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  1. 小松市議会 2019-06-10
    令和元年第3回定例会(第1日目)  本文 開催日: 2019-06-10


    取得元: 小松市議会公式サイト
    最終取得日: 2020-03-18
    ナビゲーションをスキップする ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1       開会 午前10時00分    ◎開会の宣告 ◯議長(出戸清克君) ただいまより令和元年第3回小松市議会定例会を開会いたします。  ───────── ◇ ─────────    ◎開議の宣告 2 ◯議長(出戸清克君) これより本日の会議を開きます。  ───────── ◇ ─────────    ◎諸般の報告 3 ◯議長(出戸清克君) 地方自治法第121条の規定による今期定例会における説明員の氏名は、お手元に配付のとおりでありますので、御報告いたしておきます。  その他の報告は省略いたします。  ───────── ◇ ─────────    ◎会議時間の延長 4 ◯議長(出戸清克君) あらかじめ会議時間を延長しておきます。
     ───────── ◇ ─────────    ◎会議録署名議員の指名 5 ◯議長(出戸清克君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により、議長において   東   浩 一 君   吉 田 寛 治 君 を指名いたします。  ───────── ◇ ─────────    ◎会期の決定 6 ◯議長(出戸清克君) 日程第2、会期の決定を議題といたします。  お諮りいたします。  今期定例会会期は、本日から6月28日までの19日間といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う人あり〕 7 ◯議長(出戸清克君) 御異議なしと認めます。  よって、会期は19日間と決定いたしました。  ───────── ◇ ─────────    ◎市長提出議案第39号~議案第47号、     報告第2号~報告第11号の上程、説     明 8 ◯議長(出戸清克君) 日程第3、市長提出議案第39号 令和元年度小松一般会計補正予算(第1号)外8件及び報告第2号外9件を一括して議題といたします。  市長より提案理由の説明を求めます。  市長、和田愼司君。    〔市長 和田愼司君登壇〕 9 ◯市長(和田愼司君) おはようございます。  令和元年第3回市議会定例会の開会に当たり、提出いたしました議案の概要と今後の市政運営に対する所信の一端を申し述べます。  さきの天皇陛下が御退位、上皇陛下となられ、皇太子殿下が皇位を継承なされました。謹んで御即位をお祝い申し上げます。  上皇陛下におかれましては、30年にわたる平成の御代を通じ、日本国及び日本国民の統合の象徴として、常に国の安寧と国民の幸せにお心をお寄せくださいました。  平成27年5月に木場潟を主会場に開催されました第66回全国植樹祭に御臨席いただいた際には、丁寧にお手植え、お手まきをされ、また子供歌舞伎や九谷焼など本市の歴史、文化に励ましのお言葉をおかけくださいました。  ここに、これまでの御恵愛に謹んで感謝を申し上げますとともに、今後は上皇后陛下とともにお健やかにお過ごしになられますようお祈り申し上げます。  「父君の 蒔かれし木より 作られし 鍬を用ひて くろまつを植う」。上皇陛下は、全国植樹祭に寄せて、昭和天皇お手まきの杉からつくられたくわでお手植えされたことをお詠みになられました。  昭和から平成、そして令和へと時代が引き継がれました。私たちは、陛下の温かな御心とともに、記念の樹木をふるさとの豊かな森と美しい自然を守るシンボルとして大切に育て、次の世代、そして未来へつないでまいりましょう。  ビューティフルハーモニー、令和の時代が幕をあけ、日本全体が新時代の到来を祝福する華やいだ雰囲気に包まれています。  謹んで天皇皇后両陛下の末永い御健勝と、国民とともに歩む新しい時代の皇室のいやさかをお祈り申し上げます。  今、我が国の社会、経済は、人口減少や少子・高齢化、働き方改革、世界経済グローバル化、第4次産業革命とも言われる技術革新など、大きな転換期を迎えています。  このような時代に、小松市民希望に満ち、誇りの持てるまちとなるためには、私たち一人一人が現状に甘んじることなく、それぞれの夢に向かって果敢にチャレンジし、力強く歩みを進めなければなりません。かつてないスピードでダイナミックに変化する社会を展望すれば、過去の延長線上に私たちが望む豊かな未来を描くことは難しいのかもしれません。目標や将来像を定め、未来から現在を見返し、変化を恐れずに、真に必要なことにチャレンジしていく、そうした発想、価値観の転換が求められています。  新元号、令和の由来となった梅の花は小松市の市の花であり、さらに大宰府天満宮ゆかりの小松天満宮など、本市にとってとても御縁を感じる元号名であります。元号に込められた思いを一人一人がしっかりと心に刻みながら、力を合わせて、令和を改革と躍進の時代とし、希望に満ちあふれた未来をともに切り開いていきましょう。  では、最近の主な市政の執行状況についてであります。  ゴールデンウイークの10連休中、本市では記帳所設置のほか、記念ウオーキング、婚姻届を提出されたカップルへのフォトサービス市民による唄や演舞などの披露、消防観閲式、記念植樹など、さまざまな新元号奉祝行事が催され、多くの参加、来場者の中、全市を挙げて、平成への感謝と令和の幕あけをことほぐことができました。  第21回日本こども歌舞伎まつりin小松では、小鹿野町の子ども歌舞伎のほか、新たな企画、演出として東京、松尾塾伝統芸能による舞踊、歌舞伎俳優、中村虎之介さんによる舞踊長唄が披露され、観衆をたくみな技芸で魅了されました。そして、小松子供役者は「勧進帳」を情感たっぷりに堂々と演じ上げ、令和初の舞台が感動と拍手喝采に包まれました。  お旅まつりでは、3日間とも晴天に恵まれ、たくさんの人出でにぎわう中、大文字町、京町子供役者が渾身の演技で観客を魅了し、新たな時代に伝統を受け継ぐ心意気を示してくれました。けんらん豪華な曳山曳揃えには昨年より多くのお客様に御来場いただき、外国人向けツアーには昨年の1.5倍の方が参加するなど数多くの外国人観光客や留学生が訪れました。増員した通訳ボランティアが曳山の案内や子供歌舞伎の歴史などを解説し、250年以上続く町衆文化の魅力を世界に向けて発信することができました。  4月17日、独立行政法人鉄道建設・運輸施設整備支援機構から北陸新幹線小松駅舎のデザインが発表されました。デザインはふるさとの伝統を未来へつなぐターミナル基本コンセプトに、外観はパネルを立体的、多面的に用いて白山の山並みをダイナミックに表現しているほか、観音下石を用いて歌舞伎の市松模様をかたどり、コンコースの内装は九谷焼や滝ケ原石、杉など、地元産材をふんだんに生かしたものとなっています。また、白山の稜線から切り取ったホームのガラス越しに美しい霊峰白山の眺望を楽しむことができるなど、至るところにふるさと小松と未来への希望を感じさせるすばらしいデザインとなりました。  駅舎建築工事は今秋にも始まり、令和4年春、建物部分が完成予定となっています。その後、駅舎と一体となった駅東西の広場やプロムナードの整備のほか、小松空港との連携、2次・3次交通、駅周辺の都市機能の充実を図り、人々と文化が行き交う南加賀ターミナルとしてさらに機能と魅力が高まるよう取り組んでまいります。  さて、小松マテーレ株式会社様からの企業版ふるさと納税や地方創生推進交付金などを活用し、石川県九谷窯元工業協同組合が整備を進めてきました九谷セラミック・ラボラトリー(CERABO KUTANI)が先月24日にオープンしました。九谷焼の土づくりから成型、絵つけなど全工程を学べる国内唯一の施設であり、また若手作家の工房やギャラリー、陶芸体験コーナーも備えた九谷焼の美とわざを体感できる複合型の創作工房となっています。今後、本施設を拠点に九谷焼の発信などに携わる地域おこし協力隊の活動を含め、多彩なメニュー、魅力的な仕掛けで、訪れる多くの方を魅了するとともに、ものづくりと人づくりの精神を未来へつなぐ拠点となるよう期待しています。  こまつ五彩ブランドプロジェクトとして取り組んでいる九谷焼のブランド化については、2023年の加賀地域北陸新幹線開業及び加賀の國1200年の節目に向かって、世界に発信する大きなチャンスとして、両市の共通のイメージである「九谷焼」をキーワードに、小松市、能美市が連携した新たな取り組み、KUTANismとして展開してまいります。  先月発表された令和初となる春の褒章において、学問や芸術分野の業績をたたえる紫綬褒章に、小松市ゆかりの茶道裏千家16代家元千宗室さん、建築家、隈研吾さんが選ばれました。  千宗室さんにおかれては、小松名誉市民、千玄室さんより御寄贈いただいた茶室、仙叟屋敷ならびに玄庵の活用を初め、小松の茶道文化の継承と発展に日ごろから多大な御支援をいただいております。  隈研吾さんは、これまでも幾度となく本市を訪問されており、苔庭の代表例となった日用苔の里の叡智の杜を監修いただき、地元産材の活用や周囲の風景に調和する美しいデザインを実現していただきました。さらに、先般オープンいたしましたCERABO KUTANIの設計監修にも御貢献いただきました。  このたびのお二人の受章に対しまして心よりお喜び申し上げます。  さて、来年5月に予定されている市川海老蔵さんの13代目市川團十郎白猿、勸玄さんの8代目新之助襲名の発表に続き、ことし8月に、海老蔵さんの妹、市川ぼたんさんが4代目市川翠扇を、海老蔵さんの長女、麗禾さんが4代目市川ぼたんを襲名することが発表されました。市川ぼたんさんには、日本舞踊の御指導に毎月来ていただいており、今後も市川宗家との御縁を大切に、「歌舞伎のまち こまつ」の魅力をさらに高めてまいります。  市民参加フローラルこまつに取り組んでいますが、このたび、すぐれた緑化推進活動に対して全国の模範として表彰する「みどりの愛護」功労者国土交通大臣表彰に、県内から唯一、小松市の2団体が選ばれました。  空港通り花の会は小松空港へのアクセス道路沿いでの花壇づくり、西軽海町三丁目町内会公園の美化に長く努めてこられたことが評価されました。地域での地道な活動が認められたことは大変喜ばしく、今後も引き続き市民共創の力で、北陸で一番の花と緑が美しいまちを目指していきましょう。  さて、聖火リレーコースや日程が東京五輪・パラリンピック組織委員会より発表され、東京2020オリンピック・パラリンピックまでいよいよ1年余となりました。小松市では、日本チームを含めて7カ国が事前合宿を行うこととしており、各国選手に最高のパフォーマンスを発揮していただく支援体制を整備するため、小松市2020東京オリンピック・パラリンピック支援チームがスタートします。  みんなの笑顔いっぱいをコンセプトに、温かいおもてなしがあふれる合宿をキーポイントとし、総務、広報などを担うアドミニストレーションチーム、選手のおもてなしや観光を担うOMOTENASHIチーム、施設や競技用具等の管理、調整など競技に関する支援を行うコンディションサポートチーム、宿泊、輸送、救護などを担うセキュリティマネジメントチームの4つのチームで選手をサポートしてまいります。  また、現在50名の市民に登録いただいておりますスポーツ市民サポーターを初め、各競技の協会、さらに公立小松大学を初め包括連携協定を締結しています各大学の学生たちが一体となって選手をサポートしてまいります。  開学2年目を迎えた公立小松大学には、新たに248名が入学しました。昨年度と同様に県外出身者が4割強を占め、進学時の人口流出に歯どめをかけるとともに、たくさんの若者を呼び込むことができました。学生の増加を見込んでJR小松駅周辺にはアパートやシェアハウスなどが新たに建てられていますが、引き続きマンション、アパートの開発が進んでおり、開学によるさまざまな経済効果が生まれています。  また、昨年度の新設住宅着工戸数は、県平均の伸び率を大幅に上回る前年度比5割増の1,111戸となっており、3月の公示地価では昨年度より4地点多い6地点で地価上昇が見られるなど、民間主導の不動産関連の需要も高まっています。今後も引き続き民間投資を呼び込めるよう、住みやすいまち、活力ある魅力的なまちづくりを進めてまいります。  開湯1300年を記念して整備を進めております(仮称)粟津温泉交流広場については、現在、休憩施設やサイクルポートの整備、のり面の植栽を進めており、8月22日からのおっしょべ祭りにあわせて完成する予定です。5月に地域おこし協力隊が企画したマーケットイベントには市内外から2,000人を超える方が来場されました。今後、映画祭の開催なども計画されており、粟津温泉のシンボルとして新たな使い方によるにぎわいの向上が期待されます。  昨年度の小松空港の利用者数は、国内線では羽田便を初め全ての路線で前年度を上回り、全体で4.7%増の158万人と北陸新幹線金沢開業以後では最高となりました。一方、国際線においては20.2%増の24万人と過去最多を更新しました。4月から定期便化した香港便は4月末現在の搭乗率が84.1%と好調に推移しており、小松空港の国際化が大きく進展しています。インバウンド、アウトバウンドが拡大する中、ビジネスや教育文化スポーツ、観光などで、国内はもとより世界とつながる北陸の国際ゲートウェイとして、その利便性、機動性を強化していきます。  なお、3月に退役した初代政府専用機(ボーイング747)の貴賓室部分が本市に無償貸与されることになりました。皇室や政府要人に加え、人道支援、在外邦人の輸送などの任務で100以上の国や地域にさまざまな形で活躍してきた当機の貴賓室は歴史的価値が高く貴重なものであり、設置する航空プラザのレイアウト等はこれから詳細決定していくことになります。  航空プラザは、世界最大の旅行コミュニティサイト、トリップアドバイザーのエクセレンス認証を5年連続で獲得し殿堂入りするなど、国内外の旅行者から高い評価を受けており、今後、貴賓室を生かしてさらなる魅力向上に努めてまいります。  さて、本市においては、近年、ものづくり産業を中心に外国人技能実習生の受け入れが拡大し、市内に住む外国人は6月1日現在、35カ国、2,343人を数えています。市では2月に行政手続のワンストップ窓口として外国人サポートデスクを開設したほか、こども園や小中学校での支援体制を強化しています。4月には小松商工会議所外国人雇用サポートセンターを開設し、外国人労働者の受け入れに関する企業の相談を受け付けています。また、6月より小松国際交流協会ポルトガル語ベトナム語相談員を配置した外国人くらしの相談窓口を開設するとともに、日本語習得に対する支援の拡充を図るなど、官民を挙げてサポート体制を整備しています。  4月に改正出入国管理法が施行され、今後は外国人材の活用と多文化共生社会の実現は自治体の使命であると言えます。外国人にやさしいまちは、私たち日本人にとっても暮らしやすいまちです。交流と共生の国際都市こまつに向けて、オール小松で取り組んでまいりましょう。  さて、本市の要望を受けて、昨年度に、防衛省が全国初の取り組みとして開始した高齢者世帯などを優先してエアコンを更新する特別制度ですが、1年目の昨年度は市内52世帯が利用されました。通常は順番待ちで、申し込みから着工まで半年程度かかりますが、本制度を利用すれば優先的に2週間程度で着工できることとなります。75歳以上の高齢者のみ世帯、おおむね3級までの身体障害者手帳をお持ちの方が暮らす世帯、小さいお子さんを御家庭保育されている世帯が対象となっており、本制度を大いに御利用いただき、近年の猛暑に伴いふえている熱中症を予防していただきたいと考えています。  次に、平成30年度の決算見通しです。  政府の発表によれば、平成30年度の日本経済は、緩やかな回復基調が続き、輸出は横ばいとなっているものの、企業収益が高く、設備投資が増加するとともに、雇用・所得環境の改善により個人消費の持ち直しが続いたとしています。しかしながら、米中貿易摩擦中近東の政情、EUブレグジットなど不安定さは拡張しており、多くの産業で減退傾向が見られます。  こうした状況の中、昨年度の本市の市税収入は、主要税目である法人市民税、個人市民税、固定資産税がいずれも伸び、市税全体で過去10年で最高となる約170億円を見込んでいます。一方、歳出では、子育てや福祉などの扶助費、医療介護などの社会保障費が伸びる中、3年計画で進めてきたエコロジーパークこまつ・クリーンセンターや公立小松大学の末広・粟津キャンパス、小松武道館、梯川ボートハウスなど、市民に直結した学び健康づくりを充実させるための基盤強化などに取り組みました。  また、4億円の市債繰り上げ償還を行ったほか、当初予算で合わせて4億8,000万円の取り崩しを予定していた財政調整基金及び地域経済活性化対策基金についても3億3,900万円にとどめるなど財政健全化も図りました。このほか、地方創生推進交付金の活用や効率的な予算執行、さらなる固定費の削減に努めた結果、5億円台の黒字決算となる見込みです。  財政健全化への大きな課題である市債残高については、発行額の抑制や繰り上げ償還などにより全会計で1,218億円と前年度より12億円の改善を見込んでおり、平成21年度末残高から10年間で200億円圧縮するという目標を前倒しで達成し、9年間で216億円を圧縮できる見込みです。  令和元年度の予算執行につきましても、市民の共通の願いである健全な財政を目指し、利子負担の軽減とあわせ、引き続き将来負担の軽減を図っていきます。  なお、日本経済の現状については、中国経済の減速などから輸出の伸びが鈍化し、製造業を中心とした生産活動に弱さが見られると言われています。エスカレートしている米中貿易戦争原油高などリスクも抱えており、不透明感もあることから、変動要素の大きい法人市民税を中心に歳入の動向を慎重に見きわめながら、NEXT10年ビジョンの実現に向けた各施策を進めてまいります。  それでは、今議会に提出いたしました議案の概要について説明いたします。  提出いたしました議案は、予算案3件、条例案3件、その他の議案3件、合計9件です。  初めに、補正予算案の概要についてですが、補正額は、一般会計3億3,008万8,000円、特別会計208万円、合計3億3,216万8,000円、その他債務負担行為額として1億6,400万円を計上しており、補正後の予算累計額は、一般会計で449億1,008万8,000円、全会計の合計では988億2,216万8,000円となっております。  次に、補正予算案に計上いたしました主な施策について御説明いたします。  自然の恵みあふれる里山地域については、持続可能な発展に向け、里山自然学校大杉みどりの里・こまつ滝ケ原、里山健康学校せせらぎの郷などの拠点整備のほか、関係団体で構成するこまつSATOYAMA協議会、水郷2020ネットなどの協議をもとに、人材育成、商品開発やビジネス創出、生態系の保全など、里山資源の活用や地域振興に取り組んできました。この間、石文化の日本遺産認定、SAVOR JAPAN(農泊 食文化海外発信地域)認定などにより、地域のブランド力が高まり、市外からの移住者や事業者などが新しい風を送り込むなど、地域再生の好循環が生まれつつあります。  今回、地元の意見や要望をお聞きしながら旧西尾小学校跡地の活用方針について検討していた小松小学校跡地検討委員会からの答申を踏まえて、大学等の研究室やアトリエなどを備えたミニキャンパス、里山の食を楽しめるカフェ・レストランのほか、宿泊施設やオフィスルーム、アクティビティなど、里山での学び、食、農体験ができる新たな活動拠点、(仮称)Satoyama Artist Collegeこまつ観音下を整備することとし、国の支援を受け基本設計及び実施設計を行うための所要額を計上しています。今後、地域や関係団体大学などと連携し、民間活力をベースとした運営方法も含めて検討してまいります。  なお、南加賀3市1町で整備を進めてきました獣肉処理加工施設は7月からの稼働を予定しております。今後、トレーサビリティシステムを構築の上、従事者の技術習熟期間を経て、9月から精肉や加工品を出荷できる見込みです。衛生管理も徹底し、安全・安心でおいしいジビエを提供するとともに、持続可能な農林業の形成と豊かな里山資源の保全を図ってまいります。  北陸の際立ったまち「国際都市こまつ」を高めていく上で小松空港周辺エリアの持つポテンシャルを最大限に引き出すことが重要と考え、地元との調整を重ねてきた安宅新地区土地区画整理事業については、地権者との合意形成もおおむね整い、今後、事業認可に向けた関係機関との協議や物件補償調査を進めていきます。  今回、小松土地開発公社による用地取得を進めるため、債務負担行為の設定を行うこととしています。空港、鉄道、高速道路が近接する全国的にも極めて恵まれた立地条件を生かして、新たな産業創出に向けて取り組んでまいります。  国の日本版DMOに登録された一般社団法人こまつ観光物産ネットワークが、魅力的な観光地域を目指し行うマーケティング調査のほか、新幹線開業や東京オリンピック・パラリンピック開催を見据えて伝統文化や食の魅力を国内外に発信する取り組みなどへの助成について所要額を計上しています。インバウンド需要は今後も拡大し、またリピート率の高まりとともに、地方のよさにも目が向けられつつあります。今後も、官民一体で地域の資源、魅力をさらに高め、積極的に情報発信、プロモーションを展開してまいります。  東京オリンピック・パラリンピックの開催と市制80周年の記念プロジェクトとして進めている記念モニュメントの制作については、こまつKUTANI未来のカタチのメンバーにデザイン案の作成を依頼し、オリンピックの五輪と九谷焼の五彩をコラボレーションした3つの案を提案いただきました。今後、小松スポーツ推進審議会小松スポーツ協会等の意見を踏まえて決定することとし、今回、制作費として債務負担行為と合わせ所要額を計上しています。制作に当たっては、開催年にちなみ子供たちを初め市民2,020人が、一人一人、九谷焼タイルに絵つけするなど市民共創で取り組み、後世まで市民に愛されるレガシーとして来年6月の完成を目指します。  近年、首都圏を中心に男性の風疹が流行していることから、妊婦とおなかの赤ちゃんを風疹から守るため、免疫が低い41歳から57歳までの男性について3年間に限り定期予防接種の対象とし、抗体検査と予防接種に係る費用について所要額を計上しています。  このほか、圃場や農業用水、老朽ため池改修などに係る県営土地改良費負担金、林道整備に係る費用などについて所要額を計上しています。  歳入としては、バイオ医薬の研究施設建設のための東部産業振興団地内の市有地購入による収入などを計上しています。  このほかの補正予算案の財源としましては、分担金、国・県支出金、市債などの特定財源のほか、前年度繰越金104万7,000円を充てております。  最後に、平成30年度3月31日付専決補正についてです。  歳入では、市税の増額のほか、国・県交付金の実績に合わせた増減、財政調整基金繰入金の調整、市債の整理など、歳出では、ふるさと納税の増額分の基金への積み立て、積雪不足に伴う大倉岳高原スキー場の収支精算のほか、3月補正後に生じた事由あるいは3月末までの実績見込みに基づく不用額の整理が主な内容であります。  条例案といたしましては、選挙事務の日当に関する特別職の職員等で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例についてなど3件、その他の議案として、辺地に係る公共的施設の総合整備計画の変更についてなど3件を提出しております。  条例案のうち、小松市税条例の一部を改正する条例については、消費税率改定に伴う負担を軽減するため、税率が車両取得費の1%または2%の軽自動車税環境性能割について1年間に限りそれぞれ1%分を軽減するほか、自動車の燃費性能等に応じて軽減される軽自動車税種別割のグリーン化特例について、ガソリン車については令和3年度課税分まで延長し、電気自動車及び天然ガス車については令和5年度課税分まで延長することを定めるなど、国が定める地方税法等の一部改正に伴うものであります。  その他の議案等については、本日からの日程に従い、担当部課長より説明いたしますので、私からの説明は省略いたします。  さて、昨今、児童が犠牲となる犯罪や痛ましい交通事故など、登下校中の安全が脅かされる事件事故が全国で発生しております。小松市では、学校やこども園等における安全対策の再確認を進めるとともに、PTA、わがまち防犯隊、防犯交通推進隊などによる一層の見守りや声かけをお願いしたところです。「見える防犯・見せる防犯」をキャッチフレーズに活動の見える化を図り、市民一丸となって事故ゼロ、犯罪ゼロのまちを目指して、安全・安心のまちづくりに取り組んでまいります。  現在、日本では犯罪の認知件数は年々減少していますが、再犯の割合が約5割となっていること、再犯者の中には安定した仕事や住居がないなどの課題を抱えている人が多く、再犯防止対策として社会復帰支援など地域の取り組みが重視され始めています。  こうした中、平成28年12月に再犯防止推進法が施行、平成29年12月には国の再犯防止推進計画が閣議決定され、地方公共団体においても再犯の防止等に関し、地域の実情に応じた計画を策定することが求められました。  本市では、地方再犯防止推進計画としては、県内初となる小松市リ・スタート計画を7月1日の策定を目指して、関係機関や団体と調整しています。犯罪や非行をした人が出所した後、円滑に社会の一員として復帰し、新たな出発(リ・スタート)とするためには、安定した仕事や住まい、学びの機会の確保が大切であり、そのためには地域で支える環境と民間の協力が欠かせません。犯罪や非行をした人が罪を償い、地域に戻ってきたときに円滑に社会復帰できるよう、行政と民間が連携し、地域で支える仕組みづくり、環境づくりを進めてまいります。
     現在、国により継続的に堤防の拡幅と河道掘削が行われている梯川については、河川の流下能力が向上したことを受け、5月に住民避難の判断基準となる水位が見直され、埴田観測所で避難判断水位が3.6メートルから4.2メートルに、氾濫危険水位が4.2メートルから4.6メートルに引き上げられました。今年度は、国の予算配分が増額され、さらに治水安全度が高まることを期待しています。  市においても、排水路の整備や排水ポンプの増設のほか、自主防災組織のレベルアップや防災士、しみん救護員などの人材育成、防災行政無線やSNS、結ネット等の情報伝達の多チャンネル化などに取り組み、地域防災力の強化に努めてきたところです。過去に類を見ない集中豪雨をもたらす線状降水帯が各地で発生するなど、年々、被害が甚大化していることを踏まえ、引き続き国や県などの関係機関との連携を強化するとともに、ハード、ソフト両面から地域防災力を一層高め、災害に強いまちづくりを進めてまいります。  さて、昨年開校しましたこまつ市民大学は、9月からの第2期に向けて6月下旬に募集を開始します。今回、公立小松大学金沢大学に加え、新たに北陸先端科学技術大学院大学富山大学を初め、多くの大学研究機関等の協力を得てカリキュラムがさらに充実、30を超える講座を設け、受講生1,000名を目指します。人生100年時代と言われる中、目まぐるしくテクノロジー価値観が変化する社会においては、学びライフスタイルとし、新しい知識を吸収し続け、みずから考える力を身につけることが大切になります。これからも、生涯を通じた学び直しとチャレンジを応援してまいります。  2015年9月、世界の国々は持続可能な未来づくりに向け、自然環境の保全やエネルギー、教育、保健など、山積する諸課題を認識し、SDGs(持続可能な開発目標)として、2030年のあるべき姿に向けた共通する17の目標を定め、取り組んでいくことを国連サミットで採択しました。これを受け日本においても、2016年5月、内閣総理大臣本部長とするSDGs推進本部を設置し、政府が強力に進めることを確認するとともに、地方創生と絡め、広く全国の自治体及びその地域で活動するステークホルダーの積極的な取り組みを推進することを決定しました。  私たち小松市は、2016年3月、ふるさとこまつを未来へつなぐ条例~PASS THE BATON~を制定しました。これは、SDGsの理念に合致する条例であり、さらにビジョンにより未来像を設定し、人口減少や超高齢化、目まぐるしく変わる技術革新など、来る課題を先読みし、果敢にチャレンジするべくまちづくりを進めてきました。また、共創をいち早く呼びかけ、高等教育機関国立天文台などの専門機関、企業地域、市民団体など多様な皆さんとのパートナーシップにより、まちづくり、人づくりを展開しています。この手法や考え方は、国が進める自治体SDGsを体現しており、まちづくりの政策自体についても国や専門家から評価されています。  今やまちづくりは世界的課題にも対応して進めなければなりません。SDGsの理念を2020年度からの次期こまつ創生総合戦略、さらには、2040年を見据えた20年ビジョンにも取り込み、全国のモデルとなるよう策定を進めてまいります。一人一人の思いと行動が積み重なり、また大きく広がることが、私たちのまちの未来を、そして地球の未来を明るくすることにつながります。ぜひ、未来志向でともにまちづくりをレベルアップしてまいりましょう。  以上で提案理由の説明を終わりますが、御審議の上、全議案について原案どおり可決いただきますようよろしくお願いいたします。  ───────── ◇ ─────────    ◎次会日程報告 10 ◯議長(出戸清克君) 以上で、本日の議事日程は終了いたしました。  お諮りいたします。  明11日から16日までは議案調査のため休会いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う人あり〕 11 ◯議長(出戸清克君) 御異議なしと認めます。  よって、明11日から16日までは議案調査のため休会することに決しました。  次会は、6月17日午前9時30分から会議を開き、市長提出議案に対する質疑並びに市政一般に対する質問を行います。  ───────── ◇ ─────────    ◎散会の宣告 12 ◯議長(出戸清克君) 本日はこれにて散会いたします。       散会 午前10時39分 Copyright © Komatsu City Council, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...