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  1. 小松市議会 2018-09-27
    平成30年第3回定例会(第4日目)  本文 開催日: 2018-09-27


    取得元: 小松市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-10
    ナビゲーションをスキップする ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1       開議 午後 1時30分    ◎開議の宣告 ◯議長(宮川吉男君) これより本日の会議を開きます。  ───────── ◇ ─────────    ◎会議時間の延長 2 ◯議長(宮川吉男君) あらかじめ会議時間を延長いたしておきます。  ───────── ◇ ─────────    ◎市長提出議案第64号~議案第76号、     継続調査案件委員長報告、質疑、討     論、採決 3 ◯議長(宮川吉男君) 日程第1、市長提出議案第64号から議案第76号までの13件、継続調査中の小松基地空港対策特別委員会の飛行の安全に関する調査・飛行場周辺まちづくりに関する調査を一括して議題といたします。  これより委員長の報告を求めます。  予算決算常任委員長灰田昌典君。    〔予算決算常任委員長 灰田昌典君登壇〕 4 ◯予算決算常任委員長灰田昌典君) 予算決算常任委員会における審査の経過並びに結果について御報告申し上げます。
     当委員会に付託されました案件は、議案第64号から議案第67号、議案第73号から議案第76号までの以上8件についてであります。  これらの案件につきましては、まず9月14日に会議を開き、総括質疑を行うとともに、引き続き18日から20日に各分科会を開催し、詳細な審査を行いました。これを受け、委員会は9月25日に会議を開き、各分科会委員長の報告を聴取しました。  分科会委員長報告の主な内容を申し上げます。  初めに、予算についてであります。  議案第64号 平成30年度小松市一般会計補正予算(第3号)についてであります。  防犯交通安全推進費については、わがまち防犯隊員の増加や地域での防犯意識の高まりを受け、わがまち防犯隊のさらなる活動環境の向上を図るため、隊員からのニーズが多いジャンパー等の装備品を拡充するものであります。登下校時の児童の見守りや交通安全指導、不審者への警戒など、子供たちの安心・安全に多大な貢献をしているわがまち防犯隊に対しては、今後ともしっかりとバックアップしていくよう求めました。  観光ブランド力・誘客推進費については、スマートフォンなどで利用できる多言語に対応した観光おもてなしの窓口として多言語AIコンシェルジュを導入する経費とのことであります。AI技術の活用に先進的に取り組むのはよいことでありますが、目まぐるしく技術が進化する情勢の中、選定時には広く情報を収集し導入するよう求めました。  北前船歴史文化発信プロジェクト費については、日本遺産に認定された安宅湊発信シンボルとして米谷家跡地公園に石のモニュメントなどを整備する経費とのことでありますが、シンボル整備や安宅のまちづくり全体について、いま一度、地元理解を深めて実施するよう求めました。  こまつドーム屋外運動場改修費については、こまつドームの屋外運動場観覧スタンド防球ネットを設置する経費であります。観覧スタンドはスペースを有効利用できる移動式であり大いに活用を期待いたしますが、維持管理については使用する協会などと連携を密に、さまざまな状況を想定し、事故等が起こらないよう安全強化に努めるよう求めました。  次に、議案第73号 専決処分の承認を求めることについて中、専決第4号 平成30年度一般会計補正予算(第2号)についてであります。  芸術劇場管理運営費については、管理事務室系統氷蓄熱式エアコンの更新費用とのことであります。公演時等、突発的に起こるトラブルは市の信用にもかかわりますので、猛暑時に事務室エアコンが故障したということを教訓に、施設使用に支障を来さないようにしっかりと点検、管理を行うことを求めたのであります。  次に、平成29年度決算についてであります。  議案第74号 平成29年度小松市歳入歳出決算の認定についてであります。  防災行政無線整備費については、有線放送設備を無線化し、各家庭に戸別受信機を設置する事業を実施したものであり、平成25年度から開始し平成29年度で事業が完了したものであります。防災無線は、防災情報はもちろん市からのお知らせや町内のコミュニティ放送として重要性が増しており、また全国的な防災意識の高まりによって防災行政無線の需要が高まっている中、メーカーにおいて在庫が不足し、転入された市民の方より不満の声が寄せられています。市民の方が安心・安全な生活を過ごせるようにすることが行政の努めであり、想定外の災害に備え、人命にかかわる重大な問題と認識し、早急に待機期間なく設置していくよう対応を強く求めました。  情報管理費について、先日の9月9日には国道416号線が開通しましたが、新保、丸山周辺地域の携帯電話の電波はよいとは言えない状況であります。今後、交通量の増加が見込まれ、緊急時などにおいて支障を来すおそれもあることから、通信環境の整備、改善を求める意見が出されました。  収納率向上対策費については、コンビニ納税や口座振替の手続がキャッシュカードを用いて市役所窓口において簡単にできるサービスなど、納税環境の整備等が進んだことなどにより、平成29年度の現年分の収納率は、市税は99.21%、国民健康保険税は95.74%となり、収納率が向上したとの報告がありました。  これまでの努力によるものであり、大変喜ばしいことであります。引き続き、納めやすい環境により収納率が向上するよう期待するものであります。  主任児童委員活動費については、一部の校下における児童数の増加に対応していくためにも、県に対し主任児童委員の増員を要望していくよう求めました。  がん対策費については、がん検診受診率のさらなる向上のため、今後も受診しやすい環境づくりに工夫を重ねていくよう求めるとともに、全国的に高齢者の罹患率が高い結核については市民への情報の周知と受診の啓発に努めるよう求めました。  健康づくり予防連携推進費については、健康長寿社会を目指し、あらゆる角度からデータどりをするとともに、それに基づいた健康づくり事業の強化や横断的な組織連携による予防政策のさらなる推進を求めました。  高齢者総合相談センター費については、地域の高齢者の介護や福祉などの総合的な支援や見守り活動など、高齢者が安心して暮らせるまちづくりに大きな役割を担っている高齢者総合相談センターに対して今後ともしっかりとバックアップしていくよう求めました。  訪問型サービス事業費については、住民主体型の地域サポートクラブ協力会員が前年度よりも減少している半面、利用人数は増加していることから、今後ともしっかりと協力会員を確保していくよう求めました。  観光ボランティア推進費については、小松観光ボランティアガイドの会「ようこそ」の学習会やガイド養成講座等に要する経費とのことであります。小松市の顔となる大変な仕事であるボランティアについては深い知識が必要であり、今後は費用対効果を検証し、若者世代も含めた人材を確保できる体制づくりを構築していくよう求めました。  市内コンベンション開催費については、コンベンションや合宿等の補助に要する経費とのことであります。合宿での利用実績はふえてきておりますが、サイエンスヒルズこまつなど市内施設や粟津温泉の活用につなげていくためにも、スポーツ合宿にとどまらず、MICEの誘致など幅広いPR活動を行っていくよう求めました。  緑の少年団育成費については、市内25の緑の少年団が行う環境保全活動等に要する経費であり、植樹祭後もブロック活動や個々の活動などに熱心に取り組まれているとのことでありますので、今後も継続して活動するためにも一定の予算規模を維持して支援するよう求めました。  鉄道高架下活用費については、JR高架下土地賃借料とのことでありますが、IRの運営に切りかわる機会に賃借料をしっかりと交渉するよう求めました。  道路維持管理費については、街路樹の維持管理や側溝清掃により生じた泥の処分手数料などに係る経費とのことでありますが、街路樹の根によって盛り上がっているなどの傷んだ歩道が見られることから、車道だけではなく歩道にも目を向けるように、市民から届く情報に応えた安全な道路管理に努めるよう求めました。  北陸新幹線建設推進費については、新幹線の負担金支出について一部の委員より反対であるという意見が出されました。  次に、議案第75号 平成29年度小松市公営企業会計決算の認定についてであります。  病院事業収益のうち入院収益については、病床利用率入院収益に大きな影響を与えることから、病床利用率を向上させるよう求めました。  なお、本年度の機構改革については、国際都市推進課の業務が4課に引き継がれていますが、わかりやすく丁寧に説明するよう求めました。また、市民が混乱しないように国際交流の窓口をしっかりわかりやすくしてほしいという要望もありました。  なお、採決の結果、議案第64号から議案第67号及び議案第73号、議案第75号、議案第76号の以上7件は全会一致をもって、議案第74号は賛成多数をもって、いずれも原案どおり可決、承認、認定すべきものと決した次第であります。  最後に、次年度に向けてこれらの各分科会のさまざまな意見を踏まえ、事業の検証を十分に行い、しっかりと精査し、予算編成に反映するよう強く求めるものであります。  以上、予算決算常任委員会の報告といたしますが、何とぞ各位の御賛同を賜りますようお願い申し上げます。  終わります。 5 ◯議長(宮川吉男君) 総務企画常任副委員長、木下裕介君。    〔総務企画常任副委員長 木下裕介君登     壇〕 6 ◯総務企画常任副委員長(木下裕介君) 総務企画常任委員会における審査の経過並びに結果について御報告申し上げます。  本委員会に付託されました案件は、議案第68号 小松市議会議員及び小松市長の選挙における選挙運動公費負担に関する条例についてを初めとする議案3件であります。  これらの案件につきまして、活発な質疑応答を行い、終始慎重なる審査を行いました結果(「マイク入っとらんぞ」と言う人あり)、全会一致でいずれも原案どおり可決すべきものと……(「木下君、ストップせえ。マイク入っとらん」「議長がとめな」「議長がとめんなん。議長判断で」「ちょっとストップや」と言う人あり)。 7 ◯議長(宮川吉男君) ちょっとストップしてください。  済みません。  この際、マイクの調整をしなければならないということで、暫時休憩をいたします。       休憩 午後 1時44分       再開 午後 2時20分 8 ◯議長(宮川吉男君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  まず、放送設備ふぐあいにより会議が中断されましたことをおわび申し上げます。  ただいま、放送設備ふぐあいが解消されましたので、これより委員長報告を続けます。  総務企画常任副委員長、木下裕介君。    〔総務企画常任副委員長 木下裕介君登     壇〕 9 ◯総務企画常任副委員長(木下裕介君) 総務企画常任委員会における審査の経過並びに結果について御報告申し上げます。  本委員会に付託されました案件は、議案第68号 小松市議会議員及び小松市長の選挙における選挙運動公費負担に関する条例についてを初めとする議案3件であります。  これらの案件につきまして、活発な質疑応答を行い、終始慎重なる審査を行いました結果、全会一致でいずれも原案どおり可決すべきものと決した次第であります。  以下、審査の過程におきまして、さまざまな意見や要望が出されましたので、その一端について御報告申し上げます。  初めに、議案第69号 小松市本社機能立地促進のための市税の課税の特例に関する条例の一部を改正する条例についてであります。  地域再生法の一部改正に伴い、本社機能の移転または拡充の設備投資に係る固定資産税の特例(不均一課税)について、特例期間の延長及び軽減割合の見直しを行い、小松市条例の一部を改正するものであります。  固定資産税の税率について、法改正に伴い3年間課税免除にするとのことですが、今後、企業誘致や設備投資の拡大のため、小松市独自の取り組みを行えないかという意見がありました。  次に、小松市内郵便局との包括連携についてであります。  地域に密着したサービス展開や郵便局のネットワークを生かし、見守り活動や防災対策などの連携による安心・安全や市民サービスの向上に向け、相互の連携を進めいていくとのことであります。今後、地域経済の発展や地域住民利便性向上に向けた連携事業が展開されることを期待いたします。  次に、EVバス車内における公衆無線LANサービスの開始についてであります。  9月1日よりサービス提供を開始し、一度の登録で市内のほか全国の主要Wi-Fiスポットに簡単に接続できるアプリとも連携し、市民や小松市を訪れる観光客にサービスの提供をすることでまちの魅力向上につなげるとのことであります。よりよいサービスの提供はもとより、さらなるEVバス乗車率向上を期待するものであります。  最後に、台風21号の対応についてであります。  9月4日に発生した台風21号により、自主避難所を7カ所開設し、総避難者は90名とのことでした。今後も引き続き、よりよい避難所運営となるよう求める意見が出されました。  以上、総務企画常任委員会の報告といたしますが、何とぞ各位の御賛同を賜りますようお願い申し上げます。 10 ◯議長(宮川吉男君) 福祉文教常任委員長吉本慎太郎君。    〔福祉文教常任委員長 吉本慎太郎君登     壇〕 11 ◯福祉文教常任委員長吉本慎太郎君) 今定例会における福祉文教常任委員会に対する審査付託議案はございませんが、本委員会の所管事項について、さまざまな意見や要望が出されましたので、その一端について御報告申し上げます。  初めに、こどもサイエンスデイについてであります。  理科、科学を通して子供の好奇心や探究心を育み、生きる力の基本を身につけるとともに、幼児教育・保育の質の向上につなげることを目的に、小松駅周辺の学びのゾーンに立地するサイエンスヒルズこまつ、カブッキーランドにおいて、こどもサイエンスデイ2018を開催するとのことであります。おもしろステージや体験コーナー不思議クッキングなど多種多様な催しが予定されており、多くの来場者が見込まれるものでありますので、会場間の移動や駐車場利用に特段の配慮を求めたものであります。  次に、こどもおしごとたいけんについてであります。  こどものまちで警察署や消防署、病院など、ふだんでは経験できない仕事を体験し、世の中にある職業を知ることにより将来に対する自分の可能性を広げてもらうことを目的に開催している本事業については、毎年定員を大幅に上回る応募があり、抽せんにより参加者を決定している状況であります。今年度は、昨年度から定員を100人ふやし400人の定員を確保したとのことでありますが、一部の委員より、抽せんにより参加することができなかった児童に対する配慮を求める意見が出されました。  次に、はつらつ協議会の設立推進についてであります。  地域コミュニティが担ってきた防災、福祉、文化などさまざまな課題への対応力の低下が懸念される中、みずからの地域における課題解決や住みよいまちづくりに向け、地域が中心となった取り組みを持続的に行う新たな地域運営体制づくりが重要となっていることから、本市では平成28年度よりはつらつ協議会の設立を呼びかけているところであります。はつらつ協議会については、現在、市内の5校下で組織され、地域の各種組織や団体との連携のもと、地域住民交流促進イベントの開催や特定の地域課題に関する議論など多様な取り組みが行われているところでありますが、校下における組織の位置づけや役割、具体的な活動内容が不明確でわかりづらいなどの課題も浮き彫りになっているとのことであります。  はつらつ協議会は、今後、地域の知恵と力を結集することによるコミュニティ活動の活発化はもちろん、災害時などにも力を発揮することが期待されており、全市的な設立を推進していく必要があるため、校下公民館市立公民館などの既存の公民館組織を発展的に改編することにより、その位置づけを明確化し、実効性のある運営のため、組織体制活動内容などのガイドラインを提示しながら関係者と協議を行い、来年4月を目標に新組織をスタートさせたいとのことでありました。  これに対し各委員からは、これまでの公民館の役割を維持していくことができるのか。はつらつ協議会が公民館組織に編入されるのであれば理解できるが、その上位に位置づけられるのであれば理解されにくいのではないか。校下の規模によって組織体制活動内容に差異があるため、校下の実情に応じた活動から始めるべきではないか。地域のコンセンサスを得るための十分な時間を確保すべきではないか。モデルケースとして先行している5校下から10校下、過半数の校下へと段階的に進めたほうがよいのではないか。新組織の設立目的や活動内容、既存の地域組織とのすみ分けなどを整理し、明確に示すべきではないかなどの多くの意見が出されたものであります。  本委員会としては、現時点での判断はいたしませんが、今後、関係各位への説明を十分に行っていくことはもちろん、協議の進捗状況を随時委員会で報告するよう求めたものであります。  以上、本委員会の報告といたします。何とぞ各位の御賛同を賜りますようお願い申し上げます。 12 ◯議長(宮川吉男君) 経済建設常任委員長高野哲郎君。    〔経済建設常任委員長 高野哲郎君登壇〕 13 ◯経済建設常任委員長高野哲郎君) 経済建設常任委員会における審査の経過並びに結果について御報告申し上げます。  当委員会に付託されました案件は、議案第70号 小松市体育施設条例の一部を改正する条例についてを初めとする議案2件であります。  これらの案件につきまして、活発な質疑応答を行い、終始慎重なる審査を行いました結果、全会一致でいずれも原案どおり可決すべきものと決した次第であります。  以下、審査の過程におきまして、さまざまな意見や要望が出されましたので、その一端について御報告申し上げます。  初めに、小松市住宅マスタープランについてであります。  近年、急速に増加し問題となっている空き家対策など、本市の住生活を取り巻くさまざまな課題を踏まえ、具体的な取り組みを着実に実行することにより、市民の住生活の安定の確保及び向上に資するために住宅マスタープランを策定するものであります。  公営住宅については民間の賃貸にシフトしていく中で公営住宅として残すべきところを整理していくとのことでありますが、建てかえ時にはデザイン性ではなく使いやすさを重視するように、また庁内関係課とのワーキング、ヒアリングでは、高齢者の住まいのあり方について検討するよう求めたものであります。  計画の見直しについてはおおむね5年ごととし、必要な変更を行うとのことでありますが、5年という期間にとらわれることなく、急速に変化する社会情勢に柔軟に対応していくよう求めたものであります。  次に、経営モデルチェンジ支援補助金の認定についてであります。  経営モデルチェンジ支援事業に応募のあった5件について審査した結果、新型ロボットの導入による生産性向上を図る企業スマート化事業や、小松うどんを効率的に提供し、省力化を目的とする経営革新事業など3件を採択したとのことであります。今後、2次募集を行うとのことであり、さらなる本市産業の高度化や振興を図るため、共同事業やビジネスモデルの導入など、新たな事業活動を通じ、経営の向上に取り組む中小企業や起業を希望される方々の設備投資を支援していくとのことであります。また、新たな事業活動に関連し、自動車学校が運営するドローンスクールとして、県内初の石川ドローンスクール市内自動車学校により10月20日に開校されるとのことです。今後、さまざまな分野においてドローンの活躍が期待され、その幅広い支援の仕組みづくりを求めたものであります。  最後に、石川発地域ドラマin小松「いよっ!弁慶」の放送についてであります。  10月31日のNHKBSプレミアムでの放送に先立ち、9月から10月中旬にかけ市内各所でPRパネルポスター展示パンフレット配布などを行い、10月後半には市民向けの試写会が市内で行われる予定とのことであります。このドラマ制作を一つの契機とし、小松を舞台とした連続ドラマ制作誘致など、「歌舞伎のまち こまつ」のさらなる魅力発信に努めるよう求めたものであります。  以上、経済建設常任委員会の報告といたしますが、何とぞ各位の御賛同を賜りますようお願い申し上げます。 14 ◯議長(宮川吉男君) 小松基地空港対策特別委員長、浅野清利君。    〔小松基地空港対策特別委員長 浅野清
        利君登壇〕 15 ◯小松基地空港対策特別委員長(浅野清利君) さきの定例会で継続調査の議決をいただきました飛行の安全及び飛行場周辺まちづくりに関する調査について、閉会中も調査を続けてまいりましたので、本委員会での意見及び議論について御報告申し上げます。  初めに、在日米軍再編に係る訓練移転についてであります。  7月16日から20日にかけて、小松基地において日米共同訓練が行われました。2国間の相互運用性の向上及び米軍飛行場の周辺地域における訓練活動の影響を軽減するために行われるものであります。今後とも、訓練実施の際には、市民の安全・安心を図るため、これまで以上に安全対策、騒音対策を徹底し、飛行の安全や協定の順守を求めるものであります。  訓練の実施については、小松市民にとって関心の高いことであることから、今後とも、速やかな情報提供に努めるよう求めました。  次に、航空祭についてであります。  9月17日月曜日、敬老の日に2年ぶりに開催されました。今年の航空祭は好天に恵まれ、アクロバット飛行チーム、ブルーインパルスの参加もあり、来場者は約12万3,000人とのことでありました。基地周辺の交通トラブルもなく、予定どおり開催されたとのことであります。多くの航空ファンが訪れると見込まれたことから、路上駐車対策のため基地周辺の交通規制を広げ、シャトルバスがスムーズに運行できるようにするなど、関係機関と十分調整し、対策が行われたとのことであります。  航空祭における事前訓練については、予備日に訓練が行われたことがありましたが、特に地元の活動に対しては特段の配慮を求めたものであります。  次に、国の平成31年度概算要求についてであります。  8月31日に防衛省が財務省に対して行った平成31年度概算要求が公表されております。基地周辺対策費は平成31年度概算要求額1,411億300万円で、前年度に対し348億4,000万円増の32.8%の伸びとの報告がありました。  今回の概算要求の特徴としては、住宅防音の伸び率が67.8%と大きく伸びているところであります。住宅防音工事を初め騒音防止、道路改修、緑地整備、周辺環境整備など地元の要望を優先に、ぜひとも民生安定化に向けてこれからも国直轄事業及び国の補助金を活用し、予算をスムーズに執行していくよう求めました。  最後に、小松空港の国際チャーター便の運航状況についてであります。  香港・キャセイパシフィック航空において、昨年同様4月から6月までの間、インバウンドチャーター便を計26往復運航し、90%以上の搭乗率があったとのことであります。  また、台湾・エバー航空において、4月14日から28日までの間、定期便に加えチャーター便を計15往復運航したものであります。  さらに、ゴールデンウイークにはベトナム・ベトジェット及びマカオ航空において、5月3日と6日にインバウンド・アウトバウンドチャーター便を運航したものであります。  今後の運航予定ついて、香港・キャセイパシフィック航空において、9月から10月までの間、インバウンドチャーター便を計10往復運航、またベトナム・ベトジェットにおいて、11月22日と25日にインバウンド・アウトバウンドチャーター便を運航するものであります。  海外からのインバウンドが好調であることから、石川県や小松空港協議会など関係機関と連携し、小松市内の観光を含めたインバウンドの集客及びアウトバウンドの利用促進にもさらに努力するよう求めました。  以上、本委員会の飛行の安全及び飛行場周辺まちづくりに関する調査は、重要かつ長期にわたるものであり、閉会中も引き続き調査研究すべきものと決した次第であります。何とぞ各位の御賛同を賜りますようお願い申し上げ、御報告といたします。 16 ◯議長(宮川吉男君) 以上で委員長報告は終わりました。  これより委員長報告に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。    〔「なし」と言う人あり〕 17 ◯議長(宮川吉男君) 質疑なしと認めます。  これをもって質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。  通告がありますので、これを許します。  橋本米子君。    〔17番 橋本米子君登壇〕 18 ◯17番(橋本米子君) 私は9月議会に提出されました市長提出議案のうち、議案第74号 平成29年度小松市歳入歳出決算の認定については反対であり、その他の議案については賛成であります。  以下、理由を述べます。  初めに、議案第74号 平成29年度小松市歳入歳出決算の認定についてであります。  平成29年度の小松市歳入歳出決算総括表を見ると、一般会計では歳入総額が485億2,700万円余で、歳出総額は477億6,200万円余となり、歳入歳出差し引き額は7億6,400万円余で、そのうち翌年度繰越財源の2億700万円余を引くと実質収支額は5億5,700万円余と計上されております。  そこで、最近の地球温暖化がもたらすさまざまな災害や賃金や年金などの収入が減り、市民の暮らしが大変になる中、今ほど税の集め方や使い方、また市政のあり方が問われているときはないと思います。  歳入決算の中での構成比率を見ると、平成29年度の市税は158億1,700万円余で全体の32.6%を占めております。平成28年度と比べてみると3億2,200万円の増額となっており、文字どおり財政の根幹を示しております。その市税の目別収入状況表では、個人市民税も法人市民税も堅調な増収状況でした。  しかし、平成29年3月当初議会に提出された小松市市税条例等の一部を改正する条例では、平成31年10月の消費税増税を見込んだ地方税法等の改正に伴う改正が行われ、法人市民税法人税割の税率変更が平成31年10月1日以後の事業開始年度から適用され、現在の12.1%から8.4%に減らされることになりました。現在、平成29年度の決算でも平成26年度に消費税が5%から8%に増税になった際、法人市民税率が14.7%から12.1%に減らされたままの税率になっております。  景気の堅調で法人市民税が増収になったといっても、税は応能負担で集めるべきだと思います。  一方、税金の使い方の面では、今、大型公共事業である北陸新幹線の建設工事が急ピッチで進められております。平成29年度末での整備進捗率では31.8%で、その建設負担金が決算では1億245万7,000円が計上されております。  私は以前からも述べておりますが、そもそも新幹線建設は日本列島を結ぶ高速鉄道網を建設するという国家的事業であり、地方自治体に地元負担枠の負担を担わせることなく、国の責任において公害のない安全な高速鉄道を建設すべきと思いますので、この決算には賛成できません。  また、決算の中には社会保障・税番号システム整備費として761万1,000円及び個人番号カードの交付等にかかわる費用としての社会保障・税番号管理費の1,151万5,000円があります。旧姓併記対応としてシステム改修し、多額の費用を使用してもカード交付状況は平成29年度末でも10.6%と伸び悩んでおります。印鑑証明や住民票、戸籍証明などのコンビニ交付には賛成できません。  次に、市政のあり方について述べたいと思います。  平成29年4月1日より小松市立第一保育所が認定こども園だいいちとなりました。平成29年度の児童福祉費の決算について、決算総括質疑の場でも述べましたが、公立認定こども園・保育所費の運営費は5億9,439万4,000円が計上されました。この運営費は、保育所統廃合・民営化が始まる12年前の平成17年度と比べると、運営費が14億463万9,000円だったのが8億1,024万5,000円減額となり、57.6%も減らされてしまいました。公立保育所数も19カ所から8カ所になり、正規職員数も134人から54人に80人も減らされております。  今後、公立施設として残される3カ所目もやたの認定こども園あおぞら、認定こども園だいいちと同じように認定こども園に移行が推進されようとしております。  私は昨年の当初3月議会でこのように述べております。「平成27年度から始まった子ども・子育て新制度は、保育の市場化を目指した改革をベースとしておりました。改革のためにどうしても削除したかった児童福祉法第24条1項の市町村の保育実施責任が全国の保育所関係者の努力により残すことができました。私はこれを大切にしたいと思います」と討論しております。  私は今でも今後残されようとしている3カ所については、認定こども園化ではなく公立保育所として残されるよう求めていきたいと思っております。  次に、後期高齢者医療特別会計決算についてであります。  平成29年度の小松市後期高齢者医療特別会計決算は13億5,768万2,000円が計上されております。75歳以上の高齢者だけの独立した保険制度をつくり、収入の少ない一方で高齢で医療費がかさむ後期高齢者の独立保険などというのはもともと基盤の極めて脆弱な仕組みです。この後期高齢者医療制度が平成20年度に発足し、平成29年度で10年を迎えました。10年目を迎え、国はここに来て高齢者保険料の特例軽減制度の見直しを行いました。それによって、年金収入211万円の方の場合、平成28年度では5割軽減で保険料が年額2万7,057円でした。その方が平成29年度では2割軽減者になり4万3,291円にもなり、1万6,234円の増額となってしまいました。  また、元被扶養者の均等割額の9割軽減の方が7割軽減になると、平成28年度の4,752円が平成29年度では1万4,256円となり、9,504円の増額で3倍の保険料になってしまいました。これでは高齢者の生活にとっては大変な打撃になります。  私は制度発足時には、導入しやすく軽減し、10年目にして特例軽減をなくしていくというやり方は低年金の高齢者に負担増を押しつけていくことであり許されないことだと思いますので、この後期高齢者医療特別会計決算には反対であります。  以上で平成29年度小松市歳入歳出決算の認定についての反対討論といたします。  以上であります。 19 ◯議長(宮川吉男君) ほかに討論はありませんか。    〔「なし」と言う人あり〕 20 ◯議長(宮川吉男君) 討論なしと認めます。  これをもって討論を終結いたします。  これより採決に入ります。  議案第64号から議案第73号まで、議案第75号、議案第76号の以上12件を一括して採決いたします。  お諮りいたします。  以上の12件は、いずれも委員長報告のとおり可決、承認、認定することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う人あり〕 21 ◯議長(宮川吉男君) 御異議なしと認めます。  よって、以上の12件は、いずれも委員長報告のとおり決しました。  次に、議案第74号を採決いたします。  お諮りいたします。  本案は、委員長報告のとおり認定することに賛成の諸君の起立を求めます。    〔賛成者起立〕 22 ◯議長(宮川吉男君) 起立多数。  よって、本案は、委員長報告のとおり決しました。  次に、継続調査中の小松基地空港対策特別委員会の調査を採決いたします。  お諮りいたします。  本件は、委員長報告のとおり閉会中の継続調査とすることに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う人あり〕 23 ◯議長(宮川吉男君) 御異議なしと認めます。  よって、本件は、委員長報告のとおり決しました。  ───────── ◇ ─────────    ◎議員提出議案第5号から議案第11号     の上程、説明省略、質疑、委員会付託     省略、討論、採決 24 ◯議長(宮川吉男君) 日程第2、議員提出議案第5号 教職員定数改善と教育予算拡充を求める意見書、議員提出議案第6号 防災・減災対策のための社会資本の維持管理・更新に必要な財政措置を求める意見書、議員提出議案第7号 心身障害者医療費助成制度の創設を求める意見書、議員提出議案第8号 微小粒子状物質(PM2.5)に係る対策の推進を求める意見書、議員提出議案第9号 地方鉄道の安全施設更新に対する支援制度の拡充を求める意見書、議員提出議案第10号 賃貸住宅の税制措置を求める意見書、議員提出議案第11号 大和堆における外国漁船の違法操業に対する一層の警戒及び取り締まりを求める意見書、以上7件を一括して議題といたします。  お諮りいたします。  ただいま議題となっております議員提出議案第5号から議案第11号までの以上7件については、提案理由の説明を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う人あり〕 25 ◯議長(宮川吉男君) 御異議なしと認めます。  よって、以上の7件は、提案理由の説明を省略することに決しました。  これより議員提出議案に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。    〔「なし」と言う人あり〕 26 ◯議長(宮川吉男君) 質疑なしと認めます。  これをもって質疑を終結いたします。  お諮りいたします。  ただいま議題となっております議員提出議案第5号から議案第11号までの以上7件については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会への付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う人あり〕 27 ◯議長(宮川吉男君) 御異議なしと認めます。  よって、以上の7件は、委員会への付託を省略することに決しました。  これより討論に入ります。  討論はありませんか。    〔「なし」と言う人あり〕 28 ◯議長(宮川吉男君) 討論なしと認めます。  これをもって討論を終結いたします。
     これより採決に入ります。  議員提出議案第5号 教職員定数改善と教育予算拡充を求める意見書、議員提出議案第6号 防災・減災対策のための社会資本の維持管理・更新に必要な財政措置を求める意見書、議員提出議案第7号 心身障害者医療費助成制度の創設を求める意見書、議員提出議案第8号 微小粒子状物質(PM2.5)に係る対策の推進を求める意見書、議員提出議案第9号 地方鉄道の安全施設更新に対する支援制度の拡充を求める意見書、議員提出議案第10号 賃貸住宅の税制措置を求める意見書、議員提出議案第11号 大和堆における外国漁船の違法操業に対する一層の警戒及び取り締まりを求める意見書、以上7件を一括して採決いたします。  お諮りいたします。  以上7件は、いずれも原案どおり可決することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う人あり〕 29 ◯議長(宮川吉男君) 御異議なしと認めます。  よって、以上の7件は、いずれも原案どおり可決いたしました。  ───────── ◇ ─────────    ◎議員の派遣 30 ◯議長(宮川吉男君) 日程第3、議員の派遣についてを議題といたします。  お手元に配付してあります議員の派遣については、平成30年11月11日から11月16日までの6日間、浅村起嘉君、梅田利和君、高野哲郎君を、小松空港国際化推進石川県議会議員連盟香港・タイ訪問団として、香港・タイへ派遣いたしたいと思います。  お諮りいたします。  本件は、原案どおり派遣することに賛成の諸君の起立を求めます。    〔賛成者起立〕 31 ◯議長(宮川吉男君) 起立多数。  よって、本件は、原案どおり派遣することに決しました。  お諮りいたします。  ただいま可決されました議員派遣の内容に今後変更を要するときは、その取り扱いを議長に一任願いたいと思いますが、これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う人あり〕 32 ◯議長(宮川吉男君) 御異議なしと認め、議長一任と決しました。  ───────── ◇ ─────────    ◎各常任委員会の閉会中の継続調査につ     いて 33 ◯議長(宮川吉男君) 日程第4、各常任委員会所管事務の閉会中の継続調査についてを議題といたします。  予算決算常任委員会を初めとする4常任委員会の委員長から、お手元に配付のとおりそれぞれ閉会中の継続調査の申出書が参っております。  お諮りいたします。  各常任委員長からの申し出のとおり閉会中の継続調査とすることに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う人あり〕 34 ◯議長(宮川吉男君) 御異議なしと認めます。  よって、本件は各常任委員長からの申し出のとおり閉会中の継続調査とすることに決しました。  ───────── ◇ ─────────    ◎閉会の宣告 35 ◯議長(宮川吉男君) 以上で本日の議事日程は全て終了いたしました。  これをもって平成30年第3回小松市議会定例会を閉会いたします。       閉会 午後 2時59分 Copyright © Komatsu City Council, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...