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03月23日-委員長報告、質疑、討論、採決-06号

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  1. 鉾田市議会 2021-03-23
    03月23日-委員長報告、質疑、討論、採決-06号


    取得元: 鉾田市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-07-22
    令和 3年  3月 定例会(第1回)                   令和3年第1回               鉾田市議会定例会会議録 第6号                                                    令和3年3月23日 午前10時00分開議                                        出 席 議 員  議 長 12番  岩 間 勝 栄 君       9番  根 嵜   眞 君  副議長 7番  二重作 茂兵衛 君       10番  水 上 美智子 君      1番  土 子 勝 也 君       11番  入 江   晃 君      2番  羽 成 洋 一 君       13番  井 川 茂 樹 君      3番  鬼 澤 治 男 君       14番  米 川 宗 司 君      4番  髙 埜 栄 治 君       15番  山 口   德 君      5番  井 川 倫 士 君       16番  田 口 清 一 君      6番  亀 山   彰 君       17番  堀 田 正 衛 君      8番  小 沼   勝 君       18番  高 野   衛 君                                        欠 席 議 員      な  し                                        出 席 説 明 者  市     長  岸 田 一 夫 君      福 祉 保健部長  関 谷 公 律 君  副  市  長  寺 門 利 幸 君      福 祉 事務所長  菅 谷 美 祐 君  教  育  長  石 﨑 千惠子 君      会 計 管 理 者  金 沢   覚 君  政 策 企画部長  岡 崎 正 元 君      教 育 部 長  小 沼 富 男 君  総 務 部 長  二重作   勝 君      上 下 水道部長  飯 島   衛 君  環 境 経済部長  鈴 木   賢 君    農業委員会事務局長  菅 谷 吉 弘 君  建 設 部 長  中 根   衛 君                                        出席事務局職員  事 務 局 長  小 沼 喜 勝        庶 務 係 長  菅 井 光 輝  事務局長補佐兼  和 泉 経 義        書     記  飯 岡 美 佳  議 事 調査係長                                                        議 事 日 程 第 6 号                               令和3年3月23日(火曜日)                                   午前10時00分開議開議                                           日程第1 諸般の報告                                   日程第2 議案第1号から第7号について、委員長報告、討論、採決                    議案第1号 令和3年度鉾田市一般会計予算                         議案第2号 令和3年度鉾田市国民健康保険特別会計予算                   議案第3号 令和3年度鉾田市後期高齢者医療特別会計予算                  議案第4号 令和3年度鉾田市介護保険特別会計予算                     議案第5号 令和3年度鉾田市農業集落排水事業特別会計予算                 議案第6号 令和3年度鉾田市水道事業会計予算                       議案第7号 令和3年度鉾田市下水道事業会計予算                日程第3 議案第21号について、提案説明、質疑、討論、採決                      議案第21号 令和3年度鉾田市一般会計補正予算(第1号)           日程第4 議議案第1号について、質疑、討論、採決                           議議案第1号 鉾田市議会会議規則の一部を改正する規則について         日程第5 委員長報告                                   日程第6 閉会中の継続審査について                                                                    1.本日の会議に付した事件                                議事日程に同じ                                                        午前10時00分開議 △開議の宣告 ○議長(岩間勝栄君) おはようございます。 ただいまの出席議員は18名であります。定足数に達しておりますので、ただいまから令和3年第1回鉾田市議会定例会を再開いたします。 これより本日の会議を開きます。 △諸般の報告 ○議長(岩間勝栄君) 日程第1 諸般の報告を行います。 地方自治法第121条の規定に基づき説明のため出席した者は、市長ほか12名でありますので、報告いたします。 以上、諸般の報告を終わります。 △議案第1号 令和3年度鉾田市一般会計予算 議案第2号 令和3年度鉾田市国民健康保険特別会計予算 議案第3号 令和3年度鉾田市後期高齢者医療特別会計予算 議案第4号 令和3年度鉾田市介護保険特別会計予算 議案第5号 令和3年度鉾田市農業集落排水事業特別会計予算 議案第6号 令和3年度鉾田市水道事業会計予算 議案第7号 令和3年度鉾田市下水道事業会計予算 ○議長(岩間勝栄君) 日程第2 これより議案第1号から第7号についてを一括して議題といたします。 予算特別委員会の審査の経過並びに結果について報告願います。予算特別委員会委員長二重作茂兵衛君。          〔予算特別委員会委員長 二重作茂兵衛君登壇〕 ◎予算特別委員会委員長二重作茂兵衛君) 改めまして、おはようございます。それでは、委員長報告をさせていただきます。 令和3年第1回鉾田市議会定例会において、当委員会へ付託された事件について審査が終了したので、鉾田市議会会議規則第110条の規定より報告をいたします。 3月12日の本会議で予算特別委員会が設置され、議案第1号から議案第7号までの令和3年度当初予算案が本委員会に付託されました。3月15日に経済建設分科会、16日に総務企画分科会、17日に厚生文教分科会、18日に予算特別委員会を開催し、各部ごとに所管する予算について審議を行いましたので、その結果について報告いたします。 予算特別委員会では、常任委員会ごとの分科会を設置し、それぞれの分科会で所管する事項について集中審議を行いました。18日に開催した予算特別委員会では、冒頭に各分科会会長からの審査経過報告を受け、報告に対する質疑を行い、質疑終了後には、井川倫士議員から議案第1号に対する修正案が提出されました。この修正案は、令和3年度一般会計当初予算に計上された認定こども園を整備するため、保育幼児教育再編整備推進事業7億957万5,000円を減額するものです。認定こども園施設建設予定地が抱える災害、交通安全対策等の課題に対して、執行部が課題を解消するための具体的調査及び改善策が示されていないことを理由に修正案提出に至ったとのことでした。 この修正案に対する質疑に入ると、修正案に反対する委員から、令和2年度一般会計予算案において、認定こども園に関する予算を認め、可決された背景がある。加えて、議会としては附帯決議を可決し、安全対策等を講じるよう求めると、執行部では安全対策を示すなど、対策を講じてきた経過がある。それにもかかわらず、このような修正案が提出されることに理解できないとの異論がありました。 それに対し、修正案の提出者からは、執行部が示す安全対策は抜本的な解決に至っていないとの反論がありました。 また、待機児童の解消を図るためにも、早急に認定こども園を整備すべきではないかとの意見もありましたが、提出者からは、まず現在の鉾田幼稚園認定こども園化すること、また民間保育園の人員を確保することで待機児童解消を図り、今後長期間にわたり使用する施設なので、ほかの安全な場所に整備することが望ましいとの反論がありました。 質疑終了後に議員間討議を行うと、質疑に続き、認定こども園の是非についての議論がなされました。認定こども園については賛否両論、多くの意見がありましたが、論点としては、待機児童解消に向け、建設を認めるべきであるとの意見と、現在の候補地は安全性が担保されておらず、このまま建設を進めるべきではないとの2つの意見の中で協議が行われましたが、双方の意見が伯仲したため、結論を見出すことはできませんでした。 しかしながら、議員同士がこの課題について意見を出し合うことにより、認定こども園の整備に関する是非についての問題点が明確になったことは、議員間討議を行ったことの成果であり、議員個々の議案に対する賛否の十分な判断材料になったと思います。また、このような議論を経たことで、市民に対してもこの問題に対する議会としての態度を示すことができたと考えます。 このほか来年度事業における新鉾田駅周辺再編整備事業の充実に関する討議や今後の衆議院議員選挙、知事選挙、市長選挙の実施に当たり、投票設置箇所の問題について討議を重ねました。投票設置箇所の問題について、投票設置箇所が大幅に減ったことにより、高齢者だけでなく、投票が自宅から遠くなってしまった市民にとっては、投票への足が遠のくではとの指摘がありました。選挙における公平な投票機会の実現を図るため、議会としては投票設置箇所の見直しについて執行部へ検討を求めていくこととなりました。なお、ポスターを張る設置場所、この辺も意見が出されました。 議員間討議の終結後に予算案原案や修正案に対する討論を行い、その後の採決の結果、議案第1号、第3号、第4号については、賛成多数により原案可決、議案第2号、第5号から第7号については、全会一致により可決されました。なお、報告書には記載いたしませんでしたが、議案第1号に関する少数意見の報告が留保されましたので、報告をいたします。 以上、報告といたします。 ○議長(岩間勝栄君) 以上で、予算特別委員会委員長の報告は終わりました。 暫時休憩いたします。                午前10時09分休憩                                                        午前10時09分開議 ○議長(岩間勝栄君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 次に、本件については、井川倫士君から会議規則第108条第2項の規定によって少数意見報告書が提出されています。 お諮りいたします。議案第1号に対する修正案の否決に関する少数意見の報告は、会議規則第39条第2項の規定によって省略することといたしたいと思います。少数意見の報告を省略することに賛成の方は起立願います。          〔賛成者起立〕 ○議長(岩間勝栄君) 賛成多数です。よって、少数意見の報告を省略することに可決されました。 委員長報告に対する質疑については、鉾田市議会申合わせ事項第3章4の2により、議員は自己の所属する委員会の委員長報告には質疑をしないことになっておりますので、質疑を省略します。 これより討論に入ります。それでは、討論を許します。 初めに、議案第1号について討論ございますか。髙埜栄治君。 ◆4番(髙埜栄治君) おはようございます。4番髙埜栄治です。議案第1号 令和3年度鉾田市一般会計予算について、反対の立場から討論いたします。 令和3年度鉾田市一般会計予算については、コロナ禍での様々な対策事業を進めながら、予算的には小規模で、議会提言から時間も経過し、先進性をアピールするには後手となっているものの、妊よう性温存治療費助成事業新規就農者支援事業などの人口減少対策施策メニューが組み込まれました。また、フレイル対策を通して医療費や介護費の軽減を図るべきと訴えてきた案件に関しても、特別会計予算との連携による保健事業介護予防一体的事業推進に係る予算計上が見られ、本市における社会的行政課題について、真摯に向き合おうとする姿が垣間見られ、適切な事業推進と成果が期待されるところです。 一方、命と暮らしの先進都市を掲げる本市であるにもかかわらず、令和3年度当初予算には、市民の生命、財産を守ろうとする基本姿勢が失われ、予算計上が図られず、あるいは市政の総合的見地からの施策づくりもなく、将来展望を市民に説明することなく、危険リスクを回避せず予算を掲げるなど、看過できない予算案となっております。 まず、第1に、日本原子力発電東海第二原発のトラブル時の避難計画に係る訓練予算も計上されず、12月定例会一般質問で問題提起した大洗原発研究施設及びデブリ処理時の事故を見据えた5キロ圏内の避難計画に係る予算も見当たりません。そのことを裏づけるように3月18日水戸地裁は、周辺自治体避難計画は整えられているというにはほど遠い状態で、防災体制は極めて不十分だとして、運転差止めを命じる判決を出していることからも、今回の予算での危機管理の不備は自明のことです。 次に、航空自衛隊百里基地ジェット戦闘機の騒音及び支援リスク対策並びに特定防衛施設周辺整備調整交付金及び再編関連訓練移転等交付金の第2種騒音空域周辺への事業投下が、昨年度に引き続き見られないことです。現在鉾田上空ジェット戦闘機に加え、ヘリコプターの訓練領域化とされています。茨城県内で最悪の危険リスクの高いまちになりつつあります。騒音のみならず、市内全域での飛行ルートデータ取得は、防衛省等国への要望の必須条件です。本市執行部の、市民をないがしろにする交付金使途や問題意識の低い予算を認めるわけにはいきません。 3つ目に、保育幼児教育再編整備推進事業予算計上です。認定こども園設置予定地については、土砂災害警戒区域であり、狭隘な道路でありながら、既に公立中2校、高等学校2校、計4校の通学時交通トラブル、そして防災及び交通の危険リスクの解消ができないことから、厚生文教常任委員会全員協議会での再三にわたる反対意見及び議論を経て、本年度当初予算への附帯決議の形で、利用する子どもたちとその保護者並びに勤務する先生方の生命を脅かす危険解消の科学的根拠や安全性の確保について求めました。しかし、その後も議会に対して指摘した内容をはぐらかすような駐車場スペース確保等の事業案を提示するも、幼保連携施設設置場所そのもの安全確保に関し、具体的なデータ等を基にした証明や説明はありませんでした。今定例会中に開催された予算特別委員会厚生文教分科会においても、委員から、安全確保に関して多くの課題や疑問点が投げかけられましたが、結局市長が場所ありきで特定したことを鮮明にした形での委員会審議に終始した形でした。 認定こども園の設置については、場所も含め議員提案がなされてきました。特に待機児童保留児童の解消のため、鉾田北幼稚園を除く、大きく定員割れした鉾田幼稚園をはじめとする幼稚園の認定こども園化を求めてきたものでした。本来執行部が的確かつ適切に問題の本質を熟慮して取り組んでいれば、今年度、令和2年度より認定こども園が誕生し、当面鉾田幼稚園の有効活用が図られて、保育をしようとする児童、そしてその保護者にサービス提供ができていたのです。さらに、鉾田幼稚園及び鉾田第一、第二保育所の施設の老朽化についても議会では認識しており、施設長からは今後10年間は利用できるとの見解をいただいておりますが、その再編についても、それぞれ設置場所や道路事情を考慮し、かつ民業圧迫等の回避を考慮して幼保再編を行い、一つの方法として安全確保のできる場所を選定し、認定こども園の拡大運営の方向性についても言及してきたところです。 このような建設的な議会からの提言を無視し、執行部には附帯決議による再度のモラトリアムの機会を差し上げましたが、見直しはせず、今回の当初予算への計上を強行しました。 以上のように、令和3年度鉾田市一般会計予算は、命と暮らしの先進都市のあるべき将来像を逸脱し、市民の安心安全な暮らしを崩壊させることにつながるような予算案です。計上すべき予算が計上されず、まちづくり総合的見地に立たず、安易で計画性のない場当たり的予算であることは、議会議員諸兄並びに市民の皆さんにはご理解いただいているところです。よって、鉾田市並びに鉾田市民のために有する議決権行使に当たり、あってはならない許しがたい予算編成を鑑み、反対するものです。議員各位には、責任の一端はその方向性を決定させる議会議決であり、その責任の重さを再度ご理解いただき、ご賛同賜りたくお願い申し上げます。 ○議長(岩間勝栄君) 暫時休憩します。                午前10時18分休憩                                                        午前10時18分開議 ○議長(岩間勝栄君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 議案第1号について、ほかに討論ありませんか。山口 德君。 ◆15番(山口德君) 皆さん、おはようございます。私は議案第1号 令和3年度鉾田市一般会計予算に対しまして、賛成の立場から討論を行います。 令和3年度鉾田市一般会計予算は、令和2年度を上回る最大規模の予算が上程されたところですが、岸田市長の市政方針時の思いや各担当部署から一つ一つの施策について説明を受け、既存の事業であっても新たな手法を取り入れるなど、現在の鉾田市、そして将来の市民生活にとって切り離すことのできない大事な事業が組み込まれていることを確認できました。 いまだ収束の見えないコロナ禍の中で、岸田市長、任期最後の予算となるわけですが、新規事業各種事業はもちろんのこと、これまで掲げてきた6つの基本施策パッケージ化による好循環を支えるまちづくりの施策を進めて以来、未来へつながる土台づくりをお願いしたいと思います。しかしながら、人口減少の市税や地方交付税など、歳入面では厳しい現実が見込まれるところであり、近年の当初予算では、多額の基金の繰入れや市債の借入れによる財源調整を行っているこの現実だと思いますので、これからも継続した健全財政を図られるよう、将来を見据え、限られた予算を大切にし執行していただき、財政規律を重んじた行政運営に努めていただくようお願いしたいと思います。 議案第1号 令和3年度鉾田市一般会計予算について、賛成の意を表し、討論を終わります。ご賛同、よろしくお願いします。 ○議長(岩間勝栄君) 暫時休憩します。                午前10時21分休憩                                                        午前10時21分開議 ○議長(岩間勝栄君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 議案第1号について、ほかに討論ありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岩間勝栄君) 議案第1号について討論なしと認めます。 次に、議案第3号について討論の通告がありますので、これを許します。 反対討論、高野 衛君。 ◆18番(高野衛君) 日本共産党の高野 衛です。議案第3号 令和3年度鉾田市後期高齢者医療特別会計予算について、反対の立場から討論を行います。 75歳以上の方及び一定の障がいのある65歳以上75歳未満の高齢者の方が加入する医療制度であります。反対の理由は、低所得者への均等割額の軽減割合が引き下がっていることであります。総所得33万円以下の世帯に対し、令和2年度は7.75割の軽減割合であったものが、令和3年度は7割軽減となり、低所得者にとって前年度よりも負担増の予算となっております。これでは高齢化社会が進む中で、お年寄りが安心した医療や生活を送ることがでません。このような状況を見逃すことはできませんので、議案第3号につきましては反対をいたします。 以上で討論を終わります。 ○議長(岩間勝栄君) 暫時休憩します。                午前10時23分休憩                                                        午前10時23分開議
    ○議長(岩間勝栄君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 次に、賛成者の発言を許します。髙埜栄治君。 ◆4番(髙埜栄治君) ご苦労さまです。議案第3号 令和3年度後期高齢者医療特別会計予算について、賛成の立場から討論いたします。 令和3年度後期高齢者医療特別会計予算は、歳入歳出総額6億2,556万円と、前年度当初予算比8.1%、4,707万8,000円の増となっております。これは主に団塊世代の加入増による被保険者の増加に伴う保険料収入の増加と支出見込み増によるものです。このような被保険者の変化を考慮し、令和3年度からはKDBデータ処理等を踏まえた高齢者の保健事業介護予防の一体的な実施に取組、医療費、介護料の削減を行い、また高齢者の健康に資する新たな施策にも積極的に取り組む予算が計上されております。今後においても高齢者の医療の充実や健康のために茨城県後期高齢者医療連合との連携を図りながら、後期高齢者医療制度の適切に運営されることが重要と考えます。そこで、議員の皆様にもご理解いただけるよう、ご賛同いただけるようお願いいたしまして、賛成討論といたします。よろしくお願いいたします。 ○議長(岩間勝栄君) 暫時休憩します。                午前10時25分休憩                                                        午前10時25分開議 ○議長(岩間勝栄君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 議案第3号について、ほかに討論ありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岩間勝栄君) 討論なしと認めます。 よって、議案第3号について討論を終わります。 次に、議案第4号について討論の通告がなされておりますので、これを許します。 反対討論、高野 衛君。 ◆18番(高野衛君) 日本共産党の高野 衛です。議案第4号 令和3年度鉾田市介護保険特別会計予算について、反対の立場から討論を行います。 反対理由は、3年に1度の保険料見直しによって、介護保険料の値上げが行われた予算の内容となっていることであります。65歳以上の方が納める保険料は、所得第5段階の方で月額200円の値上げ、年間では2,400円の値上げとなり、現在の保険料6万8,400円が、令和3年度は7万800円となる内容となっています。介護納付準備基金の現在残高は、4億1,900万円も価額が積み立てられており、この積立ての基金を活用すれば引上げの必要はないと考えます。コロナ危機の中で、引上げではなく据え置く政治決断が必要と考えます。よって、以上の理由から、議案第4号につきましては反対をいたします。討論を終わります。 ○議長(岩間勝栄君) 暫時休憩します。                午前10時28分休憩                                                        午前10時28分開議 ○議長(岩間勝栄君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 次に、賛成者の発言を許します。水上美智子君。 ◆10番(水上美智子君) 議案第4号 令和3年度鉾田市介護保険特別会計予算について、私は賛成の立場から討論を行います。 介護保険制度につきましては、ご承知のとおり、少子高齢化社会において、高齢者介護を支える仕組みとして必要不可欠な社会保障制度であります。鉾田市においても高齢化が急速に進行している中、要介護高齢者も増加傾向にあり、それに比例して介護サービス給付費も増加すると見込まれているところです。このような状況下で、令和3年度予算については、介護サービスの給付費適正化を行いながら、介護保険被保険者に対する利用者負担額軽減措置など、介護保険制度の持続可能性を踏まえた適切な予算措置がなされております。また、地域支援事業におきましても、地域包括支援センターを中心とした高齢者の総合相談や介護予防事業、認知症対策等の展開を図り、介護を必要とされる方々はもとより、高齢者の方々ができる限り要介護状態にならないよう、住みなれた地域で安心して生活を送るための介護予防、重度化防止の発展、充実を図る施策が計画をされております。 以上の理由から、私は令和3年度鉾田市介護保険特別会計予算に賛成の意を表し、討論を終わります。皆様のご賛同をよろしくお願いいたします。 ○議長(岩間勝栄君) 暫時休憩します。                午前10時30分休憩                                                        午前10時30分開議 ○議長(岩間勝栄君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 議案第4号について、ほかに討論ありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岩間勝栄君) 討論なしと認めます。 よって、議案第4号について討論を終わります。 このほかに討論ありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岩間勝栄君) 討論なしと認めます。 以上で討論を終結いたします。 これより採決を行います。 議案第1号から第7号に対する委員長報告は全て可決です。 議案第1号 令和3年度鉾田市一般会計予算について採決をいたします。 お諮りいたします。議案第1号を委員長の報告のとおり可決することに賛成の方は起立願います。          〔賛成者起立〕 ○議長(岩間勝栄君) 起立多数であります。 よって、議案第1号は原案のとおり可決することに決定いたしました。 次に、議案第2号 令和3年度鉾田市国民健康保険特別会計予算について採決いたします。 お諮りいたします。議案第2号を委員長の報告のとおり可決することにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岩間勝栄君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第2号は原案のとおり可決することに決定いたしました。 次に、議案第3号 令和3年度鉾田市後期高齢者医療特別会計予算について採決いたします。 本案は起立により採決をいたします。 お諮りいたします。議案第3号を委員長の報告のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。          〔賛成者起立〕 ○議長(岩間勝栄君) 起立多数であります。 よって、議案第3号は原案のとおり可決することに決定いたしました。 次に、議案第4号 令和3年度鉾田市介護保険特別会計予算について採決いたします。 本案は起立により採決いたします。 お諮りいたします。議案第4号を委員長の報告のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。          〔賛成者起立〕 ○議長(岩間勝栄君) 起立多数であります。 よって、議案第4号は原案のとおり可決することに決定いたしました。 次に、議案第5号 令和3年度鉾田市農業集落排水事業特別会計予算について採決いたします。 お諮りいたします。議案第5号を委員長の報告のとおり可決することにご異議ありませんか。          〔「異議なし」呼ぶ者あり〕 ○議長(岩間勝栄君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第5号は原案のとおり可決することに決定いたしました。 次に、議案第6号 令和3年度鉾田市水道事業会計予算について採決いたします。 お諮りいたします。議案第6号を委員長の報告のとおり可決することにご異議ありませんか。          〔「異議なし」呼ぶ者あり〕 ○議長(岩間勝栄君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第6号は原案のとおり可決することに決定いたしました。 次に、議案第7号 令和3年度鉾田市下水道事業会計予算について採決いたします。 お諮りいたします。議案第7号を委員長の報告のとおり可決することにご異議ありませんか。          〔「異議なし」呼ぶ者あり〕 ○議長(岩間勝栄君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第7号は原案のとおり可決することに決定いたしました。 △議案第21号 令和3年度鉾田市一般会計補正予算(第1号) ○議長(岩間勝栄君) 日程第3 議案第21号 令和3年度鉾田市一般会計補正予算(第1号)を議題といたします。 市長から提案理由の説明を願います。市長。          〔市長 岸田一夫君登壇〕 ◎市長(岸田一夫君) それでは、議案第21号についてご説明申し上げます。 議案第21号は、令和3年度鉾田市一般会計補正予算(第1号)であります。本案は、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ2億8,554万9,000円を追加し、総額248億7,454万9,000円に定めるものであります。 補正の主な内容は、国の補正予算第3号に伴う新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金等を活用し、鉾田市出身で市外在住の大学生等への応援物資給付、公共交通感染拡大防止対策、市内協力医療機関における新型コロナウイルスワクチン接種体制の整備、ほっとパーク鉾田の屋外遊具整備及び屋外トイレ改修、売上げが減少した市内事業者への事業継続資金の給付、キャッシュレス決済事業者と連携した中小店舗支援事業、保育所及び幼稚園における感染防止対策などを実施するための経費を増額するもので、歳入において、国庫支出金、県支出金及び繰入金を増額し、収支の均衡を図るものであります。 以上、大要について申し述べましたが、関係部長より要点を説明させますので、よろしくお願い申し上げます。以上です。 ○議長(岩間勝栄君) 続きまして、担当部長から要点説明を願います。初めに、政策企画部長。 ◎政策企画部長(岡崎正元君) それでは、議案第21号 令和3年度鉾田市一般会計補正予算(第1号)につきましてご説明申し上げます。 初めに、補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出総額につきましては、2ページから5ページに記載してあります第1表、歳入歳出予算補正のとおりでございます。 続きまして、6ページ以降の歳入歳出補正予算事項別明細につきましては、各所管部長からご説明申し上げます。 それでは、政策企画部所管事項につきましてご説明申し上げます。まず、歳入でございますが、10ページ、11ページをお開き願いたいと思います。上段の15款国庫支出金、2項国庫補助金、1目総務費国庫補助金につきましては、国の令和2年度補正予算第3号によりまして、国民の命と暮らしを守る安心と希望のための総合経済対策におきまして、感染拡大防止のほか、ポストコロナに向けた経済構造の転換、好循環の実現に関して、本経済対策に伴い必要となる支出や地方公共団体による地域の実情に応じた効果的、効率的できめ細やかな取組を支援するなどとされたことを踏まえまして、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金が計上されたことに伴いまして、2億5,799万1,000円を増額するものでございます。 下段の19款繰入金、2項基金繰入金、1目基金繰入金につきましては、歳入歳出の均衡を図るため、財政調整基金繰入金を1,100万円増額するものでございます。 続きまして、歳出でございます。12ページ、13ページをお開き願いたいと思います。上段、2款総務費、1項総務管理費、9目地域振興費でございますが、説明欄のほうを御覧いただきたいと思います。鉾田市学生応援地域産品給付事業につきましては、令和2年度新型コロナウイルス感染症対策事業として実施しました頑張る鉾田の学生応援事業を、令和3年度も実施し、市外に住んでいる鉾田市出身の学生などへ支援を継続するとともに、3年度はつながりを持てた学生と鉾田市出身や鉾田市に興味がある企業人、起業家とのワークショップを行うなど、幅広く継続して支援をしていくことで、ふるさと意識の醸成や将来のUターンへつなげていくということで、職員手当39万1,000円、報償費505万円、需用費9万1,000円、役務費45万円、委託料110万円を増額するものでございます。 次に、公共交通感染拡大防止対策支援事業、こちらにつきましては、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴いまして、旅客収入の減少が長期化している地域公共交通や自動車運転代行業の事業者の運行継続を支援することで、市民の安全安心な移動手段を維持、確保するものでございます。具体的には、1事業者当たり20万円、加算額としてバス1台2万円、タクシーまたは随伴用車両1台につきまして1万円を加算し、鹿島臨海鉄道に関しましては100万円を限度として交付するものでございます。 次に、学校跡地利活用事業につきましては、(仮称)地域活動館、旧舟木小学校体育館でございますが、こちらにおきまして、利用者が安心して利用できる空間を提供するため、トイレの洋式化及び水道の自動水洗化を実施し、感染予防、感染リスクの低減を図るもので、委託料49万5,000円、工事請負費415万円を増額するものでございます。 続きまして、18ページ、19ページをお開き願いたいと思います。下段の13款予備費でございますが、収支の均衡を図るため53万7,000円を増額するものでございます。 政策企画部所管の説明につきましては以上でございます。 ○議長(岩間勝栄君) 次に、福祉事務所長。 ◎福祉事務所長(菅谷美祐君) それでは、福祉保健部福祉事務所所管の補正予算につきまして、ご説明申し上げます。 歳入でございます。10ページ、11ページをお開き願います。最上段、15款国庫支出金、2項国庫補助金、2目民生費国庫補助金、1節民生費補助金、保育対策総合支援事業費補助金235万円の増額補正でございます。旭認定こども園を含む8施設、公立保育所2施設に対しまして、新型コロナウイルス感染症予防対策として、保育環境の改善を図るものでございます。 続きまして、歳出をご説明いたします。12ページ、13ページをお開き願います。下段、3款民生費、2項児童福祉費、2目児童措置費、18節負担金補助及び交付金、独り親家庭支援事業費助成事業、地域創生臨時交付金事業でございます。153万7,000円の増額補正でございます。補正予算概要の説明資料につきましては10ページに掲載しているものでございます。社会福祉協議会の行う独り親家庭支援の第3弾の事業といたしまして実施いたします。事業に対しまして2分の1の補助を行うものでございます。事業内容につきましては、新型コロナウイルス感染症に対します感染防止対策と防災の観点から、災害時の備えといたしまして、年2回、4月と10月になります。保健衛生用品といたしまして、マスクや消毒液などでございます。非常用食品といたしまして、飲用水やお米、レトルト食品でございます。こちらの交付を行うものでございます。 続きまして、同項3目保育所費、保育環境改善等事業、同じく地方創生臨時交付金事業でございます。969万2,000円の増額補正でございます。補正予算概要、説明資料につきましては11ページとなります。旭認定こども園を含む民間保育園8施設、公立保育所2施設に対し、国庫補助である保育対策総合事業補助金235万円と同額を一般財源と合わせまして、残額499万2,000円を新型コロナウイルス感染症対策地方創生臨時交付金を充当し、保育環境の改善とともに感染防止対策の強化を図るものでございます。 内訳といたしまして、需用費100万円は、公立保育所の2施設におきまして、感染防止対策といたしましてマスクや消毒液などの整備をいたします。備品購入費といたしまして499万2,000円、こちら公立保育所の感染防止対策といたしまして、子どもの密接を防ぐことを目的といたしまして、遊具を含む施設備品、こちらの整備を図るとともに、保育士の分散業務を進めるために、それぞれの保育室におきまして事務が処理できますよう、タブレットの整備を図るものでございます。 続きまして、負担金補助及び交付金につきましては370万円、旭認定こども園を含む民間保育園等の8施設に対しまして、50万円を上限に児童定員を基準といたしまして補助を行うものでございます。 福祉事務所の所管事業は以上でございます。 ○議長(岩間勝栄君) 次に、福祉保健部長。 ◎福祉保健部長(関谷公律君) それでは、福祉保健部所管につきましてご説明申し上げたいと思います。 まず、歳入でございます。10ページ、11ページをお開き願いたいと思います。上段の15款国庫支出金、2項国庫補助金、3目衛生費国庫補助金、2節保健衛生費補助金、これにつきましては、新型コロナウイルスワクチン接種体制確保事業費補助金を1,340万8,000円増額するものでございます。詳細につきましては、歳出の中でご説明を申し上げたいと思います。 続きまして、歳出でございます。14ページ、15ページをお開き願いたいと思います。上段の4款衛生費、1項保健衛生費、2目予防費でございます。説明欄を御覧いただきたいと思います。まず、感染症対策事業でございます。この事業につきましては、庁舎をはじめ公共施設における来庁者並びに職員の新型コロナウイルス感染症予防のための衛生用品1年分を購入するものでございます。そのため消耗品費222万5,000円を増額するものでございます。 続きまして、次の新型コロナウイルスワクチン接種対策事業でございます。この事業につきましては、本定例会におきまして専決処分を承認していただきました補正予算の追加となります。鉾田市においては15の医療機関にご協力をいただきまして、各医療機関における個別接種を中心に実施していく予定でございます。その15医療機関において接種体制を構築していただき、スムーズな接種を実施していくため、接種委託料の上乗せを行うものでございます。実績割として、接種1件当たり500円として、予防接種委託料8万件分4,000万円を、均等割といたしまして、1医療機関当たり50万円として、接種体制構築委託料750万円をそれぞれ増額するものでございます。なお、具体的な委託金額につきましては、本補正予算成立後医療機関と調整の上、予算の範囲内で決定をしてまいりたいと考えてございます。 また、歳入でご説明申し上げました新型コロナウイルスワクチン接種体制確保事業費補助金につきましては、限度額として現在のところ1億2,132万円が示されております。さきの補正予算で1億791万2,000円を計上いたしましたので、その残額1,340万8,000円を今回充当し、残りにつきましては、地方創生臨時交付金を活用するものでございます。 さらにですね、この新型コロナウイルスワクチン接種体制確保事業費補助金、これの限度額につきましては、原則全額公費負担ということを国が申し上げていますので、この増額を目指しまして市としても努力をして、極力新型コロナウイルスワクチン接種体制確保事業費補助金において、この事業は推進してまいりたいと考えてございます。 次に、5目健康増進費でございます。説明欄を御覧いただきたいと思います。健康増進施設衛生環境改善事業でございます。この事業につきましては、先ほど政策企画部長からご説明がありましたように、この地方創生臨時交付金の目的の一つとして、ポストコロナを見据えまして、未来への投資という目的がございます。ほっとパーク鉾田の公園機能の充実を図るため、ザイルクライミングや障がい者用ブランコをはじめとした遊具を整備するとともに、屋外トイレの洋式化や手洗い台の自動水洗化を行い、安心して楽しめる子育て環境の充実、さらにはそれに伴う施設利用の促進を図るものでございます。 12節委託料で設計及び施工管理委託料49万円、14節工事請負費で遊具設置工事及びトイレの改修工事費3,445万円をそれぞれ増額するものでございます。 福祉保健部からは以上でございます。 ○議長(岩間勝栄君) 次に、環境経済部長。 ◎環境経済部長(鈴木賢君) それでは、環境経済部所管の補正予算についてご説明いたします。 14ページ、15ページをお開き願います。一番下の最下段でございます。6款商工費、1項商工費、2目商工振興費、説明欄の中小企業等支援事業1億5,289万4,000円の増額補正でございます。まず、1つ目の1節報償費等ですけれども、今回も事務処理料が相当程度に及ぶことが予想されますので、会計年度職員2名分について人件費等を計上するものでございます。 続きまして、少し下に行っていただきまして、12節委託料でございます。説明欄1つ目のPRブック作成委託業務委託料でございますが、そのすぐ下の負担金で計上しております中小店舗支援事業負担金2,000万円に関するものでございます。具体的には、中小店舗の支援、消費活動の活性化のため、PayPayを活用したキャッシュバックキャンペーンを実施します。このためののぼりの製作委託費用として20万円、キャッシュバックの原資として2,000万円の負担金を計上するものでございます。 次に、説明欄の委託費の2点目、新型コロナウイルスに関する中小企業相談窓口委託料でございます。こちらは新型コロナウイルスの影響が長期化する中で、業態転換等抜本的な計画指針なども含めた専門家による経営相談を商工会に委託して実施するため、350万円の委託料を計上するものでございます。 続きまして、下に行っていただきまして、18節負担金補助及び交付金のうちの補助金の部分でございます。説明欄の一番上、鉾田市中小企業等応援給付金については、年間の売上げが3割以上減少した中小の商工事業者に対しまして、事業継続のための一時金として、法人40万円、個人20万円を支給するものでございます。 次に、その下、鉾田市中小企業等ビジネスモデル転換事業補助金でございます。新型コロナウイルスの影響が長期化する中で、生き残っていくためにはですね、業態転換などの計画指針が必要となってくるような状況でございます。このためこうしたコロナによる影響に対処していくための業態転換を支援するため、1事業者最大100万円の補助事業を想定するものでございます。 最後に、一番下の鉾田市中小企業支援団体補助金でございます。新型コロナウイルスによる社会経済情勢の変化については、なかなか個々の事業者で対処していくのは難しい部分もございます。このため商工会など、こうした個々の事業者への支援を実施している団体のこうした事業支援の取組について、その費用の一部を支援するものでございます。 最後に、中段の需用費につきましては、これらの施策の広報のためのチラシの印刷や折り込み手数料などを計上するものでございます。 環境経済部所管事業については以上です。 ○議長(岩間勝栄君) 次に、総務部長。 ◎総務部長(二重作勝君) それでは、総務部所管の補正予算につきましてご説明を申し上げます。 16ページ、17ページをお開き願います。上段、8款消防費、1項消防費、2目非常備消防費418万2,000円の増額でございます。右側説明欄にございます消防団魅力向上による地域防災力強化事業でございます。応援の店の登録を促進するため、チラシの作成費用として、10節需用費25万円を、チラシを新聞折り込むための費用としまして、11節役務費6万2,000円を、消防団への補助費用として、18節負担金補助及び交付金387万円を、それぞれ増額するものでございます。 総務部所管の説明につきましては以上でございます。 ○議長(岩間勝栄君) 次に、教育部長。 ◎教育部長(小沼富男君) それでは、教育部所管の補正予算につきましてご説明申し上げます。 初めに、歳入についてご説明申し上げます。10ページ、11ページをお開き願います。2段目の16款県支出金、2項県補助金、8目教育費県補助金につきましてご説明申し上げます。説明欄の教育支援体制整備事業補助金につきましては、幼稚園における新型コロナウイルス感染症対策に必要な経費に対する補助金80万円を増額するものでございます。歳入の説明は以上でございます。 続きまして、歳出についてご説明申し上げます。16ページ、17ページをお開き願います。2段目の9款教育費、4項幼稚園費、1目幼稚園費の幼稚園運営事業(地方創生臨時交付金事業)161万円を増額するものでございます。補正の内容につきましては、新型コロナウイルス感染症対策を徹底するために、市立幼稚園の消毒、清掃作業等を実施するものでございます。予算額につきましては、各園に1名、週2日、1日4時間分の消毒、清掃作業を委託する経費として161万円を増額するものでございます。また、この事業には、先ほど歳入で説明しました教育支援体制整備事業補助金80万円を充当しております。 次に、幼稚園維持管理事業(地方創生臨時交付金事業)812万4,000円を増額するものでございます。こちらの事業につきましては、2つの事業が計上されております。まず、1つ目としまして、つばさ幼稚園の遊具が経年劣化しており、使用可能な遊具数が他の幼稚園に比べて少ないため、園児が遊具で遊ぶときに密の状態になっていることから、遊具の一部撤去及び増設を行うものでございます。遊具を増設することにより、園児たちが密を避けて屋外で安全に利用できる環境が整備されるため、感染予防、感染リスクの低減が図れるものでございます。予算額につきましては、実施設計委託料50万円、遊具設置工事費681万1,000円をそれぞれ増額するものでございます。 次に、2つ目の事業としまして、新型コロナウイルス感染症により、今後幼稚園においても、ICTを活用した遠隔会議等を実施する環境が必要になることから、タブレット端末を整備し、幼稚園業務の効率化を図るとともに、職員の働き方改革にもつなげていきたいと考えております。予算額につきましては、タブレット端末の購入経費81万3,000円を増額するものでございます。 続きまして、下段の9款教育費、5項社会教育費、1目社会福祉総務費の青少年育成事業(地方創生臨時交付金事業)312万2,000円を増額するものでございます。補正の内容につきましては、新型コロナウイルス感染症の影響により、令和3年1月10日に開催を予定しました成人式を5月30日に延期したため、安全安心な式典を開催できるよう、より徹底した新型コロナウイルス感染症の防止対策を講じるものでございます。予算額につきましては、新成人者等へ配布する抗原検査キットの購入経費262万7,000円及び会場となる旭中学校講堂兼体育館等の除菌、消毒作業に係る経費49万5,000円をそれぞれ増額するものでございます。 次に、2目公民館費の市立公民館環境改善事業(地方創生臨時交付金事業)65万5,000円を増額するものでございます。補正の内容につきましては、新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、市立公民館で開催する環境事業やアウトリーチ講座等における感染リスクを回避するため、新型コロナウイルス感染症の状況に応じて、オンライン配信に切り換えて実施するために必要な器材を購入するものでございます。予算額につきましては、ネットワークにパソコンなどの機器を接続するときに要するLANケーブル等の消耗品費2万2,000円、セキュリティーソフトの使用料6,000円、ノートパソコン及び一眼ミラーレスカメラ等の備品購入費62万7,000円をそれぞれ増額するものでございます。 次に、5目学習等供用施設費の社会教育施設環境改善事業(地方創生臨時交付金事業)79万4,000円を増額するものでございます。補正の内容につきましては、新型コロナウイルス感染症の影響により会議室などに関係者を招集できない場合や、外部講師を招いた会議、研修が開催できない場合などを考慮して、オンライン会議、研修の実施や動画配信ができる環境を整備するものでございます。予算額につきましては、LANケーブル等の消耗品費4万1,000円、セキュリティーソフトの使用料6,000円、プロジェクター等の備品購入費74万7,000円をそれぞれ増額するものでございます。 教育部所管の説明は以上でございます。よろしくお願いします。 ○議長(岩間勝栄君) 10分間休憩します。                午前11時02分休憩                                                        午前11時14分開議 ○議長(岩間勝栄君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 これより議案に対する質疑に入ります。 質疑は、会議規則第55条第1項の規定で、その範囲を超えてはならないこと、第56条の規定で、同一議員につき3回を超えることができないこと、この点ご注意願います。また、答弁は簡単明瞭にお願いをいたします。 それでは、質疑を許します。高野 衛君。 ◆18番(高野衛君) 新型コロナへの対応ということで、全部そういう内容になっているわけですが、3点質問いたします。 まず、13ページで鉾田市学生応援地域産品給付事業ということで、708万2,000円ということで、前回の実施したような内容でやるんだということなんですけれども、この送る物資というのはですね、前回と違う内容はあるのかというのが1点。それと、前回は申請期限があってですね、あくまでも市外の鉾田市出身の大学生に申請してもらってということでやったようですけれども、そこらも今回も同じなのか。それと、450名ということで対象者がいるようですけど、前回はどのくらいの方に送ることができたのか、その辺をお聞きしたいと思います。 それと、15ページでコロナウイルスのワクチン接種対策事業4,750万円の件なのですけど、先ほども少し説明があったかと思うんですが、ワクチン接種については全額国の負担でということが言われてきたようなんですが、財源内訳を見ると、一般財源も84万9,000円ということでですね、市の負担もあると、これらについては、何か今後対応を考えていくような話がちょっとあったかと思いますけれども、どのように国に、それらについての負担の問題については対応していくことを考えているのか。 ワクチンはですね、無料と言っても、実際ワクチンというその薬代というのはどのくらい費用がかかって、先生に接種してもらうわけですから、薬代ほか、その接種代とかいろいろ含めると、1人当たりどのくらい負担がかかるのか、そこら辺もお聞かせいただきたいと思います。 同じ15ページで、中小企業等の応援給付金、前回全員協議会の中で説明があったわけですけれども、今回は農業者は入っていないと、あくまでも商売をやっている、農家も商売ですけれども、中小商工業者のみだということなんですが、まだコロナは収束が見えないという中でですね、やはり農業鉾田の中で農業者も該当するような事業もですね、入れてほしかったというのは率直な私の感想なんですけど、国会でも持続化給付金についてもですね、野党は要求しているというようなこともあってですね、なぜ鉾田の中で農業者を対象としたような事業が組めなかったのかと、改めてその点をお伺いしたいと。あるいはこれから事業化を考えているのかという辺りも含めてですね、お願いしたいと思います。 それとですね、市長から、今回説明の資料を見ると20の事業がですね、予算化されているということで、それで見てみると、約半分近い事業が市民向けの事業ということなんですよね。これだけの事業ですから、なかなか「広報」ほこただけでも、いつも月1回出している「広報」ほこただけではなく、前回のような臨時号でですね、市民向けに周知をすることが必要なのかと思うんですけれども、その点、市長からもお伺いしたいと思います。 ○議長(岩間勝栄君) 政策企画部長。 ◎政策企画部長(岡崎正元君) 学生支援の件でご質問だと思いますけれども、3点ほどあったかと思います。1点目は、前回と同じ物資なのかということでございますが、同じような物資ということで、金額等も前回と同じでございます。それと、市外の学生にもということでございますが、これも前回と同じように、市外の学生に支援していきたいと考えております。あと、450名、今回計上させていただいておりますが、前回も450名の計算をさせていただいて、そのうち、ちょっと手元に正確な資料はありませんが、430名程度の応募があったというふうな認識をしてございます。 それと、市長のほうにご質問があった広報の件でございますが、こちらにつきましては、前回のような臨時号のようなものも考えて、広く周知を図っていきたいとは考えております。以上でございます。 ○議長(岩間勝栄君) 福祉保健部長。 ◎福祉保健部長(関谷公律君) それでは、ワクチンのこの事業については全額公費負担、そういうようなお話は河野大臣、現在していると思うんですが、現状はですね、先ほどもご説明申し上げましたように、それぞれ限度額が示されています、各自治体ごとに。先ほどご説明申し上げましたとおり、1,340万8,000円というのが現在示されている分の残りでございます。それ以外については、今回の予算計上は地方創生臨時交付金を充てさせていただいたと。あと、89万円の一般財源が出ているではないかということでございますが、現状補助事業というものは、一般財源は当然混ぜてございます。最終的に10分の10といえども、いろいろ実際使った額では落ちてきますので、その分は限度額目いっぱい使っていくということになっていくと思います。これは現状の割り振りで、地方創生臨時交付金、これは政策企画部長に聞いていただいたほうがよろしいかと思いますが、臨時交付金も限度額が示されておりますので、その範囲内の割り振りで、不足分については一般財源で充当していると、そういう意味で今回財政調整基金を1,100万円繰り入れているというものでございます。結論から言うと、最終的には実績ベースでになりますので、最終的には10分の10で収まるような形になっていくのかなと思ってございます。 それと、新型コロナウイルスワクチンの接種補助金については、今後ですね、現状のところは令和3年9月分までに使用する経費を見込んでいるということでございますので、現状これが、今現状では2月いっぱいまでというふうに延長されていますので、その分の上積みは期待できるのではないかと考えてございます。 それと、1人当たりの実際の経費ということでございますが、当然ワクチンは国で調達してございます。1回当たりの委託料、医療機関、これは2,070円、これに消費税を入れて2,277円というのが国が示している金額でございます。その範囲内で医療機関についてはやってくださいよと、用意するものは全部医療機関で用意してやってくださいよというものでございます。例えば接種実施医療機関で準備するものとしては、当然アナフィラキシー等の対応ということで、通常あまり使われないと思いますアドレナリンとか抗ヒスタミン剤、抗けいれん剤、副腎皮質ステロイド等の薬剤、こういうのは各医療機関で用意してくださいというお話になってございます。それと救急用品としてエピペン、自己注射薬とか、そういったものも用意しておいてくださいよということが示されてございます。これはたとえ使わなくても、それは用意してくださいというようなことでございますので、そういうのをひっくるめて2,277円でやってくださいというのが国の考えでございます、1件当たり。 そういう意味でですね、当然小さい医療機関から大きい医療機関ありますが、用意しておくものがあるということで、今回上乗せをして、例えば最低限改正が必要なものを用意するお金として、均等割として50万円を設定し、なおかついろいろ通常以外の医療行為のほかにやってもらいますので、それに対する上乗せ分ということで500円という形で今回計上させていただきました。ただしですね、医療機関においてはいろいろご意見ございます。完全なインセンティブにしたほうがいいんではないかというご意見もございます。やった分だけ上乗せだけでいいのではないかというご意見もありますし、あとは、小さな医療機関においては、こういった基本となるものも用意しなくてはならないということで、小さい医療機関だけにおいても、かなりそれなりのご苦労もあるということで、今回うちのほうではこういうふうに考えましたが、今後この予算成立後、医療機関と調整して、場合によっては全額このインセンティブといいますか、1回当たりの上乗せ分という話でまとまることもあるでしょうし、やはり均等割を用意したほうがいいのではないかという話でまとまる可能性もあるということだけはご理解をいただきたいと思います。以上でございます。 ○議長(岩間勝栄君) 環境経済部長。 ◎環境経済部長(鈴木賢君) 3点目、中小企業の給付金の応援給付金の件でございますが、農業者が対象に入っていない理由ですが、2つあります。1つ目は、全員協議会でもお話ししましたとおり、あくまで市の政策というのは国の政策の補完である部分が大きいと思っていますので、持続化給付金については、これは商工業者、農業者、どちらも出ました。その後、農業者だけ農林水産省から一旦5万円の給付金が出たところです。それが出たばっかりということもあるので、今回については商工事業者を中心にやるということでやったわけでございます。 もう一点は、一般質問のときの鬼澤治男議員の質問のときに、日銀水戸事務所の景気判断、ご答弁したかと思いますけれども、日銀の水戸事務所の今の県内の景気判断は、緩やかに改善しつつあるが、サービス関係が非常に弱い状況になっていると、そういう判断でありました。こういった状況からも、この給付金については限られた財源でありますので、広く薄くやるか、スポット的にやるかという、どちらかの選択を迫られることになりますけれども、こういう状況でもありますので、今回は商工業者にスポット的にやるというようなことで、農業者を対象にしておりません。以上です。 ○議長(岩間勝栄君) 高野 衛君。 ◆18番(高野衛君) ワクチン接種のほうで再度質問させていただきたいと思うんですけれども、今回4万件分ということに説明されていますけれども、ワクチンの効果は、5か月とか半年とか数か月とか、いろいろ報道があるようですけれども、インフルエンザのようにですね、定期的に打たないとやはり効果が出ないというような性格があるのかなと思うんですけれども、そのワクチンの薬の効果というのは何か月ぐらいもつものなのか、分かっている情報がありましたらお願いしたいと思います。 それと、中小企業の応援給付金ということで、ここはあくまでも中小企業、小規模商工業者に対してというふうになっております。大企業ではないというのは分かるんですけれども、この中小企業というのは、その定義というのはどういう内容なのか、事業、何か届けされているのか、あるいは従業員の数とかと収入とか、あるいは資本金とか、いろいろあるかと思うんですけれども、対象となる中小企業の定義というのはどのようなことになるか、その点をお尋ねいたします。 ○議長(岩間勝栄君) 福祉保健部長。 ◎福祉保健部長(関谷公律君) それでは、ワクチンの効果につきましては、これは我々としても、例えば報道とかで知る機会が多いです。現実的に国のほうから言われているのは、ファイザー社だと94%の効果があるとか、そういった話はされておりますが、それがどのぐらいもつのか、そういう部分に関しては、今後の研究になっていくのかなというふうに思って、研究のほうでいろいろ分析されていくのかなと考えてございます。 それとですね、現実的にワクチンを打つと、1回分かかったような抗体ができます。抗体ができますと、例えばかかった、抗体が上回ったとしても、新たなワクチンが侵入した際には、早めにワクチンのあれが上がってくるというようなお話も聞いてございますので、これは本当に打たないよりは打ったほうが、これはいいものだというふうに考えてございます。以上でございます。 ○議長(岩間勝栄君) 環境経済部長。 ◎環境経済部長(鈴木賢君) 中小企業の定義ですけれども、すみません、ちょっと業種ごとにですね、細かくと決まっているので、ぱっと答えられなくて申し訳ないんですが、資本金と従業員の数で業種ごとにいろいろ決まりが、例えば製造業だったら何人、資本金何万円以下、従業員何人以下が中小企業です。あとは製造業だったら、同じく何人何人ですというような定めが、法律上、規定されていると記憶しております。          〔「はい、以上です」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岩間勝栄君) ほかに質疑ありませんか。髙埜栄治君。 ◆4番(髙埜栄治君) 私から2点ほどご質問させていただければと思います。 まず、総務管理費、9目の地域振興費、12、13ページです。学校跡地利活用事業と民生費の中の2目児童措置費の独り親家庭支援事業費助成事業についてご質問させていただきます。 まず、1点目なんですが、こちらについては実施場所等についてはご説明いただいているわけなんですけれども、学校跡地でも草刈り等をやっている場合ではないので、学校のですね、公共施設等管理計画の中では位置づけられております。しかしながらですね、これだけの予算を使う、今後もそういったことがあり得るのかなと思うんで、できればですね、やはり設置管理条例を作る前ですけれども、整備方針とか整備方針要綱的なものですね、そういったものの裏づけをつくりながらですね、進めていただきたいなというふうに思うところです。前にもお話ししたようにですね、設置管理条例並びにですね、施行規則等速やかにつくっていただきたいと思うんですが、大洋地区においてはですね、こちらについてもやはりある程度たってから直すんではなくてですね、すぐ地域活動館としてのですね、利活用ができるように、こちらも令和3年度中にある程度の方向づけ、改修するべきものは改修するような形でということで、その位置づけとですね、場所と位置づけとその改修等についてもですね、速やかに計画を入れていただければというふうに思うところです。 それから、独り親家庭支援事業費助成事業なんですが、これについては社会福祉協議会がですね、事業主体なのかなと思うんですが、よく避難なんかでもですね、いろいろ女性への配慮が必要ということで、全国的な今状況ですね、独り親の家庭の。それで、その他の保健衛生用品として生理用品なんかもですね、その必要性が出てくるんです。結構それなりの経費がかかるんですよね。そういったことで、こちらについても社会福祉協議会等にですね、助言指導して、ある程度の選択肢としてですね、消毒液よりもそちらのほうが私は重要かなと思いますので、こちらについて取組ができるかどうか、この2点についてご質問いたします。 ○議長(岩間勝栄君) 政策企画部長。 ◎政策企画部長(岡崎正元君) それでは、学校跡地についてお答えしたいと思います。 確かに髙埜栄治議員が言うように、設置管理条例のほうは今後作っていく予定になっております。今回その前段でトイレ等の改修を行いますけれども、今後につきましてはそういう設置管理条例の中、または整備していく上でのそういうルールのようなもの、そういうものは当然作っていくものになると思います。それと、今後の大洋地区、旭地区のこのような事業につきましても、令和3年度以降に速やかに行っていくということになっておりますので、議員ご指摘のように早めにできるような形では進めていきたいと思っております。 ○議長(岩間勝栄君) 福祉事務所長。 ◎福祉事務所長(菅谷美祐君) 議員ご指摘の避難の女性用の生理用品と、今話題になっておりまして、不足しているという現況もございますので、その辺につきましては社会福祉協議会と協議しながら、枠は増やせるのかなと考えておりますので、対応させるようにお話を持っていきたいと思います。よろしくお願いいたします。 ○議長(岩間勝栄君) ほかに質疑ありませんか。井川倫士君。 ◆5番(井川倫士君) すみません、1点の指摘と3点質問したいんですけれども、まず1つが、ワクチン接種なんですけれども、最近の報道を見ますと、副反応かアナフィラキシーか分かりませんけれども、多くの方が体調を崩されているということがありますので、こういった予算計上というのは大変、多分医療機関にとってもいいのかなとは思うのですが、やっぱり人の張りつけについてどうしていくのか、本当にクリニック等で人員が足りるのかもぜひ協議していただきたいと思います。これは指摘だけで終わりにしたいと思います。 残り3点なんですけれども、予算書の17ページ、19ページにありますオンライン配信事業、2事業あると思うんですけれども、これらというのは庁内で相当なパソコンやタブレット等を買っていると思うんですけれども、流用ってできないんですかね。令和3年、先ほど可決されました予算書を見ていると、そのICT関係の維持費が莫大になってきつつあるわけですよね。そう考えると、できる限り節約できるものは節約すべきだと思うんですが、どうしてもこういったことにかこつけて予算計上されているというふうに感じざるを得ません。必要性は分かります。なので、その点について部内流用、部外流用も含めた備品についての協議というのはなされたのか、確認したいと思います。 次にですけれども、ちょっと予算計上とはまた別なんですが、保育園に関する衛生対策費の計上がありました。ちょっとこの点について聞きたいんですけれども、先日ですね、私ある民間の園長先生とお話ししたところ、園長会から要望が出されているというふうな内容を聞き及んでおります。そういった内容を盛り込んでのことなのか、それとも日付が前後して、その点については今回考えられていないのか、その点確認したいと思います。 最後になんですけれども、13ページ、17ページにあります同じくタブレットの端末なんですね。公立のほうの幼稚園、保育園ですけれども、これもですね、先ほどのオンライン配信と同じように協議されたのでしょうか、先ほどの件と含めて一緒にお答えいただいてもいいんですが、政策企画部長からの答弁になると思うんですけれども、そういったことでもいいので、ちょっとご回答いただきたいんです。必要性は分かるんですが、なるべく必要のない備品というのは、買わないほうがいいというのは事実ですよね。なので、ちょっとご回答いただきたいと思います。よろしくお願いいたします。 ○議長(岩間勝栄君) 政策企画部長。 ◎政策企画部長(岡崎正元君) 備品のほうの整備のお話でございますが、こちらにつきましては、当然予算化するときにはパソコンは何台必要だとかということで、それは政策秘書課のほうと調整しております。実際事業のほうが始まれば、また重複して使えるようなものは当然そちらに充当していくような形で進めるようになるとは思います。今回の予算計上させていただいたのは、そういう方針のもとに計上させていただいているということはご理解いただきたいと思います。 ○議長(岩間勝栄君) 福祉事務所長。 ◎福祉事務所長(菅谷美祐君) 保育所のですね、タブレットの整備でございますが、こちらにつきましては保育所、それぞれの保育室でございますが、こちらにはそういったコンピューター機器ございませんので、タブレットを整備することで、職員室での作業ではなく、保育室においてのその日の作業等をするような、分散化の業務の体制を構築するものでございます。以上でございます。 ○議長(岩間勝栄君) 井川倫士君。 ◆5番(井川倫士君) 2点ありまして、1つが、先ほどタブレット等については協議をしているということなんですけれども、ぜひですね、これ本当に節約に努めていただきたいと思いまして、その中で、先ほど保育園についてはパソコンの設置がないという話があったので、それでは必要なのかなとは思ったんですけれども、ちょっとどのように使うかのイメージが少し湧かないなというような印象なんですね。最近やっぱり民間の保育園は、多分国等の補助もあるからだと思うのですけれども、毎朝、例えば登園、あとは帰るときのものを全てオンラインでできるような設備を整えているような事業者さんもあるんですね。せっかくこういったタブレットを導入するということですから、単純な遠隔の会議だけではなくてですね、そういったものにも使用できるように考えていかないと、せっかくの備品があまり使われない、死蔵されてしまうということになりかねませんので、ぜひそういったことも検討していただきたいんですが、そういった使い方について確認したいのと、もう一つが、先ほど園長会からの要望について、これは盛り込んだ内容なのかどうかというのを確認させていただきたいので、その点についてご回答いただきたいと思います。以上です。 ○議長(岩間勝栄君) 福祉事務所長。 ◎福祉事務所長(菅谷美祐君) 大変失礼いたしました。園長会議のほうを先に申し上げさせていただきますと、要望というのはこちらには実際は届いてはございません。ただそれぞれの保育園におきまして、必要なものをそろえる補助というようなことでご理解をいただければと思います。 先ほどのタブレットの使い方でございますが、まずそれぞれの園児に対する報告書でありますとか、そういうものはそれぞれ今使っているところでございます。また、議員ご指摘の、園児のそれぞれの1日のものに対してのシステム化ですか、そういうものも検討するような余地はあると思いますので、参考にさせていただきたいと思います。ありがとうございました。 ○議長(岩間勝栄君) 井川倫士君。 ◆5番(井川倫士君) 貴重な市の財産ですから、ぜひ有効活用していただき、またですね、園長からの要望書はまだ届いていないという話だったんですけれども、これもですね、限られた予算の中で考えるべきでしょうから、ぜひですね、今後協議、内部でしていただければと思います。以上で終わりにします。 ○議長(岩間勝栄君) ほかに質疑ありませんか。亀山 彰君。 ◆6番(亀山彰君) 私のほうからも何点かお伺いいたします。 14、15ページ、中小企業等支援事業なんですが、非常に今回の予算の中で大半を占める、ウィズコロナということで経済対策、またご協力いただいた市民の皆さんへの還元施策だなということで、非常に歓迎的であります。コロナ禍でいろんな補助金や負担があるんですが、中小企業ということなんですが、これは対象業者のほう、これまで市内業者、市内業者というのはここで営業している業者なのか、それとも住んでいるのがここの業者、この線引きが非常に曖昧なところがちょっとあります。今回ですね、いろんな業者の方が、特にPayPay事業なんかは市内の業者さん方にぜひ導入いただいて、どんどん広げていただきたい。市民の皆さんに還元したいという事業だと思いますので、これいろんなメニューがあるんですが、そういった対象事業者をどのように考えているのか、私が言いたいのは、市外には住んでいますけれども鉾田市に事業がある方、また市外に事業はありますけれども、市に申告して納税は鉾田市にしている事業主の方、こういった方もいます。もちろん両方、両足鉾田市でしっかりやっているという方もいますけれども、どういうふうな線引きでやっていく考えがあるのかということが1点。 あと、非常にウィズコロナの中で歓迎的な事業なんですが、次の17ページの消防団魅力向上によって3,000円の経費、昨年から行っておりますが、何かちょっと非常に使い勝手が悪い、恐らく本年度、令和2年度もあまりできなかったと言いますか、使っている方が少ないんではないかなと思いますんで、消防の方に聞いても、やはり今国でもウィズコロナの中で4人以上の会食を控えるようにと、ふだん一緒にいる方とやるという中で、消防団全員でなかなか宴会できなくて、このお金を使い切れないと、ちょっと使い勝手が悪いお話を聞いております。もう少しですね、そういった観点で、全く同じ形でやるのか、それとも今年は違うところがあれば、その辺についてもお伺いいたします。 ○議長(岩間勝栄君) 環境経済部長。 ◎環境経済部長(鈴木賢君) まず、1点目のご質問は、市内で営業している事業者か、もしくは市内に居住する事業者かという線引きだと思いますけれども、こういった予算の見積もりに関しては、市内で営業している事業者を念頭に置いてやっております。なので、市内在住だけで市外で営業されている事業者に関しては、基本的には対象外ということで考えております。あくまで市内の事業者、あと鉾田市の産業のということもありますので、あくまでベースは市内で営業されている業者、これは市内に居住かどうかは問うてはおりません。 ○議長(岩間勝栄君) 総務部長。 ◎総務部長(二重作勝君) 消防団魅力向上による防災力強化事業でございますが、議員がご指摘のとおり登録飲食店が現在31店でございます。そういった中で消防団でも店が限られる、あとはやはり茨城県独自でもちょっと相当自粛をしてございます。そういった影響もあって約4割弱の利用でございました、令和2年度は。そういった中で今回令和3年度は、やはりこの登録飲食店を少しでも増やしたいと思っております。今31店舗ですので、そういった中でチラシを作って、それで少しでもやっていきたいというようなことで考えております。少しでも市内の事業者にご協力いただけるように進めてまいりたいと考えております。以上でございます。 ○議長(岩間勝栄君) 亀山 彰君。 ◆6番(亀山彰君) まず、中小企業応援事業のほうなんですが、ぜひですね、市内で商売なさっている方をしっかり手当てしていただいて、イコール鉾田市民の方々に還元するという形をしていただきたいなと、市内で営業しているんであれば。なかなか市外で営業している方までの支援というのはなかなか難しいのは、また交付金の性質上ですね、難しいのは理解しますので、鉾田市内で営業している方はしっかり応援していただいて、鉾田市内の活性化に努めていただきたいと思います。 また、この消防団の応援も大事ですし、事業者さんから聞いても、非常に飲食店の事業者のメリットがないよと、なかなか換金の手間もかかる。そして消防団の方々も宴会、今年はしようがないと思うんですよね。今年度はどうしてもこのコロナ禍で宴会等、また飲食も、消防団の方々も夏期訓練、出初め式、そういったものもありませんので、なかなか集まる機会もない。その中で、ただせっかくもらったのに使えないままということですので、ぜひもう少しですね、柔軟に考えていただいて、これ事業者、そして消防団、そしてこれは何より我々地域に住んでいる、生命、財産を守っていただいている消防団の活力にならなければ意味がないと思いますので、その辺で政策をもう少し柔軟に進めていただきたいと思います。以上で終わります。 ○議長(岩間勝栄君) 米川宗司君。 ◆14番(米川宗司君) 私のほうからも、今亀山議員のほうからありましたように、消防団魅力向上により地域防災協力事業ということでご質問をしたいと思います。 先ほどの部長の答弁によりますと、昨年と同じ事業が4割、そして店舗が31店舗という答えでございましたけれども、いかにこの消防団1人当たりに3,000円ということ、どこで、宴会をやるばかりがこの商店、いわゆる飲食店に寄与するばかりではないかと私は思います。と申しますのは、宴会はこういうコロナ禍の時期ですから当然控えるのが当たり前です。特に茨城県で緊急事態宣言が発令されましたから、当然遠慮するのは、組織としてもこれは当たり前のことであります。 しかしながら、先ほどの質問の中にも、使い勝手のいいことを考えてくださいということがありましたけれども、まず1つは、この消防団1人当たりに3,000円ということですから、例えば消防団の家族が食事に行って、1人分、消防団の3,000円は支援しますよということもありなのかなというふうに考えます。そうすれば、コロナ禍においても家族で、あるいは夫婦で食事に行けば飲食店のフォローもできますし、ますますその31店舗の店から増えるのではないかというふうにも考えます。また、消防団だけでも2人で何か、点検ではございませんけれども、夜警をやったとかというときには2人で食事をするとか、そういう指導というものもあってもいいのかなというふうに思います。 かつての消防団といえば、酒を飲んで、酒を飲むという言葉はおかしいですけれども、皆さんで懇親を深めて、お互いに意見を交えるというのが一つの組織ということでありましたけれども、このような事態でございますので、せっかくこういう臨時交付金が来て、そして消防団の活性化、飲食店の活性化という大きなこの目的があるわけですから、そういうところにつきまして、もっともっとこの支援事業ができることを願っておるわけですが、そういうことにつきましてどのように感じているか、お伺いしたいと思います。 ○議長(岩間勝栄君) 市長。 ◎市長(岸田一夫君) やっと私の出番が参りましたので、今ですね、元団長、そして分団長、亀山議員さん、米川議員さんからありましたとおり、やはりですね、そういうようなものが私のほうにも強く入ってきましたので、それなりの有効な対応をしたいと思います。以上です。 ○議長(岩間勝栄君) 米川宗司君。 ◆14番(米川宗司君) 市長から、元現場職でありました岸田市長でありましたけれども、さらにですね、いろいろなことを考えるんですよ、部長、いいですか。いろいろなことを想定しながら考えるんですよ。でなければ、本当に絵に描いたぼた餅になってしまうんですよ。ですから、そういうところを活性化するため、市の消防団のために、飲食店のためにということを今日ここにね、ひな壇におります部長さん方にもそれをお願いをして終わりたいと思います。以上です。 ○議長(岩間勝栄君) 総務部長。 ◎総務部長(二重作勝君) この補助金、議員からご指摘のように、有効活用できるようにそちらのほうは検討させていただきたいと、市長から答弁もございましたが、そのような形で進めてまいりたいと考えております。以上でございます。 ○議長(岩間勝栄君) ほかに質疑ありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岩間勝栄君) 質疑なしと認めます。 よって、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。議案第21号については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岩間勝栄君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第21号については委員会付託を省略することに決定いたしました。 これより討論に入ります。討論を許します。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岩間勝栄君) 討論なしと認めます。 よって、討論を終結いたします。 これより採決を行います。 お諮りいたします。議案第21号を原案のとおり可決することにご異議ありませんか。          〔「異議なし」呼ぶ者あり〕 ○議長(岩間勝栄君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第21号は原案のとおり可決することに決定いたしました。 △議議案第1号 鉾田市議会会議規則の一部を改正する規則について ○議長(岩間勝栄君) 日程第4 議議案第1号 鉾田市議会会議規則の一部を改正する規則についてを議題といたします。 これより議案に対する質疑に入ります。それでは、質疑を許します。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岩間勝栄君) 質疑なしと認めます。 よって、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。議議案第1号については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岩間勝栄君) ご異議なしと認めます。 よって、議議案第1号については委員会付託を省略することに決定いたしました。 これより討論に入ります。討論を許します。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岩間勝栄君) 討論なしと認めます。 よって、討論を終結いたします。 これより採決を行います。 お諮りいたします。議議案第1号を原案のとおり可決することにご異議ありませんか。          〔「異議なし」呼ぶ者あり〕 ○議長(岩間勝栄君) ご異議なしと認めます。 よって、議議案第1号は原案のとおり可決することに決定いたしました。 △委員長報告 ○議長(岩間勝栄君) 日程第5 委員長報告を行います。 今会期中に厚生文教常任委員会による所管事務調査が実施され、委員長から報告書が提出されておりますので、その報告をお願いをいたします。厚生文教常任委員会委員長、井川倫士君。          〔厚生文教常任委員会委員長 井川倫士君登壇〕 ◎厚生文教常任委員会委員長(井川倫士君) 厚生文教常任委員会委員長、井川倫士です。議長宛てに提出させていただきました報告書について、議会で報告をさせていただきます。 本委員会において所管事務調査を実施しましたので、鉾田市議会会議規則第110条の規定により報告いたします。 調査事項については、給食の異物混入の原因究明と今後の対策についてです。報告書を読み上げて報告とさせていただきます。 本年1月19日、20日、22日、2月3日の計4回にわたって発生した学校給食への異物混入の中で、原因究明が完了していない1月19日、22日、2月3日の3回を中心に、その原因究明と今後の対策に係る所管事務調査を、令和3年3月9日、厚生文教常任委員会による現地視察、執行部担当職員並びに調理委託業者からの聞き取りを鉾田学校給食センターに赴き実施しましたので、その内容を報告いたします。 初めに、執行部担当職員から施設の概要、給食業務の従事者人数、調理業務に係る契約の内容、2月16日開催された全員協議会への報告後の調査経過について説明を受けました。 まず、1月19日発生の肉ジャガへ混入した金属片は、分析の結果、材質は「ステンレス」であることから、形状的にも「金たわし」の可能性が高いのではないかとの指摘を受けているとのことです。 次に、同月22日に発生した三色丼の混入物については、煎り卵メーカー及び茨城県薬剤師会検査センターの双方とも同物質を検出しており、煎り卵メーカーが「セラミック類」茨城県薬剤師会検査センターが「合成樹脂類」と物質名称については分かれた報告がなされているものの、物質判定については完了したとのことでした。ともに今後も引き続きの原因究明を行っていくとの報告を受けました。 次に、2月3日のサラダへの混入物については、ハムメーカーからの調査結果として、調味液の着色料で桃色に染まった原料肉由来の豚の骨片であったとの報告がなされ、茨城県薬剤師会検査センターからの調査結果と一致する結果になりました。 また、原料の処理工程での見逃しと併せ、加工会社によるエックス線検査機においても、骨密度の低さから不検出であったとの報告を受け、異物混入の経過については調査が完了しているとのことでした。 続けて、調理業務の委託業者である株式会社東洋食品からの調査結果と改善内容について、担当者より説明を受けました。説明では、調理工程で使用した機械や機具類に破損箇所が見当たらなかったことから、全ての事案について食材及び加工品由来の可能性が強く、食材の生産や納入過程での異物混入の可能性が高いとの認識が示されました。よって、材料の調理または加工品の開封後の過程で異物を発見できなかったことが、今回の大きな原因であったとの説明でありました。 これらを受け、東洋食品ではの改善策としては、納品された段階での食材の目視点検、加工品においては、開封時の確認と併せて、調理作業中、配缶後の確認といった工程を増やし、目視確認による強化徹底を図っていきたいとの対策の説明を受けました。 以上のような説明を受け、委員からは、再度異物混入が発生した場合、その納入業者を今後どのように取り扱うのかとの質疑がなされ、担当職員からは、発注を控えるほか、取引を停止することもあり得るとの説明を受けました。 次に、株式会社東洋食品における過去の異物混入件数についての質疑に対し、担当者から、東京本社管轄107営業における1月分件数は、今回の本市発生事案を含む15件の異物混入があり、その異物の大半は毛髪やビニール片で、人体に影響を及ぼした事件までには至っていないとの説明を受けました。また、委託業者として他自治体での事例をもとに、10万食に1度程度の割合で異物混入があるとの統計データが示されました。 続いて、検査機器導入についての質疑に対しては、導入している自治体もあるが、いまだ機械の検査精度に課題が多いと東洋食品担当者から説明がありました。 次に、機械器具類の定期点検の頻度に係る質疑に対しては、執行部担当職員から、夏休みにメーカーによる点検を実施していること、不具合箇所があれば、その都度、修繕費で対応に当たっているとの説明を受けました。 そのほかに委員からは、県の栄養士職員などによる食材の現地調査の実施について、学校給食センター運営委員会及び学校給食会への報告について、保護者への周知について、必要人員の配置検討について、食材及び加工品等納入業者への指導についてなど、多岐にわたる質疑を行い、執行部担当職員並びに委託業者から必要な説明を受けるに至りました。 また、委員から別件ではありますが、児童、生徒並びに保護者から「給食の量が足らない」との指摘を受けている旨の指摘があり、栄養士職員から「カロリーや栄養計算を元に適切に給食提供を行ってはいるが、御飯についてはコロナ禍の影響により、個人ごとに小分けされた弁当箱での提供に代わり、配膳の工夫ができなくなっている」との回答がありました。 併せて委員から、食材費予算の増額により給食提供の方法改善だけではなく、今回の異物混入の原因となった可能性の高い食材等の納入に関し、安全性の高い食材等の購入も考えてもらいたい旨の発言もありました。 最後に、数日間のうちに複数回発生したこの異物混入事件に対して、一部の保護者から「誰かが故意に混入しているのではないか」との心配の声もあるが、今回の調査により、その可能性が薄まったことについては、委員一同安堵しました。しかし、学校給食は、成長期にある児童生徒の心身の健全な発達に資するものであり、かつ食に関する正しい知識の理解と望ましい食習慣を身につけ、友達と一緒に食べることで、豊かな心を育成するなど大切な役割を担っております。 また、学校給食は、栄養的及び教育的配慮はもちろんですが、安全で安心して食べられるおいしい食事であることが大前提であることから、学校給食に携わる全ての関係者の連携が必要不可欠と考えられます。 いまだ、原因の完全究明に至っていない点、さらには安全対策に対する課題もありますので、経過に進展があった折には、必要に応じ、引き続きの調査を実施してまいりたいと考えております。 以上、厚生文教常任委員会における所管事務調査の委員長報告といたします。 ○議長(岩間勝栄君) 以上で委員長報告を終わります。 △閉会中の継続審査について
    ○議長(岩間勝栄君) 日程第6 閉会中の継続審査の件について。 本件は、総務企画常任委員会、経済建設常任委員会、厚生文教常任委員会及び議会運営委員会から、会議規則第111条の規定により、閉会中の継続審査の申出がありました。 お諮りいたします。申出のとおり閉会中の継続審査とすることにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岩間勝栄君) ご異議なしと認めます。 よって、そのように決定いたしました。 △閉会の宣告 ○議長(岩間勝栄君) 以上をもちまして、本定例会に付議されました案件は全て議了いたしました。 今定例会の閉会に当たり一言ご挨拶を申し上げます。 今定例会におきまして、議員各位並びに執行部の皆様には、議会運営に対するご理解とご協力を賜り、深く感謝申し上げます。 本日可決された令和3年度当初予算につきましては、予算特別委員会に付託し、集中審議を行いました。委員会では、各委員がそれぞれの視点で質疑を行うことで問題点の整理をして、さらには議員間での十分な討議を行うことで合意形成に至りました。 執行部の皆様におかれましては、4月から適正な予算の執行をお願いするとともに、議会といたしましても予算の執行を注視していきたいと思います。 さて、日に日に春の訪れを感じる今日この頃は、気持ちも穏やかになるものです。しかしながら、桜の花が咲くこの時期には人との別れの時期でもあります。今年度をもちまして退職される二重作部長、中根部長、小沼部長、金沢会計管理者におかれましては、永年にわたり市政の発展のために尽力をいただき、その功績に対して心より敬意と感謝を申し上げる次第であります。今後とも健康に留意され、引き続きご活躍されることをご祈念申し上げます。 また、鈴木環境経済部長におかれましては、鉾田市の農政から商工振興、さらには環境対策にと、広い範囲でご尽力いただき、大変ご苦労さまでした。4月からは国に戻り、日本の農林水産業の発展のためご活躍されることを期待しております。 最後に、コロナ禍の中、まだまだ先が見通せない状況ではございますが、議員各位並びに執行部各位におかれましては、健康に留意され、市政発展のために引き続きご活躍いただきますことをお願い申し上げます。 これをもちましてして、令和3年第1回鉾田市議会定例会を閉会いたします。ご苦労さまでした。                午後 零時06分閉会...