金沢市議会 > 2015-03-02 >
03月02日-01号

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  1. 金沢市議会 2015-03-02
    03月02日-01号


    取得元: 金沢市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-05-05
    平成27年  3月 定例月議会           平成27年3月2日(月曜日)-----------------------------------◯出席議員(40名)     議長  田中展郎     副議長  松村理治     1番  坂本泰広      2番  高  誠     3番  山本 保      4番  麦田 徹     5番  源野和清      6番  長坂星児     7番  小間井大祐     8番  奥野秀也     9番  広田美代      10番  前 誠一     11番  宮崎雅人      12番  小林 誠     13番  秋島 太      14番  高 芳晴     15番  山本由起子     16番  小阪栄進     17番  喜多浩一      18番  下沢広伸     19番  高岩勝人      20番  野本正人     21番  久保洋子      22番  黒沢和規     23番  清水邦彦      24番  角野恵美子     26番  新村誠一      27番  澤飯英樹     28番  玉野 道      29番  森尾嘉昭     30番  木下和吉      31番  上田 章     32番  中西利雄      33番  安達 前     34番  井沢義武      35番  松井純一     36番  田中 仁      37番  福田太郎     38番  横越 徹      40番  高村佳伸◯欠席議員(なし)-----------------------------------◯説明のため出席した者 市長        山野之義   副市長       丸口邦雄 副市長       濱田厚史 公営企業管理者   糸屋吉廣   教育委員長代理   米井裕一 市長公室長     当田一博   都市政策局長    相川一郎 総務局長      北村誠広   経済局長      八田 誠 農林局長      村本広之   市民局長      岡田宜之 福祉局長      平嶋正実   保健局長      越田理恵 環境局長      宮本伸一   都市整備局長    野口広好 土木局長      西川 洋   危機管理監     詩丘樹持 会計管理者     森田 勝   教育長       野口 弘 消防局長      大野耕司   市立病院事務局長  溝口 晃 財政課長      松田滋人-----------------------------------◯職務のため出席した事務局職員 事務局長      桶川秀志 議事調査課長    中宗朋之   議事調査課担当課長 小村正隆 議事グループ長   橋高祐二   調査グループ長   三傳敏一 主査        三屋 陽   主査        外川 奨 主査        八木淳介   主任        喜多泰正 書記        松田宏志   書記        酒井敏正 総務課担当課長   村田英彦   主査        齊藤哲朗-----------------------------------◯議事日程(第1号)  平成27年3月2日(月)午前10時開議 日程第1 議案第77号 平成27年度金沢市一般会計予算      議案第78号 平成27年度金沢市営地方競馬事業費特別会計予算      議案第79号 平成27年度金沢市市街地再開発事業費特別会計予算      議案第80号 平成27年度金沢市公共用地先行取得事業費特別会計予算      議案第81号 平成27年度金沢市工業団地造成事業費特別会計予算      議案第82号 平成27年度金沢市農村下水道事業費特別会計予算      議案第83号 平成27年度金沢市住宅団地建設事業費特別会計予算      議案第84号 平成27年度金沢市駐車場事業費特別会計予算      議案第85号 平成27年度金沢市国民健康保険費特別会計予算      議案第86号 平成27年度金沢市後期高齢者医療費特別会計予算      議案第87号 平成27年度金沢市母子父子寡婦福祉資金貸付事業費特別会計予算      議案第88号 平成27年度金沢市介護保険費特別会計予算      議案第89号 平成27年度金沢市ガス事業特別会計予算      議案第90号 平成27年度金沢市水道事業特別会計予算      議案第91号 平成27年度金沢市発電事業特別会計予算      議案第92号 平成27年度金沢市工業用水道事業特別会計予算      議案第93号 平成27年度金沢市病院事業特別会計予算      議案第94号 平成27年度金沢市中央卸売市場事業特別会計予算      議案第95号 平成27年度金沢市公共下水道事業特別会計予算      議案第96号 平成27年度金沢市公設花き地方卸売市場事業特別会計予算      議案第97号 金沢市主計町伝統的建造物群保存地区における建築基準法の制限の緩和に関する条例制定について      議案第98号 金沢市児童福祉法に基づく放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例制定について      議案第99号 子ども・子育て支援法及び就学前の子どもに関する教育、保育等の総合的な提供の推進に関する法律の一部を改正する法律の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例制定について      議案第100号 地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整理に関する条例制定について      議案第101号 金沢市消防長及び消防署長の資格を定める条例制定について      議案第102号 金沢市行政手続条例の一部改正について      議案第103号 金沢市情報公開及び個人情報保護に関する条例の一部改正について      議案第104号 金沢市職員定数条例の一部改正について      議案第105号 職員の給与に関する条例の一部改正について      議案第106号 金沢市職員退職手当支給条例の一部改正について      議案第107号 金沢市の基金の設置及び管理に関する条例の一部改正について      議案第108号 金沢市手数料条例の一部改正について      議案第109号 金沢市公民館設置条例等の一部改正について      議案第110号 金沢市中央卸売市場業務条例の一部改正について      議案第111号 金沢市公設花き地方卸売市場業務条例の一部改正について      議案第112号 金沢市児童福祉法に基づく指定通所支援の事業等の人員、設備及び運営に関する基準等を定める条例の一部改正について      議案第113号 金沢市老人福祉センター条例の一部改正について      議案第114号 金沢市長寿お祝い金条例の一部改正について      議案第115号 金沢市障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律に基づく指定障害福祉サービスの事業等の人員、設備及び運営に関する基準等を定める条例の一部改正について      議案第116号 金沢市介護保険法に基づく指定居宅サービス等の事業の人員、設備及び運営に関する基準等を定める条例等の一部改正について      議案第117号 旧金沢市介護保険法に基づく指定介護予防サービス等の事業の人員、設備及び運営に関する基準等を定める条例の一部改正について      議案第118号 金沢市介護保険条例の一部改正について      議案第119号 金沢市保健審議会設置条例の一部改正について      議案第120号 金沢市食品衛生法施行条例の一部改正について      議案第121号 金沢市風致地区内における建築等の規制に関する条例の一部改正について      議案第122号 金沢市公園条例の一部改正について      議案第123号 金沢市地区計画等の区域内における建築物等の制限に関する条例の一部改正について      議案第124号 金沢市ガス供給条例の一部改正について      議案第125号 金沢市液化石油ガス供給条例の一部改正について      議案第126号 金沢市消防団条例の一部改正について      議案第127号 金沢市福祉作業センター条例の廃止について      議案第128号 鈴木大拙館指定管理者の指定について      議案第129号 自転車等駐車場指定管理者の指定について      議案第130号 金沢市立中村記念美術館等指定管理者の指定について      議案第131号 金沢卯辰山工芸工房等指定管理者の指定について      議案第132号 金沢職人大学校の指定管理者の指定について      議案第133号 金沢湯涌江戸村の指定管理者の指定について      議案第134号 金沢市異業種研修会館指定管理者の指定について      議案第135号 金沢市ものづくり会館指定管理者の指定について      議案第136号 石川県金沢食肉流通センター指定管理者の指定について      議案第137号 金沢市営伏見川グラウンドの指定管理者の指定について      議案第138号 金沢市松ヶ枝福祉館及び金沢福祉用具情報プラザ指定管理者の指定について      議案第139号 金沢市地域老人福祉センター及び金沢市老人憩の家の指定管理者の指定について      議案第140号 金沢市障害児通園施設ひまわり教室指定管理者の指定について      議案第141号 金沢健康プラザ大手町指定管理者の指定について      議案第142号 旧高峰家・旧検事正官舎指定管理者の指定について      議案第143号 金沢駅東駐車場及び武蔵地下駐車場指定管理者の指定について      議案第144号 地区公民館指定管理者の指定について      議案第145号 松声庵の指定管理者の指定について      議案第146号 包括外部監査契約の締結について      議案第147号 平成26年度金沢市一般会計補正予算(第8号)      議案第148号 平成26年度金沢市営地方競馬事業費特別会計補正予算(第2号)      議案第149号 平成26年度金沢市工業団地造成事業費特別会計補正予算(第1号)      議案第150号 平成26年度金沢市農村下水道事業費特別会計補正予算(第1号)      議案第151号 平成26年度金沢市住宅団地建設事業費特別会計補正予算(第2号)      議案第152号 平成26年度金沢市駐車場事業費特別会計補正予算(第1号)      議案第153号 平成26年度金沢市国民健康保険費特別会計補正予算(第2号)      議案第154号 平成26年度金沢市後期高齢者医療費特別会計補正予算(第1号)      議案第155号 平成26年度金沢市介護保険費特別会計補正予算(第3号)      議案第156号 平成26年度金沢市水道事業特別会計補正予算(第2号)      議案第157号 平成26年度金沢市発電事業特別会計補正予算(第1号)      議案第158号 平成26年度金沢市病院事業特別会計補正予算(第1号)      議案第159号 平成26年度金沢市中央卸売市場事業特別会計補正予算(第1号)      議案第160号 平成26年度金沢市公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)      議案第161号 平成26年度金沢市公設花き地方卸売市場事業特別会計補正予算(第1号)      議案第162号 高齢者等の医療費の助成に関する条例及び子育て支援医療費助成に関する条例の一部改正について      議案第163号 工事請負契約の締結について(金沢市立小坂小学校校舎耐震補強工事第3期(建築工事))      議案第164号 財産の取得について(中山間地域活性化拠点整備用地)      議案第165号 財産の取得について(斜面緑地保全用地)      議案第166号 第三セクター等改革推進債の発行に係る許可の申請について      議案第167号 金沢市土地開発公社の解散について      議案第168号 市道の路線認定について      議案第169号 市道の路線変更について                           (提案理由説明)-----------------------------------◯本日の会議に付した事件  議事日程(第1号)に同じ-----------------------------------     午前10時3分 開議 △開議 ○田中展郎議長 ただいまから平成26年度定例金沢市議会を再開し、3月定例月議会を開きます。 本日の出席議員数は、ただいまのところ40名であります。 よって、会議の定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~会議録署名議員の指名 ○田中展郎議長 今定例月議会における会議録署名議員の指名を行います。 33番  安達 前議員 34番  井沢義武議員 35番  松井純一議員以上、3名の方々を指名いたします。~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ △諸報告 ○田中展郎議長 次に、今定例月議会までに議長において決定及び変更した議員の派遣については、お手元に配付のとおりでありますので、御報告いたしておきます。 また、地方自治法第121条第1項の規定により今定例月議会に説明のため出席を求めた者は、お手元に配付のとおりでありますので、御報告いたしておきます。     〔議員の派遣については本号末尾参照〕     〔説明員の氏名は本号末尾参照〕~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~会議期間田中展郎議長 次に、今定例月議会会議期間は、本日から3月20日までの19日間といたします。~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ △議案上程 ○田中展郎議長 これより、日程第1議案第77号平成27年度金沢市一般会計予算ないし議案第169号市道の路線変更について、以上の議案93件を一括して議題といたします。~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~提案理由の説明 ○田中展郎議長 市長から提案理由の説明を求めます。 山野市長。     〔山野之義市長登壇〕 ◎山野之義市長 本日、ここに平成26年度金沢市議会3月定例月議会が開かれますに当たり、市政に対する所信の一端と提出議案の大要について御説明を申し上げ、各位並びに市民の皆様の御理解と御協力を賜りたいと存じます。 さて、戦後70年を迎える今、我が国を取り巻く国際情勢は大きく変化し、不安定化の動きが広がっております。民族間の紛争の激化やテロ事件の多発、地球環境の破壊、食糧不足、感染症の蔓延等々のさまざまな課題を克服し、未来に向けて、平和で豊かな国際社会を築き上げるために、今ほど人類の英知が求められているときはありません。 翻って、我が国では、この70年間、奇跡的な目覚ましい経済成長を遂げた一方で、人間関係の希薄化や、寛容、誠実、謙虚、強さや思いやりといった、日本人の美徳が失われつつあることが懸念されているのであります。 そうした中で、私たちは、改めて、戦後70年の歩みを振り返るとともに、我が国が世界の人々から信頼され尊敬される国となるよう、総力を結集していかなければなりません。 その際に大事なことは、私たち一人一人が、みずからの考えをしっかりと持ち、責任を持って主体的に行動することであり、価値観の異なる他者との関係を大切にしながら、互いに認め合い、高め合うことではないでしょうか。人と人、国と国とが互いに交流し、連携することにより、これまで以上にきずなやつながりを深化させていくことが重要と考えます。 私が都市構想として、世界の交流拠点都市金沢の実現を掲げるゆえんも、まさにこの点にあり、2期目のスタートに当たる明年度を「交流拠点都市推進元年」と位置づけ、重点戦略計画の着実な実践に努め、その実現に向けた動きを加速させてまいりたいと存じます。 折しも、念願の北陸新幹線金沢開業が12日後に迫りました。本市にとって、まさにエポックを画する出来事となりますことから、まずは、市民の皆様とともに開業の喜びを分かち合いたいと思いますし、建設促進同盟会の発足以来、40年余の長きにわたる先人方の御努力に、改めて敬意と感謝の意を表したいと存じます。 この上は、新幹線が、本市がさらに成長を続けるための新たなエンジンとなるよう、開業効果を最大限に引き出していくとともに、魅力と活力あふれるまちづくりを進め、金沢のステータスと拠点性の一層の向上を期してまいりたいと存じます。 そのためにも、私は、以下の3つの視点が大切ではないかと考えております。 その1つは、交流拠点都市の基盤とも言えるコミュニティーの充実を図り、交流によるぬくもりのある地域社会を築いていくことであります。 まずは、本市の地域コミュニティーが小中学校の通学区域に深く根差して発展してきたことに鑑み、現在進めている通学区域消防分団管轄区域等の見直しにあっては、そうした経緯を十分踏まえ、適切に取り組んでまいりますほか、町会等の地域団体との連携や新たな協働の担い手の育成、さらには、家庭や地域と一体となった子どもたちの育成や、みんなで支え合う福祉社会の実現、市民協働によるごみの発生抑制等に全力で取り組んでいかなければならないと存じます。 2つに、歴史や文化を守り高めることであります。 都市の画一化が進む中で、これまで以上に、歴史や文化に立脚したまちづくりを進め、金沢の個性に磨きをかけていかなければなりません。 このため、歴史文化資産を生かした品格のあるまちづくりを進めるとともに、新たに、川筋の景観保全に取り組むなど、金沢らしい美しい都市景観の創出に努めてまいりたいと存じます。 また、本市が誇る質の高い建築文化についてでありますが、明年度、有識者等から成る検討懇話会を立ち上げ、建築文化拠点施設を整備するための基本計画の策定に着手することとしております。折しも、先週、鈴木大拙館の設計者である谷口吉生氏から、名誉市民の故谷口吉郎氏の生家等に係る寄附の申し出がありましたので、さきに寄贈された数多くの建築資料の活用もあわせ、拠点施設の整備に向けた検討の中に加えてまいりたいと存じます。あわせて、文化に厚みを持たせる金沢の食文化のさらなる継承と振興にも鋭意取り組んでまいります。 3つに、「継往開来」という言葉がありますが、伝統は創造の積み重ねでつくられるものであり、本市のまちづくりにおいても、先人たちが受け継いできた規範を大切にしながらも、将来の息吹を感じさせるチャレンジを常に行うことが重要であります。 このため、起業家や研究者、クリエーター、アーティストなど、多彩な才能を持つ人材を数多く本市に呼び込み、そうした人々の集積と交流により、文化や産業に厚みを増していくことが大切でありますことから、このための新たな価値創造拠点の整備を目指しておりますほか、新しい交通システムの導入やコンベンション施設の充実、金沢マラソンの開催など、新たなチャレンジを不断に続けてまいりたいと存じます。 ところで、先月の政府月例経済報告によると、個人消費に弱さが見られるものの、景気の緩やかな回復基調が続いているとされるなど、我が国経済デフレ基調から脱却しつつありますので、これを機に、その動きを一層確実なものとしなければなりません。 折しも、政府は、地方の活力創出を我が国全体の再生につなげるべく、地方創生を最重要課題の一つと位置づけ、昨年末に、そのための総合戦略を取りまとめたところであります。 本市といたしましても、これに呼応して、いち早く、庁内に金沢版総合戦略策定プロジェクトを立ち上げた次第であり、地域活性化に向けた戦略の策定に鋭意取り組んでまいりますとともに、新たな産業や雇用の創出に努めるなど、元気なまちづくりに全力を尽くすこととしております。 重ねて、市政は今、重要な局面を迎えております。新幹線の開業を機に、新たな交流時代の扉を開くべく、私を初め職員一丸となって、市勢の発展と市民福祉の向上に全身全霊をささげてまいりたいと存じます。各位並びに市民の皆様の御支援、御協力をお願い申し上げます。 さて、平成27年度当初予算案でありますが、歳入全体に大きな伸びが見込めない中で、社会保障費が増加するなど、財政環境は引き続き厳しいものがありますが、施策の重点化や基金の活用、事業の年度間調整等に知恵を絞り、地方財政計画の規模を上回る積極的な予算編成に努めたところであります。 その上で、重点戦略計画と連動した編成に意を用いながら、景気・雇用対策を初め、少子高齢化対策や定住・交流人口増加策のほか、第6次行政改革大綱の実践や安全・安心なまちづくり、次代を担う人づくり環境負荷の少ないまちづくりなど、喫緊の課題への対応策やまちの将来に欠かせない施策の積極的な予算化に努めた次第であります。加えて、中期財政計画に基づく市債の繰り上げ償還や、将来の財政需要に備えた基金の創設など、中長期を見据えた財政運営にも意を注ぎ、平成27年度当初予算を「新幹線開業を機に 交流拠点都市づくりを加速させる 重点戦略予算」として編成した次第であります。 この結果、予算の規模は、前年度に比べ、一般会計で3.2%増の1,666億8,000万円、全会計では2.0%増の3,305億7,900万9,000円となりました。 以下、施策の大要につきまして、順次、御説明を申し上げます。 第1の重点は、「まちの元気を創る」ことであります。 まずは、地域経済の活性化に向けて、一般会計で2割増となる214億円の公共事業規模を確保するとともに、中小企業振興特別資金景気対策特別枠融資限度額を引き上げたほか、緊急経営支援策を延長するなど、市内企業の資金繰りの円滑化に努めたところであります。 また、産業基盤を強化するため、小規模企業者製品開発若手経営者キャリアアップ等に対する支援を充実してまいりたいと存じます。 加えて、国の税制改正に、企業の本社機能の移転を促進するための減税制度が盛り込まれたのを受けて、本社機能を集積するための企業立地助成金制度を創設し、さらなる企業の誘致を目指すこととしておりますほか、首都圏等から進出するクリエーターオフィス開設に対する支援を行ってまいります。 一方、雇用の安定に向けて、金沢UJIターン応援プロジェクトと銘打って、学生や若者の本市への就職を促してまいりますほか、学卒未就職者を正規雇用した事業主に対する奨励金制度の創設や、国の制度を活用した緊急雇用創出事業の推進に取り組んでまいります。 商業の振興では、商店街と民間事業者が連携した商業施設の整備や、近江町市場における開場300年に向けた複合商業施設の整備を支援してまいりますほか、地域商店街の空き店舗への出店に対する奨励金制度を創設することとしております。 あわせて、国の補正予算に計上された交付金を活用し、消費を喚起するための商店街プレミアム商品券や、県及び県内市町と連携した空港利用促進プレミアム旅行券の発行に取り組むことといたしました。 農林水産業の振興では、金沢で農業プロジェクトを展開し、就農希望者等の誘致活動に努めてまいりますとともに、旧三谷小学校跡地では、中山間地域活性化拠点整備に向けた実施設計に着手してまいりますほか、県漁業協同組合による漁業の担い手育成事業を支援することとしております。 加えて、さきに述べた価値創造拠点の整備につきましては、過般、取りまとめた検討委員会の提言に沿って、拠点の機能等を具体化するための議論を本格化してまいりますとともに、引き続き、産学官の連携を図りながら、民間主導による拠点の立ち上げを目指してまいりたいと存じます。 一方、定住・交流人口の増加策でありますが、来月にも、移住・定住戦略会議を立ち上げ、新幹線時代にふさわしい施策のあり方についても検討を進めてまいりますとともに、金沢での暮らしに関する相談窓口を庁内に開設することとしております。加えて、少子高齢化や核家族化の進展に伴って、空き家が増加しておりますことから、条例の制定を視野に、利活用策や老朽化対策について検討を進めてまいりたいと存じます。 他方、新幹線開業をさらなる観光誘客につなげるため、第2次観光戦略プランの策定に取り組みますとともに、首都圏等におけるプロモーション活動を強化してまいります。また、この秋から、ひがし茶屋街及び長町周辺で、公衆無線LANの運用を開始してまいりたいと存じます。 さらに、かねて策定を進めてきた国際交流戦略プランが、先週開かれた策定委員会で了承されましたので、この着実な実践に努めることとし、国際交流特使制度の創設や在日大使館とのネットワークの構築を図るなど、海外での本市の魅力発信と交流の促進に努めてまいりますほか、ユネスコ創造都市ネットワーク世界会議や、国際青年会議所--JCI世界会議の開催等に取り組んでまいります。 次いで、都市の発展基盤の整備でありますが、第2次金沢交通戦略の策定を本格化させ、新しい交通システムの導入に向けた課題の整理や、バス専用レーンの拡大実験を実施してまいりたいと存じます。また、東金沢駅周辺では、明年3月の完成に向けて、多目的広場やパーク・アンド・ライド駐車場の整備に着手するとともに、森本駅周辺では、駅東広場の整備に向けた実施設計に着手することといたしました。 外環状道路海側幹線の整備でありますが、先月末に、第3期区間の大友町-大河端町間の4車線による供用が開始されましたので、この上は、残る第4期区間の整備に拍車をかけてまいりたいと存じます。 都心軸の再整備では、民間主導による老朽ビルの建てかえ等を促進するため、ビルオーナーや地域団体によるまちづくり活動を支援してまいりますほか、先月、キーテナントの入居が正式決定した片町A地区での市街地再開発ビルの整備や、金沢駅武蔵南地区における再開発に向けた基本設計の支援に取り組むこととしております。 加えて、コンパクトで機能的なまちづくりを目指し、集約都市形成計画の策定に着手いたしますとともに、金沢駅西広場周辺の公共用地への外資系ホテルの誘致を目指し、事業化の検討を進めてまいりたいと存じます。さらに、国際会議や学会等の誘致に向けて、大規模コンベンション施設の整備に係る立地可能性調査に取り組みますほか、文化ホールの国際会議機能の充実を目指し、リニューアルのための基本設計に着手することといたしました。 一方、金沢港の整備では、大水深岸壁の400メートルへの延伸工事が明年度中にも完了いたしますことから、これを機に、取扱量が増加しているコンテナ貨物船や大型クルーズ船等の誘致活動を一層強化してまいりたいと存じます。 第2の重点は、「歴史や文化を大切にする」ことであります。 歴史文化資産の活用を目指し、本多町歴史文化ゾーンにおける緑地や散策路等の整備に向けて実施設計に取り組みますほか、仮称金澤町家情報館の整備や、金沢くらしの博物館のリニューアル工事に着手してまいります。 また、こまちなみ保存区域における歴史的建造物の修復等に対する支援を強化いたしますほか、尾張町大通りのまちなみ保全整備計画の策定に取り組んでまいります。 さらに、市埋蔵文化財センター内に金沢縄文ワールドを開設いたしますとともに、小矢部市と連携し、加越国境城跡群等の国史跡指定を目指してまいります。また、本町1丁目地内の西外惣構跡升形を復元整備するための基本計画の策定や、加賀まといの製作技術を保存するための調査に取り組むことといたしました。 一方、食文化の継承と振興に向けて、金沢の料理人の海外での技術研修を支援してまいりますほか、食文化フォーラムの開催や、金沢の海の幸のPR映像の制作等に取り組んでまいります。また、首都圏におけるdining gallery 銀座の金沢では、食文化や金沢クラフトの魅力発信にとどまらず、新たなビジネス化の拠点としての活用を図るなど、機能強化に努めることとしております。 また、全国初となる仮称川筋景観保全条例の制定を視野に、犀川及び浅野川沿いにおける景観調査を実施してまいりますほか、浅野川にふさわしい橋梁照明を整備するための基本・実施設計に取り組んでまいります。 さらに、眺望景観保全区域を拡大するための新眺望点の追加可能性調査に着手いたしますほか、金沢らしい夜間景観の創出を目指し、長町景観地区内の道路等の照明設備の整備や、主計町のあかり坂かいわいにおける照明の基本、実施設計に着手することといたしました。 無電柱化の推進では、卯辰山麓地区の旧観音町通りや東山ひがし地区の旧一番丁通り等において、金沢方式による整備を目指し、基本計画の策定に着手いたしますほか、旧北国街道のふくろう通りなどで電線共同溝の整備を進めたいと存じます。 一方、緑あふれる都市づくりを目指し、街路樹の計画的なリニューアルを進めますとともに、卯辰山公園では、開園100年の再整備の一環として、仮称眺望の丘の基本設計等に取り組むこととしております。 第3の重点は、「未来を担う子供たちを育む」ことであります。 子どもは、社会の宝であり、家庭、地域、学校が一体となって、未来を担う心優しくたくましい子どもたちを育成していかなければなりません。 国の教育改革に伴い、市長が教育行政の指針を定める総合教育会議を設置することとなりますので、金沢にふさわしい教育行政大綱の策定に向けて検討を進めてまいりますとともに、その際の基本ともなる学校教育振興基本計画が先般まとまりましたので、これを踏まえ、新学校教育金沢モデルの実施内容等について、この7月をめどに取りまとめてまいりたいと存じます。また、これにあわせ、金沢小中一貫教育のさらなる推進にも取り組むことといたしました。 加えて、中学校の通学区域の見直しについてでありますが、先月開かれた検討会において了承が得られましたので、指定校変更制度の拡充と中学校学校選択制の廃止を含めた通学区域再編計画を今月中に取りまとめ、地域や保護者の方々への周知に努めてまいりたいと存じます。 あわせて、学校規模の適正化でありますが、来月から、朝日小学校が不動寺小学校に統合されることとなりますので、準備に遺漏のないよう期してまいりますほか、材木町小学校と味噌蔵町小学校の統合に向けて合意を得るため、地元の皆様との協議を進めてまいりたいと存じます。また、泉小学校と泉中学校の一体的な整備に向けた建設工事に着手いたしますとともに、森山町小学校の校舎改築のための基本設計に着手することとしたほか、鞍月小学校及び紫錦台中学校の体育館の改築工事を本格化させてまいります。 加えて、支援が必要な子どもたちへの対応を強化するため、中央小学校芳斎分校の改築にあわせた仮称特別支援教育サポートセンターの整備を目指し、基本構想を策定してまいりますほか、通級指導教室等にタブレット端末を導入し、障害の状態に応じた効果的な指導を行ってまいりたいと存じます。 一方、市立工業高等学校では、新たな工業教育金沢モデルの構築に取り組むことといたしました。 ところで、子育て支援策の充実についてでありますが、子ども・子育て支援新制度の円滑な実施に向けて、保育料を17年連続で据え置きますとともに、多子世帯に係る保育料の負担軽減措置の拡充や、新制度に移行した幼稚園の既に在籍している園児に対する負担軽減措置制度の創設、私立幼稚園就園奨励金制度の拡充等を行ったところであります。 また、かなざわ子育てすまいるクーポン制度を創設することとしたほか、駅西地区での民間施設を活用した一時預かり施設の開設や、病児一時保育施設の増設、統合保育の対象年齢の拡大等に努めることとした次第であります。 加えて、放課後児童クラブの充実を目指し、新たに、開所時間を延長するクラブを支援いたしますほか、施設の新増改築等に対する助成制度の拡充を図ってまいりたいと存じます。 一方、全ての子どもが夢と希望を持って成長できる社会を目指し、第3次ひとり親家庭等自立促進計画の策定に着手するとともに、生活困窮世帯の中学生等の学習活動を支援いたしますほか、生活困窮者の自立や就労を支援する自立生活サポートセンターを市社会福祉協議会内に設置することといたしました。 生涯学習の推進では、今後、まちなかの旧小学校施設等を活用した市民交流施設等の整備を順次進めていきたいと考えており、その一環となる仮称長土塀青少年交流センターの整備に向けて、基本設計に着手することとしております。 また、10月の完成に向けて、戸板地区の公民館等の建設を本格化いたしますほか、宇宙航空研究開発機構--JAXAと連携し、全国宇宙子どもワークショップを開催することとしております。 なお、金沢美術工芸大学につきましては、金沢大学工学部跡地への移転を視野に、新キャンパスに係る基本構想を策定してまいりますとともに、施設整備に備えて、新たに美術工芸大学施設整備積立基金を創設することといたしました。 他方、スポーツの振興でありますが、城北市民運動公園の拡張整備では、屋内プールの建設を本格化させるととも、これに隣接する屋内広場の基本設計に着手することとしておりますほか、10月の供用開始を目指し、スポーツ交流広場の整備を進めてまいりたいと存じます。また、金沢マラソンの11月15日の開催に向けて、最終準備に万全を期してまいりますほか、県や競技団体等と連携しながら、東京オリンピック等の事前合宿の誘致にも鋭意取り組むこととしております。 第4の重点は、「市民の暮らしを守る」ことであります。 誰もが住みなれた地域で、健やかに安心して暮らせるよう、みんなで支え合う福祉社会の実現を目指し、地域包括ケアシステムの構築に努めてまいりますとともに、高齢者見守りサービスの導入や高齢者緊急シェルターの設置に取り組みます。また、家庭や地域で療養できる環境を整えるための在宅医療等推進計画の策定に着手してまいりたいと存じます。 さらに、認知症対策を強化するため、もの忘れ健康診査における対象年齢の拡大や、セルフチェックリストの作成などに取り組みますとともに、認知症地域支援推進員の育成や認知症カフェの増設に取り組むことといたしました。 一方、障害のある方への施策では、来月にも専門委員会を立ち上げ、障害のある方の権利擁護や差別の解消について検討を進めてまいりますほか、放課後等デイサービスの利用日数の拡大や、聴覚に障害のある方に対する観光ボランティアガイドの派遣等に取り組んでまいります。 ところで、市民の健康づくりでありますが、生活習慣病の重症化を防ぐため、訪問強化月間を設定した保健指導の強化や、集団検診における個別健康相談の実施に取り組んでまいりますほか、企業や大学と連携しながら、女性の健康づくりを支援することとしております。また、この7月より、子育て支援医療費に対する助成方法を、償還払いから現物給付方式に変更いたしますとともに、妊産婦健康診査の検査項目の追加や、母子保健コーディネーターの配置等に取り組むことにより、妊娠から出産、育児までの切れ目のない支援に努めてまいりたいと存じます。 また、市立病院にありましては、電子カルテの機能強化を図り、診療機能の一層の向上に取り組みますとともに、高機能内視鏡システムを導入するなど、質の高い医療の提供に努めてまいりたいと存じます。 なお、要介護認定者の増に伴い、サービス給付費の増加が避けられない介護保険料でありますが、国制度に基づく低所得者の負担割合の引き下げに加え、市独自の負担軽減措置を行うことにより、必要最小限の料率改定にとどめたところであります。また、国民健康保険料につきましては、引き続き国保財政が厳しい環境にあるものの、一般会計からの特別な繰り入れを行うことにより、料率及び賦課限度額を据え置くこととした次第であります。 ところで、安全・安心の確保についてでありますが、来月から、大桑防災拠点広場の供用を開始し、避難拠点や防災学習の場として活用してまいりますほか、鞍月小学校における雨水地下貯留施設の整備など、総合治水対策の推進に努めることとしております。また、水道事業では、今般の県水の責任水量の引き下げを受けて、路等の耐震化の一層の推進に努めてまいります。 一方、消防・救急体制の充実につきましては、金石消防署臨港出張所の粟崎町4丁目地内への移転整備に着手いたしますほか、消防救急デジタル無線システムの整備を本格化させてまいります。また、地域防災力を高めるため、消防団の装備の充実や消防団員の年額報酬制の導入などを行った次第であります。 一方、地球温暖化への対策として、公共施設の照明灯や街路灯などへのLED照明の効果的な導入手法について調査検討を進めてまいりますほか、戸室リサイクルプラザにおける展示のリニューアルや、企業局の城北水質管理センターの小水力発電設備等の整備に取り組み、次世代エネルギーパークとして環境教育に活用することとしております。 あわせて、循環型社会の形成を目指し、ごみの発生抑制や再資源化をさらに進めるため、新たに、家庭ごみの有料化に向けた検討に着手したいと考えておりますほか、紙ごみの分別収集を試験的に実施することとしております。また、西部環境エネルギーセンター内の新たな資源搬入ステーションを来月開設いたしますとともに、次期廃棄物埋立場では本体工事に着手してまいります。 一方、内川墓地公園では、明年春の貸し付け開始に向けて、第2期造成工事を本格化させることといたしました。 第5の重点は、「協働と連携を進める」ことであります。 第6次行政改革大綱が先月末にまとまりましたので、この着実な実践に取り組み、質の高い市政の推進に努めてまいりますほか、市民や地域、NPOなど、多様な主体との連携を図るため、第2次協働推進計画の策定に着手することとしております。 あわせて、マナー向上への市民協働の取り組みでありますが、ぽい捨て等防止重点区域に、新たに長町地区を追加することとし、年内の指定を目指すことといたしました。 また、男女共同参画社会の実現に向けて、女性活躍促進モデル企業に対する奨励金制度を創設いたしますほか、経営者の意識改革を図るためのセミナーを開催するなど、引き続き、女性が働きやすい環境づくりに努めてまいります。 さらに、法律の施行により、明年1月から社会保障・税番号制度が開始されることとなりますので、住民基本台帳等のシステム改修を鋭意進めてまいりますとともに、市民への周知を図るなど、導入準備に万全を期してまいりたいと存じます。 ところで、3年間にわたって実施してきた本庁舎の耐震改修工事が先月末に完了いたしました。これに伴い、1階から3階に窓口サービス部門が配置されることとなりますので、これを機に、庁舎整備計画に基づき、庁舎前広場及び1階エントランスホール等の改修に着手してまいりたいと考えております。あわせて、かねて積み立てを行ってまいりました庁舎等整備再編積立基金が、目標としていた10億円を超える見込みとなりましたので、過日、検討懇話会で了承された基本計画に基づき、市議会とも相談をさせていただきながら、明年度より、南分室を第2庁舎に建てかえるための基本設計等に取り組んでまいりたいと存じます。 また、公共施設の老朽化に伴って増大する財政負担の軽減や平準化を図るため、中長期的な視点で、施設の更新や長寿命化対策に取り組むための、公共施設等総合管理計画の策定に着手することとしております。 さらに、中期財政計画の着実な実践に努めてまいりますとともに、新たに、人事管理の指針となる中期人事計画の策定に取り組みますほか、人事・組織マネジメントの充実や職場内の情報共有、管理職の早期養成等を目指し、新たな係長制を導入することといたしました。 以上が、平成27年度の当初予算案の大要でございます。このほか、条例では、主計町伝統的建造物群保存地区における建築基準法の制限の緩和に関する条例の制定など31件を提案し、その他議案として19件をお諮りしております。 次に、あわせて上程した平成26年度の最終補正予算案でありますが、さきに申し上げた、国の緊急支援交付金の活用等による景気対策や子育て施策に係る前倒し経費のほか、土地開発公社保有用地の再取得に要する経費等の追加が主なる内容で、全会計の補正額は110億5,338万5,000円となりました。 このうち、都市整備・土木関係では、今冬の降雪に伴い除排雪費を追加いたしましたほか、街路事業の県への負担金等を増額計上しております。 福祉・保健関係では、子育て支援医療助成費や障害者自立支援医療給付費等を追加いたしました。 また、都市政策関連では、国の補正に伴い、鉄道事業者の安全対策に係る施設整備を支援することとしております。 さらに、平成27年度に予定される市債の繰上償還費や、廃棄物処理施設整備積立基金及び庁舎等整備再編積立基金の積み増し経費を前倒しして計上いたしました。 なお、金沢市土地開発公社の解散に関してでありますが、既に財源が確定している中山間地域の活性化拠点用地や、斜面緑地の保全用地などの再取得費を今回の補正予算で計上したほか、今後の財源導入を予定している用地については、まちづくり事業基金で、また、将来のまちづくり事業用地やテクノパーク用地については、三セク債を活用して取得してまいりたいと存じます。あわせて、公社の解散に係る議案や財産取得議案、三セク債発行の許可申請に係る議案をお諮りしております。 このほか、小坂小学校の校舎耐震補強工事に係る建築工事の請負契約の締結など議案4件をお諮りしたほか、市営住宅の明け渡しの和解に係る専決処分など2件を報告いたしました。 さて、地方創生を実現していくためには、表裏一体となる地方への権限や財源の移譲が欠かせない課題であります。 来月には、第4次地方分権一括法の施行が予定されるとともに、今通常国会において、提案募集方式による事務の移譲や、義務付け、枠付けの見直しに関する法案の提出が予定されるなど、改革に向けた動きが進んでおりますことから、今後、その動向を注視しながら、地方分権の一層の推進を国に働きかけてまいりたいと存じます。同時に、市といたしましても、周辺自治体と協力しながら、連携中枢都市圏の形成を視野に、新たな広域連携モデルの構築に努めてまいりますとともに、新幹線時代にふさわしい、スピード感があり、自立度の高い市政の推進に全力を尽くしてまいりたいと存じます。 何とぞ、各位並びに市民の皆様の御鞭撻と御支援を切望いたしますとともに、提出議案に対し、適切なる御決議を賜りますようお願いを申し上げ、提案理由の説明を終えさせていただきます。 ○田中展郎議長 提案理由の説明は終わりました。~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ △諸報告 ○田中展郎議長 この際、御報告いたしておきます。 地方自治法第180条第2項の規定により、議会の委任による専決処分については、報告第41号及び報告第42号をもって報告されておりますことをお知らせいたしておきます。~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ △休会について ○田中展郎議長 以上をもって、本日の日程は終了いたしました。 お諮りいたします。 明3日から9日までは議案調査のため休会といたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○田中展郎議長 御異議なしと認めます。 よって、さよう決定いたしました。 この際、御通知申し上げます。 次の本会議は、10日午前10時から開きます。~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
    △散会 ○田中展郎議長 本日はこれにて散会いたします。     午前10時46分 散会-----------------------------------   〔参照〕-----------------------------------                           平成27年3月2日            議員の派遣について 地方自治法第100条第13項及び金沢市議会会議規則第129条第1項ただし書の規定により、下記のとおり議員を派遣した。               記1 (1) 派遣目的  海外行政調査 (2) 派遣場所  台湾台南市、台湾台中市 (3) 派遣期間  平成27年1月19日から同月22日まで (4) 派遣議員  安達 前議員、田中展郎議長----------------------------------- 平成26年12月24日に議決された議員の派遣について、下記のとおり変更した。               記1 変更前変更後(1) 派遣目的交流協定都市訪問及び地方行政調査 (2) 派遣場所群馬県高崎市 (3) 派遣期間平成27年2月4日及び同月5日 (4) 派遣議員高  誠議員、長坂星児議員、 前 誠一議員、秋島 太議員、 高岩勝人議員、野本正人議員、 清水邦彦議員、松村理治副議長、 森尾嘉昭議員、上田 章議員、 中西利雄議員、田中 仁議員、 福田太郎議員高  誠議員、長坂星児議員、 奥野秀也議員、前 誠一議員、 秋島 太議員、高岩勝人議員、 野本正人議員、清水邦彦議員、 松村理治副議長、上田 章議員、 中西利雄議員、福田太郎議員2 変更前変更後(1) 派遣目的交流協定都市訪問及び地方行政調査 (2) 派遣場所愛知県岡崎市、愛知県豊田市 (3) 派遣期間平成27年2月9日及び同月10日 (4) 派遣議員坂本泰広議員、山本 保議員、 源野和清議員、奥野秀也議員、 宮崎雅人議員、小阪栄進議員、 喜多浩一議員、黒沢和規議員、 角野恵美子議員、新村誠一議員、 玉野 道議員、井沢義武議員、 横越 徹議員坂本泰広議員、山本 保議員、 源野和清議員、宮崎雅人議員、 小阪栄進議員、喜多浩一議員、 黒沢和規議員、角野恵美子議員、 新村誠一議員、玉野 道議員、 森尾嘉昭議員、井沢義武議員、 横越 徹議員               (写)                           発金議議調第236号                           平成27年2月23日                           (2015年)  金沢市長 山野之義様                       金沢市議会議長 田中展郎           議場への出席要求について 地方自治法第121条第1項の規定により、平成26年度金沢市議会3月定例月議会に説明のため貴職及び次の者の出席を求めます。 副市長         丸口邦雄    副市長         濱田厚史 公営企業管理者     糸屋吉廣    教育委員長       田邊俊治 市長公室長       当田一博    都市政策局長      相川一郎 総務局長        北村誠広    経済局長        八田 誠 農林局長        村本広之    市民局長        岡田宜之 福祉局長        平嶋正実    保健局長        越田理恵 環境局長        宮本伸一    都市整備局長      野口広好 土木局長        西川 洋    危機管理監       詩丘樹持 会計管理者       森田 勝    教育長         野口 弘 消防局長        大野耕司    市立病院事務局長    溝口 晃 財政課長        松田滋人 なお、教育委員長 田邊俊治に代わり、3月2日は教育委員 米井裕一の、同月10日は教育委員 河野俊寛の、同月16日は教育委員 岡 能久の、同月20日は教育委員 早川芳子の出席を求めます。...