平成27年 3月
定例会(第1回)
議事日程(第6号)
平成27年3月24日(火曜日)午後2時
開議 日程第1
市長提出議案第2号ないし第60号(
委員長報告・
質疑・
討論・
採決)
日程第2
市長提出追加議案第61号及び
同意案第1号(
説明・
質疑・
委員会付託) (
日程追加)
日程第3
市長提出追加議案第61号(
委員長報告・
質疑・
討論・
採決)
日程第4
市長提出追加同意案第1号(即決)
日程第5
議会議案第1号(
説明・
質疑・
討論・
採決)
日程第6
議会議案第2号(
説明・
質疑・
討論・
採決)
日程第7
議会議案第3号(
説明・
質疑・
討論・
採決)
日程第8
議会議案第4号(
説明・
質疑・
討論・
採決) (
日程追加)
日程第9
議会議案第5号(
説明・
質疑・
討論・
採決)
日程第10 各
常任委員会及び
議会運営委員会の閉会中
継続調査本日の
会議に付した事件
議事日程のとおり
出席議員(22名) 1番
高橋正浩君 2番
山崎智之君 3番
山添和良君 4番
佐藤喜典君 5番
木下敬夫君 6番
岡部俊行君 7番
礒貝和典君 8番
久保吉彦君 9番 杉木 勉君 10番
荒川一義君 11番
松本精一君 12番
伊藤厚子君 13番
垣内武司君 14番 永崎 陽君 15番
大林吉正君 16番
石川邦彦君 17番 桂
撤男君 18番 高僧 弘君 19番
中西庸介君 20番
今田勇雄君 21番
杉本忠一君 22番
木下孝輝君
欠席議員(
なし)
△
開議 午後2時00分
△
開議
○
議長(
桂撤男君) これより本日の
会議を開きます。
△
議事日程の
報告
○
議長(
桂撤男君) 本日の
会議の
議事日程は、お
手元に
配付の
議事日程表のとおりであります。
△
市長提出議案第2号ないし第60号(
委員長報告・
質疑・
討論・
採決)
○
議長(
桂撤男君) これより
日程第1に入り、
市長提出議案第2号ないし第60号を一括して
議題といたします。 以上の
案件につきましては、各
常任委員長から
委員会審査報告書が
議長のもとに
提出されております。 これより以上の
案件に対する
委員長報告を行います。
総務企画常任委員長、
山崎智之君。 〔
総務企画常任委員長(
山崎智之君)
登壇〕
◆
総務企画常任委員長(
山崎智之君)
総務企画常任委員会に
付託を受けました
議案20件について、
審査結果を
報告いたします。 慎重に
審査をいたしましたところ、
議案第2号
平成27年度
一般会計予算をはじめ、
議案第23号、28号、第29号、以上の
議案4件は
賛成多数で、その他の
議案16件は
全会一致で、いずれも
原案のとおり可決すべきものと決しました。
付託を受けました経緯については以上でありますが、意見を申し添えます。
特別会計の
整理統合を進めていく上で、
西岸財産区の今後のあり方については、
地域関係者との協議を踏まえた結論を求めます。 また、
マイナンバー制度に関しては、現状、
市民に対する周知が不足していることは否めません。
制度実施に向け、より一層周知に努めていただき、本
制度に対する
理解が深まるよう、必要な
取り組みを求めます。 以上、
総務企画常任委員会の
報告といたします。
○
議長(
桂撤男君)
教育民生常任委員長、
山添和良君。 〔
教育民生常任委員長(
山添和良君)
登壇〕
◆
教育民生常任委員長(
山添和良君)
教育民生常任委員会に
付託を受けました
議案22件につきまして、
審査結果を
報告いたします。 慎重に
審査をいたしましたところ、お
手元に
配付の
委員会審査報告書のとおり、
全会一致をもって、
原案どおり可決すべきものと決しました。 なお、
審査の過程において
要望等がありましたので、読み上げさせていただきます。
出産祝金支給事業費、これにつきましては、これまでの本
常任委員会での提案、これに対し真摯に努力をしていただいた結果の増額であると評価をしております。ただ、
少子化対策、このことについてはまだまだ不十分であるというふうに言わざるを得ません。 この
支給事業は、
祝金としての
取り組みにとどまらず、若い世代の
保護者に対しては、
子育て支援の大きな後押しとなるべき
事業であろうというふうに思います。 今後、第2子、第3子に対して
祝金の増額をすることで、子育てしやすいまち
七尾、この
魅力アップの一つにぜひとも加えていただきたい。 このことを申し上げ、
教育民生常任委員会の
報告といたします。
○
議長(
桂撤男君)
産業建設常任委員長、
木下敬夫君。 〔
産業建設常任委員長(
木下敬夫君)
登壇〕
◆
産業建設常任委員長(
木下敬夫君)
産業建設常任委員会に
付託を受けました
議案21件について御
報告をいたします。 慎重に
審査をいたしました結果、お
手元に
配付の
委員会審査報告書のとおり、
全会一致をもって、いずれの
議案も
原案のとおり可決すべきものと決しました。 なお、
審査の過程において要望があった事項について申し上げます。 先般、国が決定したまち・ひと・し
ごと創生総合戦略では、
地方の自主的な
取り組みを
財政面から後押しする
自由度の高い
交付金が盛り込まれ、当市においても多くの
予算が配分されています。中でも、
地域消費喚起・
生活支援型の
予算として、地元の
消費拡大につながる
プレミアム付き商品券及び
プレミアム付き旅行券の発行は、
市民にとってとても
注目度の高い
事業だと思います。ほかにも
定住促進や
創業支援、
観光誘客などに向けた
予算もあり、
事業の実施に当たっては、十分な対応の上、速やかに
予算執行を行うよう強く要望いたします。 また、先般、多くの
市民が首を長くして待ち望んでおりました
能越自動車道七尾氷見道路が開通して、
交通アクセスが飛躍的に充実したところであります。しかし、
七尾インターから
田鶴浜区間については、現在のところ見通しが立っていないということであります。一日も早く
七尾・
田鶴浜間がつながることで、物流をはじめ
観光面などにおいても重要な役割を果たす道路となりますので、
早期着工が実現するよう、積極的に
要望活動を行っていただきますよう要望いたします。 以上、
産業建設常任委員会からの
報告といたします。
○
議長(
桂撤男君)
委員長報告を終わります。 これより各
委員長報告に対する
質疑に入ります。
質疑の方はありませんか。 〔「
なし」と言う者あり〕
○
議長(
桂撤男君) なければ、
質疑は終結いたします。 これより
討論に入ります。
討論の通告がありますので、発言を許可します。 7番、
礒貝和典君。 〔7番(
礒貝和典君)
登壇〕
◆7番(
礒貝和典君)
日本共産党の
礒貝和典です。 第1回
定例会に提案されました
議案のうち、
議案第2号、4号、6号、23号、28号、29号、39号に対し
討論を行います。
議案第2号
一般会計予算では、
安倍政権は、
アベノミクスと言われる三本の矢、そして
消費税増税が
国民生活を疲弊させたことをみずから認めた、政府の26年度3月
補正予算で、
プレミアム付き商品券事業が全国の
自治体で実施されますが、
自治体独自の
支援策も求められています。
地域経済の現状や課題に関する内閣府の
報告書、
地域の経済2014、1月27日発表によると、
子育て支援の拡充が、
地方の人口をふやす重要な要因になっていると
報告しています。 県内の
自治体でも、
子育て支援を強化する流れが大きくなっていますが、新年度の
予算では少しも改善が見られません。通院では、小学生と中学生だけに
自己負担1,000円の
負担がそのままです。この
自己負担を廃止するための
予算規模は、わずか1,020万円です。また、一旦窓口で
医療費を支払い、後に償還払いする今の
制度を廃止し、
窓口無料化することで、
国庫負担金の削減が280万円とのことです。子供の
医療費では、
自己負担の廃止及び
窓口無料化に必要な
予算は合計1,300万円です。
人口減少、若い世代への
子育て支援を強化するためにも、子供の
医療費窓口無料化制度を一日も早く実施すべきです。また、
高校卒業まで
対象年齢を拡大するための
予算は840万円です。あわせて
対象年齢の拡大をすべきです。 以上の
理由から、この
議案には反対します。 さらには、
議案第4号
国民健康保険特別会計では、26年度に
国民健康保険税の
引き上げが行われました。その
理由として、25年度には
国保基金が2億6,100万円を取り崩すため、不測の事態に備え、
国保基金を一定額確保するためとのことでした。しかし現実は、この基金取り崩しが必要なく、全額26年度に繰り越される結果となりました。
国保税の
値上げの必要がないのですから、
国保税の
引き下げをするべきです。 以上の
理由から、この
議案には反対します。
議案第6号及び
議案39号、
国民健康保険特別会計及び
国民健康保険料では、第6期の
介護保険料を
月額310円、年額3,720円
値上げするものです。25年度までの
準備基金全額2億5,673万円を取り崩しても
値上げは必要とのことですが、第1号被
保険者は、年金の
引き下げと
消費税増税により生活がますます困難になっています。
厚労省も
一般会計からの
繰り入れを認めており、
一般会計からの
繰り入れを行い、
引き下げを中止すべきです。 以上の
理由から、この2つの
議案には反対します。
議案第23号
政務活動費では、
議員の
政務活動費を
月額2万円から1万円
値上げし、
月額3万円にするとのことです。
兵庫県議会でも
金沢市議会でも問題になり報道がされ、
市民の中に
議員の
政務活動に対する厳しい目が向けられています。幸い、
七尾市議会での
政務活動費に
不正支出はありませんが、この1万円の
値上げは、
市民の暮らしを考えたとき、とても
理解が得られることとは思えません。 以上の
理由から、この
議案には反対します。
議案第28号 職務に専念する義務の特例では、昨年6月に
地方教育行政の組織と
運営に関する法律、
地方教育行政法が改悪されました。
教育長と
教育委員とで
教育委員会を構成するが、
教育長そのものは
一般職から
特別職となります。
教育委員長がいなくなり、その権限は新
教育長に吸収され、大阪府で起こったように、
教育委員たちが
教育長を罷免できる権限がなくなります。 以上の
理由から、この
議案には反対します。 最後に、
議案第29号
議員の
報酬では、
七尾市
特別報酬等審議会は、
市会議員の
報酬を合併当時の旧
七尾市の
議員報酬月額まで
引き上げることが妥当だとし、
市長に答申しました。答申では、
議長は2万8,000円
引き上げ月額53万7,000円、
引き上げ率5.5%、副
議長は2万2,000円
引き上げ月額42万8,000円、
引き上げ率5.42%、
議員は2万
引き上げ月額40万1,000円、
引き上げ率5.25%にし、改定時期は4月1日です。
理由として、
議会運営の改善や
議員定数の
適正化が進んでいること、市の財政が
危機的状況を脱し、
市長や職員の給与が回復していることを挙げています。 確かに
議員定数は4名削減され18名の定員になりますが、4名削減されるのは次回の
市会議員選挙からで、現在は22名のままですし、
アベノミクスと言われる三本の矢、そして
消費税増税が
市民生活を疲弊させたままでの
引き上げであり、到底、
市民からの
理解を得ることはできません。 以上の
理由からこの
議案にも反対して、
討論を終わります。
○
議長(
桂撤男君) 以上で通告による
討論は全部終了しました。
討論は終結いたします。 これより
議案の
採決に入ります。
採決は分けて行います。 まずはじめに、
議案第2号
平成27年度
七尾市
一般会計予算を
採決いたします。 この
採決は
起立により行います。 この
案件に対する各
委員長報告は
原案可決であります。
議案第2号を
原案のとおり可決することに
賛成の
諸君の
起立を求めます。 〔
賛成者起立〕
○
議長(
桂撤男君)
起立多数。 よって、
議案第2号は
原案のとおり可決することに決しました。 次に、
議案第3号
平成27年度
七尾市
ケーブルテレビ事業特別会計予算を
採決いたします。 この
案件に対する
委員長報告は
原案可決であります。 お諮りいたします。
議案第3号を
原案のとおり可決することに御
異議ございませんか。 〔「
異議なし」と言う者あり〕
○
議長(
桂撤男君)
異議なしと認めます。 よって、
議案第3号は
原案のとおり可決することに決しました。 次に、
議案第4号
平成27年度
七尾市
国民健康保険特別会計予算を
採決いたします。 この
採決は
起立により行います。 この
案件に対する各
委員長報告は
原案可決であります。
議案第4号を
原案のとおり可決することに
賛成の
諸君の
起立を求めます。 〔
賛成者起立〕
○
議長(
桂撤男君)
起立多数。 よって、
議案第4号は
原案のとおり可決することに決しました。 次に、
議案第5号
平成27年度
七尾市
後期高齢者医療保険特別会計予算を
採決いたします。 この
案件に対する各
委員長報告は
原案可決であります。 お諮りいたします。
議案第5号を
原案のとおり可決することに御
異議ございませんか。 〔「
異議なし」と言う者あり〕