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平成30年  9月 連携中枢都市圏・都市交通特別委員会-09月20日−01号

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  1. 金沢市議会 2018-09-20
    平成30年  9月 連携中枢都市圏・都市交通特別委員会-09月20日−01号


    取得元: 金沢市議会公式サイト
    最終取得日: 2019-05-22
    平成30年  9月 連携中枢都市圏・都市交通特別委員会 − 09月20日−01号 平成30年  9月 連携中枢都市圏・都市交通特別委員会 − 09月20日−01号 平成30年  9月 連携中枢都市圏・都市交通特別委員会           連携中枢都市圏・都市交通特別委員会記録 1 開会日時     平成30年9月20日(木) 2 開議時間     開会 午前10時〜閉会 午前10時30分 3 場所       第2委員会室 4 出席委員(9名) 山本由起子委員長、前 誠一副委員長            大桑初枝、高  誠、喜多浩一、高岩勝人、            久保洋子、黒沢和規、秋島 太の各委員 5 欠席委員(0名) 6 事務局出席者   八木調査係長、富川主査、梶書記 7 審査事件等    別紙のとおり 8 議事の経過等   以下のとおり  委員長の開議挨拶に引き続き、連携中枢都市圏及び都市交通に関する調査として提言について協議した。その後、次回の委員会開催日時について協議し、閉会した。 (1)連携中枢都市圏及び都市交通に関する調査 ○山本由起子委員長 これまでの活動をもとに、市長に対する提言の取りまとめに入るに当たり、きょうは各位の意見を聞きたいが、何か意見はあるか。 ◆高岩勝人委員 本市の都市交通政策の中で、LRTの議論が活発に行われているが、なぜLRTが必要で、なぜ都市交通について今考えなければいけないかという部分について、都市政策の大きな部分に基づいた考えであることが示されないといけない。視察した宇都宮市では、隣町に工業団地ができ、学校もできて新たなコミュニティーもできたことから、朝晩の交通渋滞がひどくなり、解消には一般道路だけでは解決が難しいので、今後のことを考えるとLRTが必要との結論になったとのことだった。また、富山市は、もともとあった路面電車を利用したとはいえ、人口減少社会を迎え、ばらばらに住んでいては行政サービスが行き届かないことから、LRTの沿線に人を集めることとし、沿線へ移住したら補助金を出し、沿線に商業施設の建設を促すなどなるべく自動車を必要としない都市政策を進めるために、LRTは重要な役割を担っていた。本市も単に都市交通とだけいうのではなく、こうした議論を進めていかなければいけない。現在のLRTの議論は、金沢港から金沢駅、そして野町への路線が示されているが、仮に今、金沢港から金沢駅までLRTを通しても余り乗車されず、成功しなければますます議論が後退すると思っている。一方で、金沢市の発展を考えたときに、従前あったウォーターフロント計画を真剣に考えるべきである。クルーズ船がこれだけ発着しているのだから、クルーズ船の乗客がLRTでまちなかに来ることができれば便利だが、それだけでは乗客確保は難しい。そこで現在、建て直し等を議論している中央卸売市場を農業公園へ移転して、空いた土地に国際会議場や民間で進めているアリーナを設置することで、県庁と合わせて多くの乗客を見込めるのではないかと考えていて、今後、金沢港を中心とした金沢市西側の発展のためにLRTが必要だなどの理由づけが必要ではないか。LRTだけをつけても、市民の理解はなかなか得られないので、都市計画の中で、新交通システムとしてこういうものが必要という結論づけが必要だと個人的には思っている。 ○山本由起子委員長 大変大きな枠組みでの意見だったが、参考人の加藤教授も、公共交通はそれぞれの自治体にあったオーダーメードのものでなければいけないと言っていた意見に通じるものがあると思う。
    ◆喜多浩一委員 今回の視察は、いろいろ学ぶことができ、よい内容だったと思う。高岩委員も言及していたが、金沢市にLRTを導入するとしたとき、金沢市になぜLRTが必要なのかという理由づけや大名目が不足しているのではないか。特に、宇都宮市で聞いた話で、そうした部分を本当に痛感した。大きな枠組みや理由づけが必要だし、進めていくにしろ、やらないにしろ、最後は市長が早急に決断する必要があることを提言書でぜひ言及してほしい。 ◆久保洋子委員 通常は行政の取り組みを見に行く視察が多いが、今回は民間事業者にも視察に行って、いろいろ聞くことができて非常に参考になった。公共交通を進めていくには、民間事業者とのかかわりがとても大切だと感じた。本市でも協議していることは承知しているが、何か物足りないし、弱さがあると感じている。また、一緒になって取り組む姿勢が大事だと感じたので、そうしたことを言及してほしい。 ◆黒沢和規委員 基本的には、高岩委員の意見を十分踏まえていくことになるが、LRTを想定した新交通システムの必要性については、これまで長く議論している。新交通システムは、まちづくりの視点では重要で、富山市はコンパクトシティー、宇都宮市は隣町との関係があったように、金沢市はもともと金沢駅から野町への接続の話から始まっているが、時代の流れとともに、まちづくりのあり方をどうすべきかが議論の根幹となってきており、そうした中で、金沢港から金沢駅、金沢駅から野町という路線が具体的に候補として上がってきていると認識している。しかし、新幹線の開業で人の流れが変わってきたので、その実態に合わせることも必要だし、まちの形態も変わってきており、今後の人口減少、低炭素社会を目指すこと、連携中枢都市圏としての近隣市町との関係を考えたときに、周辺市町との交流や住民の移動が必要になる。そう考えると基本的に、石川線と浅野川線を結ぶ必要性が出てきて、その交通は何がよいのかという話になる。また、市の全体的な交通体系を見たときに、新交通システムを軸とした周辺部の交通となるコミュニティーバスやフィーダーバスも考えないといけない。そうなるとまさしく、まちのあり方を変えないといけないし、それは30年や50年と時間がかかるので、今から進めておかないと対応できないことを忘れてはいけないと思う。市全体の方向性としては、何かしていかないといけないとの思いはあると思うが、議会としては視野を広げてどうあるべきかを提言し、決断を促さないといけない。市長はよく交通は都市の装置だと言っているが、それをまちづくりにどう生かしていくのかを考えなければいけない。投資は大きいが、何もしなければ金沢市や石川県全体の衰退にもつながりかねないし、金沢市で考えると金沢港の話もあるので、その振興のための交通体系は第一前提に入ってこないといけない。大風呂敷を広げた提言になるかもしれないが、前文にでもよいのでしっかりと言及した上で、具体的な提言をしていけばよいと思う。 ◆大桑初枝委員 今回の調査では、いずれの都市も新しい交通政策を進めていたが、そうした中でも、弱者や高齢者のための交通支援をした上で、基幹交通政策を進めていたし、それが大切だと感じた。また、新交通システムの導入に当たっては、現在も市民の間でいろいろな議論があるので、採算性やまちづくりを含めて広く市民参加で検討を進めていくことにも言及してほしい。 ◆秋島太委員 富山市も宇都宮市も、市民生活に直結し、市民利用が大前提だったが、本市ではそれに加えて観光客とのリンクも当然考えていかなければいけない課題だと考えると、大義をどこに持っていくのかをしっかり考えていかなければいけない。都市交通は、まちづくりに大きく関係してくるので、都市計画の中でどういう構想とするかをしっかり考えていかなければいけない。また、基本的に都心部への自動車の乗り入れ制限が必要で、パーク・アンド・ライドは大きな役割を果たしていくと思う。いずれにしても、市長の決断が大きいと思っている。 ◆高誠委員 目先だけでなく、10年後や20年後を考えたいろいろな施策が必要だし、漠然とはやりや目先にとらわれずに大局をもって迅速に進めていってほしい。また、新幹線開業ではひとり勝ちと言われる中、いろいろな波及効果の話を聞いており、一番遠いところでは福井市の観光地の入り込み数がふえたのは新幹線のおかげとの話も聞いているので、新交通を含めてそうした相乗効果につながる施策ができたらよいと感じている。 ◆前誠一副委員長 ほぼ出尽くしている感じがするが、視察で見てきたように、交通事業者との話し合いをもっと進めるべきだと感じた。 ◆黒沢和規委員 交通事業者との話し合いについて言及する意見が多くあったので、躊躇しながら発言するが、私企業である交通事業者は基本的にこうした施策は行いたくないのが現状である。こうした施策は、本来なら事業者がインフラを整備し、運営しないといけないので、大都市なら黒字になるから実施するが、地方は維持できないので特に鉄道事業をやめて、バスに切りかえたがっているし、バス事業も不採算部分はやめていこうとしている。新交通システムを進めるには、そうした中でも理解を求めていくことが必要だが、交通事業者はやりたくないことを前提にやらないとなかなか進まない。  そうした中で、国は上下分離方式を整備し、インフラ整備の費用の2分の1は国、残りは地方自治体が出すようになったので、営業については、交通事業者への委託とするか、地方公共団体の直営にするかという議論になっていくと思う。金沢市でも北陸鉄道とは何度も議論しているが、なかなか進んでいない。そこは、そうしたものを乗り越えて、まちづくりをどうしていくのかを踏まえて議論し、その中で金沢市としてはどうしても進めたいとして北陸鉄道、石川県、経済界に理解を求めていかないといけないが、現状は、本市のまちづくりにそうしたものが果たして必要かという論調なので、経済界や国・県での話が進んでいないと個人としては聞いている。そうしたところをどうしていくかが必要だが、トップの決断がないから話が進まないとも聞いている。今後は、私も含めて自動車が運転できなくなる人がふえるわけで、移動のためには公共交通が必要になるが、公共交通は短い間隔での定時性の確保を踏まえて議論を進めることを強調しておかないと、経済界や国とは話ができない。本来ならもっと以前に進めておくべき部分が進んでいないから、理解が得られていないので、そこをもっと頑張っていくべきと言及してほしい。 ○山本由起子委員長 それでは、ただいまの意見を踏まえて、提言書の正副委員長案を作成する。  今後の流れだが、作成した提言書案は、次回の委員会までに、各位に配付して事前に内容を確認してもらい、文言の追加等の意見については、事務局を通じて依頼してほしい。次回の委員会では、調整後の提言書案を提示し、提言書を決定したい。  また、次回の委員会で、議長への報告と市長への提言を行う日程を調整したいと考えているが、よいか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕  それでは、このように進める。 (2)次回の委員会開催日時  次回は10月24日(水)午時10時に決定。                                  以上...