日立市議会 2014-03-10 平成26年第1回定例会(第2日目) 本文 開催日: 2014-03-10
このままでは財政再建団体に陥ってしまうと危機感を募らせ、医療費適正化に向けて国民健康保険加入者のレセプトのデータベース化に乗り出しました。 まず、1点目に、患者が処方された医薬品や診療内容を把握、独自に分析し、医療費削減に効果があるとされる患者を対象に、先発医薬品を安価な後発医薬品に切り替えた場合の負担減額を通知しました。
このままでは財政再建団体に陥ってしまうと危機感を募らせ、医療費適正化に向けて国民健康保険加入者のレセプトのデータベース化に乗り出しました。 まず、1点目に、患者が処方された医薬品や診療内容を把握、独自に分析し、医療費削減に効果があるとされる患者を対象に、先発医薬品を安価な後発医薬品に切り替えた場合の負担減額を通知しました。
平成19年度を初年度とする第4次行財政改革においても、効率的な事務事業の展開とともに、市債発行の抑制や経常費の削減などに鋭意努力をされておりますが、自治体の将来を左右する財政のかじ取りを誤れば、本市においても財政危機に、さらには、財政再建団体へも転落しかねません。
総務省は、財政再建団体制度が、夕張市問題で十分に機能しなかったことを踏まえ、その問題点を改善するため、昨年の平成19年6月、財政健全化法を成立させ、12月には、破綻状態の財政再生と、黄色信号を示す早期健全化の2段階での自治体財政をチェックする4指標の数値基準を発表いたしました。
夕張市は産炭地として発展してきましたが、1960年代以降、エネルギー事情の変化により、炭鉱閉山が相次ぎ、その後の観光振興などへの許容範囲を超えた財政支出や会計間、年度間における不適切な会計処理などにより膨大な赤字を生じ、本年3月に財政再建団体へ移行いたしました。
財政再建団体に陥らない改革と決断をすべきであると考えます。日立市の将来に禍根を残さない施策展開が必要であります。行革の積極的な推進による経常経費の削減を強力に進めることが重要であると思います。執行部が一丸となって取り組むことを要望いたします。 都市基盤整備の中の道路整備についてであります。
これをいつまでも放置しますと、自らの金の使い道を自らの意思で決められない財政再建団体に陥るわけであります。ここまで日立市の懐具合をざっと説明したわけでありますが、本日傍聴されている方々を含め、市民の皆さんにどこまで理解されているとお思いでしょうか。 樫村市長は、施政方針の中で、これからのまちづくりについて市民や企業にともに働くという意味の協働を呼びかけております。
知事は、この危機的状況に瀕している県財政に対し、「あらゆる手段を講じて財政再建団体への転落を回避したい」と表明し、「行財政改革大綱を見直して、新たに策定した財政再建プランに沿って、不退転の決意で行財政改革をなし遂げ、分権時代にふさわしい行財政基盤を構築していきたい」と、行財政改革の必要性を訴えておりました。
茨城県も平成11年度末の県債残高は単年度の一般会計をはるかに超える1兆3,000億円程度まで増加する見込みで、平成10年度も300億円を超える財源不足を財政調整基金、県債管理基金等の一般財源基金によって補うなど、綱渡りの財政運営を余儀なくされており、財政再建団体への転落を回避するため、この2月に平成12年度から平成14年度までを再建期間とする茨城県財政再建プランを策定し、歳入歳出の大胆な見直しと改革
茨城県の予算は、厳しい歳入状況の中から財政再建団体転落への回避努力をしつつ、基金を取り崩し、総額約1兆760億円で、3年連続のマイナス予算となっており、これまた厳しい状況にあります。 このような状況の中、日立市の予算は、重要課題への積極的な取り組みと明るい未来への布石となるための予算、言いかえれば将来への種まき予算として、一般会計約616億円余が編成されているわけであります。
今、全国の地方自治体に目を向ければ、大阪府、神奈川県などにおいては、平成9年度決算において経常収支比率が100%を超えているという非常事態であり、財政再建団体に転落の危険性をはらんでおり、地元茨城県においても90.6%と全国ワースト15位にランクされております。
私は、日立市の財政状況は、財政再建団体に指定されるような極端に悪化しているわけではなく、今のうちに適切な手を打つことが必要な時期にあるということが言えるかと思います。今こそ役所の仕事に徹底したコスト意識を持たせ、役所の体質改善を図りながら行財政改革を進め、スリムで強靱な役所につくり変えていくことが要請されていると考えるものであります。
函館の例は、正直言いますと、函館が財政再建団体になりまして非常に厳しい環境になったことも踏まえて、一段と厳しいリストラといいますか、行政改革をしたということでございまして、その場合、今、御指摘のように、民間の第三者機関も入れて、血みどろになって努力したという経過についても私どもも十分承知しております。