大子町議会 > 2023-06-07 >
06月07日-03号

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  1. 大子町議会 2023-06-07
    06月07日-03号


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    令和 5年  6月 定例会          令和5年第2回大子町議会定例会議事日程(第3号)                     令和5年6月7日(水)午前10時開議 日程第1 一般質問本日の会議に付した事件 議事日程のとおり出席議員(12名)      1番  飯村 剛君     2番  川井正人君      3番  福田祥江君     4番  菊池富也君      5番  須藤 明君     6番  菊池靖一君      8番  大森勝夫君     9番  金澤眞人君     10番  齋藤忠一君    11番  鈴木陸郎君     12番  藤田 稔君    13番  野内健一君欠席議員(1名)      7番  中郡一彦君地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名   町長        高梨哲彦君   副町長       赤津康明君   教育長       松本成夫君   会計管理者会計課長                               町島弘幸君   総務課長      藤田隆彦君   まちづくり課長   齋藤弘也君   財政課長      飯岡隆志君   税務課長      菊池寿彦君   農林課長兼農業委員会事務局長    観光商工課長    田那辺 孝君             小室 学君   建設課長      鈴木明男君   福祉課長      鈴木大介君   健康増進課長    高林健一君   生活環境課長    江尻邦彦君   町民課長      内田さち子君  教育委員会事務局長 山崎仙一君   水道課長      飯泉公一君   消防長       鈴木一宏君職務のため出席した者の職氏名   事務局長      塩田康子    書記        菊池正人 △開議 午前10時00分 △開議の宣告 ○議長(菊池靖一君) ご報告いたします。ただいまの出席議員数は12人です。 定足数に達していますので、直ちに本日の会議を開きます。--------------------------------------- △諸般の報告 ○議長(菊池靖一君) 地方自治法第121条第1項の規定により、町長、副町長、教育長、会計管理者総務課長ほか関係各課長、局長、消防長の出席を求めています。---------------------------------------議事日程の報告 ○議長(菊池靖一君) 日程はお配りしたとおりです。---------------------------------------一般質問 ○議長(菊池靖一君) 一般質問を行います。--------------------------------------- △須藤明君 ○議長(菊池靖一君) 5番、須藤明君の一般質問は、本人の申告により30分以内です。 須藤明君の一般質問を許します。 須藤明君。     〔5番 須藤 明君 登壇〕 ◆5番(須藤明君) おはようございます。議席番号5番の須藤明です。 議長の許可を得ましたので、通告書に従いまして質問したいと、そのように思っております。 まず、1つ目は防犯対策について、そして2つ目は文化財について、この2項目について質問します。 初めに、防犯対策について質問をいたしたいと思います。 5月23日の茨城新聞に掲載されておりました。大きく掲載されておりました。県内の偽電話被害4億6,000万円、2022年の偽電話、詐欺の発生状況の発表がありまして、認知件数は前年比でほぼ横ばいとなったが、しかし、被害額は4億6,000万円を上回っていて、依然として高い水準で推移していると、そのような記事が載っておりました。また、別の新聞によると、県内では自動車窃盗事件も多発していて、乗用自動車貨物自動車、トラクター、建設用重機等の順に多く、県警では車両への盗難防止対策を呼びかけていると、そのような記事も載っておりました。この大子町を見ると、交通事故件数というのは昨年の1.3倍に増えているんだということであります。刑法犯総数は16件発生しており、前年同期と比べて7件増えていると、そのような新聞報道もございます。 犯罪は景気に左右されるとも言われております。世の中の景気が悪ければ犯罪が多くなる、そのようなことも言われております。昨今の世の中を見ますと顕著に表れている、そのように感じるわけであります。また、それを見て模倣犯が出る、そのような連鎖になっているんだろうと、そのようなことを感じるわけであります。町民の皆さんが安心安全に生活を送るためには、不安を払拭する迅速な対応が求められていると、そのように思います。 そこで、まず初めにお伺いをしたいと思います。防犯灯がございますが、防犯灯は夜間の路上犯罪を抑止する目的で設置されているということですが、防犯灯の現在の設置状況についてお伺いしたいと思います。 ○議長(菊池靖一君) 財政課長。 ◎財政課長飯岡隆志君) それでは、須藤議員のご質問にお答えいたします。 須藤議員がおっしゃるように、夜間における町民の安全や犯罪被害未然防止を目的に設置している防犯灯の状況でありますが、5月末の状況で申し上げますと、町全体で2,289基設置しているところであります。 この設置パターンは3種類となっております。1つ目は町が直接管理している防犯灯で1,556基、2つ目として地区が管理している防犯灯で654基、そして、このほか道路照明灯がありまして、その設置基数は79基となっているところであります。 ○議長(菊池靖一君) 須藤明君。 ◆5番(須藤明君) 今の課長の答弁によると町全体で2,289基があるんだと、その中に防犯灯が64基ということであります。それで間違いはないですか。 ○議長(菊池靖一君) 財政課長。 ◎財政課長飯岡隆志君) ご説明がちょっと私が下手だったのかもしれません。 防犯灯を直接町が管理しているものが1,556基で、地区で管理されているものが654基であります。 ○議長(菊池靖一君) 須藤明君。
    ◆5番(須藤明君) 失礼しました。分かりました。 654基というのは、地区で管理しているということでよろしいですね。 それで、今回、地区防犯灯電気料の補助金の補正が提案されております。これはこの防犯灯654基の地区で管理している防犯灯、これの電気料金の増額補正ということで理解してよろしいですか。 ○議長(菊池靖一君) 財政課長。 ◎財政課長飯岡隆志君) ただいまのご質問でありますけれども、通年ですと1基当たり1,300円の補助という形で地区にお出ししておりますけれども、昨今の電気料金の値上げ等に伴いまして、実質負担額がないように補正するものであります。 ○議長(菊池靖一君) 須藤明君。 ◆5番(須藤明君) 分かりました。 防犯灯というのはやはりこれだけ設置すればもう絶対大丈夫だと、なかなかそこまでいくというのは不可能かなと思うんですよね。当然、今の状況の中では、防犯灯を設置してほしいという部分は大いにありなのかなと。地区に入っていくと、やはり防犯灯、街灯なり防犯灯なりの間を見ると、非常に暗いところも多い。そういうふうな部分の中で、各地区から要望があった場合、どのような流れで設置をされていくのか、お聞きしたいと思います。 ○議長(菊池靖一君) 財政課長。 ◎財政課長飯岡隆志君) ただいまのご質問であります、各地区の要望から設置までの流れというところでありますけれども、地区の区長さん、あるいは自治会等、代表の方が町へ申請にまいります。補助の対象経費は、現在LED防犯灯の購入費、これと取付工事費ですね。また、既存設置の蛍光灯からLED化を行うものまでを対象としております。そのことで、それを目的に地区の代表者の方、あるいは自治会の代表者の方が財政課のほうまでいらしていただくんですが、設置する場所を設定していただいて交付するものでありますが、この交付の内容としましては、補助金という形で防犯灯1基当たり補助対象経費の2分の1、または限度額2万円と定めております。そうしてから、町では業者を選定し、設置される地区へ補助金という形で支出しているところであります。 ○議長(菊池靖一君) 須藤明君。 ◆5番(須藤明君) 分かりました。そうすると、2分の1の補助、そして2万円を限度というようなことで整備のほうをしているということで分かりました。 そうすると、そのためのこの費用、2分の1の費用を捻出するわけですが、これは防犯灯整備支援事業の、今年度であれば40万円の予算を組んでおりますが、この中で支出していくということで理解してよろしいですか。 ○議長(菊池靖一君) 財政課長。 ◎財政課長飯岡隆志君) 議員がおっしゃるように当初予算で40万円と設定して予算計上させていただいております。その年度によって、地域からの要望の基数は変化があります。そのため補正も考えておりますけれども、ここ近年の動きですと、令和4年度については7地区から20基の要望がありました。令和3年度については10地区から16基の要望があったものです。また、令和2年度につきましては6地区から14基の要望がありまして、おおむね当初は40万円で予算を計上しているところであります。 ○議長(菊池靖一君) 須藤明君。 ◆5番(須藤明君) 分かりました。 町全体の地区で管理している防犯灯というのは、ただいまも答弁があったように654基だということなんですが、これは各地区9地区あると思うんですよね。佐原地区から黒沢地区生瀬地区宮川地区大子地区袋田地区上小川地区下小川地区、そして依上地区と、9地区があると思うんですが、9地区全体の防犯灯というのは654基ということで分かったんですが、それぞれの地区の防犯灯、地区で管理している防犯灯の数というのは、財政課のほうでは確認というか、把握しておられるんですか。 ○議長(菊池靖一君) 財政課長。 ◎財政課長飯岡隆志君) ただいまのご質問でありますけれども、地区防犯灯654基の地区別の内訳ということであります。答えとしましては、地区別数までは把握していないというところであります。 町の防犯灯の役割としまして、夜間の町民の安全及び犯罪被害未然防止のため、各地区において必要な箇所に設置されているものでありますけれども、その地区の道路環境として、国道、あるいは県道の多寡によりまして防犯灯の必要性が異なるとした背景がありまして、町の把握状況としては路線で管理しておりまして、今後につきましては、議員おっしゃるように地区別につきましても整備してまいりたいと考えております。 ○議長(菊池靖一君) 須藤明君。 ◆5番(須藤明君) その一つ、全体的な数字は分かっているということなんですが、その中の依上地区をちょっと取り上げさせていただきたいと思うのですが、防犯灯のLED化年次計画というのが依上地区では作っておられるんですね。こういうLED化年次計画書というのがございまして、これは蛍光灯からいわゆるLED化にしていくというような計画なんですが、こういった計画というのはほかの地区などにもあるんですか。 ○議長(菊池靖一君) 財政課長。 ◎財政課長飯岡隆志君) ただいまのご質問ですが、LED化を進めている地区でありますけれども、令和3年度では頃藤の一部と下小川全地区で組織しております防犯協会西金支部において、これは地区管理じゃなくて、町が管理している防犯灯109基につきましてLED化への改修要望がありました。このLED化改修工事の費用の一部につきましては、同防犯協会西金支部から現金50万円の寄附を受けまして、それを充当財源として活用し、改修工事を実施した経緯があります。 ○議長(菊池靖一君) 須藤明君。 ◆5番(須藤明君) そうすると、全体的に聞きますと、直接その防犯協会なり地区で整備したというのは、今のところはないというようなことでありますが、この依上地区の防犯灯は今96基あります。このLED化計画は令和4年度から始まりました。それで、毎年10基の防犯灯をLED化するということでの計画であります。したがいまして、最終年度は令和14年度であります。10年かけて整備をする計画ということなんですね。そうすると、初年度、令和4年度については2分の1の補助が町から受けられたということでのお話は聞いておりますが、今度の電気料金増額補正はそれぞれの地区にとっても本当にありがたい話だなというふうには思います。 年間数十件の球切れ交換とか器具の点検、地区で管理している別の電灯の電気代等があると思うんですが、地区で負担する額も人口減少によって少しずつ増えているというようなこともあります。10年と言わずに、もう少し短い期間でこのLED化が整備できるような、そういう町の支援、いわゆるその補助金の増額も含めて考えはないんでしょうか。お聞きしたいと思います。 ○議長(菊池靖一君) 財政課長。 ◎財政課長飯岡隆志君) ただいまご質問のLED化に対する補助の手厚い支援ということでありますけれども、地区防犯灯でありますが、行政区、あるいは町内会、組合、防犯協会各支部、また連絡班など、それぞれの組織が自主的に設置及び維持管理をしているものと認識しております。 大子地区防犯協会依上支部につきましても、先ほどご説明しました、この大子町防犯灯整備支援事業補助金制度をご活用いただきまして、LED化を図っていただきたいと考えております。 また、須藤議員ご要望の支援につきましては、今後このほかの組織との兼ね合いも考慮しまして、検討してまいりたいと考えております。 ○議長(菊池靖一君) 須藤明君。 ◆5番(須藤明君) ぜひ検討していただきたいなというふうに思っております。 地域の人とも話をすると、やはりLED化に向けて早くこの整備をしてほしいんだというような、切実なお話も聞いております。隣の町や市のことを言うのも失礼かと思うんですが、那珂川町とか大田原市のほうでは、やはりLED化でもうかなり整備が進んでいるというようなお話も聞きます。 やはり今回の補正というのは本当にありがたいお話だなと思うのですが、根本的な解決というのは、LED化して明るく長持ちして電気代を少なくする、電気代をかけない方法に変えていくことだと、そういうふうに思うんですね。それは長い目で見れば、結局はプラスになる話じゃないかなというふうに思いますので、今課長が言われたように検討していただきたいなということで、次に移りたいと思います。 防犯カメラの設置については、プライバシーの保護の観点から慎重に行うべきという意見もあります。一方で、犯罪抑止や犯人検挙等の側面での効果も得られることから、今後、防犯カメラの設置拡充というのは避けて通れないというふうに考えます。 そこでお聞きします。 町内に設置されている防犯カメラ設置状況、設置数についてお伺いしたいと思います。 ○議長(菊池靖一君) 生活環境課長。 ◎生活環境課長江尻邦彦君) ご質問にお答えいたします。 町内における公道等への防犯カメラの設置でございますが、町で設置いたしました防犯カメラは、令和4年度末現在で16基の設置でございます。このほか、大子地区防犯協会において1基設置してございますことから、私どもが管理する防犯カメラは全部合計で17基でございます。 ○議長(菊池靖一君) 須藤明君。 ◆5番(須藤明君) そうすると、全体に17基の防犯カメラが今現在設置されているということでありますね。そうすると、17基の中で、なかなか申し上げられないのかもしれないんですが、話できないのかもしれませんが、設置場所などはどういうふうな形で設置されているのか、もし差し支えなければ、差し支えがあれば結構です。 ○議長(菊池靖一君) 生活環境課長。 ◎生活環境課長江尻邦彦君) ご質問にお答えいたします。 地区別ごとということでお答えさせていただきますが、防犯協会分を含めますと、大子地区で5基、依上地区で1基、佐原地区で2基、黒沢地区で1基、生瀬地区で2基、袋田地区で3基、上小川地区で3基となっております。 ○議長(菊池靖一君) 須藤明君。 ◆5番(須藤明君) 大体、全体的にこういうふうに17基がそれぞれの地区で設置されていると。台数に違いはありますけれどもね。そういうふうな中で、今年度の町の防犯カメラ設置予算が437万4,000円計上されております。その設置数や設置場所についてお伺いしたいと思います。 ○議長(菊池靖一君) 生活環境課長。 ◎生活環境課長江尻邦彦君) お答えいたします。 今年度の設置予定箇所につきましては、依上地区に1基、宮川地区に1基、下小川地区に1基、合計3基を設置予定でございます。 以上です。 ○議長(菊池靖一君) 須藤明君。 ◆5番(須藤明君) そうすると、依上、宮川、それから下小川と、3か所に設置するというようなことでありますが、町は、防犯カメラの設置について、今後、継続して整備していく、そういう考え方はあるのかどうか、お聞きしたいと思います。 ○議長(菊池靖一君) 生活環境課長。 ◎生活環境課長江尻邦彦君) お答えいたします。 まず、現在の防犯カメラの整備計画でございますが、令和2年度に大子警察署から提出いただいた防犯カメラの設置の要望書を基に、毎年、大子警察署と検討、協議を行いながら事業を進めているところでございます。 設置個所の選定に係る考え方といたしましては、まず、学校施設周辺、その後、他の市町村からの流出入が確認できる主要な幹線道路や常陸大子駅周辺への設置を優先して進めてきているところでございます。 また設置に関しましては、カメラ1基当たり設置費用の2分の1、上限30万円までとなる茨城県の補助事業、茨城県警察街頭防犯カメラ設置費補助事業を活用いたしまして、設置に係る財政負担の軽減に努めているところでございます。 ○議長(菊池靖一君) 須藤明君。 ◆5番(須藤明君) 令和5年に入りまして5か月が過ぎたわけでありますが、冒頭申し上げましたとおり、県内では交通事故件数の増加、自動車等偽電話詐欺等が増加傾向にあるということであります。また、大子署管内においては、依上地区において、真夜中の建物火災があったり、依上地区や黒沢地区での空き家が荒らされるという事件、自販機が荒らされる、集会所の室外機が盗まれる、そういうふうな事件が、今まで考えられないようなことが起きているわけですよね。 そういうことを考えれば、昨日もテレビに紹介されたというようなお話もちょっと聞いてはおりますが、空白ゾーンを解消するということが目的ではありますが、そういった幹線道路から枝分かれするような交差点や分岐点、そういうところにカメラを設置して、そういう協議が警察と行われたときに、地元からもこういうところに設置してほしいというようなお話をいただいていることも、テーブルに乗せて議論してほしいなと。警察のほうとも、そういうところの議論をしながら設置というものを考えてほしいなと思うのですが、いかがですか。 ○議長(菊池靖一君) 生活環境課長。 ◎生活環境課長江尻邦彦君) お答えいたします。 議員ご提案のとおり、事件や事故等の被害が発生した地域、また幹線道路から分岐する交差点などに優先的に設置することも、今後の防犯カメラ設置場所を選定する上では参考になると考えておりますので、引き続き、適正な配置計画について大子警察署と協議して進めてまいりたいと考えております。 ○議長(菊池靖一君) 須藤明君。 ◆5番(須藤明君) 地域の方々が不安を抱いておりますので、払拭する意味でも迅速な対応をお願いして、次に移りたいと思います。 前回のおさらいなんですが、昔、常陸国二十八番札所の自在院というお寺が依上にございました。今は廃寺になっていると。どのようないきさつで移されたのか分からないんですが、准胝観世音菩薩という仏像がその自在院から下金沢の、今、性徳寺のほうに安置されているということであります。ほかに不動明王、それから毘沙門天の仏像があり、これらも自在院から移されたものではないかと、そのようなお話もあります。平安から鎌倉時代のものではないかというお話もあります。資料等がないので、なかなか分からないという住職のお話もあります。どのような進め方をしていくのかということを質問しましたら、教育委員会事務局の中で検討している段階であると、そのような答弁をいただきました。どのように検討されているのか、お伺いしたいと思います。 ○議長(菊池靖一君) 教育委員会事務局長。 ◎教育委員会事務局長(山崎仙一君) ご質問にお答えいたします。 性徳寺にあります仏像につきましては、昨年4月に須藤議員から文化財に指定できないかというお話をいただきました。そのため、昨年の5月に教育委員会事務局の職員が性徳寺を訪問し、仏像について確認を行いました。 その後の状況でありますけれども、茨城県立歴史館の学芸員に依頼をしまして、昨年10月に仏像について調査を行いました。その折、学芸員の方から、中国美術に詳しい方による調査が必要であるというご意見をいただきました。調査を進めるためには予算措置が必要となるため、昨年度はそこまでの調査となりましたけれども、令和5年度におきまして、中国美術に詳しい方による調査を行うための準備を現在進めているところでございます。 以上です。 ○議長(菊池靖一君) 須藤明君。 ◆5番(須藤明君) 力強いお言葉をいただいたなというふうに思っております。 今からちょうど1年前ですね、質問をさせていただいて、何の連絡も今までありません。報告もありません。忘れられてしまったのかなと、そのように思っておりましたところ、力強い言葉をいただいたなと、そのように思っております。ぜひ早急に取り組んでいただきたい、そういうふうに思います。 そして、次に移ります。 今年は茨城DCが行われるということで、茨城県を全国に売り込むチャンスであるというふうに思います。以前、キャンペーンにこの文化財というものを活用してはというようなお話をしましたが、よく協議をさせていただくというお答えをいただきました。どのような協議が行われたのか、よろしくお願いしたいと思います。 ○議長(菊池靖一君) 観光商工課長。 残り2分30秒です。 ◎観光商工課長(田那辺孝君) ご質問にお答えいたします。 茨城デスティネーションキャンペーンにつきましては、町の観光の未来を開く誘客とPRの絶好の機会と捉えているところでございます。また、町内文化財につきましては、既に観光コンテンツとして活用している部分もございます。特に袋田の滝につきましては、町のみならず県の主軸となる観光資源として、茨城DCの顔としましてPR資材に活用されておるところでございます。 また、国登録有形文化財の旧槇野地小学校、大子おやき学校でございますけれども、こちらもDCの特別企画として校庭にキャンプ場を整備しまして、7月のプレオープンを目指して調整を進めておるところでございます。 また、今年度サイクリング推進事業におきましては、フォトサイクリングの開催を予定しておるところでございます。そういった中で、町内文化財につきましては様々な文化財が町内各所に点在しております状況を生かしまして、フォトスポットやチェックポイントとして活用をすることを検討させていただいているところでございます。 以上でございます。 ○議長(菊池靖一君) 須藤明君。 ◆5番(須藤明君) いろんな形で調整しているということで、分かりました。 私なりに考えますが、観光というのは、見えない光を見ることが転じて、光を見に行くことがこの観光になったと、そのような言われ方をしております。文化財はそこに存在しているだけで光を放ち、人々の心を明るくするものであります。そういうものを見に行く、その光に接していくことが観光の本来の意味だと言われております。山や川、滝、おいしい産物、祭り、文化財などなど、その光に触れて元気になること、心が明るくなること、それが観光の本質であると私はそういうふうに思っております。 しっかり対応していただきますようお願いをして、以上で私の質問は終わります。 ○議長(菊池靖一君) 5番、須藤明君の一般質問は終わりました。--------------------------------------- △福田祥江君 ○議長(菊池靖一君) 次に、3番、福田祥江君の一般質問は、本人の申告により30分以内です。 福田祥江君の一般質問を許します。 福田祥江君。     〔3番 福田祥江君 登壇〕 ◆3番(福田祥江君) おはようございます。議席番号3番、福田祥江です。 議長より質問の許可をいただきましたので、通告書に従い始めていきたいと思います。 今回の質問は、大きく分けて2つです。1つ目は避難所における要配慮者に対する体制、準備状況について、2つ目は子宮頸がん予防のための施策についてです。 では、早速1つ目の質問に入らせていただきます。 近頃、全国的に地震が多発しています。また、近年の温暖化により台風の発生件数が増加し、巨大化しやすくなっていると言われており、先日6月2日の台風でも、大子町では土砂災害警戒情報が発表されました。県内のほかの地域でも大きな被害が出ております。被害に遭われた方にはここでお見舞い申し上げます。 そして、この後、台風の発生が増える季節になってまいります。かつての災害から、いかに学んで、いかに平時より災害に備えるかが重要になることと考えます。2011年3月11日に発生した東日本大震災では、多くの高齢者や障がい者、妊産婦、乳幼児を抱えた家族、外国人なども被災しましたが、避難所のハード面の問題やほかの避難者との関係などから、自宅での生活を余儀なくされることも少なくなかったそうです。ライフラインが途絶し、食料なども不足する中、支援物資の到着や分配に関わる情報など、必要な情報が在宅の避難者に行き渡らないなどの問題が生じたと聞きます。こうした東日本大震災の課題を踏まえ、それから2年後、2013年6月に災害対策基本法が改正されました。この法の改正を受け、市町村などには避難所における良好な生活環境の確保等に努めることが求められております。 今回は、特に高齢者や障がい者、妊産婦、乳幼児、傷病者、外国人などの要配慮者と呼ばれる方々への備えについて伺いたいと思います。 まず、基幹避難所のバリアフリー化の状況を伺いたいと思います。 ○議長(菊池靖一君) 総務課長。 ◎総務課長(藤田隆彦君) ただいまのご質問にお答えいたします。 大子町の基幹避難所におけますバリアフリー化の状況でございます。指定をしております12か所ございますが、そのうち完全にバリアフリー化されている施設につきましては4施設でございます。施設の大部分がバリアフリー化となっている施設が1か所ございます。そのほか、一部のコミュニティセンターですとか、小・中学校の体育館、または校舎につきましては、玄関のスロープですとか、手すり、車椅子用のトイレが整備されていないような状況でございます。 このような状況もありますので、町の避難所運営体制としまして、各避難所に2名の職員を配置します。さらには、特別機能別消防団の協力を得まして、合計3名体制で基幹避難所の運営を構築しております。避難所での要配慮者への支援に努めているところでございます。 また、災害の状況の悪化、基幹避難所等への避難所の急増とか、要配慮者への対応が困難となる状況が発生した場合なんですけれども、二次的な避難所としまして福祉避難所、こういったところへのあっせんも視野に入れております。 以上でございます。 ○議長(菊池靖一君) 福田祥江君。 ◆3番(福田祥江君) 実際、全ての避難所をバリアフリー化する、改修するというのは難しいと思います。今、二次的な避難所というものも考えているということでしたけれども、そしたら、障がいを持った方が避難をしようとしたときに、どのようにすればよいのかというのをお伺いしたいと思います。 ○議長(菊池靖一君) 総務課長。 ◎総務課長(藤田隆彦君) ご質問にお答えいたします。 前もって、避難する際に災害対策本部等のほうに問い合わせいただくことももちろんですけれども、まずはお近くの避難所にお越しいただきまして、そこに職員がおりますので、自分の状況ですとか、配慮が必要な状況をおっしゃっていただくというのが一番かと思います。 以上でございます。 ○議長(菊池靖一君) 福田祥江君。 ◆3番(福田祥江君) 障がいのある方々も、障がいの状況とかって人それぞれだと思うので、臨機応変に対応していただけたらと思います。 それでは、次に、女性、乳幼児、高齢者などの要配慮者に対する物品の準備状況についてお伺いいたします。 ○議長(菊池靖一君) 総務課長。 ◎総務課長(藤田隆彦君) ご質問にお答えいたします。 災害時用の物品についてでございます。大子町営研修センターの空き教室ですとか、各基幹避難所に附属します防災倉庫、こちらに防災備蓄品として確保している状況でございます。 ご質問の、配慮が必要な避難者への防災備蓄品としましては、生理用品ですとか、新生児用の紙おむつ、アルファ化米、あとは使い捨ての哺乳瓶、液体ミルク、一畳マット、段ボールベッド、エアベッドなどを確保してございます。また、避難所では共同生活が強いられることになります。更衣室ですとか、授乳室、おむつ交換ができる場所など、プライバシーの配慮をしなくちゃならないような状況でございますので、ワンタッチ式のテント、それから間仕切りなども備蓄している状況でございます。 女性ですとか、乳幼児、高齢者や障がい者などの配慮が必要な方に安心して避難できますよう、各方面からの意見を取り入れながら、今後も必要な物品の確保に努めてまいりたいと考えております。 以上です。 ○議長(菊池靖一君) 福田祥江君。 ◆3番(福田祥江君) 紙おむつはあるということですが、尿取りパッドはないようですので、紙おむつより尿取りパッドの利用者のほうが高齢者などには多いと思います。また、女性用の生理用品なんですが、以前ちょっと備蓄しているのを見せていただいたことがあるんですが、サイズが1つであったと記憶しております。長時間トイレに行けないことを考えて、長時間用もご準備していただけるとよいかと考えます。 水害なのか、地震災害なのか、停電があるのかないのか、断水があるのかないのかなどのライフライン、どうなっているのか、あとは避難はどれぐらいの期間が予想されるのかなど、様々な状況によって必要なものは変わってくると思われます。 2016年4月に策定されて、昨年4月に改定された内閣府の避難所運営ガイドラインには、避難所運営委員会等、行政の審議会等において委員の3割以上は女性の参画があることが好ましいと書かれています。でも、委員であるかないかだけでなくて、女性職員や医療福祉分野の方に何があったらいいのか必要な物を検討してもらうのも有効ではないかと考えますが、その点についていかがでしょうか。 ○議長(菊池靖一君) 総務課長。 ◎総務課長(藤田隆彦君) ご質問にお答えいたします。 高齢者用の備品のお話がございました。さらには女性用品のお話がございました。こちらもご意見としてお伺いしましたので、必要な物品の確保、今後は進めていきたいと思っております。 また、災害の種類が違う場面もあります。あとは、その種別のほかの期間ということもございます。あくまでも初動段階での必要品という考え方もございますので、今後、繰り返しになってしまいますが、各方面からの意見、こういったものを聞きながら必要品の確保に努めてまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(菊池靖一君) 福田祥江君。 ◆3番(福田祥江君) そうですね、いろんな立場の方のご意見聞きながら、取り組んでいただくことを希望いたします。 次に、避難所の体制、部屋の配置などのマニュアル整備状況についてお伺いしたいと思います。 ○議長(菊池靖一君) 総務課長。 ◎総務課長(藤田隆彦君) ご質問にお答えいたします。 町では、内閣府の避難所運営ガイドラインですとか、茨城県の市町村避難所運営マニュアル基本モデル、こういったものを参考に、町独自の避難所の開設・運営マニュアルを作成してございます。 このマニュアルでございますが、避難所運営職員の配備体制を定めているほか、避難所の受入れ手順ですとか、あとは避難所のレイアウト、こういったものについて定めております。避難所の長期間の開設を想定しまして、1避難所につきまして4班体制でローテーションができるような体制で構築しております。 今後、台風シーズンですとか本格的な出水期を迎えます。このマニュアルに基づきまして、災害対策本部の構成部員、機能別消防団員を対象にしまして、避難所の開設・運営訓練を行う予定となってございます。 以上でございます。 ○議長(菊池靖一君) 福田祥江君。 ◆3番(福田祥江君) 今後ちょっと訓練とかが入ってくるということでしたけれども、配置される人員に必ず女性がいるという状況でしょうか。 ○議長(菊池靖一君) 総務課長。 ◎総務課長(藤田隆彦君) お答えいたします。 配置している人員、職員ですが、女性の方が入っているのかというようなご質問でございますが、4班編成で基幹避難所最大12か所ということで想定をしておりますので、必ずしも女性が配備できるというような状況ではないような状況でございます。 以上です。 ○議長(菊池靖一君) 福田祥江君。 ◆3番(福田祥江君) 実際には、必ず女性がというのは難しいとは思うんですけれども、そこで先ほど話しました生理用品とか尿取りパッドとか、男性職員には言い出しにくいと考える方が大勢いらっしゃると思います。物品をトイレに配置しておくとか、声に出さなくてもいいように用紙に書き込んで希望を出すとか、プライバシーに配慮した配布方法を考えていくことを希望いたします。 さらに、当然ながら、避難所によって部屋やトイレの配置が異なると思います。授乳室や女性部屋、キッズスペースとか、各避難所ごとにどのように配置するかというのは、既に決まっていらっしゃいますか。 ○議長(菊池靖一君) 総務課長。 ◎総務課長(藤田隆彦君) お答えいたします。 各避難所ごとなんですけれども、各避難所ごと部屋のスペースですとか間取りとかがそれぞれ違っております。その辺は、運営する職員任せの部分もございますが、ただいま議員からもいろいろとご意見をいただきました。この後、避難所の開設・運営訓練等もございますので、その際には要配慮者への配慮、こういった部分につきましても、職員のほうに周知してまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(菊池靖一君) 福田祥江君。 ◆3番(福田祥江君) 内閣府から出されている避難所運営マニュアルなどでは、性被害を防止するための配置の仕方とか、そういうヒントもあると思います。そして、避難所開設時は何かとばたばたすることが想定されます。それぞれの避難所で、こういう配置で運営していくというのを設定しておくと、どの職員が最初に到着しても対応が可能になるかと思います。 そして、令和2年5月に内閣府男女共同参画局より、「災害対応力を強化する女性の視点」というガイドラインが策定されておりました。その中、ちょっと私がそれをチェックさせていただいて、女性目線での備品や避難所チェックリストのほかに、授乳アセスメントシートとか、あとは多言語表記でピクトグラムを利用した部屋の案内札みたいなものなんですけれども、そういうのが出ていまして、大変参考になったところであります。自然災害は人間の力が及ばないところではあるんですが、平時の準備で災害時の困難を最小限にすること、それが大変重要であると考えます。 次に、大きな2つ目の質問に入らせていただきます。 2つ目は、子宮頸がん予防のための施策についてということで上げさせていただいております。子宮頸がんは年間1万人が罹患し、約2,800人が死亡しています。子宮体がんの発症年齢が主に50歳代なのに対して、子宮頸がんの発症率が高いのは20代後半から40代の若年層に、若年化が進んでおりまして、ちょうど妊娠や出産、子育ての時期と重なることから、マザーキラーと呼ばれています。 子宮頸がんの95%以上はヒトパピローマウイルスの感染が原因と言われており、性交渉の経験がある女性のうち50から80%はヒトパピローマウイルスに感染していると推計されています。子宮頸がんの予防には、10代からのワクチン接種による、このヒトパピローマウイルスの感染予防と、20歳を過ぎたら定期検診による早期発見、この2つの柱があります。 日本では、2013年から子宮頸がんワクチン定期接種が開始されましたが、その年のうちに副反応が疑われる症状が見られたことから、積極的勧奨が差し控えられました。しかし、最近の治験でワクチンの効果と安全性について確認でき、世界中でも広まっているということから、日本でも昨年からワクチン接種の積極的勧奨が再開されました。また、接種機会を逃した年代にもキャッチアップ接種が行われています。そこで、大子町のワクチン接種者の推移についてお伺いしたいと思います。 ○議長(菊池靖一君) 健康増進課長。 ◎健康増進課長(高林健一君) ご質問にお答えいたします。 大子町における子宮頸がんワクチンの接種者数の推移でございますが、平成30年度からですけれども、平成30年度、それから令和元年度の接種者数はありませんでした。令和2年度は1人、令和3年度は8人、令和4年度は56人となっております。 令和4年度の増加につきましては、厚生労働省が積極的な接種勧奨の再開を決定したことにより、本町で中学1年生から高校1年生に対する個別通知による接種勧奨を行ったこと、また積極的な接種勧奨を控えている間に定期接種の対象であった、平成9年度生まれから平成17年度生まれまでの女子に対して、積極的勧奨の差し控えにより接種機会を逃した方に対する公平な接種機会を確保する観点から、時限的に従来の定期接種の対象年齢を超えて接種を実施するキャッチアップの対象として通知を行ったことによるものと考えております。 ○議長(菊池靖一君) 福田祥江君。 ◆3番(福田祥江君) 2020年に9価のワクチンというのが日本でも承認されて、現在2価、4価、9価のワクチンが使用可能となりました。この2価、4価、9価の何価というのはヒトパピローマウイルスにも種類があって、多数の方が確認されています。その何種類に効くかということになりますが、型によって病気の発症の危険度が異なってきます。例えば16と18型は子宮頸がんとか、あと6型、11型は尖圭コンジローマの原因になりやすいとか言われているものです。この9価ワクチンは90%以上の子宮頸がんを予防すると言われています。また、この尖圭コンジローマにも予防効果があります。 9歳から15歳の誕生日を迎える前日までに1回目接種すれば、9価ワクチンは通常3回のところ2回で接種を完了できるということに多分今年なったと思います。それなので、積極的な接種勧奨が始まって増加に見られていますが、10代各年代の女子は、大子町の人口統計表を見ると40から50人台、キャッチアップを入れるともう少し大勢いらっしゃると思われるんですが、令和4年度で56人というところだと、まだ接種率はそれほど高くないように思われます。この件について、町の今後の方針についてお聞かせください。 ○議長(菊池靖一君) 健康増進課長。 ◎健康増進課長(高林健一君) 未接種者への対策でございますが、今年度におきましても、昨年度接種しなかった方、未接種者に対しては改めて接種勧奨のチラシ、これを個別に送っております。今後も、未接種者に対しては、接種できる期間に関して同じようにチラシ等を送って周知してまいりたいと考えております。 ○議長(菊池靖一君) 福田祥江君。 ◆3番(福田祥江君) マスコミなどの副反応の報道で、不安に思う方がいらっしゃるのは想像できますが、世界での接種率を見ると、ちょっと古いデータで2011年から2014年ということなんですけれども、コロンビア、マレーシアでは87%、イギリスでは86%、デンマーク82%、スウェーデン80%、2019年の日本では僅か1.9%となっております。子供たちの将来のために、我々大人がどのような行動を取るかというのが問われていると考えます。 次に、ワクチンと並行して重要である、子宮頸がん検診の受診者数をお伺いいたします。 ○議長(菊池靖一君) 健康増進課長。 ◎健康増進課長(高林健一君) 子宮頸がん検診につきましてですけれども、20歳から79歳の方を対象に、集団、それから医療機関検診により実施をしております。ご質問のありました検診受診者の推移でございますが、平成30年度547人、令和元年度549人、令和2年度400人、令和3年度526人、令和4年度565人となっております。 ○議長(菊池靖一君) 福田祥江君。 ◆3番(福田祥江君) 令和4年度、ちょっと微増というところでしょうか。個人で医療機関のフォローアップなどを受けている場合もあると思うので、これが全てではないと思うのですが、大子町では20歳から79歳までの女性に無料で検診を実施しています。これは体制としては非常に恵まれています。ほかの市町村の議員さんなどに聞くと、女性のがん検診をいかに補助してもらうかみたいなところで一般質問している女性議員さんなどもいらっしゃるので、これは非常に恵まれています。諸外国では検診受診率は70%を超える国も多い中、日本では44%となっていますので、この大子の非常に恵まれた状況をぜひ女性の皆様に活用していただけるような啓蒙活動などを行っていただきたいと思います。 では、最後の質問に入らせていただきます。 2020年に日本でも4価のワクチンにおいて、9歳以上の男性への適用が追加されました。女性への感染予防だけではなくて、男性自身の中咽頭がん、陰茎がん、肛門がん、尖圭コンジローマの予防効果があります。接種費用を助成できないのか、お考えをお伺いいたします。 ○議長(菊池靖一君) 健康増進課長。 ◎健康増進課長(高林健一君) 男性においてもヒトパピローマウイルスが関係している中咽頭がんや肛門がんなどがあり、ヒトパピローマウイルスワクチンの接種が有効であると考えられております。 先ほど議員からもありましたが、国内では2020年12月に、9歳以上の男性にも予防を目的として4価ワクチンが接種できるようになりました。しかし、現在のところ、各自で接種をする任意の予防接種として位置づけられております。 このワクチンにつきましては、厚生労働省の専門家の会議において、定期接種としての位置づけなどについて議論が予定をされております。接種費用が高額で保護者の負担が大きいとは存じますが、現時点におきましては国の動向を注視してまいりたいと考えております。 ○議長(菊池靖一君) 福田祥江君。
    ◆3番(福田祥江君) この4価ワクチンなんですが、既にオーストラリアでは88%、アメリカでは64%の男性が接種しているというデータがあります。現在、町で年間40から50人ほどの子供さんが産まれています。その子供たち、とても大事な存在です。ワクチン接種と検診によって、スウェーデン、イングランド、デンマークでは浸潤子宮頸がんという、進んでしまった状態の子宮頸がんが86から88%減少したというデータがあります。国の動向を注視していないで、していないでというのもちょっとおかしいんですが、大子町として健康先進地域というものを目指していただきたいなと思っております。 私ごとなんですけれども、身近な大切な人が子宮がんで亡くなったことがあります。こんな悲しい思いは本当に誰にもしてほしくない、その思いでおります。ですので、人数が少ないからできることというのもあると思いますので、男性に対するこの4価ワクチン接種、前向きに検討していただきたいと思いますが、最後に町長、いかがでしょうか。 ○議長(菊池靖一君) 町長。 ◎町長(高梨哲彦君) ご質問ありがとうございます。 今のご質問でありますけれども、ヒトパピローマウイルスに特化したご質問であると思います。対象の範囲も非常に小さくて、大子町単独の補助でもいけるのではないかというような意思の下にご質問されているのかなというふうに判断しているところでございます。 そういう中でありますけれども、この行政組織といたしましては、より幅広い年代におけるいろいろな疾病に関して、均一に補助をしていかなければいけないという大原則があると思っておるところでございます。 議員から先般ご質問をいただきました帯状疱疹だったかと思いますけれども、それに関しましても切実な問題であるというふうに認識をしているところでございます。いましばらくお時間をいただきながらということにはなるんですけれども、優先順位というわけではなくて、均一に町民に対してやはり救済をしていくべきである問題であるというふうに思っておりまして、優先順位の優劣をつけることではなくて、資金的にも、それから体制的にも、均一なサービスを行政側から町民に提供していく問題だと受け止めまして、検討してまいりたいというふうに思いますので、どうぞよろしくお願いをいたします。 ○議長(菊池靖一君) 福田祥江君。 残り1分です。 ◆3番(福田祥江君) 確かに帯状疱疹ワクチンの件もありますので、効果とか費用とかそういうことを、あとはその後の治療費のことまで考えなければいけない問題であると私自身も認識しております。私自身も勉強を深めていきたいと思いますので、これから様々な方向から検討して、私自身も勉強していきたいと思います。私の質問を終わりにさせていただきます。 ○議長(菊池靖一君) 3番、福田祥江君の一般質問は終わりました。 午前11時3分まで休憩とします。 △休憩 午前10時58分 △再開 午前11時03分 ○議長(菊池靖一君) 休憩前に引き続き会議を開きます。--------------------------------------- △藤田稔君 ○議長(菊池靖一君) 12番、藤田稔君の一般質問は、本人の申告により60分以内です。 藤田稔君の一般質問を許します。 藤田稔君。     〔12番 藤田 稔君 登壇〕 ◆12番(藤田稔君) 議席番号12番、藤田稔です。 通告書に沿って質問をさせていただきます。 まず初めに、大子まちなかビジョン全般についての質問をさせていただきます。 大子まちなかビジョンの進捗状況でありますけれども、大子町では常陸大子駅周辺の中心市街地の空洞化や人口減少、少子高齢化、令和元年東日本台風の被害等を踏まえ、国や県、町、地元商工会や学識経験者12名のメンバーで構成された、大子まちなかビジョン推進協議会の審議を経て、まちづくりの新たな指針となる、まちなかビジョンを令和3年3月31日に制定をされていました。 そのまちなかビジョンでは、防災力強化とにぎわいづくりをテーマに、防災力のあるまちづくり、にぎわいのあるまちづくり、周辺と連携したまちづくりの方針を設定して、現在まで進めてこられたかと思います。そういう中で、旧役場庁舎跡地をはじめ、周辺施設整備について伺いたいと思います。 道の駅「奥久慈だいご」については、令和3年6月に国より防災道の駅に選定されました。これまでに役場庁舎跡地において防災道の駅の要件を満たすための施設整備等が、県が主体となって町と協議を重ねて進めてきたかと思います。 先月の5月の臨時会におきまして、旧役場庁舎等の解体工事費及び物件移転補償費が示されたかと思います。その詳細について伺いたいと思います。 解体工事費の補償対象となる施設及び解体費用はどの程度になるのか、伺います。 ○議長(菊池靖一君) 財政課長。 ◎財政課長飯岡隆志君) 藤田稔議員のご質問にお答えいたします。 旧役場庁舎等解体につきましては、県の物件移転補償対象となる施設でありますが、県が整備予定の防災道の駅「奥久慈だいご」や施設内通路の計画に係る施設でありまして、旧本庁舎、旧第1・第2分庁舎、旧バス車庫、旧西側書庫、そしてその外構などであります。 なお、敷地であります、いわゆる土地につきましては、補償の対象には入っておりません。 費用につきましてですが、旧役場庁舎等の解体費用でありますけれども、県の補償対象外も含めまして、先ほど議員からご説明いただいたとおり、5月臨時議会の補正予算で計上し、その内訳としまして、施工管理業務委託につきまして1,000万円と解体工事費用3億3,900万円、事業費合計としまして3億4,900万円でご承認をいただいているところであります。 また、県から町へ支払われる物件移転補償費でありますが、旧役場庁舎等物件移転委託金といたしまして5億478万1,188円となっており、これにつきましても5月臨時議会の補正予算で計上し、ご承認いただいたところであります。 なお、解体費用につきまして、その後、進展が若干ありまして、予算は臨時議会で確保させていただきましたが、県が整備予定の施設内通路の面積で若干変わる部分がありまして、解体範囲が変更となったこともありまして、現在のところ、再設計を行い、積算の修正を実施しているところであります。見込みとしまして、解体工事費用は、計画しました90%前後と想定しております。 以上になります。 ○議長(菊池靖一君) 藤田稔君。 ◆12番(藤田稔君) 施設内道路ですか、後から整備される、その部分が変更になるということかと思いますけれども、補償対象外となる施設があるかと思うんですね。その辺についてを伺いたいと思うんですが。 ○議長(菊池靖一君) 財政課長。 ◎財政課長飯岡隆志君) 補償対象外施設ということで、今ご質問いただきました。この施設につきましては、あの敷地内で旧公用車の車庫がございました。国道沿いに面しているところです。あと、旧FMだいごの放送スタジオ、このほか県が整備予定の計画範囲を除いた外構等となっております。 以上です。 ○議長(菊池靖一君) 藤田稔君。 ◆12番(藤田稔君) 解体になるかと思うんですけれども、その辺はどんなふうに考えていますか。FMだいごとか、その辺の解体費の検討、解体費用というのは見込まれているのかどうなのか、お伺いします。 ○議長(菊池靖一君) 財政課長。 ◎財政課長飯岡隆志君) ただいまのご質問でありますが、対象外の施設の解体費用というところでありますけれども、含めまして、先ほど申し上げたとおり3億3,900万円の90%前後というところに含まれておりまして、個別詳細につきましては、議員もご存じのとおり、入札前ということでこの場では返答できませんので、よろしくお願いいたします。 ○議長(菊池靖一君) 藤田稔君。 ◆12番(藤田稔君) それでは、今回解体されて敷地がかさ上げされるかと思うんですが、国道461号からどれぐらいの高さのかさ上げを予定しているのか、伺いたいと思います。 ◎観光商工課長(田那辺孝君) ご質問にお答えいたします。 国道461号に対して、どのようにかさ上げになるかというところのご質問かと思います。現在、検討、調整している中でございますけれども、現在の国道461号線の歩道の高さをレベルゼロといたしますと、そこから約2メートル程度をかさ上げをするという予定で現在動いているところです。 以上です。 ○議長(菊池靖一君) 藤田稔君。 ◆12番(藤田稔君) それでは、2メートルの高さというと、施設内道路等もその高さよりまたさらに高くなるようなお話しを聞きましたけれども、それは後でまた質問させていただきます。FMだいごも解体されるということで、その中に第1分団の車庫も含まれているかと思うんですけれども。以前、総務課長に答弁していただいた中で、できる限り所管内に造りたいんだというようなことでありましたけれども、ここが解体されてから何年かは、今のところ浅川の敷地、浅川にある消防の車庫を借りて、そちらに移転するようなお話だったんですけれども、今後できる防災道の駅敷地内に造るというような検討はされているのかどうか、伺います。 ○議長(菊池靖一君) 消防長。 ◎消防長(鈴木一宏君) ご質問にお答えします。 第1分団第1部車庫につきましては、役場庁舎移転に伴い、旧庁舎の取壊し直前に仮移転する予定でございます。議員ご発言のとおり、昨年の9月定例会におきまして、他の施設の移転内容と併せまして、総務課より答弁したところでございます。 防災道の駅敷地内へ設置する考えはあるのかというご質問でございますが、防災道の駅整備の全体的な配置について、まだ県から示されていない状況であります。車庫移転場所につきましては、消防団員が安心して活動できる防災拠点の設置を目指し、地元消防団と調整を図りながら、町民の安全を第一に考え、設置可能性のある候補地について、役場内の関係各課とさらに調整を図ってまいりたいと考えております。 ○議長(菊池靖一君) 藤田稔君。 ◆12番(藤田稔君) できるというか、そういう見通しがなければ、もう早急に、仮じゃなく建てて、ちゃんと消防車庫を整えてやっていく。長い時間かけて検討するよりも、消防車庫が建てられる場所を設定して、そこにもう今から計画して建てていくという方法もあると思うんですが、それについてはどうですか。 ○議長(菊池靖一君) 町長。 ◎町長(高梨哲彦君) お答えいたします。 今、仮設で浅川というお話があったかと思いますが、そこも含めまして、町民を守る大事な施設でありますので、本設、仮設、期間中にとらわれず、やはり最適な場所がいいだろうということで、先ほど指示をしたところでございます。 防災道の駅は新たな計画を今、練っているところでありますけれども、それとまた並行して、消防団のほうにも安全な救出活動にすぐ出ていけるように、最適な施策を取るように指示をしておりますので、後ほど発表させていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。 ○議長(菊池靖一君) 藤田稔君。 ◆12番(藤田稔君) 町長のお話を待っておりますので、よろしくお願いしたいと思います。 次に、排水処理施設、排水ポンプ、調整池の整備について伺いたいと思います。 役場跡地に整備する排水ポンプ施設、雨水貯留施設の配置構造、概算費用等について伺いたいと思うのですが、一番心配なのは、今回の台風で取手市では3つのポンプを活用してもなかなか排水が間に合わなかったと。やはり大子町でも、役場の防災道の駅は敷地を高くして上げるので大丈夫なんですけれども、前に冠水したあの周辺の人は本当に不安だと思うんですよね。そういう話を聞くとさらに不安になってくるので、この排水の許容量はどのぐらいと出ているんですけれども、ちょっと分かりやすい範囲の中で答弁していただければと思うんですけれども。 ○議長(菊池靖一君) 建設課長。 ◎建設課長(鈴木明男君) ご質問にお答えします。 旧庁舎跡地において計画されております排水ポンプや雨水貯留施設の排水処理設備につきましては、令和元年、東日本台風の災害を踏まえまして、令和2年度に策定した中心市街地排水処理対策事業全体計画に基づき進めているところでございます。 排水処理施設の配置につきましては、整備予定地となります旧庁舎跡地で計画をしております防災道の駅や観光交流施設など複数の事業が、規模や配置、施設の内容など、こちらの検討が同時に進められておりますので、その規模や配置により配置計画が確定するため、現時点におきましては具体的な位置はお示しできないこととなっております。 次に、構造の部分になりますが、まず排水機能としまして、令和元年、東日本台風時の1時間当たりの降雨強度46ミリよりも多い54.4ミリの降雨強度で計画のほうを進めております。排水用の水中モーターポンプを2台整備する予定で現在計画をしておりますが、配置計画が決定した段階で精査を行い、公表をしていく予定であります。具体的な構造につきましては、今後実施します実施設計において検討をしてまいりたいと考えております。 ○議長(菊池靖一君) 藤田稔君。 ◆12番(藤田稔君) 先まで答弁していただこうかと思ったんですけれども、やはり私も聞いたところ、水戸気象台の発表では46ミリで、今回54.4ミリ、この設定がちょっと分からなかったんですけれども、どのぐらいですか。例えば、排水する許容量を伺いたかったんです。それが一番大事なんです。 ○議長(菊池靖一君) 町長。 ◎町長(高梨哲彦君) 藤田議員から説明を分かりやすくということで、例えば学校のプールを何分で排水するとか、そういう答えがきっと理想なんだと思うんですね。排水ポンプ車を大子町で保持しておりますけれども、あの排水ポンプ車を購入した時点で、皆様には25メートルプールを水いっぱいにした状況の中で、約3分から5分で排出すると、そういうような答えをした記憶がございます。 今回は、ちょっと防災道の駅の施設の設計を今詰めている中でありますので、先ほど申し上げました54.4ミリの降雨強度というところまでは情報は公開できるのでありますけれども、これから、より分かりやすい説明を行うために、設計を進めていく段階でその都度説明をさせていただければと思いますので、よろしくお願いをいたします。 ○議長(菊池靖一君) 藤田稔君。 ◆12番(藤田稔君) もう一点なんですけれども、排水する管が多分川のほうに出ると思うんですけれども、堤防近くまで前回来ましたので、やっぱり堤防の上からって、私が個人的に思うんですけれども、その排水する場所ですよね。フラップゲートは閉まっても上から排水できる、そういう構造になるのかどうか、それだけをお伺いします。 ○議長(菊池靖一君) 建設課長。 ◎建設課長(鈴木明男君) ご質問にお答えします。 雨水貯留施設から排水ポンプにおいて排水をします、その方法ですが、現在の既存の堤防の上に圧送管を設置しまして、押川の排水口のほうに整備をすることで検討をしております。 ○議長(菊池靖一君) 藤田稔君。 ◆12番(藤田稔君) やっぱり上から排出しないと、逆流とかそういう部分も心配されますので、その辺のやはり対応もちょっと聞きたかったものですから。 それと、今、町には排水車両があるかと思うんですね。聞きますと、排水車両も令和10年ぐらいですか、令和2年の頃からだと思うんですけれども、総額でやっぱり5,500万円と私、ちょっと先ほど聞いたんですけれども、5,500万円かけて、最終的にはそれが町の排水車になるというようなお話でありました。それも併せて使用することもできますし、あと、やはり雨水の分散処理というのも多分町で考えているかと思うんですね。6区画に分けて排水するというようなこともありますので、その辺も合わせれば、先ほど言った54.4ミリ以上になっても、分散させる部分があれば対応できるのかなというふうに思います。 ただ、今の雨量がすごい雨量になっていますので、想像もつかない雨量になりますので、一時的な雨量がね。そういう部分もありますので、本当に安心できる排水処理施設、町民にとって安心できる排水処理施設をしっかり検討して造っていただきたいということで質問させていただきました。 続きまして、国道461号のかさ上げが今回見直しされました。茨城県による事業になるかと思うんです。先ほど言いました施設内道路の計画ですが、湯の里大橋から久慈川沿いを回って湯の里公園、そして旧役場庁舎の堤防沿いに、大子駅まで抜ける施設内道路が整備される予定になっているかと思います。その道路の、2車線辺りになるのか、片方一方通行になるのか、その辺の計画というのは検討されているのかどうか、お伺いします。 ○議長(菊池靖一君) 建設課長。 ◎建設課長(鈴木明男君) ご質問にお答えします。 防災道の駅の施設内通路の整備につきましては、地域の防災性と利便性を向上し、災害時の国道461号の代替道路として、現在、防災道の駅と共に茨城県により計画が進められているところでございます。 詳細な部分につきましては、現在計画中ということでお示しはすることができませんので、よろしくお願いいたします。 以上です。 ○議長(菊池靖一君) 藤田稔君。 ◆12番(藤田稔君) まだ詳細ができないということで、計画ですけれども、いつ頃までにそれを示すことができますか。 ○議長(菊池靖一君) 観光商工課長。 ◎観光商工課長(田那辺孝君) ご質問にお答えいたします。 いつ頃までという時期的なものかと思いますけれども、現在、防災道の駅全般の計画のほうを県と進めてまいっているところでございます。議員ご説明のとおり、堤防沿いに道路が設置されまして、国道461号が水没した際の代替道路として設置するというところで進めているところです。 その時期でございますけれども、現在、その敷地のかさ上げ、また防災道の駅と隣接して造ります、現在計画しております観光にぎわい施設、またイベント広場、また芝生広場、その辺りも計画で載っておりますけれども、その辺り全体を含めましての計画ということで、県のほうから具体的にいつまでに整備計画を示しますよというところは、まだちょっといただけていない部分でございますので、ご了承いただきたいと思います。 ○議長(菊池靖一君) 藤田稔君。 ◆12番(藤田稔君) --------------------------------------------------------------------------------------------------------そういう中で、私たちもその対象者、今回対象者があると思うんですね、あの施設内道路を造る中で。そういう中で、やはりそういう人たちには1回説明があったような話を聞いたんですけれども、そういう中で、ほとんどそういう対象者に対しては理解をいただいているのかどうかというのをお伺いしたいと。そして、いつ頃、県が行ったのか、町が行ったのか、聞きたいと思います。 ○議長(菊池靖一君) 建設課長。 ◎建設課長(鈴木明男君) ご質問にお答えします。 対象者への説明ということでございますが、地域の皆様への説明につきましては、茨城県により令和4年度に地形測量の実施をしております。その際に、測量と設計を進める旨の説明のほうをさせていただいているところでございます。 以上です。 ○議長(菊池靖一君) 藤田稔君。 ◆12番(藤田稔君) 令和4年度の説明はほとんどかかる方に説明したということでいいんですか。 ○議長(菊池靖一君) 建設課長。 ◎建設課長(鈴木明男君) ご質問にお答えします。 あくまでも、湯の里公園付近のところの地形測量をするために調査に入りますというご説明をした状態でございます。 以上です。 ○議長(菊池靖一君) 藤田稔君。 ◆12番(藤田稔君) そうすると、土地のそういう部分も交渉がされないということは、まだまだ先になるということでいいんですよね。 ○議長(菊池靖一君) 町長。 ◎町長(高梨哲彦君) お答えします。 まだまだ先というわけにはいかないので、急いでやってもらう状況にはなっております。皆様にご説明をしていく中で、令和8年とか令和9年とか、いろんな話が出てきておりますけれども、なるべく調査を早くしていただいて、線形を確定して皆さんにお示しをした中で、にぎわい施設、そしてイベントホール等々は町の事業としても進めておりますので、早急な完成を目指していきたいと思います。 いつ頃になるかというお話は、多分ずっと答えないということではなくて、この後いろんな作業を進めていく中で発表する時期が来ると思いますので、来ましたらすぐ公表させていただきたいと思いますので、ご理解をお願いしたいと思います。 ○議長(菊池靖一君) 藤田稔君。 ◆12番(藤田稔君) なかなか決まってからというか、その以前に何か私たちに対して示していただけない部分があったので、そういう部分でちょっと質問させていただいたんですけれども、その施設内道路、まだ決まっていないとは思うんですけれども、平常時は施設に入る道路として、緊急時はかさ上げされるので、そこまで行く災害対策、あそこができるような場所だと思うんですけれども、かさ上げされて、そこに入れる部分でわざわざ高く造ったのかと思うんですけれども、かさ上げして。 前にも私、質問させていただいたんですけれども、道の駅、湯の里大橋から出て両側の国道118号の近辺が令和元年の台風のときに冠水したかと思うんですよね。あの辺も一緒に整備しないと、幾らこちらがしっかり整備されても、なかなかそこには行けない部分があるかと思うんですね。そういう部分の国道118号の両側の冠水した部分のかさ上げというのは、県のほうからどのように聞いているのかお伺いしたいと。 ○議長(菊池靖一君) 町長。 ◎町長(高梨哲彦君) すみません、県の事業でありますので、聞いている範囲で私のほうが答えさせていただきます。 今は多分、道の駅前の国道118号についてのご質問だと思います。現道の駅から北側、松沼橋、その先ぐらいまでは、今、茨城県のほうの無電柱化工事ということで、国道118号の高さも、この後、高くなる予定であります。その高くなった道路に松沼橋が接続していくという計画になっておりますので、旧庁舎側、それから今の現道の駅側、双方ともに対策そのものは取っているというふうに理解をしております。 ○議長(菊池靖一君) 藤田稔君。 ◆12番(藤田稔君) 幾ら施設内道路がかさ上げされても、やはり近辺の国道、そういう部分が整備されないと、そこにたどり着く部分というのはちょっと不安だったので、その辺も一緒に併せて県と調整して進めていただければなというふうな思いがしましたので、ぜひその辺もよろしくお願いしたいと思います。 5番目に入りたいと思います。 防災道の駅敷地内には、防災倉庫、防災トイレ、無電化施設、貯水槽などの防災施設が計画されているかと思います。施設の規模や配置計画について伺いたいと思います。 ○議長(菊池靖一君) 観光商工課長。 ◎観光商工課長(田那辺孝君) ご質問にお答えいたします。 防災道の駅敷地内に設置されます防災倉庫等の、いわゆる防災施設につきましては、県が主体となって整備をすることとなっております。いずれの施設も、県が進めます防災道の駅整備実施計画において、災害時の活動規模等を考慮した上で必要な能力及び数量が精査されるものと考えているところでございます。 町といたしましては、適切な施設規模、配置についてや、隣接に計画しております観光交流施設との連携、役割分担について、引き続き県との協議を継続しまして、進捗がありましたら、随時皆様にご説明を申し上げてまいりたいと考えておるところです。 以上です。 ○議長(菊池靖一君) 藤田稔君。 ◆12番(藤田稔君) 防災倉庫とか、トイレとか、そういう部分の規模とかがまちなかビジョンにはある程度示されたんですけれども、その方向で今実施される予定になっているのかどうか、伺いたいと。 ○議長(菊池靖一君) 観光商工課長。 ◎観光商工課長(田那辺孝君) 議員ご発言のとおり、まちなかビジョンの中では、ある程度の施設規模等が示されていたかと解しますけれども、実際に防災道の駅として整備します、通常駐車スペースとして使えます、そういったエリア、そういったものの規模も、観光にぎわい施設、観光交流施設との少し取り合いというのもありますので、そのあたりも含めて今後詳細な検討に入っていくということになります。 以上です。 ○議長(菊池靖一君) 藤田稔君。 ◆12番(藤田稔君) 防災道の駅でありますから、今、町のほうでワークショップをやっているのは、観光交流施設の整備等でやっていますけれども、防災道の駅でありますので、防災のほうもしっかり整えていただきたいというふうに思っています。やはり無停電化施設も造るということでありますけれども、非常発電が今まで役場にありましたよね。あの辺も一緒に併せて使用する予定になっているんですか。 ○議長(菊池靖一君) 観光商工課長。 ◎観光商工課長(田那辺孝君) 現時点でのお答えになりますけれども、旧役場庁舎に設置されておりました無停電化施設につきまして、現在のところ利用するというようなお話は伺っていないところでございます。 ○議長(菊池靖一君) 財政課長。 ◎財政課長飯岡隆志君) ちょっと加えて説明申し上げます。 旧役場庁舎で使用していた発電機につきましては、水道事業のほうで今後活用する予定がございます。 ○議長(菊池靖一君) 藤田稔君。 ◆12番(藤田稔君) 水道の事業のほうで活用するということの予定になっていると。それはよかったかなとは思いますけれども、やはりあそこには堅固な建物、観光交流施設とか、そういう部分ができますので、やはり停電になった場合、FMだいごもあそこの施設の中に入ると思うんですけれども、停電になった場合には、やはりある程度の電力がなければ、共用部分があるので、その辺もやはりしっかり計画した中で入れてもらって対応してもらえればなと。停電した場合の対応もしっかりやってもらいたいなとは思っているんですけれども、施設については今後この後質問させていただきますけれども、ある程度の規模によって防災のトイレなんかもマンホールになっているから、そこは駐車場にできるんでしょうけれども、駐車場としてのスペースというのはどのぐらいになりますか。 ○議長(菊池靖一君) 観光商工課長。 ◎観光商工課長(田那辺孝君) 駐車場としてふだん使えるというようなことで、県からお話をいただいている防災道の駅の災害時の活動スペースでございますけれども、現時点で詳しい面積まではまだ示されていない状況でございます。 旧庁舎のある部分、また湯の里公園の部分には、ヘリポートがかさ上げの上、整備されるといったところまでは情報をいただいておりまして、その部分についても駐車場としてふだんは利活用できるといったところはいただいているところです。詳しい面積、また駐車可能台数ですとか、そういったところについてはまだお示しをいただいてないところでございます。 ○議長(菊池靖一君) 藤田稔君。 ◆12番(藤田稔君) 湯の里公園もかさ上げされるということで、堤防辺りまではかさ上げされる予定になっているんですか。 ○議長(菊池靖一君) 観光商工課長。 ◎観光商工課長(田那辺孝君) 現時点の計画でございますけれども、湯の里公園におきましても、かさ上げの上、ヘリポートを設置するということでお話を伺っているところでございます。 ○議長(菊池靖一君) 藤田稔君。 ◆12番(藤田稔君) それでは、観光交流施設について、次の質問に入りたいと思います。 防災道の駅施設内には観光交流施設整備の計画がありまして、今進められているところかと思います。そういう中で、基本構想策定に向けては、今まで、先ほども言いましたようにワークショップが開催されてきたかと思います。今回、モンベルとの施設整備、運営に関する覚書を締結し、出店計画等、調整を図りながら進められているかと思います。現在の進捗状況をお伺いいたします。 ○議長(菊池靖一君) 観光商工課長。 ◎観光商工課長(田那辺孝君) ご質問にお答えいたします。 観光交流施設の現在の整備計画の進捗ということでございますけれども、現在、基本構想を策定しているところでございます。その基本構想策定に伴いまして、これまで2回の町民ワークショップを開催いたしております。施設が備えるべき機能として、どういったものが必要かといったようなテーマで皆様に話合いをしていただきまして、例えばフードコートですとか、また子供と一緒に遊べる、楽しめるスペースの設置など、そういった貴重なご意見をいただいたところでございます。 町といたしましては、かねてより検討事項でありましたFM放送局、また行政機能、足湯、ビジターセンターの設置、またサイクルステーションの移設なども、議会のほうでご提案もいただいたこともありましたので、そのあたりを併せて検討をしているところでございます。 令和5年4月から、施設の防災対応型施設の具体化業務ということで、施設の基本設計も同時に進めておるところでございまして、その基本設計と基本構想を併せて、今後お示しをしてまいりたいというところでございます。引き続き、にぎわいのあるまちづくりに向けまして、防災力と集客力のある施設整備を念頭に、関係者と調整を図ってまいりたいと考えております。 ○議長(菊池靖一君) 藤田稔君。 ◆12番(藤田稔君) この施設は2階建てぐらいになるのかどうかと、あとレイアウト、足湯とか、先ほど言いましたコミュニティFMの演奏場とか、役場の機能の出張サービスとかありましたけれども、どの辺にどういう部分を計画しているのか、分かりましたらお伺いします。 ○議長(菊池靖一君) 観光商工課長。 ◎観光商工課長(田那辺孝君) 現時点でお答えできる部分ということでご了承いただきたいと思いますけれども、現在、先ほどお話もいただきました、株式会社モンベルのほうと防災対応型の店舗の設置について、その設計について協議を行っているところでございます。 モンベルの店舗部分というところと併せまして、FMだいご、また行政機能、足湯、ビジターセンター、先ほど申し上げました機能につきましては、これまで存在しておりました必要面積のほうを基本設計の中に盛り込むように現在お願いをして、今まさに図面を書いていただいているような状況でございます。今後も進捗がありましたら、ご報告させていただきたいと思います。 以上です。 ○議長(菊池靖一君) 藤田稔君。
    ◆12番(藤田稔君) 役場機能の出張サービスがありますけれども、どのようなサービス、最低限の部分かもしれませんけれども、分かる範囲でお聞かせいただきたい。 ○議長(菊池靖一君) 観光商工課長。 ◎観光商工課長(田那辺孝君) 現在検討している中でございますけれども、役場の窓口機能、そういった部分を担える機能を持たせたいというところで考えておるところでございます。昨日の一般質問の中でもありましたけれども、行かない窓口、書かない窓口、そういったワードも出てきておりますので、より簡易に手続が取れるようなものといったようなことを目指していくことになるかと思いますけれども、必要な面積ですとか、人員の部分、そのあたりも勘案して、今後さらに検討を進めてまいりたいと考えております。 ○議長(菊池靖一君) 藤田稔君。 ◆12番(藤田稔君) この観光施設整備、交流施設整備に係る財源は、どのようなものを予定しているのかをお伺いします。 ○議長(菊池靖一君) 観光商工課長。 ◎観光商工課長(田那辺孝君) 財源についてでございますけれども、観光商工課が想定している部分といたしましては、一般財源が、テナントが入るものでございますので、ほとんどになってくるかと思います。あと、車倉庫の活用というのを考えておりまして、それにつきましては、例えば24時間使えるトイレ、そういったものを部分的には投入できるかというふうに考えているところです。 以上です。 ○議長(菊池靖一君) 藤田稔君。 ◆12番(藤田稔君) 株式会社モンベルさんのほうと覚書を締結されたということでありますけれども、その管理運営、経費負担等について協議されているかと思うんですが、その辺はまだまだ先なんでしょうか。今現在どのような状況なんでしょうか。 ○議長(菊池靖一君) 観光商工課長。 ◎観光商工課長(田那辺孝君) 現時点では、株式会社モンベルのほうとはその建物をどのように整備していこうかというところで協議をさせていただいているところでございます。 建物の規模ですとか、適切な管理者という視点も今後入ってまいりますので、そのあたりも含めて、議員のただいまのご発言にもありましたけれども、これからまさに詳細を詰めていく段階ということで、ご了承いただきたいと思います。 ○議長(菊池靖一君) 藤田稔君。 ◆12番(藤田稔君) 新しい施設ができて、観光の交流の拠点となるように、先ほど言いました、いろんな防災機能とか、そういう部分もありますので、その辺もいろんな方からご意見、町民ワークショップなどの意見も反映させていただくということでありますので、その部分も含めて、皆さん集まれる、そういう施設にしていただければというふうに思っています。 その周辺のことについて、最後にお伺いしたいと思います。 旧役場駐車場跡地の整備が今回また入っていますけれども、イベント広場、またはステージ、芝生広場の設計がありました。以前なんですけれども、新しい資料には、私がいただいた資料には入っていなかったんですけれども、スケートボード、そういう部分も入っていたかと思うんですね。それについての考えをちょっとお伺いしたいと思います。 ○議長(菊池靖一君) 建設課長。 ◎建設課長(鈴木明男君) ご質問にお答えします。 スケートボード施設の整備につきましては、令和4年度に実施しましたイベント広場周辺基本計画において、整備を検討する広場の機能の一つとして位置づけております。しかしながら、整備予定であります旧庁舎跡地につきましては、現在、防災道の駅や観光交流施設、排水処理施設などの複数の事業、こちらが規模、配置、施設の内容の検討などが同時に進められておりますので、関連事業により配置される施設のバランス等を考慮しまして、必要となる施設を精査した上で、今年度発注のイベント広場周辺の基本設計及び実績により検討をしていきたいというふうに考えております。 ○議長(菊池靖一君) 藤田稔君。 ◆12番(藤田稔君) だんだん狭くなってきて、なかなかスケートボードは造れないということなんだと思うんですけれども、やはり期待していた方がたくさんいると思うんです。やはり前も町長にも話ししましたけれども、中途半端に造るよりは、しっかりスケートボード場を別に設けて造っていただいたほうが、そちらのほうが計画の中でも、防災対応の施設なので、周辺も整備する中ではやはりそのほうがいいのかなというふうに思うんですけれども、その辺はどうでしょうか。 ○議長(菊池靖一君) 町長。 ◎町長(高梨哲彦君) まず一つ申し上げておきますが、スケートボード場はなくなったわけではございません。まだ計画の中に残っておるわけであります。そういう中でありますけれども、本格的なスポーツ施設を何か造るという意味では、やはりその当該の地ではなくて、適切な地で国際大会ができるような施設を造ることが理想ではあるというふうにお答えをさせていただいたところでありますので、このまちなかビジョンの延長線上にある今回の計画の中には、スケートボード場という、スケートボードを楽しめるようなアイテムというか、そういうものを盛り込むことはまだ残っているというふうに私は理解をしておりまして、それに代わるものがまた何か出てくれば、またその際にご報告をさせていただいたりしていきたいというふうに思っているところであります。 ○議長(菊池靖一君) 藤田稔君。 ◆12番(藤田稔君) ある程度のスケートボードのできる大きさも、皆さんで楽しめるぐらいの大きさに計画が入れば、そこで整備するということでありますから、まだなくなったということではないということで理解をさせていただきたいと思います。 それで、脇に芝生の広場が、ずっと今まで砂利がありました駐車場が変わって広場になるかと思うんですね。そういう中で、以前にも川井議員が質問したかと思うんですけれども、あそこはやはり今まで秋にはもみじ寺にたくさんのお客さんが来て、バスの停留所とか駐車場として使われてきたかと思うんですけれども、あの駐車場が芝生化されると駐車場にはならない部分があるかと思うんですね。それに代わる部分というのはどのように考えているのか、お伺いしたいと。 ○議長(菊池靖一君) 建設課長。 ◎建設課長(鈴木明男君) ご質問にお答えします。 まず、駐車場につきましては、先ほど観光商工課長のほうからもお話がありましたように、茨城県で整備をします防災道の駅の、非常時には防災拠点となるエリアのほうが、通常時は駐車場として利用ができるように計画をされております。 町としましては、今年度実施しますイベント広場の周辺の基本設計及び実施設計のほうで、駐車場について検討を進めていきたいというふうに考えております。 以上です。 ○議長(菊池靖一君) 藤田稔君。 ◆12番(藤田稔君) その辺の検討はどの辺を想定して検討しているのか、伺います。 ○議長(菊池靖一君) 町長。 ◎町長(高梨哲彦君) まさに計画中でありますけれども、今、旧庁舎を皆さんイメージしているかと思うんですが、旧庁舎の役場の職員の駐車場、そして駅側に砂利の駐車場がありまして、その砂利の駐車場というのは、年間を通していろんな駐車場として活躍をしているという状況であると思いまして、あの部分全てがマイナスになるのは、町にとっても損失ではないかというようなイメージなんではないかなというふうに思います。 今回の防災道の駅、今まで各課長が説明してくる中で、湯の里公園にあるヘリポートも、ふだんは駐車場として駐車すべき場所が提供できる。それから、今ある旧庁舎が解体されることになりますけれども、その位置も防災道の駅の駐車場として提供できるということで、私としては総数はマイナスにならないことになると予測をしております。ただ、若干東側に駐車場が寄っていきますので、駅から遠くなることは、これは致し方ない部分もあるかと思います。 それとまた、今ちょっと全然別件になりますが、まちなか、国道461号の改修というのが着々と進んでおりまして、愛宕町から近町に抜ける路線に関しては測量が入っているということであります。そちらの計画も鑑みながら、駐車場確保におきましては、全体的な面で推移をさせて見ていきたいというふうに考えております。 ○議長(菊池靖一君) 藤田稔君。 ◆12番(藤田稔君) そうですね、今までよりも、町長、マイナスにならないということでありますから、それでやはり検討していただくということは本当に大事なのかなと思いますし、芝生の広場ができれば、いろんな人や子供たちが来て、そこで遊んだり、いろんな行事もできるかと思うので、併せて駐車場の確保がちょっと不安だったものですから、その質問をさせていただきました。 今回は大子まちなかビジョン全般でありますけれども、やはり防災道の駅もこれから大きな事業でありますから、そういう部分も含めて、いろんな町民の方からご意見をいただいて、やはり大子町がにぎわいが取り戻せて、いろんな方が大子町を訪れて、そういう中で大子町に住んでみたい、住んでよかったと、そういうふうに言っていただける方が出てくるように、皆さんと力を合わせて進めていければなというふうな思いがしました。 私の質問はそれで終わります。 以上です。 ○議長(菊池靖一君) 12番、藤田稔君の一般質問は終わりました。--------------------------------------- △散会の宣告 ○議長(菊池靖一君) 以上で、本日の日程は全部終了しました。 本日はこれにて散会します。 ご苦労さまでした。 △散会 午前11時51分...