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平成30年予算特別委員会(第5日目) 本文 開催日:2018-03-14
平成30年予算特別委員会(第5日目) 名簿 開催日:2018-03-14

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  1. 石岡市議会 2018-03-14
    平成30年予算特別委員会(第5日目) 本文 開催日:2018-03-14


    取得元: 石岡市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-06
    ▼最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1                 平成30年3月14日(水曜日)                   午前10時00分開会 ◯委員長(山本 進君) おはようございます。ただいまから予算特別委員会を開会いたします。  直ちに本日の会議を開きます。  初めに、消防長から発言を求められておりますので、これを許します。  消防長・小松崎君。 2 ◯消防長(小松崎政次君) 貴重なお時間をいただきまして、平成29年事務に関する説明書の消防本部の内容に一部誤りがございましたので、おわびいたしまして訂正をさせていただきます。  訂正する内容につきましては、お配りしております正誤表のとおり訂正をお願いするものでございます。よろしくお願いいたします。ありがとうございました。 3 ◯委員長(山本 進君) 本日の議題は、議案第1号・平成30年度石岡市一般会計予算ないし議案第10号・平成30年度石岡市水道事業会計予算、以上であります。  次に、付託案件説明のため、本日、委員長において出席を求めた者の職・氏名は、お手元に配付いたしました説明員名簿のとおりであります。  次に、本日の審査範囲につきましては、過日、配付いたしました審査区分表のとおりであります。  次に、各委員に申し上げます。本日は、総括審査でありますので、計数にかかわる質疑、また、重複する質疑は避けていただき、所管審査において答弁がなされ、それ以上に政策的な判断を求めるものについて質疑を行っていただきますよう、よろしくお願いいたします。  これより議事に入ります。  議案第1号・平成30年度石岡市一般会計予算ないし議案第10号・平成30年度石岡市水道事業会計予算までの計10件を一括して議題といたします。  これより質疑を行います。  初めに、石橋委員。 4 ◯委員(石橋保卓君) おはようございます。それでは早速質疑のほう、入らせていただきたいと思います。  まず最初に、予算書でいいますと74、75ページ、一般管理費の中の区長・協力員関係経費、この中の区運営補助金であります。これにつきましては、たびたび取り上げさせていただいて、いろいろ指摘をさせていただいておりましたけれども、そもそも合併時からサンセット方式ということで、本来であれば28年度で終了している補助金であったかというふうに理解をしております。  合併から12年が経過をする中で、いまだに旧八郷地区のみだけの制度ということで残っておるわけですけども、その部分、八郷地区の分を廃止をしろということではなく、自治会の運営という意味では、窮状を呈しているという意味では、旧石岡のほうもかなり自治会の運営については困っている部分も多々あるというふうに聞き及んでおります。そういう意味で、旧石岡地区においてもこの制度を拡充して、自治会への補助ということでたびたびお願いをしたわけです。  昨年でも、30年度においては新たな制度を構築して、市全域というような形で答弁をいただいていたかと思うんですけども、今回示された30年度予算の中では、旧来どおりというような内容です。
     そもそも区運営補助金という名称を使っているんであれば、区長・協力員関係経費の中ではなく、まちづくりの協働の事業の中で、本来は費目といいますか、予算を構成していくのが石岡市長の誠実性に合うものではないかなというふうに思うんですけども、いつまでも総合支所の総務課で担当している事業ではないと思います。  そういったところを踏まえて、お考えをお伺いをいたします。 5 ◯委員長(山本 進君) 市長・今泉君。 6 ◯市長(今泉文彦君) 区運営補助金になりますけれども、そもそもこの補助金全般において異なっている場合があったときには、合併時において、新市において調整するという内容だったと思います。  それが12年経って、調整がないままに来ているわけでありますけれども、その理由としては、地域の特性に応じて今まで継続された、八郷側で継続された制度であるということで、調整が伴わなかったということでありますけれども、区運営補助金の地区的な不均衡、これを解消するために、新しい時代に即した制度、これを考えていきたいというふうに思っております。  特に石岡地区においては、地域コミュニティ、これをしっかりと構築していかなくてはならないと思っておりますけれども、自治会の加入が十分でない場合がある。アパートですとかマンションですとか、そういったところに関して加入促進の課題があるということ。ひいては、その加入を促進する制度をつくって盛り込んでいく、そういった課題もあるわけであります。  幾つかの課題を平準化して、そこに制度化するという部分をしっかりと構築してまいりたいというふうに考えております。  以上です。 7 ◯委員長(山本 進君) 石橋委員。 8 ◯委員(石橋保卓君) 今、市長のお答えは十分理解はするところではあるんですけども、ただ、その問題については、もうこの12年の間に本来であれば解決されていなければならなかった問題であると思うんですね。今日このごろ出てきた問題ではなく、以前からそこは十分行政のほうとしても苦慮していた部分だと思います。  今からそれを考えていこうというのは、あまりにも遅過ぎるのではないかなと。旧石岡地区においてのコミュニティの形成ということを、今、理由として挙げられましたけども、それはこれからの旧八郷地区においても当然出てくる問題であるでしょうし、八郷地区でも農村部、山間部、それと柿岡や園部のほうの市街地、特に園部地区についてはアパート等も大分増えておりますので、同じような問題がこれからも生じてくるでしょうし、現時点でもそういう自治会のほうに入らないで生活をしている方もたくさんいらっしゃるかと思います。  ですので、今、市長が言われたことは、ただの言い訳でしか聞こえない部分であるのかなというふうに感じるわけですよね。ですので、もうちょっと地域の公平性という意味をもう少しよく考えていただいて、その中で地域コミュニティの形成というところを真剣に考えていただきたいと。  今、市長のお話を聞いていますと、じゃあ、今年29年度で、新しく取り入れた、協働の中でやった集会所の借り上げに対する補助金、それは新制度として、29年度、特に石岡市の1地域についてのみ現在適用されております。  そういった部分、今、市長がおっしゃられた内容とかなりそごが生じているのではないかなというふうに感じるわけですけども、この制度、本気になって市長が解消していく、新しい制度としてどういうふうな拡充を図っていくのか、もうちょっと具体的に市長のほうのお考え、お伺いをしたいと思います。 9 ◯委員長(山本 進君) 市長・今泉君。 10 ◯市長(今泉文彦君) 地域コミュニティの充実・活性化は、これからの大きなテーマだと思っております。そういった意味において、補助制度、これ、1件しか実績がないということでありますけれども、引き合いに出た町内ですけれども、それ以外に要望するところは幾つかありまして、残念ながら結果として1件だったということですけれども、それは氷山の一角であって、可能性としてはまだまだ要望がある、それから、今後とも要望が増えていくという状況だと思っております。  空き家も増える、高齢化が進む、そして地域の集会所等がなかなか確保が難しくなってくる、そういった中で、それを支援していくということは、地域コミュニティの形成に大いに役に立っていくんではないかなというふうに思っております。  地域がこれまで職住近接だったり大家族がいたりというのが、家族が核家族化して、顔の見える暮らしがだんだん希薄化しているという中で、ますます地域コミュニティの活性化は重要な課題というふうに考えております。  人口減少に伴い、少子高齢化、そうした要因もありますし、この地域コミュニティに関しては、じっくりと策を練って対応していきたいというふうに考えております。 11 ◯委員長(山本 進君) 石橋委員。 12 ◯委員(石橋保卓君) じっくりの時間はもうとうに過ぎていると思うんですけども、今、市長のほうで自治会等の集会施設の運営補助金に対して、数件の問い合わせがあって、結果的には1地域だったというようなお話がありましたけども、その問い合わせがあった段階で、この補助金の交付の基準に合わなかったのかなというふうな感じがするんですけどもね。  でも、これ、区運営補助金を旧石岡地域にも全体的に広げておけば、この新しい制度は必要なかったんじゃないですか。現在、旧八郷地区に支給されている区運営補助金、その使用目的といいますか、そういう部分の中でも十分、この29年度で該当した地域、その条件に当てはまって、その恩恵という言い方はちょっと違うかもしれませんけども、そういう補助金の対象にはなっていたんではないかなというふうに、私、理解しています。何件か問い合わせがあったという地域についても、区運営補助金の基準であれば該当していた部分ではないかなというふうに思うんですよね。  ですので、本気になって、いろいろなご事情があってこの新しい制度も取り入れたんだと思うんですけども、旧石岡のほかの地域の皆さんからお聞きをしますと、1地域のための1つの制度ではないのかなというようなご意見を多数聞いております。あまりにも偏在した、偏向した制度ではないのかなというような怒りがこもったご意見もいただいております。  そういうところを早急に改善をしながら、市全体にとってどういったものが必要であるかということをよくお考えになって、30年度、新年度においてということではもう間に合わないでしょうから、31年度の事業のほうできっちりと反映していただくように強くお願いをしたいと思います。  この1年間でおそらく旧石岡のほうで各地域の皆さん、かなり怒りの声が上がってくると思いますので、そういったところをしっかり受け止めて、次の事業展開、図っていただきたいというふうに思います。この点については、しつこいようですけど、強く、よくお考えになって、次の展開をお願いしたいというふうに思います。  次に移ります。140ページ、141ページの不妊治療費補助金。所管の委員会の中でも指摘をさせていただきましたけども、29年度の予算から、計上額から比較をしまして、60万円のマイナスになっております。少子化、高齢化という時代を迎えて、市のほうとしても子育て支援事業少子化対策ということで力を入れているということではありますが、子どもが欲しくてもどうしてもできないと悩んでいるご夫婦の方がかなり多いというのは、29年度第4回定例会で同僚議員が指摘をしていたところであります。そのときのやりとりを見ますと、担当部長、市長そろってですね、それに対して積極的な支援を今後図っていくというような答弁がなされていました。  結果的に、予算書のほうを確認しますと、予算的に60万円も減額になっていると。言っていることと実際の行動があまりにも隔たりが大きいのではないかなというふうに考える次第ですけども、これ1つだけではなく、これまでの一般質問、各委員会の中での質疑、その中で議員や委員の質問、疑問に対して、当局、執行部のほうでは積極的に対応してまいりますというようなお答えがいつもいただくわけですけども、結果的に、それが結果として見えてこない。その場しのぎの、今やり過ごせばいいやというような内容にしか聞こえないんですよ。いつも結果が見えない。議員おっしゃるとおり、これについては積極的に今後対応してまいりますというようなお答えをいつもいただくんですけど、その結果がいつも見えてこない。あまりにもその場しのぎな答弁でこれまでもやり過ごしてきたんではないかなというふうに感じるわけですけども、この子育て支援事業少子化対策、その中の1つの不妊治療の補助金ではありますけども、どういったお考えで今回こういうふうな予算編成に至ったのか、お伺いをいたします。 13 ◯委員長(山本 進君) 保健福祉部長・加藤君。 14 ◯保健福祉部長加藤乃利明君) お答えいたします。この不妊治療費補助金でございますけれども、県の補助制度に該当した方に5万円を上乗せするという内容になってございまして、制度自体は拡大ではなく現状維持という形で予算を提案させていただいた次第でございます。  減額に関しましては、実績の見合いで調整したという結果になりまして、予算は減額ということでございますけれども、今後継続して検討してまいりたいということでございます。  以上です。 15 ◯委員長(山本 進君) 石橋委員。 16 ◯委員(石橋保卓君) 28年度、29年度の途中の実績に基づいての予算編成ということではあろうかなとは思うわけですけども、所管の委員会でも指摘しましたように、この制度自体、不妊治療を受けていらっしゃるご夫婦で、市のほうから補助金がもらえるといいますか、補助の対象になるとか、そういう部分を知らない人たちがかなり多いわけです。  そういったところの広報活動ではないですけども、周知の方法、市長さんはメディアを使っての広報活動、大変お上手といいますか、得意であるわけですけども、現状では新聞の購読率はかなり減っています。特に若い人たちはほとんど新聞を読まないというような状況になりつつあります。皆さん、スマホで情報を得ているような状況かと思います。  市の政策というか、施策の部分のPRの1つの方法として、そういったスマホ、何ていうんですかね、そういう環境をもう少し利用を考えていったほうがよろしいのではないかなというふうに思うわけです。スマホでよく検索をする、そうしますと、次に今度スマホを開いたときに、その検索の履歴を今は自動的に学習をして、検索をしなくても自動的にその内容が出てくるような状況にもなっております。民間の広告の部分についても、自分がいる現時点でのいろいろなPR、コマーシャルとかというのが自動的にスマホに入ってくるような時代です。  そういう部分をもう少し積極的に活用してですね、若い人たちがスマホを開いたときに、市のPRという部分が自動的に目に入るように、そういうところで民間の人たちはお客さんの呼び込みとか誘い込みとかというところで活用していると思うので、行政としてもそういうところをもうちょっと積極的に活用していく必要があるんではないかなというふうに思うわけです。  もとに戻りますけども、この不妊の補助金については、やはり周知があまり徹底していないというのが1つの現実かと思います。不妊治療に対しては莫大なお金がかかるということは皆さん承知はしているわけですよ。ですけども、それに対してそういうふうな補助制度があるという部分は、まだまだ周知不足。  この1点だけにかかわらず、市で行っている政策、施策について、まだまだ旧来の新聞一辺倒での広報活動といいますか、PR活動……、市報だって、若い人たちは今読んでいませんから。新聞しかり、新聞よりきっと購読率は低いのかと思います。若い人に限ればですね。ですから、そういうメディア的な部分をもうちょっと活用して、メディアといいますか、若者たちが常日ごろ接している、そういうものを使って、積極的なPRが今後必要ではないかなというふうに感じるわけですけども、お考えをお伺いいたします。 17 ◯委員長(山本 進君) 副市長・松隈君。 18 ◯副市長(松隈健一君) お答えいたします。まず、補助金についてでございますが、そういった実績見合いのものについては、実績が増えれば補正でお願いするということもあろうかなと思います。  それから、周知、PRということでございますけれども、まず知りたい人が知れる状態にするということが最低限必要かなと思っております。それはホームページなどできっちり情報を載せていくということ、検索などでちゃんとわかるようにするということだと思います。  それから、知らない人にPRすると。広報紙ですとか、あとはフェイスブック、それから新しくポータルサイトなども導入してきておりますので、そういった今行っている媒体での周知といいますか、取り組みを積極的に進めることによって、知りたい人、知らない人に伝わる努力を今後も続けていくべきだと考えております。  以上でございます。 19 ◯委員長(山本 進君) 石橋委員。 20 ◯委員(石橋保卓君) 一般質問の中でも、先輩議員のほうから、石岡のホームページの部分も問題が提起されておったかと思うんですけども、正直言って、石岡市のホームページに入って、自分が知りたい情報へ行くまで、行き着くまで、かなり時間がかかるというのが現状ではないかなと思います。私もいろいろな申請書とか制度的なものを調べようと思っても、なかなか行き着くことができないことがたびたびありました。  そういった部分、知りたい人が知り得るという情報も確かに提供するということも大事だとは思いますけども、何気に日常使っているスマホのほうにそういった部分が出てくれば、特に石岡という文言が出てきたときに、やはりそこに引っかかると思うんですよ。そこから、何ていうんですかね、その場は知りたくない情報であったとしても、知識として、石岡にはこういう制度があるんだ、こういう政策を今やっているんだと、1つのきっかけにはなるかと思いますので、そういったところの研究といいますか、それはお願いをしたいと思いますし、子育て、少子化対策についてはもうちょっと石岡市の特性というか、そういう部分を生かした、特化した、ほかの市町村、自治体でやっているものではなく、石岡はこういうものがあるんだ、これはすばらしいねというような、そういう部分をぜひ実現をしていっていただきたいと思います。  次に移りたいと思います。次が、ごめんなさい、ちょっと戻ってしまいますけど、126ページ、127ページの統合保育所の問題に移りたいと思います。所管の委員会の中で部長のほうから、公立保育所の役割についてということで4つのポイントが挙げられたと思います。公立保育所として今後整備をしていく、その必要性ですね、それをもう一度、部長のほうからご答弁をお願いをしたいと思います。 21 ◯委員長(山本 進君) 保健福祉部長・加藤君。 22 ◯保健福祉部長加藤乃利明君) お答えいたします。先般の一般質問の中でも、公立保育所の役割として、保育の水準を示す役割、民間では難しいケースの受け皿的役割保育ノウハウの提供・人材育成、地域保育の拠点という4つの役割をお示しさせていただいたところでございますけれども、違った視点といいますか、待機児童対策としての役割についてもお話しさせていただければと思います。  私ども行政としては、保育が必要な市民の皆様に、滞ることなく良好な保育環境を提供する義務があると考えております。平成27年に新しい法律が施行されまして、保育需要が増大していったという時期には、今後の人口減少への懸念もある中、民間の保育園等の皆様には、受け入れ枠の拡大にご協力いただきまして、本当に感謝を申し上げる次第でございます。  そして、今、幼児教育・保育の無償化など、さらなる保育需要の高まりが予測されてございます。それは一時的なもので、将来は減少してくるというお話があるといたしましても、保育所に入れたくても入れない人が出てしまってはならないと考えるところでございます。  これからも増え続ける保育需要を吸収するためには、引き続き民間の保育園等にその受け皿をお願いしていきたいと考えておりますが、現状といたしまして、公立の確かなベースがあって初めて市全域の安定した保育の受け皿ができているという部分も否定できない状況と思っている次第でございます。  このように、公立保育所の役割につきましては、待機児童を出さないための保育の確保という視点で、セーフティネット機能があると考えております。  以上です。 23 ◯委員長(山本 進君) 石橋委員。 24 ◯委員(石橋保卓君) 先ほどの、ごめんなさい、先の一般質問の中でお示しになった4つのポイントプラス待機児童の部分ということで、今お話をいただいたわけですけども、水準を示すという部分では、どういった部分の水準をお示しになるのか、ちょっとまだ私、理解が不足しているところではあるんですけども、保育の水準を示すのか、保育施設としての水準を示すのか、いずれにしましても、正直、私の感想としては、民間の保育所、幼稚園のほうが水準は高いかなというふうに感じております。保育内容についても施設についてもですね。  特に民間のほうが保護者の皆さんの需要に合った保育を実施している。特に早朝・夜間、土曜・日曜・祝日の休日の保育、そういう意味ではよっぽど民間のほうがサービスは高いですよ。公立保育所って、土曜・日曜やっていますか。早朝・夜間、早朝は6時半ぐらいからやっているかと思いますけども、夜間やっていますか。どういった部分で、じゃあ、水準という形で民間に示していくのか。それは部長がおっしゃられた部分については、私は本当に詭弁だと思いますよ。  確かに待機児童解消という部分、今すぐに第1、第2保育所を閉鎖をするとなると、その部分の受け皿として、まだまだ民間では急には対応ができないという状況は重々承知はしております。そういう意味で、本来の公立としてのあり方、責任というのは、保育所・幼稚園の空白地帯、そういったところに公立として設置をして解消していくのが行政の責任ではないかなというふうに私は思うわけです。  特に議論の中で、旧石岡地区と旧八郷地区では事情が違うというようなお話もあったかと思うんです。旧八郷地区には3つの公立保育園があります。ただ、旧八郷地区で民間の方々が手をなかなか挙げづらい状況というのもある。そういう意味で、公立で補っていくというのも現実ではないのかなというふうに思うわけですよ。  であればですね、今、第一候補地として石岡一高の裏にある旧第2保育所、そこを解体して、新しい施設を2億円をかけて建設するんだというような説明がありましたけども、保育園・幼稚園がない城南地区学区、三村、高浜、関川小学校、児童数の減少で悩んでいる。児童数の減少が起こっている要因には、やっぱり地元に保育園・幼稚園がないのが一つの要因になっているかと思います。  城南中学校が石岡中学校と統合して、城南中学校が4月以降空いてしまうわけですよ。そういった部分を活用して、そういったところに公立保育所。特に先ほど部長のほうから答弁がありましたように、将来的には園児数の減少に向かっていくと。それは推計上、明らかになっているというところだとは思うんですね。であれば、新たに施設をつくるんではなく、既存の施設、そういったところを改修を図ってですね、その時点で、園児数が減った段階で公立としての役割が終わるとすれば、それはそれで、またその施設は別の形で活用すればいいことだと思うんですね。  そういったお考え、行政のほうでお持ちなのかどうか、お伺いをいたします。 25 ◯委員長(山本 進君) 保健福祉部長・加藤君。 26 ◯保健福祉部長加藤乃利明君) お答えいたします。事業内容、規模その他、一般質問でもございましたけれども、加算等の支援策などもございました。ただいまご意見としていただきました場所も含めまして検討させていただきまして、合意形成を図った上で事業計画等を立てていきたいと考えております。  以上です。 27 ◯委員長(山本 進君) 石橋委員。 28 ◯委員(石橋保卓君) そこのところをよくこれからも検討していただいて、もう一歩踏み込んでご提案をさせていただくとすれば、その空白地帯に設けるかどうかわかりませんけど、設けたとしても、その運営についてはですね、公設民営、指定管理者制度を導入をして、民間のノウハウを活用するという方法もあるかと思うんですけども、そういった部分のお考えはあるのかどうか、お伺いいたします。 29 ◯委員長(山本 進君) 保健福祉部長・加藤君。 30 ◯保健福祉部長加藤乃利明君) お答えいたします。統合保育所を整備し、運営内容を決めていく中で、検討事項の1つであるということで認識しております。  発達障がい支援の部分は直営で考えているところでございますけれども、通常保育部分については、公民連携ということも視野に入れていきたいなということで考えております。  以上です。 31 ◯委員長(山本 進君) 石橋委員。 32 ◯委員(石橋保卓君) いずれにしろ、統合保育園を新設、開設するということについて、タイムスケジュールでいきますと、平成30年度で実施設計、平成31年度で建築、オープン、開始は32年度というふうに感じるわけですけども、大体そういうふうなスケジュールでお考えになっているのですか。お伺いをいたします。 33 ◯委員長(山本 進君) 保健福祉部長・加藤君。 34 ◯保健福祉部長加藤乃利明君) ただいま委員お話のとおりの日程でございます。  以上でございます。 35 ◯委員長(山本 進君) 石橋委員。 36 ◯委員(石橋保卓君) そうしますと、開設までは2年間あるということで、若干まだ検討の余地はあるのかなというふうに思います。所管の委員会の質問の中でも、場所、第一候補について、そこにはこだわらず、広範囲の中で考えていくと。検討していくというようなお話もたしか承っておりますので、そういったところ、城南中学校の活用、地域の活用、それから可能であれば民間活力を導入と。そういう部分、1つのものにこだわって、検討するのではなく、広い範囲の中で深い議論を進めていっていただきたいというふうに思います。  以上で終わります。 37 ◯委員長(山本 進君) 次の質疑者に移ります。谷田川委員。 38 ◯委員(谷田川 泰君) 谷田川でございます。きのうの所管の質問に続きまして、3項目ほど質問をさせていただきます。  まず、ページ、163ページでございます。体験型イベント用山車製作業務委託料であります。この件につきましては、昨日も質問をさせていただいた中で、大筋のところは見えてきたというふうに思っております。  しかしながら、その中で、これは突然降って湧いた予算でございます。このような予算がなぜ計上されたのか、その背景について、お伺いしたいと思います。 39 ◯委員長(山本 進君) 経済部長・諸岡君。 40 ◯経済部長(諸岡広明君) 予算の計上につきまして、ご答弁申し上げます。体験型イベント用山車製作業務委託につきましては、お祭りで使われている山車など、伝統文化の部分を知ってもらうこと、また、地元の人たちやその他の文化の継承をしてもらうという形のもとを、目的としているわけですけれども、その中には、石岡市のお祭りに来てもらった人が、日中の1日目の神幸祭及び還幸祭において、駅前がどこでお祭りをやっているかわからない、そういった部分もありました。  その中で、来てもらった方に伝統文化の部分で直接山車を体験してもらう。その中で、興味を持って人の流れを知ってもらう。体験もしてもらうという中で、今回、山車の部分の製作という形で予算のほうの計上のほうもしていた次第でございます。  以上でございます。 41 ◯委員長(山本 進君) 谷田川委員。 42 ◯委員(谷田川 泰君) この予算が出てきた背景は理解ができますんですけれども、以前から市長はお祭りに関しまして、観光客60万人目指すということを常に申しておったと思います。  そのような中で、仮にですよ、山車をつくって、たまたまお祭りの3日間のうちにイベントが、体験型といいますけれども、仮にこの山車をあの駅前の広場に展示いたしまして、観光客の方がどのような体験をするのか。そして、体験をさせるというような目的であると聞いておりますけれども、実際、山車を体験させるというのは、ただ乗せるだけなんですか。引っ張るんですか。どのような、石岡ではこういう山車が常にまちの中を皆さんで引っ張っていますよということを目的として、こういう山車ですよというのであれば、あまりにも単純過ぎるんではないか。  もう少しまちの中には立派な山車があるはずなので、それもそろそろ修理とか、いろいろな面で手入れをしなければならないものがたくさんあるはずなので、新たに2,500万円という大金をかけて、実際どのような山車をつくろうとしていたのか。例えば山車本体が2,500万円なのか。その辺のところをもう少し詳しくお聞かせいただきたいと思います。 43 ◯委員長(山本 進君) 経済部長・諸岡君。 44 ◯経済部長(諸岡広明君) お答えします。2,500万円という予算の内訳でございますけれども、全体経費の中で2,500万円ですけれども、山車本体にかかわる部分は1,500万円という形で見ています。その中で、いろいろな備品関係等、また、小屋の部分で、全体的に2,500万円という予算の計上をしているところでございます。 45 ◯委員長(山本 進君) 谷田川委員。 46 ◯委員(谷田川 泰君) その意図的なものはわかるところでありますけれども、この見積もりをつくる段階において、例えばこの表記の仕方ですね。体験型イベント用山車製作業務委託料。これは一般的に、普通の人が見たらば、完全に山車をつくるというように理解をされても不思議ではない。そのような中で、間接的にではありますけれども、この見積もりを依頼した方、またきのうの段階では2者から見積もりをとったという話でありますけれども、安いほうが2,500万円であったと。ただし、その中においては、先ほどの答弁では、施設も含まれると。実際には山車の製作料はもっと安いということになります。  そういう中で、今、石岡市としてこの山車をつくるべきか否かというのは、歴史的な背景からしても、もっと石岡市には重要な歴史遺産、そしてそれを補足するといいますか、補充しなくてはならない、修理もしなくてはならない石岡市としての大切な、山車にかかわらず、お祭りであれば、山車の部分というのも重要な作業だと思います。  その辺のところの見積もりを依頼した時点のきちんとした相手の、見積もりを頼んだ方がどのように理解されていたのか、お聞かせをいただきたいと思います。 47 ◯委員長(山本 進君) 経済部長・諸岡君。 48 ◯経済部長(諸岡広明君) 見積もりにつきましては、2者のほうから見積もりをとったわけでございますけれども、その中で、あくまでも見積もりということで、山車の製作という部分まではお願いはしてございません。見積もりという形でとったということでございます。 49 ◯委員長(山本 進君) 谷田川委員。
    50 ◯委員(谷田川 泰君) 今、部長はあくまで見積もりをとったと。見積もりだというような話でありますけれども、実際その見積もりを提出した方は、見積もりだけではないと。実際にこれは製作するための見積もりなんだという意識は持っていたと思います。なぜならば、その人は実際に、こういう見積もりが私のところに来ました、今年は山車は私のところでつくるようになりますよというような話を本人が話していたという話を聞いております。  その辺のところの見積もりを依頼した場合の、失礼、見積もりを依頼したときの詳しいいきさつをお聞かせいただきたいと思います。 51 ◯委員長(山本 進君) 経済部長・諸岡君。 52 ◯経済部長(諸岡広明君) 石岡市の現在つくっている業者さんといいますか、見積もりをいただいたところは、近年、山車の製作のほうを行っている業者でございます。  石岡市内においても多くの山車をつくっているわけですけれども、その中では、山車について、幾らぐらいでできるのかということで、予算計上の問題もありますことから、修繕も含めた中で見積もりのほうをお願いしたという経緯でございます。 53 ◯委員長(山本 進君) 谷田川委員。 54 ◯委員(谷田川 泰君) 見積もりを依頼したほうと見積もりを頼まれたほうの人の見解の相違というのは多少出ているのかなというふうな気はしますけれども、その依頼した本人、市役所のほうで依頼したとは思うんですが、頼まれたほうは実際つくれるというふうな認識でいるようであります。  とすると、私が聞いている中では、きのうの答弁の中でもありましたけれども、山車の製造にはこだわっていないんだというような話も聞きます。聞きました、実際に。そうすると、実際、見積もりを依頼した方がかなり落胆するんではないか。もう少し見積もりを依頼した時点できちっとした、これはつくるわけではないですよということをきちんと言うべきだったんではないかと私は思うんですが、その辺のところはどうなっているのか、お伺いします。 55 ◯委員長(山本 進君) 経済部長・諸岡君。 56 ◯経済部長(諸岡広明君) 谷田川委員おっしゃるとおり、見積もりをとるときにはっきり言うべきだったとは思います。その中で、担当としましては、製作をお願いするということではなくて、何回も答弁いたしますけれども、あくまでも見積もりですということでの見積もり書をいただいたということで、私どもも確認しているところでございます。 57 ◯委員長(山本 進君) 谷田川委員。 58 ◯委員(谷田川 泰君) 頼んだほうはそういうことで頼んだということなんで、見積もりを受けたほうの多少の先走った考え方も出てきているのかなと。ただ、一般的に聞けば、なるほど、今年は山車をつくるんだ、じゃあ、私のところで見積もりを出したので、当然私のところの仕事が回ってくるだろうという予測をされたことは事実だろうと思います。  しかし、先ほども申しましたけれども、石岡の歴史的お祭り、長い伝統のあるお祭りであります。60万人を目指しているお祭りでもあります。ただ、その山車1つをつくったからといって、一気に60万人の観光客が訪れるということはないと思っております。  そして、お祭りの運営の仕方、これは私は素人なんでどうしようもないんですが、駅前に山車がないというようなことがあったと。それは各町内の方がもっと運営の仕方を研究することによって、観光客の方が石岡駅にいつも山車・獅子があるような状態につくれるはずだというふうに私は認識しております。  そういう中で、今後、この山車製作に関しまして、山車製作ではないよというお話も聞いておりますが、その辺のところの詳しいいきさつといいますか、今後の方針についてお伺いしたいと思います。 59 ◯委員長(山本 進君) 経済部長・諸岡君。 60 ◯経済部長(諸岡広明君) 製作という形で予算上載っているわけですけれども、あくまでも山車製作に当たりましては、修繕・修復を第一として進めてまいりたいと考えているところでございます。 61 ◯委員長(山本 進君) 谷田川委員。 62 ◯委員(谷田川 泰君) 今、あくまで新造はしないというお答えをいただきました。修理・修繕という形で進めたいということであります。それは非常に私としても歓迎をするところであります。  この部分に関しまして、市長のほうもいろいろと苦労されているところと思います。また、いろいろな会合において、今度、山車をつくらせていただくことになりましたというような方からご挨拶をされたということも聞いております。  この辺の市長のきちっとしたお考えをお伺いしたいと思います。 63 ◯委員長(山本 進君) 市長・今泉君。 64 ◯市長(今泉文彦君) 石岡のお祭りですけれども、歴史あるお祭りで、伝統あるお祭りだと思っております。それを伝えていく、いわゆる伝統の継承が大きな目的だと思いますけれども、伝統の継承とは、その形ではなくて精神を伝えていくことだと思います。精神の継承ということであれば、石岡のお祭りがどうして行われているかということが一番の原点になるかと思いますけれども、それを広く伝えていく、継承していくということであるかと思います。  継承するに当たっては、継承者の問題も、これから時代の大きな課題になってくるかと思いますけれども、それを感じさせるためには、新しいものでは伝統の継承にはなり得ないというふうに思っております。したがいまして、石岡の歴史・伝統を感じさせるものの修復・復元、それが今回の主眼だというふうに思っております。  もう一度言いますけれども、石岡のお祭りの伝統の継承は、形ではなくて精神をいかに伝えていくかということになるかと思いますので、それをどう伝えるかというのが今回の大きな命題だと思います。  以上です。 65 ◯委員長(山本 進君) 谷田川委員。 66 ◯委員(谷田川 泰君) 今、市長の考え方をお聞きをいたしました。今の市長の答弁を私なりに解釈をいたしますと、今度のこのイベント用山車は、歴史的な心の価値を高めるために使いたいというふうに理解をいたしました。  その中において、山車の製造は行わないということを理解しましたが、それでよろしいんでしょうか。 67 ◯委員長(山本 進君) 市長・今泉君。 68 ◯市長(今泉文彦君) 歴史ある山車というのは、新しいものにはないと思っております。新造はないということです。 69 ◯委員長(山本 進君) 谷田川委員。 70 ◯委員(谷田川 泰君) わかりました。新造はないということで理解をさせていただきました。  歴史的建造物、また、山車修繕、かなり多くあると思います。この辺も含めまして、新しい石岡のお祭りの形、これを皆さんでいろいろ意見を出し合いながら、観光客誘致に向かって努力をしていただきたいというふうに思っております。  次に移ります。175ページ。昨日も質問させていただきましたけれども、駅周辺整備事業であります。測量・設計委託料として491万円が計上されております。その中において、これは鹿島鉄道跡地の調査ということで、測量・調査・設計ということで組まれておりますが、その詳しい内容をお伺いいたします。 71 ◯委員長(山本 進君) 都市建設部長・福田君。 72 ◯都市建設部長(福田嘉夫君) お答えをいたします。この調査内容でございますけれども、石岡労働金庫側の市道から山王川をまたぎまして、鹿鉄跡地への進入路の調査・設計となってございます。この山王川をまたぎます部分、こちらを橋梁もしくはボックス工法などの施工方法について、どれが経済的で効果的かを検討いたしまして、設計を行ってまいりたいと考えてございます。  その後、工事に着手する予定となってございますので、ご理解いただきたいと思います。  以上でございます。 73 ◯委員長(山本 進君) 谷田川委員。 74 ◯委員(谷田川 泰君) 鹿鉄跡地の進入路ということで調査をするということでありますけれども、山王川をまたぐということで、調査をしなくては、どういう経路がいいかということをこれから判断するということでありますけれども、あの駐車場におきましては、かなりの年月が経っております。この前の一般質問の中でも、隣の市営駐車場、あれは年間2,200万円ほどの利益を上げているという施設でございます。  あそこの駅の一等地において、ああいう1万2,000平米もある土地がいまだに活用されていないということに関しましては、石岡市の損失としてはかなり大きなものがあるんではないかと。また、ほかから来た人、利便性も考えますと、どうしてもあそこは駐車場として必要ではないかと。そしていろいろなイベントのときにも、その駐車場が有効利用できるというふうに思っております。  先ほど部長から、早急にという判断をして完成させたいというような話がありましたけれども、実際、完成の目安といいますか、めどといいますか、早急にお願いしたいわけではありますけれども、いつごろを完成のめどとしているか、お聞かせいただきたいと思います。 75 ◯委員長(山本 進君) 都市建設部長・福田君。 76 ◯都市建設部長(福田嘉夫君) お答えを申し上げます。鹿鉄跡地の整備でございますけれども、新年度に入りましたら、整備に向けましての調査・設計を行うこととなっておりますけれども、ステーションパークの利活用のための店舗新設工事とあわせることによりまして、さらなる利便性の向上効果につながるものと考えておりますので、設計完了後には速やかに補正予算を計上させていただきまして、整備に着手したいと考えてございます。  また、商工団体からも石岡のお祭りや各種イベント会場や駐車場としても活用したいという強い要望も出ておりますので、これらの期待に応えられますよう、スピード感を持って着実に進めてまいりたいと考えてございます。時期的には、夏ごろまでには整備したいと考えてございます。  以上でございます。 77 ◯委員長(山本 進君) 谷田川委員。 78 ◯委員(谷田川 泰君) ありがとうございます。夏ごろまでということでありますけれども、お祭り前ということなのかなという気はしておりますけれども、できる限り早急に、そしてきちっとした整備をしていただくことによって、石岡の駅の顔、駅の第一印象がかなりよくなるんではないかと。石岡にはこういうきちっとした駐車場がありますよと。車で行っても本当に何の不便もなく、電車に乗るのにも車も自由に置ける、そういう石岡市としての利便性、これをほかの皆さんに訴えていくことが大事だろうと思っていますので、できる限り早急に整備をお願いしたいと思います。  この件に関して、市長の考え、ありましたら、お伺いしたいと思います。 79 ◯委員長(山本 進君) 市長・今泉君。 80 ◯市長(今泉文彦君) 駅東の鹿鉄跡地の有効活用ですけれども、お祭りの開催に合わせてオープンできるようになるのが一番効果的なタイミングだというふうに思っていますので、それに向けて努力してまいりたいと思っています。 81 ◯委員長(山本 進君) 谷田川委員。 82 ◯委員(谷田川 泰君) 先ほど部長は夏ごろまで。市長はお祭りまでと。1か月ぐらいずれているんですけども、何かおかしい。これは部長の答弁を最優先させていただきますので、できれば夏ごろまでにお願いしたいということであります。皆さん心待ちにしておりますので、ぜひとも早急な完成をお願いしたいと思います。  次に移ります。先ほど部長がちょっと申されましたが、ステーションパーク利活用のことでございます。きのう、利活用の大筋についてはお話は伺ったつもりでありますけれども、その中において、4店舗、休息室も入れて5店舗ということであります。6,200万円、これが計上されているわけでありますけれども、1店舗に換算しますと1,500万円近くなっているよという話をさせていただきました。  もともと屋根もある、地べたもできている、中の構造物だけということで私は認識しておりましたので、なぜ1区画当たりの金額が1,500万円以上になるのか、その辺のところを詳しくお聞かせいただきたいと思います。 83 ◯委員長(山本 進君) 都市建設部長・福田君。 84 ◯都市建設部長(福田嘉夫君) お答えをいたします。建設するものについては、店舗が4ブース、休憩スペースが1ブースで、合計5ブースとなってございます。こちらの店舗の新設工事の内訳でございますけれども、まず建築工事といたしまして、土工事、それとコンクリート工事、それと木工事、それから金属製建具工事、それとガラス工事、塗装工事、それと案内表示工事となっておりまして、合計で4,870万円の工事費となってございます。  次に、電気設備工事といたしましては、幹線設備の改修工事、それと電灯・コンセント設備工事、それから電話配管設備工事、それに監視カメラ設備工事、それと時計の設備工事費等で約420万円の工事費となってございます。  さらに、機械設備工事といたしまして、給排水器具機械設備工事、それと屋外・屋内の給水設備工事、それから屋外・屋内の排水整備工事、それとガス設備工事、それに冷暖房機器設備工事、それと汚水設備工事などで約450万円の工事費となってございます。  合わせまして5,740万円の税抜き価格となりまして、それに消費税相当額を合わせまして6,200万円という工事費を計上しておりますが、発注に際しましては、さらに内容等を精査した上で発注したいと考えてございますので、ご理解いただきたいと思います。 85 ◯委員長(山本 進君) 谷田川委員。 86 ◯委員(谷田川 泰君) 今、詳しく工事内容、お聞かせをいただきました。新しくつくる店舗のその下、床面ですか、舗装工事の修繕であるとか歩道の部分の改修であるということをやっておりますよね。その中において、ただいま話している中で、給排水工事であるとか電気設備であるとか、そういうものも、今やっている最中なので、そういうことを踏まえながら工事をすれば、もう少し軽減が図れたんではないかというふうに私は思うんですが、きちんと完成してから、またそこを掘り起こして新たな設備をつくると。それはやっぱり二重投資に近くなってしまうんではないかというような感じもしますので、内容が別なんだからしょうがないよというふうに考えれば、そういうふうに理解もできます。  しかし、民間であれば、ここもやるんだから、このうち、ここもやるついでにここもやっておくかというような判断も普通はするんであります。そういう面においても、もう少し効率的にできないものかと。期間も迫っております。お祭りまでには仕上げるというような部長の答弁でありますけれども、その辺のところの効率性、また、いかに効率とともに金額の問題も入ってまいりますので、新たな設備投資にならないように、そしていかに最小限の金額で最高の効率を上げるということを念頭に置いて、お願いしたいと思います。  また、正式にお祭り前ということに関しての最終的な結論は、それでよろしいのかどうか、お伺いをいたします。 87 ◯委員長(山本 進君) 都市建設部長・福田君。 88 ◯都市建設部長(福田嘉夫君) お答えいたします。先の一般質問においてもお答えしておりますけれども、夏ごろまでには必ず完成をさせたいと考えておりますので、ご理解いただきたいと思います。 89 ◯委員長(山本 進君) 谷田川委員。 90 ◯委員(谷田川 泰君) わかりました。よろしくお願いをいたします。  その件に関しまして、市長の念願の工事であります。市長の見解をお伺いしたいと思います。 91 ◯委員長(山本 進君) 市長・今泉君。 92 ◯市長(今泉文彦君) ステーションパークの店舗ですけれども、夏ごろまでには完成させたい、そして、最も効率的な、効果的なオープンをお祭りにあわせてやっていきたいというふうに思っています。  以上です。 93 ◯委員長(山本 進君) 谷田川委員。 94 ◯委員(谷田川 泰君) わかりました。大きなイベントでありまして、石岡市の顔である石岡駅の最も目立つ部分であります。どうかこの部分の工事、また、オープンができるだけ早く、そして市民の皆さんにこういうものができましたということをより早く周知をしていただき、効率よく、そして駅前のステーションパークが大いににぎわうことを期待をいたします。  それにはやはり皆さん、行政一丸となって立ち向かっていかなければならない課題が多いと思いますが、ひとつよろしくお願いを申し上げまして、私の質問を終わります。 95 ◯委員長(山本 進君) 次の質疑者に移ります。関口委員。 96 ◯委員(関口忠男君) 予算書の123ページですね。特定教育・保育施設運営改善事業費補助金、これについて質疑してきたんですが、担当課長と幾ら補助金の金額を聞いても、私が言っている金額と課長が言っている金額がかみ合わないんですね。しかし、私は市ホームページの例規集を見てね、平成27年度石岡市特定教育・保育施設運営事業補助金交付要綱、これに示されている金額を私は言っていたんですよね。そうしたら、その中で、私、その要綱の中には年額で書いてあったんですけど、それをわかりやすく月額にして説明したんですよね。ところが、かみ合わなかった。最後まで。  総括でやりますよということを言ったのですが、再度、石岡市の民間保育士の給与に対する補助金の額について、説明をしていただきたいと思います。 97 ◯委員長(山本 進君) 保健福祉部長・加藤君。 98 ◯保健福祉部長加藤乃利明君) お答えいたします。石岡市特定教育・保育施設運営改善事業でございます。こちらの補助でございますけれども、変更前といたしまして、非常勤職員は、前は6,000円または1万8,000円でございましたが、それが1万円ということになりました。勤務年数10年未満の方が、以前は6,000円だったのが2万5,000円に増額されております。勤務年数10年以上15年未満の方が1万8,000円から5万円に、同じく、勤務年数15年以上の方が1万8,000円から7万5,000円に増額ということで、勤務年数に応じた段階でそれぞれ増額になっているということで、29年度に対応してございます。  ご指摘のホームページのほうでございますけれども、事務処理のおくれによりまして、新たな要綱がアップされていなかったという状況でございまして、予算特別委員会でのご質問の内容と答弁の内容に食い違いが生じてしまったことについて、おわび申し上げたいと思います。まことに申し訳ありませんでした。今後はこのようなことがないよう、十分注意し、改善に努めてまいりたいと考えております。  以上です。 99 ◯委員長(山本 進君) 関口委員。 100 ◯委員(関口忠男君) 以前からホームページの更新はしてくださいよということは、もう何年も前から私は質問しているんですよね。そのたび変えてはくれているんですけど、今回も質問、かみ合わなかったわけで、要は石岡市もつくば市とか柏市と同じように、29年には更新したんだと。それなりの補助金をあげたよということでございますが、本当に言ったように、ホームページ、古いままだったと。更新していないということで、この金額、今の金額で、本当に担当課長が答弁したとおりですね、民間保育士の離職防止に効果があるのか。この金額でね。お伺いをいたします。 101 ◯委員長(山本 進君) 保健福祉部長・加藤君。 102 ◯保健福祉部長加藤乃利明君) お答えいたします。29年度の増額の趣旨といたしましては、勤務年数が長い方、ベテランの保育士さんを特に離職を防ぐという意味合いで、こういった内容の変更をさせていただいたところでございます。  同時並行しまして、つくば市で、柏市など改めてその後にそういった補助制度が拡充されたとお伺いしておりますので、周辺市町村の状況も見ながら、今後、さらなる離職防止であるとか、新たな保育士確保について、有効な施策となるように検討してまいりたいと考えております。 103 ◯委員長(山本 進君) 関口委員。 104 ◯委員(関口忠男君) すぐに、広報で周知をするなり、ホームページの更新をしていただきたいと思います。  それで、127ページですね。統合保育所整備事業1,451万円、これについてこの前質問したんですが、前、平成29年の第1回定例会、この一般質問におきまして、市長公室長は、行財政改革の着実な推進に向けては、平成28年度に策定した公共施設等総合管理計画を推進するため、個別施設計画を策定し、適切な進行管理を行うと。このように答弁しているのですよね、質問に対して。  今回、統合保育所の個別の計画案でございますが、教育福祉環境委員会に説明したのは今年の1月12日。そしてパブリックコメントは、1月19日から2月2日の15日間、ホームページに掲載しただけでございます。関係者への周知は一切していないと。私、こういう過密スケジュール、これは議会軽視につながるんではないかなと思っております。  このような統合保育所整備に向けた取り組み、適切な進行管理と言えるのか、疑いがあるわけでございますが、保健福祉部長、また、市長公室長にそれぞれ見解をお伺いいたします。 105 ◯委員長(山本 進君) 保健福祉部長・加藤君。 106 ◯保健福祉部長加藤乃利明君) お答えいたします。一般質問でも申し上げましたところでございますけれども、1つの理由といたしまして、関係者に相談する前段階での庁内での合意形成に時間がかかってしまったことが挙げられると思います。  しかしながら、1日でも早く第1、第2保育所の子どもたちに良好な保育環境を提供するために、新年度予算にご提案申し上げた次第でございます。  関係団体等へのご説明は、駆け足になってしまいました。関係者の皆様には、ご説明が遅くなってしまったことについて、おわび申し上げますとともに、今後は子ども・子育て会議などで新たな統合保育所の機能、定員数も含めて、真摯にご意見を伺いまして、合意形成を図って進めてまいりたいと考えております。  以上です。 107 ◯委員長(山本 進君) 市長公室長・佐々木君。 108 ◯市長公室長(佐々木敏夫君) 個別施設計画におきましては、委員からございましたとおり、石岡市公共施設等総合管理計画、これは平成29年の3月に策定したところでございます。これに基づきまして、平成31年度を目途に各個別施設計画を策定しているところでございます。
     公共施設等総合管理計画におきまして、今後の保育園・幼稚園のあり方が示されてございます。改善の方向性といたしまして、地域の需要に対する適切な施設配置や、急速な少子化等に応じた受け入れ体制を図ること、施設面では、他の用途も含めた施設建物の共有など、人口の変化に柔軟に対応すること、東幼稚園については閉園することが示されております。  また、計画を進めるに当たっては、5つの基本方針が定められております。その1つに、施設保有量の最適化がございまして、今後の財政状況や人口特性に見合った施設保有量を目指すものでございます。新たな公共サービスの提供の際、施設をつくる場合は、既存施設の状況を見直すとともに、民間提供サービスの活用を検討することとしております。このような基本方針にのっとりまして、個別施設計画を策定してきたところでございます。  また、その手順におきましては、委員からございましたとおり、施設担当部局といたしまして素案をつくりまして、庁内の石岡市公共施設等総合管理計画推進本部、これが30年の1月10日に開催してございます。この協議の後に、外部の委員会の石岡市公共施設等総合管理計画委員会、これが30年の1月26日に開催いたしまして、それが終了後、所管の常任委員会には1月12日に説明したということを聞き及んでおります。その後、1月19日から2月2日にかけてパブリックコメントを行いまして、こういった手順を踏まえた中で策定をしたところでございます。  しかしながら、これまで私どもといたしまして、民間にできることは民間にという方針を示してきてございます。また、これまで保育に関しましては、多くの民間の関係者のご協力があったものと認識してございます。  今回、一般質問を含めまして、予算審査におきましても多くの質問がございました。これは今までの方針からの方向転換におきまして、丁寧な説明が必要であったものと感じております。石岡市公共施設等総合管理計画の第6章におきまして、本計画の進行に当たり、市民・議会への情報提供・共有が掲げられております。計画ができましても、理解がなければ進捗は図れないものでございますので、今後、事業を進めるに当たっては、関係各位に十分説明すること、また、石岡市公共施設等総合管理計画委員会から公立保育所のあり方を明確にすること、官民のすみ分けを慎重に検討すること、公立保育所の建設だけではなく、民間提供サービスの活用のため、民間保育士確保等、さらなる支援策の充実が答申されてございます。これらについても十分に検討しながら進めていくことを担当部局には示してございます。  いずれにいたしましても、平成31年度を目途といたしまして、公共施設の個別施設計画が策定されるわけでございますので、こうした点を踏まえまして、担当部局として庁内への周知を徹底してまいりたいと考えております。  以上でございます。 109 ◯委員長(山本 進君) 関口委員。 110 ◯委員(関口忠男君) これまで、市としては待機児童の解消に向けて、待機児童ができないようにということで、緊急な対応については民間事業者にいろいろ協力を求めて、それぞれ民間事業者と連携を図ってきたと思うんですよ。  しかしですね、今、答弁をもらいましたが、本当に関係者に話し合いが足りなかったということで、大分民間事業者との関係に亀裂が入るのではないかと私は心配しているのです。  そういったことを踏まえまして、今後、民間事業者軽視、これに対して、保健福祉部長としては答弁の中で、施設の規模については関係者の意見を伺い、検討すると。こういうふうに答弁をしているんですが、もう少し反省して、反省した上で予算の計上を今後していくべきだと思うんですが、今後どのように進めていくのか、見解を伺います。 111 ◯委員長(山本 進君) 保健福祉部長・加藤君。 112 ◯保健福祉部長加藤乃利明君) お答えいたします。子ども・子育て会議や関係団体の皆様からご意見をいただいておりますので、事業内容、規模その他、場所や加算等の支援策などについて検討いたしまして、十分合意形成を図った上で、基本的な事業計画、こちらを定めてまいりたいと考えております。  以上です。 113 ◯委員長(山本 進君) 関口委員。 114 ◯委員(関口忠男君) 私としましては、今、石岡小学校を間借りしているわけで、緊急的にね、それを回避するためには、今回の統合保育所の建設は必要だと思っております。  今期定例会、一般質問とか予算質疑、ここにおいて何人からも統合保育所の整備について質問があったわけですが、今後の石岡市における保育行政の方向性、これについて、最後に市長からも見解を伺いたいと思います。 115 ◯委員長(山本 進君) 市長・今泉君。 116 ◯市長(今泉文彦君) 今後の保育行政の方向性ということでありますけれども、特にゼロ歳児の保育需要が急激に伸びている傾向、その傾向は今後10年は続くという予測もあります。そうした中で、首都圏から保育士の急激な攻勢がかかっておりまして、これについては私立幼稚園も私立保育園も公立も、全て一致団結してここを乗り切らなければならないというふうに考えております。つまり、オール石岡でやっていかなくてはならないということであります。関係者全員が英知を結集して当たっていかないと、他の市に負けてしまうと。そういう危機的状況というふうに思っております。  時代の変化に即した対応が求められているということで、全てその目的は子どもたちの未来、それを考えていかなくてはならないというふうに思っております。石岡全体で考えていくという意味で、関係者のご意見を謙虚に受け止めていきたいというふうに思っています。  以上です。 117 ◯委員長(山本 進君) 関口委員。 118 ◯委員(関口忠男君) 先ほど民間事業者と市の関係に亀裂が入るんではないかと、そういう心配があるんですが、今後、早急に会議をして、今後の方向性、いろいろ諮っていくべきだと思います。どうぞよろしくお願いします。  以上で終わります。 119 ◯委員長(山本 進君) 暫時休憩いたします。10分程度といたします。                   午前11時23分休憩             ──────────────────────                   午前11時35分再開 120 ◯委員長(山本 進君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  次の質疑者に移ります。櫻井信幸委員。 121 ◯委員(櫻井信幸君) 櫻井でございます。昨日に引き続き、今日、総括ということで、何点かお伺いを、提案をしたいと思います。  73ページ、市民相談経費の中に、節19のところに石岡地区保護司会負担金とございます。この負担金については内容はわかっているんですけども、ありがたく保護司会のほうで活用させていただいているというところでございます。  そこで、実は平成28年12月に再犯の防止等の推進に関する法律というのが成立しております。その後、再犯防止とか、そういう活動、保護司の相談室みたいなもののお部屋が必要だというようなことで、石岡市のほうにも空いているスペースがあったらお貸ししていただきたいというような要請が来ていると思います。  県内19保護司会があるんですけども、その中で、現在、8つが未設置の状態であります。こういう未設置の状態、石岡市もその1つでありますから、至急その設置、空きスペースのご協力をお願いしたいというようなお話が出ております。  できれば、守秘義務の関係で、八郷庁舎近くがいいのかなというお話も出ていますけども、これは市長のご見解を伺いたいなということで、お願いしたいと思います。 122 ◯委員長(山本 進君) 市長・今泉君。 123 ◯市長(今泉文彦君) ただいまの相談室の関係ですけれども、これは今から十数年前からの課題でありまして、当時の保護司の会長である……、誰でしたっけ。       〔「当時はわかんない、誰だか。何人もかわっているから」と呼ぶ者あり〕 124 ◯市長(今泉文彦君) ちょっと名前忘れましたけれども、その会長さんからの要請がありまして、当時はできれば茨城県で一番早い相談室だったわけですが、それが延び延びになって現在に至っているということであります。  もう8番目以降になってしまうということでありますので、今回はおくれることなく、積極的に対応していきたいと思います。 125 ◯委員長(山本 進君) 櫻井信幸委員。 126 ◯委員(櫻井信幸君) よろしくお願いいたします。保護司会はほぼボランティア状態で活動しておりますので、その保護司さん方のご苦労も考えていただき、こういう施設は必要であると法律で決まったものですから、設置のほう、よろしくお願いをしたいなと考えます。  次に、113ページ。113じゃないですね。117ページです。ふれあいの里費の中で、施設運営経費、節の講師謝礼というのがございます。これは先日も伺ったんですけども、実は今シーズンで3シーズン目を迎えようとしております。効果は十分に上がっているというのは担当部のほうでは把握していることと、何度も伺っておりますから承知しております。私も、腰痛防止とか肩こり、膝痛、そういうものの予防・改善に大いに役立っているなというふうに感じております。  そこで、前回もちょっとお尋ねしたんですけども、指導教室、11日を8日にして、もう少し違う形で増やしましょうと。教室の回数を増やして、多くの方に体験していただきましょうということで、スポーツ振興課でしたっけ、あと、ひまわりの館の職員の方4人で、部屋のほうで何度か打ち合わせをして、保健福祉部のほうの回数を減らして、教育委員会のほう、スポーツ振興課っていうんですか、そちらで教室を開きましょうということだったんですけども、今回、その予算が大した額ではないんですね。それが講師謝礼という中で、健康づくりは大切だよ、効果が出ているよと答弁いただきながら、今回、その復活まで要請したんですけども、その予算がつかなかった。その経緯についてお尋ねをしたいと思います。 127 ◯委員長(山本 進君) 保健福祉部長・加藤君。 128 ◯保健福祉部長加藤乃利明君) お答えいたします。教育委員会とのお話し合いで、そういった役割分担と申しますか、形で予算要求しようということでお話は伺っておりまして、保健福祉部としましては、従来どおり要求して、予算がついているという状況でございます。 129 ◯委員長(山本 進君) 教育部長・武熊君。 130 ◯教育部長(武熊俊夫君) ご答弁申し上げます。スロー筋肉トレーニングにつきましては、現在、策定中といいますか、策定がなされたところでございますが、スポーツ推進計画の中にも、市民の健康づくりのための事業として位置づけをしたところでございます。  これに基づきまして、予算要求のほうをしたところでございますが、予算要求の時点では、スポーツ推進計画策定には至ってございませんでした。新規事業ということで要求いたしましたが、スロー筋トレにつきましては、保健福祉部のほうの事業として拡充というようなお話をいただきまして、結果として、予算のほう、つかなかったという経緯でございます。 131 ◯委員長(山本 進君) 櫻井信幸委員。 132 ◯委員(櫻井信幸君) ですから、復活まで申請をして、復活で申請というようなことも担当した方が熱意を持ってやったんですけども、どの段階でそれを、結果が出ている事業について、どなたがこれは予算をつけなくていいと、どの段階でこれは判断したんですか。どなたが。  困らせようと思ってね、これ、やっているんじゃない。市民のためにやっていることですから、ご理解をいただきたい。  今回はもう2教室、市民の皆様も予定しておりますから、1教室50人募集します。無予算でやるしかないという形になりますけども、今後、よくね、先ほどから大きなものはものすごい額をつけております。これからそういう質問もやっていきますけども、そういう一桁、二桁台の話ではありますけども、そういうところは目に止まらないのかどうかわかりませんけども、よくその辺は、財政のほうでもそういう話はあったかどうか、ひとつ聞きたいんですけども。                     〔私語あり〕 133 ◯委員長(山本 進君) 櫻井信幸委員。 134 ◯委員(櫻井信幸君) わかりました。今後はね、こういう形で総括をお願いしていますので、今度はわかったと思いますので、今後、活動の中で、私もいつまでご協力できるかわかりませんので、お願いしたいなというふうに思います。  この件については以上です。  次に、昨日お聞きしました153ページ、農政企画経費、節19のところの環境保全型農業直接支援対策事業費補助金と。この中に、私が一般質問等で提案をいたしました有機野菜の生産にかかわる部門の補助金であると伺っております。  これまでにも一般質問等々で、有機野菜というのはやはりもっともっと拡大生産していかないといけないなと。これは食と健康という点からやっていくべきであろうというようなことで、今回も一般質問で提案してまいりました。  そういう中で、私はこれを一気に、これを石岡市全体でやろうというんじゃなくて、今は個人の方が細々と少しずつそれを拡充している。そこへ、やはり市民の健康、安全な食品の提供ということを考えたときに、行政側ももう少し積極的に協力をして、そういう有機野菜、食の安全と言葉だけじゃなくて、実行していくべきではないかなと思います。  二千何年ですか、あと二、三年後に東京オリンピックがありますけども、二年後ですね、そこの選手村の食材、これはGAPというんですかね、世界基準があるんですよね、食品に対する。部長はご存じだと思いますけども、そこで例えば石岡市の生産する農産物、そこへ提供できるかどうか、ご存じであれば、お聞きしたいと思います。 135 ◯委員長(山本 進君) 経済部長・諸岡君。 136 ◯経済部長(諸岡広明君) 石岡市の農産物のオリンピックへの提供につきまして、ご答弁のほう、申し上げます。東京オリンピックの食材の提供につきましては、国際水準のGAPの認証や県などの公的機関による第三者の確認が要件となっております。  GAPとは、食品安全、環境保全、労働安全などを確保し、よりよい農業生産を実現する取り組みとなっておりまして、委員が提案します安心・安全な農作物の生産と深く関係していると考えております。  多額の費用と期間が必要となることから、現在、市内での認証取得はない状況でございます。そのため、石岡市、農産物をオリンピックに提供するには認証取得が不可欠でございますので、まずはJA等へ呼びかけ、推進方法を考えていきたいと考えております。  以上でございます。 137 ◯委員長(山本 進君) 櫻井信幸委員。 138 ◯委員(櫻井信幸君) ですから、日本の安全基準があまりにも甘過ぎて、世界の基準に合っていない。ほかの国ではこういうことをやっているのです。じゃあ、国でやったらというんじゃなくて、石岡市、農地がこれだけあって、農業、第一次産業がこれだけ活発にやられているんですから、そういう中で、少しでもそういうものを広げていきましょうというような提案をしております。  今後、この予算の中で積極的に、少しずつでも前に進めるような努力をしていただきたいというふうに思います。  以上でこの点については終わります。  次に、203ページ、学校維持管理経費の中の学校施設整備工事約3億6,000万円というふうにあります。これは、私、これについては質問をしないでいたんですけども、実はこの中に八郷中学校のグラウンド整備の費用が入っていると。そのときに、先日のお話では2億6,000万円という話を聞いたものですから、少しびっくりしまして、これだけのお金がありましたら、グラウンド1つ、土地を買ってできるなというような状況であるなと判断しました。  ですから、今回、総括のほうで触れさせていただきますけども、ちょうど1年ぐらい前、議会の中で八郷中学校のグラウンドが、最初の工事で不手際があったか何かわかりませんけども、どうも思わしくないということから、やり直しをしました。そのやり直しをした業者は、一度目施工した業者がまた、二度施工しているというような状況でありました。  それで、それはいいんですけども、そのときにどうしても困っているというようなお話があったものですから、当時、教育長とか、あとは担当職員ですかね、あとは校長先生、教頭先生交えて、雨の降った日、グラウンドを皆さんで拝見したと思います。  それで、実はここにグラウンドのレントゲン写真みたいなもの、航空写真をいただいたんですね。これを見るとわかるんですけども、テニスコートと、一番南側、南西側と言っていいんですかね、ここが一番ひどかったんですね。それで、このときに、実はプロといわれるグラウンドキーパーの方も、ナカムラさんというんですけども、おいでいただいて、ここの現地を見ております。それで、そのナカムラさんは、グラウンドキーパーの方は、この排水の仕方ではだめなのかなというふうなことをおっしゃっていました。  それで、こういうふうに見ますとわかるんですけども、1本、2本、3本と、ここにもあるから4本、主管が流れているんですね。そこに今度、枝が出ているんです。こういうふうに葉脈みたいに。そこに多分2%くらいの勾配がついているのかなと想像するんですよ。それで、この枝をくっつけてみるのがいいでしょうという案をいただいた。あの方はここを掘ったんですね、何か所か。それで、もう1本、この排水のないところ、ここに排水を新たにつくって、表土をちょっといじくって直してみて、現状ではローラーの転圧が足りませんということなんです。当時。  ですから、まず2億6,000万円もかけてやるんであれば、例えばそれをやるんであれば、もうミスはできませんから、この原因、どうして機能を果たしていないこういうグラウンドなのかと。工事について、もう一度再検討しなかったら、これは大変なことになると思うんです。  今回は予算を否決してね、暫定なんていうことになると、いろいろな部門に迷惑がかかると思いますよ。ですから、この件については、この議会後、担当部あるいは市長がいろいろ検討していくんでしょうけども、一番いい、ベストな方法をこれから考えて、そしてできるだけ経費をかけなくて効果のある方法を見つけられたらいいのかなというふうに私は思うんですね。  この工事について、どうも先日から担当部のお話を聞いていると、排水が効いていないんだというお話があるんです。それを表土のせいにしているんですね。私は勾配も、多分これは2%の勾配ですから、下水は3%と言われる。グラウンドの場合は約2%くらいじゃないと、運動上、支障があるというようなことなんですけども、この工事を本当に勾配、最初と最後だけが勾配が合っていれば水は流れるっていうもんじゃないんです。真ん中で張っていたら、そこで止まっちゃうんです。  これ、そういうことも検証していかないと、このままやっていっても同じことの繰り返し。でも、子どもたちが使っているグラウンド、もう開校して何年も経っている。私も2人お世話になって、卒業したんです、2人目がね。グラウンドを子どもたちが使っていますから、そういう形で検討していくというようなお考えはあるのかないのか、お尋ねをしたいと思います。 139 ◯委員長(山本 進君) 教育部長・武熊君。 140 ◯教育部長(武熊俊夫君) ご答弁申し上げます。八郷中のグラウンドにつきましては、以前にも一般質問で早急な改修についてご質問をいただいているところでございます。29年度の当初予算におきまして、土質調査の委託料をお認めいただきまして、土質調査を実施しまして、その後、実施設計の補正予算をご承認いただきまして、現在、実施設計をしているところでございます。  土質調査の結果をもとに実施設計をしておりますが、その実施設計に当たりましては、1つの候補ということではなくて、実施設計業者のほうから複数のご提案をいただきまして、経済性と効果について、検討・協議しながら、少ない経費でより大きな効果が得られる工法を選択し、今、積算を進めているところでございます。  まだ実施設計のほう、完了はしてございませんが、常任委員会のほうに工法についても詳細にご説明を申し上げまして、ご協議をいただきながら、発注に向け進めてまいりたいと考えてございます。  以上でございます。 141 ◯委員長(山本 進君) 櫻井信幸委員。 142 ◯委員(櫻井信幸君) どうも今回の予算書、工事関係を見ても、何ていうんですかね、設計の言いなりみたいな、業者の言いなりみたいな感じが私はするんです。  見積もり合わせにしても、競争の原理、これが働いていないと思うんですよね。1者か2者で競争の原理といっても、これは難しいのかなと私は思います。ですから、例えばこういう2億幾らというと、石岡市内にはこの工事を請け負えるのは2者しかないと。でやったら、これは競争の原理は働かないですよ。例えばですよ。私は2億6,000万円はちょっとひどいなと思っています。  ですから、石岡にこの2億6,000万円の工事ができる業者がいないのであれば、周辺の業者も募集して、それで少なくとも五、六者、そういう中で競争の原理を働かせて事業を発注させると。あるいは、これを小さく切ってね、それで、これは使っているグラウンドですから、その辺はちゃんと考えて、スケジュールをよく考えて、そんなに時間がかかるもんじゃないと思います。  このお話を聞いてから、そのグラウンドキーパーの方とお話をさせていただきました。これは電話でやったんですけども、えっといって、びっくりしていました。金額は言いませんけども、このぐらいでできると思いますよというお話をしていました。  これ、皆さんびっくりしちゃいますから金額は言いませんけども、ですから、今後、議案を提出する前に、大きな問題になりかねないことですから、そして、ましてやこれは税金ですから、もう一度、議案を提出する前に、議会あるいは常任委員会等に、工法、価格、予算等について、もう一度じっくり説明をいただけるかどうか、お尋ねをしたいなと思います。 143 ◯委員長(山本 進君) 教育部長・武熊君。 144 ◯教育部長(武熊俊夫君) ご答弁申し上げます。今回の八郷中学校のグラウンドの予算化につきましては、早急な改修工事の実施ということもありまして、なおかつ実施設計のほう、委託し、まだ結果が出ていない状況ということもございまして、概算で予算要求をさせていただいたところでございます。  工法、手法等につきましては、常任委員会のほうに説明してまいりたいと考えてございます。  なお、今回の予算要求に当たりまして、常任委員会のほうの説明不足な点については、おわび申し上げます。申し訳ございませんでした。 145 ◯委員長(山本 進君) 櫻井信幸委員。 146 ◯委員(櫻井信幸君) そういうことで、今後、この議会が終わってからについても、これについてはよく皆さんと相談をして、多くの知恵をかりながらやることによって、このようなお金がかからない、節約ができるという形ができますので。  予算は余っても構わないんですから。本来、これは当初予算ということで以前から騒いでいますから、慌てて予算の中に入れたのかとは思いますけども、それはそれとしまして、議案提出前に、今、部長が答弁したように、議員あるいは常任委員会にきちっと報告をした上で、議案の提出というのをお願いしたいなと思います。  そして、これは先ほどもちょっと触れたんですけども、皆さん、あまりにもほかの世界を知らな過ぎます。この中だけで見ちゃっているから、単価についてもいろいろなことが起きる。  学校については、グラウンドの予算についてはこれで終わりますけども、部長、答弁をしたことをよく、忘れずにいていただいて、間違いなく、もう一度、一番ベストな方法、考えられる方法を我々とともに考えていただきたいと思います。  次に、今、ちょっと触れちゃったんですけども、どうも今回の公共工事、これについては、先ほども言ったんですけども、設計会社の言いなり、または業者に聞くと、これではできないよというようなことで、少し上乗せをしていくと。それは先ほど言ったように、競争の原理が働かないからなんですね。
     ですから、今回はどれどれという、今回の5番目の質問については、どれとどれというものじゃない、予算書の中の全体の話です。ですから、これについてもよく、先ほどから民間、民間と言っているんですけども、これについては特に民間だったらこういうことはしないよということをおわかりいただきたいというふうに思います。  細かい一つ一つを言うとあれですから、これでやめますけども、そういう予算を反映していく中で、これについてはよくお考えになっていただきたいと思います。  もう1点、最後に、項目が増えちゃったんですけども、時間がありますので、電気料金についてお話をいたします。これは1年以上前ですかね、電気料金の節約ということでご提案をしております。現在、大きな電気料金を消費している施設については、新電力を利用しているということでありますけども、今後、電気料金については、やはり見積もり合わせ、競争の原理を働かせて、できるだけ安い電力会社と契約をしていくというお考えがあるのかどうか。どういうふうな考えでいらっしゃるのか、お尋ねをしたいと思います。 147 ◯委員長(山本 進君) 財務部長・古内君。 148 ◯財務部長(古内勝人君) ご答弁申し上げます。先日の所管の予算特別委員会でもお答えいたしましたけれども、見積もり合わせ等を実施してまいりたいと考えております。 149 ◯委員長(山本 進君) 櫻井信幸委員。 150 ◯委員(櫻井信幸君) これもやはり競争の原理ですから、幾つか候補、多分公募という形でやるんだと思いますけれども、ぜひともやっていただきたい。必ず効果が出ると思います。  それで、大きく使う、電気を消費する建物、施設等については、デマンド契約というんですか、あれをぜひとも考えていただきたい。年間1,000万円以上使うとかね、決めて、そういうところは必ず2年か3年で効果が出ますから、やっていただきたいということをお願いして、私の質問を終わります。 151 ◯委員長(山本 進君) 暫時休憩いたします。午後1時30分から会議を開きます。                   午後 0時04分休憩             ──────────────────────                   午後 1時30分再開 152 ◯委員長(山本 進君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  次の質疑者に移ります。高野委員。 153 ◯委員(高野 要君) 高野でございます。3点ほど、ご質問させていただきます。  1点目、石岡市の子育て支援策について伺います。平成30年度予算において、市民医療懇談会の設置が予定されております。産科医がなくなって、石岡では安心して子どもが生めないという状況にあり、そのための予算ということであります。  産科医不足は喫緊の課題であり、若い夫婦を呼び込む定住促進のための大きな要件になるかと私は思っております。現在、どこの自治体でもこの対応が求められていることは、皆さんご案内のとおりであります。  そういった中で、本市の現状は、当初予算24万円でございます。私は24万円というのは一桁違うんじゃないかなというふうに思ったんですが、これで本当に産科医を呼び込む、来るのか、そういったことを真剣に考えているのか、大変疑問であります。  また、市内勤務のための奨学金無償貸与や、市内病院が産科を開設する際には、本来であれば1億円を交付するとかですね、いろいろな条件を飲み込みますよといった、やはり本気で取り組む姿勢がなければならないと私は感じているところでございます。  このままで、このような24万円というような軽々の形での予算でおりますと、非常事態が起きることは明らかであります。  そこで何点かお伺いいたします。この予算、20万円でどうして産科医を確保していくのか。24万円でございます。本当に何に24万円でこういったことに取り組んでいくのか、私、非常に疑問を持ちましてね。だったら、このぐらいの予算であれば、ないほうがいいんじゃないかということも思うところでございます。そこで、これ、市長の考えをお伺いいたします。 154 ◯委員長(山本 進君) 市長・今泉君。 155 ◯市長(今泉文彦君) まず、市民医療懇談会ですけれども、これについては医療の現状、そして石岡の医師会の現状、そうしたものを広く認識してもらうとともに、その情報を共有していくということがまず第一の始めであると考えまして、市民医療懇談会を開催するものであります。  その上に立って、産科医の問題あるいは小児科の問題、広くは地域医療の問題、そうしたものに対応していくということでありまして、まずスタートに全体の認識を広く共有していくという内容であります。 156 ◯委員長(山本 進君) 高野委員。 157 ◯委員(高野 要君) 共有していくということはわかります。一挙に何人、一度に何してもできないちゅうことですが、ですから、そうすると、この24万円については、そういった取り組む中での、会合を行うための、そういった経費ですか。この24万円。私、内容がね、この中身がわかりませんので、ちょっとお伺いします。 158 ◯委員長(山本 進君) 保健福祉部長・加藤君。 159 ◯保健福祉部長加藤乃利明君) お答えいたします。これ、医療懇談会委員の報償費でございまして、5,000円掛ける12名の4回ということで、24万円でございます。  以上でございます。 160 ◯委員長(山本 進君) 高野委員。 161 ◯委員(高野 要君) わかりました。報償費ですね。  じゃあ、すぐ2点目に行きます。全国の自治体や県内においても、産科医不足のため、その誘致、医学生の奨学金による対応は既に打ち出しております。しかしながら、石岡市はこれからの会議をもって検討するとのことであります。今、思うだけでも既におくれている。グラウンド10周ぐらいはおくれているのかなと。ほとんど出おくれというような気がします。  やはり私はここでですね、早急なる対応、そういったことが不可欠であるというふうに思うわけでございます。やはり、今、のんびり構えているのではなくて、もう他市と比べましておくれておりますから、それを取り戻すというような意味でも、もうちょっと早急にというか、頑張る必要性があるんじゃないか。  おざなり的に、いいですよと。うちのまちもやっていますよじゃなくて、とにかくスピーディーにいこうというような考えがないと、私はまずいと判断するところなんですが、市長のお考えをお伺いします。 162 ◯委員長(山本 進君) 市長・今泉君。 163 ◯市長(今泉文彦君) この市民医療懇談会ですけれども、医療全般のことを取り扱うものであって、その中の産科医は一部なわけです。  現状としましては、今、医師会の平均年齢は60を超しています。あと10年もすると70を超えるわけですけれども、そのときに、今、何人現役でやっていられるかという問題が出てまいります。  それから、最近の一番新しい開業医は、15年前に開業されたクリニックですけれども、それが石岡の医療の現状であります。  と申しますと、10年後の医療は非常に末恐ろしいものになってしまうということで、その全体の認識がまず必要であるということであります。  もちろん産科については目の前に差し迫った緊急の課題でありますけれども、これについては別な形で対応していく必要があるということで、予算には載っておりませんけれども、別な形で下準備をしているというところであります。  したがいまして、医療懇談会で1つの結論が見えたときには、早急に補正予算なり何なりで対応していきたいということで、スピーディーにこれはやっていきたいと思います。  以上です。 164 ◯委員長(山本 進君) 高野委員。 165 ◯委員(高野 要君) 今、途中でも云々というお話が出たんですが、それではもう1点お伺いしますが、途中ででも新たな政策、そういったものが懇談会等々で見えてきた場合はですね、途中ででも、補正予算とか、そういった形の中でも、あまりにも24万円というのは報酬だけであって、本来であれば、いろいろなところから先生を呼んで、講師にお話を聞くとか、そういったことも必要だと思うのです。  どこのまちでもそうかもしれませんけども、産科医とか小児科医がいないということが一番の子育て支援に対してはマイナス要因だと思うのです。ですから、私が、今、こういった質問をしましたのは、今、市長のほうでも近々ということで、これから進めていくということでありますけども、やはり期半ばであっても、いろいろこれから方策を立てて、24万円というのは最低の報酬だけでなく、もっと医療関係者とか、そういった方々と話し合い等々持たれまして、進めていただければと思います。  子育て、子育てというようなことで言っておりますけど、支援とか何か言ってもね、これは無理だと思うんですよ。格好だけでは。企業誘致、今、話が出ました。また、金銭のばらまき。こういったことは幾らやっても、女性の方が安心して子どもを育てる環境、これが大事だと思うんですね。  ですから、報酬だけというようなことではなくて、もっと子育て支援に対して、私は真剣に市長に取り組んでいただきたい。そういったことで市長に質問したわけでありますが、再度、答弁といっても同じでしょうね。結構でございますので、ひとつ、市長、頑張ってお願いしたい。格好だけじゃなく。絵に描いたぼた餅は食えませんので、食べられるぼた餅にしてください。そのように思います。答弁は要りません。  2点目。石岡市の将来を担う子どもたちの教育予算についてお伺いいたします。平成30年度の教育予算、特に各学校に配分される予算は、実質的には平成29年度と変わっておりません。一般質問でも指摘しましたが、運動会等の祝い金を学校の運営経費に充てている。これは本来、市が持つべき予算ではないのかと私は判断するところでございます。予算が不足しているから、校長の独断によって、こういう不適切な運用がなされているということは、あってはならない行為であります。  そこで何点かお伺いいたします。教育長は、学校の教育振興予算に対し、どのような考えを持っているのか、お考えをお伺いいたします。 166 ◯委員長(山本 進君) 教育長・櫻井君。 167 ◯教育長(櫻井 信君) ご答弁申し上げます。教育費における小学校の予算でありますけれども、対前年比は2億円……、28億円ですか。               〔「慌てないでいいよ」と呼ぶ者あり〕 168 ◯教育長(櫻井 信君) 2,800万円の増でございまして、中学校費の予算は対前年度比の2,900万円強の増となっておりますけれども、これはそれぞれ学校維持管理経費における学校施設整備工事の増が主な要因となってございます。  学校に配当する予算としましては、学校割、クラス割、児童割といたしまして、それぞれに基準額を掛けまして算出してございまして、学級数や児童生徒数の増減によりまして、学校に配当する予算は30年度は減っている状況でございます。  学校配当の予算につきましては、校長会からの要望を受けまして、それに対応しているという現状でございますけれども、平成29年度に対し、基準額の変更はございません。そういう状況でございます。  以上でございます。 169 ◯委員長(山本 進君) 高野委員。 170 ◯委員(高野 要君) 今、2,800万円というような、対前年比2,800万円というお話でありましたが、私が聞いておりますのは、前回、祝い金等というようなものがございまして、それで、教育部長ともお話ししたわけであります。それで、そのときに教育部長は、今回の予算に反映すると。結局、何かと申しますと、教育費、皆さんにいただいたお金をもって教育費を充てていたと。これは非常に問題であるというようなことで、私の指摘に対しまして、やはりそれは学校として予算はとらなくちゃいけない。5万円でも10万円でもいいから私はとったほうがいいんじゃないですかと、そういう問いに、それはそうですというようなお答えをいただいたのですが、しかしながら、何も反映されていない。  反映されていないということは、私はこの祝い金ですね、それを教育費としてプールして使ってきたわけですけれども、そういったものは、30年度から教育費としては使わないのかと。そうですね。または、それを教育費に入れるとなると、本来は教育費というものは、これ、一般財源の中から入っているんでしょうけども、きちんとした年間の予算があるわけですから、それを予算のないものに使って教育をしていくということは、何度も申していますけども、いけないことでございます。  そういったことで、30年度はそういったものを使わない形でも、現在の予算で賄い切れるのか、お伺いいたします。 171 ◯委員長(山本 進君) 教育部長・武熊君。 172 ◯教育部長(武熊俊夫君) ご答弁申し上げます。平成30年度の予算につきましては、ただいま教育長からありましたとおり、学校に配当する予算につきましては、学校割、クラス割、児童割といたしまして、それぞれ基準額を掛けて算出してございます。  30年度の予算執行に当たりましては、学校から不足するとの要望があった場合には、その内容を十分精査した上で、予算の流用または補正予算により対応させていただきたいと考えてございます。  以上でございます。 173 ◯委員長(山本 進君) 高野委員。 174 ◯委員(高野 要君) ですから、学校からですね、学校で、そうなると、何で今までのように祝い金を使ってなくちゃいけないのか。部長、よく聞いてください。あなたが言った言葉ですよ。そういったものを使わないためにも、学校と話し合いをして、本当に必要かどうか、そういったお金を。  そうすると、これはあれですか、学校の先生はそういうものを一切、学校からそういった支出においては出てきているということですから、この祝い金等々、今、残金もございます。その残金についても一切手はつけないということと考えてよろしいですか。 175 ◯委員長(山本 進君) 教育部長・武熊君。 176 ◯教育部長(武熊俊夫君) ご答弁申し上げます。学校における祝い金の取り扱いでございますが、使途の明瞭化・適正化につきまして、教育委員会から指示をしまして、校長会で協議をしてございます。  祝い金の使途、出納帳簿等による記録、書面での決裁による適正な管理、それら関係書類の保存、PTA等による監査の実施など、統一した基準が作成されたところでございます。  なお、今後につきましては、校長会のほうで、原則祝い金をいただかない方向で検討が進められていると伺ってございます。  以上でございます。 177 ◯委員長(山本 進君) 高野委員。 178 ◯委員(高野 要君) 今、ちょっと手持ちがないんですが、これね、今、部長が校長会で云々ということですが、石岡市の財務規則、あんた、ご存じですか。財務規則から追っかけたときに、そういったことはできないんですよ。  私はここにいる財務部長にも聞いてきましたよ、どうですかと。石岡市、何だっけな、ちょっとお待ちください。今見ますので。書類がどこかへ行ってしまったんですが。ちょっとお待ちください、委員長、済みません。  財務規則の中でですね、財政運営の原則は、会計年度に発生する収入は全て歳入に計上し、全ての支出は歳出に計上するという総計予算主義の原則というものがございます。これ、私、きのう行って聞いてきたんですよ、財務部長に。  これ、本来は、費目はわかりませんが、雑収入とか何かで入れなくちゃならない問題じゃないですか。そして、きちっと精査して、歳入で入ったものを、今度、それはまた学校に戻すことも可能でしょう。何で今度PTAに戻さなくちゃなんない。使途なんか犠牲にする必要ないんですよ。学校でもらったものは学校でちゃんと処理するんです。わかりますか。  別に私が言っているのは、もらって悪いということじゃないんです。隠れてお金を使っているからいけないというんです。教育費に反映されていないお金が教育費として使われている。その中には食料費もある。そういったことはまずいんじゃないかと。何に使ってもいいんですよ。法に触れなけりゃ。  ですから、よくね、ここで詰めてもしゃあないんで、詰めませんよ。だけど、よく、法的にね、教育部長、考えてください。おっつけじゃないんです。わかりますか。お金のことですから。そして、くれるお祝いはもらってもいいでしょうよ。私はそんなものもらうなとは言いません。収入で上げて、また、支出する。  ここに、私も一生懸命調べたり聞いたりしたんですが、総計予算主義、こういうのがあるそうです。じゃあ、教育部長に聞きますが、これに抵触していないですか、今日までの行為は。お伺いします。 179 ◯委員長(山本 進君) 教育部長・武熊君。 180 ◯教育部長(武熊俊夫君) ご答弁申し上げます。寄附金として市の歳入に入れるべきではないかというご質問かと思います。これにつきましては、東京高裁の裁判例にもございますが、祝い金が市の歳入に編入する意思のもとに交付されたものと認められないときは、祝い金を市に対する寄附とは認められないといった内容の判決もございます。  今回のお祝い金につきましても、地元の方々が地元の学校のために支援をしてほしいという趣旨で、学校の校長職にある者にお祝い金を交付していることから、市に対する寄附には当たらないと考えてございます。  以上でございます。 181 ◯委員長(山本 進君) 高野委員。 182 ◯委員(高野 要君) いいですか、部長。お金は、じゃあ、勝手にもらってもいいんですか。あんた、頭おかしいんじゃないの。学校の先生がみんなからお金もらって、そうでしょう、納入業者からももらっているんですよ。納入業者。そんなこと、学校にあっていいんですか。学校の先生は、じゃあ、我々が持っていったら、もらって、それを裏金で使っていいんですか。  最高裁でも何でもいいですよ。判例、よく聞かせてくださいよ。石岡市に全て合致しているんだかどうか。判例だの事例だのなんていうのはね、そこにぴったり合っていればいいんです。しかしね、今、部長述べましたけど、その判例、見ましたよ。最後には、それは、しかしながら、いけないということが書いてあるでしょう。判例の後に何て書いてありましたか。私もその判例、読みましたよ。  じゃあ、これから学校は、あれですか、このお金をもらって、裏金、そして今度はPTAに預けて、PTAと校長が一緒になってお茶菓子食べたり、子どもたちの教育に使っていっていいんですか。あり得るはずがないでしょう。  じゃあ、部長、聞きますけど、これ、教育費のどこに入ってるんですか、去年の。この裏金。そのほか、プールしてあるお金が何百万円とあるんでしょう、今。こういったお金は全て市に戻して、雑収入で上げて、そして新たに各学校にまた。  あなた、言ったじゃないですか、予算を組んできちんとすると。どこの学校の校長先生に会っても言いますよ。予算が削られて足りないんです。だから、こういったものを使ってなきゃやっていけないんです。一番悪いのは、あんた方でしょう。削り過ぎるから。とっても悪い行為ですよ、これ。自分で削っといて、予算を。それで、おまえら、もらった金で運営、学校、やっていけと。  この小中学校というのは、どこの学校ですか。個人のあれですか。私ですか。石岡市立でしょう。そういった中で、裏金なんてありようがないんですよ、部長。今、こうやってても、裏金があるんですよ。お茶菓子食べたりなんかして。  判例で許されているなんて、判例で許されてないでしょうよ。最後の条文、読んでみなさい。それでもいけないことだって書いてあるでしょう。  逃れるんじゃなくて、対処するんです。いいですか。悪いと思ったら、逃れるんじゃなくて対処するの。  子どもに言えますか。もらった金でおまえらバスに乗っていくんだよ、これはもらった金でやってるなんて言えますか。  それで、3年分しか出せないっていうのもおかしいでしょう。みんな口裏合わせて、3年前はないんです。資料請求、出さないでしょう。  あのね、私はここでね、何しろ詰めないですよ。これ、教育の問題だしね。ただ、だけど、そういう不透明な部分、それはきちんとしてほしいです。どこどこの判例とか、そんなこと関係ないんです。もらった金を、よく言いますから、祝い金をもらって、校長先生か会計かわからないですけども、その人が持っていて、好き勝手に使うということはあり得ないんです。  教育費は、市からの歳出によって賄うんです。足りないから、そこで収入を得て、自分たちがやるなんていう教育はないんです。それだけはよく頭に入れてください。裏金は裏金です。表に出てきていないお金は裏金って言うんです。それをみんながこんなの認めようとしたら、どうするんですか。学校ばかりじゃありませんよ。大きな問題でしょう、これ。  部長、どうですか。判例で、私もその判例見せてもらったんですけど、ただね、これ、きちっと精査してくださいよ。今も残っているんですよ、お金が。何百万円も。このお金を学校に預けておいていいのか。多いところは四、五十万円残っているんじゃないですか。  だから、学校へ戻すのはいいでしょうよ。収入は収入。本来は雑収入で入るべきです。それをまた学校へ支出すればいいじゃないですか。二度の手間じゃないんです。当たり前のことなんです。それをやらないのは石岡市ぐらいですよ。  ねえ、教育長。教育長もやっていたんでしょう、石岡市の学校のときには、そのお金を使って。私に認めましたけど。
     これ、じゃあ、今後どうするんですか。判例に沿って裏金で使っていくんですか。教育長、正しい見解を述べてください。 183 ◯委員長(山本 進君) 教育長・櫻井君。 184 ◯教育長(櫻井 信君) ご答弁申し上げたいと思います。残金をどのようにするのかということですけれども、先ほど教育部長が申し上げましたように、今後は原則としてはいただかないと。ただし、学校の実情に応じて、地域との強いつながりのある、どの学校もそうですけれども、さらに深まりのある、そういった地域の学校もあると思いますので、そういった実態がある学校については、祝い金の使い方あるいは出納帳簿類による記録、書面での決裁による適正な管理、そして関係書類の保存あるいはPTA等、第三者になりますか、そういった監査の実施をして、教育委員会のほうに報告をいただくというような校長会の見解をいただいております。  ただし、今、委員ご指摘いただいたように、他市町村の状況を見ましても、市の歳入に入れているケースとそうでないケースとがあるようでございますので、今後、検討させていただきたいというふうに思います。 185 ◯委員長(山本 進君) 高野委員。 186 ◯委員(高野 要君) 教育長が検討する問題じゃないんですよ。  じゃあね、財務部長に聞きます。先ほど私、申しましたけど、この市の、これ、あれですよね、祝い金。これは私は本来は雑収入で入って、きちっとまた学校に戻すなら戻すような方法が必要だと思うんですけども、先ほど述べた、何でしたっけ、法律ありましたよね。収入は全て歳入に計上し、全ての支出は歳出に計上するという総計予算主義の原則。これから追っかけたときに、祝い金はね、校長と相談してとか、そういう問題ですか。  学校の教育費、これ、どんどん、全然わからない教育費になっているんじゃないですか。年間に何百万円も、もらった金で子どもたちを育てて。いいことですよ。だけど、ここは一般の企業じゃないんです。そんなことは一般の企業でもやっていない。  教育長、今言った答弁、忘れないでくださいよ。あんたは教育者ですから、お金の問題はきちんとしなくちゃいけないんです。善意でくれているから、じゃあ、校長先生に善意でくれていたやつは、校長先生、あれですか、ポケットに入れて使えるんですか。  善意なんていうのはないんですよ。石岡市にくれているんですよ。運動会ってどこでやっているんですか。校長ですか。教頭がやっているんですか。石岡市にくれているんですよ。  そんな見解でいたら、どうにもなりませんよ。裏金はありの学校ですか。  わからないんだったら答弁しないことですよ。あんたの今の答弁は議事録に載っているんですからね。  財務部長にお伺いします。 187 ◯委員長(山本 進君) 副市長・松隈君。 188 ◯副市長(松隈健一君) お答えいたします。先ほど教育部長から申し上げました判例に従い、市に対する寄附ということであれば、委員おっしゃるとおり、寄附金として市の歳入に入れるべきと思いますけれども、そうでない場合、学校に委ねたという場合は、学校で使うことも認められているということでございます。            〔「認められてるって、どこでだ」と呼ぶ者あり〕 189 ◯副市長(松隈健一君) 祝い金の取り扱いにつきましては、校長会で基準を設けてですね、先ほど教育長、部長から申し上げましたような執行、監査、管理、保存等のルールを定めていると伺っております。  それから、教育費の予算でございますけれども、先ほど教育長から申し上げましたが、小学校費で対前年度比2,800万円以上の増、中学校費で対前年度比2億9,000万円以上の増……。         〔「いや、聞いてることだけ答えてくださいよ」と呼ぶ者あり〕 190 ◯副市長(松隈健一君) となってございまして。          〔「そんなことはもう答弁もらってんだから」と呼ぶ者あり〕 191 ◯副市長(松隈健一君) もし不足するというようなお話がありましたら、その内容を精査した上で、予算の流用または補正予算ということで対応させていただければと考えております。  以上でございます。 192 ◯委員長(山本 進君) 財務部長・古内君。 193 ◯財務部長(古内勝人君) ご答弁申し上げます。一般的に、地方公共団体に対する寄附金につきましては、寄附金を歳入し、また、それを消費するということについて、総計予算主義の原則から、これを歳入・歳出予算に編入しなければならないとされております。  一方、先ほど教育部長からもありましたように、裁判の判例では、学校への寄附金を市への寄附とは認めないとの判例も出されておりますので、この判例では、祝い金を寄附された方の意思、金額の多寡、使途の目的により判断すべきと考えております。  このようなことから、今回の事例につきましては、慎重な取り扱いが必要であると考えております。  以上でございます。 194 ◯委員長(山本 進君) 高野委員。 195 ◯委員(高野 要君) ですからね、わかりますよ。副市長ね、わけのわからない答弁したって、しゃあないんだよ、もう最後だから。ずっと3年間も4年間もね、私が聞いたことに答えてくださいよ。  これ、私もね、市民に問いますよ。これは学校でもらった裏金ですからね。裏金を、それで結局きちっとした精査もできないと。これ、市民に問いましょうよ。そうですよ。本来であればね、そういったお金は正すというのが本当でしょう。それを正さないで、へ理屈で勝とうとしている。  勝ってみてくださいよ。裏金問題。とことんやりましょうよ。私もずっとやりますから。  その判例というやつをよく聞かせてください。判例が私はわかりません。判例、判例と言っていますけど、判例なんか100%合っているもんじゃないんでしょう。石岡市の判例ですか。どこの判例ですか。どこに判例に従いなさいなんていう話、ありますか。自分に都合のいい判例なんですよ。  学校でもらった金を勝手に使って。教育費ですよ、教育費。バスだの講師謝礼だのお茶菓子代だのに校長が勝手に使っている。10年も20年もやってきたことなんです。やってきたことでも何でも、悪いことは悪いことじゃないですか。  私が言っているのは簡単なことですよ。きちっと改めてきちっとしなさいよと。  何ら問題ないというような、今、答弁でしたよね。これは私、徹底的にやりますよ。私も負けるわけにはいかないんで。  きちっとして学校に戻してやれば、きちっとした教育費になるんじゃないですか。それをPTAに今度は預けるんだとか、結局はもらった金を自分たちで自由に使いたいからじゃないですか。学校とか、そういったところに自由に使える金なんてないはずなんですよ。  教育長、自由に使える金がないとまずいんですか。お伺いします。 196 ◯委員長(山本 進君) 教育長・櫻井君。 197 ◯教育長(櫻井 信君) ご答弁を申し上げます。お金の問題でありますので、やっぱりしっかりとした、誤解を生じない、疑義を生じない、そういった使途が大事なのかなというふうに思っております。  以上です。 198 ◯委員長(山本 進君) 高野委員。 199 ◯委員(高野 要君) いや、そのとおりなんですよ。最初からそう言えばいいんですが、副市長もみんなね、判例だ何だって。判例があれば何でもできるんですか。判例と事例ですか。  能力のない自治体なんですよ。能力があれば、きちんと自分のところで判断ができるんです。  教育部長、きちっとした答弁に責任を持ちなさい。いいですか。  子どもたちは裏金で育てちゃいけない。これについてもね、私、新聞、書いてみますよ。子どもたちが裏金で育ってていいのかと。親御さん、驚くでしょう。  ですから、私が言っているのは簡単な問題でね。今泉市長ね、きちっと収入は収入、支出は支出で精査すればいいんじゃないかということです。今泉市長にお伺いします。 200 ◯委員長(山本 進君) 市長・今泉君。 201 ◯市長(今泉文彦君) お祝い金をくれた方の目的と趣旨というのがあると思います。それに従って、その趣旨に従って、適切に対処していきたいと思っています。  以上です。 202 ◯委員長(山本 進君) 高野委員。 203 ◯委員(高野 要君) じゃあね、もう一つ、市長にお伺いしますけど、何だっけ、さっき聞いたのは。市長にもお伺いします。収入は全て収入に計上し、いいですか、財政運営の原則は、会計年度に発生する収入は全て歳入に計上し、全ての支出は歳出に計上するという総計予算主義、これ、原則です。  今、財務部長もこれに反するようなことを言っていましたけど、これは基本とならないんですか、では。ここに原則と書いてありますよ。収入は歳入、支出は歳出、これが基本じゃないですか。石岡市は、そうすると、これを、時間もなくなってきましたけど、崩すということでいいんですか。こういうものを崩せるんですか。  私が言っているのは、だんだん声が大きくなりましたけど、簡単な問題でしょうよ。まさしく総計予算主義、この原則にのっとってやりなさいよということを言っているんですよ。むちゃくちゃな、高野の法律で言っているんじゃないんです。だって、こういうものがうたわれているんだから、仕方ないでしょう。  委員会でも何でも、あれですか、論破して終われば、それで終わりですか。全く恥ずかしいとしかいいようがないですよ。能力がないのか、それともしらばっくれているのか。  市長は、これですよね、総計予算主義の原則、これはわかっていますよね。長いこと職員もやっておられたわけですから、これが原則なんですよ。もう今回からは、これは原則でないということでいいんですか。  だけど、これはね、まあ皆さんどうでもいいんでしょうけど、こういった根本的なものをね、自分たちの保身のために崩し、そして財務部長ぐらいはきちっとした見解を示すかと思ったんですが、これから財務部長も判例とか何か大事にしてください。あなたのところで判例なんか大事にしたら、どうなりますか。基本の規則があるんですよ、これ。こういうことばかりやっているから、石岡はよくならない。だから問題が多過ぎる。  もうゼロになりましたから終わりますけど、今泉市長にね、総計予算主義の原則、これは石岡は遵守するのかしないのか、お伺いします。 204 ◯委員長(山本 進君) 副市長・松隈君。 205 ◯副市長(松隈健一君) お答えいたします。             〔「いつから市長になったんだ」と呼ぶ者あり〕 206 ◯副市長(松隈健一君) 市に対する寄附ということであれば、委員がおっしゃるとおり、市の歳入に計上すべきものと考えております。祝い金につきましては、市に対する寄附、すなわち歳入に入れるという問題と……。            〔「いいよ、もうしゃべんねえで」と呼ぶ者あり〕 207 ◯副市長(松隈健一君) そうじゃなくて、学校に対する寄附というものを分けて考えているということで、別に崩しているとか、そういった認識はございません。  以上でございます。      〔「学校に入った寄附も収入なんだよ。少しまともに勉強しろ」と呼ぶ者あり〕 208 ◯委員長(山本 進君) 市長・今泉君。 209 ◯市長(今泉文彦君) 石岡市は、財政のルールにのっとって、厳粛に行っていきます。  以上です。            〔「すいません、以上で終わります」と呼ぶ者あり〕 210 ◯委員長(山本 進君) 次の質疑者に移ります。  新田委員。 211 ◯委員(新田 茜君) 新田茜です。  一昨日、所管のほうで質疑をいたしました中で、再度確認したい点が1点ございましたので、その1点についてお伺いをいたします。  教育費になります。予算書ページ数が207ページ。下段にございます家庭教育推進事業262万円についてであります。こちら、平成30年の石岡みらい創造プロジェクトの新規事業として、教育改革プロジェクトにも記載がされてございますけれども、29年度予算では、こちら、生涯学習推進事業の中に同じ項目が何点か含まれておりましたけれども、30年度予算では、その生涯学習推進事業がなくなって、この家庭教育推進事業というものが新たに入っておりますけれども、講師謝礼については、29年度1万円ということでありましたが、30年度については68万4,000円ということで、大幅に増えているので、期待できるかなというふうに感じますけれども、まず、30年度、新たに新規事業として、この家庭教育推進ということにスポットを当てたその目的は何なのか。まず、その目的についてお伺いいたしたいと思います。 212 ◯委員長(山本 進君) 教育部長・武熊君。 213 ◯教育部長(武熊俊夫君) ご答弁申し上げます。家庭教育推進事業でございますが、これにつきましては、近年の核家族化や少子化等による地域のつながりの希薄化など、家庭教育を支える環境が大きく変化するとともに、児童虐待相談対応件数等の急速な増加など、家庭をめぐる問題が複雑化しておりまして、社会全体での家庭教育支援の必要性が高まっております。  こうしたことから、本事業によりまして、地域人材の養成、家庭教育支援チームの組織化、家庭相談支援員の配置等を行いまして、身近な地域における保護者への学習機会の提供あるいは親子参加型行事の実施とともに、相談対応等の支援活動を実施するものでございます。  以上でございます。 214 ◯委員長(山本 進君) 新田委員。 215 ◯委員(新田 茜君) ありがとうございます。こちら、石岡みらい創造プロジェクトの中にも、家庭教育については、全ての教育の出発点として重要であるというふうにうたわれておりますけれども、子どもが成長していく上で、非常に大切なことであると思います。  ただ、30年度、これからの実施でありますので、支援対象となる家庭の選定とか、その辺、まだ見えない部分、多くありますけれども、予算書内にあります、先ほど部長がおっしゃったように、家庭教育力向上推進委員会であるとか、家庭教育支援員というのがあるので、そういったものも設置されるということですから、30年度以降も継続されるのかなということが考えられるわけですけれども、まずは来年度、30年度からのスタートということでございますけれども、今後、どういった効果を期待して、今回予算化されたのか、その辺についてお伺いをいたします。 216 ◯委員長(山本 進君) 教育部長・武熊君。 217 ◯教育部長(武熊俊夫君) ご答弁申し上げます。あくまでも家庭教育ということで、家庭におけるしつけ等が重要視されてございます。そのための情報提供、相談対応、こちらに重点を置きまして、先ほども申し上げました家庭教育支援チーム、これ、推進員2名で1チームを予定してございます。このチームによる家庭教育の相談支援をまずは実施していきたいと考えてございます。 218 ◯委員長(山本 進君) 新田委員。 219 ◯委員(新田 茜君) 本当にやり方によっては大きな成果を得られると思いますので、よろしくお願いいたします。  所管のほうで、この家庭教育支援員、先ほど2名1チームですか、ということでおっしゃっていたのですが、元教員であるとか福祉関係者にお願いするという答弁がありましたけれども、対家庭となるわけですから、ほかに地域の子育て経験者の方とか、PTAの方々であったりとか、民生委員の方とか、そういう地域の方々も絡めてサポートしていっていただきたいなというふうに思います。  これ、以前、私、一般質問させていただいたコミュニティスクールにちょっと通ずるものがあったので、今回、総括質疑のほうで触れさせていただきましたけれども、歳入のほうを見ますと、県からの補助金もあります。30年度予算320億円の中で260万円ということではありますけれども、本当にスタートが一番大事だと思いますので、この事業、新規でありますから、この事業に限らずですけれども、しっかりと計画を持って実施していただきたいというふうに思います。  答弁は大丈夫です。要望として、終わらせていただきます。ありがとうございました。 220 ◯委員長(山本 進君) 次の質疑者に移ります。小松委員。 221 ◯委員(小松豊正君) 日本共産党の小松豊正です。  これまでの予算特別委員会の議論を聞いておりまして、その中から総括的に質問したいことがございますので、質問いたします。  私は3つのことについてですけど、1つは統合保育所をつくる問題について、2番目には財政調整基金の問題について、3番目はにぎわいのあるまちづくりについてということで、質問してまいります。  まず、公立統合保育所を新たにつくるという問題についてでございますけども、東日本大震災が終わって7年が経過し、第1、第2保育所が小学校に移ってきて3年数か月。また、その第1、第2保育所はなくすということが出されて、大きな問題になって、2年数か月たちました。  私、1つは、やはりこの間、未来を担う石岡の子どもが、どういう環境で、第1、第2保育所で、どういう環境のもとで保育されてきたのかを、我々自身がよく知ることが非常に大事だと思っております。私自身もいろいろな、この問題で、保育の専門家などの話を聞いたり、また、本を読んだりしてまいりましたけども、保育所の重要な役割として、食育というふうなことを言われておりまして、ゼロ歳からやはりどういうところで人間が食べるご飯というのがつくられて、お味噌汁、どういうにおいがして、ご飯はどういうふうに炊いてつくるものなのかということを、やはり保育所の1つの大きな役割として、保育園児の目の前に、見えるところにそういうものをつくるのが非常に大事なんだということを強調されている専門家がございます。  私はやさと中央保育所に行きますと、確かに広い廊下があって、その真ん前に、ガラス越しに全部見えるんですね。お母さん方がどういうふうな顔でつくっていて、どういうようなことなのかというのがよく保育児童が見える、そういうふうな配置になっております。  ところが、今の第1、第2保育所は、ちょっと離れた第1保育所の壊れた、五十数年経ったところでお母さん方がつくっているということで、ですから、実際に保育園児の皆さんは全くわからないんですね。そこから運んできて、そこで分けてもらって食べるわけですから、そういう点で、非常に格差がございます。  それから、園庭もやさとの場合は目の前に高大な園庭がすぐにあると。プールもあるんです。こちらのほうは第1保育所まで行かなければならないというようなことで、大分格差がございまして、そういう点で、私はこの問題を考える上で、やはり現地でどういう保育がされているのか、それで保育士さんがどういうふうに一生懸命やっているのかを、やっぱり我々自身がよく知って、本来にふさわしいこういう環境を早くつくるということが非常に大事ではないかなと考えるものです。  教育福祉環境委員会では、明日、現地調査をして、現地視察をして、そういうようなことをよく見てきたいというふうになっているところでございます。  それから2つ目の問題としては、何度となく、今度のそういう方針が、非常に説明が不十分なまま、突如としてあらわれたというようなことで、一定のご批判もあるように私は聞いておりましたけども、これはやはり長い間のそういうものを早く出して、本来のところに保育環境をつくりたいという、そういう思いもあっただろうと思いますし、また、このパンフレットに書いてあるんですけども、平成33年の5年間でですね……。
    222 ◯委員長(山本 進君) 小松委員に申し上げます。持論の展開は結構ですので、質疑は平成30年度予算書に即して行いますように、簡潔にお願い申し上げます。 223 ◯委員(小松豊正君) 5年間における事業債というのがあって、それをつくるということなので、私はこういうところもあったんじゃないかなというふうに考えるものです。  ですから、その上でも、やはり関係者とよく話し合うことが大事だと思うんですけども、この辺のことについて、担当部長としてはどういうふうに受け止めておられるのかをちょっとご質問したいと思います。 224 ◯委員長(山本 進君) 保健福祉部長・加藤君。 225 ◯保健福祉部長加藤乃利明君) お答えいたします。保育環境という点で申し上げますと、私が昨年の4月に異動しまして、各施設を回って、この第1、第2保育所の現状を見ましたところ、小学校の一画で、グラウンドも共用しておりまして、遊具ですかね、遊具も小学生の遊具しかない状態でございます。そうすると、大きいので、幼稚園児は使えないという状況でございました。  そういった状況を見て、私も幼稚園のころの記憶がそんなにあるわけではないですけれども、遊具で楽しく遊んだ思い出がございます。同じような楽しい思い出をつくっていただきたいなということで考えた次第でございます。  以上です。 226 ◯委員長(山本 進君) 小松委員。 227 ◯委員(小松豊正君) それから、3つ目の問題としては、公立統合保育所の役割に関する問題でございますけども、この点がいろいろ議論になりましたけども、その中で、特別な配慮を必要とする保育の問題、いわゆる障がい児ということが出てきましたけども、この問題について、何か統合保育所がそこに特化されるみたいな議論もあったんですけども、私はパンフレットをよく読みますと、これは現在においても民間の保育所もこういう保育をやられているのが現実であって、そういう現実から出発して、さらにレベルアップするというふうに考えてみた場合には、大学との連携とか、誰が行くとか、あるいは来てもらうとか、それからみんなで話し合うとか、そういうことを述べているというふうに理解しまして、1つの重要な役割を旧石岡地域の非常に人口が多いところに立派な保育所をつくるって、未来を見据えるということなのでね、私はそういうことで、決して特化するものじゃなくて、民間にも役割を担ってもらってというふうに理解しますけども、この点について、いかがでしょうか。 228 ◯委員長(山本 進君) 保健福祉部長・加藤君。 229 ◯保健福祉部長加藤乃利明君) 委員ご説明のとおり、特に第1、第2保育所に、障がいを持った子ですかね、発達障がいの子だけを募集するという、そういった施設にすることではございませんで、通常の保育所ということで考えております。おっしゃるとおり、また、民間の保育所、保育園でもそういったお子様を預かっている例も、もちろん公立と同様、ある現状でございます。  発達障がいに視点を当てた、拠点性を考えた経緯でございますけれども、確かな数字ではないんですけど、ベテランの保育士さんは、どれだけ小さい子でも、抱っこするとわかるそうなんですね。ちょっと気になる子という存在が。いろいろな方に聞いても、その方がだんだん増えているというお話もお伺いしました。  そうしますと、そういった子どもさんが、もしかしたら障がい児というレッテルで生きていく場合もあるのかもしれないですけれども、その方たちが例えば個性の強い、個性的な子どもとして一般社会の中でこれから人生を生きていければ、すばらしいかなということで思っておりまして、そういった部分、保育所という現場も通しながら研究できればいいかなとちょっと考えまして、こういった経緯になった次第でございます。  以上です。 230 ◯委員長(山本 進君) 小松委員。 231 ◯委員(小松豊正君) 公立も民間も、実際にはそういうことを扱っておられて、扱う場合には、そういう民間保育所には市からも一定の補助が出るというふうな答弁がございました。  そういう上に立って、実証的な指標としてですね、公立保育所で扱っている園児数の中でのそういう特別な配慮を必要とする児童数を分子として考えてみた場合、これは例えば水戸の場合には、私立、民間保育所よりも、そういう比率では5.2倍、扱っている例があると。それから、取手では3.6倍であり、つくば市は3.9倍という事実があるということを申し上げて、つまり、公立保育所の場合は、いかなる障がいを持った子どもでも、やはり公立保育所は敢然とそれを受けて、子育てに寄与するという責任があるという点で、そこが明確な、やっぱり違いだと。そういう意味での違いだというふうに私は強調したいと思います。  2番目の問題として、財政調整基金の問題について移ります。これはですね、これを調べてみますと、石岡の平成28年度決算によりますと、つまり、平成29年3月31日時点だと、財政調整基金残高は30億3,562万2,000円となっております。これは平成30年度の一般会計予算が320億6,000万円ですから、約10%に当たるということで、それだけのものがやはり石岡にはきちんとあるということが非常に大事で、これはどういうふうに活用されるのかということが、いつも私は問題にしてまいりました。ですから、これを有効に活用すべきじゃないかと思うわけです。  しかし、これは実際にはそうはいかなくて、積んであるわけですよね。ですから、毎年予算書を見ますと、利子分として出てきます。平成30年度予算では、この利子は58万2,000円と書いてあるわけです。非常に30億積んでるのにわずかです。  ですから、今、それだけをためて、非常に低い利子があるという、もっとこれを活用したらいいんじゃないかと。みんな市民の税金で、ためればためるほどいいというわけじゃないからということで提起しておりますけれども、有効に活用する策としては、住宅修繕リフォーム助成制度だとか、あるいは国保税の税率で、低所得者に対する減免制度をつくる土浦の例がありまして、そういうところにやるところとか、それから、高過ぎる介護保険料の問題もあるということで、国保税にいきますと、赤字補填を一部入れていないという44市町村の中の9市町村があるわけですけれども、その中に石岡が入っているんですね。周辺自治体では、みんなやはり必要な、国保税を下げるとか安定させるという上で、この財政調整基金が使われております。  この問題について、どうお考えなのか、市長のお考えをお聞きしたいと思います。 232 ◯委員長(山本 進君) 副市長・松隈君。 233 ◯副市長(松隈健一君) お答えいたします。財政調整基金の、まず状況でございますけれども、28年度決算で30億円というお話がございましたけれども、まず、これは決して多い数字ではございません。県内市の中で33市中17位ですかね。標準財政規模が近い笠間市と比べますと、笠間市は75億円の財政調整基金。積立金の残高でも149億円、石岡市は104億円ということで、決して多い数字だとは思ってございません。  それから、財政推計も説明させていただきましたけれども、その中でも、基金残高がどんどん枯渇していくという状況はご説明させていただいたとおりでございます。  ですので、これまで新たな課題に対応するため、それから新たなチャレンジをするためにですね、補助金のカットですとか、そういったもので財源を生み出してきましたけれども、30年度予算でも財政調整基金の取り崩し額が29年度より大幅に増えているところでございまして、今後は、こういった枯渇状況を考えますと、財政調整基金をこれ以上当てにするといいますか、なるべく使わないように、これまで以上に歳出の抑制、それから歳入の確保に努めるべきというふうに考えてございます。  以上でございます。 234 ◯委員長(山本 進君) 小松委員。 235 ◯委員(小松豊正君) かなり認識が違います。それで、この問題で、私は12月議会で質問したときに、副市長はですね、これからは、上曽トンネルの工事もある、新しいごみ処理施設の問題もある、新庁舎建設の問題もある、そういうところに使うから動かせないんだという趣旨の答弁をしておりますけども、これは非常に間違っていると思います。庁舎建設、それから全てこれ、独自の予算をとっているわけでしょう。とってあるのに、今あるやつを使うから使えないというのは、非常にやっぱり住民が納めた税金が30億円もあるわけですから、そういうことをよく見ないで、議論で、私は間違っていると思います。  それから、この問題で財政調整基金、何に使ってもいいということであるわけですから、本当にこれを有効に活用させるためには、これを1つの基金に積み立てていくと。そういう作業をしているところもあると思いますけども、これがやっぱり合併時から2倍にもなり、それで市民の生活はいろいろ税金で苦しいと。何もそこでそのままとっておくというのがずっと続いて、毎年毎年、これ、積み上げていくだけなんですよ。こういう財政の考え方は正してもらわなきゃならないということを強調したいと思います。  3番目の問題ですけども、にぎわいあるまちづくりの問題です。これはいろいろ担当部、商工の方が言っておりましたけども、この雇用の問題では、可能性調査とか、100万円とか、そういうこう、ぼんとなってですね、全部これはそういう専門家に丸投げというか、そして報告書を出してもらうというふうになると思うんだけども、こういうことはこれまでも何回も繰り返しされてきたんですよね。予算上もね。  しかし、実際にですね、石岡で、この1年間でもいいんですけども、どれだけの雇用が実際に生まれてきたのか。あるいは街並みがなくなっていくんじゃなくて、街並みが、商店が増えてきたのかということを考えますと、街並みのほうでいえば、私はあの辺をずっと年がら年中歩いているのでわかるんですけども、次から次へと、これはお店がなくなっていく、非常に残念な状況が続いております。  それから、皆さんが言っているのは、やっぱり働くところがないから、とにかくみんな出ていってしまうと。何とか雇用が増えないものかというふうに言っているんだけども、実態としては増えていないというふうに私は認識しております。  そこでですね、私はまちづくりが成功しているところを1個学んで、こういう部門の方が一生懸命やっているんでしょうけども、総合的に庁舎を挙げてといいますか、あるいは議員もやっぱりそういう委員会があるんだけども、相当英知を結集して、系統的にやるという構えと体制をつくっていかないと、この傾向は本当に脱し切れないんじゃないかと思って、非常に心配しているんです。その点について……。 236 ◯委員長(山本 進君) 小松委員に申し上げます。質問は平成30年度予算書に即して、なおかつ簡潔にされますよう、お願い申し上げます。 237 ◯委員(小松豊正君) そういうふうにしか読み取れないので、この辺はどのようにお考えなのか、予算上もご説明をお願いしたいと思います。 238 ◯委員長(山本 進君) 副市長・松隈君。 239 ◯副市長(松隈健一君) お答えいたします。小松委員がおっしゃるように、雇用の創出というのは大変重要な問題だと考えておりまして、人口減少対策の面からも、転入・転出の理由の約半数が仕事ということですので、雇用の創出というのは重要課題だと認識しております。  現状ですね、29年度から企業誘致可能性調査ということで続けておりますけれども、工業団地が手いっぱいな中で、できることを考えていったときに、企業誘致の可能性調査と並行して、今は大規模な立地を要しない、パソコン1つあれば働けるといった働き方もありますので、そういった働き方の調査をするために、この雇用創出拠点整備促進調査経費というものを計上して、外部に委託した上で、その調査を踏まえ、どういった雇用の拡充を図ることができるのかということを考えていきたいと思っております。  以上でございます。 240 ◯委員長(山本 進君) 小松委員。 241 ◯委員(小松豊正君) それはこれまでも努力されてきたことでもあるかと思うんですけども、それで、いろいろ進んでるところだと、そのまちで起業なんかも経験した人で、それをやはり市の側が位置付けて、部門をあまりあちこち動かすんじゃなくて、系統的にそういう仕事としてずっと蓄積してもらうということで、私などが視察したときは、そういう話をよく聞くんだけども、そういうふうに人事政策上もそういう形態をとってもらって、とにかく系統的にそういうことが進むようにですね、そういう人事体制もとる必要があるんじゃないかなというふうに、私は強調したいと思います。  この点について、コメントがあれば、お伺いしたいと。そういうふうになっていると思っていますか。今のままではいかないと思うんだけど。 242 ◯委員長(山本 進君) 副市長・松隈君。 243 ◯副市長(松隈健一君) お答えいたします。28年度、職員の定員管理計画というのをつくらせていただきまして、数年間は増員をさせていただくということでご説明させていただいたところでございますけれども、確かに個人的にはこういった雇用の創出部門に力を入れたいという思いはありますけれども、マンパワーにも限りがございますので、できるだけこういった外部に委託して、マンパワーを少なくして回るような方策を考えて、この経費は計上したものでございます。  また、先ほど委員、町なかで閉まるお店が増えているということでございますけれども、それは確かに実感しておりますし、空き店舗の支援といったものもございますし、この4月から新たに創業支援ということで、商工会議所、商工会と連携して行うことになっております。  また、中小企業庁が今国会で新たに法案を出すという動き、新たな支援というのも視野に入れながら、今現状でマンパワーには限りはございますが、できることというのを地道に積み上げていくことが大事ではないかなというふうに思っております。  以上でございます。 244 ◯委員長(山本 進君) 小松委員。 245 ◯委員(小松豊正君) 人材の登用・育成ですね、それもやっぱりそういう角度から、系統的にそういう人を育てて、それで専門家に依頼して報告書ができる、その方は大体それで終わって、その後どうなったかは、ちょっと違うんだということも多いように聞いているので、そういうずっと責任を持つ人は、報告だけじゃなくて、責任持って立案し、実践していくと。その結果にも責任を持つと。そういう人材を石岡市としても登用し育てていくという角度がどうしても必要ではないかなということで、質問したわけでございます。  市長がなかなかお答えになりませんけれども、いかがでしょうか。そういうことで。 246 ◯委員長(山本 進君) 副市長・松隈君。 247 ◯副市長(松隈健一君) お答えいたします。石岡市としても人材育成に力を入れておりまして、そういった職員の中で専門性を持って育てるというのも必要だと思いますし、時には外部の知見をおかりして進めるということも必要だと思います。状況に応じて考えるべきではないかなというふうに思ってございます。  以上でございます。 248 ◯委員長(山本 進君) 小松委員。 249 ◯委員(小松豊正君) ほかに答弁がなければ、私の質問はこれで終わります。 250 ◯委員長(山本 進君) 次の質疑者に移ります。大槻委員。 251 ◯委員(大槻勝男君) 大槻です。私は、昨日、質問しました学校施設整備工事の件で、ちょっと納得がいきませんので、もう一度お聞きをしますのでね。  八郷中のグラウンド工事ですね。今回、2億6,600万円ということですが、これ、平成25年に排水ということで暗渠工事ですね、また、補修ですね、それと砂敷きということでやっておりますよね。この件について、何ていうんですかね、周りの方、あとは私、ちょっと業者さんもお話ししてくれた方がいるもんですから、この件で、昨日のお答えは、私が質問したのは、山砂を入れたと。川砂を入れましたということで、6回入れたということなんですけども、この6回入れたときに、確認はどのように確認したか、それをちょっとお聞きします。 252 ◯委員長(山本 進君) 教育部長・武熊君。 253 ◯教育部長(武熊俊夫君) ご答弁申し上げます。追加工事の砂の補充・敷きならしの確認ということだと思いますが、これにつきましては、担当職員が現地で確認してございます。 254 ◯委員長(山本 進君) 大槻委員。 255 ◯委員(大槻勝男君) 先ほど、暗渠と補修と砂敷きなんですけども、これ、同じ業者ですよね。 256 ◯委員長(山本 進君) 教育部長・武熊君。 257 ◯教育部長(武熊俊夫君) ご答弁申し上げます。整備工事と同じ業者となってございます。同じ業者でございます。 258 ◯委員長(山本 進君) 大槻委員。 259 ◯委員(大槻勝男君) それでは、これ、先ほども先輩委員も質問したんですけども、今度、2億6,600万円ということで工事をやるということなんですけども、まずは工事の業者なんですけども、石岡市の業者でいいますと、これ、総合評価、点数で線を引いてありますよね。そうした場合に、これ、石岡には2者しかないんですよね。例えば土建業者、Aクラス、Bクラス、Cクラスってありますよね。もちろん、これ、Aクラスなんですけども、この業者ね、後で言いますけども、先ほども先輩委員も言ったと思うんですけども、私も先輩委員が言ったとおり、石岡市だけじゃなく、他市の建設業者、業者ですよね、土建業者、これは入れるべきだと思うんですよね。実績のある業者。これを何者か入れて、入札をするべきじゃないかと思うんですが、その辺はどうするか、その辺をちょっとお答えください。 260 ◯委員長(山本 進君) 教育部長・武熊君。 261 ◯教育部長(武熊俊夫君) ご答弁申し上げます。業者の選考につきましては、業者選考委員会に諮りまして、基準にのっとりまして適切に進めてまいりたいと考えてございます。 262 ◯委員長(山本 進君) 大槻委員。 263 ◯委員(大槻勝男君) それと、これ、大きな工事なんですよね。2億6,600万円という大きなお金ですよ。これ、前にね、八郷中になる前、柿岡中学のときですね、あのグラウンドはどのような状態だったか。これね、私が聞いたところによると、柿岡中のときには、グラウンドはあんな状態ではなかったということなんですよ。  それで、今度のね、5年前に行われた工事なんですけども、先日も私言いましたけども、問題はですよ、山砂であるか川砂であるか、その辺なんですよ。大きな違いが出てきますのでね、これね、川砂と山砂では。  山砂では、これ、あれですよ、排水はできませんよ、これ。これね、川砂という答弁だったんですけども、川砂だというその確認は、どのような確認をしたんですか。 264 ◯委員長(山本 進君) 教育部長・武熊君。 265 ◯教育部長(武熊俊夫君) ご答弁申し上げます。まず、中学校の校舎建設と同時に行われましたグラウンド整備の内容でございますが、これにつきましては、黒土、砂、発生土、これを基準に基づきまして、3対3対4の比率で混合して使用しております。  その砂でございますが、その当時の砂はサンドマット用砂という砂を使用してございます。この砂につきましては、色味が山砂と非常に似ているものでございます。  また、砂の確認につきましては、その当時の監理委託業者と市の監督員が現地で確認をしているところでございます。  以上でございます。 266 ◯委員長(山本 進君) 大槻委員。 267 ◯委員(大槻勝男君) そのとき、必ずダンプカーで運んできますよね。そのときに納入伝票があるんですよね、納入伝票。これ、納入伝票はありますよね。 268 ◯委員長(山本 進君) 大槻委員に申し上げます。ただいまの質問は、過去の決算にかかわるものでありますので、質疑は平成30年度予算書に即して行いますようにお願い申し上げます。  大槻委員。 269 ◯委員(大槻勝男君) ただいま委員長から言われましたけど、私としては関連しているんじゃないかと思って質問したんですが、それと、当時ですね、これ、大きな工事ですから、今度ね、例えばの話ですよ、工事をやっているときに、これ、契約検査課ね、検査官なんですけども、これは中間完了のときに検査はしているんでしょうか。 270 ◯委員長(山本 進君) 大槻委員に申し上げます。ただいまの質問も過去の決算に係ることですので、こちらでは答弁できないと思われますので、次の質問を続けてください。 271 ◯委員(大槻勝男君) 聞いても、質問できないということですから、あれなんですけども。  それで、これ、私は、あと1つ、今回の件について、工事に当たっては、搬出ですが、グラウンドの土、砂ですね、これは全部搬出はするのですか。 272 ◯委員長(山本 進君) 教育部長・武熊君。 273 ◯教育部長(武熊俊夫君) ご答弁申し上げます。現在、実施設計を施工中でございますが、今回につきましては、土質調査の結果が粘性土ということで、発生土を使うという想定はしておりませんので、削った土については全部搬出する予定でございます。  以上でございます。 274 ◯委員長(山本 進君) 大槻委員。 275 ◯委員(大槻勝男君) ただいま搬出をするというお話ですが、そのときに、部長、搬出をするときに、搬出するものの中には、川砂、山砂、もちろん川砂でしょう、山砂は入れていませんと言っているんですから、川砂なんでしょうけども、そのときに、これ、わかりますよね。私はわかると思うんですが、どうでしょうか。 276 ◯委員長(山本 進君) 教育部長・武熊君。 277 ◯教育部長(武熊俊夫君) ご答弁申し上げます。八郷中のグラウンドの土でございますが、川砂は維持補修の観点から、敷きならししたものでございますので、掘削の段階で川砂、それ以外の部分の区分けは非常に困難だと考えてございます。  以上でございます。 278 ◯委員長(山本 進君) 大槻委員。 279 ◯委員(大槻勝男君) 部長ね、それは困難だと言っておりますけども、そこまで言うのであればですよ、管理センターってありますよね、管理センター。どのようなものを入れたか、一目瞭然でわかるんですよ、管理センター。ぜひともやってもらいたいですよ。  これ、皆さんがですよ、周りの方、父兄の方、あとこの工事を見ていた方もいるんですよ。それで山砂を入れたという話が出てきているんですよ。業者さんからも話が出ているんですよ。だから、私は最終的に管理センターに出して、調べてもらいたい。  これ、今度ね、市長もあれですよ、2億6,600万円もお金使うんですか。税金ですよ、これ。何回も何回も工事やっていて。私は、やるに当たっては反対ではありませんよ。学校ですから、きちんと工事をやってもらいたいんですよ。  市長にも今後の工事のね、ちょっとお聞きしますから。 280 ◯委員長(山本 進君) 市長・今泉君。 281 ◯市長(今泉文彦君) 八郷中学校のグラウンドの整備でありますけれども、現在の状況ですと、子どもたちにとって支障を来しているということから、よりよい環境が得られますよう、スピーディーに対応してまいりたいと思います。
     委員のご指摘については、総合的に判断して、検討してまいりたいと思います。 282 ◯委員長(山本 進君) 大槻委員。 283 ◯委員(大槻勝男君) 市長、今、答弁ありましたけども、子どもたちがね、学校のグラウンドですから、今度はきちんとやってくださいよ。私が先ほど言ったと思うんですけども、2者、線を引いてありますから市長もご存じだと思うんですけども、2者しか入札に入ることができませんよね、石岡では。  名前は私、言いませんけども、これ、天の声、皆さんも言っているんですよ。今度の工事はまただよ。だから、私は他市の業者、実績のある業者、それを私は入れなさいと言っているんですよ。先輩委員も言いましたよね、これ。そのような形できちんとやってくださいよ。  子どもたち、泣いていますよ。だめでしょう。部長は当時いなかったからわからなかったでしょうけども、5年前ですから。これね、見ている方がいるんですから。市民が見ているんですから。  今度の工事に当たっては、このようなことがないようにお願いして、終わります。 284 ◯委員長(山本 進君) 暫時休憩いたします。10分程度といたします。                   午後 3時03分休憩             ──────────────────────                   午後 3時16分再開 285 ◯委員長(山本 進君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。  次の質疑者に移ります。村上委員。 286 ◯委員(村上泰道君) 私からは、それぞれ所管で伺いまして、判断を必要とするものについて、それぞれ伺ってまいりまして、今後の運用について考えてまいりたいと思います。  まず1点目でございます。ページで申しますと、199ページ、203ページにそれぞれ触れられておりました教育予算でございますが、産業医について触れられてございました。産業医の内容につきましては所管でお伺いいたしました。現在、一般職の方々には産業医の予算がついている中で、30年度は学校教職員の方々への産業医報酬ということで新規に予算がつけられたところでございます。  一般質問でも、学校教職員の方々の勤務時間が大変長いということで取り上げさせていただきましたが、今回、そういったところにスポットを当てられて、教職員の方々のストレスチェックを行っていくということでございましたので、今後、学校の教職員の方々の環境改善に向けて、これは第一歩かなというふうに考えておりますが、今後、学校現場の勤務時間の改善に向けて、産業医報酬をつけて終わりなのか、今後ここから進んでいくものなのか、その方向についてお尋ねしたいと思います。 287 ◯委員長(山本 進君) 教育部長・武熊君。 288 ◯教育部長(武熊俊夫君) ご答弁申し上げます。学校の先生の勤務時間につきましては、全国的にかなりの超過勤務の状況になってございまして、これにつきましては、国におきましても教職員の事務の見直し、教職員がすべき事務か、事務員さんがすべき事務かの区分け、あるいは部活動の時間等の定め等、現在、なされたところでございます。  今後につきましても、教職員の負担軽減につきましては、国におきましても過剰労働とならないような配慮がなされていくものと考えておりまして、市におきましてもその状況を見ながら対応してまいりたいと考えてございます。 289 ◯委員長(山本 進君) 村上委員。 290 ◯委員(村上泰道君) ただいまご説明ありましたように、先生方の事務の分担や部活動にかかる時間の削減に向けて、国もその方向性で動いてまいりますけれども、もちろん市としても、まずはきちんと現場の状況を把握した中で、事務作業を分担をするための新たな人員の確保や部活動にかかわる人員、外部の指導員の導入など、先駆けて取り組んでいただいて環境改善、それがひいては子どもたちの学習の環境の改善、向上につながってまいるというふうに思っておりますので、30年度、第一歩ではございますけれども、学校教育現場の環境向上に向けての取り組み、引き続きお願いしたいと思います。  続きまして、2点目に入ります。185ページに戻ってまいります。救急活動経費ということで、こちらも所管で伺いました。こちらの医薬品112万円ということで、この救急活動経費にかかわる医薬品というものの説明といたしましては、救急活動にかかわる全ての資機材、例えば負傷者等の医療行為や、それにかかわる資機材、薬品等の経費がここに含まれているということでございました。  石岡市における救急の出動件数、搬送を伴う出動件数ですが、29年度は3,135件、予算は110万円、同じ数字でそのまま当てはめますと、112万円でございますので、1件あたり350円という経費になるわけですけれども、こちらの活動経費、現場としてはこれで、近年ずっと同額程度でやってまいっておりますので、特段の過不足を感じない中での活動をされているのかなと思いますけれども、現場としての認識をお尋ねしたいと思います。 291 ◯委員長(山本 進君) 消防長・小松崎君。 292 ◯消防長(小松崎政次君) ご答弁申し上げます。29年度の救急出動件数は、先ほど村上委員のほうからおっしゃったとおり、3,468件でございます。  医療費の112万円に関してでございますが、この経費は、救急車全般に使うものもあるんですけれども、その中でも特殊な急性の血圧症またはショック時の補助治療、それから心肺停止の補助治療に使用いたしますアドレナリン等の購入とか、そういうものに使う経費でございまして、全ての件数に使うものではありませんので、29年と比べますと少し上がっております。  こういう形で112万円の経費より少し上がれば、もっと購入はできると思うんですが、毎年、救急車のほう、現在、更新していただいております。ようやく高規格救急車も29年度に導入いたしまして、整備が進んだところでございますので、現在の額で大丈夫だと思っております。  以上でございます。 293 ◯委員長(山本 進君) 村上委員。 294 ◯委員(村上泰道君) 私としましては、機材、救急車の高規格化はされておりますけれども、やはり活動経費に関しては、これからどういった案件があるかわかりませんけれども、年間、同じような案件ばかりではないでしょうし、この経費は、額がとても大きいなら見直しもあるかなと思うんですが、金額としては100万円程度の活動費でありますので、こちら、十二分な活動資機材を準備された中で、日ごろの業務に努めていただきたいなというふうに思います。  そこで、こちら、市長にお伺いしたいのですが、やはり救急活動というのは本当に命に直結している活動の中で、経費として、もちろん全ての案件にこの資機材を使うものではありませんけれども、3,000件を超える日々の件数でいきますと、1日約8件程度ではありますけれども、それの活動……、もちろん経費というのは物品的な経費でございますけれども、1件当たり350円という中での活動で、救急資機材に関しては、一つ一つが新品であったり、最新のものであったり、その保存管理も含めて、慎重に扱われているものだと思います。  その中で、この経費というのは、私は、不足ではないけれども、過分ではないというふうに感じています。そうした中では、今後、活動に支障のないように、十分こちらは分配というか、活動経費に対しての配慮が必要なのではないかなというふうに思いますけれども、ご見解をいただきたいと思います。 295 ◯委員長(山本 進君) 市長・今泉君。 296 ◯市長(今泉文彦君) 市民の安全・安心にかかわる救急の資機材でありますので、信頼できる状態を保てるよう管理していきたい、そう対応していきたいというふうに思います。 297 ◯委員長(山本 進君) 村上委員。 298 ◯委員(村上泰道君) ぜひ現場で困ることのないように配慮していただきたいと思います。  続きまして、123ページでございます。統合保育所にかかわるところで、発達支援研修について詳細を伺いました。既存の、123ページですね、節13発達支援研修事業委託料ということで、こちらは1年かけて、大体公立保育所の1名ないし2名に相談業務を受けられるスキルをつけていただくということでご説明をいただきましたが、統合保育所の保育士の方をどのような位置付けで考えられているのか、ちょっとわからないものですから、お伺いしたいんですが、基本的には統合保育所の職員にそのスキルをつけたいということなんですけれども、この保育士の方は、統合保育所での役割としては、通常の業務にかかわらないという認識でよろしいのでしょうか。通常業務をした中で、さらに相談業務をできる能力を有するので、通常の業務プラス相談業務を受けるということなのか、統合保育所に籍はあるけれども、相談業務を専門とするのか、どのような運用をされていくのか、お尋ねしたいと思います。 299 ◯委員長(山本 進君) 保健福祉部長・加藤君。 300 ◯保健福祉部長加藤乃利明君) お答えいたします。まだ細部まで決定しているわけではもちろんございませんけれども、通常の保育をあわせて、統合保育所の職員として通常の保育の実施をしながら、発達支援の部分での面として、そちらの人材育成と申しますか、そういった対応をしてまいりたいと考えております。 301 ◯委員長(山本 進君) 村上委員。 302 ◯委員(村上泰道君) これからということなので、意見を述べさせていただきたいと思いますが、所管でも申しましたけれども、市内には公立・私立含めまして390名近い保育士さん、教諭さんが勤められています。  平成30年度の育成が1名ないし2名ということでしたけれども、通常の保育所としての業務をしながら、ただでさえ保育所の業務は多忙だと言われている中で、市内のそういった保育園の方々の相談業務を、通常業務にプラスしてその方に課すということで、本当によろしいんでしょうか。その認識で本当によろしいのか、もう一度確認をさせていただきたいと思います。 303 ◯委員長(山本 進君) 保健福祉部長・加藤君。 304 ◯保健福祉部長加藤乃利明君) お答えいたします。30年度につきましては、委員会のほうでご説明した内容、来庁18回、大学で6回、講演会1回という内容で考えております。最初の年度としては、その職員の能力アップと申しますか、そういった部分に重点が置かれるのかなと。  30年度からいきなり民間保育所全てに対してのフォローがすぐにできるかと申しますと、なかなか難しいかなと。ノウハウもありませんので、それを培っていく中で、民間への相談支援の対応を考えていきたいと思っております。  以上です。 305 ◯委員長(山本 進君) 村上委員。 306 ◯委員(村上泰道君) 30年度はまだ新しい統合保育所はありませんので、通常業務を行いながら研修を受けたりするということでは、それは理解はするんですが、新設されて、今のところ、説明ですと30年度が実施設計で、31年度が建築で、32年度からということでしたけれども、32年度からの業務として、現場をやりながら相談業務を受ける前提で育成を本当にしていくのか。専門業務として、それを担う方を育成していくのか。その方向性は、これから検討なのかもしれないですけども、専門業務としての機能を行政として持つのであれば、石岡地区にはありますけど、基本、市内全体をカバーする役割ということで認識は、前回までの説明で、させてはもらっていますけれども、通常業務をしながら兼務というのは、私は相当な負荷ではないかなというふうに思いますけれども、そこのあたりの認識をもう一度お願いしたいと思います。 307 ◯委員長(山本 進君) 保健福祉部長・加藤君。 308 ◯保健福祉部長加藤乃利明君) 実際、32年度に拠点機能として相談支援を機能させていくためには、やはり専門的な職員が専任で当たるのがベストかと、私見ですけれども、思います。  ただ、そこには人事配置の課題もございますし、一般質問でもちょっとご質問をいただいてお答えした部分、増員を要望するというお答えもした経緯もございますので、32年度の体制づくりに向けまして、検討していきたいと思います。  以上です。 309 ◯委員長(山本 進君) 村上委員。 310 ◯委員(村上泰道君) 32年度に向けてこれから検討するということなので、検討していないのに今回予算立てされているのもどうかと思うんですけれども、実質の、それまでに、よく本当に詳細を検討していただきたいというふうに思いますのと、それと、本当の専門業務の方で、発達障がいの方の専門窓口としての拠点機能を持つということでありますけれども、所管の説明でもありましたように、もちろん保育所ですからこども福祉課担当ですが、保健センターのほうで定期的に数値としましては、3、4か月健診、1歳健診、1歳6か月健診、2歳健診、3歳健診ということで、今、定期健診相談を行っています。その実施回数としますと、年間トータル75件です。月平均にしますと6回ないし7回やっている月もあると思いますが、逆にいうと、市内の子どもたちがほぼ9割以上の受診率があるわけですので、そこにそういった機能を持たせることで、気になるお子さんとか、逆に親御さんの相談窓口としての機能としては、より強くなったり、もっと効率的にというか、早期にそういった子どもたちを見つけることによって対処ができたりとか、もっといい環境になるのではないかなというふうに、私としては、せっかく今ある事業として、健診を行っているわけで、それもゼロから3歳まで定期的に行っていて、しかもそれは経過も定期的に見ていくことができるという体制が今ある中で、別口に、全く専門業務を持つ者を別なところに置くというのは、とても非効率的ではないかなというふうに感じております。  実運用が確かに32年ということではあるかもしれないですけれども、専門業務を有する職員であれば、保健センター、今、現実にございますし、定期健診も今既に行っているわけですから、研修をした中で、そういった相談業務というのは、今すぐにでもできるのではないかなというふうに思いますけれども、そちらについての見解を伺いたいと思います。 311 ◯委員長(山本 進君) 保健福祉部長・加藤君。 312 ◯保健福祉部長加藤乃利明君) 委員ご案内の子育て世代包括支援センターでございますけれども、妊娠から出産、子育て期まで、家庭内での養育について親子を支援する機関として位置付けております。  一方、今回計画しております発達障がい児等に対する教育・保育方法の研究と、市内保育園等の相談支援を行う拠点機能を付加した施設整備につきましては、子どもたちが1日の多くの時間を過ごす保育園や認定子ども園等の保育士に対し相談支援を行うことで、保育の場面というか、親子をトータルで支援できる子育て環境が可能になると考えております。  以上です。 313 ◯委員長(山本 進君) 村上委員。 314 ◯委員(村上泰道君) 私が申しているのは、確かに先ほども言いましたように、年間として75日実施しているわけで、通常業務が二百二、三十日ぐらい、もう少し、250日近くあるのかもしれませんけれども、その中の拠点は基本的に保健センターにある。でも、現場は統合保育所だけが公立保育所なわけではありませんし、市内の一般、市立の認定こども園、市立保育園を含めますと、18園ですかね、たしかそのぐらいあったかと思いますけれども、先生方や現時点の幼保の連携を図るというのであれば、統合保育所にずっと籍を置いておく必要性というのは、ないのではないかなというふうに感じています。  逆にいうと、それを待っていれば、32年まで待たなきゃいけないわけですから、今すぐにでも、育成をして、31年度からこの事業を本格運用できるのであれば、1年待つ必要はありませんので、そこをなぜ一括してできないのかなというふうに思います。  それと、部長の説明の中でちょっと気になったのは、大学と連携をして現場を見ながら研究するというような言葉が出てきたもので、研究するというのはどういうことかなと気になったのですけれども、研究ということは、何か実験をしているようなイメージを感じてしまうので、もちろん説明の中での言葉なのかなと思いますけれども、一部だけではなくて、市内全体の子どもたちのフォローをするのであれば、32年を待たずに、31年からでも、30年度に育成をして、全体フォローというのはすぐできるのではないかなというふうに思いますので、これから運用について、各種相談をしていくと。子ども・子育て会議、また、関係各団体と合意形成の上、実施していくということでありましたので、しっかりと関係者の意見を聞いた中で、よりよい環境づくりのために検討していただきたいというふうに思います。  それと、最後に、87ページ、通勤・通学支援事業についてお尋ねします。本年度、平成29年度に新規事業で始めまして、平成30年度、事業拡大ということで増額予算をしていただく。これが予算が通れば、また拡大して、よりよいというか、通勤・通学に携わる学生の支援ができるということで、大変うれしいなと思っております。  私は、確かにお金がかかる事業ではありますけれども、若年層、若者が1人でも多く市内にとどまれば、これはお金を本当にかけてでも成功しているかなというふうに認識しているわけですけれども、公室長は長年こちらの案件について大変ご尽力いただいて、また、関係者へのパイプ役としてもご苦労されたかと思います。この事業が拡大予算、新年度つけられた上で、今後、どのように発展していく方向性で認識しているのかをお尋ねしたいと思います。 315 ◯委員長(山本 進君) 市長公室長・佐々木君。 316 ◯市長公室長(佐々木敏夫君) この制度でございますけれども、本当にこういう形になりまして、ご提案いただいてから、多くの時間を費やしました。現時点では、ご指摘もあったとおり、流出を防ぐ場面での支援でございますけれども、これをまた違う転入促進策とあわせて、人口増加につなげるような手段に持っていければと考えております。  ただし、多くの財源が伴いますので、持続可能な制度にしないと、せっかく移住されても5年で打ち切りとかいうことは、かえってその期待を裏切ってしまうことにもなりかねませんので、これが持続可能、なおかつ多くの方々に利用していただいて、あわせて雇用とか、そういったことも考えていかないと、これの一方的な支援だけではすごく弱いものがございますので、あわせて太い支援に持っていければなと考えております。  なかなか具体的にどうだということが申し上げられませんけれども、これもまち・ひと・しごと創生総合戦略の一環の施策でございますので、きちんとしたKPIを立てておりますので、その目標を達成できるように努めてまいりたいと考えております。  以上でございます。 317 ◯委員長(山本 進君) 村上委員。 318 ◯委員(村上泰道君) こちら、まず転出するのを抑制というところから、転入の拡大に向けて、本当にこれが少しでも役立てればなと。ただ、そこには、一般質問でもやりましたけれども、石岡のPRというのをもう少し見直すということと、先般の一般質問の後に、早速ホームページの各種助成のところですね、一覧が見やすくなっておりまして、今までこの助成制度、どこにあったかなってわからなかったものも、きれいに一覧で出ておりましたので、そこの部分に関してはとても見やすくなったなと。  逆にいうと、これだけやっているのにPRできていないなというのを思うぐらい、助成制度がきれいに並んでおりましたので、こういった支援事業も含めて、PR、これからしっかりやっていただきたいというふうに思います。  最後、こういう機会、副市長、最後になるかと思いますので、副市長に、全般として、この2年間の石岡市政を振り返って、今年度、平成30年度予算、最後の置き土産になるかと思いますが、これがどのように今後発展していく期待を込められているのか、石岡市への期待も込めて、所見を伺いたいと思います。 319 ◯委員長(山本 進君) 副市長・松隈君。 320 ◯副市長(松隈健一君) お答えいたします。30年度、みらい創造プロジェクトということで、人口減少に歯止めをかける施策と、それから人口減少に対応するための施策ということで、短期・中期的には転出の抑制、転入の増加ということで歯止めをかける施策と、長期的に人口減少に備えておく施策ということで、両方、バランスよく実行していくということで、両立させていくといいますか、そのバランスをどうしていくかということが苦慮したわけでありますけれども、現状置かれている状況の中で、歯止めをかけ、それから備えるということの準備は、考えられる中では、できたのかなというふうに思っております。  今後は、心配な点と申しますか、やはり財政推計の説明でも出てきましたけれども、基金が枯渇していく、それから実質公債費比率がどんどん上昇していくということで、現在、基金も多いわけではありませんし、実質公債費比率もワーストといいますか、下から数えたほうが早いという状況でございます。  そういった中で、今後、どのように新たな課題に対応していくか、また、特性を生かした新たなチャレンジをしていくかということが、どうやって対応していくかということで、これまで以上に歳入の確保、歳出の抑制に努めていかなければいけないのかなというふうに思っておりますけれども、これまで、何といいますか、当たり前のように行ってきたような事業をやめるとか、縮小するとか、そういった仕組みも考える必要があるのかなと思います。それから、適正な負担をお願いするとか、そういったことも考えないといけないと思いますし、事業をやめる、縮小するといった中で、これまで以上に歳出の抑制に努めて、持続可能な財政にしていくということが、今後、中期的には大きな課題になるのかなと思っておりますので、そういったことに今後当たってもらいたいと思っております。  以上でございます。 321 ◯委員長(山本 進君) 村上委員。 322 ◯委員(村上泰道君) ありがとうございました。今後の政策へのアドバイスも含めて答弁いただきまして、困った際にはまた助けていただければなというふうに思いますけれども、平成30年度、市長2期目入っての年間通しての、普通予算ではありませんけれども、新規事業、大変多い中で、やはり1つの事業ではなく、いろいろな事業において各部局での説明不足や事前の調整不足というのが大変多く見られたのは、大変残念だなというふうに思いますけれども、基本的な方向性は、それぞれその分野でどのようにしたらよいものができ上がるかという方向は、基本、同じ方向を向いておると思いますので、ぜひ事前の準備、また、説明というのをしっかりして、運用していただきたいというふうに思います。  以上で終わります。ありがとうございました。 323 ◯委員長(山本 進君) 次の質疑者に移ります。勝村委員。 324 ◯委員(勝村孝行君) 私からは2点ほどお聞きしてまいりますので、よろしくお願いいたします。  まず、平成30年度予算議案の主なポイントとして上げております1つに、鳥獣被害対策というのがございます。最近、今年に入ってからも新聞記事で見受けられますイノシシによる田畑の被害あるいは人身の被害、それから車で夜道ぶつかって被害を受けるというようなお話も聞いております。  年を追うごとにイノシシの発生量が多くなってきているわけでありますけども、この前ですね、二、三週間前ですか、用事があって、隣の市ですね、道祖神峠を越えて走っていったところ、下りに入ったら、やはりイノシシが二、三頭出てきて、たまたまぶつからなかったからよかったんですけども、おりていったら、その土地の人に、帰りにはまたそこを上がっていくのかいと言われて、何でと言ったら、いや、車をぶつけられて、けがしたり壊した人もいるから通らないほうがいいよというようなお話も伺ってきております。  そこで、このイノシシ対策、なかなか県内でも全国でもいい案というものが浮かんでこない、特に本県本市においては、猟友会等にお願いしてイノシシを獲ったところで、それをジビエとかに提供していくこともなかなかままならないということであります。  そうしますと、やはり防ぐほかないのかなということだと思うんですね。今回、いろいろな補助事業も含めて、予算を出されておりますけども、免許取得等に対する補助というのは、毎年そんなに変わらないと思いますし、それはそれで大変結構なことだと思います。しかしながら、そのほかの電柵あるいは鉄柵というようなものにも補助を出していくと、昨日の質問の中の答弁にもございました。そちらの予算を大幅に増やしていっていただければいいのかなというふうに考えているんですね。  有機野菜の方々あるいはもちろん田んぼを栽培されている方、こちらに聞きますと、電柵は、きのうも言いましたけども、草が生い茂ってくると漏電をしてしまうので、草の管理もなかなか大変なんだということを聞きます。そしてまた、鉄柵であれば、一度設置すれば結構その役目も果たすということでありますので、これからの事業に対しては、鉄柵というのも多く出していければというふうに思うんですね。  イノシシ猟に関しましては、やはり先ほど申し上げた猟友会、こちらへの依存度がほとんどだと思います。やはり素人では、一般市民ではできないわけでありますから。それと、前回の一般質問等でも申し上げたかと思うんですが、こちらに年間を通してやることはできないかということも申してまいりました。答弁の中で、予算の関係もありますし、できないんだという答えをいただいたかと思います。  しかしながら、これからの事業といたしまして、やはりこれからますますイノシシが増えてくることが想像されますので、そういうことも考えながら、鳥獣被害対策について考えていっていただければなというふうに思っております。  今回、市内で被害が多い地域をモデル地区に指定し、勉強会、研修会を実施しながら進めていくということをおっしゃいましたけれども、こちらについて、その勉強会、研修会、モデル地区について、既にお考えはあるのか、まず伺います。 325 ◯委員長(山本 進君) 経済部長・諸岡君。 326 ◯経済部長(諸岡広明君) 初めに、モデル地区でございますけれども、まだ選考のほう、至っていない状況でございます。  それで、鳥獣被害対策、地域ぐるみという部分での答弁のほう、させていただきます。これまで対策につきましては、捕獲というのが主に猟友会のもと、負担をかけながら実施してきたという状況にございます。猟友会では、高齢化や会員の減少が深刻な問題となってきているところでございます。また、30年度は、わなに加えまして、新たに銃免許についても補助の対象といたしましたが、これでは獣害の対応はできないと考えているところでございます。  イノシシの獣害は、山林や里山周辺の荒廃などの環境の変化と言われており、イノシシの生息域が山の奥から集落周辺まで広がったことが原因でございます。地域ぐるみの取り組みでございますけれども、環境整備等による近付けない、防護柵設置による進入させない、わな等による捕獲の3つのセットで、地域集落が一体、1つとなって実施していくことが必要だと考えております。  平成30年度には、獣害の専門家による講演会を通して、獣害に対する意識を高めていきたいと考えており、その中から、地域一丸となって取り組む意思を持ってくれる地域をモデル地区として選定し、専門家のアドバイスをもとに、地域が話し合いながら対策を考えていく体制をつくっていきたいと考えており、モデル地区の体制づくりを行いながら、環境整備、防護柵の設置について話し合いを推進してまいりたいと考えております。  国や県等の交付金を活用した広域的な、広範囲の環境整備や防護柵の設置につきましては、地域の考えを尊重しながら、要望のほう、していきたいと考えております。  以上でございます。 327 ◯委員長(山本 進君) 勝村委員。 328 ◯委員(勝村孝行君) ありがとうございます。いろいろな取り組みということで伺いましたけれども、私の近くに、ある猟友会の会長さんがいらっしゃいます。お話を聞きますと、幾らでもイノシシをとってやるんだけど、ガソリン代も出ないんだよというお話も聞いております。
     当然予算の関係もございますし、それはそれで仕方のないことでありますけれども、平成15年の県内のイノシシ数は、これは新聞の記事のほうからなんですが、県内のイノシシは約3万2,000頭で、この場合、年間6,000頭ずつ捕獲しても、10年後には約8万3,000頭。そのぐらいの数で増えてくるという推計がなされております。  このままでいくと、特に八郷地域になりますかね、最近は石岡地区でもイノシシを見るようになったというお話も聞いておりますけれども、イノシシが民家におりてきて、昼夜問わず襲われるような被害にも遭うんではないかと。そういう時代になってきてしまうんじゃないかなと思っております。  今回、モデル地域を指定してというお話がありましたので、こういう取り組みはぜひ力を入れて取り組んでいただければいいかなと思って、私も喜んでおりました。まだ地区が特定されていないということもありますけれども、ぜひこの事業、進めていっていただいて、県内の模範のモデル地区になればいいかなというふうに考えておりますので、お願いをしたいと思います。  それからまた、新聞記事になりますけれども、県議会のほうの記事なんですけども、県議会でイノシシ対策を考えた条例を提出したということが書いてあります。県が県議会主要会派に示した2018年度当初予算案の概要、そこでイノシシなどを人家や田畑に近付けない環境づくりに対する県独自の補助の創設、市場の担い手の確保などに予算2億2,000万円……。 329 ◯委員長(山本 進君) 勝村委員に申し上げます。質疑は簡潔になされますよう、お願いいたします。 330 ◯委員(勝村孝行君) わかりました。というような記事も載っておりますので、さらに鳥獣被害対策については、補正も検討して、拡大されますようお願いを申し上げます。  こちらについては以上で終わります。  次に、フラワーパークウインターイルミネーション事業についてですが、こちらに関しても、3回実施されているわけでありますけども、この茨城県フラワーパークウインターイルミネーション事業を進めるに当たっては、やはりよりよくしていくのにはどうしたらいいかということで毎年考えているところなんですけども、今回の入場者数、来客者でございますが、4万6,544人という昨日の答弁がございました。昨年度より1万4,000人増えたということでございましたが、実際、12月の23日だったかと思うのですね、天皇誕生日の日、土曜日だったんですけども、4時半ぐらいから5時半ぐらいまで、1時間ぐらい、朝日トンネルからフラワーパークまで大渋滞が起きたというふうに記憶しておるんですけども、そのぐらい、こちらについてのお客さんの入りも多くなってきているんだなと思います。  そういうこともございますけれども、まずは園内の様子を伺ったところで、私が感じたところで何点か伺ってまいりたいと思います。  まず、フラワーパークを入りまして、駐車場がございます。こちら、やはり夜間でございますので、照明がなくて、ちょっと暗いんですね。特に奥のほうに入りまして、大型バスなんかもとまるんですが、砂利道のところですよね。臨時駐車場になっているところ。こちら、照明がなく暗い、足もとが暗くて、来園者が安全に利用することができないんではないかという心配がありました。  特に階段を上がるところ、そちらについてもそのように感じておりますので、照明、そちらについて対応はできないのかということで、まずお聞きしてまいります。 331 ◯委員長(山本 進君) 経済部長・諸岡君。 332 ◯経済部長(諸岡広明君) フラワーパークの来園者駐車場の照明につきまして、ご答弁申し上げます。フラワーパークイルミネーションにつきましては、拡充や新たな演出に取り組むことによりまして、今年度、4万6,544人の来園者が訪れるなど、市内観光の冬季の一大イベントとなっております。  駐車場、臨時駐車場となる砂利駐車場につきましては、委員ご指摘のとおり、多くの来園者が自家用車で訪れ、現在、駐車場を照らす照明等が設置されていないため、足もとが暗く、安全面において課題があると考えております。  今後、来園者が安心・安全にフラワーパークイルミネーションを楽しんでいただけるよう、期間中、臨時駐車場または階段の照明等の設置も検討してまいりたいと考えております。  以上でございます。 333 ◯委員長(山本 進君) 勝村委員。 334 ◯委員(勝村孝行君) ぜひお願いしたいと思います。皆さんも入ってみてお分かりだと思いますけど、駐車場が本当に暗いんですね。足もとが危ないので、ぜひ取り組みをお願いしたいと思います。  それから、先ほど階段を上がったと言いましたけども、中に入っていけば、出店されたお店、そちらで温かいものとか飲んだり、ちょっとしたものを食べたりできるんですけども、その階段上がる手前あたりにも出店、そういったお店があったら、もっといいのかなというふうにも思ったんですね。イルミネーションに来られた来園者、お客さんが、温かい飲み物や軽食を……。 335 ◯委員長(山本 進君) 勝村委員に申し上げます。質疑は平成30年度予算書に即してお願いいたします。 336 ◯委員(勝村孝行君) そういうことはできないか、それについてお伺いします。 337 ◯委員長(山本 進君) 経済部長・諸岡君。 338 ◯経済部長(諸岡広明君) フラワーパーク階段手前の出店の検討でございますけれども、今年度も実施しましたイルミネーションにおきまして、来園者が快適にイルミネーションを楽しんでいただけるよう、来園者センター前に軽食コーナーのほか、新たにフラワードーム脇に、森のテラスエリアにおきまして、キッチンカーによる温かいドリンクや軽食の提供などを行うおもてなしのほうを実施してまいりました。また、yasato de トレタレストランにおきましては、イルミネーション限定メニューに取り組んでまいってきたところでございます。  委員より提案がございました来園者センター階段前などを使った新たな出店の設置につきましては、駐車場や階段付近であることから、来園者の安全性なども考慮しながら、考えてまいりたいと考えております。  以上でございます。 339 ◯委員長(山本 進君) 勝村委員。 340 ◯委員(勝村孝行君) よろしくお願いします。  それから、今度、イルミネーションを見るわけですけれども、今回、予算のほうがかなり増額されまして、電球の交換というようなことでもありますけれども、県内最大のイルミネーションということで、電気の数をさらに増加されると思います。  そこで、この電球の設置なんですけれども、今年度の演出では、正面右側の、何ですか、シャンパンゴールド、こちら、あまり動きがなくて、平面的なものだった。きれいでよかったという人もいるんですが、動きがなかったという点では、やはり予算の中でもっと動きのあるもの、あるいは子どもが喜ぶようなものをかたどったもの、そういったものをやっていただければ、もっと来園者が見てみたい、あるいは楽しめる、そういう取り組みになるかと思うんですが、演出に躍動感を持たせる、そういった取り組みについて、お伺いをいたします。 341 ◯委員長(山本 進君) 経済部長・諸岡君。 342 ◯経済部長(諸岡広明君) フラワーパークのイルミネーションの演出でございますけれども、毎年、演出については変えて実施しているわけですけれども、今年度実施しましたイルミネーションにつきましては、委員ご指摘のとおり、園内を一望したときに、平面的な印象となっておったところでございます。  今後につきましては、フルカラーのLEDへの更新や、地形を生かした流れるような光の演出、一体感のある、より魅力的な演出や装飾の検討も踏まえながら、実施してまいりたいと思います。  以上でございます。 343 ◯委員長(山本 進君) 勝村委員。 344 ◯委員(勝村孝行君) ぜひよろしく、来場者が来て、わー、きれいだ、わー、すばらしいと思えるようなものを、だんだんつくっていっていただきたいというふうに思います。  年々予算を増やしていただいて、やっていただきたいと思うんですが、最後に、市長、1月の定例記者会見において、フラワーパークウインターイルミネーション、こちらのLED数について、100万球を目指すというふうにたしかおっしゃったかなと伺っております。具体的にはいつを目標に展開されていくのかということで、お伺いをいたします。 345 ◯委員長(山本 進君) 市長・今泉君。 346 ◯市長(今泉文彦君) ウインターイルミネーションのLED100万球が1つの目安、目標であるということでありますけれども、フラワーパークが開園30年を超して、1つの節目を迎えております。さらにパワーアップしたフラワーパークのあり方について、今後、検討、協議しながら、どのようなことができるか、抜本的な改善、そういったことも含めて考えていかなければならないということを思っておりますので、イルミネーションばかりではなく、さらにすばらしいフラワーパークを考えていきたいというふうに思っています。  以上です。 347 ◯委員長(山本 進君) 勝村委員。 348 ◯委員(勝村孝行君) ありがとうございます。ぜひよろしくお願いいたしたいと思います。  今、市長がおっしゃいましたように、イルミネーションばかりではなく、さらに充実したフラワーパークということで、また里の駅というような構想もあるかと思いますが、ぜひよろしく進めていただきますようお願いを申し上げまして、私からは終わります。 349 ◯委員長(山本 進君) 次の質疑者に移ります。大和田委員。 350 ◯委員(大和田寛樹君) 大和田でございます。昨日、2項目、下水道事業と一般会計の商工費について伺いましたので、そちらの総括ということで伺っていきます。  まず、予算書は295ページからの下水道のほうからいきます。30年度は歳入のほうを見ますと、21億6,800万円と、前年比で1億4,300万円減少します。その前の年をちょっと見てみますと、その前の年も2億円減ったんですね。なので、毎年、下水道事業は予算がどんどん減っていくということなんですけれども、今年の起債額、30年度ですね、の起債額を見ますと、1億4,000万円と。前年度が3億2,000万円ですので、1億8,000万円、1億9,000万円弱、起債する額が減るということなんですけれども、投資の平準化とか、また、経営の合理化、そういう意味では、予算組みとしてどのように考えられているのか、伺います。 351 ◯委員長(山本 進君) 都市建設部長・福田君。 352 ◯都市建設部長(福田嘉夫君) お答えをいたします。まず、大規模な施設となります処理場や中継ポンプ場などの更新・修繕について、国庫補助等の活用をしながら、長寿命化工事を行ってまいりました。  また一方、これまで整備を進めてまいりました管渠などの施設につきましては、単年度ごとに不具合箇所の修繕等を行ってきたところでございます。  また、各施設につきましては、今後、耐用年数などを基準といたしました下水道施設全体の計画的な施設の更新や修繕費用等の平準化が必要となってまいりますので、平成29年度から下水道施設全体のストックマネジメント計画の策定を進めているところでございます。  今後、この計画の認可によっては、国の補助制度の活用も可能となってまいりますので、下水道施設全体の計画的な更新や修繕、費用の平準化を図りながら、持続可能な安定的運営ができますよう、取り組んでまいりたいと考えてございます。  以上でございます。 353 ◯委員長(山本 進君) 大和田委員。 354 ◯委員(大和田寛樹君) 次に、28年度の補正予算で経営戦略がつくられまして、29年、昨年3月に経営戦略の策定がありました。昨年6月にその経営戦略について指摘をさせていただきまして、経営戦略を抜本的に見直していただいて、予算組みを今後していっていただきたいということでご指摘をさせていただきましたけれども、その経営戦略の今後の取り組みについて伺います。来年度ですけど、30年度の取り組みについて。 355 ◯委員長(山本 進君) 都市建設部長・福田君。 356 ◯都市建設部長(福田嘉夫君) お答えをいたします。まず、平成30年度の歳入につきましては、真家地区と東成井地区にまたがります第五東宝ランド地区が供用開始となるために、負担金や使用料金などの歳入増を見込んでいるところでございます。  一方、歳出の削減に努めてまいりました結果といたしまして、一般会計繰入金の減額とはなったものの、市の単独予算による維持管理費などが増加したことによりまして、下水道事業経営戦略に定めました繰入金の目標額には至りませんでしたので、今後はそれらを踏まえまして、補助事業を活用した施設の更新や修繕を進めてまいりたいと考えてございます。  さらに、供用開始区域の拡大による接続人口の増加を見込んでおりますので、負担金や使用料金の増にもつながるよう取り組んでまいりたいと考えてございます。  以上でございます。 357 ◯委員長(山本 進君) 大和田委員。 358 ◯委員(大和田寛樹君) 経営戦略にうたった一般会計からの繰り入れよりは、そこまで達することができずに、予定より多く繰り入れたということなんですけれども、問題になってくるのは、経営戦略を今後どうするかということなんだと思うんです。  そもそもあの経営戦略自体、不完全な状態、投資的経費が見積もられていない、それで10年間の38年度でしたかね、までの財政推計を見て、ただ単に借金を順繰り返していきますというような戦略だったわけです。それは、そのときも指摘させていただきましたけれども、仕方がない部分があって、高資本費対策の交付税措置を打ち切るということだったので、早急につくらなくちゃいけなかったということで、つくっていただいた、形だけつくったという状況だったと思います。  なので、まずは経営戦略の抜本的な見直し、あの経営戦略に縛られない形で30年度取り組んでいくということが大切だなと。  一般質問させてもらったときにいろいろ指摘させていただきましたけれども、予算組みでも、公営企業法の適用化に対して2,500万円の予算がついていたり、また、ストックマネジメントの流域関連のほうで2,000万円ちょっとの策定、計画委託料がついています。公共下水道のほうでも1,868万円、1,900万円ついているので、今後、ストックマネジメントの計画ができ上がってきて、もちろん業者に委託をして、それができ上がってくるわけなんですけれども、30年度では、まずは自分たちも担当部局、皆さんが上がってきたものをただすぐやりますという話ではなくて、予算にはないですけれども、しっかりすり合わせができるような状態で自分たちも把握する必要があると思いますので、その辺を注意をしていただきたいなというふうに思います。  321ページに地方債の残高が出ていますけれども、前々年度末が153億円で、前年度末が147億円ですかね、新規の起債額が1億4,000万円で、これは元金償還だと思いますけれども、9億8,700万円返しますと。なので、差し引きで138億円まで落ちます。もちろんこれも平成28年度の補正予算でつくった経営戦略のときにも指摘をさせていただきましたけれども、借金をどんどん返していくというのはもちろん大事なんですけれども、こういう予算組みをずっと続けていきますと、ある一定の時期に投資的経費をどんと上げる必要が出てきて、そのときに起債額も当然がっと上がって、それが2年ぐらい続くと、できるかもしれませんけれども、ずっとそういうことはできないので、今度は料金にそれがはね上がって、どんと料金が、何%のアップとかじゃない比率で、何百%のアップということでしなくちゃ追いつかない状態になるということが、この予算の欠陥というか、まずい。こういう予算組みをずっとしていくのはちょっと無理がありますということなので、その辺も踏まえまして、投資的経費の平準化、あと経営の合理化、経営基盤の強化を図って、持続可能な下水道事業を維持できるように、しっかり、本当に真剣に取り組んでいかないと、水道事業も下水道事業も、公営企業で行っているものはまずいと思いますので、よろしくお願いします。  公共施設等総合管理計画のほうでも、インフラのことがうたわれています。公共施設等の等にインフラが多分入るんだと思いますけれども、道路、橋梁、上下水道、また、公園等のインフラの整備についても、40年かけて計画を見直して、少しずつ適正な規模に、身の丈に合ったものにしていくということでうたわれておりますので、これは庁内で本当に横串を刺していただきまして、全体でですね、部局だけの問題じゃ本当になくなる大事な問題、喫緊の課題であると思いますので、ぜひ庁内が連携していただいて、横断的に、こういう予算組みで本当に大丈夫なのか、今後維持できるのかということを検討されるべきであろうと思いますので、よろしくお願いします。  最後に、経営戦略を代用して個別施設計画にできるのかどうかを市長公室長に確認します。 359 ◯委員長(山本 進君) 市長公室長・佐々木君。 360 ◯市長公室長(佐々木敏夫君) お答え申し上げます。委員からご指摘のとおり、代用はきくと思います。インフラにつきましても、長寿命化計画とか、そういったものにつきましては個別施設計画という位置付けをしておりますので、そういったものを用いまして、投資的経費の平準化というのは計画的に位置付けられるものと思っております。  ただし、本当に委員からございますとおり、下水道も含め、水道事業もあります。今後、公営企業化されるわけでございますので、現時点では、持っているストック部分、資産の判断を、今、調査している段階でございますので、もうちょっとスピードアップして、こういった経営戦略をきちんと立てないと、財政推計も含めまして、この維持ができないという状況にも陥りかねませんので、しっかりやっていきたいと思っております。  また、横串的な、横断的な組織、これは内部の部長級の会議がございますので、そういった中も活用いたしまして、同じ意識を持って取り組んでいきたいと思っております。  以上でございます。 361 ◯委員長(山本 進君) 大和田委員。 362 ◯委員(大和田寛樹君) それでは次の質問に移ります。ページ数でいいますと、159ページの商工振興費の中で、一番下の中心市街地活性化事業の1,208万7,000円の点でありますけれども、昨日、節区分の19の中心市街地活性化事業補助金の169万円と、空き店舗等活用支援事業費補助金957万円について伺いました。  こちらですけれども、4件、新規の補助金の交付件数を目標にやりますということで答弁されていまして、昨年、今年度ですね、29年が1件、その前が3件ということで確認させてもらって、累計で今11件、空き店舗の補助金を交付しているということだと思います。  目標値を見ますと、16件ということなんですけれども、29年度は1件しか今のところないということで、来年度4件やるために、補助金を交付して、実際店舗に入っていただくために、4件を達成するために、どういうふうな工夫をして行うのか。 363 ◯委員長(山本 進君) 経済部長・諸岡君。 364 ◯経済部長(諸岡広明君) 来年度目標4件という予算要求となっておりますわけですけれども、現在の出店者に対しまして、1年後の経営状況等、聞き取り調査等の実施をした中では、安定した経営状態であるということがアンケートの中で見えてきております。  その中で、来年度目標の4件ということですけれども、今年度におきましても、空き店舗の問い合わせ等、数多く来ているわけですけれども、その中で、なかなか空き店舗の活用に至っていない状況ではございます。  その原因等につきましては、なかなか家賃の部分と内容のほうが、借り主の家賃のほうと一致しない状況等もありまして、その部分に対しても、なぜ問い合わせが多くある中で、中心市街地の空き店舗の活用に至っていないかという部分も含めまして、30年度、その分析等も含めた中で、空き店舗の情報等も商工会議所と連携した中で、目標のほうを目指すような形で頑張ってまいりたいと考えております。  以上でございます。 365 ◯委員長(山本 進君) 大和田委員。 366 ◯委員(大和田寛樹君) 本来のですね、これは目的というか、交流人口の増加と、あと住み続けたいまちということで、中心市街地活性化基本計画の2期目でうたっていますけれども、にぎわいの創出ということが第一だということで書かれていましたけれども、にぎわいといってもいろいろなにぎわいがありまして、例えば交流人口が増加することによって、歩行者が増えて、またそこに出店しているお店の皆さんの売り上げも上がったりすることもにぎわいであろうし、また、そこに住む人数、交流人口ではなくて定住人口が増えるというのもにぎわいだろうし、いろいろなにぎわいがあると思いますけれども、まず、ニーズ調査といいますか、26年から空き店舗をやって、補助してきて、11件に補助してきたんですけれども、どういうにぎわいをそこに住んでいる皆さんが感じたのかとか、11件、こういうところに補助金を交付しましたと。皆さんが実際に歩いてみて、どういう感想を持ちますかと。また、どういうにぎわい、もっとこういうにぎわいが欲しいという市民の皆さんや、また、交流している、来場者で来られる方があるところのニーズをしっかり調査していただきまして、行政が掲げるにぎわいがきちんとそこにつくられていくように、この補助金を活用していっていただきたいなと、そんなふうに思います。  成果の検証と、また、もたらされる効果の分析、歩いている人が増えた減ったという、それだけじゃないと思いますけれども、その辺はどのように分析したり検証されているのか。 367 ◯委員長(山本 進君) 経済部長・諸岡君。 368 ◯経済部長(諸岡広明君) 検討・分析の部分でございますけれども、先ほど答弁した中で、出店者に対しましては1年後に経営状況についての聞き取り調査のほうを実施するという形で、経営については安定しているということでございます。経営上、中心市街地のほうには寄与しているのかなという形はありますけれども、その中で、以前につきましては、居酒屋等の出店もございました。近年では、日中のにぎわいのほうにつながる事業者、日中営業の部分の営業で出店、空き店舗を活用したという方が増えて、多くなっております。  その中で、まちの中の人の流れにつきましては、少しながらあるのかなという部分はあります。今後、新たなにぎわいの拠点を結ぶ人の流れを中心市街地全体への回遊に広げていくために、お客様の動向調査につながるアンケートを、出店業者等にも協力のほう、いただきまして、分析・検証等を実施してまいりたいと考えております。  以上でございます。 369 ◯委員長(山本 進君) 大和田委員。 370 ◯委員(大和田寛樹君) 来場者ですね、回遊していただく、来場者が中心市街地を回遊していただくということで基本計画でもうたっていますし、また来たくなるまちということでもテーマにしているわけなので、本当にこの補助金等ですね、上の補助金もそうですけれども、また来たくなるまちにつながっているのかどうなのか。また来たくなるまちというのは、皆さん、来た人ってどういうまちを求めているのかという調査をしっかりしていただいて、ちょうどいい機会というか、11件入って、目標にも大分近付いてきて、来年4件やればほぼ目標達成だと思いますので、この辺で1回立ち止まっていただいて、しっかりニーズの調査、また、そこに住む皆さんにアンケートをして、どんなにぎわいを皆さんは求めるのか。本当にまちの顔であると思います、中心市街地。石岡駅もリニューアルされまして、さらには1階のところに店舗が入る事業も進んでいる、そんな中ですね、こういう中心市街地、ほかの部分に波及、しっかりできるように、補助金を活用して、その効果の検証と成果をしっかりもたらせる事業になっていっていただくように、ぜひよろしくお願いします。  以上です。 371 ◯委員長(山本 進君) 次の質疑者に移ります。菱沼委員。 372 ◯委員(菱沼和幸君) 菱沼でございます。平成30年度石岡市予算の総括ということで、9点について質問させていただきます。  まず、財政推計ということで、何の事業を推進するにおいても、財源の確保が非常に重要であると。そういう観点から、財政推計についてお尋ねします。  財政推計の状況で見ると、平成31年、また、32年ということにおいては、地方交付税が増額して、ごみ処理施設等の建築という部分があるとは思ってはいるんですが、その後、大幅に減収していくという状況があるわけです。  そういう中で、このような状況をどのように担当として分析されているのか、お尋ねしたいと思います。 373 ◯委員長(山本 進君) 財務部長・古内君。 374 ◯財務部長(古内勝人君) お答えいたします。平成30年度予算におきましても、予定されている歳出に対して財源が不足しています。これにつきましては、財政調整基金を3億2,000万円ほど繰り入れて予算を組んでおります。この基金の繰り入れは過去最大でございます。非常に厳しい財政状況となっております。  31年度以降につきましても、扶助費の増や大規模事業等により財源不足が見込まれますので、財政調整基金をはじめとする基金の繰り入れを行わなければ、予算編成が行えないと想定しております。そのため、基金残高につきましても減少していくものと見込んでおります。  ただ、財政推計では、歳入・歳出についても厳しく見込んでおり、何の手だてもとらない場合の最悪の数字を想定しております。  このような状況にならないように、国・県の動向を注視し、活用できる財源については活用した上で、さらなる財源の確保といたしまして、先ほど副市長からもございましたが、応分の負担をしていただくなど、歳入の確保を図るとともに、新たなスクラップの仕組みの創設など、関係部局と連携し、持続可能な財政運営に取り組んでまいりたいと考えております。
     失礼いたしました。先ほど財政調整基金3億2,000万円と申しましたけれども、7億2,000万円の誤りでございます。訂正させていただきます。 375 ◯委員長(山本 進君) 菱沼委員。 376 ◯委員(菱沼和幸君) わかりました。そういう中で、これで見ますと、31年度だけ、市税が今年度よりも、来年の31年だけ市税が伸びているわけですけれども、この伸びている要因の部分においては、どのように考えているのか、お尋ねしたいと思います。 377 ◯委員長(山本 進君) 財務部長・古内君。 378 ◯財務部長(古内勝人君) お答えいたします。31年度の市税の推計に当たりましては、平成30年度が、市税のうち、主に固定資産税におきまして3年に一度の評価替えによる減収となる要因を見込んでございます。  平成31年度は、家屋評価は据え置かれまして、家屋の新造分が増加となること、また、法人市民税の影響等も踏まえまして、市税の増を見込んでございます。  以上でございます。 379 ◯委員長(山本 進君) 菱沼委員。 380 ◯委員(菱沼和幸君) ありがとうございます。この財政推計ですね、毎年毎年、財務部から提出されるわけですけれども、この状況を踏まえて、先ほど申しましたとおり、全て財源なくして事業は展開できないということでありますので、そういう中で、市長は、この財政推計を見て、どのようなご見解をお持ちなのか、また、平成40年までの分においては、最終的に基金も、先ほど最悪の状況を見て推計しているという状況でありましたけれども、そういう中で、全て財政があって事業できるものですから、市長としての見解をお尋ねしたいと存じます。 381 ◯委員長(山本 進君) 市長・今泉君。 382 ◯市長(今泉文彦君) 財政推計に関しては、かなり厳しい状況であるというふうに認識しております。この推計のような状況にならないためにも、これまでの取り組みにも増して、さらなる財源確保あるいは歳出抑制に取り組んでまいりたいというふうに思っています。  さらに、行財政改革、これをしっかりと40年、推計の年度に向けて進めていきたいというふうに思っています。  以上です。 383 ◯委員長(山本 進君) 菱沼委員。 384 ◯委員(菱沼和幸君) 非常に重要なことだと思っておりますので、そこにおいては、この推計の部分において、最終的に12億円の基金という状況にならないように、しっかりと財源の確保、また、歳出の抑制という部分においては、しっかりとお願いしたいと存じます。  次に移ります。補助金についてでございますが、補助金適正化法に基づきまして、平成30年度の予算では、答弁では、全体の補助金の額が9億744万5,000円ということで補助金額が提示されておりまして、件数も131件ということでございました。  そういう中で、近年の推移は今現状どのようになっているか、お尋ねしたいと思います。 385 ◯委員長(山本 進君) 財務部長・古内君。 386 ◯財務部長(古内勝人君) お答えいたします。近年でございますけれども、石岡市におきましては、平成28年度、28年の10月に補助金の適正化に関するガイドラインを改めて策定いたしました。このガイドラインに基づきまして、評価・審査を行い、補助金の適正化に取り組んでおります。  また、石岡市行財政改革実施計画におきましても、補助金の適正化に関する平成31年度までに、平成27年度補助金の10%以上を削減すると目標を定めております。  平成30年度は、ガイドラインに基づき、補助金のサンセット方式の2年目となりますが、審査に当たりましては、副市長をトップとする補助金等審査委員会におきまして、補助金の予算額を平成28年度予算額に対し6%減とし、平成29年度の補助金は3%減とする方針を立てて、実施いたしました。  その結果といたしまして、補助金のみの比較で申しますと、先ほどございましたけれども、平成29年度が126件で9億8,762万6,000円であったのに対し、平成30年度は131件の9億744万5,000円で、件数は増えてございますけれども、額にしますと8,018万1,000円、8.1%の減となっております。  しかし、ガイドラインで定めております補助金の区分であります市単独補助金の比較で申しますと、平成27年度の4億5,114万4,000円に対し、平成30年度が4億3,482万6,000円と3.6%の減にとどまっております。31年度……。  そういう状況でございます。以上でございます。 387 ◯委員長(山本 進君) 菱沼委員。 388 ◯委員(菱沼和幸君) 当市においても、平成28年の10月からガイドラインをひいて、27年から10%削減されているという状況において、国においても負担金・補助金・交付金の見直しに関する指針ということで、平成27年4月23日に改正されておりまして、総務局しごと改革室というところから出されております。  そういう中で、確認なんですけれども、ちょっと補助金について申し上げたいと思います。補助金による効果、市民団体の育成・発展に寄与し、その活動を活発にするとともに、水準を高める。2つとして、市民経済活動などのさまざまな活動に活力を与える。市民によるまちづくりが促進される。行政需要の多様化への対応。行政の補完的な役割への期待が1つの効果として挙げられているわけです。  一方で、その問題点もあるわけでございます。財政の効率的運営を妨げ、財政硬直化の要因となる。補助金の目的が達成され、効果が薄れても、その廃止が困難である。支出の明確な原則や基準がない場合、非常に難しくなってくる。本来、行政の責任においてなされるべき事業が、補助金の支出という形で安易になされやすいということにおいて、また、問題点ということであります。  先ほど答弁の中で副市長からも、補助金についてはしっかりと見直しもしていくという話もありました。これは全て国においては、補助金、支出という部分においては、憲法上の規定において、89条に記載がされております。それで、地方自治法においては、232条の2、また、2条の19、14項に明確に記載されているわけでございます。  そういう中で、今後の補助金のあり方でございますが、交付の理由、必要性について十分に、どのように説明できるのかという部分がやっぱり重要であるということで、補助金政策過程の透明性、補助金による成果あるいは効果等の客観的な評価明示などの説明責任の確保、住民の参加による補助金の見直し、これまでの行政改革の視点からの一律削減や個別補助金の廃止という方向だけでなく、新しい公共の視点が検討されているという状況で、私もこの自主財源の確保及び歳出の抑制という部分においては、非常に重要である。これから大型の事業が進む中で、補助金の部分においても、補助金だけじゃなく、さまざまな調整基金、また、石岡市として歳出しているわけでございます。  そういう部分においての見直しも、今、述べさせていただきましたけれども、それも踏まえて、しっかりと今後の分においても取り組んでいただければと思いますので、よろしくお願い申し上げます。  次に、先ほど地方交付税ということで話をさせていただきましたけれども、現在、当市においても、29年度の普通交付税ということで明確に確定されまして、56億8,113万4,000円ということで、明確に普通交付税、昨年のが、掲載されました。  そういう中で、毎年、交付税が、先ほど財務部長からも答弁あったとおり、非常に厳しい状況ではあるという中でも、それでも過日の所管の委員会でも申し上げたとおり、不交付団体も現状あるわけでございます。東海村、それからつくば市、神栖市……、つくば市と神栖市においては、質問の中で話をさせていただきましたけれども、特例の部分が含まれているという状況においては、その状況に変わる場合があるということでありましたけれども、そういう中で、不交付団体という部分においては、それだけ自主財源で運営がされるということで、これ、非常に重要だと思っているんですね。  当市においては非常に厳しいという状況であって、逆行している部分があると思うんですけれども、不交付団体もやっぱり目指すべき1つの方向性を決めていくことが重要かなと思っているんですけれども、その点、財務部長としてはどのような見解を。 389 ◯委員長(山本 進君) 財務部長・古内君。 390 ◯財務部長(古内勝人君) ご答弁申し上げます。不交付団体につきましては、基準財政収入額を基準財政需要額で割った数値、財政力指数でございますが、これが1以上になった場合、交付税が交付されないという不交付団体になるものでございます。  不交付団体のほとんどが巨額な固定資産税を収入される発電所の立地自治体や、法人市民税の入る企業城下町、有名な観光地などとなっているのが実情でございます。  このように、財政的に自立した不交付団体になるためには、市税収入を増やすことが必要であると考えます。人口減少により税収が落ち込むと見込んでおる当市といたしましては、人口の増加が大きな要因になると考えております。そのための施策として、石岡みらい創造プランを着実に実行していく必要があると考えております。  以上でございます。 391 ◯委員長(山本 進君) 菱沼委員。 392 ◯委員(菱沼和幸君) 私もそう思います。そういう中で、毎年、新たな部分でプランが出されてくる。その運用を着実に進めると同時に、検証する、また、PDCAをしっかりと回して、1つのPDCAを回すことでマネジメントができてくると思いますので、ひとつひとつ、事業展開をしっかりと確実に進めていただければと思っておりますので、よろしくお願い申し上げます。  次に、市民会館ということで質問させていただきましたけれども、一般質問でも市民会館についてはさまざまな議論があって、今後の方向性ということでいろいろあるわけですけれども、私としても、市民会館、さまざまな市民の方から要望がありまして、市民会館を今後どういうふうにしていくのかということで、30年度の予算においては900万円余の修繕費ということで掲載がされているわけですけれども、その修繕費、毎回毎回、500万円から約1,000万円の修繕費がされているわけですけれども、今後の市民会館の方向性、また、あり方について、担当として現在どのように考えているのか、お尋ねしたいと思います。 393 ◯委員長(山本 進君) 生活環境部長・齋藤君。 394 ◯生活環境部長(齋藤秀幸君) ご答弁申し上げます。市民会館の方向性につきましては、市民会館が求められる役割や機能などにつきまして、施設面、運営面の両面から現在検討しているところでございます。  市民会館は、市民の文化教養及び福祉の増進を目的とした施設として、当市の文化行政の中核としての役割を担っているものと考えております。それらを踏まえまして、市民会館の存続、建て替え、廃止の観点から、メリット・デメリット等について具体的に検討を行っている状況でございます。  以上でございます。 395 ◯委員長(山本 進君) 菱沼委員。 396 ◯委員(菱沼和幸君) しっかりと検討していただいて、早目に議会、また、市民に報告できるように、今後の方向性をしっかりと見出してもらいたいと思いますので、よろしくお願い申し上げます。  次に、75ページですけれども、同僚委員のほうからもありましたけれども、私も区長・協力員関係経費と、また、区運営補助金という部分においては、市民の何人もの方からご意見をいただきまして、何とかしてほしいというお話がたくさんありました。  そういう中で、同僚委員のほうからも話があったとおり、私も強く要望するものでございますので、よろしくお願い申し上げます。  次に、139ページでございます。139ページに、節19で世界湖沼会議負担金3万円が計上されています。30年度は第17回世界湖沼会議(いばらき霞ヶ浦2018)が10月に開催予定でございます。そういう中で、当市においてもこの協議会に参画して成功するために努力されていくと思うんですけれども、大成功に向けた意気込みについてお尋ねしたいと思います。 397 ◯委員長(山本 進君) 生活環境部長・齋藤君。 398 ◯生活環境部長(齋藤秀幸君) ご答弁申し上げます。30年度、茨城県で全国湖沼会議、第2回目となりますが、成功に向けまして、主催であります茨城県と協力しまして、一緒に連携して、成功に向けて実施してまいりたいと考えてございます。  以上でございます。 399 ◯委員長(山本 進君) 菱沼委員。 400 ◯委員(菱沼和幸君) 市長のほうは、この湖沼会議についてどのような見解をお持ちなのか、お尋ねしたいと思います。 401 ◯委員長(山本 進君) 市長・今泉君。 402 ◯市長(今泉文彦君) 日本第二位の湖である霞ヶ浦を有する石岡市でありまして、世界湖沼会議を通じて、その環境を復権していく、そういうきっかけになればと思います。  以上です。 403 ◯委員長(山本 進君) 菱沼委員。 404 ◯委員(菱沼和幸君) 私は、この世界湖沼会議の中で、やっぱり石岡市をしっかりPRしてもらいたいんですね。やっぱり霞ヶ浦、市長が言われるように、第二位の湖ということでありますので、そういう意味においては、しっかりとこのときに石岡市を世界にアピールする1つのチャンスでもあるんじゃないかなと私は思っています。  そういう中で、しっかりとリーダーシップを発揮していただいて、先ほど生活環境部長も大成功に向けて県を挙げて、連携をとって進めていくという話がありましたので、その点、しっかりと取り組んでいただきたいと思いますので、よろしくお願いします。  それから、次に移ります。179ページ、これも同僚委員から質問がされておりました。ステーションパーク利活用事業ということで掲載されておりますけれども、以前は、ここ、バスターミナルということでございました。現在、BRT、1月15日から9月中旬までがバスターミナルということで、BRTのほうに移設されております。  そのバスターミナルの部分において、この前の記載では、9月中旬までの分においては記載がされておりましたけれども、その後、どのようにバスターミナル、なっていくのか、お尋ねしたいと思います。 405 ◯委員長(山本 進君) 都市建設部長・福田君。 406 ◯都市建設部長(福田嘉夫君) 詳しい資料はちょっとございませんので、後ほどお答えしたいと思います。 407 ◯委員長(山本 進君) 菱沼委員。 408 ◯委員(菱沼和幸君) じゃあ、後ほど、ひとつよろしくお願い申し上げます。  次に移ります。先ほど同僚委員からもありましたけれども、下水道、また、農業集落排水事業についてお尋ねしたいと思います。  まず下水道については、流域関連公共下水道ということで、水洗化率、これは事務に関する説明書に記載がありましたけれども、普及率が96.9%、公共下水道が水洗化率52.3%ということでありました。農業集落排水事業、出し山地区においては水洗化率91.5%、関川地区が63.3%、石岡西部地区が55.1%という状況の記載がございました。  そういう中で、30年度の分において、水洗化率の状況、また、徴収率の向上に向けた考え方といいますかね、見解をお尋ねしたいと存じます。 409 ◯委員長(山本 進君) 都市建設部長・福田君。 410 ◯都市建設部長(福田嘉夫君) お答えいたします。まず、接続率の向上に向けた取り組みでございますけれども、現在、接続支援補助制度を活用した接続依頼の市報等への掲載のほか、職員や臨時職員による戸別訪問等によって、接続率の向上に努めているところでございます。  特に接続率が低迷しております農業集落排水事業の実施地区でございます恋瀬地区と石岡西部地区、それと関川地区の3地区を重点対象地区といたしまして、毎年、職員による戸別訪問を実施しているところでございます。  次に、徴収率の向上に向けた取り組みでございますけれども、こちらは月曜から金曜にかけまして、嘱託員による訪問徴収のほか、平日に不在となりがちな滞納者に対しまして、職員による滞納整理を実施いたしまして、納付をはじめ、分割納付の約束等を取り交わしているところでございます。  今後も継続した督促状や催告書の送付、また、職員・嘱託員によります戸別訪問等を行いながら、さらなる徴収率の向上に努めてまいりたいと考えてございます。  以上でございます。 411 ◯委員長(山本 進君) 先に保留いたしました答弁について、その準備が整ったとのことでございますので、ここでその答弁を求めたいと思います。  都市建設部長・福田君。 412 ◯都市建設部長(福田嘉夫君) バスターミナルの原状回復、通常どおりの営業に戻るということにつきましては、ステーションパーク自体の工事が夏までに完成をしたいということになっておりますので、9月には通常どおりに戻れるのではないかと考えているところです。  以上です。 413 ◯委員長(山本 進君) 菱沼委員。 414 ◯委員(菱沼和幸君) そういうふうなポスター的な部分で掲載がされておりました。そういう中で、今後、飲食店ということがあって、バスターミナル、排気ガスというか、そういう部分というのもいろいろ配慮しなくちゃいけない部分が出てくるんだと思うんですね。そこにおいては、答弁の中では4軒の飲食店で、休憩所ということでありましたので、時間的に何時から開店するのかわかりませんが、状況に合わせて、きちんと、公害ではないですけれども、排気ガス対策といいますか、安全も含めて、今後協議をしていただければと思いますので、よろしくお願いします。  下水道と農集の部分においては、今、部長から答弁があったとおり、月曜日から金曜日までの徴収率アップに向けた取り組みもしていますし、また、さまざま努力をされているということは伺ってはいるわけですけれども、ただ、受益者負担の部分があったり、地権者の問題があったりとか、さまざまあって、なかなか徴収率が上がらないという現状はわかりますけれども、いつまでたってもそれでは前に進んでいかないということもありますので、何か1つの強化策を横断的に考えていただいて、徴収率アップ、また、接続率アップに向けた取り組みを再度検討していただければと思いますので、よろしくお願いします。  最後の項目に移ります。最後は、水道でございます。425ページで、先日も質問させていただいた部分。今回、予算を29年度から見ると、2,159万4,000円の減額ということで、減額の部分においては、節水とかという部分において、さまざまな要因があるということでありますけれども、実際、減額されてそれでいいのかという部分では私はないと思っているのです。  そういう中で、減額されている部分の認識ですかね、それをどのように捉えているのか、お尋ねしたいと思います。 415 ◯委員長(山本 進君) 生活環境部長・齋藤君。 416 ◯生活環境部長(齋藤秀幸君) 水道事業の減額理由につきましてご答弁申し上げます。八郷の水道事業におきましては、現在、経営戦略及び水道事業を継続するための基本計画の策定が急務とされております。その経営戦略の中で、今後の安定した水道事業を図っていくための収益的収入を上げるための経営戦略の策定にとりかかっていきたいと考えてございます。  以上でございます。 417 ◯委員長(山本 進君) 菱沼委員。 418 ◯委員(菱沼和幸君) 経営戦略を策定して、それに伴って進んでいくということでありましたけれども、今回、中長期基本計画策定業務ということで、2,137万4,000円が計上されております。  具体に、この策定の業務内容について、お尋ねしたいと思います。 419 ◯委員長(山本 進君) 生活環境部長・齋藤君。 420 ◯生活環境部長(齋藤秀幸君) ご答弁申し上げます。新年度予定してございます中長期基本計画策定でございますが、その中身といたしましては、先に答弁いたしました経営戦略の内容であったり、施設の更新計画及び近隣市町村、また、湖北水道との統合等に向けての内容も加味した計画を作成する予定でございます。  以上でございます。 421 ◯委員長(山本 進君) 菱沼委員。 422 ◯委員(菱沼和幸君) この計画、非常にやっぱり重要だと思っています。私も何回か一般質問、八郷水道については質問させていただきました。ようやく計画ができたという部分においては、一歩前進したかなという状況でありますけども、ただ、これからが計画をしっかりとつくり上げる。その部分においては、まず配管なんですけども、配管なんかも、宅内配管がかなりあるんですね。その分析も含めて、かなり大変な事業計画をつくっていかなくちゃならないのかなと思っております。  そういう中で、この計画ですね、職員の方も含めて、しっかりと関係、業務委託ということでありますので、専門家としっかりと協議をした上で、しっかりした八郷の水の供給、安定・安全な水の供給ということにおいて、しっかりとできるように対応してもらいたいなということを思います。  そういう中で、近年、企業債ということで、27年から29年度まで、また、30年度も起債ということの予定がされているわけです。そういう意味においては、毎年のように基金が1億円、2億円という状況の中で基金を繰り入れていかなくちゃいけない。それだけ非常に大変な状況に来ているという部分において、本来であれば、もっと前からこの部分は対応していかなくちゃいけないという部分においては、前のことを言ってもしょうがないですから、今後、こういう中長期的な計画に基づいて、先ほど部長も言っておりました経営戦略も含めて、また、近隣の状況、また、湖北水道との統合の部分も含めて、しっかりと取り組んでいくということでありましたので、この部分においては、先ほど申し上げたとおり、担当、また、それから業者の皆さんと、また、それだけじゃなくて、水道の部分においては横断的な部分もやっぱり必要になってくると思いますので、しっかりとその部分には取り組んでいただければなと思います。  そういう中で、今回の水道事業が予算として計上されているわけですけれども、今回、予算について、市長として、八郷の皆さんを守る大事なライフラインの水でございます。そういう中で、どのような見解で今回予算措置をされたのか、お尋ねしたいと存じます。
    423 ◯委員長(山本 進君) 市長・今泉君。 424 ◯市長(今泉文彦君) これまでの水道事業ですけれども、1つの反省点を申し上げるとすれば、計画性がなかったということになるかと思います。その都度その都度の老朽化に伴う事故等に対応していたと。  その反省に立って、中長期基本計画策定をするわけでありますけれども、その中で考えなくてはならないのは、3つの観点だと思います。1つは、広域的な視点。そして計画性ですね。スケジュール感を持ってやるということ。そして、ライフラインでもありますので、スピード感を持って対応していくということ。その3つのポイントで計画を策定していきたいと思っています。  以上です。 425 ◯委員長(山本 進君) 菱沼委員。 426 ◯委員(菱沼和幸君) その3つのポイント、非常に重要だと思います。その3つのポイントをしっかり命に刻みながら、この事業を1日も早く完成できるように、市長としてリーダーシップを発揮していただきながら進めていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。  以上で私の質問を終わります。 427 ◯委員長(山本 進君) 以上で質疑を終結いたします。  これより、各会計予算案に対する討論を行います。  討論は、挙手により、これを許します。  討論はございませんか。  小松委員。 428 ◯委員(小松豊正君) 日本共産党の小松豊正です。  まず、議案第1号、平成30年度石岡市一般会計予算について、反対討論を行います。  第一に、財政調整基金が毎年ため込まれていますが、有効に活用されていないことを指摘しなければなりません。平成28年度末現在の財政調整基金残高は30億3,562万2,000円となっています。合併当時の2倍以上に膨れ上がっています。  国保の県広域化による国保税の値上げが心配されましたが、据え置かれました。また、第7期介護保険料も、発足以来初めて据え置かれました。それでも、国保税も介護保険料も高く、生活を脅かしています。財政調整基金残高のわずか4.28%、1億3,000万円あれば、とりあえず国保税を1世帯1万円引き下げることができます。また、年金が下がる中で、介護保険料は高く、しかも多くの方々には天引きされています。これでは生活費に回るお金が減り、生活が苦しくなる一方です。物を買う力も弱くなるので、地域経済も冷え込むことになります。  なぜこのような市民が一番苦しんでいるところに、ため込んだ財政調整基金を使わないのでしょうか。このような予算に賛成することはできません。  第二に、石岡市の実情に合った地域経済の活性化対策が予算化されていないことです。住宅修繕・リフォーム助成制度のように、全国や県内で試され済みの地域経済を活性化させる具体的政策が織り込まれておりません。事業費の2分の1になる社会資本整備総合交付金を含めて、1,200万円の住宅リフォーム・修繕助成制度を石岡市でも確立することができます。  木の住まいづくり推進事業、これは新しく住宅をつくる人が対象で、その経済効果は限定的です。  地域経済の活性化対策が不十分な中で、商工費は7億298万9,000円で、構成比が前年度1.7%から、平成30年度は2.2%と少し上がりましたが、コンサルタントにさまざまな調査を依頼することが含まれておりますけれども、具体策が不十分で、地域経済の活性化にほど遠い内容となっています。  第三に、その反面で、莫大な支出を伴う新たな大規模工事に踏み出す予算になっていることです。その1つは、新広域ごみ処理施設工事の負担金で、霞台厚生施設組合への予算(負担金衛生分)支払いの中に含めて、6億6,794万1,000円と、前年度2億8,821万8,000円の2.3倍となっています。新処理施設建設を住民の十分な理解なしに強行しようとしていることは、認めることはできません。  2つ目には、上曽トンネル工事の再開のため、工事費約100億円の再開に5,000万円、予算化されていることです。最近の経済情勢、交通情勢の変化を市として調査することなく、また、関係住民の同意が不十分な中で、県道を市道に変更して合併特例債を使い市が借金するなど、道理に合わないと言わなければなりません。  第四に、懸案だった2つの課題、高過ぎる東地区公民館の年614万4,000円、月にして51万2,000円の借地料、及び住宅新築資金貸付金等元利残高が3億円以上も未回収であることは問題です。  第五に、費用弁償と政務活動費交付金についてです。議員は、毎月の報酬のほかに、会議に出席するために1回2,000円の費用弁償が支給されますが、市民の理解が得られるものではありません。全国的には費用弁償を廃止する方向に進んでいます。直ちに廃止すべきです。また、政務活動費交付金は、毎月1人の議員当たり1万2,500円で、年間15万円、22人の議員で総額330万円の政務活動費交付金は、適切に減額すべきです。  以上で、議案第1号、平成30年度石岡市一般会計予算についての反対討論といたします。  次に、議案第2号、平成30年度石岡市国民健康保険特別会計予算に対する反対討論を行います。  国保税が高過ぎて、払おうにも払えない市民が増えています。国保の広域化による国保税の値上げが据え置かれることになりましたが、さらに財政調整基金の一部を取り崩すなど、一般会計からの繰り入れを増やして、国保税の引き下げを行うべきです。  そのように予算化されていないことを指摘して、議案第2号、平成30年度石岡市国民健康保険特別会計予算に反対する討論といたします。  次に、議案第7号、平成30年度石岡市介護保険特別会計予算に反対する討論を行います。  第7期介護保険事業計画において、被保険者の保険料が据え置かれましたが、今、年金が削られている中で、天引きされると生活に回すお金が少なくなり、個人消費を抑え、地域経済にも悪影響を及ぼしています。介護労働者の待遇改善はこれからの課題となっています。このような状況を生んでいる介護保険特別会計予算に賛成することはできません。  介護保険料を下げてほしい、安く入れる介護施設をたくさんつくってほしい等の市民の切実な要望を実現していくために、国・県からの支出金の増額を求め、市としては財政調整基金などの一部を取り崩して、一般会計からの繰り入れを行うことを強く求めて、平成30年度石岡市介護保険特別会計予算に反対する討論といたします。  次に、議案第9号、平成30年度石岡市後期高齢者医療特別会計予算に反対する討論を行います。  後期高齢者医療制度は、75歳以上のお年寄りをほかの医療制度から切り離して、独自の医療保険としたもので、年を追うごとに医療費が増え、保険料が上がっていくことが想定されます。  平成30年度と31年度については、関係住民の方々、また、日本共産党地方議員団は県広域連合が、57億5,000万円の積み立てを保有していることを明らかにして、保険料は据え置かれることになりました。しかし、値下げはしませんでしたので、この議案に賛成することはできません。  今、特に75歳以上の低所得者のお年寄りが苦境に立っているのは、国の政策に問題があります。県の広域連合にも保険料の引き下げに応じない責任がありますが、直接保険料を集め、県広域連合に納入しているのは市の行政の仕事になっています。  よって、私は政府に対して、後期高齢者医療制度を廃止し、もとの老人保健制度に戻すことを強く求めて、委員第9号、平成30年度石岡市後期高齢者医療特別会計予算に反対する討論といたします。  以上、委員各位の賛同をお願いいたしまして、私の反対討論といたします。 429 ◯委員長(山本 進君) ほかに討論はございませんか。                  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 430 ◯委員長(山本 進君) 討論なしと認め、以上で討論を終結いたします。  これより、採決に入ります。  初めに、議案第1号、平成30年度石岡市一般会計予算を採決いたします。  本案は起立により採決いたします。  本案は原案可決すべきものと決することに賛成の諸君の起立を求めます。                    〔賛成者起立〕 431 ◯委員長(山本 進君) 起立多数であります。よって、本案は原案可決すべきものと決しました。  次に、議案第2号、平成30年度石岡市国民健康保険特別会計予算を採決いたします。  本案は起立により採決いたします。  本案は原案可決すべきものと決することに賛成の諸君の起立を求めます。                    〔賛成者起立〕 432 ◯委員長(山本 進君) 起立多数であります。よって、本案は原案可決すべきものと決しました。  次に、議案第7号、平成30年度石岡市介護保険特別会計予算を採決いたします。  本案は起立により採決いたします。  本案は原案可決すべきものと決することに賛成の諸君の起立を求めます。                    〔賛成者起立〕 433 ◯委員長(山本 進君) 起立多数であります。よって、本案は原案可決すべきものと決しました。  次に、議案第9号、平成30年度石岡市後期高齢者医療特別会計予算を採決いたします。  本案は起立により採決いたします。  本案は原案可決すべきものと決することに賛成の諸君の起立を求めます。                    〔賛成者起立〕 434 ◯委員長(山本 進君) 起立多数であります。よって、本案は原案可決すべきものと決しました。  次に、議案第3号、平成30年度石岡市下水道事業特別会計予算、ないし議案第6号、平成30年度石岡市霊園事業特別会計予算、議案第8号、平成30年度石岡市介護サービス事業特別会計予算、議案第10号、平成30年度石岡市水道事業会計予算の計6件を一括して採決いたします。  お諮りいたします。  本案はいずれも原案可決すべきものと決することにご異議ございませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 435 ◯委員長(山本 進君) ご異議なしと認め、さよう決しました。  以上で当委員会に付託されております案件の審査は全て終了したわけでありますが、これらにかかわる委員長報告については、委員長にご一任願いたいと思います。  これにご異議ございませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 436 ◯委員長(山本 進君) ご異議なしと認め、さよう決しました。  以上で、予算特別委員会を閉会いたします。  ご苦労さまでした。                   午後 5時14分閉会            ───────────────────────         石岡市議会委員会条例第60条の規定により署名する。             臨時委員長    鈴 木 行 雄             委 員 長    山 本   進 Copyright (c) ISHIOKA CITY ASSEMBLY MINUTES, All rights reserved. ページの先頭へ...