小美玉市議会 > 2007-06-06 >
06月06日-02号
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  1. 小美玉市議会 2007-06-06
    06月06日-02号


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    平成19年  6月 定例会(第2回)          平成19年第2回小美玉市議会定例会議事日程(第2号)                    平成19年6月6日(水)午前10時開議 日程第1 一般質問 追加日程第1 議案上程      報告第2号 専決処分の承認を求めることについて      報告第3号 専決処分の承認を求めることについて      報告第4号 専決処分の承認を求めることについて      報告第5号 専決処分の承認を求めることについて      報告第6号 専決処分の承認を求めることについて      議案第42号 小美玉市自転車駐車場の利用及び管理に関する条例について      議案第43号 小美玉市基金条例の一部を改正する条例について      議案第44号 小美玉市国保中央病院事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例について      議案第45号 平成19年度小美玉市一般会計補正予算      議案第46号 平成19年度小美玉市下水道事業特別会計補正予算      議案第47号 平成19年度小美玉市霊園事業特別会計補正予算      議案第48号 平成19年度小美玉市介護保険特別会計補正予算      議案第49号 教育委員会委員の任命につき同意を求めることについて      諮問第1号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて      請願第5号 通学路整備に関する請願書      請願第6号 市道美1087号線、1088号線の拡幅舗装並びに1085号線一部付替え及び拡幅舗装に関する請願書  (議案質疑)  (委員会付託)  (散会)出席議員(47名)      1番  岩本好夫君      2番  福島ヤヨヒ君      3番  小川賢治君      4番  中山智夫君      5番  岡根 茂君      6番  山口惠男君      7番  田上光一君      8番  山本信子君      9番  藤井敏生君     10番  関口輝門君     11番  萩原 茂君     12番  山口良元君     13番  田中心平君     14番  川名正行君     15番  加藤吉博君     16番  笹目雄一君     17番  欠員        18番  古谷庄二君     19番  藤井 操君     20番  戸田見成君     21番  押手光男君     22番  鈴木直教君     23番  河口隆子君     24番  菊地和夫君     25番  橋本政美君     26番  檜山力男君     27番  田村昌男君     28番  大槻良明君     29番  篠根捷應君     30番  大槻 實君     31番  中村 強君     32番  宇津野 昇君     33番  木名瀬幸吉君    34番  宮内貞行君     35番  根本幸秀君     36番  阿部正芳君     37番  市村文男君     38番  大和田智弘君     39番  長谷川敏夫君    40番  上田 稔君     41番  磯辺 隆君     42番  荒川一秀君     43番  重藤賢一君     44番  橋本正規君(副議長)45番  笹目 操君     46番  大宅克彦君     47番  村田春男君 (議長)49番  飯島利武君欠席議員(1名)     48番  野村武勝君---------------------------------------説明のため出席した者 市長          島田穣一君   副市長         鶴町和夫君 教育長         三輪義治君   市長公室長       大枝俊夫君 総務部長        金谷正明君   市民生活部長      大山 進君 保健福祉部長      後藤一廣君   産業経済部長      伊野美也君 都市建設部長      島田 久君   小川総合支所長     鈴木敏夫君 玉里総合支所長     須崎孝一君   教育次長        菊田源一郎君 水道局長        内田芳光君   消防長         谷島 和君                     公的医療機関 国保中央病院事務局長  石橋新一君               沼田和美君                     経営改革推進室長 会計管理者       重藤 勤君   監査委員事務局長    浅野 清君 農業委員会事務局長   佐川利衛君   秘書広聴課長      森島和久君 総務課長        植田光男君   財政課長        飯塚正夫君---------------------------------------議会事務局職員出席者 議会事務局長      長谷川明夫   書記          本多正男 書記          酒井美智子   書記          安彦晴美 書記          谷口 学     午前10時00分 開議 △開議の宣告 ○議長(飯島利武君) おはようございます。 ただいまの出席議員は47名であります。定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。 本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付したとおりであります。--------------------------------------- △一般質問 ○議長(飯島利武君) 日程第1、一般質問を行います。 通告順に従い、順次発言を許します。--------------------------------------- △田上光一君 ○議長(飯島利武君) 田上光一君。     〔7番 田上光一君 登壇〕 ◆7番(田上光一君) おはようございます。 それでは、議長の許可をいただきましたので、通告に従い一般質問をいたします。 水田農業構造改革について伺います。 6月という季節は、農家にとって田植えも終わり、ほかの作物も作付が済んで、一応心穏やかな安らぎを覚える時期でございます。しかしながら、減反面積を消化できず、朝に夕に、寝ても覚めても減反と悩んでいる地区の区長さんや実行組合長さんがいると聞いております。 国は、米づくりの本来の姿、農業者、農業者団体の自主的な取り組みの実現を目標とする米政策大綱を決定し、「平成22年に向けて、地域の創意工夫と積極的な取り組みをもって水田の農業の構造改革を図ることとしました」となっております。しかしながら、現実には農家同士が互いにいがみ合い、監視し合うような状況になっております。 そこで、お聞きいたします。小美玉市として、米の需給調整対策はどうなっていますか。旧美野里、玉里、小川の達成ぐあいはどうなっているのでしょうか。 二つ目として、各地区ブロックローテーション及び団地化で転作していますが、ばら転作農家への対応をどうしたのか。平成18年度は、市の基本助成金は2万5,000円、19年度は1万5,000円になりました。1万円減額されましたので、当然減反協力意志がなくなり、減反目標達成が困難と予想できたと思われますが、どう対処したのか伺いたいと思います。 集落説明会、どのぐらいしたのか。小川地区では、目標面積がいまだ30ヘクタール足りないと聞いております。これからどうするのかお聞きしたいと思います。また、ペナルティーもあるのか、あわせてお聞きします。 農家にとって、今まさに農業環境は厳しく、国内外に目を向けなければならない時代でありますが、米づくりが基本であり、米づくりからほかの作物への転換は容易ではありません。農地によっては、米以外の作物はつくれない状態であります。そういうところは、耕作放棄しかありません。実際に米はつくれば売れるのも現実であります。この現状を市はどのように考えているのかをお聞かせいただきたいと思います。 県は、全国有数の農業県として発展させるべく、茨城農業改革大綱を策定し、改革の推進期間を平成15年度から22年度の8年間に定めております。前期と後期に分かれ、前期は平成15年度から18年度、後期は平成19年度から22年度となっております。本年度は後期の初年度になりますが、市としてはどのような改革を進展させるべく努力をしているのか、お聞かせ願いたいと思います。 2番目の質問をさせていただきます。 国土調査法による地籍調査事業が行われまして、旧小川町、今では10年になりますが、今なお未測量の土地が多く見られます。土地所有者同士の境界確認ができなかったのが主な原因と見られますが、土地所有者同士による未測量地の解消には、時間とお金がかかるようでございます。市の働きかけによる調査、再調査、測量はないのでしょうか。 また、旧公図との現状の違い、地籍調査により判明した町道上に建物があったり、構造物があったりする場合は、復元や撤去命令はないのでしょうか。また、固定資産税はどうなっていますか。どのように評価なされているか、お伺いします。 これで1回目の質問を終わります。 ○議長(飯島利武君) 田上光一君の質問1点目、水田農業構造改革対策について答弁を求めます。 伊野産業経済部長。     〔産業経済部長 伊野美也君 登壇〕 ◎産業経済部長(伊野美也君) 田上議員さんの1点目の質問について、私の方から回答いたします。 平成18年度の転作でございますが、小川地区につきましては19ヘクタールほど面積が不足しておりますが、小美玉市全体といたしましてその分、玉里地区の方の面積をカウントして達成しております。平成19年度現在、農家からの申請を受けた段階で、旧美野里地区、玉里地区については、達成面積を上回った計画が提出されております。 ご質問のように、小川地区では約30ヘクタールほど不足の計画が提出されております。現在これらを受けて、地区で達成していない小川地区での地区、個人あてに再度の協力の文書をお送りして、この計画を達成できるようお願いしているのが現状でございます。 さらに、耕作放棄地等につきまして、現在転作に係る作物、新たな作物ということでいろいろ検討しております。そういう中の一例ですが、ナタネ等を栽培してというようなことでも試行的に実施しているのが現状でございます。 また、未達成の場合という形でございますが、これは小川地区全体が未達成ということでございますので、集落ごとに未達成の場合については、また個人での未達成、こういう方には、国の補助金分については未交付というような措置をしております。以上でございます。 ○議長(飯島利武君) 田上光一君の質問2点目、国土調査法による地籍調査後について答弁を求めます。 島田都市建設部長。     〔都市建設部長 島田 久君 登壇〕 ◎都市建設部長(島田久君) 田上議員のご質問、地籍調査後の未測量地の解消についてお答えをいたします。 小川地区の地籍調査、昭和62年から平成11年度まで、13年間にかけて調査を実施してまいりました。最終的に公図といたしまして認証されましたのが、平成15年であります。当時、田上議員もおっしゃるとおり、国土調査期間中に関係者がお互いに境界の確認ができなかったため、現在筆界未定地として処理されていないところが、小美玉市として215カ所残っております。うち小川地区では114カ所の筆界未定地がございますが、ほとんどが個人の境界等にかかわるものでありまして、地籍調査完了後の解決につきましては、関係者間で境界を解決することとなっております。関係者が解決に向けて努力をしていただかなければ、不測の時間を要するところであります。 この測量、登記費の費用につきましては、関係者で負担をしていただくことになりますが、道路などが接続している場所につきましては、筆界未定地面積を案分いたしまして費用を算出し、処理をしているところでございます。 このほか、行政が新たに調査を行う場合、それとご質問にありました道路事業等で官地との境界確定が必要となった場合、道路境界等に誤りが確認されました。それで、行政が費用を負担し、筆界未定地の処理をしているということで、この3点につきましては、行政の方で経費を負担してございます。 今後、関係者の費用負担の問題もありますので、筆界未定地を減少させるためにはどのような解決法があるか、関係機関、近隣市町村と協議をいたしまして、検討をしてまいりたいと考えております。 次に、固定資産税の評価についてお答えをいたします。 固定資産税の評価に当たっての土地の地籍につきましては、固定資産評価基準が示されておりますので、基準に基づきまして土地登記簿に登記されている地籍に評価し、課税をしているところでございます。 また、地籍調査により筆界未定地と処理された土地につきましては、筆界が確定されなかったことにより1筆ごとの実測ができなかったため、地籍調査前の登記地籍により評価をし、課税しているところでございます。ご理解をいただきたいと思います。 以上で、答弁を終わります。 ○議長(飯島利武君) 再質問はありますか。 田上君。     〔7番 田上光一君 登壇〕 ◆7番(田上光一君) 再質問いたします。 合併してから1年3カ月になります。市長は日ごろ、「合併してよかった」と言われるまちづくりを目指していると思われます。 旧美野里、玉里、小川地区とそれぞれ分けることではなくて、3地区全体で100%、目標達成というふうに考えていただきたいと思うのでありますが、いかがでしょうか。そうすれば、今までそれぞれ悩んでいる関係者、農家にとって、合併してよかったと思えるのではないでしょうか。市長の考えをお伺いしたいと思います。 また、平成19年度から導入される品目横断的経営安定対策との兼ね合いについてもお伺いしたいと思います。 ことしから、ならし対策として、品目横断的経営対策が導入されるわけでございますが、日本全国で1割程度、茨城県でも1割程度ぐらいしか参加者がないような話を聞いております。それについても、小美玉市といたしましてどのように取り組んでいるのかもお聞かせ願いたいと思います。 地籍調査に関しては、いろいろな問題が浮かび上がってきた調査でありますが、なかなか難しい当事者同士の問題がありますので、なるべく市が努力してくれまして、解決ができますようよろしくお願いしたいと思います。以上であります。 ○議長(飯島利武君) ただいま田上議員、市長にお答えいただきたいということですが、市長の方より届け出がありまして、現在、小川支所において防衛施設庁の工事の会計検査を受けております。間もなく戻ってくると思いますが、かわって担当の部長に答弁をさせたいと思います。 伊野産業経済部長。     〔産業経済部長 伊野美也君 登壇〕 ◎産業経済部長(伊野美也君) ただいまのご質問でございますが、ご質問のとおり、行政内にこの転作の推進協議会が、一つで転作を進めるというのが理想でございますが、小美玉市合併後、この転作の母体となる農協等がいまだ三つほどございますので、その辺の絡み等もございますので、できるだけ早く一本化して、転作目標面積、国からの割り当ては旧町村単位でございますが、達成的にはその中でのやり取りをして、小美玉市としてはクリアしているというような形をとっております。 2点目の品目的横断ですが、これは農家の方々、また機会あるごとにその辺の趣旨、PR等をお願いしておりますが、新たな制度で、なかなか共済掛金等の絡み等もございまして、理解を得ていないというのが現状でございますが、国の制度でありますので、できる限り機会に応じて農家の皆さん方にご説明をして、趣旨の徹底を図っていきたく考えております。以上でございます。 ○議長(飯島利武君) 島田都市建設部長。     〔都市建設部長 島田 久君 登壇〕 ◎都市建設部長(島田久君) ただいまの再質問にお答えをしたいと思います。 現在、215カ所の筆界未定地がございますが、面積にいたしますとかなりの大きな面積になってまいります。現在、反当当たり、これから解決するためには約20万円、現在の算出でかかる予定でございます。そのような関係で、市の方が中に入りましても、最終的にはほとんどが個人界の境界ということでございますので、現在までにも何カ所かそのような箇所に出向いたことがございますが、なかなか解決しないのが現状でございます。 なお、旧玉里地区におきましては、昭和41年に地籍調査を実施したということで、その当時は平板測量で実施をしております。そのような関係で、現在約40年が経過しているということで、現地等々合わない点が何点か出ております。そういうものにつきましては、現地と整合性をとるために、行政といたしましても現在、中に入って進めているところでございます。 以上で答弁を終わります。--------------------------------------- △橋本正規君 ○議長(飯島利武君) 続いて、次の通告者の発言を許します。 橋本正規君。     〔44番 橋本正規君 登壇〕
    ◆44番(橋本正規君) それでは、ただいまより一般質問を行います。 市長は、常に市民の声を最優先に聞き、ハード・ソフト両事業をあわせ進めて、3者の一体感を醸成できる環境を整えながら、目的達成のために努力をされている姿勢を評価いたしまして、それを信じてお尋ねをしたいと思います。そういう意味合いから、できる限り市長自身のご答弁をいただきたいと思っておるところでございます。 まず、1点目、霞ヶ浦周辺観光についてでございます。 平成19年3月26日、県は霞ヶ浦周辺観光重点振興策をまとめ、新アクションプランを発表しました。それによると、花火や地元食材など季節感のある観光資源をテーマに、「霞ヶ浦四季物語」と題した事業を、少なくとも七つの事業を始めるほか、ヨットの全国大会を誘致するなどいたしまして、構想を掲げたところでございます。 このプランは、県が5年ごとに掲げているプランでございまして、今回は3期目であります。2007年度から2011年度、いわゆることしから2011年度までの5年間が対象年度であります。霞ヶ浦周辺では、2009年開港予定の茨城空港、2008年度開通予定の首都圏中央連絡自動車道(圏央道)、江戸崎IC(インターチェンジ)開通など、交通網の整備が進んでまいります。このプランも、これらにあわせて市に霞ヶ浦への来客の道筋を探ったものであります。 「霞ヶ浦四季物語」では、特産のレンコンやワカサギ、ナマズなどを使った食紀行や、土浦、稲敷の花火大会と連携した取り組みなどを考えています。現在運行されている遊覧船も、港も、土浦、潮来、玉造の3カ所の港を5カ所にふやす構想で進めておるところでございます。霞ヶ浦周辺市町村にまたがるレンタサイクル制度を検討し、県としても霞ヶ浦を中心とした大きな構想を推進することを考えていますが、霞ヶ浦と茨城空港を有する当市といたしましても、県にこたえる構想、いや、それよりも県をリードするような大きな構想を打ち出して、県とともに諸施策を進める絶好の機会と考えますので、これからの進め方についてどのように取り組むのか、お伺いをいたします。 2点目、小美玉市文化協会祭についてお伺いをいたします。 期間は、平成19年6月8日から6月17日、10日間実施されます。主催が小美玉市文化協会、後援、小美玉市、小美玉市教育委員会の開催のチラシが配布をされました。たくさんの行事が計画をされています。いずれの会場も成功裏に進行され、大きな成果が得られますよう、祈念をしているところでございます。 このチラシを見て感じたことを申し上げて、見解をお伺いしたい。 会場となるみの~れ、小川文化センター玉里総合文化センター、それぞれの案内の拡大地図が配布されました。みの~れの地図には「至羽鳥」「至石岡」「至小川」「至水戸」の道路説明がございました。小川文化センターには、「至美野里」「至水戸」「至石岡」があります。玉里文化センターは、「至小川」はありましたが「R355」、ロード355号経由でございます。そして、「至高浜駅」しかございません。みの~れより「至小川」、小川文化センターより「至美野里」、お互いにあります。両センターともに「至玉里」はございません。もちろん、玉里総合文化センター用には「至美野里」「至小川」はない。 これは、それぞれを結んでいる幹線道路がないので、このような案内地図になったと考えます。このような些細なことで感じ方が違うことをご理解をいただきたいのでございます。市内でありながら、みの~れより「至小川」「至玉里」、小川文化センターより「至美野里」「至玉里」の地図の書ける道路計画に着手をしていただきたいのでございます。 合併をしてまず進めることは、3地区の一体化であります。これは、市長の公約です。市長も冒頭申し上げましたように、常々もろもろの行事の執行には、一体化の醸成を目標に取り組んでいます。しかし、現実はこのような地図になるのであります。一日も早く道路事情の改善に着手をしていただきたいとお願いを申し上げまして、関係各位のご答弁もいただきたいと思います。 3点目、四季文化館「みの~れ」の館長について。 今回は、機構改革に伴って所管が教育委員会ではなくなったと聞いておりますが、当時の任命権者、教育長に伺いたいと思います。 合併前、3町村はともに他市町村に誇れる文化、歴史をもって歩んでまいりました。私は今、旧玉里村時代のことを考えると、玉里地区市民が市政に対する不満は当然と考えることがあります。 合併協議会の説明では、「合併をすれば、サービスは大きく、負担は軽く」と説明をして進めたことは、だれも否定はできないと考えます。例えば防犯灯を考えたとき、玉里は電気料金を初め、一切村負担でした。これからは、旧美野里、旧小川と同じ自己負担となって、集金をしているところでございます。 かつて玉里村に来た駐在さんは、このようなことを話していました。「集落ごとに電気料を負担しているところは、集落の一番欲しいところに防犯灯がない。一番欲しいところが死角になっている。玉里に来たら、村負担なので防犯灯が平均にあって、切れ目がない。必要なところにはちゃんと立っている。これが実態ですよ」と。今、玉里は何年も前から村負担だったので、これからも行政負担にせよと言っても通りません。市の方針どおり、負担することになっております。何事も、旧町村時代はこうだったので、これからもこうするは通りません。これも時世だと考え、考えを改めなければなりません。 小美玉市誕生後、平成18年度は旧町村の予算であったので、多少の違いはありました。例えば、小学校入学児童へのお祝いのランドセル、玉里の児童には今までどおり支給されました。本市といたしましても来春、平成20年度入学の市内全児童には支給をすることになっております。 そこで、みの~れ館長任命権者、教育長に伺います。 館長山口氏にみの~れ館長並びに小川文化センター玉里文化センター館長を兼務していただき、市内全館の文化向上にご尽力いただきたいと考えますが、いかがでしょうか。お伺いをいたします。でき得れば、市長にもご答弁いただければ大変ありがたいと思っております。 以上で、1回目の質問を終わります。 ○議長(飯島利武君) 橋本正規君の質問1点目、霞ヶ浦周辺観光について答弁を求めます。 伊野産業経済部長。     〔産業経済部長 伊野美也君 登壇〕 ◎産業経済部長(伊野美也君) 橋本議員の1点目のご質問に対しまして、私の方から答弁させていただきます。 ことしの1月に観光立国推進基本法が施行され、国や地方公共団体の責務、さらには住民の役割等が規定され、観光21世紀における日本の重要な政策の柱として明確に位置づけられました。このような中で、県でも構想計画が策定されております。 観光はすそ野の広い産業であり、観光事業としての直接的な経済効果だけでなく、それらに関連した幅広い産業への波及効果や地域の雇用創出、個人消費の拡大を通じた高い経済効果が期待できるものであります。 つくばエクスプレスの開通や茨城空港、北関東自動車道の整備が進む中、観光を取り巻く広域的交通環境も大きく変化し始め、交流人口の増加が見込まれます。小美玉市の観光のあり方も、これらを見据えた対応が必要となっているところであります。 このような中で、全国的にも知名度が高く、豊かな自然、景観、水産物等の観光資源を有する霞ヶ浦を生かし、だれもが気軽に自然や水辺と触れ合うことができる場として新たに創造していく地域であります。霞ヶ浦周辺自治体との連携も視野に入れて、現在作成中の総合計画の中で新たな観光拠点の形成として検討してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(飯島利武君) 橋本正規君の質問2点目、市文化協会祭について答弁を求めます。 大山市民生活部長。     〔市民生活部長 大山 進君 登壇〕 ◎市民生活部長(大山進君) 橋本議員の2点目の質問、文化協会祭についての質問にお答えいたします。 第1回文化協会祭が今月開かれるということについての案内のチラシでございますが、この企画作成に当たりましては、文化協会の方で作成されたものであります。しかし、市及び教育委員会が後援となって実施する事業でありますので、このような場合、市民の皆さんに誤解を招かないよう十分注意して作成するよう指導してまいりたいと思います。以上です。 ○議長(飯島利武君) さらに、島田都市建設部長より答弁をさせます。     〔都市建設部長 島田 久君 登壇〕 ◎都市建設部長(島田久君) 橋本議員のご質問、文化協会祭開催に伴う道路事情につきまして、お答えをさせていただきます。 都市建設部といたしましても、合併特例債による道路整備や案内表示等のサインシステム整備など早期に新市を一体とする事業を展開し、地図作成時におきましてもわかりやすい案内図が作成され、市民の方が主要な施設に迷わず来られる道路網の整備に努力していきたいと思っております。 小美玉市の道路整備状況につきましては、合併前の旧3町村が地域の特色を生かしたまちづくりの中で道路行政を進めてきたところであります。このようなことから、地域間の交流を図るネットワークの整備ができていないなど、道路行政におきましても温度差が生じているところであります。 今後は、3町村の一体化を図る上からも、市民の集まる公共施設を起点に、各施設間を結ぶなどネットワークの強化を図っていくことが重要であると考えております。 また、安全・安心して車の通行や歩行のできる公共施設と、日常生活に利用できる生活道路の整備を推進し、地域格差のない均一した道路整備を推進する必要があると考えております。ご理解をお願いいたします。 以上で答弁を終わります。 ○議長(飯島利武君) 橋本正規君の質問3点目、四季文化館みの~れ館長について答弁を求めます。 三輪教育長。     〔教育長 三輪義治君 登壇〕 ◎教育長(三輪義治君) 橋本議員さんのご質問、3点目ですが、四季文化館みの~れ館長についてということでお答えいたします。 みの~れ館長は、この前のときにも申しましたように非常勤特別職でありまして、館長が一般職より出勤日が多いということにつきましては、一般的には非常勤の場合、週3日から4日出勤というのが普通かなと考えておりますが、この館の場合は、休館が年末年始の8日間で、あとは開館しております。職員は週2日は休みますが、館長の場合、非常勤の特別職ではありますが、当初一般職と同様出勤するということで、多くの出勤となっております。平成18年度につきましては、年間286日出勤しております。 ことしの4月に機構改革によりまして、教育委員会より市長部局の市民生活部の生活文化課の方になりました。3地区にそれぞれ公共ホールがございます。みの~れは住民主導、行政支援を基本理念としまして、企画実行委員会やボランティア組織が主体的に活動しております。このため、館長を民間より起用し、行政とのパイプ役として活動しております。また、小川文化センターは、客席が1,200席あり集客力の有益性があり、玉里文化ホールは複合施設としての利便性があります。3館の館長はそれぞれおりまして、生活文化課長がまとめておりまして、この体制がスムーズに運営していけると考えております。 それから、山口館長といいますかね、みの~れの館長がすべてを兼務してはいかがかというお話がございましたが、市民生活部の方へ移行しましたので、教育委員会の方としましては、それ以上のお答えはちょっと差し控えさせていただきたいと思います。本来であれば、これは市民生活部の方でお答えすべきかなと思いますが、私の方でお答えいたしました。以上でございます。 ○議長(飯島利武君) 再質問はありますか。 橋本君。     〔44番 橋本正規君 登壇〕 ◆44番(橋本正規君) それでは、2問目の質問に移りたいと思います。 私は、でき得れば市長に答弁いただくのが一番よろしいんだと、このように申し上げましたが、全体の答弁も聞いておりまして、まことに不親切だと、このように受けとめざるを得なかったわけでございます。 そこで、伺いたいと思います。 まず、1点目、霞ヶ浦観光についてでございますが、霞ヶ浦、先ほど伊野部長の答弁によりますと、国の方針、県の方針もやはり観光事業というのは大きな柱だと、そういうことを言われたと思います。そのために、これも具体化していかなければならないだろうと、このように受けとめたところでございます。 この霞ヶ浦につきましては、湖岸住民の生活の場であったわけです、昔は。この霞ヶ浦に対する愛着、これは遠く離れた小美玉市内でも、美野里の皆さん、小川地域の皆さんには、湖岸住民のような愛着はないと思います。霞ヶ浦は、自然の宝でございます。常に満々と水をたたえ、水面ですので開発もされず、多くの自然が残っていることは皆さんもご案内のとおりです。ただ、残念なことには、水質の汚染が進んでおります。県も市も地元住民も、早く昔のように湖水浴のできる、泳げる霞ヶ浦にするための浄化に取り組んでいることは、皆さんもご案内のとおりであります。 今は、水資源開発公団の築堤も進み、完全で安全な堤防が完成し、毎年のように見舞われておりました水害からも解放されました。今は、堤防は絶好の釣り場でございます。大勢の人々の憩いの場所となっております。カメラを持った人、たまには絵筆を持った人も見受けられますのが現状でございます。すばらしい環境にあります。これを見ても、観光資源の価値は十分にあると考えるところでございます。 この資源をどう生かすかは、湖岸自治体、住民の知恵であろうと思っております。幸いに、2007年度は県プランの初年度であります。県のプランに合わせて取り組んではいかがと考え、霞ヶ浦観光の花形である、スターである観光帆引き船の建造を提案するものでございます。 既に、皆さんもけさの新聞でご案内かと思いますが、けさの茨城新聞によりますと、かすみがうら市のことが大きく載っております。その中に、「霞ヶ浦帆引き船まつりの実行委員会戸田廣委員長は」ということで記事になっておりますので、ごらんいただきたいと思います。けさの新聞です。こういう有効な観光地としての資源、たくさんあるわけでございますが、霞ヶ浦を囲む沿岸市町村で、この昔を忍びながら帆引き船を所有して観光操業をして、大勢のお客さんを集めているわけでございます。新聞記事でご案内のとおりでございます。 この毎年行われております操業は、そのたび新聞、テレビ等で紹介されておりますので、皆さんもご案内のことと思いますが、現在、帆引き船を所有しているのは、かすみがうら市2隻です。そのうち1隻は平成16年の導入、土浦市2隻、そのうち1隻は平成18年度導入でございまして、平成19年度7月より操業を開始いたします。また、行方市。これは5隻を所有し、その1隻は漁業協同組合でございまして、市は4隻所有し、平成13年度より導入を開始したと聞いております。 参考までに申し上げますと、帆引き船1艘の建造費、船1,000万円、エンジン300万円、帆が40万円、計1,340万円程度であります。行方市は、毎年修繕費として60万円ぐらい計上しているとも聞いております。そして、お互いの行事には、その帆引き船を借りたり貸したりして、何隻もの船で対応しているそうでございます。玉里でも、第1回うさぎまつり、たしか平成16年と記憶しておりますが、当時の玉造町より借りて参加をしてもらいました。多くの村民が堤防に集まって待っていたのでしたが、借り物だったため近くまで来ないで、はるか沖で帆をおろしてしまって、待っていた皆さんががっかりしたことを覚えております。 この霞ヶ浦を中心とした観光を考えたとき、帆引き船はスターであります。霞ヶ浦を有する小美玉市、茨城空港を有する小美玉市、その自治体として、ぜひ観光帆引き船の建造を再度ここでお願いをいたしまして、ご答弁をいただきたいと思います。 2点目、文化協会祭の件でございますが、ただいま大山部長より、行政でつくったチラシではなくて文化協会でつくったチラシであると、このように申されましたが、このチラシを文化協会でつくったチラシであるとすれば、なおさら実態に沿ったチラシができたと、このように思います。 島田部長より、もろもろの条件を挙げられて、まだまだ3者一体の道路にはなっていないということでございました。道路行政については、地域によっての温度差もあるし、均一した道路整備を進めたいと、そういうことでございますので、そういう意味でもこの答弁が私は、将来に向けて安心できる答弁かなと、このように思いました。文化協会でつくったチラシであるからこそ実態に沿ったチラシができたんだと、このように思います。 そこで、私は常に申し上げているように、美野里と玉里は接点はないんです。小川とは、園部川で分断されています。その辺も十分熟慮していただきたい。市の行事は、何事も市会場は本庁舎のある美野里地区になるのです。これは、だれが何と言おうと間違いのない現実であります。幹線道路の整備が進めばだれが書いても、市民だれもが納得できる案内地図になると考えます。現在の道路網ではだれが書いても、行政が書いても一体感は感じられません。文化協会でつくったようなチラシになると、このように思っております。島田部長も承知しているようでございますが、早く一体感を感じられる道路をお願いしたいと、このように考えるものでございます。 また、私は常に、美野里とは一点のつながりもない玉里、小川とは園部川で分断されている玉里、その玉里が一体感を感じるためにはやはり、市長にも申し上げておりますが、高崎を起点とした道路を栗又四ヶに通していただき、園部川に橋をかけて小川に入り本庁舎に至る道路、いわゆるこの幹線道路をできるだけ早くつくっていただくのが私の願い、悲願であります。 市長も、2カ月、3カ月ぐらいになると思いますが、去年の補正予算の委員会の審議の中で、私はこの路線をぜひお願いしたいと、このように申し上げましたところ、そうでなければこの補正予算は反対だと、このように申し上げたところ、市長は地図を持ってきて私に示しながら、「それでは、ここをこうすればいいのか」と、こういうことで、間違いなくやるよと約束をいただいたと私は思っております。そのときの委員会の議事録を読めば、当然それが載っているはずでございますが、私はその市長の言葉を信じていいのでしょうねと、ここで再確認をしたいと思います。 次に、四季文化館みの~れの館長についてでございます。 いろいろ、会館の都合によってとかいろいろ教育長、申されましたが、兼務はできないと、こういうことでございます。所管も変わったのでということでございますが、参考までに私も特別職で非常勤職員の勤務日数報告書をいただきましたが、平成16年度は288日出勤しております。平成17年度は287日出勤、平成18年度も、先ほど教育長言われましたが、280何日とかと、こう言われたようでございます。 そして、非常勤とはどういうことかといいますのは、それは私が申し上げるまでもなく、非常勤とはどういう勤務かと、そういうことはおわかりだと思いますので省略しますが、この勤務日数を読みますと、私は事情がありまして、平成17年度の公務員の勤務日数を調査したことがございます。平成17年度は月20.何日、21日は出ておりません。仮に22日としても、264日しか出ないわけです。かなり多い勤務時間です。 そこで私は今回、この勤務時間の中で3カ年の、平成16・17・18年の3カ年の中の9月、この9月を、毎日の勤務日程、勤務時間ですか、これをいただきたいと思います。これは所管が、大山さん。大山さんにひとつお願いをしたいと思います。議長には、提出されますようご指示をいただきたいと思います。 そこで、教育長は、みの~れは住民の協働で立ち上げたので、ほかの文化センター等とは意味合いが違うんだと。それで、このような体制で運営していくと受けとめられるような発言を、この前もしたし、きょうもあったと思います。いずれの町村でも、文化センター初め建物、箱物等はいろいろありますが、いずれも住民の理解と協力があって建設され、それぞれ運営委員会が設置されて運営をしております。 平成18年度は、先ほど申し上げましたように旧町村の予算執行でしたので、多少のばらつきは仕方がないと思います。しかし、平成19年度は市の予算です。公平・公正の原則から考えても、ばらつきは認められない。要するに、みの~れのみを特別視、特別扱いはできないと私は考えます。 小川文化センター玉里総合文化センターも同一に考えていただけないとすれば、この例規集の中の「特別職の職員で非常勤の者の報酬及び費用弁償に関する条例」については、再度ご検討をいただきたい。このようにご提案を申し上げます。 以上で、2回目の質問を終わります。ご答弁、よろしくお願いをいたします。 ○議長(飯島利武君) 再質問についての答弁は順次答弁を求めますので、挙手をもって……。 島田市長。     〔市長 島田穣一君 登壇〕 ◎市長(島田穣一君) 大変、開会の時間におくれまして、申しわけございませんでした。まず、おわびを申し上げたいと思います。 改めて皆さん、お忙しい中、ご苦労さまでございます。 それでは、橋本議員の再質問にお答えをいたします。 1点目の霞ヶ浦周辺の観光についてでございますけれども、先ほど担当部長の方から説明をさせたわけであります。それについての再質問でありますので、私の方から答弁をさせていただきます。 ご指摘のとおり、霞ヶ浦、日本で2番目の湖面を有する大きな湖であるわけでありまして、その周辺の自治体もその自然を有効に生かして、それぞれの観光資源と位置づけをして発展を期する努力をされているわけであります。 今回、小美玉市玉里の有する湖面、さらには小川の有する湖面、湖面に面する面積が非常に大きいということでございますし、またそういう関係する自治体と連携を組みながら、当然観光づくりに努力をしなければいけないということで、第一次総合計画にもこれからの新たな観光都市づくりとして位置づけをしていこうということで、今、話も詰めている最中、その中での今の帆引き船のお話でございます。大変予算まで、さらには周辺自治体の保有する隻数等、お話あったわけであります。 私どもの方でもちょっと調査をさせていただきました。そういう中では、行方市は合併したわけでありますけれども合計5隻、かすみがうら市が2隻、土浦市が2隻、さらには潮来で個人が所有する保存会があるということでございます。それぞれイベント等々に有効に活用されているようでございますので、当然私どもも検討をしていかなければならないというところでございますので、今後知恵を拝借いたしたいと思うところでございますけれども、さらに住民の主体で今行動しておりまして、ちょっと耳にしたわけでありますので調べさせていただきました。 過日、藤代さん、小川に在住でございますけれども、グラフィックデザイナーでございます。その方が今、帆引き船の建造に向けて作成中だというお話をちょっとした席で聞いたものですから、ちょっと調べさせていただいた中には、小川の青年部、山西青年部長がいろいろ提案をして、七色の帆を張った帆引き船をつくりたいということで藤代さんに相談があったということで、藤代さんもその意見に賛同したということで、今作成に取りかかったというお話でございまして、これは茨城空港の開港のイベントに7隻の帆引き船を周辺自治体から借り上げて、それぞれの帆を7色に染めた帆をつけかえて、霞ヶ浦大橋より園部川の河口付近で帆引き乗を実施するんだという計画をしていますということで、小川の有志に協力を依頼したところ、数名の有志の皆さん方が快く承諾をしてくれたということで、これから、ことしの秋、園部川河口付近、どの付近になるかまだ決定はしていないということでございますけれども、試験的に進めていくというお話を聞かせていただいたわけであります。 やはり民間と行政一体となって、この茨城空港開港に向けて計画もしていかなければいけないと思いますし、また、観光都市づくりにはそういう有力と申しますか、有識者の知恵も当然加えていかなければいけないわけでありますし、藤代さんは茨城空港の利用促進の協議会の中の一員でもあるということでございますので、いろいろとこれから知恵をおかりして、反映をしていかなければいけないと新たにしたところでございますので、今後この問題を皆さんとともに話を詰めて進めていきたいと考えている次第でありますので、ご理解のほどよろしくお願いしたいと思います。 さらに、2点目の文化祭のチラシの問題と道路の問題等々がお話出たわけであります。 当然、文化祭のチラシ、私も見させていただきましたけれども、複雑な案内でございました。確かに、今ある状況をそのまま図面化するとあのようなチラシの案内図になってしまうのかなということで、感じたところでございます。 先ほど部長から答弁ありましたように、これからは3町村の早くの一体化、3地区の一体化醸成を考えるには道路整備だろうということで皆さんにもご指摘をいただいているわけでありますし、また新市「小美玉市」の特例債というのも早くに活用して、そのような事業に着手をすべきだと私も考えているところでございまして、もう既に当初予算で調査設計を計上させていただいたということで、今非常に時間を短縮して調査ができないかということで、その調査の会社と協議をしているところでございます。なるべく早くに上げて、次の段階に入っていかなければならないわけでありますので、その辺もご理解をいただきたいと思うところでございます。 今、玉里と小川を一体化させるための道路整備ということで、もう既に皆さん、今さら私が説明することではないと思いますけれども、もとのタカノフーズがあった工場のところが355号と十字路になって玉里の方に直接、信号を通って進めていくということでございまして、当時設計の中では、私どもの感じの中では、鹿島鉄道があるために陸橋ということで大変大きな工事費がかかるだろうという予算もしたわけでありますけれども、廃線になったということで、その辺の調整もこれから楽になってくるのかなという状況の中で調査がされております。 さらに、高崎から栗又四ヶ線、園部川を渡って本庁舎に通じるような道路整備というお話でございます。確かに、前回の議会の中の委員会の中でそのお話をされまして、私の方でも承諾したところでございます。これは、もう既に調査に入っておりまして、どの路線が一番高崎から有効な道路になるかということで、今路線の調査をしているところでございます。この9月に住民説明会ということで、地域の皆さん方に説明会をしてご理解をいただいて、本格的な道路整備に入っていこうということになるわけでありますので、その辺もご理解をいただきたいと思いますし、また石岡を通らなければならないという部分があるわけでありますので、石岡市ともう既に何度か担当レベルで協議をしているということでございますので、その辺も含めてお話をさせていただきました。 常に私も3町村、合併してまだ1年たった、2年目に入ったというところでございますけれども、やはりすべてのいろいろな事業、行事、そして行政も住民も一体化を感じられるような行動に進めていかなければいけないということでございますので、積極的にこの問題は取り組んでいこうということでございますので、ご理解をいただきたいと思います。 さらに、3点目でございますけれども、文化館の館長の問題でございます。大変いろいろと皆さん方にご心配をおかけしている状況でございますけれども、過日の議会の中でご了解をいただいて、組織機構を変えたということでございます。そういう中に、私の方でも文化館を教育的な観点のみならず、広い意味での文化振興に役立てていきたいんだということで、文化、芸術、環境づくりや食文化を広いエリアでとらえて、市内の文化施設をまちづくりの核にしていこうということで考えているわけであります。 そういう中で、今回異動がございまして、教育委員会から市長部局に移ったということで、さらには課長を置いて、文化館長を置いてということで、やはりそれぞれの文化館の特色は当然生かしていかなければいけないし、それぞれのやはり施設の構造というものもあるわけでありますけれども、最大限にそういう構造に基づいて生かした文化づくりを進めていこうということであります。3館、当然一体で進めていかなければいけないし、いいところは当然いいところとして評価して、それぞれの文化づくりに反映をしていかなければいけないということでございます。 山口館長の問題で、3館の館長にそういうふうな輪を広げていったらいいだろうということでございますけれども、これからいろいろとやはり皆さん、当然橋本議員も感じられたことだろうと思いますので、そういう意見を大事にしながら、今後検討してまいりたいと考えているところでございますので、よろしくお願いをしたいと思います。 さらに、先ほどちょっと、観光のあり方で、私の考えが漏れておりました。 平成21年に茨城空港が開港になるということで、県の方でも陸・海・空の交通ネットワークをきちっと整備して、県の発展基盤をつくっていくんだということでございます。当然、小美玉市にその「空」の部分があるわけでありますので、県と一体となって大きな目標のもとに、この小美玉市の観光都市、さらには小美玉市の市づくりを考えていきたいということでございますので、よろしくご理解のほどお願いを申し上げたいと思います。そして、「人が輝く水と緑の交流都市小美玉」ということで進めたいと考えているわけでありますので、よろしくお願いをしたいと思います。 以上で、再質問の答弁を終わらせていただきます。ありがとうございました。 ○議長(飯島利武君) ただいま、再質問、市長が一人で全部お答えいたしました。 この際、議事の都合により午前11時30分まで休憩といたします。     午前11時15分 休憩     午前11時30分 再開 ○議長(飯島利武君) 休憩前に引き続き会議を開きます。---------------------------------------木名瀬幸吉君 ○議長(飯島利武君) 続いて、次の通告者の発言を許します。 木名瀬幸吉君。     〔33番 木名瀬幸吉君 登壇〕 ◆33番(木名瀬幸吉君) 通告に従いまして、一般質問を行います。 初めに、学校教育について伺います。 市内の小・中学校における読書活動の内容と効果ということで伺います。きのうも何人かの議員の方たちが質問をしまして、重なることも多いと思いますが、お願いしたいと思います。 いわゆる子供の時代に本を読むことで、小さいときにおとぎ話とか、あるいは童話、絵本を読むことによって、子供たちは美しいものに出会いますし、夢や創造力も膨らみます。何よりも活字との出会いは、子供の成長に大きな影響を与えます。本を読むことにより、自然と読解力というか、理解力がついて、学習の効果が出てくるということが一番だろうと思います。読書はすべての基本であるから、小さいときから本になれ親しむということが、成長するに従い多くの面でよい影響を与えるということは、昔から言われていることであります。 北海道の恵庭市では、1歳6カ月のときに母親にいろいろな本を選ばせるのだそうです。そして、幼児に読み聞かせをしたり、あるいは学校で昔話や怖い話などお年寄りや年配者が読んで聞かせるという話も聞いております。特に怖い話などは、年配者の男の声であると非常に子供たちは喜ぶそうです。また、山形県の鶴岡市では読書習慣をつくり、これによって不登校はゼロだそうです。 今は、パソコンだとかゲームだとかが非常に普及していまして、パソコンの力は本当にすごいものがありますが、便利さや機械の操作を覚えてあっという間に自分の力以上のこともできてしまうと、そういう時代ですが、子供の時代はまずじっくりと本を読んだり、物事を考える時間があるということが大切であると思います。好きな本を読む、子供の成長に合わせた本を読ませる、そういうことが大事であると考えます。 小美玉市においては、図書費が小学校で約480万円、中学校で240万円と、かなり予算的には十分とってあるように思われますが、市内における読書活動や読み聞かせなどはどのように行われているか伺います。 私は、この読み聞かせを幼児教育というか、子育て支援にも取り入れて、さらに効果を上げていったらよいのではないかと思います。 次に、小学校で子供たちが田植えや稲刈り等の農業体験をしている、その効果について伺います。これは現在、市内のそれぞれの小学校で、収穫祭とか三世代の集いとかに合わせて実施をしている田植えや稲刈りが子供たちにもとても人気があるという、その成果について伺います。 子供たちが小さいときから農業に触れ合う、自然との触れ合いを大事にする心を養う、そういう意味からも、農業を体験するというのはとても大切な意義があると思います。私たちの時代は農家が多かったので、どの家でも小さいときから家の手伝いをさせられたのでわかりますが、今のように都市化したり、核家族の世代になってくると、毎日食べている食材とか作物を見ても、これがどういう野菜というのがなかなかわからない場合も多いと思いますので、とてもこの体験というのは重要なことだと思っています。 ヨーロッパなどでも、農家に子供たちが行って農業を体験するということがとても重要視されているそうです。これは、現在の学校の時間からいってなかなか無理なことかもしれませんが、児童生徒が実際に農家に行って動物と触れ合ったり、自然の中で農業を体験するというのは、さらによいことかもしれません。特に、子供たちは泥んこになって大汗をかくというのはとても楽しいことだと思いますが、内容と成果について伺います。 次に、小学校の空き教室を利用しての放課後の児童子供教室について伺います。 正式名称はどういうふうに言うかわかりませんが、要するに現在、民間保育園で保育園児を初め、小学校1年生から3年生までの放課後児童クラブが実施されています。これは、少子化対策の一環として行われていると思いますが、これにさらに輪を広げて1年生から6年生まで実施する、これがこれから必要とされてくるのではないかと思います。放課後ですから空き教室や体育館を利用するとか、夕方の6時、あるいは6時半ぐらいまで子供を預かることによって親の負担を軽くする。特に、共働きの親の場合、安心して子供を預かってもらい仕事に専念できる。これもさらに6年生まで広げることによって、要望に対応していく必要があると思います。 現在、市の方では、空き教室を利用しての放課後の子供たちの対策はどういうふうに考えているか。また、それに当たる人はどういう人が当たるのか伺います。 続いて、美野里中の体育館がかなり老朽化をしている。新しく建設をしていく必要があるのではないかと思いますが、市の考えを伺います。 これまでも現在の体育館においては、中学生だけでなく、夜間は大人や地域の人たちのスポーツの振興に大きな役割を果たしてきたと思います。いろいろなスポーツ大会も開催されてきました。 しかし、ここに来て体育館は、施設もかなり古くなってきておりますし、建設してから約35年になりますので、そろそろ建てかえの時期にきているのではないかと思います。 率直に言いますと、美野里中の体育館は夏は暑くて冬は寒いと。これは、季節からいえば当然かもしれませんが、通風というか、風通しが悪い。天井の電気の照明も暗い。恐らくこれは私だけでなく、多くの人が感じていることではないかと思います。 聞くところによりますと、全校集会を開くと中はいっぱいになってしまうそうです。近隣の市町村では美野里中のような体育館はなく、非常に近代化をしているそうです。屋根の修理も何回か実施はしているものの雨漏りしたり、風が強いと雨が中に吹き込むという話も聞きます。試合の開催とか部活動の練習とか、そういうときに体育館を使うので、非常に練習も思うようにできないということも聞きます。特に3年生は部活動がなくなるので、体育の時間が一番の楽しみだそうですが、それが体育館を授業で使うときに、70人を超えるともう満杯の状態で思うように使えないとのこと。そうすると、やはりストレスがたまってしまって、それでなくても今は体育の授業が減らされているので、何とかしてやりたいけれどもそれができないということが残念ということです。 今の体育館は明るくて、風通しがよくて、トイレもすぐ近くにあり、とにかく使いやすくできています。美野里中の生徒は約800人いるわけですから、もっと伸び伸びと運動ができたり、思い切って試合をしたり、練習をできるような体育館が必要なのではないでしょうか。旧美野里においては、一つしかない中学校です。早急に体育館を建設してよいのではないかと思いますが、市の考えを伺います。 続いて、冬季駅伝大会のコースについて伺います。 ことしの2月に、平成18年度第1回小美玉市民駅伝大会が開催されました。これは、四季の里を起点に、張星十字路と6号国道前を往復するというコースです。この駅伝大会は、私も美野里町時代から含めて20回以上は参加をしています。 私どもが20代のころは、現在のこの市役所からスタートして、ここにゴールをするという、大変起伏の富んだコースでした。平成元年からは中央高校を起点に、JAの美野里の農産センターをUターンして、羽鳥駅を回ってくるコースでした。町の幹線道路でありましたけやき通りと中央高校、そして羽鳥駅を往復するというコースは変化に富んでいまして、大変住宅地の人たちの応援があって、走っている人たちには大変これが救いでした。このコースは、1区間3キロメートル、4キロメートルの距離で、練習の成果を発揮できるにふさわしい、駅伝大会にとっては最高のコースでした。たしかこのときは、中央高校の選手も参加しました。それが、ハイマートとかスーパーができて、石岡警察署の許可がおりなくなってしまい、いつの間にか現在のコースになっております。 これは、現在のコースは、非常に出場する選手の方から言いますと、非常に単調なコースだということが言えると思います。1区間も1.5キロメートル、あるいは長いところでは2.5キロメートルということで、選手にしてみれば、もう1カ月くらい練習をするわけですから、やはり練習の成果といいますか、力は、いま少し距離があった方が発揮できるということです。 このときに開催された小美玉市民駅伝大会の出場者を見てみますと、小学生男子の部は30チーム、女子が6チーム、一般男子の部は32チーム、各行政区の部は10チームで、合計86チームが参加をしています。小学生は小美玉市内全域、一般男子の部も小川南中が2チーム、玉里から3チーム、それから百里のランニングクラブA・B、あるいは小美玉市役所のA・Bチーム、そして羽鳥のチームにも1キロメートル3分台で走った選手がいて、かつて速いという選手をあっという間に抜いたと。本当に、見ていてもすばらしい走りだったと感じております。 これだけ盛り上がっているのに、中央高等学校が参加していないというのは、やはり寂しい気もしますし、高校生にしてみたならば、こういうコースではなかなか走らないのではないかと思います。小川高校もあることですし、高校生が走ると中学生にも目標になると思います。もっと盛大に駅伝大会を開いたらどうでしょうか。せっかく小美玉市になって、これだけの人たちが駅伝大会に出場をするというのは、本当にすばらしいことだと思います。できれば、小美玉市内を一周できるコースが理想ですが、それがどうしても無理だとすれば、以前のような中央高校を起点としたコースに、もう一度検討してみたらいかがでしょうか。そうすることによって、周辺の住民の人たちも応援もしてくれますし、走る選手にとっては大変よい雰囲気が出るのではないかと思います。 警察署の許可が大変難しいということは聞いておりますけれども、1年に1回の駅伝大会であります。また、駅伝は「冬の花」とも言われております。役員とか、あるいは交通安全協会の人たちの協力を得て、さらにこれまで続いた駅伝大会を盛り上げていただけるようなコースの検討をしてもらいたいと思います。この件について伺います。以上です。 ○議長(飯島利武君) 木名瀬幸吉君の質問1点目、学校教育について答弁を求めます。 三輪教育長。     〔教育長 三輪義治君 登壇〕 ◎教育長(三輪義治君) 木名瀬議員さんのご質問にお答えいたします。 まず、第1点、小・中学校における読書活動の内容と効果についてということでございます。 読書活動の取り組み状況につきましては、小美玉市全部の小・中学校で始業前、朝の自習という時間です。その始業前に読書活動を位置づけ、全校一斉の読書を行っております。 小学校は、全部の学校で読み聞かせも行っております。読み聞かせボランティア団体やPTA、図書委員、母親文庫委員などの協力をいただくとともに、教師、小学校6年生などの上級生による読み聞かせも行っております。中学校では、読み聞かせは行っていません。 また、小学校では、読んだ本の紹介文や感想文を書く学校が多く、校内読書感想文コンクールを行っている学校もあります。それは4校でございます。長期休業前には図書の貸し出しなどを行い、子供たちの読書を奨励しています。各小・中学校に教師を司書教諭として位置づけ、子供の読書指導、図書委員会の指導、本の整備や紹介、調べ学習の助言等を行っています。県の事業である「みんなにすすめたい一冊の本推進事業」を受けまして、小美玉市でも各学校の読書活動が充実するように指導をしております。 小美玉市全体で見ると、小学校3年から6年までに年間50冊以上読んだ達成率を見ますと、昨年度は41.0%でございました。本年度からは中学校でもこの事業が始まりましたので、中学生にとっても読書活動がさらに充実することと思われます。 読書活動の効果としましては、議員さんからもお話がありましたように、読書好きの子供がふえ、読書の習慣が徐々に身についてきています。読書好きになることは、子供の成長に欠かせません。人生の中で多くの言葉を学ぶ小・中学校時代に読書活動を充実させることにより、集中力や想像力、豊かな心をはぐくむことができます。また、自分の考えを述べたり、文章に書いたりといった表現力が身につくことも期待できます。さらに、一日のスタートを落ち着いた雰囲気で送れるといった効果も出てきています。 今後とも、各学校の読書活動がさらに充実するように指導や支援をしていきたいと考えております。 次に、2点目のご質問で、小学校で子供たちが田植えや稲刈りなどの農業体験をしている成果はどうであるかというご質問でございます。 小学校では、地域の方にお借りした田んぼ、畑において、教科や総合的な学習の時間などに米づくりや野菜づくりなどに励み、額に汗して、勤労の大切さを感じたり、収穫の喜びを味わったりしております。このように体験を通した学習活動におきましては、児童・生徒が人と協力し合うことの大切さ、自然の不思議さなどを実感的に学ぶことができ、豊かな感性、情操、勤労感などをはぐくむ上で大変効果がございます。地域の方々や関連機関などと連携をとりながら、なお一層充実してまいりたいと考えております。 参考までに、農業体験は全部の小学校で実施されております。中学校におきましては、玉里中が実施しております。 次の3点目のご質問にお答えいたします。 3点目は、小学校の空き教室を利用しての1年生から6年生までの放課後子供教室についてというご質問でございます。 国におきましては今年度から、地域社会の中で放課後等に子供たちの安全で健やかな活動場所を確保するため、文部科学省及び厚生労働省の両省連携のもと、総合的な放課後対策として「放課後子どもプラン」を創設し、実施することとなりました。 放課後子供プランは、一つは文部科学省所管の放課後子供教室推進事業と、厚生労働省所管の放課後児童健全推進事業、いわゆる放課後児童クラブ、この2本から成っております。放課後子供教室という方は、1年生から6年生までを対象としております。そして、いわゆる放課後児童クラブの方は、1年生から3年生までを対象としております。 このような国の施策を受け、教育委員会としまして、文部科学省の新しい事業である放課後子供教室推進事業を旧町村1校ずつの3校をモデル校に選定して、実施校に在籍する児童を対象に計画をしているところであります。本年度から、途中からでもこれは実施したいと考えております。 この事業のねらいは、子供たちが地域社会の中で、心豊かで健やかにはぐくまれる環境づくりを推進するための安全で安心な居場所づくりを推進するものでございます。このため、放課後、小学校の余裕教室や体育館及び校庭などを活用し、地域の方々の参画を得て、子供たちとともに勉強やスポーツ、文化活動、地域住民との交流活動などを行うものでございます。実施に当たりましては、総合的な調整役としてコーディネーターを配置するとともに、学習やスポーツの支援に当たる学習アドバイザーや安全管理員を指導員として置くよう計画しているところでございます。 今後、実施日及び実施時間、また募集方法等について運営委員会を設置し、関係機関及び団体と協議し、事業の推進に努めていきたいと考えております。 以上で答弁を終わりといたします。 ○議長(飯島利武君) 木名瀬幸吉君の質問2点目、美野里中の体育館について、質問3点目、冬季駅伝大会のコースについて答弁を求めます。 菊田教育次長。     〔教育次長 菊田源一郎君 登壇〕 ◎教育次長(菊田源一郎君) 木名瀬議員さんのご質問、美野里中学校体育館についてのお答えをさせていただきます。 美野里中体育館は古く、議員さんの質問の中にもありましたように、修繕しながら現在使用していただいているというような状況でございます。 平成18年度に市内の学校の校舎並びに体育館施設の耐震化優先度調査を実施したところであります。今後、耐力度調査及び耐震診断の実施、評価を実施いたしまして、学校施設等の老朽化、耐震化を踏まえ、市全体的視野からこれらの公共施設の整備等について検討してまいりたいというふうに考えております。 次に、冬季駅伝大会のコースについてお答えをいたします。 先ほど質問の中で、平成18年度の事業で行われました駅伝の参加チーム数、議員さんの中でもありました。第1回の市民駅伝大会は、合併前の美野里町民体育祭駅伝競争大会として50回を数え、その間、コースにつきましては町体育指導員会と十分協議をしながら、美野里町役場、中央高校前、希望ヶ丘公園周回、四季の里前と変更をして実施をしてまいりました。 駅伝大会に道路を使用する場合、管轄の警察署との協議をし、道路使用許可が必要であり、車両通行どめを行う場合は、コース内の市民の同意を得なければならないことなどがあり、店舗や住宅等の多い場合は大変困難な状況にあります。また、大会を開催する場合、参加する選手や応援者への安全への配慮が必要であると考えられます。ご指摘のとおり、現在のコースは往復コースで単調でありますが、コースを横断する交通量の多い道路がないため道路許可使用が容易であること、道路幅員、歩道もあることから、大会を運営する上で、選手や応援者の安全への配慮が確保される等などの理由から、現在のコースが最適であると考えられます。 今後、関係団体等と十分な協議をしながら、コース等についても検討を重ね、小美玉市民の大会として定着するような運営にしてまいりたいと考えておりますので、どうかご支援、ご協力を賜りますようお願いを申し上げまして、答弁とさせていただきます。 ○議長(飯島利武君) 再質問はありますか。 木名瀬君。     〔33番 木名瀬幸吉君 登壇〕 ◆33番(木名瀬幸吉君) ただいま教育長、そして次長から答弁をいただきました。 特に、読書については、大変よい形で進められるということでさらに、50冊と言わず100冊を目指して頑張っていただきたいと思います。 また、農業体験、それから子供プランも、本当に私もこれ、ぜひ必要だと思いますし、大変よいことであります。また、大変今要望の多い事業だと思いますので、この放課後子どもプランもできるだけ早い時期に実施をしていただきたいと思います。 それで、4番、5番ですけれども、ちょっとこれは市長にも教育環境の整備ということで伺いたいと思います。 今、本当に中学校の体育館、なかなかこういうところで言う機会がないものですから、やはり中学生の場合には、3年間があっという間に過ぎてしまう。そして、毎日毎日部活をやったり、またその中で体育館を使って遊ぶと。だけど、やっぱり大人と違ってほかへ移動できないわけですから、このことに対して市として早急に対応すると、そういったことがあってもいいのではないかと思いますので伺います。 それと、駅伝大会ですけれども、やはり今の答弁の中で、開催するのにはとにかく今のコースは無難ですし、安全ですし、間違いのないコースだと思います。私が盛り上げるとか、あるいは単調だというのは、練習をして、そして選手があそこへ参加して、やっぱりできればいま少し起伏に富んだコースといいますか、もっと住民の人たちも応援に参加をしてくれると。また、練習の成果も発揮できるような。そういったことで、これだけ、86チーム参加しているわけでありますから、やはり1年をかけて準備をして、そして交通安全協会とか、そのコースの設定とか、そういったことを小まめに配置をして、石岡警察署の方に働きかけて、もう一度検討してもらうということでお願いをしたいと思うので、この2点について伺います。 ○議長(飯島利武君) 再質問の答弁については順次求めますので、答弁者は挙手をして。 島田市長。     〔市長 島田穣一君 登壇〕 ◎市長(島田穣一君) 木名瀬議員の再質問にお答えをいたします。 美野里中の体育館の老朽化に伴っての建てかえの計画はどうなのかということでございます。 おっしゃるとおり、大変老朽化もしておりますし、照明器具なども当時の照度に合わせた設置をされている状況でございまして、暗いということも実感しているところでございます。 そういう状況をもとに、今先ほど次長から答弁ありましたように、耐力度調査、耐震強度の調査、さらには優先度の調査等々を今進めているところでございますので、小美玉市全体を見て、どのような状況であるのかを今進めている最中であるわけでありますので、そういう中で検討をしてまいりたいと思いますし、また、その中で順位、優先順位の中が正式に決定いたしますれば、例えばもっと古くて優先順位が上にある体育館や校舎などがあるとなれば、やはり照明とか、今使えるその安全性を考えた問題を解決すべく、検討をしていかなければいけないなと思うところでございますので、照明については当然、切れているところはすぐ直さなければいけないわけでありますけれども、増設設置することで解消できれば、そのような検討も考えていかなければいけないと思いますので、今後のご理解をよろしくお願いしたいと思います。 また、雨漏りについては、何回も修理しておるわけでありますけれども、構造があのような構造でありますので、穴があいて漏っているような状況ではない、どこから漏ってどの辺から雨が落ちるかというのがなかなか、雨が降ったときに調査をしているわけでありますけれども見つからないということで、大雨のときには雨漏りがしてしまうと、修理しても雨漏りがしてしまうという状況であるということは事実でありますので、もっと調査をしてみたいと思いますので、ご理解のほどよろしくお願いしたいと思います。 また、駅伝大会につきましては、もう十分議員の方でもご理解をいただいていると思いますけれども、今回、小美玉市の第1回の駅伝大会も現在の場所で進められたわけであります。今までは交通規制がされて、解放されたわけでありますけれども、そういう中で、先導車ということで選手の前に先導車がついて、また救護車という、選手が途中で体調を崩したというときには救護できるような救護車も、その実施の状況の中に参加ができたわけでありますけれども、一切車は入れることは認めないという厳しい警察、石岡署の判断で、実際自転車で先導して、救護車はないということの状況で実施をされたということでございますので、交通規制を緩和していただいて、新たなコースで実施するというのは、大変厳しい状況だろうと感じるところでございます。これも、検討していくところはあると思いますけれども、現状ではそのような考えのもとに実施したということでございますので、ご理解をいただきたいと思います。 余談になりますけれども、東京都ができたのになぜここができないのかという考えもされないわけでありませんけれども、ハイマートや薬局や周辺の大きな企業進出等々がある中で、営業的にも問題があるだろうという考えもしないまでもないわけであります。そういうものも含めて検討してまいりたいと思いますし、また玉里の方で実際いいコースで駅伝大会が今まで進められたという経緯もあるわけでありますので、この健康館の前だけでの検討だけでなくて、小美玉市全体でそういう問題を検討して、いい、すばらしいコースのもとに日ごろの練習成果が発揮できて、「よかったな」と言われるような駅伝のコースの設置の検討も含めていきたいと考えているわけでありますので、よろしくご理解のほどお願いしたいと思います。以上であります。 ○議長(飯島利武君) 以上で、再質問についての答弁を終わります。 この際、議事の都合により午後1時30分まで休憩といたします。     午後0時05分 休憩     午後1時30分 再開 ○議長(飯島利武君) 休憩前に引き続き会議を開きます。--------------------------------------- △小川賢治君 ○議長(飯島利武君) 続いて、次の通告者の発言を許します。 小川賢治君。     〔3番 小川賢治君 登壇〕 ◆3番(小川賢治君) 小川賢治です。通告に従いまして、質問をいたします。 光ファイバー導入について、市の考え方をお伺いいたします。 現在、小美玉市内でブルーベリーの栽培をしている市民から、ブルーベリーを小美玉市の特産品として全国に知ってもらうためには、ホームページを作成して、インターネットで情報を公開することが不可欠だと思って、新規にNTT東日本に申し込んだところ、ADSLを利用してホームページを公開することが、回線使用上いっぱいでできないというような回答があったということを私に相談がありました。希望に燃えて、小美玉市の新しい特産品としてブルーベリーの栽培に情熱を持って取り組んで働いているこの青年農業者に、私は必ず成功してほしいというふうに念願している次第です。 そして、私は、NTT東日本に電話で、小美玉市の光ファイバー導入状況について問い合わせてみました。小美玉市区域では、旧小川町区域が現在導入されておりますが、旧美野里、玉里地域では、未導入ということでありました。一般的に、情報によりますと北関東、特に茨城県は光ファイバー導入後進県ということのようですが、光ファイバー導入は、今さまざまな産業に求められており、小美玉市の発展に大きく寄与するものと思っております。県内最大のブルーベリー産地のつくば市では、市の協力もあって、各農園がホームページを公開して、販売の一助になっているということを聞いております。 そこで、小美玉市当局として、この未導入の美野里、玉里地域に光ファイバー導入をNTTに申し入れ、交渉を進めていただきたいというふうに思いますが、市の考えをお伺いしたいと思います。以上です。 ○議長(飯島利武君) 小川賢治君の質問、光ファイバー導入について答弁を求めます。 大枝市長公室長     〔市長公室長 大枝俊夫君 登壇〕 ◎市長公室長(大枝俊夫君) 小川議員さんの一般質問、光ファイバー導入についてお答えをいたします。 ブロードバンドサービスには、ADSLとFTTH、この2種類がございます。 まず、ADSLは、電話の交換局から各家庭に引いてある電話線を利用してインターネットに接続する方式でありまして、交換局からの距離等により利用できない地域が一部あるものの、市内全交換局で利用可能ということになっております。議員さんが、利用できないということでありますが、局の機種の都合で回線に使用限界がある場合は空きがないと接続ができないということもございます。 一方、FTTH、これは光ファイバーを敷設して、インターネット接続を行う方式でありまして、現在では旧小川地区全域と羽鳥地区で利用可能な状況でありまして、まだ市内全域にネット化はされておりません。 参考までに、このFTTH、いわゆる光ファイバーによるブロードバンドの整備状況を申し上げますと、利用可能世帯が90%以上の都道府県ということで、1番は大阪府でございます。東京を含めて90%利用できる県は6都道府県がございます。逆に、FTTH、光ファイバーサービス可能な世帯が50%以下の県、一番低い県が岩手県でありまして、続いて茨城の46%と。小川議員さんが申されたように、茨城県は普及率が非常に低い状況になっております。これにつきましては、茨城県は河床地面積が非常に広いと。道路延長なんかも北海道に続いて第2位ということで、非常に河床面積が広いことが影響しているかと思います。 このため国では、2010年までにブロードバンドゼロ地域の解消を目指した「次世代ブロードバンド戦略2010」を昨年の8月に策定し、条件不利地域に対する具体的な取り組みを検討することとしております。 これを受けまして、茨城県におきましては事業者と県、市町村によるブロードバンド環境整備対策研究会を設置し、ブロードバンド未整備地域について事業者へ整備促進を要望するなど、具体的な取り組みを行っていく方針でありまして、小美玉市としましてもこれらの研究会と連動し、事業者に対し精力的に整備を要望してまいりたいというふうに思いますので、どうぞよろしくお願いしたいと思います。 ○議長(飯島利武君) 再質問はありますか。 小川君。     〔3番 小川賢治君 登壇〕 ◆3番(小川賢治君) 丁寧なご答弁、ありがとうございました。 去る6月1日に、先ほどのブルーベリー、県内最大の産地、最大級の広さを持つつくばのブルーベリーの里ですね、沼崎地区というところを訪問してまいりました。 ブルーベリーは、10年ぐらいで木が本当に大きくなって、ブルーベリーの実も大変いいというお話でしたが、つくば市は個人で5町歩ですね、5ヘクタールやっていると。それから、五、六反歩の農家というようなところなんですが、私はこの5ヘクタール栽培している一番大きなところを訪問してまいりました。 小美玉市では、全体で今5ヘクタールですね。約20件以内ですが、そういう状況なんですが、私はこの光ファイバーで個人農家が接続して、インターネットで販売をすることによって、全国からアクセスされて販売が可能になるのではないかと。それで、つくば市によると宣伝は市の観光課でやっていると。それで、摘み取り園ということで、お客さんを招いてやっているということでございました。 小美玉市として、観光資源がやはりもう一つ、このブルーベリーという新しいもので観光資源を育てて、市の発展につなげていってもらったらというふうな思いで、ぜひこの光ファイバーの導入を進めていただきたいというのが私の要望といいますか、この市民からの熱い光ファイバー導入をしてほしいという声がありましたので、一般質問をした次第でございます。ひとつよろしくお願いいたします。以上です。--------------------------------------- △山口惠男君 ○議長(飯島利武君) ただいま、小川議員の要望でございましたので、続いて、次の通告者の発言を許します。 山口惠男君。     〔6番 山口惠男君 登壇〕 ◆6番(山口惠男君) 通告に従いまして、質問をさせていただきます。 第1点目として、固定資産税について。これ、家屋税なんですが、家屋の課税はどのように確認して徴収しているのか。また、改築の場合に解体届が必要なのか伺います。 2点目として、百里基地周辺についてでございます。 騒音地区の住民の中には、若い人は家を離れ、就職し、家庭を築き、実家での生活を考えていない人もおります。祖父母、あるいは親も生活環境を考えると、やりきれないようです。土地も家も守っていかなければならない気持ちでいても、今回の公共事業に協力し、土地などを手放した人、生活のため、騒音地域内で高齢になっても仕事をしながら守っていかなければならない人が多くなって、また収入面でも減収になっていくと思われます。 道路整備が進んでも、資産運用ができる土地ばかりではないと思います。共存共栄の考えで、将来の空洞化を防ぐためにも、周辺住民への思いやりを形にしてさらなる努力をしていくためにも、騒音が軽減されるのが一番よいことなのですが、騒音地区内の固定資産の減免措置の考えはあるか、伺います。 言葉は悪いですが、加害者負担、すなわち国であります。市行政として、税減収分は共存共栄の観点から、国、防衛省へ強く要求していくべきと思います。 3点目、環境についてでございます。 住民の健康に影響のある井戸水、飲み水検査の実施についての手続、また市としての補助金の考えがあるかどうか伺います。あわせて、井戸水の検査実施の計画があるかないかの点を伺って、1回目の質問を終わります。 ○議長(飯島利武君) 山口惠男君の質問1点目、固定資産税について、2点目、百里基地周辺について答弁を求めます。 金谷総務部長。     〔総務部長 金谷正明君 登壇〕 ◎総務部長(金谷正明君) 山口議員の1点目の固定資産税について、家屋の課税はどのように確認をして徴収をしているのか。また、改築の場合に解体届が必要なのかという件でございますが、新築家屋及び増改築家屋につきましては、建築確認通知書をもとに所有者、建築場所を確認をし、現地において家屋の評価を行っているところでございます。 なお、建築確認を申請をしていない家屋につきましては、3年ごとに撮影をしている航空写真をもとに作成をいたしました土地家屋現況図と家屋課税台帳との照合により確認をしてございます。現在の土地家屋現況図は、平成17年に撮影したものをもとに作成をしており、次回の撮影は今年度の1月、平成20年の1月を予定してございます。 課税につきましては、賦課期日、1月1日における所有者に課税をしておりますので、ことし、平成19年度中に評価した家屋につきましては、平成20年度の課税となります。 なお、家屋評価でございますが、市と県との取り決めによりまして、木造家屋及び500平方メートル以下の非木造家屋の評価を市で行い、それ以外の家屋につきましては県税事務所で評価をしてございます。県税事務所で評価をした家屋の評価額は、評価額通知書として市へ送付されてまいります。 また、固定資産税に係る家屋の改築の場合の解体届につきましては、家屋滅失届を提出をしていただき、現地を確認をして処理をしているところでございます。 2点目の百里基地周辺について、騒音区域の固定資産税の減免措置の考えはあるのかという件でございますが、固定資産税の減免につきましては、地方税法第167条の規定に基づきまして、小美玉市税条例第71条の規定により、三つのいずれかに該当する場合を減免措置としてございます。 一つ目として、貧困による生活のため、公私の扶助を受ける者の所有する固定資産。 二つ目として、公益のために直接占用する固定資産。 三つ目として、市の全部または一部にわたる災害または天候の不順により著しく価値を減じた固定資産という、以上、三つでございます。 現在のところ、騒音区域の固定資産に対する減免の規定はございません。 また、騒音による影響につきましては、居住者とその区域に居住する人への人的な影響に伴う補償として、防音工事、電話料の減免等が行われてございます。 なお、騒音による固定資産に対しての直接的な影響はないものと考えておりますが、土地の評価額算定に当たり、取引事例等をもとに鑑定評価を行っており、売買価格には騒音の影響といった要素も含んだ価格というふうに考えてございます。したがいまして、現在のところ、減免措置は考えておりませんので、ご理解のほどをよろしくお願いを申し上げます。 ○議長(飯島利武君) 山口惠男君の質問3点目、生活環境について答弁を求めます。 大山市民生活部長。     〔市民生活部長 大山 進君 登壇〕 ◎市民生活部長(大山進君) 山口議員の井戸水の検査の実施についての手続、補助金の考え方についてお答えいたします。 井戸水につきましては、毎週水曜日、水戸保健所で直接受け付けを行っております。この場合、専用の容器を保健所より借りてきまして、それに水を入れて持参する、そういうふうな形になっております。検査料につきましては、1件で5,250円ということでございます。これに対する市としての補助の制度については、現在行っておりません。 それから、市としてその検査というようなことも現在予定はしておりませんが、茨城県では県内90カ所で井戸水等の検査を行っております。今年につきまして、小美玉市では玉里の田木谷地区で1カ所、この検査を行うということを県の方で確認しております。以上でございます。 ○議長(飯島利武君) 再質問はありますか。 山口君。     〔6番 山口惠男君 登壇〕 ◆6番(山口惠男君) 再質問をさせていただきます。 ただいまの基地周辺についてなんですが、市の条例、いろいろある中で、現在のところはそういう減免措置等については考えていないという返答ではございましたが、やはり今までは今までと。地域に住んでいる方というのは、もう毎日毎日そういう騒音に悩まされているわけですよ。だから、やはり市の姿勢として市独自で条例化すればできないことでもないのかなと考えられる点もありますので、これは前向きに検討してほしいと。そういう市としての税の減収分については、やはり国へ強く要望していくということと、ましてやこの米軍再編云々ということで、地域振興策が全く見えないような状況の中で、市民とすれば、周辺住民とすれば離れていくこともできないという状況にいるということは、これは市としても当然わかっていることではあると思いますので、何らかの優遇措置といいますか、そういう点でぜひお願いしたいと思います。 この固定資産税、減免措置等を講じていただければ、国民健康保険税にも連動していくのかなという気もしますので、そういう点もあわせてこれから検討をお願いしたいと思います。 それで、先ほど井戸水の検査の件なんですが、これは言うことはわかるんですが、やはりね、一人一人が保健所へ出向いて、容器をもらってきて水を入れて保健所に持っていく。そういうことを一人一人がやれば、これは大変な労力になると思うんですよ。だから、そういうことを踏まえて市の方でね、やはりもっと親切にやっていく方法はあると思うんですよ。例えば各地区にお願いをして、地区で取りまとめをして、それをまとめて持っていってもらうとか、そういうことも考えればできないことではないと思います。そういうことで、よく検討の方をお願いします。 あと、一つなんですが、前後してしまったんですが、固定資産税の件で、滅失届ということが先ほど答弁ありましたんですが、やはりそういうその手続すら知らないで、今までにあった建物を壊されて、そういう手続をしないでそのまま課税されているという例もあるわけですよ。そういう場合に、過剰に納税ですか、固定資産税を払ってしまった場合に、そういうその過剰分についての還付ですか、それは還付はされないのか。還付をするとすれば何年までさかのぼって還付してもらえるのか、その点をお伺いして再質問を終わりにします。 ○議長(飯島利武君) 再質問についての答弁は、順次答弁を求めますので、挙手をして答弁してください。 金谷総務部長。     〔総務部長 金谷正明君 登壇〕 ◎総務部長(金谷正明君) 再質問の滅失家屋の取り扱いの件についてお答えをしたいと思います。 滅失した家屋につきましては、通常、家屋滅失届によって現地確認をして、翌年度分から税額を更正するというふうになってございます。 ただし、居宅新築時に古い居宅を取り壊した等の取り壊しの時期が確認できる場合には、さかのぼって還付をしてございます。これは条例等でも決められておりますように、原則10年以内となってございます。 なお毎年、毎年というより毎年度送付しております固定資産税納付通知書には、課税対象の土地、家屋の明細書のほかに、変更があった場合の届け用のはがきも添付をしておりますので、そちらも活用いただきながら、変更があった場合には届け出をいただくというふうになってございますので、よろしくお願いしたいと思います。 ○議長(飯島利武君) それでは、大山市民生活部長。     〔市民生活部長 大山 進君 登壇〕 ◎市民生活部長(大山進君) 安全を確認して安心して水が飲めるということは非常に大切なことでありますので、今後よく検討してまいりたいと思います。 ○議長(飯島利武君) あとは、だれ。質問をよく聞いているように。答弁する人がまとまらなければ、しようがない。 ◆6番(山口惠男君) 百里基地周辺については、先ほど言ったように、そういう形で検討するかしないかということで結構です。 ○議長(飯島利武君) だから、それについて答えるんだよ、答える方は。 金谷総務部長。     〔総務部長 金谷正明君 登壇〕 ◎総務部長(金谷正明君) 騒音関係につきましては、基地への防衛の陳情等も行ってございますので、その中で十分に検討させていただきたいと思います。--------------------------------------- △山口良元君 ○議長(飯島利武君) 続いて、次の通告者の発言を許します。 山口良元君。     〔12番 山口良元君 登壇〕 ◆12番(山口良元君) それでは、通告に従いまして、一般質問をさせていただきます。 きのう、6月5日は環境の日でありました。豊かな自然ときれいな霞ヶ浦を次世代につなぐため、生活環境について一般質問をいたします。 前回の定例会におきまして、市長の施政方針の中、「四季を感じる安心なまち」の中で、霞ヶ浦や巴川、園部川などの市の資源である恵まれた水辺環境を市民全体の財産として守りはぐくんでいくよう、水質監視調査を行い、水質浄化に努めてまいります。河川の整備として、梶無川、黒川などの改修工事を行うとありました。大変喜ばしく思っておりますが、霞ヶ浦周辺及び水辺の水質浄化は、流域市町村の大きな課題でもあります。 私たちは先祖代々、霞ヶ浦近辺で生活をしておりましたが、一昔前の霞ヶ浦は水が澄み、魚は豊富で、泳ぐこともできましたが、現在は水は濁り、時には悪臭を発することもあります。泳ぐことなどはもちろんできません。霞ヶ浦流域市町村人口もふえ、生活もさま変わりし、汚水も流入し、汚泥もたまりやすく、環境も悪化しております。 ご存じだと思いますが、霞ヶ浦の水深は平均4メートル、最大で7メートルと浅く、富栄養化が進みやすく、汚れやすい湖でもあります。水質はCOD指標に見た場合、平成4年ごろより環境水準の1リットル当たり3ミリグラムを大きく超えまして、8ミリグラム前後と高い量を保ち、浄化は一向に進んでおりません。県を初め流域市町村では、環境保全のため、各種の計画により事業の活動を展開しているのはご存じだと思います。私ども、多いときでは、底泥の処理のしゅんせつ工事も実施されております。また、各地の流域では、河川の整備も進んでおります。 私どもの玉里東小学校では、自然を復活するためアサザの生育に取り組み、平成16年4月には環境大臣より表彰も受けております。また、各地で湖岸にヨシを植えたり、岸辺に緑をつくり出す運動も展開されております。 生活様式の変化に伴い、下水道の整備、合併浄化槽の普及促進を図っておりますが、目に見える改善には至らず、負のイメージが先行しております。 3月、県も第5次霞ヶ浦に係る湖沼水質保全計画を策定し、「泳げる霞ヶ浦」「遊べる河川」を長期ビジョンとして掲げ、2010年度の水質目標をCOD7ミリグラムと設定しました。また、さきの5月30日には、霞ヶ浦北浦の流域市町村で構成する霞ヶ浦問題協議会の総会が開催され、水質浄化に向けた啓発や家庭排水浄化などの事業を決めたとありました。 豊かな自然、きれいな環境、泳げる霞ヶ浦を次世代につなぐため、一つとして霞ヶ浦、巴川、園部川の水質浄化は進んでいるか。そして、現状はどのようになっておりますか。今後の効果を図るため、今後の計画についてお尋ねします。 また、さきに申し上げましたように、県あるいは問題協議会で行っております霞ヶ浦水辺環境が整備され、泳げる霞ヶ浦、遊べる河川、トンボ、ホタルが飛び交う岸辺を望むのは無理でしょうか。 小美玉市は、人が輝く水と緑の交流都市でもあります。そういう中で、水と緑を協調し、県と一体になる。いや、県をあるいはリードして、長期ビジョンの取り組みと計画について細かくお伺いしたいと思います。どうぞよろしくお願いします。 ○議長(飯島利武君) 山口良元君の質問、生活環境について答弁を求めます。 大山市民生活部長。     〔市民生活部長 大山 進君 登壇〕 ◎市民生活部長(大山進君) 山口議員のご質問1点目、霞ヶ浦、巴川、園部川の浄化推進、水質浄化は進んでいるのか。現状と今後の計画についてお答えいたします。 霞ヶ浦の湖内の水質を化学的酸素要求量、いわゆるCODといいますが、この数値を霞ヶ浦問題協議会の資料では、平成17年度で7.6mg/Lというふうに出ております。この7.6ですが、基準は3以下というふうになっております。7台で推移しておりますが、依然として改善はされない状況にございます。また、園部川については5.7、巴川については4.2で、依然環境水準を上回っております。 対策として、湖内の水性浄化施設の設置、しゅんせつ事業、霞ヶ浦導水事業等が進められており、霞ヶ浦流域で構成されております霞ヶ浦問題協議会によるさまざまな活動、あるいは小美玉市と石岡市で霞ヶ浦北岸水質浄化推進協議会を設立しておりますが、この中で国土交通省に対しまして、大規模しゅんせつ工事の促進など水質浄化について陳情をここ毎年続けております。このため、今年の秋ごろより、高浜入りのしゅんせつ事業が始まることが決定したというふうに国の方から連絡が入りました。また、市としても、事業所の排水規制、生活排水の浄化対策事業、下水道集落排水施設整備、あるいは浄化槽設置等進めております。 住民による活動としましては、霞ヶ浦清掃作戦や、自分たちの目で巴川や恋瀬川の状況を見て、霞ヶ浦の浄化は上流からきれいにしていくということで、子供と大人で一緒になって恋瀬川・巴川の探検隊等も参加しております。さらに、各地区やコミュニティー活動によりまして河川の清掃、さらには水質監視員によりまして水質の監視や、この方たちの協力によりまして、市内五つが河川が流れておりますが、その河川の13カ所で水質検査等も毎年行っております。 次に、霞ヶ浦の長期ビジョンの取り組みについてお答えいたします。 茨城県では、霞ヶ浦にかかわる湖水水質保全計画(第5期)が策定されました。これは、流域住民が霞ヶ浦に親しみを持ち、流域の住民一人一人が身近な河川に目を向け、水質浄化をみずからの役割と認識してもらうため、「泳げる霞ヶ浦」「遊べる河川」として、15年後の平成32年度に霞ヶ浦の湖水浴場がにぎわっていました昭和40年代の前半の状況、これはCODが5台前半でございます。この数値を目標として、これらを達成するために、生活排水の未処理放流の解消、工場・事業所排水の未処理放流の解消、あるいは家畜排泄物の全量の適正な処理や利用など、全部で9項目にわたりまして進められ、段階的に水質の改善を図っていくという計画でございます。以上でございます。 ○議長(飯島利武君) 再質問はありますか、山口君。 ◆12番(山口良元君) ないです。---------------------------------------戸田見成君 ○議長(飯島利武君) 続いて、次の通告者の発言を許します。 戸田見成君。     〔20番 戸田見成君 登壇〕 ◆20番(戸田見成君) 通告順に従いまして、議長のお許しのもと、一般質問を行います。 質問に当たる前に、私の通告書のところで間違いがありましたので、訂正をお願いしたいと思います。 一番下の方の行で「少子化対策進捗状況について」のわきの①のところですが、「次世代」というところの「代」が抜けておりましたので、それを追加していただきたいと思いますので、よろしくお願いします。(「はい、わかりました」の声あり) それで、順次に質問をしてまいりたいと思いますが、都合上ちょっと取りかえますので、よろしくお願いします。 道路行政について、ご質問をしたいと思います。 まず、最初に、特例債利用による百里飛行場アクセス道路網の見通しについてということで質問をさせていただきます。 この道路は、大変小美玉市といたしまして、特に玉里・小川方面では「夢の道路」という言葉というふうに思います。合併の中で一番、事業としては目立つ事業であったと、事業の計画かなと、こういうふうに思っておりました。 そういう中で、実はせんだって、石岡市の幹部、あるいは市議会の方がお話ししているのを聞きまして、ちょっと愕然としたわけです。というのは、平成17年8月10日に、修正等要望に対する県道路建設課からの回答というところで、実は、石岡の6号バイパスのところから百里に向かう道路があるわけですけれども、石岡を通って玉里を通るんですかね、それから宮田を通って野田へ行く。そして、野田の丁字路、今現在は丁字路になっていますか、そこから百里に向かう道路でございますけれども、現在その道路が変更されるのではないかというようなお話をちょっと聞いてまいりました。実は、この百里から野田のトヨペットのところまでは拡張されていくようなんですが、その先の道路が買収に応じていないというようなお話を、せんだっての百里の視察のとき県の方が言っておりました。なかなか、この買収が応じてくれないので難しいと。ということを踏まえて考えますと、そこから宮田を通ってバイパスのところへつなぐこの道路は果たしてつながるのかなと、こういうようなお話なんですね。 現在は、どうも県の説明によると、美野里から百里に向かう道路が主計画であって、どうもこっちの石岡側から来る道路はあいまいもこだというような、ちょっとそういう話をしておりましたね。これは、何か県の説明会を受けて、「あれ、おかしいよな」なんていう話を私は隣で聞いていたわけですけれども、そういうことを考えますと、このアクセス道路について、基本的な計画変更をしなければならなくなったのではないかと、こう勝手に思っているわけです。これは私のあくまでも、そうではないかと思っているところでございますけれども、石岡からバイパスのところまでは石岡側が一応計画を立てていると。バイパスとぶつかってから石岡地内を通って宮田へ行くこの道があいまいなんだと。これが、あるいは355号の方へ変更されるのではないかと、そういう話をしておりましたね。ちょっと、これはあくまでも情報ですからわかりませんが、そういうことを県の説明の中でしていたという話なので大変、玉里の夢・小川の夢は消えてしまったのかなというふうな感じがするわけなんですね。 これはあくまでも、そういう石岡の幹部の方と市会議員の方が三、四人で話していたのを隣で聞いていただけの話ですから、正確だということではありませんが、そういうことを踏まえますと、例えばこの道路ができなくなるということになりますと、小川を通る野田の今の丁字路のところから宮田に行く道路は、合併特例債によって計画を立てられている道路であります。これがつくられないことになると、小川にとってはこの道路がなくなるということではないかと、こんなふうに思っているんですね。 玉里の方は、今度は355号の方へその道路が、石岡から向かってくるのが玉里の方へ、355号につながるのではないかと。もうこういうふうになりますと、先ほど市長さんがおっしゃっていた納豆屋さんの空き地のあそこの丁字路のあたりから、ずうっと今度は百里へ向かっていくと。細い道路を、バイパスを通っていくことになる。大変道路としては混乱を起こすのではないかなと、そういう危惧を感じたところなんです。 美野里から百里へ向かう上の方の道は、大体今、相当県でも力強く計画、実行されているというようなお話がその中にありました。きっと下の方は難しいよなというような話、私に聞かせていたわけではないんでよ。その中で、石岡の問題として何か話をしていたので、そんなほかの町の話聞いてきて、何言っているんだよと、こういうことになるかもわかりませんが、この辺のところですね。 今から大きな計画でやった特例債、50億円も使ってやろうとしていた道路が、計画変更になる可能性があるのかななんて、こう思って、この点を、この辺の見通し等をちょっとお聞かせ願いたいと。やっぱりこれは小美玉市、合併して一つの大きな夢だったんじゃないかななんて、こんなふうに思っているんですけれども、それがなくなってしまうということは、大変夢が薄くなるというような気がいたしまして、ご質問をさせていただいた次第です。このところの見通しをお聞かせ願いたいということ一つ。 それから、簡単明瞭ですけれども、国道355号線の路線の朝の通勤、非常に混むようになったと。これは、3月31日をもって鹿鉄が廃線になりました。その後、バスが355号を通るようになったと。そのバスが交通障害になっていると。朝夕は大変混雑きわめているというような話でありました。それが、石岡の方面が主なんでしょうけれども、玉里はあそこのパチンコ屋のところから先の方でございますけれども、距離にしてはさほどではございませんけれども、いずれにしても大変な混雑をしているという地域の方々のお話であります。これをどういうふうにお考えいただいているのかなと。恐らく美野里の中心部分から見ると向こうの先の方の話ですから、大した感覚はないのかなというふうに思っておりますけれども、地域住民にとっては問題になっている。通勤時間が非常に長くなってきたと。あそこは通れないというような問題になっているようでございます。 そこでですね、やはりバスが1台とまっているということは、往復で2車線ですから、もう渋滞しているのはやむを得ない。やはりそこを、道路を拡張して停留所を広げてはどうだと。停留をするところだけ道から少し、土地でも買収してやったらどうなのかなと、こんなことを思うんですね。まあ、それで完全になるとは思いませんけれども、少しでも緩和させるという。 これはやっぱり鹿鉄廃線という問題の尾ひれですからこの辺も、市が直接関係はしないかもわからないですね。県の道路ですから、そういったこともあろうと思いますけれども、県とよく検討していただいて、やっぱり地域住民の便利を図ってあげていただきたいと、こういうふうに思いますけれども、その辺のことについてお聞かせ願いたい。 それから、市内の小・中学校の登下校、特に登校のときですね。何か請願書が出ておりますけれども、それは私には直接関係ありませんが、そういう中を考えますと、一番子供の安全を確保するというのが大人の役目ではないかと。特に小学生、ひ弱な小学生が登校するのに、朝の時間は非常に大勢の子供さんたちが行例をつくって歩くと。これは大体歩道を歩いているわけなんですけれども、そこを普通の方々ももちろんありましょう。 それから、小学生だけならいいですけれども中学生が歩く。中学生は大体自転車で登校しているんでしょうかね。そういう中で、中学生が小学生をはねたというような事故があったそうですね。ひと月ぐらい前のことなんですよね。大きな問題では、けがにはならなかったそうですけれども、確かに見ていますと朝、小学生が2メートルぐらいの幅の歩道を歩く。そこへ中学生がその間をくぐって登校する。それで面倒だからと車道へ出て、中学生が自転車を逆流して走っていくわけですね。まあ、ああいうのを見ると、車を走らせる方も危険を感じるわけですけれども、いつか事故でも起こさないかなと、こんなことを思うところであります。学校の登校時間をずらすとか、何か工夫をしてやってもらいたいということ。 あと、歩道の整備等をできるだけ早く、とにかく子供を守る、次世代の子供を守るという点で大切なことではないかと、こんなふうに思う次第ですが、交通安全ばかりではありませんけれども、U字溝のふたのないところももちろんあるわけですね、自転車で走っていてけがするとか。ちょうど昭和50年から60年ぐらいの間にできた道路というのは、大体U字溝にふたがついていないんです。まあ、安普請につくったということになりましょうか。そういう道路を早く改善して、子供たちの生活道路、通学道路ですか、そういったものを少しでも確保して、安全も確保してあげていただきたい。全市にわたって点検していただいてもらう。まあ、点検はしていると思います。ただ、財政もない、何もないのでなかなか大変なのでやれないというのが実情ではないかなと思いますけれども、その辺の実情をお答え願いたいと。我々は、住民に説明する義務がありますので、そういう意味で正確な話をお聞かせ願いたいと、こういうふうに思っています。 次が、少子化対策の進捗状況についてということで、次世代育成支援地域行動計画の中の見通しはどうなっているかということなんですけれども、12月の私の質問に対して、後藤部長からの答弁によりますと、次世代育成何々の計画については、玉里、小川、美野里、それぞれの地域で計画を立てられている。平成17年から26年にかけての10年計画であると。特に、平成17年から21年にかけては、前半ということで計画が立てられている。合併によってこの三つをですね、3冊ありますから、それを合冊したというような答弁がありました。そこまでは、まあ、いいと思います。 これがですね、いつまでも3冊を合わせてそのままにしておくのかなという、ちょっと思いがありまして、このまま10年間、別々の計画として並行してやっていくのか。それとも、平成21年の1年間で見直しというふうになっていますので、その間に見直す、一つにするのか。あるいは、もうできるだけ早くこれを一つにしようとしているのか。合併協議会では一緒にすると、そういうことになっているというだけなんですね。いつまでに一つにしようとかいうこと、そういう答弁はありませんでしたのでわかりませんが、この三つのうちどれか、どういうふうにするのかということをお聞かせ願いたいということですね。 というのは、昨年でしたか、12月のときにもお話し申し上げましたが、突如として幼稚園の建設問題が出てまいりました。これは、小川の計画によるものだというようなお話でありました。 昨今ですね、また別の話を聞きました。保育所、45人の定員の保育所が美野里地域にできる、これはひそかに計画が立てられているというお話がありました。 こういうものは、去年の問題も、ことしのこの問題もですね、まだ実行段階でも何でもなくただ内々に、秘密裏に話があるという程度のようでございますけれども、この次世代計画育成支援地域行動計画というのが、それぞれ別々ですから。美野里は美野里の勝手な考え、小川は小川、玉里は玉里と並行してやっていたら、それぞれ小美玉全体の幼児教育、あるいは子供の教育、そういったもの全体はばらばら、その場その場限りの計画の中で行くのではないかと、こう疑問を持つところなんですね。 ですから、やはりこれは早いうちにですね、私の考えとしては早いうちに一本化して、早く行動計画をつくり直して、そして全体を見きわめる、そういう姿勢が必要なのではないかと。そうすれば、どこにどういったものをつくるとか、子供の支援にはこうするとかというのがバランスがとれてくるのではないかと。きょうも質問の中には、放課後の子供たちをどうするのかという問題がありますね。学校でやるのか、民間でやるのかとか、そういう答弁があったりしております。こういうものもですね、全体的に一つの方針がないと、非常にばらばらになっていく。 また、前の質問の中でもきっと私、質問しておると思うんですけれども、これは福祉部の方で一応やっていることですね、この次世代育成というのは。これは保育所の、保育関係ばかりではないと、福祉ばかりではないと思うんですね。幼稚園という、幼児教育という中にももちろん出てくるわけですね。そういう全体ですから、これは教育委員会でやるのか、福祉部でやるのかというような縦割りのようなことをやっていては一つにはならないと、そういう質問をしたような記憶があるんですけれども、いまだに一つになってやろうとはしていないと。 だからこれ、先ほど総合計画について議員さんたちが言っていましたけれども、こんなやり方していては、いい総合計画はできないよと。みんな節穴から物見ているんだよと。節穴から物見るというのは、こういう小っちゃな穴から見えるところだけ見て、全体が見えていないんだよと。そういう行政をやっていては、一つもよくならないよと。これは私が今、言っていますけれども、議員さんたち何人かの方が、私の隣で話していましたね。「ああ、そうだな」と思いましたね。 やっぱり小美玉市というのが合併して、そしてここから出発しようというときですので、大局的に、大きく物を見る、そして長い時間で物を見るという、そういう目を持って、この市の全体像をつくり上げていっていただきたいと。あくまでも、次世代の問題は次世代の問題ですけれども、全体的に見るともっと大きな目、そういうものがないのかなと。まあ、私は仏教派ですから言うと、これは「仏眼」と言うんです。広いところから物を見る、小っちゃなところでみんな、人間の目だなと、こういうふうに申しますけれども、やっぱり人を幸せにするために、ここの小美玉市の執行部、あるいは職員の方はいるわけですから、みんなをよくしようという考え方がなければならないと思うんですね。 そういう点から見ると、ちょっと小さな目で見過ぎるのではないかと。そういう点でひとつ、物の見方をもっと大きく、広く見ていただきたいということなんです。 最後にですね、最後にというか、市長さんにお願いをしたいんです。そういうことの中から、きのうもきょうも市長さん、いよいよ1年過ぎたよと、残り3年だよと、残り何やるんだよと、そういうような話があったわけですけれども、私はこの3月31日に鹿鉄が廃線になったと。そして、この後この三つの地域が一つになるのにはなかなか調和がとれないと。税金は上がる、料金は上がる、人間の関係が変わる、今までこの1年間というのは、みんな不安になっていると。よくないことが、自分たちと今までと違ったことがどんどん、どんどん起こっているので不安になっていると。こういうふうに思うんですね。だから、今の施策が悪いと言っているのではないんですね。合併ということにおいて、市民がいろいろな意味での心配をしている。どうなんだろうと。そういう心配を払拭するのは、市長さんが行う夢ではないかと。市民に対して夢、大きな夢をつくってあげる。今まで嫌なものばかり、そういうもの感じている市民の皆さんに対して、市長さんはやっぱり市民に対して大きな夢をつくっていただくのが一番ではないかと。やっぱり不安を払拭するようないい夢をつくっていただけたらなと、こんなふうに思っています。 ことしで1年を過ぎました。選挙になるのは、あと2年ぐらい過ぎないと選挙は意識しないですから、あと2年ぐらいの間にやっぱり市民が不安を払拭するような、市民の不安を払拭するような施策、そしてこういう町になっていくんだと、みんなが喜ぶようなものをつくっていただけたら、きっと今までの不安とかそういうものはある程度は取り除けるのかなと。 皆さんの不安は、本当の不満とか、そういうものではないと思うんですね。人間関係やそういったものが大変変わってきましたので、今まで役場へ行けば知っている人がいて、いろいろ話ができた。今までいろいろな協議会へ行ったならば、知っている人がいたんだけれども、今度は知らない人ばかりだ。何聞こうったって、今までの人と一緒になってやることがないと、大体そういう話です。人間関係が崩れたと、これが不安のもとのようですね、いろいろお話を聞いていると。役場が意味がなくなったと。いろいろな協議会へ行っても何だか不安だよと、知らない人ばかりなんだよと、そういうことが大きな不安になって、不満に多少なっているのかなと、こんなふうに思っております。 ですから、このところをですね、行政が悪いということではなくて、合併によるいろいろなアンバランスが不安を抱かせているということではないかなと思うので、市長さんには市民が大変喜んでくれるような大きな夢をつくっていただいて、みんなが「いいな」と、次も再選しようと。それは別として、そういうものをやっぱりつくっていただいて。やっぱり市長さんは、皆さんからいろいろなお話を聞くという姿勢が大変すばらしいと思っているんですね。 それから、美野里町時代の様子としては、役場の執行部の方々が集まって、頭脳を集めていろいろな計画を立てて、計画行政というのもやってきたと思うんですね。そういう中で、美野里というのは結構いいところだなと、私は思っております。ただ、欠如しているところも多少はあるようですけれども、大まかに言ってはいいんじゃないかと。そういう市長さんのいいところ、町長時代にやっていたいいところは、やっぱり頭脳を集めて、計画を立てて、そして実行していくと、これが一番すばらしいところではなかったかと。現在は、どうも市長さん、押しまくられていて、自分の思うようになっていないというところのようなので、どうかそのところを、自分で市長になったんですから夢をつくって、自分の気持ちでやってもらいたいと、自信を持ってやるべきだと、こんなふうに思っています。 ちょっと話がずれてしまいましたけれども、質問は以上のとおりでございますが、市長さんに夢物語をここで一節していただけたらと、こんなふうに思って、第1問目とします。 ○議長(飯島利武君) 戸田見成君の質問、道路行政について答弁を求めます。 島田都市建設部長。     〔都市建設部長 島田 久君 登壇〕 ◎都市建設部長(島田久君) 戸田議員さんのご質問にお答えをいたします。 最初に、百里飛行場のアクセス道路網につきまして、現在、県道におきましては紅葉石岡線、百里飛行場線など、茨城県により4路線7カ所が空港開港にあわせまして順次着々と整備が進められております。 ご質問の合併特例債事業は、6路線の計画がございまして、本来、新市の一体化を目的とした道路整備でありますが、それぞれの路線が百里飛行場へアクセスするための利便性を向上させる機能を有しております。中でも、(仮称)石岡玉里線、(仮称)常陸平野空港線につきましては、百里飛行場へ直接アクセスするための道路として重要な位置づけと考えております。 (仮称)石岡玉里線につきましては、議員のご質問のとおり、国道355号バイパスに絡め、茨城県主導により路線の検討を行っているところであります。その中で、(仮称)常陸平野空港線につきましても、県事業区間を含め(仮称)石岡玉里線と結ばれることから、あわせて茨城県により検討が行われているところであります。見通しにつきましては、現在、県の検討結果待ちの状況でありますが、今後は検討結果を踏まえ、合併特例債の期限を念頭に置きながら整備を進めてまいりたいと考えております。 2点目、国道355号の朝の通勤時間帯の渋滞状況についてお答えをいたします。 市内における石岡方面上りの状況は、午前7時半を過ぎますと交通量が増加いたしまして、石岡市との行政界であるココス交差点からサンクス、JAのガソリンスタンドの信号機まで慢性的な渋滞が発生しています。また、鹿島鉄道廃線に伴う代替バス運行による渋滞増加が懸念されましたが、現在のところ、バス停付近において部分的に車がつながるものの、鉄道廃止により踏切がなくなり、左折車の進行がスムーズになったことから、渋滞は少なくなっております。極端な増加につながってはいないと認識をしております。 下りにつきましては、サンクス、JAガソリンスタンド前から感知式信号が障害となっておりまして、行政界交差点、ココスまで約600メートルの区間において渋滞が発生しております。しかしながら、この先、玉里工業団地入り口につきましては、鹿島鉄道廃線以前から踏切が原因となりまして右折車が先頭に渋滞となっておりましたが、鉄道廃線に伴いまして渋滞が緩和されております。石岡市内に入りますと、国道6号の交差点まで上下線とも渋滞が顕著であり、国道6号の渋滞はもとより、交差点部の右折レーンがなく、右折できない車両のために進行が妨げられることが原因と考えられております。対策といたしましては、国道6号バイパスと国道355号バイパスが整備されることにより交通量が分散され、渋滞は解消されると考えております。 国道6号バイパスにつきましては、千代田石岡バイパスが順次整備が着々と進んでおりますが、市といたしましても、これまでどおり美野里バイパスを含め、早期完成のために国に対し強く要望活動を実施していきたいと考えております。 また、355号バイパスでありますが、現在、茨城県が主導して市で計画している合併特例債事業により、(仮称)石岡玉里線を利用し355号の現道に接続させる路線を検討しているような状況でございます。現在下において、まだ茨城県において検討中でありますので、今後県との調整を随時進めていきたいと考えております。 3点目、市内小・中学生登校時の交通安全につきましてお答えをさせていただきます。 現在、市内の児童生徒の登校につきましては、各小・中学生での交通安全の指導、石岡警察署の交通安全講習会等指導のもと、それぞれ指定されました通学路を利用いたしまして、地域住民の皆さんのパトロール、PTAの皆さんの立哨指導など、通学時の交通安全性向上に努めております。 通学路を管理しております行政といたしましても、児童生徒はもとより、市民の交通安全確保のため、道路整備計画の段階で道路構造令の基準に従いまして道路の幅員、歩道の設置等を十分に協議いたしまして、道路の整備の推進を図っております。また、交通量の増大しております地域等の指導においては、利用者の安全確保のため歩道の設置など整備を進めております。 現在、小美玉市内におきまして国庫補助でございますが、安全・快適な道関係で2カ所、そのうち1カ所が今議員さんからご指摘のございました上玉里地区、平成19年度計画をしているところでございます。特に、保育園、幼稚園並びに小・中学校の児童生徒の通学路につきましては、最大限に利用者の安全を図っていく必要があります。今後、児童生徒の交通安全を図るため、関係機関と協力をし、現状を把握いたしまして、歩道の整備や旧基準で設置されました自転車・歩行者道の見直しや、道路幅員を有効に活用するため排水施設へのふたの敷設、通学路の重要幹線道路への信号機の設置要望を行いまして、交通弱者を考慮しながらできるものから順次整備や計画を進めていきたいと考えております。ご理解をいただきたいと思います。 以上で答弁を終わります。 ○議長(飯島利武君) 戸田見成君の質問、少子化対策進捗状況について答弁を求めます。 後藤保健福祉部長。     〔保健福祉部長 後藤一廣君 登壇〕 ◎保健福祉部長(後藤一廣君) 戸田議員の質問、次世代育成支援地域行動計画につきましてお答えをいたします。 少子化の流れを変えるために、平成15年7月に次世代育成支援対策推進法が制定されまして、地方公共団体に次世代育成支援地域行動計画の策定が義務化されまして、全国の市町村において次世代育成支援地域行動計画そのものが策定がされまして、次世代育成の支援におけるその方向性でありますとか、目標を示すことになったわけでございます。 本市におきましては、合併前の平成17年3月に2町1村において策定されているところでありまして、小美玉市になった現在においては、これを合冊して市の計画とし、平成21年までの前期計画においてはそれぞれの計画を地区計画と位置づけているところでございます。 質問の中にありましたこの計画、平成26年までの10年間の時限立法の中での計画でありますけれども、平成21年度に後期計画の策定、つまり見直しが予定されているわけでございます。当然、この平成21年の後期計画の策定、前期計画の見直しにおきましては、市の計画としてこの策定を進めるものと、そのように考えておるところでございます。 以上で答弁を終わります。 ○議長(飯島利武君) 戸田見成君の質問、小美玉市の市民へ明るい希望をについて答弁を求めます。 島田市長。     〔市長 島田穣一君 登壇〕 ◎市長(島田穣一君) 戸田議員のご質問にお答えをいたします。 3点目、小美玉市の市民への明るい希望ということにお答えいたします。 新市建設計画、あるいは住民の皆さんが新市を思い、市民の皆さんで考え、英知を出して、今年度策定されます小美玉市第一次総合計画に基づき各種事業を展開し、人が輝く水と緑の交流都市を実現することが、旧町村のそれぞれのよさ、地域特性を十分に生かして、すべての人が生き生きと幸せに安心して暮らせるまちの実現につながると確信しているところでございます。 また、輝ける新たな交流都市づくり構想、51の宣言を公約として市民の皆さんにお示ししておりますが、これらの具現化のために全力で取り組んでいく姿勢が、私の市民の皆さんに対する思いやりであり、ひいては市民の皆さんに大きな夢を与えることにつながると考えているところでございます。 ○議長(飯島利武君) 再質問はありますか。(「はい」の声あり) 戸田議員、ちょっと、再質問はわかりましたけれども、ちょっとお待ちください。(「はい」の声あり) この際、議事の都合によりまして、午後3時10分まで休憩をいたします。 休憩後にひとつ、再質問をお願いします。     午後2時52分 休憩     午後3時12分 再開 ○議長(飯島利武君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 これより、戸田議員の再質問を行います。     〔20番 戸田見成君 登壇〕 ◆20番(戸田見成君) 簡単に再質問をさせていただきます。 道路行政については、アクセス道路網については検討中ということで、あいまいな返事しかいただけませんでした。しかし、事実はどうも隠しているというように感じるところでありますので、そのように理解しますので、よろしいですね。 2番、国道355号線については、混雑は大したことはないよというような感じの答弁だったと、こういうふうに感じるところであります。しかし、鹿鉄が、踏切がなくなったからよくなったよなんていうのは、その踏切が閉じているだけの話であってね、全体的にはやっぱりこれは混雑しているということで、少し自信のある答弁だったと思いますけれども、もう少し謙虚に物を感じて考えていただきたいと、このように思うところです。 1番の小・中学生の登下校の件については、これも優等生の答えだったんですね。もう立派な答えです。しかし、事故が起きているということを考えたら、ちょっと謙虚さがないなと。やっぱり執行部というのは、もっと住民を考えていく、そういう住民の気持ちになってやるというのがいいかなというふうに。確かに、答弁は優等生の答弁であります。間違いないと思いますね。もう少しこう、住民を思う心というのがあっていいのかなと、こういうふうに思っています。ちょっと足りないと、こういうふうに理解しておりますので、反論があったら答弁していただいても結構です。 それから、少子化対策進捗状況ということで、ちょっと質問があいまいになってしまったというふうに思っておりますけれども、この三つの計画案は3冊を1冊にしたと。それで、それぞれの地区ごとに計画を立ててやっているという状況が5年間、平成21年まではそれでやっていくというように理解できたと思うんですけれども、やっぱり計画というのは、さっき市長さんが町長のころやっていた計画行政ということを踏まえていくとちょっと、もう少し早く問題が起こらないようにやるべきではないかと。できることはやると。 新市の総合計画においても、やっぱりさっき申し上げましたように、本当に大きな目、そして深い目、そして長い目で見る、そういうものがないと、この市という大きな器はもっていけないのではないかなと、こんなふうに思っています。ですから、部長さんの立場からは、やっぱりもう少し大きく物を見ていただいて、やるべきことはやると。つけ鋼みたいな、仕方がないから、この目の前に来たから「それやっぺ」「これやっぺ」とやっていては、よくはならないと思うんですよね。やっぱり計画という、そして行政を実行していくという基本姿勢について、ちょっと質問したつもりだったんですけれども、まあ、言えないところもありましょうから、それはそれで結構ですけれども、やっぱり教育委員会、あるいは福祉部、そういったものも一つになってやっていくことだと。大きく見ればやはり市長さんが、これ少子化対策という全体から見て、もっと協議を深めるのに一つにしてやっていくべきだと、こういうふうに考えていくのが本当かなというふうに思うんですね。ですから、部長さんの立場からはやっぱり「市長さん、こういうふうにやりましょう」と進言をしていただきたいと。市長さんには質問しませんが、そのぐらいの気迫があって初めて事が起こるのかなと、こういうふうに思っていますので、ひとつ大きな目、広い目、そして深い目、長い目で、そういう姿勢を持っていただけたらと、このように思います。 これで再質問を終わらせていただきます。 ○議長(飯島利武君) 要望でよろしいですか。(「いいえ」の声あり)何か反論がなければ、答弁は要らないということですか。(「わかりました。結構です」の声あり)よろしいですか。反論あるの。 それでは、島田都市建設部長。 これは、反論ではなくて答弁ですから、お聞きください。     〔都市建設部長 島田 久君 登壇〕 ◎都市建設部長(島田久君) 戸田議員さんの再質問にお答えをさせていただきます。 石岡との石岡玉里線の件でありますが、ただいま、これまでも県とも何回も協議しておりまして、市といたしましては、今の方向を変えないで県の方に実施をしてほしいということで、再三、これまでも申し入れをしております。ただ、一部6号バイパスから石岡玉里線に接続するまで石岡の部分があるものですから、石岡といたしましては、先ほど議員さんがおっしゃるとおり、355号の解消を図るためにも、なるべく早い時点で355号線のバイパスに接続したいという考えは持っております。ただ、小美玉市といたしましてはそれには一切応じないような方向で現在進めているところでございます。そういう関係で、県の方でまだ明確な回答を得ておりませんので、当然出ましたならば皆さんの方にご報告は申し上げるとともに、我々はそのようにならないように努力をしていきたいと思います。 あと、ほかの件につきましては、市民の立場に立ちまして、よくこれから現地等を見ながら進めていきたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。--------------------------------------- △上田稔君 ○議長(飯島利武君) 続いて、次の通告者の発言を許します。 上田稔君。     〔40番 上田 稔君 登壇〕 ◆40番(上田稔君) 質問始まる前に、4月下旬から5月中旬にかけまして県内各地に降ったひょうでナシ、葉たばこ等農作物の被害が出ましたことに対して、心からお見舞いを申し上げます。ひたち野農協管内でも10町歩のひょうの被害があるというふうにも伺っております。そういうことでお見舞い申し上げます。 それでは、通告順に従いまして、一般質問をさせていただきます。 まず、最初に、公園整備ということで質問をいたします。 玉里地区に多くの池がたくさんありまして、野村田池は皆さんもご存じの人が多くあるかと思いますが、栗又四ヶの運動公園のわきにありまして、上池、下池というふうにありまして、中堤については合併前に整備したというふうに、安全に通れるようになっております。 池には釣り客がたくさん、休みには来ておりますし、農業用水にも使用しております。聞くところによると、新高浜地区、玉里団地等でも野村田池の整備をしてほしいと、そういう要望を出しているそうでございます。私らのところにも、あの周辺の人から「ぜひ整備してほしい」というような要望も来ておりますし、そして私は、あそこを憩いの場所としても整備すべきであるというふうにも思います。 それと同時にあそこには、運動公園の中の一角には直売所もあるし、出荷者からも、野村田池の周辺の住宅からも「あそこに親水公園つくってはどうだろう」というようなお話も持ちかけられております。 私が思うのは、親水公園をつくってはどうかというふうに思います。小美玉市が目指す、人が輝く水と緑の交流都市と考えますと、最適な場所でありますし、公園の中には私はアサザ、大賀ハス、オニバス等を植栽したらどうだろうと、そういうふうに思います。そして、砂浜をつくったり、周辺には遊歩道をつくったりして、若干、B&Gにも駐車場ありますけれども、あそこにも若干の駐車場をつくったらどうだろうというふうにも思います。 何で大賀ハスとかオニバスを植えろと、そういうふうに言っているのではないんですが、大賀ハスは、玉里地区については県内の4番目にハスの産地でもありますし、オニバスについては、かつて昔、霞ヶ浦にオニバスがあったと、そういうふうにも言われております。そういうことで、そういうものをつくったらどうだろうと。 それと同時に、現在は霞ヶ浦にも水質浄化というようなことで、アサザを植えております。玉里地区においてはなかなか、波の関係でアサザが植栽をしないで流れてしまうというようなことでございますが、羽生、沖洲の方面に行きますとすごくアサザが咲いて、秋になりますとすごく黄色い花が咲くと、こういうふうなところでありまして、多くの人があそこに気軽に楽しめる場所というふうにも思いますし、活用すべきところでもありますと、そういうふうに思います。 そういう中において、運動公園の中には、ジャングルジム、すべり台等、あるいはブランコなどたくさんの遊具がありますし、きのうですか、2番議員さんが、小美玉市内にお弁当を持って遊ぶところがないと、そういうようなことでございますけれども、それをつくればもうあそこにはたくさんの遊び場所もあるし、下池にはカヌー等もありますので、カヌーもできますので、そういうことをぜひとも整備をすべきというふうに私は思います。 そのようなことで、総合計画に池の件について計画をされているのかどうなのか。その辺をお伺いしたい。それと同時に、また、別の利用を考えておられるのかどうなのか。その辺まであわせてお伺いをしたいと、そういうふうに思います。 次に、地産地消についてということで質問をいたします。 地産地消は、地域でとれた物を地域の中で食べたり、加工に利用したり、地域でとれたものだからとても新鮮ですというようなこともあると思います。それとあわせて、とれたてを食べることにとって幸せなことで、同じ水と風土で育った物は互いに相性がよいと、そういうふうにも言われているようです。 そして、地産地消は、北海道で1997年に北海道の新聞に「独自のライフスタイル」というテーマで導入運動を起こそうという趣旨の投稿があったとも聞いております。小さな記事でありましたけれども、とても反響がすばらしかったというふうにも聞いております。そういうことで、驚くほど迅速に北海道に広がり、そして全国各地に広がったというのが地産地消というふうにも聞いております。 そういうことで、地産地消は健康ブームなどを背景に、安全・安心に対する消費者ニーズが高まることによって、既存の流通は変化をしてきております。生産者との距離の接近、交流が盛んで、これまでの広域流通から地産地消への増幅をしてきました。小美玉市内の学校給食センター、あるいは学校でも地産地消に取り組まれており、顔の見える野菜として好評の給食と伺っております。 市内を見てみましても、あおぞら市、直売所というふうな形で形式がとられて販売をされております。玉里でも355号のシルバーセンターにも直売所が開いております。それと、玉里の運動公園にある直売所、約10年ぐらいたっておりますが、さっぱり進展はされておりません。そこの出荷者がだんだん減ってくる現状でございますので、週に2回ですね、水曜日の夕方と土曜日の朝市に2回開かれております。ことしになってですか、3月3日にも、3月3日と5日にことしのイベントが開かれ、多くの方が集まったようです。そして、そういう中において商工会、工業部会等が出店をしていたというようなこともあるようです。 それと同時に、週に2回では、野菜は日増しに大きくなってきますし、いいものではないというふうに思います。それと同時に、中にはシルバーセンターの直売所で出しているようです。直売所の参加者の対面販売がなされ、顔の見える野菜として人気があるものの、買い物客が少なく、参加者は年々高齢化となっておりますし、3月3日のときにも、イベントには私も行ってみましたけれども、産業振興課の職員が直売所の手伝いをしたりしておりました。 建物は市のものでありまして、今後はひたち野農協の田余支店、玉川支店との話し合いをもって、毎日開く努力をしてはどうだろうと、そういうふうに思います。その辺をお伺いいたします。そして、玉里地区にない野菜は小川、美野里地区からも持ってきて、毎日開く努力をしてはどうでしょう。やはり玉里では品目数がないので、消費者はあそこで買ったほか、またほかに行って買わなければならないと、そういうロスがあるために寄らないと、それならばスーパーに行って1カ所で用が済んだ方がいいと、そういう暇もないというのが現状のようなんで、ぜひともそういうような毎日開く努力が必要かなというふうに思います。 それと同時に、今度農林水産省が「GAP」という言葉を打ち出してきました。これが、何年たったならばGAPが導入されるかというようなことは私もわかりませんけれども、そのシグナルをいつ農林省が出すか。そうしたときに、今の直売所の参加者の人たちが、そういうGAPに対応して出荷できる人が本当に少なくなってしまうと。それでは、私は間に合わないと、そういうふうに思います。そういうことで、今のうちに手を打ちませんとおくれてしまうと、そのようにも考えますので、どのような考えを持っておられますか。お伺いしたいと、そういうふうに思います 最初の質問を終わります。 ○議長(飯島利武君) 上田 稔君の質問1点目、公園整備について、2点目、地産地消について答弁を求めます。 伊野産業経済部長。     〔産業経済部長 伊野美也君 登壇〕 ◎産業経済部長(伊野美也君) 観光、農業の観点から、上田議員さんのご質問にお答えいたします。 平成11年に玉里村で策定した第四次玉里村総合振興計画では、公園整備の方針として身近な公園の整備及び管理の推進、特色ある公園の整備、そしてそれらを有効に活用する水・緑のネットワークの形成として記載されております。 ご承知のように公園は、利用する人及び周辺の住民の皆さんに安らぎを与えたり、小さなお子さんが安心して遊ぶことのできる空間として、また地域のコミュニティーの場、さらには大きな災害があったときの避難場所としての防災機能が求められております。 このような中で、先ほど申し上げました総合振興計画の公園整備の方針では、特色ある公園の整備として樹林地やため池等、地域の湖遊をめぐる回遊コースづくりということで位置づけされております。さらに、玉里運動公園の拡充ということで、周辺の環境整備を主眼に、緑豊かな潤いのあるまちづくりを目標としております。玉里運動公園の周辺は宅地化が進行しておりますが、まだ多くの民用地が見受けられ、野村田池などの親水性を持った地域資源もあり、さらには公園内には直売所も設置されていることから、集客力のある整備が求められておると考えております。 ため池等の整備に関しては、安全性の確保やため池の機能保全、整備後の管理方法など課題が予想されますが、この池にハスの花を咲かせるなど、景観、環境を重視した整備方針を関係部局と連携をとりながら、現在策定作業中であります小美玉市の総合計画に反映させていきたく考えておりますので、よろしくお願いいたします。 次に、2点目のご質問でございますが、玉里直売所につきましては、現在、ひたち野農協の田余・玉川朝市部会にお願いしておるところでございます。議員さんがおっしゃったように、この施設は国道355号線のわきではありますが、垣根に囲まれた駐車場敷地内にありますので国道からは見えにくく、車で通行されている一般の方々が直売所を認識されて購買に入るということはほとんどないものと推察しております。また、直売も週に2回、二、三時間の販売で、売り上げ実績はずっと低迷しております。この直売所をめぐって、平成18年度より時折小さなイベントを催して、売り上げ向上を図るために実施してまいりましたが、通常の日の売り上げ向上にまで結びつかないのが現状であります。 この玉里直売所におきましては、地域の活性化を図り、住民の交流を図ることを目的とする玉里運動公園売店協議会がございますので、直売所の充実を図るための施策について、よくこの原点に返りまして協議してまいりたく考えておりますので、よろしくお願いいたします。以上です。 ○議長(飯島利武君) 再質問はありますか。 上田君。     〔40番 上田 稔君 登壇〕 ◆40番(上田稔君) それでは、再質問をいたします。 私は、野村田池と直売所というのは、一体化をしなくては発展していかないというふうに思いますので、私はそういう観点から質問をいたします。 先ほども部長の方から答弁をいただきまして、ありがとうございます。それと同時に、総合計画の中に公園整備というようなことで載っているように伺いましたが、集客力のある整備をすると、そういうようなことと、それと同時にハスの花を咲かせてみたいというようなことも言っておりましたが、総合計画の中にその反映をしたいと、そういうふうにも言っておられます。そういうことで、私は一体化の話の中に質問をしていきたいと、そういうふうに思います。 野村田池は、親水レクリエーションの拠点、さらにため池として、その周辺には緑を生かし、動植物の生殖・生育の場としての機能を十分に配慮したビオ・トープ等の自然保全等公共施設がありまして、その公園の一角には355号線、町には玉里直売所があり、野球場、運動公園等も出ております。そういうことで、ゆっくり遊べる場所というふうにも私は思います。 そういうことなんで、先ほども部長の方から売店協議会と話をしたいと、そういうふうなお話ですけれども、私は早くしないというと、そういうGAPが導入されたときにはもう遅いと。いつからそういうことがなるのがわからないですけれども、農林省がいつシグナルを出すか。それによっては早まることもあるし、だから早く、すぐにでも売店協議会と話をしていただきたいと、そういうふうに思います。 それと同時に、親水公園と地産地消の推進によって県は、昨日の新聞ですね、茨城新聞には「地産地消の推進役」と。茨城農産物サポーターを募集するというような記事が載っておりまして、皆様方も新聞を見た人はいると思いますが、サポーター、食と農業に関する情報の提供を受けるほか、産業の交流や親子の就農体験等もやったり、郷土料理の講習会などにも参加して、地産地消の推進の役を担ってもらうというようなことでございますし、県内在住の20歳以上、募集期間は7月末まで、定員は1,000人になり次第締め切ると、そういうような記事も出ておりました。 それと同時に、また、きょうの茨城新聞でございますけれども、五霞町ですね、これは道の駅ですけれども、直売所とはまた違いますけれども、これが大分よくて、昨年オープンしたばかりで、道の駅が県内には九つありますけれども、中の2番目の成績を上げているんだと。すばらしい人気のようです。一つは、人気商品としては、やはり朝どり野菜ですね。それに人気があると、そういうふうなことも言われておりますし、独自の加工商品等も設置しております。 それと同時に、水戸の市場でも「朝どりコーナー」、朝どりをとって市場へ出荷しているという、そういうふうな方向もやっている水戸の市場にあります。そういうことで、新鮮・安全ということでやっているようでございます。それと同時に小川にも、スーパーでございますけれども、安全・安心ということで、小美玉市内の方もスーパーの一角に何人かで野菜物を出して出荷をしている人もいるようでございます。 そういうふうなことでございますので、決して玉里の直売所は、場所的には355号沿いなので駐車場もありますし、最高の場所というふうに思います。それをなぜ今まで放置したのか。私も玉里村時代にも何回か「あれを整備しなくてはだめだよ」というような質問をした経過もありますけれども、もう見ていられなくなってきた。だんだん、だんだん老齢化して、出荷者が少ないと、そういうことでございますので、茨城県でも直売所で一番売るのは学園都市にみずほ市場という、そういう市場がありまして、直売所が。これは1人1,000万円、4億幾らを上げているようです。そういう市場もありますので、そういうことを踏まえながら、小美玉市の、玉里の直売所についてもよく検討をし、そして毎日開くようにと。玉里地区のものばかりでなく小川地区、美野里地区、そうすれば多数の品目の野菜が集まってくる。玉里だけでは、もう限られております。そういうふうなことを私は望むものでありますし、それと同時に、販売することによって今までと違った客層、あるいは市民を初め、通りの方も関心があると、そういうふうに思いますし、それと同時に池を整備することによって、先ほども言いましたように大賀ハス、あるいはアサザ、オニバスとかそういうふうなものがあれば、またさらに直売所が活性するし、市民もよりどころになるというふうに思います。 そういうことを踏まえながら、活性化するにはどうしたらいいのか、この辺を再度部長にお伺いしたいと。早急にそういうことをやっていただくにはどうすればいいのか。 ○議長(飯島利武君) 再質問について答弁を求めます。 伊野産業経済部長。     〔産業経済部長 伊野美也君 登壇〕 ◎産業経済部長(伊野美也君) ただいまのご質問でございますが、この池の整備につきましては、総合計画の中できちんと玉里時代に培っていた計画をできるだけ引き継いでいきたく考えておりますので。 それと、もう1点の直売所の件に関しましては、小美玉市内にはもう1カ所、形が似ている、農協の方にお願いしている直売所がございます。その直売所は、年間1億5,000万円以上の売り上げがあって、非常に活気づいている直売所でございます。その辺も踏まえて、玉里直売所で取り入れられることがあれば取り入れて、活気づけていくことを模索していきたいとは考えておりますので、よろしくお願いいたします。以上です。--------------------------------------- △中山智夫君 ○議長(飯島利武君) 続いて、次の通告者の発言を許します。 中山智夫君。     〔4番 中山智夫君 登壇〕 ◆4番(中山智夫君) 通告に従い、一般質問をさせていただきます。 体育指導員につきまして、答弁を求めます。 1、指導員の資格があるか。2、指導員は年に何回指導しているかの2点でございます。 茨城県では、平成16年7月に茨城県スポーツ振興計画が策定されました。基本計画の概要がございまして、「生きがいのある、生活と活力のある生涯スポーツ社会の形成」であります。その中に、壮年、高齢者、障害者、競技者、生徒児童がございます。その小さい枠の中に、競技スポーツ活動の充実、地域スポーツ活動の充実、学校体育スポーツ活動の充実であります。 それに、四つの視点がございます。 1、到達目標、地域スポーツ活動の充実でございます。目標を達成するための条件整備となる施策、組織の育成・充実、施設などの整備・充実、指導者の養成・確保、スポーツ情報の収集と提供でございます。 2、到達目標、学校体育スポーツ活動の充実。その中に、小学校、中学校、高等学校がございます。目標を達成するための条件整備となる施策、体力づくりの充実、体育学習などの充実、運動部活動の充実でございます。 三つ目、到達目標、競技スポーツ活動の充実でございます。目標を達成するための条件整備となる施策、競技力向上事業の充実、一貫指導システム構築と指導者の資質の向上、障害者スポーツ活動の充実と競技力向上、スポーツ関係組織の連携強化、スポーツ医科学の積極的な活用でございます。 4、基本的視点、県営スポーツ施設の充実でございます。これは、各種全国大会などに対応できるよう、既存のスポーツ施設などの整備、充実に努めますという、これは茨城県教育庁保健体育課の発表によるものでございます。 私は、消防団の本部指導員は、茨城町にある消防学校に短期入学し、資格を取得すると聞いております。日ごろの訓練、火災、風水害、出初め式などで指導員は指導し、私は理解をしております。しかし、体育指導員は、今のところは目に見えない部分が多くあります。中体連、中学校体育連盟の会長の水戸三中の校長でも、「指導員不足」と指摘しております。体育は範囲が広くて、なかなか難点も多過ぎるところでございますが、積極的に指導をお願いしたいと、このようにお願いをする次第でございます。 以上、質問を終わらせていただきます。 ○議長(飯島利武君) 中山智夫君の質問、体育指導員について答弁を求めます。 菊田教育次長。     〔教育次長 菊田源一郎君 登壇〕 ◎教育次長(菊田源一郎君) 中山議員さんのご質問、体育指導員につきましてお答えをいたします。 現在、小美玉市体育指導員につきましては、小川地区10名、美野里地区13名、玉里地区7名の計30名を教育委員会より委嘱をしております。 ご質問の第1点目、体育指導員は資格があるかでございますが、体育指導員の資格といたしましては、スポーツ振興法第19条に制定されており、市町村の教育委員会は、社会的信望があり、スポーツに関する深い関心と理解を持ち、市町村におけるスポーツの振興のため、住民に対しスポーツの実技の指導、その他スポーツに関する指導、助言を行うなどの職務を行うに必要な熱意と能力を持つ者を体育指導員として委嘱することになっております。これらに基づき活動するとともに、自主的、種目別に研修会に参加したり、審判員資格を取得したりいたしまして、本市のスポーツ振興にご協力をいただいているところでございます。 次に、ご質問の第2点目、年に何回指導しているかでございますが、平成18年度におきましては、市教育委員会主催事業等に対するご指導をいただくとともに、会議等を含めまして年8回程度のご協力をいただいております。そのほか、体育指導員につきましては、それぞれの得意分野におきまして指導助言、支援活動などスポーツの普及に努めておられます。 新たに平成19年度より、体育指導員30名を四つの専門部会に振り分けまして、組織体制を確立し、各事業に対し専門性を持たせ、事業の企画、検討をしていただき、事業を展開してまいりたいというふうに考えております。 また、引き続き研修者への研修会に積極的に参加をしていただき、さらなる技術の向上を図り、市民のスポーツ振興のために助言・指導をしていただきたいというふうに考えておりますので、どうかよろしくご支援のほどお願いを申し上げまして、答弁とさせていただきます。 ○議長(飯島利武君) 再質問はありますか。 ◆4番(中山智夫君) ありません。 ○議長(飯島利武君) これにて一般質問を終了いたします。 この際、議事の都合により午後4時10分まで休憩といたします。     午後3時58分 休憩     午後4時12分 再開 ○議長(飯島利武君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 お諮りをいたします。 追加日程第1、議案上程を日程に追加し、議題にいたしたいと思います。 これにご異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ声あり〕 ○議長(飯島利武君) ご異議なしと認めます。 よって、この際、議案上程を日程に追加し、議題とすることに決しました。--------------------------------------- △議案上程、議案の宣告、各議案に対する質疑 ○議長(飯島利武君) これより報告第2号 専決処分の承認を求めることについてから、請願第6号 市道美1087号線、1088号線の拡幅舗装及び1085号線一部付替え及び拡幅舗装に関する請願書の件まで、計16件を一括議題といたします。 これより各議案に対する質疑に入ります。 質疑の通告がありますので、発言を許します。 福島ヤヨヒ君。     〔2番 福島ヤヨヒ君 登壇〕 ◆2番(福島ヤヨヒ君) 通告に従い、議案第44号について質問いたします。 この議案に対しては、でき得れば全議員の方々に討議していただきたい。そう思いまして、あえて質疑をさせていただきました。この案件は、それほど重要なものととらえています。 国保中央病院は、小川町が町民の医療と健康維持増進のために守り続けてきた、いわば医療と健康のとりでです。 このとりでのあり方については、岡根議員が小川町時代に十分議論してこなかったことに謝罪をなさいました。合併後は、この小美玉市の病院として成り立っているのですから、住民すべての意見をしっかりとらえていただきたいと思っております。 今回の小美玉市国保中央病院事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例について提案されましたが、その詳しい提案理由をお伺いいたします。 まず、「市の公的医療機関運営審議会の意向を踏まえ」とありますが、どのような意向がなされているのですか。その際の審議内容を詳しく教えていただきたい。 岡根議員からは、一般質問で、国保中央病院の考え方、今後のあり方等について市長は答弁されましたが、市長の意向を審議会が酌み取ったということはありませんか。市長の答弁をお願いいたします。 この審議会が、真に住民を代表した意見なのですか。国保中央病院が小美玉市立であるにもかかわらず、住民にはまだまだその認識が薄いと思っております。医者や患者の確保への努力や住民への周知不足はありませんか。また、「本条例に規定されている設置の経営の基本を効果的に達成する」とありますが、それはどういうことなのか、説明願います。 そして、指定管理者制度を導入した場合のメリット・デメリットを、市の立場、住民の立場、それぞれからお答えいただきたい。そして、今後指定管理者制度を導入した場合、財政面を含め市の責任がどの程度とお考えなのかを伺います。 詳しくは、文教福祉常任委員会で議論されると思いますが、ぜひとも多くの議員の方々のご意見をお伺いしたいと思っていますので、よろしくお願いいたします。 以上で終わります。 ○議長(飯島利武君) ただいまの質疑について、答弁を求めます。 島田市長。     〔市長 島田穣一君 登壇〕 ◎市長(島田穣一君) 第44号での指定管理者制度についての議案でございますけれども、きのう質問にお答えしたとおりでございまして、住民にはまだ説明はしておりませんけれども、これからそういう説明の機会は当然必要だろうと思いますけれども、ここで議会の、先ほど福島議員が言われるように、全議員にご理解をいただいて進めていくことが何よりも大事なことだと。それは、いわゆる住民の代表の皆さん方でありますので、皆さんがご理解をされ、そして私どもの考えと一緒になって進めていくということが結果として住民にもご理解をいただけるということでございますので、よろしくお願いしたいと思います。 ○議長(飯島利武君) 再質疑はありますか。 ◆2番(福島ヤヨヒ君) ありませんが、常任委員会でしっかり議論したいと思っていますので、よろしくお願いします。 ○議長(飯島利武君) 特に、文教福祉常任委員会で十二分にご検討いただきたいというような質疑者の発言でございますので、委員長、よろしくひとつお願いしたいと思います。 これをもって質疑を終結いたします。---------------------------------------
    委員会付託 ○議長(飯島利武君) この際、お諮りいたします。 本定例会に提案された各議案につきましては、会議規則第37条及び第134条の規定により、お手元に配付した議案審査付託表、請願文書表のとおり、それぞれの所管の常任委員会に付託したいと思います。 これにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ声あり〕 ○議長(飯島利武君) ご異議なしと認めます。 よって、計9件の議案等につきましては、各常任委員会に付託することに決しました。--------------------------------------- △休会について ○議長(飯島利武君) お諮りをいたします。 来る6月7日から11日までの5日間は、常任委員会等のため、本会議を休会いたしたいと思います。 これにご異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ声あり〕 ○議長(飯島利武君) ご異議なしと認めます。 よって、6月7日から11日までの5日間は休会と決しました。--------------------------------------- △散会の宣告 ○議長(飯島利武君) 以上で本日の日程は終了いたしました。 次回は、6月12日午後1時から本会議を開きます。 本日はこれにて散会をいたします。 ご苦労さまでございました。     午後4時20分 散会...