大子町議会 > 2020-02-21 >
02月21日-06号

  • 警察官(/)
ツイート シェア
  1. 大子町議会 2020-02-21
    02月21日-06号


    取得元: 大子町議会公式サイト
    最終取得日: 2021-04-26
    令和 2年  2月 定例会          令和2年第1回大子町議会定例会議事日程(第6号)                    令和2年2月21日(金)午前10時開議 日程第1 令和2年度大子町一般会計予算町長提出議案第29号) 日程第2 令和2年度大子町国民健康保険事業特別会計予算町長提出議案第30号) 日程第3 令和2年度大子町後期高齢者医療特別会計予算町長提出議案第31号) 日程第4 令和2年度大子町介護保険特別会計予算町長提出議案第32号) 日程第5 令和2年度大子町介護サービス事業特別会計予算町長提出議案第33号) 日程第6 令和2年度大子町浄化槽整備事業特別会計予算町長提出議案第34号) 日程第7 令和2年度大子町水道事業会計予算町長提出議案第35号) 日程第8 大子町議会委員会条例の一部を改正する条例(議員提出議案第1号) 日程第9 閉会中の継続審査の申し出について(総務委員会) 日程第10 閉会中の継続審査の申し出について(文教厚生委員会)本日の会議に付した事件 日程第1から日程第10まで議事日程のとおり 追加日程第1 人権擁護委員候補者の推薦について(町長提出議案第36号)出席議員(15名)      1番  菊池富也君     2番  須藤 明君      3番  藤田英夫君     4番  菊池靖一君      5番  櫻岡義信君     6番  中郡一彦君      7番  岡田敏克君     8番  大森勝夫君      9番  金澤眞人君    10番  齋藤忠一君     11番  佐藤正弘君    12番  鈴木陸郎君     13番  藤田 稔君    14番  野内健一君     15番  吉成好信君欠席議員(なし)地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名   町長        高梨哲彦君   副町長       赤津康明君   教育長       松本成夫君   会計管理者会計課長                               深谷雄一君   総務課長      椎名信一君   まちづくり課長   川又 健君   財政課長      佐藤光保君   税務課長      町島弘幸君   農林課長      円谷 肇君   農業委員会事務局長 國谷康夫君   観光商工課長    内田さち子君  建設課長      藤田隆彦君   福祉課長      神長 敏君   健康増進課長    菊池光子君   生活環境課長    菊池寿彦君   町民課長      矢田部信彦君   教育委員会事務局長 山崎仙一君   水道課長      飯岡隆志君   消防長       根本正一君職務のため出席した者の職氏名   事務局長      塩田康子    書記        鴨志田 修 △開議 午前10時00分 △開議の宣告 ○議長(大森勝夫君) 皆さん、おはようございます。 ご報告いたします。ただいまの出席議員数は15人です。 定足数に達していますので、直ちに本日の会議を開きます。--------------------------------------- △諸般の報告 ○議長(大森勝夫君) 地方自治法第121条第1項の規定により、町長、副町長、教育長、会計管理者総務課長ほか関係各課長、局長、消防長の出席を求めています。---------------------------------------議事日程の報告 ○議長(大森勝夫君) 日程はお配りしたとおりです。--------------------------------------- △議案第29号の上程、質疑、討論、採決 ○議長(大森勝夫君) 日程第1、令和2年度大子町一般会計予算町長提出議案第29号)を議題とします。 議案の朗読を省略します。 なお、この後、質疑に入りますが、質疑に際しては予算書のページ数を述べてから発言してください。 質疑を許します。 藤田稔君。 ◆13番(藤田稔君) 13番、藤田です。 予算書の41ページ、備品購入費機械器具類87万が計上されていますけれども、この内容についてお聞かせいただきたいと思います。 ○議長(大森勝夫君) 総務課長。 ◎総務課長椎名信一君) お答えを申し上げたいと思います。 一般管理費の交通分の予算の中に備品購入としまして、機械器具類ドライブレコーダーの購入を予定した予算計上でございます。2万9,000円掛ける30台を予定しております。 以上でございます。 ○議長(大森勝夫君) 藤田稔君。 ◆13番(藤田稔君) 私も一般質問で何回かこのドライブレコーダーについての質問をさせていただきました。消防本部の救急車両等緊急の車両ですか、そういう部分についてのドライブレコーダーの設置についてはどのように考えているのかお聞かせいただきたいと思います。 ○議長(大森勝夫君) 総務課長。 ◎総務課長椎名信一君) お答えします。 特殊車両につきましては優先的に設置を考えていきたいというふうに思っております。また、消防団の車両につきましては、頻度については低いというふうな判断がどうしてもされてしまうのではないかというふうな考えもありますので、また順次検討してまいりたいと思います。決してその消防団の車両が大切ではないということではなくて、特殊車両そのほかの使用頻度と比較した上で優先順位を考えて設置を進めてまいりたいというふうに考えております。 ○議長(大森勝夫君) 藤田稔君。 ◆13番(藤田稔君) 消防本部の車両も何台か新しい車両は設置済みの車両があるかと思いますし、消防団の車両も新しくした部分では何台か設置されていると思います。 今回、私、優先順位ということでありましたので、消防本部の車両は常に信号とかの部分も気をつけながら進行しているわけですけれども、テレビの報道でも、救急車が事故を起こして対向していた人が亡くなったとかそういう事例も聞いていますので、消防本部の車両については全車両設置していただきたいというふうに思っているんですけれども、今現在どのぐらいの車両に設置してあって、今後設置する車両はどのぐらいを考えているのか、消防本部の車両ですね、お聞かせいただきたいと思います。3回目なので、詳細までよろしくお願いします。 ○議長(大森勝夫君) 総務課長
    総務課長椎名信一君) 今お答えできる内容としましては、現在、消防団の4台の車両について設置をしております。そして、それ以外の部分では、詳細な資料が今手元にありませんが、今年度中に消防団を含めて29台の設置をしておりますが、その中での内訳としましては、特殊車両、そして原子力の広報車、その他の車両というふうに考えているところではございます。 また、消防団の車両も、今後の検討でございますが、新年度についても全体としては30台、またさらに次の年度についても30台というふうに順次計画していきたいと思っておりますが、消防本部、消防団の車両について、今明確にお答えできるのは消防団の車両4台分は設置しているということでございます。 以上でございます。 ○議長(大森勝夫君) 財政課長。 ◎財政課長佐藤光保君) ただいまのご質問にお答えします。 私のほうにも内訳書はございませんが、今年度、備品購入ということでドライブレコーダー30台を予定しております。その中には当然、消防本部の車両、それから通常、役場に置いてあります公用車含めまして30台ということですので、この30台の購入については総務課のほうで予算の配分をするということになりますので、予算としては30台。     〔「消防本部の車両が何台か」と言う人あり〕 ◎財政課長佐藤光保君) その内訳は30台の中で再度検討することはできるかと思います。ですから、消防本部について何台ということも今後この予算の枠の中で対応していけるというふうに思っております。 以上です。 ○議長(大森勝夫君) 消防長。 ◎消防長(根本正一君) 消防本部の車両については、緊急車両、一般車両含めまして13台ございます。現在、既に2台の車両、救急車と広報車、広報車については今年度更新した車両に装着してございます。消防本部の車両は現在2台がドライブレコーダーを装着しております。 以上です。 ○議長(大森勝夫君) 総務課長。 ◎総務課長椎名信一君) 何度も申し訳ございません。 特殊車両については今年度に全部整備できるという考えでおりますので、消防本部特殊車両ということにつきましては整備をしていきたいというふうには考えております。なかなか明確な答えができなくて申し訳ございませんでした。 ○議長(大森勝夫君) 齋藤忠一君。 ◆10番(齋藤忠一君) 10番、齋藤です。 それでは、まず初めに49ページ、官民連携による戦略的プロモーション推進事業、これは民間企業の持つ専門的なノウハウを足したような英知を活用とありますが、具体的に民間企業のどういう部分のものを取り入れようとしているのか、お聞きしたいと思います。 次に、55ページ、茨城県提案型共助社会づくり支援事業166万6,000円とありますが、この事業の詳細をお願いします。 次に、61ページ、委託料、都市再生整備計画作成支援業務、これは恐らく平成26年から5か年計画が終了して、次のまた5か年計画の策定かなと思われますが、大事なことは、これから庁舎等も移転する、そうなるとその前には町なかのにぎわいというものを結構うたっていた部分があるんです。 それで、所見の中で防災機能の強化や快適で地域のニーズに応じたまちづくりを進めるとあったんですが、庁舎移転や水害などによりこれからの防災機能的なものをどのように考えていくかという、これからの策定でしょうけれども、そういう考え方はどうなのかなと思ってお聞きしたいと思います。 次に、78ページ、大子町健康長寿プロジェクト41万3,000円ですか、これは町民の健康長寿を実現するためにヘルスケア関連大手企業等による支援モデル、これは多分、今年もやったと思うんですけれども、2年目は歌と音楽、そして地域に出向くということでうたっていますが、どういうふうなやり方というか、それを聞きたいと思います。 次に、116ページ、観光物産館改修工事実施設計業務356万3,000円、これは道の駅だと思うんです。道の駅の魅力度向上を目的に検討を行うということでありますが、今の道の駅をどのように改修に臨むかを聞きたいと思います。 次に最後、134ページ、避難勧告等発令対象区域設定業務、これは今回の一般質問の中でも総務課長も、避難勧告の指示の仕方などについて、地域とか災害に応じた周知の仕方というものをたしかこれからつくろうということでありますが、具体的に、これから始めるに当たってやはりいろいろ調査しなくてはならないと思うんです。だから、そういう文言にどのようなやり方で臨んでいくのかということを聞きたいと思います。 以上です。 ○議長(大森勝夫君) まちづくり課長。 ◎まちづくり課長(川又健君) まず、まちづくり課所管の部分についてお答えいたします。 初めに、官民連携事業の部分でございますけれども、魅力的な戦略的なPR、どのようなものを考えているのかということでございましたが、町のほうで戦略的なPRというのももちろん可能ではございますけれども、それよりも例えば大手旅行会社のような常に戦略的なPRをやっている方、企業さんのノウハウ等を活用しながら、今まで行ってきた町のPRとはまた別の視点でPRを何かできないかというふうに考えておりまして、それに関係する経費のほうを計上させていただいたところでございます。 次に、茨城県の共助社会型の事業でございますけれども、こちらは今現在、町のほうでも元気なまちづくり支援事業を行っているところではございますが、それの県版のものでございます。ただ、1点違うものは、こちら申請している方についても事業費の3分の1の負担が発生するということになっております。 もう一つ、都市再生整備計画についてでございますが、議員がおっしゃるとおり町なかのにぎわい、これは大変重要なことでございます。そちらの観点を踏まえ、それから議員からもご提案いただきましたように、今回の水害を受けた防災機能の強化も含めた内容を、これからですけれども、盛り込んだ計画にしていきたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(大森勝夫君) 福祉課長。 ◎福祉課長(神長敏君) 健康プロジェクトについてお答え申し上げます。 健康プロジェクト事業、昨年度から始まっておりまして、まいんにおいて一部の方だけを対象に希望者とか40人程度でやっておりました。会社が月ごとに入れ替わって、どれだけの効果があるのかというのを2年やってみて考えまして、来年度からは、大手カラオケ機器メーカーと連携いたしまして歌とそれからそれに伴う体操、それを各地区コミセンでやりたいと思いまして、そうすれば対象者ももっと広げられるのかなと考えております。 この予算は、機器レンタル料とそれから体操インストラクターの派遣料という中身になっております。 以上です。 ○議長(大森勝夫君) 総務課長。 ◎総務課長椎名信一君) 総務課のほうからは、134ページについてご質問いただきました委託料の中の避難勧告等発令対象区域設定業務についての内容をご説明させていただきたいと思います。 既に議員もお話の中で触れていただきましたように、現在の発令を行う場合に、洪水に対する対応を求めるものと土砂災害に対する対応を求めるようなものなどがございますけれども、それが、気象庁などの情報によりますと、絞っても大字単位でしか心配な場所をお知らせすることができないのが現状であります。この対応について、実効性のある避難を確保するためには、土砂災害警戒区域であるとか洪水浸水想定区域に所在する世帯を抽出、特定できるような方法が大事であるというふうに思っているところであります。今まで大字単位に、危険があるので避難を始めてくださいというふうな情報を流す内容について、その大字の中の例えばこの河川のこの辺りの集落の方とか、そういうふうに発令ができれば非常に有効ではないかというふうに考えています。 方法としましては、現在進歩しておりますGIS、地理情報システムでございますけれども、航空写真などとこのGISを利用しまして、先ほど申し上げました洪水、浸水の心配な区域とか土砂災害の危険のある区域の、GISというのは座標データというふうな細かな数字で場所を特定できるようになっておりますので、そういったデータを重ねて対象世帯を抽出していくことがいい手段になっていくというふうに考えております。これらによって災害に対する事前の避難情報等を正確に出そうというふうな取り組みでございます。 以上でございます。 ○議長(大森勝夫君) 観光商工課長。 ◎観光商工課長内田さち子君) 道の駅の改修の業務委託の件でございますけれども、道の駅の魅力度向上を目的に検討を行った成果を基に、商品の販売形態の変化や通路の確保など、あと事務所を含めた売場の面積の拡張や設備の老朽化に対応する内容のものを設計業務で行っていきたいと思っております。 ○議長(大森勝夫君) 齋藤忠一君。 ◆10番(齋藤忠一君) では一度精査します。 まず、官民の連携による戦略的プロモーションというのは、今、課長が言ったとおりですね、専門的なものを取り入れる。あとは、これイメージアップのためですか、ブランド化が図られるようにというのもうたっているんです。これは、今、大子町で特産品流通公社とかもありますけれども、そういう部分との兼ね合いなんかも持って一緒にやるのか。それと、やはり委託的なものというのは、専門ばかりではなく自分らのいろいろ知恵も出し合いながらやっていくことが大事なのかなと思うんです、そういう意味で。今言った特産品流通公社との関わりとかをどのように持っていくかというのを聞きたいと思います。 それと、大子町健康長寿プロジェクト、これ今回は地域のコミセンに行って一応やるということです。今、地域の実情といいますと、老人会とか何かが消滅していっているんです。それはなぜかというと車の免許返納とか、だから皆さんが楽しみにしていたゲートボールとかグラウンドゴルフなんていうのはみんなで行くからあれなんだけれども、地域の中でやっているグラウンドゴルフとかゲートボールですか、そういうのがなかなか集まりづらくなってきている。割かし家にいる人たちが助け合いながら送っていってという実情があるので、やはりそういうのを鑑みるとだんだん集まりにくくなっている。だから、地域の中で、これ年に1回ではなく2回とか3回とか、みんなが集まれる場所をつくってやるということが、地域の中で老人の人らが語り合う場所をつくるというんですか、そういうようなことが一番大事なのかなと思っているんです。そういうことでこれを何回か延ばしてもらいたいということです。 それと、都市再生整備は、これから十分にしっかり考えてつくっていただくということと、観光物産館、これ今、全国的に考えると、道の駅というのは一番魅力を発信しやすい場所なんです。この大子町の魅力を発信するのは道の駅であっていいと言っても過言ではないと思います。今、大宮、太田、あれほどみんなにぎわっています。この大子町の道の駅に何が不足なのかというのを真剣に考えて、ただ広げますよとか品ぞろえをよくしますよではなく、ほかで持っているノウハウはどういうものなのかというのを現地を調べてしっかりやるべきです。 今回、道の駅を建ててから初めての改修だと思いますよ、あの売場。前からも、何かちょっと手狭で何を売っているんだか分からないというか、そういう部分がかなり見受けられて、何とかしなくてはならないと議会でも結構議論したところあるんです。だから、せっかく造るんだからあそこへ行ってみようと。北斗星ですか、あそこ結構、人が行くんです。大子の人たちも行っている。それは新鮮な野菜が豊富にあって安価で買えるんでしょうけれども、そういう部分でも何でもいいから、魅力を発信できる場所づくりというのを考えてもらえればなと思っているんですよね。その件について。 それとあと、避難勧告、これは地域に自主防災組織があるわけですけれども、私らも自主防災組織の中で訓練なんかも年に一度くらいやるんです。そういう中で、この地域にあって、この人の家はこういう危険ですよ、この人はこうですよと、詳細にわたるノウハウというのを地域の中で連携取って、みんなが自分の身は守るということなので、ある程度連携を取ってやっていくべきかなと思うんです。その点についてまたお願いします。 ○議長(大森勝夫君) まちづくり課長。 ◎まちづくり課長(川又健君) お答えいたします。 まず、官民連携事業についてでございますけれども、議員がおっしゃるとおり、確かに職員のほうがやれば一番いいというところは当然でございます。今回、民間と連携して行うことによって、そのノウハウを職員のほうのスキルアップも含めて吸収していきたいと考えております。また、民間と連携することによって、例えばの話、先ほどさせていただいた大手旅行会社でありますと、その会社が持つ独自のネットワークというのを活用することが可能となります。町単独でやるとなかなかそこまで広くネットワークを活用することができないというところもありまして、今回、まずやってみたいというふうに考えているところでございます。 最初にご質問いただきました特産品流通公社との連携でございますけれども、民間企業との連携についてどのようにやっていくかというのはこれから詳細を詰めるところではございますが、当然、公社とも連携しながらやっていきたいと考えているところでございます。 ○議長(大森勝夫君) 福祉課長。 ◎福祉課長(神長敏君) 健康長寿プロジェクトでございますが、過去2年間やった反省といたしまして、特定の人に限られているということが一つと、それから、まいんに来られない人はどうなんだという声が多数寄せられました。それで、今回の場合には、私も一回カラオケ体操教室に参加したんですが、非常に楽しかったものですから、ぜひこれからこれでいこうという気になりまして、それで、議員おっしゃるとおり、各コミセン3回程度の回数を考えております。これは、ひきこもり防止という観点からもぜひ継続していきたいと考えております。 ○議長(大森勝夫君) 総務課長。 ◎総務課長椎名信一君) 総務課のほうにご質問いただいています避難勧告等発令対象区域設定関係でございますけれども、まずこの成果につきましては、その対象となる世帯のみにとどまらず、消防団でありますとか自主防災会にも共有していきたいとは考えております。 一般質問の中でも、自主防災会を新年度どのような形で取り組みをさらに高めていくかというふうなご質問をいただいたわけでございますけれども、そのときにも、64の各地域に自主防災会がございますけれども、それぞれの個別との連絡を総務課で現在はやっているわけでございますが、自主防災会を一堂に集めて意見の交換でありますとか、その中には、補助金を出しているのでその取り組んだ内容は町のほうへ返していただいておりますけれども、その危険な場所を地区内でもパトロールをしているとか、そういった活動報告などもいただいております。 ですが、ではそれがどこだったのかというふうなところまでは、正直なところ総務課では、情報までは教えてくださいというふうにはしていないのが現状でございますので、それらの場所等についても、地区内の問題点を具体的に共有することによって連携を高めていくというふうなことを考えていきたいというふうに思っております。 ○議長(大森勝夫君) 町長。 ◎町長(高梨哲彦君) 観光商工課で答えました道の駅の件に関しまして私のほうからお答え申し上げますと、道の駅に関しましては、20年ぐらい前に新築されたものであるというふうに思っています。当時の道の駅の建設方法としては、通過点としての道の駅であって、ドライブイン的な目的で、多数、全国に造られたものかというふうに私のほうでは把握しております。 最近新築で造られています道の駅というのは、道の駅がもう最終の目的地というふうな造り方で、いろんなイベントをする場所であったりとか、いろんなことが盛り込まれて複合型に造られているのが今造られている道の駅なのではないかなということで、今の道の駅の状況でなかなか、そこへ追いつかせるというのは無理かなというふうに私は実は判断しております。 そういう中でも、通過点としての道の駅ではありながらも最大限の効果を発揮していくために、今回のは道の駅の効果を最大限出すための作業として設計のほうを入れさせていただいているというふうに認識しております。若手の職員のほうからも地産地消のものが販売されていないであるとか、やはり内部からも指摘があるものでございますので、最大限の効果が出るようにやってまいりたいと思います。 また、駐車場の問題ですとかこれまでもいろいろ質問が出ているかと思うんですが、これは庁舎の移転、それから先ほどの町なかの被災の状況等々におきましても工夫をしながら進めていきたいというふうに考えております。 ○議長(大森勝夫君) 齋藤忠一君。 ◆10番(齋藤忠一君) 今いろいろ答えていただきましたので、私の思っていることでありますが、町の予算の中で結構、委託料というのがあります。そうすると、委託料というと専門的なところに委託してしまう、そうなると職員の人ももうそこに任せてしまうという、そういう慣例的なものがあろうかと思うんですけれども、地域の実情を知っているのはやはり職員であって、我々も一応そういう立場ではありますけれども、だから地域に合った、実情に合ったいろいろなものを考えながら委託していく。お互いの持っているノウハウを出し合いながら、全部を委託してしまうという限りではなく、そういうものをしっかりと、職員の皆さんだって提案型で前の頃もいろいろやったでしょう、多分。だから、そういうことでみんな頑張ればいろいろ知恵を出すことができるから、そういうものを真剣にやってもらうことが、この大子町の魅力度、ブランド化になるのかなと思うところなんです。 あと、健康長寿プロジェクトは、さっき言いましたけれども、だんだん高齢化になってきて100歳時代になってきます、年齢が。健康寿命を延ばすということで。その中でやはり規則正しい食事と体操、体を動かす。あと一つ一番大事なものは、地域での会話というか、人との会話がもう本当に重要になってくるんです。孤独になると寝たきりになったりとかそういう部分があるので。そこはやはり真剣にこれからもそういう進め方を考えてもらいたいなと思っています。 あと、観光物産館、確かに今、町長が言ったとおりここは通過点。ただ、やはり造るんだから、そこへ寄ったときに、ああ、こういうものが大子にあるんだな、こういうことがあるんだなとせめて1つでも2つでもそういうふうに感じ取られるような造り方をしてもらいたいと思います。 あと、避難勧告発令はもうこれ待ったなしです。もうすぐにでも夏の時期が来るんで。これはもういち早く進めるようにしていただきたいと思いまして、私の質問はこれで終わりにします。 ○議長(大森勝夫君) 答弁はいいですね。 ◆10番(齋藤忠一君) はい、いいです。 ○議長(大森勝夫君) 中郡一彦君。 ◆6番(中郡一彦君) 6番、中郡です。4点ほど伺いたいと思います。 まず、116ページの商工費で、森林の温泉魅力度向上支援事業の内容について。 それから、117ページ、袋田観瀑施設のデッキ、床ですね、この張り替え改修工事、この内容について。 それから、160ページ、これは社会教育費でございます。指定文化財管理事業54万円ということがございます。この内容について。 それから、165ページ、米飯の配送業務、これを町内でできないかということでお尋ねしたいと思います。 以上です。 ○議長(大森勝夫君) 教育委員会事務局長。 ◎教育委員会事務局長(山崎仙一君) ご質問にお答えします。 160ページ、指定文化財管理事業54万円についてでございますけれども、この内訳につきましては、町で指定をしております文化財がございます。こちらにつきまして管理をしていただいている部分があるということで、それに対します交付金という形で、1件当たり1万円から2万円程度の謝礼的な意味で、交付金という形で例年出しております。 そのほか、だいご小学校につきましてはケヤキ群がありますので、こちらについては金額が若干高くなっております。内訳につきましては、だいご小学校につきましては18万円になっておりますけれども、そのほかの文化財については1万円か2万円というような内容となっております。 それと、米飯給食の件なんですけれども、こちらにつきましては、今年度は日京クリエイトという業者に、日立市にありますが委託をしております。ただ、この事業者につきましては、今年度末をもって米飯給食から撤退をするということになっております。そういうことで、令和2年度につきましては委託先をどうするかということで、今年度、町内でできないかということで、飲食店組合のほうにお話をしたりしながら実施できる事業者を当たったりはしたところなんですけれども、なかなか将来的なことを見た中で事業化するのは難しいという回答がございまして、令和2年度につきましては、県の学校給食会と協議した中で、大洗に給食をやっている業者がございまして、こちらではできるという回答がありましたので、令和2年度についてはそちらにお願いしたいという形で現在進めております。 将来的に町内でできるのか、あるいは自前でやるのか、その辺につきましては今後さらに検討を進めながら取り組んでいきたいと思っております。 以上です。 ○議長(大森勝夫君) 観光商工課長。 ◎観光商工課長内田さち子君) 森林の温泉の魅力度向上業務委託の件なんですけれども、こちらのほうは、昨日も答弁のほうでお話ししましたけれども、調査とか会議、その中で先進地事例とかそういったところを見てきた上で、今年度に関しましてはそれを生かすような、中身を少し充実させて検討して、森林の温泉の魅力をアップして入客数を増やすというようなことを検討していくという内容になります。 また、袋田、デッキの改修ですが、こちらのほうは、平成20年度9月に竣工した新観瀑台工事に伴ってできたものでありましたので、床板の腐食、そういったものが進んでおりますので、安全の面からもそちらのほうを、第1、第2、第3とあるんですけれども、全面的に張り替えるというような内容になっております。 ○議長(大森勝夫君) 中郡一彦君。 ◆6番(中郡一彦君) 文化財のことなんですけれども、これは私勘違いしていまして、旧下野宮小学校に文化財というか、ありますよね。いろいろしまっておきますよね、そこの展示とか管理についてかなと思ったんですけれども。といいますのも、ここのところ、大子町には歴史、文化、すばらしいものがあるんです。だから、そういうものの活用をもっとすべきではないかと思うんです。というのは、やはり本町はITとかAIとか、先端技術というか情報を活用して町政あるいは学校教育ということをやっています。これは非常に私としては評価をするつもりでございます。 ただ、やはり大子町の歴史や文化をもっと見える形で発信するということも大事かなと思うんです。町長は、大子町に誇りを持って、若者たちに自信を持ってもらって、また町に帰ってきてもらうんだよというようなことをよく言っていますが、そういう点では、大子町のすばらしい歴史や文化をもっと発信して、そしてそういった形になればもっといいんではないかと思っているわけです。ですから、そういったものを活用して、今後、町政のほうも進めていけば、もっとよいものになるんではないかなと考えているところでございます。 それから、米飯の件なんですが、来年度はそういうわけで大洗のほうへ委託するということで500万からのお金が出ていくわけです。これを町内で、業者に委託するのもいいんですけれども、例えば給食センター、これ500万からのお金がかかるんですから、調理師、調理員を2名ぐらい増やしても同じぐらいの金額でできるだろうし、給食センターでそういった米飯もできないかと。もちろん業務委託でも結構なんですが、でもそういうこともいいと思うんです。 そして、作る方は面倒かもしれませんけれども、大子町の学校、一斉に米飯ではなくてもいいんではないかと。ますます児童・生徒も減ってくる中で、例えば今日は大子中学校がご飯だよと、そういって分けて、今日は南中だよとかだいご小学校だよという、作るほうにしては面倒かもしれませんけれども、そういった流れになればそういうことも可能ではないかと思うんです。そうすれば、そういう大きな設備をしなくとも、ある程度の小規模な機械でもって米飯も作れるんではないかなと思うんです。だから、そういうことも今後考えて進めていけばいいんではないかなというふうに考えます。 それから、観瀑台のデッキの工事なんですが、これはもちろん老朽化して危険ということで、張り替えはいいんですけれども、ただ金額的に7,000万からの莫大なお金です。これ、どういった材質のものでどのくらいの面積があってこういうふうな金額になっているのか。そして、最初、観瀑台を造ったときの設計書などを見て内容についても把握しているのかと、そういうことも説明していただきたい。 それから、魅力度向上、森林の温泉ですが、これも実際のところお客さん、町民の方、あるいは出入りの業者の方、あるいは森林の温泉の職員の方、その方などの意見も十分に聞いて行うべきではないかと。ただ、ただいま齋藤忠一議員も道の駅のお話をしましたけれども、今は何でもコンサルタントに丸投げして、町の意見とかそういう町民の声が反映されない設計になっているんではないかと私は思うんです。これは全般的にそう思うんです。だから、もっと町民の声とか関係者の声を吸い上げて、そういうのを反映しながらやったほうがいいんではないかと思うんです。コンサルにみんな任せてしまったのでは町のいわゆる特性というのが出ないと思うんです。そういうことです。 ○議長(大森勝夫君) 教育委員会事務局長。 ◎教育委員会事務局長(山崎仙一君) ただいまの文化財関係につきましては、展示するような施設はまだできていない状況であります。大切さは十分認識しておりますけれども、そういったものの情報発信の一つの方法としまして、見に来ていただく方法も一つあるかと思うんですけれども、そのほかに今のいろいろな情報も活用する中で、今回の予算書で159ページになるんですけれども、下から3行目ぐらいになるかと思います。大子町文化遺産ホームページ保守管理業務19万1,000円ということで、町の文化財等の発信をしておりますので、こういったことでも広くPRはしていけるかと思います。 また、米飯給食につきましては今後よく検討していきたいと思います。 また、学校ごとに献立を変えるというのは、アイデアとしてはすばらしいと思うんですけれども、調理するほうの立場からすると、今の食数からいいますとなかなか難しいところがあるかなということは感じております。 以上です。 ○議長(大森勝夫君) 観光商工課長。 ◎観光商工課長内田さち子君) デッキが割高だというようなことなんですけれども、こちら割高となる要因ですが、新設工事は、第2観瀑台建設予定地に小型の建設機械、建設資材、それから仮設材を現場に搬入させるため機材や手段が良好な環境で用意された、当時はですね。でも、今回は資材や仮設材、そちらの搬入について観光客の通りのない時間帯、それから中型、小型のトラックと既存のエレベーター、そちらのほうを利用しての運搬を想定しております。 それから、床を取り払っての工事のため、足場、そういったものも設けなければならないというようなこと、それから既存のウッドデッキの解体・撤去の費用、処分費用、それからあと耐久性に優れたプラウッドと呼ばれる材料、木材、プラスチック複合材の材料を使用する考えでおります。そういったことを鑑みますと割高になってしまうということです。 それから、森林の温泉の件なんですけれども、もちろん会議、それから関係者、森林の温泉の職員の方、それから振興公社の委託しているところですね、そちらのほうとも十分に内容を詰めて、意見を求めながら十分に皆さんに配慮した形で、入館できる方の意向に沿ったようなものを考えていきたいとは思っておりますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(大森勝夫君) 中郡一彦君。 ◆6番(中郡一彦君) 米飯の話なんですけれども、別に学校ごとに献立を変えるということではなくて例えば1校ずつ、当然、栄養士なんかから言わせればご飯とパンでは献立が変わるんだよと。当然、私も分かります。栄養のバランスもあるんでしょうし。そういったことで、例えば1校だけにずらすとか、何かその辺でうまく考えも出るんではないかと私は思うんです。その辺で、給食センターでやればある程度自由が利くこともあるだろうし、検討する余地はあるんではないかと思っております。 それから、観光商工課の魅力、森林の温泉のほうにも、やはり今言ったように、いろんな方向からの意見を吸い上げて十分に検討して進めてもらいたいと思っております。 それと、町長に聞きたいんですが、文化財の件についてのお考えを。 ○議長(大森勝夫君) 町長。 ◎町長(高梨哲彦君) お答え申し上げます。 文化・歴史財におきましては、私の感覚ですと本当にすばらしいものがたくさんありまして、集約してまとめるだけでも相当な時間と労力が多分かかるのではないかなというふうに、着任してから1年間でやはり感じてきておりまして、このまま埋没させてしまっては確かにもったいないというような状況で認識はしておるところでございます。 ただ、歴史展示館みたいなものを造ろうとすると費用的にも相当かかる中で、今、デジタル系での発信をさせていただきながらその歴史を守っていく方々との相談を重ねて、どこかでしっかりまとめていく時間帯が来るのかなというふうに思っているところでございまして、そういう中身の細かいところがしっかりと整っていくようであれば、またさらに大子町の文化・歴史に関しての新たな枠組みをつくっていければとも思っております。 以上です。 ○議長(大森勝夫君) 菊池靖一君。 ◆4番(菊池靖一君) 4番、菊池靖一です。私も6点ほど質問いたしますので。 まず、48ページの報酬なんですけれども、まち・ひと・しごと創生有識者会議について質問いたします。これについては、プロジェクトチームがあって、創生本部があって、有識者会議というような経過をたどるんだと思うんですけれども、その有識者会議の中で、今回は本年度、有識者会議にどういう提案をされて、有識者会議が何回開かれて、そしてそれがどのように施策に反映されているのかということをお聞かせいただきたいと思います。 次は、49ページの委託料についてなんですけれども、官民連携による戦略的プロモーション推進事業ということで先ほど齋藤議員からも質問がありましたけれども、この事業は令和2年度の重要施策ということで定めているわけですけれども、この事業の最終目標ということと効果検証についてどういうふうにやっていくのかということをお聞かせいただきたいと思います。 次は52ページ、委託料、これはつくばの森整備事業なんですけれども、昨年の事務事業評価で、この森林セラピー推進事業が見直し・拡充という評価をされているんです。ポナイの森の整備促進を図るということになっているんですけれども、このポナイの森の整備促進事業費は本年と同額の66万円ということになっているんです。そのことについて、整備促進するということについてお聞かせをいただきたいと思います。 もう一点、104ページの補助金なんですけれども、これは繁殖和牛生産推進事業、ここはやはり昨年の事務事業評価で見直し・改善ということになっているんです。予算は同額なんですけれども、この見直し・改善ということが実際どういうふうな形でされているのかということをお聞かせいただきたいと思います。 あと、116ページの委託料、レンタサイクル管理運営業務なんですけれども、これは奥久慈サイクルツーリズム事業なんですけれども、道の駅が出発点になるということなんですけれども、先ほどの町長の話の中にも駐車場の話もありました。道の駅が出発点になるということは、車で来た人が道の駅に車を止めて、そこからサイクリングをするということになるのかなと思うんですけれども、そうなったときに観光シーズンの道の駅の駐車場自体がさらに狭くなっていくということが考えられるんですけれども、その辺はどういうふうに考えているのかお聞かせをいただきたいと思います。 最後に、135ページ、補助金で自主防災組織運営費というところで、この運営費補助で防災士の育成というのができるのかどうかということと、それとあと防災士の資格取得というのは特例があるというふうに聞いているんですけれども、これについてお聞かせをいただきたいと思います。 以上です。 ○議長(大森勝夫君) まちづくり課長。 ◎まちづくり課長(川又健君) お答えいたします。 まず初めに、まち・ひと・しごと創生戦略の本部会議の関係ですけれども、今回この会議につきましては、大子町におけるまち・ひと・しごと創生総合戦略を策定するために開催するものでございまして、来年度、計画の改定時期を迎えることから予算計上しているものでございます。そのため、今年度は委員の委嘱も含めて、まだ全く動いているところではございませんので、開催実績等はありません。 次に、官民連携事業でございますけれども、最終目的につきましては、やはり人口増であったりとか交流人口の拡大、あとは交流人口の中に観光客の増加というのも含まれるかとは思うんですけれども、最終的には町の活性化につながるような事業にしたいとは思っているところでございます。目的につきまして、あとは、先ほどもお話しさせていただいたところですが、職員のスキルアップも重要な目的の一つだと考えております。 効果検証につきましては、先ほどもお話ししましたとおり、人口であったりとか、交流人口について指標を設けるかどうかこれから検討にはなりますけれども、町の活性化につながるような何か目的とか、KPIではないですけれども、そういうものを設定しながら検証していきたいとは考えております。 あと、まちづくり課のほうでもう一つ、つくばの森整備でございますけれども、こちらはポナイの森整備、森林セラピーの事業につきましては、来年度が地方創生交付金の最終年度になっております。それに向けまして、最終年度になりますので、今現在、少しずつ進めてはいるんですけれども、セラピーロードの整備であったりとか、あとは、今現在、つくばの森、ポナイの森に来ていただいた方が止める駐車場が全く整備されていないことから、まず人を呼べるような下地づくりを来年度を軸に拡充してやっていきたいというふうに考えているところでございます。 ○議長(大森勝夫君) 観光商工課長。 ◎観光商工課長内田さち子君) レンタサイクルの道の駅出発のときの駐車場の件でございますけれども、今、予定して考えているところなんですけれども、松沼集会所、現にありますけれども撤去予定となっているので、そちらのほうの跡地を利用すること、それから、今現在、松沼に町有地がございますけれども、そちらのほうを活用したいと考えております。 ○議長(大森勝夫君) 農林課長。 ◎農林課長(円谷肇君) 繁殖和牛生産推進事業についてお答えをしたいと思います。 繁殖和牛の推進及び町の畜産振興のためにこの事業を組んでおりまして、7つの事業を組んでおります。3年間の事業内容としましては、交付額としまして28年度で582万、29年度で711万、30年度で647万円というような交付をしております。対象としましては、大子町畜産協同組合、常陸農業協同組合、それと大子町の組合員の方々、それと併せまして、一般質問でもお答えしましたように、県の今度、優良繁殖和牛整備対策事業というものが、昨日、来年度の予算額としまして1億5,500万円という数字が正式に出てきましたので、それと併せて、町のほうとしても優良和牛に対する補助をしていきたいというふうに考えております。 以上です。 ○議長(大森勝夫君) 総務課長。 ◎総務課長椎名信一君) 総務課のほうからお答えします。 2つございます。一つにつきましては、自主防災会への補助の予算計上の中に防災士の育成ができるような内容が含まれているのかどうかでございます。これは、まずは補助のみの計上でございます。一般質問の中でもお答えを議員のほうにさせていただいておりますけれども、この防災士の養成に関しましては必要なもの、そして関心を持っている内容でございますので、別の議員にもお答えしましたが、4月以降、防災担当の組織を充実していきたいというふうな考えで今検討を進めておりますけれども、その中でどのような方法で行うことが一番、大子町にとって効果が早く出るのかということについては4月以降の課題として考えております。ですから、4月以降の検討の状況によりまして、対応に必要な予算がある場合には確保してまいりたいというふうに今のところは考えております。 また、2点目でございます。防災士の資格取得に関する特例関係でございますけれども、例えば警察官でありますとか消防団員、赤十字救急法等の認定を持っている者につきましては資格取得の特例があるというような、そういった状況については承知しておりまして、書類等の一部免除などがあるというふうには承知しているところでございます。 ○議長(大森勝夫君) 消防長。 ◎消防長(根本正一君) ただいまの防災士の資格取得についての件でございますけれども、補足させていただきます。 消防団員、これは退職された方も含んでおります。階級があるんですが、分団長以上の階級に現にある者またはあった者であれば、4日間という防災士研修のための研修を受けずとも、申請に基づいて防災士の資格を得ることができます。ただし、無料ではないんですね。教材費3,500円と防災士の認定登録料5,000円、都合、お一方8,500円の費用が生じております。 以上です。 ○議長(大森勝夫君) 菊池靖一君。 ◆4番(菊池靖一君) 最初のまち・ひと・しごと創生会議なんですけれども、これについては、本年度は開かれていないということだったんですけれども、来年度が最終ということでした。それで、来年度の予算が本年度の予算の半分になっているんですけれども、それはそれで大丈夫なのかということ。 それとあと、官民連携ということに関しては調査分析、委託に関しては今までも何人かの人が話していますけれども、調査とか分析に時間が非常にかかっているというのがあるんです。それだけで時間とお金がかかっているというのがあるので、そこのところはしっかり計画を立てて、いつ頃までにどこまでやるんだという、そういうことを明確にしてその都度検証していくということが大事だと思うんです。だから、そこのところをどう考えているかというのをもう一度お聞かせいただきたいと思います。 それとあとは、繁殖和牛生産推進事業については、事業評価で見直しということになっている中で、費用対効果を検証して受益者の意識の改善に努めるということが明記されているんです。その辺は、今回の予算をつくる上において意識改革であるとかそういったことをどういうふうに計画しているのか、やろうとしているのかということをお聞かせいただきたいと思います。 あとは、自主防災組織の件に関しましては、そういった特例があるということなので、この中にも該当する人が何人かいますので、ぜひ防災士を取っていただければと思います。その点についてお聞かせをいただきたいと思います。 ○議長(大森勝夫君) まちづくり課長。 ◎まちづくり課長(川又健君) お答えいたします。 まず初めに、まち・ひと・しごと創生の有識者会議の予算の関係なんですけれども、実は今回、計画自体は今年度のものでございますが、総合計画と同じように、今年度の状況を踏まえまして来年度に策定するものとして考えているものでございます。 予算の関係なんですけれども、今回、委員として選ぶ予定をしている方たち、例えば有識者というふうになりますと、同じ欄の一番上の総合計画審議会と重複するところも多分出てくると思われるところでございます。そのため、総合計画審議会と同日に開催するとか、そのような同日開催により日当の節約であったりとか、経費削減しながらその辺はやっていきたいと考えていますため、予算のほうが少し減額になっているものでございます。 次に、官民連携につきましては、確かに議員がおっしゃいますとおり、通常、役場が業務委託したとき、効果検証というのは最後の実績を見て、効果があったかどうか、そういうものを判断する事業が多くございますが、議員がおっしゃるとおり、今回、官民連携事業につきましては、その都度、そのフェーズの段階でどのような効果があるのか、町のほうで予定しているような内容に沿ってきちんと進んでいるかどうかも含めて検証していきたいと考えております。 ○議長(大森勝夫君) 農林課長。 ◎農林課長(円谷肇君) ただいまのご質問にお答えします。 畜産農家の高齢化、そういうものが進んでおりまして、そういうふうな方々が少なくなってくる中で、意欲のある生産者に対しての増頭とか、そういうふうなもので対応していきたいと考えております。和牛はこれからも大子町の生産にとっても大きなものとなっておりますので、そちらのほうに力を入れていきたいと考えております。 ○議長(大森勝夫君) 総務課長。 ◎総務課長椎名信一君) 防災士関係につきましては、先ほどもご質問にお答えしているんですが、自主防災組織全体の意見交換などを考えていかなければならないと思っております。それらの自主防災組織の中にも該当する方も多くいらっしゃるでしょうし、視野を広くしてそういった育成、確保には対応していきたいというふうに考えております。 ○議長(大森勝夫君) 菊池靖一君。 ◆4番(菊池靖一君) 1つだけ、受益者の意識の改善ということに対しての答弁にはなっていないんですけれども、なかなか答えが難しいんでしょうから、それでいいです。私は終わります。 ○議長(大森勝夫君) ほかに質疑はありませんか。 須藤明君。 ◆2番(須藤明君) 2番の須藤です。2点ほど質問をしたいと思います。 まず、115ページの委託料の中の観光施設利用促進業務の委託料170万、これについてどういうものなのかお聞かせをいただきたいと思います。 それから、117ページのシャトルバス等運行業務243万8,000円、これについてのご説明をいただきたいなというふうに思います。よろしくお願いします。 ○議長(大森勝夫君) 観光商工課長。 ◎観光商工課長内田さち子君) お答えいたします。 観光施設利用促進業務でございますけれども、こちらは町民特別割引、半額を行っていますので、その事業です。 それから、シャトルバス運行業務ですけれども、こちらのほうは滝本から割山のシャトルバス、それとふるさと博覧会のシャトルバス、周遊バスとなっております。 ○議長(大森勝夫君) 須藤明君。 ◆2番(須藤明君) 今、観光施設利用促進業務の中で半額というようなお話がございましたが、これはどこの施設が半額になるのか。その辺が分からないのでお聞かせをいただきたいということです、一つは。 ○議長(大森勝夫君) 観光商工課長。 ◎観光商工課長内田さち子君) 申し訳ありません。 森林の温泉と道の駅のお風呂になっております。 ○議長(大森勝夫君) 須藤明君。 ◆2番(須藤明君) 森林の温泉と観光物産館の浴場というような理解でよろしいのかとは思うんですが、半額にすると特別料金で利用できるというような設定でありますが、これは目的というのは、町民の健康増進が一つと、また施設の利用促進を図っていくんだという思いがこの予算にはあるのかなというふうに思うんですが、いつから行うんですか。それから、1人で何回も利用して構わないんですか。その辺の利用方法をお聞かせいただきたいというふうに思います。 それから、先ほどのシャトルバスの運行業務の中で、袋田の滝、それからふるさと博覧会、そういったことのシャトルバスの運行だというようなお話ですが、昨年の予算は49万3,000円だったんです。今回は243万8,000円というような約5倍ぐらいの予算が計上されているということなので、これがどういうことなのか、増便したのか、その辺のお話をお聞かせいただきたいと思います。 ○議長(大森勝夫君) 観光商工課長。 ◎観光商工課長内田さち子君) まずは利用の件ですけれども、こちらのほうは、今年度でいいますと1月から2月にかけて行っている業務ですけれども、大体ひと月ぐらいを予定して行っております。 それからあと、シャトルバスなんですけれども、ゴールデンウイーク、それから秋の行楽シーズンですね、そちらのときに今、茨交バスが袋田駅から滝本のほうに運行しておりませんので、それを補うために袋田から滝本へというような形で運行させる予算となっておりますので、そのために予算が膨らんでいると。前年度はふるさと博覧会のみの予算でありましたので、それで増額となっております。 ○議長(大森勝夫君) ほかに質疑はありませんか。 佐藤正弘君。 ◆11番(佐藤正弘君) 49ページに八溝山周辺地域定住自立圏連携事業というのがありますけれども、84万円ですか、どのような事業が展開されるのかというのが1つ。 そして、その次に50ページの下のほうですけれども、森林セラピー専門員、アート推進員、聖火リレー推進員というので会計年度任用職員を使うということになっていますけれども、報酬がそれぞれ違っているわけですけれども、この報酬が違うというのは、例えば専門的知識があるとか年齢とか勤務時間とか、そういうふうな様々な条件が加味されて報酬が違っているのかどうかというのが2つ目です。 3つ目が53ページになります。53ページに大子町営研修センター、研修棟改修設計業務300万円というのが入っていますけれども、どのような目的でどのように改築していくのかということです。 それと、同じところです。古民家の改修等1,700万円というのがありますけれども、大子町のブランド力の向上というのに役立てるというふうになっていますけれども、どのようにブランド力の向上につながると考えているかということです。 それと、次の54ページです。茨城県北ジオパーク推進協議会会費10万円とありますけれども、会費が10万円ですけれども、町としてこのジオパークに対する取り組み、支援なり、どのようなものがあるか。 それと、57ページ、企業誘致推進委員というのがあります。昨年度、新しい予算ですから今年度までどのような取り組みを行ってきたのか、それで成果はあったのかどうか。 次に61ページ、タクシー利用助成事業1,733万円というのが計上されていますけれども、発行と発送業務にその中から107万円が支出されるということですけれども、一昨年の2分の1と免許返納者の4分の3の段階ではその考え方、目的が違うと、導入で。そのように言われていたわけですけれども、今回、2分の1と4分の3のものが一緒になっているんではないかと思いますけれども、なぜ一緒なのかということ。 それと、63ページの下段のほうですけれども、いじめ問題再調査委員会委員というのがあるわけですけれども、このいじめ問題、5名で報酬30万円ですか。これは、現在いじめと疑われるような事象があって調査しなければならないというのでなっているのかどうか。一般的には内部で最初の調査をやると思うんですけれども、これ再調査と書いてありますから、どういうふうなのでここに計上されているのか。 あと、103ページ、儲かる産地支援事業というのがありますけれども、1,043万ですか、何を対象にして、どのような支援事業を行っているのか。 それと、107ページ、特産品販売推進事業費2,387万円というのが計上されていますけれども、地元の農産物の販路拡大、そして農家の所得増等にこれがつながっているのかどうかということをお聞きしたいと思います。 最後に109ページです。漆植林助成金50万と振興費、昨年同様の20万円というのが計上されているわけですけれども、楮も同じですけれども、楮の場合は、テレビ等でも報道されていますけれども、東京オリンピックの表彰などにも一部が使われる、大子のものが利用されているということで、この額ですね、全体の楮や漆を盛り上げていくというのには、申し訳程度の額ではないかということと、漆と楮の実際の品質というのは専門家や納入先からも高い評価を得ていることは事実だと思うんですけれども、そのために町は何をやっていくのかという部分が単なる助成金ではなくて必要ではないかというふうに思うわけですけれども、その点についてお答え願いたいというふうに思います。 ○議長(大森勝夫君) まちづくり課長。 ◎まちづくり課長(川又健君) お答えいたします。 まず初めに、八溝山の定住自立圏でどのような事業をやっているかということでございますけれども、今回、八溝山定住自立圏の中で、目的としまして、圏域全体で必要な生活機能の確保であるとか人口の定住を促進する施策というものを大きな目標としてやっているところでございますが、例えばその中で広域観光事業であったりとか特産品の販路拡大事業であったりとか、あとは防災研修会もございますけれども、様々な連携事業がございまして、その中で大子町のほうでも活用できるもの、一緒にやっていくべきものについては事業等を行っているものでございます。 次に、森林セラピー等、嘱託員の報酬の違いでございますけれども、こちらですが、町の規定に基づいて予算のほうを計上しているものでございまして、当然、今までの金額との違いについては、年齢だったりとか実務経験とかそういうものが加味されているのかなとは思いますけれども、あとは、それにプラスして交通費も含めますと差が出てくるのかなというふうに考えております。 次に、町営研修センターの300万円、どのような改修を検討しているのかということでございますが、今回、役場の庁舎が理科大のグラウンドのほうに移ることに伴いまして、研修棟についてはグラウンドのすぐそばにある建物でございます。1階から3階までございまして、2階は既に研修室などで整備されているところではございますが、1階とか3階、全然整備されていない部分も含めまして、今後、役場が来たときに備えまして、どのような活用ができるかというところからスタートして設計等をしていきたいと考えております。 次の古民家で大子のブランド力向上についてでございますけれども、先日の答弁でもお答えをさせていただいたところではございますが、地のものを使った、例えばですがコンニャクの製造体験、そこで作ったものをその場で自分たちで作った人が食べられるようなことをやったりとか、あそこも立地がすばらしいところでございますので、そこから周辺の観光施設に周遊していただくとか、まず来てもらって、魅力を再確認していただいて、町全体の魅力向上、ほかの施設にも回遊していただくような、そのような事業に結びつけられればいいかなというふうに考えているところでございます。 それから、ジオの件でございますけれども、町としての取り組みということでございますが、町のほうで独自に特別に何かやっているということでは今のところございませんが、ジオのほうの再認定に向けて茨城大学を中心に会議等を行っておりますので、周辺の市町と併せて、情報共有であるとか再認定に向けた課題の整理、それから再認定されたときの活用方法等を今現在検討しているところでございます。 次に、企業誘致推進委員についてでございますけれども、こちらは現在、取り組み等、今のところございません。といいますのも、先日もお答えしました企業立地適地調査の関係もございますが、企業の誘致に適した土地を探すのがまずリセット、水没したところも選定されていたということもありまして、もう一度、適地調査のほうをやりたいと考えております。 企業誘致推進委員については、それとは関連はしてはいるんですけれども、今現在ですが、推進委員自体を任命しているものではございませんので、実績はございません。今後、企業誘致適地調査の結果いい物件が出てきて、町のほうで活用の可能性が出てきたときに、こちら任命して企業誘致のほうにつなげていければというふうに考えております。 あと最後、タクシー利用券については、確かに導入目的は別でございまして、高齢者の足の確保、それから運転免許の自主返納ということで目的が分かれているところではございますけれども、券自体の発注先につきましては一緒でございまして、当然、一緒であるという理由については、2か所にあるよりも1か所でまとめてお願いしたほうが経費的にも安く行えるということもあります。予算上も分かれてはいたんですけれども、実際にお願いするものが一緒ということもありまして合算して計上させていただいているところでございます。 ○議長(大森勝夫君) 総務課長。 ◎総務課長椎名信一君) 63ページでご質問いただいております諸費の委員報酬の中のいじめ問題再調査委員会委員の報酬に関係する部分でございます。 この件につきましては、平成30年9月に町の中で条例を新規制定したことが関係するわけで、ご説明させていただきますが、この内容的には、教育委員会が所管する部分と、そして町部局のほうで所管する内容になっておりまして、大子町いじめ問題調査委員会を教育委員会の所管において、教育委員会の諮問に応じて調査、審議、答申するものがございます。それとまた別のものとして、それでもなおかつ再調査が必要な場合に、町部局のほうで大子町いじめ問題再調査委員会というふうな段階を設定してございます。 このいじめ問題再調査委員会は、重大事態に係る事実関係を明確にするための調査を町長からの諮問に応じて調査、審議、答申するものでございます。再調査委員会の委員の構成は、5人以内をもって組織するとなっておりまして、委員は、教育、法律、医療、心理、福祉等に関する学識経験を有する者、その他、町長が適当と認める者のうちから町長が委嘱する、医師でありますとか弁護士でありますとか児童心理学の先生などを想定しておりますけれども、このような条例に基づく内容となっております。 また、現在、事象があるかどうかにつきましては、この新年度予算につきましては、事象があるからではなくてその対応のための予算計上でございます。 以上でございます。 ○議長(大森勝夫君) 教育委員会事務局長。 ◎教育委員会事務局長(山崎仙一君) ただいまの総務課長の答弁に関連がございますので、答弁をさせていただきます。 ただいまの総務課長の答弁につきましては、いじめ問題の再調査委員会ということでお話をさせていただいております。その前段といたしまして、教育委員会に設置しておりますいじめ問題調査委員会というものがございます。予算については、136ページに報酬ということで5名の30万9,000円がのってございます。いじめの重大事態につきましては、まず教育委員会のほうで設置しております調査委員会で調査をして、その次に町部局の再調査委員会という流れになるかと思います。 こちらの教育委員会で設置しておりますいじめ問題調査委員会につきましても5名の委員ということで、教育、法律、医療、心理、福祉等に関する学識経験を有する者から5名を現在委嘱しております。また、内容につきましては、今年度、調査委員会を開催いたしまして、案件がございますので、委員会を開いて調査を現在進めております。 以上です。 ○議長(大森勝夫君) 観光商工課長。 ◎観光商工課長内田さち子君) 107ページ、特産品販売推進事業費についてでございますが、その中で農家とのつながりは行っているのかという質問でございますが、特産品を販売するに際しましては、生産者の農家の方々とのつながりがなくては行えない事業でありますので、今も十分に農家の方々とはつながりを持って行っていると思っております。 今後とも、農家とのつながりをより強めていきながら、よいものを生産していただきながら、私たちのほうで十分に販路を開拓しながら流通させていきたいと考えております。 ○議長(大森勝夫君) 農林課長。 ◎農林課長(円谷肇君) まず、103ページの儲かる産地支援事業につきましてご説明をしたいと思います。 今年度の儲かる産地支援事業につきましては、対象が奥久慈茶業組合、その中で茶園管理機、茶葉カッター制御システム、ラジコン動噴、ラインモニターに対する補助になります。補助率としましては、県の補助率が3分の1、町のほうが6分の1という形になります。 続きまして109ページの大子漆振興費の内訳でございますが、工芸クラブに対しまして12万円、漆保存会に対しまして8万円という形で補助をいたす予定でございます。 それと、大子那須楮保存会20万円で、それでは少ないのではないかということなんですが、今年度の予算の中で地域おこし協力隊、そちらのほうを1人雇いまして、大子漆、大子那須楮の担当に就いていただきまして、漆のPR、あと、楮のPRにつきましても、その地域おこし協力隊の隊員が担当となって携わる予定となっております。 ○議長(大森勝夫君) 佐藤正弘君。 ◆11番(佐藤正弘君) 八溝山周辺地域定住自立圏連携のことですけれども、この連携協定というのは、事務局の例えば大田原がこういうふうな取り組みをしたいというのを各参加の自治体が検討するというふうになっているのか、それとも下から積み上げていって、私のほうでは、例えば大子町から、こういうふうな行事なり事業を周辺の自治体でできないかというふうにやっていくのかどうか、それが一つです。 それと、セラピーの専門員というところの、アートもそうですけれども、交通費等も含まれるというふうな話をしていましたけれども、既にその委員になる方が決まっているのを前提にこういうふうな形でやっているのかどうかということです。 あと、大子町営の研修センター、設計業務費が約300万ほど計上されているわけですけれども、そうすると総工費というのは実際はどのぐらいかかるんでしょうか、この部分は。 それと、ジオパークの問題ですけれども、私たちも昨年ですか、埼玉県の秩父というところに視察に行ってまいりましたけれども、かなり自治体の人たちとの関わり、秩父市全体もそうですけれども、県北のジオパークとはまた状況が違うわけですけれども、自治体もどっぷりかむというか、かなり力を入れてやっているわけです。全てのものをジオパークに結びつけた観光資源としてやっているわけですけれども、そういうふうな取り組みが求められているのではないかと思うわけです。その点について、多分、視察に一緒に行った職員がいると思うんですけれども、その状況が伝わっているのか分かりませんけれども、どうしていくのかというのをもう一度、話をお願いしたいということ。 それと、タクシー利用助成のほうですね。今まで一緒に発送業務もやっているので一緒になっているということですけれども、2分の1補助と4分の3補助されているわけですけれども、額による比率、登録者の比率は出ていますから分かっていますけれども。その額による比率というのはどのようになっているのか。 103ページにある儲かる産地支援事業、今度の予算はお茶に対して支援をしていきたいということですけれども、その支援内容は業者が毎年替わるのか。例えば来年は違う人たちのところとか、そういうふうな規定があるのかどうか。 あと、109ページのその楮と漆は、私たちも視察に行かせてもらいました岐阜県の美濃、そして漆は岩手県の浄法寺漆ということで、どちらも大子から一定の量が入ってそれが品質がよいとなっているわけですけれども、そちらの美濃市も岩手も自治体が本当によくかんでいる。そういう意味でいいますと町の場合は、なかなか難しいのがあるかもしれませんけれども、全国に誇れる地場産業の、小さいものかもしれませんけれども、そういうのがあるのを生かす工夫が必要ではないかというふうに思うわけですけれども、その点について何か案があったらお答え願いたいというふうに思います。 ○議長(大森勝夫君) 農林課長。 ◎農林課長(円谷肇君) 儲かる産地支援事業につきましてお答えを申し上げます。 今年度は茶業組合の補助ということなんですが、この事業につきましては農業関係全般の事業でございまして、今年度、新しい農業者関係で補助を受けたいということであれば、県のほうにつながっていく事業だということでご理解をいただきたいと思います。 それと、漆と楮に関しましては、今年度、地域おこし協力隊を1名入れまして、特産品であるこの2つのものを一生懸命PRしながら今まで以上のブランド力をつくり上げていきたいと考えております。 以上です。 ○議長(大森勝夫君) まちづくり課長。 ◎まちづくり課長(川又健君) お答えいたします。 まず、1つだけ訂正させていただきたいと思うんですが、会計年度任用職員の積算につきましては、今回こちらの報酬のほうに含まれているのは、申し訳ございません、通勤手当、いわゆる交通費は別の基本給の部分になります。 それで、どのようなものを想定しているのか、委員を事前に想定しているのかということでございますけれども、今現在、嘱託員として雇用している者がございますので、その職員をベースに、予算の計上上はそのようにさせていただいているところでございます。 戻りまして、八溝山の定住自立圏の関係なんですけれども、当然、連携協定でございますので、中心市であります大田原市のほうで意見を取りまとめて、各自治体のほうで連携するものがあるかどうかというものを取りまとめるところもございます。でございますので、町のほうで今後、こういう事業について連携を図りたいんだけれどもということで意見を出して、大田原市が取りまとめて各市町のほうに意見を聞いてもらうということは、もちろんそういうことはこれまでもやっておりますし、これからも開催されるものだと考えているところでございます。 それから、町営研修センターの総事業費、これからどのぐらいかかるかということでございますけれども、まず今回の設計においてどのような活用ができるのか、どこまで、1階だけにするのか、2階だけにするのか、それとも全て使うのか、そういうものも含めて設計のほうを行っていきたいと思っておりますので、それが決まってから総工費というのは積算されるのかなというふうに考えております。 もう一つ、ジオの関係でございますけれども、確かに議員がおっしゃるとおり、自治体がより積極的にやって、再認定に結びつけるためにはそのような活動が必要だと思っております。職員のほうを研修に行かせていただいて、先進地といいますか、実際に活用しているところの自治体の関わりの厚さというのも感じているところでございます。 ただ、茨城県の県北のジオパークにつきましては、実際に、正直なところ、各市町において温度差が結構様々でございます。町のほうとしましても、協議会の意見も参考にしながら、これから町のほうでどのように活用していけるのか、もし活用していけるということで判断できるものでございましたら、町のほうもより積極的にしていきたいとは考えております。 あと、タクシーのほうでございますけれども、昨年度現在でございますが、全体で1,352名の利用者がいるところでございます。うち4分の3、いわゆる自主返納につきましては118名ございます。自主返納の方の金額につきましては、町民負担額については31万3,210円となっておりまして、全体でいいますと1,257万3,278円の町民負担がございます。先ほどお話しした数字については、自主返納の方が自分で支払った経費になります。これを見ますと全体の2.5%となっているところでございます。
    ○議長(大森勝夫君) 佐藤正弘君。 ◆11番(佐藤正弘君) 最後です。 八溝山周辺地域定住自立圏ですね、ここでは先ほど地域の課題もベースに挙げてできるのではないかというふうな話がありましたけれども、ぜひ、一般質問の中でも今回のが出ましたけれども、八溝山というのは、この名前のとおり定住自立圏の中心部なんですよ。その景観の問題をぜひ定住圏の中で取り上げていただくように努力をしていただきたいというのが一つです。 それと、タクシーの助成関係ですけれども、いつも言っているわけですけれども、乗車距離によって不公平感。どうしても、今の体制でいくと、やはり長距離を走ると個人の負担が多くなるというのはやっぱり不公平だと思うんですけれども、その部分の改善のために新たな公共交通を早期にできるようにお願いしたい。自治体自身でも不公平というのは認めるのかどうかというのをお話し願いたい。 最後ですけれども、漆と楮ですけれども、地域おこし協力隊に任せるのではなくて、町としてもしっかり課として援助してほしいというふうに思っています。 以上です。 ○議長(大森勝夫君) まちづくり課長。 ◎まちづくり課長(川又健君) お答えいたします。 まず、定住自立圏の関係でございますけれども、議員の皆様の一般質問でもありました。観光商工課長のほうで答弁したところではございますが、町の問題として検討できるかどうかも併せて大田原市のほうと協議は、できる範囲でもちろんやっていきたいと思っております。 あと、タクシー利用助成の関係ですけれども、確かに距離によって自己負担が大きくなる町民の方もいらっしゃいます。ただ一方で、その分、町からの補助も多くかけているところでございます。短距離で乗る方にとってそこの部分の不満、別の問題も出てくると思っております。 新たな公共交通につきましては、今回の定例会でも予算のほうを計上させていただいておりますAIタクシーについては、今回のタクシー利用の費用負担についても不公平感がなくなるような制度になるのではないかなというふうに思っているところでございます。 ○議長(大森勝夫君) 農林課長。 ◎農林課長(円谷肇君) ただいまの漆と楮の件につきましては、農林課としてもしっかりと後押しをしていきたいと思っております。 ○議長(大森勝夫君) ほかに質疑はありませんか。 鈴木陸郎君。 ◆12番(鈴木陸郎君) ページ数57、58です。 企業誘致推進費に702万7,000円計上しておりますけれども、この予算について目標、企業誘致そのものについての目標があってこの702万7,000円の予算が計上されたのかということと、それから関連して、58ページにサテライトオフィス等進出支援事業250万計上しておりますけれども、この事業内容とそれからこの150万という根拠、それをお聞かせいただきたいと思います。 それからもう一点は、104ページ、先ほど菊池議員、それから佐藤議員からもお話がありましたけれども、繁殖和牛生産推進事業費872万、県のほうが1億5,000万ということで発表しておりますけれども、大子町にはそのうちどのぐらい予算配分があるのかということと、それから、繁殖牛購入に関して直接農家に支援される額、予算額はどうなっているのかということをお聞きします。 ○議長(大森勝夫君) 農林課長。 ◎農林課長(円谷肇君) 104ページの繁殖和牛生産推進事業につきましては、先ほどお答えしたとおり、畜産組合とかそのようなところに補助するわけなんですけれども、県の1億5,500万円の配分はどうなっているかということなんですが、昨日発表されたばかりなので、町にどのぐらいの予算が反映されるということはまだ決まっておりません。ただ、決まっておりますのは、繁殖雌牛導入支援事業につきましては上限40万円で補助率が2分の1、それと高能力繁殖雌牛導入支援としまして補助額が定額で70万円ということが発表されております。中身につきましてはこれから県のほうからの指示があると思います。 以上でございます。 ○議長(大森勝夫君) まちづくり課長。 ◎まちづくり課長(川又健君) まず、企業誘致促進費の目標でございますけれども、実際に今現在、企業誘致推進委員等は任命していないところではございますけれども、まず町のほうで企業立地に適した場所を探して、そこに一つでも多くの企業さんが来ていただければというふうに考えて行っている事業でございます。 サテライトオフィスの進出支援事業補助金の内訳、それから内容でございますけれども、確認してすぐお答えいたします。 ○議長(大森勝夫君) 鈴木陸郎君。 ◆12番(鈴木陸郎君) この企業誘致の推進の仕方なんですけれども、委員を委嘱してする場合、町内の方も大事かと思うんですけれども、町外の方、要するに企業にパイプがある方を委嘱すべきだと思うんですけれども、この企業推進委員ですか、委員会の在り方そのものについても検討すべきではないかと思っています。実際予算を計上したから、それでできなかったということでは町民の期待に応えられない。これらを金額の大小にかかわらず実のあるものにするためにはどうしたらいいかということをまず検討すべきだと思うんですけれども、この委員の委嘱の方法ですね、これについてどのような方を委員に委嘱する予定なのかお聞きしたいということです。 それから、繁殖和牛の生産農家については、高齢者飼育が、一般質問でもやったとおり70歳、80歳の方が半分以上占めているという状況では、なかなか県の補助対象にはなり得ないんではないかということが予測されます。当然そういうことになると担い手ということになりますので、担い手対策をぜひ組合等と協議の上できるだけ早くして、そして大子町が何頭受けられるかということをぜひ検討していただきたいということです。これはお答えは結構です。 企業誘致の推進委員のほうについての答弁をお願いいたします。 ○議長(大森勝夫君) まちづくり課長。 ◎まちづくり課長(川又健君) 初めに、いただいた委員の選定についてでございます。 確かに地元の方が一番地元の状況は分かっているところではありますけれども、それだけではなくて広く知見を持った方、町内に限らず、そういう方を選定していきたいと考えております。 先ほどクリエイティブ支援事業について後ほど確認しますと言わせていただいた件でございますけれども、こちら県との連携事業でございまして、令和元年度まで実施していたもの、クリエイティブ事業で県と連携でやっていたものがございましたが、そちらは来年度以降、県の補助金がなくなったことから、町のほうで単独で同様な事業を行うものでございます。150万につきましては、今年度までやっていたものと同等の金額でオフィスの整備に充てるものを考えております。 ○議長(大森勝夫君) 鈴木陸郎君。 ◆12番(鈴木陸郎君) 企業誘致については、相手もあるということと、それから仮に企業が、こちらに進出したいという希望の方があっても、ではどこにその企業を誘致するのかということもありますので、ぜひこの企業誘致推進委員費の中で実のあるものとするには、やはり相手の方をまず募集なりなんなりして、営業するなりして見つけるということと、それからその企業がどこに立地していいのかという両方の作戦を立てて、限られた予算の中でぜひ実のあるものにして、そして少しでも町民の皆さんに期待を持っていただけるような事業にしていただきたいということをお願いいたしまして、質問は終わります。 ○議長(大森勝夫君) ほかに質疑はありませんか。 菊池富也君。 ◆1番(菊池富也君) それでは、歳入に関しましてですけれども、20ページ、27ページをご覧いただきたいと思います。 20ページのほうには、総務使用料といたしまして大子町営研修センターの使用料があります。これにつきましては、試算が出ておりますけれども、果たして本当にこの人数、3,335泊という宿泊の予定が確保できるのかどうか。学生の確保ですね、これが間違いなくできるのかどうかをお伺いしたいと思います。 続きまして、27ページのほうで、今年の3月で森林湖沼環境税のほうは残念ながら茨城県の方針ということで終了するわけでありますけれども、それに代わるものが国のほうから交付されるということなんですが、その全体の金額は幾らなのかお伺いをしたいと思います。 続きまして、41ページの県職員の派遣、これと関連いたしまして67ページのほうに、今年は派遣はしていないと思うんですけれども、茨城租税債権管理機構へ職員を派遣する場合があると思うんですが、それの関係で職員の派遣先と派遣予定についてお伺いをいたします。 続きまして、52ページには、大子町営研修センター、先ほどと同じなんですが、管理業務ということで3,049万8,000円を運営費としてお支払いするというようなことで、これは大体前年度と同じぐらいの金額があがっていますけれども、今年の改修計画の影響がないのかどうか、それと人数がこのままでよいのかどうかということ。 続きまして、63ページに新庁舎建設事業費があがっております。委託料、工事請負費、これらにつきまして入札の方法を伺いたいと思います。それから、前渡金につきましてはどのような支払い方法を行うのかどうか伺います。 続きまして、104ページにつきましては、先ほどから各議員から出ていますように畜産振興費です。これにつきまして、補助金のほうの共進会の事業、これは4万8,000円で多分、参加する、参加費用しかのっていないとは思うんですけれども、今年、被害を受けて大宮の市場へ出すようなことがあったんですが、それに対する補助金は町として考えなくてよいのかどうかということ。 最後になりますが、117ページ、袋田観瀑施設、第2観瀑台のデッキ改修工事、これにつきましては、先ほど中郡議員からもありましたように随分割高になっております。割高の内容につきましてはお伺いしましたけれども、それでは平成20年度に建てたときの工事費、これと比較してどのような違いがあるのかどうか伺いたいと思います。 以上です。 ○議長(大森勝夫君) まちづくり課長。 ◎まちづくり課長(川又健君) お答えいたします。 まず、研修センターの件でございますが、研修センターの利用料、あと利用者の確保についてでございますが、確かに今現在3,335泊は想定していて、社会人も含めますと3,500を超える泊数を見込んでいるところでございます。確保できるかどうかにつきましてでございますが、今現在も大学幾つかから、利用したいんだけれどもどうしたらいいのかとか、その辺のお問い合わせを頂いているところでございますので、町としましても、その期待に応えられるように、また予算の積算が過大な歳入の見込みというふうにならないように、利用促進には十分努めていきたいと考えております。 あともう一つ、研修センターの改修工事の影響を受けないかどうかということでございますけれども、今回の研修センターの改修工事につきましては、トラックが入る時間帯、常にではないとは思うんですけれども、今現在、たしか入り口は1本しかないので、そちらのほうをトラックが通行する時間帯については利用者の車とすれ違いができない状況もございますので、多少の影響はあるとは思いますけれども、特に研修センターの運営については、今のところ建物自体を使えなくなるような状況は想定してございません。 また、研修センターの今後の活用につきましては、今現在、県の建築指導課や保健所のほうと関係法令等の手続について、また要件等についていろいろ最終確認を行っている段階でございます。先ほどもお話しさせていただいたところではございますが、そういうことも含めまして、工事の影響がないような形で研修センターのほうの運用はできるのではないかなというふうに考えているところでございます。 ○議長(大森勝夫君) 農林課長。 ◎農林課長(円谷肇君) お答えいたします。 森林湖沼環境税に代わる事業としまして森林環境譲与税というものが創設されまして、令和2年度の数字としましては6,616万3,000円、その金額が大子町のほうに納まる予定になっております。 それと、共進会に係る事業でございますが、県のホルスタイン共進会出場時に補助をするということで、今年度も8頭掛ける6,000円ということで4万8,000円を計上しております。 以上です。 ○議長(大森勝夫君) 総務課長。 ◎総務課長椎名信一君) まず1点を先にご回答したいと思います。 職員の町以外への派遣予定と派遣先についてでありますけれども、現在、栃木県の大田原市との人事交流はしておりますので、そこについては継続をしたいとは考えておりますが、そのほかにつきましては、職員の資質の向上のために国・県などとの人事交流は必要だと考えておりますが、今のところはまだ調整中でございまして、具体的に申し上げることはできない状況でございます。 ○議長(大森勝夫君) 観光商工課長。 ◎観光商工課長内田さち子君) 117ページのデッキ工事の件ですけれども、工法等は、先ほど方法はお話ししていますけれども、材質のほうを、今回は耐久性に優れたプラウッドと呼ばれる木材、それからプラスチックの複合材を利用するということでございます。 それで、前回はデッキ施設の直接工事費ですか、そちらのほうは、当時は見積りの段階でヒバ防腐剤塗布したものが平米7万6,000円、今回の見積りでは、プラウッドですね、平米9万3,400円という形になります。差額は1万7,400円なので、前と比べますと今回は約22%の増ということになっております。 ○議長(大森勝夫君) 農林課長。 ◎農林課長(円谷肇君) それでは、畜産組合の補助ということなんですが、畜産組合のほうから水害時にうちのほうに相談に参りまして、畜産組合で補助対象となるものが牛衡機という牛の重さを量る機械なんですが、その修繕費用だったんですが、その修繕費用が県の補助の2分の1ということで金額として37万円の2分の1ということなので、畜協のほうでそちらのほうは結構ですというようなお話がありましたので、ご報告だけ申し上げておきます。 ○議長(大森勝夫君) 町長。 ◎町長(高梨哲彦君) 63ページの庁舎の入札等々に関してお答え申し上げたいというふうに思います。 庁舎におきましては、もうご案内のとおり、東京理科大研修センター跡地へ移動することとなりまして、今、設計中でございます。ここの土地のままでございましたら建設はもう発注済みということで、皆さんに当然、入札方法でありますとか契約方法のご案内をさせておる状況ではあると思っています。 今度、土地が替わることによりまして、外構、それから建設の今、設計中でございます。進入路に関する調査でありましたり、それから現地の解体工事でありましたり、そういうものも今度、入ってくる状況ではございます。従来の進入路に代わる土木系であるもの、それから解体であるもの等々に関しては指名入札で考えておるところでございます。新築に関する金額の張るものでありましたり新規の事業に関しましては、設計が終わった段階で、工事の区分でありましたり入札の方法に関してはもう一度検討いたしましてご説明を申し上げたいというふうに思います。 それから、入札の条件に関します前渡金に関しましても、金額の大小を踏まえまして、そこで検討して皆さんにお諮りをしたい、お示ししたいというふうに思っています。 ○議長(大森勝夫君) 菊池富也君。 ◆1番(菊池富也君) 最後の入札の方法につきましては、十分、大子町の業者の方が参加できるような方法でやっていただきたいと思っております。最近、自動車を買うのにしても何してもほかの市町村ばかり利用しているみたいですので、できるだけ大子町の方ということでお願いしたいと思います。 それから、先ほど私が観光商工課に聞いた件ですが、全体の金額を教えろと言っているんではないんです。何%ぐらいということで、22%だけしか上がっていないことですよね。20年度に造ったときはもっと大変な工事でした。物品を運ぶのにもわざわざ側道を造って、あれ、中が通れないので造ったわけですから莫大な工事費がかかっているんです。にもかかわらず、今回の手直しの作業のほうが随分と高額になっているので、そのことを言っているんです。ほかのことは私は聞いていないです。そういうことだから、最初の20年度の工事費について示してくださいと言ったわけですから。その答えですから、私が欲しいのは。 それで、先ほど聞いたら平米で20%ぐらいしか上がっていないということでしょう。では何平米あるんですか。平米数だって少ないでしょう。それを考えたときに随分と割高になっていると。私だっていたんです。だから分かっているんです、中身については。どういう工事をやったかも。大変な工事でした、あのときは。その金額に対してそこの部分だけでは相当な割高になっているので。多分あのときのものだと二、三千万のはずです、その部分については。それが7,000万超える金額になっているので、それはどういう算定の仕方をしたのかということをお聞きしたかったんです。 あと、そのほかの件については了解しました。 ○議長(大森勝夫君) 観光商工課長。 ◎観光商工課長内田さち子君) 平成20年9月に竣工した新観瀑台建設費については、全体で約5億2,000万円ということは分かっております。今回のデッキの面積ですけれども、面積は200平米、階段を含んでという形になっております。 それで、今、私が言ったのは、デッキ施設の直接工事費の平米の単価ということでお話を申し上げました。デッキだけの工事費というのは、今、手持ちにはございませんのでお答えすることができません。 ○議長(大森勝夫君) 財政課長。 ◎財政課長佐藤光保君) 今の質問に的確に答えられるかどうかは分かりませんが、今回の予算が大分高額ということになっておりますが、今言った観瀑台の改修工事につきましては、直接工事費、いわゆる直工という言い方をするかと思うんですが、それが約4,200万円ということで、いわゆる諸経費ですね、その部分が非常に高くなっております。 これについては、先ほど来、菊池議員が言っているとおり、当時は非常に難所というような工事だったために、今建っているところにはもちろん立ち入れないわけですので、前の古い観瀑台のほうにモノレールを造りまして、そのモノレールを使って物の搬入をしたというようなことから、それについては基本的にデッキについて造ったということではなくて、デッキも含めた全体を造るために造ったということで、そういう部分についてはほかの工事との共通仮設ということになりますので、その部分については含まれない、または含まれたとしてもほかの部分との相殺ができるのかなというふうに思っております。 それで、今回の諸経費、現場管理費、それから一般管理費、合わせました経費率というのが48%というふうなことになっております。そういうことが額が高くなっている原因の一つと考えております。 以上です。 ○議長(大森勝夫君) 菊池富也君。 ◆1番(菊池富也君) 管理費が48%ということは実質は半分でできるということです。それについてはいいですけれども、そういうことなんで、町で造るものでありますから公平な入札を行いまして、できるだけ安価に造っていただきたいと思っています。材質的にいいものを造っていただいて、安心で安全な、そういうデッキができればいいわけですから、きれいなものを造っていただきたいとは思うんですけれども、それはやはりあまり高額なものではなくて、十分ね。 そして、また二、三年で交換するようになったら大変でしょう。後の議員が言うかもしれませんけれども、厳しいご指摘が出てくるといけないので、最初から金額を抑えたもので造ってはどうですかということでお話をしたわけですから、以上で私の質問は終わります。 ○議長(大森勝夫君) 暫時休憩します。 △休憩 午後0時06分 △再開 午後0時13分 ○議長(大森勝夫君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 ほかに質疑はありませんか。 岡田敏克君。 ◆7番(岡田敏克君) 109ページの中に、再三ほかの質問者も言ったんですが、大子那須楮ですね、保存会の20万ですか、予算が上がっているんですが、農林課長にお聞きしたいんですが、植物の名前でトロロアオイというのは知っていますか。 それと、この20万、どういうものに使われるのか、保存会に対してですね、それを教えていただきたいと思います。 ○議長(大森勝夫君) 農林課長。 ◎農林課長(円谷肇君) お答えいたします。 トロロアオイは楮の種類だということです。 それと、20万円の使い方ですが、漆振興に関するもの、あとは工芸くらぶ、保存会での運営費用となります。 ○議長(大森勝夫君) 岡田敏克君。 ◆7番(岡田敏克君) このトロロアオイというのは、単なる大子那須楮、こういうものを私が今まで一般質問で何回かやって、やっとブランド化になったといういきさつがあるものですからあえて質問をさせていただきますが、この大子那須楮のブランド化で、これだけでは和紙はできないんです。水に溶かして、それだけではできないんです、和紙は。要するにこのトロロアオイというのが大事なんです。これちょっと皆さん頭に入れておいてください。 このトロロアオイというのは、茨城県の中で小美玉市だと思うんですが、ここでしか生産をしていないんです。これがなくなったらもう終わりなんです、一般的には。いくら楮を増やしても、作っても、美濃はできないというものなんです。 ですから、このトロロアオイを何とか大子で、大子那須楮というのはせっかくブランド化したものですから、できれば今度は地域おこし協力隊の方に勉強してもらって、大子でそのトロロアオイ、ぜひこの植物を生産してもらえれば一挙両得ではないかと思っているんです。その辺のことを一つ提案したいんですが、課長のほうからも勉強していただいて、ぜひ大子の地でトロロアオイを生産してもらいたいと思っております。いかがでしょうか。 ○議長(大森勝夫君) 農林課長。 ◎農林課長(円谷肇君) 私も、トロロアオイをNHKで取り上げてあったのを拝見させていただきました。今度、担当職員がつきますので、その件に関しましても一生懸命推進してまいりたいと思います。 以上です。 ○議長(大森勝夫君) ほかに質疑はありませんか。 金澤眞人君。 ◆9番(金澤眞人君) 1点だけお願いします。 先ほど菊池富也議員の質問の答弁の中で、森林湖沼環境税と、これ県のほうのですよね、それから国のほうの森林環境譲与税の件でお話が出たんですけれども、県のほうの森林湖沼環境税というのは、あと何年か国のほうとダブるというふうに私の前の質問のときにお答えがあったんですけれども、現時点ではどんな状況になるんでしょうか。その確認だけお願いします。 ○議長(大森勝夫君) 農林課長。 ◎農林課長(円谷肇君) お答えいたします。 森林湖沼環境税については、暫定の財源でありますが、あと2年間、茨城県のほうは続く予定です。町に下りてきておりますのは、身近なみどり整備推進事業としまして、今年度に関しましては300万円を頂く予定になっております。 以上です。 ○議長(大森勝夫君) 金澤眞人君。 ◆9番(金澤眞人君) そうすると、森林湖沼環境税は県のほうの税金なんですけれども、これは森林組合のほうに大部分が直接行っているということで、町は通じないけれども、大子町には森林整備として1億何千万のお金が行っているという理解でよろしいんですね。 ○議長(大森勝夫君) 農林課長。 ◎農林課長(円谷肇君) そのとおりでございます。 ○議長(大森勝夫君) ほかに質疑はありませんか。 野内健一君。 ◆14番(野内健一君) 77ページでお願いいたします。高齢者福祉対策費ということで。 地域包括ケアシステムのネットワーク事業代表者会議委員ということで13人、そこで上げられている委員報酬があります。大子町地域包括ケアシステムネットワーク事業の体系をつくっていくという形なんですが、目的として関係者等による、要支援者及び家族が抱える課題の検討という形なんですが、今までも、似たようなという形ではないですが、同じような部分での検討課題がありまして、今回、複合的な課題を抱える個別ケースの検討会議であるという形で示されております。 それで、この大子町地域包括ケアシステムのネットワーク事業会議の体系的なものとして挙げられているのが、この事業者の委員という形で13名挙げられておりますけれども、この方たちの、いわゆる地域関係者とか関係機関とか役場関係者となっているんですが、この内容的なものを町民の皆様にフィードバックするといいますか、こういうことが話し合われまして、町はこのような形でこういう事業をやる可能性が出てきた場合、こういうのを検討しているというような形での、フィードバックする情報というものをこの会議の中身も含めて町民の皆様に伝達するような方法というのは考えられているのかどうか、それだけお聞きしたいんですが。 ○議長(大森勝夫君) 福祉課長。 ◎福祉課長(神長敏君) お答えいたします。 以前から検討してまいりました地域包括ケアシステムを構築しなければならないということで、ここ数年来、検討してまいりました。それで、このネットワーク事業でございますが、大きく分けて個別ケース検討会議というのが一番下部にあります。そして、その上が実務者会議、その上に代表者会議という三層構造になっておるんですが、この構成委員といたしましては、医師会の代表であるとか医療機関の代表であるとか保健所の方であるとか、または学校長であるとか民生委員さん、区長会、町の包括的なというか、全体を網羅するような形で委員に入っていただきまして、今、町が抱えている、福祉課だけの問題とはいえないもっと大きな、まちづくりみたいな話になってしまうんですけれども、そこをこの会議の中でいろいろ協議し合っていこうというものでございます。 ですので、皆さん、その組織から来ていただく方がもちろんそこの自分のところに戻ってフィードバックしていただくというのもあるし、あるいは今後、広報だいごとかでこの会議を広くお知らせしていかなければならないと。来年度からの本格運用を目指しているものであります。 ○議長(大森勝夫君) 野内健一君。 ◆14番(野内健一君) よく分かりました。 それで、町民の皆様へ、さっき私が申し上げましたいわゆるフィードバックしていく。こういうものが話し合われましたという形のものについて、実際、そこに会報といいますか、町民への伝達する部分のものが、割と皆さん、町の広報というのは読まない方がたくさんいるんです。この問題に対しては興味があって、よく見ると例えば教育の問題なり、この部分ではなくても、特別枠みたいな形で、というのはこの包括ケアシステムのネットワーク、せっかく皆様方、関係者お集まりになるので、そこで出た内容というのは割と興味を持って、同じような経験をされている方が読まれる方、見られる方はたくさんあるかと思うんです。これも特別に何かの部分を、別なパートでという形でいったらいいのかなんですが、町の広報の中にとじても構わないし、別枠で配るという部分、出てくるかと思うんですが、そういう方法というのは取れないでしょうか。 ○議長(大森勝夫君) 福祉課長。 ◎福祉課長(神長敏君) まだそこまでの詳細なところは検討しておりませんが、できればそのようにしていかなければならないと思っております。 ○議長(大森勝夫君) 野内健一君。 ◆14番(野内健一君) では最後になりますけれども、分かりました。そのような形のものが、これからが多分、重要な部分になるのかなと考えますので、ぜひともよろしくお願いしたいという形で質問を終わります。 ○議長(大森勝夫君) ほかに質疑はありませんか。 吉成好信君。 ◆15番(吉成好信君) それでは、まず最初に41ページ、2-1-1の12、委託料でありますが、顧問弁護士ということでありますけれども、顧問料については1件ごとにやっているのか、まとめてなのか、どういう支払い方法をしているのかお聞かせ願いたいと思っております。 それから、58ページ、2-1-14の13、使用料及び賃借料でありますが、120万、商店街の空き家店舗等の家賃というようなことでありますが、これはどこなのか。 それから、56ページですが、これは新しいものと古いものをもらったんですが、先にもらったほうは地域おこし協力隊でありますが、2-1-13の1の報酬の中では地域おこし協力隊が9人、それからもう一つ言うと、地域おこし協力隊が9人ということで567万5,000円と985万8,000円、2つ書いてあるんです。後からもらった製本のほうは、地域おこし協力隊ということで合計の分で1,553万3,000円ということになっているわけですが、これは先にもらったほうを訂正して新しいほうになっているんでしょうけれども、そこは後からもらったほうが正しいということですね。そういう認識でおります。 それから、58ページ、2-1-14の12、空き店舗等における起業支援業務ということで349万8,000円ですか、それから空き店舗等の浄化槽保守点検業務ということで3万3,000円、これはどこなのか。保守点検をするんでありますから。あとは起業の支援業務はどのようになっているのか、どこでやっているのか。 それから、81ページ、3-2-1の7、記念品代ということで、新生児すくすく祝金ということで1,000万でありますが、昨年は何件くらいあったのか。今年の分については1,000万ですから、そういうことで去年の実績をお願いしたい。 それから、87ページ、4-1-1の13、委託料、これ救急傷病者等の診療ということで1,000万、これは水郡医師会のほうへやっているのか、そうだと思うんでありますが。 それからあと、その中で4-1-1の25、これは寄附金でありますが、900万でありますからこれが筑波大学のほうへのものなのか。 それと、134ページ、8-1-5の14、982万、工事請負費、これはお寺のほうと話し合いがついてこういう形になったんだと思うんでありますが、今まで宗教だの何だのといっていろいろお墓の工事については敬遠がっていたわけでありますが、今回避難所というようなことでつけてくれたということで感謝をしているわけであります。見栄えよく、シーズン外にできるようになるべくならば早くやったのがいいんですが、ただ、秋の行楽シーズンになりますと邪魔になるということで、その前にできるんであれば早くやっていただきたいなというふうに思っているわけであります。大変ありがたいことなんでありますが、こういう形で予算をつけていただいて感謝をします。今までは何を言ってもどうにもならないということでありまして、議会で議決をしてもなかなかできなかったと。そういうことで、いわゆる災害関連で、やってもらえるということで感謝を申し上げたいと思っております。 これはお寺のほうとの話し合いがついているんだと思いますが、そういう点ではいつ頃工事が始まるのか一つお聞きしておきたいと思います。 以上です。 ○議長(大森勝夫君) 総務課長。 ◎総務課長椎名信一君) 吉成議員から総務課のほうに2点ほどご質問いただいていますので、お答えしたいと思います。 1つは、41ページの委託料、顧問弁護士への委託料でございますけれども、基本的には年間を通じてこの額でお願いするということで話をしているところでございます。ただ、特徴的な個別の事案が発生した場合は、場合によっては別の料金ということも検討せざるを得ないというふうには思っております。 それから、ただいま一番最後にご質問いただきました134ページの工事請負費、長岡区避難路のり面補修工事でございますが、これにつきましては、従来の陳情を背景としましたものとまた一線を画しまして、最近災害が多く発生している中にありまして、昨年10月の水害のときにも、長岡地区としましては少しでも高いところへ避難するというふうな考えの中で、この該当するお寺のほうを安全なところとして避難されたというふうな状況があるとなっております。 今年度、早い時期に、同じく参道の一部が現にぽろぽろと礫質のところが落ちているというふうな状況もございましたので、そこにつきましても、地域住民の避難場所としての安全を確保するためにモルタルの吹きつけ工事を行ったところでございます。 併せまして、今回、新年度に予算を立てましたのは、そこの延長としまして、高台へ避難する方々の安全を守るためにのり面の補修工事を行うものでございます。その工事の施工時期につきましては、年度が開始しまして早めに対応したいということで、現在、内部では検討しております。 また、もちろんそちらのお寺の方とも、景観の上でこのような考えになりますけれどもどうでしょうかというふうなことについては、ご相談をした上での計画設計となっておりますので、お答えしたいと思います。 以上になります。 ○議長(大森勝夫君) 福祉課長。 ◎福祉課長(神長敏君) すくすく祝金の平成30年度の実績でございますが、66人でございます。 ○議長(大森勝夫君) 健康増進課長。 ◎健康増進課長(菊池光子君) それでは、87ページの救急傷病者診療について、委託料についてご説明いたします。 こちら水郡医師会にお支払いしているものです。365日24時間輪番制の救急診療体制を取っていただいておりますので、そちらに対して支払っているものでございます。昨年度は507件、3つの医療機関に診療していただいているところです。 それから、89ページの地域総合診療医学講座に対する寄附金ですけれども、こちらは平成30年度から3年間にわたって筑波大学の寄附口座に寄附を900万行いまして、1日分に当たる医師の派遣にはなりますが、半日が一つの病院、半日がもう一つの病院、そしてどちらかの当直をやっていただくという形で医師確保をしている事業でございます。それと併せて、年間5回程度、小・中学校とか、後は一般町民向けに健康教室を行っていただいて、講師もしていただいております。そういう事業になります。 以上です。 ○議長(大森勝夫君) まちづくり課長。 ◎まちづくり課長(川又健君) お答えいたします。 まず、空き店舗の活用についてどこを想定しているのかということでございますけれども、現在、町内のほうで旧堀江歯科のところを活用することを検討しているところでございます。 それから、浄化槽の点検保守業務につきましては、どこというところではないんですが、町のほうで、町うちの空き店舗を活用するに当たって当然、浄化槽の点検が必要になってくると思いますので、そこの費用を見込んでいるものでございます。 ○議長(大森勝夫君) 財政課長。 ◎財政課長佐藤光保君) 財政課からは、56ページの地域おこし協力隊のところが9人というような表記になっております。金額については1,553万3,000円と、皆さんのほうにお配りした本のほうについてはそう記載されているかと思いますが、以前に配りましたものについては、地域おこし協力隊9人、567万5,000円、地域おこし協力隊9人、986万8,000円ということで、合計した金額は同じでございますが、これは皆さんにお配りした時点では、全員協議会のときに配らないわけにはいかないので配りました。 ということで、仕上がったのが2月17日ということで、その間に校正をかけております。その校正をかけた結果、今、皆さんにお配りしている新しい予算書ということになりますので、皆さんはその新しい予算書に基づいて令和2年度1年間対応していただきたいなというふうに思います。よろしくお願いします。 ○議長(大森勝夫君) 吉成好信君。 ◆15番(吉成好信君) それでは、顧問弁護士料については、これは年額ということでいいわけですね。1件ごとというよりも、顧問弁護士料ですから100万ぐらい払っているのかなというふうなことであったんですが、1件ごとで払うんだったらこのくらいなのかなという、小刻みに払っているのかなということでありますが、年額ということでは、妥当だというよりも安いかなと思っているわけであります。分かりました。 それから、2-1-14の13、旧堀江歯科をあそこに充てるということで、商店街の空き家ですね、工事をやっていたんですよね。ですから、外壁なんかにアートがついているんですよね。それはよく分かるんですが、そういうことでどこかということでお聞きをしたわけであります。 それから、救急業務については1,000万でありますが、これは水郡医師会との約束かなということで再度お聞きをしたところであります。 あとは、900万は、去年も筑波大学の協力によるものだということであったわけでありますが、そういうことでそこはいいんですが、ただ、永源寺の災害対策の問題についてはできるだけ、夏が来ますので、また大雨が来て大騒ぎするようではどうしようもありませんから、予算がついた時点で早急に取り組んでいただきたいというようなことをお願い申し上げて、終わりにしたいと思います。 ○議長(大森勝夫君) まちづくり課長。 ◎まちづくり課長(川又健君) 先ほどの吉成議員の質問の中で1点回答が漏れていたものがございます。申し訳ございません。今から答弁いたします。 空き店舗の起業支援の業務の内容についてでございます。業務の内容につきましては2点ございまして、まず一つが地域資源を活用した起業の支援、それからもう一つがまちづくりを目的とした会社等の設立支援を行う業務でございます。 まず1つ目が、町内の意欲ある若手経営者等の育成に力を入れまして、地場産業の振興及び雇用の創出を図るものでございます。もう一つのまちづくりを目的とした会社等の設立支援についてでございますが、先ほどの地域資源を活用した起業支援と連携しまして、町内の空き店舗等を活用した町の新たな拠点となる法人の設立の支援というふうに業務内容はなっております。 以上でございます。 ○議長(大森勝夫君) ほかに質疑はありませんか。     〔発言する人なし〕 ○議長(大森勝夫君) これで質疑を終わります。 討論の申出がありますので、これから討論を行います。 討論時間は1人5分以内とします。 まず、原案に反対者の発言を許します。 11番、佐藤正弘君。     〔11番 佐藤正弘君 登壇〕 ◆11番(佐藤正弘君) 反対の立場から討論を行います。 令和2年度一般会計予算案に反対する討論。 私は、令和2年度一般会計予算案に反対の立場で討論を行います。 今、町民が求めているのは、少子・高齢化、人口減の中にあっても生活の安定や安心して暮らせる町である。 令和2年度予算の編成に当たって、誰もが安心・安全を実感できるまちづくりの推進、次世代を担う若い世代への投資の強化、地場産業の未来を応援し足腰の強い大子町の創造、民間企業との連携による外部ノウハウを活用した魅力向上策の刷新、魅力あふれる住みよいまちづくりの創造など5つの柱を掲げ、日本一の幸せな町を推進するとしている。しかし、その施策、事業は不十分である。 第1に、子育て世帯の負担の軽減を図る18歳までの医療費の無料化、学校給食、保育所、幼稚園の無料化は先進的な取組で、国や他の自治体にも見本となる事業であり、評価する。大子清流高校の魅力アップ助成事業は、生徒数を増やすためにはさらなる魅力ある事業が求められる。児童・生徒のICT教育の推進、ブリティッシュヒルズ英語研修事業などの施策として打ち出している。継続的な施策の追求が求められる。 第2に、人口に占める65歳以上の高齢者の割合は44.6%を超えている。また、町民の所得は県下で最下位に位置する。そのような中で、住宅リフォーム助成制度、段差の解消、トイレ・水回りの改善、災害からの復旧などの用途に多く使われ、評価をする。タクシー利用助成事業は、乗車距離によって不公平感が依然として残っている。公共交通体系の早急な改善が求められる。 高齢者福祉の充実で最も重要なのは、高齢者が安心で長生きできる環境づくりである。高齢者の集う環境、働く意欲を持った高齢者の雇用の促進などの施策が予算に反映されていない。 第3に、町の主要産業は農林業、観光である。農林業の振興のための町の独自の施策、事業、予算は不十分である。大子産漆、楮は取引先、専門家から高い評価を得ている。しかし、自治体としての役割、取り組みは不十分である。また、特産品販売事業に2,383万円が計上されているが、大子町の農業の振興、農家の所得増に結びついているのか疑問である。また、古民家を活用した茨城ブランド力向上事業は、過去の経験からも地域振興につながるか疑問である。 最後に、予算編成に当たって5つの柱、誰もが安心・安全を実感できるまちづくりの推進、次世代を担う若い世代への投資の強化などの施策の一部には評価できるものもある。しかしながら、町民が町に求める施策とかけ離れてつくられた施策も多く、不十分である。 町長は、町長選の際、様々な公約を掲げている。しかし、具体的な実現の道筋を示さなかった公約が大多数である。また、町長は本来、対等・平等であるべき議会を軽視し、マスコミを優先する傾向が見られる。改めることを求める。 自治体の任務の第一は住民福祉の向上である。主な事業の中でも評価できるものもある。しかし、施策の中で効果がないもの、疑問なもの、不十分なものもある。よって、令和2年度予算案に賛成することはできない。 議員各位の賛同をお願いし、反対討論といたします。 ○議長(大森勝夫君) これで討論を終わります。 この採決は起立によって行います。 日程第1、町長提出議案第29号を原案のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(大森勝夫君) 起立多数。 本案は原案のとおり可決決定しました。--------------------------------------- △議案第30号の上程、質疑、採決 ○議長(大森勝夫君) 日程第2、令和2年度大子町国民健康保険事業特別会計予算町長提出議案第30号)を議題とします。 議案の朗読を省略します。 質疑を許します。 佐藤正弘君。 ◆11番(佐藤正弘君) 184ページですけれども、予算を組むに当たっての国保世帯数というのは何世帯かが1つ。 187ページ、一般被保険者等国民健康保険税の歳入の部分ですけれども、昨年と比べると2,073万減ると、減収になるわけですけれども、どのような理由から減るのか。例えば国保の広域化に伴うものとか様々な理由があるかもしれませんけれども、どのような理由があるのかというのが2つ目。 次に189ページです。医療費給付部分の滞納分、医療費と介護、後期高齢者があるわけですけれども、昨年と比べると減っているわけですけれども、2,300万ぐらいまだ滞納部分があると。この滞納の要因というのはどのようなものか。 190ページ、一般会計からの繰り入れが2億1,000万ありますけれども、1世帯当たりの繰入額というのは計算するとどのぐらいになるのか。そのことについてお答え願いたいというふうに思います。 ○議長(大森勝夫君) 町民課長。 ◎町民課長(矢田部信彦君) まず初めに、予算を組むに当たっての世帯数でございますが、令和元年11月課税調定額時点を基にいたしまして予算額のほうの積算をしております。その時点での世帯数が3,086世帯となっております。昨年より約100世帯の減となっております。 また次に、国保税収、昨年よりの減少要因でございますが、減収の主な要因としましては、先ほど申し上げましたとおり、予算につきましては11月調定時点を基に保険税等を積算しておりますが、人口減少による国保加入世帯及び加入者数の減少、また所得の変動等によりまして昨年度より減額計上となっております。 一般会計からの繰入金の1世帯当たりの額でございますが、令和2年度一般会計繰入金としまして約2億1,000万円を計上しております。1世帯当たりに換算しますと、令和2年度予算積算時の世帯数としまして、先ほど申し上げましたとおり、31年11月時点でありますが3,086世帯となっておりますので、1世帯当たりに換算しますと約6万8,000円となります。 以上です。 ○議長(大森勝夫君) 税務課長。 ◎税務課長(町島弘幸君) ただいまの滞納の要因についてお答えしたいと思います。 まず、国保税の算出方法は、所得割、資産割、均等割、平等割によって決定をいたしまして負担をお願いしているところでございます。所得の少ない方におきましてもこれらを反映いたしました課税額となりますので、収入所得が少ない方であっても土地などの資産などを所有している場合、課税をされると。また、均等割におきましては、その世帯に国保の被保険者となる家族数が多いなどの状況によりましては納付額が多くなるといったような状態になります。 また、国保税におきましては、社会保険料と異なりまして、給料天引きではなく、自分の財布から納めなければならないというようなこともあると思います。 国保の被保険者に該当する方には農林業の方であったり商業をされている方などが多いのですが、年によっては、異常気象であったり社会、経済の状況によりまして収入面での影響を受けやすいのではないかと考えられます。また、そのような状態の中で、生計を支えます方であったり家族の病気やけがによって税金が工面できないであったり、また納税義務者の死亡や失業、また幾重にも債務を抱えているといったような経済状況から滞納をされるというケースも多いのではないかと考えられます。 また、国保税の納期なんですが、こちらは7月から翌年2月までの8期ございまして、一度滞ってしまいますとなかなか回復するのが難しいこともございまして、国保税の納付期限の中には、国保税以外にも町県民税であったり固定資産税であったり、そのほかの納付される税額がございます。一度に納付する金額が多くなってしまうということから、一度滞ってしまうとそれを回復することが難しくなるというようなことも要因になっているのではないかと考えられます。 以上です。 ○議長(大森勝夫君) 佐藤正弘君。 ◆11番(佐藤正弘君) 1世帯当たりの国保税の平均というのはどのようになっているのかということと、昨年の滞納世帯数があると思うんですけれども、滞納世帯数というのはどのぐらいになるのか。 それと、国保の課税の仕方で均等割とか資産割とかあるわけですけれども、その資産割というところの部分を減らしたり、なくしている自治体もあるようですけれども、この点については町で議論したことはあるのか。その点についてお伺いしたいというふうに思います。 ○議長(大森勝夫君) 町民課長。
    ◎町民課長(矢田部信彦君) お答えいたします。 国保税でございますが、1世帯当たりの標準国保税率でございますが、令和2年度の現年課税分としまして約3億6,900万円を計上しております。1世帯当たりに換算しますと、先ほど世帯数3,086世帯と申し上げましたが、11万9,500円となります。 また、資産税についてですけれども、保険税につきましては平成29年度に改正を行いました。その際には資産税を引き下げまして、また所得税均等割、平等割の引上げを行いました。 平成30年度の国保改正によりまして、保険税の算出基礎となるものが県へ納める事業納付金となっております。この事業納付金の状況も今後視野に入れながら、また近年、資産割を廃止する自治体も増えておりますので、今後、賦課方式につきましては慎重に検討してまいりたいと考えております。また、その際は加入者に急激な負担とならないように配慮していきたいと考えております。 以上です。 ○議長(大森勝夫君) 税務課長。 ◎税務課長(町島弘幸君) 昨年の滞納世帯数でございますが、283となっております。 以上です。 ○議長(大森勝夫君) 佐藤正弘君。 ◆11番(佐藤正弘君) 健康保険税は、先ほど言われましたように、滞納すると延滞金等もついてかなりの高額になるということで、場合によってはその関係で病院も受診しなくなる人たちもいるということで、重症化したり健康に直接関わるようなことも実際起きているということなので、その部分の対応をよろしくお願いしたいということと、全国知事会や町村会は社会保障関係の増額を求めているわけですけれども、町長、町村会なり知事会でそういう話合いが行われて、毎年、国に対して要請をしているようですけれども、そういう話は町長自信は聞いていらっしゃいますか。 ○議長(大森勝夫君) 町長。 ◎町長(高梨哲彦君) 町村長会において、社会保障の増額であるとかそういう話は毎回出ております。 ○議長(大森勝夫君) 回数を超えています。もう3回終わっています。 ほかに質疑はありませんか。     〔発言する人なし〕 ○議長(大森勝夫君) お諮りします。 日程第2、町長提出議案第30号、本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。     〔「反対」と言う人あり〕 ○議長(大森勝夫君) 反対がありますので、起立によって採決します。 本案を可決することに賛成の方の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(大森勝夫君) 起立多数。 本案は原案のとおり可決決定しました。--------------------------------------- △議案第31号の上程、質疑、採決 ○議長(大森勝夫君) 日程第3、令和2年度大子町後期高齢者医療特別会計予算町長提出議案第31号)を議題とします。 議案の朗読を省略します。 質疑を許します。 佐藤正弘君。 ◆11番(佐藤正弘君) 212ページ、歳入の予算の中の2億7,242万のうち8,436万が一般会計から繰り入れられているわけですけれども、歳入の予算のうち3分の1近くが一般会計から繰り入れていること自体は反対するわけではないんですけれども、この制度自体が、運営するのにも町からの繰入金、そういう繰り入れをしないと制度自体が維持できないというような制度になっているわけです。 それと、後期高齢者医療の場合は、75歳を過ぎた途端に違う医療のやり方、安上がりの医療をするというふうな形になっているわけですけれども、制度そのものに私は問題があるのではないかというふうに思いますけれども、この点について町のお答えを願いたいというふうに思います。 ○議長(大森勝夫君) 町民課長。 ◎町民課長(矢田部信彦君) お答えいたします。 この後期高齢者医療制度でありますが、高齢者の適切な医療の確保に関する法律によりまして、高齢者の医療について、適切な医療の給付を行うための国の制度に基づいて事業のほうを運営しております。この制度の財源につきましては、国、県、市町村、医療保険者からの支援金、また被保険者の保険料により賄われておりまして、それぞれ一定の負担割合が決められております。 町としましても、高齢者の健康づくりを担っていくべく事業運営のほうを図ってまいりたいと考えておりますので、ご理解をよろしくお願いいたします。 ○議長(大森勝夫君) 佐藤正弘君。 ◆11番(佐藤正弘君) 1つだけ言わせていただきたいというふうに思います。先ほど言った国保税や後期高齢者医療費のことですね。私どもがそのアンケートを行った結果、その中でも、この国保税と後期高齢者医療の保険料を妥当だと答えた人が実際にいるんです。その方は、22%の人が今ので妥当であると、64.46%の人が高いのではないかというような答えを出しました。 以上、発言いたします。 ○議長(大森勝夫君) ほかに質疑はありませんか。     〔発言する人なし〕 ○議長(大森勝夫君) お諮りします。 日程第3、町長提出議案第31号、本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。     〔「反対」と言う人あり〕 ○議長(大森勝夫君) 反対がありますので、起立によって採決します。 本案を可決することに賛成の方の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(大森勝夫君) 起立多数。 本案は原案のとおり可決決定しました。--------------------------------------- △議案第32号の上程、質疑、採決 ○議長(大森勝夫君) 日程第4、令和2年度大子町介護保険特別会計予算町長提出議案第32号)を議題とします。 議案の朗読を省略します。 質疑を許します。 佐藤正弘君。 ◆11番(佐藤正弘君) 231ページ、歳入で保険料が昨年より900万減っていますけれども、その理由はどのようなものか。 ○議長(大森勝夫君) 福祉課長。 ◎福祉課長(神長敏君) 保険料4億8,000万の中の900万でございますので、率としては低いものだと思うんですが、介護保険料、ご承知のように11段階の率が設定されております。思いますにやはり所得の影響かと思われます。 以上です。 ○議長(大森勝夫君) 佐藤正弘君。 ◆11番(佐藤正弘君) 介護保険料の納入対象者というのは何名になるのかということと、1人当たり、今は平均で幾らになっているのかということをお聞きしたいと思います。 ○議長(大森勝夫君) 福祉課長。 ◎福祉課長(神長敏君) 年金天引きの特別徴収と、それから年額年金18万円以下の普通徴収の方とに分かれております。この予算の査定の段階で特別徴収が7,234人、普通徴収が473人ということで、7,707人が納入者となっております。この平均額なんですが、4万幾らかという記憶があるんですが、正確な金額を失念いたしております。 ○議長(大森勝夫君) 佐藤正弘君。 ◆11番(佐藤正弘君) 介護保険ですね、導入時、たしか茨城県で一番低いような数字が出ていたと思うんですけれども、それは間違いないですよね。その点についてお聞きします。 ○議長(大森勝夫君) 福祉課長。 ◎福祉課長(神長敏君) 介護保険制度は平成12年にスタートしております。保険料の推移ということでよろしいでしょうか。これは間違いなく、始まった当初、日本で一番安いとかいうことがあったと思うんですが、そこからは、このサービス給付額と相まってどんどん上昇してきております。 ○議長(大森勝夫君) ほかに質疑はありませんか。     〔発言する人なし〕 ○議長(大森勝夫君) お諮りします。 日程第4、町長提出議案第32号、本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。     〔「反対」と言う人あり〕 ○議長(大森勝夫君) 反対がありますので、起立によって採決します。 本案を可決することに賛成の方の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(大森勝夫君) 起立多数。 本案は原案のとおり可決決定しました。--------------------------------------- △議案第33号の上程、質疑、採決 ○議長(大森勝夫君) 日程第5、令和2年度大子町介護サービス事業特別会計予算町長提出議案第33号)を議題とします。 議案の朗読を省略します。 質疑を許します。     〔発言する人なし〕 ○議長(大森勝夫君) お諮りします。 日程第5、町長提出議案第33号、本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(大森勝夫君) 異議なしと認めます。 したがって、議案第33号は原案のとおり可決決定しました。--------------------------------------- △議案第34号の上程、質疑、採決 ○議長(大森勝夫君) 日程第6、令和2年度大子町浄化槽整備事業特別会計予算町長提出議案第34号)を議題とします。 議案の朗読を省略します。 質疑を許します。     〔発言する人なし〕 ○議長(大森勝夫君) お諮りします。 日程第6、町長提出議案第34号、本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(大森勝夫君) 異議なしと認めます。 したがって、議案第34号は原案のとおり可決決定しました。--------------------------------------- △議案第35号の上程、質疑、採決 ○議長(大森勝夫君) 日程第7、令和2年度大子町水道事業会計予算町長提出議案第35号)を議題とします。 議案の朗読を省略します。 質疑を許します。     〔発言する人なし〕 ○議長(大森勝夫君) お諮りします。 日程第7、町長提出議案第35号、本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(大森勝夫君) 異議なしと認めます。 したがって、議案第35号は原案のとおり可決決定しました。---------------------------------------議員提出議案第1号の上程、説明、質疑、採決 ○議長(大森勝夫君) 日程第8、大子町議会委員会条例の一部を改正する条例(議員提出議案第1号)を議題とします。 議案の朗読を省略します。 提案理由の説明を求めます。     〔「省略」と言う人あり〕 ○議長(大森勝夫君) 省略の意見がありますが、省略してよろしいですか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(大森勝夫君) 異議なしと認め、提案理由の説明は省略します。 質疑を許します。     〔発言する人なし〕 ○議長(大森勝夫君) お諮りします。 日程第8、議員提出議案第1号、本案は原案のとおり可決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(大森勝夫君) 異議なしと認めます。 したがって、議員提出議案第1号は原案のとおり可決決定しました。--------------------------------------- △閉会中の継続審査の申し出について ○議長(大森勝夫君) 日程第9、閉会中の継続審査の申し出についてを議題とします。 総務委員長から、目下、委員会において審査中の平成31年陳情第3号について、会議規則第74条の規定により、お手元に配布しました申出書のとおり閉会中の継続審査の申し出がありました。 お諮りします。 委員長から申し出のとおり閉会中の継続審査とすることにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(大森勝夫君) 異議なしと認めます。 したがって、総務委員長から申し出のとおり閉会中の継続審査とすることに決定しました。--------------------------------------- △閉会中の継続審査の申し出について ○議長(大森勝夫君) 日程第10、閉会中の継続審査の申し出についてを議題とします。 文教厚生委員長から、目下、委員会において審査中の平成31年請願第1号について、会議規則第74条の規定により、お手元に配布しました申出書のとおり閉会中の継続審査の申し出がありました。 お諮りします。 委員長から申し出のとおり閉会中の継続審査とすることにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(大森勝夫君) 異議なしと認めます。 したがって、文教厚生委員長から申し出のとおり閉会中の継続審査とすることに決定しました。--------------------------------------- △日程追加の件 ○議長(大森勝夫君) お諮りします。 本日の日程はお配りしたとおりですが、ただいま町長から議案第36号 人権擁護委員候補者の推薦についての追加議案1件が提出されました。 この際、日程に追加し、直ちに議題としたいと思います。ご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(大森勝夫君) 異議なしと認めます。 したがって、追加議案1件を日程に追加し、直ちに議題とすることに決定しました。 日程を配布します。 議案は先日配布したとおりです。     〔資料配布〕 ○議長(大森勝夫君) 配布漏れはありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(大森勝夫君) 町長の提出議案の説明を求めます。 町長。     〔町長 高梨哲彦君 登壇〕 ◎町長(高梨哲彦君) 議員の皆様には引き続きのご審議になりますが、よろしくお願いいたします。 追加で提出させていただきました議案の説明をさせていただきます。 今回の提出議案は人事案件1件でございまして、これにつきましてご説明申し上げます。 なお、読み上げに際しまして法令番号については省略いたしますので、お手元の別冊資料をご覧いただきたいと思います。 議案第36号 人権擁護委員候補者の推薦について。 本案は、人権擁護委員の野内友明氏が令和2年6月30日で任期満了となりますので、その後任の候補者として鈴木翼氏を推薦しようとするものであります。 同氏は、人格識見高く、広く社会の実情に通じ、人権擁護について理解があり適任と認められますので、人権擁護委員法第6条第3項の規定により町議会の意見を求めるものであります。 以上、追加提出議案の説明をさせていただきました。 詳細につきましては、お手元の議案書等によりご審議賜りますようお願いいたします。--------------------------------------- △議案第36号の上程、質疑、採決 ○議長(大森勝夫君) 追加日程第1、人権擁護委員候補者の推薦について(町長提出議案第36号)を議題とします。 議案の朗読を省略します。 質疑を許します。     〔発言する人なし〕 ○議長(大森勝夫君) お諮りします。 追加日程第1、町長提出議案第36号、本案は鈴木翼君を適任と決定することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(大森勝夫君) 異議なしと認めます。 したがって、議案第36号は原案のとおり鈴木翼君を推薦することに決定しました。--------------------------------------- △閉会の宣告 ○議長(大森勝夫君) 以上をもちまして本定例会に付された案件の審議は全て終了しました。 これにて令和2年第1回大子町議会定例会を閉会いたします。 大変ご苦労さまでした。 △閉会 午後1時12分地方自治法第123条第2項の規定により署名する。 令和 2年  月  日        議長        署名議員        署名議員...