金沢市議会 > 2017-06-12 >
06月12日-01号

  • 星弘(/)
ツイート シェア
  1. 金沢市議会 2017-06-12
    06月12日-01号


    取得元: 金沢市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-05-05
    平成29年  6月 定例月議会          平成29年6月12日(月曜日)-----------------------------------◯出席議員(38名)     議長  黒沢和規     副議長  下沢広伸     1番  上田雅大      2番  中川俊一     3番  小間井大祐     4番  坂本泰広     5番  松井 隆      6番  熊野盛夫     7番  大桑初枝      8番  広田美代     9番  源野和清      10番  麦田 徹     11番  長坂児      12番  前 誠一     13番  高  誠      14番  喜多浩一     15番  小阪栄進      17番  高岩勝人     18番  野本正人      19番  久保洋子     20番  松村理治      21番  清水邦彦     23番  小林 誠      24番  山本由起子     25番  森 一敏      26番  秋島 太     27番  角野恵美子     28番  宮崎雅人     29番  玉野 道      30番  森尾嘉昭     31番  松井純一      32番  中西利雄     33番  澤飯英樹      34番  安達 前     35番  福田太郎      36番  横越 徹     37番  田中展郎      38番  高村佳伸◯欠席議員(なし)-----------------------------------◯説明のため出席した者 市長        山野之義   副市長       丸口邦雄 副市長       細田大造 教育長       野口    公営企業管理者   桶川秀志 都市政策局長    平嶋正実   総務局長      相川一郎 文化スポーツ局長  嶋浦雄峰   経済局長      吉田康敏 農林水産局長    松倉剛弘   市民局長      鹿間 哲 福祉局長      太田敏明   保健局長      越田理恵 環境局長      佐久間 悟  都市整備局長    木谷弘司 土木局長      磯部康司   危機管理監     中川富喜 会計管理者     石野圭祐   消防局長      小谷正利 市立病院事務局長  西尾昭浩   財政課長      村角薫明-----------------------------------◯職務のため出席した事務局職員 事務局長      宮本博之 担当部長議事調査課長      議事調査課長補佐  三傳敏一           中宗朋之 議事係長      角田章郎   調査係長      山口賢一 主査        八木淳介   主査        喜多泰正 主査        嶋田健治   主査        渡邉泰介 主査        富川朗人   主任        松田宏志 総務課担当課長   九社前俊一  主査        寺畑 聡-----------------------------------◯議事日程(第1号)  平成29年6月12日(月)午前10時開議 日程第1 会期の決定について 日程第2 議案第1号 平成29年度金沢市一般会計補正予算(第1号)      議案第2号 平成29年度金沢市水道事業特別会計補正予算(第1号)      議案第3号 平成29年度金沢市公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)      議案第4号 町の名称の変更に伴う関係条例の整理に関する条例制定について      議案第5号 金沢市職員退職手当支給条例の一部改正について      議案第6号 金沢市税賦課徴収条例の一部改正について      議案第7号 金沢市本社機能立地促進のための金沢市税賦課徴収条例の特例を定める条例の一部改正について      議案第8号 金沢市介護保険法に基づく地域包括支援センター包括的支援事業の実施に関する基準を定める条例の一部改正について      議案第9号 工事請負契約の締結について(建築文化拠点施設建設工事建築工事))      議案第10号 工事請負契約の締結について(緑住宅建設工事第3期(建築工事))      議案第11号 石川県市町村消防賞じゅつ金組合規約の変更について      議案第12号 町及び字の区域並びに町の名称の変更並びに字の区域の廃止について(直江東1丁目ほか)      議案第13号 市道の路線認定について      議案第14号 金沢市の区域内で野々市市長が市道を認定することの承諾について      議案第15号 市道の路線変更について                           (提案理由説明)-----------------------------------◯本日の会議に付した事件  議事日程(第1号)に同じ-----------------------------------     午前10時2分 開会 △開会 ○黒沢和規議長 ただいまから平成29年度定例金沢市議会を開会いたします。~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ △開議 ○黒沢和規議長 本日の出席議員数は、ただいまのところ38名であります。 よって、会議の定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~会議録署名議員の指名 ○黒沢和規議長 今定例月議会における会議録署名議員の指名を行います。 31番  松井純一議員 32番  中西利雄議員 34番  安達 前議員以上、3名の方々を指名いたします。~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ △諸報告 ○黒沢和規議長 次に、今定例月議会までに議長において決定した議員の派遣については、お手元に配付のとおりでありますので、御報告いたしておきます。 また、地方自治法第121条第1項の規定により今定例月議会に説明のため出席を求めた者は、お手元に配付のとおりでありますので、御報告いたしておきます。 なお、上着の着用は御自由に願います。     〔議員の派遣については本号末尾参照〕     〔説明員の氏名は本号末尾参照〕~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ △会期の決定について ○黒沢和規議長 これより、日程第1会期の決定についてを議題といたします。 お諮りいたします。 今定例会の会期は、本日から平成30年3月23日までの285日間といたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○黒沢和規議長 御異議なしと認めます。 よって、今定例会の会期は285日間と決定いたしました。 なお、6月定例月議会会議期間は、本日から6月26日までの15日間といたします。~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~議案上程黒沢和規議長 次に、日程第2議案第1号平成29年度金沢市一般会計補正予算(第1号)ないし議案第15号市道の路線変更について、以上の議案15件を一括して議題といたします。~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~提案理由の説明 ○黒沢和規議長 市長から提案理由の説明を求めます。 山野市長。     〔山野之義市長登壇〕 ◎山野之義市長 本日、ここに各位の御参集をいただき、平成29年度金沢市議会6月定例月議会が開かれますに当たり、市政の概況と提出議案の大要につきまして御説明を申し上げます。 それに先立ち、去る10日、皇太子殿下の御臨席を賜り、「第28回全国みどりの愛護のつどい」が兼六園周辺文化の森において開催されました。全国から公園愛護団体など、関係者約1,500人が会し、広く緑化意識の高揚を図っていくことを確認したところであり、市といたしましても、これを機に、緑化活動のさらなる推進と自然豊かな地域づくりに力を注いでまいりたいと存じます。 さて、世界は今、移民、難民の増加や格差の拡大、地球温暖化など、課題が山積しており、頻発するテロや北朝鮮のたび重なるミサイルの発射などにより、不安や緊張が高まる中で、いわゆるポピュリズムの台頭や、多様性に背を向けると見られる動きが広がりを見せております。しかし、このような動きは、決して究極の解決策にはなりません。こうしたときこそ、安定した国際秩序の構築に向けて、今まで以上に、国際社会がおのおのの国や地域の主体性を発揮しつつ、結束して協力関係を進めていくことが肝要なのではないかと考えます。地方自治体といたしましても、そうした視点に立って、広域的な自治体間の連携はもとより、市民や企業、学術機関など多様な主体と連携しながら、自立度の高い行政を推進することに最大限の意を用いてまいりたいと存じます。 ところで、我が国経済でありますが、先月発表された四半期のGDPが5期連続でプラスになるなど、引き続き回復傾向が続いております。こうした動きをより確実なものとするため、政府は、去る9日、今後の経済財政政策の方向性を示す骨太の方針と、産業競争力人材投資の強化等を柱とする「未来投資戦略」を閣議決定したところであります。これを受けて、本市としても、今回の補正予算に、国庫補助増額決定のあった公共事業費を大幅に追加するとともに、商品の企画、販売やマネジメント能力を持つ人材を育成するための金沢ファッションビジネス塾を先週から開講したほか、県外から意欲と能力のある女性を採用する企業を金沢市女性活躍トップランナー企業として認定することとし、先月末に募集を開始した次第であります。 一方、先月末には、私みずから、八田技師の墓前祭への出席にあわせ、台北市において、現地の旅行社やメディアへの観光プロモーションを行いましたほか、先月末には、イタリアの客船に乗船する機会を得ましたので、運航するコスタ社の日本支社に、クルーズ船の増便を依頼するとともに、韓国・釜山港の港湾公社では、金沢港における取扱貨物の拡大に向けて、協力を要請してまいりました。また、これにあわせ、金沢港周辺地域の活性化にも、民間活力を生かしながら、鋭意取り組んでまいりたいと考えております。 さらに、観光立国ショーケースの一環として、国の多言語翻訳アプリを使った金沢版モデル辞書の構築に取り組んでおりますほか、観光庁とタイアップし、携帯電話の位置情報データを活用した効果的なプロモーションを実施するなど、金沢版DMO機能強化に努めているところであります。 他方、漁業関係者を初め、流通業、飲食業など多様な業界の方々で構成する懇話会を先月立ち上げ、金沢の海の幸の魅力向上策について議論を重ねておりますほか、そのためのマスコットキャラクターのデザイン募集を開始しております。 また、有識者から成る北陸新幹線開業による影響検証会議を先月発足させたところであり、今後、北陸新幹線の開業に伴う効果や顕在化している課題等について検証を進めてまいりたいと存じます。 次いで、都市の発展基盤の整備でありますが、金沢駅西口で進めているインターナショナルブランドホテルの誘致につきましては、過日、オリックス株式会社及びハイアットの代表者とともに、東京で共同会見を開き、ハイアットブランドの初の北陸進出とホテルの概要に関して説明を行ったところであります。引き続き、土壌汚染対策周辺環境の整備を進めるなど、事業者と連携を密にしながら、開業時期に支障を来さないように取り組んでまいりたいと存じます。 また、金沢駅武蔵南地区の再開発事業では、先ごろ、県の認可を受けて再開発組合が設立されましたので、年度末をめどに進められている実施設計や権利変換計画の策定を支援してまいります。 一方、今月中に、今後の道路整備のあり方を検討するための、有識者等から成る委員会を立ち上げたいと考えており、社会情勢の変化を踏まえた新しい道路基本計画の策定を目指すこととしております。 また、外環状道路の整備でありますが、海側幹線の4期区間において、大浦町地内の地盤改良工事を進めておりますほか、国庫補助の追加内示を受けて、大浦高架橋下部工事を前倒しすることといたしました。加えて、山側幹線では、国が神谷内-東長江町間の本年度中の4車線化を目指し、トンネル設備工事舗装工事を進めているところであります。 さらに、新しい交通システムの導入につきましては、検討委員会からの提言を踏まえ、本市の交通実態の把握に向けて、現在、交通量調査公共交通利用動向調査などの準備を進めているところであり、その結果を踏まえ、自動車交通への影響対策公共交通重要路線における利便性の向上策を検討してまいりたいと存じます。 あわせて、北陸新幹線の開業に伴い、都心軸沿線を中心にホテルやマンションが増加していることなどを踏まえ、先般、駐車場の適正配置計画の見直しの検討に着手した次第であります。今後、審議会の御意見もお伺いしながら、作業を進めてまいります。 一方、都市景観の向上を目指し、かねて検討を進めてきた、広坂通り沿いにおける建物の高さ規制について、地元関係者景観審議会の了承が得られましたので、今後、都市計画審議会にお諮りした上で、規制の強化を図ってまいりたいと考えております。 また、略称川筋景観保全条例に基づく、犀川・浅野川かいわい保全区域保全基準についても、景観審議会等で了承が得られましたので、この10月から新たな支援制度の運用を開始し、まちなみの保全に努めてまいります。 加えて、金澤町家を核としたまちなみ形成計画の策定を目指し、モデルケースとなる大野地区において、先月、地元による検討組織が発足した次第であり、今後、住民の方々と連携を図りながら、まちなみの向上策について議論を重ねてまいりたいと存じます。 ところで、文化・スポーツの振興についてでありますが、東京オリンピック等の開催を見据え、かねて誘致活動を進めてきたフランス水泳連盟との間で、今月1日に、事前合宿に係る正式な協定を締結したところであります。引き続き、年内にも予定されるフランス若手水泳選手の合宿の受け入れ準備を進めますとともに、次なるウエートリフティング等合宿誘致や、トップアスリートと市民の文化・スポーツ交流の促進に取り組んでまいりたいと存じます。 加えて、先月30日に、仮称文化スポーツコミッションの設立に向けた委員会を立ち上げた次第であり、今後、組織体制や支援のあり方について検討を進め、イベント等の誘致に係る総合的なコーディネート機能の強化につなげることとしております。 また、これと機を一にして、城北市民運動公園内の金沢プールがオープンいたしましたので、今後、市民に愛される施設となるよう、運営に工夫を凝らしてまいりますとともに、トップレベルの競技大会の誘致に努めてまいりたいと存じます。 なお、過般発生した金沢プールにおける事故についてでありますが、まずは、負傷された生徒の一日も早い回復を願いますとともに、市として、なし得る限りの対応をしてまいりたいと存じます。また、事故の責任は本市にあると認識しており、関係各位におわびを申し上げます。この上は、再発防止に向けた安全対策に、専門機関の指導も仰ぎながら万全を期してまいります。 一方、先般、地元プロバスケットボールチーム金沢武士団上位リーグへの昇格が正式に決定いたしましたので、市民がプロスポーツに親しむ機会を設けるなど、さらなる交流を促してまいりますほか、プロスポーツ選手セカンドキャリアに関する検討委員会を過日立ち上げた次第であり、今後、民間企業の協力を含めた支援のあり方について議論を重ねてまいりたいと存じます。 また、文化面では、国の文化プログラム推進事業に呼応し、国内外との幅広い交流を促進するため、先般、本市の文化プログラム推進本部を開催したところであり、今後、東アジア文化都市金沢国際北陸工芸サミットの開催など、多彩なイベント等の実施に向けた準備を本格化してまいります。 加えて、来月には、本町地内において、年度内の完成を目指し、西外惣構跡升形復元整備に着手いたしますほか、平成31年夏に予定している建築文化拠点施設のオープンに向けて、今回、建設工事に係る請負契約議案をお諮りした次第であり、谷口氏から寄附を受けた貴重な建築資料の活用方策や展示のあり方についても、あわせて検討を進めていくこととしております。 さて、少子高齢化が急速に進む中で、誰もが幸せに暮らせる福祉・健康社会の実現が求められております。先般、新たな地域福祉計画の策定に向けて、委員会を立ち上げた次第であり、生活困窮者社会的孤立者の増などの社会動向を踏まえ、地域コミュニティーを主体とする今後の地域福祉の方向性について、年度内をめどに取りまとめてまいりたいと存じます。 また、善隣館活動のあり方に関する研究会を立ち上げ、今後の機能強化策事業展開等について検討しているところであり、その検討内容地域福祉計画の中にも反映させることとしております。 加えて、来月には、次期長寿安心プランの策定に合わせ、高齢者がいつまでも生きがいを持ち、社会参加ができるよう、有識者から成る検討委員会を立ち上げ、高齢者福祉施策の今後のあり方を議論してまいります。 一方、子育て環境の充実に向けて、近年増加している保育需要に的確に対応するため、認定こども園を目指す幼稚園の改築を追加して支援してまいりますほか、親世帯と同居する子育て世帯が、本市の支援制度を活用して住宅を取得する際の住宅ローンの金利負担を引き下げるための協定を、先月、住宅金融支援機構との間で締結したところであります。 また、あわせて、国の制度改正を受けて、企業主導型保育事業施設固定資産税等の軽減を図る、金沢市税賦課徴収条例の一部改正を今回お諮りしております。 さらに、妊娠、出産、育児に対する切れ目のない支援を目指し、市内5カ所目の「ベビースペースhug」を、この4月から教育プラザ富樫に開設してまいりますほか、男性の不妊治療について、先月、専門家による検討会を立ち上げた次第であり、有効な支援のあり方等について議論を重ねてまいりたいと存じます。 加えて、子どもの貧困対策を強化するため、経済的困窮家庭に対する総合的な支援を行っているところであり、引き続き、関係部局の連携を密にしながら支援の充実に努めてまいります。 ところで、先ごろ行われた気象庁の発表において、21世紀末の日本の平均気温が20世紀末と比べ4.5度も上昇し、豪雨等による水害の増加が見込まれるとされるなど、地球温暖化への対応は、本市のみならず、国際社会にとって待ったなしの課題となっております。このため、さきの議会で、明年2月からの家庭ごみ有料化制度の導入が可決されたことを受けて、この4月から、市内8ブロックまちづくりミーティングを開催してまいりました。私みずから、違反ごみ対策やリサイクルの拡充策などにあわせ、制度の概要について説明させていただいたところであり、先月末に、全てのブロックにおいて説明を終えた次第であります。引き続き、環境局を中心として、市内全町会を対象に詳細な説明を行ってまいりますとともに、指定ごみ袋の製作やパンフレットの作成など、開始に向けた準備に遺漏のないよう取り組んでまいりたいと存じます。 次いで、教育環境の充実についてでありますが、全国に先駆けて取り組んできた小学校英語教育をより効果的に実施するため、来月にも、外部有識者を交えた検討会を立ち上げ、次期学習指導要領に対応した小中一貫英語教育の方向性について検討を開始してまいりたいと存じます。 また、昨年度モデル実施した中村町小学校に続き、先般、小学校12校、中学校1校で新たに、地域の方々が学校運営に参画するコミュニティ・スクールを実施することとしたほか、地域住民が主体となって子どもを育むための地域学校協働本部も小中学校19校区で立ち上げましたので、学校と地域のさらなる連携強化につなげてまいります。 あわせて、来月、保護者等を対象とした家庭教育推進フォーラムを開催したいと考えており、昨年度策定した家庭教育指針周知啓発を図ってまいりますほか、家庭教育推進プログラムの実践に鋭意取り組むこととしております。 一方、美術工芸大学移転整備についてでありますが、先般、施設の配置や必要な機能などについて、大学との協議を開始したところであり、昨年度策定した基本構想を踏まえ、年度末をめどに基本計画を取りまとめてまいります。 さて、21世紀の大きなテーマとされる、支え合う福祉社会の実現や次代を担う子どもの育成、地球環境の保全、安全・安心の確保を図っていくためには、市民との協働が欠かせません。今月1日、略称地域コミュニティ活性化推進条例の具現化に向けて、審議会を立ち上げましたので、年度内をめどに、具体的な行動計画を取りまとめてまいりますほか、仮称市民活動サポートセンター金沢学生まち市民交流館内での当面の開館を目指し、先週、検討懇話会を立ち上げたところであり、機能や運営体制等について検討を進めてまいりたいと存じます。 次いで、市民生活の安全・安心の確保でありますが、まずは、世界情勢に鑑み、Jアラートによる危機情報の早期伝達や、国が策定した行動マニュアル周知徹底を図るなど、国民保護法に基づく対応に万全を期してまいりますとともに、熊やイノシシなど、野生獣の市街地への出没防止対策を強化するため、市民への注意喚起や緩衝帯の整備、監視カメラ等の設置に取り組みますほか、先ごろ、終息宣言を行った麻疹--はしかなどの感染症対策にも、引き続き万全を期してまいりたいと存じます。 ところで、ことしは地方自治法が施行されて70年目の節目の年に当たります。この間、平成5年の衆参両院における地方分権の推進に関する決議を受けて、平成11年に機関委任事務が廃止され、法的には、国と地方が対等の関係となりました。しかし、決議から四半世紀が過ぎようとする今も、国と地方の役割分担の見直しや権限、財源の大幅な移譲など、真に地方が望む改革には至っていないのが現状であります。このため、行財政基盤の充実、強化を引き続き国に強く求めてまいりますとともに、本市みずからも、今後の社会保障老朽インフラの再整備に係る巨額の財政需要に備え、中期財政計画の実践や、施設別長寿命化計画の策定、不断の行財政改革等に取り組みながら、市民協働の市政を推進し、世界の交流拠点都市金沢の実現を目指してまいりたいと存じます。各位並びに市民の皆様の御支援、御協力をお願い申し上げます。 さて、今回提出いたしました予算案は、国庫補助金増額決定に伴う公共事業費など地域の活性化に資する経費の追加が主なる内容であり、全会計の補正額は29億7,479万6,000円となりました。 まず、土木関係では、海側幹線4期区間の大浦高架橋の整備に着手いたしますとともに、旧北国街道の無電柱化や、小坂御所線の消雪装置の整備、大宮川の用地取得等を進めてまいります。 また、農林水産関係では、熊等の出没防止対策に取り組んでまいりますほか、文化スポーツ関係では、こまちなみ保存区域における歴史的建造物の修復等に対する助成枠を追加いたしました。 さらに、福祉関係では、幼稚園の改築を支援してまいりますとともに、保健関係では、麻疹--はしか感染予防対策に係る経費を計上しております。 このほか、企業局関係では、上下水道管渠地震対策城北水質管理センターにおける設備の更新を前倒しいたしますとともに、森本北部地区における上水道の整備を進めてまいりたいと存じます。 予算以外の議案では、直江土地区画整理事業に係る町の名称の変更に伴う関係条例の整理に関する条例など条例案5件のほか、建築文化拠点施設の建設に伴う請負契約の締結など7件をお諮りし、報告案件として、議会の委任を受けて過日専決処分した金沢市税賦課徴収条例の一部改正など14件を報告しております。 以上が議案等の大要でございます。何とぞ慎重に御審議の上、適切なる御決議を賜りますようお願い申し上げます。 ○黒沢和規議長 提案理由の説明は終わりました。~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ △諸報告 ○黒沢和規議長 この際、御報告いたしておきます。 地方自治法第180条第2項の規定により、議会の委任による専決処分については、報告第1号ないし報告第3号をもって、地方自治法施行令第146条第2項の規定により、一般会計、国民健康保険費特別会計及び介護保険費特別会計における繰越明許費については、報告第4号ないし報告第6号をもって、地方公営企業法第26条第3項の規定により、ガス事業、水道事業、発電事業、病院事業及び公共下水道事業の各特別会計における予算の繰越しについては、報告第7号ないし報告第14号をもって、それぞれ報告されております。 また、地方自治法第252条の37第5項の規定により、平成28年度包括外部監査の結果報告書が、さらに平成28年度監査等結果報告書がそれぞれ提出されておりますことをあわせてお知らせいたしておきます。~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
    △休会について ○黒沢和規議長 以上をもって、本日の日程は終了いたしました。 お諮りいたします。 あす13日から19日までは議案調査のため休会といたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○黒沢和規議長 御異議なしと認めます。 よって、さよう決定いたしました。 この際、御通知申し上げます。 次の本会議は、20日午前10時から開きます。~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ △散会 ○黒沢和規議長 本日はこれにて散会いたします。     午前10時31分 散会-----------------------------------   〔参考〕-----------------------------------                           平成29年6月12日            議員の派遣について 地方自治法第100条第13項及び金沢市議会会議規則第129条第1項ただし書の規定により、下記のとおり議員を派遣した。                 記1 (1) 派遣目的  海外行政調査 (2) 派遣場所  台湾台南市 (3) 派遣期間  平成29年5月6日から同月9日まで (4) 派遣議員  高岩勝人議員、黒沢和規議長中西利雄議員福田太郎議員、         横越 徹議員、田中展郎議員、高村佳伸議員                (写)                           発金議議調第36号                           平成29年6月5日                            (2017年)  金沢市長 山野之義様                       金沢市議会議長 黒沢和規          議場への出席要求について 地方自治法第121条第1項の規定により、平成29年度金沢市議会6月定例月議会に説明のため貴職及び次の者の出席を求めます。副市長       丸口邦雄       副市長       細田大造教育長       野口        公営企業管理者   桶川秀志都市政策局長    平嶋正実       総務局長      相川一郎文化スポーツ局長  嶋浦雄峰       経済局長      吉田康敏農林水産局長    松倉剛弘       市民局長      鹿間 哲祉局長       太田敏明       保健局長      越田理恵環境局長      佐久間 悟      都市整備局長    木谷弘司土木局長      磯部康司       危機管理監     中川富喜会計管理者     石野圭祐       消防局長      小谷正利市立病院事務局長  西尾昭浩       財政課長      村角薫明...