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12月18日-委員長報告、質疑、討論、採決-04号

  • 附帯決議(/)
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  1. 鉾田市議会 2020-12-18
    12月18日-委員長報告、質疑、討論、採決-04号


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    令和 2年 12月 定例会(第4回)                   令和2年第4回               鉾田市議会定例会会議録 第4号                                                    令和2年12月18日 午前10時00分開議                                        出 席 議 員  議 長 12番  岩 間 勝 栄 君       9番  根 嵜   眞 君  副議長 7番  二重作 茂兵衛 君       10番  水 上 美智子 君      1番  土 子 勝 也 君       11番  入 江   晃 君      2番  羽 成 洋 一 君       13番  井 川 茂 樹 君      3番  鬼 澤 治 男 君       14番  米 川 宗 司 君      4番  髙 埜 栄 治 君       15番  山 口   德 君      5番  井 川 倫 士 君       16番  田 口 清 一 君      6番  亀 山   彰 君       17番  堀 田 正 衛 君      8番  小 沼   勝 君       18番  高 野   衛 君                                        欠 席 議 員      な  し                                        出 席 説 明 者  市     長  岸 田 一 夫 君      福 祉 保健部長  関 谷 公 律 君  副  市  長  寺 門 利 幸 君      福 祉 事務所長  菅 谷 美 祐 君  教  育  長  石 﨑 千惠子 君      会 計 管 理 者  金 沢   覚 君  政 策 企画部長  岡 崎 正 元 君      教 育 部 長  小 沼 富 男 君  総 務 部 長  二重作   勝 君      上 下 水道部長  飯 島   衛 君  環 境 経済部長  鈴 木   賢 君    農業委員会事務局長  菅 谷 吉 弘 君  建 設 部 長  中 根   衛 君                                        出席事務局職員  事 務 局 長  小 沼 喜 勝        庶 務 係 長  菅 井 光 輝  事務局長補佐兼  和 泉 経 義        書     記  飯 岡 美 佳  議 事 調査係長                                                        議 事 日 程 第 4 号                              令和2年12月18日(金曜日)                                   午前10時00分開議開会                                           日程第1 諸般の報告                                   日程第2 議案第1号から第4号について、質疑、討論、採決                       議案第1号 鉾田市手数料徴収条例の一部改正について                    議案第2号 鉾田市後期高齢者医療に関する条例等の一部改正について             議案第3号 鉾田市国民健康保険税条例の一部改正について                  議案第4号 鉾田・大洗広域事務組合の設立について               日程第3 議案第5号から第11号について、質疑、討論、採決                  議案第5号 令和2年度鉾田市一般会計補正予算(第8号)                  議案第6号 令和2年度鉾田市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)            議案第7号 令和2年度鉾田市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)           議案第8号 令和2年度鉾田市介護保険特別会計補正予算(第2号)              議案第9号 令和2年度鉾田市農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)          議案第10号 令和2年度鉾田市水道事業会計補正予算(第2号)                議案第11号 令和2年度鉾田市下水道事業会計補正予算(第2号)         日程第4 議案第12号から第16号について、質疑、討論、採決                       議案第12号 鉾田市教育委員会委員の任命について                      議案第13号 鉾田市固定資産評価審査委員会委員の選任について                議案第14号 鉾田市固定資産評価審査委員会委員の選任について                議案第15号 鉾田市固定資産評価審査委員会委員の選任について                議案第16号 人権擁護委員の推薦について                    日程第5 議案第17号について、質疑、討論、採決                            議案第17号 令和2年度鉾田市一般会計補正予算(第9号)            日程第6 議議案第9号について、提案説明、質疑、討論、採決                      議議案第9号 令和2年度鉾田市一般会計補正予算(第9号)に対する附帯決議(案)             の提出について                         日程第7 議案第18号について、提案説明、質疑、討論、採決                       議案第18号 令和2年度鉾田市一般会計補正予算(第10号)            日程第8 議員派遣について                                日程第9 閉会中の継続審査について                                                                    1.本日の会議に付した事件                                議事日程に同じ                                                        午前10時01分開議 △開議の宣告 ○議長(岩間勝栄君) おはようございます。ただいまの出席議員は18名であります。定足数に達しておりますので、ただいまから令和2年第4回鉾田市議会定例会を再開いたします。 これより本日の会議を開きます。 △諸般の報告 ○議長(岩間勝栄君) 日程第1 諸般の報告をいたします。 地方自治法第121条の規定に基づき説明のため出席した者は、市長ほか12名でありますので、報告いたします。 以上で諸般の報告を閉じます。 △議案第1号 鉾田市手数料徴収条例の一部改正について 議案第2号 鉾田市後期高齢者医療に関する条例等の一部改正について 議案第3号 鉾田市国民健康保険税条例の一部改正について 議案第4号 鉾田・大洗広域事務組合の設立について ○議長(岩間勝栄君) 日程第2 議案第1号から第4号について一括して議題といたします。 これより議案に対する質疑に入ります。 なお、質疑は、会議規則第55条第1項の規定で、その範囲を超えてはならないこと、第56条の規定で、同一議員につき同一議題について3回を超えることができないこと、この点ご注意願います。また、執行部答弁は、簡単明瞭にお願いをいたします。 それでは、質疑を許します。髙埜栄治君。 ◆4番(髙埜栄治君) おはようございます。ご苦労さまです。私のほうから議案第1号 鉾田市手数料徴収条例の一部改正について、議案第2号 鉾田市後期高齢者医療に関する条例等の一部改正についてご質問させていただきます。 まず、議案第1号ですけれども、こちらの議案についてはですね、行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律の一部改正を受け、情報通信技術の活用による行政手続等に係る関係者の利便性の向上並びに行政運営の簡素化及び効率化を図るための行政手続等における情報通信の技術の利用に関する法律等の一部改正をする法律附則第1条第6項に掲げる規定日の改定となっているものと思われます。今回ですね、こちらの改正、他自治体ではもう既に5月25日に通知カードの廃止があるということで、3月の第1回、令和2年第1回定例会で議案を上程しているわけです。本市においてはですね、どうして議案上程まで9か月を要しているのかということですね。先日の総務部長の説明では、その点についても説明いただいておりません。この辺についてもう一度説明いただきたいと思います。 それから、議案第2号、今回はですね、この議案、令和2年度税制改正に合わせて租税特別措置法附則第3条、延滞金の割合等の特例が改正され、特例基準割合遅延金特例基準割合、呼称を変えたものと分かりますけれども、その中で平均貸付割合ということで出てくるわけなんですけれども、こちらについて、この平均貸付割合になることによって保険者の取扱いやですね、被保険者への影響はどのようなものがあるか、簡単にご説明いただければと思います。以上、よろしくお願いします。 ○議長(岩間勝栄君) 総務部長。 ◎総務部長(二重作勝君) 今回の条例が遅れた理由でございますが、今回5月7日に政令が公布され、5月25日、議員がおっしゃられるように廃止となりました。その後の実際の手続、ホームページ等に関しましては、5月25日から廃止に伴う措置について窓口でも対応してきたところです。本来であれば5月25日の廃止を受けて、議員がおっしゃるように、その後速やかに手数料条例の改正を行わなければならなかったわけでございますが、今回12月で上程というようなことで、大変遅れたことに関しましてはおわび申し上げます。 しかしながら、手続上に関しましては、窓口等でもこのような番号通知カードが再交付が5月25日廃止というようなことについては、万全の体制で臨んできたところでございます。以上です。 ○議長(岩間勝栄君) 福祉保健部長。 ◎福祉保健部長(関谷公律君) 髙埜議員おっしゃったとおり、今回の改正については呼称の改正ということで、この延滞金に関して平均の市中金融機関の貸出金利を反映させるというものに関しましては本年11月30日に告示が行われております。それにつきましては、元の案は0.5%ということで、現在の延滞金特例基準割合というのは1.5%になると。プラス3月の延滞金の年利については1%を足しまして2.5%、その後1か月後は年利が8.8%ということになります。これに関しましては、現在低金利ということで、直接的には延滞金の計算方法については変更がございませんので、これについては平均のそういった貸出金利の割合によって毎年変動するものになってございますので、計算方法自体の変更はないということでご理解いただきたいと思います。 現状のところ、市中金利が安いという状況ですので、特段保険者、被保険者等の影響はないかと思います。また、一番大事なのは、納期限に完了していただくということが一番大事でございます。そういうことがなければ延滞金ということが発生してきませんので、その辺は今回の説明を通じて改めてお願い申し上げたいと思います。以上でございます。 ○議長(岩間勝栄君) 髙埜栄治君。 ◆4番(髙埜栄治君) それでは、議案第1号なんですが、部長がおっしゃられることも分かります。今回はたまたまですね、通知カードの廃止ということで、これはストップかけてしまうということがあったので問題ないんですが、本来はいわゆる上位法が施行されて、そのまま条例が生きているとなると、これは法令に違反する形になっているわけですね。たまたま今回は、きっと市民に再発行した事例はないと思うんですね。もし再発行していればですよ、手数料を頂かなかったら、今度は条例違反になるわけです。職員が条例違反したことになってしまうようなケースになるわけですね。ですから、そういったことを鑑みてですね、やはりきちっとタイムリーにその条例等の改正というのはですね、するようにお願いしたいなと思うんですが。 ここで、事務経験を請われて岸田市長から、事務の総括役として寺門副市長選任されているわけですけど、担当課からですね、この議案上程の説明をどのように受けて、どのようなご指導したのかお聞かせいただければと思います。 ○議長(岩間勝栄君) 副市長。 ◎副市長(寺門利幸君) 基本的にはですね、私のところに上げてきた段階では、既に条例に出すという段階で相談がございましたので、今後こんなことはないようにということと、それから取扱いについてですね、今議員のご指摘のように、法令あるいは条例等に規定違反がないように、そういう指導をしてございます。以上でございます。 ○議長(岩間勝栄君) 髙埜栄治君。 ◆4番(髙埜栄治君) 今もですね、副市長のほうからございました。やはりきちっとですね、事務手続ですね、できる限りきちっと対応していただきたいと思いますが。 実は、岸田市長、私がですね、議員になって、鉾田市の事務、仕事の進め方等についてですね、再三、いろんな課題がありますよということで指摘し、改善すると市長は言ってくださっているわけですね。それがもう3年経過しているわけですよ。同じようなですね、事務手続、今回はたまたまですね、特別ですね、市民に影響与えるようなことはない改正なんで大丈夫なんですけれども、そのほかではですね、若干先日の追認の件もございますけれども、そういったことがちょっとあり過ぎるのかなというふうに思います。 先日も実は土地改良関係の補助金の件でですね、その補助金要綱を示さず、市民にですね、できなかったと。それで、質問した、私のほうも資料見せていただいているんですが、その条文とか、その見方によってですね、その内容が当然不公平感があって、損害賠償に当たるような内容ものとして捉えることもできたわけですね。そういったことがちょっと多過ぎるかな。それはなぜかというと、基本的に様々な情報が鉾田市の場合公開されていないんですね。本当に、これは担当部局のほうにも、要綱とか法令等変更あったときにはきちっと議会事務局のほうに流してくださいとお願いしているにもかかわらずですね、例規集に載っていないもの……載っていてもですね、改善されないもの、載っていないものは特にですね、要綱集等議会にないんですよ。前も言ったように、本市だけですよ、例規集が議員に配られていない市町村は。職員も例規集を見ていないから、この間みたいな大きな過ちを犯しているわけですよ、この辺についてきちっとですね、進めていただきたい。 本当に皆さん、信用置けないと。鉾田市の行政運営は信用置けないというふうに、市民も声をですね、出している方もいらっしゃるわけですよ。今回議会でタブレットの導入があります。それに合わせてICT化を進めるわけなんですけれど、その中で恐らくですよ、まだ入札等終わっていませんが、電子書籍というのが設けられるんですね。その中に、総務課のほうには私提案していますけれども、国の法令制度、県、本市の例規制度等ですね、そういったものについて、例規や制度について職員も利用できるようにしてですね、書棚に法令、例規、それから制度の改革等があった場合ですね、速やかに電子書棚に入れてもらって、情報をですね、共有して活用するようにということでお願いしてあるわけなんですが、こちらについて積極的に取り組んでいただけますか。これは職員にとってもプラスなはずですよ。担当部署以外のですね、動きについても勉強できます。どうですか、市長、取り組んでいただけますでしょうか。 ○議長(岩間勝栄君) 市長。 ◎市長(岸田一夫君) まずですね、髙埜議員のお話の部分で、職員の資質向上、同じようなことは繰り返すなという言葉かなと。そして、最後の部分につきましては、議長のほうからも、議会改革の部分でICTの部分を取り入れてほしいということで、私のほうも時代にマッチした議会になっていただいて、私たちと一緒にですね、鉾田市民のために頑張りたいなという思いで予算のほうを計上しました。 そういう中で、今最後の部分は、私のほうもですね、今髙埜議員から言われて初めての部分があるんで、それはですね、議長含めまして担当部局とよく話をして、いろんな部分で進めたいと思います。以上です。
    ○議長(岩間勝栄君) 髙埜栄治君、今議案の範囲を超えていますので、注意しておきます。 髙埜栄治君。 ◆4番(髙埜栄治君) 今はその問題点を指摘しているので、ですからその延長上にありますので、逸脱しているものではないと思います。でなければ、こうやって同じ過ちをしているということに対しての指摘ですから、ここら辺について違うとかいったら、いつでするんですか、議長。いつ、ではその指摘をするんですか。改善ができていないから、こう何度も何度も。したくないですよ、こういう指摘は。そういったことです。 ○議長(岩間勝栄君) 暫時休憩します。                午前10時15分休憩                                                        午前10時15分開議 ○議長(岩間勝栄君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 ほかに質疑ありませんか。 亀山 彰君。 ◆6番(亀山彰君) それでは、議案第4号 鉾田・大洗広域事務組合の設立についてお伺いいたします。 こちらの説明書を見ますと、こちらのほう、議会の組織の議員の選挙についてですが、定数が5人、鉾田市3名、大洗町が2名というふうになっております。5人の議会で、非常に人数が少ないなということで、全員協議会でお話ししたらば、県からの指導もあって、なるべく少人数でということで5人を決めたということですが、この5人にする根拠について、いま一度お示しを願いたい。 そして、なおですね、この5人という中で、その中から議長、副議長を1人ずつ、そして監査委員を2人。5人中4人が役付になります。一般議員は1人しかいないと。しかも、鉾田市から1人しかいない。仮に平均になればの話ですが、大洗町から2人、鉾田市から2人役付が出ると、たった1人の平議員ということで、一般質問をやるにしても何にしても、非常にですね、議会の透明性、議会の追及性、議会としてきちんとこのでたらめな行政をただすことが本当に5人でできるのかどうか、チェックができるのかどうか、そこについて執行部はどのように考えているかお伺いいたします。 ○議長(岩間勝栄君) 環境経済部長。 ◎環境経済部長(鈴木賢君) まず、1点目ですけども、5人の根拠、鉾田市3人、大洗町2人という根拠でございます。先日の全員協議会でもご答弁申し上げましたとおり、5人というのは県の指導によるものです。これは行政改革の観点からということであります。その内訳、鉾田市が3人、大洗町が2人とした理由につきましては、議会の議員の定数が18人と12人ということで、それの比率ですとか、そういったものをですね、大体の……その辺りを軸に検討したところでございます。 もう一件、5人では少な過ぎるのではないかというところでございますけども、これについては議会運営には支障がないということで判断してやっているところでございますし、この点については県からも特にコメントはございませんし、大洗町からも特段そういったご指摘はなかったということでございます。 ○議長(岩間勝栄君) 亀山 彰君。 ◆6番(亀山彰君) 行政のスリム化は大歓迎ですし、少なくしていくのは非常にいいとは思いますけども、これは、今現在、部長、大洗、鉾田、水戸環境組合は何名の議員がいるんですか。新たにこの市町村、近隣も統合しております。新たにできた水戸市の、水戸市は単独でやっていますからですが、近隣についてもどのぐらいでやっているのか。5人で十分だというお話は、もちろん5人とも優秀な方々行くでしょうから十分だとは思いますが、それにしても一般議員が1人しかいないというのは果たして、監査の観点で2人監査委員が出て、この議会でも予算審議、予算委員会できた場合に監査委員が抜けておるようなことがあります。実質議長も抜けるとなると、予算審議を2人、副議長と平議員、2人でやるような、鉾田市のルールでやった場合だけの話ですけども、そういう現状になるんですよ。果たしてそれが正常な審議ができるのか。まして、しつこいようですが、なかなか信頼を得られない鉾田市の行政の皆さんの行動に対して、その少ない人数で果たしてしっかりチェックを入れられるのか。市民の代表として入れられるか。私は、私個人的には非常に能力が低いので、非常に不安です、仮に私がそこに選ばれた場合のことを考えれば。その辺についてどのように考えているのか。今の現状からすると、かなりの小規模になるかと思いますので、そこについてお伺いします。 また、鹿行広域事務組合のほうもそうですよね、何名ぐらいで今組織しているのか。ほかとの非常にバランス的な問題も、これからどんどん新しいものができるので、変えていくというのは重々分かりますが、果たして人数を少なくすることによってどういうメリットがあるのか。議員手当幾ら出ていますか。今鉾田市から4名の議員が出ていますが、議会費、大洗町、鉾田市の今現在使う議会費どのぐらいかかっていますか。費用対効果は非常に少ないと思うんですが、仮に人数少なくしてもほとんど変わらないと思うんですが、その辺についてお伺いいたします。 ○議長(岩間勝栄君) 環境経済部長。 ◎環境経済部長(鈴木賢君) まず、現行の大洗、鉾田、水戸環境組合でございますけれども、大洗町が7人、鉾田市が4人、水戸市が4人の合計15人となっております。すみません、近隣のところの人数は、すみません、ちょっと手元に資料がないのであれですが、美野里とかの部分については、それほど今回の提案と差がないような人数で運営していると記憶してございます。 議員ご指摘の点、副議長と平議員だけできちんとした監査ができるのかということでございますけども、これについてはある程度の、何人がいいかという線引きは正直難しいところではありますが、我々としてはこの人数でもやれるということでありますし、近隣の市町村を見てもそれほど少ないという人数でもないですし、県からもそういったことでコメントはないわけでありますので、この人数できちんとやれるというふうに考えてはおります。以上でございます。 ○議長(岩間勝栄君) 亀山 彰君。 ◆6番(亀山彰君) 県がいいからいいという解釈ということで認識させていただきますが、まずですね、部長、それより近隣の調整の話。近隣がどういうふうになっているか。それについては全員協議会でもほかの議員からも質問がありました。今手元に資料がないという、それは逃げ言葉になりませんよ。もう既に全員協議会でも質問されています。それがまた質問されて、分からないと。手元に資料がないと。あまりにも誠意がないんではないですか。我々議会がきちんと精査する。その全員協議会でさえ質問も制限されるんですよ。その中でも質問をしっかり練って、3回の枠で我々も質問させてもらっています、本議会は。それで資料がないと、それで一蹴されてはですね、何のためにこの議会開かれるか非常に分かりません。その辺について、いま一度お伺いいたします。 ○議長(岩間勝栄君) 環境経済部長。 ◎環境経済部長(鈴木賢君) 私の準備不足ということでございますので、申し訳ございません。以上です。 ○議長(岩間勝栄君) 井川倫士君。 ◆5番(井川倫士君) 同じ質問になってしまうので、指摘だけ1点させてもらって、1点ちょっと質問させてもらいたいんですけど、全員協議会で話があったとおり、やっぱり議員の定数はあと1人、最低1人ずつは増やすべきだと思います。ただ、取りあえず最初に立ち上がる事務組合は基本的には予算の審議はあまりなく、条例等の整備等があるので、まだある程度の審議が担保されるとは思いますが、これで予算、決算が本当の意味で本格化していったときはこの人数では不可能だと思います、きちんとした議論をしていくのは。なので、その点は示させていただいた上で、自分の質問をさせていただきます。 今回のですね、すみません、規約案等々には書いてはいないんですが、先日の全員協議会での説明では、この事務組合のほうに出向というか、もしくは別で雇うのかもしれませんけど、職員を3名張りつけるという話がありましたけれども、私としては、これは基本的にまだ準備段階で、そんなに多くのことをやることがないと思うので、現状ではですね、専従が1人で、2名は市からの出向者もしくは兼職ということでやっていくべきだと思うんですけど、そういった職員の張りつけの考え方についてはどうなっているのか教えていただきたいと思います。 ○議長(岩間勝栄君) 環境経済部長。 ◎環境経済部長(鈴木賢君) 全員協議会ご説明したかどうか、すみません、記憶はあれですけども、3名ずつ派遣するということでご説明を多分したかと思っております。その内訳でございますが、1人管理職ということで、事務局長みたいな形ですかね、を置かせていただきます。この事務局長はいわゆる我々鉾田市、大洗町との調整や、議会もありますので議会対応、そういった事務の、または全体のマネジメントみたいなのをやる管理職を1人置くというような予定でございます。 もう一人、総務で1人、これは各種予算管理、財政管理、そういったことをやる者を1人置きます。残りの4人が実際の作業ということですけども、大きく2人ずつ、計画をつくるほうと実際の建物を建てるほうの準備をするので考えております。 計画のほうは、1つは施設の整備の基本計画をつくる人、もう1人が都市計画との絡みを調整するのと、あとは環境省の交付金ですね、その補助金の事務をする職員です。実際の建物を建てる準備のほうでございますけども、1人は用地取得、あとは進入路ですね、そういったものを用地取得、あとは進入路の計画をつくる、そういったことをやるようなのを想定しております。もう一人は調査関係。測量ですとか地質調査とか、あとは生活環境調査、そういったものをやるような事務を考えております。その合計6人でやるということでございます。 議員のご提案の人数だと、ちょっとこれらの事務を処理するのにはしんどいかなと思っています。基本計画みたいなものが今後できてしまえば、その後はこういった事務をやることはないので、その分減らすという選択肢はあろうかと思いますけれども、まずは今ざっと申し上げただけでもこれだけの仕事がありますので、3名ずつ派遣して、合計6名でこの組合を運営するという、職員としては運営をするという形で考えていきたいと思っております。 ○議長(岩間勝栄君) 井川倫士君。 ◆5番(井川倫士君) 部長からは基本計画策定までという話で、一旦の期限がありましたけれども、当市の職員も潤沢にいるわけでは正直ないのは市長もご存じだと思います。先ほどの組合議員の定数を含めて、再度ですね、その辺りは大洗町と協議をして臨んでいただきたいと思いますが、市長、どうですか。 ○議長(岩間勝栄君) 市長。 ◎市長(岸田一夫君) まずですね、鈴木部長が答えたところに、ちょっと私のほうからも一言。 まずですね、このごみ処理施設につきましては、鉾田市にとっては最大の今課題かなと。なぜかというと、潮来市、行方市の部分で10年を費やして解散ということで、また現施設、特にですね、両施設におきましても老朽化が進み、大変な予算を費やしているというところで、私も大洗町の國井町長も、とにかく早く造ろうと。予定は予定であって、それよりも前倒し、前倒しでいこうという気持ちで話しましたところ、やはりですね、先ほど部長が話したとおり、一番最初の部分がウエートを占めているということでございますんで、人数は先ほど言ったとおり3・3というようなことでご理解いただきたいと思います。以上でございます。 ○議長(岩間勝栄君) 井川倫士君。 ◆5番(井川倫士君) 市長の気持ちは、考えは理解できますので、でも、それでもですね、協議をした上で、また進めていただきたいと思います。以上です。 ○議長(岩間勝栄君) 市長。 ◎市長(岸田一夫君) まずですね、これにつきましても私一人でできないんで、國井町長ともですね、お話しする部分があると思います。以上です。 ○議長(岩間勝栄君) ほかに質疑ありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岩間勝栄君) 質疑なしと認めます。 よって、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。議案第1号から議案第4号については、鉾田市議会会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岩間勝栄君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第1号から議案第4号については委員会付託を省略することに決定いたしました。 これより討論に入ります。討論を許します。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岩間勝栄君) 討論なしと認めます。 よって、討論を終結いたします。 これより採決を行います。 議案第1号 鉾田市手数料徴収条例の一部改正について採決いたします。 お諮りいたします。議案第1号を原案のとおり可決することにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岩間勝栄君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第1号は原案のとおり可決することに決定いたしました。 次に、議案第2号 鉾田市後期高齢者医療に関する条例等の一部改正について採決いたします。 お諮りいたします。議案第2号を原案のとおり可決することにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岩間勝栄君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第2号は原案のとおり可決することに決定いたしました。 次に、議案第3号 鉾田市国民健康保険税条例の一部改正について採決いたします。 お諮りいたします。議案第3号を原案のとおり可決することにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岩間勝栄君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第3号は原案のとおり可決することに決定いたしました。 次に、議案第4号 鉾田・大洗広域事務組合の設立について採決いたします。 お諮りいたします。議案第4号を原案のとおり可決することにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岩間勝栄君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第4号は原案のとおり可決することに決定いたしました。 △議案第5号 令和2年度鉾田市一般会計補正予算(第8号) 議案第6号 令和2年度鉾田市国民健康保険特別会計補正予算(第3号) 議案第7号 令和2年度鉾田市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号) 議案第8号 令和2年度鉾田市介護保険特別会計補正予算(第2号) 議案第9号 令和2年度鉾田市農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号) 議案第10号 令和2年度鉾田市水道事業会計補正予算(第2号) 議案第11号 令和2年度鉾田市下水道事業会計補正予算(第2号) ○議長(岩間勝栄君) 日程第3 議案第5号から第11号についてを一括して議題といたします。 それでは、質疑を許します。髙埜栄治君。 ◆4番(髙埜栄治君) 私からは、議案第5号 鉾田市一般会計補正予算(第8号)について2点ほど質問させていただきます。 まず最初に、8ページ、第3表、債務負担行為の補正について質問させていただきます。続いて、37ページ、補助金の観光イベント実行委員会補助金1,617万6,000円の減額補正について質問させていただきます。 まず、1点目なんですけれども、先日ですね、商工会へ行ったところ、償却資産のいわゆる申告の勧奨ということでチラシがございまして、税務課がですね、職員の皆さんが一生懸命取り組んでいる姿が見受けることができて、ああ、よかったなということで、今回ですね、その固定資産税課税資料の作成、地番図修正業務委託ということで、これについても本市の取組は、私は、前からやっていらっしゃって、すばらしいなというふうに思っているんですが、実際にですね、様々な業務内容が入っているのかなと思うんですが、それについて詳しくお聞きしたことがないので、まずその課税資料の作成等業務の内容とですね、地番図修正業務は大体分かりますけれども、どのぐらいのメニューがこの中に組み込まれているのか、予算額と併せてですね、詳細をご説明いただきたいと思います。 ○議長(岩間勝栄君) 総務部長。 ◎総務部長(二重作勝君) 今回債務負担行為をお願いしている件につきましては、固定資産税の土地についてでございます。今回、令和6年度の基準年度の評価替えについて行うものですが、主な内容としましては土地評価業務、それと地番現況図の更新、その大きな2点についてでございます。 それと、今回の業務目的でございますが、土地の適正化、公平化を図るため、根拠のある評価額を導くことを基本に行うものでございます。 金額、限度額4,393万4,000円の内訳でございますが、令和3年度の当初予算にもお示しすることになりますが、令和3年度で1,590万6,000円、令和4年度で1,676万4,000円、令和5年度で1,126万4,000円を想定して、3か年の、期間は令和2年度からになりますが、実際の支出が伴う年度としましては令和3年度から令和5年度というようなことでございます。概要については以上でございます。 ○議長(岩間勝栄君) 髙埜栄治君。 ◆4番(髙埜栄治君) すみません、議長。先ほど1回分漏れちゃっていまして、すみませんです。 再質問のほうに入ります。まず、債務負担行為のほうについてなんですけれども、地番図修正事業がございます。そちらの中でレイヤーを、いわゆる階層をつくればいろいろな事業に使えると思うんですね。地番図作成をしながらもですね。その辺のところを各課でどのぐらい利用頻度があるのかということを確認させていただければと思います。あるいは、どんなことに使っているのかということですね。 それから、37ページのほうなんですけれども、先ほど言い漏れてしまいましたけど、2回分しかないんですが、こちらで減額補正ということで進めていただきました。今回の補正予算の中で団体補助あるいは団体の事業補助についての計上がされていませんでしたけれども、今回このイベント事業補正に当たって、あとほかの補助に当たって負担金審議会は何回ぐらい開催してですね、このコロナ禍の問題をどのように捉えたのか、こちらについてご質問させていただきます。 ○議長(岩間勝栄君) 総務部長。 ◎総務部長(二重作勝君) 先ほどの件でございますが、主に航空測量を基に、議員がおっしゃられるのは、国土交通省の下で使っている地番図ということでございます。 今回の債務負担でしていることにつきましては、主に法務局からの提供されるデータを用いて、修正を更新するのが主な今回の債務負担でございます。議員がおっしゃられる地番図作成のほうは航空測量でやるものですので、またそれとは別扱いとなります。ただ、議員おっしゃられるように、いろんなものに活用しています。防災についてもしかり、いろいろ各課で都市計画図も使っておりますので、当然一番、毎年航空測量のほうは実施しておりますので、利用頻度としては高いものとなっていると思います。以上でございます。 ○議長(岩間勝栄君) 総務部長。 ◎総務部長(二重作勝君) 負担金審議会については、今回開催してはございません。以上です。 ○議長(岩間勝栄君) 髙埜栄治君。 ◆4番(髙埜栄治君) それでは、今航空写真と言いましたけれど、それとセットで地番図は利用しているはずなんですよ。レイヤー、階層をつくれば、例えば太陽光の設置場所を地番に落とすこともできますし、昨年台風で大きな被害出ました。ハウス等のですね、被害状況ということで、その場所の特定したりしましたね。そういったところできちっとですね、今回申請された情報をですね、入れておけば、今後もですね、それを更新すればいいような形になりますし、そのほかもですね、たくさん、例えばセットバックのところですね、あるいは、いわゆる今こちらは減額していないと思うんですけれども、評価額下げていないと思うんですけれども、いわゆる高圧電線の下のですね、その辺のところの評価替えのときのですね、参考資料とか様々な利用方法があると思うんですが、こちらについてですね、もう少しほかの部局とのですね、調整をして、利用を積極的にしていただけるよう何か、何というかね、方策についてやることによってこのお金が有効に活用されたことになるのかなというふうに思うんですが、この辺についてまず1点目。 2点目なんですけれども、負担金審議会を、やはりこれはですね、これからもコロナ禍で、実際に今回のイベント事業については補正減ということなんですが、ほかでも実際にですね、いわゆる事業補助ってやっていて、いわゆるいろんな事業、イベント的なものですね、そういったものを実施していないところもあるわけですよ、団体も。それに対してどのように捉えているかというのは大切なことかと思うんですね。ある団体の長が私に、自分が、うちの団体でも事業をやらないので、補助金今年度その事業分は返還していいんではないかということを担当者に言ったら、何の返事もなかったということなんですね。やはりそれ、団体の長の人は気にしているわけですよ、補助金の在り方について。そういったことをやはり鑑みてですね、ぜひともその負担金審議会でしっかりとですね、こちらの団体補助、あとこれからのコロナ禍の趨勢もありますけれども、やはりしっかりと方向性を示していただきたいと思うんですが、この辺について考え方、市長も含めてお願いしたいんですが。 ○議長(岩間勝栄君) 総務部長。 ◎総務部長(二重作勝君) まず、1点目のデータの活用については、議員おっしゃるように、当然必要なものについては十分把握に努めていきたいと思っております。 2点目について、負担金審議会は開催はしてございませんが、総務課では窓口としまして、各課からヒアリングは毎年実施しております。その中で現在の負担金といいますか、補助金の使われ方がどうかとか、そういったものについては各課からヒアリングを実施してございます。議員がおっしゃられるように、実際第三者的な負担金審議会はしばらくの間開かれてはおりませんので、そういったところは検討課題、実際内部だけで済む問題ではないと思いますので、そのところは検討課題とさせていただきたいと思います。以上です。          〔「特にコロナについての考え方示していただきたい」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岩間勝栄君) 総務部長。 ◎総務部長(二重作勝君) 申し訳ありません。コロナ禍でございますが、今回私どもも市民課、自衛隊の協力会、そういったところについては、そういう中で団体のほうから補助金を今年はお断り、必要ないと、そういったところはございます。中には、会費で賄っていて、あと事業費補助的なものもございます。そういったところでは、やはり補助金として必要なところも出てきておりますので、今回12月で自衛隊の協力会のような補助金を減額はしてございますが、まだ3月定例会もございますし、そういったところでは各補助金等、コロナ禍でどうなのかというのは、今回ヒアリングは実施してございますが、その点については3月の定例会のときにも一部は出していきたいなと思っております。以上です。 ○議長(岩間勝栄君) ほかに質疑ありませんか。水上美智子君。 ◆10番(水上美智子君) 議案第5号 令和2年度鉾田市一般会計補正予算(第8号)について2点お伺いしたいと思います。 まず、41ページ、学びの保障支援事業と、もう一点、安心・安全な学校生活支援事業についてなんですが、前回部長の答弁によりますと、10月末におきましてどちらも人数に達していないという説明がありました。どのような理由が考えられるか、その点をお伺いしたいと思います。 もう一点、49ページ、体育施設遊具環境改善事業(地方創生臨時交付金事業)についてお伺いしたいと思います。この事業は、子どもたちの感染リスクを軽減及び屋外で安全、安心に利用できる遊び場の確保を図るため、旭スポーツセンター、鉾田総合公園、くぬぎの森スポーツ公園に新たな遊具を設置するとありました。そこで、今現在具体的にどのような遊具の設置を検討されているのか。 また、委託料6,400万円とありました。その事業費の内訳についてお伺いしたいと思います。 ○議長(岩間勝栄君) 教育部長。 ◎教育部長(小沼富男君) まず、1点目でございますが、学びの保障支援事業関係で人数がいないということで、実質的には賃金の単価的なものが一番。お金の問題ですね。こういう面で、実際には雇用する人が見つからなかったというのが一番のあれでございます。 あと、学びの保障支援事業と安心・安全な学校生活支援事業ですか、これについてもやっぱりサポーターの人員が確保できなかったということは、あくまでもやっぱりそれなりの人材も今回探してもいなかったということで、今回、今後当初の人数には達しないということで減額をさせていただきました。 あと、遊具ですね。体育施設遊具環境改善事業の中の6,400万円の内訳ということでございますが、これについては工事管理の委託料と実施設計委託料で540万1,000円、そのほか工事費ですね。工事費が補正予算にもありますけども、5,859万9,000円ということで実際に内訳はなってございます。 あと、遊具の種類でございますが、遊具につきましては大きく3種類に分かれます。まず、1歳から3歳までの乳幼児向けの遊具、2つ目として、3歳から6歳までの幼児向けの遊具と、3つ目で6歳から12歳までの児童向けの遊具を一応今回予定はしています。今回の事業では、既存遊具が13種類の撤去、処分も含まれております。その部分を含めた予算の中で各施設ともに可能な限り多くの種類の遊具を設置していきたいと考えております。以上でございます。 ○議長(岩間勝栄君) 水上美智子君。 ◆10番(水上美智子君) まずは、学びの保障支援事業と安心・安全な学校生活支援事業についてお伺いします。 今部長の答弁ですと、賃金ですか、それが安いというか、そういうのも理由の一つであるということと、また人材を探していたけども、なかなか見つからなかったと。このやはり事業はですね、やっぱりコロナ禍の中で大変やっぱり、大変必要な事業だと私も思っておりますので、その探し方がやはりどのような探し方をしたのか。探したから今現在足らないというのは、やはりちょっと答弁的に厳しいのかなと思いますし、これから、今現在人数が達していないということでありますので、今後執行部としては具体的な対策をどのように考えているか、そこをお伺いしたいと思います。 また、遊具の件に関しましては、私、事業費の内訳と言いましたけども、それはきちんとこちらに載っておりますので分かりますが、もっとこの3地区にやっぱり、遊び場って結構鉾田市内でもたくさんあると思います。そこに、やはり3か所に絞って、これ各地区1か所ずつ絞ったと理解しております。3か所に絞った中で、今きちんと年齢別に分けて遊具を考えているということでありますが、そこは理解しました。 特に私、どうしても旭スポーツセンターとか鉾田総合公園、なかなかちょっとそちらに出向いていないので、くぬぎの森スポーツ公園のことしかちょっと分からなかったんですけども、そこに遊びに行きますと、大変古い、今設置してある遊具も厳しい状況で、大分こう、何か遊びづらいなということを考えられましたので、新しい今回遊具ということが載っておりましたので、この古い、現在ある、既存のある遊具はどのように考えているのかなということも1点ありましたので、そこは今答弁の中で、きちんと撤去または古い遊具も含めた予算が入っているということの説明がありましたので、そちらは理解いたしました。 やはりこの6,400万円、いろいろ金額的にも本当に高い金額ではありますけども、この3地区にきちんと子どもたちに向けた遊具を設置していただきたい、そういう思いで具体的にこの内容を知りたいと思って説明を求めましたので、そこは理解いたしました。 それでは、最初のページ数、41ページのほうで具体的な対策をどのように考えているのか、そこをしっかりとお伺いしたいと思います。お願いいたします。 ○議長(岩間勝栄君) 教育部長。 ◎教育部長(小沼富男君) 具体的な対策ということでございますが、まずホームページとかですね、学校からのチラシなどを出していただいて、再度ですね、一応候補者を見つけていきたいと考えております。以上でございます。 ○議長(岩間勝栄君) 水上美智子君。 ◆10番(水上美智子君) 実際、本当にコロナ禍にあって、学校の先生方、ただでさえも大変だと思います。そういう中でこの本当にサポート員、そしてその支援員の方が本当に学校を全体で安心・安全な環境づくりということをやっていくのに、これは大変重要な事業だと思います。しっかりと対応していただきたいということを伝えたいと思います。どうぞ、担当の方は大変だと思いますけど、この事業が成功できるようによろしくお願いいたします。 ○議長(岩間勝栄君) 高野 衛君。 ◆18番(高野衛君) 議案第5号 一般会計補正予算について質問させていただきます。 まず、29ページ、生活保護扶助費で医療費扶助費で4,500万円の増額ということで、コロナ禍の中でやはり失業したりとか、生活が困窮する方も増えているかというふうには思うんですが、申請者そのものが増えているということで医療費の扶助費の増額ということなのか、その辺をお伺いいたします。 31ページ、感染症対策事業でPCR検査委託料678万2,000円ということになっておりますが、過日の説明の中では、高齢者、そして基礎疾患のある方に、基礎疾患があって、希望者の方にPCR検査を実施をするというようなことで、たしか3,000円の負担で検査ができるというような説明であったかというふうに思います。高齢者というのは65歳以上の方を指すのかというのが1点と、検査までの手続なんですが、そういう対象になる方が希望される方は受付窓口はどこになるのか。市の健康増進課なのか、あるいは保健所なのか、あるいは市内の病院のほうで受付をすればいいのか、その辺をお伺いしたい。 それと、33ページのほうの農林水産業費のほうで持続的農業確立推進事業、農業用廃プラスチックの対策協議会への負担金、市の負担金として5,107万9,000円ということで、かなり多額の負担金が増額となっております。当初予算よりも、過日の説明だと、台風などの影響で、その場合無料で受け入れて処理をするということで負担金が増えたということなんですが、それだけの、春の台風だけの影響でこんなにも増額になっているのかというのをお伺いしたい。 その下段で畜産業費、CSFのワクチン接種の負担金3,040万円ということで、かなりの金額も増額になっておりますが、当初よりも多かったという説明でありましたが、今年度が初年度としてワクチンの接種もいよいよ始まったというふうに思うんですが、これは市内の豚の頭数というのは把握できていないでですね、これだけの見積りの狂いが生じたのか、その点お伺いいたします。 ○議長(岩間勝栄君) 福祉事務所長。 ◎福祉事務所長(菅谷美祐君) 生活保護の医療扶助費ですか、こちらの伸びにつきましてご答弁申し上げます。 医療費の扶助の増額につきましては、前年度と比較しますと入院におきましても100件ほど、外来におきましても200件ほどの増加が見込まれますので、増額をお願いするところでございます。以上でございます。 ○議長(岩間勝栄君) 福祉保健部長。 ◎福祉保健部長(関谷公律君) それでは、今回のPCR検査、高齢者及び基礎疾患のある方のPCR検査の件につきまして、提案説明でも詳しくちょっとご説明申し上げましたが、これちょっと大事なことですので、改めましてもう一回ちょっと詳細ご説明申し上げたいと思います。 まずですね、高齢者については65歳以上の方でございます。それと基礎疾患のある方、ここで申し上げます基礎疾患というのは、慢性閉塞性肺疾患、慢性腎臓病、糖尿病、高血圧及び心血管疾患の方、この方が一応対象になるということです。この方に関しては年齢に制限がないということでございます。 この事務手続でございますが、一応提案説明の中でも申し上げましたように、一応委託先、本市独自での検査体制というのは持っていないということで、委託先は茨城県総合健診協会を予定してございます。それと、そのキャパがですね、1日90件、月曜日から土曜日ということで、1週間にできるのが450件でございます。今のところ、この茨城県総合健診協会を利用するのが15自治体ぐらいということでございます。そうなりますと、1週間の割当てが鉾田市の場合30件程度ということでございます。週1回30件程度でございます。したがいまして、その曜日の割り振り等につきましては、1月からスタートですが、詳細はその希望するといいますか、茨城県総合健診協会を利用する団体の調整ということになりますので、具体的に何曜日というのは今の段階では申し上げられませんが、1週間に1回ということでございます。 それで、仮にですね、例えば水曜日が鉾田市の番になった場合は、取りあえず金曜日までに健康増進課のほうへ電話で予約をしていただきたいなと考えてございます。それで、その後、一応唾液でのPCR検査ということですので、検体採取用のキットをその方のところへ郵送します。それで、収集日、先ほど申し上げた、仮に水曜日でしたら、水曜日の朝の10時ぐらいまでに健康増進課に届けていただくというような事務手続をしてまいりたいと思います。その段階で料金を徴収させていただくというふうに考えてございます。 それと、あくまでもですね、対象は無症状ということでございます。無症状で何か不安がある、ひょっとしたら感染されているのではないかということで、無症状であるということが前提でございます。既に何らかの症状があるという方に関しましては、これは今までどおり保健所に相談する。あるいは、今回拡大しました医療機関ですね、医療機関でも検査医療機関ということで鉾田市でも11医療機関ほど手を挙げているというお話を聞いています。これはなかなか病院の都合で、公表をしていないところもありますので、それは申し上げられませんが、そういったところ、取りあえずかかりつけ医に相談していけば、検査してもらう医療機関教えていただけるようなシステムになってございますので、まず具合が悪い場合は医療機関に相談していただくということが大前提でございます。そこで医師の判断でPCR検査が行われれば、保険診療で無料で、本人の自己負担なしで検査ができるということでございますので、市が実施するものに関しましては、あくまでも無症状であってちょっと不安、そういった方が対象になるということはくれぐれもよろしくお願いしたいなと思います。 それと、全体で申し上げますと、今回約400件程度の予算を計上させていただきました。そうしますと、1週間30件でございますので、これは興味本位でやられるということは控えていただきたいと思ってございます。あくまでも、どこかに出かけて感染したんではないかというようなちょっと不安がある方、そういった方にやっていただきたいなと思ってございます。あくまでもPCR検査はその時点での結果です。そこで陰性になったとしても、その後感染する可能性もございますので、そういった、本当に不安だというときに利用していただきたいなと思ってございます。原則全体で400件ということですので、お一人様1回ということで制限はさせていただきたいと考えてございます。そういったことに関しまして、1月号の広報紙でPRしていきたいと考えてございます。 あわせまして、事業実施要綱についても既に案を作成しまして、市長まで決裁をいただいてございます。それをこの予算成立後から施行という形で準備をさせていただいているところでございます。以上でございます。 ○議長(岩間勝栄君) 環境経済部長。 ◎環境経済部長(鈴木賢君) まず、持続的農業確立推進事業の廃プラスチックの予算増の理由でございますけども、議員ご指摘のとおり、春、4月の大風でかなり被害が被覆を中心にありましたので、その分の無料回収の分があるのと、もう一つは、茨城町にあります県の園芸リサイクルセンター、こちらの塩化ビニールのほうの回収を無料で去年まで実施しておったんですけれども、今年有料になりました。かなり高い値段で受入れをしているということもありましたので、その分が市のほうで実施している回収のほうに回ってきたと、こういった事情でこれだけの予算額というふうになってございます。 もう一点、CSFワクチンのほうですけども、これについては頭数ということですけども、鹿行の家畜保健衛生所のほうで頭数のほうをある程度見越して、こちらにこのくらい予算を確保しておいてくれというふうな話で協議をしているんですけども、ちょっとそれがですね、なかなか、ちょっと合わなかったというような状況でございます。以上です。 ○議長(岩間勝栄君) 高野 衛君。 ◆18番(高野衛君) 最初に質問した生活保護費のほうの医療扶助費ですけども、保護の申請が増えての増額ということなのかということをお聞きしたかったので、不足が見込まれるというのは分かったんですが、保護の申請が増えての増額というようなことなのか、性質、その点をお願いいたします。 ○議長(岩間勝栄君) 福祉事務所長。 ◎福祉事務所長(菅谷美祐君) 大変申し訳ございませんでした。保護の数というのは570程度で維持しておりますので、増加したから医療費が増えたということではございます。以上でございます。 ○議長(岩間勝栄君) 高野 衛君。 ◆18番(高野衛君) それとですね、CSFワクチン接種のほうですけども、県の家畜保健所との頭数が合わなかったということなんですけど、これは1回接種ですか、それとも2回接種というような実施の予算なのか、その点。 それと、この負担はですね、国、県、市とそれぞれ負担額があるかと思うんですけど、その割合というのはどの割合、金額はどのくらいなのか、その点もお尋ねしておきます。 ○議長(岩間勝栄君) 環境経済部長。 ◎環境経済部長(鈴木賢君) このワクチンの打ち方ですけども、子どもを産む母豚については半年に1回打ちます。生まれた子については、これも半年に1回ということなんですが、大体半年で出荷しちゃうので、基本的には1回打って出荷するという形になるかと思います。 そのワクチンの手数料ということですけども、これは県が設定しております。茨城県で340円なんですけども、県が20円出しまして、市が20円出して、実質養豚業者の負担は300円というような状況でございます。 ○議長(岩間勝栄君) ほかに質疑ありませんか。井川倫士君。 ◆5番(井川倫士君) すみません。議案第5号について2点の質問と、第8号について1点の質問、確認というか、があるんですけれども。 その前に、済みません、3点ほど。もう先輩議員が質問されているので、指摘だけちょっとさせていただきたいのが、まず33ページ、今し方ありました持続的農業の件の廃プラなんですが、これはやっぱり農家の方たちから話を聞いていると、相当な負担になっているので、市の補助等が出ているのは大変ありがたいんですが、先日の一般質問で話をさせていただいたとおり、川上の部分の法改正も含めて国のほうに要望等していかないと、今後大変なことになっていくと思いますので、それは部長も含め市長、陣頭指揮を執っていただいて、やっていただければと思います。 次に、35ページにあります学生応援のプレゼントというか、食料品の補助なんですけど、これも先輩議員が先日一般質問されていたように、もう一度やることもぜひ検討していただければと思います。 次に、41ページにあります、これも同じ議員の方が先ほど質問されていた学びの保障支援事業であったり、安心・安全な学校生活支援事業の件なんですが、人が集まらなかったというのは事実でしようがない部分があるんですけれども、私の認識としては、広くこれですね、周知できていると思っていません。例えば、広報紙を使ったりですとか、もしくはその他の部署と連携して募集をかけているような状況がないと思います。学校の先生たち、特に消毒の衛生面に関しては大変な負担になっていると聞いていますので、ぜひともですね、再度ですね、教育委員会の中だけで終わるという話ではなくて、広くこの人員募集の周知を図ってください。よその地域ではボランティアの方で確保できているような自治体もあるんですよ。鉾田市でそういう人がいないわけないではないですか、普通に考えて。お願いします。 では、すみません。質問に移りたいんですけども、21ページと51ページ、ちょっと併せてご質問したいんですが、21ページの最下段にあります事業、公共施設感染症予防対策事業と、別の課になって恐縮なんですけれども、51ページの教育費の中の学校等保健特別対策事業なんですけど、同じような衛生対策事業で、ちょっと2本に分かれていること、自分も見過ごして恐縮なんですけど、片方は減額、片方は増額となっています。これ、一本化できないんですかね、そもそも。 ということと、そもそもこれ増額するのはまだというか、見込みよりも使っていることはいいんですけど、これ、減額、21ページのほうは減額が2,900万円となっているんですけども、これは入札差金が出ているということなのか、備品を買えなかったからなのか、その辺りを教えてもらいたいんですね。というのは、今後これまだ続くわけですよね、コロナの状況は。そう考えれば、これこそむしろ余った予算ですけど、だからもう少し買わせてもらいたいんだということで議員のほうに言えば、買うことを認めるような状況だと思うんですよ。特に今一旦ですね、備品は値段が下がっていました。ただ、一部はもう値上がりしてきています、既に。遅くなっちゃうんですよ、そうすると。なので、この21ページの減額については入札差金なのか、単純に仕入れがしなかった、もしくは予定よりも数を使わなかったんで買わなかった。ちょっとこの減額の理由について確認したいと思います。 次に、35ページなんですけれども、中小企業等支援事業についてなんですが、こちらは増額、減額あって、実績値で当然やられているとは思うんですけれども、特にですね、分かりやすい例で言うと、28の出前・テイクアウト推進事業補助金、こちらはですね、ちょっと、せっかくやっていただいた事業で大変恐縮なんですけれども、ちょっとやっぱり実施時期が悪かったということがあって、大体飲食店に人が戻ってきてくれて、お客様がいるのでテイクアウトに従事できないという状況もあったから、これ思った以上に伸びなかったとは、使い勝手の部分もあったと思うんですけれども、これ減額して、もう今後これ使えなくなってしまうという考え方なんですかね。というのが、いよいよまた感染が第3波ということで全国的に流行してきています。そうすると、再度募集をかけるとか、もしくは2回目の事業を実施するとか、そういったことだって検討していかなきゃいけないようなタイミングになっているわけですね。ただ、どうしても予算計上上は今回減額するしかなかったと思うんですけれども、その点についてちょっと確認させてください。 次に、議案第8号なんですけれども、こちら介護保険の特別会計補正予算になっておりまして、分かりやすいのはこちらだと思うんで。提案議案のこの一覧表ですね、こちらの理由を見ていくと、第8号についてはですね、補正の主な内容として、利用者の増に伴うということでのことと、あと特にちょっと自分は目を引いて気になっているのが、補正の主な内容はということ、その後の要支援者申請の増に伴うということがありまして、この理由はどういうことなのか。単なる被保険者の増なのか、それとも、これ基本的には多分、要支援者なんで、要支援1、2の方が増えたということなのか、ちょっとその辺りの分析をされているのか。当該年度のことなので、分析がまだ実施できていないということもあるかもしれませんけれども、ちょっと気になったもので、確認させていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。 ○議長(岩間勝栄君) 10分間休憩します。                午前11時11分休憩                                                        午前11時22分開議 ○議長(岩間勝栄君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 政策企画部長。 ◎政策企画部長(岡崎正元君) 1点目の21ページと51ページの感染症対策の備品購入のご質問だと思いますが、こちら一本化できないかというご質問ですけども、まず行政施設と学校施設というくくりで分けさせていただいておりまして、なおかつ交付金事業という性質がございましたので、一本化ということはできないものと考えております。 それと、備品で21ページの感染症予防のほうの備品のほう、こちらの減額の理由でございますけども、予定どおり空気清浄機とサーモグラフィーのほうを、空気清浄機で184台、サーモグラフィーで9台購入させていただきまして、入札の差金がそのまま減額ということになりますので、よろしくお願いしたいと思います。 ○議長(岩間勝栄君) 環境経済部長。 ◎環境経済部長(鈴木賢君) 続きまして、出前・テイクアウト事業の補助金についてご答弁申し上げます。 議員ご指摘のとおりですね、この事業についてはちょっとタイミングは確かにあまりよくないと言ったらあれですが、一番事業者が困っている時期よりちょっと後に補助金が出てしまった格好でありましたので、事業者の中には、今はちょっとお客さん戻ってきているから、今後に備えて申請ちょっと待っておこうかなというような方がいらっしゃって、その間にこの事業のエントリー期間が終わってしまったと、そういったような状況があったことは我々も認識しております。 今後こういったことがあれば、やるかどうかということですけども、これはお金が絡んでくる話なので、ちょっと内々で検討は当然してはいますけども、ちょっと財源の裏づけがないような状態ではありますので、その辺はよく財政部局とも相談しながらかなというふうに思っております。以上です。 ○議長(岩間勝栄君) 福祉保健部長。 ◎福祉保健部長(関谷公律君) それでは、給付金の伸びの分析ということについてご答弁申し上げたいと思います。 まず、単純にですね、給付費が増えた要因としては、利用者が増えたということでございますが、具体的な数値をちょっと申し上げたいと思います。 まず、地域密着型サービスでございます。これは地域密着型通所介護、小規模多機能居宅介護、介護小規模多機能型居宅介護、それぞれですね、月平均でならしますと5名程度、月当たりで5名程度の利用者が増えているということでございます。 続きまして、施設型サービス給付費につきましては、特養、特別養護老人ホームでは月当たりで15名程度、老健施設、介護老人保健施設では12名程度、これは月平均にならすとそのぐらい増えているという状況でございます。 これは、増えた要因分析しているかということでございますが、これは単純にどうしてかということはなかなか難しいところでございますが、やはり毎年ですね、75歳を超える後期高齢者に移行する方、この方が鉾田市の場合は毎年100人ぐらいずつ増えているという状況があります。そういった点で、やはり介護状態になる方、そういった母数が増えてきているということは、これはあるのかなと思ってございます。 それと、介護計画につきましては、3か年計画は今年最後ということでございます。これまでですね、平成30年度、令和元年度につきましては、計画見込額、給付費ですね、の見込額は毎年1億2,000~3,000万円程度、下方、下振れで来ていたんですが、令和元年度の計画見込額、令和2年度においては、このままの状態で残り半年推移するとすれば、約1億4,000万円ほど上振れするというようなことになってございます。当然第8期計画の中ではこういった状況を踏まえまして、保険料算定等も今進めているところでございます。この3か年の間でそういった下振れ分の基金を積み立てておりましたので、不足分については、今年度については最終的には基金等で処理をしてまいりたいと考えてございます。以上でございます。 ○議長(岩間勝栄君) 井川倫士君。 ◆5番(井川倫士君) まず、1つ目の公共施設の衛生対策ですけれども、ちょっとすみません、自分の理解不足で大変申し訳ない、こちらは基本的に備品購入というよりは機材購入だということの理解なんだと思うんですけれども、今後ですね、機材購入なので、数分だけ調達すれば入札差金に減額というのは理解できますのであれなんですが、余った予算をですね、議会に本当に説明した上で、衛生用の消毒薬であったり、そういったものを買っておくというのも手としてはあると思いますので、今後の予算編成について協議していただければと思います。 次に、出前・テイクアウト事業の減額の状況なんですけれども、先ほどの部長の答弁で理解はできるんですが、そしてまたがんばる商店支援事業はですね、商工観光課の方たちの努力によってかなりの数伸びているので、当然なかなか2回目やるという、こちら、もともとの事業を2回目やるということではなくて、そちらに充当するべきだという判断があったとは理解しているんですけれども、今後ですね、また国のほうのコロナの3次補正もあったりとかということで、またお金が自治体のほうにも出てくる可能性もありますから、内部の中でですね、どの事業を優先的にやるべきなのかというのを考えていただいて、適時また再度の実施等も検討していただければと思います。 最後なんですけれども、8号議案なんです。最後の8号議案の質問についてなんですけれども、どうしてもですね、こちらの増額、介護に関する増額の金額が、施設介護サービス給付費で1億円を超える増額ということで、かなり、ちょっと自分はびっくりしたんですね。今まで多分こういうことなかったと思うんです、同じような1億円単位の増額ということは。ただ、内訳を聞いていくと、施設の利用者が月で15名、12名ということで、それぞれ思ったほど人数が増えているわけではないけれども、積算していくとどうしてもこのぐらいの金額が増えるという、そこは安心できたんですが、今後ですね、やっぱりどうしても2025年問題を踏まえつつ、そして先日の新聞報道ではケアマネージャーの協議会が自主的に設立されたということで、大変ありがたいことですし、喜ばしいことですから、そちらにもですね、むしろ行政が関わらせてもらえるように申入れをしてですね、ぜひとも今後の介護の事業の在り方、そして財政運営についても協議していただければと思います。 最後になんですけど、すみません、私ちょっと質問失念していまして、33ページの持続的農業の件なんですけど、すみません、質問をしようと思っていた件忘れてしまったのでちょっと申し訳ないですが、もう一度質問させていただきたいんですが、こちらの事業は市の負担はこちらは見えてくるんですけれども、その他の事業者の負担の状況というのはどのようになっているでしょうか。 ○議長(岩間勝栄君) 環境経済部長。 ◎環境経済部長(鈴木賢君) 例を出して言えば塩ビですね。塩ビについては農家、いわゆる排出者の負担が……すみません。ごめんなさい。全体でまず59円かかります。そのうち排出者であります農家の負担が25円、市の負担が32円、県の負担が2円、こういう分担でございます。ポリにつきましては、全体で、ちょっと端数があって申し訳ないですが、66.94円かかるところを農家の負担が33円、市が25.14円、県が8.8円、これは処理経費プラス運搬費も込みの全額でございますけども、そういった内訳でやっております。以上です。 ○議長(岩間勝栄君) 井川倫士君。 ◆5番(井川倫士君) ちょっと自分の実は理解と違っていて、私事業者の方も負担しているというふうに聞いていたんですけど、それはないという理解でよろしいですかね。 ○議長(岩間勝栄君) 環境経済部長。 ◎環境経済部長(鈴木賢君) 事業者はまだ出していないです。農家の負担は当然あります。 ○議長(岩間勝栄君) 井川倫士君。 ◆5番(井川倫士君) 農家の負担の中で事業者からさらに負担してもらっている分というのはあるということなんですかね。私、すみません、聞いているのは、JAのほうは負担を出していると聞いていたんですけど、私の理解は間違っているということですか。 ○議長(岩間勝栄君) 環境経済部長。 ◎環境経済部長(鈴木賢君) ちょっと負担のあれはよく分からないですけど、この農家の排出、塩ビでしたら25円及びポリでしたら33円分については農家の全部負担ということなので、ここを、例えば農協とかで幾らか補助しているとかという話はちょっと聞いたことはないです。 ○議長(岩間勝栄君) ほかに質疑ありませんか。亀山 彰君。
    ◆6番(亀山彰君) 鉾田市一般会計補正予算(第8号)の37ページ、統合小学校通学路整備事業についてお伺いいたします。これは同僚議員が質問をしていた人道橋の件なのかなというふうに思っております。残念ながら前回否決になった案件の、ここに出てきたのかなと思うんですが、非常に子どもたちの通学路の安全確保についてですね、学校のためにですね、予算を割いていただいて、非常にありがたいというふうに考えております。 その中で今回設計の委託料という形、2,700万円計上されています。これは総額的にですね、どのぐらいの工事費を予定しているのか。また、工期について、開校に間に合うような形でやっているかについてお伺いいたします。 それと併せてですね、通常であれば第6跨線橋、第7跨線橋が非常に狭いというところで、この計画が上がったと思います。人道道については、過去にこの近くの場所にあったものを解体もしております。維持費がどのぐらいかかって、どれだけで解体したのか。そして、何よりですね、第6、第7跨線橋、これの拡張を考えなかったのかと。本来地域住民の生活道路になっていますから、私もこの話を同僚議員から聞いたときにすぐ現地を見に行きました。確かに細い道路であります。危険性もあります。それなのに、この第6、第7をですね、拡張して、またこれに続く207号線や1121号線、これを拡張すれば、地域住民の皆様も非常に生活道路として、そして子どもたちの安全も確保できると思うんですが、その辺のことを協議して、この学校できることについて何年も前に決まっているわけですから、急にこの人道橋の話が湧いたということに非常になぜかなと。本来こんな、子どもしか歩けない専用道路を造るよりですね、きちんとした道路を設けるべきだと思うんですね。特に大洋地区は南北には基幹道路がありまして、それに伴う東西の道路が非常に少ない。広い道路が少なくて、非常に困っているというお話をよく聞いております。それに併せて、拡張を併せてやれば、より一層安全に、そして地域住民の方も便利に使えると思うんですが、その辺の検討したかどうかについてもお伺いいたします。 ○議長(岩間勝栄君) 教育部長。 ◎教育部長(小沼富男君) まず、1点目の人道橋の経費というようなことでございますが、これにつきましては工事では約1億円程度というようなお話を伺ってございます。 あと、2点目の工期でございますが、工期につきましては令和4年の3月。ですから、4月の開校に向けて間に合うようなスケジュールで行っていきたいと考えております。 3点目なんですが、解体したときのそういう根拠でございますが、解体については、40年以上過ぎていることということで老朽化していたということで、修理して使うのは困難というような状況で撤去したという話を聞いてございます。 あと、拡張の件でございますが、拡張については跨線橋の構造上の問題があって拡張できないというお話も伺ってございます。 あと、そのほかにもルート検討とか検討はしましたが、当然費用的な面とか、そういうものを検討した結果、現在の大洋小学校の東側にその歩道橋、人道橋ですか、これを造ったほうがいいだろうということになって、今現在進めているところでございます。以上です。 ○議長(岩間勝栄君) 建設部長。 ◎建設部長(中根衛君) 今の中で道路の拡幅の件とかあるわけでございますけども、大洋地区は以前に改良事業をあんまり進めてなかったような経過があったようでございます。そういう中で、今亀山議員おっしゃるとおり狭い道路が多いということで、跨線橋も当然それに合った跨線橋になって、狭いというような状況がございます。 そういう中で、今後通学路の問題もございます。そういう通学路の問題も含めまして拡幅が必要とか、歩道を設置して改良事業が必要とか、そういうものが明らかになれば、よく検討してまいりたいというふうに考えておるところでございます。以上です。 ○議長(岩間勝栄君) 亀山 彰君。 ◆6番(亀山彰君) 本来であれば、学校をここに造ると決まった時点でそういった拡幅のお話もありますし、今跨線橋は拡張できないと、構造上できないと教育部長おっしゃいましたけども、大体が通学路の整備に対して教育委員会がやっていることさえ私はおかしいのかなと。本来であれば建設部局でしっかり調査して造るのが当然なのかなと思いますし、これは跨線橋の隣に、今6号、7号の跨線橋のすぐわきに構造上増築できないんであれば、同じように人道橋を造ればいいんではないですか。そこに歩道をつけてやればいいんではないですか。素人はそういうふうに考えるんですが、それは、そういう検討はしなかったですか。そこについてお伺いします。 ○議長(岩間勝栄君) 教育部長。 ◎教育部長(小沼富男君) その件につきましても検討はしました。ただし、道路の幅員と、あとその延長が長くなるのでコストが変わってしまうということで、その方向については断念したということでございます。以上です。 ○議長(岩間勝栄君) 亀山 彰君。 ◆6番(亀山彰君) もちろんね、それは全然、かかるのは当然だと思うんですが、これは教育部局だけで急に造るという話が始まったからそういうことになるんではないですかね。本来であれば、学校ができる時点で全庁上げて、子どもたちの安全はどうなのか、それこそ建設用地選定のときにですね、その辺も協議が出ていたはずなんですよ。旭地区が今用地の検討もしていますが、それでも出ているのご存じですよね。当然そういったことも協議して場所は決めると思うんですが、それに対して一切なくて、急に造ると。まさに思いつきで跨線橋も造っていると。 先ほど、1億円程度でこの事業は終わると。これはほかの工事みたいに用地買収がもっと高かったとか、工事費が値上がったということで、これ1億円が3億円とか4億円かかる話になってしまうのかどうかが一番心配なんですよね。3億円もかかるんだったら、道路を拡張し、橋を架け直したほうがいいと思いますし、年度をまたいででもどんどん広げていったほうが生活道路として十分使えるわけですから、申し訳ないんですが、そこを非常に心配しているんですよ。ぱっと思いつきで、俺が造ってやるからって造った、私が造ってやるから造った跨線橋に対して、果たして将来的に鉾田市にとって、鉾田市で安心、安全に暮らせる子どもたちにとって大切になるかどうか心配なので、その価格の問題、そこについてきちんと入って……何ですかね、維持費は別にいいですよ、今回新築で造るのに1億円程度の予算で本当にできるのかどうか、そこについてお伺いいたします。 ○議長(岩間勝栄君) 教育部長。 ◎教育部長(小沼富男君) その金額につきましても、今回ですね、この調査費の予算を出させてもらいました。これによって設計をして、そのような実際の価格を算定していきますので、若干の変動はあるかと思いますが、おおむね実際の今の現状のあれでは、工事費については1億円程度、あとそのほかにもろもろのあれが、調査費とか、あと設計とか来ますけども、実質的に今現在ではその設計が終わってみないと分かりません。ですから、この予算を通してもらって、早急に設計をして着工していきたいと思います。以上です。          〔「もっと聞こえるように。何か聞こえないな」「私もちょっと聞こえ            なかった。最後のところ、もう一回お願いします」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岩間勝栄君) 教育部長。 ◎教育部長(小沼富男君) 今後ですね、この補正予算をですね、一応承認していただきまして、その設計をして、実際のかかる金額をはじいていきたいと思います。以上です。 ○議長(岩間勝栄君) ほかに質疑ありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岩間勝栄君) 質疑なしと認めます。 よって、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。議案第5号から第11号については、鉾田市議会会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岩間勝栄君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第5号から第11号については委員会付託を省略することに決定いたしました。 これより討論に入ります。討論を許します。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岩間勝栄君) 討論なしと認めます。 よって、討論を終結いたします。 これより採決を行います。 議案第5号 令和2年度鉾田市一般会計補正予算(第8号)についてを採決いたします。 お諮りいたします。議案第5号を原案のとおり可決することにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岩間勝栄君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第5号は原案のとおり可決することに決定いたしました。 次に、議案第6号 令和2年度鉾田市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)についてを採決いたします。 お諮りいたします。議案第6号を原案のとおり可決することにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岩間勝栄君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第6号は原案のとおり可決することに決定いたしました。 次に、議案第7号 令和2年度鉾田市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)についてを採決いたします。 お諮りいたします。議案第7号を原案のとおり可決することにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岩間勝栄君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第7号は原案のとおり可決することに決定いたしました。 次に、議案第8号 令和2年度鉾田市介護保険特別会計補正予算(第2号)についてを採決いたします。 お諮りいたします。議案第8号を原案のとおり可決することにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岩間勝栄君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第8号は原案のとおり可決することに決定いたしました。 次に、議案第9号 令和2年度鉾田市農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)についてを採決いたします。 お諮りいたします。議案第9号を原案のとおり可決することにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岩間勝栄君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第9号は原案のとおり可決することに決定いたしました。 次に、議案第10号 令和2年度鉾田市水道事業会計補正予算(第2号)についてを採決いたします。 お諮りいたします。議案第10号を原案のとおり可決することにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岩間勝栄君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第10号は原案のとおり可決することに決定いたしました。 次に、議案第11号 令和2年度鉾田市下水道事業会計補正予算(第2号)についてを採決いたします。 お諮りいたします。議案第11号を原案のとおり可決することにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岩間勝栄君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第11号は原案のとおり可決することに決定いたしました。 △議案第12号 鉾田市教育委員会委員の任命について 議案第13号 鉾田市固定資産評価審査委員会委員の選任について 議案第14号 鉾田市固定資産評価審査委員会委員の選任について 議案第15号 鉾田市固定資産評価審査委員会委員の選任について 議案第16号 人権擁護委員の推薦について ○議長(岩間勝栄君) 日程第4 議案第12号から第16号についてを議題といたします。 それでは、質疑を許します。髙埜栄治君。 ◆4番(髙埜栄治君) 私のほうは、議案第13号から15号 鉾田市固定資産評価審査委員会委員の選任について質問させていただきます。 こちらのですね、委員の選任、地方税法に基づくものなんですけれども、今ですね、事務局もなかなか人いないんで、専任職員は置いていないと思うんですが、一般行政職員が兼務していると思うんですけど、どこの部署にまず置いていらっしゃるのか。 それから、固定資産評価審査のですね、委員会委員の選定の基準を設けていらっしゃるかどうかと。 さらにはですね、委員にはですね、どの程度の例規集あるいは法令、評価基準を含めた審査情報をですね、提供されているのか。 それから、市内のですね、普通の委員としてですね、他の自治体では委員として市内の固定資産関係の各種手続等で利害関係のない不動産鑑定あるいは建築、法曹関係、税務会計、行政の各分野から選ぶケースが多いと思うんですけれども、それから近年のですね、固定資産の評価ですね、そういったことについて、動向についても専門性の高い方を選んでいるとは思いますけれども、本市においてはどのような形で選任されているのか。当然人事案件ですので、市長が適任者を選んでいらっしゃるということがありますんで、その人事に対する質問ではございませんので、そういった内容についてご質問させていただきました。以上です。 ○議長(岩間勝栄君) 総務部長。 ◎総務部長(二重作勝君) まず、1点目でございます。1点目は総務課でございます。 2点目の選定の基準でございますが、これは議員おっしゃるように、地方税法の中で設置、選任等のことが書いてございますので、それに見合う、満たされている方というようなことでございます。 あと、3番の委員に対しての審査情報とか、そういったものに関しても、当然のことながら、委員になってどのような業務を行っていくか、そういったものについては当然やってございます。 あと、本市の選任でございますが、今回については3人、いずれも3名とも地方公務員出身の方を選んでございます。以上でございます。 ○議長(岩間勝栄君) 髙埜栄治君。 ◆4番(髙埜栄治君) 今回はお名前拝見されたこと、優秀な皆さんで、行政経験豊かな方を選ばれたということだと思うんですけれども、評価替えのときはですね、特に審査の申し出がたくさんあって、実質的には裁判のような形でですね、書類審査はいいとしてもですね、口頭のですね、審査等ございます。そういった中でやはりそれなりの的確なですね、対処するには、相当のですね、能力等が必要なのかなということで、そういった方を選んでいるということ分かりました。 それでですね、今回私一般質問で女性の活躍の場を求めていたわけですね。そうした中で今回3人枠があったわけなんですが、お一人も女性委員が選任されてございません。評価基準等があるわけなので、ほかの委員ですと女性の視点という言葉をよく使いますけれども、今回についてはその女性の法令、例規に対する解釈、判断能力の有効性、女性もそういったことは優秀なんで、できるんですよということを示すいい委員会なのかなということで思っております。そういった意味でですね、今回どういうわけでですね、その女性の活躍の場を設けなかったのかお聞きします。 ○議長(岩間勝栄君) 総務部長。 ◎総務部長(二重作勝君) 選任に当たりましては、男女分け隔てなく候補として上げさせていただきました。その中で結果的にこの3人になったということがございまして、男性だからどうのこうのではなくて、男女分け隔てなく候補者に当たった中で、結果的には男性3名になったというようなことでございます。以上です。 ○議長(岩間勝栄君) 髙埜栄治君。 ◆4番(髙埜栄治君) 部長の言うのは分かりますけど、そうすると本当に女性の適任者はいなかったかというのは逆にですね、問われるところになってしまうわけですよね。私は、たくさんいらっしゃるのかなというふうに思っています。 現在も、教育委員会でもですね、今石﨑教育長はじめですね、教育委員さんも女性。ですから、2なの女性が活躍されておりますし、農業委員会においてもですね、これは農業会議でもですね、ぜひとも女性委員を置くようにということで、それに基づいて本市でも市長が推薦してですね、委員がなっております。他の自治体でもクォーター制とか、あるいは女性委員枠をなるべく置くようにということで、考え方、自治体もあるわけなのですけれども、今後ですね、行政委員会等、これは選挙管理委員会なんかも含めてですけれども、やはり女性の活躍する場というのはですね、どんどん設けていかなければいけない。一般行政職でも管理職がほとんどいないような本市ですから、やはりせめてもですね、まずそちらからの改革を求めたいと思いますが、市長、いかがでしょうか。 ○議長(岩間勝栄君) 市長。 ◎市長(岸田一夫君) まずですね、先ほど部長が申したとおり、私たちが女性を否定するわけではありません。そういう結果で今回は3名になったということで、先般の一般質問におきましてもですね、やはりどんどん、どんどん男女共同参画という部分で言われておりますんで、今までと違った状況が生まれる方向になると思います。以上です。 ○議長(岩間勝栄君) ほかに質疑ありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岩間勝栄君) 質疑なしと認めます。 よって、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。議案第12号から第16号については、鉾田市議会会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岩間勝栄君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第12号から第16号については委員会付託を省略することに決定いたしました。 これより討論に入ります。討論を許します。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岩間勝栄君) 討論なしと認めます。 よって、討論を終結いたします。 これより採決を行います。 議案第12号 鉾田市教育委員会委員の任命について採決いたします。 お諮りいたします。議案第12号について、山口正雄君を同意することにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岩間勝栄君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第12号は同意することに決定いたしました。 次に、議案第13号 鉾田市固定資産評価審査委員会委員の選任について採決いたします。 お諮りいたします。議案第13号について、郡司良治君を同意することにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岩間勝栄君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第13号は同意することに決定いたしました。 次に、議案第14号 鉾田市固定資産評価審査委員会委員の選任について採決いたします。 お諮りいたします。議案第14号について、才川一弘君を同意することにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岩間勝栄君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第14号は同意することに決定いたしました。 次に、議案第15号 鉾田市固定資産評価審査委員会委員の選任について採決いたします。 お諮りいたします。議案第15号について、菅谷卓司君を同意することにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岩間勝栄君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第15号は同意することに決定いたしました。 次に、議案第16号 人権擁護委員の推薦について採決いたします。 お諮りいたします。議案第16号について、菅谷ちよ君を適任とすることにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岩間勝栄君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第16号は適任とすることに決定いたしました。 午後1時まで休憩します。                午前11時56分休憩                                                        午後 1時00分開議 ○議長(岩間勝栄君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 △議案第17号 令和2年度鉾田市一般会計補正予算(第9号) ○議長(岩間勝栄君) 日程第5 議案第17号 令和2年度鉾田市一般会計補正予算(第9号)を議題といたします。 それでは、質疑を許します。米川宗司君。 ◆14番(米川宗司君) まず、教育長にお伺いをしたいと思います。 この社会教育複合施設整備事業については、まず少ない予算で最大の効果を出すという基本理念の下にスタートしたわけでございますが、いろいろ紆余曲折の中、補正を組んでやるというふうな事態になったわけでございます。そういう中において、一旦は議案を取り下げてやったわけですけれども、今回このように17号の補正予算に組み入れたことの心境についてまず伺いたいと思います。 ○議長(岩間勝栄君) 教育長。 ◎教育長(石﨑千惠子君) まず、当初予算の見積りが甘かったこと、大きな補正予算、附帯決議あったにもかかわらず適切な時期に全員協議会等で説明をしなかったことについて深くおわび申し上げたいと思います。しかし、今後このようなことがないように十分調査、検討、協議をしながら、組織として機能を発揮していきたいと考えております。 ただ、この社会教育複合施設につきましては、鉾田市の文化伝統の継承、それから適応指導教室、そしてことばの教室等、特別に配慮を要する子どもたちへの指導、そして昨年度非常に盛り上がりましたスポーツクライミング、これを活用してのまちおこしというところで非常に意義ある事業だと考えております。どうか議員の皆様方には、これまで4回の全員協議会でもるる説明させていただきましたが、この説明の意図を酌み取っていただきまして、今回のこの議案についてご理解、ご協力のほどよろしくお願いいたします。以上でございます。 ○議長(岩間勝栄君) 米川宗司君。 ◆14番(米川宗司君) 先ほども教育長が申し上げたように、全員協議会で4回も説明を私ども受けたわけでございます。その説明を受けた中におきましても、大分大きな声で叱咤をされたという状況にもございます。また、激励の言葉もあったかと思います。そういう中で、叱咤激励の中で非常に、どの方向へ進んでいくのかなということも、市民の見方というものは注目度あるのかなというふうにも思っております。 そういう中で、この4回の説明をしたということで、十分に説明はですね、同じことも何回も説明をされ、また説明の下手な部分もありましたので、変に誤解をされたという経緯もございます。そういう中で、ぜひとも私どもは、この施設というものは誰もがやはり必要性を感じているわけです。ですから、この予算の範囲でできればですね、やっていただければと、そういうふうに思うわけです。 工事が進んでいる。90%とかと言われる中でありますけれども、この工事が進んでいるから今回のこの17号の議案を認めざるを得ないだろうという議員がいるとかという話もございますが、そういうことについては教育長としてどういうふうに受け止めておりますか。 ○議長(岩間勝栄君) 教育長。 ◎教育長(石﨑千惠子君) 私どもといたしましては、この4回の全員協議会の中の説明でご理解いただいた議員も多数いると考えております。工事が進んでいるから仕方なくというのではなくて、私どもの職員も日夜誠心誠意資料を尽くしてご説明させていただいたつもりでございます。当然不十分なところもあろうかとは思いますが、私としてはご理解いただけるものと思っております。以上でございます。 ○議長(岩間勝栄君) 米川宗司君。 ◆14番(米川宗司君) 市長にも伺いたいと思います。 この執行部と議会、そして議員は共々いろいろな議論の起こす立場でございます。いいも悪いも、そして新たな提案もするという、そういう議論の場所であるわけです。そういうところで、この17号ばかりではございませんけれども、賛成あるいは反対というのが、これは常につきものでありますし、その結果によっては執行部と議会がいつも対立するというような状況にもございます。 そういう中で、議員も賛成する、反対する中におきまして、議員の忖度とかいろいろあるわけです。また、さらには、賛成をすれば、反対をすれば市長との一蓮托生であろうということまでうかがわれる状況にあるわけですが、そういうことにつきまして市長としてはどのように思っているかお伺いをしたいと思います。 ○議長(岩間勝栄君) 市長。 ◎市長(岸田一夫君) まずですね、私も選挙をして市長となった。そして、ここにおられます18名の議員の皆様方も選挙を通じまして選ばれた方ということで、私につきましても皆様方とともにですね、鉾田市発展のために、鉾田市民のために頑張ると、これは目的は同じだと思います。 その中で、忖度とかいろんな部分で、一蓮托生とか、そういう分は私はないと思います。それはなぜなら、皆様方もその一つ一つの問題に対して自分の考え、またいろんなものを鑑みながら判断しているのかなと思うんで、忖度とか一蓮托生は私はないと思います。ただ一つ、思うは鉾田市のため、鉾田市民のためには同じということです。以上です。 ○議長(岩間勝栄君) 米川宗司君。 ◆14番(米川宗司君) 最後にお願いです。質問ではございません。今ね、教育長、市長から力強いお言葉、そして力強い考え方を伺ったわけですけれども、そのようなことをまさに表に出してね、いろんなことをやっていただきたく願っているところでございます。終わります。 ○議長(岩間勝栄君) ほかに質疑ありませんか。髙埜栄治君。 ◆4番(髙埜栄治君) 私からも1つ質問させていただきます。 今回のですね、この社会教育複合施設整備事業ですけれども、いろいろ今先輩議員からもありましたようにですね、紆余曲折を経てですね、補正予算として出されました。 この施設なんですけれども、当初の目的は何かちぐはぐな……文化財の展示だけなのかなと。あとはスポーツクライミング、あるいは指導教室的なものですね、そういったもののちぐはぐな複合施設というふうに捉えていたわけですけれども、全員協議会等でですね、説明を受ける中で、徐々にですね、その目的がしっかりしてこられたんではないかなと。すばらしい施設を目指したものになるんではないかなというふうに考えております。 こういった議会の提案などを受け入れていただいたおかげでですね、その行政サービスのですね、先進的な施設になり得ると私は思っているわけなんですけれども、そうした中でもやはり学校跡地の利用についても、これも先進的なものになるかなと。 その2つの面でですね、いい形に推進できればなというふうに考えているんですが、しかしながらですね、先輩議員からも様々な疑義が生まれてしまいました。これは先ほど教育長からですね、いろいろおわびというか、いろんな反省点など出していただきましたけれども、確かにそういった部分もあるのかなと。私もまだまだ危惧するところがございまして、今ですね、今回の工事等ではですね、利用教室の改修とか、それから水回りの改修等々ですね、そういった事業に特化しているのかなと思うんですが、心配なのは、耐力度がですね、どの程度あるのかなというところですね。コンクリートの部位の劣化などを考えるとですね、まだその説明不足のところがあるのかなと思うんですが、この耐力度についてですね、もう一度ですね、現在の段階でですね、本当に多くの方たちがここを見学、学習する場として大丈夫なのかどうかですね、もう一度ご説明いただければと思います。 ○議長(岩間勝栄君) 教育部長。 ◎教育部長(小沼富男君) 耐力度につきましては、大丈夫かというご質問ですが、正確な数値的な調査はしておりませんが、設計士の言う話では大丈夫だろうということで、数字的なものは出ていません。以上でございます。 ○議長(岩間勝栄君) 髙埜栄治君。 ◆4番(髙埜栄治君) 部長ですね、やはり本当に多くの人が利用する場なので、ここではですね、きちっとやはり予算計上の段階でですね、説明していただけるようなものにしていただかないと、やはりまた新たな疑義が生まれるようなことになってしまいます。しっかりとですね、考えて、その調査等ですね、それは担当部署、公共施設等のですね、個別計画を立てて、一体的にやるべきものなので、これについては財政当局の担当者ともですね、協議の上、やはり早急にですね、チェックしていただきたいと思います。 それで、その関連でですね、今ですね、この改修後、この施設をですね、どのぐらいの期間利用しようとしているのか。また、まだ公共施設等の個別計画ができていない段階では分からないかもしれませんけれども、どのぐらいのやはり改修の、利用期間に当たってですね、機会というんですかね、そういったことが可能というか、やっぱり改修をしなければいけなくなるようなものがあるのかなと思うんですね。水回りとか、そういった新しい分は大丈夫かなと思うんですが、そのほか危惧されるもの等ですね、そういったものがあれば、この際ですね、ご説明いただければと思います。 ○議長(岩間勝栄君) 教育部長。 ◎教育部長(小沼富男君) 実質的にですね、使える期間ということでございますが、ほぼ今回の補正予算で改修工事をした場合には、主な部分は……          〔「聞こえない」と呼ぶ者あり〕 ◎教育部長(小沼富男君) 主な部分はほとんど改修をするということですので、20年以上は使える状態になるであろうということで私たちは想定しています。以上です。 ○議長(岩間勝栄君) 髙埜栄治君。 ◆4番(髙埜栄治君) 部長から今、20年以上はということなんですが、やはりこちらについても今後のですね、この利用、管理計画等も策定されるのかなと思うんですね。委員会も立ち上げていらっしゃることですし、やはりしっかりとですね、先ほどの耐力度等も含めてですね、今年度中にですね、議会のほうに示していただきたくお願いします。よろしくお願いいたします。以上です。 ○議長(岩間勝栄君) ほかに質疑ありませんか。亀山 彰君。 ◆6番(亀山彰君) 私のほうからも。本当にこれは市民の待ち望む、皆さんが大切な事業で、必要性があるということは十分私も理解しております。しっかり進めていただきたいということも思いますが、あまりにも疑念が生じることが多々起きております。改めて7点質問させていただきます。 まず1点目、担当者が当たり前にこの徳宿小学校を使えるように使用するのにはですね、総額で今現在出ているとおり、工事費だけで2億円ぐらいかかると。これを分かった時期、私どものヒアリングでも聞いておりますが、改めて担当者レベルではいつ把握したのか。 2点目、同じように、そのことが市長はじめ副市長、教育長、教育部長、皆さんが把握した時期を改めてお伺いいたします。 3点目、遺跡発掘品等茨城県の教育財団に鉾田市の財産を預かっていただいております。こちらの返還期限等はあるのかにお伺いいたします。 また、追加工事、前回まで出ていた約7,000万円の追加工事の必要性を認識しながら、入札をなぜ強行したのか。本来であればきちんと議会に説明して、追加がはっきり分かりました。本来であればもう担当者レベルでは、今までのヒアリングの中では、昨年の今頃にははっきり金額まで出ていたはずですが、それを新しい教育部長の下ですね、分かって、なぜ入札を強行したのかについて伺います。 5点目、9月8日に議案を取り下げた理由についてもお伺いいたします。 そして、10月29日、同じ案件を議会に提出して、それが否決をされました、議決後、庁内また工事現場の対応をどのようにしたかお伺いいたします。 7点目、1回目の追加工事は大半が管工事でありました。今回いろいろ工事をまとめて、建築工事が半分以上進めているのかなというふうに想像できますが、今回2回目の約1億3,000万円、この追加工事は建築工事として一発で、1本で出すのか、それとも管工事、建築工事と分けて発注を計画しているのか。また、耐火設備も別枠でやるわけですから、その辺ですね、どういう、金額はもちろん入札前ですので言えないと思いますが、どのような発注体系を考えているのか。非常に当初から、もともと2億円かかるものを議会に説明では6,000万円と、使えるようになりますよ説明したことからですね、非常ないろんな疑惑が出ております。まして、9月の議会ではパソコンの購入でもいろんな疑念が出ております。これをしっかりですね、明らかにして、誰の潔白かは分かりませんが、不正はないきちんとした手続でやるということを証明しなければ、なかなか事業推進に頑張れというようなことは言えませんので、はっきり分かるようにですね、きちんと説明をお願いしたいと思います。 ○議長(岩間勝栄君) 教育部長。 ◎教育部長(小沼富男君) 1点目のですね、2億円かかると分かったときの時期なんですけども、これについては私7月1日に異動してきまして、その後ですね、分かりましたのが7月の下旬頃ですね、話は聞いてございます。 あと、2点目の……          〔「1点目は担当者」と呼ぶ者あり〕 ◎教育部長(小沼富男君) いや、1点目は担当者ですね。2億円ということが分かったときはですね、これは予算編成時ですね、令和元年の11月頃、そのような概算の見積もりを取ってございました。 2点目は、私がさっき言ったとおり、7月の下旬頃です。 3点目の大体の返還期限につきましては、来年の夏を予定してございます。 あと、4点目でございますが、7,000万円の追加入札を行った理由でございますが、あくまでも工事につきましては年度内に終えて、あとあけぼの館とか、そういったものの移設も終了できるように早く工事を終わらせたいという意味で入札を行ったものでございます。 あと、5点目で、取り下げた理由でございますが、あくまでも金額が大きくなってしまったことで、実際に全員協議会もやらずに議会のほうにかけてしまったということで、丁寧な説明ができていなかったということもありまして一旦議案を取り下げたものでございます。 あと、6点目で、否決したにもかかわらず工事を行っていたということの件につきましては、これにつきましてもこちらでも調査しましたけれども、業者さんの瑕疵もないということで、工事を停止するあれがなかったということで、停止はかけなかったということでございます。          〔「聞こえていないよ、大きい声でやらなきゃ」と呼ぶ者あり〕 ◎教育部長(小沼富男君) あと、今後のですね、入札の発注でございますが、発注につきましては、先ほど亀山議員からお話がございました、分割するのか、そのままで発注するのか。一応今現時点では一般競争入札ということで、工種につきましては審査会と協議をしまして決めていきたいと思います。以上です。          〔「1本で出すのか」と呼ぶ者あり〕 ◎教育部長(小沼富男君) 今のところ1本で考えてございますが、これも審議会のほうに諮ってですね、決めていきたいと思います。以上です。          〔「入札審査委員長はどういうふうに思ったのか。1回目のとき答            弁漏れしているから、それ。教育長とか市長は、いつ頃追加案            件があったか、ちゃんと銘々に答えてもらわないと、これだけ            議員からも指摘されているわけですから、入札は最終的に市長、            副市長、入札審議会の委員長は副市長ですから、副市長はどの            ように発注を考えているのか。担当課長は随契なんて話もした            んだ。ちゃんとそこは明確にしてください」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岩間勝栄君) 副市長。 ◎副市長(寺門利幸君) 最後の入札の話でよろしいですか。追加工事につきましては、詳細についてはまだ現課から上がってございませんので、基本的には原則論で言えば一般競争入札になりますけども、具体的にどういう形かについてはこれからというふうに理解しています。上がってきた段階でですね、適正な判断をしたいというふうに思っております。以上です。          〔「2億円についての分かった時期、もう少しちゃんと3人とも答            えてください。自分たちが把握している部分」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岩間勝栄君) 教育長。 ◎教育長(石﨑千惠子君) 正式に追加、特に下水道関係のお金が追加で必要だと分かったのは8月でございます。8月下旬かと思います。議会に補正を出したいというところの相談でございました。 ○議長(岩間勝栄君) 副市長。 ◎副市長(寺門利幸君) 基本的に議案を出すタイミングで伺ってございますんで、8月下旬というふうに理解しております。以上です。 ○議長(岩間勝栄君) 市長。 ◎市長(岸田一夫君) 日にちのほうははっきりは言えませんけど、8月のお盆上がりの部分かなと思って。末です。以上です。 ○議長(岩間勝栄君) 亀山 彰君。 ◆6番(亀山彰君) 担当者は11月で既に2億円かかると。当たり前に使えるようになるように、鉾田市民の身の丈に合ったように使えるようにするためには2億円かかるというような把握をしていて、執行部の皆さん、市長はじめ副市長、教育長は8月下旬まで、6,000万円で説明してあったものは2億円本当はかかるということを知らなかったというご答弁だと思うんですが、これ、分かんなかったとなると組織的に非常におかしな話になりますよね。本当に正常に機能しているんですか。正式にという教育長からの答弁がありましたけども、正式にということは、もともといろいろ知っていたけども、そうしたのか。そもそもですね、昨年11月に予算要求の時期に、11月で2億円工事が必要だというものをなぜ6,000万円でリニューアルできるという工事を出したのか。ここに一番の最大の、皆さん疑問があるわけですよ。当初予算できちんとこのぐらいかかりますと言われれば何でもない話だと思うんですよね。まして、有利な起債ができるという時期でありますから、国のほうでやるんであれば、ぜひきっちり造ったほうがいいというふうになると思うんですが、なぜ2億円かかる……工事費だけですよ。事業費ではないですからね。事業費加えると3億円以上かかるわけですから、3億円できかなくなっちゃいますね、それなのになぜこれを6,000万円にした、これが最大の疑惑なわけですよ。担当、議会の所管の委員会が調査したときには、7,000万円の工事も随意契約で考えていますと。          〔「誰が言ってるの、それ」と呼ぶ者あり〕 ◆6番(亀山彰君) これはちゃんと委員会に出ていますし、その後議会でも、間違いましたという変更の言葉がありましたけども、その言葉を聞いて、本当に間違ったのかって普通思いますか。2億円かかるのを分かっていて、6,000万円で議会に説明して、その後所属委員会には、6,000万円の工事に対して7,000万円の工事は随意契約でやらせますと。非常に、最初に受注した業者が、6,000万円が1億3,000万円、最終的には2億円という受注を取るような構図を書いてこういうことが起きたんではないかなというふうに疑うのが普通だと思います。そこをしっかりですね、潔白を証明していただかないと、何らかの、誰かに有益なことをさせるためにこんなことをやったのか。子どもが考えても分かると思うんですよ。2億円かかるのを3分の1の値段で、それを、ああ、分かった、しようがねえなって、そんな過程ないと思いますよ。そこをしっかりですね、説明いただかないと。 次に、教育財団から返却期限が。それは出来上がるから来年8月と約束していると思うんですが、もともとあったんですか。いつまでに返却してくれと県から命令があったのか、指示があったのか。そういう指示があった日付があれば教えていただきたい。 追加工事の必要性を、皆さん8月、途中で替わった教育部長、7月に来て、7月の下旬に分かったと。これ、どう考えても、部長さん方4名の7月の人事異動もいろんなことを     するのに、……失礼しました、取り消します。いろんなことをですね、隠すために4人部長の異動をしたのかなと普通考えますよ、市長。新しく来た部長も分からない。7月になってから分かったと。それなのに入札は強行する。しかも、我々議会に追加が必要だということを、はっきり追加工事が必要だと説明したのは入札が終わった翌日ですから、落札業者が決まってから我々議会に全員協議会で説明しているわけです。入札は終わったけど、終わった次の日、業者が決定してから追加工事が7,000万円必要だということも知っているんです。非常に悪質だと思うんですよね。本来倍の工事費が必要だとなれば、事前に議会に説明して、このぐらいかかりますよと。でも、もうやらなくちゃいけないという話を説明するのが本来なのに、なぜ落札業者が決まるまで議会に説明しなかったのか。この2点目が非常に問題だと思うんですよね。なぜか、こうやって隠蔽をしているのか。議会にしっかり説明できない理由が何かあったんですか。自分の心の中に何か闇があったんですか、市長。 挙げ句に、議会でも紛糾して、質問連発、皆さん紛糾した中、議案を取り下げている中でも落札した業者に、8月の末に落札して、9月の8日には追加予算を取り下げているんですよ、皆さん、執行部は。工事なんか進んでいるわけないではないですか。8月の27日に落札業者が決まったら、3日以内に契約ですから、9月の上旬、1日、2日には契約しているでしょう。代理人出したり何だり、いろんな書類の手続程度ぐらいしか9月8日には進んでいないはずですよ。その時点できちんと、議会に説明するまであと1か月ぐらい工事ストップしてくれという話を業者に話をすれば何でもないはずですよ。まして、落札業者と市長は全く面識ないんですか。市長が一言、待ってくれと言えば、面識ある人であれば、ああ、分かった、1か月ぐらい待つよという話になると思うんですよ。そういうこともせず、議案を取り下げることをした上で、工事だけどんどん進め、進めと。3月末の工期であるのに、11月末には90%終わりますよと。大体発注段階で、そんなに早く終わる工事をなぜ3月まで長い工期を持っているか、そこだって疑問ですよ。当初から3月までに2億円の工事をやらせるために工期を長く取っているんではないかと疑われてもおかしくないんではないですか。しっかりですね、今日は全員協議会ではありませんから、議会ですから、中継でも流れています、ライブで皆さん見ています、傍聴者もいます、はっきり皆さんに分かるように、なぜこのようなことをしたのかはっきり答弁をお願いしたいと思います。 ○議長(岩間勝栄君) 教育部長。 ◎教育部長(小沼富男君) まず、なぜこのようなことになったのかということでございますが、これにつきましては、全員協議会でもお話をしたと思いますが、あくまでも当初の概算見積もりでは……          〔「聞こえないんだよ」と呼ぶ者あり〕 ◎教育部長(小沼富男君) 概算見積もりでは2億円ほどかかるということで見積書は出ておりました。ただし、実際にその中でも使えるものがあるであろうということで、精査しまして、給排水設備なんかは、もう5年間使っておりませんでしたが、使えるということで、そういう予算を取りあえず除いて、実際に積算されたものが7,000万円程度の当初の工事費でございます。当然閉校になってから5年間という期間で、このようにそういった設備関係が老朽化したということが実際に一番の原因かと私は思ってございます。 あと、もう一つ、茨城県への返還でございますが、これについてはちょっと手元に資料ございませんので、後でご報告させていただきます。          〔何事か呼ぶ者あり〕 ◎教育部長(小沼富男君) 失礼いたしました。返還期限でございますが、令和元年度に教育財団から連絡がありまして、当初令和元年に鉾田市で返却していただく旨の話があったということで、教育財団でも他自治体の発掘資料が来るため、早めに持っていっていただきたいという話がございました。以上です。施設ができれば、その時点で早めに持っていってほしいということでございます。以上でございます。 失礼しました。工期の面でございますが、これにつきましては来年の3月までの工期ということでこれは定めてございます。これについては……          〔「それは分かっている。11月までに終わっちゃうと」と呼ぶ者あり〕 ◎教育部長(小沼富男君) 失礼しました。工期に関しましては、工事内容から5か月程度を見込みましたが、新型コロナウイルスの影響により、令和2年5月7日付で国土交通省所管事業の執行における円滑な発注及び施工体制の確保に向けた具体的対策についてが発信されており、その中で余裕期間制度を原則活用すると。なお、当分の間、余裕期間は契約ごとに原則6か月を超えない範囲で設定できるものとするとされていることから、感染症対策物資調達に2か月ぐらいの余裕期間を設け、年度内まで工期の設定を行ったものでございます。以上でございます。          〔「まだ漏れてるよ。なぜ説明しなかったか、入札のときに。落札            業者が決まってから説明した理由。なぜ議会に説明しなかった            のか、理由を聞いていますよ。あと、4部長交代は、認定のた            めに4部長を交代したんですか。はっきりそこも答えてくださ            い」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岩間勝栄君) 教育部長。 ◎教育部長(小沼富男君) 答弁漏れ済みません。議会への説明でございますが、これにつきましては実質的に教育委員会のほうで説明の場を設けることがですね、これが期間的になかったもんですから、そういうあれになってしまいました。以上です。          〔「そういうあれって、どういうあれだ」と呼ぶ者あり〕
    ◎教育部長(小沼富男君) 実際に……          〔「3回しか質問できないんだから、ちゃんと答えてください」と            呼ぶ者あり〕 ○議長(岩間勝栄君) 暫時休憩します。                午後 1時37分休憩                                                        午後 1時37分開議 ○議長(岩間勝栄君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 教育部長。 ◎教育部長(小沼富男君) 取りあえず説明できなかった理由なんですけども、その説明できなかったものですから、改めて議会に提出はしたんですけども、事前にそれを取り下げて、改めて全員協議会を開いてもらって説明するということになったわけでございます。          〔「議会が拒否した」「なぜ、はっきり、もう一回言い直ししてちゃ            んと。何言ってるのか分かんない。議会は拒否したの」「よく分            かるように説明してくれよ。聞こえない」「時系列、日付入れて            ちゃんとしゃべってよ」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岩間勝栄君) 暫時休憩します。                午後 1時38分休憩                                                        午後 1時38分開議 ○議長(岩間勝栄君) 10分間休憩します。                午後 1時39分休憩                                                        午後 1時49分開議 ○議長(岩間勝栄君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 教育部長。 ◎教育部長(小沼富男君) それではですね、時系列で申し上げさせていただきます。 まずですね、入札会議が8月の27日にございました。これが終了しまして、契約が9月の1日ということで、この間には、その次に定例会が始まりますので、その間には議会を招集するあれがありませんでしたので、当然9月の定例会が始まって、実際にそのときにですね、実際に議員さんのほうに説明することができませんでしたので、実際に一旦議案を取り下げるというような流れになったものでございます。それで、9月の23日に厚生文教常任委員会のほうにご説明して、全員協議会でお話ししたのは10月の19日というような流れで全員協議会のほうに説明した状況でございます。以上です。          〔「時系列。俺聞いているのはそんな、時系列は、それは分かって            聞いた。自分で体験しているんだから。そんなことじゃなくて、            何で、27日に業者が確定したのに、確定してから議会に説明を            したんだ、議案上げたんだという話をしてんの。本来であれば、            分かった時点で議会に説明すればいいでしょう、倍以上の追加            工事なんだから。それを業者が落札するまで。落札してから、            なぜ28日に説明しているのか、そこを追及、言っているわけで            す。隠す必要ないじゃないですか。そんな時系列だったら、自            分がその場にいるんだから、分かっていますよ。市民の皆さん            はっきりこれで分かったでしょうけど、なぜに……議長、よろ            しいですか。質問じゃなくて、ちょっと答弁漏れが」と呼ぶ者            あり〕 ○議長(岩間勝栄君) 亀山 彰君。 ◆6番(亀山彰君) 私が聞いているのは、これ答弁漏れだから、質問ではないですから。私が聞いてるのは、もう一回言いますからね、なぜ8月27日に、入札やっていますよね、今説明のとおり、落札業者が決まってから議会に説明するんですかって。本来皆さん、市長はじめみんな分かっているわけでしょう、ここの時点で。追加が倍以上かかるよと。そしたら、そこでちゃんと、倍以上かかるからと説明すればいいではないですか。それを議会にずっと説明しないまま、落札が決まってから議案を上程して、追加7,000万円かかりますよって。普通だったら、仮に私が家を建てる。工務店さんにお願いした。リフォームですね。6,000万円でリフォームを発注した。何社か相見積りを取って、見積り業者を決めた。決めて、決めてから今度、いや、6,000万円でできないんで、7,000万円の追加工事もかかりますからと業者から来たら、部長、怒らないですか。6,000万円で発注しているのに、いや、実はもっと追加が出ますから、このリフォームは1億3,000万円でないとできませんよと言われて納得しますか。挙げ句の果て、今回6,000万円。また1億3,000万円追加なんで、2億円なんですよ。6,000万円の工事で発注したのに、使えるようにするためには2億円かかります、あと1億3,000万円追加がないとできませんと言われて、納得してお金を払うんですか。まして……これは次の質問になっちゃうから。これはちゃんと答弁漏れですからね。答弁漏れだから、きちんとそこを説明してくださいよ。だったらば、入札分かった時点で一回止めて、議会にも説明して、1億3,000万円で入札かければいいじゃないですか。なぜ業者が決まるまでほっておいたんですか。8月の上旬にも、工事入札、この入札出ます、案内出しています。案内出したって、落札日の前日、今では8月27日ですから、26日の段階で入札中止はできますから、なぜそれをやらなかった、ここが一番の最大の疑問なわけですよ。 この2点、なぜ3月のときに、2億円かかる工事を6,000万円と偽って議会に説明したのか。また、落札業者が決まってから追加工事を出したのか。これをちゃんと説明してくださいよというのは2回目の質問ですから、それを答えてくださいよ、きちんと。だから、時系列でと言ったのは、分かりやすく時系列で説明してくれと言いましたけど、ここですから。全体の話ではありませんので、お願いします。 ○議長(岩間勝栄君) 暫時休憩します。                午後 1時54分休憩                                                        午後 2時00分開議 ○議長(岩間勝栄君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 教育部長。 ◎教育部長(小沼富男君) それでは、先ほどの質問でございます1点目ですね、2億円のものが7,000万円程度に下がった理由でございますが、これにつきましては、先ほどもお話ししましたが、使えるものは使うというようなことで、給排水設備が実際には開けてみたらば使えないような状態になっていたというようなことで、見積りが当初甘かったというような状況でございます。 あと、2点目ですね、入札後に業者が決まってからの説明につきましては、本来であれば、本当に分かったときに、議員がおっしゃるとおりに、全員協議会で説明すべきでございました。これにつきましては、事務局側で忘れてしまったというような状況でございます。以上でございます。          〔「いつもかも忘れちゃっているな」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岩間勝栄君) 教育長。 ◎教育長(石﨑千惠子君) 先ほど亀山議員のほうから、昨年の11月に2億円の見積りがあったのではないかというお話でございます。担当に確認したところ、全部きれいに直してということで、そういう見積りはもらったということでございます。ただ、それは、その中から、やはり先ほども何回も申し上げていますように、使えるものは使って……          〔「それはあんまり言うと……」と呼ぶ者あり〕 ◎教育長(石﨑千惠子君) というところで精査をした結果、今回水道のところが、それは見誤りだと思っております。 市長の名誉のために申し上げますが、市長についてはこのような2億円の見積りがあったというようなことは一切知らせておりませんし、知らないと私は承知しております。以上でございます。          〔「教育長の責任だよ」「見誤ったら、追加して、また払うんでしょ            う」と呼ぶ者あり〕          〔何事か呼ぶ者あり〕          〔「工事を進めさせた理由はまだ答えていないでしょう。落札後、            議会が否決になっても何しても全部、取り下げても工事を進め            たでしょうよ。その理由、何で進めさせたか、それは答えても            らって」と呼ぶ者あり〕          〔何事か呼ぶ者あり〕 ○議長(岩間勝栄君) 亀山 彰君。 ◆6番(亀山彰君) 時間が非常に。3回目の質問させていただきます。 使えるものは使えるというご答弁、教育長も丁寧にしていただきました。教育長はたしかお住まいは徳宿、小学校も徳宿小学校出身ですよね。徳宿小学校は、使えるものは使えと言いますが、当初から男女共同トイレではないですか。それを知らなかったんですか、教育長は。だから、使えるものは使えると。男女共同トイレのまま使わせようと。水が出ない、水道施設が駄目だった。スプリンクラーが駄目だったのは、確かになかなか分かんないかもしれません、消火施設が駄目だったのは。ただ、水道は、水道施設、水が出ないということはその以前にも分かっていますよね。高速道路の開通式に、東日本高速道路株式会社が開通式の式典をやるのに徳宿小学校を借りております。そのときに水が出ないというのは、皆さん知っているんではないですか。我々も、トイレも使えない、水も出ない、仮設トイレ、そして水もタンクから手を洗ったような状態でした。使えるものは使える。また疑惑が広がってしまいましたね。岸田市長もその式典には出ましたよね。ここにいる皆さん方も出た方はたくさんいますよね。使えなかったですよね。それを使えるように精査した。非常にまた疑問が出てきましたね。なぜ、使えないと分かっているものを精査して、設計から外すんですか。2億円の工事、もともと使えるようにするためにはかかるという。何を根拠に、どのように精査をしたんですか。担当者は一回も現場に行っていないんですか。我々議会も全員で、議長名で全員協議会で現地も確認しました。あの現地を見た瞬間、みんな、何だこれと。こんなにひどいのかと。ここにいる18人の議員誰もがそう思いました、こんなもの使えるわけないべって。精査した。バリアフリーですよ。今施設を使うのに、段差がない、手すりがついている、そんなの当たり前ではないですか。今回の追加工事に、それを精査して、なくして予算を通して、今度の追加予算に玄関スロープを作ったり、手すりを作ったりという工事が入っているんですよ。おかしくないですか。何を精査したんだか、教育長、あなたが自分で答えたんですから、これはしっかりね、精査の内容を答えていただかないと。2億円から6,000万円まで削るのに、何と何をみんな削ったのか。どういうところを見て削ったのか。担当者は、名誉のため言います、しっかり仕事をしていると思いますよ。しっかり上層部にもお話ししていると思います。市長の名誉の前に、私は担当者の名誉を守りたい。担当者、職員はしっかり仕事はしています。どこかの天の声がかかって、2億円を6,000万円にごまかして出してしまえと声がかかったんではないかなって普通思いますよ。だから、そこをはっきり出さないと、いつまでも、せっかく、仮に建物ができても、ああここは、こう言われちゃいますから、「ここは」って。私はそういう施設を造りたくない。鉾田市民のために社会複合施設は絶対欲しい。造りたい。しかし、そうならないように。せっかく造って、すばらしいものを造ったとしても、ああとなると非常に。何のためにやったのか分からなくなります。 ぜひ、なかなか答弁してくれっても答弁しませんが、疑惑はどんどん広がってしまいますので、教育長、3回目なんで、私もうこれしかできませんから、ほかも用意したんですけど、ここをしっかり答えていただきたいんですよ。何を根拠に、どうやって精査したんですか。2億円を6,000万円までどうやって削ったのか。水も出ない、雨漏りもする、隙間風が吹く。お年寄りは玄関にも入れない、高い段差がある。そういう施設をなぜ、どうやって精査したのか。しかも、水が出ないのはほとんどの人が知っていますから。それを水が出ると判断したんですから、教育長の生まれ育った地元の小学校です。ぜひ男女共同トイレも含めてご答弁お願いします。 ○議長(岩間勝栄君) 市長。 ◎市長(岸田一夫君) 先ほど来ですね、亀山議員のほうから、私を初めいろんな疑惑があるだろう思います、言われていますけど、私を初めここにいる者、また職員もそういう部分は絶対ないと思います。ないです。それだけです。以上です。 ○議長(岩間勝栄君) 教育長。 ◎教育長(石﨑千惠子君) まず、水道の水が出ない件でございます。先ほど高速道路の際のことをお話しいただきましたが、勉強不足で申し訳ございません。私はそれは存じ上げませんでした。 それから、もう一つ、共同トイレでございますが、それは1か所だけ男女共同でありますが、あとの児童用トイレについては全て男女別のトイレでございます。 精査の詳細な点については、担当のほうに任せてありましたので、ここでちょっとご説明の資料は持ち合わせておらないのでございますが、先ほど議員もおっしゃったように……          〔何事か呼ぶ者あり〕 ◎教育長(石﨑千惠子君) 担当も一生懸命精査してくれると私は思っております。その中で最終的には水道が改修が必要だったということでございます。それについてはおわび申し上げたいと思います。以上でございます。          〔「答弁なっていないよ」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岩間勝栄君) 亀山 彰君。 ◆6番(亀山彰君) 1点だけ反論させてもらいます、教育長。社会教育複合施設は子どもだけが使う施設ですか。子どもトイレは男女別ですけど、大人が使う職員トイレは男女共同です。この施設は大人は使わないんですね。子どもだけの施設なんですね。だからトイレの改修は考えなかったんですね。口から出任せばかり言うからこういうことになっちゃうんですよ。終わります。 ○議長(岩間勝栄君) ほかに質疑ありませんか。小沼 勝君。 ◆8番(小沼勝君) 今同僚議員のほうから厳しい質問と、やはり今まで見えなかった部分がかなり見えてきたのかなという部分で、やはり先ほど来より焦点となっている2億円の予算が6,000万円に削られたと。やはり当初の予算でこの工事が実行できたのかということが、疑問に掲げられる部分があると思います。そういう中で、教育長、当初の予算を、甘い予算を組んだと冒頭で答えておりました。甘い予算を組んでしまったと。これ、6,000万円にした部分、この部分に関しては、やはり市長も執行者としての責任はあると思います。そのような部分でどのような考えがあるのか。 そして、この3月の24日に何人かの部分で附帯決議というのが出ています。公共施設大規模改修等については、鉾田市公共施設個別施設計画を早期に策定し、執行すること、また速やかに総合計画、財政計画及び学校跡地利活用実施計画等において反映、位置づけを行い、議会に対し計画作成、工事進捗状況について随時報告するという附帯決議がついております。市長はこの附帯決議に対してもどのように考えあるか、お聞かせ願います。          〔何事か呼ぶ者あり〕 ○議長(岩間勝栄君) 教育長。 ◎教育長(石﨑千惠子君) まず、その2億円を6,000万円にということは、先ほど申し上げているとおり、使えるものは使えるということで精査してほしいという指示は出しました。 それから……          〔「聞こえねえぞ、全然」と呼ぶ者あり〕 ◎教育長(石﨑千惠子君) トイレの件でございます。トイレについては、1か所、職員用トイレはそうでございますが、ほかの児童用トイレは使えるということで判断いたしました。          〔「質問の内容が違うべよ。小沼議員の質問は……」と呼ぶ者あり〕          〔何事か呼ぶ者あり〕 ○議長(岩間勝栄君) 教育長。 ◎教育長(石﨑千惠子君) 2億円を6,000万円にということについては、その2億円というのは、担当に確認しましたところ、全てきれいにやって、理想的な形だと。その中で使えるものは使ってやっていくことはできないのかという点で精査してほしいということは、これはもう予算を組む前からそういうふうに教育部内で意思統一しておりました。以上でございます。          〔何事か呼ぶ者あり〕 ○議長(岩間勝栄君) 附帯決議に。政策企画部長。          〔何事か呼ぶ者あり〕 ◎政策企画部長(岡崎正元君) 先ほどの附帯決議の件でございます。それぞれ個別施設計画等のときに議会のほうにご報告して説明するということで附帯決議のほうをいただいておるところでございまして、その都度報告するようになると思います。今回の件につきましても、当然議会のほうにご報告するということになるんだと思います。 ○議長(岩間勝栄君) 小沼 勝君。 ◆8番(小沼勝君) 実質これ、令和3年度、徳宿小学校の社会複合施設等の開校になったのかなと、開園というのか、なったのかなというような気もします。しかし、その6,000万円で開園が見込めたのかということをひとつ想定に置いてお尋ねします。 6,000万円でできたときに、水道工事が先ほどの部分で眼中になかったと教育長はおっしゃいました。やはり水道が出なかった、何々が出なかった。水が出なかった、トイレが駄目だった。これは国の給付金等の中で、このコロナ対策等の中でその部分も盛り込まれていると思いますが、当初その中にそれを盛り込まなかったのはなぜなのか確認させてください。 ○議長(岩間勝栄君) 教育部長。 ◎教育部長(小沼富男君) 先ほどもちょっとご説明をさせていただきましたが、教育長からもお話しございましたが、使えるものは使うというようなことで、こういうような見積り算定をさせていただきました。          〔何事か呼ぶ者あり〕 ◎教育部長(小沼富男君) それで、取りあえずこういう今回の補正ですか、追加予算を出させていただきまして、工事を進め、来年度の開園に向けて進めていきたいと思います。以上です。 ○議長(岩間勝栄君) 小沼 勝君。 ◆8番(小沼勝君) そうすると、先ほど教育長がおっしゃいました見誤りということで、目が届かなかったというような話になりますが、この見誤りというのは非常に、職員から相談を受けてなかったのか。また、相談を受けていても、それを確認しなかったのか。市長も職員からそのような相談を受けて、確認しなかったのか。やはり我々議員が9月の30日でしたっけ、現地視察に伺ったときに、やはりこのような場所は、ああ、これ、本当にひどいんだと。キュービクル等も壊れていて、電気もスムーズに使えるような状態ではなかった。やはりいろんな部分の使えない部分がクローズアップされた部分だ。そのときに、やはり現地を見て初めて気がついた議員もいると思いますが、やはりその前に調査をしている議員もいます。その中で市長はこの部分についてどのように気がついたのか、確認させていただきます。 ○議長(岩間勝栄君) 市長。 ◎市長(岸田一夫君) 私のほうは、先ほど亀山議員がおっしゃった2月3日の日ですかね、この辺、私のほうも行きましたけど、私の場合はもう公務でいろんな分が、大臣も来ていましたんで、そのまま入って、そのまま帰ってしまいましたけど、その中で私がですね、議員の皆様方にこの今回のいろんな部分での甘さ、それにつきましては何回も皆様方におわびを申し上げ、そしてこの立地場所、そしてこの思い、これを含めまして皆様方のご理解いただきまして、ここにですね、社会教育複合施設整備事業ということで徳宿小学校にしたいという思いでございますんで、私の部分は以上であります。以上です。 ○議長(岩間勝栄君) 高野 衛君。 ◆18番(高野衛君) 公共施設のバリアフリーのことでお尋ねいたします。 市民の中からもですね、当初の予算が可決した中で、公共施設であるのに今なぜバリアフリーがないのかというのがですね、市民から意見が出ていた。私も聞きました。今回の補正予算の中には、玄関のスロープ、多目的トイレ、手すりというようなことで、バリアフリーがですね、実施をされるということで、その点は大変私も結構だと思うんですが、これまでの審議の中で、昨年の予算編成時に2億円というお話もありますが、それを精査して6,000万円になったというお話が出ていますけども、その中にこのバリアフリーをですね、精査して除いたとすれば、どういう理由によるものなのかということをお尋ねしたい。あるいは、当初からバリアフリーをするという考えが抜けていたということなのか、そこら辺をはっきりしていただきたい。 それと、検討委員会がですね、2回実施がされておりますけど、この検討委員会の内容は、施設の配置についてということもですね、協議事項の中にあるようです。今回追加補正をするに当たってはいろいろ、すずらんルーム、ことばの教室、相談室、研修室や会議室ということで部屋がいろいろとですね、増設されて、相当な大きな、今回のですね、金額、全部で1億2,947万円という多額になっているわけですけども、検討委員会に補正予算を提案をするに至って、それで新たな部屋を増やすことになったんだというような説明がされているのかなと思うんですが、そういう説明はしているのか。そして、検討委員会の皆さん方からの何か意見は、どのような意見が出ているのか、あるいは全く出ていないのか、その辺をお尋ねいたします。 ○議長(岩間勝栄君) 教育長。 ◎教育長(石﨑千惠子君) すみません。まず、バリアフリーの件についてでございます。当初の見積りの中には、バリアフリーについては入っておりませんでした。今回改めて見直したときに、議員おっしゃるとおり、必要だということで入れさせていただいたところでございます。 それから、今検討委員会は進行しているところでございますが、様々な意見は頂戴しております。その意見を集約いたしまして、取り入れられるところは取り入れてまいりたいと思います。ただ、今中心にやっていただいているのが、どちらかというと運営の仕方ということでお話合いいただいているところではございます。以上でございます。 ○議長(岩間勝栄君) 高野 衛君。 ◆18番(高野衛君) 当初からですね、バリアフリー化については当初の見積りの中には入っていなかったと。精査して除いたものでもないんだということで。ただ、現在のですね、やはり公共施設にバリアフリー化、スロープ、こういったものは、もう必要不可欠なもんですよね。それが当初に入っていないというのは、まさにそれが本当、正直なところだと思いますが、とするとですね、ということは、まさに見積りが非常に甘かったというふうな話だと思うんですよね。つけるべきものが、つけない施設を造ろうとしてしまったということでは、全くそこら辺が抜けていたということでは、やはり使えるものは使うというのは当然いいことだと思いますけど、つけるべきところもつけなかったというのがね、やっぱり今回のこの当初からの見積りの甘さというのがね、改めてそこがですね、浮き彫りになって、これはしっかりとね、これは執行部の皆さんは今後の問題として、これは本当に反省をし、しっかりやっていただきたいなというふうに思います。 それで、検討委員会のことについては、これは配置についても検討するようになり、また配置についての確認もされているようですよね。2回ほどやられているようですけど。そうすると、やはり今回のですね、こういう事態の中で、そしていろいろ部屋が増えるという、充実するということでは大変喜ばしいので、検討委員会の皆さんもですね、バリアフリーも含めて、すずらんルームやいろいろね、部屋が増築、部屋の数が増えて拡充になるということは大変喜ばしいというふうに思っているんではないかなと思うんですけど、追加補正をすることについてはいろんな意見もあるということですけども、おおむねあれですか、やっぱり喜んでいると。拡充されることですから、そういう反応だということでよろしいんですか。 ○議長(岩間勝栄君) 教育長。 ◎教育長(石﨑千惠子君) 今ことばの教室を運営してくださっている先生方、それから適応指導教室すずらんルームを運営してくださっている先生方、非常に喜んでくださっておりまして、廃校になった学校などを回っていただいて、先ほどの続きになってしまうんですが、使えるものは使おうということで、今様々な備品等についても確認していただいているところでございます。以上でございます。 ○議長(岩間勝栄君) 市長。 ◎市長(岸田一夫君) 今ですね、高野議員のほうから、みんなが期待しているのか、待っているのかということでございますけど、校舎のほうもあれですけども、やはりですね、今回は体育館のほうも、やはり昨年ですか、茨城国体のほうでスポーツクライミングということで、今何か大変注目を浴びているということで、鉾田市、そのスポーツクライミングをメッカにしようということで体育館のほうも整備しているということでございます。校舎ばかりあれですけども、体育館も一緒に整備するということで、本当にですね、茨城県、関東、日本の中でもスポーツクライミングといえば鉾田と言われるような状況を生んでいきたいと思いますんで、よろしくお願いいたします。以上です。 ○議長(岩間勝栄君) ほかに質疑。羽成洋一君。 ◆2番(羽成洋一君) 私はこの施設をですね、建設してはいけないとか、この場所がいけないという立場で話しするわけではないんですが、今までの議論を聞いている中でですね、やはり最大の問題は、亀山議員からもありましたが、昨年の11月に、2億円と分かりながら、教育長が市長に相談せず、独断で6,000万円の予算で造れるように判断したというところが私は一番問題だと思っています。そんな中で、使えるものは使う、甘かったとずっと今まで全員協議会なり今日の答弁でもされていますが、先ほどの部長の答弁は偽証に当たると思います。水が使えると思っていましたと言いましたが、全員協議会で議員みんなで視察に行ったとき、設計者の方何と言いましたか。これは使えないというふうに報告してあるというふうに現場で言っているわけですよ。それを、使えると思っていると。それは偽証ですよ。そういう報告受けているわけですから、最初から使えないというのを分かっていたんですよ。 問題はですね、これは教育長がですよ、使えるものは使えるときれいな言葉を使っていますが、何か意図を持って、2億円かかるものを6,000万円という頭を決めて、それで設計を組み直させたと、そこが問題だと思いますよ。何の意図を持って6,000万円という頭を決めて決めさせたのか、答弁願います。 ○議長(岩間勝栄君) 教育長。 ◎教育長(石﨑千惠子君) 私は6,000万円という上限を決めて精査させたことは一遍もございません。以上でございます。 ○議長(岩間勝栄君) 教育部長。 ◎教育部長(小沼富男君) 先ほどの水の件ですけども、水につきましては、当然議員に現場説明したときには使えるということでございましたが、これはまず電気を、当然そのときには全然入っていませんので、電気が入れば使えるというような状況で私は感じておりましたので、そのように報告します。 ○議長(岩間勝栄君) 羽成洋一君。 ◆2番(羽成洋一君) 部長はね、設計者と直接打ち合わせされたわけではないかもしれないけれども、設計者は分かるわけですよ、見れば。調査した中で図面書いてつくっているわけですから、その中で、これを省け、これを省くというような指示をしない限り……私も建設に携わっておりました。設計者は使えるような設備で絵を描くはずです。その中でこれだけ切ってもらわなきゃ困るとか、そういう指示をしなれば、水道の部分を切ったり、スロープの部分を切ったり、そういうことはしないはずです。それは何かの意図が働いたからですよ。2億円では議会が通んないかもしれないから、6,000万円ぐらいで最初やっておけばいいとか、そういうことだと思いますよ。その場、その場のことで、一番最初はですね、かかるものをかかると正直に言わないでやったことが今の原因になっているわけですよ。やっちゃっているから。造らなきゃなんない。これは必要なものでしょう。造ることには反対しません。ただ、やり方が問題ですよ、やり方が。 これは副市長に聞きたいんですがね、鉾田市はパソコンも含め、こういうやり方をしているわけです。県から来て、この行政、事業の執行の仕方についてどう思われますか、これ。今までずっと全員協議会何回もやって、今日の議論聞いて、今の話を聞いて、どう思われますか、このやり方について、率直に。これを認めたら、今後また同じようなやり方になりますよ。誰かが単独で、独断で、使えないものを造る。後からまた追加予算で、もうやっちゃっているから、間に合わないから。副市長、県から来ているわけですから、どう思いますか。 ○議長(岩間勝栄君) 副市長。 ◎副市長(寺門利幸君) 全体的なお話ですと難しい話でございますけども、今の今回の特殊な話については様々な形で議論があるというのは十分承知してございます。予算の立て方、あるいは基本的には事務局も含めてですね、当初、来年の4月に向けて新しい施設はいいものを造りたいという思いでやらせていただいて、事務的に中身はですね、精査できなくてこういう形になったということで、決して適切なやり方ではなかったというふうに思いますけれども、私が見ている範囲ではですね、一生懸命やっているという、言葉は悪いでしょうけども、非常に熱心に、いいものを造りたいという思いでやっていることだけは認めていただきたいと思いますし、議員各位のですね、改善すべき事項については今後とも鉾田市全体として取り組みながら、予算の立て方あるいは事務事業の執行については改善していきたいというふうに思っております。以上です。 ○議長(岩間勝栄君) 羽成洋一君。 ◆2番(羽成洋一君) では、3回目ですので、市長にも一言お願いしたいと思います。 この問題をですね、本当にどう考えて今後の行政執行に当たっていくのか、最後に答弁願いたいと思います。 ○議長(岩間勝栄君) 市長。 ◎市長(岸田一夫君) まずですね、もう一回精査したいんですけども、その予算が2億円、2億円ということで、昨年の暮れ、これは設計屋さんが出したやつでやって、予算の部分には2億円と私は認識していないということで、まず。 そして、今の質問でございますけれども、やはりですね、私が全員協議会等で皆様方に今までの、徳宿小学校も始めまして、皆さんが甘いという状況の部分で進んできた、またいろんなものがこのほかにもあるんではないかということで、これはですね、副市長、また部長のほうにもそれは示達してあります。今後ですね、本当に皆様方に、また市民の皆様方にですね、本当に迷惑、特に議員の皆様方に本当に、議員の皆様方も多分、何やってんだという話もされているんではないかということで、私のほうから本当に深くおわび申し上げまして、二度とこれがないように、もう一度ですね、副市長、教育長、また部長等に示達をしたいと思います。以上です。 ○議長(岩間勝栄君) ほかに質疑ありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岩間勝栄君) 質疑なしと認めます。 よって、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。議案第17号については、鉾田市議会会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岩間勝栄君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第17号については委員会付託を省略することに決定いたしました。 議案第17号について討論の通告がありますので、これを許します。亀山 彰君。 ◆6番(亀山彰君) 議案第17号 鉾田市一般会計補正予算(第9号)について、反対の立場で討論いたします。 傍聴の皆さん、市議会議員の皆さん、この審議を見てどう思ったでしょうか。私はますます疑念を持ちました。2億円の工事が6,000万円と議会に偽って報告し、落札業者が決まってから追加予算の倍の金額の7,000万円を議会に説明。7,000万円、精査したと。2億円の工事を精査して6,000万円にした。本当にそんなことが許されるのでしょうか。バリアフリーも当初から計画にない、そういう答弁がありました。私はびっくりしました。これから施設を造るのに、バリアフリーも精査から抜いたならまだしも、最初からないという答弁が教育長の口から出ました。あり得るでしょうか。 こんなことが続いている鉾田市、まさに異常事態です。誰かが悪いことをしているんであれば、これも大変なことであります。それが仮になかったとして、パソコン購入しかり、この案件も、私は知らなかったという人がたくさんおられます。組織として正常でしょうか。こんなことが許されるんでしょうか。後者であれば、なおさら、この鉾田市が崩壊しているのかなと非常に危惧されます。 必要な施設であって、必要なものです。私もぜひ造るべきと考えます。徳宿小学校の立地もいいでしょう。しかし、いろんな疑念を晴らさなければ、事業を進めること、幾ら有利な起債があるといっても、これは鉾田市の将来にとって大きなマイナスになると思います。市長が駄目、役場が駄目、議員はもっと駄目、まちではもっとひどい言葉で言われております。しかし、方向性を最終的に決定するのは我々議会です。議員一人一人が責任を持って、事業を進めるか進めないのか精査しなければなりません。パソコン購入でもありました。ぜひ私は、本来であれば調査特別委員会を上げて、つくって、中身をきちんと精査して、まさに疑惑の根本である市長、副市長、教育長の疑念を晴らすべきだと。それが本来のやり方です。それを進めてからこの事業を推進するべきと考え、令和2年度鉾田市一般会計補正予算(第9号)を反対いたします。どうぞ議員各位の責任のある行動を期待して、討論を終わります。以上。 ○議長(岩間勝栄君) 次に、賛成者の発言を許します。高野 衛君。 ◆18番(高野衛君) 議案第17号 令和2年度鉾田市一般会計補正予算に賛成の立場から討論を行います。 今回追加補正予算が提案されている社会教育複合施設は、徳宿小学校の閉校した校舎と体育館を利活用し、民俗資料館や子どもたちの適応指導教室、ことばの教室、社会教育団体の活動の拠点、体育館においてはスポーツクライミング競技の各種大会が開催できるスポーツ振興の施設として整備するものであり、市民から、そして団体から要望を受け、期待されている計画であります。令和2年度当初予算、社会教育複合施設の建設事業費を計上するに当たり、旧校舎の給排水設備の劣化状態を見落とすなど現地調査や予算の見積りが大変甘く、今回の追加補正予算が必要となりました。これらの進め方に不備があったことは大変問題と思いますが、市長並びに担当職員から繰り返し謝罪と反省が述べられ、詳細な現地調査など再発防止も表明をされていることから、今後このようなミスを発生させないよう万全を期すことを強く求めます。 追加補正予算の中には、校舎内工事として排水設備工事をはじめ外壁塗装工事、玄関スロープの設置、多目的トイレ、体育館においては空調機器の新設などの施設の充実する内容となっております。市民にとっての必要性、期待度を考え、以上の理由から議案第17号につきましては賛成をいたします。以上で討論を終わります。 ○議長(岩間勝栄君) ほかに討論ありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岩間勝栄君) 討論なしと認めます。 よって、討論を終結いたします。 これより採決を行います。 本案は起立により採決いたします。 お諮りいたします。議案第17号を原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。          〔賛成者起立〕 ○議長(岩間勝栄君) 起立多数であります。 よって、議案第17号は原案のとおり可決することに決定いたしました。 △議議案第9号 令和2年度鉾田市一般会計補正予算(第9号)に対する附帯決議(案)の提出について ○議長(岩間勝栄君) 日程第6 議議案第9号 令和2年度鉾田市一般会計補正予算(第9号)に対する附帯決議(案)の提出についてを議題といたします。 本案の提出者から提案理由の説明を願います。井川倫士君。          〔5番 井川倫士君登壇〕 ◆5番(井川倫士君) 議議案第9号の議案説明をさせていただきます。 議長宛てに提出した提出者は私井川でありますが、賛成者として米川宗司議員、そして鬼澤治男議員の3名での提出となります。 令和2年度鉾田市一般会計補正予算(第9号)に対する附帯決議(案)の提出について。 上記の議案を別紙のとおり、地方自治法第112条及び鉾田市議会会議規則第14条第1項の規定により提出いたします。 議案の説明に入る前に、提案趣旨について述べたいと思います。先ほど対象の補正予算が可決されました。事業費が3億円程度かかるものです。大きな事業費ですから、行政特有の建物を設置して終わりとさせることは議会の責任として看過できるものではありません。外側とハードの部分についての議論は大体終わり、一旦の決着がつきました。次は、中身をどう使うかを考えさせなければいけません。よって、この施設を利用して行われる事業等をしっかり検討してもらうため、附帯決議を提出させていただきました。 それでは、議案を読み上げさせていただきます。 令和2年度鉾田市一般会計補正予算(第9号)に対する附帯決議(案)について。 一般会計補正予算(第9号)は、社会教育複合施設整備事業に係る追加工事に関する予算となっています。この施設は市民が長年望んできた施設であり、多くの議員からも要望等があった施設整備設置事業であります。しかしながら、その進め方については、行政として多くの問題を抱える事業進捗となってしまいました。このような状況を踏まえ、その事業遂行に当たっては次の事項を遵守し、取り組まれるよう強く求めます。 1として、単なる文化財の保管庫や展示施設としてだけではなく、社会教育事業を推進し充実させる施設となるよう、当該施設を使用して開催されるソフト事業やその他関連事業について深く検討し、将来的な管理運営計画の策定のため、社会教育複合施設検討委員会等の意見を集約すること。 2、多くの市民に愛され、広く市民に関わってもらえる施設とするために、事業の進捗状況については市民にも随時報告や告知を行うこと。 以上、決議するという内容です。 もし皆様のご理解をいただいて賛同いただけた場合には、市議会から議長を通して執行部へ提出させていただきたいと思います。慎重審議をよろしくお願いいたします。 ○議長(岩間勝栄君) これより議案に対する質疑に入ります。 それでは、質疑を許します。亀山 彰君。 ◆6番(亀山彰君) それでは、質問させていただきます。 本当にソフトの面、しっかりやらなければならない、非常に私も同感いたします。しかしですね、本来であれば事前にこういった附帯決議を出すのではなく、ましてこの鉾田市の市役所は附帯決議3月にも出しております。先ほど同僚議員が質問の中でも言っておりました。しかし、なかなかそれも、附帯決議をつけても非常に効力のないものであります。私からすれば、ただ単に、賛成したのが非常に恥ずかしくて、言い訳に附帯決議をつけたのかなというふうに感じます。ここは提出者の井川議員、賛同者の米川議員、鬼澤議員3名にお伺いいたします。日付を見ますと、今日受理されております。なぜこのような附帯決議をつけなければいけないというふうに思ったのか、そこについてお伺いいたします。 ○議長(岩間勝栄君) 井川倫士君。 ◆5番(井川倫士君) 先ほど皆さん、同僚議員の方たちが指摘している進捗についての問題点というのは、私も基本的には同感です。ただ、私はですね、その議論というのはこれまでも、この2~3か月さんざんしてきました、正直言って。問題だと思っています。でも、その議論はもう終わっていると思っています。次はこの施設を造ることに賛成か反対か、その1点のみで今回採決私はさせていただきました。 そのような中でこの附帯決議を出させていただいたのは、やっぱり執行部に物を申さなきゃいけないと思っているからです。先ほど亀山議員は、3月の附帯決議は意味をなしていなかったんではないかという指摘をされました、私も同じように感じたので、所管の常任委員会の委員長としてさんざんですね、認定こども園のことも社会教育複合施設についてもですね、担当の部局とさんざん話しましたし、附帯決議の解釈についてもさんざん話しました。結果分かってきたのは、コミュニケーション不足が相当あるということですね。要は附帯決議の文章が分かりにくかった。その解釈が私たちが考えているものと執行部の解釈がずれがあったんですね。それが非常によく分かりました。これは私自身もですね、賛同して、賛成したものですから、これはまだまだ、自分自身もうちょっときちんと磨かなきゃいけないし、担当委員長としてもきちんといろんなコミュニケーションを取らなきゃいけないというふうに考えたわけです。そういったことを踏まえて、今回再度改めて、分かりやすい附帯決議をつけたつもりでおります。 以上のような理由から、今回、本日になってしまいましたが、附帯決議を提出したという次第です。以上です。 ○議長(岩間勝栄君) 亀山 彰君。 ◆6番(亀山彰君) ほか2名の方は何の発言もありませんので、提出者の井川議員にお伺いします。 今、この議論はもう終わっていると。この議会のときに終わっているという発言がありました。所管の常任委員長ですから、しっかり調査して、これは大丈夫だということで、この議論はもう議会始まる前に終わっているということでの発言だと思いますので、何を調査をして、どのように。先ほどより疑問は、私が言った疑問、2億円が6,000万円になった、どのようにその辺調査した。また、議会への報告がなぜこんなに遅れたのか、そこについてどのようになったのかをお願いいたします。 ○議長(岩間勝栄君) 井川倫士君。 ◆5番(井川倫士君) どのような調査をしたかといえば、多分亀山議員とほとんど同じような調査で、同じような指摘をして、同じ答弁をもらっています。なので、逆に今日ですね、執行部が説明できなかったこと、それ自体は私は問題だと思っています。 次に、すみません、もう一個何でしたでしょうか。申し訳ございません、もう一度お願いします、もう一つを。          〔「議論が終わっているということは、全部調査したんでしょうか            ら」と呼ぶ者あり〕 ◆5番(井川倫士君) ああ、そうですね。はい、そういうことになります。 ○議長(岩間勝栄君) 亀山 彰君。 ◆6番(亀山彰君) これは質問ではないですが、同じことをもって同じ指摘をして、分からなかったと。だけど賛成したという解釈を代表して答えたということで解釈いたします。よろしいですか。 ○議長(岩間勝栄君) 井川倫士君。 ◆5番(井川倫士君) 分からなかったというわけではなくて、あれ以上のものが何もないんです。それが問題なんです。この組織はまだまだ組織としての学習能力がないというふうに、きついですけど、私は感じています。それをですね、今回この議案を否決したから、それで正せるんだったら、議会としてのですね、否決するのもありだと思いますけど、それでは直らないと思っています。そうではなくて、この後のソフト事業をどう進めるか、この部分をきちんと議会として指摘していくことで、よりですね、組織の風土改革をしてもらいたいというのが私の本音であります。 ○議長(岩間勝栄君) 亀山 彰君。 ◆6番(亀山彰君) では、この附帯決議を出して、このソフト面を精査することで、この組織の、実際井川議員が調べたのに対しては、井川議員は、不正もなく、組織が狂っていると。壊れていると。これを精査、これだけで直せると。ソフト事業に関することだけで直せるという解釈でよろしいですか。最後にそこをお願いいたします。 ○議長(岩間勝栄君) 井川倫士君。 ◆5番(井川倫士君) この事業を通してだけで分かってもらえるんだったら、逆に多分否決していると思います。そうではないですね。これは長年かかると思っていますし、ただ私は、今現在は常任委員長やらせてもらっていますので、その中で当然やり取りをさせてもらいたいと思っています。そういった自分なりのできる精いっぱいをやる中で、少しずつ組織は変わっていくということを願うしかないと。それが市民から負託を受けた議員としての責務だと思っております。以上です。 ○議長(岩間勝栄君) ほかに質疑ありませんか。羽成洋一君。 ◆2番(羽成洋一君) 今配られたこの文書を読ませていただきますと、この施設の進め方については行政として多くの問題を抱える事業進捗となってしまった。このような状況を踏まえ云々でソフト面の報告をしろというのはちょっとおかしいと思うんですよ。事業の進め方について問題と言っているんであれば、その問題を明らかにするとか、今後どうするかということが決議の内容になってきてしかるべきなんではないかと思うんですが、答弁願います。 ○議長(岩間勝栄君) 井川倫士君。 ◆5番(井川倫士君) 実はですね、同じことを妻にも言われました、これ見てもらったとき。なんですけど、それをね、一々あげつらうと、それは討論、前回補正予算の討論になってしまうから、私はやめました。 では、その点についてどう思っているかということなんですけれども、おっしゃるとおりですね、事業の進捗に問題ありました。では、その疑念が明らかになったか、なっていないか、それは個々の議員の解釈だと思います。私はですね、不正があったという認識はしていません。ただ、問題があった。それは3月の上程、そして工事発注の入札、そして議会への説明のタイミングがおかしいと、そういった問題ははっきり分かっていると思います。どの議員も多分認識しています。それを今後どう改善させていくのかというのは、当然市長の責任でしょうし、私たち議員もそれをきちんと見守り、指摘し、改善させていかなければならないと思っております。以上です。
    ○議長(岩間勝栄君) 羽成洋一君。 ◆2番(羽成洋一君) ということであればですね、ここのソフト面云々というふうに書くんではなくて、再発防止とか、今後こういうふうにやっていくということを文書で求めるなりの決議を出すべきなんではないでしょうか。 ○議長(岩間勝栄君) 井川倫士君。 ◆5番(井川倫士君) おっしゃることも分かりますが、これはあくまで、この先ほど通した補正予算に対する附帯決議です。それではこの事業だけにしか効力がないという考え方になってしまいますので、これは、この今回の附帯決議については社会教育複合施設のみ考えられることなので、こういう内容になっております。羽成議員のおっしゃるとおり、これからの再発防止策や改善策については、議員の一人として執行部に求めていきたいと思います。以上です。 ○議長(岩間勝栄君) ほかに質疑ありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岩間勝栄君) 質疑なしと認めます。 よって、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。議議案第9号については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岩間勝栄君) ご異議なしと認めます。 よって、議議案第9号については委員会付託を省略することに決定いたしました。 これより討論に入ります。 議議案第9号について討論の通告がありますので、これを許します。亀山 彰君。 ◆6番(亀山彰君) 追加議案について反対の立場で討論いたします。 誠にパフォーマンスの議案だと思い、私はこの案に対しては反対を申し上げます。議員であれば議案に対してきちんと向かうものであり、このようなパフォーマンス的なことは行わない、それが当然だと思います。以上です。 ○議長(岩間勝栄君) 次に、賛成者の発言を許します。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岩間勝栄君) 討論なしと認めます。 よって、討論を終結いたします。 これより採決を行います。本案は起立により採決いたします。 お諮りいたします。議議案第9号を原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。          〔賛成者起立〕 ○議長(岩間勝栄君) 起立多数であります。 よって、議議案第9号は原案のとおり可決することに決定いたしました。 △議案第18号 令和2年度鉾田市一般会計補正予算(第10号) ○議長(岩間勝栄君) 日程第7 議案第18号 令和2年度鉾田市一般会計補正予算(第10号)を議題といたします。 市長から提案理由の説明を願います。市長。          〔市長 岸田一夫君登壇〕 ◎市長(岸田一夫君) それでは、議案第18号についてご説明申し上げます。 議案第18号は、令和2年度鉾田市一般会計補正予算(第10号)であります。本案は、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1,547万6,000円を追加し、総額306億8,359万8,000円に定めるものであります。 補正の内容につきましては、新型コロナウイルス感染症に対応する国の追加経済対策に伴うひとり親世帯臨時特別給付金の追加給付に係る経費を増額するもので、歳入において国庫支出金を増額して収支の均衡を図るものであります。 以上、大要について申し述べましたが、関係部長より要点を説明させますので、よろしくお願いいたします。以上です。 ○議長(岩間勝栄君) 次に、担当部長から要点説明を願います。政策企画部長。 ◎政策企画部長(岡崎正元君) それでは、議案第18号 令和2年度鉾田市一般会計補正予算(第10号)につきましてご説明申し上げます。 初めに、補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出総額につきましては、次の2ページから5ページに記載してございます第1表、歳入歳出予算補正のとおりでございます。 本補正予算は、新型コロナウイルスの感染拡大を踏まえた国の追加経済対策に計上されたもののうち、ひとり親世帯への臨時特別給付金支給事業に係る経費を増額するもので、6ページ以降の歳入歳出補正予算事項別明細につきましては所管の部長からご説明を申し上げます。 ○議長(岩間勝栄君) 次に、福祉事務所長。 ◎福祉事務所長(菅谷美祐君) それでは、福祉保健部福祉事務所所管の補正予算につきましてご説明申し上げます。 歳入でございます。10ページ、11ページをお開き願います。15款国庫支出金、2項国庫補助金、2目民生費国庫補助金、1節民生費補助金1,547万6,000円の増額補正でございます。新型コロナウイルス感染症対策におけますひとり親世帯臨時特別給付金の基本給付分の再支給を行うための財源でございます。説明欄を御覧ください。上段につきましては、同事業事務費補助金14万6,000円でございます。下段につきましては、児童扶養手当受給世帯への基本給付再支給分、事業費補助金1,533万円でございます。 続きまして、歳出でございます。12ページ、13ページをお開き願います。3款民生費、2項児童福祉費、2目児童措置費、歳入と同額の1,547万6,000円の増額補正でございます。11節役務費といたしまして3万円、事業案内及び支給決定通知の郵送料等でございます。 12節委託料といたしまして11万6,000円、こちらはシステム改修によるものでございます。 18節負担金補助及び交付金といたしまして1,533万円、給付金の再支給に当たり、不足する額となります。 再支給の概要といたしましては、新型コロナウイルス感染症の影響により、子育てと仕事を一人で担う低所得のひとり親世帯に特に大きな困難が心身に生じていることを踏まえ、本年6月12日に成立した国の2次補正予算、これに基づきひとり親世帯臨時特別給付金の支給を実施しているところでございます。ひとり親家庭は非正規雇用労働者の割合が高く、収入が少ないなど経済的基盤が弱く厳しい中で、その生活実態が依然として困難な状況にあることを踏まえ、年末年始に向け、2次補正分の給付でございます、の支給対象者に対しまして再度同様の基本給付再支給分を給付を実施するため、必要な経費として計上するものでございます。 なお、財源につきましては、全額国庫補助金を活用いたします。以上でございます。 ○議長(岩間勝栄君) それでは、質疑を許します。髙埜栄治君。 ◆4番(髙埜栄治君) 私から1つ質問させていただきます。 今回の補正については国の政策によるもので、全額国からの支出金ということなんですけれども、これによってですね、本市のひとり親の家庭についてもですね、この給付金で少しはですね、生活費を補填するかなというふうに思われます。しかしながらですね、今このコロナ禍がですね、続く中で、先が見えない状況です。また、厳しいですね、生活状況、いろんな課題を抱えている方がいらっしゃるのかなと思うんですが、今所長のですね、説明では、生活実態を見るとなかなか厳しいかなということなんですが、本市ではですね、福祉事務所ではひとり親世帯の経済状況あるいは生活の実態把握はどのようにされているのか。 それから、本市単独のですね、今後のコロナ禍を、この終息しないコロナ禍を見据えてですね、行政サービス、どのようなことをですね、実施しようと、今後ですね、考えているのか、その実態把握と施策についてお伺いします。 ○議長(岩間勝栄君) 福祉事務所長。 ◎福祉事務所長(菅谷美祐君) 実態把握ということでございますが、一般質問の中で井川議員からもございましたように、やはり個別の訪問等々におきまして生活の実態を把握するというのがまず一番であるとは思います。また、あといろいろ相談がございます。その中で適切に状況を把握するというところを併せまして対応してまいりたいと考えております。 今後の対応につきましては、やはり就業とかですね、やはり技術を身につけるというような事業がございます。そちらの方向につきましても今後やはり進めていって、やっぱり独り立ち、一人で生活ができる対応を取っていければと思っております。あと、相談の充実が根本だと考えております。以上でございます。 ○議長(岩間勝栄君) 髙埜栄治君。 ◆4番(髙埜栄治君) 確かに金銭ですね、そういった給付金等をお配りするだけがですね、施策ではないと思いますので。ただですね、今の答弁では、本当に実態把握をしようとしているのかというのがちょっと見えませんね。例えば、簡単なアンケートでも何でもですね、こちらについてするとかですね、すぐできることだと思うんですね。児童扶養手当のですね、受給者ですから、ある程度件数も分かるでしょうし、そういったことについてやはりもっと積極的にやって、今後最悪の状況にならない。先日もですね、いろんな新聞等で報道がありました。厳しい状況に置かれている女性のですね、自殺者が多い等々ですね、あると思うんですね。そういったことを踏まえると、やはり本市における実態把握することがまず肝腎肝要かなと思いますので、この辺について確実にですね、その方向性を示していただきたいんですが、いかがでしょうか。 ○議長(岩間勝栄君) 福祉事務所長。 ◎福祉事務所長(菅谷美祐君) やはりその対象者は絞られておりますので、その方に対しましてうちの職員が訪問する、または面会をすると、そういうところも強化してまいりたいと思います。以上でございます。 ○議長(岩間勝栄君) 髙埜栄治君。 ◆4番(髙埜栄治君) 今回ですね、ひとり親世帯ということなんですけれども、実際ですね、同等に低所得層、いわゆる両親がいらっしゃってもですね、なかなかですね、賃金の高いところに就労できないような環境にある方もいらっしゃいます。こういった面については税務課等々ですね、関係機関とのですね、調整も必要かなと思いますけれども、こういったものについての現状把握等ですね、それから施策、本市独自の施策等についてもやはり考慮する必要があるのかなと思うんですが、これについて最後にお聞きします。どのような形でですね、把握して、こちらについても施策、行政サービスを展開しようとしているのかお聞きします。 ○議長(岩間勝栄君) 福祉事務所長。 ◎福祉事務所長(菅谷美祐君) 生活困窮者というところもございまして、社会福祉課のほうで行っております生活困窮者支援対策と、またそれらに結びつく、例えば税、収入のほうですか、そういうところとも連携をしながら、対象を絞りながら相談業務を進めていきたいと考えています。以上でございます。 ○議長(岩間勝栄君) 高野 衛君。 ◆18番(高野衛君) コロナ感染症に対応した第2回目の追加給付ということで、1回目と同じような答弁いただくような形で大変恐縮なんですが、この給付の要件、ひとり親ということですけれども、例えば世帯では家族が何人も、子どもさんが何人もいるとかということで、そういう世帯の人数での加算というのはあるのかというのが1点。 それと、1世帯、ひとり親の世帯に金額で幾らなのか。 それと、今回提案されている1,533万円、これは何世帯分を予定しているのか、その点お願いいたします。 ○議長(岩間勝栄君) 福祉事務所長。 ◎福祉事務所長(菅谷美祐君) 今回給付につきましては、ひとり親世帯、1世帯5万円ですね、第2子以降につきましては1人につき3万円を加算するというような形でございます。 今回の追加給付分につきましては、令和2年8月時点、第2回の臨時会で補正予算をいただきました。可決をいただいて支給している世帯、こちらが319世帯ございます、の第2子以降が148名ございます。これらの方がまず優先でございますので、まずは2,039万円がすぐこの12月の24日をもって振込をいたすというような計画でいます。以上でございます。 ○議長(岩間勝栄君) 高野 衛君。 ◆18番(高野衛君) それとですね、所得要件などはついているのか、その点お尋ねいたします。 ○議長(岩間勝栄君) 福祉事務所長。 ◎福祉事務所長(菅谷美祐君) 支給要件につきましては、前回と同様でございますが、令和2年6月、児童扶養手当の支給を受けている者、2つ目といたしまして、公的年金給付を受けていることにより、児童扶養手当の支給を受けていない者、3つ目といたしまして、新型コロナウイルス感染症の影響を受けて家計が急変し、近々の収入が児童扶養手当の対象となる水準となるように下がった者というような形でございます。以上でございます。 ○議長(岩間勝栄君) ほかに質疑ありませんか。          〔「答弁漏れなんです。所得要件というふうにお尋ねした。所得要            件」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岩間勝栄君) 福祉事務所長。 ◎福祉事務所長(菅谷美祐君) 児童扶養手当になる所得要件はございます。以上でございます。          〔「ある。その内容をお聞きする。どういう、住民税幾らとか、所            得税幾らとか。時間もないですので」と呼ぶ者あり〕          〔何事か呼ぶ者あり〕 ○議長(岩間勝栄君) 暫時休憩します。                午後 3時15分休憩                                                        午後 3時16分開議 ○議長(岩間勝栄君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 福祉事務所長。 ◎福祉事務所長(菅谷美祐君) 大変申しわけございません。なかなか内容については複雑な面もございますので、資料を提出させていただいてよろしいでしょうか。          〔「全員に配付願います」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岩間勝栄君) ほかに質疑ありますか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岩間勝栄君) 質疑なしと認めます。 よって、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。議案第18号については、鉾田市議会会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岩間勝栄君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第18号については委員会付託を省略することに決定いたしました。 これより討論に入ります。 討論を許します。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岩間勝栄君) 討論なしと認めます。 よって、討論を終結いたします。 これより採決を行います。 お諮りいたします。議案第18号を原案のとおり可決することにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岩間勝栄君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第18号は原案のとおり可決することに決定いたしました。 △議員派遣について ○議長(岩間勝栄君) 日程第8 議員派遣についてを議題といたします。 お諮りいたします。お手元に配付いたしております本件を承認することにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岩間勝栄君) ご異議なしと認めます。 よって、議員派遣の件については、本件のとおり承認することに決定いたしました。 この際、お諮りいたします。ただいま決定をいただきました議員派遣の内容につきましては、諸般の事情により変更が生じる場合には議長に一任を願いたいと思います。これにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岩間勝栄君) ご異議なしと認めます。 よって、そのように決定いたしました。 △閉会中の継続審査について ○議長(岩間勝栄君) 日程第9 閉会中の継続審査の件について。 本件は、総務企画常任委員会、経済建設常任委員会、厚生文教常任委員会、議会運営委員会から、会議規則第111条の規定により、閉会中の継続審査の申し出がありました。 お諮りいたします。申し出のとおり閉会中の継続審査とすることにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岩間勝栄君) ご異議なしと認めます。 よって、そのように決定いたしました。 △閉会の宣告 ○議長(岩間勝栄君) 以上をもちまして、本定例会に付議されました案件は全て議了いたしました。 これをもちまして、令和2年第4回鉾田市議会定例会を閉会いたします。ご苦労さまでした。                午後 3時20分閉会...