4 ◯議長(
宮川吉男君) 日程第1、
市長提出議案第75号から議案第93号までの19件、
継続調査中の
小松基地・
空港対策特別委員会の飛行の安全に関する調査・
飛行場周辺まちづくりに関する調査を一括して議題といたします。
これより委員長の報告を求めます。
予算決算常任委員長、
灰田昌典君。
〔
予算決算常任委員長 灰田昌典君登壇〕
5
◯予算決算常任委員長(
灰田昌典君)
予算決算常任委員会における審査の経過並びに結果について御報告申し上げます。
当委員会に付託されました案件は、議案第75号から議案第81号まで及び議案第93号の以上8件についてであります。
これらの案件につきましては、まず12月15日に会議を開き、総括質疑を行うとともに、引き続き18日に各分科会を開催し、詳細な審査を行いました。これを受け、委員会は12月20日に会議を開き、各
分科会委員長の報告を聴取しました。
分科会委員長報告の主な内容を申し上げます。
初めに、議案第75号 平成29年度小松市
一般会計補正予算(第5号)についてであります。
小松・
能美鉄道利用連携推進費については、2023年春の
北陸新幹線小松開業を見据えて、小松市、能美市、
小松商工会議所、能美市商工会の4者による(仮称)小松・
能美鉄道利用連携会議を年内に設置し、情報収集や調査研究、
関係機関との連絡調整、要望活動を行うとともに、
市民フォーラムの開催など市民への広報、啓発を通じ、
鉄道利用拡大の機運を高めていくとのことであります。
鉄道利用の拡大に向けては、能美市との連携のみならず、南加賀全体で連携協力し、将来を見据えて協議していくよう求める意見も出されました。
学校指導費の
生徒指導推進費については、募集していた
スクールソーシャルワーカー(
生徒指導アドバイザー)2名のうち1名について、人材を確保できなかったことにより、その
賃金見合い分を減額するものでありますが、生徒指導的な観点から学校を支援する
スクールソーシャルワーカー(
生徒指導アドバイザー)については、今後ますます大きな役割が求められることから、早期に人材を確保するよう求めました。
総務管理費の
一般管理費中、こころの
電話相談費については、
ジェット機騒音に対する相談室の防音化に要する経費でありますが、9
月定例会における
福祉文教分科会指摘事項に対応するものであり、今後も心の悩みを抱える人たちの支えとなる
電話相談事業を推進していくよう求めました。
都市排水路整備費については、近年の気候変動の影響で集中豪雨が頻繁に起こっており、その内水被害から市民の安全、財産を守るために、浸水を防ぐことを目的に
排水ポンプを設置するとのことであります。ポンプは、九
竜橋川流域の沖町に8インチの
排水ポンプを1基、石橋川流域の日の出町に10インチの
排水ポンプを2基設置するとのことですが、今回の上流部分の対策だけではなく、下流部分の浸水軽減を含め全体的に計画を進め、順次予算化をし、
浸水対策に努めていくよう求めました。
市単
道路整備費の
債務負担行為補正については、国の
補助事業に該当しない
小規模事業について、
債務負担行為を活用し、
工事発注件数が少なくなる時期に契約を確保し、通年における工事発注の平準化に努めているとのことであります。今後も、
年度がわり等の工事の閑散期に集中して業務を発注するよう求めました。
なお、採決の結果、議案第76号から議案第81号まで及び議案第93号の以上7件は
全会一致をもって、議案第75号は賛成多数をもって、いずれも
原案どおり可決、承認すべきものと決した次第であります。
最後に、次年度に向けては、事業の検証を十分に行い、しっかりと精査し、次年度の
予算編成に反映するよう強く求めるものであります。
以上、
予算決算常任委員会の報告といたしますが、何とぞ各位の御賛同を賜りますようお願い申し上げます。
6 ◯議長(
宮川吉男君)
総務企画常任委員長、
新田寛之君。
〔
総務企画常任委員長 新田寛之君登壇〕
7
◯総務企画常任委員長(
新田寛之君)
総務企画常任委員会における審査の経過並びに結果について御報告申し上げます。
本委員会に付託されました案件は、議案第82号 小松市一般職の職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例についてを初めとする議案8件であります。
これらの案件につきまして、活発な
質疑応答を行い、終始慎重なる審査を行いました結果、
全会一致をもっていずれも
原案どおり可決すべきものと決した次第であります。
以下、審査の過程におきまして、さまざまな意見や要望が出されましたので、その一端について御報告申し上げます。
初めに、議案第82号 小松市一般職の職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例についてであります。
平成29年度
人事院勧告に基づき、一般職の職員の給与や
勤勉手当の引き上げ、またそれに準じた議会の議員及び特別職の職員の
期末手当の引き上げを行うため、
関係条例を改正するものであります。
次に、議案第87号
公立大学法人公立小松大学定款の変更についてであります。
地方独立行政法人法の一部が、監事の役割について具体的に規定することで、その権限の強化を図ることを目的として改正され、平成30年4月1日からの施行に伴い、
公立大学法人公立小松大学定款について、監事の役割を明記するための変更を行うものであります。
公立小松大学について、
地域推薦入試と
社会人入試の結果及び
大学職員採用試験の結果、また平成30年4月3日には開学式、入学式を予定しているとの報告がありました。今後、一般入試や
開学式等に向けて着実に準備を進めていくよう求めました。
最後に、議案第89号
工事請負契約についてであります。
一部の委員より、
入札制度について、より公平公正で適正な
入札制度の仕組みを検討することを望む意見がありました。
以上、
総務企画常任委員会の報告といたしますが、何とぞ各位の御賛同を賜りますようお願い申し上げます。
8 ◯議長(
宮川吉男君)
福祉文教常任副委員長、
南藤陽一君。
〔
福祉文教常任副委員長
南藤陽一君登
壇〕
9
◯福祉文教常任副委員長(
南藤陽一君)
福祉文教常任委員会における審査の経過と結果について御報告申し上げます。
当委員会に付託されました案件は、議案第84号
小松市立保育所条例の一部を改正する条例についてを初めとする議案3件であります。
これらの案件につきまして、活発な
質疑応答を行い、終始慎重なる審査を行いました結果、
全会一致をもっていずれも
原案どおり可決すべきものと決しました。
以下、審査の過程において、さまざまな意見や要望が出されましたので、その一端を御報告申し上げます。
初めに、小松市
施設管理公社の名称変更についてであります。
公益財団法人小松市
施設管理公社では、2020年
東京オリンピック・
パラリンピック開催等を見据えたスポーツ・文化交流の拡大や
地域づくりの推進など、新たな時代、役割にふさわしい名称について、
公益財団法人小松市
まちづくり共創財団として意見集約が図られたとのことであります。今後、正式決定を経て、平成30年4月1日からの新名称によるスタートに向け、関係者や市民に対し、ホームページや広報こまつなどで広く周知に努めていくとのことでありますが、一定期間の継続的な情報発信など、新名称の浸透、定着に努めるよう求めたものであります。
また、
施設管理公社の
正規職員については、今後の業務拡大を見据え、新規採用について検討すべきではないかとの意見が出されました。
次に、
公立保育所の
民営化事業についてであります。
公立保育所の民営化については、昨年度から2020年度までの小松市
保育所統廃合・
民営化計画の後期計画に従い、既に来年度からの
中海保育所、
蓮代寺保育所の民営化が決定し、現在、
犬丸保育所の
民営化事業に着手しているとのことであります。
民営化事業の概要については、
当該保育所に係る
校下町内会や保護者、
保育所運営委員会においてしっかりと説明し、了解を得ながら進めているとのことでありますが、一部の委員より、このような地域全体に大きな影響を与える
保育所民営化事業等の推進に当たっては、計画ありきではなく、広く情報の周知を図りながら、地元住民の了解をしっかりと得ていくよう求める意見が出されました。
次に、教育・
保育施設の安全についてであります。
市内の教育・
保育施設については、常に安全性に配慮しながら、児童が安心して活動できる環境を整えているところではありますが、施設内における想定外の事故も報告されているところであります。
児童の周囲にある施設内の各種設備については、危険性のあるもの全てを撤去してしまうのではなく、特に児童の心身の成長に資するものについては、
安全対策や
安全管理を徹底しながら、積極的に維持、活用していくよう求めたものであります。また、
万が一事故が起きた場合には、当事者やその保護者への事後対応に万全を期すよう求めたものであります。
次に、小中学校のトイレの洋式化についてであります。
家庭における
洋式トイレの一般化や
防災対策などにより、現在、全国的に
学校トイレの洋式化が進められているところであります。
小松市内の
学校トイレの
洋式化率については、平成28年12月時点で約62%であり、学校の大
規模改修工事にあわせて順次洋式化を進めているとのことでありますが、今後、学校間の
洋式化率に偏りがないようにするためにも、計画的に洋式化を進めていくよう求める意見が出されました。
次に、
中学校グランドの
防球ネットについてであります。
中学校の野球部で使用される軟式野球の公認球の規格が13年ぶりに変更され、2018年度の大会から順次使用されることとなりました。新しい公認球は、これまでよりバウンドを抑え、飛距離が出るように改良したとのことであり、現在のグランドの
防球ネットでは対応し切れないことが懸念されています。本件については、新年度以降に各学校の
状況調査等が必要ではありますが、
学校周辺の安全性を考慮し、
防球ネットの改良を検討していくよう求める意見が出されました。
以上、本委員会の報告といたします。何とぞ各位の御賛同を賜りますようお願い申し上げます。
10 ◯議長(
宮川吉男君)
経済建設常任委員長、
高野哲郎君。
〔
経済建設常任委員長 高野哲郎君登壇〕
11
◯経済建設常任委員長(
高野哲郎君)
経済建設常任委員会における審査の経過並びに結果について御報告申し上げます。
当委員会に付託されました案件は、議案第85号 小松市
環境美化センター条例及び小松市廃棄物の減量化及び
適正処理等に関する条例の一部を改正する条例についてを初めとする議案2件であります。
これらの案件につきまして、活発な
質疑応答を行い、終始慎重なる審査を行いました結果、
全会一致でいずれも
原案どおり可決すべきものと決した次第であります。
以下、審査の過程におきまして、さまざまな意見や要望が出されましたので、その一端について御報告申し上げます。
初めに、
屋外広告物条例制定に向けての考え方についてであります。
東京オリンピック・
パラリンピックや
新幹線小松開業の大交流時代の到来を控え、
屋外広告物のあり方について市民や事業者の皆様とともに、広告物の色や大きさ等、一定の
ルールづくりを検討していきたいとのことであります。
石川県との協議を重ねながら、小松の地域特性に応じた景観保全を組み込んだ条例の制定をこれから進めていきたいとのことでありますが、既存の小松市
景観条例との整合性など、議会と十分に議論するよう進捗状況の報告や必要となる資料の開示等、積極的な
情報提供を求めました。
一部の委員より、安易に条例を制定するのではなく、既存の条例を改正すること等で対応すべきとの意見が出されました。
次に、議案第85号 小松市
環境美化センター条例及び小松市廃棄物の減量化及び
適正処理等に関する条例の一部を改正する条例についてであります。
クリーンセンターの稼働にあわせて2つの条例の一部を改正し、平成30年7月1日に施行するものであります。
小松市
環境美化センター条例については、敷地一帯の名称を
エコロジーパークこまつに変更するとともに、昭和58年稼働の焼却施設を廃棄物の焼却及び発電機能を持つ施設に更新し、
施設名称を
クリーンセンターとするための改正であります。また、小松市廃棄物の減量化及び
適正処理等に関する条例については、手数料を従来の車両制からごみ量に応じた重量制へと、公平でわかりやすい料金設定に改正する等の規定を整理するものとのことであります。
廃棄物の焼却による
熱エネルギーについては、効率的な利用の方法として発電に活用し、発電量の半分を施設の自己使用、残りは売電するとのことでありますが、今後、発電だけではない
熱エネルギー活用法等、総合的な活用にも取り組んでいくよう求めました。
次に、小松市墓地(向本折)の
応募状況についてであります。
11月27日より
墓地使用者の募集を開始している小松市墓地(向本折)の30区画について、
応募状況や抽選方法の報告を受けたものであります。次期区画の整備については30区画程度を計画していくとのことでありますが、今後の社会情勢や限られたスペースの有効活用を考慮し、引き続き
使用区画の整備を行っていくよう求めました。また、合葬墓等の先進事例もあることから、本市のニーズを踏まえ検討していくよう求めました。
最後に、
小松-台北便におけるLCCの就航についてであります。
国内で10都市目として、平成30年1月18日に
小松空港に
タイガーエア台湾がLCCとして就航し、現在の
エバー航空とあわせると
デーリー化が確保され、
インバウンドだけでなくアウトバウンドも期待できるとのことであります。
以上、
経済建設常任委員会の報告といたしますが、何とぞ各位の御賛同を賜りますようよろしくお願い申し上げます。
12 ◯議長(
宮川吉男君)
小松基地・
空港対策特別委員長、
浅野清利君。
〔
小松基地・
空港対策特別委員長 浅野清
利君登壇〕
13
◯小松基地・
空港対策特別委員長(
浅野清利君) さきの定例会で
継続調査の議決をいただきました飛行の安全及び
飛行場周辺まちづくりに関する調査について、閉会中も調査を続けてまいりましたので、本委員会での意見及び議論について御報告申し上げます。
初めに、
金沢防衛事務所の小松市への移転についてであります。
金沢防衛事務所を小松市浮柳町地内、
大阪航空局小松空港事務所庁舎1階に移転するとのことについては以前から報告がありましたが、名称は
小松防衛事務所に決定したとのことで、来年1月4日より業務を開始するとの報告がありました。
次に、平成29年度上半期の
緊急発進実施状況についてであります。
10月13日に
統合幕僚監部から発表された資料によりますと、平成29年度上半期の
緊急発進回数は561回であり、前年度の同期に比べ33回減少したとのことであります。昨年の過去最高とほぼ同水準の状況となっております。
方面隊別の状況ですが、
北部航空方面隊が229回、昨年比68回増、
中部航空方面隊が34回、昨年比17回増、
西部航空方面隊が17回、昨年比17回減、
南西航空方面隊が281回、昨年比101回減でありました。
平成29年度上半期の特徴ですが、中国機に対する
緊急発進回数は287回であり、昨年度同期と比べ120回減少し、ロシア機に対する
緊急発進回数は267回であり、前年度に比べ87回増加したとのことであります。
近ごろ、北朝鮮からではないかと思われる木造船が全国の
日本海岸沿岸部に漂流、漂着しております。海上保安庁が管轄ということでありますが、
航空自衛隊小松基地においても不審物を発見した場合、
関係機関と連携した適切な対応をしているとは思いますが、市民の安全・安心に係る部分について情報の提供に努めるよう求めました。
次に、
小松-台北便におけるLCCの就航についてであります。
日本への10番目の就航都市として、来年1月18日、
小松空港にLCCの
タイガーエア台湾が就航するとのことで、
小松-台湾便が毎日運航となります。
小松空港の
国際チャーター便を初めとする国際線が好調で、特に台湾便については、
デーリー化を強く望んでいたところでもあり、今後ますますの
インバウンドが期待されるところであります。
東京オリンピック・
パラリンピックを契機として
インバウンド4,000万人時代を控え、台湾のみならず、海外への積極的なプロモーションを展開することにより誘客促進に努めていくとのことであります。
「環境王国こまつ」を掲げている小松市が、農泊
食文化海外発信地域(SAVOR JAPAN)の認定を受けたとのことでありますが、台湾のみならず海外の人々に小松の食を含めた観光資源をもっと知っていただくために、海外向けの
観光ルートの設定など、より創意工夫し、今後も
利用者増に向けた取り組みにより、さらなる
小松空港の活性化、
利用促進に努めるよう求めました。
最後に、
在日米軍再編に係る訓練移転についてであります。
現時点では、
小松基地における訓練計画はないとのことであります。
今後とも訓練実施の際には、市民の安全・安心を図るため、これまで以上に
安全対策、
騒音対策を徹底し、飛行の安全や協定の遵守を求めるものであります。
訓練の実施については、
小松市民にとって関心の高いことであることから、今後とも速やかな
情報提供に努めるよう求めました。
以上、本委員会の飛行の安全及び
飛行場周辺まちづくりに関する調査は、重要かつ長期にわたるものであり、閉会中も引き続き調査研究すべきものと決した次第であります。何とぞ各位の御賛同を賜りますようお願い申し上げ、御報告といたします。
14 ◯議長(
宮川吉男君) 以上で
委員長報告は終わりました。
これより
委員長報告に対する質疑に入ります。
質疑はありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
15 ◯議長(
宮川吉男君) なしということで、質疑なしと認めます。
これをもって質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。
通告がありますので、これを許します。
橋本米子君。
〔17番
橋本米子君登壇〕
16 ◯17番(
橋本米子君) 私は、12
月定例議会に提出されました
市長提出議案中、議案第75号 平成29年度小松市
一般会計補正予算(第5号)を初め議案第82号、議案第83号、議案第84号に反対いたします。その他の議案には賛成であります。
以下、理由を述べます。
初めに、議案第75号 平成29年度小松市
一般会計補正予算(第5号)と関連議案である議案第82号 小松市一般職の職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例について及び議案第83号 小松市
職員退職手当条例等の一部を改正する条例についてを一括して討論いたします。
小松市は、この12
月定例会の
補正予算に、
一般会計で5億6,278万円計上されました。この
補正予算の中には、
人事院勧告に準じた市職員の
給与改定分と期末・
勤勉手当改定分及び特別職、議員の
期末手当0.05カ月増額分が含まれております。
私は、この間、そもそも
人事院勧告制度は公務員の
スト権剥奪の代償処置として始まったという経過があり、特別職及び議員の特別給の改定には反対してまいりましたが、今回も同じ思いですので、特別職及び議員の
期末手当増額分には反対であります。
また、議案第83号 小松
市職員退職手当条例の一部を改正する条例についてであります。
これは、人事院が行った
官民比較調査の結果、公務が民間を平均78万1,000円上回ることで、
国家公務員に準じて小松市
職員退職手当の支給水準を3.3%引き下げの改正を行うものであります。
これを市の職員に当てはめると、現在、月給35万円で勤続35年間働き、
定年退職の場合、65万円の減額になります。再任用の期間が延長されたとしても、生活設計に少なくない影響が出てきますので、私はこの
市職員退職手当条例の一部を改正する条例には反対であります。
次に、議案第84号
小松市立保育所条例の一部を改正する条例についてであります。
今回の条例改正は、小松市立
保育所統廃合・
民営化計画が進められてきた結果、後期計画であった市立
中海保育所と市立
蓮代寺保育所の2つの保育所が、ともに社会福祉法人小松市大和善隣館に移管するため、
小松市立保育所条例から2つの保育所の項を削るものですが、私はこの小松市立
保育所統廃合・
民営化計画には当初から反対でありますので、今回の条例改正にも反対であります。
以上であります。
17 ◯議長(
宮川吉男君) ほかに討論はありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
18 ◯議長(
宮川吉男君) 討論なしと認めます。
これをもって討論を終結いたします。
これより採決に入ります。
議案第75号、議案第82号から議案第84号までの以上4件を一括して採決いたします。
お諮りいたします。
以上の4件は、いずれも
委員長報告のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
19 ◯議長(
宮川吉男君) 起立多数。
よって、以上の4件は、
委員長報告のとおり決しました。
次に、議案第76号から議案第81号、議案第85号から議案第93号までの以上15件を一括して採決いたします。
お諮りいたします。
以上15件は、いずれも
委員長報告のとおり可決、承認することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
20 ◯議長(
宮川吉男君) 御異議なしと認めます。
よって、以上の15件は、いずれも
委員長報告のとおり決しました。
次に、
継続調査中の
小松基地・
空港対策特別委員会の調査を採決いたします。
お諮りいたします。
本件は、
委員長報告のとおり閉会中の
継続調査とすることに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
21 ◯議長(
宮川吉男君) 御異議なしと認めます。
よって、本件は、
委員長報告のとおり決しました。
───────── ◇ ─────────
◎諮問第1号の上程、説明、質疑・委員
会付託・討論省略、採決
22 ◯議長(
宮川吉男君) 日程第2、諮問第1号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについてを議題といたします。
市長より提案理由の説明を求めます。
市長、和田愼司君。
〔市長 和田愼司君登壇〕
23 ◯市長(和田愼司君) ただいま追加提出いたしました諮問1件について御説明申し上げます。
諮問第1号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについてであります。
人権擁護委員、道場裕美子氏は12月31日をもって、中山秀一氏は平成30年3月31日をもって委員任期が満了となります。
今日、いじめや体罰、虐待、差別、名誉棄損、プライバシー侵害、セクシュアルハラスメント、インターネット上の誹謗中傷など、地域の皆様からの人権に関する相談は複雑、多岐にわたっています。
道場氏、中山氏におかれましては、広く社会の実情に通じ、人権擁護に深い御理解をお持ちであり、長期にわたり人権に関する相談や啓発活動に積極的に取り組んでおられ、地域の皆様の相談パートナーとして最適任と考え、人権擁護委員として再び法務大臣に推薦しようとするものでございます。
以上1件につきまして、御審議の上、御賛同いただきますようよろしくお願いいたします。
24 ◯議長(
宮川吉男君) お諮りいたします。
ただいま議題となっております諮問第1号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについては、質疑の省略及び会議規則第37条第3項の規定により委員会への付託の省略並びに討論を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
25 ◯議長(
宮川吉男君) 御異議なしと認めます。
よって、本案は質疑及び委員会への付託並びに討論を省略することに決しました。
これより諮問第1号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについてを採決いたします。
お諮りいたします。
本案は、原案に同意することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
26 ◯議長(
宮川吉男君) 起立総員。
よって、本案は原案に同意することに決しました。
───────── ◇ ─────────
◎議員提出議案第13号の上程、説明
省略、質疑、委員会付託省略、討論、
採決
27 ◯議長(
宮川吉男君) 日程第3、議員提出議案第13号 小中学校におけるプログラミング教育必修化に対して支援を求める意見書を議題といたします。
お諮りいたします。
ただいま議題となっております議員提出議案第13号については、提案理由の説明を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
28 ◯議長(
宮川吉男君) 御異議なしと認めます。
よって、本案は、提案理由の説明を省略することに決しました。
これより、議員提出議案に対する質疑に入ります。
質疑はありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
29 ◯議長(
宮川吉男君) 質疑なしと認めます。
これをもって質疑を終結いたします。
お諮りいたします。
ただいま議題となっております議員提出議案第13号については、会議規則第37条第3項の規定により委員会への付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
30 ◯議長(
宮川吉男君) 御異議なしと認めます。
よって、本案は委員会への付託を省略することに決しました。
これより討論に入ります。
通告がありますので、これを許します。
橋本米子君。
〔17番
橋本米子君登壇〕
31 ◯17番(
橋本米子君) 私は、ただいま上程されました議員提出議案第13号 小中学校におけるプログラミング教育必修化に対して支援を求める意見書に反対であります。
以下、理由を述べます。
新学習指導要領は、児童のプログラミング的思考を育成するため、2020年度から小学校の授業でプログラミング教育を必修化すると規定しております。
基礎教育が最も大事な成長期の小学校での教育課程に持ち込むことが適切かどうか。有権者の方はこのプログラミング教育について、3つの問題点を指摘されております。その第1は、子供の成長に見合う授業時間が確保できなくなりはしないか。その第2は、現状において小中学校の学校現場は極めて過酷な労働が強いられており、教員の多忙化、過労化の解消に逆行することになりはしないか。第3は、プログラミング教育の実施により、指導方法及び教育教材の開発、普及のために、情報産業などへの多額の税金投入が見込まれるのではないかの3点であります。
私は、このようにプログラミング教育などICT教育については多くの問題点とクリアすべき課題があり、条件整備もなく拙速に導入し、子供の発達段階を考慮せずに必修化をすることには、かえって子供の成長を阻害する可能性があることを考え、この意見書には賛成できません。
以上であります。
32 ◯議長(
宮川吉男君) 井田秀喜君。
〔3番 井田秀喜君登壇〕
33 ◯3番(井田秀喜君) 議員提出議案第13号 小中学校におけるプログラミング教育必修化に対して支援を求める意見書について、賛成の討論をいたします。
インターネットの普及でIoT活用の拡大、AIによる自動運転等、ICT技術の発展は目覚ましく、これからの社会で活躍できる人材を育成する上で、ICTスキルの向上は不可欠なものです。
これに伴い、文部科学省は2020年にプログラミング教育の必修化を盛り込んだ学習指導要領改訂案を発表しています。プログラミング教育という言葉だけがひとり歩きしがちですが、大切なのはコンピュータに意図した処理を行うように指示するができるということを体験させながら、将来、どのような職業につくとしても、時代を超えて普遍的に求められる力としてプログラミング的思考など論理的思考力を養い、育成することなのです。社会で必要とされる技術を学習することで児童生徒は興味を抱き、その発展として学習意欲の向上につながります。
本市においては、平成26年度よりサイエンスヒルズこまつオープン以来、プログラミング教育として基礎を学べるレゴプログラミング教室を定期的に開催しており、毎回、大変盛況と聞いております。また、本年度より新たな取り組みとして各小学校向けにサイエンスヒルズ、教育センターが連携したこれまで以上の事業に積極的に取り組んでいるとのことであり、大変評価できるものであります。
今後、本市のプログラミング教育が小松モデルとして他の市町の参考となり、サイエンスヒルズこまつのさらなる利活用や
公立小松大学、企業などと連携を深め、引き続き積極的に取り組んでいただくことを期待し、この意見書には賛同いたします。
ただ、最後に一言申します。
意見として、意見書等調整会議のあり方、仕組みに対しては苦言を申し添えておきます。
以上、賛成討論といたします。議員各位におかれましては、何とぞ御賛同賜りますようお願い申し上げます。
以上です。(拍手)
34 ◯議長(
宮川吉男君) ほかに討論はありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
35 ◯議長(
宮川吉男君) 討論なしと認めます。
これをもって討論を終結いたします。
これより採決に入ります。
議員提出議案第13号 小中学校におけるプログラミング教育必修化に対して支援を求める意見書を採決いたします。
お諮りいたします。
本案は、
原案どおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
36 ◯議長(
宮川吉男君) 起立多数。
よって、本案は、
原案どおり可決いたしました。
───────── ◇ ─────────
◎南加賀広域圏事務組合議会議員の補欠
選挙
37 ◯議長(
宮川吉男君) 日程第4、南加賀広域圏事務組合議会議員の補欠選挙を議題といたします。
南加賀広域圏事務組合議会より補欠議員の選出依頼がありました。
ただいま本市議会において選挙すべき南加賀広域圏事務組合議会議員1名が欠員となっております。
お諮りいたします。
選挙の方法については、地方自治法第118条第2項の規定により、指名推選により行いたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
38 ◯議長(
宮川吉男君) 御異議なしと認めます。
よって、選挙の方法は指名推選によることと決しました。
お諮りいたします。
指名の方法については、議長において指名することにしたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
39 ◯議長(
宮川吉男君) 御異議なしと認めます。
よって、議長において指名することに決しました。
南加賀広域圏事務組合議会議員に
梅 田 利 和 君
を指名したいと思います。
お諮りいたします。
ただいま指名いたしました梅田利和君を南加賀広域圏事務組合議会議員の当選人と決めることに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
40 ◯議長(
宮川吉男君) 御異議なしと認めます。
よって、ただいま指名いたしました梅田利和君が南加賀広域圏事務組合議会議員に当選されました。
ただいま当選されました梅田利和君が議場におられますので、本席から会議規則第32条第2項の規定により当選の告知をいたします。
───────── ◇ ─────────
◎各常任委員会の閉会中の
継続調査につ
いて
41 ◯議長(
宮川吉男君) 日程第5、各常任委員会所管事務の閉会中の
継続調査についてを議題といたします。
予算決算常任委員会を初めとします4常任委員会の委員長から、お手元に配付のとおりそれぞれ閉会中の
継続調査の申出書が参っております。
お諮りいたします。
各常任委員長からの申し出のとおり閉会中の
継続調査とすることに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
42 ◯議長(
宮川吉男君) 御異議なしと認めます。
よって、本件は各常任委員長からの申し出のとおり閉会中の
継続調査とすることに決しました。
───────── ◇ ─────────
◎閉会の宣告
43 ◯議長(
宮川吉男君) 以上で本日の議事日程は全て終了いたしました。
これをもって平成29年第4回小松市議会定例会を閉会いたします。
閉会 午後 2時19分
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