当委員会に付託されました案件は、議案第1号から議案第16号及び議案第29号の以上17件であります。
これらの案件につきましては、3月16日に各分科会を開催し、詳細な審査を行いました。これを受け、委員会は3月23日に会議を開き、各
分科会委員長の報告を聴取しました。
分科会委員長報告の主な内容を申し上げます。
議案第1号 令和2
年度小松市
一般会計予算についてであります。
新幹線小松駅
開業プロモーション費については、現在、
大手旅行社と連携して訪日傾向の顕著な
シンガポールに対し
シティプロモーションを展開しています。来年度は、
新幹線小松開業によるアクセスの向上についてもPRし、誘客に努めるとのことであります。
訪日外国人の誘客のため
プロモーションは大切であり、国際空港を持つ市として、
小松空港からの定期便やチャーター便とリンクした
東南アジアに対する
戦略的プロモーションを行う必要があります。
今後、
シンガポールだけでなく、これから利用が見込まれるバンコクなど
東南アジアについて、現地の需要を見極めて戦略的な
プロモーションを検討するよう求める意見が出されました。
並行在来線運行支援費については、
並行在来線運行支援基金の小松市の負担部分であり、JRからIR移行後の利用運賃の値上げの抑制を考慮して金額が決定されます。現在、小松市の
運行支援費は160万円であり、小松市から金沢駅でIRいしかわに乗り継ぐ利用者の割合に応じて
金沢以東側の小松市の負担額が算出されています。令和5年には
北陸新幹線が敦賀まで延伸し、ますます関東への利便性が高まりますが、金沢以西もIRとなることから以西分の
運行支援金も新たに考えられます。
運行支援基金の詳細については今後協議されるとのことですが、鉄道は住民の生活に必要不可欠なものであるので、地域住民が安心して継続利用できるよう、運賃について大幅な値上げがないよう、県や
沿線自治体と協議するよう求めました。
また、運賃の値上りを抑制するには鉄道利用を促進することも重要であることから、小松・粟津・明峰駅の駐車場など
環境整備をし、利便性を向上するよう求める意見が出されました。
防災体制強化費については、避難所の
電源強化対策として車から電源を確保する
外部給電器1台と
変換装置10台を国の補助金を活用して整備するとのことであります。
電気自動車から
外部給電器、または
変換装置を介して100ボルトの電源を確保して避難所の照明やスマホの充電などに活用できるものであります。
防災備蓄物品は、非常食や粉ミルクのほか、衛生用品であるマスクや消毒液、おむつなどの更新費用であります。今回、
新型コロナウイルス感染症により、マスクや消毒液が入手困難な状態が続いております。政府において対策が進められているようでありますが、市の備蓄のマスクについても保育所、幼稚園、
学童クラブなど必要な施設に必要に応じて提供することを検討するとともに在庫の
適正管理に努めるよう求める意見が出されました。
市税収入の見込みについては、令和2年度の市税総額は160億5,500万円と、令和元年度当初予算比6億6,500万円の減となります。
個人市民税及び
固定資産税において増収となるものの、
法人市民税については税の
直間比率見直しに伴う法人税割税率の引下げ、また
米中貿易摩擦、
新型コロナウイルス感染症による
企業収益の減少もあり、対前年度予算比47.5%の減となることが主な原因であります。
多
文化共生推進費については、本市に住む外国人の生活などを
サポートするため、庁舎内にある
サポートデスクや
国際交流協会に開設されているくらしの相談窓口、アプリを使っての多言語に対応した
通訳サービス利用料などに係る費用であります。
商工会議所に設置されている
事業主向けの
外国人雇用サポートセンターや、警察などとも連携し外国人の方が
サポートを受けられるよう対応に努めているとのことでありましたが、日常生活に関わる
ごみ出しマナーや
交通マナーの周知について、全庁的な取組のさらなる展開を求める意見が出されました。
社会教育費雑入については、
サイエンスヒルズこまつ
スポンサー広告料を歳入として見込むもので、今後、
協力企業を募集していくとのことでありました。協力していただける企業に対しては、ヒルズ内の
エントランスやチラシなどに企業名を入れることに併せて、来場者の目につきやすいよう
イベントなどを活用して企業名の露出を増やすなど、企業にとっての
広告宣伝効果を高める工夫を今まで以上に行えばよいのではないかという意見が出されました。
公衆浴場活性化推進費については、市民の健康衛生の保全、維持のため、市内の
公衆浴場の活性化などに係る経費であります。湯ったりシニアふれあい
入浴事業について、65歳以上の方々を対象に市内の7か所の
公衆浴場を利用される際の料金の一部を年間12回補助する事業であります。
公衆浴場の利用は健康増進のみならず高齢者の外出・交流促進という観点もあることから、3月から市内の
公衆浴場の利用料金が20円増額の460円となったことに伴い、
個人負担が増えないよう補助額の増額を求める意見や対象者に対して幅広い周知啓発を求める意見が出されました。
市制80周年
記念ツーデーウオーク開催費については、令和2年度市制80周年を迎えて実施する
記念事業に係る費用であります。内容の詳細はこれからですが、これまで実施しているウオーキングを2日間とし、市内の自然や歴史、文化など小松の魅力に触れ合うコースのほか、旅行会社とタイアップして実施する市内の食事や地酒、銘菓などと温泉を組み合わせたコースを巡る
温泉ガストロノミー、チームで競うゆる
ウオークチャレンジ、オリンピアンの
トークセッションなどを盛り込んでいきたいとのことでありました。
委員からは、
記念事業であるので市内外から多くの方に参加いただけるよう事業を進めてほしいと求めました。
予防接種費については、
定期予防接種や
任意予防接種に係る費用や
風疹抗体検査等に要する経費であります。今年から法改正により8月1日以降に生まれた子供にはロタウイルスワクチンの
定期接種化が始まることとなります。
個人負担がなくなることは大変喜ばしいことでありますが、年度途中からの開始ということで同じ学年でも7月末までに生まれた子供と8月1日以降に生まれた子供で負担する額が変わってくることとなり、4月から7月までに生まれた子供の自己負担を免除するなど不公平感を緩和するよう求めました。
マウンテンバイク広場管理運営費については、
マウンテンバイクコースの運営、管理等に要する費用とのことであります。東京2020オリンピックでは、
自転車競技の
マウンテンバイクやBMX、ロードなどが注目競技の一つであることから、今後、競技に対する
支援強化、民間との
共催イベント誘致や専用施設の整備などを検討するよう意見が出されました。
ワーク・ライフ・
バランス推進費については、育児休業や
介護休業の
取得支援として事業所への補助に要する費用とのことであります。事業主に対して研修をはじめとする制度の
周知強化を行い、今年度に2件の実績のある男性の
育児休業取得をさらに推進するとともに、取得により生ずる業務の負担についても支援していくようにとの意見が出されました。
こまつ
まちなか商業活性化支援費については、町なかに限らず小松市全体の商業の活性化を図るため、
商工会議所が(仮称)
商業まちづくり活性化チームを立ち上げ、
まちづくりを進めるとのことであります。
新型コロナウイルス感染症の影響を受ける懸念もある中、全体として効果が生まれるような
予算執行を検討していくようにとの意見が出されました。
修景公園管理費については、市内に約190か所ある都市公園及び緑地等の修繕や管理に係る費用とのことであります。小松市緑の基本計画の中で目的、用途に応じた公園の将来像を定めているとのことでありますが、
子供たちが健康に
体力づくりをしたり、外で伸び伸びと遊ぶことができる公園には地元産材などを利用した木製遊具の設置を望むとの意見が出されました。
次に、議案第3号 令和2
年度小松市
介護保険事業特別会計予算についてであります。
家族介護支援費については、
家族介護者の
交流会開催による
介護負担の軽減や
認知症サポーター養成事業、
保険加入による
認知症高齢者の見守りなどに要する費用であります。
地域ぐるみでの早期捜索を目的に令和2年度から
捜索支援アプリの導入を図るとのことでありました。町内会長や
民生委員等に周知し、地域の交番など警察とも協力して進めていくとのことでありますが、今後とも地域との連携を高めながら取組をさらに進めるよう求めました。
最後に、議案第14号 令和元
年度小松市
産業団地事業特別会計補正予算(第3号)についてであります。
道路整備費については、現在
企業誘致について交渉中であり、区画が未定であるため
区画道路整備費を減額するものであります。
進出企業の希望区画により
道路整備を進めたいとのことですが、産業団地の
企業誘致に当たっては道路や融雪装置などの整備といった企業側が進出しやすい環境をさらに進めていくべきとの意見が出されました。
なお、採決の結果、議案第2号から議案第16号及び議案第29号の以上16件は
全会一致をもって、議案第1号は賛成多数をもって、いずれも原案どおり可決すべきものと決した次第であります。
以上、
予算決算常任委員会の報告といたしますが、何とぞ各位の御賛同を賜りますようお願い申し上げます。
5 ◯議長(
出戸清克君)
総務企画常任委員長、
高野哲郎君。
〔
総務企画常任委員長 高野哲郎君登壇〕
6
◯総務企画常任委員長(
高野哲郎君)
総務企画常任委員会における審査の経過並びに結果について御報告申し上げます。
本委員会に付託されました案件は、議案第17号
小松市部設置条例の一部を改正する条例についてをはじめとする議案8件であります。
これらの案件につきまして、活発な
質疑応答を行い、終始慎重なる審査を行いました結果、
全会一致をもっていずれも原案どおり可決すべきものと決した次第であります。
以下、審査の過程におきまして様々な意見や要望が出されましたので、その一端について御報告申し上げます。
初めに、議案第17号
小松市部設置条例の一部を改正する条例についてであります。
市役所全体で
行財政改革を推進するため、
総合政策部と
行政管理部の
管理部門が統合されます。また、行政手続の効率化と
市民サービス向上のため、関係部署の所属部を替え、健康、福祉、相談機能を一元化するとのことであります。
平成22年4月に
管理部門である
総務企画部を
総合政策部と
行政管理部に改編いたしましたが、今回は統合するとのことであります。そのほか、現飛行場課に国際&
経営政策課が行っている空港の
利活用等の業務を加え、空港・
基地政策課に名称が変更されます。
現場の声も踏まえての改正であるということでありますが、名称や
組織改正が度々行われると市民や現場に混乱を招くこともあり、今後は組織の定着も視野に入れながら
組織改正を実施するよう強く求める意見がありました。
また、空港・
基地政策課の名称について、
小松空港は自衛隊との供用であり、防衛省が管理している空港であることから基地の名称を先に標記すべきではないかとの意見がありました。
次に、議案第26号 小松市特別職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例についてであります。
平成22年度開催の小松市
特別職報酬等審議会において、市長、副市長、教育長それぞれの
給料月額を10%減額した額を
給料月額とする答申が出されたことから、平成23年1月より現在の市長94万5,000円、副市長77万4,000円、教育長66万6,000円の
給料月額となっております。
今回の条例の一部改正において、本人の申出により
給料月額を市長は20%、副市長、教育長は15%の減額をしようとするものであります。減額については平成21年8月1日より5%から20%の間で常態化しており、今回の減額後の
給料月額については県内11市の中で一番低い金額となります。
平成22年度、24年度、26年度に審議会を開催し、
給料月額等が適正であるとの答申後も10%、15%、20%と減額率が増え、減額が常態化していることから、現在の
給料月額について小松市
特別職報酬等審議会へ副市長、教育長も含め諮問するよう強く求める意見がありました。
今回、
特別職報酬等審議会の答申が平成24、26年度にあったにもかかわらず、3月17日に開催された委員会では平成22年度に開催してから審議されていないとの説明しかなく、十分な
委員会審議ができなかったことから再度委員会を開催し再審議することとなりました。執行部に厳重に注意をするとともに、委員会として情報を速やかに開示するよう強く求めました。
最後に、
新型コロナウイルス感染症への対応についてであります。
国が
新型コロナウイルス感染症を
指定感染症に指定したことを受けて、1月30日に第1回
新型コロナウイルス感染症危機管理委員会を開催しました。さらに、2月21日に県内1人目の感染者が確認されたことを受け、
対策本部に移行し、翌22日から24日の3連休の
行事対策や
感染予防について市民への広報が行われました。その後、国により
感染拡大防止が極めて重要であるとして全国的な
イベントの2週間の中止、延期等の要請があり、2月27日から
特別警戒体制で、迅速かつ適切な対策を行っているとのことであります。
今回の
新型コロナウイルス感染症により、マスク、消毒液は入手困難な状況が続いております。
防災安全センターでは、サージカルマスク、N95
マスク等約6万枚の備蓄のうち、
市民病院や市の学校関係などに提供し、現在約3万6,000枚の在庫となっているということであります。優先度を見極めながら対応しているということでありますが、必要なときに使用できるよう適切な管理を行い、計画的な提供、備蓄を徹底するよう求める意見がありました。
以上、
総務企画常任委員会の報告といたしますが、何とぞ各位の御賛同を賜りますようお願い申し上げます。
7 ◯議長(
出戸清克君)
福祉文教常任委員長、
吉本慎太郎君。
〔
福祉文教常任委員長 吉本慎太郎君登
壇〕
8
◯福祉文教常任委員長(
吉本慎太郎君)
福祉文教常任委員会における審査の経過と結果について御報告申し上げます。
当委員会に付託されました案件は、議案第20号 小松市教育に関する事務の職務権限の特例を定める条例の一部を改正する条例についてをはじめとする議案7件であります。
この案件につきまして、活発な
質疑応答を行い、終始慎重なる審査を行いました結果、
全会一致をもって原案どおり可決すべきものと決しました。
以下、審査の過程において様々な意見や要望が出されましたので、その一端を御報告申し上げます。
初めに、議案第30号 小松市印鑑の登録及び証明に関する条例の一部を改正する条例についてであります。
成年被後見人を資格、職種等から一律に排除している法律の規定の見直しを行う法律の制定に伴い、これまで一律にできないと定めていた
印鑑登録について、心身の故障等を個別的、実質的に審査し、
印鑑登録の意思ありと判断できれば可能とするよう改正を行うものです。これにより、
成年後見制度の利用を必要とする方が、欠格条項の心配をすることなく
印鑑登録制度を利用できることとなり、暮らしやすく、やさしい
まちづくりが推進されることとなります。
第三者が無断で作成、悪用できないよう制度が整備されているとのことでありましたが、窓口にて登録を行うことから、適正に手続を行うよう求める意見が出されました。
次に、議案第32号 小松市
介護保険条例及び小松市
後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例についてであります。
介護保険料及び
後期高齢者医療保険料の普通徴収において、これまで仮徴収として4月から6月までの3か月間、暫定的な金額を徴収していましたが、制度自体が分かりにくいことや仮徴収と本徴収とで
保険料額が変動することから改正を行い、納期をこれまでの年間12回から7月から始まる年間9回に変更し、3か月間の仮徴収を廃止するものであります。
広報やチラシ、ホームページなどで周知を行うとのことでありましたが、保険制度自体大変難しく分かりにくいため、周知を図る際には分かりやすい説明に努めるよう特段の配慮を求める意見がありました。
次に、議案第33号
小松市民病院事業の設置並びに
管理条例の一部を改正する条例についてであります。
令和2年4月1日から
市民病院内に、退院された方が切れ目なく住み慣れた地域で
療養生活が送れるように、医師の指示の下、
看護師等が生活の場へ訪問、医療処置や治療上の看護ケアなどの提供を行う
小松市民病院訪問看護ステーションを設置することに伴い条例の整備等を行うものであります。これにより、退院後も安心感のある
在宅療養支援を受けられることとなり、患者さん、御家族がより豊かな人生を送ることができるよう期待するものであります。
次に、
地域生活支援拠点等の整備についてであります。
障害のある人とその家族が住み慣れた地域で安心して暮らせるよう、市内に5か所ある
相談支援事業所との連携により、障がい
者相談支援センターの窓口を
市社会福祉協議会内に開設し、緊急時の相談や一時的な受入れ、
専門的人材の育成などの機能を備えた体制として整備を行うものであります。この拠点等の整備により、親亡き後など複雑化する相談への対応が強化されるものと期待されるところであります。
委員からは、拠点の充実に向けて、人材の育成を含め関係機関との連携がより一層進むよう求める意見が出されました。
最後に、
新型コロナウイルス感染症への対応についてであります。
今般、世界的に感染が広がっている
新型コロナウイルス感染症について、各部局より対応についての報告を受けました。県内での発生を受け、小松市
新型コロナウイルス対策本部を設置、その後、国の
基本方針決定を受け
警戒体制から
特別警戒体制へと強化し、それぞれの部署で感染症の拡大防止に向け様々な対策を取っているとのことでありました。
教育委員会について、急な休校により混乱が予想された学校や
放課後児童クラブにおいても特に大きな問題もなくスムーズに運営できているという報告を受け、安心したところであります。
部活動の実施については、近隣の自治体と段階的に協議しながら対応を進めているとのことでありますが、今後も引き続き統一的な対応を取るよう、また全体として
子供たちの安心を第一に適切な対応を行うよう求める意見が出されました。
以上、本委員会の報告といたします。何とぞ各位の御賛同を賜りますようお願い申し上げます。
9 ◯議長(
出戸清克君)
経済建設常任委員長、
南藤陽一君。
〔
経済建設常任委員長 南藤陽一君登壇〕
10
◯経済建設常任委員長(
南藤陽一君)
経済建設常任委員会における審査の経過並びに結果について御報告申し上げます。
当委員会に付託されました案件は、議案第18号 小松市
音楽賞条例についてをはじめとする議案7件であります。
これらの案件につきまして、活発な
質疑応答を行い、慎重なる審査を行いました結果、
全会一致をもっていずれも原案どおり可決すべきものと決した次第であります。
以下、審査の過程におきまして様々な意見や要望が出されましたので、その一端について御報告申し上げます。
初めに、議案第18号 小松市
音楽賞条例についてであります。
小松の
音楽文化の振興を図り、次世代へつなぐ
人づくりに資することを目的に、成績顕著で有能な個人、団体及び
音楽文化の振興に功労があった者を顕彰するため、小松市音楽賞を創設するとのことであります。栄光賞、奨励賞、功労賞の3つの賞を設定し、
選考委員会の審議を経て市長が決定するとのことであります。
受賞者選考に当たっては厳選な審査を行い、賞の品格を保っていけるよう求める意見が出されました。
次に、議案第21号
小松市立博物館・
美術館設置条例についてであります。
令和元年6月に博物館法が改正されたため、
博物館施設を
教育委員会の所管から市長部局へ移管するとともに、新たな条例を制定して博物館、美術館の条例を一本化するとのことであります。これにより、運営事務の
スリム化と効率化及び施設間の連携が強化され、今後はこれまでの
教育事務に加え、
まちづくり、観光への展開を強め、地域の魅力発信に積極的に活用していくとのことであります。
市長部局へ移管後も資料の収集や保管、研究、展示など博物館の本質的な役割と活動が損なわれることのないよう求める意見が出されました。
最後に、
新型コロナウイルス感染症に対する中小企業支援についてであります。
新型コロナウイルス感染症の影響により、売上げなどが減少している市内中小企業への支援として金融支援制度を創設し、利子補給や信用保証料への助成を行うとのことであります。また、PR支援策として、売上減少、キャンセルが著しい観光・飲食・旅館業に対して、各業界で自らPRし誘客を図るための広告宣伝に係る経費を助成するとのことであります。
PR支援策については、飲食業のみならず、工芸品なども対象にしてはどうかとの意見や、他業種の実態についても注視し、適宜迅速な対策を講ずるよう取り組んでほしいと求める意見が出されました。
以上、
経済建設常任委員会の報告といたしますが、何とぞ各位の御賛同を賜りますようお願い申し上げます。
11 ◯議長(
出戸清克君)
小松基地・空港対策特別委員長、灰田昌典君。
〔
小松基地・空港対策特別委員長 灰田昌
典君登壇〕
12 ◯
小松基地・空港対策特別委員長(灰田昌典君) さきの定例会で
継続調査の議決をいただきました飛行の安全及び
飛行場周辺まちづくりに関する調査について、閉会中も引き続き調査を続けてまいりましたので、本委員会での意見及び議論について御報告申し上げます。
初めに、在日米軍再編に係る訓練移転についてであります。
現時点では、
小松基地における訓練計画はないとのことであります。
今後とも訓練実施の際には、市民の安全・安心を図るため、これまで以上に安全対策、騒音対策を徹底し、飛行の安全や協定の遵守を求めるものであります。
訓練の実施については、小松市民にとって関心の高いことであることから、今後とも速やかな情報提供に努めるよう求めました。
次に、
小松基地騒音訴訟に関連してであります。
3月12日に金沢地方裁判所において、第5、6次
小松基地騒音訴訟の第一審判決があり、過去の被害分に対する賠償として原告2,160人に対し計19億2,600万円余の支払いを国に命じたとのことであります。
基地の騒音障害に対しては、国において、これまで各種対策が進められてきているところであり、本市においては、国の政策に理解を示された多くの市民の皆様方の協力を得ながら基地との共存共栄の
まちづくりを進めてきたことは周知のとおりであります。
今後とも国に対して騒音対策の充実、安全の徹底を求めるとともに、市としても国の交付金や補助制度等を有効に活用し、国と十分な協議、精査を行い、基地周辺住民の生活環境の改善に一層効果的な施策を講じていくよう求めました。
次に、
小松空港定期路線の運航状況等についてであります。
新型コロナウイルス感染症の広まりを受け、3月17日現在、国際線(ソウル、上海、台北)3路線はいずれも全便運休しており、また国内線においても羽田便(JAL)は1日最大2.5往復、福岡便(ANA)については1日1往復減便しているとの報告を受けました。特にビジネス客の出張控え等により3月の利用者数が落ち込み、苦しい状況となっているとのことであります。
また、近年の国のCIQ(税関、出入国管理、検疫)等の体制強化について、全国のCIQ職員を大幅に増員する等の取組がなされているとのことであり、今後もさらなる体制の強化について求めていくとのことであります。
次に、県立航空プラザについてであります。
航空プラザの昨年4月から本年2月末までの入館者は25万5,000人であり、昨年度並みのペースで推移していたものの、3月からは新型コロナウイルスの影響で落ち込んでおり、昨年度と比べ若干の減少となる見通しとのことであります。
航空プラザで常設展示する前政府専用機(B-747)貴賓室については、現在、6月オープンに向けて工事中であり、2階展示場に分かりやすい概要説明とともに設置される予定であります。
今後、さらなる県との連携により航空プラザの充実等に努めていくよう求めました。
最後となりますが、来年度4月から機構改革により基地対策部門と民航関連部門とが統合編成され、新しい所管(課)が発足するとのことであります。さきに述べました新型コロナ感染症や騒音対策、さらには空港の国際化、運用時間延長への対応、2本目滑走路の検討等、今後取り組まなければならない課題が山積しております。市執行部におかれましてはより一層、国、県と綿密に連携を取り情報収集に努め、積極的に情報提供していただくよう求めます。
以上、本委員会での飛行の安全及び
飛行場周辺まちづくりに関する調査は、重要かつ長期にわたるものであり、閉会中も引き続き調査研究すべきものと決した次第であります。何とぞ各位の御賛同を賜りますようお願い申し上げ、御報告といたします。
13 ◯議長(
出戸清克君) 人口問題対策調査特別委員長、宮川吉男君。
〔人口問題対策調査特別委員長 宮川吉男
君登壇〕
14 ◯人口問題対策調査特別委員長(宮川吉男君) 前回の定例会におきまして、
継続調査の議決をいただきました
人口減少社会における
少子化対策、
高齢化対策等に関する調査について、閉会中も調査研究を続けてまいりましたので御報告申し上げます。
1月に市内の認定こども園において、子育て世代の方々と意見交換を行いました。現在、子育てをされている方々ということでもあり、子育てに対する率直な意見や具体的な要望等、様々な意見が出されました。
特に、男性の
育児休業取得を望む声が多く、企業の規模等によって取得状況に差がありますが、休みを取れるところが羨ましい、子供に何かがあれば母親ばかりが休まなければいけない状況に不満があるといった意見が出されました。そんな中、夫婦で育児休業を取得された方は、一番忙しい時期を夫と一緒に子育てすることができ、大変よかったというお話もなされました。
国のほうでも、働き方改革、女性活躍推進の観点から男性の
育児休業取得を推進しておりますが、業務が忙しく休めないことや職場に迷惑をかけることなどを理由に取得率は6%と低い水準となっています。
今後、本市においても男性の
育児休業取得を積極的に認めるような新たな政策や、経済的支援策として育休を取得した際には収入減となる減額部分を企業に助成するような政策が必要ではないかという意見が出されました。
また、出産、子育てについて、経済的な援助を求める声も多くありました。もう一人子供が欲しくても踏み切れない理由の一つに経済的な要因があります。医療費の無償化は既に行われていますが、おむつ代やごみ袋の配布補助を求める意見や国民健康保険税の負担が大きい、カブッキーランドの利用時間(90分)と近隣市営駐車場無料券の利用時間(60分)を合わせてほしいという具体的な対応を望む意見もありました。本市では、乳幼児のいる子育て世帯等に対し、ごみダイエット袋の特別支給を実施していますが、今後の小松市の将来を担う若者世代の子育てに対する不安解消のための要望実現に向け、制度の創設、見直しを検討するよう求めていきます。
特に子育てに対する経済的支援については、国民健康保険税の均等割が社会保険等にはない加入者一人一人にかかることから、第2子以降の軽減を求める意見がありました。
次に、2月に先進地視察として千葉県の流山市と埼玉県の熊谷市へ行き、子育て世代増加に向けたマーケティング、シティセールスについて、移住・定住政策についてを調査事項として視察してまいりました。
流山市は、平成30年度の人口増加率が全国第13位であり、年間5,000人のペースで人口増となっています。増加要因の一つにマーケティング戦略があり、全国に先駆けて設置したマーケティング課において共働き子育て世代をターゲットと設定し、効果的に
プロモーション事業を展開しています。若い世代が増加するということでまちの活性化につながり、同世代の人が増加しているというところが印象的であり、マーケティング戦略が功を奏している結果であると感じました。
本市においても、NEXT10年ビジョンによって今後の方向性を示し、それに向けた事業を展開しており、今後の成果に期待するところでありますが、現在の事業にマーケティングの手法等を取り入れ、戦略的に広報ができないか検討してまいりたいと思います。
熊谷市は、新幹線をはじめとした3本の鉄道路線や4本の国道などが通過しており、古くから交通の要衝としての役割を担い、他市同様に首都圏への人口流出に危惧されているとのことでありました。こちらでは移住・定住政策として、新幹線を使った通勤費用の一部助成や若年転入者の
固定資産税の免除、距離要件を緩和した三世代同居近居の住宅取得補助などがあり、利用者は年々増加し大変喜ばれているとのことであります。
本市においても今定例会において3世代家族住宅建築奨励金の距離要件を緩和する予算案が計上され、高く評価するところでありますが、ほかにも多様な補助制度があることから、それぞれの制度で市民からの需要と利用できる条件とがマッチしているかを精査し、それぞれの対象に合ったような補助制度を検討していくことが必要であるとの意見が出されました。
今月、担当課によりまして来年度実施予定の定住支援、結婚支援、子育て支援政策についての説明を受けました。
定住支援政策については、補助対象者を増やしたいという思いから各制度を見直し、令和2年度から利用しやすいように変更を行っており、大変評価するところであります。これについても制度の見直しも必要でありますが、予算全体の増額も重要であると意見が出されました。また、いろいろと制度が変わることもあることから、申請漏れ等がないように工事に関わる業者に改正内容の周知徹底を求める意見が出されました。
また、結婚支援制度については、こまつNPOセンターが積極的に活動されていますが、婚活を支援されている団体やグループはほかにも多くあることから、そうした団体等とも情報交換を行いながら進めてほしいと求める意見も出されました。
以上、当委員会の
人口減少社会における
少子化対策、高齢者対策等に関する調査は、まだ調査研究途中であり、閉会中も引き続き調査研究すべきものと決した次第であります。何とぞ各位の御賛同を賜りますようお願い申し上げまして、本委員会の報告といたします。
15 ◯議長(
出戸清克君)
交流人口拡大に関する調査特別委員長、表靖二君。
〔
交流人口拡大に関する調査特別委員長
表 靖二君登壇〕
16 ◯
交流人口拡大に関する調査特別委員長(表 靖二君)
交流人口拡大に関する
調査特別委員会の
委員長報告をいたします。
さきの定例会におきまして、
継続調査の議決をいただきました
北陸新幹線開業に向けた
交流人口拡大に関する調査について、閉会中も調査研究を続けてまいりましたので、その経過について御報告申し上げます。
1月に安宅住吉神社、安宅町町内会、北陸エアターミナルビル株式会社を現地視察をし、
交流人口拡大に関する意見聴取を行いました。
安宅町観光の強みは、自然景観、白砂青松、「勧進帳」の物語であり、歴史があり、固定ファンも多いとのことであり、観光客の減少幅が少ないことが挙げられます。また、神社は難関突破を商標登録しており、県内外からたくさんの方が難関突破のおはらいに訪れるなど大変集客力があります。さらに、空港、インター、JR駅が近く、バスツアー等の時間調整として利用もされており、神社もまちの活性化のため開館時間外でも快く対応しているとのことでありました。
聴取した課題として、神社が中心に松林整備のための松葉かきや降雪時の除雪を行っていますが、松林整備の人手不足、また融雪装置の必要性など、安宅ビューテラス閉館後や休館日のトイレ、休憩場所を同神社が提供しており、観光客が安心して利用できるトイレの整備、安宅の関と住吉神社相互に誘導する観光案内板の設置の必要性など、基本的なハード整備が挙げられております。
また、安宅町観光の
交流人口拡大に向け、全国的なテレビ放映等の誘致や、インター、空港から安宅の関に向かう道路のイメージづくり、空港からレンタカーを利用するお客さんが多いことなどからレンタカー利用促進対策等の意見が出されました。
小松空港について、令和元年の見込みは国内・国際線合わせて約186万8,400人で、うち東京便が118万9,800人、全体の63.6%を占めております。平成27年、
北陸新幹線金沢開通後の東京便は112万4,107人で前年より63万人減でありましたが、新幹線開業後より徐々に利用が戻り、令和元年度には平成27年より約6万人の増となっております。
北陸新幹線敦賀延伸後にも東京便利用客の減が予想されますが、利便性や時間短縮の面から需要増を見込まれる福井県を中心に利用客減を補う対策を行っているとのことでありました。
聴取した課題として、新規就航路線獲得であったり、第2滑走路の整備などの機能強化が挙げられました。また、国際情勢はコロナウイルスの感染拡大等により空港の路線の本数や旅行客の減少など、観光・運輸業等に大変大きな影響があるので、中小の飲食店やお土産物店を含む観光・運輸業者に対し経済的な支援策が必要ではないかとの意見がありました。
交流人口拡大のため、最終目的地としてだけではなく、トランジットとしての空港の利活用促進などの意見が出されました。
レール・アンド・フライの相乗効果により旅客の選択肢が広がり、インバウンド需要の拡大に大いに資するものであります。また、昨年の大型台風の新幹線運休の際にも、北陸が孤立せず、飛行機が代替手段となり得たことから、
新幹線小松開業後もより空港の機能の充実に努め、積極的に内外にPRする必要があるとの確認をいたしました。
3月に来年度予算の当市のインバウンドを含む
交流人口拡大のための観光事業について担当課から説明を受けました。
これまで、「歌舞伎のまち」「乗りもののまち」「科学とひとづくり」「環境王国こまつ」「珠玉と石の文化」「水の郷こまつ」の以上6テーマで進めてまいりましたが、2023年
北陸新幹線加賀立国1200年を見据え、「加賀国府ロマン」を加え、今後は7つのテーマでブランド化のレベルアップを図るとのことでありました。人材の育成、受入れ
環境整備、
プロモーション等、多方面にわたる事業を展開しておりますが、魅力ある地域づくりを進めていくため、住民の方々との共創により事業を展開していくとのことでした。
また、当委員会では、市内意見聴取の際の要望としてあった市内コンベンション開催の助成額の拡大、安宅の関ハード整備など既に盛り込まれており、きめ細かい観光対策がなされていることを確認したものであります。
今後はさらに、食を核とした交流人口の拡大の取組事例や集客力のある観光地と連携した観光戦略について調査研究を進めていきたいと考えております。
以上、当委員会の
北陸新幹線開業に向けた
交流人口拡大に関する調査は、まだ調査研究途中であり、閉会中も引き続き調査研究をすべきものと決した次第であります。何とぞ各位の御賛同を賜りますようお願い申し上げ、本委員会の報告といたします。
17 ◯議長(
出戸清克君) 以上で
委員長報告は終わりました。
これより
委員長報告に対する質疑に入ります。
質疑はございませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
18 ◯議長(
出戸清克君) 質疑なしと認めます。
これをもって質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。
通告がありますので、これを許します。
橋本米子君。
〔19番 橋本米子君登壇〕
19 ◯19番(橋本米子君) 私は、3月当初議会におきまして
市長提出議案のうち、議案第1号 令和2
年度小松市
一般会計予算に反対し、他の議案には賛成であります。
世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長は、3月23日、新型コロナウイルスの大規模感染について、パンデミック(世界的大流行)が加速していると表明し、今、感染の早期終息が見通せない状況になっております。
また、昨年10月から12月期の国内総生産(GDP)の改定値は、2月発表のマイナス1.6%からマイナス1.8%へ拡大修正され、これが1年間続くと仮定した年率換算で7.1%もの大幅な落ち込みになるとされております。
これは昨年10月から強行された消費税率10%への引上げが家計にも経済にも直撃していることは明らかで、私は景気回復のためには消費税5%に戻すことが必要と改めて述べたいと思います。
こういう中において、小松市は令和2年度
一般会計予算に458億7,000万円の予算を計上されております。
私は、一般質問でも述べましたように、歳入において財政の根幹である市税が160億5,500万円で、これは昨年の当初予算と比べ6億6,500万円もマイナスです。この市税の中で、特に
法人市民税が11億5,500万円とされ、これも昨年の当初予算と比べ10億4,500万円、率として47.5%減額と見込まれております。
昨年10月より消費税が10%に引き上げられた一方で、
法人市民税は法人税割が12.1%から8.4%に3.7ポイント引き下げられ、減収に伴う代替財源として令和2年度から法人事業税交付金2億2,000万円が新設されております。
消費税は、所得の低い人ほど税金が高くなる税制であり、消費税を増税し、
法人市民税を低くしていくやり方は、基幹税制を崩し、また不公平税制を拡大するこのような税制の在り方は見直しが必要だと指摘しておきたいと思います。
一方、国際都市こまつへの変革を目指される市政の中において、この3月より南部地域において粟津診療所での病児保育が始められたことは朗報でありますが、歳出について私は3点について問題点を述べたいと思います。
1点目は、住民基本台帳システム運営費として7,100万円が計上されております。これはマイナンバー通知カードの作成、送付及び個人番号カードの発行等委託料としてJ-LISに支払う費用です。この運営費が昨年度と比べ約2.5倍化にも膨張しております。来年度の具体策として、9月よりマイナポイント制の導入や2021年3月から健康保険証としても利用できるようにするものですが、国の調査でも取得するつもりがない人が53%を占め、むしろカードをめぐる様々な問題が起きております。マイナンバーを記載した行政文書の誤送付やマイナンバーつきの情報漏えいが起きており、カードを持ち歩くリスクのほうがかえって高まります。
また、戸籍、住民票等の郵送請求事務及び総合案内業務の民間委託費として1,104万9,000円が計上されておりますが、新たに総合案内業務の民間委託を進めることにも反対であります。
2点目は、学校給食運営費として1億8,257万1,000円が計上されております。これは来年度、小中学校20校分の学校給食調理等業務委託費です。
小松市はこの間、全小中学校において自校調理方式により学校給食の提供が行われておりましたが、平成27年10月より、小学校2校、中学校1校の3校から学校給食の調理等業務委託が始められました。来年の4月からは新たに小学校5校が加わり、合わせて20校にまで拡大されております。
教育委員会では、学校給食にとって民間のノウハウを活用することはメリットとも説明されておりますが、私は今まで市の嘱託職員として、また臨時職員として教育的役割の大きい部門で働いていてくださった方が、
行財政改革の推進で学校給食調理を民間委託とすることで職員を減らすことには反対であります。
3点目は、
北陸新幹線建設に関わる小松市の負担金として
北陸新幹線建設推進費が昨年度より330万円増額の1億5,420万円計上されております。1996年の政府・与党合意により、地元自治体に重い負担が強いられ、並行在来線の収支についても開業後10年間で87億円の赤字が見込まれるという県の試算が出されております。
私は、建設費が膨張する一方で、並行在来線の収支均衡が厳しい状況にあるこの新幹線建設には賛成できません。
以上をもって討論といたします。
20 ◯議長(
出戸清克君) ほかに討論はありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
21 ◯議長(
出戸清克君) 討論なしと認めます。
これをもって討論を終結いたします。
これより採決に入ります。
議案第1号 令和2
年度小松市
一般会計予算を採決いたします。
お諮りいたします。
本案は、
委員長報告のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
22 ◯議長(
出戸清克君) 起立多数。
よって、本案は、
委員長報告のとおり決しました。
次に、議案第2号から議案第39号までの以上38件を一括して採決いたします。
お諮りいたします。
以上の38件は、いずれも
委員長報告のとおり可決することに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
23 ◯議長(
出戸清克君) 御異議なしと認めます。
よって、以上の38件は、いずれも
委員長報告のとおり決しました。
次に、
継続調査中の
小松基地・
空港対策特別委員会の調査、
人口問題対策調査特別委員会の調査、
交流人口拡大に関する
調査特別委員会の調査の以上3件を一括して採決いたします。
お諮りいたします。
以上の3件は、
委員長報告のとおり閉会中の
継続調査とすることに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
24 ◯議長(
出戸清克君) 御異議なしと認めます。
よって、以上の3件は、いずれも
委員長報告のとおり決しました。
───────── ◇ ─────────
◎日程の追加
25 ◯議長(
出戸清克君) 日程追加、お諮りいたします。
議員提出議案第2号 小松市議会委員会条例の一部を改正する条例については、
市長提出議案第17号
小松市部設置条例の一部を改正する条例がただいま可決されたことに伴い、この際、日程に追加し、審議することにいたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
26 ◯議長(
出戸清克君) 御異議なしと認めます。
よって、議員提出議案第2号を日程に追加し、審議することに決しました。
───────── ◇ ─────────
◎議員提出議案第2号の上程、説明、質
疑、委員会付託省略、討論、採決
27 ◯議長(
出戸清克君) 議員提出議案第2号を議題といたします。
提出者より提案理由の説明を求めておりますので、これを許します。
吉本慎太郎君。
〔10番
吉本慎太郎君登壇〕
28 ◯10番(
吉本慎太郎君) ただいま上程されました議員提出議案第2号 小松市議会委員会条例の一部を改正する条例についての提案理由を申し上げます。
先ほど、小松市行政の組織機構を改編する
市長提出議案第17号
小松市部設置条例の一部を改正する条例が可決されましたことに伴いまして、小松市議会委員会条例に定められております常任委員会の所管事項を一部改正するものであります。
組織機構の改正内容は、
行政管理部を
総合政策部に統合、
行政管理部の税関係部門などを市民共創部に再編、予防先進部に子供からシニアまで健康、福祉、相談機能を一元化するものであります。
この改編に伴い、このたびの小松市議会委員会条例の一部を改正する条例は、
総務企画常任委員会の所管は、
総合政策部、消防本部に加え税関係、防災、行政手続を担当する市民共創部の3部局とし、
福祉文教常任委員会の所管は、予防先進部と
教育委員会の2部局、
経済建設常任委員会の所管は、にぎわい交流部、産業未来部、都市創造部に上下
水道施設工事や維持管理を担当する上下水道局の4部局とするものであります。
以上が委員会条例の改正案の趣旨であります。何とぞ議員各位の御賛同を賜りますようお願い申し上げまして提案理由の説明とさせていただきます。
29 ◯議長(
出戸清克君) これより提出者からの提案理由に対する質疑に入ります。
質疑はありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
30 ◯議長(
出戸清克君) 質疑なしと認めます。
これをもって質疑を終結いたします。
お諮りいたします。
ただいま議題となっております議員提出議案第2号については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会への付託を省略したいと思います。これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
31 ◯議長(
出戸清克君) 御異議なしと認めます。
よって、本案は、委員会への付託を省略することに決しました。
これより討論に入ります。
討論はありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
32 ◯議長(
出戸清克君) 討論なしと認めます。
これをもって討論を終結いたします。
これより採決に入ります。
議員提出議案第2号 小松市議会委員会条例の一部を改正する条例についてを採決いたします。
お諮りいたします。
本案は、原案のとおり可決することに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
33 ◯議長(
出戸清克君) 御異議なしと認めます。
よって、本案は、原案のとおり決しました。
───────── ◇ ─────────
◎議員提出議案第3号~第6号の上程、
説明省略、質疑、委員会付託省略、討
論、採決
34 ◯議長(
出戸清克君) 日程第2、議員提出議案第3号 心身障害者医療費助成制度の早期創設を求める意見書、議員提出議案第4号 持続可能な医療・介護制度の確立を求める意見書、議員提出議案第5号 地球温暖化対策の加速度的な推進を求める意見書、議員提出議案第6号 選択的夫婦別姓制度の導入を求める意見書、以上4件を一括して議題といたします。
お諮りいたします。
ただいま議題となっております議員提出議案第3号から議案第6号までの以上の4件については、提案理由の説明を省略したいと思います。これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
35 ◯議長(
出戸清克君) 御異議なしと認めます。
よって、以上の4件は、提案理由の説明を省略することに決しました。
これより議員提出議案に対する質疑に入ります。
質疑はございませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
36 ◯議長(
出戸清克君) 質疑なしと認めます。
これをもって質疑を終結いたします。
お諮りいたします。
ただいま議題となっております議員提出議案第5号から議案第8号までの以上の4件については、会議規則第37条第3項の規定により委員会への付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
37 ◯議長(
出戸清克君) 御異議なしと認めます。
よって……(「番号違わんか」「議案の番号」「議案違う、3号から」と言う人あり)失礼しました。
大変失礼をいたしました。訂正します。
議員提出議案第3号から議案第6号までの以上の4件については、会議規則第37条第3項の規定により委員会への付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
38 ◯議長(
出戸清克君) 御異議なしと認めます。
よって、以上の4件は、委員会への付託を省略することに決しました。
これより討論に入ります。
討論はありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
39 ◯議長(
出戸清克君) 討論なしと認めます。
これをもって討論を終結いたします。
これより採決に入ります。
議員提出議案第3号 心身障害者医療費助成制度の早期創設を求める意見書、議員提出議案第4号 持続可能な医療・介護制度の確立を求める意見書、議員提出議案第5号 地球温暖化対策の加速度的な推進を求める意見書、以上の3件を一括して採決をいたします。
お諮りいたします。
以上の3件は、いずれも原案のとおり可決することに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
40 ◯議長(
出戸清克君) 御異議なしと認めます。
よって、以上の3件は、いずれも原案のとおり可決いたしました。
次に、議員提出議案第6号 選択的夫婦別姓制度の導入を求める意見書を採決いたします。
お諮りいたします。
本案は、原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
41 ◯議長(
出戸清克君) 起立少数。
よって、本案は、否決されました。
───────── ◇ ─────────
◎発言の取り消し
42 ◯議長(
出戸清克君) 日程第3、発言の取り消しを議題といたします。
地方自治法第117条の規定により、吉田寛治君の退場を求めます。
〔4番 吉田寛治君退場〕
43 ◯議長(
出戸清克君) 吉田寛治君から、3月9日の本会議における発言について、会議規則第65条の規定により、お手元にお配りしました発言の取り消し申出書に記載した部分を取り消したいとの申出がございました。
お諮りいたします。
これを許可することに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
44 ◯議長(
出戸清克君) 御異議なしと認めます。
よって、吉田寛治君からの発言の取消しの申出を許可することに決しました。
吉田寛治君の入場を許します。
〔4番 吉田寛治君入場〕