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03月23日-05号

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  1. 七尾市議会 2020-03-23
    03月23日-05号


    取得元: 七尾市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-27
    令和 2年  3月 定例会(第1回)議事日程(第5号)               令和2年3月23日(月曜日)午後2時開議 (日程追加) 日程第1 議員定数削減の動議 日程第2 市長提出議案第1号ないし第54号並びに請願第1号及び第2号(委員長報告・質疑・討論・採決) 日程第3 市長提出追加議案第55号ないし第61号及び同意案第1号(説明・質疑・委員会付託) (日程追加) 日程第4 市長提出追加議案第55号ないし第61号(委員長報告・質疑・討論・採決) 日程第5 市長提出追加同意案第1号(即決) 日程第6 議会議案第1号ないし第3号(説明・質疑・討論・採決) 日程第7 議会議案第4号(説明・質疑・討論・採決) 日程第8 各常任委員会及び議会運営委員会の閉会中継続調査本日の会議に付した事件 議事日程のとおり出席議員(18名)      1番  西川英伸君     2番  徳田正則君      3番  山崎智之君     4番  山添和良君      5番  佐藤喜典君     6番  木下敬夫君      7番  礒貝和典君     8番  久保吉彦君      9番  杉木 勉君    10番  荒川一義君     11番  伊藤厚子君    12番  垣内武司君     13番  永崎 陽君    14番  大林吉正君     15番  桂 撤男君    16番  中西庸介君     17番  今田勇雄君    18番  杉本忠一欠席議員(なし) △開議 午後2時00分 △開議 ○議長(杉木勉君) これより本日の会議を開きます。 △動議の提出 ○議長(杉木勉君) 永崎議員。 ◆13番(永崎陽君) 私は、七尾市議会議員定数削減の動議の提出をしたいと思います。 ○議長(杉木勉君) 今ほど動議が出されました。 これより議会運営委員会並びに全員協議会を開きたいと思いますので、暫時休憩いたします。 △休憩 午後2時00分 △再開 午後2時16分出席議員(18名)     1番  西川英伸君     2番  徳田正則君     3番  山崎智之君     4番  山添和良君     5番  佐藤喜典君     6番  木下敬夫君     7番  礒貝和典君     8番  久保吉彦君     9番  杉木 勉君    10番  荒川一義君    11番  伊藤厚子君    12番  垣内武司君    13番  永崎 陽君    14番  大林吉正君    15番  桂 撤男君    16番  中西庸介君    17番  今田勇雄君    18番  杉本忠一欠席議員(なし) △再開 ○議長(杉木勉君) これより会議を再開し、休憩前の議事を続けます。 △日程追加 ○議長(杉木勉君) 先ほど議員定数削減の動議を出され、これを日程に追加し、追加日程第1として日程の順序を変更し、直ちに議題とすることについて採決をいたします。 この採決は起立によって行います。 この動議を日程に追加し、追加日程第1として日程の順序を変更し、直ちに議題とすることに賛成の諸君の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(杉木勉君) 全会一致であります。 この動議を日程に追加し、追加日程第1とし、日程の順序を変更し、直ちに議題とすることは可決されました。 △議員定数削減の動議 ○議長(杉木勉君) 日程第1、議員定数削減の動議を議題といたします。 動議提出者の説明を求めます。 永崎陽君。     〔13番(永崎 陽君)登壇〕 ◆13番(永崎陽君) それでは、七尾市議会議員定数削減に対する提案理由の説明を行います。 先般でありましたけれども、我が会派新政会の名前で、七尾市議会議員報酬引上げに伴い、議会議員定数削減議長宛てに申し入れました。そのことで、議長の御尽力をいただき、議会運営委員会、あるいは議会全員協議会で報告もいただきました。その後、議会全員協議会で議長は、新政会からの議員定数削減の申入れの取扱いは、この3月定例会は当初予算案を編成する議会であるため、それを優先し、議会閉会後に議員定数について検討したいと、皆さんへ御案内もいただきました。 しかし、この定例会で議案第15号 七尾市議会議員議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例についてが上程されております。その内容は、議長、副議長、議員の報酬の引上げが明記されております。この議員報酬引上げが新聞報道されて以来、市民の方々から連日多くの抗議や御意見を賜っておるのが現状であります。それは、市民の方々は議会の対応に目を凝らし、注目をしているんだなということがうかがえるわけであります。 私ども新政会は、このような市民の厳しい声を真摯に受け止め、報酬を引き上げるには、議員自らの身を切る改革、すなわち議員定数削減と報酬の在り方というのは一体と捉え、一般会計における議員報酬歳出総額を、議員定数削減で報酬を引き上げる前と限りなく近くなるような帳尻合わせをしっかりと行い、市民の方々に御理解をいただくことが必要との思いで議長に申し上げたのが、その趣旨であります。 今回提出されている議案第15号を採決する前に、議員定数削減を明確な形でお示しすることが必要と考え、動議を提出するものであります。 そこで、具体的な議員削減案について申し上げます。 現行の議会議員の定数から3名削減がその趣旨であります。一部報道では、議会関係者のコメントとして、我が会派の政治的思いがあると言っている議会関係者がおいでるとは、私どもは上げるばかりであります。 我が新政会では、全くそのようなことを考えたことも、また、会派内で議論すらありません。私ども議会議員は市民の代表制を確保する視点に立ち、行政のチェック政策内容の吟味を経た上での決定を行う人材であり、さらには、市民の多様な御意見を反映する複数の議員によって多角的な視点から合意を行いながら、その役割を果たすことが我々議員に期待されているということは、言うまでもありません。市民の代弁者として、常に市民の声を聞き、議員としての質の向上に常に努めつつ、市民と共に歩み奉仕する、それが議会議員ではありませんか。 今日まで、段階的に定数削減を行ってきた。これは、市町村合併に伴い、どこの市町村でも行われている通常の削減対応と私どもは理解をするところであります。当然のことでありますけれども、3名の議員数削減における本市の議会審議に及ぼす影響を考えなければなりません。その視点から見て、人口減少や本市の予算規模から見て、さらには常任委員会数と必要な委員定数、さらには本市の財政全般に関する市民の多角的視点からチェック、吟味の機能が損なわれない最低の議員数が15人であり、議会運営は十分可能と判断するわけであります。 また、報酬審議会の方々には貴重な時間を長時間にわたり御審議を賜り、しかも、今日までの我々の議会改革を評価していただき、今回の報酬額の答申を賜ったものと感謝をいたしております。 しかし、本市の現状は、破綻した七尾都市開発の後を追う本市のパトリア存続1つを取り上げてみても、七尾都市開発に出資した1,000万円の損失から始まりまして、健康福祉部の移転費、さらにはパトリア財産取得費、老朽化した施設の修理、管理運営費など、多岐にわたり財政出動はさらに増えても減ることはないと考えるわけであります。 財源には有益な起債を充当し対応するとの御説明を賜っているところでありますけれども、有益な起債といえども市民の借金であります。 こんなときこそ、執行部の取組をただ眺めている場合ではありません。予算を審議する議会の出番であろうと、こう思っております。 また、七尾市特別職報酬審議会報酬引上げ額の答申の中にも明記もされておりますけれども、さらなる議会活動の活性化、加えて、なり手不足の御心配もいただき、若い人材の発掘を行うためにも、この定例会が最適な時間を確保できるタイミングだと思っております。次期の市議会議員通常選挙まで2年弱の対応時間があるわけであります。新たに志す人、若い方、現職で志と時間的に十分その対応ができるのがこの3月定例会であろうと思っております。 報酬審議会の御指摘にも明記をされているように、市民の厳しい声を真摯に受け止め、御理解をいただくためにも、繰り返すことになりますけれども、七尾市議会議員定数条例の議員の18名を3名減らし15人とし、さらなる自己研さんを行い、次期告示される一般選挙からの施行を目指し、市民の代弁者として行動を起こすべきではありませんか。 報酬審議会での皆さん方の思いを尊び、無にしないためにも、どうかこの思いを共有していただき、身を切る改革を市民の方々にお示ししようではありませんか。 皆さんの御理解をお願い申し上げ、提案理由の説明といたします。 ○議長(杉木勉君) これより、この動議に対する質疑に入ります。 質疑の方はありませんか。     〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(杉木勉君) なしと認めます。 なければ、質疑は終結いたします。 これより討論に入ります。 討論の方はありませんか。 3番、山崎智之君。     〔3番(山崎智之君)登壇〕
    ◆3番(山崎智之君) ただいま提出されました議会動議につきまして、反対の立場から討論を行います。 先日、市民の皆様で構成されます特別職報酬等審議会におきまして、議員報酬の見直しと同時に、市議会に対して議会報告会の活性化や市民への情報発信、若い世代の市民が議会へ関われるような仕組みづくりの構築を求める付議事項が提出されました。 我々議会の総意として、この市民の皆様からの付議事項について重く受け止め、本日から各常任委員会の正副委員長をメンバーとした議会の在り方、付議事項目についての議論をスタートしたところであります。 また、議員定数につきましても、さきの全員協議会におきまして、新年度より在り方を検証し、その議員定数の在り方について議論をしていこうということで全議員が合意をし、定数について今後様々な議論を深めていく、そういう状況であります。 このように、市民の皆様の厳しい声を議会全体として尊重し、検討していこうという矢先に、その流れに逆行するような動議が提出されたことに、市民の厳しい声を無視するのかという疑問を生じざるを得ません。 以上のことから、私は動議について反対を表明し、議員各位には、何とぞ御理解いただくとともに、市民の声、並びに報酬等審議会の市議会に対する付議事項を尊重し、相互理解、信頼関係の下で議員定数の議論を進めることをお願いし、私の討論を終了いたします。 ○議長(杉木勉君) ほかに討論の方はありませんか。     〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(杉木勉君) なければ、討論は終結いたします。 これより、この動議に対する採決に入ります。 この採決は起立により行います。 議員定数削減の動議に賛成の諸君の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(杉木勉君) 起立少数。 よって、この動議は否決されました。 採決が終わりましたので、元の議事に戻ります。 △議事日程の報告 ○議長(杉木勉君) 本日の会議の議事日程は、お手元に配付の議事日程表のとおりであります。 △議場における感染症拡大防止のための対応についての報告 ○議長(杉木勉君) 日程に先立ち、議場における感染症拡大防止のための対応について報告いたします。 風邪等の症状が見られる場合は、傍聴席への入室を控えていただくこととしております。 また、風邪等の症状が見られない場合であっても、議会棟に備え付けの消毒液の利用など、感染症に対する対応を併せてお願いしているところでもあります。 △市長提出議案第1号ないし第54号並びに請願第1号及び第2号(委員長報告・質疑・討論・採決) ○議長(杉木勉君) これより日程第2に入り、市長提出議案第1号ないし第54号並びに請願第1号及び第2号を一括して議題といたします。 以上の案件につきましては、各常任委員長より委員会審査報告書が議長の下に提出されております。 これより、以上の案件に対する委員長報告を行います。 予算常任委員長垣内武司君。     〔予算常任委員長垣内武司君)登壇〕 ◆予算常任委員長垣内武司君) 今定例会において予算常任委員会に付託を受けました議案9件について、審査結果を報告いたします。 これらの案件につきましては、本委員会に分科会を設置し、議案を分担して詳細審査を行いました。それを受け、本委員会で慎重に審査をいたしましたところ、付託を受けました議案9件のうち、議案第1号及び第3号の議案2件については賛成多数で、議案第2号及び議案第4号ないし議案第9号の議案7件につきましては出席委員全会一致をもっていずれも可決すべきものと決しました。 なお、コロサスキー場管理運営に関しましては、新設される動く歩道を含めた施設について、四季を通じたさらなる利活用策の検討を要望いたします。 以上、予算常任委員会の報告といたします。 ○議長(杉木勉君) 総務企画常任委員長山崎智之君。     〔総務企画常任委員長山崎智之君)登壇〕 ◆総務企画常任委員長山崎智之君) 今定例会において、総務企画常任委員会に付託を受けました議案24件、請願1件について、審査結果を報告いたします。 慎重に審査をいたしましたところ、付託を受けました議案24件のうち、議案第15号については賛成多数で、また、それ以外の議案23件は全会一致をもって、いずれも可決すべきものと決しました。 また、請願1件、第2号の選択的夫婦別姓の導入など、一日も早い民法改正を求める国への意見書採択についての請願については、賛成少数で不採択とすべきものと決しました。 以上です。 ○議長(杉木勉君) 教育民生常任委員長荒川一義君。     〔教育民生常任委員長荒川一義君)登壇〕 ◆教育民生常任委員長荒川一義君) 教育民生常任委員会に付託を受けました議案10件について、審査結果を御報告いたします。 慎重に審査をいたしましたところ、お手元に配付の委員会審査報告書のとおり、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上、教育民生常任委員会の報告とさせていただきます。 ○議長(杉木勉君) 産業建設常任委員長佐藤喜典君。     〔産業建設常任委員長佐藤喜典君)登壇〕 ◆産業建設常任委員長佐藤喜典君) 産業建設常任委員会に付託を受けました議案11件について、審査結果を御報告いたします。 慎重に審査しました結果、お手元に配付の委員会審査報告書のとおり、全会一致をもっていずれの議案も原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上、産業建設常任委員会からの報告といたします。 ○議長(杉木勉君) 委員長報告を終わります。 これより、各委員長報告に対する質疑に入ります。 質疑の方はありませんか。     〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(杉木勉君) なければ、質疑は終結いたします。 これより討論に入ります。 討論の通告がありますので、発言を許可します。 7番、礒貝和典君。     〔7番(礒貝和典君)登壇〕 ◆7番(礒貝和典君) 日本共産党礒貝和典です。 提案されました議案のうち、議案第1号 令和2年度七尾市一般会計予算、議案第3号 令和2年度七尾市国民健康保険特別会計予算、議案第15号 七尾市議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例について、討論を行います。 新型コロナウイルス感染拡大が世界と日本の経済を大きく揺さぶる中、国民生活を守る緊急対策とともに、経済危機を打開する大胆で強力な対策が不可欠になっています。 最も有効な対策は、昨年10月に10%に増税した消費税の5%への減税です。自民党内からも、消費税減税を求める声が出始めました。安倍政権が国民の声を聞かず強行した消費税10%への増税の道理のなさが、新型コロナウイルス感染拡大による経済悪化によって一層鮮明です。 消費税率の5%への減税の決断は、いよいよ待ったなしです。首相が起用した内閣参与の一人、浜田宏一氏は、消費税の大型減税について、2年間程度、増税を撤回してよいと発言しています。16日の参議院予算委員会では、自民党議員が、消費税5%にするのも一つの考えと安倍首相に質問し、自民党の若手議員の45人による提言では、消費税は当分の間、税率をゼロ%などという項目が盛り込まれています。 新型コロナウイルス感染拡大による危機は世界規模になっており、主要国でつくる経済協力開発機構OECD国際通貨基金IMFは、このままでは2008年のリーマンショック級の事態が来ると警告しています。日本もこれまでのような外需頼みではなく、内需を温める政策に切り替えることが今こそ必要です。 消費税率を5%に引き下げることは、国民の所得を増やし、低所得者と中間層への強力な支えになります。消費税減税は国民の暮らしを温め、国内総生産の5割を占める個人消費を引き上げ、経済を押し上げます。政治が手をこまねいているときではありません。 安倍政権のこれまでの対策は、あまりに規模が小さ過ぎます。追加対策も2020年度予算編成後の補正予算で行うというのでは遅く、予算案を抜本修正すべきです。 感染拡大の影響が、和倉温泉をはじめ市民の暮らし、地元で頑張っている中小企業を直撃しています。新型コロナウイルス感染拡大を受け、七尾市でも、市内の中小企業などを対象にした緊急の支援策をまとめています。 そんな中、今議会に議員報酬を4月から月額7万9,000円、約20%引き上げる2020年度予算案と議員報酬を引き上げるための議案が提案されています。この議員報酬引上げに対する市民の声として、新聞の投書では、増額の必要はないとは言わないが、この上げ幅は納得し難い、近年増額実施した他市の増額幅はどこも10%前後だったようだ、22年間アップしなかったからと一気に20%上げるのは、少し乱暴ではないだろうかという声を寄せています。新型コロナウイルス感染拡大で、市民の暮らしも、地元で頑張っている中小企業の経営を直撃する中、議員報酬を引き上げることは、到底市民の理解を得ることはできません。 以上の理由から、議案第1号並びに議案第15号に対し反対するものです。 次に、子供が産まれると、産まれた子供に収入がないのに税金を課税する、まさに少子化対策に逆行するこんな制度が当たり前のように実施されています。それが国民健康保険制度の子供の均等割課税です。 国民皆保険制度の下、全ての国民がいずれかの医療保険制度に加入しますが、収入のない子供に課税する医療保険制度は、国民健康保険制度だけです。しかも、国民健康保険制度の子供の均等割額には、後期高齢者医療分に対する支援分まで課税しています。組合健保協会けんぽ共済組合では、本人の毎月の給与によって算定されているため、配偶者の有無、扶養家族の人数で保険料が増える仕組みはありません。せめて18歳までの幼児、児童、生徒への均等割課税を中止する。 この不公平な課税制度を中止するために必要な財源はあるではありませんか。国民健康保険特別会計の2019年度決算は出ていませんが、2018年度決算で国保基金積立金が6億4,945万円です。18歳までの国保加入者全員均等割額を中止するために必要な財源は、僅か2,700万円です。 以上の理由から、議案第3号にも反対します。 次に、請願第2号 選択的夫婦別姓の導入など、一日も早い民法改正を求める国への請願について、賛成討論を行います。 国会での論戦では、民法を改正して選択的夫婦別姓の導入に踏み込むべきだ、この制度の導入によって不利益を被る人は誰もいないはずだ、なぜこれを拒むのか、もし拒むのだったら理由を挙げてくださいと安倍首相にただしました。首相は、答弁で2つの理由を挙げて、導入に後ろ向きの姿勢を示しました。 1つは、夫婦別姓は家族の在り方に深く関わるという言い分です。つまり、家族のきずなが壊れるということです。夫婦別姓を求める全国集会で、夫婦別姓、事実婚の夫婦の間で育っているお子さんが、お父さんとお母さんは別姓だけれども愛情で結ばれていますと訴えていました。同姓だからきずなは壊れない、別姓だからきずなは壊れるということに何の根拠もありません。そもそも家族の在り方は、国が上から指図して決めるものではありません。家族の在り方は多様であり、当事者の自由な選択に任せるべきです。それが憲法で規定している個人の尊厳ではないでしょうか。 もう一つは、首相が述べた言い分は、国民の間に様々な意見があるということです。朝日新聞の世論調査でも、夫婦別姓に69%が賛成です。それから、政府の調査で、婚姻が一番多い30代で84%が賛成、圧倒的多数が賛成だと結論が出ています。一定の反対があったとしても、選択的ですから、誰もこれによって不利益を被ることはありません。様々な意見があったとしても、選択的夫婦別姓制度を導入しない理由にはならないと思います。 夫婦同姓を強制する制度は、もともと明治の民法の時代の家族制度によってつくられ、戦後、本当は新しい憲法の下できちんと温めなければならなかったのが、今まで来てしまったものであります。 以上の理由から、この請願に賛成し、討論を終わります。 ○議長(杉木勉君) 以上で、通告による討論は全部終了しました。 討論は終結いたします。 これより議案の採決に入ります。 採決は分けて行います。 まず初めに、議案第1号、議案第3号、議案第15号の議案3件を一括して採決いたします。 この採決は起立により行います。 以上の案件に対する各委員長報告は、原案可決であります。 以上の案件を可決することに賛成の諸君の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(杉木勉君) 起立多数です。 よって、この案件は可決と決しました。 次に、議案第2号、議案第4号から第14号、議案第16号から第54号の議案51件を一括して採決いたします。 この案件に対する各委員長報告は、いずれも原案可決であります。 お諮りいたします。 以上の案件を原案どおり可決することに御異議ございませんか。     〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(杉木勉君) 異議なしと認めます。 よって、以上の案件は原案どおり可決することに決しました。 次に、請願第1号 石川県における精神障害者医療費助成制度の創設を求める請願を採決いたします。 この採決は起立により行います。 この請願に対する委員長報告は、採択であります。 請願第1号を採択することに賛成の諸君の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(杉木勉君) 全会一致です。 よって、請願第1号は採択と決しました。 次に、請願第2号 選択的夫婦別姓の導入など、一日も早い民法改正を求める国への意見書採択についての請願を採決いたします。 この採決は起立により行います。 この請願に対する委員長報告は、不採択であります。 請願第2号を採択することに賛成の諸君の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(杉木勉君) 起立少数です。 よって、請願第2号は不採択と決しました。 △市長提出追加議案第55号ないし第61号及び同意案第1号(説明・質疑・委員会付託) ○議長(杉木勉君) 次に、日程第3に入り、本日、市長より追加提出があった議案第55号ないし第61号及び同意案第1号を議題といたします。 この案件について、提案理由の説明を求めます。 不嶋市長。     〔市長(不嶋豊和君)登壇〕 ◎市長(不嶋豊和君) 本日、追加提案する議案の概要について御説明申し上げます。 議案第55号から第61号までは、令和元年度の一般会計及び特別会計補正予算でありますが、国の新型コロナウイルス対策など、年度内に必要な所要額を見込み、予算の整理を行うものであります。 感染防止対策については、小・中学校等の臨時休業に伴い、午前から開所する放課後児童クラブ等の経費を計上するとともに、認定こども園や保育園などが購入するマスクや消毒液に支援してまいります。 また、売上高などが減少し、経営に深刻な影響を受けている市内の中小企業に対し、安定経営に向けて新たな融資資金に係る信用保証料に支援してまいります。 このほか、国の地域経済対策に呼応して、経営・圃場整備などの進捗を図るほか、イノシシなど有害鳥獣の処理施設を能登島向田町地内に整備することとしております。 同意案第1号は、監査委員の選任について御同意をお願いするものであります。 以上で追加議案の説明を終わりますが、慎重に御審議の上、適切なる御決議を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(杉木勉君) 提案理由の説明を終わります。 ただいま議題となっております同意案第1号は、委員会付託を省略したいと思います。これに御異議ございませんか。     〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(杉木勉君) 異議なしと認め、同意案第1号の委員会付託は省略することに決しました。 次に、同意案第1号は、人事に関することでありますので、この際、質疑及び討論についても省略したいと思います。これに御異議ございませんか。     〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(杉木勉君) 異議なしと認め、同意案第1号の質疑及び討論は省略することに決しました。 これより議案第55号ないし第61号に対する質疑に入ります。 質疑の方はありませんか。     〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(杉木勉君) なければ、質疑は終結いたします。 次に、ただいま議題となっております議案第55号ないし第61号は、所管の委員会に付託をいたします。 なお、本日の会議は、議事の都合により時間を延長いたします。 これより委員会審査のため、暫時休憩いたします。 △休憩 午後2時58分 △再開 午後4時32分出席議員(18名)     1番  西川英伸君     2番  徳田正則君     3番  山崎智之君     4番  山添和良君     5番  佐藤喜典君     6番  木下敬夫君     7番  礒貝和典君     8番  久保吉彦君     9番  杉木 勉君    10番  荒川一義君    11番  伊藤厚子君    12番  垣内武司君    13番  永崎 陽君    14番  大林吉正君    15番  桂 撤男君    16番  中西庸介君    17番  今田勇雄君    18番  杉本忠一欠席議員(なし) △再開 ○議長(杉木勉君) これより会議を再開し、休憩前の議事を続けます。 △日程追加 ○議長(杉木勉君) 再開に当たり、日程追加についてお諮りいたします。 委員会に付託しました議案第55号ないし第61号について、お手元に配付のとおり、委員会審査報告書が議長の下に提出されております。 この際、このことを日程に追加して直ちに議題とし、以下の日程を順次繰り下げることとしたいと思います。これに御異議ございませんか。     〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(杉木勉君) 異議なしと認めます。 よって、以上のとおり決しました。 △市長提出追加議案第55号ないし第61号(委員長報告・質疑・討論・採決) ○議長(杉木勉君) これより、議案第55号ないし第61号を日程第4とし、議題といたします。 この案件の委員会における審査の過程及び結果について、委員長の報告を求めます。 予算常任委員長垣内武司君。     〔予算常任委員長垣内武司君)登壇〕 ◆予算常任委員長垣内武司君) 予算常任委員会に付託を受けました議案7件について、審査結果を報告いたします。 これらの案件につきましては、本委員会に分科会を設置し、議案を分担して詳細審査を行いました。それを受け、本委員会で慎重に審査をいたしましたところ、付託を受けました議案7件については、全会一致をもっていずれも可決すべきものと決しました。 以上、予算常任委員会の報告といたします。 ○議長(杉木勉君) 委員長報告を終わります。 これより、委員長報告に対する質疑に入ります。 質疑の方はありませんか。     〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(杉木勉君) なければ、質疑は終結いたします。 これより討論に入ります。 討論の方はありませんか。     〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(杉木勉君) なければ、討論は終結いたします。 これより議案第55号ないし第61号を採決いたします。 議案第55号から議案第61号までの議案7件を一括して採決いたします。 以上の案件に対する各委員長報告は、原案可決であります。 お諮りいたします。 以上の案件を原案どおり可決することに御異議ございませんか。     〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(杉木勉君) 異議なしと認めます。 よって、以上の案件は原案どおり可決することに決しました。 △市長提出追加同意案第1号(即決) ○議長(杉木勉君) 次に、日程第5に入り、同意案第1号を採決いたします。 お諮りいたします。 同意案第1号を原案どおり同意することに御異議ございませんか。     〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(杉木勉君) 異議なしと認めます。 よって、同意案第1号は原案どおり同意することに決しました。 △議会議案第1号ないし第3号(説明・質疑・討論・採決) ○議長(杉木勉君) 次に、日程第6に入り、垣内武司君外5名提出の議会議案第1号 七尾市議会委員会条例の一部改正についてないし第3号 七尾市議会議員議員報酬等の特例に関する条例の一部改正について、議題といたします。 提案者の説明を求めます。 12番、垣内武司君。     〔12番(垣内武司君)登壇〕 ◆12番(垣内武司君) ただいま議題となりました議会議案第1号ないし第3号の提案理由の説明を申し上げます。 議会議案第1号 七尾市議会委員会条例、第2号 七尾市議会会議規則、第3号 七尾市議会の議員の議員報酬等の特例に関する条例を改正するものであります。 予算決算審査を同一議員が行うことにより、総合的・一体的な審査を行うことができることから、決算審査特別委員会を予算常任委員会と合わせ、予算決算常任委員会とするため改正するものであります。 議員各位には、趣旨を御理解の上、御賛同賜りますようよろしくお願い申し上げ、提案理由の説明といたします。 ○議長(杉木勉君) 説明を終わります。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております議会議案第1号ないし第3号は、委員会付託を省略したいと思います。これに御異議ございませんか。     〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(杉木勉君) 異議なしと認め、議会議案第1号ないし第3号の委員会付託は省略することに決しました。 これより議会議案第1号ないし第3号に対する質疑に入ります。 質疑の方はありませんか。     〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(杉木勉君) なければ、質疑は終結いたします。 これより討論に入ります。 討論の方はありませんか。     〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(杉木勉君) なければ、討論は終結いたします。 これより議会議案第1号ないし第3号を採決いたします。 お諮りいたします。 本案を可決することに御異議ございませんか。     〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(杉木勉君) 異議なしと認めます。 よって、本案は可決されました。 △議会議案第4号(説明・質疑・討論・採決) ○議長(杉木勉君) 次に、日程第7に入り、大林吉正君外5名提出の議会議案第4号 中高年のひきこもりに対する実効性のある支援と対策を求める意見書を議題といたします。 提案者の説明を求めます。 14番、大林吉正君。     〔14番(大林吉正君)登壇〕 ◆14番(大林吉正君) ただいま上程いたしました議会議案第4号について、提案理由の説明をいたします。 この議案は、中高年のひきこもりが個々人やその家族だけの問題ではなく、社会全体で受け止めるべき大変重要な課題と捉え、実効性ある支援と対策を国に求めるものであり、意見書の案文については、皆様のお手元に配付してあるとおりでございます。 議員各位には、趣旨を御理解の上、御賛同賜りますようよろしくお願いをいたします。 ○議長(杉木勉君) 説明を終わります。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております議会議案第4号は、委員会付託を省略したいと思います。これに御異議ございませんか。     〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(杉木勉君) 異議なしと認め、議会議案第4号の委員会付託は省略することに決しました。 これより議会議案第4号に対する質疑に入ります。 質疑の方はありませんか。     〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(杉木勉君) なければ、質疑は終結いたします。 これより討論に入ります。 討論の方はありませんか。     〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(杉木勉君) なければ、討論は終結いたします。 これより議会議案第4号を採決いたします。 この採決は起立により行います。 議会議案第4号を原案どおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(杉木勉君) 起立多数です。 よって、議会議案第4号は原案のとおり可決することに決しました。 次に、可決されました意見書の提出先については、議長に一任願いたいと思います。これに御異議ございませんか。     〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(杉木勉君) 異議なしと認めます。 よって、議長において処理することと決しました。 △各常任委員会及び議会運営委員会の閉会中継続調査 ○議長(杉木勉君) 次に、日程第8に入り、各常任委員長及び議会運営委員長からそれぞれ閉会中の継続審査の申出書が議長の下に提出されております。 お諮りいたします。 各委員会から申出のあった事項につきましては、閉会中も継続して調査することに御異議ございませんか。     〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(杉木勉君) 異議なしと認めます。 よって、閉会中も継続して調査することと決しました。 △閉議・閉会 ○議長(杉木勉君) 以上をもって、今議会の議事は全部終了いたしました。 これをもって本日の会議を閉じ、令和2年第1回七尾市議会定例会を閉会いたします。 御苦労さまでした。 △閉会 午後4時45分...