないので、今後、この合葬墓及び納骨堂の整備の詳細につきましては、先進事例、どんなふうになっとるかなということまた調査させていただきまして、プロポーザル競技の要求条件というものに反映させていきたいというふうに考えています。 48 【高野委員】 これからのスケジュールについてであります。  先ほど野々市の事例も少し言わさせていただきましたが、野々市のほうでは委員会のほうで2案が執行部のほうから提示されて、それで各委員の意見聞きながら一つの方向に、もうすぐ、今年の夏というふうに聞いておりますが夏に一応一つの案にするというようなことでございました。  これから小松市はどのようなスケジュールでこの事業が進んでいくのかお教えください。 49 【石田都市創造部長】 先ほども申しましたように、今後、地質調査まず行っておきます。それで、設計は設計としてプロポーザル競技行って発信したいというふうに考えておりますが、そのプロポーザル行う理由ですが、周辺の環境、これに配慮しながらシンボリックなデザインとかいうようなもの求めたいという理由からプロポーザル競技行って形決めていきたいというふうに考えております。  これからのスケジュールというのは、今年は今年で設計まで終えて、来年度、新年度に入りましてから工事予算等々確保しながら、令和3年度内の完成というもの目途にやっていきたいというふうに考えております。 50 【高野委員】 その案というのは幾つか我々に示されるのか。これですよ、いかがですかというふうに問われるのか、どんなイメージでしょうか。 51 【石田都市創造部長】 プロポーザル競技はこれまで小松市もいろんなものやっていますけど、一応審査委員会というもの立ち上げておりまして、その中で選考されている格好今想定しております。 52 【高野委員】 なるべく早い段階で議会のほうにもお示しいただいて、議会の意見も取り入れていただきたいなというふうに、これは要望いたしたいというふうに思います。 53 【和田市長】 お墓の話、とても大事でございますので一言お願いしたいと思います。  今回、この合葬墓と納骨堂提案させていただくまで大変長い道のりがございまして、合葬墓と納骨堂、別物ですので、これは勘違いなさらないように。  平成22年からやはり小松のお墓、それからいわゆる今後の埋葬の仕方どうするかということ考えてまいりまして、まずその先にそれぞれ各町に立派な地域で守っていただいているお墓がありますのでそれは別にしまして、市営でやらせていただいている特に向本折、室町時代から続いています。中海見ていましても本当に無縁墓といいまして全然お守りしてないところがたくさんある。  そういった中で、これから残念ながらこれまでと違うたくさんの方が亡くなってくるというのもこれも現実でございまして、こういう人たちに一人一人のすばらしい人生、やはり遺徳しのんでいくということ考えたときに、墓石造るというのも一つですけれども、それ以外のやり方というのは都会なんかでもございましたので、そんなものもミックスさせたような形で小松は対応できないかというふうに考えてまいりました。  その中で一番やらなきゃいけないのは向本折に6,000ある中で全然タッチされてないのがあるということで、丸6年かかりました。大変この作業やっていただいた方に本当に感謝しておりまして、それぞれ一つ一つお墓見て、帳簿見て、そしてその帳簿の住所だとかそれまた住民基本台帳とか見てどんどんどんどん調べて、今後どうされるんですかということ一件一件扱ってきたんですね。大変6年間時間かかりました。まだ解決してないお墓もたくさんございますけれども、これは継続してやっていくんですが。  その中で私はあちこちからお話聞いていますと、ぜひ向本折で墓建てたい。これはどっちかというと旅の方といいますか、県外とか能登のほうから来てこちらに御先祖様がいない人は、やはりうちのお父さん頑張った、うちのお母さん頑張った、だからぜひ墓石しっかり建てたいというそういう御希望も結構多かったですね。やはりそういうニーズがあるんだということで、でも向本折の墓地広げるわけにいきません。であるならば、今守られてないお墓整理させていただいて、そのお骨は合葬墓に入れさせていただいて、そこ整備して今これで六十数個、再使用今していただいているわけです。  片一方でそういうことやりながら、もう一つ、これから急速に増えてまいります弔いする方のためにも、またいろいろやっぱりコストの問題もございます。それから、子供さんがみんな都会に出ているという人たちもいらっしゃいますので、そういう人たちのこと考えたときに、やはり新しい納骨堂的なものも必要だろうという結論に至りまして、そういう意味で、並行して幾つも小松市民の亡くなった後の埋葬の仕方、弔いの仕方ということがどうあるべきかということいろいろと関係部門と協議してきたのが今回の一つの提案であるというふうに御理解いただきたいと思います。  人間はいつかはお迎えが来ます。でも、お迎えが来た後、その残った御遺族、また友人が、亡くなった人に対して感謝込めて、またきちっと弔っていくことが次の世代のやはり優しいいろんな社会、これからの新しい時代はどうなるのか分かりません。アフターコロナはどうなるか分かりませんけれども、そこの部分の優しさというもの、ここ大切にできるようなのがやはりお墓というのが一つのキーポイントではないかなと思っておりますので、どうぞ御理解のほどお願いいたします。 54 【高野委員】 これで質問終わります。  お疲れさまでした。 55 【杉林委員長】 これをもちまして、会派自民の質疑終了します。  これより、自民党こまつの質疑許可します。  吉村委員。 56 【吉村委員】 それでは、自民党こまつの総括質疑に入りたいと思います。  今回、会派の皆さんに御配慮いただいて、私とそして会派長であります宮西委員のほうからそれぞれ聞かさせていただきますので、御答弁のほうお願いしたいと思います。  また、せんだっての質疑・質問のときに、総合政策部のほうの御答弁いただけなかったので、質問もできなかったので、今回検討させていただいたんですが、それよりもやはり今回のコロナのことが大変重要と思いましたので、また次の機会にさせていただければと思いますので、今回は防災体制強化費2,000万についてお聞きしてまいりたいと思います。  今回くしくも、先ほど新田委員のほうからもありましたけれども、今日から県外越えた移動が可能となりました。以前、県のほうでやはり石川県のほうにお越しいただきたいという発言があった後、特別警戒という形でなりました。今回、そういったことがないように2波も3波もないように祈りながら、今回、その準備の段階ということも位置づけながら質問させていただきたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。  それでは、まずは今回、市長のほうから御提案がありました。また、予算内示会でもお示しいただきました避難所の感染予防対策の強化ということで、コロナ対策の部分に関しまして予算が出ております。  予算内示会のときには、かなり詳細に流れのほうも書いてございました。その辺、私も総務委員会、担当委員会ではありませんので詳しくお聞きしていきたいと思いますし、また今回やはり一般質問のほうでもかなりの議員の皆さんが質問されております。  今回、議事録、そして粗起こしの原稿等が届かなかった関係上、日程の関係上もありまして、重複した質問になるかと思いますけれども、その辺は市民の皆さんがより分かりやすくなるのではないかと思い、その辺加味して御答弁いただければなというふうに思います。  これはいろいろ確認させていただくと、ハンドブックの配布とかいろいろな形で網羅されておりますけれども、どのような形で使われるのか教えていただければと思います。 57 【前多市民共創部長】 吉村議員のほうからは防災体制強化費2,000万円についてのその内訳はという御質問でございました。  その前に、この防災対策の予算につきまして一言申し上げますと、これまで全国各地で数多くの災害が発生しておりまして、それらの災害に対応するため、本市では防災体制の強化順次進めてまいりました。避難所には停電対策のため全指定避難所に発電機整備しましたし、やさしい避難所として高齢者や妊婦などへの医療、衛生用品整備し、保健師の巡回なども行ってまいりました。そのほか洪水対策のためハザードマップ全戸配布、津波対策として沿岸地区の高層建物や強固な建物緊急避難場所として指定してきたところでございます。  防災は、地域住民の助け合い、コミュニティが最も重要でありまして、全245町内に自主防災組織結成し、防災士、しみん救護員各町に配置するなど、自助、共助、ご近助の浸透図ってきたことは議員御承知のとおりでございます。  そのような総合的な防災対策の中で、今回の防災体制強化費2,000万円の予算は、コロナ禍の避難所での感染リスクや3密回避する対策強化し、避難者の安全、衛生、環境確保するための備品及び消耗品の費用でございます。 58 【吉村委員】 3密回避するということでの予算づけということであります。  先ほどありましたけれども、ちょっと確認させていただきたいと思います。また、これは問取りのときに通告はしてありますけれども、答弁の内容によっては関連質問させていただくので、その旨よろしくお願いしたいということ伝えてありますので、御理解お願いしたいと思います。  今、自助、共助、そしてご近助ありましたけれども、当然当たり前でありますけれども確認ですが公助は入ってますよね。 59 【前多市民共創部長】 公助は当然入ってございます。  防災についての公助というのは、まず先に来ているかと思いまして、これから求められるのが自助、共助、ご近助のさらなる拡大でございます。  よろしくお願いします。 60 【吉村委員】 分かりました。それ聞いてほっとしました。  指定避難所に発電機等々、事前にもう入れてあるということであります。本当に急遽のときに一番困るのは、最近、どうしても通信関係、そして情報が欲しいということで、やはり携帯電話の電池切れという、充電切れというのが一番皆さん困っているというようなことも聞きます。  そういった中で、そういう発電機既に置いてあるということは本当に心強いなと思いますが、今回、3密ということでそれ回避するための施策での予算づけと今お聞きしました。  そこで、今回購入する備品の種類、どのようなもの買うのかお聞かせいただければと思います。 61 【前多市民共創部長】 今回整備いたします主な感染症対策の備品について申し上げます。  1つ目は、避難所入り口から発熱者仕分けするため、複数の避難者の体表温度同時測定できるAIスクリーニングカメラというもの導入させていただきます。  2つ目に、避難時の空間の除菌効果があるオゾン空気清浄機配置いたします。  3番目に、飛沫防止などに役立つ仕切りセット、こちらについてはもう既に幾つか購入してございますが追加ということでございます。  また4番目に、一時専用室として利用できるテント型パーティションでございます。一時的な診療所とか感染者のお部屋にも使用することができます。また、授乳室等にも使用することができます。  5番目に、避難生活少しでも和らげる体に優しいエアマットでございます。  そのほかマスクや消毒液など消耗品の拡充計画しているところでございます。 62 【吉村委員】 スクリーニングカメラ、これが体温はかるというか色で選別するカメラ。これ見ますとAIついているんですね。それとあとオゾン空気清浄機、それと間仕切りとプライベートのパーティション、エアマットということで、あとマスクと消毒液も買われるということでありますが、ちなみにこの備蓄品、備品の金額と数量、どのくらい買われるのかお教えいただきたいと思います。 63 【前多市民共創部長】 それぞれの購入予定の現在での予定している数量及びおおよその単価申し上げさせていただきます。  AIスクリーニングカメラにつきましては、何十万から何百万までございますが、今考えているのは1台50万円程度のもの4台と思っております。  また、オゾン空気清浄機につきましては、これも数千円から何十万、何百万まであるかと思っておりますが、1台20万円程度のもの37台と思っております。  仕切りセットにつきましては、1セットで4区画分割できるものが一式約7万円でございますので15式購入いたします。  テント型パーティションにつきましては、1台約6万円ということで15台予定しております。  また、エアマットとは1枚約2,000円ほどですが80枚。  そのほかマスク、手指消毒液につきまして、単価は皆さん御存じのとおりでございます。 64 【吉村委員】 大体料金に関しては見えてきました。分かりました。ありがとうございます。  ここから、先ほども申し上げましたけれども、ちょっと重複した質問になるのは御了承いただきたいと思いますけれども、今回、予算内示会で市長のほうで御説明いただきました避難の流れです。それとまた考え方、これ見ますと、自宅が安全ということで、それよりもどうしても避難しなくちゃいけないということになると避難所に移るということでありますけれども、そういった全体の流れどういうイメージされておるのか、考え方についてお聞きしたいと思いますが、よろしくお願いしたいと思います。 65 【前多市民共創部長】 避難の考え方、避難のイメージという御質問でございました。
     災害の規模、災害の種別によりまして、避難場所や避難方法が変わってきます。例えば台風であれば5日前から現在では状況が把握できますので、避難への準備事前にすることができます。また、水害であればハザードマップで浸水区域や土砂災害警戒区域など地域のリスク日頃から調べておいて、5月に当市では全戸に配布いたしましたわが家の避難計画、マイ・タイムラインというものがございますがそちら作成の上、家族で共有することによりまして災害時には安全に避難行動取っていただいたと考えているところでございます。  今回のような感染症が発生している場合は、避難所が過密になること防ぐため、安全が確保できる場合は避難所以外の在宅避難や親戚や友人宅への避難など分散避難家族で話し合って取り入れていただいたと考えております。 66 【吉村委員】 分かりました。今のところそういった台風や、またその他の避難の場合には、家族で事前に話し合って、過密防ぐために分散ということで、知り合いのところとか被害が少ないところ、そういったところへ行くということでありますけれども、やはり最近、核家族化が進んでおりますし、最寄り、近くに仮に移動するにしても災害とまた水等々があってできないといったときには、やはり近くにどうしても避難してしまう率が高くなるのかなということも想定はやっぱりしていかないかんと思いますね。  でも、一応市の考え方としては、分散するときは知り合いのところに行ってほしいということでありますので、その辺またこの議会テレビ等々で見られている方は御確認いただければなと思いますけれども、なかなか行けない方もおいでるので、その辺の配慮も市はしていかなくちゃいけないのかなと思いました。  そこで、ここに書いてあります。例えば今、知り合いのところに行けない、知り合いの方もちょっとごめん、お年寄りがおるので万が一があるとちょっと困るのでごめんなさい、ちょっとほかのところ行ってもらえんかという可能性も当然出てくると思います。そんな方が、避難所に向かったとします。そしたら、ここに受付して発熱のある方は専用室に避難ということ明記されておりますけれども、発熱の場合の避難室というのは、それぞれの指定避難所に設けてあるもんなんでしょうかお聞きしたいと思います。 67 【前多市民共創部長】 避難所での受付では、避難者のチェックと仕分けが大変重要となってきます。検温、問診など健康状態チェックいたしまして、発熱やせきなど症状のある方は一般の避難者とはゾーンや動線分けた専用スペースや専用のトイレ使っていただきます。症状のある方どうしても同室にしなければならない場合は、間仕切りで区切ることとさせていただきたいと思っております。しかしながら、なるべく個室という考え方も持っております。  自主避難所や初期に開設する水防避難所につきましては、専用室の指定やゾーン分け、動線分けは既に作成済みでございます。そのほかの指定避難所につきましても施設管理者と調整図りながら、現在、早急に作業進めているところでございます。 68 【吉村委員】 指定避難所に関しては、水防等の観点からも区分けされておるということでありますが、やはり突発的なこともあります。今回の場合はウイルス、目に見えないウイルスということでありますので、かなりその辺も慎重にやっていかなくちゃいけないのかなというふうに思いますし、事前に受付のところで、ここにも書いてありますとおり非接触型の体温計、これは全部ここに書いてありますのでもうそろっておるという認識で私はおるんですが、今回、そういったいろいろな、先ほど教えていただいたスクリーニングカメラとかオゾンの空気清浄機とかいろんな様々な備品ですね。これは指定避難所に置くのか、どこに置くのか。どの避難所に置くのか、全ての避難所に置くのか、その辺お教えいただければ思います。 69 【前多市民共創部長】 まず、指定避難所はじめ避難所の数について少しお話しさせていただきますと、市の指定避難所は67か所ございます。そして、自主避難所は4か所、そのうちの一つ、市民センターが指定と重なっております。そのほか、指定緊急避難場所というものがありまして、これは津波等のときに逃げる大きなビル等でございますが23か所。そして、福祉避難所が14か所。そのほか町内会や自主防災組織が定めた一時避難場所、これは広場であったり公民館であったりしますが353か所ございます。そのうち町内会の会館等使用しているところは176か所ということになっているところでございます。  先ほど申し上げました今回新たに購入する備品の設置場所についてでございますが、AIスクリーニングカメラは自主避難所4か所に、またオゾン空気清浄機は自主避難4か所と、現在、指定避難所となっている小中学校33か所に置かせていただいて、日常的に使っていただきたいと思っております。  それから、仕切りセットにつきましては、機能強化避難所、これは市内全域に満遍なく配置されているところでございますが、そちらのほう15か所でございます。また、テント型パーティションにつきましても機能強化避難所15か所に置くこととさせていただきたいと思っております。  それから、エアマットは自主避難所4か所に分けてと思っているところでございます。  また、指定避難所に配置いたしました備品につきましては、その近隣の地域のほかの指定避難所が空いたときには移動させたりということで、現在のところ効果的に使っていけたらなと思っているところでございます。 70 【吉村委員】 自主避難所4か所お聞きしました。今のところ全部で67か所あって、自主避難所が4か所ということで、1か所、市民センターがダブっているということで70か所とお聞きしましたけれども、すみません、勉強不足で大変恐縮ですけれども、また市民の方々も自主避難所ってどこなんやろうって思われるかもしれませんで、自主避難所、一つは市民センターと分かりました。あとの3か所、お教えいただければと思います。 71 【前多市民共創部長】 自主避難所は市内全域に4か所ございます。まず市民センター、それから芦城センター、それから第一地区コミュニティセンター、それから南部のほうの南部公民館、この4か所でございます。 72 【吉村委員】 スクリーニングカメラが自主避難所、今ほど言っていただいた4か所、それと併せてオゾン空気清浄機も4か所ということで、エアマットもそうですね。あとプライベートルームとかは強化避難所15か所。ここで、私も資料頂いていますけれども、丸中であったり芦城中学校であったり安宅中学校等々、学校が多いかなと思いますけれども、中学校とか高校とかもありますね。ここはまた市民の皆さんは市のホームページの地域防災計画のところの資料編にこれが載っていますのでまた見ていただければありがたいなというふうに思いますけれども、そこ御確認いただいて、また今後何かあったときは避難していただければと思います。  そこで、今、オゾン空気清浄機なんですけれども、どのようなものか私もいろんなタイプがあるので、今、購入されようとするのがどのぐらいなものか分かりませんが、聞くところによると市内の全中学校33か所と自主避難所、ここに置くということでありますけれども、これって小学校、中学校のどこら辺の場所に置くって今のところ想定されているんですかね。 73 【前多市民共創部長】 今御質問のオゾン空気清浄機についてでございますが、本当に小さなものは数千円から何百万まであるのですが、今ちょうど20万程度のというの考えております。  これの効果につきましては、残留性がなくて環境にやさしい除菌方法であるということ。それから、この20万円程度の幾つか各種ありますけど、大体6畳から50畳程度の空間まで利用することができます。また、持ち運びができまして、フィルター交換が不要であったり、また空気中だけでなく机やドアノブに付着した菌やウイルスも分解するというふうになってございます。特にオゾンガスによる新型コロナウイルス不活性化確認したという大学の報告もなされているものでございます。  このオゾン空気清浄機学校に日常的に使っていただく。そして、自主避難所4か所もそれぞれコミュニティセンターでございますので使えると思っているものでございます。  学校につきましては、各教室には光触媒のもの入れるというようなお話もございますので、例えば集会のときであったり玄関、子供たちが行き交いする場所、そして会議であったり、場合によっては職員室等でもお使いいただけるかと思っておりますので、それぞれの学校で有効に使っていただけたらなと思っております。 74 【吉村委員】 分かりました。  今、オゾン空気清浄機、大体6畳から50畳程度ということですけど、実際、これ全中学校に置く場合、皆さんが多分避難されるとすると、今までの想定だと体育館なんかだと思うんです。体育館だと50畳以上は当然あると思うんですよ。そんなときに1台購入しても効かないんじゃないですかね。  これが僕の中のところにあるんですけれども、実際、今、避難されてこられました。そこまで行きました。いろんな方が来ました。1人ずつ検温しました。分けました。検温されて発熱がある方は専門の部屋行きますよね。でも、無症状の方もおいでるわけじゃないですか。でも、感染しているんです。体温計はかっても出ないんです。でも、オゾン空気清浄機だとその菌殺してくれるわけじゃないですか。でも、体育館に入ったときは、幾ら個別に仕切ったとしても、触った感染でもうつるというような話も聞いていますし、やはりおなかすいたねっていうような話もするかもしれません。マスクも、僕のつけているやつは多分ウイルスが出ないタイプだと聞いています。一般も、ウイルス、花粉99.9%カットというマスクから花粉のみの99%カットというマスクまであるんですよ。ということは、ウイルス通すマスクもあるということなので、33台、少なくないですか。と僕は思いました。  自主避難所に関しても、やはり多くの皆さん行かれると思いますので、そこに37台、少ないかなというのが、実は僕は今回のこの質問に至ったところなんです。  またあと、今後の計画のところで詳しく詳しくちょっと聞いていきたいと思いますけれども、ざっくりこの2,000万、今回市税使って2,000万で物資買う、そろえようとされていますけれども、その算出根拠、2,000万の算出根拠が僕にとっては先ほども言いましたけど、あら少ないなという思いがあったんですけど、その根拠、どうやって算出したのかお教えいただけますか。 75 【前多市民共創部長】 2,000万円の根拠という御質問でございましたが、その前に設置避難所の、なぜそこに自主避難所と強化避難所、そして水防第一次の学校等に置いたかというようなお話させていただきます。  今回の備蓄品につきましては、5段階の警戒レベルに合わせまして、避難所の中でも身の危険や不安感じる方のために真っ先に開ける自主避難所4か所、そして高齢者などが早い段階で避難する、そしてまた水防時に開ける初期段階に開設する避難所まず先に備品整備すべきところということで、警戒レベル2や3の段階で開設いたしますし、利用する機会が非常に多いものでございます。そちらランクづけいたしまして感染症対策の装備品の充実順に図っていくというものでございます。  また、今回の2,000万円の根拠についてでございますが、これまで避難所の対策費というものは、平成21年度から今回の6月補正まで足していきますと約2億6,000万円余に上っております。さらに今回のコロナ災害受けまして、避難所だけでなくこども園や学校などの教育、高齢者など介護福祉、文化、スポーツなど様々な分野で防災対策や感染防止の衛生対策進めているところでございまして、関連事業費は総額4億2,000万円に上るものでございます。  防災に関しましては、先ほども申しましたとおり、これまで全国各地で発生した様々な災害に対応して、その都度強化図ってまいりました。平成23年3月の東日本大震災受けまして、先ほど申しましたポータブル発電機28年度までに全指定避難所に完了いたしましたし、熊本地震受けまして消防本部に2番目の災害対策本部機能整備いたしました。また、平成29年7月の九州北部豪雨受けまして洪水ハザードマップの作成やわが家の防災ファイル作成し全戸配布いたしたところでございます。そのほか防災行政無線は29億円で整備いたしました。  また、防災につきましてはハード整備ばかりではなくて、地域の協力と助け合いが重要だというお話は皆さん御存じのとおりでございまして、これまでに自主防災組織の結成、全町内257町内、防災リーダーとなる防災士592人、しみん救護員593人、避難所運営協議会21校下・地区など組織してまいったものでございます。  これまで装備した備品、設備等は、実際に使用するこれらの自主防災組織や避難所運営協議会の地域の方がいかに活用し、運用していくかが重要であると考えておりまして、新型コロナウイルス感染症の発生受けまして、避難所での感染症の拡大、クラスター発生防止の観点からも避難所の運営や新しい備品、機材の使用方法など、研修や自主防災訓練実施してまいる所存でございます。  今回の2,000万円の備品と消耗品費でございますが、当初予算1,750万円合わせますと防災体制強化費としては3,750万円となりまして、当面はこの予算で対策進めてまいりたいと思っているところでございます。  また、2,000万円の根拠ということですが、先ほど申しました備品等きめ細かに積み上げていった結果でございます。  以上でございます。 76 【吉村委員】 私も当初予算見させていただきまして1,750万、防災体制強化費。これも購入のほうは防災備品ということで非常食の更新とかそれが432万、あと避難所の配慮者向けの用品等の整備で300万、あと段ボールベッドとか仕切りセット、これも合わせて300万です。あと、ハザードマップの作成等で140万程度。あと、給電の部分であったり100万っていろいろ書いてあるんですけれども、今のこのコロナの対策も含めてそういった備品等が今のところここでいうと仕切りぐらいしかないんですね。  今言いたいのは今後のことなんですけれども、今の2,000万の根拠、それは全部で4億2,000万投入されとるということでありますけれども、やはり緊急事態なんですよ。これから、今、梅雨時期に入って、この間もせんだって大雨が降りました。私も消防団所属していますので夜の8時10分ぐらいですか招集かかりまして、うちらの団で6名程度、ポンプ小屋の待機も含めましたけれども、見回りしているような状態なんです。これからゲリラ豪雨って当然ある可能性があるので、今おかげさまで、元内閣総理大臣の森喜朗先生が当時、スーパー堤防ではないですけれども梯川一級河川にしていただいて国直轄で堤防ができました。あれのおかげで少しは耐えているのかなと思いますけれども、今後のこの状況によっては分からない。  そんな中、その避難して、なおかつコロナまであるんですよ、今。コロナまであるということになると、それ相応の装備充実していかないといけないんですよ。また、コロナのワクチンもできていませんから、薬にしてもまだレムデシビルしか承認されてないということでありますので、まだ危機感があるわけなんですよね。  この今2,000万ということでありますけれども、私は本当に少ないと思っているんです。今後、どういった計画にしていくのか、そこお聞かせいただいたと思いますけれども、その計画の内容によってはまた少し質問させていただきたいと思いますけれども、今の状態からもし万が一洪水等が入ったとき、台風が来たときに対するコロナの装備品、今後増やしていく予定なのか、その計画も含めてお教えいただければと思います。 77 【前多市民共創部長】 今後はコロナ禍の中、温暖化の影響で豪雨や寒波、豪雪など複合災害が発生するおそれがますます高まってまいります。  現在、感染防止対策の研究が進められております。また、新たな機材も開発されようとしておりまして、有効な機材や対策が発表された際には追加整備いたしまして、感染症対策図っていく所存でございます。  また、これまで行ってきました地域のリーダーである防災士、しみん救護員の養成引き続き確実に行いまして、自主防災組織の実践力高め、避難所運営協議会、地域協議会など協力、連携するためにも複合災害時想定した訓練実施いたしまして、地域防災力さらにアップしていく計画でございます。  避難所の感染症対策の手引書として、先般、新型コロナウイルス感染症予防対策避難所ハンドブックというもの小松市で作成、配布させていただいております。  また、今定例会中に6月8日には国のほうから感染症対策に配慮した避難所開設運営訓練ガイドラインというものが出ております。また、先日、6月17日には県のほうから感染症対策の指針というものが示されましたので、それら参考にいたしまして複合災害時(感染症)における避難所運営についてのガイドラインというもの定めまして、ハンドブックも見直してまいりたいと思っております。  今後は各町内や自主防災組織とともにハンドブックに基づく訓練、研修順次実施してまいりたいと思っております。議員各位にも御協力いただきたいと思っております。  また、各町内で公民館等の感染症対策ということで今回の6月補正にも1,800万の予算計上させていただいておりますので、これはつらつ環境整備助成金のEコース、あんしん・防災器材のうちの感染症対策という項目拡大したものでございます。  そのほかに、防災用品というもので消防のほうでお世話しておりますが、そちらのほうの予算もございます。  また、地域協議会というのがございまして、地域協議会に指定させていただいて防災の関係今年は重点テーマに選んでいただいて取り組みいただきますと、1町内上限30万円でございますが10分の10の補助制度もございます。これらのいろいろな補助制度活用して地域の衛生対策等も行っていただけたらなと思っている次第でございます。  また、今後についてということで一言申し上げますと、次の9月議会に向けまして、今回のコロナ感染症など複合災害への対応も考慮いたしました小松市防災減災基本条例(仮称)作成してまいりたいと思っております。  また、市民や地域が一体となって安心育む健全なこころとからだ・地域社会守る推進条例も同じく9月議会に向けて作成準備に入っております。  これら作成を通じまして、災害への備え、感染症予防と市民の正しい防災行動など定めまして、さらに共創での防災対策の実効性高めていく所存でございますので、今後とも御助言くださいますようお願い申し上げます。 78 【吉村委員】 すみません。少し時間いただきます。  部長、申し訳ないですけど、9月では遅いと思いますよ。実際今、備品とか買う予定ないじゃないですか。今の話聞いていると。当然、補正予算で出していただければありがたいと思いますけれども、梅雨時期終わっちゃっているんですよ。台風の対応もしなくちゃいけないと思いますよ。  万が一、今言われている例えば地域ボランティアであったり災害ボランティアであったり、あと様々な方がお手伝いしていただけるその方々守るすべも今聞いているとないんですよ。例えば防護服があるのかということも含めてですよ。真っ先にあたる方が、消防団であったり防災士であったり、そういった今の災害ボランティアであったり、そういった方々が実際真っ先にそこで、当然市の職員もおると思いますけれども、あたらなくちゃいけない防御すら今のところ考えられてないような僕は気がします。  ましてや今のオゾンの空気清浄機にしたってそうです。スクリーニングカメラも4か所しかない。前に川崎議員からありましたけれども、本来なら小学校全校、また中学校にそれが指定避難所になっていますからそれ入れるべきですよ。そうして事前に守ってから、それでどうするか。こういったところにクリーンルームがあるからクリーンルーム入ってくれとか。分散させるというのも分かりますけれども、それ相応の困難がありますから、僕としてはこれ絶対に2,000万じゃ足らないと思っています。  ましてや今、町には245町内か256町内あると思いますよ。また公民館は228公民館あると思います。そんなところにも地域の方々は行こうとするんですよ。やっぱり不安だから。ましてや知っているところだから。そんなところにも何も装備がない。  先ほどお伝えいただきましたけれども、地域のほうで避難した際の、今、はつらつ環境整備助成金ありますって言ったけれども、実際、今のこの18万円の公民館、集会所で感染予防の強化、これ対象はいきいきサロンの開設町内会。ましてや今220あるわけじゃないですか。その中の予算見ると1,800万なんで、単純に計算すると100町内しかいかないんですよ。そうでしょう。それで数がもう2,020って分かっているのに100町内。なおかつ今、様々なところで、これいきいきサロンやっていらっしゃるからですよ。公民館と町内入れてもこれだけ、400、500ぐらいあるんです。そういったところも含めてやはり予算打っていかないと駄目だと思います。  今回、市長が議案の提案理由説明されておりました。すごいなと思いましたけれども、今回の令和元年度の内容ですけれども、効果的な予算執行と固定費の削減努めた結果、本当に市職員の皆さんには感謝しておりますし、市長の力量もすごいと思いました。でも、7億程度の黒字あるんですよ。7億も黒字あるんじゃないですか。これ、やっぱりこの市政、今のこの予算の中、2,000万と言わず、やはり全部に行き届くようなそういった予算組むように、やっぱり担当部局としては予算要求してほしい。そうしないと、多分感染症が広がってしまうというよりも、避難所でクラスターが発生してしまう可能性があると僕はすごく思います。  やはりもう少し予算組むべきだと思いますが、いかがでしょうか。 79 【前多市民共創部長】 最初に少し誤解がございまして、申し上げさせていただます。  先ほど申し上げましたのは主な備品、主な物品ということでございまして、2,000万のうち消耗品もたくさんございまして、例えば防護服等も今現在も多少は備蓄しておりますが購入していくこととなっておりますし、シューズカバーであったり消毒液、消臭剤、それから使い捨てのスリッパであったり、避難所で使うペーパータオル。体温計等につきましては既に非接触型2個ずつ配置しておりますが追加していく、そんなようなことでございます。  それから、カメラは4台では足りないんではないかというお話ですが、技術もどんどん進展しておりますし、値段もいろいろと変わっていきますので、今取りあえずは真っ先に開ける自主避難所で使い方等研究してまいりまして、また新しい機材等が出れば考えてまいりたいと思っております。  それから、地域の方のはつらつ環境整備助成金の衛生用品18万円のことお尋ねでございましたけれども、202町内会対象のうちの100町内分ではないかというお話ですが、実際、このような助成事業行いますと満額、限度額まで全ての町内が申請するかというとそういうことでもございませんので、取りあえずは100町内分ということです。  これにつきましては、もし今後たくさんの町内にもし使っていただけるのであれば、また予算についてはこの議会でお願いできればなと思っているところでございます。 80 【吉村委員】 僕の持ち時間、すみません、超えちゃいましたので、今回、幸いにして議長と副議長の御配慮いただいて、今回、予算決算常任委員会がいつもは2回の集中審査、詳細審査でありますけれども、今回は3回、この後もまた審査させていただけるということでありますので、そのことここで、もう時間ありませんから所管の委員会にお願いして、この辺しっかりと深掘りしていただければと思いますのでよろしくお願い申し上げ、ここで私の質問終わらさせていただきたいと思います。 81 【杉林委員長】 和田市長。 82 【吉村委員】 時間ないよ。 83 【杉林委員長】 答弁求めておりますので。 84 【吉村委員】 時間、どうしたらいいですか。宮西さんの時間ありますけど。 85 【和田市長】 吉村議員。 86 【吉村委員】 いいですか。すみません。 87 【和田市長】 度々、市長、市長と声かけていただいております。  この今回のコロナウイルス、全く今、終息したわけではありません。これからもいろんな知見がどんどん出てまいります。そしてまた、一人一人の市民が担っていく役割もどんどん増えてまいります。そんな中で、2,000万、2,000万というの声高に何回も繰り返しておられますが、今、部長が御説明したように、この感染症に関連して市内全域に4億円の予算使わさせていただいておりまして、避難所だけじゃない、市内それぞれのお店、御家庭、いろんなところに感染症の安全が必要なわけです。  それから、学校におきましても光触媒のもの全部各教室に入れる。これはこの間の追加予算で説明いたしました。それから、水道の蛇口等についても自動水栓に替えました。  そんなふうにいろんなことの予算組み合わせた中で避難所の運営というのは成り立っていく。でも、それ動かしていくのは人であります。もちろん避難される方もその役割担っていただく。それから、避難所運営委員担っていただく自主防災組織の方、市の職員、そんなものはやっぱりチーム組んでやっていくということでありまして、そこにはもちろん地元の消防団も入ってくる。みんなもそれぞれの役割担っていくということが、これコロナはじめ複合災害に一番私は力になってくるんだろうというふうに思っておりますので、これはここ10年でもそうですが、いろんな災害たくさんございました。国内で。その都度、我々も他山の石として必要なものどんどん避難所に入れてきたということでありますので、ぜひその中身一度見ていただいて、そして議員自身がどういったものがさらに必要なのか、どこ力点置いたらいいのか、こういった机上の空論の議会だけの議論ではなくて、現場でお話ぜひお願いしたいと思います。 88 【吉村委員】 私も消防団28年間務めております。いろんな場所見てきました。ましてや3・11のあの地震のとき、南三陸町にも行きました。ボランティアもしてきました。あのとき一番足らなかったのは、一番足らなかったのは、やはり衛生なんです。そこが一番問題だと申し上げているんです。ですから今、感染症の中で考えると、その衛生守ることによって人々は守られるんです。ただ、避難するだけじゃないんです。ということ僕は強く思ったのでこの質問させていただきました。  今回、6月の補正予算であるからこそ、ある程度のボリューム持たないと、終わってしまってからの9月予算では駄目なんです。ただ、専決、専決でやってもらっても構いませんが、でもやはり充足した予算、ましてや7億円あるわけじゃないですか。使っていただいたらどうかなと思います。  そのこと言いまして、質問終わらせていただきたいと思いますが。 89 【杉林委員長】 今、市長、答弁求めておりますので。 90 【和田市長】 今回、特に皆さんがひとしく理解し出したのは公衆衛生という言葉です。これは立派な学問でありまして、我々も小さいときから習ってきたわけです。そのいろんな地震の中で必ず出てくるのはノロの感染、また場合によってはインフルエンザの感染、いわゆる感染症というのは公衆衛生でありまして、その対応も我々ずっとやってまいりました。最後はやはり一人一人の気遣いといいますか、保健師だとかも派遣しておりまして、一人一人の体調見ていく。そこに早期発見があって、そして安心があるんだろうと思います。  備品、備品とこうおっしゃいますが、それじゃなくて、保健師だとか看護師だとか、そんなものもこれからやはり常駐していくべきだろうと、今までは必要に応じて巡回させていただきましたけれども、そういうようにこれからのさらなる公衆衛生も力入れていくということは本会議での答弁でも申し上げたとおりでありますので、ぜひ御理解お願いします。 91 【吉村委員】 市長から御答弁もいただきましたが、まだこれは総括質疑でありますけれども、分科会の締めくくりではないので、また分科会に委ねたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。  すみません。10分しかなくなりました。以上で終わります。 92 【杉林委員長】 宮西委員。 93 【宮西委員】 それでは、10分しかありませんけれども、早速質問に入らせていただきます。  まず初めに、未来へつなぐ音楽振興費1,000万円についてであります。  体育のほうもやりたかったんですけれども、体育のほうは川崎委員が本会議で質問されましたので、それについては控えて、これ一本でやらせていただきたいと思います。  まず、ここに書いてありますパワーポイントでいただいた紙に我々は書いてありますこれ見て質問させていただきます。  この開催日、これはこの目的は一体、初めに何なのか教えていただければありがたいです。 94 【望月にぎわい交流部長】 まず、この事業の目的という御質問だと思います。この事業の考え方最初にちょっとお示しさせていただきます。  音楽は古くから人々の暮らしの中に育まれ、人の心豊かにし、人と人つなげるコミュニケーションとして大きな役割果たしてきたものでございます。音楽は時代写すものであり、つねに進化続け、このウイズコロナの中でもリモート音楽会など新しい音楽のスタイルも生まれてきております。  市内には多くの音楽に関わる団体があり、全国規模の大会、これまで優秀な成績収めている団体も非常に多くございます。  本事業では、新型コロナウイルス感染症拡大の影響受け、音楽コンクールや各種発表の場失いました市内小学校、中学校、高校の音楽団体に、未来へつなぐミュージックフェア開催の支援提案させてもらうことで、音楽で未来つくる子供たちへのエール送るものであります。  出演想定しておりますのは、市内の小学校、中学校、高校の吹奏楽部、合唱、ピアノなどの音楽団体想定しておりまして、子供たちには音楽愛の醸成とモチベーションの向上図ること目的としたものでございます。  以上です。 95 【宮西委員】 そうしますとこの目的が、そうなってくると、この主催はどこなんですか。学校なのですか、市なのですか。その辺はっきりお願いいたします。 96 【望月にぎわい交流部長】 主催という御質問だと思います。  この事業に関しましては音楽の団体というふうに申し上げさせていただきましたが、小学校、中学校、高校、それぞれに団体もございますし、学校もございます。中学校だと文化連盟というものもございますので、その音楽の団体が行うものに対して市が支援させていただくものでございます。 97 【宮西委員】 そうしますと、主催は各種団体、市がそれに対して支援する。そういう解釈でよろしいですね。よろしいですね。  そうしますと、中学校、教育長もおいでになります。文化連盟。文化連盟が文化祭、これまだ決定してないんですよ。やりたいと思っておいでるかもしれませんけど、まだ正式には決定がないんです。中体連もそうです。だから、スポーツの場合は各種の野球協会とかそういったところが子供たち、3年生、かわいそうだということで主催は野球連盟が主催として夏休み期間中、このことやりたいと。それに対してスポーツ育成課は援助しますよと。
     何かこれ見ていますと、観光文化課が主催でやるようなメニューに見えるんですよ。だから、そうじゃなくて支援するんでしょう。その支援する中で、何で会場がこまつ芸術劇場うららと小松市公会堂なんですかとこうなるんです。ほかでもいいんじゃないですかということ。  団体は民間の方がやられると。その民間の方がやられる中で、何でこれ指定するのかということがまず一つ。  それからもう一つは、3密。先ほど吉村議員の質問もありましたけれども、衛生が大事だと。その衛生という中で、3密どう避けてやるのかということ。これどういうふうに思っておいでるかお願いいたします。 98 【望月にぎわい交流部長】 2つ御質問がございました。  まず一つは、このうららと公会堂の2つに会場絞った、設定した理由というふうなことでございます。  この3密の回避の話とも関連したものでございますので併せて御説明させていただきます。  今、新型コロナウイルス感染症拡大防ぐために3密という言葉が使われております。市内だけではなくて、全国で劇場で催物する場合にはソーシャルディスタンス確保することがまず最低限必要であると。入場制限ということが条件となってきております。やはりある程度のキャパ有しないと、この入場制限ということがなかなかかけにくいということで、やはりプラス演奏会、音楽に適した会場ということもございます。そういう点で、うららのホールと、大ホール、小ホールございます。それと公会堂。こちらの2施設がこれまで音楽会行われるとき大体この2つが主なんですが、その2つに選定させていただきました。この会場使うことによって、非常に多くの方に見ていただける。ソーシャルディスタンス、2分の1以下の人数制限したとしても多くの方に見ていただけるというふうに感じております。  また、この3密回避のために安心・安全なステージ行えるように設備といたしまして、今回の予算の中で空気清浄機のほう導入させていただきます。また、大ホールの中での強制空気換気ということも徹底して行っていきたいと思いますし、入場の際の足マット、これも除菌の足マット置くとか。また、入場の際の非接触型の赤外線のカメラ、これも顔と体温察知して警戒音が鳴るようなそういう器具導入し、入り口でしっかりとその辺のところカットというか察知するということ、ホール内では感染防止のための空気清浄機置いて、また空気しっかりと循環させて、空気換気させて、会場内清潔な衛生環境に保ちたいというふうに思っております。  また、この2分の1入場制限行うことによって、当然見られない方が非常に多く出てくるということで、通常だと高校、中学校等々の定期演奏会ですと公会堂大ホールが満員になります。非常に多くの方がおいでになりますので、その見られない方のためにネット上でのライブ映像というのも流して、多くの方が見られるように配慮していきたいというふうに思います。  今回の未来へつなぐミュージックフェアの開催、2会場とさせていただいたのは、そういう環境整備の行える会場、そして音楽に適した会場がどうしても2か所になってしまうということで設定させていただきました。  ただ、子供たち、そして音楽団体の声聞きながら、その辺の調整はできるだけしていきたいと思っております。  以上です。 99 【宮西委員】 この事業については非常に結構な支援金だと思うんです。だけど、主催者側、要するに学校であったり、それから高校のブラスバンドであったり、そういう要望があってこれに対して支援しようと、どうもそういうふうに聞き取れないんです。観光文化課がこんな事業やるから出てください、出てくださいというふうになっとるのではないか。  なぜかといいますと、開催日が令和2年12月下旬から令和3年3月中旬で調整って書いてあるんです。そうすると、この事業の主体は市なのかなと。こういうふうに受け止められるんです。要するに学校のブラスバンドがこういうことやりたいと。だから、こういう3密避けるためにもやりますので、何か市、協力お願い、支援お願いできませんかと、そういう要望があってやる事業ではないような気がするんです。本当に要望があって、これは子供たちのためにしてやりたいという気持ちがあってやっているのか、そこら辺がどうも、12月月末から令和3年3月中旬ということになってくると、3年生はもう受験勉強でこんなところじゃないんですよ。だから、野球協会は夏休みにそういったことやりたいと。それに賛同して各学校が協力してくれると。だから、これ完全に市主催な形になっとるんじゃないかということ、あとまた分科会の審査があると思いますので、ゆっくり議論していただきまして、時間が終わりましたので、これをもちまして質問終わります。 100 【杉林委員長】 宮西委員、答弁よろしいですか。 101 【宮西委員】 どうぞ。 102 【望月にぎわい交流部長】 お時間まだ若干ございましたので答弁させていただきます。  一つはこの12月から3月という時期の問題について、これは音楽の団体の先生方と十分に議論させていただいて、御要望もお聞きしてこの設定させていただいたものです。実は10月ぐらいまで県内の音楽系のコンクール、大会等々は軒並み中止というふうな判断がもう下されております。それに基づいて、この期間までは音楽の練習ちょっと控えるというふうな学校がほとんどだというふうに聞いております。それ以降、10月以降、練習再開というふうな話になってくるだろうというふうな話聞いておりまして、個人の練習はできるんですが、合同練習というのが非常にやっぱり難しい状況です。その合同練習行う期間設けた上で、12月頃からならというふうなお話伺いました。そういうふうな御要望も聞き、その時間の中で3月まで設定させていただいたのは、卒業生、中学校3年生は受験勉強もございます。それが終わった後に最後の卒業コンサートというふうなお話もあり、時期今回は仮ですが設定させていただいたものでございます。  また、子供たち、そして先生方、親御さんとも十分にお話聞いて、可能な時期調整させていただきたく思います。 103 【杉林委員長】 時間でありますので、これをもちまして、自民党こまつの質疑終了します。 104 【宮西委員】 時間オーバーですか。 105 【杉林委員長】 はい。 106 【宮西委員】 それは委員長の判断で。 107 【杉林委員長】 そうです。 108 【宮西委員】 分かりました。 109 【杉林委員長】 次の質疑者に移ります。  木下委員。 110 【木下委員】 10分時間ありますので、よろしくお願いします。  今回は、はたらく障がい者支援費390万円。障がい者就労支援助成金についてお伺いいたします。  早速、まずこの市単独で一般財源で行うこの事業の目的お聞かせください。 111 【山本予防先進部長】 はたらく障がい者支援費390万円のこの事業の目的についての御質問です。  この制度は、新型コロナウイルス感染症の影響受けて、障害者が働いている就労継続支援事業所の生産活動収入が減少しまして、賃金、工賃の低下招いている状況踏まえ、障害者の働く場の確保、生きがいづくり、生活の安定支援すること目的に助成金交付するものでございます。 112 【木下委員】 今回、コロナ禍で一番誰が影響受けたのかなと考えていく中で、いろんな方いますけれども、やはり障害者の方、特に市内の障害者の方、全国的にそうですけど高齢化が進んでまして、もちろん基礎疾患抱えている方も多いということなんだと思います。そういった意味でこういった事業打っていただいて非常に私も感謝申し上げます。  次、助成金の使途についてなんですけれども、今回その事業所に対して助成金交付するということですけれども、これは利用者、障害者の方の工賃、もちろん反映されると思うんですけれども、例えば事業所の職員の人件費あるいは家賃などの固定費にも充当することができるのか、ちょっと確認でお聞かせください。 113 【山本予防先進部長】 この助成金は、就労環境の維持、改善図り、障害者への賃金、工賃に活用すること目的としております。事業所によっては積立金等取り崩して賃金、工賃への影響最小限に抑えていることから、助成金は昨年1年間、平成31年1月から令和元年12月の平均賃金、工賃の月額に対し、保険給付2月から5月までの実質の月額が下回っている状況踏まえて交付したいと思っております。  なお、助成金の使途については、実績報告時に確認行っていきたいと思っております。 114 【木下委員】 国の持続化給付金も何か似たような仕組みだと思うんですが、それに準じたような形だったなというふうに思います。  それでは、次の自宅での就労支援についてなんですけれども、今回、緊急事態宣言も出まして外に出ないでください、なるべく家にいましょうということです。当然、障害者の方、通所、通われて作業されている方、A型、B型はそうですから、そういった方が行けなくなるけれども、自宅でそういった支援、当然受けた方いらっしゃると思うんですけれども、そういった利用者の数と、どのような内容の支援受けたのかお聞かせください。 115 【山本予防先進部長】 木下議員おっしゃるとおり、自宅でのこの就労支援サービスの適用につきましては、新型コロナウイルス感染症への対応として臨時的に取扱いが緩和されておりまして、本市では就労継続支援事業所においてこれまで79人が利用しております。  自宅での作業等の内容につきましては、パソコン使ったオンライン学習や入力などのほか、シール貼りや箱折りなどが行われております。また、規則正しい生活習慣身につけるため、体調チェック、家事、簡易な運動等の支援も行われております。  これらの支援につきましては、その目的や支援内容あらかじめ本人などに説明した上で、本人が主体的に取り組めるよう計画され、通所再開後もスムーズに通所できるような配慮がなされております。  自宅での就労支援サービスにつきましては、定期的な状況確認など、利用者への支援体制が図られている場合に通常の就労支援サービスと同等の報酬も事業所に支払われる制度となっております。 116 【木下委員】 ちょっと今聞こうとしたこと出てきたんですけど、きちんとそういうふうに自宅でも報酬の単価、なれるということで。実は2月20日ですか、厚生労働省の障害福祉課が政令都市とか都道府県に対して事務連絡で通知出してます。ちょっと読み上げますけれども、市町村においても例えば事業所が在宅でのサービス提供が可能である場合には、必要に応じて在宅でのサービス利用認める等、感染拡大防止の観点から柔軟な対応適宜検討いただきますようお願いいたしますということでした。  それ受けて小松市はどうするんですかということだったんですけれども、よく分かりました。  そしたら、今後についてお聞きいたします。  今回の事業の中に、事業所で作った、製造販売しているお菓子もふるさと納税の返礼品として追加されました。事業所にお伺いして話聞いたところ、非常に喜んでいらっしゃって、利用者、障害者の方の励みにもなるというふうにおっしゃっていました。  先ほどもただありましたけれども、今回、作業所でつくる全国組織の調査によると、やはり今回のコロナ禍で、特にB型の半数が収入が減っていると。結局、その利用者の生活も困窮するおそれがありますと。もちろんその収益が何で悪化したかというと、皆さん御存じと思いましたけれども、コロナ禍でイベントの中止、あるいは取引先企業の活動が停滞したことで、B型事業所が製造販売する商品の受注が減少しているんですね。当然、作業量の落ち込みは利用者が受け取る工賃にも低下につながりますし、ひいては事業所の運営にも厳しくなってしまうということになります。  従業員に支払う休業手当の一部国が負担する雇用調整助成金という制度あります。これは、A型の事業所は雇用契約利用者と結ぶので適用できるんですけれども、B型というのは基本、福祉サービスですから雇用契約結んでません。つまり、雇用契約結ばないとB型事業者は利用者お休みさせても対象にはならないんですよね。  これで、B型事業所に雇調金適用したらということはないんですけれども、要は今のように今回のようなことがあると、今回のというか、さらにまだ続くだろうと。今、仕事出している事業者に聞くと、もともと障害者に出す仕事よりも本業のほうが厳しくなってきているので、まず自分のところの雇用守らなきゃいけないから、障害者に出すところはちょっと減ってきているということになって、恐らくこれ今回は一時的な、1回限りという事業ですけれども、助成金の支給という一時的な措置にとどまらず、この機会に障害者就労の在り方というのも見直していかなきゃいけないかなと思いますけれども、要は安定的に事業所の事業が継続できる仕組みどうつくっていくのかというのちょっとお聞かせください。 117 【山本予防先進部長】 障害者の就労関係支援するために、就労継続支援事業所が提供しております菓子及び手作りみそなど本市のふるさと納税の返礼品として採用させていただきました。現在、3か所の事業所が参加しておりまして、5品目が1万円コースの返礼品となっております。障害者への理解の機会としても多くの方に御利用いただけるよう今後もPRに努めていきたいと、まず思っております。  障害者の就労支援につきましては、平成30年度より市内の就労支援事業所B型対象に、新商品開発や販路開拓等、工賃向上につながる取組につきまして助成行っております。新たな生産活動への算入促進に向けまして引き続き支援してまいりたいと、このように思っております。  また、感染予防に配慮しました職場環境づくり、在宅ワークに適した業務量確保した新しい生活様式への視点も積極的に取り入れまして、障害者一人一人に応じた働き方や就労通じた社会参加、そういったことができるようあらゆる面からのサポートに努めていきたいと思っております。  コロナ禍におきまして、様々な活動が自粛されている中、人と人との絆つなぐ健全な地域社会市民、地域が一体となって守り、育んでいく姿勢が一層求められていると思っております。  障害者にとっても就労環境や地域生活がより豊かなものとなるよう、真の地域共生社会の実現に向けまして、新たな感染症に対する予防や健全な心と体の健康づくりに共創、連携して取り組む体制づくりにつきましても、地域住民、各種団体等と一体となって推し進めてまいりたいと思っております。 118 【杉林委員長】 これをもちまして、木下委員の質疑終了します。  次の質疑者に移ります。  円地委員。 119 【円地委員】 それでは、最後の質問者ということであります。通告に従って質問させていただきます。  まず、向本折の墓地の整備費についてということであります。  先ほど会派自民の高野委員の質問、やり取り十分聞かせていただきましたので、なるべく内容ははしょって進めていきたいと思いますが、先ほど市長の答弁含めて聞かせていただいた中で、本当にこれからの日本の社会の中で非常に重要になってくるような課題であるということで、実は私もこの問題今回取り上げさせていただこうと思ったのの一つは、これは市営墓地ですから小松市の対応ということになりますが、市内各所、町内なり地域の管理する墓地というのがあります。私の地元にも古い墓地がありまして、本当にここ数年、墓じまいする相談であるとか、そういったの結構増えておりまして、本当に地域でもこういった納骨堂、合葬墓の問題というの考えていかなきゃいけないなというふうなことを実は我々の地域でも考えていたこのタイミングで、今回、このような案が上がってきたということで関心寄せたということであります。  この向本折墓地の整備費、いわゆる納骨堂、合葬墓についての趣旨でありますとか事業内容でありますとか、また背景でありますとかというのは先ほどお聞かせいただきましたので、それは少し割愛させていただきまして、この納骨堂のほうの利用の方法といいますか、やり方といいますか、どれだけの期間預かっていくというお考えなのか。あるいはそういった料金的なものといいますか、料金というのが適正な言い方なのかどうか分かりませんけれども、そういった金額、利用者の経済的な負担のこと。現時点で考えておられるようなことがあればお聞かせいただきたいと思います。 120 【石田都市創造部長】 利用期間というのは、今示しております構想では10年もしくは20年というようなことで設定しようかなというふうに考えております。これは近隣事例のものがございまして、先ほど内灘町でありますとか津幡町でありますとかというようなものの先例参考にした数字でございます。  料金についてもそういうところの料金は把握しておるんですが、今現在では決めているわけではございません。令和4年度の利用開始、これに合わせて施設管理条例、この中で制定して、ここの管理、外部委託であるとか誰が管理していくんだというような話についても定めていく予定でおります。  それくらいですかね。 121 【円地委員】 それぐらいなんでしょうけれども、これからの話なんで地質調査して、これから建物建てるという話、そこから今言った具体的にどう使うかという話がされていくんだろうと思いますけれども。  ただ、ちょっと気になる、関心があるんで気になるところなんですが、既に内灘町とか津幡町、小松市の方向性今どうお考えですかというとなかなか答弁もしづらいかと思うんで、例えば内灘町とか津幡町というのはどんな感じなのかというの、分かっているようであればお示しいただきたいと思います。 122 【石田都市創造部長】 参考資料、手元にありますのでお答えしますが、内灘町は20万とか30万とか、これは町内、町外で分けておるというようなことで決めています。それは10年です。20年になると、町外の方だと40万5,000円というような数字出しています。  以上です。 123 【円地委員】 そういう事例だそうで、大体そういうところ参考にして考えていくということになるんだろうというふうに思いますが、これ例えば今、内灘町の事例というのは10年で幾ら、20年で幾らというのは金額でお示しいただきましたけれども、例えば10年預けていました。10年たって、また改めて10年。あるいは20年預けていました。20年たったんで、また改めて10年。いわゆる期間延長するようなシステムというのは、この内灘町なり津幡町というのは、他市の事例でそういうことはあるんでしょうか。 124 【石田都市創造部長】 ございません。  先ほどの合葬墓のほうにお骨が入っていくというようなことになります。 125 【円地委員】 ないということでありますけれども、ちょっと私、その辺が少し気になっておりまして、本当に10年、20年という期間が適当なのかどうなのかということでありまして、いろんな御家庭の事情も当然、預けられた方の事情もあるんでしょうけれども、やはりその辺り少しこれから検討する際に、他市の状況なども当然研究されるんだろうというふうに思いますので、そういった私が今申し上げましたようにあらかじめ決められた、定められた期間延長するようなことも可能になるようなことぜひとも検討していただきたいなと、このように思います。  以上であります。  次の質問に移りたいと思います。  それでは続きまして、はつらつまちづくり推進費について質問させていただきたいと思います。  私も所管の分科会ですので少しお話は分科会では聞いておるんですけれども、先ほども少し話題になりました。対象町内会としたこの予算ですけれども、概要のほう手短に部長、御紹介ください。 126 【前多市民共創部長】 現在、新型コロナウイルス感染症拡大のため、現在もまだいきいきサロンというものが休止しております。このいきいきサロン再開のきっかけづくりとして、このはつらつ環境整備助成金拡充いたしまして、公民館、集会所等の衛生環境の整備について助成行うものでございます。  町内会におかれましては、この機会に公民館、集会所の衛生環境の再確認行っていただきまして、マスク着用であったり手洗い、手指消毒、定期的な換気など感染症対策の啓発にも努めていただきたいと考えております。  現在、203町内でいきいきサロン、またはミニデイ実施されておりますが、この実施している町内会に対しまして、オゾン発生機であったり空気清浄機、自動水栓、非接触型手指消毒機、非接触型体温計など、限度額内であれば複数の備品の購入が可能でございます。助成率は10分の9で限度額は18万円となっております。 127 【円地委員】 ということで、いきいきサロンなりミニデイがやっている町内に対して。あくまで対象は町内会に対して助成するというような制度だと思いますけれども。  そこで、町内会によっては、特に戸数の多いといいますか大きな町内会の場合ですと、いきいきサロンであっても複数やっている町内があります。大概基本的には1つの町内1つというようなことでしょうけれども、大きな町内というのはミニデイもやっているし、いきいきサロンも2つ、3つやっているというところもあります。そしてしかも、使っている施設もその町内会の中の1施設ではなくて複数の施設でそういったサロン、ミニデイやっているといったところがあろうかと思います。そういった町内に対しても、これやはり1町内だから1案件という助成対象になるのか、いきいきサロンも複数あるし、そのいきいきサロン、ミニデイ等が使っている施設の複数があるのであれば、その件数分だけが助成対象になるといいますか、この辺はどのような考えでしょうか。 128 【前多市民共創部長】 一つの町内会で複数のサロン複数の施設で実施している場合につきましては、施設数に応じた助成行ってまいりたいと思っております。例えば同じ町内会で2つのサロンがそれぞれ別の公民館や集会所使って活動している場合は、上限額18万円が2か所分ということになるかと思います。  こんなふうに地域の活性化に向けて支援してまいりたいと思っておりますし、今後も公民館連合会等と要望等についても意見集約行いまして、さらに活性化進めてまいりたいと思っております。  よろしくお願いします。 129 【杉林委員長】 円地委員、もう時間ございません。 130 【円地委員】 残り1分になりましたので、そういったことで最初提案したときよりも、今日の答弁は少し進んだ答弁いただけたようでありますので、また各地域のいきいきサロンあるいは地域社会がコロナ対策が強化されること願いまして終えたいと思います。  ありがとうございました。 131 【杉林委員長】 これをもちまして、円地委員の質疑終了します。  以上で本日予定されていました日程は全て終了いたしました。  午後からは各分科会が開催されます。総括質疑で議論された件についても分科会で御協議いただき、各分科会の委員長報告にまとめていただくことになっておりますので、よろしくお願いいたします。  次回は24日水曜日午前10時から予算決算常任委員会開催いたします。  これをもちまして、予算決算常任委員会閉会いたします。    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