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  1. 小松市議会 2016-09-30
    平成28年第4回定例会(第4日目)  本文 開催日: 2016-09-30


    取得元: 小松市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-10
    ナビゲーションをスキップする ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1       開議 午後 2時28分    ◎開議の宣告 ◯議長(梅田利和君) まず、本日の会議が予定より遅くなりましたことをおわび申し上げます。  これより本日の会議を開きます。  ───────── ◇ ─────────    ◎会議時間の延長 2 ◯議長(梅田利和君) あらかじめ会議時間を延長いたしておきます。  ───────── ◇ ─────────    ◎市長提出議案第67号~議案第79号、     継続審査案件委員長報告、質疑、討     論、採決 3 ◯議長(梅田利和君) 日程第1、市長提出議案第67号から議案第79号までの13件、継続調査中の議員提出議案第8号、継続調査中の小松基地・空港対策特別委員会の飛行の安全に関する調査・飛行場周辺まちづくりに関する調査、同じく議会改革調査特別委員会の地方創生の時代にふさわしい議会の機能強化に関する調査、同じく新幹線及び駅周辺整備対策特別委員会北陸新幹線及び駅周辺の整備促進並びに交流人口の拡大に関する調査を一括して議題といたします。  これより委員長の報告を求めます。  予算決算常任委員長、川崎順次君。    〔予算決算常任委員長 川崎順次君登壇〕
    4 ◯予算決算常任委員長(川崎順次君) 予算決算常任委員会における審査の経過並びに結果について御報告申し上げます。  当委員会に付託されました案件は、議案第67号から第70号まで及び第77号から第79号までの以上7件並びに当委員会に送付されました報告第13号についてであります。  これらの案件につきましては、まず9月16日に会議を開き、総括質疑を行うとともに、引き続き20日から23日に各分科会を開催し、詳細な審査を行いました。これを受け、委員会は9月28日に会議を開き、各分科会委員長の報告を聴取いたしました。  分科会委員長報告の主な内容を申し上げます。  初めに、予算についてであります。  議案第67号 平成28年度一般会計補正予算(第2号)であります。  中学校イングリッシュテーブル開設費については、英語によるコミュニケーション能力の向上は国際交流にとって重要なことでありますが、一方で国語教育による日本文化の理解にも力を入れて、総合的な力の育成を目指すよう求めました。  児童運営費については、年収360万円未満の世帯の第2子の保育料を無料化するとのことであります。小松市においては、合計特殊出生率が全国及び県平均に比べ大幅に伸びているということは喜ばしい状況でありますが、この要因をしっかりと分析して、今後の保育・子育て支援施策につなげるよう求めました。  親水スポーツ公園企画費については、トレーニングルームや展望台等の整備を行うための企画に要する経費とのことでありますが、親水スポーツ公園に関しては利用する生徒のアクセス道路の安全性も考慮し、整備を行うよう求めました。  なお、今回の企画費として第一地区コミュニティセンター改修企画費も上げられておりますが、両施設ともに地元や関係機関の意見を十分に確認し、施設の長寿命化も含め市民が誇りと夢を持てるような施設として企画を求めました。  (仮称)九谷焼創作工房整備費については、石文化の日本遺産認定を機に、企業版ふるさと納税制度を活用し、九谷焼の交流拠点施設の整備を行うものであり、石川県九谷窯元工業協同組合事業主体となり、今年度は製土工場部分の建てかえ整備工事を行うとのことであります。本事業は、寄附者の申し出により実現したものであり、本市の産業観光、九谷焼振興にとって重要な事業と捉えているので、事業主体と連携を図ることはもとより、事業の進捗状況を逐次議会へ報告するよう求めました。  公園施設整備費については、さわ池ふれあいパークの北陸新幹線建設工事に伴い支障となる駐車場と調整池の機能回復をするための実施設計を行う委託業務についての経費とのことであります。調整池整備に当たっては、以前にも道路が冠水した箇所であることを十分に考慮し、公園からの排水が影響しない設計となるよう求めました。  議案第70号 平成28年度小松市公共下水道事業会計補正予算(第1号)についてであります。  九竜橋川雨水ポンプ場ポンプ増設工事(機械・電気工事)に係る国の交付金内示額の減額により、予算及び工事工程を見直したことに伴うものでありますが、周辺住民の不安を一日でも早く解消するためにも、今後、国、県との連携を密にしながら事業の早期完了に努めていくよう求めました。  次に、決算についてであります。  議案第77号 小松市歳入歳出決算の認定についてであります。  地域で守る長寿防火推進費については、ひとり暮らし高齢者宅とその避難補助者宅連動型住宅用火災警報器を設置する経費の一部を助成するものでありますが、小松市内で実際に発生した火災においても被害を最小限に抑えるなど、その有効性が報告されているものであり、今後も民生委員や町内会長との連携のもと、積極的な普及に努めていくよう求めました。  Wi-Fiスポット整備費については、一部のスポットにおいて電波が不安定であるとの声が聞こえるため、今後は定期点検をより強化し、電波環境の改善に努めていくよう求めました。また、犯罪等に利用されることなどがないようにセキュリティ対策に万全を期していくよう求めました。  広報・広告・宣伝費については、広報こまつについて広報効果の向上や今後の広報のあり方を考えていくためにも、広報リポーターからの紙面づくりについての意見聴取のみならず、市民の閲読状況に関する調査を実施するよう求めました。  防火体制強化費については、避難所に配備されている発電機や投光器などの備品について、定期的に地域行事や防災訓練に活用するなど、いつでも使用できる状態を維持していくための方策についても考えていくよう求めました。  働く世代への大腸がん検診推進費及びがん対策費について、中小企業においては十分な検診が実施できていない状況も考えられるため、関係機関と連携し、検診を受けやすい環境整備等を進め、若者の検診受診率が低いため、その向上対策に努めるよう求めました。  小松市民病院関係費については、看護師のキャリアアップを後押しするため、認定看護師の育成を引き続き支援し、一分一秒の戦いである救急医療に対応するため、医師の確保、住環境の整備を今後も推進するよう求めました。  認定こども園等サポート費について、保育士等が不足する中、代替職員の確保に苦慮するところとは思いますが、先を見据え計画的な資格取得を促すよう求めました。  はたらく障がい者支援費については、市においては関係機関と協力連携し、市内企業に対し積極的な働きかけを行い、障害者の就職に向け一層努力するとともに、企業に対してしっかりとフォローアップしていくよう求めました。  自立支援給付費国庫返納金については、県の監査により発覚した障害福祉サービス事業所に対する給付費の返還とのことでありますが、今後、同様の事案が発生しないよう、市においても指導を行い適正給付に努めるよう求めました。  市民協働推進費及びやさしいまちづくり推進費について、各種会議においてまとめられる提言等について、進捗状況を含め早い段階で議会に報告するよう求めました。  未来の教育検討費については、小松市の将来の教育のあり方を考える上でさらなる強化を期待するものであり、人事面も充実させて、配当された予算を有効活用するよう求めました。  スクールアメニティ推進費については、危険性、緊急性の高いものを優先的に実施しているとのことでありますが、小中学校は教育の根幹となるものであり、より快適な教育環境を提供するためにも、各学校と十分な協議を重ねて長期的な視点に立った計画の中で予算の確保と適切な執行を求めました。  学校体育費及びスポーツ振興費について、ジュニア選手の育成には学校の役割が大きいことは言うまでもありませんが、部活動への外部講師の派遣による教職員の負担軽減や全国大会出場時の支援等の充実について、教育委員会スポーツ育成課がしっかりと連携し取り組むよう求めました。  サイエンスヒルズこまつ費について、平成27年度決算は市の一般財源による持ち出しは4,400万円余との結果でありました。平成26年度決算に比べて専門分野の委託費など2,800万円余の経費縮減に努めたとのことで、その持ち出し額は削減されております。  しかし、4,410万円が特定防衛施設周辺整備交付金、いわゆる防衛9条交付金を原資として一般財源とは別に繰り入れられており、実際の市の持ち出し額は8,800万円余であり、当初、都市創造部において示されたビジネスプランにおける市の持ち出し限度額7,200万円を超えているのは事実であります。この7,200万円については教育的投資として捉えるものでありますが、平成27年度より5年間で合計2億4,000万円にも上る防衛9条交付金を主な原資として積み立てる科学教育振興奨励基金については経常的な歳出の補填に充てるのは本来のあり方ではなく、理科教育の質の充実や館の魅力アップに使用するべきであり、ビジネスプランを刷新して館の収入増を図って収支改善に努めるよう求めました。  教育の質の向上において市が担う役割は大きく、教材や教育環境、人的配置において総合的かつ長期的な視点に立って予算を配分し、さらなる充実を期待するものであります。  多文化共生推進費については、近年、外国人住民が増加傾向にあり、国際交流協会の役割もふえることが予測されるため、継続した支援を行うよう求めました。  また、地域住民と外国人との交流等、より地域に密着した国際交流の機会創出も必要であるとの意見が出されました。  山林所有者調査費については、不在地主が増加し、森林が荒れることがないように所有者や管理者への支援を求めました。  有害鳥獣駆除対策費については、近年、熊やイノシシの出没情報が多発しており、今後、ニホンジカが出没する懸念もあることから、先進地を参考にしながら必要な対策を講ずるよう求めました。  レンタサイクル運営費については、今後、観光客のニーズに合わせた魅力的なルート設定を求めました。  町内道路改良舗装費補助金については、町内が実施する町内道路整備に対して一部補助をするものとのことでありますが、町内からの要望に対しては最大限応えられるよう配慮を求めました。  なお、分科会委員長報告に対する質疑、討論はなく、採決の結果、議案第67号から第70号及び第78号から79号の以上6件は全会一致をもって、議案第77号は賛成多数をもって、いずれも原案どおり可決、認定すべきものと決し、決定報告を了承することといたした次第であります。  最後に、次年度の予算に向けては、これらの各分科会のさまざまな意見を踏まえ、PDCAサイクルを十分に働かせるためにも、事業の検証を十分に行い、しっかりと精査し、次年度の予算編成に反映するよう強く求めるものであります。  以上、予算決算常任委員会の報告といたしますが、何とぞ各位の御賛同を賜りますようよろしくお願いいたします。 5 ◯議長(梅田利和君) 総務企画常任委員長井田秀喜君。    〔総務企画常任委員長 井田秀喜君登壇〕 6 ◯総務企画常任委員長井田秀喜君) 総務企画常任委員会における審査の経過並びに結果について御報告申し上げます。  本委員会に付託されました案件は、議案第71号 小松市議会議員及び小松市長の選挙における選挙運動用自動車の使用の公営に関する条例等の一部を改正する条例についてを初めとする議案4件であります。  これらの案件につきまして、活発な質疑応答を行い、終始慎重なる審査を行いました結果、全会一致をもっていずれも原案どおり可決すべきものと決した次第であります。  以下、審査の過程におきまして、さまざまな意見や要望が出されましたので、その一端について御報告申し上げます。  初めに、(仮称)公立小松大学についてであります。  平成30年4月に開学を予定しているこの(仮称)公立小松大学については、国際文化交流学部生産システム科学部保健医療学部の3つの学部、入学定員240名でスタートすることが報告されました。  しかし、今定例会一般質問予算決算常任委員会総括質疑でも複数の議員から質問が出ておりますし、市民の方々からも大学設立に対する不安の声が寄せられています。これを踏まえ、当委員会といたしましても多くの委員より、新規大学として全国にアピールでき、特色ある大学となるのか。少子化で人口が減少していく中で大学間競争に勝ち残って学生を確保し続けられるのか。四年制大学として目指すべき方向性、他大学との差別化、地域との共存共栄策等について、より具体的な方針を議会に対してわかりやすく丁寧に示していくよう求める意見が出されました。  (仮称)公立小松大学が他に誇れ、魅力ある大学となるよう、国、県としっかり連携し、慌てずに十分な議論を重ねていくよう強く求めました。  なお、以前から提示を求めている大学設立、運営にかかるイニシャルコストランニングコストについては、四年制大学化を議論する上で最も重要な要素であります。早期に財政フレームを提示するよう強く求めました。  次に、指定管理者についてであります。  指定管理者制度は、住民の福祉を増進する目的を持ってその利用に供するための施設である公の施設について、民間事業者等が有するノウハウを活用することにより、住民サービスの質の向上を図っていくことで施設の設置の目的を効果的に達成することを目的に設けられた制度であります。  平成28年4月1日現在で小松市における指定管理者制度導入施設は252施設に上っているとのことでありますが、一部の委員より、各施設の性格や現状に応じた最適な管理手法について、直営や民間譲渡なども視野に入れた中でいま一度見直しを求める意見が出されました。  以上、総務企画常任委員会の報告といたしますが、何とぞ各位の御賛同を賜りますようお願い申し上げます。 7 ◯議長(梅田利和君) 福祉文教常任委員長宮橋勝栄君。    〔福祉文教常任委員長 宮橋勝栄君登壇〕 8 ◯福祉文教常任委員長宮橋勝栄君) 福祉文教常任委員会における審査の経過と結果について御報告申し上げます。  当委員会に付託されました案件は、議案第73号 小松市国民健康保険税条例の一部を改正する条例についてを初めとする議案2件であります。  これらの案件につきまして、活発な質疑応答を行い、終始慎重なる審査を行いました結果、全会一致をもっていずれも原案どおり可決、また6月定例会において本委員会に付託され継続審査となっていた議員提出議案第8号 教育予算の拡充を求める意見書は賛成少数で否決すべきものと決しました。  以下、審査の過程において、さまざまな意見や要望が出されましたので、その一端を御報告申し上げます。  初めに、議員提出議案第8号 教育予算の拡充を求める意見書につきましては、継続審査の結果について御報告申し上げます。  子供の学ぶ意欲、主体的な取り組みを引き出す教育の役割は重要であり、そのための条件整備として国や地方自治体がいかにかかわっていくべきかについて、本市の教育現場の実情を確認し、議論を行ってまいりました。  本市の教育現場においては、県及び市による教職員等の加配措置によって、小学校及び中学校1年生においてはおおむね35人学級が達成されており、またそうでない場合も市単独での加配措置によって主要な授業については少人数授業が実施されていることが確認されました。  ただいま議案となっているのは国に対する意見書でありますが、国における過去の三位一体改革義務教育の国庫負担についても地方に任せるべきとの地方の主張に配慮した結果で、国から地方への税源の移譲などと一体的に措置したものであります。  よって、国庫負担率を2分の1に復元する方向には賛同することは適切ではなく、今はまず本市が取り組んでいるように、引き続き地方でできることを県と協議してしっかりと取り組むことにより義務教育の責任を果たしていくべきとの結論に至りました。  少数意見として、新たな少人数学級を含めた定数改善を国に求めるべく、原案どおり可決を求める意見もあったことを申し添えます。  次に、議案第74号 小松市子育てを支援する施設に関する条例の一部を改正する条例についてであります。  符津小学校敷地内に整備中であります小松市立符津子育てセンターの年内の完成に合わせ条例の一部を改正するとのことであります。  現在、符津児童クラブについては南部地区ふれあいルームにて実施されておりますが、今後は既存施設と新設される小松市立符津子育てセンターの2つの施設で児童クラブを運営するとのことであります。今後の運営等について、地域や学校との協議を開始したとのことでありますが、施設運営に当たっては施設が分かれている点も踏まえ、利用される児童、保護者への十分な配慮を求めたものであります。  次に、保育所、認定こども園についてであります。  公立保育所等に勤務する臨時保育士の賃金について、最低賃金の上昇及び職員確保のため、10月1日から1時間当たりの賃金を1割程度増額するとのことであります。幼少期の大切な時期に子供を預かるという責任ある職であり、経験を積んだ臨時保育士へのさらなる配慮を求めたものであります。  また、保育所、認定こども園の入所においては、3月中旬までに申し込みがあった場合には職員の配置を調整し、第1希望の施設へ入所できるよう対応しているとのことでありますが、子ども・子育て会議での議論を十分に踏まえて定員等の見直しを図るよう求めました。また、転入等での年度途中の入所希望にも沿えるよう弾力的な対応を期待するものであります。  次に、市民病院で行われる生活習慣病予防フェアについてであります。  昨年度に引き続き、小松市民病院において血糖値や頸動脈エコー等無料測定等を行う生活習慣病フェアを実施するとのことでありますが、予防先進都市として多くの市民の希望に沿えるよう対象者を拡大するとともに、成人だけでなく子供の予防フェアへの参加促進も求めたものであります。  次に、ひととものづくり科学館についてであります。  本年度より教育委員会の所管となってから、理科教育の充実による科学館としての教育的な質を高めていくよう取り組まれており、また夏休みの特別企画イベントには前年度に比べ2倍強の入場者があり、科学館全体がにぎわいにつながっているとのことであります。実際に来館者数も4月当初から8月末までで昨年度対比23%増、有料来館者数も5%増であったとのことであります。しかし一方で、収入は昨年度対比7%減で、来客1人当たりの単価が下がっている状況もあるとのことであります。そこで、その要因についてしっかりと分析を行い、館外の案内看板の設置や常設エリアにおける来客ターゲットに合わせた展示内容の見直しなど、館の魅力アップに向けて必要な投資を行うよう求めました。  また、管理運営においては、特定防衛施設周辺整備調整交付金、いわゆる防衛9条交付金をもとに、平成27年度から31年度までの5年計画で合計2億4,000万円を科学教育振興奨励基金に積み立て、ひととものづくり科学館の人件費、光熱水費に充てていくとのことでありますが、防衛9条交付金については本来の目的を鑑みれば、いつまでも当科学館の管理運営費に充てることは望ましいとは言えません。今後も引き続き収支の改善に努め、経営の健全化を図り、市民の負担が大きくならないよう一層の努力を求めたものであります。  最後に、わがまち環境整備助成金についてであります。  地域住民が主体となり、公益的施設等の整備を行うものに対し助成するものであり、事業の採択に当たってはわがまち環境整備助成金審査会に適当か否かの審査を付すことになっております。今回、その審査会において適当性が認められた事業に対し、市の交付予定額と採択された町内会の申請金額に大きな隔たりがある事案が生じております。市では、要綱に基づいて事業の優先順位を定めて交付金額決定をしたということでありますが、町内会は不服の意を表明しております。  本事案は、8月2日に開催された審査会において本年3月末時点での基準で審査されましたが、審査会の後に新たにバリアフリー化の基準が県に準じて明記されており、審査会開催後で、かつ交付金額決定通知前の段階で基準が明文化されたことは誤解を生じる原因になっております。この過程について、市内部での決裁権についても精査をして本委員会に報告を求めるものであります。また、審査会に対してもあわせて説明を求めるものであります。  さらに、本事案について町内会との一連の経緯、経過について改めて精査をして報告を求めるとともに、場合によっては補正して金額の隔たりを埋めることも必要ではないかとの意見が出されました。  いずれにせよ、本委員会としては本事案について閉会後も引き続き調査し、本助成金がその目的に合致して適切に執行されることを求めるものであります。  以上、本委員会の報告といたします。何とぞ各位の御賛同を賜りますようよろしくお願い申し上げます。 9 ◯議長(梅田利和君) 経済建設常任副委員長、新田寛之君。    〔経済建設常任副委員長 新田寛之君登     壇〕 10 ◯経済建設常任副委員長(新田寛之君) 経済建設常任委員会における審査の経過並びに結果について御報告申し上げます。  以下、調査の過程におきまして、さまざまな意見や要望が出されましたので、その一端について御報告申し上げます。  初めに、国際都市こまつの推進についてであります。  本市では、北陸の際立ったまち「国際都市こまつ」を目指しており、またミシュランガイド掲載等により海外から多くの方が訪問していることから国際都市こまつの推進が重要であると考え、今回、調査事項とするものであります。  本市では、環日本海のゲートウェイとして、人、もの、技術が行き交う北陸の際立ったまち「国際都市こまつ」を目指して平成26年10月に国際都市こまつ共創プランを策定し、グローバル人材の育成、小松ブランドの創出、国境のないまちづくりへの施策を推進しているとのことであります。基本プラン策定後、昨年11月にはNEXT10年ビジョンを策定し、また国においては観光先進国の実現に向けた取り組みが加速しているため、国際環境の変化に対応すべく、本年12月末を目途に基本プランの見直しを進めるとのことであります。  基本プラン見直しに際して、小松市を訪問した外国人に、帰国後、小松市の魅力をPRしてもらうような仕掛けづくりが重要であるとの意見が出されました。また、インバウンドだけではなくアウトバウンドの促進も必要であり、継続的な相互交流につながるよう、小松ならではの特徴を生かした取り組みを進めていくよう求めました。  次に、「小松駅周辺整備事業~こまつの杜、サイエンスヒルズこまつ~」2016年アジア都市景観賞受賞内定についてであります。  アジアのすぐれた都市景観の形成に寄与し、他都市の模範となるすぐれた成果を上げた都市や地域、事業などをアジア各国、地域から募集選考し、表彰する景観に関する国際賞である2016年アジア都市景観賞に「小松駅周辺整備事業~こまつの杜、サイエンスヒルズこまつ~」が受賞の内定を受けたとのことであり、ことしの受賞件数は7カ国15件で、そのうち日本は4件であったとの報告がありました。  次に、沖周辺交通混雑対策についてであります。  沖周辺交通混雑対策については、平成29年春にオープン予定のイオンモール新小松の来店客をスムーズに誘導することが重要と考え、小松市と沖周辺土地区画整理組合、イオンモールの3者が協力し、事前の交通混雑対策を講じるとのことであります。  本市としましては車道を拡幅し、車線の追加工事を行い、また沖周辺土地区画整理組合においては周辺町内道路への進入防止及び安全対策のため誘導看板等を設置し、イオンモールにおいてはオープン時に周辺交差点や出入り口から適切な誘導を図るため看板の設置や誘導員を配置するとのことであります。  今後も交通混雑解消に向けて十分に検証を行い、必要な対策を講じるよう求めました。また、周辺の町内道路については、周辺町内会と連携し、スピードを上げない工夫などの安全対策について町内会に過度の負担がかからないよう強く求めました。
     最後に、ごみ減量化・リサイクル率向上に向けた新制度についてであります。  10月1日からごみダイエット袋制度が運用開始されます。制度開始に向けて町内説明会を継続して実施しており、また全町内会へは新制度周知看板の配布や集合住宅事業者等への周知、啓発活動を行っているとのことであります。また、やさしい福祉施策として、おむつが必要な方に対してダイエット袋の特別支給を開始するとのことであります。  今後は、やさしい福祉施策についての周知を行い、ごみ減量化を目指して引き続き新制度について周知、啓発に努め、柔軟な対応も含めさまざまな取り組みを進めていくよう求めました。  以上、経済建設常任委員会の報告といたしますが、何とぞ各位の御賛同を賜りますようお願い申し上げます。 11 ◯議長(梅田利和君) 小松基地・空港対策特別委員長、灰田昌典君。    〔小松基地・空港対策特別委員長 灰田昌     典君登壇〕 12 ◯小松基地・空港対策特別委員長(灰田昌典君) さきの定例会で継続調査の議決をいただきました飛行の安全及び飛行場周辺まちづくりに関する調査について、閉会中も調査を続けてまいりましたので、本委員会での意見及び議論について御報告申し上げます。  初めに、在日米軍再編に係る訓練移転についてであります。  7月25日から29日にかけて、小松基地において日米共同訓練が行われました。2国間の相互運用性の向上及び米軍飛行場の周辺地域における訓練活動の影響を軽減するために行われるものであります。  小松基地での訓練は今回で9回目になりますが、参加部隊は嘉手納基地の米軍第18航空団、入間基地の中部航空警戒管制団、小松基地の第6航空団で、場所は小松沖空域で行われました。  訓練中の26日午前、米軍嘉手納基地所属のF-15戦闘機1機がエンジンに空気を取り込むためのシステムにふぐあいがあったため小松基地に緊急着陸いたしました。当日は午後の訓練を中止し、機体の点検を行った結果、他の機体に影響しないことが判明したため、翌日より訓練を再開したとのことであります。  故障機は訓練には参加せず、部品を交換し、安全確認を行った上で嘉手納基地へ帰還いたしました。  今後とも訓練実施の際には、市民の安全・安心を図るため、これまで以上に安全対策、騒音対策を徹底し、飛行の安全や協定の遵守を求めるものであります。  また、現時点では、小松基地における次の訓練計画は聞いていないとのことであります。  訓練の実施については、小松市民にとって関心の高いことであることから、今後とも速やかな情報提供に努めるよう求めました。  次に、国の平成29年度概算要求についてであります。  8月31日に防衛省は財務省に対し平成29年度概算要求を行っており、基地周辺対策費について平成29年度概算要求額1,240億9,000万円で、前年度に対し48億7,200万円増の4.1%の伸びとのことであります。  小松基地関連では、基地周辺対策費とは別に基地官舎の新築や金沢防衛事務所の小松市への移転についても概算要求がなされており、再編交付金については今年度で10年間の期限が切れますが、平成29年度も前年同額の予算で仮置きされているとのことであります。  再編交付金や防衛8条・防衛9条交付金などの使い道について、よりわかりやすくなるように、決算はもとより当初予算時に把握しているのであれば、当初予算時に議会に対し丁寧な説明を求める意見もありました。  また、9条交付金については、ハードやソフトに使えるとのことで、公共施設の整備や維持管理運営費にも利活用されているとのことでありますが、歳出について鋭意工夫を凝らし最大限の圧縮に努め、騒音区域内で困っている周辺住民の要望を最優先に事業を行うよう強く求めたものであります。  次に、航空祭の状況についてであります。  昨年同様、9月19日の祝日に開催されました。ことしの航空祭には新たに飛行教導群が加わり、多くの航空ファンが訪れると見込まれたことから、昨年から臨時駐車場の駐車台数をふやし、路上駐車対策のため基地周辺の交通規制を広げ、シャトルバスがスムーズに運行できるようにするなど関係機関と十分調整し、対策を行ったとのことであります。結果として、当日の空は雨雲に覆われ、時折強風も吹くあいにくの天候だったこともあり来場者は約7万2,000人と、快晴だった昨年の14万7,000人から減少いたしましたが、基地周辺の交通トラブルもなく、予定どおり開催されたとのことであります。  次に、航空プラザ2階展示場リニューアルの契約についてであります。  航空業界の著しい発展などにより、展示情報、展示物の老朽化が見られることから、日本海側唯一の航空博物館にふさわしく、航空プラザの2階展示場をリニューアルするものであります。  内容は、幅広い年齢層の方が航空の歴史や世界の空の物語を体験を通じて学ぶことができる空間となります。契約額は648万円で、空港環境整備協会より90%の助成をいただくものであります。  航空プラザは平成24年の大型遊具の導入やYS-11シミュレーターなどを初めとする1階の展示場のリニューアルを進めてきたことにより、施設の認知度や評価が高まっており、近年、年間で27万人もの方が訪れています。さらに、今年度は前年度と比較して13%の増加であり、先月の来館者数は月間過去最高の4万3,340人でありました。  一方で、テナントや物販において家族向けのフードメニューなど工夫が必要ではないかとの意見がありました。また、航空プラザの年末年始の休業期間についても、帰省客に配慮し、休業期間をより短くできないか検討するよう求めたものであります。  最後に、小松-台北便のデーリー運航の再開についてであります。  機材不足のため昨年12月から週5往復となっていた小松-台北便について、10月10日より新機材の導入により週7往復のデーリー運航となるとともに、行楽シーズンには機材を大型化し、旅客需要に対応するものであります。  また、今年度から国の地方空港におけるインバウンド旅客の拡大施策として、新規就航や増便に係る着陸料が2分の1軽減され、県負担分の2分の1とあわせ実質無料化される制度が導入されており、小松-台北便についても増便分の週2往復の着陸料が12月以降、実質無料化とのことであります。  小松から台湾への利用しやすい運航時間の見直しについては、現在、台湾からの利用客数のほうが多いとのことではありますが、小松からも利用しやすくなるよう関係機関へ働きかけるよう求めたのであります。  以上、本委員会の飛行の安全及び飛行場周辺まちづくりに関する調査は、重要かつ長期にわたるものであり、閉会中も引き続き調査研究すべきものと決した次第であります。何とぞ各位の御賛同を賜りますようお願い申し上げます。 13 ◯議長(梅田利和君) 議会改革調査特別委員長、二木攻君。    〔議会改革調査特別委員長 二木 攻君登     壇〕 14 ◯議会改革調査特別委員長(二木 攻君) さきの定例会におきまして、継続調査の議決をいただきました地方創生の時代にふさわしい議会の機能強化に関する調査について、閉会中も調査研究を続けてまいりましたので、その経過について御報告申し上げます。  昨今、地方議会において改革が取り沙汰される中、議会としては住民の信頼を得るためには議員活動の見える化、透明化を図り、さらに市民に開かれた身近な議会となるよう、住民の声を聞く機会を設けることや議会関連情報を提供するなど、多面的かつ継続的に住民の関心を高める工夫が必要であります。  このため、本委員会では広報広聴機能の強化について協議、検討を行った結果、SNSの活用による情報配信、議会だより電子版の拡充、委員会のネット配信、ラジオこまつやテレビ小松への出演、各種団体との意見交換会の開催及び結果報告、議会だよりのモニター募集、以上7項目を重要項目といたしました。  また、これらの重要項目を実施し、広報広聴機能を充実強化するには、現行の議会だより編集委員会を発展的に解消し、(仮称)広報広聴委員会の設置が必要であるとの意見の一致を見た次第であります。  今後も先進地事例の調査などを行いながら、調査項目の具体的方策について、引き続き鋭意調査研究を進めてまいります。  以上、当委員会の地方創生の時代にふさわしい議会の機能強化に関する調査は、まだ調査研究途中であり、閉会中も引き続き調査研究すべきものと決した次第であります。何とぞ各位の御賛同を賜りますようお願いを申し上げ、本委員会の報告といたします。 15 ◯議長(梅田利和君) 新幹線及び駅周辺整備対策特別委員長、吉本慎太郎君。    〔新幹線及び駅周辺整備対策特別委員長     吉本慎太郎君登壇〕 16 ◯新幹線及び駅周辺整備対策特別委員長(吉本慎太郎君) さきの定例会におきまして、継続調査の議決をいただきました北陸新幹線及び駅周辺の整備促進並びに交流人口の拡大に関する調査について、閉会中も調査研究を続けてまいりましたので、その経過について御報告申し上げます。  初めに、北陸新幹線についてであります。  新幹線駅舎については、本年12月から鉄道・運輸機構において小松、加賀温泉、芦原温泉、南越の4駅同時に基本設計を開始するとのことでありました。小松市では、外観や内観などのデザイン面について、費用負担を覚悟の上、独自性を打ち出せるよう協議をしていくとのことでありましたが、利用者に配慮した機能面にこそ重点を置くべきとの意見が出されました。  また、新幹線の開業を見据えた各種対策事業を実施していくに当たり、市役所内部の組織体制をより一層強化するよう求める意見が出されました。  なお、新幹線用地の取得率については、8月末現在で80%ということであり、おおむね順調に進んでいるとのことでありましたが、一部の住民より、情報伝達が不十分であるとの声が聞こえているため、今後とも住民の声をよく聞き、丁寧な説明をしながら用地取得を進めていくよう求めたものであります。  次に、株式会社こまつ賑わいセンターについてであります。  株式会社こまつ賑わいセンターについては、(仮称)小松駅南ブロック複合施設において特定目的会社(SPC)である合同会社青山ライフプロモーションと定期建物賃貸借契約を締結し、財産管理と子どもと市民の学びのゾーンの運営を行うとのことであり、これからの小松駅周辺のにぎわいの創出や交流人口の拡大に大きな影響を与えていくものと考えられることから、調査項目の一つとして重点的に調査を行っていくこととしました。  なお、委員からは、専門職員の増員や企画、運営にたけた人材の登用を求める意見が出されました。  これから進める(仮称)小松駅南ブロック複合施設を核とした駅周辺の各種事業については、小松市の百年の大計としての意気込みを持って取り組んでいくよう求めたものであります。  以上、当委員会の北陸新幹線及び駅周辺の整備促進並びに交流人口の拡大に関する調査は重要かつ長期にわたるものであり、閉会中も引き続き調査研究すべきものと決した次第であります。何とぞ各位の御賛同を賜りますようお願い申し上げ、本委員会の報告といたします。  以上です。 17 ◯議長(梅田利和君) 以上で委員長報告は終わりました。  これより委員長報告に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。    〔「なし」と言う人あり〕 18 ◯議長(梅田利和君) 質疑なしと認めます。  これをもって質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。  通告がありますので、これを許します。  橋本米子君。    〔17番 橋本米子君登壇〕 19 ◯17番(橋本米子君) 私は、今9月議会に提出されました市長提出議案のうち議案第77号 平成27年度小松市歳入歳出決算の認定については反対の立場で討論を行います。その他の議案については賛成であります。  以下、理由を述べます。  平成27年度は、消費税が5%から8%に引き上げられた2年目の年でした。国が発表した1世帯当たりの実質消費支出は一部を除いて11カ月連続減となっております。  こうした中、平成27年度の歳入における市税収入は158億4,800万円となっており、前年比で3億4,400万円も減額となりました。この要因は、市民税のうち法人市民税の税率が平成26年度14.7%だったのが平成27年度には12.1%に引き下げられ3億9,000万円も減額となり、大きく影響を与えました。  消費税は低所得者ほど負担が重くなる不公平な税金です。消費税率を引き上げる一方で、高額所得者や大企業の税負担を引き下げることは、税収の空洞化を生み出し、能力に応じて負担する応能負担の原則から外れていくことになります。  一方、平成27年度はマイナンバー制度が新しく始まった年でした。決算には、平成28年1月から発行されるマイナンバーカード交付、利用開始に向けた基幹システム改修費の社会保障・税番号システム整備費に7,368万円余、同じく1月からコンビニエンスストアでの住民票、印鑑証明、戸籍、所得課税証明書の発行ができるためのコンビニ交付推進費2,150万円、また通知カード、マイナンバーカードの交付等にかかわる費用として社会保障・税番号普及促進費3,988万円余の多額のお金が計上されております。  私はたびたびこの議場で討論してまいりましたが、国民一人一人に番号を割り当てるマイナンバー制度導入には反対であります。  3点目は、市民の暮らしに大きくかかわる介護保険事業会計についてであります。  小松市は昨年4月より、第6期の介護保険料を月額基準額5,750円を6,100円にまで引き上げました。低所得者や高額所得者対策として保険料段階を11段階から13段階にふやされましたが、市民の方々からは年金天引きの苦痛の声を多く聞いております。また、家族の介護をされている方からは、家族介護用品助成券が月額6,000円から5,000円に1,000円引き下げられたことに対し、わずか1,000円でも家計に響くと残念がっておられました。  さらに平成27年度の3月からは、国の介護保険制度の改正で要支援1、2の人の訪問介護と通所介護が保険から外され、基準緩和型や地域サポートクラブなどのボランティア型に移行するはつらつシニア支援事業がスタートしました。これでは高い介護保険料を払っても介護サービスの後退になりかねません。  平成27年度は子供の医療費窓口無料化の10月からの実施や保育料の引き下げなど市民の声に応えられた施策が行われてきましたが、さらに市民が願っている高い国民健康保険税の引き下げや子供の貧困対策などが求められており、市民の暮らし応援第一の市政を願って、討論といたします。  以上であります。 20 ◯議長(梅田利和君) 浅村起嘉君。    〔7番 浅村起嘉君登壇〕 21 ◯7番(浅村起嘉君) 私は、議員提出議案第8号 教育予算の拡充を求める意見書の継続審査の結果、否決に反対の立場で討論を行います。  学校は、いじめ、不登校など生徒指導の課題や先生方の多忙化の問題、障害者差別解消法の施行に伴う合理的な配慮への対応、さまざまな支援を必要とする子供たちも増加していることから、一人一人の子供に対するきめ細やかな対応が必要となっています。一人一人の子供に丁寧な対応を行うためには、1学級当たりの定数を引き下げる必要があります。  35人学級では、子供たち一人一人にきめ細やかな指導ができ、学力差への対応や学力向上に成果が見られることや、児童の発言や発表の機会がふえ、学習意欲が向上し、主体的に授業に参加する児童がふえていること。人間関係や一人一人の心の状態が把握しやすく、さまざまなトラブルの未然防止や解決に働いているという教育効果があります。  石川県では小学校4年生までと中学校1年生において35人学級を選ぶことができ、小松市においては小学校5、6年生にも講師の加配を行っていますが、独自で35人学級を進めるには昨年度決算の経常収支比率92.8%という状況では厳しいものがあると思われます。  来年度の文部科学関係概算要求では、多様な子供たち一人一人の状況に応じた教育などに教職員定数の改善増として3,060人が挙げられていますが、児童生徒数減による教職員定数の減を超えるものではなく、根本的な解決策とは言えません。  滋賀県など幾つかの自治体では独自財源による定数措置が行われていますが、子供たちが学ぶ地域による格差を解消するためにも、義務教育費国庫負担制度の見直しと少人数学級の推進などの計画的定数改善のための国による教育予算の拡充を求め、反対の討論といたします。 22 ◯議長(梅田利和君) ほかに討論はありませんか。    〔「なし」と言う人あり〕 23 ◯議長(梅田利和君) 討論なしと認めます。  これをもって討論を終結いたします。  これより採決に入ります。  議案第67号から議案第76号まで、議案第78号及び議案第79号の以上12件を一括して採決いたします。  お諮りいたします。  以上の12件は、いずれも委員長報告のとおり可決、認定することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う人あり〕 24 ◯議長(梅田利和君) 御異議なしと認めます。  よって、以上の12件は、いずれも委員長報告のとおり決しました。  次に、議案第77号を採決いたします。  お諮りいたします。  本案は、委員長報告のとおり認定することに賛成の諸君の起立を求めます。
       〔賛成者起立〕 25 ◯議長(梅田利和君) 起立多数。  よって、本案は、委員長報告のとおり決しました。  次に、継続審査中の議員提出議案第8号を採決いたします。  お諮りいたします。  本案は、委員長報告のとおり否決することに賛成の諸君の起立を求めます。    〔賛成者起立〕 26 ◯議長(梅田利和君) 起立多数。  よって、本案は、委員長報告のとおり決しました。  次に、継続調査中の小松基地・空港対策特別委員会の調査、議会改革調査特別委員会の調査、新幹線及び駅周辺整備対策特別委員会の調査の以上3件を一括して採決いたします。  お諮りいたします。  以上の3件は、委員長報告のとおり閉会中の継続調査とすることに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う人あり〕 27 ◯議長(梅田利和君) 御異議なしと認めます。  よって、以上の3件は、いずれも委員長報告のとおり決しました。  ───────── ◇ ─────────    ◎市長提出議案第80号の上程、説明、     質疑、委員会付託、委員長報告、質疑、     討論、採決、議案第81号及び議案第     82号の上程、説明、質疑・委員会付     託・討論省略、採決 28 ◯議長(梅田利和君) 日程第2、市長提出議案第80号 工事請負契約について外2件を一括して議題といたします。  市長より提案理由の説明を求めます。  市長、和田愼司君。    〔市長 和田愼司君登壇〕 29 ◯市長(和田愼司君) ただいま追加提出いたしました議案3件について御説明申し上げます。  議案第80号 工事請負契約についてであります。  正蓮寺エリアの産業団地につきましては、今月4日に起工式をとり行い、平成29年初の公募開始に向けて造成工事に着手しており、このたび第2期造成工事について工事請負契約を締結するものです。  開発面積約18ヘクタール、分譲面積約7ヘクタールの正蓮寺エリアが、豊かな自然環境と新しい技術が調和し、本市の未来を担うエリアとなるよう、ライフサイエンスやヘルスケア分野の企業などたくましいまちへ向けた成長、発展する次世代の産業団地を目指します。  次に、議案第81号 教育委員会委員の任命についてであります。  教育委員会委員、吉原愼吾氏の委員任期は10月11日をもって満了となります。吉原氏は、教育に対する深い御理解と情熱を有しておられ、教育委員会委員として最適任と考えるもので、再任しようとするものでございます。  最後に、議案第82号 公平委員会委員の選任についてであります。  公平委員会委員、村井富雄氏の委員任期は10月11日をもって満了となります。村井氏は、人事行政に深い識見を有しておられ、公平委員として最適任であると存じますので、再任しようとするものであります。  以上3件につきまして何とぞ御審議の上、御賛同賜りますようよろしくお願いいたします。 30 ◯議長(梅田利和君) お諮りいたします。  ただいま議題となっております市長提出議案第81号及び議案第82号の以上2件については、質疑の省略及び会議規則第37条第3項の規定による委員会への付託の省略並びに討論を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う人あり〕 31 ◯議長(梅田利和君) 御異議なしと認めます。  よって、以上の2件は質疑及び委員会への付託並びに討論を省略することに決しました。  次に、市長提出議案第80号 工事請負契約についての提出者からの提案理由の説明に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。    〔「なし」と言う人あり〕 32 ◯議長(梅田利和君) 質疑なしと認めます。  これをもって質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております市長提出議案第80号については、お手元に配付してあります常任委員会審査付託表のとおり総務企画常任委員会に付託いたします。  この際、委員会審査のため暫時休憩いたします。       休憩 午後 3時37分       再開 午後 4時19分 33 ◯議長(梅田利和君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  これより委員長の報告を求めます。  総務企画常任委員長井田秀喜君。    〔総務企画常任委員長 井田秀喜君登壇〕 34 ◯総務企画常任委員長井田秀喜君) 総務企画常任委員会における審査の経過並びに結果について御報告申し上げます。  当委員会に追加付託されました議案は、議案第80号 工事請負契約についてであります。  本案件は、正蓮寺エリアに新設される産業団地の造成のため、掘削、盛り土工事を行うものであり、1億9,742万4,000円で請負契約をしようとするものであります。  この案件につきまして、終始慎重な審査を行いました結果、全会一致をもって原案どおり可決すべきものと決した次第であります。  以上、本委員会の報告といたします。何とぞ各位の御賛同を賜りますようお願い申し上げます。 35 ◯議長(梅田利和君) 以上で委員長報告は終わりました。  これより委員長報告に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。    〔「なし」と言う人あり〕 36 ◯議長(梅田利和君) 質疑なしと認めます。  これをもって質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。  討論はありませんか。    〔「なし」と言う人あり〕 37 ◯議長(梅田利和君) 討論なしと認めます。  これをもって討論を終結いたします。  これより採決に入ります。  議案第80号 工事請負契約についてを採決いたします。  お諮りいたします。  本案は、委員長報告のとおり可決することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う人あり〕 38 ◯議長(梅田利和君) 御異議なしと認めます。  よって、本案は、委員長報告のとおり決しました。  次に、議案第81号 教育委員会委員の任命についてを採決いたします。  お諮りいたします。  本案は、原案に同意することに賛成の諸君の起立を求めます。    〔賛成者起立〕 39 ◯議長(梅田利和君) 起立多数。  よって、本案は、原案に同意することに決しました。  次に、議案第82号 公平委員会委員の選任についてを採決いたします。  お諮りいたします。  本案は、原案に同意することに賛成の諸君の起立を求めます。    〔賛成者起立〕 40 ◯議長(梅田利和君) 起立総員。  よって、本案は、原案に同意することに決しました。  ───────── ◇ ─────────    ◎議員提出議案第9号~議案第13号の     上程、説明省略、質疑、委員会付託省     略、討論、採決 41 ◯議長(梅田利和君) 日程第3、議員提出議案第9号 北朝鮮による核・ミサイル問題の早期解決を求める意見書、議員提出議案第10号 無年金者対策の推進を求める意見書、議員提出議案第11号 地方議会議員の厚生年金制度への加入を求める意見書、議員提出議案第12号 チーム学校推進法の早期制定を求める意見書、議員提出議案第13号 子どもの貧困対策の推進と強化を求める意見書の以上5件を一括して議題といたします。  お諮りいたします。
     ただいま議題となっております議員提出議案第9号から議案第13号までの以上5件については、提案理由の説明を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う人あり〕 42 ◯議長(梅田利和君) 御異議なしと認めます。  よって、以上の5件は、提案理由の説明を省略することに決しました。  これより議員提出議案に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。    〔「なし」と言う人あり〕 43 ◯議長(梅田利和君) 質疑なしと認めます。  これをもって質疑を終結いたします。  お諮りいたします。  ただいま議題となっております議員提出議案第9号から議案第13号までの以上5件については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会への付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う人あり〕 44 ◯議長(梅田利和君) 御異議なしと認めます。  よって、以上の5件は、委員会への付託を省略することに決しました。  これより討論に入ります。  通告がありますので、これを許します。  橋本米子君。    〔17番 橋本米子君登壇〕 45 ◯17番(橋本米子君) 私は、ただいま提出されました議員提出議案のうち第11号及び第12号に反対であります。  以下、理由を述べます。  初めに、第11号 地方議会議員の厚生年金制度への加入を求める意見書についてであります。  私は、議員の年金制度の確立を否定するものではありませんが、厚生年金への加入には批判があり、今後、国民的な議論が必要と思いますので、現段階では賛成ではありません。  次に、第12号 チーム学校推進法の早期制定を求める意見書についてであります。  チーム学校推進法(案)の基本理念には、学校の教職員と専門的知識等を有する者が校長の監督のもとに校務を分担してそれぞれの専門的知識・技能を十分に発揮するとともに、連携、協働して教育の充実を図ることをうたっております。  私は、この意見書が求めている4つの項目のうち第2、第3、第4の項目については異論はありませんが、第1の項目の中にはチーム学校の実現を図るため、チーム学校推進法を早期に成立させることと求めております。  そこで私は、チーム学校推進法(案)の条文を調べてみましたら、その第19条には「国及び地方公共団体は、校長がチーム学校運営並びに学校の教職員等と学校の関係者等との連携及び協働の推進を円滑かつ適切に行うことができるよう、校長に対する必要な権限の付与その他の必要な施策を講ずるよう努めるものとする」と定められております。  この第19条の校長に対する権限付与等の規定は、明らかに学校の管理運営を強化し、校長中心のピラミッド型の学校づくりを推し進めるよりどころになりはしないかと私は危惧を持ちますので、この早期に法制定を求める意見書には賛成できません。  以上であります。 46 ◯議長(梅田利和君) ほかに討論はありませんか。    〔「なし」と言う人あり〕 47 ◯議長(梅田利和君) 討論なしと認めます。  これをもって討論を終結いたします。  これより採決に入ります。  議員提出議案第9号 北朝鮮による核・ミサイル問題の早期解決を求める意見書、議員提出議案第10号 無年金者対策の推進を求める意見書、以上の2件を一括して採決いたします。  お諮りいたします。  以上の2件は、いずれも原案のとおり可決することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う人あり〕 48 ◯議長(梅田利和君) 御異議なしと認めます。  よって、以上の2件は、原案のとおり可決いたしました。  次に、議員提出議案第11号 地方議会議員の厚生年金制度への加入を求める意見書、議員提出議案第12号 チーム学校推進法の早期制定を求める意見書、以上の2件を一括して採決いたします。  お諮りいたします。  以上の2件は、いずれも原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。    〔賛成者起立〕 49 ◯議長(梅田利和君) 起立多数。  よって、以上の2件は、原案のとおり可決いたしました。  次に、議員提出議案第13号 子どもの貧困対策の推進と強化を求める意見書を採決いたします。  お諮りいたします。  本案は、原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。    〔賛成者起立〕 50 ◯議長(梅田利和君) 起立少数。  よって、本案は、否決されました。  ───────── ◇ ─────────    ◎議員の派遣 51 ◯議長(梅田利和君) 日程第4、議員の派遣についてを議題といたします。  お手元に配付してあります議員の派遣については、平成28年10月9日から10月13日までの5日間、井田秀喜君、浅村起嘉君、浅野清利君を、小松空港国際化推進石川県議会議員連盟香港・中国訪問団として、香港・中国へ派遣いたしたいと思います。  お諮りいたします。  本件は原案のとおり派遣することに賛成の諸君の起立を求めます。    〔賛成者起立〕 52 ◯議長(梅田利和君) 起立多数。  よって、本件は、原案のとおり派遣することに決しました。  お諮りいたします。  ただいま可決されました議員派遣の内容に今後変更を要するときは、その取り扱いを議長に御一任願いたいと思いますが、これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う人あり〕 53 ◯議長(梅田利和君) 御異議なしと認め、議長一任と決しました。  ───────── ◇ ─────────    ◎各常任委員会の閉会中の継続調査につ     いて 54 ◯議長(梅田利和君) 日程第5、各常任委員会所管事務の閉会中の継続調査についてを議題といたします。  予算決算常任委員会を初めとする4常任委員会の委員長から、お手元に配付のとおりそれぞれ閉会中の継続調査の申出書が参っております。  お諮りいたします。  各常任委員長からの申し出のとおり閉会中の継続調査とすることに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う人あり〕 55 ◯議長(梅田利和君) 御異議なしと認めます。  よって、本件は各常任委員長からの申し出のとおり閉会中の継続調査とすることに決しました。  ───────── ◇ ─────────    ◎閉会の宣告 56 ◯議長(梅田利和君) 以上で本日の議事日程は全て終了いたしました。  これをもって平成28年第4回小松市議会定例会を閉会いたします。       閉会 午後 4時32分 Copyright © Komatsu City Council, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...