○議長(
中西博君) ほかに質疑の方はいませんか。 〔「なし」と言う者あり〕
○議長(
中西博君) なければ、質問は終結いたします。 ただいま議題となっております
議会議案第7号及び同第9号は、
総務常任委員会に付託いたします。
△
市長提出議案第64号ないし第81号及び
報告第24
号並びに
継続請願第4号(
委員長報告・質疑・討論・採決)
○議長(
中西博君) 日程第3に入り、
市長提出議案第64号ないし第81号及び
報告第24
号並びに
継続請願第4号を一括して議題といたします。 以上の案件の
委員会における
審査の過程及び結果について、各
委員長の
報告を求めます。
総務常任委員長、
奥山隆男君。 〔
総務常任委員長(
奥山隆男君)登壇〕
◆
総務常任委員長(
奥山隆男君)
総務常任委員会に付託を受けました
議案4件、
報告3件について
審査をいたしました結果を
報告申し上げます。
審査の結果につきましては、お手元の
委員会審査結果のとおりであり、
全会一致でいずれも原案どおり可決すべきものと決した次第であります。 なお、
審査の過程において、
公共事業請負工事の発注に際しては、長引く
景気停滞による業界の
受注高減少を考慮して、
特殊事業等についてはやむを得ないが、できる限り
地元業者の製品あるいは発注に御指導いただけますよう意見があったことを申し添えておきます。 以上、
総務常任委員会の
報告といたします。
○議長(
中西博君)
教育民生常任委員長、
野崎長和君。 〔
教育民生常任委員長(
野崎長和君)登壇〕
◆
教育民生常任委員長(
野崎長和君)
教育民生常任委員会に付託をされました
議案6件に
つて審査をいたしましたので、その経過、結果について御
報告いたします。
議案の
審査結果につきましては、お手元の
委員会審査報告書のとおり、
出席議員の賛成多数をもって原案どおり可決すべきものと決した次第であります。 以上、
教育民生常任委員会の
報告といたします。
○議長(
中西博君)
産業建設常任委員長、
高僧弘君。 〔
産業建設常任委員長(高僧 弘君)登壇〕
◆
産業建設常任委員長(
高僧弘君)
産業建設常任委員会に付託を受けました
議案8件、
報告1件及び
継続請願1件について
審査結果を
報告いたします。 慎重に審議をしました結果、お手元に配付の
委員会報告のとおり、
全会一致をもっていずれも
議案及び
報告書も原案のとおり可決、承認すべきものと決した次第であります。 また、
継続審議となっていた請願は、今後も時間をかけて審議すべきものとして、再び
継続審議といたしました。 なお、審議の過程において指摘、要望があった事項について申し上げます。
株式会社七尾
フラワーパーク、のと蘭ノ国についてでありますが、開園して数年たたないうちに
入場者数が大きく落ち込むなど極めて厳しい経営を強いられており、大変危惧しております。また、
株式会社香島津の
リニューアル工事に係る
融資金の
損失補償についても、
経営基盤の安定が不可欠と考えます。両施設とも経営の安定に向けた万全の方策を講じていただくよう、強く強く要望いたします。 以上、
産業建設常任委員会の
報告といたします。
○議長(
中西博君) 平成13年度
決算審査特別委員長、
古田秀雄君。 〔
決算審査特別委員長(
古田秀雄君)登壇〕
◆
決算審査特別委員長(
古田秀雄君)
決算審査特別委員会の
報告をいたします。
議案第80号及び
議案第81号の
決算認定に係る平成13年度
決算審査特別委員会における
審査の過程並びに結果について御
報告いたします。 9月12日に本
特別委員会を開きまして正副
委員長を互選しました結果、先ほども議長から御
報告がありましたとおり、私が
委員長に、そして
古川孝作さんが副
委員長に選任されました。どうぞよろしく御指導のほどお願いいたします。 なお、付託されました
議案2件につきましては、
地方自治法はもとより
関係法令に従って閉会中も継続して
審査を行う必要があるため、
継続審議と決した次第でございます。 以上、平成13年度
決算審査特別委員会の
報告といたします。
○議長(
中西博君)
委員長報告を終わります。 これより、各
委員長報告に対する質疑に入ります。 質疑の方はありませんか。 〔「なし」と言う者あり〕
○議長(
中西博君) なければ、質疑は終結いたします。 これより討論に入ります。 討論の方はありませんか。 古川君。 〔10番(
古川孝作君)登壇〕
◆10番(
古川孝作君) 討論に入る前に、
日朝首脳会談について私の見解を一言述べさせていただきたいと思います。 一つは、9月17日に
日朝首脳会談が行われ、その中で
北朝鮮が日本人の拉致を行っていたという重大な事実が明らかになりました。この中で、拉致の
被害者の
生存者4人、
死亡者8人、不明1人の安否が明らかになりました。帰国を果たせず亡くなられた方々とその御家族に心からお悔やみを申し上げます。
拉致事件が明らかにされたことは
真相解明への重要な一歩でありますが、事実が認められただけで済まされるものではありません。
共産党は、拉致という許すことのできない犯罪が行われていたことに対し厳しく抗議するものであります。 さらに、
共産党は、このことが
北朝鮮がかかわる拉致問題のすべてであるのか、また
拉致犯罪を行った
責任者はだれなのか、
拉致被害に遭った方々がどのような扱いを受けたのかなど、真相を全面的に明らかにすることを求めて今後活動していきたいと考えております。 また、
責任者の厳正な処罰、
被害者への謝罪と補償が行われるよう、これも今後訴えていきたいと考えております。 それでは、2002年第3回9月
定例議会最終日に当たり、討論をさせていただきます。 今議会に提案された
議案は19件、
報告7件であります。私はこのうち、
議案第69号そして第72号の2件に反対し、外17件、そして
報告7件に賛成するものであります。 以下、その内容について簡単に説明させていただきます。
議案第69号 平成14年度七尾市
介護保険特別会計補正予算について反対するものであります。 この
議案は、来年度から
介護保険の
見直しのための
調査費用が計上されております。
見直しと言うと聞こえはいいわけですけれども、内容は
一般質問の答弁にありましたが、現在の
介護保険料の2割ないし3割の
値上げを考えているというわけであります。これはもう大変なことだと思っております。 今でさえ
保険料が高い、
利用料が高いと悲鳴を上げております。今後、
医療費も上がります。負担が重くなるばかりであります。七尾市はこれまで
介護保険の運営は黒字であると思っております。それでも
値上げというのは納得できません。過大な見込みをしているんじゃないかと。
値上げをしないでくださるよう強く要請します。
介護保険について、低
所得者の
保険料の減免、サービスの
利用料の減免についてもぜひ検討して実施していただきたいと思います。 また、 100歳以上のお年寄りにまで
介護保険料を払わせるのは、いかにも酷ではないでしょうか。こうした方々の減免についても考えていただきたいと思います。
介護保険について、国の
補助金をふやすよう政府に対して粘り強く要望していただきたいと思います。 この件について、私たちは9月下旬に
政府交渉を行います。七尾市においてもぜひ実施してくださるようお願いします。 また、
在宅寝たきり老人介護手当を平成16年度から廃止すると答弁がありましたが、絶対にそういう冷たいことをしないでいただきたい。強く要望しておきたいと思います。 以上の立場から、
議案第69号に反対するものであります。
議案第72号 七尾市
国民健康保険条例の一部を改正する条例について反対します。 この
議案は、10月1日からほんの一部を除いて70歳以上の
高齢者の
医療費が大幅に引き上げられます。今でも病院に行くのに1万円札を持っていかねば
医者代が払えるかどうか不安なのに、今後ますます大変なことになり、病気になっても病院へ行けないようになり、重症化してもっと
医療費がかかるという悪循環になると思います。 私
たち共産党は、国会においてもこの引き上げに反対してきました。政府は
医療費の財政は赤字と言いますが、国の
医療費の
負担割合は1984年代には5割補助をしておりましたが、1995年には36%まで減らしております。赤字の多くは国の
補助金を減らしたからであります。この点もぜひ考えていただきたいと思います。 七尾市としても、国、政府に対して粘り強い要望を行い、国の
補助率をもとに戻すよう運動を進めてもらいたいと思います。 以上の立場から、
議案第72号に反対するわけであります。
○議長(
中西博君) ほかに討論の方はありませんか。 〔「なし」と言う者あり〕
○議長(
中西博君) なければ、討論は終結いたします。 これより
議案の採決に入ります。 採決は分けて行います。 まず最初に、
議案第69号及び第72号、以上2件を一括して採決します。 この採決は、起立により行います。 以上の案件における
委員長報告は、いずれも
原案可決であります。
議案第69号及び第72号を
委員長報告のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔
賛成者起立〕
○議長(
中西博君) 起立多数。 よって、以上の案件は原案のとおり可決されました。 次に、
議案第64号ないし第68号、第70号、第71号、第73号ないし第81号及び
報告第24
号並びに
継続請願第4号、以上
議案16件、
報告1件、
継続請願1件を一括して採決します。 以上の案件における各
委員長報告は、
議案第80号及び第81
号並びに
継続請願第4号は
継続審議、その他の
議案議案14件は原案のとおり可決、
報告1件は承認であります。 お諮りいたします。 以上の案件を
委員長報告のとおり決することに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と言う者あり〕
○議長(
中西博君) 異議なしと認めます。 よって、以上の案件は
委員長報告のとおり可決、承認、
継続審議と決しました。
△
市長提出追加議案第82号ないし第85号及び
同意案第4号、同5号(説明・
議案第82号ないし第85号の質疑・
委員会付託)
○議長(
中西博君) 次に、日程第4に入り、本日市長より
追加提出があった
議案第82号ないし85号及び
同意案第4号、第5号を一括して議題といたします。 以上の
議案に対する説明を求めます。
武元市長。 〔市長(武元文平君)登壇〕
◎市長(武元文平君) 本日、
追加提案をお願いするに当たり、そのあらましについて御説明申し上げます。
議案第82号は平成14年度七尾市
一般会計補正予算(第3号)でありますが、
七尾美術館の
所蔵品として
長谷川等伯の「
故事人物図(睡仙図)」を購入いたしたく、その購入に要する費用を計上するものであります。
議案第83号は七尾市老人の
医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例についてでありますが、
健康保険法等の一部を改正する法律により
老人保険法が改正されることに伴い、69歳
医療費助成制度の改正に伴うものであります。
議案第84号は
市営土地改良事業の施行についてでありますが、大野木町において
基盤整備促進事業を施行するものであります。
議案第85号は
公有水面埋立諮問についてでありますが、本市が
漁港施設用地及び漁村再
開発施設用地として庵町地先の
公有水面を埋め立てるに際し、
石川県知事から諮問がありましたので、
公有水面埋立法の規定により議決をお願いするものであります。
同意案第4号は
任期満了に伴う
教育委員会委員の任命についてでありますが、
議案の方を
適任者と考え任命したいので、御同意をお願いするものであります。
同意案第5号は
任期満了に伴う
固定資産評価審査委員会委員の選任についてでありますが、
議案の方を
適任者と考え任命したいので、御同意をお願いするものであります。 以上で
議案の説明を終わりますが、何とぞ適切な御決議を賜りますようお願い申し上げます。
○議長(
中西博君)
提案理由の説明を終わります。 お諮りいたします。 ただいま
議案となっております
同意案第4号及び第5号は、人事に関することでありますので、この際、質疑及び討論は省略したいと思います。 これに御異議はございませんか。 〔「異議あり」と言う者あり〕
○議長(
中西博君) 挙手を願います。
奥山隆男君。 〔19番(
奥山隆男君)登壇〕
◆19番(
奥山隆男君)
同意案第4号
教育委員の任命について、
公室長に二、三点についてお伺いしたいと思います。 一つは、
教育委員は現在5人おいでるんですけれども、学校の
教員上がりが現在2人でございます。もう一人、池岡さんについては
教員上がりでありまして、5人のうち3人が
学校教師上がりということになりますので、
武元市長がつい先日も決意を述べられたとおり、民間の活力、知恵を拝借したいということに反するのではないかと思います。その辺を
公室長は市長に説得されたのかどうか。 それから、この人は年齢的にも69歳ですけれども、
大変教育環境の厳しい現在の中で、69歳で学校の教員、生徒、父兄の指導をできるのかどうか。その辺も考慮に入れているのかどうか、
公室長にもお伺いしたいと思います。 また、この方は、
武元市長の選対の
最高責任者でございます。
武元市長がいつもおっしゃられるとおり、
民間活力、知恵を拝借したいということに
相当意見の落差があるんではないか。この辺を
公室長は側近、市長の知恵袋として市長に御教授したのか抗議したのか、あるいは市長に言われたまま
役人根性丸出しで同意をしたのか、その辺をひとつ的確に御答弁いただきたいと思います。 以上です。
○議長(
中西博君)
越能公室長。 〔
市長公室長(
越能征二君)登壇〕
◎
市長公室長(
越能征二君)
奥山議員に
お答えをいたします。 今ほど
教育委員の任命の関係につきましての件でありますが、3点あったかなと思っております。 この中で、この
委員さんにつきましては
先生上がりだというようなことで、現在の
委員の構成からしてどうなるのかなということであります。もちろんこの件につきましても、
教育委員会としてのこれからの進む道といいますか、そういう中では2点目の69歳という年も含めて、ある面ではそういう議論をしておったわけでございますけれども、今の状況を踏まえたときに、現状ではやはりこの方は健康的にもまだすぐれておるというようなこともあったり、いろんな面からもこの人の重要しておるという中では
適任者というふうに考えておるところでございます。 また、
後援会の幹部ということにつきましては私どもも市長には個人的に申し上げておりますが、その点につきましても、本人と話をする中でこれからの立場的なことをきちっとしたいということを聞いておりますし、そういう中で今後きちっとされていくものというふうに考えておりますので、その点で私の答弁とさせていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。
○議長(
中西博君) ほかに質問の方ございませんか。 〔「なし」と言う者あり〕
○議長(
中西博君) 次に、討論の方おいでませんか。 〔「なし」と言う者あり〕
○議長(
中西博君) なしと認めます。 これより
議案第82号ないし第84号に対する質疑に入ります。質疑の方はありませんか。 〔「なし」と言う者あり〕
○議長(
中西博君) なければ、質疑は終結いたします。 次に、ただいま議題となっております
議案4件は、お手元に配付の
委員会付託表のとおり各
常任委員会にそれぞれ付託いたします。 これより
委員会開催のため
暫時休憩をいたします。
△休憩 午後2時35分
△再開 午後3時24分
出席議員(23名) 1番
西田昭二君 2番
伊藤正喜君 3番
荒川一義君 4番
松井千太郎君 5番
伊藤厚子君 6番
大林吉正君 7番 高僧 弘君 8番
野崎長和君 9番
古田秀雄君 10番
古川孝作君 11番
中西庸介君 12番
今田勇雄君 13番
徳田宗憲君 14番 中西 博君 15番
瀧川正美智君 16番
杉本忠一君 17番
木下孝輝君 18番 木下 彬君 19番
奥山隆男君 20番
石倉喜一君 21番
松田清良君 22番 仙田 忍君 23番 半座六弘君
欠席議員(なし)
△再開
○議長(
中西博君) これより会議を再開し、休憩前の議事を続けます。
△
市長提出追加議案第82号ないし第85号及び
議会議案第7号、同第9号(
委員長報告・質疑・討論・採決)
○議長(
中西博君) 日程第5に入り、休憩中における
委員会審査の過程並びに結果について
委員長の
報告を求めます。
総務常任委員長、
奥山隆男君。 〔
総務常任委員長(
奥山隆男君)登壇〕
◆
総務常任委員長(
奥山隆男君)
総務委員会に付託を受けました
議会議案第7号及び第9号について
審査をいたしました結果を御
報告申し上げます。
審査の結果につきましては、お手元の
委員会審査結果のとおり、
議会議案第7号につきましては、賛成少数をもって否決すべきものと決しました。
議会議案第9号については、賛成多数をもって原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。 以上、簡単ではありますが、
総務常任委員会の
報告といたします。
○議長(
中西博君)
教育民生常任委員長、
野崎長和君。 〔
教育民生常任委員長(
野崎長和君)登壇〕
◆
教育民生常任委員長(
野崎長和君)
教育民生常任委員会に付託を受けました
議案2件について
審査をいたしました結果を
報告いたします。 お手元に配付の
審査委員会結果
報告書のとおり、
全会一致をもって原案どおり可決すべきものと決した次第であります。 以上、
教育民生常任委員会の
報告といたします。
○議長(
中西博君)
産業建設常任委員長、
高僧弘君。 〔
産業建設常任委員長(高僧 弘君)登壇〕
◆
産業建設常任委員長(
高僧弘君)
産業建設常任委員会に付託を受けました
議案2件の
審査結果について
報告いたします。 慎重に審議をいたしました結果、お手元に配付の
委員会審査結果
報告書のとおり、特に指摘事項もなく、
全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。 以上、
産業建設常任委員会の
報告といたします。
○議長(
中西博君)
委員長報告を終わります。 これより各
委員長報告に対する質疑に入ります。 質疑の方はありませんか。 〔「なし」と言う者あり〕
○議長(
中西博君) なければ、質疑は終結いたします。 これより討論に入ります。 討論の方はありませんか。 古川議員。 〔10番(
古川孝作君)登壇〕
◆10番(
古川孝作君) 質疑も含めてやりますが、まず、一つは
総務常任委員会の議会議員倫理条例の件です。 私が賛成しております7号が否決されておるんですが、その否決の理由がよくわかりません。むしろ私は9号について問題点があるんじゃないかということを討論させていただきます。 まず、今、議員が市の公共事業などの請負契約をしないようにということが市民の強い声であります。その意味で今回、議員の政治倫理条例の制定が行われることは大変いいことだと思います。私
たち議員は市民の厳粛な信託にこたえ、市民全体の
奉仕者として、その人格と倫理の向上に努めることは当然の責務であります。 そこで私が願うのは、いい条例ができても中身が伴わないのでは、仏つくって魂入れずではないかと。絵にかいたもちになってしまうんじゃないかということで訴えるわけです。そのため、私は
議会議案の9号について疑問があるわけです。 まず一つは、公共事業などの請負契約に対する遵守事項の中で、ただし特別な理由があるときは議員が請負契約をやってもいい、いわゆるこの限りではないということがありますが、特別の理由というのがよくわからなくて、この文言はちょっとあいまいな気がするわけです。どういうときのためにこの文言を入れられたのかよくわかりませんし、できましたら
委員長の
報告をお願いできればと思います。 それから2つ目には、
審査請求の手続について議員定数の6分の1以上の連署とありますが、現在、七尾市の議会では定数23名でありますから4名以上という連署が必要ということになります。こういうことをせずに、私たちが出しております7号では、議員2名以上の連署にしてはどうかと。こういうことにすれば、もっと出しやすいということになろうかと思うわけです。 それから3つ目には、この条例あるいは規則は施行の時期を平成15年4月1日から施行するというふうにありますが、こういういいことを何で来年まで延ばすのかということです。来年4月まで延ばすんだったら、もっと十分討議してやれる時間があるんですけども、先ほども慌てて訂正の追加して、そんなばたばたせんでもよかったんじゃないかと思うんです。しかも、職員の倫理条例は延びても12月1日です、14年度の。私たちは10月1日からというふうに施行するべきだと思いますが、せめて12月1日ぐらいに施行するというふうにするべきじゃないかと思うんですね。 そういう3つの理由で、私は本当は質疑のときに言えばよかったんかもわからんけども、そういう意味も含めて、
常任委員会の議決に7号は不適当といいますが、私は逆に7号を適当にして9号を不適当というふうに思います。
○議長(
中西博君) ほかに討論の方はありませんか。 伊藤君。 〔2番(
伊藤正喜君)登壇〕
◆2番(
伊藤正喜君) 私は
議会議案第9号に反対する討論をさせていただきます。 今ほども古川議員の方から反対に対する討論がございました。今ほどのことと多少矛盾するのかもしれませんけども、この第9号
議案を見ておりますと、平成15年4月1日から施行するというふうなことになっております。平成15年4月1日からであれば、きょう提出をされ、きょう議決をする。審議は確かにできるかもしませんけども、私自身は法的な専門家でもありませんので、法的なアドバイスをもらったりですとか検討をするですとか、そういった時間的余裕がなく、現実的にこの条例を詳細に検討する時間がありませんでした。そういったことに対してまず疑義を申し上げますとともに、先ほども
総務委員会で指摘させていただきましたけども、字のところに誤字・脱字等がある、もしくは法的なところで疑義がある。法的な異議については、自己の思いですとかそういったものがあるから必ずしもそれが間違いではないという御指摘もありましたけども、私自身は何カ所かの疑義がある点があると思われます。 先ほどの古川議員と重なる部分については割愛させていただきますけれども、古川議員の3点に加えて第4条の2行目、「これらの者が支配力を持つと思われる企業、そういう企業について請負契約をしない」そういうふうに規定されておりますけども、「支配力を持つと思われる」、この文言にあいまいさがあり、必ずしもその企業がどういった企業に当たるか、そういったところで今後運用にさまざまな矛盾が生じる、もしくは運用しにくくなる、そういった事態が生ずるのではないか。そういうふうな疑義を持っております。 私は、自分自身でも第7号の提案者として市議会議員政治倫理条例を出しました。市議会議員に対する政治倫理については高度のものを求める、そういうふうに思っておりますので、政治倫理条例自身に反対するわけではなく、第9条における提案されたこの条例について多少の疑義があるということで反対させていただきます。 以上で私の反対討論を終わらせていただきます。
○議長(
中西博君) ほかに討論の方はありませんか。 〔「なし」と言う者あり〕
○議長(
中西博君) なければ、討論は終結いたします。 これより採決に入ります。 まず最初に、
市長提出追加議案第82号ないし第85号、以上4件を一括して採決します。 以上の案件に対する各
委員長報告は、いずれも
原案可決であります。 お諮りいたします。 以上の案件を
委員長報告のとおり決することに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と言う者あり〕
○議長(
中西博君) 異議なしと認めます。 よって、以上の案件は
委員長報告のとおり可決しました。 次に、
伊藤正喜君外1名提出の
議会議案第7号を採決します。 この採決は、起立により行います。 本案に対する
委員長報告は、否決であります。 したがって、原案について採決します。 本案を原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔
賛成者起立〕
○議長(
中西博君) 起立少数。 したがって、
議会議案第7号は否決されました。 次に、
野崎長和君外14名提出の
議会議案第9号を採決します。 この採決は、起立により行います。 本案に対する
委員長報告は、
原案可決であります。 本案を
委員長報告のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔
賛成者起立〕
○議長(
中西博君) 起立多数であります。 よって、
議会議案第9号は可決されました。
△
市長提出追加同意案第4号、同第5号(即決)
○議長(
中西博君) 次に、日程第6に入り、
同意案第4号、第5号の採決を行います。 まず、
同意案第4号を採決します。 この採決は、起立により行います。 本案に同意することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔
賛成者起立〕
○議長(
中西博君) 起立多数。 よって、
同意案第4号は同意することに決しました。 次に、
同意案第5号を採決します。 この採決は、起立により行います。 本案に同意することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔
賛成者起立〕
○議長(
中西博君) 起立総員。 よって、
同意案第5号は同意することに決しました。
△
議会議案第10号(説明・即決)
○議長(
中西博君) 次に、日程第7に入り、
木下孝輝君外5名提出の
議会議案第10号を議題といたします。 提案者の説明を求めます。
木下孝輝君。 〔17番(
木下孝輝君)登壇〕
◆17番(
木下孝輝君)
議会議案第10号の提案をさせていただきます。 夕暮れ時における早目の点灯、雨天・曇天時の点灯決議。上記の
議案を別紙のとおり、議会規則第14号の規定により提出をいたします。 夕暮れ時における早目の点灯、雨天・曇天時の点灯決議。 悲惨な交通事故を防止し、安全で住みよいまちをつくることは、私たち七尾市民のすべての願いであります。 交通事故が多発し、多くの尊い人命が奪われている現状をかんがみると、道路を利用する一人ひとりが「交通事故は、最も身近な危険」であることを深く認識し、自ら安全な交通行動に努めることが重要であります。 特に夕暮れ時あるいは雨天・曇天時に交通事故が多発している状況の中で早い時期に前照灯を点灯して、自車の存在を歩行者や他車に知らせることは、自らを守る基本的な交通マナーであるとともに、交通事故防止に大きな効果をもたらすものであります。 こうしたことから、本市議会は、七尾市民とともに交通事故を防止する基本行動として「夕暮れ時における早めの点灯、雨天、曇天時の点灯の徹底」を期するものであります。 以上、決議するものであります。 議員の皆さんの賛同をお願いいたします。
○議長(
中西博君) 説明を終わります。 お諮りいたします。 本案は事理明白につき、この際即決いたしたいと思います。 これに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と言う者あり〕
○議長(
中西博君) 異議なしと認めます。 よって、本案は即決することに決しました。 これより
議会議案第10号を採決します。 お諮りいたします。 本案を可決することに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と言う者あり〕
○議長(
中西博君) 異議なしと認めます。 よって、本案は可決されました。
△
議会議案第11号(説明・討論・採決)
○議長(
中西博君) 次に、日程第8に入り、
石倉喜一君外5名提出の
議会議案第11号を議題といたします。 提案者の説明を求めます。
石倉喜一君。 〔20番(
石倉喜一君)登壇〕
◆20番(
石倉喜一君)
議会議案第11号 地方税源の充実確保に関する意見書でありますが既に皆様方に御案内をされておりますように、案文の中身については既に皆様方におかれましては精査、吟味されておると思いますので、この案文の趣旨を御理解していただきまして御賛同いただきますようお願いを申し上げまして、
議会議案にかえさせていただきます。よろしくお願いをいたします。
○議長(
中西博君) 説明を終わります。 お諮りいたします。 本案は事理明白につき、この際即決いたしたいと思います。 これに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と言う者あり〕 〔「異議あり」と言う者あり〕
○議長(
中西博君) よって、本案は即決することに決しました。 これより
議会議案第11号を採決します。 お諮りいたします。 本案を採決することに…… 〔「ちょっと討論をさせてください」と言う者あり〕
○議長(
中西博君) 討論を認めます。 古川議員。 〔10番(
古川孝作君)登壇〕
◆10番(
古川孝作君) ちょっといろいろ不手際があって申しわけありません。この意見書について議論する場をちょっと失いまして、本番に質問というか討論することになりました。御容赦願いたいと思います。 反対する理由の一つは、地方税源の問題で固定資産税の問題が書かれております。1番に「平成15年度の固定資産の評価替えに際しては、現行水準を堅持するなど、その税収の安定的確保が図られるようにすること。」というふうにありますが、今、固定資産税について市民が困っておるのは、高い、払えないというのが固定資産税に対する市民の声です。そんな意味で、私は固定資産税の評価替えで引き上げしないように、そして、高いとかあるいは払えないという声にこたえて引き下げるようなことをぜひやっていただきたいと。このままだと引き上げになるというふうに思います。 それから、2つ目には「法人事業税へ外形標準課税を導入すること。」というふうにありますけれども、これに対する考え方はいろいろありまして、ここに統一するようなことはなかなかできないというふうに思うんです。というのは、事業を行っておる人は外形標準課税をすると赤字経営でも税金を払わなきゃならないということになるわけですよ。そういう意味で、税金は所得のあった人、収入のあった人から払っていくというこれまでの課税方式が崩れていくということになりかねません。 そういう意味で、この2つの理由で、この意見書を出すにはもう少し皆さんの意見をまとめてもらいたいというふうに思います。
○議長(
中西博君) これより
議会議案第11号を採決します。 お諮りいたします。 この採決は、起立により採決します。 本案に賛成の方は起立願います。 〔
賛成者起立〕
○議長(
中西博君) 起立多数。 よって、本案は可決されました。
△
議会議案第12号(説明・即決)
○議長(
中西博君) 次に、日程第9に入り、
古田秀雄君外5名提出の
議会議案第12号を議題といたします。 提案者の説明を求めます。
古田秀雄君。 〔9番(
古田秀雄君)登壇〕
◆9番(
古田秀雄君)
議会議案第12号 教育予算の充実を求める意見書。案文を読み上げて提案にかえさせていただきます。 教育改革は、教育を福祉と並ぶ社会の中心課題に据えて、広く国民合意を形成しながら進められてきました。しかし、平成14年度教育予算の国家予算に占める割合は 8.1%と低いところにとどまっております。 教科書無償制度は、憲法・教育基本法で保障された義務教育の機会均等の精神に基づくものであり、引き続き同制度が堅持されることを求めるものです。 日本の公教育制度の中で私学が果たしている役割は大きく、大学では学生数の8割が私立大学に在学、また私立高校は全高校数の24%を占め、生徒数は約 131万人(全高校生の約3割)になっています。今年度、若干の増額があったものの、引き続きさらなる確保に努められるよう要望いたします。 「いじめ・不登校」「高校中退」「中学校における新しい荒れ」「学級崩壊」といった山積する教育課題を克服し、教育改革を進めるためには子ども・保護者・教職員が相互に信頼で結ばれ、子ども一人ひとりの個性を尊重する豊かな教育が必要です。そのためには教職員の意識改革とともに40人学級を改め、欧米並みの30人以下学級等少人数学級を視点にすえた学級規模の縮小と多様な授業形態が行える教職員の配置が求められます。 「教育は未来への先行投資」といわれます。子どもたちの笑顔があふれる21世紀の希望ある学校の創造にむけ、平成15年度の予算概算要求にあたり、以下の項目を中心とする教育予算の充実を強く要望いたします。 以上、
地方自治法第99条の規定により、意見書を提出します。皆さんの御同意をお願いいたします。
○議長(
中西博君) 説明を終わります。 お諮りいたします。 本案は事理明白につき、この際即決いたしたいと思います。 これに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と言う者あり〕
○議長(
中西博君) 異議なしと認めます。 よって、本案は即決することに決しました。 これより
議会議案第12号を採決します。 お諮りいたします。 本案を可決することに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と言う者あり〕
○議長(
中西博君) 異議なしと認めます。 よって、本案は可決されました。
△
議会議案第13号(説明・即決)
○議長(
中西博君) 次に、日程第10に入り、
古田秀雄君外5名提出の
議会議案第13号を議題といたします。 提案者の説明を求めます。
古田秀雄君。 〔9番(
古田秀雄君)登壇〕
◆9番(
古田秀雄君)
議会議案第13号 安全で快適な学校を目指し施設改善を求める意見書を、案文を読み上げて提案させていただきます。 学校施設は児童・生徒の大切な学び屋であるとともに、地震等の不測の事態の際の住民の避難所等にも指定されているなど、地域の貴重な防災拠点にもなっている。 阪神淡路大震災においては、建設基準法の耐震基準が強化された1981年以前に建てられた建築物の被害が目立ち、文部科学省が今年7月末にまとめた「公立小中学校施設の耐震改修状況調査結果」(約13万3千棟)によると、全体の約66%(約8万8千棟)が1981年以前に建てられたものであり、このうち約70%が耐震診断を行っていないというものであった。また、耐震診断を実施した30%弱のうち、約1万2千棟に耐震性に問題がありとされた。 文部科学省による公立小中学校施設の推定耐震化率は約60%に過ぎず築20年以上施設が全体の約65%を占めるなど老朽化も深刻であり、子どもたちの安全や防災拠点としての安全確保を図るために、耐震化のための補強工事等が求められている。 しかし、一方では国や地方公共団体の財政難から
公立学校施設整備費の減少傾向が続き、10年間では児童・生徒の減少率を上回る大幅減少(-29.2%)が見られている。 文部科学省が各都道府県
教育委員会に公立学校施設の耐震化が進まない理由を聴取した際も、財政上の理由が多くを占めていたところである。子どもたちの安全を図るためにも、学校施設の耐震化は喫緊の課題であり、国としても、そのための立法化をはじめ、その予算確保を最優先するべきであります。 国においては、耐震化対策並に冷暖房施設の整備について必要な対策とそのための予算を最優先して確保すべきであると考えます。 以上、
地方自治法第99条の規定により、意見書を提出します。皆さんの御同意をお願いいたします。
○議長(
中西博君) 説明を終わります。 お諮りいたします。 本案は事理明白につき、この際即決いたしたいと思います。 これに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と言う者あり〕
○議長(
中西博君) 異議なしと認めます。 よって、本案は即決することに決しました。 これより
議会議案第13号を採決します。 お諮りいたします。 本案を可決することに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と言う者あり〕
○議長(
中西博君) 異議なしと認めます。 よって、本案は可決されました。
△
議会議案第14号(説明・即決)
○議長(
中西博君) 次に、日程第11に入り、
徳田宗憲君外5名提出の
議会議案第14号を議題といたします。 提案者の説明を求めます。
徳田宗憲君。 〔13番(
徳田宗憲君)登壇〕
◆13番(
徳田宗憲君)
議会議案第14号を提出させていただきます。
介護保険制度の改革を求める意見書ということなんでありますが、皆さんのお手元に配付してあるとおり熟慮していただきまして、御賛同をいただきたいと思います。
地方自治法第99条の規定により、意見書を提出いたします。皆様、御賛同をお願いします。
○議長(
中西博君) 説明を終わります。 お諮りいたします。 本案は事理明白につき、この際即決いたしたいと思います。 これに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と言う者あり〕
○議長(
中西博君) 異議なしと認めます。 よって、本案は即決することに決しました。 これより
議会議案第14号を採決します。 お諮りいたします。 本案を可決することに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と言う者あり〕
○議長(
中西博君) 異議なしと認めます。 よって、本案は可決されました。
△
議会議案第15号(説明・即決)
○議長(
中西博君) 次に、日程第12に入り、
奥山隆男君外5名提出の
議会議案第15号を議題といたします。 提案者の説明を求めます。
奥山隆男君。 〔19番(
奥山隆男君)登壇〕
◆19番(
奥山隆男君)
議会議案第15号 食品品質表示制度等食品の安全確保を求める意見書でございますが、大変長文にわたっております。既に皆さん方は御精査されておいでると思いますので朗読は省略させていただきます。御賛同のほどよろしくお願い申し上げます。
○議長(
中西博君) 説明を終わります。 お諮りいたします。 本案は事理明白につき、この際即決いたしたいと思います。 これに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と言う者あり〕
○議長(
中西博君) 異議なしと認めます。 よって、本案は即決することに決しました。 これより
議会議案第15号を採決します。 お諮りいたします。 本案を可決することに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と言う者あり〕
○議長(
中西博君) 異議なしと認めます。 よって、本案は可決されました。 次に、ただいま可決されました意見書の提出先については、議長に一任願いたいと思います。 これに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と言う者あり〕
○議長(
中西博君) 異議なしと認めます。 よって、議長において処理することに決しました。
△
議会議案第16号(即決)
○議長(
中西博君) 次に、日程第13に入り、仙田忍君外5名提出の
議会議案第16号を議題といたします。 お諮りいたします。 本案は事理明白につき、この際説明を省略し即決いたしたいと思います。 これに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と言う者あり〕
○議長(
中西博君) 異議なしと認めます。 よって、本案は即決することに決しました。 これより
議会議案第16号を採決します。 お諮りいたします。 本案を可決することに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と言う者あり〕
○議長(
中西博君) 異議なしと認めます。 よって、本案は可決されました。
△
議員派遣について