小松市議会 2018-06-20
平成30年第2回定例会(第4日目) 本文 開催日: 2018-06-20
通告
がありますので、これを許します。
橋本米子君。
〔17番
橋本米子君登壇〕
15 ◯17番(
橋本米子君) 私は、6月議会に当たりまして、
市長提出議案第50号 平成30年度小松市
一般会計補正予算(第1号)について反対いたします。その他の議案については賛成であります。
以下、理由を述べます。
議案第50号 平成30年度小松市
一般会計補正予算は、3億8,920万円
が計上されました。その中に生活保護
費として生活保護適正実施推進
費190万円
があります。これは、ことし10月1日より実施される生活保護基準
見直しのためのシステム改修
費の予算であります。
私は、一般質問でも述べました
が、この
見直しは平成30年10月から3カ年をかけて段階的に基準額を改定し、減額幅を現行基準からマイナス5%以内にとどめる経過措置
があります
が、保護世帯のうち小学生や未就学児を抱える母子世帯など約1割の世帯は
増額されます
が、一方、高齢単身世帯など全保護世帯の約7割の世帯
が減額されます。生活保護制度
が必要な方からは、「相次ぐ基準の引き下げで、節約に次ぐ節約に心がけています」との声
が聞かれました。
私は、社会保障の最後のセーフティ
ネットと言われる生活保護基準の引き下げを含む
見直しには反対であり、このシステム改修
費にも反対であります。
以上であります。
16
◯議長(
宮川吉男君) ほかに討論はありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
17
◯議長(
宮川吉男君) 討論なしと認めます。
これをもって討論を終結いたします。
これより採決に入ります。
議案第50号を採決いたします。
お諮りいたします。
本案は、
委員長報告のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
18
◯議長(
宮川吉男君) 起立多数。
よって、本案は、
委員長報告のとおり決しました。
次に、議案第51号から議案第63号までの以上13件を一括して採決いたします。
お諮りいたします。
以上13件は、いずれも
委員長報告のとおり可決、承認することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
19
◯議長(
宮川吉男君) 御異議なしと認めます。
よって、以上13件は、いずれも
委員長報告のとおり決しました。
次に、
継続調査中の
小松基地・
空港対策特別委員会の調査を採決いたします。
お諮りいたします。
本件は、
委員長報告のとおり閉会中の
継続調査とすることに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
20
◯議長(
宮川吉男君) 御異議なしと認めます。
よって、本件は、
委員長報告のとおり決しました。
───────── ◇ ─────────
◎議員提出議案第3号及び議案第4号の
上程、説明省略、質疑、
委員会付託省
略、討論、採決
21
◯議長(
宮川吉男君) 日程第2、議員提出議案第3号 精神障害者に対する公共交通機関の一層の運賃割引を求める意見書、議員提出議案第4号 家庭教育支援法の制定を求める意見書、以上2件を一括して議題といたします。
お諮りいたします。
ただいま議題となっております議員提出議案第3号及び議案第4号の以上の2件については、提案理由の説明を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
22
◯議長(
宮川吉男君) 御異議なしと認めます。
よって、以上2件は、提案理由の説明を省略することに決しました。
これより議員提出議案に対する質疑に入ります。
質疑はありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
23
◯議長(
宮川吉男君) 質疑なしと認めます。
これをもって質疑を終結いたします。
お諮りいたします。
ただいま議題となっております議員提出議案第3号及び議案第4号については、会議規則第37条第3項の規定により、
委員会への付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
24
◯議長(
宮川吉男君) 御異議なしと認めます。
よって、以上の2件は、
委員会への付託を省略することに決しました。
これより討論に入ります。
通告
がありますので、これを許します。
木下裕介君。
〔4番 木下裕介君登壇〕
25 ◯4番(木下裕介君) 私は、議員提出議案第4号 家庭教育支援法の制定を求める意見書について、反対討論を行います。
今法案についての問題点は、端的に申し上げて多様性、自主性
が尊重されるべき家庭や子育てに公権力
が支援の名で介入しようとしていることです。そして、本来なすべきは、子育てを家庭だけに押しつけない支援策を講じることです。
近年、家族のあり方
が変わってきました。核家族、シングルマザー、シングルファーザー、同性同士の婚姻など多種多様な家族の形、個々の暮らし方
があります。それらの多様性を認め、個々に合わせた支援をするべきであり、その現実を見ず、親や
保護者が子育ての意義について理解を深めることを義務とすることや、地域に役割を負わせること
が真の家庭教育支援になるとは思えません。ただ、私は子供の成長における家庭の役割、家庭教育というものの重要性を否定するものではありません。
しかし、子供の人格形成に必要なものは、狭く家庭での教育の中に押し込められるようなものではなく、子供の権利条約に規定されているように、全ての子供
が学び、健やかに成長できるような社会環境を整えていくこと。そして、教育環境においては学校教育に加え、子供からお年寄りまで人々
が生涯のいつでも自由に学習機会を選択して学ぶこと
ができ、その成果
が適切に評価される社会教育としての生涯学習
が大事であると考えます。
家庭とその子供
が豊かに成長するということへの困難をもたらしているというのは、親においては長時間労働や非正規雇用
が半数近くとなった状況であり、子供においては自己肯定感のつくりにくい社会環境
が本質的な原因であると考えます。これらのことを解決するための施策こそ重視し、取り組むべき課題です。
また、先日も残されたメモに涙した方も多いと思います
が、社会問題化している児童虐待も、児童虐待防止法などの法整備の早急な拡充を求めることを申し添え、本意見書案に対する反対の討論とさせていただきます。
26
◯議長(
宮川吉男君) ほかに討論はありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
27
◯議長(
宮川吉男君) 討論なしと認めます。
これをもって討論を終結いたします。
これより採決に入ります。
議員提出議案第3号 精神障害者に対する公共交通機関の一層の運賃割引を求める意見書を採決いたします。
お諮りいたします。
本案は、
原案どおり可決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
28
◯議長(
宮川吉男君) 御異議なしと認めます。
よって、本案は原案どおり決しました。
次に、議員提出議案第4号 家庭教育支援法の制定を求める意見書を採決いたします。
お諮りいたします。
本案は、
原案どおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
29
◯議長(
宮川吉男君) 起立多数。
よって、本案は原案どおり決しました。
───────── ◇ ─────────
◎市長提出報告第15号の上程、説明、
質疑
30
◯議長(
宮川吉男君) 日程第3、報告第15号
専決処分の報告についてを議題といたします。
市長より提案理由の説明を求めます。
市長、和田愼司君。
〔市長 和田愼司君登壇〕
31 ◯市長(和田愼司君) それでは、追加提出いたしました報告1件について御説明申し上げます。
報告第15号
専決処分の報告については、平成30年2月に、矢田野町において発生しました交通事故に係る
損害賠償額
が確定し、
専決処分いたしましたので報告するものです。
本件は、小松市選挙管理
委員会が行う石川県知事選挙広報
業務中に、派遣職員の運転する
公用車が車両に接触し、相手方に物損を与えたものです。被害者におわびいたしますとともに、交通安全、事故防止徹底により一層努めてまいります。
以上、報告させていただきますので、よろしくお願いいたします。
32
◯議長(
宮川吉男君) これより提出者からの提案理由の説明に対する質疑に入ります。
質疑はありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
33
◯議長(
宮川吉男君) 質疑なしと認めます。
これをもって質疑並びに本議題を終結いたします。
───────── ◇ ─────────
◎議員の派遣
34
◯議長(
宮川吉男君) 日程第4、議員の派遣についてを議題といたします。
お手元に配付してあります議員の派遣(その1)については、平成30年8月2日から8月5日までの4日間、北出隆一君、
宮川吉男を、小松市代表訪問団とし、ロシア・アンガルスク市に派遣いたしたいと思います。
議員の派遣(その2)については、平成30年8月22日から8月28日までの7日間、梅田利和君を平成30年度北方四島交流訪問事業訪問団の一員として、国後島、色丹島へ派遣いたしたいと思います。
お諮りいたします。
以上の2件は、
原案どおり可決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
35
◯議長(
宮川吉男君) 御異議なしと認めます。
よって、以上の2件は、原案どおり派遣することに決しました。
お諮りいたします。
ただいま可決されました議員派遣の内容に今後変更を要するときは、その取り扱いを議長に御一任願いたいと思います
が、これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
36
◯議長(
宮川吉男君) 御異議なしと認め、議長一任と決しました。
───────── ◇ ─────────
◎小松加賀環境衛生事務組合議会議員の
補欠選挙
37
◯議長(
宮川吉男君) 日程第5、小松加賀環境衛生事務組合議会議員の補欠選挙を議題といたします。
小松加賀環境衛生事務組合議会より補欠議員の選出依頼
がありました。
ただいま本市議会において選挙すべき小松加賀環境衛生事務組合議会議員1名
が欠員となっております。
お諮りいたします。
選挙の方法については、地方自治法第118条第2項の規定により、指名推選により行いたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
38
◯議長(
宮川吉男君) 御異議なしと認めます。
よって、選挙の方法は指名推選によることに決しました。
お諮りいたします。
指名の方法については、議長において指名することにいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
39
◯議長(
宮川吉男君) 御異議なしと認めます。
よって、議長において指名することに決しました。
小松加賀環境衛生事務組合議会議員に
出 戸 清 克 君
を指名したいと思います。
お諮りいたします。
ただいま指名いたしました出戸清克君を小松加賀環境衛生事務組合議会議員の当選人と決めることに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
40
◯議長(
宮川吉男君) 御異議なしと認めます。
よって、ただいま指名いたしました出戸清克君
が小松加賀環境衛生事務組合議会議員に当選されました。
ただいま当選されました出戸清克君
が議場におられますので、本席から会議規則第32条第2項の規定により当選の告知をいたします。
───────── ◇ ─────────
◎各常任
委員会の閉会中の
継続調査につ
いて
41
◯議長(
宮川吉男君) 日程第6、各常任
委員会所管事務の閉会中の
継続調査についてを議題といたします。
予算決算常任委員会を初めとする4常任
委員会の
委員長から、お手元に配付のとおりそれぞれ閉会中の
継続調査の申出書
が参っております。
お諮りいたします。
各常任
委員長からの申し出のとおり閉会中の
継続調査とすることに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
42
◯議長(
宮川吉男君) 御異議なしと認めます。
よって、本件は各常任
委員長からの申し出のとおり閉会中の
継続調査とすることに決しました。
───────── ◇ ─────────
◎閉会の宣告
43
◯議長(
宮川吉男君) 以上で本日の議事日程は全て終了いたしました。
これをもって平成30年第2回小松市議会
定例会を閉会いたします。
閉会 午後 2時19分
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