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12月06日-01号

  • "雨水ポンプ場"(/)
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  1. 金沢市議会 2007-12-06
    12月06日-01号


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    平成19年 12月 定例会(第4回)           平成19年12月6日(木曜日)-----------------------------------◯出席議員(40名)     議長  宮保喜一君         副議長 上田 章君     1番  不破大仁君         2番  下沢広伸君     3番  高岩勝人君         4番  野本正人君     5番  小林 誠君         6番  川 裕一郎君     7番  小阪栄進君         8番  秋島 太君     9番  大桑 進君         10番  山本由起子君     11番  角野恵美子君        12番  粟森 慨君     13番  清水邦彦君         14番  松村理治君     15番  久保洋子君         16番  安居知世君     17番  宮崎雅人君         18番  黒沢和規君     19番  福田太郎君         20番  横越 徹君     21番  田中展郎君         22番  山野之義君     24番  新村誠一君         25番  苗代明彦君     26番  田中 仁君         27番  松井純一君     28番  森 一敏君         29番  森尾嘉昭君     30番  升 きよみ君        31番  平田誠一君     32番  増江 啓君         33番  中西利雄君     34番  安達 前君         35番  井沢義武君     36番  澤飯英樹君         37番  高村佳伸君     38番  玉野 道君         40番  木下和吉◯欠席議員(なし)-----------------------------------◯説明のため出席した者 市長       山出 保君    副市長      須野原 雄君 副市長      藤崎 強君 公営企業管理者  古田秀一君    教育委員長    小杉善嗣君 都市政策局長   藤田昌邦君    総務局長     武村昇治君 産業局長     君塚明宏君    産業局農林部長  宮島伸宜君 市民局長     東元秀明君    福祉健康局長   横山外茂二君 環境局長     浜田健一君    都市整備局長   坂戸正治君 都市整備局土木部長         市立病院事務局長 廣田 健君          出口 正君 美術工芸大学事務局長        会計管理者    今川 実君          小村 隆君 教育長      石原多賀子君   消防局長     川村外志夫君 財政課長     相川一郎-----------------------------------◯職務のため出席した事務局職員 事務局長     篠田 健君 議事調査課長   河原秀治君    議事調査課担当課長                            西田賢一君 主査       上出憲之君    主査       横山 健君 主査       関戸浩一君    主査       水由謙一君 主査       安藤哲也君    書記       小木 茂君 書記       岩田典子君 総務課長補佐   松田雅典君    主査       竹本 豊君 書記       中田将人-----------------------------------◯議事日程(第1号)  平成19年12月6日(木)午前10時開議 日程第1 会期の決定について 日程第2 議案第1号 平成19年度金沢市一般会計補正予算(第3号)      議案第2号 平成19年度金沢市公共用地先行取得事業費特別会計補正予算(第1号)      議案第3号 平成19年度金沢市工業団地造成事業費特別会計補正予算(第1号)      議案第4号 平成19年度金沢市農村下水道事業費特別会計補正予算(第1号)      議案第5号 平成19年度金沢市国民健康保険費特別会計補正予算(第1号)      議案第6号 平成19年度金沢市ガス事業特別会計補正予算(第1号)      議案第7号 平成19年度金沢市水道事業特別会計補正予算(第1号)      議案第8号 平成19年度金沢市公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)      議案第9号 平成19年度金沢市公設花き地方卸売市場事業特別会計補正予算(第1号)      議案第10号 町の名称の変更に伴う関係条例の整理に関する条例制定について      議案第11号 金沢市教育委員会委員定数条例制定について      議案第12号 職員の給与に関する条例の一部改正について      議案第13号 昭和42年度以降における金沢市職員共済組合条例等の規定による年金受給者のための年金の額の改定に関する条例の一部改正について      議案第14号 金沢市手数料条例の一部改正について      議案第15号 金沢市立工業高等学校授業料等に関する条例の一部改正について      議案第16号 金沢市地区計画等の区域内における建築物等の制限に関する条例の一部改正について      議案第17号 財産の取得について(近江町交流プラザ(仮称))      議案第18号 財産の処分について      議案第19号 財産の処分について      議案第20号 財産の処分について      議案第21号 町の名称の変更及び字の区域の廃止について(いなほ2丁目)      議案第22号 市道の路線認定について      議案第23号 市道の路線廃止について      議案第24号 市道の路線変更について      議案第25号 調停申立て等について      議案第26号 金沢市の特定の事務を取り扱わせる郵便局の指定について                           (提案理由説明)-----------------------------------◯本日の会議に付した事件  議事日程(第1号)に同じ-----------------------------------     午前10時2分 開会 △開会 ○議長(宮保喜一君) ただいまから平成19年定例第4回金沢市議会を開会いたします。~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ △開議 ○議長(宮保喜一君) 本日の出席議員数は、ただいまのところ40名であります。 よって、会議の定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~会議録署名議員の指名 ○議長(宮保喜一君) 会議録署名議員の指名を行います。 10番  山本由起子君 11番  角野恵美子君 12番  粟森 慨君以上3名の方々を指名いたします。~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ △諸報告 ○議長(宮保喜一君) 次に、今定例会までに議長において決定した議員の派遣については、お手元に配付のとおりでありますので、御報告いたしておきます。 また、地方自治法第121条の規定による今定例会の説明員の氏名は、お手元に配付のとおりでありますので、あわせて御報告いたしておきます。   〔議員の派遣については本号末尾参照〕   〔説明員の氏名は本号末尾参照〕~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ △会期の決定について ○議長(宮保喜一君) これより、日程第1会期の決定についてを議題といたします。 お諮りいたします。 今定例会の会期は、本日から18日までの13日間といたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(宮保喜一君) 御異議なしと認めます。 よって、今定例会の会期は13日間と決定いたしました。~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~議案上程 ○議長(宮保喜一君) 次に、日程第2議案第1号平成19年度金沢市一般会計補正予算(第3号)ないし議案第26号金沢市の特定の事務を取り扱わせる郵便局の指定について、以上の議案26件を一括して議題といたします。~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~提案理由の説明 ○議長(宮保喜一君) 市長から提案理由の説明を求めます。 山出市長。   〔市長山出 保君登壇〕 ◎市長(山出保君) 本日、ここに各位の御参集をいただき、平成19年定例第4回金沢市議会が開かれますに当たり、市政の概況と提出議案の大要につきまして、御説明を申し上げます。 我が国経済は、緩やかな景気回復が続いているとは言われておりますものの、地方にありましては、いまだその実感が得られるものではなく、他方、世界に目を転じてみましても、アメリカ経済の減速、株安の連鎖、原油価格の高騰など、その先行きは必ずしも楽観できない状況にあります。加えて、国内では、景気回復過程において、都市と地方の経済格差が顕在化し、税源の偏在により、財政力格差が拡大するなど、新たな課題も生まれております。これを是正する方策として、地方法人二税を地方の共同財源として再配分するなどの議論が行われてきておりますが、これには、地方消費税など偏在性の少ない税源の拡充にあわせ、地方交付税財源調整機能の充実が第一義と考えており、安定的な税財源の確保に向けた見直しを国に強く求めてまいりたいと存じます。 一方、少子高齢社会の進展に備え、医療制度改革を初めとして、我が国の社会保障制度はまさに変革期にあります。しかしながら、改革の過程において、地方への負担転嫁や暮らしへの影響なども懸念されますことから、将来を見据えた持続可能な制度や地域医療の確保などを求めつつ、市といたしましても、実態に即した対応と制度の円滑な実施に努めてまいる所存であります。 このような状況下において、政府の地方分権改革推進委員会は、先般、「中間的な取りまとめ」を行い、その中で、国の義務づけや枠づけを原則廃止し、全国的な基準を残す場合にも、条例による上書き権を認める方向性が示されたほか、国と地方の税源配分を当面5対5とすることが明記されました。一方で、地方共有税の導入や地方行財政会議の設置については触れられておらず、これらを含めた第2期地方分権改革の実現には、何よりも政治の主導が不可欠であり、引き続き全国市長会等を通じ、全力で取り組んでまいる所存であります。各位の御支援を心からお願い申し上げます。 さて、安定的な税源の確保に資する上で、企業立地による産業基盤の整備も欠かせません。幸い、このほど、粟崎地区工業用地につきまして、コマツとの間で売り払いの仮契約を締結いたしました。早速、本用地で超大型油圧ショベル生産工場を建設する旨の表明があり、地元経済への波及効果に大きな期待を寄せております。さらに、先端産業の誘致を進める金沢テクノパークでは、先日、澁谷工業との間で、新事業の飲料用ペットボトル電子線殺菌システム生産拠点として、新たな進出協定を締結したほか、横河電機において、去る3日、光通信向け測定器生産ラインを増設する旨、表明されたところであります。 一方、第2期分譲を開始したいなほ工業団地におきましても、第1号となる芝寿しと用地譲渡の覚書を締結したところであり、これら企業の進出及び拡張により、本市のものづくり産業に厚みが加わり、雇用の創出に大きな効果が期待されますことから、さらなる企業の誘致に全力を傾けてまいる所存であります。 さて、この1年、各位並びに市民の皆様の御支援、御協力により、市政は各般にわたり着実な進展を見ることができました。 まずは、北陸新幹線建設工事でありますが、鉄道・運輸機構において、既に県境から金沢駅間の土木工事をおおむね完了し、残る金沢駅-白山総合車両基地間で新たに犀川にかかる橋梁工事に取りかかるなど、順調に進捗しております。市といたしましても、県と連携して金沢駅以西での用地取得に全力を挙げるとともに、これに合わせた側道の整備にも計画的に取り組んでまいります。 あわせて、開業に向けて魅力と活力あるまちづくりが急がれることから、現在、年内をめどに「新幹線対応行動計画」の取りまとめ作業を進めております。なお、この行動計画を着実に推進していくため、年明けにも庁内に新幹線対応連絡会議を設置するとともに、専任職員を配置するなど、新たな体制を整備したいと考えており、市民や地域、各種団体等とも連携を図りながら、新幹線の開業効果を最大限に高めるよう力を注いでまいります。 また、まちの魅力を高めるための歴史文化遺産の保存・整備に関してでありますが、昨年、継続審議となりました世界遺産暫定リスト登載に向けて、本市の文化的景観の特異性を明らかにするとともに、金沢の特質や優位性を示すことにより、県とともに年内に文化庁に再提案してまいりたいと考えております。 まず、その構成資産の一つである主計町にありましては、年明けにも、国の重要伝統的建造物群保存地区の選定を目指し、文化庁に申し出をいたしますほか、寺町寺院群においても、卯辰山山ろく寺院群に続き、先日、地域の住民等によるまちづくり協議会が発足いたしましたので、まずは、市の伝統的建造物群保存地区指定に向けて、協議を進めてまいりたいと存じます。また、寺町大通りにおける長坂用水試掘調査におきまして、新たに藩制期の石積みが現存していることが判明いたしましたので、今後、史実に基づいた用水景観の再生について研究してまいりますほか、辰巳用水詳細調査に関連して、先般、涌波地内において、加賀藩の火薬製造所である土清水塩硝蔵土蔵礎石等を確認いたしましたので、今後、歴史的価値づけや保護・活用方法等について研究してまいりたいと存じます。 一方、美しい都市景観の形成でありますが、景観施策の実効性を高めるため、現在、指定区域の拡大や規制の強化を図るべく、都市景観形成基本計画見直し作業を進めているところであります。年度内に取りまとめ、明年度、具体的な区域や規制内容を定める個別の計画を策定し、条例を改正してまいりたいと考えております。 次に、まちの活力とにぎわいを創出する都心軸の整備についてであります。現在、本市の玄関口にふさわしく、にぎわいの創出や利用者の利便性にも配慮した金沢駅西広場の基本設計に取り組んでおりますほか、近江町市場の再整備では、明年度末の完成を目指し、先月、施設建築物地上部分の工事に取りかかったところであり、市民の台所としての生鮮食料品市場とその特徴を生かした飲食店街の形成など、まちなかの新たな魅力の創出につなげてまいりたいと存じます。 なお、金沢駅武蔵北地区の市街地再開発事業につきまして、残る第三工区の早期着工に向けて、権利者と権利変換等について協議するため、今回、裁判所への調停の申し立てをお諮りした次第であります。 次に、県庁跡地の整備についてでありますが、先月末、中央消防署広坂出張所解体工事が完了し、旧県庁舎本館北側部分の取り壊しにつきましても、近く完了の予定と伺っておりますので、明年度以降の緑地整備に向けて、市としても引き続き協力してまいりたいと存じます。 一方、かねて県とともに国際機関の誘致を進めてまいりましたいしかわ国際協力研究機構でありますが、その努力が実を結び、明年春より「国連大学高等研究所いしかわ・かなざわオペレーティング・ユニット」として、正式に位置づけられる見通しとなりました。これを機に、国連大学ならでは研究活動や地域に根差した課題についての研究が行われてまいりますことから、世界に開かれた学術文化都市金沢の発信に大いにつながるものと期待をいたしております。 さらに、県及び金沢大学との間に実務者連絡会を設置し、これまで協議を重ねてまいりました金沢大学工学部跡地につきましては、近く金沢大学が敷地の土壌汚染の有無を調べるための調査に着手する予定でありますので、調査結果を踏まえ、文教地区にふさわしい利活用策について、協議を本格化させてまいりたいと存じております。 また、金沢大学関連のもう一つの課題であります金沢大学四十万農場跡地に関してでありますが、昨日の北陸財務局国有財産北陸地方審議会で、海側の半分について、市への売却が決定いたしました。年度内をめどに先行取得し、地域の方々の御意見を踏まえ、明年度以降、防災機能も備えた多目的広場として整備してまいりたいと存じます。 さて、交流人口の拡大に資する外環状道路の整備につきましては、その山側環状で、国において、早ければ明年2月にも鈴見交差点立体化工事に着手する予定と伺っております。また、海側幹線では、残る鞍月-今町間のうち、直江地区土地区画整理事業により道路築造工事が進められておりますほか、隣接する大河端地区では明年1月末に、大友地区では明年秋に土地区画整理組合の設立が予定されております。 さらに、外環状道路の整備に伴い、まちなかにおいてマイカーの利用を控え、歩行者と公共交通を優先するまちづくりを進めるため、この11月を公共交通利用促進月間と位置づけ、バスの運行実験に加え、市民の意識啓発のための市民会議を開催したところであります。 また、かねて協議を進めてまいりました長町・長土塀地区における通過交通抑制策につきまして、先般、地元の方々の深い御理解のもと、賛同を得ることができました。これを機会に、歩けるまちづくりをさらに促すべく、年明けから、まちなかモデル地区を選定し、地域の交通のあり方について、地域住民と行政が一体となって議論を重ねてまいりたいと存じます。その上で、理解と賛同が得られ、可能となった地区から具体の対応を進めてまいりたいと考えております。 なお、まちなか交通の利便性を高めるふらっとバスにつきまして、新規に長町ルート取りまとめられました。長町・長土塀、芳斎、中村町校下などをめぐるもので、明年11月の導入を目指し、バス停の位置等の環境整備を進めてまいります。ほかに、金沢駅とまちなかを結ぶショッピングバスの運行にありましては、まちなかの回遊性の向上とにぎわいの創出に資しておりますことから、その継続方法などにつき、鋭意検討してまいりたいと存じます。 次いで、観光施策についてであります。明年7月の東海北陸自動車道の全線開通を見据え、この10月に岡崎市と豊田市との間で観光交流都市協定を締結したところであり、中京圏との交流を推進してまいりますほか、今月には、カンヌや台北市で開催される旅行博等に出展し、観光宣伝を行うなど、国外からの観光客誘致にも取り組んでまいる所存であります。あわせて、明年10月に開催予定の全日本花いっぱい金沢大会につきましては、先般、国や県、関係団体等から成る実行委員会を立ち上げたところであり、大会の成功を期してまいる所存でございます。 さて、年の瀬を控え、原油価格の高騰により、市民の暮らしと中小企業の経営への影響が懸念されております。必要に応じ、中小企業者の資金繰りについては、きめ細かな支援に心がけてまいりたいと存じます。 また、市民生活の安全にかかわる施策として、公共施設を初めとする建物の耐震化が求められておりますことから、中学校や私立保育所耐震補強工事を前倒ししてまいりますほか、内灘町との災害相互応援協定に基づき、工事を進めてまいりました水道管の連結につきましては、年明けにも双方からの応急給水が可能となる予定でございます。 次に、城北水質管理センターにおいて、去る8月20日に発生したポンプ場等の冠水被害につきましては、先般、専門家から成る調査委員会から、施設能力を大きく上回る短時間の大雨が原因との報告及び幾つかの提言がありました。これを受け、直ちに庁内に改善対策等検討委員会を設置し、提言された改善策の早期実施を図るとともに、近年、局地的な集中豪雨が全国的にもふえておりますことから、別に総合治水対策検討委員会を設置し、新たな都市型水害への対策を強化してまいる所存であります。なお、被災された地元の方々に対しましては、既に説明会を開催し、現在、話し合いをさせていただいているところであり、できるだけ早期に取りまとめ、各位に御報告申し上げたいと考えております。 さて、少子化対策でありますが、入所を希望する児童が増加している駅西地区において、定員を増加するための私立保育所増改築工事を支援してまいりますほか、医王山校下において、明年度から児童クラブを設置するための整備に取りかかるなど、子育てと仕事が両立できる環境づくりに努めてまいります。 また、医療制度改革の一環として、明年度から施行される後期高齢者医療制度につきましては、先日開かれた石川県後期高齢者医療広域連合議会において、保険料率等が決定いたしました。本市におきましても、広域連合とともに制度の周知を図ってまいりますほか、資格・給付にかかる窓口業務や保険料の徴収等、市町が担当する事務について準備に万全を期してまいる所存であります。 医療を取り巻く環境及び制度が変化している中、市立病院においては、2月に経営改善会議を設置し、収支改善策や診療体制のあり方について検討を進め、先般、その答申をいただきましたので、これを受けて、国の公立病院改革の動向も踏まえながら積極的に取り組んでまいりたいと考えております。 ところで、本市では、これまで学校教育金沢モデルを初めとする独自の教育施策を展開し、学校教育の充実を図ってきたところであります。先般、文部科学省から、全国学力学習状況調査の結果が公表され、本市児童・生徒の成績が全国平均を上回る高い水準にあることがわかりました。今後、結果の分析を踏まえ、さらなる学力向上や授業の改善に役立ててまいりますほか、教育における地方分権を一層推進すべく、引き続き中核市への教職員人事権の移譲を国に強く求めてまいる所存であります。 なお、地方教育行政法の改正により、明年4月から教育委員会委員定数を増員することが可能となりましたので、教育委員会の充実と多様化する教育行政に的確に対応するため、所要の条例案をお諮りした次第であります。 次に、キゴ山の放牧場でありますが、市内酪農家の減少から、今月1日をもって廃止となったところであり、その跡地利用につきまして、近く生涯学習施設整備懇話会の提言をいただく予定でありますので、これを踏まえ、キゴ山周辺施設整備構想として取りまとめてまいります。 また、まちなかで幅広い世代が交流できる生涯学習拠点として、近江町市場の再整備にあわせ、施設建築物の3階及び4階部分に整備する近江町交流プラザ保留床取得について、今議会にお諮りした次第であります。 次に、地域コミュニティーの活性化に資するマンション等の集合住宅におけるコミュニティー組織の形成につきまして、有識者から成る検討懇話会において、条例案の骨子を取りまとめ、先般、パブリックコメントを実施したところであります。今後、その検討結果を踏まえ、条例を制定してまいりたいと存じております。 また、さきの議会において「グッドマナー実践都市宣言」を決議いただきましたのを受けて、「マナーをよくするかなざわ市民会議」と連携し、明年2月にグッドマナー市民大会を開催するなど、具現化策に取り組み、市民意識の高揚に資してまいる所存であります。 ところで、明年度予算の編成期を迎えました。国と地方を取り巻く財政環境は、依然として厳しく、既に財政健全化法が制定され、地方自治体には健全財政の維持が求められております。一方で、地方分権の担い手としての役割を自覚し、まちの将来につながる施策の推進に積極的に取り組み、多様化する市民ニーズに的確にこたえてまいらねばなりません。このため、明年度予算分権改革推進予算と位置づけ、さきに作成した予算編成方針に基づき、行財政改革を進め、施策の重点化と質的充実に創意工夫を凝らし、具体には、都市基盤の整備とまちの魅力づくりものづくり基盤の強化と雇用の安定、市民生活の安全・安心の確保、少子高齢化への対応、循環型社会の形成、次代を担う人づくりなどの諸施策に職員ともども全力を尽くしてまいる覚悟であります。何とぞ各位並びに市民の皆様の一層の御指導、御支援をお願い申し上げます。 さて、今回提出いたしました補正予算案は、災害復旧費や市有施設等の耐震化経費を初め、福祉と保健の需要にこたえる経費の追加、給与費の減額などが主なる内容で、全会計の補正額は33億7,896万3,000円と相なりました。 まず、都市整備関係では、まちなか住宅建築奨励金やいい街金沢住まいづくり奨励金の助成枠を追加するとともに、公共事業の平準化策として、年度当初から道路や河川などの公共工事を執行するための債務負担行為を引き続き設定することとしております。 産業関係では、新幹線建設に関連し、市内に移転する事業所に対する助成金や雇用情勢の改善に伴う雇用奨励金を追加するとともに、明年1月に卒業する農業大学校1期生の就農を支援するため、土地基盤整備等に対する助成枠を追加いたしました。 次に、福祉健康関係では、障害のある方々の自立支援費や児童手当、各種医療助成費の追加を初め、市民の健康への関心の高まりにこたえるための健康診査費や、接種者の増加に伴う予防接種費を追加いたしております。 また、企業局関係では、さきの集中豪雨による城北水質管理センターや浅野雨水ポンプ場の災害復旧経費のほか、国庫補助の追加内示に伴う浅野ポンプ場の設備更新費や雨水幹線築造事業費を追加いたしました。 その他の案件としては、さきに述べた法で定める教育委員会委員定数を増員するための金沢市教育委員会委員定数条例の制定など、条例案7件のほか、かたつ工業団地の第2期分譲のための財産処分案など、その他議案10件、市長専決処分にかかる報告2件をお諮りいたしております。 以上が議案等の大要でございます。何とぞ慎重に御審議の上、適切なる御決議を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(宮保喜一君) 提案理由の説明は終わりました。~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ △諸報告 ○議長(宮保喜一君) この際、御報告いたしておきます。 地方自治法第180条第2項の規定により、議会の委任による専決処分については、報告第1号及び報告第2号をもって報告されておりますことをお知らせいたしておきます。~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
    △休会について ○議長(宮保喜一君) 以上をもって、本日の日程は終了いたしました。 お諮りいたします。 明7日から11日までは議案調査のため休会といたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(宮保喜一君) 御異議なしと認めます。 よって、さよう決定いたしました。 この際、御通知申し上げます。 次の本会議は、12日午前10時から開きます。~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ △散会 ○議長(宮保喜一君) 本日はこれにて散会いたします。     午前10時34分 散会-----------------------------------   〔参照〕-----------------------------------                           平成19年12月6日             議員の派遣について 地方自治法第100条及び金沢市議会会議規則第120条の規定により、次のとおり議員を派遣した。                 記1 (1) 派遣目的  地方行政調査 (2) 派遣場所  石川県輪島市 (3) 派遣期間  平成19年11月5日 (4) 派遣議員  不破大仁議員、山本由起子議員、角野恵美子議員、粟森 慨議員、福田太郎議員、田中展郎議員、新村誠一議員、苗代明彦議員、澤飯英樹議員                (写)                           収財第51号                           平成19年12月5日                           (2007年) 金沢市議会議長  宮保喜一様                    金沢市長  山出 保           説明員の出席について(通知) 平成19年11月29日付け発金議議調第107号で請求された地方自治法(昭和22年法律第67号)第121条の規定に基づく平成19年定例第4回金沢市議会の説明員は、次のとおりです。 副市長         須野原 雄   副市長         藤崎 強 公営企業管理者     古田秀一    福祉健康局担当局長 教育委員長       小杉善嗣   +保健所長事務取扱兼 + 田中邦美 都市政策局長      藤田昌邦   |駅西福祉健康センター| 総務局長        武村昇治   +所長事務取扱    + 産業局長        君塚明宏                     環境局長        浜田健一 産業局担当局長     宮島伸宜    都市整備局長      坂戸正治(農林部長事務取扱)           市立病院事務局長    廣田 健                     美術工芸大学事務局長  小村 隆 卸売市場長               会計管理者       今川 実+兼中央卸売市場長  + 戸藤信夫|兼中央卸売市場   |         教育長         石原多賀子事務局長兼公設花き |+地方卸売市場長   +         消防局長        川村外志夫 市民局長        東元秀明 福祉健康局長      横山外茂二 都市政策局担当部長   丸口邦雄    環境局担当部長(企画調整課長事務取扱)        +施設管理課長    + 中村 均                    |事務取扱兼西部衛生 | 交通政策部長      清水啓紀   +センター所長事務取扱+ 文化スポーツ部長    大路孝之                     都市整備局担当部長   石野一次 歴史遺産保存部長           (再開発課長事務取扱)+兼歴史遺産調査研究 + 岡田宜之+室長事務取扱    +         土木部長        出口 正 総務局担当部長     上田外茂男   都市整備局担当部長   尾崎一志(総務課長事務取扱)          (営繕課長事務取扱) 総務局担当部長     南 善史    定住促進部長      甚田和幸(監理課長事務取扱)                     教育委員会学校 総務局担当部長     黒瀬剛久    教育部長(行政経営課長事務取扱)        +兼市立工業高等学校 + 糸屋吉廣                    +担当部長      + 産業局担当部長     羽場利夫(商業振興課長事務取扱)         教育委員会担当部長   嶋口外樹正                    (学校職員課長事務取扱) 産業局担当部長+中央卸売市場事務局 + 坪内俊二    教育委員会+次長事務取扱    +         生涯学習部長                    +兼生涯学習課長   + 新家俊一 市民局担当部長     山下義夫   +事務取扱      +(健康保険課長事務取扱)                     教育プラザ富樫 社会福祉事務所長            総括施設長+兼福祉総務課長   + 澤田 博   +兼地域教育センター + 喜多 茂+事務取扱      +        |所長事務取扱    |                    |兼研修センター所長 | 福祉健康局担当部長          +事務取扱      ++こども総合相談   + 浅香久美子|センター所長事務取扱|         消防局次長       二俣孝司|兼児童相談所長   |        (兼警防課長事務取扱)|事務取扱      ||兼教育プラザ富樫  |         企業局経営企画部長   米林憲英|総括施設次長    |         企業局営業部長     山口 亮+事務取扱      +         企業局建設部長     前多 豊                     企業局施設部長     坂井修二 健康推進部長+兼保健衛生課長   + 城下 謙+事務取扱      + 元町福祉健康センター  山田菊二 所長 福祉健康局担当部長+保健所食肉衛生検査 + 桐原公郎+所長事務取扱    + 圏域交流課長      島 進一    リサイクル推進課長   河合豊嘉 情報政策課長      西村賢了    環境保全課長      新村光秀                     都市計画課長      扇子嘉則 交通政策課長      中田政晴    景観政策課長      和田英昭(兼新幹線建設推進室長)         緑と花の課長      牧野和広                     道路建設課長      山崎良則 歩ける環境推進課長   吉田俊朗    道路管理課長      大田 茂 国際文化課長      河原 清    内水整備課長      小浦和夫 スポーツ振興課長    竹中 衛    技術管理課長      河村孝夫                     住宅政策課長      中川雅則 文化財保護課長             市営住宅課長      宮下 繁+兼埋蔵文化財センター+ 横山光雄    区画整理課長      高来孝志+所長        +         建築指導課長      馬場悦夫                     市立病院事務局次長   山崎 章 歴史建造物整備課長   井波良一 秘書課長        浦上光太郎   美術工芸大学      平 幸盛 文書法制課長      宮前信之    事務局次長 職員課長        谷  晃 財政課長        相川一郎    会計課長        池屋安夫 税務課長        今井 進 資産税課長       奥野隆志    教育委員会       平嶋正実 市民税課長       川原利治    教育総務課長 工業振興課長      山田克俊 企業立地課長      八田 誠    教育委員会       池端弘久 観光交流課長      桶川秀志    学校指導課長 労働政策課長      吉田 歩                     市立工業高等学校    野島宏英 農業総務課長      坂井祐一    事務局長 森林再生課長      出口秋一    教育委員会 農業センター所長    井口栄市    玉川図書館長      河崎英一                    (兼城北分館長) 公設花き地方卸売市場  宮下 毅 事務局長                教育委員会                     泉野図書館長      萩 正人 市民参画課長      山田義明   (兼平和町児童図書館長)(兼人権同和対策室長) 防災安全課長      吉本吉和    選挙管理委員会書記長  太田 亨 広報広聴課長      繩 寛敏    監査事務局長      小納谷満典 市民課長        岡本博文    農業委員会事務局長   北川義文 生活支援課長      吉本忠則    消防局消防総務課長   宮下清昭 介護保険課長      梶原慎志    消防局予防課長     山田 弘 長寿福祉課長      宇野孝一    消防局統制指令課長   小村 修                     企業局経営企画課長   山崎純生 こども福祉課長             企業局企業総務課長   永井信幸+兼金沢駅      + 北村誠広+こどもらんど所長  +         企業局お客さま     藺上勇松                     サービス課長 障害福祉課長      不破 哲 福祉指導監査課長    橋本光正    企業局営業開発課長   吉岡信昭 地域保健課長      大野直樹    企業局建設課長     亀田健治                     企業局維持管理課長   由上清志 衛生指導課長      西村健一    企業局ガス課長     川西正夫(兼食品安全対策室長)          企業局上水・発電課長  西 敏明                     企業局水処理課長    松島 浩 環境総務課長      宮本伸一 上記説明員中、教育委員長 小杉善嗣は、所用のため12月13日、14日、18日の本会議を欠席し、教育委員 佐藤秀紀(13日)、教育委員 柳下道子(14日)、教育委員 早川芳子(18日)が代理出席します。...