小松市議会 2017-09-28
平成29年第3回定例会(第4日目) 本文 開催日: 2017-09-28
当委員会に付託されました案件は、議案第54号、議案第55号、議案第70号から議案第73号までの以上6件並びに当委員会に送付されました報告第12号についてであります。
これらの案件につきましては、まず9月15日に会議を開き、総括質疑を行うとともに、引き続き19日から21日に各分科会を開催し、詳細な審査を行いました。これを受け委員会は、9月26日に会議を開き、各
分科会委員長の報告を聴取いたしました。
分科会委員長報告の主な内容を申し上げます。
初めに、予算についてであります。
議案第54号 平成29年度小松市
一般会計補正予算(第3号)についてであります。
地域おこし推進費については、
南部里山エリアの活性化を図るため、総務省の
特別交付税を活用し、今後整備予定の
粟津温泉交流広場を中心に、
地域住民とともに
地域おこし活動に従事してもらう
地域おこし協力隊2名の活動経費とのことであります。協力隊には
周辺観光地への誘客促進策、
広域連携プロデュースを行ってもらうとのことですが、新たな人材を取り入れるからには、すばらしい
まちづくりに努めるよう求めました。
次に、平成28年度決算についてであります。
議案第71号 平成28年度小松市
歳入歳出決算の認定についてであります。
職員人件費については、消防職員の定数について、本市の安全・安心のため業務に支障が生ずることがないよう、また消防団員についても地域の安全・安心のため団員の確保に努めるよう求めました。
救急業務高度化推進費については、
救急救命士の養成を行う経費とのことですが、今後も継続して
救急救命士の新規養成に取り組み、目標人員となるよう求めました。
選挙常時啓発費については、
選挙権年齢が18歳以上に引き下げられたことにより、県と連携し、高校生を対象に出前講座の開催等を行っているとのことですが、今後は
教育委員会と連携し、従来より行っている小中学校での模擬投票のさらなる実施、
公立小松大学との連携による新たな取り組みと若年層に対するさまざまな啓発活動を行い、
投票率向上に努めるよう求めました。
老人福祉センター運営費については、
老人福祉センター千松閣の
運営委託を行うものでありますが、高齢者の憩いの場として毎年延べ3万人を超える利用者がおり、多くの市民から継続を望む声が出ていることから、今後も施設の機能維持を図っていくよう求めました。
次に、
学校運営費の
学校給食調理等業務委託料については、さらなる安心・安全な学校給食を推進するため、民間の専門知識、技術を活用した
調理業務等の委託を小学校2校、中学校1校で試行してきたものでありますが、平成27年10月から平成29年3月までの試行期間の中で得られたメリット、デメリットをしっかりと評価、検証し、今後の業務委託につなげていくよう求めました。
ひとと
ものづくり科学館応援金については、未来を担う
子供たちに科学や
ものづくりの楽しさを知り、体験してもらう活動を充実していくため、市民や企業、団体から資金の支援(寄附)を受け付けるものでありますが、今後、
サイエンスヒルズこまつを応援するサポーターの裾野をより広げていくためにも、現在の一口当たりの寄附金額について見直しを求めるとともに、PRや募集活動についても積極的に行っていくよう求めました。
医療費助成費の
心身障害者医療費については、
身体障害者手帳1級から3級、
療育手帳A、Bを所持する障害者の
医療費自己負担分を助成するものでありますが、所得基準の緩和について検討を求めました。
こころの
電話相談費については、年間約1,700件の相談を受け付けているこころの
電話カウンセラーの謝金等に要する経費でありますが、
カウンセラーからジェット機の騒音により電話が聞きづらいとの声が聞こえているため、部屋の防音改修や場所の変更を検討してはどうかとの意見が出されました。
次に、
生活路線バス運行費補助金、
地域公共交通推進費については、市内の
路線バス及び
コミュニティバスの運行に係る赤字を補填するための経費でありますが、今後、
赤字補填金額の削減に向けた
バス利用者の拡大を図るため、
路線バスや
コミュニティバスの
利用促進キャンペーンの実施や
利用環境のさらなる向上に努めていくよう求めたのであります。
次に、
航空プラザ管理運営費については、
航空プラザは
指定管理者として小松市
施設管理公社に委託しており、主な経費は
管理運営費を初め多くの
子供たちが訪れるぶ~ん
ぶんワールドの大型遊具などの
安全確保対策費等とのことであります。この施設は
年間来場者30万人を超える「乗りもののまち・こまつ」を代表する拠点施設であり、小松市の
交流人口拡大に大変寄与しているものでありますが、一部の委員より、戦闘機等に関する展示にはそもそも反対であり、決算を認めないという意見が出されました。
誘客推進支援費については、
那谷寺開創1300年を初めとする
交流人口拡大事業等への
開催補助金のことでありますが、事業の効果を検証した上で補助金の支出に努めるよう求めました。
全国子供歌舞伎フェスティバル開催費については、
フェスティバル開催に伴う
実行委員会への交付金とのことでありますが、
フェスティバルでの
勧進帳公演など市内での発信だけではなく、県外や海外へ出向き、小松を発信する努力が必要ではないかとの意見が出されました。
レンタサイクル運営費については、小松駅、粟津駅、
粟津温泉周辺の3地区での
レンタサイクル運営経費とのことであります。観光客のニーズに合わせた改善を図るためにも、状況に応じて次のステップへ進めるよう求める意見が出されました。
北陸新幹線建設推進費については、出来高に応じた
建設負担金を県へ支出したものとのことですが、一部の委員より、自己負担が発生することなどから
決算認定に反対であるという意見が出されました。
鉄道高架下活用費については、JR西日本からの
鉄道高架下土地賃借料とのことですが、多額の賃料でもありますので、今後、
新幹線高架下にもスペースができることを見越し、有効な活用策を検討するよう求めました。
循環型社会形成推進費については、
DBO方式で進めている(仮称)エコロジーパークこまつ・
クリーンセンター建設工事費及び事務費とのことでありますが、現在、平成30年7月の稼働に向けて順調に工事が進捗しているところであり、平成28年度末の出来高は13.5%とのことでありますが、
クリーンセンターの運営は
特別目的会社、いわゆるSPCに任せるとのことでありますが、日常業務に対する
チェック機能等、行政がしっかりかかわっていくことや、稼働に際してSPCとの緊密な連絡を図るとともに、今後の
運営体制について議会へ説明を求めました。
なお、採決の結果、議案第54号、議案第55号、議案第70号、議案第72号及び議案第73号の以上5件は
全会一致をもって、議案第71号は賛成多数をもっていずれも
原案どおり可決、承認、認定すべきものと決し、法定報告を了承することといたした次第であります。
最後に、次年度の予算に向けては、これらの各分科会のさまざまな意見を踏まえ、
PDCAサイクルを十分に働かせるためにも、事業の検証を十分に行い、しっかりと精査し、次年度の予算編成に反映するよう強く求めるものであります。
以上、
予算決算常任委員会の報告といたしますが、何とぞ各位の御賛同を賜りますようお願い申し上げます。
5 ◯議長(
梅田利和君)
総務企画常任委員長、
新田寛之君。
〔
総務企画常任委員長 新田寛之君登壇〕
6
◯総務企画常任委員長(
新田寛之君)
総務企画常任委員会における審査の経過並びに結果について御報告申し上げます。
本委員会に付託されました案件は、議案第56号
公立小松大学入学料等徴収条例についてを初めとする議案10件であります。
これらの案件につきまして、活発な
質疑応答を行い、終始慎重なる審査を行いました結果、賛成多数をもっていずれも
原案どおり可決すべきものと決した次第であります。
以下、審査の過程におきまして、さまざまな意見や要望が出されましたので、その一端について御報告申し上げます。
初めに、議案第56号
公立小松大学入学料等徴収条例について及び議案第57号 小松市
公立大学法人評価委員会条例について、議案第58号
公立大学法人公立小松大学に係る重要な財産を定める条例について、議案第62号
公立大学法人公立小松大学定款の制定について、議案第63号 財産の出資についてであります。
公立小松大学関連の議案5件は、入学料、
入学検定料の設定、定款の制定など、いずれの議案も
地方独立行政法人法等の規定により、
公立大学法人公立小松大学設立に必要な議案とのことであります。
8月29日付で
文部科学省より
公立小松大学の設置が認可され、今後もさまざまな事務手続と膨大な準備作業が必要ではありますが、平成30年4月開学に向け、着実に準備を進め、魅力ある大学となることを期待するものであります。
次に、
北陸新幹線小松開業に向けてであります。
2023年
北陸新幹線小松開業に向け、小松市、能美市、
小松商工会議所、能美市商工会の4者が合同で
停車拡大に向けて取り組むことについて合意し、
各種データの収集や分析、
ビジネス需要の拡大など、
鉄道利用の拡大に向けた検討を進めているとのことであります。
新幹線の小松駅
停車拡大に向けては、将来を見据え、南加賀全体で取り組んでいくよう求めました。また、駅周辺の利便性、快適性の向上に向けた大胆な施策を引き続き展開していくよう求めました。
最後に、議案第64号
工事請負契約についてであります。
市庁舎の
電気設備改修工事のため、
受変電設備更新、
直流電源設備更新、非
常用発電機設備更新、
給油設備更新を行うものであり、2億2,686万4,800円で請負契約しようとするものであります。
一部の委員より、入札した3者がいずれも
最低制限価格で同額であることや、この結果、総合評価により落札者が決定した入札結果については理解しにくいとの意見が出され、入札制度の仕組みについて、より公平公正で市民にわかりやすい工夫ができないものかとの意見が出されました。
以上、
総務企画常任委員会の報告といたしますが、何とぞ各位の御賛同を賜りますようお願い申し上げます。
7 ◯議長(
梅田利和君)
福祉文教常任委員長、
出戸清克君。
〔
福祉文教常任委員長 出戸清克君登壇〕
8
◯福祉文教常任委員長(
出戸清克君)
福祉文教常任委員会における審査の経過と結果について御報告申し上げます。
当委員会に付託されました案件は、議案第60号 小松市生涯
学習センター条例の一部を改正する条例についてを初めとする議案2件であります。
これらの案件につきまして、活発な
質疑応答を行い、終始慎重なる審査を行いました結果、
全会一致をもっていずれも
原案どおり可決すべきものと決しました。
以下、審査の過程において、さまざまな意見や要望が出されましたので、その一端を御報告申し上げます。
初めに、
こどもおしごとたいけんについてであります。
市内のさまざまな職種の企業の協力を得て開催している
こどもおしごとたいけんについては毎年多くの応募があり、昨年度も定員300名のところ約450名の応募があったとのことでございます。これまで児童の安全性や協力企業の
受け入れ体制等の問題により、定員を固定化せざるを得なかったとのことでありますが、一部の委員より、会場の変更や開催日数をふやすなど、今後より多くの小学生が体験できるよう事業の改善を求める意見が出されました。
次に、
カブッキーランドについてであります。
本年12月1日に小松駅南にオープンするKomatsu A×Z Square1階に開設される
カブッキーランドについては、市内の
幼児教育、
保育施設全42施設の代表と、小松市、こまつ
賑わいセンターで組織される
カブッキーランド運営実行委員会によって企画、運営されることが決定し、現在、施設の
利用促進に向けたさまざまな施策について協議を進めているとのことであります。
特に
子育てスマイルステーションについては、土日も開設される
育児相談支援、育児に関するイベントの開催、子育てに関する情報の発信、ファミリー・サポート・
センターの窓口、市内の
子育て支援の連携拠点などの多様な機能をあわせ持ち、小松市の子ども・
子育てあんしんネットの中核施設として大きな役割を担っていくものであります。今後は
すこやかセンターや
児童センターなどの既存施設との連携の仕組みを市民にわかりやすく明示しながら、積極的な施設PRにより、市民に親しまれ、頼られる施設となっていくよう期待するものであります。
次に、げんきっここまつ
ステップアップ事業であります。
食育、健康な体づくりを推進する事業を展開し、
幼児教育の質の向上を図ることを目的として、平成30年4月1日に施行される
幼保連携型認定こども園教育・保育要領、
保育所保育指針、
幼稚園教育要領に応じた健康な心と体に対する園での取り組みを支援するため、講師等の報償費や園外活動のバスの
チャーター代、
施設使用料等の対象経費に対し5万円以内の交付金を交付するとのことであります。
一部の委員より、交付に当たっては事業の趣旨に沿った適正な執行に努めるよう求める意見が出されました。
次に、
松東みどり学園についてであります。
金野、西尾、波佐谷の3小学校を統合し、平成30年4月に新小学校としてスタートする
松東みどり学園については、これまで3年間にわたり、
連合町内会長ほか
地域住民を
中心メンバーとした
統合推進委員会において鋭意具体的な協議が進められてきたところであります。
新しい学校が里山地域のシンボルとして、地域とともに発展していくためには、
地域住民の理解、協力が必要不可欠であります。今後も
義務教育学校開学までのスケジュールやビジョンなど、新規の決定事項については
地域住民への情報伝達を徹底し、しっかりとコンセンサスを得ていくよう求めるものであります。
以上、本委員会の報告といたします。何とぞ各位の御賛同を賜りますようお願い申し上げます。
9 ◯議長(
梅田利和君)
経済建設常任委員長、
高野哲郎君。
〔
経済建設常任委員長 高野哲郎君登壇〕
10
◯経済建設常任委員長(
高野哲郎君)
経済建設常任委員会における審査の経過並びに結果について御報告申し上げます。
当委員会に付託されました案件は、議案第68号
市道路線の変更についてを初めとする議案2件であります。
これらの案件につきまして、活発な
質疑応答を行い、終始慎重なる審査を行いました結果、
全会一致でいずれも
原案どおり可決すべきものと決した次第であります。
以下、審査の過程におきまして、さまざまな意見や要望が出されましたので、その一端について御報告申し上げます。
初めに、
粟津温泉交流広場整備についてであります。
来年、
粟津温泉開湯1300年を迎えるに当たり、
地元粟津温泉交流広場活用会議より出された「祈り」「結び」「いやし」の聖地をテーマとし、旅館かみやの跡地に
交流広場を整備するものであります。広場は粟津の中心地であり、防災の拠点として、また
地元住民の使いやすさを考慮し、地元主体での活用計画の策定、
管理運営を行い、住民の手により常に進化していく広場となるよう整備を進めていくとのことであります。
この広場は、
地元住民の意図が反映された計画であり、すばらしいものとなるよう期待したいという意見や、地元の自立した
継続的管理を求める意見が出されました。
次に、議案第68号
市道路線の変更についてであります。
馬場西荒谷線について、
利用状況を勘案し、周りが森林となっている一部区間を林道として舗装整備を行い利活用するため、市道の延長を変更するとのことであります。
次に、議案第69号
市道路線の廃止についてであります。
JR北陸本線と
駅南ブロック複合施設の間の市道、高架側道5号線について、子どもと市民の
学びゾーンである
カブッキーランド等の整備により、駅周辺では
関係車両等の出入りが増加し、道路の利用形態が変化することが予想されることから、市道を廃止し、
一般車両等の出入りを制限することにより
施設利用者の安全を守り、安心して利用できるようにするとのことであります。この付近については、乗降場所としての利用等による事故が危惧されることから、必要な対策を講じるよう求めました。
最後に、小松市墓地(向本折)の
使用区画の募集について(第1期)であります。
小松市墓地(向本折)において、使用者から返還された墓所区画を再整備し、
使用区画30区画の申し込みを開始されるとのことであります。今後も返還墓の整理状況を踏まえ、引き続き
使用区画の再整備を進めていくよう求めました。
以上、
経済建設常任委員会の報告といたしますが、何とぞ各位の御賛同を賜りますようよろしくお願いいたします。
11 ◯議長(
梅田利和君) 小松
基地・
空港対策特別委員長、
浅野清利君。
〔小松
基地・
空港対策特別委員長 浅野清
利君登壇〕
12 ◯小松
基地・
空港対策特別委員長(
浅野清利君) さきの定例会で
継続調査の議決をいただきました飛行の安全及び
飛行場周辺まちづくりに関する調査について、閉会中も調査を続けてまいりましたので、本委員会での意見及び議論について御報告申し上げます。
初めに、航空祭についてであります。
今回の航空祭について、8月24日、
アクロバット飛行チーム、
ブルーインパルスが不参加という報道発表がありました。この報道を受け、早速8月30日に
特別委員会を開催し、31日に
委員全員で小松
基地司令に対し、確認と申し入れを行いました。
基地司令からは、再度、東京の
航空幕僚監部に照会するとのことでありましたが、来年度に向けてこういったことがないように口頭で申し入れをいたしました。
今回は残念なことに、台風18号の影響により航空祭が中止となりましたが、このイベントには10万人以上の集客が見込まれ、大きな経済効果を期待できることから、来年度は
ブルーインパルスの展示飛行もぜひとも実施していただき、
地元住民のみならず多くの
航空ファンに応えていただくよう、市としても小松
基地や関係機関に申し入れることを強く求めました。
次に、国の平成30年度
概算要求についてであります。
8月31日に防衛省が財務省に対し行った平成30年度
概算要求が公表されております。
契約ベースで
基地周辺対策費は平成30年度
概算要求額1,401億7,000万円で、前年度に対し156億8,700万円増の12.6%の伸びとの報告がありました。
住宅防音工事を初め騒音防止、道路改修、緑地整備、
周辺環境整備など地元の要望を優先に、ぜひとも
民生安定化に向けて、これからも
国直轄事業及び国の補助金を活用し、予算をスムーズに執行していくよう求めました。
次に、
航空プラザの
利用状況等についてであります。
4月から8月までの利用者は14万5,000人とのことで、平成29年度は過去最高の年間31万人を超えると見込んでいるとのことであります。利用者が確実にふえることは大変喜ばしいことであり、まさに
空港周辺の
にぎわい創出が図られ、
交流人口の拡大に寄与している施設であると言えます。駐車場の整備など利用者へのさらなる
利便性向上に取り組んでいくため、県と市の役割分担において改善を進めていただくよう求めました。
最後に、在日
米軍再編に係る訓練移転についてであります。
現時点では、小松
基地における訓練計画はないとのことであります。
今後とも訓練実施の際には、市民の安全・安心を図るため、これまで以上に
安全対策、騒音対策を徹底し、飛行の安全や協定の遵守を求めるものであります。
訓練の実施については、
小松市民にとって関心の高いことであることから、今後とも速やかな情報提供に努めるよう求めました。
以上、本委員会の飛行の安全及び
飛行場周辺まちづくりに関する調査は、重要かつ長期にわたるものであり、閉会中も引き続き調査研究すべきものと決した次第であります。何とぞ各位の御賛同を賜りますようお願い申し上げ、御報告といたします。
13 ◯議長(
梅田利和君) 以上で
委員長報告は終わりました。
これより
委員長報告に対する質疑に入ります。
通告がありますので、これを許します。
井田秀喜君。
〔3番 井田秀喜君登壇〕
14 ◯3番(井田秀喜君)
総務企画常任委員会の
委員長報告に対する質疑を行います。
今定例会に上程され、
総務企画常任委員会に付託されました議案第56号
公立小松大学入学料等徴収条例についてでありますが、
公立小松大学は新しく設置する
公立小松大学法人が設置者となる予定であり、法人設立前に入学試験を実施する必要があることから、初年度入学試験は小松市において実施するものとなっており、本条例の効力は平成30年3月31日までの措置であります。
現段階では採決前であり、議会での可決はされていません。しかし、
公立小松大学ホームページ内にある入試情報では、既に入学料金が明示されており、26日火曜日午後12時10分の時点では、どこにも「議決前」や「予定」等の注釈が記載されていませんでした。
このように、これまでも前
総務企画常任委員会に配属されているときにも同様の案件があり、市民や議会に誤解を招く記載には十分注意するよう再三求めてまいりました。いまだルールが守られていない現状が続いておりますが、今回、
総務企画常任委員会ではどのように審議をなされたのでしょうかお答えください。
15 ◯議長(
梅田利和君)
総務企画常任委員長、
新田寛之君。
〔
総務企画常任委員長 新田寛之君登壇〕
16
◯総務企画常任委員長(
新田寛之君) ただいま井田議員から
総務企画常任委員会の
委員長報告に対する質疑がございました。審査の経過について御報告を申し上げたいと思います。
議案第56号
公立小松大学入学料等徴収条例については、
総務企画常任委員会で総合政策部、公立大学設立準備室から委員会の中で御報告があり、終始慎重なる審議を行い、
全会一致で原案どおりに可決されたところであります。
議員御指摘のホームページ内の細かいことに関しての審議は特にしておりません。
ただ、これは意図的なものではなくて事務的なミス、軽微なミスということで、議案第56号の審議には特段影響がないものと判断いたします。
以上です。
17 ◯議長(
梅田利和君) 井田秀喜君。
18 ◯3番(井田秀喜君) 今ほど御答弁いただきました。
委員会のほうで審査、慎重審議なされたということで
原案どおり可決ということでありますが、今回のような案件は過去にも自分が
総務企画常任委員会に委員長としているころに多くこういった事案があったわけなんですね。こういったことは本当に再三注意を促すということで、今後はよりいい大学をつくるために、しっかりと審査、審議していただきたい。
現にもちろん事務的ミスという形で一昨日の夕方に更新はなされておりましたが、そのときに、もうミスはございませんかと確認いたしましたが、残念ながら今、今日、PDFのほうも認可申請中という形で訂正されてないんですね。その辺もすぐに指摘させていただきました。全部改善されている、改善されているというふうに報告は受けるんですけれども、一切そのように改善されていない状況。こういったことをしっかりと委員会で慎重審議をなされるべきではないかということを申し上げているんですね。それによっては、委員の中には、いや、そんなこと知らんと。ちゃんと言ってくれればもうちょっと慎重審議すべきだったんじゃないかという議論が出てくる可能性もあるわけなんです。委員会というものが、やはり専門的にそこに付託を受けてやっている所管が受けている以上は、もう少し慎重審議をなさるべきではないかなと思います。
やっぱり議会議員が議会を軽視する。そういったような形につながらないように、いま一度この辺に対するお考え、確認をさせていただきたいんですが、御答弁お願いいたします。
19 ◯議長(
梅田利和君)
総務企画常任委員長、
新田寛之君。
20
◯総務企画常任委員長(
新田寛之君) ただいま井田議員から再質問がございました。
過去にもこういったことが多々あったということであります。ミスに関しては、そこら辺をまた指摘していただければ、ぜひこそ公立大学設立準備室のほうに速やかに訂正していただくようにお願いをいたしますし、ホームページの細かいことにまでというとまたいろいろと語弊があるかもわかりませんが、今回の議案第56号
公立小松大学入学料等徴収条例の中身ですけれども、入学料の金額であったり
入学検定料の金額であったり、こういったことを審議させていただいたわけで、今回の議案の議決に関しては全く何ら問題ないというふうに思っております。
ただし、そういった執行部からの報告や連絡おくれに関しましては、今後も厳しくチェックしていきたいというふうに思っております。
以上です。
21 ◯議長(
梅田利和君) ほかに質疑はありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
22 ◯議長(
梅田利和君) 質疑なしと認めます。
これをもって質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。
通告がありますので、これを許します。
井田秀喜君。
〔3番 井田秀喜君登壇〕
23 ◯3番(井田秀喜君) 今定例会に上程されました議案第56号
公立小松大学入学料等徴収条例については反対であります。
以下、理由を述べます。
大学の基本理念の一つに「地域と世界で活躍する人間性豊かなグローカル人材を育成する大学」とあります。グローカルとは、グローバルとローカルが融合されグローカルとなるそうでありますが、ますます少子化が進む時代の中で、学生募集を行うことは本当に容易ではありません。
一般質問でもありましたように、市内公立4校、市立、私立高校の合計6校の卒業者数が1,540名でございます。それに対して県内公立大学の募集人数は、県立2大学で176名、金沢美術工芸大学で150名です。ほかと比べてみても
公立小松大学の240名は大変大きな募集人数となっています。答弁では、それぞれの理由を述べ、学生確保は十分可能とのことでありました。
そこで、質問内にもありましたが、6市町で構成される加賀地域連携推進会議の地域に在住する受験者に対しては、市外在住の42万3,000円ではなく、市内在住者と同額の28万2,000円で対応すべきであり、南加賀地域待望の四年制大学というのであれば、これまでの概念にとらわれるのではなく、入学料を一律化すべきと私は考えます。
このような対策ができるのも
公立小松大学法人が設立される前の本年度に限ってのことであり、限定措置として入学料の見直しができる今だからこそ、焦らず、慌てず、しっかりと議論を重ねるべきであります。
また、先ほどの質疑でも申し上げたように、現段階では採決前であり、議会での可決がなされていない中で、
公立小松大学ホームページの入試情報に注釈が未掲載だったことや、
総務企画常任委員会に配属されているときにも委員会報告前にホームページが勝手に立ち上げられていたり、認可前に注釈なく、入居予定ビル壁面への校名看板設置など、市民や議会に誤解を招く事案が多いことや、付託案件の詳細審査を行う委員会への説明責任も十分果たされていないことなど、議会のルールが守られていない実情では、二元代表制たる議会を軽視していると言わざるを得ません。
以上のことから、議案第56号については、安易に可決すべきではなく、まだまだ審査不十分でありますので反対いたします。
何とぞ各位の御賛同を賜りますようよろしくお願い申し上げます。
以上、反対討論といたします。(拍手)
24 ◯議長(
梅田利和君) 表靖二君。
〔18番 表 靖二君登壇〕
25 ◯18番(表 靖二君) 私は、議案第56号
公立小松大学入学料等徴収条例について賛成の討論をするものであります。
先ほど所管である
総務企画常任委員会の新田委員長の
委員長報告でも
全会一致で可決をされております。
また、今までここ2年余り、公立四年制大学の設立準備、設立等、さまざまな形で幾度も予算が計上され、そしてまた執行部で執行されてきております。そして今、開学目前に至っているわけでございます。その中で、今まで本会議場で一人の反対者もいないということを私は執行部に確認をしております。
そのように多くの議員が今まで賛成してきたこの
公立小松大学関連のものが、ここに来て、条例案において反対されるということは大変残念に思っております。今ほど……(「中身を間違っているじゃないか」と言う人あり)議長、注意してください。真剣に討論をしているときに、たびたびのやじはやはり討論の妨げになりますので、ぜひとも議長、やじについては抑えていただきたいと思います。(発言する者あり)
26 ◯議長(
梅田利和君) 静粛にお願いします。
27 ◯18番(表 靖二君) 議長、暫時休憩を求めます。
ちょっと暫時休憩いたしたいと思います。これでは討論できないと思います。議長、よろしいですか。
28 ◯議長(
梅田利和君) 静粛にお願いします。
29 ◯18番(表 靖二君) まず、この議会で今、重要な議案に討論しているときに、本当に心ないやじには私は残念でなりません。
今ほど井田議員から御自分のお考えで反対の討論がございました。その中で、主要な討論の内容というのは少子化であるということだったと思います。
私どももそれは同様、少子化については心配をしておりますが、では、今まで多くの予算案、なぜ賛成されたのか本当に不思議でなりません。
またもう一方、ホームページの掲載について、これは確かに執行部のミスがありました。今までまた同類のミスというものは、私も議員長くやっております。幾度も経験をしております。これはただ多くの事務量の中で、やはり起き得る人為的なミスであります。こういうミスを、確かに重大なものは取り上げて議案の賛否にかかわる場合もありますが、軽微なものが速やかに訂正されている場合、これは賛否に……(「軽微なんか。ミスを認めてどうするんだよ」と言う人あり)
30 ◯議長(
梅田利和君) 静粛にお願いします。
31 ◯18番(表 靖二君) 暫時休憩を求めたいと思います。これでは討論になりません。ちょっと暫時休憩してください。
32 ◯議長(
梅田利和君) 静粛にお願いします。
33 ◯18番(表 靖二君) 退室求めてください。
ちょっと議長、暫時休憩求めていただかんと、こんなやじをね……。
34 ◯議長(
梅田利和君) 討論を続けてください。
35 ◯18番(表 靖二君) 大変残念なんですが、やじを頻繁に飛ばさなきゃならない内容なのか。
先ほど井田議員が反対の討論をしているときは……(発言する者あり)
36 ◯議長(
梅田利和君) 静粛にお願いします。
37 ◯18番(表 靖二君) ちょっと議長、これでは討論になりません。ちょっと暫時休憩求めます。
38 ◯議長(
梅田利和君) 討論を続けてください。
39 ◯18番(表 靖二君) これでは討論になりませんよ。(「賛同します。暫時休憩」と言う人あり)はい。暫時休憩、取り上げてください。
40 ◯議長(
梅田利和君) ただいま表靖二君から暫時休憩の動議が出されました。所定の賛成者がありましたので、会議規則第16条の規定により、本動議は成立しました。
この際、暫時休憩をいたします。
休憩 午後 2時18分
再開 午後 3時00分
41 ◯議長(
梅田利和君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
休憩前の表靖二君の討論を続行いたします。
なお、やじなど不規則発言は慎むようお願いいたします。
表靖二君。
〔18番 表 靖二君登壇〕
42 ◯18番(表 靖二君) 休憩を挟み、議案第56号
公立小松大学入学料等徴収条例について、賛成の討論を続けたいと思います。
また、暫時休憩を求め、このように善処していただきました議長に感謝を申し上げたいと思っております。
先ほどの賛成討論の趣旨の中で、私は特にやはり強調したいのは、小松市というのは膨大ないろんな事務作業を日常やっております。その中で事務上のミスがあるということは往々にしてございます。また、議会でまだ議決をされてないものが公に出てしまったりすることがある。確かにあってはならんことですが、幾度も過去にあったと思っております。その都度、しっかりとした説明や、また執行部の謝罪等があり、通常事務が進んでおります。
今回、
公立小松大学の入学料等についても、ホームページ上、これは意図したものではない、本当に事故と言っていいんですが、あたかも決まったような格好で一定期間掲載をされるということがありました。
私は、これは事務側の軽微な過誤であろうと思っております。この軽微な過誤を理由に、またこれが議会軽視という言葉で、やはり条例案を反対するには到底合理的な理由ではない、そのように思っております。
また、11月1日から地域推薦枠の募集が始まります。12月にはまた新たな推薦の募集が始まり、もう来年になれば開学間近ということで、さまざまな事務作業を進めてまいります。
今、この条例が成立をしませんと、この募集業務に重大な影響を与えてしまう。ひいては来年の4月の
公立小松大学の開学に重大な影響を与えてしまうということになります。このような重大性を一方でやはり考えていきながら、このホームページ上の掲載時における軽微な過誤を理由に、私はこの議案を反対すべきではないと思っております。
そしてまた、小松市議会において今までさまざまな予算、全て議員さん賛成をして、今まで予算が執行され、こうやって開学にこぎつけてきたわけであります。
私は、どうかここにいる議員諸兄の皆さん、どうか御賢察をいただいて、来春、立派な
公立小松大学の開学の実現に向けて御協力をいただくことを切に願い、賛成の討論といたします。(拍手)
43 ◯議長(
梅田利和君) 橋本米子君。
〔17番 橋本米子君登壇〕
44 ◯17番(橋本米子君) 私は、9月定例議会に提出されました
市長提出議案中、議案第59号 小松市税条例の一部を改正する条例について及び議案第71号 平成28年度小松市
歳入歳出決算の認定について反対であります。その他の議案には賛成であります。
以下、反対の理由を述べます。
初めに、議案第59号 小松市税条例の一部を改正する条例についてであります。
これは国の地方税法の改正に伴い、地域型保育事業等において固定資産税の課税標準特別措置にかかわる特例割合を地方税法に定められている範囲内で条例において定めるもので、平成30年度から適用とするものです。
対象の事業所は家庭的保育事業、事業所内保育事業、居宅訪問型保育事業、企業主導型保育事業とありますが、特に企業主導型保育事業の対象資産を企業主導型保育事業の用に供する土地、家屋及び償却資産として新たに特例割合が新設され、適用期間も5年度分とされております。
私は、この特例措置は安倍内閣の待機児童解消加速プランの柱として、保育の受け皿整備の促進のための措置であり、保育の公的責任を大きく後退させ、企業参入を促進するための規制緩和を促すものと思いますので、この条例化には反対であります。
次に、議案第71号 平成28年度小松市
歳入歳出決算の認定についてであります。
平成28年度の一般会計の決算額は432億5,786万円余になっております。
歳入決算額の款別による構成比率を見ると、歳入のうち市税は全体の35.8%を占めており、歳入の根幹をなすものですが、前年度、平成27年度の市税構成比37.7%と比べても比率で1.9%減で、金額としても3億8,800万円余も少なくなっております。
市税の目別収入状況を見ると、市民税の内訳として個人市民税では55億8,900万円余で、前年度と比べても8,737万円の増収でした。
一方、法人市民税は12億6,596万円余で、前年度と比べると6億5,719万円余も少なくなっております。この法人市民税の減収は、中国を初めとした新興国の減速の要因もありますが、法人市民税の税率が14.7%から12.1%に引き下げられ、税収に大きく影響を与えております。
また、消費税が5%から8%に引き上げられたもとでも、地方消費税交付金も前年度に比べ2億2,670万円余も減額となっております。
一方、市債発行は平成28年度分で48億5,360万円余であり、歳入全体の11.2%を占め、前年度と比べると12億2,730万円余もふえております。法人市民税の減収分を減収補填債として市債が発行されております。
消費税は低所得者ほど負担が重くなる不公平な税制です。消費税を引き上げる一方で、高額所得者や大企業の税負担を引き下げることは、税収の空洞化を生み出し、能力に応じて負担する応能負担の原則から外れていくことになると思います。
また、歳出の面については、
予算決算常任委員会総括質疑で述べたように、社会保障・税番号システム整備費4,337万5,000円、社会保障・税番号管理費709万8,000円、コンビニ交付推進費647万3,000円など、マイナンバーカード交付、
利用促進に向けた整備費には反対であります。
整備新幹線の
建設負担金である北陸新幹線
建設負担金には、平成28年度は9,998万6,000円計上されておりますが、1996年に行われた政府・与党合意以来、並行在来線のJRからの経営分離と膨大な地元負担金が発生する問題点があり、賛成できません。
平成28年度には
航空プラザの2階展示室がリニューアルされました。私も出かけてみましたが、
子供たちが遊ぶ大型遊具の近くに戦闘機が立ち並んでおりました。
航空プラザ管理運営費3,023万円余には反対であります。
小松市
教育委員会は、平成28年度より市内の中学生に育鵬社の歴史と公民の教科書を導入されました。
私たちは、侵略戦争を美化する歴史と憲法改正を説明する育鵬社の教科書の導入については反対の申し入れも行ってきましたので、教師用の教材としての教科書購入費47万5,500円には反対であります。
また、小松市立保育所をめぐる問題では、平成18年から始まった小松市保育所統廃合・民営化計画により、次々と民営化及び統廃合によって公立保育所が減らされ続けてきました。平成28年4月からは、中期計画の最後として西軽海保育所が民営化されました。それによってこの8年間、保育所では一人も保育士が採用されてきませんでした。
平成28年度決算の中には、
心身障害者医療費助成制度が身体障害者3級まで拡充されたり、がん検診の自己負担額が約3割負担から約1割負担に引き下げられ、市民の皆さんに喜ばれております。
私は、さらに市民負担の大きい県内トップクラスほどに高い国民健康保険税や介護保険料の引き下げ、また子育て中のお母さんが求めている学校給食の軽減策を求め、要望しておきたいと思います。
次に、介護保険事業特別会計についてであります。
この特別会計の中には介護予防・日常生活支援総合事業費として1億7,558万円余が決算計上されております。
予算決算常任委員会総括質疑でも述べたように、国の制度改正により全国的にはことし4月より、要支援1、2の方がホームヘルプ事業(訪問型サービス)とデイサービス事業(通所型サービス)が介護保険から切り離され、市町村事業に移行することになりましたが、小松市はそれよりも1年早く平成28年度より本格的に実施されております。
私は、3点について問題点を指摘したいと思います。
1点目は、このはつらつシニア支援事業では、要介護認定による申請だけでなく、基本チェックリストによる申請も導入され、そのことにより平成28年度の要介護認定による申請者は70人も減少しました。
2点目は、報酬が現行相当型の75%にされた基準緩和型サービスが導入され、簡易な研修修了者でも行える生活援助が制度化されたことです。
3点目は、住民主体型の地域サポートクラブや住民ボランティアによる体操やお食事会の支援ができるようにはなったのですが、地域の方たちからは「公民館の体操に参加したいが送り迎えをしてくれる人がいない」の声や、「委託費が少なく、運営に困っている」の声も聞いております。
私は、このような問題点を持つ介護予防・日常生活支援総合事業費には賛成できなく、今回の平成28年度小松市
歳入歳出決算の認定には反対であります。
以上であります。
45 ◯議長(
梅田利和君) ほかに討論はありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
46 ◯議長(
梅田利和君) 討論なしと認めます。
これをもって討論を終結いたします。
これより採決に入ります。
議案第54号、議案第55号、議案第57号、議案第58号、議案第60号から議案第70号まで、議案第72号、議案第73号の以上17件を一括して採決いたします。
お諮りいたします。
以上の17件は、いずれも
委員長報告のとおり可決、承認、認定することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
47 ◯議長(
梅田利和君) 御異議なしと認めます。
よって、以上の17件は、いずれも
委員長報告のとおり決しました。
次に、議案第56号を採決いたします。
お諮りいたします。
本案は、
委員長報告のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
48 ◯議長(
梅田利和君) 起立多数。
よって、本案は、
委員長報告のとおり決しました。
次に、議案第59号、議案第71号の以上2件を一括して採決いたします。
お諮りいたします。
以上の2件は、
委員長報告のとおり可決、認定することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
49 ◯議長(
梅田利和君) 起立多数。
よって、以上の2件は、いずれも
委員長報告のとおり決しました。
次に、
継続調査中の小松
基地・
空港対策特別委員会の調査を採決いたします。
お諮りいたします。
本件は、
委員長報告のとおり閉会中の
継続調査とすることに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
50 ◯議長(
梅田利和君) 御異議なしと認めます。
よって、本件は、
委員長報告のとおり決しました。
───────── ◇ ─────────
◎
市長提出議案第74号の上程、説明、
質疑・委員会付託・討論省略、採決
51 ◯議長(
梅田利和君) 日程第2、
市長提出議案第74号
教育委員会委員の任命についてを議題とします。
市長より提案理由の説明を求めます。
市長、和田愼司君。
〔市長 和田愼司君登壇〕
52 ◯市長(和田愼司君) 先ほど衆議院が解散されました。立候補予定者の皆様には、このすばらしい日本国をさらによりよくする政策提言を、選挙戦を通じ切磋琢磨いただきますよう願っております。
それでは、追加提出いたしました議案1件について御説明申し上げます。
議案第74号
教育委員会委員の任命についてであります。
教育委員会委員、野田美和子さんの委員任期は10月4日をもって満了となります。同氏におかれましては、
子供たちの健康や学校での事故防止など、
子供たちの健やかな成長の視点から御助言を多々いただき、特に同氏の専門であります虫歯につきましては、
子供たちの歯科衛生に対する関心や予防への意欲が高まり、年々、改善が見られております。
野田美和子様には、
教育委員会委員として平成21年から8年7カ月余にわたり御尽力いただき、心から感謝申し上げます。
その後任といたしまして、若杉町・中惣恭子さんを任命しようとするものであります。
国が教育の再生を目指し、平成27年4月よりスタートしました地方教育行政制度改革では、
教育委員会委員に対して審議の活性化や
教育委員会事務局へのチェック機能を従来以上に果たすことが求められております。
同氏におかれましては、これまで学校と地域との協働や連携を強める活動を実践してこられており、豊かな経験と高い識見を生かし、民意を反映した教育行政を推進し、教育大綱の推進や次代を担う
子供たちの健全育成に真摯に取り組んでいただけると期待しており、
教育委員会委員として新たに任命しようとするものでございます。
以上1件につきまして、御審議の上、御賛同いただきますようよろしくお願いいたします。
53 ◯議長(
梅田利和君) お諮りいたします。
ただいま議題となっております
市長提出議案第74号
教育委員会委員の任命については、質疑の省略及び会議規則第37条第3項の規定による委員会への付託の省略並びに討論を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
54 ◯議長(
梅田利和君) 御異議なしと認めます。
よって、本案は質疑及び委員会への付託並びに討論を省略することに決しました。
これより議案第74号
教育委員会委員の任命についてを採決に入ります。
お諮りいたします。
本案は、原案に同意することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
55 ◯議長(
梅田利和君) 起立総員。
よって、本案は原案に同意することに決しました。
───────── ◇ ─────────
◎議員提出議案第9号~議案第12号の
上程、説明省略、質疑、委員会付託省
略、討論、採決
56 ◯議長(
梅田利和君) 日程第3、議員提出議案第9号 道路財特法による道路事業の補助率等嵩上げの継続を求める意見書、議員提出議案第10号 大和堆で違法に操業する外国漁船の取り締まり強化を求める意見書、議員提出議案第11号 核兵器禁止条約への参加を求める意見書、議員提出議案第12号 骨髄移植ドナーに対する支援の充実を求める意見書、以上の4件を一括して議題といたします。
お諮りいたします。
ただいま議題となっております議員提出議案第9号から議案第12号までの以上の4件については、提案理由の説明を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
57 ◯議長(
梅田利和君) 御異議なしと認めます。
よって、以上の4件は、提案理由の説明を省略することに決しました。
これより、議員提出議案に対する質疑に入ります。
質疑はありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
58 ◯議長(
梅田利和君) 質疑なしと認めます。
これをもって質疑を終結いたします。
お諮りいたします。
ただいま議題となっております議員提出議案第9号から議案第12号までの以上の4件については、会議規則第37条第3項の規定により委員会への付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
59 ◯議長(
梅田利和君) 御異議なしと認めます。
よって、以上の4件は委員会への付託を省略することに決しました。
これより討論に入ります。
通告がありますので、これを許します。
浅村起嘉君。
〔7番 浅村起嘉君登壇〕
60 ◯7番(浅村起嘉君) 私は、議員提出議案第11号 核兵器禁止条約への参加を求める意見書に賛成の立場で討論を行います。
本意見書は、ことし7月7日に国連加盟国の3分の2近くの国が賛成し、成立した核兵器禁止条約へ日本が参加することを求めるものです。
広島、長崎への原爆投下から72年を経て、核兵器を禁止する条約が国連で成立したことは、核兵器の廃絶に向けた大きな一歩であると言えます。
先月30日に、谷口稜曄さんが88歳で亡くなられました。16歳のときに長崎で被爆し、背中に大やけどを負いました。原爆の熱線で焼けただれた体を撮影した「赤い背中の少年」の被写体として知られています。
被爆者団体、長崎原爆被災者協議会を立ち上げられ、背中のやけどの跡は日常生活にも支障を来すほどでしたが、海外にも積極的に赴き、核兵器の廃絶を訴え続けてこられました。国連本部では、背中が赤くただれたみずからの写真を掲げて「私の姿を見てしまったあなたたちは、どうか目をそらさないでもう一度見てほしい」と悲惨な核兵器の現実を述べられています。
核兵器禁止条約の成立は、多くの被爆者の思いがこもっており、成立への重要な役割も担われました。谷口さんの思いは「日本国憲法前文には、平和を希求するという日本国民のかたい決意が込められています」と2013年8月9日の長崎市の平和宣言にも盛り込まれました。
非核平和宣言都市である小松市の中学生は、広島を訪問し、原爆の悲惨さを知り、二度と戦争や核兵器の使用をしてはいけない。そして、平和を求める思いを強くしています。
北朝鮮は、ミサイルの発射や核実験を繰り返しています。この行為に対し反対する意味でも、唯一の戦争被爆国である日本が、核兵器禁止条約へ参加することを求めて、賛成討論といたします。
61 ◯議長(
梅田利和君) ほかに討論はありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
62 ◯議長(
梅田利和君) 討論なしと認めます。
これをもって討論を終結いたします。
これより採決に入ります。
議員提出議案第9号 道路財特法による道路事業の補助率等嵩上げの継続を求める意見書、議員提出議案第10号 大和堆で違法に操業する外国漁船の取り締まり強化を求める意見書、以上の2件を一括して採決いたします。
お諮りいたします。
以上の2件は、いずれも原案のとおり可決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
63 ◯議長(
梅田利和君) 御異議なしと認めます。
よって、以上の2件は、いずれも原案のとおり可決いたしました。
次に、議員提出議案第11号 核兵器禁止条約への参加を求める意見書を採決いたします。
お諮りいたします。
本案は、原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
64 ◯議長(
梅田利和君) 起立少数。
よって、本案は、否決されました。
次に、議員提出議案第12号 骨髄移植ドナーに対する支援の充実を求める意見書を採決いたします。
お諮りいたします。
本案は、原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
65 ◯議長(
梅田利和君) 起立少数。
よって、本案は、否決されました。
───────── ◇ ─────────
◎議員の派遣
66 ◯議長(
梅田利和君) 日程第4、議員の派遣についてを議題といたします。
お手元に配付してあります議員の派遣については、平成29年11月12日から11月17日までの6日間、木下裕介君、
新田寛之君、二木攻君を、小松空港国際化推進石川県議会議員連盟香港・タイ訪問団として、香港・タイへ派遣いたしたいと思います。
お諮りいたします。
本件は原案のとおり派遣することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
67 ◯議長(
梅田利和君) 起立多数。
よって、本件は、原案のとおり派遣することに決しました。
お諮りいたします。
ただいま可決されました議員派遣の内容に今後変更を要するときは、その取り扱いを議長に御一任願いたいと思いますが、これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
68 ◯議長(
梅田利和君) 御異議なしと認め、議長一任と決しました。
───────── ◇ ─────────
◎各常任委員会の閉会中の
継続調査につ
いて
69 ◯議長(
梅田利和君) 日程第5、各常任委員会所管事務の閉会中の
継続調査についてを議題といたします。
予算決算常任委員会を初めとする4常任委員会の委員長から、お手元に配付のとおりそれぞれ閉会中の
継続調査の申出書が参っております。
お諮りいたします。
各常任委員長からの申し出のとおり閉会中の
継続調査とすることに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
70 ◯議長(
梅田利和君) 御異議なしと認めます。
よって、本件は各常任委員長からの申し出のとおり閉会中の
継続調査とすることに決しました。
───────── ◇ ─────────
◎閉会の宣告
71 ◯議長(
梅田利和君) 以上で本日の議事日程は全て終了いたしました。
これをもって平成29年第3回小松市議会定例会を閉会いたします。
閉会 午後 3時30分
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