小松市議会 2019-06-28
令和元年第3回定例会(第4日目) 本文 開催日: 2019-06-28
農業生産基盤の整備を行う
県営土地改良のほか、
林道整備、旧
西尾小学校跡地を活用した新たな
環境王国拠点施設の整備に係る設計、来年6月の完成を目途とする
記念モニュメントの整備に対して
辺地債などの市債を充当するとの説明がありました。
予防接種費については、国の風しんの
追加的対策に基づき、41歳から57歳の男性を対象にした
抗体検査、
予防接種の実施について、今年度
実施予定の41歳から47歳までの男性約5,700人を対象にした
事業費用の不足が見込まれることから
追加補正をするものでありますが、県内でも患者の報告があるとのことで、引き続き進めるように求めました。
次に、議案第47号
専決処分の承認を求めることについて中、平成30年度専決第6号 平成30
年度小松市
一般会計補正予算(第6号)、平成30年度専決第7号 平成30
年度小松市
国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号)並びに平成30年度専決第8号 平成30年度
国民健康保険小松市民病院事業会計補正予算(第2号)についてであります。
市税について、3月末時点での歳入の
見込みに基づきまして、3月補正後の現計予算との差額を計上するものであります。
過去10年間において
市税最高の税収となるということであります。なお、収入にかかわらず課せられる税として
固定資産税は安定的な財源ですが、市民の声として負担を感じる人も多くなっているという意見がありました。
戸籍住民基本台帳費については、
マイナンバーカード関連事務に係る
国庫補助金額の確定により減額の補正を行ったものであります。
マイナンバーカードの交付については、県内では最も高い
交付率でありますが、全国で見ると平均を下回る結果となっていることから、今後も継続して
マイナンバー制度の普及に努めるよう求めました。
民生費寄附金については、
イオンリテール株式会社ほか1件からの
寄附金の受け入れについての報告でありますが、このうち
イオンリテール株式会社との覚書に基づいて受け入れる
小松カブッキーWAONカード支払い分の0.1%分の
寄附金額約20万円については、
覚書締結時の
見込みを大きく下回っていることから、
商工担当とも連携をとって普及、振興に努めるよう求めました。
平成30年度の
国民健康保険小松市民病院事業会計については、
国保調整交付金が増額で確定となったため、
収益的収支における
医業外収益の増額、
資本的収支での
企業債の減額、
補助金の増額を補正するものであります。
医業外収益については、
僻地医療を確保するための経費などの額が含まれていますが、必要とされている
事業であることから、今後も
事業継続、拡大を求めました。
農業経営体育成支援費については、人・
農地プランで地域の中心となる
農業経営体に位置づけられている
認定農業者や
集落営農組織などが
経営改善に必要な
農業機械や施設の導入に当たり経費の一部を支援するものであります。今回、
申請額や
申請者が少なかったことにより減額となったものですが、引き続き
農業者に向けた説明を行っていくようにとの意見が出されました。
次に、報告第2号 平成30
年度小松市
一般会計繰越明許費繰越計算書についてであります。
公的介護施設等整備費については、平成30年度に選定された
認知症高齢者グループホーム等の整備に係る
補助事業が、計画の変更や
関係機関との
協議等を理由に、選定された施設が年度
内に
事業を完了できなかったため
令和元年度に繰り越すものでありますが、施設の
早期完成を望む声も多く、
計画どおりに
事業が進むよう
事業者に対する指導を求めました。
次に、報告第3号 平成30
年度小松市一般会計
事故繰越し
繰越計算書についてであります。
北前船歴史文化発信プロジェクト費については、国の
地方創生推進交付金を活用し、平成30年度9月補正で採決を受けたものでありますが、
安宅湊シンボル塔の設計や
地元調整に時間を要したため
事故繰越とするものであります。
予算編成に当たっては、事前に
地域住民等と
事業について協議を重ね、十分に検討した上で予算計上していくようにと求める意見が出されました。
次に、報告第4号・第5号 平成30
年度小松市
水道事業会計予算繰越計算書、報告第6号 平成30
年度小松市
下水道事業会計予算繰越計算書の報告については、
配水管布設がえ
工事等、未
普及解消工事等の繰り越しということであります。
下水道工事は
市民生活に直結しているので、
計画どおりの
工事実施を求める意見がありました。
次に、報告第8号・第9号 法人の
経営状況の報告については、
小松市
土地開発公社について、継続的に
簿価軽減に努め、最終的に公社をどのような形にすべきかも含め運営するようにとの意見が出されました。また、
長期保有土地のうち、
活用策が未定のものについて早急に検討するよう求めました。
一部の委員から、
売買価格について基準がどうなのかという意見が出されました。
最後に、報告第11号 法人の
経営状況の報告について、株式会社こまつ
賑わいセンターの
経営状況や今年度の
事業計画等について報告がありました。平成29年12月1日に開館したカブッキーランドの
来場者数は本年4月末で13万人を超え、引き続き、誘客につながるイベントの実施や質の高い
子育て専門相談窓口の充実を目指すとのことであります。今年度は、
公立小松大学生の
学生生活を応援するため、新たにクラウドファンディングを活用した
空き家リノベーション事業を初め
小松駅周辺の
にぎわい創出に取り組むとのことであり、
事業の実施に期待するものであります。
なお、採決の結果、議案第39号から議案第41号及び議案第47号の以上4件は
全会一致をもっていずれも
原案どおり可決、承認すべきものと決した次第であります。
以上、
予算決算常任委員会の報告といたしますが、何とぞ各位の御賛同を賜りますようお願い申し上げます。
22
◯議長(
出戸清克君)
総務企画常任委員長、
高野哲郎君。
〔
総務企画常任委員長 高野哲郎君登壇〕
23
◯総務企画常任委員長(
高野哲郎君)
総務企画常任委員会における審査の経過並びに結果について御報告申し上げます。
本
委員会に付託されました案件は、議案第42号
特別職の
職員等で非常勤のものの報酬及び
費用弁償に関する条例の一部を改正する条例についてを初めとする議案5件であります。
これらの案件につきまして、活発な
質疑応答を行い、終始慎重なる審査を行いました結果、
全会一致をもっていずれも
原案どおり可決すべきものと決した次第であります。
以下、審査の過程におきまして、さまざまな意見や要望が出されましたので、その一端について御報告申し上げます。
初めに、
コマニー株式会社との
SDGs推進に向けた協定の締結についてであります。
コマニー株式会社は2018年4月に
SDGs宣言を表明し、活動を展開しています。今回、6月27日に
小松市と協定を締結し、
普及啓発や
子供たちへの学習など、パートナーとして協力して活動していくとのことであります。
次に、
市庁舎敷地内禁煙の実施についてであります。
健康増進法が改正され、
令和元年7月1日より一部施行されます。施設の区分により喫煙が禁止され、
市庁舎等は
原則敷地内禁煙となるものであります。これを受け、
小松市庁舎の敷地
内でも全面的に禁煙とするということであります。
受動喫煙防止の推進は大変重要でありますが、現実に喫煙される人もおられることや、
隣接地における喫煙がふえることが懸念されます。また、屋外で
受動喫煙を防止するために必要な措置がとられた場所に
喫煙場所を設置することができることから、法律の範囲
内で可能な対応をとるよう求めたところであります。また一方、
市庁舎敷地内禁煙の徹底を求める意見もありました。
最後に、平成30年度
市税等の
収納状況についてであります。
平成30年度の
出納閉鎖の結果報告ということでありますが、市税、
国保税とも平成30年度は現年分、
滞納繰越分とも過去10年間で最高の
収納率であったということであります。今後も引き続き、
コンビニ納税や
ペイジー口座振替受付サービス等納税者が納付しやすい
環境づくりに努めるとともに、わかりやすい説明を心がけてほしいとの意見がありました。
以上、
総務企画常任委員会の報告といたしますが、何とぞ各位の御賛同を賜りますようお願い申し上げます。
24
◯議長(
出戸清克君)
福祉文教常任委員長、
吉本慎太郎君。
〔
福祉文教常任委員長 吉本慎太郎君登
壇〕
25
◯福祉文教常任委員長(
吉本慎太郎君)
福祉文教常任委員会における審査の経過と結果について御報告申し上げます。
当
委員会に付託されました案件は、議案第47号
専決処分の承認を求めることについて中、
関係部分の1件であります。
この案件につきまして、活発な
質疑応答を行い、終始慎重なる審査を行いました結果、
全会一致をもって原案どおり承認すべきものと決しました。
以下、審査の過程において、さまざまな意見や要望が出されましたので、その一端を御報告申し上げます。
初めに、議案第47号
専決処分の承認を求めることについて中、平成30年度専決第10号
小松市
国民健康保険税条例の一部を改正する条例についてであります。
この改正は、平成31年度の
税制改正に伴って行うものであります。
1つ目は、
軽減措置対象世帯の拡大であり、
国民健康保険税を構成する
所得割と
均等割、
平等割のうち、
均等割と
平等割を合わせた金額での
軽減判定所得の
基準額を引き上げるものであります。
2つ目は、旧被
扶養者に対する
均等割及び
平等割の
減免期間の取り扱いの変更であり、これまで旧被
扶養者に対する
均等割及び
平等割の減免について
期間制限がなかったものを
資格取得後2年を経過する月までとするものです。今回の
改正内容については、広報こまつなどを通じて周知するとのことでしたが、わかりやすい説明に努めるよう特段の配慮を求めたものであります。
次に、
地域交通サービスの
実証実験の実施についてであります。
日野自動車株式会社より、
地域生活における
移動シーンに応じた
交通サービスの検討を行うため、
小松市をモデルケースとして市内2地区で
交通サービスの
実証実験を実施したい旨の提案を受け、同社の
実証実験と連携しながら、本市の地域公共交通の利便性向上に向けて検討を行っていくとのことであります。
実証実験では、買い物、通院、通学、通勤などを目的として、デマンド方式による運行形態の利便性やサービス提供に係るコスト試算など、サービスの実現可能性を検証していくとのことであり、委員からは、実験内容に期待するとともに、利用者にわかりやすい予約の方法や持続可能な運行のため、本格導入の際には利用料金は有料となること、買い物の目的地については地元商店などへ配慮するよう求める意見などがありました。
次に、
小松市リ・スタート計画(再犯防止推進計画)についてであります。
犯罪をした者などが出所し、円滑に社会の一員として復帰し、再出発(リ・スタート)できるよう、必要な行政サービスを迅速かつ適切に提供するとともに、市と矯正施設などが連携をとり合える体制づくりをすることで、犯罪が起きにくい、誰もが安心して暮らすことができる共生社会の実現のために策定するものであります。
基本方針の一つとして、住まいと仕事の確保のための取り組みを掲げておりますが、協力してくれる企業の受け入れなどの課題について、来月設立予定の
小松市リ・スタートサポート協議会で、民間と行政が連携を進め、さらに議論を深めていくよう求める意見や個々の事情に応じて医療機関などと連携して支援を進めていくよう求める意見がありました。
最後に、まちづくり市民財団から市スポーツ協会に派遣されている職員の不祥事の件について、財団は発覚次第すぐに過去にさかのぼって調査をしており、市としては再発防止対策を求めたとのことでありました。財団としての不祥事が続いたことから、
委員会として今後さらに綱紀粛正に努めるよう強く求め、さらに経過を含めた調査結果等、逐次報告を求めたものであります。
以上、本
委員会の報告といたします。何とぞ各位の御賛同を賜りますようお願い申し上げます。
26
◯議長(
出戸清克君) 経済建設常任
委員長、南藤陽一君。
〔経済建設常任
委員長 南藤陽一君登壇〕
27 ◯経済建設常任
委員長(南藤陽一君) 経済建設常任
委員会における審査の経過並びに結果について御報告申し上げます。
当
委員会に付託されました案件は、議案第46号 財産の処分についての議案1件であります。
これらの案件につきまして、活発な
質疑応答を行い、慎重なる審査を行いました結果、
全会一致をもっていずれも
原案どおり可決すべきものと決した次第であります。
以下、審査の過程におきまして、さまざまな意見や要望が出されましたので、その一端について御報告申し上げます。
初めに、こまつ・のみ・かが合同就職交流会についてであります。
先日行われた合同就職説明会では、午前、午後と業種を入れかえ、学生のみならず一般求職者の方も多く参加されたとのことです。今後も引き続き、こまつくらし・しごとサポートアプリ等を活用し、的確な就職支援に努めていくとのことであります。今回の合同就職交流会においては、面接会の解禁日直後に開催したことから、金沢市での民間主催の就職説明会と日時が重複したとのことであり、今後、日程に配慮するようにとの意見が出されました。また、説明会の案内をする対象についても、学生のみでなく保護者などへも参加を呼びかけてはどうか、また市内高校生の就職状況の把握を求める意見も出されました。
次に、(仮称)南加賀獣肉処理加工施設の完成についてであります。
獣肉を新たな里山地域の特産品として有効活用することにより、捕獲者の所得や捕獲意欲の向上、農業被害の軽減を目的として、南加賀3市1町の行政及び
関係機関で組織する南加賀ジビエコンソーシアムが整備するもので、昨日完成いたしました。これから、消費者ニーズを捉えた商品開発や商談による販路拡大により、南加賀地域の新たなブランド化に取り組んでいくとのことであります。今後は、ジビエ料理の普及などを通じて、市民参加での取り組みをしていくようにとの意見が出されました。
次に、食品ロスの削減の推進に関する法律の概要についてであります。
国会において5月24日に成立したもので、都道府県、市町村においては国の基本方針を踏まえ食品ロス削減推進計画の策定に努めるようにとのことであり、当市では食品ロス削減の取り組みを進めるために、食べきり運動協力店を募集し、既に71店舗が登録されているとのことであります。今後も引き続き、協力店の増加に努めるとともに、飲食店などに対し食品ロス対策の徹底を求める意見が出されました。
最後に、
小松市まちづくり市民財団から
小松市スポーツ協会に派遣された職員の不祥事についてであります。
市はまちづくり市民財団及びスポーツ協会に対し指導等をする立場であり、各種スポーツ団体等に対し信用を著しく失墜させたものであります。まちづくり市民財団へ早急に過去5年間の事実関係の究明と適切な事務処理、厳正な財務処理の徹底及び現金取り扱いの改善、チェック機能の強化について指示したとのことでありますが、今回の件については、5年間にわたっての徹底した調査を十分に行い、今後しっかりとした報告をするよう求めました。
以上、経済建設常任
委員会の報告といたしますが、何とぞ各位の御賛同を賜りますようお願い申し上げます。
28
◯議長(
出戸清克君)
小松基地・空港対策特別
委員長、灰田昌典君。
〔
小松基地・空港対策特別
委員長 灰田昌
典君登壇〕
29 ◯
小松基地・空港対策特別
委員長(灰田昌典君) さきの定例会で
継続調査の議決をいただきました飛行の安全及び
飛行場周辺まちづくりに関する調査について、閉会中も調査を続けてまいりましたので、本
委員会での意見及び議論について御報告申し上げます。
初めに、在日米軍再編に係る訓練移転についてであります。
現時点において、
小松基地における訓練計画もなく、実施されていないとのことであります。
訓練の実施については、
小松市民にとって関心の高いことであることから、今後とも速やかな情報提供に努めるよう求めたものであります。
次に、
小松飛行場周辺整備協議会についてであります。
去る5月30日の
小松飛行場周辺整備協議会総会において決定した今年度の新役員等についての報告がありました。
今後も周辺整備協議会として騒音測定調査の実施や各種要望活動を行いながら、飛行場周辺地域の環境整備を促進し、地域の発展、福祉の向上を図っていくとのことであります。
次に、空調復旧工事に係る優先措置についてであります。
住宅防音工事のうち空調復旧工事に関しては、昨年度から後期高齢者のみの御
家庭や
家庭保育のお子さんや障害者手帳をお持ちの方が暮らす御
家庭について、エアコンの取りかえ1台の限定で、申請から2週間で工事着手ができる優先措置が受けられる制度が実施されており、今年度も申請受け付けが6月から開始となり、現時点で十数件の申請がなされたとの報告を受けました。
次に、前政府専用機(B-747)貴賓室の無償貸与についてであります。
前政府専用機(B-747)貴賓室の無償貸与先が
小松市に決定されました。防衛省の公募に対し
小松市も応募したところ、6月5日、防衛省より
小松市に貸与する旨の公表があり、今後、石川県立航空プラザに設置される予定とのことであります。我が国初の政府専用機として歴史的価値があり、多くの要人が使用した貴重な貴賓室の展示方法について、機内空間の正確な復元に努め、多くの航空ファンを魅了するような展示となるよう求めたところであります。
次に、G20大阪サミット開幕に伴う自衛隊機の離発着についてであります。
本日、6月28日のG20大阪サミット開催に伴いまして、
小松基地所属の自衛隊機F-15が開催前日の27日から29日までの3日間、早朝及び夜間を含めた飛行が予定されているとのことであります。既に飛行場周辺の町内会にはお知らせをしたとの報告を受けました。
次に、航空祭についてであります。
小松基地から、7月以降のイベントからブルーインパルスの展示飛行が再開され、ことし9月の航空祭には参加予定との回答が得られたとのことであります。使用機体であるT-4の4月のエンジントラブルにより、これまで展示飛行がなされず、航空祭への参加が危ぶまれたところでありましたが、整備を終えた機体から順次参加するとのことであります。航空祭においてチーム6機が全てそろうかはまだ未定とのことであります。
最後に、
小松空港の二本目滑走路の建設についての意見書についてであります。
3月定例会で可決された
小松空港の二本目滑走路の建設についての意見書について、一部の委員より、国、県、市及び
小松飛行場周辺整備協議会との説明会の開催がない等、具体的な取り組みが見られない現状を踏まえ、取り下げを議論するよう求める意見や、滑走路2本化の実現に向け時間をかけて調査するよう求める意見もあり、本
委員会において、意見書のとおりその実現に向けて調査研究するなど鋭意努力していくことを確認いたしました。
以上、本
委員会の飛行の安全及び
飛行場周辺まちづくりに関する調査は、重要かつ長期にわたるものであり、閉会中も引き続き調査研究すべきものと決した次第であります。何とぞ各位の御賛同を賜りますようお願い申し上げ、御報告といたします。
30
◯議長(
出戸清克君) 以上で
委員長報告は終わりました。
これより
委員長報告に対する質疑に入ります。
質疑はありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
31
◯議長(
出戸清克君) 質疑なしと認めます。
これをもって質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。
通告がありますので、これを許します。
橋本米子君。
〔19番 橋本米子君登壇〕
32 ◯19番(橋本米子君) 私は、6月定例会におきまして
市長提出議案中、第44号
小松市税条例の一部を改正する条例については反対であり、他の議案には賛成であります。
以下、理由を述べます。
議案第44号
小松市税条例の一部を改正するこの条例は、国の地方税法等の一部改正に伴う改正です。これは消費税率改定に伴う景気対策で、軽自動車の車体課税が見直されるものであり、私は消費税増税反対の立場から、この条例改正には賛同できません。
以上であります。
33
◯議長(
出戸清克君) ほかに討論はありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
34
◯議長(
出戸清克君) 討論なしと認めます。
これをもって討論を終結いたします。
これより採決に入ります。
議案第39号から議案第43号、議案第45号から議案第47号の以上8件を一括して採決いたします。
お諮りいたします。
以上の8件は、いずれも
委員長報告のとおり可決、承認することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
35
◯議長(
出戸清克君) 御異議なしと認めます。
よって、以上の8件は、いずれも
委員長報告のとおり決しました。
次に、議案第44号を採決いたします。
お諮りいたします。
本案は、
委員長報告のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
36
◯議長(
出戸清克君) 起立多数。
よって、本案は、
委員長報告のとおり決しました。
次に、
継続調査中の
小松基地・
空港対策特別委員会の調査を採決いたします。
お諮りいたします。
本件は、
委員長報告のとおり閉会中の
継続調査とすることに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
37
◯議長(
出戸清克君) 御異議なしと認めます。
よって、本件は、
委員長報告のとおり決しました。
───────── ◇ ─────────
◎諮問第1号の上程、説明、質疑・委員
会付託・討論省略、採決
38
◯議長(
出戸清克君) 日程第2、諮問第1号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについてを議題といたします。
市長より提案理由の説明を求めます。
市長、
和田愼司君。
〔市長
和田愼司君登壇〕
39
◯市長(
和田愼司君) それでは、追加提出いたしました議案について御説明申し上げます。
諮問第1号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについてであります。
人権擁護委員、石山茂氏、岡山忠男氏、村田哲朗氏、中西克則氏の委員任期は9月30日をもって満了となります。近年、差別やいじめ、言葉の
暴力、虐待、SNSでの誹謗中傷など、人権に関する問題は複雑・多様化し、市民のさまざまな悩みに寄り添う人権擁護委員の役割はますます重要になっています。
提案いたします4氏におかれましては、これまで人権に関する相談や啓発活動に積極的に取り組まれ、地域の身近な相談パートナーである人権擁護委員として最適任と考え、再び法務大臣に推薦しようとするものであります。
以上1件につきまして御審議の上、御賛同いただきますようよろしくお願いいたします。
40
◯議長(
出戸清克君) お諮りいたします。
ただいま議題となっております諮問第1号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについては、質疑の省略及び会議規則第37条第3項の規定による
委員会への付託の省略並びに討論を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
41
◯議長(
出戸清克君) 御異議なしと認めます。
よって、本案は、質疑及び
委員会への付託並びに討論を省略することに決しました。
これより諮問第1号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについてを採決いたします。
お諮りいたします。
本案は、原案に同意することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
42
◯議長(
出戸清克君) 起立総員。
よって、本案は、原案に同意することに決しました。
───────── ◇ ─────────
◎議員提出議案第4号の上程、説明省略、
質疑、
委員会付託省略、討論、採決
43
◯議長(
出戸清克君) 日程第3、議員提出議案第4号
家庭教育支援法の早期制定を求める意見書を議題といたします。
お諮りいたします。
ただいま議題となっております議員提出議案第4号については、提案理由の説明を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
44
◯議長(
出戸清克君) 御異議なしと認めます。
よって、本案は、提案理由の説明を省略することに決しました。
これより議員提出議案に対する質疑に入ります。
質疑はありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
45
◯議長(
出戸清克君) 質疑なしと認めます。
これをもって質疑を終結いたします。
お諮りいたします。
ただいま議題となっております議員提出議案第4号については、会議規則第37条第3項の規定により
委員会への付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
46
◯議長(
出戸清克君) 御異議なしと認めます。
よって、本案は、
委員会への付託を省略することに決しました。
これより討論に入ります。
通告がありますので、これを許します。
木下裕介君。
〔6番 木下裕介君登壇〕
47 ◯6番(木下裕介君) 議員提出議案第4号
家庭教育支援法の早期制定を求める意見書について、反対討論を行います。
今法案の問題点は、具体的な家族のあり方を、こうあるべきだと法律で規定しようとしているところです。そして、今なすべきは子育てを
家庭だけに押しつけない支援策を講じることです。
本来、個別の家族における関係性のあり方は多様であり、どういう家族のあり方が望ましいのか一概には言えません。核家族、シングルマザー、シングルファーザー、同性同士の婚姻など多種多様な家族の形、個々の暮らし方があります。それらの多様性を認め、個々に合わせた支援をすべきであり、その現実を見ず、親や保護者が子育ての意義について理解を深めることを義務とすることや、地域に役割を負わせることが真の
家庭教育支援になるとは思えません。
また、法案の内容には科学的根拠がなく、問題点と対策が合致してないことも問題です。
法案の冒頭に、この法律をつくる背景として、家族の構成員の数が減少したこと、家族がともに過ごす時間が短くなったことなどの
家庭をめぐる環境の変化が挙げられていますが、前者は少子化、高齢化に伴う現象であり、後者の原因になっているのは長時間労働の蔓延です。これらの環境の変化が問題としても、
家庭教育支援が本当にその対処策になるのかは非常に疑問です。
ただ、私は、子供の成長における
家庭の役割、
家庭教育というものの重要性を否定するものではありません。しかし、子供の人格形成に必要なものは、狭く
家庭での教育の中に押し込められるようなものではなく、子どもの権利条約に規定されているように、全ての子供が学び、健やかに成長できるような社会環境を整えていくこと。そして、教育環境においては、学校教育に加え、
子供たちからお年寄りまで、人々が生涯のいつでも自由に学習機会を選択して学ぶことができ、その成果が適切に評価される社会教育としての生涯学習が大事であると考えます。
家庭とその子供が豊かに成長することへの困難をもたらしているのは、先ほど申し上げました親においては長時間労働や非正規雇用が4割近くなった状況であり、子供においては自己肯定感のつくりにくい社会環境が本質的な原因であると考えます。
これらのことを解決するための施策こそ重視し、取り組むべき課題であると申し上げ、各位の御賛同をお願いし、私の討論といたします。
48
◯議長(
出戸清克君) ほかに討論はありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
49
◯議長(
出戸清克君) 討論なしと認めます。
これをもって討論を終結いたします。
これより採決に入ります。
議員提出議案第4号
家庭教育支援法の早期制定を求める意見書を採決いたします。
お諮りいたします。
本案は、原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
50
◯議長(
出戸清克君) 起立多数。
よって、本案は、原案のとおり決しました。
───────── ◇ ─────────
◎特別
委員会の設置、委員の選任、継続
調査
51
◯議長(
出戸清克君) 日程第4、人口問題対策調査特別
委員会の設置及び委員の選任についてを議題といたします。
お諮りいたします。
本
市議会は人口減少社会における少子化対策、高齢化対策に関する調査をさせるため、7人の委員をもって構成する人口問題対策調査特別
委員会を設置し、これに付託の上、閉会中の
継続調査に付すことにいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
52
◯議長(
出戸清克君) 異議なしと認めます。
よって、本件については、7人の委員をもって構成する人口問題対策調査特別
委員会を設置し、これに付託の上、閉会中の
継続調査とすることに決しました。
お諮りいたします。
ただいま設置されました人口問題対策調査特別
委員会の委員の選任については、
委員会条例第5条第1項の規定により、
議長において
竹 田 良 平 君 東 浩 一 君
南 藤 陽 一 君 木 下 裕 介 君
宮 西 健 吉 君 宮 川 吉 男 君
橋 本 米 子 君
以上7名を指名いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
53
◯議長(
出戸清克君) 御異議なしと認めます。
よって、ただいま指名いたしました諸君を人口問題対策調査特別委員に選任することに決しました。
次に、交流人口拡大に関する調査特別
委員会の設置及び委員の選任についてを議題といたします。
お諮りいたします。
本
市議会は北陸新幹線開業に向けた交流人口拡大に関する調査をさせるため、7人の委員をもって構成する交流人口拡大に関する調査特別
委員会を設置し、これに付託の上、閉会中の
継続調査に付すことにいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
54
◯議長(
出戸清克君) 異議なしと認めます。
よって、本件については、7人の委員をもって構成する交流人口拡大に関する調査特別
委員会を設置し、これに付託の上、閉会中の
継続調査とすることに決しました。
お諮りいたします。
ただいま設置されました交流人口拡大に関する調査特別
委員会の委員の選任については、
委員会条例第5条第1項の規定により、
議長において
岡 山 晃 宏 君 吉 田 寛 治 君
吉 村 範 明 君 吉 本 慎太郎 君
円 地 仁 志 君 表 靖 二 君
杉 林 憲 治 君
以上7名を指名いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
55
◯議長(
出戸清克君) 御異議なしと認めます。
よって、ただいま指名いたしました諸君を交流人口拡大に関する調査特別委員に選任することに決しました。
この際、各特別
委員会の正副
委員長互選のため、暫時休憩をいたします。
休憩 午後 2時29分
再開 午後 3時00分
56
◯議長(
出戸清克君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
───────── ◇ ─────────
◎各特別
委員会の正副
委員長の互選結果
報告
57
◯議長(
出戸清克君) この際、御報告申し上げます。
ただいまの休憩中に各特別
委員会を開き、
委員会条例第6条第2項の規定により正副
委員長の互選を行いました結果、人口問題対策調査特別
委員会の
委員長に
宮川吉男君、同副
委員長に竹田良平君、交流人口拡大に関する調査特別
委員会の
委員長に表靖二君、同副
委員長に吉村範明君がそれぞれ互選されましたので、御報告いたしておきます。
───────── ◇ ─────────
◎各常任
委員会の閉会中の
継続調査につ
いて
58
◯議長(
出戸清克君) 日程第5、各常任
委員会所管事務の閉会中の
継続調査についてを議題といたします。
予算決算常任委員会を初めとする4常任
委員会の
委員長から、お手元に配付のとおりそれぞれ閉会中の
継続調査の申出書が参っております。
お諮りいたします。
各常任
委員長からの申し出のとおり閉会中の
継続調査とすることに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
59
◯議長(
出戸清克君) 御異議なしと認めます。
よって、本件は各常任
委員長からの申し出のとおり閉会中の
継続調査とすることに決しました。
───────── ◇ ─────────
◎閉会の宣告
60
◯議長(
出戸清克君) 以上で本日の議事日程は全て終了いたしました。
これをもって
令和元年第3回
小松市議会定例会を閉会いたします。
閉会 午後 3時02分
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