平成２０年 ９月 定例会（第３回） 平成20年９月８日（月曜日
）－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－◯出席議員（40名） 議長 中西利雄 副議長 増江 啓 １番 不破大仁 ２番 下沢広伸 ３番 高岩勝人 ４番 野本正人 ５番 小林 誠 ６番 川 裕一郎 ７番 小阪栄進 ８番 秋島 太 ９番 大桑 進 10番 山本由起子 11番 角野恵美子 12番 粟森 慨 13番 清水邦彦 14番 松村理治 15番 久保洋子 16番 安居知世 17番 宮崎雅人 18番 黒沢和規 19番 福田太郎 20番 横越 徹 21番 田中展郎 22番 山野之義 23番 上田 章 24番 新村誠一 25番 苗代明彦 26番 田中 仁 27番 松井純一 28番 森 一敏 29番 森尾嘉昭 30番 升 きよみ 31番 平田誠一 34番 安達 前 35番 井沢義武 36番 澤飯英樹 37番 玉野 道 38番 木下和吉 39番 高村佳伸 40番 宮保喜一◯欠席議員（なし
）－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－◯説明のため出席した者 市長 山出 保 副市長 須野原 雄 副市長 森 源二
公営企業管理者 古田秀一 教育委員長 小杉善嗣
都市政策局長 丸口邦雄 総務局長 武村昇治 産業局長 羽場利夫
産業局農林部長 米林憲英 市民局長 東元秀明
福祉健康局長 横山外茂二 環境局長 城下 謙
都市整備局長 坂戸正治
都市整備局土木部長 市立病院事務局長 山下義夫 出口 正
美術工芸大学事務局長 会計管理者 上田外茂男 大路孝之 教育長 石原多賀子 消防局長 二俣孝司 財政課長
相川一郎－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－◯職務のため出席した
事務局職員 事務局長 篠田 健
議事調査課長 宮田敏之
議事調査課長補佐 中宗朋之 主査 藤家利重 主査 上出憲之 主査 関戸浩一 主査 水由謙一 主査 安藤哲也 主任 中村晃子 主任 石川岳史
総務課長補佐 針野 衛 主査 竹本 豊 書記
中田将人－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－◯議事日程（第１号） 平成20年９月８日（月）午前10時開議 日程第１ 会期の決定について 日程第２ 議案第１号 平成20年度金沢市
一般会計補正予算（第３号） 議案第２号 平成20年度金沢市
農村下水道事業費特別会計補正予算（第１号） 議案第３号 平成20年度金沢市
国民健康保険費特別会計補正予算（第２号） 議案第４号 平成20年度金沢市
公共下水道事業特別会計補正予算（第２号） 議案第５号 町の名称の変更に伴う関係条例の整理に関する条例制定について 議案第６号
金沢市議会政務調査費の交付に関する条例の一部改正について 議案第７号
公益法人等への職員の派遣等に関する条例の一部改正について 議案第８号 金沢市非常勤職員の報酬及び費用弁償に関する条例及び金沢市
特別職報酬等審議会条例の一部改正について 議案第９号 金沢市退職年金及び退職一時金に関する条例等の一部改正について 議案第10号 金沢市
中央卸売市場業務条例の一部改正について 議案第11号 金沢市
公設花き地方卸売市場業務条例の一部改正について 議案第12号 金沢市
認可地縁団体の印鑑の登録及び証明に関する条例の一部改正について 議案第13号 金沢市
食品衛生法施行条例の一部改正について 議案第14号 金沢市における墓地等の経営の許可等に関する条例の一部改正について 議案第15号 金沢市
地区計画等の区域内における建築物等の制限に関する条例の一部改正について 議案第16号 金沢市
土地開発公社定款の一部変更について 議案第17号 町及び字の区域並びに町の名称の変更について（上安原１丁目ほか） 議案第18号 町の名称の変更及び字の区域の廃止について（大桑１丁目ほか） 議案第19号 字の区域の変更について（五郎島町） 議案第20号 市道の路線認定について 報告第１号 専決処分の報告について（平成20年度金沢市
一般会計補正予算（第２号）） 報告第２号 専決処分の報告について（平成20年度金沢市
老人保健費特別会計補正予算（第２号）） 報告第３号 専決処分の報告について（調停について） （
提案理由説明）－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－◯本日の会議に付した事件 議事日程（第１号）に同じ－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－ 午前10時１分 開会
△開会
○
中西利雄議長 ただいまから平成20年定例第３回
金沢市議会を開会いたします。
～～～～～～～～～～～～～～～～～～～
△開議
○
中西利雄議長 本日の
出席議員数は、ただいまのところ40名であります。 よって、会議の定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。
～～～～～～～～～～～～～～～～～～～
△表明
○
中西利雄議長 日程に先立ちまして、一言申し上げます。 去る７月28日の豪雨により、本市では
浅野川流域を中心として、甚大な災害に見舞われました。
金沢市議会を代表いたしまして、被災されました方々に心よりお見舞いを申し上げます。 また、災害の応急復旧に御尽力をいただきました多くの市民の方々、また、
ボランティアの皆様、さらには御支援、御協力をいただきました関係機関の皆様に心から感謝を申し上げます。 この上は、被災されました方々が一日も早く平穏な生活を取り戻されるよう、心から願っております。
金沢市議会といたしましては、本格復旧・復興、そして恒久的な水害対策の推進と災害に強い
まちづくりに全力を挙げて取り組む所存でありますことを、ここに表明いたします。
～～～～～～～～～～～～～～～～～～～
△
会議録署名議員の指名
○
中西利雄議長 会議録署名議員の指名を行います。 19番
福田太郎議員 20番 横越 徹議員 21番
田中展郎議員以上３名の方々を指名いたします。
～～～～～～～～～～～～～～～～～～～
△諸報告
○
中西利雄議長 次に、今定例会までに議長において決定した議員の派遣については、お手元に配付のとおりでありますので、御報告いたしておきます。 なお、去る６月定例会において議決した大韓民国全州市への議員派遣については、全州市から交流を延期したい旨の申し入れがあり、議員の派遣を延期したので、あわせて御報告いたしておきます。 また、
地方自治法第121条の規定による今定例会の説明員の氏名は、お手元に配付のとおりでありますので、御報告いたしておきます。 さらに、説明員の欠席についての通知がお手元に配付のとおり参っておりますので、あわせて御報告いたしておきます。 なお、上着の着用は御自由に願います。 〔議員の派遣については
本号末尾参照〕 〔説明員の氏名は
本号末尾参照〕 〔説明員の欠席については
本号末尾参照〕～～～～～～～～～～～～～～～～～～～
△会期の決定について
○
中西利雄議長 これより、日程第１会期の決定についてを議題といたします。 お諮りいたします。 今定例会の会期は、本日から22日までの15日間といたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
中西利雄議長 御異議なしと認めます。 よって、今定例会の会期は15日間と決定いたしました。
～～～～～～～～～～～～～～～～～～～
△議案上程
○
中西利雄議長 次に、日程第２議案第１号平成20年度金沢市
一般会計補正予算（第３号）ないし議案第20号市道の路線認定について及び報告第１号ないし報告第３
号専決処分の報告について、以上の議案20件、報告３件を一括して議題といたします。
～～～～～～～～～～～～～～～～～～～
△提案理由の説明
○
中西利雄議長 市長から提案理由の説明を求めます。 山出市長。 〔山出 保市長登壇〕
◎山出保市長 本日、ここに各位の御参集をいただき、平成20年定例第３回
金沢市議会が開かれますに当たり、市政の概況と提出議案の大要につきまして、御説明を申し上げます。 去る７月28日、本市に発生した局地的な集中豪雨は、
浅野川流域を中心に甚大な被害をもたらしました。被災された方々に心よりお見舞いを申し上げます。 この救援には、いち早く市民の方々及び
ボランティアの皆様が献身的に尽力をされ、石川県、さらには近隣市町からの御支援もいただきました。また、
国会議員各位、県当局及び市議会の皆様の御尽力により、
災害救助法及び
被災者生活再建支援法の適用を受け、去る８月26日には、本市に
局地激甚災害の指定が決定いたしましたことに深く感謝を申し上げる次第であります。 このような折に、私、病気入院のやむなきに至り、現地対応に参加することができず、まことに心苦しく、申しわけなく、心からおわびを申し上げます。８月18日から公務に復帰いたしましたので、これよりは、職員と力を合わせ、災害復旧その他市民生活の安定に励んでまいる所存でございます。変わらぬ御指導、御鞭撻を切にお願い申し上げます。 さて、今次の災害に際しましては、本市では発生と同時に
災害対策本部を設置し、
浅野川流域の２万世帯・５万人に対して、避難指示を発令するとともに40カ所の避難所を開設する一方、泥土や崩土の除去、廃棄物の搬出などに取り組み、
総合相談窓口の開設、
ボランティアセンターの立ち上げ、湯涌地区での
復旧総合連絡所の設置など、被災者の生活支援と被災地の一日も早い復旧に市民の
方々ともども、懸命の努力を払ってまいりました。 いまだ避難勧告が解除されない地区もございますが、とりあえず応急復旧が終了いたしましたことから、先月18日、
災害対策本部を解散し、これにかえ、
本格復旧対策本部と対策室を設置したところであります。これにより、被災者の生活支援、
中小企業者や農業者の復興支援、道路や河川、
農業用施設など
公共施設等の本格復旧に全力を傾けてまいる所存であります。すなわち、支援に当たりましては、生活弱者とりわけ高齢者の生活支援に心を込め、商業・サービス業の方々の営業支援には誠意を尽くし、
公共施設等の本格復旧には、関係機関との連携のもと、最善を尽くしてまいります。 加えて、このところ、局地的な大雨による災害が、全国各地で相次いで発生しております。異常な気象条件と河川の水の流速の変化に備え、原点に立ち返り、水害防止の恒久的な対策に資するべく、学識者や
関係機関等から成る委員会を立ち上げることといたしました。すなわち、河川の急速な増水に対応した内水管理のあり方を検討してまいりますとともに、水門や
監視システムなどの管理体制や情報伝達のあり方等を検証・考察し、対策の強化・改善を図ってまいる所存であります。何とぞ各位の御指導と御支援をお願い申し上げます。 さて、我が国の経済は、輸出の減速から景気は後退局面に入ったとされており、政府においては、先般、
総合経済対策を取りまとめたところであります。依然として続く原油及び食料、飼料、
原材料価格等の高騰は、市民生活や経済活動にも大きな影響を及ぼしておりますことから、市といたしましても、さきに実施した
中小企業等への融資制度の拡充や
利子補給制度の創設に引き続き、生活弱者や福祉施設に対する冬期暖房費への支援策を取りまとめたところであります。また、去る７月には、
地元大手建設会社の
民事再生法適用申請に伴い、関連企業への影響と
地元建設業界の置かれた厳しい経営環境に配慮して、市として公共事業の早期発注などを柱とする緊急対策を打ち出した次第であります。 ともあれ、国の
総合経済対策の状況を見ながら、物価の動向と中小企業の経営及び市民の暮らしのかかわりに着目し、必要に応じ、市としての対応にも心がけてまいる考えであります。 次に、
後期高齢者医療制度では、国において、本年度、所得の低い方に対する保険料の軽減を柱とする特別対策が実施されました。こうした国の軽減策との整合を図りながら、本市の
国民健康保険料賦課方式との負担の調整が必要と考え、独自に軽減措置を講じることといたした次第であります。引き続き、制度への理解を得ながら、円滑な運営に努めてまいりたいと存じます。 さて、市政における各事業は順調に進行しておりますが、この際、二、三の報告を申し上げます。 まず、北陸新幹線の建設につきましては、金沢駅以西の本市内の用地取得が進み、取得率は８割を超えております。できれば本年度内の取得完了に向けて、引き続き、鉄道・運輸機構及び県と連携して取り組むとともに、側道の用地取得についても拍車をかけてまいります。 また、金沢駅西広場の整備では、先般、有識者による再
整備検討委員会を立ち上げ、施設の配置計画や修景計画など、広場のあり方について検討を開始したところであります。ここでの意見を踏まえ、都市計画の決定を変更し、新幹線開業に向けた、本市の玄関口にふさわしい景観や機能を備えた広場を目指してまいります。 一方、ＪＲ西金沢駅の周辺整備にかかわる日本たばこ産業のことであります。過般、
当該たばこ産業から西金沢駅周辺の
まちづくりに誠意をもって協力するとの確約を得ましたので、先月、庁内に検討チームを立ち上げ、閉鎖後の工場跡地のあり方等について、市の基本的な考えを取りまとめているところであります。この結果をもとに、今後、先方と協議を進めていきたいと考えております。 ところで、
都市内交通の円滑化を図る
環状道路網の整備でございますが、
外環状道路の山側環状では、
金沢東部環状道路の４車線化に向けて、明年度、国におかれて、２本目の
卯辰トンネルの掘削工事に着手する予定となりました。鈴見交差点の立体化や
神谷内インターの整備とあわせ、これからの事業の進展に期待を寄せるところであります。また、内環状道路の
疋田上荒屋線につきましては、この23日に三池－高柳間の供用を開始するとともに、北安江町地内では、近く高架橋工事に着手してまいりますほか、橋場若宮線では、芳斉１丁目から三社交差点間の
道路築造工事に取りかかることとしております。 次に、
歴史文化遺産の保存・整備であります。
世界遺産登録のための重要な構成資産となる惣構跡につきましては、この７月、尾張町２丁目地内において東内惣構堀の
枯木橋詰遺構の復元工事が完成したほか、主計町緑水苑内の西内惣構跡では堀跡が確認されましたので、専門家の意見を伺いながら、復元整備に向けた実施設計に取りかかってまいります。加えて、過般、本町１丁目地内の西外惣構跡において、惣構の出入り口の防御施設である升形の跡が確認されましたので、今後、本市に歴史都市の認定ができますれば、これによる国の
支援制度適用も視野に復元整備を検討してまいりたいと存じます。 さて、交流人口の拡大を目指す観光施策につきましては、11月に
北陸新幹線沿線６市の市長が集い、本市において「
沿線都市観光サミット」を開催し、地域間の連携強化と広域観光の振興を図ってまいります。また、海外からの観光客誘致では、パリにおいて、来月には
日仏観光交流セミナーに、明年３月には
旅行博覧会に参加し、誘客活動を積極的に展開してまいりますとともに、11月には台北市の国際旅行博に参加するなど、国外においても金沢の魅力の発信に努めてまいります。 次に、金沢港大水深岸壁の整備でありますが、11月２日に水深12メートルでの供用が開始されることになりました。
国際物流拠点としての機能が高まり、本市の
ものづくり産業の基盤強化につながることから、これを機に、周辺地区への企業の集積を図ってまいりたいと存じます。 加えて、進出企業と地元企業を支援する「
北部地区ものづくり交流・研修会館」につきましては、粟崎４丁目地内において明年秋の完成を目指し、先日、
敷地造成工事に着手したところであります。このほか、先端企業の誘致を進める
金沢テクノパークにおきまして、11月にも澁谷工業が
電子線殺菌システムの生産工場の建設に着手すると伺っており、さらなる企業の誘致に努めてまいりたいと存じます。 ところで、金沢を代表する伝統産業の加賀友禅でありますが、ライフスタイルの変化に伴う昨今の着物離れなどにより、殊のほか厳しい経営環境に立たされております。このため、販路拡大や
後継者育成などの研究・支援を行う「
加賀友禅技術振興研究所」を市内小将町の
加賀友禅伝統産業会館内に開設したいと考え、先日、
業界関係者や
学識経験者等から成る
設立準備委員会を設置した次第であります。 なお、かねてよりの
食肉流通センターに関してであります。管理運営を行う石川県
金沢食肉公社の経営改善に向けて、今般、県から資金の協力を得て、当面公社に貸し付けを行うこととし、県とともに一連の改善策を取りまとめた上で、支援措置を検討することとしております。 次に、
少子化対策につきましては、明年度の「
かなざわ子育て夢プラン2010」の策定に向けて、ニーズを把握するための
アンケート調査を実施し、年度内に骨子案を取りまとめてまいりたいと存じます。なお、来月から
子育て支援等の
医療費助成制度に自動償還払い制度を導入し、保護者の申請に要する負担の軽減を図ってまいります。 一方、
次期環境基本計画でありますが、現在、市民や事業所から取り組むべき事項の提案や意見を伺っているところであり、来月には、
環境審議会において、基本目標や基本方針についての検討を開始し、年度末の策定を目指してまいります。 また、
西部クリーンセンターの新工場建設に当たっては、厳しい
公害防止基準の設定や余熱の有効活用など、循環型社会に寄与する高性能・最新鋭の施設を目指し、先般、技術提案を求めたところであり、今後、学識者から成る第三者機関において、これを慎重に審査し、年度内の契約を目指してまいります。 次に、学校施設の耐震化につきましては、国の内外における震災被害にかんがみ、国において国庫補助率のかさ上げなどの
緊急支援措置を講じることとしており、本市では、本年度、耐震補強が必要な校舎について実施設計を進めておりますので、国の補助を得ながら必要に応じ、改修工事を前倒ししてまいる考えであります。 重ねて、このたびの大雨災害による被災地の本格復旧及び被災された方々の支援に鋭意取り組みながら、まちの復興には、速やかなにぎわいの創出がぜひとも必要であります。幸い、来月、「
金沢オータムプロジェクト」と銘打って、４つの事業を展開いたしますので、これらを通じ、金沢の魅力と活力を国の内外に宣明したいと存じます。 まず、その１つは、「
おしゃれメッセ2008」の開催であります。来月10日より、金沢城公園と金沢21世紀美術館を主会場に
金沢ならではの付加価値の高いものづくりを国内外に発信するため、アパレルや工芸の新商品の展示会や商談会を開催してまいります。 ２つとして、「
世界創造都市フォーラム2008」の開催であります。来月17日、ボローニャ、ベルリンなど、既にユネスコの
創造都市ネットワークに登録されている都市の研究者や
政策担当者などが参加し、文化の多様性の実現について議論することとしており、来月申請を予定している本市の
ネットワークへの登録につなげてまいりたいと存じます。 ３つには、「第51回全日本花いっぱい金沢大会」の開催であります。来月18日、約2,000人の参加のもと、式典や記念講演を行いますほか、市内各所において、植樹や
緑花フェスティバル、沿道緑花などの多彩な催しを展開してまいります。 ４つには、「
金沢アートプラットホーム2008」の開催であります。来月４日から12月にかけて、まちなかの商店街や町家等を舞台に、世界で活躍中の
若手アーチストらによる
現代アート作品の展覧会を繰り広げてまいります。 以上を通じて、災害の困難を越えて、まちをたくましく元気にし、また、金沢を訪れる方々を温かくお迎えしたいと考えております。何とぞ各位並びに市民の皆様の御協力を賜りますよう、お願い申し上げます。 さて、今回提出いたしました
補正予算案は、今般の大雨災害による
災害復旧経費及び
災害関連経費のほか、さきに述べた
原油価格高騰対策費や
後期高齢者医療保険料の市独自の負担軽減のための助成金の計上が主なる内容であり、全会計の補正額は39億3,012万3,000円となりました。 まず、災害関係では、
農林業施設や土木施設などに係る
災害復旧経費に加え、被災された市民、
中小企業者及び農業者の
災害対策資金を無利子とするための
利子補給費を計上するほか、国の
被災者生活再建支援制度の対象とならない世帯のうち、床上浸水以上の被害を受けた世帯に市独自で支援金を支給する制度を新設いたします。さらに、介護保険や
障害福祉サービスの
利用者負担の減免に係る経費のほか、町会等が実施した清掃活動などの応急復旧に要した経費に対して助成をしてまいります。
都市整備関係では、国の追加内示を受けて、木曳川の改修事業を前倒ししてまいりますとともに、民有地の
がけ地防災工事費や
民間木造住宅に係る
耐震改修費の助成枠を追加し、市民の安全・安心の確保に資してまいります。 産業関係では、
新規認定企業に係る立地助成金を追加するとともに、中心市街地の空き店舗への出店を促進するための助成枠を拡大いたしました。 教育関係では、
小中学校校舎の外壁の改良を進めてまいりますほか、国の委託を受けて、不登校や児童虐待など問題を抱える児童・生徒を支援するスクールソーシャルワーカーを配置し、その活用について研究してまいりたいと存じます。 このほか、金沢港への
国際定期フェリー就航に伴う
出入国管理等の施設整備に対する負担金などを追加計上しております。 その他の案件としては、
安原中央土地区画整理事業等の換地処分に伴う「町の名称の変更に伴う関係条例の整理に関する条例」の制定など条例案11件の外、その他議案５件、
地方公共団体財政健全化法に基づく
健全化判断比率及び
資金不足比率の報告のほか、
市長専決処分に係る報告５件をお諮りしております。 以上が議案等の大要でございます。何とぞ慎重に御審議の上、適切なる御決議を賜りますようお願い申し上げます。
○
中西利雄議長 提案理由の説明は終わりました。
～～～～～～～～～～～～～～～～～～～△諸報告
○
中西利雄議長 この際、御報告いたしておきます。
地方自治法第180条第２項の規定により、議会の委任による専決処分については、報告第４号及び報告第５号をもって、
地方公共団体の財政の健全化に関する法律第３条第１項及び第22条第１項の規定により、
健全化判断比率及び
資金不足比率については、報告第６号をもって、それぞれ報告されておりますことをお知らせいたしておきます。
～～～～～～～～～～～～～～～～～～～
△休会について
○
中西利雄議長 以上をもって、本日の日程は終了いたしました。 お諮りいたします。 明９日から15日までは議案調査のため休会といたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
中西利雄議長 御異議なしと認めます。 よって、さよう決定いたしました。 この際、御通知申し上げます。 次の本会議は、16日午前10時から開きます。
～～～～～～～～～～～～～～～～～～～
△散会
○
中西利雄議長 本日はこれにて散会いたします。 午前10時33分 散会－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－ 〔参照〕－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－ 平成20年９月８日 議員の派遣について
地方自治法第100条及び
金沢市議会会議規則第120条の規定により、次のとおり議員を派遣した。 記１ (1) 派遣目的 平成20年度北方領土現地視察 (2) 派遣場所 北海道根室市、北海道羅臼町 (3) 派遣期間 平成20年９月３日から同月５日まで (4) 派遣議員 粟森 慨議員、
福田太郎議員 （写） 収財第４３号 平成20年９月５日 （２００８年）
金沢市議会議長 中西利雄様 金沢市長 山出 保 説明員の出席について（通知） 平成20年９月３日付け発金議議調第61号で請求された
地方自治法（昭和22年法律第67号）第121条の規定に基づく平成20年定例第３回
金沢市議会の説明員は、次のとおりです。 副市長 須野原 雄 副市長 森 源二
公営企業管理者 古田秀一 環境局長 城下 謙 教育委員長 小杉善嗣
都市整備局長 坂戸正治
都市政策局長 丸口邦雄 総務局長 武村昇治 都市整備局担当局長 出口 正 産業局長 羽場利夫 （土木部長事務取扱） 産業局担当局長 米林憲英
市立病院事務局長 山下義夫（農林部長事務取扱）
美術工芸大学事務局長 大路孝之
会計管理者 上田外茂男 市民局長 東元秀明 教育長 石原多賀子
福祉健康局長 横山外茂二 消防局長 二俣孝司 福祉健康局担当局長 田中邦美（保健所長事務取扱） 都市政策局担当部長 環境局担当部長 南 善史＋企画調整課長事務取扱＋ 立岩里生太 （環境政策課長事務取扱）｜兼金沢西部図書館開設｜＋準備室長事務取扱 ＋ 環境局担当部長 ＋施設管理課長 ＋ 都市政策局担当部長 桶川秀志 ｜事務取扱兼西部クリー｜ 坂井修二（観光交流課長事務取扱） ｜ンセンター新工場建設｜ ＋事務所長事務取扱 ＋ 交通政策部長 清水啓紀 文化交流部長 環境局担当部長 新村光秀＋兼文化政策課長 ＋ 河原 清 （環境指導課長事務取扱）＋事務取扱 ＋ 歴史遺産保存部長 都市整備局担当部長 扇子嘉則＋兼歴史遺産調査研究 ＋ 岡田宜之 （都市計画課長事務取扱）＋室長事務取扱 ＋ 都市整備局担当部長 総務局担当部長 ＋市街地再生課長 ＋ 石野一次＋美術工芸大学法人化 ＋ 黒瀬剛久 ＋事務取扱 ＋＋準備室長事務取扱 ＋ 都市整備局担当部長 尾崎一志 総務局担当部長 西村賢了 （営繕課長事務取扱）（総務課長事務取扱） 定住促進部長 山森 茂 総務局担当部長 吉田俊朗（監理課長事務取扱） 都市整備局担当部長 馬場悦夫 （建築指導課長事務取扱） 総務局担当部長 宮前信之（行政経営課長事務取扱） 教育委員会 学校教育部長 総務局担当部長 河合豊嘉 ＋兼市立工業高等学校 ＋ 喜多 茂（税務課長事務取扱） ｜教育改革推進室長 ｜ ＋事務取扱 ＋ 産業局担当部長 山田克俊（港湾活用推進担当） 教育委員会担当部長 西崎辰雄 （学校職員課長事務取扱） 産業局担当部長 坂井祐一（農業総務課長事務取扱） 教育委員会 新家俊一 生涯学習部長 卸売市場長＋兼中央卸売市場長 ＋ 教育プラザ富樫｜兼中央卸売市場 ｜ 坪内俊二 総括施設長｜事務局長兼公設花き ｜ ＋兼地域教育センター ＋ 川原利治＋地方卸売市場長 ＋ ｜所長事務取扱 ｜ ｜兼研修相談センター ｜ 防災管理監 山田 弘 ＋所長事務取扱 ＋ 社会福祉事務所長 消防局次長 吉本吉和＋兼福祉総務課長 ＋ 澤田 博 （兼警防課長事務取扱）＋事務取扱 ＋ 企業局副局長 前多 豊 企業局経営企画部長 山口 亮 福祉健康局担当部長 吉本忠則 企業局営業部長 甚田和幸（生活支援課長事務取扱） 企業局建設部長 亀田健治 企業局施設部長 中村 均 福祉健康局担当部長＋こども総合相談 ＋｜センター所長事務取扱｜｜兼児童相談所長 ｜ 浅香久美子｜事務取扱 ｜｜兼教育プラザ富樫 ｜｜総括施設次長 ｜＋事務取扱 ＋ 健康推進部長 梶原慎志 福祉健康局担当部長 山田菊二（健康総務課長事務取扱） 情報政策課長 寺西正和 リサイクル推進課長 二又 勉 景観政策課長 野口広好 交通政策課長 中田政晴 緑と花の課長 宮下 毅（兼新幹線建設推進室長） 道路建設課長 山崎良則 道路管理課長 今越 寛 歩ける環境推進課長 高来孝志 内水整備課長 大田 茂 国際交流課長 江口弘泰 技術管理課長 河村孝夫
文化財保護課長 横山光雄 住宅政策課長 中川雅則 市営住宅課長 宮下 繁 歴史建造物整備課長 市立病院事務局次長 山崎 章＋兼用水・惣構堀保全 ＋ 野島宏英＋室長 ＋ 美術工芸大学 石野圭祐 事務局次長 秘書課長 浦上光太郎 文書法制課長 北村誠広 会計課長 小柳正人 職員課長 谷 晃 財政課長 相川一郎 教育委員会 平嶋正実 資産税課長 林 充男 教育総務課長 市民税課長 溝口 晃 教育委員会 池端弘久 商業振興課長 和田英昭 学校指導課長 ものづくり政策課長 宮本伸一 企業立地課長 八田 誠 市立工業高等学校 詩丘樹持 労働政策課長 吉田 歩 事務局長 森林再生課長 出口秋一 農業センター所長 杉山裕信 教育委員会 水口哲哉 生涯学習課長 中央卸売市場事務局 若林昭宏 教育委員会 次長 玉川図書館長 森田 勝 （兼城北分館長） 公設花き地方卸売市場 瀧本徳宏 事務局長 教育委員会 泉野図書館長 萩 正人 市民参画課長 綿谷 徹 （兼平和町児童図書館長）（兼人権同和対策室長） 教育委員会 防災管理課長 村本広之 玉川こども図書館 当田一博 広報広聴課長 縄 寛敏 副館長 市民課長 選挙管理委員会書記長 西田賢一＋兼近江町交流プラザ ＋ 吉岡信昭 監査事務局長 小納谷満典＋開設準備室長 ＋ 農業委員会事務局長 北川義文 消防局消防総務課長 宮下清昭 市民スポーツ課長 島 進一 消防局予防課長 粟村 弘 介護保険課長 太村正信 消防局情報指令課長 中町清一 長寿福祉課長 宇野孝一 企業局経営企画課長 山崎純生 企業局企業総務課長 永井信幸 こども福祉課長＋兼金沢駅 ＋ 越田理恵 企業局お客さま 小浦和夫＋こどもらんど所長 ＋ サービス課長 障害福祉課長 不破 哲 企業局営業開発課長 竹中 衛 福祉指導監査課長 橋本光正 企業局建設課長 羽土明範 医療保険課長 塚本智靖 企業局維持管理課長 由上清志 地域保健課長 下浦涼子 企業局ガス課長 川西正夫 衛生指導課長 川原陽一 企業局上水・発電課長 松島 浩 食肉衛生検査所長 吉村清人 企業局水処理課長 高村幸夫 上記説明員中、教育委員長 小杉善嗣は、所用のため９月17日、18日、22日の本会議を欠席し、教育委員 米井裕一（17日）、教育委員 佐藤秀紀（18日）、教育委員 早川芳子（22日）が代理出席します。また、環境局担当部長 坂井修二は、病気療養中のため、８日から22日までの議会を欠席します。 （写） 発財号外 平成20年９月８日 （２００８年）
金沢市議会議長 中西利雄様 金沢市長 山出 保 説明員の欠席について（通知） 先に収財第43号をもって通知しました議会説明員のうち、秘書課長 浦上光太郎は、病気療養のため９月８日の議会を欠席しますので、よろしくお取り計らい願います。...