40
◯議長(表
靖二君) この際、
暫時休憩いたします。
休憩 午後 2時08分
再開 午後 3時00分
41 ◯副
議長(
飛弾共栄君)
休憩前に引き続き
会議を開きます。
───────── ◇ ─────────
◎諸般の
報告
42 ◯副
議長(
飛弾共栄君) この際、御
報告申し上げます。
先ほど
休憩中に表
靖二君から
小松基地・
空港対策
特別委員会委員の辞任願の提出があり、委員会条例第9条の2の
規定により許可いたしましたので、御
報告いたします。
───────── ◇ ─────────
◎
日程の追加
43 ◯副
議長(
飛弾共栄君) お諮りいたします。
ただいま欠員となりました
小松基地・
空港対策
特別委員会委員1名の選任を
日程に追加し、
議題とすることにいたしたいと思います。
これに御
異議ありませんか。
〔「
異議なし」と言う人あり〕
44 ◯副
議長(
飛弾共栄君) 御
異議なしと認めます。
よって、この際、本件を
日程に追加し、
議題とすることに決しました。
───────── ◇ ─────────
◎
小松基地・
空港対策
特別委員会委員の
選任
45 ◯副
議長(
飛弾共栄君)
小松基地・
空港対策
特別委員会委員の選任を行います。
お諮りいたします。
小松基地・
空港対策
特別委員会委員の選任については、委員会条例第5条第1項の
規定に基づき、
議長において
杉林憲治君を指名したいと思います。これに御
異議ありませんか。
〔「
異議なし」と言う人あり〕
46 ◯副
議長(
飛弾共栄君) 御
異議なしと認めます。
よって、ただいま指名いたしました
杉林憲治君を
小松基地・
空港対策
特別委員会委員に選任することに決しました。
───────── ◇ ─────────
◎諸般の
報告
47 ◯副
議長(
飛弾共栄君) この際、御
報告申し上げます。
石川県後期高齢者医療広域連合
議会より、
杉林憲治君の
辞職を受理した通知及び同広域連合
議会議員の補欠
議員の選出依頼がありましたことを御
報告いたします。
───────── ◇ ─────────
◎
日程の追加
48 ◯副
議長(
飛弾共栄君) お諮りいたします。
本
市議会において選出すべき石川県後期高齢者医療広域連合
議会議員1名がただいま欠員になっております。この際、同広域連合
議会議員の補欠
選挙を
日程に追加し、
選挙を行いたいと思います。
これに御
異議ありませんか。
〔「
異議なし」と言う人あり〕
49 ◯副
議長(
飛弾共栄君) 御
異議なしと認めます。
よって、この際、同広域連合
議会議員の補欠
選挙を
日程に追加し、
選挙を行うことに決しました。
───────── ◇ ─────────
◎石川県後期高齢者医療広域連合
議会議
員の補欠
選挙
50 ◯副
議長(
飛弾共栄君) これより石川県後期高齢者医療広域連合
議会議員の補欠
選挙を行います。
お諮りいたします。
選挙の方法については、
地方自治法第118条第2項の
規定により、指名推選により行いたいと思います。これに御
異議ありませんか。
〔「
異議なし」と言う人あり〕
51 ◯副
議長(
飛弾共栄君) 御
異議なしと認めます。
よって、
選挙の方法は指名推選によることと決しました。
お諮りいたします。
指名の方法については、
議長において指名することにいたしたいと思います。これに御
異議ありませんか。
〔「
異議なし」と言う人あり〕
52 ◯副
議長(
飛弾共栄君) 御
異議なしと認めます。
よって、
議長において指名することに決しました。
石川県後期高齢者医療広域連合
議会議員に
表 靖 二 君
を指名いたします。
お諮りいたします。
ただいま指名をいたしました表
靖二君を石川県後期高齢者医療広域連合
議会議員の当選人と決めることに御
異議ありませんか。
〔「
異議なし」と言う人あり〕
53 ◯副
議長(
飛弾共栄君) 御
異議なしと認めます。
よって、表
靖二君が石川県後期高齢者医療広域連合
議会議員に当選されました。
この際、
暫時休憩いたします。
休憩 午後 3時05分
再開 午後 3時06分
54
◯議長(表
靖二君)
休憩前に引き続き
会議を開きます。
───────── ◇ ─────────
◎
市長提出議案第111号~議案第131
号、
報告第13号の上程、説明
55
◯議長(表
靖二君)
日程第2、
市長提出議案第111号
平成22年度
小松市一般会計補正予算外20件及び
報告第13号を一括して
議題といたします。
市長より提案理由の説明を求めます。
市長、
和田愼司君。
〔
市長 和田愼司君登壇〕
56
◯市長(
和田愼司君) 初めに、本
議会におきまして第46代
小松市議会議長に就任されました表
靖二議員に
お祝いを申し上げます。
また、
一身上の
都合により辞任されました
杉林憲治前
議長には、これまでに
小松市勢の振興、
発展に多大なる御尽力をいただき、特に
議長御就任期間中は市制70周年事業と重なっており、杉林前
議長には多大な御
支援を賜りました。心から
感謝とお礼を申し上げます。まことにありがとうございました。
それでは、
平成22年第7回
市議会定例会の開会に当たり、提出いたしました議案の概要と今後の
市政運営に対する所信の一端を申し上げます。
ことしは市制70周年として4月の芦城公園園遊会を皮切りに、お旅まつり、白山眺望ツーデーウオーク、大徳寺芳春院展などの記念事業を
市民の
皆さんとともに、「「温故知新」…
感謝!そして未来へ!」をテーマに開催し、昨日の記念式典をもってフィナーレを迎えました。この間、
市民の
皆様や
議会を初め、多くの方々に温かい御理解と御協力をいただきましたことに対し、この場をかり、改めて
感謝申し上げます。
記念事業は、
小松の魅力の再発見と新時代における
まちづくりや交流人口の拡大を目指したもので、これをステップとして、間近に迫ったコマツ研修センターのオープンや北陸新幹線金沢開業など時代の変化を的確にとらえ、さらなる飛躍につなげてまいりたいと考えています。
さて、最近の景況については、急速な円高や世界経済の減速、国内の政策効果の息切れなどにより、政府公式見解である10月の月例経済
報告において、景気の基調判断が1年8カ月ぶりに下方修正されました。円高、株安などの影響でさらに下振れするリスクが存在するとの懸念も示されており、雇用創出や地域
活性化など政府の追加経済対策の早期執行とともに、将来を見据えた経済成長戦略の実現が望まれています。
このような状況の中で、ことしもこれから新年度予算編成作業が本格化してまいります。
ここで、現時点における本市の財政見通しについて説明させていただきます。
まず、歳入見通しについてであります。
歳入の根幹をなす市税は
リーマンショック以降大幅に落ち込み、
平成22年度当初予算は145億円と、
平成20年度決算に対し約23%、43億円減の予算計上にとどまっています。基幹産業である鉄工機械の企業業績が幾分改善するとの見通しが伝えられており、法人
市民税である程度の伸びが
期待されることから、
平成23年度は現時点で市税全体で約4億円の増収を見込んでいます。
しかし、
平成20年度決算と比較すると約39億円の減と低迷しており、個人
市民税を中心に市税収入は厳しいと考えています。
市税に次ぐ歳入の柱である地方交付税については、国が定める地方財政計画の動向に左右されますが、総務省の概算要求段階では、地方に配慮し増額措置を行った今年度並みの交付税総額が確保されていることなどから、若干の伸びを
期待しております。今後、予算編成の過程で、国の財政再建との関連により減額されることのないよう注意深く見守ってまいります。
また、税制改正や地方向け補助金の一括交付金化、事業仕分けの影響など、各分野において制度改正が見込まれますので、今後ともしっかりとした情報収集に努め、的確な対応を図ってまいります。
歳出面では、団塊世代職員の大量退職時期がピークを過ぎ退職予定者が減少するため、退職手当において4億円程度の減額が見込まれます。また、職員の年齢構成の変動や人事院勧告に準じた改定などより給与総額等も減少することから、人件費全体で約6億円の減額を見込んでいます。
一方、従来から課題となっている市債償還に伴う公債費はここ数年伸びる見通しであり、
平成23年度においても、前年度に対し1億円余の増額を余儀なくされています。
また、社会保障関係費は、超
長寿社会の
進展や
少子化対策などの観点から、引き続き高い伸び率での増加が見込まれます。
今後、加速する
少子超
長寿社会を幸せに暮らせるまちにするには、福祉や医療、教育などの充実が必要であり、これらの
市民生活に直結した
行政サービスを安定的に提供するには中長期的な健全財政がベースとなります。これは国、地方に共通する大きな課題でもあります。
このような現状を踏まえ、新年度予算については職員一人一人が高いコスト意識を持ち、積極的な事業見直し、業務改善に取り組むべく、
平成22年度に続いて積み上げ方式の予算編成を行うこととしております。また、財政の健全化には、市債残高の改善や財政調整基金の確保は不可欠であり、新たな市債発行や基金の取り崩しを極力抑制し、将来世代の負担軽減に努めたいと考えています。
その中で、
空港や
小松駅周辺など、まちのハブ機能の拡充や子供たちの健やかな成長の推進、ICTを活用した暮らしの充実など、将来の
小松の
発展につながる時代の変化を先取りした特色ある事業については予算の重点配分を行う予定です。限られた財源を最大限に活用し、家族みんなの笑顔があふれるまちになるよう取り組んでまいります。
それでは、9月
議会終了後、現在までの主な
市政の執行状況についてであります。
ことしは、多くの全国レベルの大会や北信越大会、そして石川県民体育大会を初め県大会が
小松市において開催されました。ねんりんピックでは、全国1,300人余りの選手の
皆さんが日ごろの練習の成果を競い合い、
小松市選手団も大いに活躍されました。多くの大会で
市民の
皆様とともに全国からのお客様を温かくお迎えすることができ、
小松の魅力の発信と
市民力をアピールできたと関係者の御努力に改めて
感謝申し上げます。
さて、
小松駅周辺のにぎわい創出、交流拡大に向けてのおもてなしに関しては、少しずつ形が見え始めてまいりました。
小松うどん道場つるっとを10月16日、高架下にオープンしました。
小松うどんを初め、柿の葉ずしなど郷土の一品料理も味わえ、どんどんまつりと同時に開催したレシピコンテストの優秀作品も提供されています。今後、
小松うどんつるつる創研加盟店61店舗とともに、
小松産小麦の使用拡大など地産地消をさらに推進し、地域ブランド力の
向上に努めてまいります。
また、国内各都市との交流では、寺町サミットや義経・与一サミット、
空港未来フォーラムを相次いで開催し、各市が保有する財産の活用策などについて意見交換を行い、改めてその価値と魅力を再認識することができました。今後とも、本市の誇るべき歴史や自然、
空港などの大切な資産を磨き、生かしながら交流の拡大を図ってまいります。
10月21日には、保育所の統廃合、民営化の見直しに関して、保育所の適正配置と適正規模確保の観点から、定員90人を超える保育所の民営化、民間参入が困難地域における公立保育所の配置、定員が90人未満の保育所の分園化、統廃合を基本的な考え方とする検証委員会の答申を受けました。
平成32年までの計画期間のうち
平成27年までを中期計画とし、この間に、苗代、ひかり、矢田野第一、月津、西軽海保育所の民営化と那谷保育所の分園化を行うこととしております。
中期計画の対象保育所については既に第1回保護者説明会を開催しており、今後、答申に沿って保護者や地域の
皆様との協議を経て、順次統廃合、民営化を進めたいと考えております。
次に、12月1日より実施されています在日米軍再編に係る訓練についてです。
今回の共同訓練は、12月11日までの
日程で、米軍三沢基地所属のF-16戦闘機12機並びに訓練
支援部隊を含め約200名の米軍人が参加するタイプIIの訓練として実施されており、
小松基地では今回が5回目の訓練となります。なお、移動日を除く実際の訓練は3日から10日までであり、全国で展開している日米共同統合演習の一部として実施されています。
訓練に際しては、これまで以上に安全対策、騒音対策、治安対策に万全を期すよう強く求めたところであり、
小松飛行場周辺協
議会の立ち会いのもと、近畿中部防衛局と本市の共同騒音測定も行われます。御理解を賜りますようお願いいたします。
それでは、今
議会に提出いたしました議案の概要について説明申し上げます。
提出いたしました議案は、予算案7件、条例案9件、その他の議案5件、合計21件であります。
初めに、補正予算案の概要についてであります。
今回の補正予算案は、人事院勧告に準じた職員人件費等の減額のほか、国・県補助内示の決定に伴う予算調整、国の補正予算に関連した事業費の追加などを中心に計上しております。
各会計の補正額は、一般会計12億2,084万2,000円、特別会計1億42万7,000円、企業会計減額2億4,709万6,000円、合計10億7,417万3,000円であり、補正後の予算累計額は、一般会計で434億8,895万3,000円、全会計の合計では931億3,821万円となります。
それでは、補正予算案に計上しました主な施策の概要について、5つのテーマに分け御説明いたします。
第1に、「子どもたちのために」であります。
将来を担う子供たちは社会全体の宝であり、子供たちが健やかに育つ環境づくりは、行政に求められる最も重要な課題の一つです。
まず、来春高校卒業予定者の就職内定状況は、製造業における業績改善の兆しや、本市と
小松公共職業安定所合同での企業訪問、生徒及び学校側の御努力などにより、現時点で約91%と前年同時期を約6ポイント上回っている状況です。
しかし、まだ内定していない生徒が約30名いますので、すべての生徒が希望に沿った地元就職ができるよう、
関係機関との連携を図りながらきめ細かな対応に努めてまいります。
補正予算案では、学校施設の耐震化をさらに促進すべく、国の
平成22年度経済危機対応・地域
活性化予備費を活用し、稚松小学校及び松陽中学校の第2期耐震改修工事を前倒しするとともに、安宅中学校校舎の耐震改修、大規模改造工事を実施します。
また、学校プールについては、利用が夏季に限定され、校舎や体育館に比べ施設整備の優先順位が低いと判断されてきたことから老朽化が進み、施設環境が必ずしも十分でないと感じています。そのため、先ごろ、職員みずから施設の点検を行い施設修繕計画を策定しましたので、安全衛生対策を重点的に進めるほか、少しでも良好な環境を確保するため、計画的な施設修繕に着手します。
さらに、生徒の自転車通学をより安全なものにするため、中学校10校の通学路改善計画を策定しましたので、計画に基づき緊急度の高い箇所より順次整備を進めるべく、所要の予算措置を講じています。
さて、現在、滝ケ原町在住の小学生は9名であり、このうち1年生から3年生までの児童3名が那谷小学校滝ケ原分校に通学しています。未就学児の状況から判断すると、今後6年間、滝ケ原分校への通学予定者は1名から3名程度で推移する見込みであり、集団の中で鍛えられる学習環境や協調性の醸成などの面から、必ずしも適正な教育環境とは言いがたい状況であります。保護者との意見交換の中では、児童数を含め、よりよい教育環境を望むとの声が多く、
平成23年4月より滝ケ原分校を廃止し那谷小学校に統合すべく、今
議会において関連条例案を上程しております。
また、予算案として、統合した際の通学の足を確保する観点から、登下校用送迎車両の購入に対し所要の予算計上を行っています。
子育て
支援では、公立保育所の中で耐震改修促進法における特定建築物となっている2階建て500平方メートル以上の矢田野第一、ひかり、西軽海の3保育所について耐震診断を実施します。また、末佐美保育園の耐震改修、大規模改造工事について、事業計画に基づき応分の助成を行います。
一方、育児援助を受けたい保護者と行いたい方が会員となり、育児に対して地域ぐるみで助け合うファミリーサポートセンターについて、
平成23年度より病児及び病後児預かりを新たに開始する予定であり、所要の準備を行います。また、学童クラブ運営のさらなる
向上を図るべく、調査研究を進めます。
第2に、「思いやりのある安心のまちに」であります。
まず、インフルエンザワクチン接種についてであります。
ことしは、新型と季節性インフルエンザの混合ワクチンになっており、数量も十分確保されていることから、希望者はすべて接種を受けることが可能となっています。昨年度に引き続き、
市民税非課税世帯など所得の低い世帯への助成を行うほか、市の独自助成として、2回の接種が必要な小学生以下の子供たちに対し、未就学児は2回目接種費用の全額を、小学生は半額を助成すべく、所要の予算措置を講じています。手洗いやうがいなどの啓発とともに、今冬の流行拡大の防止につなげてまいります。
また、目や耳が不自由な方に対する日常生活用具の給付について、音声血圧計や聴覚障害を補う人工内耳を対象品目に追加するほか、音声体重計の給付対象者の要件緩和を行うことで地域や家庭で安心して暮らせるよう
支援いたします。
第3に、「楽しく快適に暮らせるまちに」であります。
道路関係では、今回の国の補正予算において、社会資本整備総合交付金の追加が盛り込まれておりますので、早期執行及び工事の平準化の観点から可能な限り関連予算を計上しています。
まず、打木粟津線、
島田蛭川線について
平成23年度予定事業の一部前倒しを行うとともに、市道西俣線については、斜面からの落石の危険性があることから道路通行の安全性を確保すべく、所要の予算措置を講じています。また、
市民病院にアクセスする上で重要な路線である都市計画道路松任町向本折線について、早期完成を目指し予算の追加を行っています。
また、市単独の道路整備事業でも、新年度予定事業の契約の前倒しを図るべく、所要の債務負担行為を設定しています。例年、工事発注件数が少なくなる年度末、年度初めの契約を確保し、通年における工事発注の平準化に努めます。
なお、国の補正予算関連については、現時点で本市への予算配分が確定していないため、補助内示が確定次第、必要に応じて予算調整を行わせていただきたいと考えています。
次に、末広陸上競技場の改修計画についてであります。
昭和31年開設以来、
市民の
皆様に親しまれ、毎年多くの方々に利用されている末広陸上競技場は、
平成24年7月に財団法人日本陸上競技連盟の第2種公認が期間満了となります。公認を継続するためには、劣化が進んでいるコーストラックを初め施設の改修が必要であることから、有効な整備手法を検討すべく改修基本計画を策定します。
一方、公共下水道については事業計画の一部見直しを行い、事業着手までに期間を要する地区については環境への負荷軽減をより早めるべく、合併処理浄化槽整備区域に切りかえたところであります。現在、地元説明を行いながら合併処理浄化槽設置促進に努めており、当初予算で拡充した補助制度とあわせて設置者の負担軽減を図るべく、無利子貸付制度を創設します。
また、林業関係では、地元産材の利用をさらに促進するため、今年度より
小松地域産材利用住宅の補助要件の緩和を行ったところ、当初見込みを上回る多数の申し込みがありましたので所要額を追加しています。
第4に、「交流時代をリードするおもてなしのまちに」であります。
宮本三郎画伯は本市の誇るべき先人であり、昭和の日本洋画を代表する画家であります。特にその卓越したデッサン力は生前より高く評価され、鑑賞作品としても魅力を放つ作品が数多く残されています。
絵画など美術工芸分野の基礎であるデッサンに光を当て、デッサン作品を対象にした(仮称)明日へのデッサン大賞を創設したいと考えています。国内外から広く意欲的な作品を募り、画伯生誕の地である本市を芸術文化の発信地としてアピールするとともに、次世代の有望作家の発掘と育成を目指します。本補正予算案においては、
平成23年度のデッサン大賞選考や大賞展開催に向けた準備作業に着手するための予算計上を行っています。
一方、安宅スマートインターについては、福井方面から
小松空港へのアクセス強化などの面から
平成20年3月に社会実験を行い、
平成21年4月より本格供用がなされています。隣接する
小松工業団地を初め、産業や観光面での利便性の
向上を図るべく、フルインター化に向けた諸課題の整理、利用促進策の検討を行います。
第5に、「将来負担の軽減に向けて」であります。
旧資金運用部資金や旧公営企業金融公庫資金など公的資金の年利5%以上の高金利地方債の補償金免除繰り上げ償還については、これまで一般会計及び水道、公共下水道事業会計で約44億円実施し、10億円余の利子軽減を図ってきました。このたび、病院事業、農業集落排水事業についても経営健全化計画を策定し、補償金免除の繰り上げ償還について国の承認を受ける見通しとなりましたので、所要の予算計上を行っています。
平成24年度までに、病院事業7億6,200万円余、農業集落排水事業1億3,600万円余の繰り上げ償還または借りかえを順次実施することにより、将来の利払い費約1億3,000万円が軽減されると見込んでいます。今後とも、将来負担の軽減を図りながら中長期的な財政の健全化に努めます。
以上が補正予算案の主な施策の概要であります。
財源といたしましては、国・県支出金などの特定財源のほか、前年度繰越金6,850万6,000円を充てております。
条例案としましては、
小松市
市民栄誉賞条例について、
小松市特別職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例についてなど9件、その他の議案といたしまして損害賠償に係る和解及び損害賠償額の決定についてなど5件を提出いたしております。
このうち、
小松市
市民栄誉賞条例は、
市民に明るい希望を与え、本市の名声を高めることに顕著な功績があった個人または団体に
市民栄誉賞を贈り、顕彰することを目的に新設するものでございます。
また、特別職給与の一部改正は、特別職報酬等審
議会の答申を受け、
平成8年以降据え置かれてきた
市長、副
市長の給料月額を10%引き下げるとともに、
退任時の給与支給を月額支給から日割り支給に改正するものです。あわせて、
市長については、
平成23年3月まで、引き下げ後の給料月額からさらに10%減額しようとするものです。教育長についても特別職に準じた対応を図るため、所要の条例改正を上程しています。
そのほか、損害賠償に係る和解及び損害賠償額の決定については、
平成18年6月に提起された
小松市民病院における出産に関する医療訴訟に対し和解するものであります。
その他の条例案等については、本日からの
日程に従い担当部課長より説明いたしますので、私からの説明は省略させていただきます。
最後に、現在検討を進めております本市の10年ビジョンについては、先般、
議会の
皆様とも意見交換をさせていただいたところです。時代の変化を先取りし、本市の施策推進の方向性を示すまちの形とイメージづくりが大切と考えており、今後も
議会並びに
市民の
皆様の御意見をいただきながら、来年5月末までに策定したいと考えております。
以上で提案理由の説明を終わりますが、御審議の上、全議案について原案どおり可決いただきますようよろしくお願いいたします。
───────── ◇ ─────────
◎
議員提出議案第18号、議案第19号
の上程、説明省略、質疑、委員会付託
省略、討論、採決
57
◯議長(表
靖二君)
日程第3、
議員提出議案第18号 北朝鮮の韓国砲撃に関する意見書、
議員提出議案第19号 領土・領海問題に関し我が国の毅然とした外交姿勢を求める意見書、以上2件を一括して
議題といたします。
お諮りいたします。
ただいま
議題となっております
議員提出議案第第18号及び議案第19号の以上2件については、提案理由の説明を省略いたしたいと思います。これに御
異議ありませんか。
〔「
異議なし」と言う人あり〕
58
◯議長(表
靖二君) 御
異議なしと認めます。
よって、以上の2件は提案理由の説明を省略することに決しました。
ただいま
議題となっております
議員提出議案に対する質疑並びに討論を要求する諸君は、あらかじめ
議長に通告されんことを望みます。
この際、
暫時休憩いたします。
休憩 午後 3時34分
再開 午後 3時35分
59
◯議長(表
靖二君)
休憩前に引き続き
会議を開きます。
これより
議員提出議案に対する質疑に入ります。
質疑はありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
60
◯議長(表
靖二君) 質疑なしと認めます。
これをもって質疑を終結いたします。
お諮りいたします。
ただいま
議題となっております
議員提出議案第18号及び議案第19号の以上2件については、
会議規則第37条第3項の
規定により、委員会への付託を省略いたしたいと思います。これに御
異議ありませんか。
〔「
異議なし」と言う人あり〕
61
◯議長(表
靖二君) 御
異議なしと認めます。
よって、以上の2件は委員会への付託を省略することに決しました。
これより討論に入ります。
討論はありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
62
◯議長(表
靖二君) 討論なしと認めます。