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09月25日-委員長報告、質疑、討論、採決-06号

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  1. 鉾田市議会 2020-09-25
    09月25日-委員長報告、質疑、討論、採決-06号


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    令和 2年  9月 定例会(第3回)                  令和2年第3回               鉾田市議会定例会会議録 第6号                                                    令和2年9月25日 午前10時00分開議                                        出 席 議 員  議 長 12番  岩 間 勝 栄 君       9番  根 嵜   眞 君  副議長 7番  二重作 茂兵衛 君       10番  水 上 美智子 君      1番  土 子 勝 也 君       11番  入 江   晃 君      2番  羽 成 洋 一 君       13番  井 川 茂 樹 君      3番  鬼 澤 治 男 君       14番  米 川 宗 司 君      4番  髙 埜 栄 治 君       15番  山 口   德 君      5番  井 川 倫 士 君       16番  田 口 清 一 君      6番  亀 山   彰 君       17番  堀 田 正 衛 君      8番  小 沼   勝 君       18番  高 野   衛 君                                        欠 席 議 員      な  し                                        出 席 説 明 者  市     長  岸 田 一 夫 君      福 祉 保健部長  関 谷 公 律 君  副  市  長  寺 門 利 幸 君      福 祉 事務所長  菅 谷 美 祐 君  教  育  長  石 﨑 千惠子 君      教 育 部 長  小 沼 富 男 君  政 策 企画部長  岡 崎 正 元 君      上 下 水道部長  飯 島   衛 君  総 務 部 長  二重作   勝 君      会 計 管 理 者  金 沢   覚 君  環 境 経済部長  鈴 木   賢 君    農業委員会事務局長  菅 谷 吉 弘 君  道 路 建設課長  宮 本 勝 彦 君      監 査 委 員  伊 藤 幸 夫 君                                        出席事務局職員  事 務 局 長  小 沼 喜 勝        庶 務 係 長  菅 井 光 輝  事務局長補佐兼  和 泉 経 義        書     記  飯 岡 美 佳  議 事 調査係長                                                                                                議 事 日 程 第 6 号                               令和2年9月25日(金曜日)                                   午前10時00分開議開議                                           日程第1 諸般の報告                                   日程第2 議案第1号から第7号について、委員長報告、討論、採決                    議案第1号 令和元年度鉾田市一般会計歳入歳出決算認定について               議案第2号 令和元年度鉾田市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について         議案第3号 令和元年度鉾田市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について        議案第4号 令和元年度鉾田市介護保険特別会計歳入歳出決算認定について           議案第5号 令和元年度鉾田市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定について       議案第6号 令和元年度鉾田市公共下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について        議案第7号 令和元年度鉾田市水道事業会計収入支出決算認定について       日程第3 議案第21号から議案第24号について、委員長報告、質疑、討論、採決及び議案第25     号について、討論、採決                                   議案第21号 物品購入契約の締結について(追認)                     議案第22号 物品購入変更契約の締結について(追認)                   議案第23号 物品購入契約の締結について(追認)                     議案第24号 物品購入変更契約の締結について(追認)                   議案第25号 鉾田市長等の給与の特例に関する条例の制定について        日程第4 議案第26号について、質疑、討論、採決                           議案第26号 令和2年度鉾田市一般会計補正予算(第6号)について       日程第5 議議案第4号について、質疑、討論、採決                           議議案第4号 鉾田市議会議員政治倫理条例の一部を改正する条例について     日程第6 議議案第6号について、提案説明、質疑、討論、採決                      議議案第6号 新型コロナウイルス感染症の影響に伴う地方財政の急激な悪化に対し地             方税財源の確保を求める意見書について              日程第7 陳情第02-4号について、委員長報告、質疑、討論、採決                     陳情第02-4号 国に対し、「刑事訴訟法の再審規定(再審法)の改正を求める意見書」             の採択、提出を求める陳情書                   日程第8 請願第02-1号について、委員長報告、質疑、討論、採決                     請願第02-1号 教職員定数改善義務教育費国庫負担制度堅持のための政府予算に係る           意見書採択を求める請願                       日程第9 議員派遣について                                日程第10 閉会中の継続審査について                                                                    1.本日の会議に付した事件                                議事日程のほか追加日程第1 議議案第7号 「刑事訴訟法の再審規定(再審法)」の改定を求める意見書の提出に              ついて                            追加日程第2 議議案第8号 教職員定数改善及び義務教育費国庫負担制度堅持に係る意見書の提出              について                                                                                   午前10時00分開議 △開議の宣告 ○議長(岩間勝栄君) おはようございます。 ただいまの出席議員は18名であります。定足数に達しておりますので、ただいまから令和2年第3回鉾田市議会定例会を再開いたします。 これより本日の会議を開きます。 △諸般の報告 ○議長(岩間勝栄君) 日程第1 諸般の報告をいたします。 地方自治法第121条の規定に基づき説明のため出席した者は、市長ほか13名でありますので、報告いたします。 なお、本日は中根建設部長が身内の不幸により欠席しておりますので、代理として宮本道路建設課長が出席しておりますので、報告いたします。 △発言の取消し ○議長(岩間勝栄君) この際、お諮りします。 小沼 勝君及び亀山 彰君から、9月10日の本会議における発言について、会議規則第65条の規定により、発言の一部を取り消したい旨の申出がありました。この取消しの申出を許可することにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岩間勝栄君) ご異議なしと認めます。 よって、2人からの発言の取消し申出を許可することに決定いたしました。 以上で諸般の報告を閉じます。 △議案第1号 令和元年度鉾田市一般会計歳入歳出決算認定について 議案第2号 令和元年度鉾田市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について 議案第3号 令和元年度鉾田市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について 議案第4号 令和元年度鉾田市介護保険特別会計歳入歳出決算認定について 議案第5号 令和元年度鉾田市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定について 議案第6号 令和元年度鉾田市公共下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について 議案第7号 令和元年度鉾田市水道事業会計収入支出決算認定について ○議長(岩間勝栄君) 日程第2 議案第1号から議案第7号について一括して議題といたします。 決算特別委員会委員長から審査の経過並びに結果について報告願います。決算特別委員会委員長二重作茂兵衛君。          〔決算特別委員会委員長 二重作茂兵衛君登壇〕 ◎決算特別委員会委員長二重作茂兵衛君) おはようございます。審査経過についてお知らせします。 9月11日の本会議で決算特別委員会が設置され、議案第1号から議案第7号の令和元年度決算審査が本委員会に付託されました。9月14日に総務企画分科会、15日に経済建設分科会、16日に厚生文教分科会、18日に決算特別委員会の全体会を開催し、令和元年度決算について審議を行いましたので、その結果について報告いたします。 今回の決算特別委員会では、常任委員会ごとの分科会を設置し、それぞれの分科会で所管する事項について集中審議を行いました。 18日の特別委員会の全体会では、冒頭に分科会会長からの審査報告を受け、委員から質疑を受けました。その後、討論を行い、次に自由討議を行いました。 この自由討議は、議会基本条例第9条第2項に「議会は、本会議及び委員会において、議員、委員会及び市長提出議案並びに市民提案に関して審議し結論を出す場合、議員相互間の議論を尽くして合意形成に努めるものとする」とうたわれております。 議会基本条例が制定されてから、議会として議員間で討議する機会はありませんでした。これまでに視察研修で訪れた先進自治体議会では、議員間の自由討議を活発に行うことで、行政の問題点などを整理し、取りまとめたものを執行部へ提案し、政策に盛り込まれている事例がありました。これを受け、本市議会でも議員間の自由討議を取り組むべきとの気運が高まり、今回の実施に至りました。 今回の本決算特別委員会での自由討議の中で出された意見、指摘、要望については、1つ目として、今回の決算では、流用による予算執行が多く見られ、議会が認定した当初予算とは異なる執行が散見された。これは、市民を裏切ることで、予算の執行に計画性がない。 2つ目として、入札差金の発生した際の執行処理に疑問がある。当初予算を計上する際にきちんと精査すべきで、事前の事業計画が重要である。 3つ目として、各事業の執行に当たり、マンパワーの不足を懸念する。合併後、人件費を抑えるために職員数が逓減されてきたが、市民サービスが低下することはあってはならないので、再考を求める。 次に、今回の追認案件を受け、執行部、監査委員、議会のチェック機能が働いたのか問題があり、改善しなくてはならない。その中で監査委員の独立性という観点から、監査の体制の改善と改革が必要。これを機に専任の職員を配置した監査室の設置を求めたい。 次に、人口減少対策事業に関しては、先進地事例を参考にしながら、予算の増額を図り、事業の充実を図るべき。 次に、来年度の予算査定に向けて、少子高齢化、人口減少にしっかり事業を進められたい。また、不妊治療やデマンドバス事業の充実、出会いから結婚、出産及び住宅への補助など手厚いサポート、また安心して暮らせるまち、高齢者に優しいまちづくりのために予算充当されたい。同時に、コロナ対策として、新しい生活様式に対応するための経済支援にも取り組まれたい。 次に、学校跡地の利活用については、行政が優先的に行うもの以外は市民団体などに活用を検討してもらうこと、また民間に公募を行い提案をしてもらうということを直ちに行ってもらいたい。 次に、企業誘致に関しては、企業へ足しげく運んで意見交換をしながら誘致活動を活発化されたいなどの意見がありました。 本来であれば、提案された意見等に対し、議員間でその是非を検討したものを議会の意見として提出すべきでありますが、今回はこの点については不十分でしたので、今後の検討課題としたいと思います。 なお、引き続き議員間討議を充実させるためにも、委員会の場だけではなく、本会議においても活発に取り組んでいきたいと思っております。 採決の結果、議案第1号については、可否同数のため、委員長裁定となり、原案不認定、議案第2号及び第3号については、賛成多数により認定、議案第4号から議案第7号については、全会一致により認定されました。 以上、報告いたします。 ○議長(岩間勝栄君) 以上で委員長の報告は終わりました。 これより討論に入ります。 議案第1号について討論の通告がありますので、これを許します。水上美智子君。 ◆10番(水上美智子君) 議案第1号 令和元年度鉾田市一般会計歳入歳出決算認定に対しまして、賛成の立場から討論を行います。 令和元年度決算におかれましては、結婚、出産、子育て支援、教育環境の充実、雇用の場の創出、生活環境の整備まで横断的に切れ目なく、政策展開をパッケージ化した好循環を支えるまちづくりを目指し、それぞれの分野で各施策に取り組まれ、着実に成果が現れていると思われます。結婚、出産、子育て支援として、HUGくむ子育て応援事業の創設をはじめ放課後児童健全育成事業での鉾田南児童クラブの開所、不妊・不育治療費助成事業での市単独上乗せによる成果報告など子育て世代を取り巻く環境の充実が図られております。 教育環境の充実では、大洋中学校区統合小学校の用地購入や用地造成工事等が施工されたほか、小中学校教育用コンピューター整備事業での全クラスへの大型モニターの設置やICT教育に対する指導員の設置、中学生海外派遣事業での派遣人数の増員など鉾田の未来を担う子どもたちの施策に取り組まれております。 雇用の場の創出としては、人口減少対策事業での各種事業をはじめ中小企業等支援事業での新たな創業支援などに取り組まれ、生活環境の整備では、基幹的道路網の整備が進められたほか、防犯カメラやLED防犯灯の設置、防犯無線、放送施設デジタル化事業の推進など安全安心で住みやすいまちづくりに向けた各事業に取り組まれておりました。 また、相次ぐ台風により、各地で甚大な被害に見舞われ、復旧費等で10億円を超える予算執行となったほか、養豚のCSF対策、新型コロナウイルス感染症対策など災害への備えの大切さを身にしみて感じさせられる年でもありました。 決算規模では、歳入は前年度に比べ5.2%の減、歳出は6.2%の減となり、実質収支額は7億5,982万8,000円の黒字で、経常収支比率は0.8%増の90.5%となりましたが、財政力指数は0.461と前年度に比べ微増となっており、健全化判断比率からも昨年同様、健全な財政運営に努めていると評価しております。しかしながら、歳入全体に占める自主財源の割合が3分の1程度であることや、今後の合併特例期間の終了に伴う普通交付税の減額を見据えれば、財政状況はますます厳しくなっていくものと思われます。 このようなことから、引き続き市税徴収率の向上や、ふるさと納税の推進など自主財源の確保に努めるとともに、限られた財源の中で財政の健全性、効率性を確保しつつ、喫緊の課題である人口減少対策においては、国庫補助金など有効な特定財源を活用するなど、よりよいまちづくりを目指して、市民の福祉向上と市勢発展になお一層の努力されることを期待し、本決算に賛成の意を表し、討論を終わります。 ○議長(岩間勝栄君) 次に、高野 衛君。 ◆18番(高野衛君) 議案第1号 令和元年度鉾田市一般会計歳入歳出決算認定について、反対の立場から討論を行います。 決算内容は、少子化対策事業をはじめとした住みよいまちづくり事業持続的農業確立推進事業などの活力ある仕事づくり事業、小学校児童の遠距離通学と安全対策を目的としたスクールバス運行など教育環境の整備事業など評価できる内容もありますが、職員用パソコンを更新するに当たり、物品購入契約の締結については、議会の議決に付すべき契約の未提出があり、法令に違反し、現在契約は無効の状態となっていることは見過ごせない内容であります。監督者としての市長及び副市長の責任は大きく、組織的チェック機能が働かなかったことが最大の問題です。今後、今回の問題を教訓として再発防止対策の徹底を強く求めます。 以上の理由により、議案第1号につきましては反対をいたします。 討論を終わります。 ○議長(岩間勝栄君) ほかに討論ありませんか。井川倫士君。 ◆5番(井川倫士君) 私は、令和元年度鉾田市一般会計歳入歳出決算認定について討論いたします。 先日、9月18日の決算特別委員会で最後まで熟慮した結果、私は反対をしました。この理由は、改めて職員に襟を正していただきたいという思いからです。5年前、市議会議員に初当選させていただいたときに、市役所の仕事の進め方のずさんさや議会答弁の本旨を捉えない質の低さ、準備不足にびっくりしたのを覚えています。そこから、職員のご努力もあり、少しずつ改善がなされてきましたが、最近の状況を見ると、緊張感や思慮に欠けた答弁に逆戻りした感があります。大変残念です。それらの証左となる事例が今回の決算書に見られます。大きく2つあります。 1つ目として、今定例会でずっと議論されている議会に付すべき契約行為についてです。議会の議決を経ずに来てしまったこと、これは監査や議会のチェックを働かせることができなかった事例ではあります。しかし、鉾田市行政の組織疲労や物品入札結果を公表しないなどの情報非開示を含めた仕事の進め方の欠如並びに地方自治法及び例規の遵守という基本的な事項が守られなかったというあってはならない出来事です。この点については残念ながら議決順序が前後するため、この後の議会日程で議論されるでしょうから、ここではあまり触れずにおきますが、再発防止策の徹底が必要であります。 2点目として、予算の流用についてです。もちろん款、項、目、節の各予算の中で目と節の流用は法律上も可能ではありますが、行政運営の社会通念上、目に余るものがあります。同僚議員が既に指摘してくれておりますが、さらに分けると2つの流用問題があります。 ケースAとして、道路予算の流用です。当初予算が成立してすぐ後の6月に2回の流用があります。まだ実際に予算が使われた後でもないので、この時点で2,000万円の流用とはどういうことでしょうか。多額の流用金額や時期、ましてや当初予算の積算根拠をも否定するものです。また、年間を通して附帯工事発注の時期や仕方も不自然な部分が散見されます。入札差金の取扱いについても不明瞭な経費があります。業務量に対し職員の少なさも影響しているのかもしれませんが、これはゆゆしき事態で、これから各課の事業推進の精査が必要です。また、財政課の予算編成時の安易な取扱いとチェック機能の低さを露呈した形です。今後の役割の再認識とチェック体制の強化を求めます。 ケースBとして、中心市街地活性化事業があります。これは、約1,000万円の事業、事業内容としては、鉾田市のいわゆる町内にチャレンジショップを設置するというものでした。ただ、年度途中で想定していた設置場所の建物が使用できないことが判明、事業は頓挫しました。この失敗を責めるつもりはありません。しかし、同僚議員の一般質問で、減額補正すべきという指摘をされたにもかかわらず、それをせず、さらにはふるさと納税事業の予算が足りなかったからと12月に流用、これはおかしいです。まず、50万円の相談委託業務以外の事業は、全く執行できなかったのだから、本来は減額補正すべきでした。定例会に間に合わないのなら、補正額も大きく、臨時会を開くか、最悪予備費から使うこともできました。減額はできなかったとしても、不用額として今回の決算に臨むべきです。なぜ内部調整して本来の仕事の進め方を選択しなかったのでしょうか。議員に指摘されてからの実行はできないというプライドでしょうか。私の経験上、小さなプライドを守ろうということはよい結果を生みません。減額補正して事業計画時の調査準備不足や推進方法の不備を認めるべきだったと思います。 このほかにも同様の流用課題はありますが、代表例として以上の2つのケースを挙げさせていただきました。これら契約行為の点や予算の流用という大きな2つの問題を考え、先日の特別委員会では反対したわけです。 さて、少し話は変わりまして、議会の議決とはどのような意味を持つでしょうか。議会の意思決定とともに、議会からの市役所、そして市民へのメッセージという側面もあります。私が今回の決算の議決で伝えたいメッセージは、市役所の仕事の進め方はおかしい。だから襟を正してほしいというものです。このメッセージが伝わらなければ何の意味もありません。翻って今回の議会の様子は、大きな問題が多発したこともありましたが、感情的な場面が多かったと思います。政局と言ってもよいでしょう。このままでは先ほどの私のメッセージが正しく伝わらないと感じます。これは、私の本意ではありません。ですから、このように私の意思をしっかり示すために討論した上で、反対します。 なお、この後でありますが、PC購入の契約行為についての追認には賛成したいと思います。一見矛盾しているように見えるこの行為は批判を受けるかもしれません。しかし、私の信念ははっきりしています。多くの市民が鉾田市をどうにかよくしてほしいと強く思っているはずです。私は、この思いにどうにか応えていきたいのです。追認を認めなければ、また別の様々な課題を生みます。しかし、決算は別。様々な方からの批判を覚悟の上で、私の小さなプライドを守るためではなく、しっかりと意見を表明したいと思います。 以上のような理由から、私は令和元年度一般会計歳入歳出決算認定に市役所職員の仕事の進め方の改善を求めつつ、反対いたします。以上です。 ○議長(岩間勝栄君) ほかにありませんか。髙埜栄治君。 ◆4番(髙埜栄治君) おはようございます。私は、賛成の立場から討論させていただきます。 議案第1号 令和元年度鉾田市一般会計歳入歳出決算認定について討論させていただきます。令和元年度の予算執行につきましては、教育、福祉を中心に様々な新規事業等に取り組んでいただきました。その中で最たるものが関係役職員並びに市民が一体となって取り組み、大成功裏に終えた茨城国体スポーツクライミング開催事業があります。また、地元芸人を活用した各種PR活動は、鉾田市のメディアへの露出度も高めるとともに、ふるさと納税額の大幅増を生んだものと思われます。市長をはじめ職員各位のご努力に感謝する次第です。 しかしながら、監査委員の意見書にもあるように、微減にとどまった市税の不納欠損額の改善策の取組課題や災害時対応を含めた基金運用の課題、鉾田市地域公共交通網形成計画第2期鉾田市まち・ひと・しごと創生総合戦略、第2期鉾田市子ども・子育て支援事業計画等の諸計画についても、従前の鉾田市行政方式とも言っていいものか、計画つくって魂入れずの姿に対して監査委員から今後の計画の取扱いについては、着実な進行管理を求めるなど改善すべきご指摘も多くありました。 さらに、このたびの一般会計決算については、さきの臨時会での補正予算審議時に、入札の在り方について質疑させていただきました。その中で見積り徴取方法及び1社応札になる一般競争入札の非競争性及び落札価格の適正であるかの判断等の課題と改善について発言させていただきました。 次いで、本定例会では、議決当初予算の意味と安易な流用の運用の問題点も代表監査委員に投げかけ、監査する立場から適切な改善に向けての回答をいただきました。また、入札実施課題を調査する中で、消失した議決案件の未提出という職員及び副市長の稚拙なチェックミスが引き起こした事件についても、職員の猛反省及び正義感、倫理観から追認議案として提出され、市長はその全責任を取り、謝罪と給与の減額の方法で行い、関係職員にも懲戒処分という厳罰をもって既にけじめをつけていただきました。 このような事務手続の不備など多くの課題があったにせよ、令和元年度予算執行については、職員の創意工夫により、国庫補助、交付金など特定財源を有効に活用し、無駄のない適切な執行がなされたものと判断し、当該議案について賛成するものです。議員各位の確かな判断による議決表明を期待するものです。 ○議長(岩間勝栄君) ほかにありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕
    ○議長(岩間勝栄君) 次に、議案第2号について討論の通告がありますので、これを許します。高野 衛君。 ◆18番(高野衛君) 日本共産党の高野 衛です。議案第2号 令和元年度鉾田市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について、反対の立場から討論を行います。 令和元年度においては、茨城県に納める国民健康保険事業費納付金の減少により、実質収支額は1億3,173万8,274円の黒字会計となり、前年度と比較しても1億1,200万円も黒字額は増えています。加入している市民1人当たりの税額は11万1,564円、前年度より1.2%増え、金額では3,401円の引上げとなっています。 その一方で、収入未済額は多額となっているように、生活困窮などやむを得ない事情により保険料を納められない方も多数いることがうかがえます。これらの黒字分や基金の財源を使い、保険料の引下げを行うべきであったと考えます。保険料の滞納を理由に、資格証明書や短期被保険者証の発行もされていますが、悪質者とは区別をし、国民皆保険制度の精神を尊重し、正規の保険証を速やかに発行すべきであると考えます。 以上の理由から議案第2号につきましては、反対をいたします。 以上で討論を終わります。 ○議長(岩間勝栄君) ほかにありませんか。羽成洋一君。 ◆2番(羽成洋一君) 議案第2号 令和元年度鉾田市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について、賛成の立場から討論いたします。 令和元年度鉾田市国民健康保険特別会計の決算は、歳入で72億7,820万3,403円、歳出で71億4,646万5,129円と、昨年に比べ歳入で3.3%、歳出で4.8%の減となっております。税収においては、現年度分の収納率93.07%は、昨年度の93.15%と比べ若干低下しているものの、過年度分においては36.86%と、昨年度の33.24%から改善しておりました。さらに、国民健康保険被保険者と他の保険加入者との公平性の観点から申し上げると、本決算においては、平成30年度からの財政運営の広域化や平成20年度から継続的に保険税の見直しを進めてきたことにより、一般会計からの決算補填目的の繰入れをほぼ解消しております。 以上のように本年度決算においては、歳出に必要な歳入を国民健康保険税などの財源で確保できるようになりました。よって、令和元年度鉾田市国民健康保険特別会計歳入歳出決算は妥当なものと考えますので、賛成の意を表し、議員各位のご賛同をお願いし、討論を終わります。 ○議長(岩間勝栄君) ほかにありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岩間勝栄君) 次に、議案第3号について討論の通告がありますので、これを許します。高野 衛君。 ◆18番(高野衛君) 議案第3号 令和元年度鉾田市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について、反対の立場から討論を行います。 75歳以上及び一定の障がいのある65歳以上75歳未満の方が加入する医療制度であります。令和元年度において所得の低い方に対する均等割額の減額措置は、これまでの9割減額が令和元年度は8割軽減に削減が行われ、影響を受けた方は2,037人と多く、1人当たりの保険料も4万7,390円、前年度と比較し1,648円の引上げとなり、その結果、実質収支額は228万円の黒字会計となっています。高齢者は年々増加する中、所得の低い方に対する軽減対策が引き下がることは、昨年秋、消費税も10%に増税となる中で、安心した医療や老後を送ることができないと考えます。 よって、議案第3号につきましては、以上の理由で反対をいたします。討論を終わります。 ○議長(岩間勝栄君) ほかに討論ありませんか。髙埜栄治君。 ◆4番(髙埜栄治君) 議案第3号 令和元年度鉾田市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について、賛成の立場から討論いたします。 令和元年度決算は、歳入で5億2,844万569円、歳出で5億2,615万8,645円となっており、歳入においては保険料の3億7,531万4,580円、歳出においては後期高齢者医療連合納付金4億9,408万1,515円がそれぞれの大半を占めています。 後期高齢者医療制度は、高齢者の医療の確保に関する法律により、その運営主体を都道府県ごとに設置された広域連合が担うことになっており、本件においては茨城県後期高齢者医療広域連合が保険者となって運営されております。その下で鉾田市の役割は保険料の徴収や各種の申請届出等の窓口であり、健康づくりと介護の一体化を目途とした健康診査や脳ドックといった保健事業も実施しております。鉾田市における後期高齢者医療制度加入者は年々増加しており、決算規模も年々大きくなっておりますが、令和元年度の後期高齢者医療特別会計の決算は黒字となるなど健全な財政運営を行っております。 また、今後は団塊世代の加入が多くなり、給付も増加することが見込まれるため、その対策を期待するものです。これらを踏まえた令和元年度鉾田市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算は妥当なものと考え、賛成をするものです。 議員各位のご賛同をお願いし、討論を終わります。 ○議長(岩間勝栄君) ほかに討論ありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岩間勝栄君) 討論なしと認めます。 よって、討論を終結いたします。 これより採決を行います。 議案第1号 令和元年度鉾田市一般会計歳入歳出決算認定について採決いたします。この採決は、起立により行います。 お諮りいたします。議案第1号を認定することに賛成の諸君の起立を求めます。          〔賛成者起立〕 ○議長(岩間勝栄君) 起立少数であります。 よって、議案第1号は認定しないことに決定いたしました。 次に、議案第2号 令和元年度鉾田市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について採決いたします。この採決は、起立により行います。 お諮りいたします。議案第2号を認定することに賛成の諸君の起立を求めます。          〔賛成者起立〕 ○議長(岩間勝栄君) 起立多数であります。 よって、議案第2号は認定することに決定いたしました。 次に、議案第3号 令和元年度鉾田市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について採決いたします。この採決は、起立により行います。 お諮りいたします。議案第3号を認定することに賛成の諸君の起立を求めます。          〔賛成者起立〕 ○議長(岩間勝栄君) 起立多数であります。 よって、議案第3号は認定することに決定いたしました。 次に、議案第4号 令和元年度鉾田市介護保険特別会計歳入歳出決算認定について採決いたします。 お諮りいたします。議案第4号を認定することにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岩間勝栄君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第4号は認定することに決定いたしました。 次に、議案第5号 令和元年度鉾田市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定について採決いたします。 お諮りいたします。議案第5号を認定することにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岩間勝栄君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第5号は認定することに決定いたしました。 次に、議案第6号 令和元年度鉾田市公共下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について採決いたします。 お諮りいたします。議案第6号を認定することにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岩間勝栄君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第6号は認定することに決定いたしました。 次に、議案第7号 令和元年度鉾田市水道事業会計収入支出決算認定について採決いたします。 お諮りいたします。議案第7号を認定することにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岩間勝栄君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第7号は認定することに決定いたしました。 △議案第21号 物品購入契約の締結について(追認) 議案第22号 物品購入変更契約の締結について(追認) 議案第23号 物品購入契約の締結について(追認) 議案第24号 物品購入変更契約の締結について(追認) 議案第25号 鉾田市長等の給与の特例に関する条例の制定について ○議長(岩間勝栄君) 日程第3 議案第21号から議案第25号についてを一括して議題といたします。 総務企画常任委員会委員長から審査の経過並びに結果について報告願います。総務企画常任委員会委員長、小沼 勝君。          〔総務企画常任委員会委員長 小沼 勝君登壇〕 ◎総務企画常任委員会委員長(小沼勝君) 令和2年第3回鉾田市議会定例会において、当委員会へ付託された事件について、鉾田市議会会議規則第110条の規定により、審査経過を報告いたします。 令和2年9月11日、本会議において総務企画常任委員会に付託されました議案第21号 物品購入契約の締結について(追認)、議案第22号 物品購入変更契約の締結について(追認)、議案第23号 物品購入契約の締結について(追認)、議案第24号 物品購入変更契約の締結について(追認)の審査を行いましたので、審査の経過と結果について報告いたします。 令和2年9月17日の委員会では、副市長、財政課担当者、政策秘書課担当者及び総務課担当者の出席を求め、付託された事件について説明を求めました。 今回付託された事件は、平成30年度及び平成31年度のパソコン購入に当たり、地方自治法及び鉾田市議会議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例の規定による議会の議決を経ずに契約を締結したことについて、議会の追加の議決を求めるものであります。 この案件を審査するに当たり、問題となった点は、これまでに契約に関する議案については、法令に従い、きちんと議会に上程され、適正に処理が行われてきたにもかかわらず、なぜ今回の4議案は議会に上程されず、契約がなされたのかという点です。執行部の説明では、担当した職員はじめ入札審査会においても携わった担当者全員が議会の議決事項である本案を議会に上程すること、関係法令等の認識を欠き、組織的チェック機能も働かなかったこととの説明でした。しかしながら、そういったことが本当に起こり得るのか、また何か表には出せないようなことがあるのではないかと疑ってしまいます。 このような疑問がある中で、本委員会として今回のパソコン購入に関して事務処理上適正な入札処理が行われたのか、また購入したパソコンは適正な価格で契約されているのかを主眼に置き調査をすることにいたしました。 初めに、今回の入札に関する事務について、財政担当課長から詳細な説明を求めました。今回のパソコン購入に関しては、平成30年度と平成31年度の2か年で職員が業務で扱うパソコンを整備する事業であります。初めに、平成30年度パソコン購入事業では、5月14日に担当課である政策秘書課の担当者がパソコン購入に当たり、参考見積書を7社から徴取する起案をしました。これにより、7社から見積りの提出を受け、5月25日に執行決議及び設計書等を作成を行いました。次に、財政課では入札審査会を6月5日に開催し、今回のパソコン購入に関し、一般競争入札が行われることが決定されました。その後、6月8日に一般競争入札を行う旨の公告がなされ、6月27日に入札、翌28日に落札、候補者の審査が行われ、入札参加資格者条件を全て満たしていることが確認されました。翌29日に契約決議が行われ、7月2日に契約が結ばれました。本来であれば、この契約は仮契約を結び、議会への議決を経てから本契約とすることが適正な事務処理でありましたが、しかしながら、その処理を怠り、議会の議決を経ずに行った事務処理は、重大な誤りであります。その後、パソコンの配備台数に変更が生じ、追加のパソコンを購入するため、再度8月31日に参考見積りの徴取を行っております。数量の変更のため、契約業者に参考見積りの作成を依頼し、この見積書を参考に設計書等作成、変更要求決議変更通知書が作成され、9月11日に見積り合わせを行い、そして変更契約決議がなされ、契約締結が完了しました。ここでも議会の議決を経るべき契約が議決を経ずに契約をされてしまいました。以上のような事務処理により、契約されたパソコンは11月30日に納品され、12月21日に支払いがなされました。 次に、平成31年度パソコン購入事業では、4月2日に担当課である政策秘書課の担当者がパソコン購入に当たり、参考見積書を1社から徴取をしました。これ以降の事務処理の経過は平成30年度と同様です。しかしながら、前年度で7社から徴取していた参考見積書を1社しか徴取しておらず、この点について適正な事務処理であったか疑問が残ります。なおかつ平成31年度においてもパソコン配備台数に変更が生じ、変更の契約が締結され、パソコンの配備台数が増加されております。2年連続で変更契約が行われていることは、当初の配備計画がずさんであったとしか言いようがありません。この一連のパソコン購入に関する入札から備品購入契約にわたる事務処理の経過の説明を受けた結果、2つの問題点が指摘されました。1つ目が、平成30年度及び平成31年度においてなぜ変更契約を行い、台数を増やしたのか。2つ目が、平成31年度の当初見積りが1社からしか徴取しておらず、不当な価格設定があったのではないかとの指摘であります。 まず、1点目の指摘に対する執行部の回答は、パソコンを整備するに当たり、ウインドウズ7搭載のパソコンは350台稼働しており、予備機を含めて2か年で360台を整備する計画を立てました。1年目の契約後に各課への配備状況を確認したところ、各課から次年度に整備する予定の情報系PCへの要望が増加し、整備の必要がある全体数が増えたとのことです。その背景には、庁内のネットワーク環境の変化に起因するものです。これまで庁内のネットワークは、基幹系パソコン、情報系パソコンの差別化が完全に分離しておらず、庁内の情報システムを運用するPCが基幹系と情報系のネットワークに介在しておりました。そのため、ネットワークの強靭化を図るには、基幹系PC、情報系PC、インターネットPC、ネットワークを分断する必要があり、特に基幹系であるネットワークの独立化を図るため、ネットワークの分離が図られました結果、庁内の情報システムに接続する情報系PCに不足が生じました。このことが1回目の変更契約につながった理由であるとのことでした。 また、2回目の変更は、これまでに1人1台配備していなかった幼稚園職員などから情報系パソコンの配備要望が急遽あったからとのことでした。しかしながら、当初の計画と最終的には配備されたパソコン台数は大きく乖離しており、計画段階での事務の甘さに問題があると思われます。 次に、平成31年度の当初の見積りが1社しか徴取していなかったため、不当な価格設定があったのではないかとの指摘に対する執行部の回答は、参考見積書の徴取を1社にした理由について、契約規則上参考見積りを複数徴取する規定はなく、基幹部品であるCPUが品薄状態にあり、部品不足が当面続くと予想されたため、早急に整備をしなくてはならないと認識していたこと、販売会社がこれまで本市へのパソコン整備に関して経験値を有しており、他社との比較して実績があること、1社のみに見積り徴取をする判断となったとのことでした。しかし、1社のみで見積りが徴取では幾ら実績があるといっても、実勢価格と差が生じるおそれがあるとの疑念は晴れません。実際に平成31年度整備したパソコン単価が平成30年度に整備したパソコンと比較しても、高値になっているのです。執行部の説明によると、平成31年度の参考見積書で提示してあった額と平成30年度の購入したパソコンの格差には開きがあります。平成30年度に購入したパソコンは、CPUの違いにより安価に購入することができたが、このCPUの製造が平成30年度に終了してしまい、平成31年度にはCPUの性能が向上したため、その分がパソコン本体の価格に反映されたものとなりました。また、平成31年度に購入したパソコンにインストールされているマイクロソフト社オフィス及びウインドウズ10のエンタープライズ価格のアップグレードによる価格向上、その他平成31年度当初はウインドウズ7の保守期間の終了時期と重なり、買換えの需要の高まりによるパソコン本体価格が10%ほど値上がりがありました。これらの要因により、平成30年度整備したパソコンと平成31年度に整備したパソコンは格差が生じたとのことでした。また、結果的には参考見積書の価格と同様、スペックのパソコン実勢価格を比較しても、参考見積りの価格が実勢価格を下回っていることが分かりました。今回の審査では、入札から契約に至るまで経過について説明を受け、入札自体は適正に執行されていることを確認することができました。また、入札の結果、適正な価格でパソコンを購入したことも確認することができました。 しかしながら、結果的に適正な価格だったとはいえ、その手続の中には不適切な処理があったことを指摘しておかなければなりません。まずは2か年にわたる事業計画に当たり、当初の計画があまりにずさん過ぎることが挙げられます。本来当初からしっかりとした事業計画を立てていれば、途中に変更が生じることはなく、ましてや2年目の変更計画は考えられません。今後は十分に精査した計画を立てるよう求めます。 また、平成30年度パソコン購入の際に徴取した見積書の原本の提示を求めたところ、原本が見当たらないということが発覚いたしました。執行部では当時参考見積書を徴取をした7社への見積り内容の証明書、原本証明書を依頼し、7社から証明書の提示があり、金額も一致しておりましたが、文書取扱い上、きちんと保存されているべきものであって、文書管理に不適切な処理がなされていることを指摘せざるを得ません。 さらには、起案書作成文の稟議に当たって、起案した担当者から最終的な決裁権者に至るまで、それぞれのポストにおいてしっかりと内容を確認すること、重要さを再認識する必要があると思います。最終的には決裁権者の責任は重いものだと思われます。そして、最大の問題点は、今回契約に当たり、議会の議決を経ずに行ったことです。地方自治法及び鉾田市の規則にうたわれている議決を要さずに契約したことは大変遺憾であります。執行部では今回のこの問題で関係職員の処分を行い、また、市長及び副市長の処分を行うということですが、処分を行ったからといって、市民からの市に対する失望の念は晴れません。今後市民からの信用回復に必死に取り組んでいただきたいと思います。議会でも今回の案件について、平成30年度及び平成31年度において、当初予算及び決算においてこの問題を指摘できなかったことは憂慮すべきことであります。執行部から今後の再発防止策について説明があったものの、今回の事案のように、事務処理ミスが複合的に重なっている状況を鑑みると、内部浄化作用は期待できないかと考えます。やはり外部から有識者から成る第三者委員会による事務処理、ミスの原因の究明と再発防止策を策定すべきであります。市民からの疑念を払拭するためにも、再発防止に徹底的に取り組むことを強く要望いたします。 以上のように本委員会に付託された議案第21号から議案第24号において、関係職員に委員会出席を求め、今回の案件に質疑を重ね、審査を終了いたしました。 質疑に続き討論では、議決案件を議会に上程しなかったこと、ほかにも事務処理が適切に行われなかったことから、本案に反対する討論がなされました。 続いて、賛成討論では、事務処理に不適切なところもありましたが、本案を追認することはやむを得ないとの討論がありました。 続いて、採決を行った結果、議案第21号から議案第24号について全て賛成少数で否決することに決定いたしました。以上、報告をいたします。 ○議長(岩間勝栄君) 以上で委員長の報告は終わりました。 ただいまの委員長報告について質疑に入ります。質疑を許します。高野 衛君。 ◆18番(高野衛君) 1点お尋ねいたします。 今、詳細に審査した結果が報告をされておりますが、確認の意味でお尋ねいたしますが、このパソコンの購入契約に当たり、手続には不備があったけれども、入札関係、不正は見受けられなかったということでよいのか。当初総務企画常任委員会に付託する前に、この見積書の原本が見当たらないというような不祥事が発覚されたということで、議員の間からも疑問を感じるという意見が出されておりましたけれども、そういった関係からも調査した結果、その他の不正というものは見受けられなかったというようなことでよいかお尋ねいたします。 ○議長(岩間勝栄君) 委員長、小沼 勝君。 ◎総務企画常任委員会委員長(小沼勝君) 高野議員のただいまの質疑に答弁させていただきます。 入札に係る事務的なミスはありました。やはり高野議員がご指摘される見積書等の紛失等があったということは確かでございます。そういう中で、その見積り等を再発行をいただいたということで、その見積書の内容と照らし合わせた結果、入札に関しては問題がなかったというように感じられました。以上です。          〔「以上です」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岩間勝栄君) ほかに質疑ありますか。髙埜栄治君。 ◆4番(髙埜栄治君) 総務企画委員会の小沼委員長はじめ委員の皆様、この4議案の付託、調査、審議、ご苦労さまでした。 法令遵守のリーダーたる地方公務員としてあるまじき組織的チェックが機能しなかったという不手際による追認議案であったため、調査、審議する困難さがただいまの委員長の報告から聞かせていただいて、よく分かりました。その中で3点ほど質問させていただきます。 まず1点目なんですけれども、執行部の組織的チェック機能が働かなかったという説明に委員会としてはですね、そういったことが本当に起こり得るのか、または何か表に出せないことがあるのではないかと疑ってしまいますという報告でした。審議した報告文に事実に関すること以外、想像的、仮定的な文脈を入れた理由をお聞かせください。 2つ目として、入札や購入したパソコンの価格について、ほとんどですね、報告の中で、委員長のですね。各所に適正に実施された。適正な契約というお言葉と、あとは実勢価格を下回っているという言葉が多く出ておりました。こういった審議結果を出しながら、どうして委員長が各委員の指摘事項や疑義を分かりやすく調整し、追認議案としての意味を踏まえて可決する、認定することの総意としてまとめられなかったのか伺います。 3つ目として、今回の5議案の中の4議案の追認議案としてのですね、上程に当たっては、地方自治法並びに鉾田市条例違反の結果であり、看過できないものです。その根本的原因は、各責任者、監督者のチェック機能がなかったことに起因しています。さらに、さきの質疑の中で私が述べたように、議会監査委員も物理的原因によりですね、その機能を果たせなかったわけなんですが、審査に当たり、まず追認議案の意味と取扱いについて総務企画委員会で共通理解をした上で議論すべきだと思いますが、審議に当たり、どのような視点を設けたのか伺います。 以上3点お願いします。 ○議長(岩間勝栄君) 委員長、小沼 勝君。 ◎総務企画常任委員会委員長(小沼勝君) 法令等執行部の機能の中で、やはり想像の部分があったんではないかという部分の指摘に対して答弁させていただきます、まず1点目の。 やはり今回先ほども申したように、見積書等の紛失等があったということで、やはり疑ってかかるわけではないけど、物事を判断するに当たっては、材料がなかったと。当時手元に取り寄せられる資料もなかった。そして、この短時間の間で調べろと、調査しろと、研究は別としても調査しろと言われても、あまりにも時間がなさ過ぎたということで、当初から疑ってかかってしまった部分という部分、疑念を持ったという部分から入ってしまったことは、委員全員がそのような考えの中で疑った部分というのはあるのではないかなと思っております。 そして、なぜまとめられなかったということに対しましては、やはりこちらから要望した書類等が17日に慌ててそれ始まってきたと、執行部のほうから書類等の部分が慌てたように集まってきて、そこで調査をしたという中で、やはりこれも時間がなさ過ぎて調査をすることができなかった。非常に残念なことに、もっと時間を費やすことができればよかったのでしょうけど、総務企画委員会としては私を含めて計6名ということで、意見を皆さんから聴取いたしました。そういう中で、やはりそれは私の技量がなかったのかなと深く反省している部分がありますが、その部分に関しては謝罪申し上げます。 しかしながら、あとその3点目の条例でしたっけ、そのチェック機能を果たされなかった部分というのは、やはり再三にわたって総務企画委員会委員の皆さんは各担当者の方に入札審査会等の前に起案書をつくった時点から始まって、最終に至るまで監査委員の意見を聞きながらもですけど、最終に至るまで一つ一つきめ細かな部分で答弁をいただいたというような結果でございます。やはり髙埜議員に申し上げたいですが、これを本来ならば総務企画委員会に付託されたということは、やはりその辺の部分をご理解なされての部分だと思っておりました。本来ならば総務企画委員会等ではなくて、特別調査委員会等でこのような部分を15名でチェックすれば、いろんな角度から見ることができたのかなと、やはり時間のなさと委員会の人数の少なさがこのような結果にしか届かなかったのかなと、髙埜議員の思いには届かなかったのかなと深く反省している部分があります。以上です。 ○議長(岩間勝栄君) 髙埜栄治君。 ◆4番(髙埜栄治君) ありがとうございます。委員長のですね、ご苦労が切々と伝わってきました。今、委員長からあったように、やはり資料も少なかったと、時間も取れなかったと、あと人数的にもですね、調査特別委員会等であればもう少し多方面のいろんな視点からですね、調査ができたかなということでお言葉を頂戴しました。 そうした中で、そのほか報告の中で、その内部浄化作用は期待できないという表現があったかなというふうに思います。この中で、やはり先ほどの指摘した報告の内容と同じように、これは不適切な、曖昧で仮定的な表現に結びつくのかなというふうに思います。最初からですね、その資料がないことから、委員会としては疑ってかかっていたんだよというお言葉がありました。そうであればですね、先ほども適正、適正という言葉がありましたけれど、日頃からその鉾田市職員がですね、業者との間に贈収賄的行為、そういった不正があったかのような言い回しになってしまっているわけなんですね。そういったことがもしもっともっとですね、研究するんであれば、やはり参考人として今回懲戒処分を受けた職員、全職員を個別に呼んでですね、やはり聞き取り調査などをすることも可能であったのかなというふうに思うんですね。そういったことで整合性の取れない発言があれば詳細な調査追及をできたのかなというふうに思うんですが、職員の個別調査は行ったわけでしょうか。 ○議長(岩間勝栄君) 小沼 勝君。 ◎総務企画常任委員会委員長(小沼勝君) 職員の個別調査は行ってはおりません。髙埜議員、これ特別調査委員会と総務企画委員会の違い分かっていますか。分かっているんなら答えてくださいよ。調査できないんですよ、そこまで。私はそのように認識しております。それならば、当時特別調査委員会が立ち上がろうとしたときに、あなたは反対した理由をお聞かせ願えますか。          〔「議長、暫時休憩」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岩間勝栄君) 暫時休憩します。                午前11時14分休憩                                                        午前11時23分開議 ○議長(岩間勝栄君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 小沼 勝君。 ◎総務企画常任委員会委員長(小沼勝君) 先ほど大変失礼いたしました。髙埜議員の質問に対してお答えさせていただきます。 時間等が少なかったという部分、そして参考人聴取がやはりそこまで委員長としての采配の中で届かなかった点を深くおわび申し上げます。そして、やはり内部浄化作用は期待できないという部分は、これいろいろな部分でやはり職員に襟を正してもらうと、先ほど同僚議員が話されたように、そういう意味合いも中に含みは持っています。そのようにご理解ください。 ○議長(岩間勝栄君) 髙埜栄治君。 ◆4番(髙埜栄治君) ありがとうございます。私のほうもその参考人という表現が総務企画委員会の場合ですね、例えば出席要請、説明員としての出席要請の中でその聞き取りができるかどうかという表現のほうが適切だったのかもしれません。 それからですね、今やはり今回ですね、時間もないということなんですが、基本的にですね、今回のこのちょっと悲しい出来事なんですけれども、これについては先ほど申し上げたように、やはりそのチェック機能がないことと、議会監査委員もですね、やはり様々な取扱い、事務の取扱いの中でチェックができないような今の立場と方法なんですね。その辺のやはり改善、先ほども監査委員の監査室を設けるということで、意見が決算特別委員会のですね、委員長からもありましたけれども、そういったことも踏まえた形での取扱いなのかな。 あと、今、委員長からあったように、その内部浄化作用、これについては職員に対してのその期待感も込めた形での言葉ということは意味があるんだよということで、これについても理解できました。 最後にですね、このやはり時間もなかった。資料もなかなか出てこなかったという中で、その継続審査については、どのような協議がなされて今回継続審査としなかった理由などあればお聞かせいただいて、最後、それで終わりたいと思います。 ○議長(岩間勝栄君) 小沼 勝君。 ◎総務企画常任委員会委員長(小沼勝君) やはり継続審査等の話の部分等は内部ではあったような部分もあります。しかしながら、日数的に25日までの調査ということで委員会に付託されたような私の記憶がございます。その中での17日と24日の2日間の中で、今回の調査に取り組んだという経緯がありまして、本当に先ほどからも再三言わせてもらっております時間等がまた総務企画委員会の人数上の都合もありまして、調査がなかなか進まなかったという点が挙げられます。そして、今回その何でまとめられなかったのかということについては、やはり総務企画委員会の委員の皆さんの総意ですということをご理解いただければありがたく思っています。 ○議長(岩間勝栄君) ほかにありませんか。亀山 彰君。 ◆6番(亀山彰君) 委員長のほうに何点かお尋ね申し上げます。 ページ数でいいますと、3ページ、先ほど来髙埜議員からもあったところと重複するところあるんですが、まずは契約上、参考見積り、まず先ほど来からある、結果的に入札は適正だったというお話ではございますが、ここにまた結果的に参考見積書の価格と同様のスペックのパソコン実勢価格を比較しても参考見積り価格が実勢価格を下回ったことが分かりましたというふうになっております。これは、調べた中でですね、実際のところ、この業者、A業者と議会ですから、言わせていただきますけれども、1年目もA業者が安い設計見積りを出して、それを採用した。2年目もその業者が1社だけが見積りを出して設計価格にした。去年よりも140%、4割増の設計価格の見積りを採用して入札を行いましたけれども、その価格を高く出した業者が25%値引きして入札に応札をしたので、適正価格に、実勢価格になった。結果的にという、そういう意味合いでよろしいのかどうか。もともとこれが前年どおり95%ぐらいで落とされると、非常に高いパソコンを購入したということになるという意味でご理解でよろしいのかどうか。 それとですね、先ほど来からある第三者委員会云々とあるんですが、この自浄能力、本来であれば自浄能力がないということが書いてあるんですが、内部的な浄化作用ですか、失礼しました。内部的な浄化作用が期待できないということについてもですね、この9月議会、コロナ禍の中で短縮を図っている中、例年より1週間短縮をして、職員にコロナに対応していただきたいということで、短縮しております。その短い期間の中でこういった事件が起き、そして総務企画委員会のほうに調査を依頼しました。その中で市長をはじめ執行部の皆さんが不正を行っていないということをしっかり潔白を晴らすために調査をしたんだと思うんですが、しかし残念ながら、その調査も時間のない中やったので、なかなか執行部の皆さんの潔白を証明できなかった。そして、この内部浄化作用についてもですね、本来であればこの事件が8月11日に発覚しております。9月3日に初回、初日にこの議案案件が追認されておられれば、それからスタートできて25日までには精査できたんですが、そういった内部的にも、しっかりそういった9月3日に上程できないほど内部のほうも混乱しているということも含めて内部浄化作用が期待できないというような表現を取ったのかどうかについてお伺いいたします。 ○議長(岩間勝栄君) 小沼 勝君。 ◎総務企画常任委員会委員長(小沼勝君) まず、参考見積りの部分に関して、やはり平成31年度、令和元年度につきましても、140%見積り等で上がってしまったと。先ほども申しましたが、やはりパソコンの購入に当たり、やはり10%程度上がってしまった。機種の関係上10%上がってしまったということで、亀山議員の考えと全く相違ないことを私も思っております。 それと、2番目の自浄能力等、その先ほども髙埜議員から話がありました部分に関して、私のほうからは本当に今後期待を込めた部分、やはり職員に襟を正してもらいたい部分等を含みを持ってやはり今回の事案を真摯に市長をはじめ執行部の方々が、そして議会も受け止めなければならないのかなという部分で、議会としても見過ごしてしまったというよりも、決算においてその確認が取れなかった部分というのも指摘できなかったという部分も踏まえて、今後やはり特に市長、副市長には印鑑の重さというのをしっかりと認識していただきたいという部分、そこの含みを持っております。そして、その9月8日等において、今回の事案を出してきてしまった執行部に対しても、やはりこのような事案が出てきたときに、即対応すべきところだと思いますが、その部分に関してもやはりこれは市長をはじめ副市長、執行権を持っている市長は特にこの部分に関しては真摯に受け止めてもらって、今後このようなことがないことを願いを込めているところが私の気持ちの部分でございます。本来ならば、何やってんだと、市長、こんなことではかじ取りができないよと言いたいような気持ちでおります。その気持ちを酌んでいただければ幸いかと思います。 ○議長(岩間勝栄君) 亀山 彰君。 ◆6番(亀山彰君) 2点目としてですね、先ほど来よりある参考見積書を1社からしか2年目は取らないというところで、契約規則上では参考見積書を複数徴取する規定はないということで執行部のほうの答弁があったというようなことであります。2,500万円からの買物をするのに、1社からしか見積りを取らないで買う。確かに規制はありません。建設工事であれば、設計価格を何社からか取らなくちゃいけませんが、我が市では物品購入はそういった1社からだけでは駄目じゃなくてですね、複数社取れという規定はありませんが、社会一般的にですね、考えていただいて、この1社からしか取らないということ、これは規定がないから、規定がないから認められる。ここに最終的には、実勢価格と差が生じるおそれがあるとの疑念が晴れませんと書いてありますけども、これはもちろん規定がないからそれは1社からでもいいんだよという執行部の答弁でございますけれども、こちらのほうは委員会のほうではどのような指摘があったかお伺いいたします。 ○議長(岩間勝栄君) 小沼 勝君。 ◎総務企画常任委員会委員長(小沼勝君) 確かに亀山議員のおっしゃるとおりでございます。規定がないと私も先ほど報告をさせていただきました。規定がないから1社でもいいんだよという考え等は私も亀山議員同様毛頭ありません。そういう中でその部分に関して職員のほうから規定がない以上、このように物品購入に当たって、前回の30年度のパソコン購入の見積り等を行ったという中で、1社のみ、また中のパソコンの、すみません。ちょっと整理します。          〔何事か呼ぶ者あり〕 ◎総務企画常任委員会委員長(小沼勝君) 大丈夫です。すみません。パソコンの部分で、パソコンのウインドウズ7からウインドウズ10への中で、これを機種の切替えの中で、前年度、平成30年度に契約した会社等がやはりこの変更に当たって、すみません。購入に当たって、訂正します。購入に当たって……          〔「まとめたほうがいいな」と呼ぶ者あり〕 ◎総務企画常任委員会委員長(小沼勝君) ちょっとすみません。整理します。 ○議長(岩間勝栄君) 暫時休憩します。                午前11時38分休憩                                                        午前11時38分開議 ○議長(岩間勝栄君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 小沼 勝君。 ◎総務企画常任委員会委員長(小沼勝君) 亀山議員のほうから今指摘がされました部分に関しては、今回疑念を持たれている部分というのがあります。その部分に関しては、やはり疑念は、購入に当たっては、適切な価格で購入されたということで疑念は晴れたと思っております。委員会の中でそのような話は幾つか質疑はされました。しかしながら、疑念が晴れたというような解釈を私どもは委員会としてはいたしました。 ○議長(岩間勝栄君) 亀山 彰君。 ◆6番(亀山彰君) 3回目ですので、委員長のほうは疑念が晴れたということですね。第三者委員会を設置ということが求められております。これは、第三者委員会、総務企画委員会でこの時間のない中、必死に考えていただき、協議していただいた中でもですね、25日、今日、本来であれば執行部の疑念を晴らしてですね、総務企画のほうで晴らして、25日に採決したいということで追認したいという思いもあって、タイトな日程だったのかなと。その中ででもですね、こういった1社からしか見積り取っていないだとか、いろんな疑念が数多く出てきてしまいました。その中で本来であれば調査特別委員会でしっかり調査すればいいんですが、それも否決されておりますので、総務企画委員会としては最終的には第三者委員会で自浄能力も、また原因究明もしっかりやっていただいて、組織的にこんなに多くの人たちが欠如するということが本来あるのかどうか、非常に疑わしいと、これが本当に全員がうっかりミスしているんであれば、この鉾田市役所は本当に大変なことなのだと、いろんな疑念を、そのほかにこの変更契約をして、2,500万円、当初予算満額ぐらい使うような、どうしてもパソコンの台数ではなくてですね、予算を全部消化して、そのお金をどうにかしたいという思惑があると、そういう疑念が晴れなかった。ですから、第三者委員会にしっかり付託して、その辺の調査も時間をかけてしていただき、執行部がですね、しっかり仕事をしていたということを証明してもらいたいという意味で第三者委員会の立ち上げを要望したのかどうかについてお伺いいたします。 ○議長(岩間勝栄君) 小沼 勝君。 ◎総務企画常任委員会委員長(小沼勝君) 確かに今回の案件に係りまして、パソコンの事案に係りましては、疑念は晴れていません。そういう中で、やはり第三者委員会等の部分、今回調査するに当たって、時間等も当総務企画委員会ではなかったという部分等がございます。そういう中で、やはり有識者等を携われた中で執行部にお願いしたいという部分がございます。できれば調査したいという部分はありますが、やはり調査し切れなかった部分、またその部分をやはり私の技量不足かなと深く反省しております。今後その第三者委員会等についての部分で皆さん方にやはりそのような思いがあれば、そのような形で執行部は襟を正していただきたいという気持ちでございます。 ○議長(岩間勝栄君) ほかにありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岩間勝栄君) 質疑なしと認めます。 よって、質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。討論を許します。髙埜栄治君。 ◆4番(髙埜栄治君) 私から議案第21号 物品購入契約の締結について(追認)から議案第25号 鉾田市長等の給与の特例に関する条例の制定について、賛成の立場から討論いたします。 今回上程されました特に4議案につきましては、行政運営上あってはならない基本的かつ初歩的ミスであり、しかも数々の審査の機会及び決裁の機会がありながら、スルーしたという地方自治体職員としてあるまじき悲しい失態です。 その中で、当該議案は関係職員は二度と起こしてはならないという反省と正義感、倫理観から関係機関の指導助言を受け、追認議案として提出されたものです。責任の部分では市長がその全責任を取り、謝罪及び給与の減額する議案を提出するとともに、関係職員にも懲戒処分という厳罰措置を実施しております。 さきの4議案の質疑においては、予想に反し質問した議員の数も少なく、終結してしまいました。議会は事前に提出された議案に対し課題があれば問題点を精査し、納得いくまで議論すべきだと考えます。この中で私は原因究明に加え、大きく3点の再発防止のための改善案等を投げかけ、岸田市長から前向きな答弁を確認し、一部は既に動き出しているところです。 1つに、市長自らを律するため、給与の減額並びに監督者には賞与などに影響させることのできる法律上の処罰である重い戒告処分を行い、その瑕疵について責任のある姿を全ての職員に周知させる。2つに、各課議会に例規集もない自治体は全国にも稀有な、異常な自治体です。このことを鑑み、例規の取扱いについて全職員が条例、規則、各種要綱等を構築できる能力を培い、OJTを通して、法令、例規遵守の行政運営をできるようにする。3つ目に、入札等結果の公表については、物品等を含め低額の契約等についてもできるだけ速やかにホームページを通して公表する。当該案件については、制度的にはチェック機能がありながら、役割を果たせなかったという地方自治体運営上、そして地方公務員としては不本意であり、関係職員はもどかしさを感じているものと思われます。 ここで、改めて地方公務員としてあるべき姿を確認するため、地方自治法第31条及び鉾田市職員の服務の宣誓に関する条例から宣誓文について紹介します。「私は、ここに、主権が国民に存することを認める日本国憲法を尊重し、かつ擁護することを固く誓います。私は、地方自治の本旨を体するとともに、公務を民主的かつ能率的に運営すべき責務を深く自覚し、全体の奉仕者として誠実かつ公正に職務を執行することを固く誓います」。この言葉が本市職員の公務員としての姿勢です。 結びとして、当該4議案の契約及び変更契約内容の取扱いには、先ほどの総務企画委員会のご指摘のように、改善すべき点も多々ありますが、予算執行には職員の努力により経費を削減し、有効に執行がなされたものと判断し、当該議案について賛成するものです。 ○議長(岩間勝栄君) ほかに議案第21号から議案第24号について討論ありませんか。土子勝也君。 ◆1番(土子勝也君) 私は、議案第21号 物品購入契約の締結について、反対の立場から討論いたします。 平成30年度パソコン購入に当たり、地方自治法及び鉾田市条例により、議会の議決について契約及び財産の取得又は処分に関する条例の規定により、議会の議決を経ず契約を締結した。なお、書類等を紛失しており、書類は鉾田市文書事務取扱規程でも第3種に5年間は保存と決められております。そういうことから物品購入の件についても私はきちんとした説明がなかったことから、議案第21号に対しては反対いたします。 ○議長(岩間勝栄君) ほかにありませんか。羽成洋一君。 ◆2番(羽成洋一君) 議案第23号 物品購入契約の締結について(追認)について、反対の立場から討論いたします。 平成31年度のパソコンの購入については、先ほど委員長報告にもありましたように、入札予定価格の算出に当たり、平成30年度、前年度ですね、のパソコン購入で落札、入札した業者1社からしか徴取しておりません。規定違反はないと、当たらないという説明は受けていますが、パソコンは市民の血税で購入しているものです。今回のパソコンは適正価格で購入したものとは到底判断できるものではありません。また、先ほど髙埜議員のほうから公務員法の説明ありましたけれども、私は第30条のほうでちょっとお話しさせていただきたいと思います。第30条のほうでは、ご存じのとおりだと思うんですけど、皆さん。「全ての職員は、全体の奉仕者として公共の利益のために勤務し、かつ、職務の遂行に当たっては、全力を挙げてこれに専念しなければならない」と、皆さんご存じのとおりうたっていると思います。今回の締結に当たって、各職員の方が全力を挙げて契約を結んだとは、そして市民の利益のための契約とは到底思えません。また、先ほど亀山議員からもありましたが、1社からの見積り、物品購入に関して規定違反ではないものの、総務企画委員会の説明にもありましたけれども、今後ですね、改善策として見積り徴取業者を複数の業者から取る等のですね、改革改善もいまだ示されておりません。 以上の理由から、私は今回の物品購入締結について追認は不当なものと考えますので、反対の意を表し、討論を終わります。以上です。 ○議長(岩間勝栄君) ほかに討論ありませんか。亀山 彰君。 ◆6番(亀山彰君) 私は、議案第22号、議案第24号について反対の立場で討論させていただきます。 物品のほうは2年間合わせまして360台購入の予定のものが446台と大幅に変更契約をしております。これは、明らかに予算消化型、予算があるから全部買うのか、もしくはこの金額をどうしても売上げさせなければいけないという思惑があったのか、その疑念がいまだに晴れておりません。ですから、私は議案第22号、議案第24号についての追認について反対の意を表したいと思います。以上です。 ○議長(岩間勝栄君) ほかにありませんか。井川倫士君。 ◆5番(井川倫士君) 私は、議案第21号から議案第24号に賛成の立場で討論いたします。 先ほど決算認定の件でお話ししたとおりですけれども、今回は不手際があったのは事実です。ただし、これ追認しないと、第三者である企業の方たちにもまた不利益を被っていく可能性もあったりといった様々な課題がまた事情として発生してしまいます。ですから、そういった点を踏まえて、今回は職員、そして当然市長と責任を取っていただくのは別にして、これについては賛成せざるを得ないというふうに考えております。以上です。 ○議長(岩間勝栄君) ほかにありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岩間勝栄君) 次に、議案第25号について討論の通告がありますので、これを許します。小沼 勝君。 ◆8番(小沼勝君) 議案第25号 鉾田市長等の給与の特例に関する条例の制定について、反対の立場で討論いたします。 本条例につきましては、2,000万円を超えるパソコン購入契約の議会の議決を経ず締結したことについて、責任を取り、市長及び副市長の給与3か月間、月額10%の減額にするものでありますが、これから申し上げます2点の理由で反対いたします。 まず、当時の担当部長及び担当課長4名の職員が戒告、8名の職員が訓告という地方公務員法に基づく懲戒処分を受けました。通常処分する際には、鉾田市職員の懲戒処分及びに訓告及び厳重注意の措置に関する規定に基づき、職員の日頃の勤務態度が極めて良好であるとき、職員が自らの行為を発覚する前に自主的に申し出たとき、情状を酌量して処分を軽減することができます。しかしながら、今回の場合はそのことを考慮されておりませんでした。懲戒処分とは戒告処分であっても、昇給、ボーナス、そして退職金まで将来にわたって不利益をもたらすばかりでなく、職員の個人の履歴に記載され、一生の汚点として残されます。それほど重いものです。それに比べて市長、副市長は処分ではないため、ボーナスや退職金には影響せず、履歴には記載されないため、汚点として残りません。 また、過去を振り返ると、職員の日赤社資の着服が判明したことから、管理能力の責任を取り、当時の市長6か月間、管理職6か月間、助役2名3か月間、補佐等まで計9名の給与を月額10%減額を行いました。今回の給与の減額は他の自治体の同一事例を参考にしたということもありますが、職員の処分や市長等の責任の処し方は、他の自治体よりも鉾田市の過去の事例を参考として検討することが公平性の観点から見ても、何よりも求められるものではないでしょうか。職員には信賞必罰、異議申立て期間はあるだろうが、異議を申立てできないように忖度させているのか、因果応報、因果の原因はあると思うが、種をまいた岸田市長、育てる副市長は、人を、職員を育てること、管理能力がなかったなと取れるような部分があります。岸田新市長になり、機構改革が行われたが、関係法令等の確認を欠き、組織的チェック機能が果たせなかったことが原因ではなかろうか。資質と指導力、管理能力が特に市長は内容を確認もしないで印鑑を押す習慣があるのではないか。地方自治法の認識の薄さが露呈された事案ではないか。今回、物品購入事案に対して、2か年にわたり入札計4回、失念を言い換えて、瑕疵、瑕疵の責任は重いものであり、地方公務員法に基づいても、鉾田市の前例から見ても責任は重いものである。 以上の理由から本条例の給与の減額はあまりにも軽いと言わざるを得ない。議案第25号 鉾田市長等の給与の特例に関する条例の制定に関して、議員各位の賛同を求め、反対の意を表し、討論を終わります。 ○議長(岩間勝栄君) ほかに討論ありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岩間勝栄君) 討論なしと認めます。 よって、討論を終結いたします。 これより採決を行います。 議案第21号から議案第24号に対する委員長報告は否決であります。 それでは、原案についての賛否をお諮りいたします。 議案第21号 物品購入契約の締結について採決いたします。この採決は、起立により行います。 お諮りいたします。議案第21号を原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。          〔賛成者起立〕 ○議長(岩間勝栄君) 起立多数であります。 よって、議案第21号は原案のとおり可決することに決定いたしました。 次に、議案第22号 物品購入変更契約の締結について採決いたします。この採決は、起立により行います。 お諮りいたします。議案第22号を原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。          〔賛成者起立〕 ○議長(岩間勝栄君) 起立多数であります。 よって、議案第22号は原案のとおり可決することに決定いたしました。 次に、議案第23号 物品購入契約の締結について(追認)採決いたします。この採決は、起立により行います。 お諮りいたします。議案第23号を原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。          〔賛成者起立〕 ○議長(岩間勝栄君) 起立多数であります。 よって、議案第23号は原案のとおり可決することに決定いたしました。 次に、議案第24号 物品購入変更契約の締結について(追認)採決いたします。この採決は、起立により行います。 お諮りいたします。議案第24号を原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。          〔賛成者起立〕 ○議長(岩間勝栄君) 起立多数であります。 よって、議案第24号は原案のとおり可決することに決定いたしました。 次に、議案第25号 鉾田市長等の給与の特例に関する条例の制定について採決いたします。この採決は、起立により行います。 お諮りいたします。議案第25号を原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。          〔賛成者起立〕 ○議長(岩間勝栄君) 起立多数であります。 よって、議案第25号は原案のとおり可決することに決定いたしました。 午後1時まで休憩いたします。                午後 零時02分休憩                                                        午後 1時00分開議 ○議長(岩間勝栄君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 △議案第26号 令和2年度鉾田市一般会計補正予算(第6号) ○議長(岩間勝栄君) 日程第4 議案第26号についてを議題といたします。 これより議案に対する質疑に入ります。 それでは、質疑を許します。井川倫士君。 ◆5番(井川倫士君) 気分を変えて、すみません。午後になりましたので、3点ほど質問したいと思います。 大きなことで2点と、すみません。少し細かいことで1点聞きたいんですけど、まず1つ目が、今回のコロナの特別交付金についてのことで2点ほどちょっと確認させていただきたくて、自分がちょっと不勉強で恐縮なんですけれども、今回私からの提案もあって、たくさんの事業を職員の方たち用意していただいて、メニューをつくっていただいて、それは大変ありがたいんですけれども、どうしても募集期間が少なかったりした事業があって、予算執行が滞ってしまった、結果的にですよね、滞ってしまったものが幾つかあると思うんです。これ残った予算があったとしても、要は申請したり、事業計上していた予算が使い切れなかったとしても、何か大きな問題にはならないのかということをすみません。1点確認したいんですね。以前の説明ですと、交付金よりもプラスアルファ、財政調整基金を使った中で、事業を立案しているので、大きな問題にはならないというような趣旨の話があったと思うんですが、ちょっと念のためその点確認させていただきたいのと。 もう一点が、多分うちの自治体だけではないと思うんですけれども、これ事業執行ができないと。要は例えば物品の購入が年度内に納まらないということも可能性としてはちょっとあるような状況だと思うんですね。ちょっといつも具体例に出して恐縮なんですけれども、例えばGIGAスクールに関しても、先日の新聞等の報道によれば、現状で納入されている自治体がもう1%台というような状況らしいんです。なので、これどんどん国の制度が方針が変わっていっているので、まだ現状分からないのかもしれませんけれども、年度の繰越しが今の時点では可能な予算という考え方になっているのかどうか。 この2点を確認したいんですね。分からなければ分からないでいいですし、以前の状況では繰越し多分できないという状況だったと思うんですけど、確認したい。なので、繰り返しになりますが、1つが全ての予算を使えなかった事業が幾つかある中で、申請した枠の事業予算執行ができなかった場合に何か問題になることがあるのかと、何か工夫していただいて、議会に提示している事業内容とは別の枠組みで使っていると問題ないというような話も傍聴させていただいた委員会の中で出てきたんですけど、その点の確認と現時点で年度の繰越しがこの交付金については可能なのかどうかというのを確認させていただきたいと思います。 2点目が、すみません。この予算書の23ページで金額的には小さいんですけれども、ちょっと見過ごせない状況だと、見過ごせないというか、きちんと考えていかなきゃいけないことだと自分は認識しているんで、ちょっと質問させていただきたいのが、補正予算書の23ページの一番下段にあります民生費の中の行旅人取扱事業です。これは、身寄りのない方がお亡くなりになられた場合に、基本的には自治体のほうできちんとその方の埋葬等をするような事業だというふうには認識をしているんですけれども、ちょっとその事業内容は再度確認したいのと、すみません。令和元年度の決算の中では、たまたまと言ったら言い方が失礼かもしれませんが、去年はゼロ人だったと。今回は追加の補正が入っていて、先日から見ていると、新聞報道等では何人かどうしても孤独死されている方が鉾田市でも発見されているという報道がなされておりますが、実際のこの現在の状況はどうなっているのか、ちょっと教えていただきたいと思います。この合計3点お願いいたします。 ○議長(岩間勝栄君) 政策企画部長。 ◎政策企画部長(岡崎正元君) それでは、2点ほどご質問がありましたので、私のほうからお答えしたいと思います。 まず、その前に臨時交付金のほうの執行率のほうをご答弁させていただきたいと思います。9月15日現在でございますけれども、一時交付分では49.5%の執行率となっております。1次と2次を合わせますと、まだ2次が8月の補正だったもんですから、合わせると28.2%ということで、まだ事業のほうが進まない事業等もあるということをご理解いただきたいと思います。 それと、1点目のご質問でございます。使い切れなかった場合の事業費はどういうことになるんだというご質問だと思うんですけども、現在使い切れるような形で事業費のほうは進めていただいてはおるんですが、仮にこれが例えば入札を行った差金があって、その分が余ってしまったとか、そういうことで事業費のほうが少なくなるということも当然最初からそういうことも考えられると思います。そういう場合につきましては、当初事業費のほうも大きな枠で見ているものもありますし、そういう中で交付金のほうも事業に充てていますので、100%で充てているわけではございませんので、その部分は使い切れるのかなとは思っております。ただ、どうしても使い切れないというような状況になりましたらば、交付金が割れるという状況ですが、こういう場合には国のほうにその分は申請できないということになろうかと思います。 それと、2点目でございますが、事業執行が予算は取ったんだけども、年度内に行えなかったとか、発注はしたけども、年度内にできないとか、そういうことがあるかもしれませんけども、そういう場合には繰越しではなくて、ちょっとこれ井川議員、正確ではないんですけども、基金がたしか組めるというようなふうに聞いてもおりますので、ちょっと正確ではないので、議会で答弁して本当に申し訳ないんですが、そういう状況が基金が組めるというふうに聞いております。          〔何事か呼ぶ者あり〕 ○議長(岩間勝栄君) 政策企画部長。 ◎政策企画部長(岡崎正元君) すみません。訂正させていただきます。 基金は組めないということのようでございますので、事業執行が年度内にできない場合は、一般財源のほうで対応するような形になってしまうのかなと思います。以上でございます。 ○議長(岩間勝栄君) 福祉事務所長。 ◎福祉事務所長(菅谷美祐君) それでは、行旅人の関係につきましてご答弁させていただきます。 議員がおっしゃいましたように、行旅人の扱いにつきましては、法に基づいて実施してございます。行旅人が病気になったり、死亡したりした場合に取り扱う法律でございますが、まず行旅人が病気や死亡した場合に、所在地の市町村が救護するべきと定めがございます。それに基づいて実施しております。 また、現状のということでのご質問でございますが、今回補正をさせていただきました経緯につきましては、当初から2名分の行旅人の予算を計上させていただいておりましたが、現状3名発生する見込みということで、今回補正をお願いしているところでございます。以上でございます。 ○議長(岩間勝栄君) 井川倫士君。 ◆5番(井川倫士君) 基本的にまずすみません。コロナの特別臨時交付金の件ですけど、交付金事業は私よりも多分部長のほうが当然詳しいと思うんですけど、通常は繰り越せないというものが多いと思うんですね。なので、その点確認していただいて、では私がですね、たくさんのメニューを取りそろえていただきたいということを言った責任もありますので、市役所の職員の方たちに迷惑がかからないようにしたいということで、ちょっと確認させていただいたことがあります。多分全国的にもうちだけではなくて、多分職員の数が少なくて事業執行できなかったり、あとは頼んでいたものが物品がもう年度内に納入できないという状況があると思うので、通常であれば10月から12月ぐらいもしくは年明けぐらいに繰越し可能というふうな判断になるとは思っているんですけれども、その辺もきちんと情報を仕入れていただければと思います。 次に、行旅人の件なんですけれども、基本的にはこれもともとの趣旨は行き倒れというか、の方だと思うんですけど、この3名というのは、その本当に行き倒れと言ったらちょっと失礼になってしまうかもしれません。そういったものなのか、それともどこかで孤独死をされてしまった方なのかというのを確認したいんですね。というのは、当然ですけど、同僚議員の方たちからも質問があるとおり、今コロナの状況で、どうしても生活困窮されている方で、食べる物にも困って孤独死されているような方が増えてしまうということも懸念されるわけですよね。ただ、そのような中でも民生委員さんたちにも当然協力いただきながら、職員の方たちも見守りはしていただいているとは思うんですが、なかなかそれも実施しにくい状況はありますので、ちょっとその状況を確認したいので、これが本当の行き倒れというか、そういった方なのか、例えば海難事故に遭われたような方とか、そういったことなのか、孤独死をされて、独居で住まわれている方なのかというのを確認させていただきたいんですけれども。 ○議長(岩間勝栄君) 福祉事務所長。 ◎福祉事務所長(菅谷美祐君) 議員ご指摘のとおりでございまして、なかなか旅行でこちらに来て亡くなる方ということではございません。また、水難事故というようなことでもございません。今回のケースにつきましては、孤独死というような形で、やはり支払いができない方ということで対処しているところでございます。以上でございます。 ○議長(岩間勝栄君) 井川倫士君。 ◆5番(井川倫士君) 残念ながら孤独死をされた方ということなので、すみません。ちょっとなかなか協力できることなら、恐縮なんですけれども、こういった状況ですけれども、職員の方たち、そして民生委員の方たちにご協力をいただきながら、引き続き見守りの強化をお願いいたします。以上です。すみません。ありがとうございます。 ○議長(岩間勝栄君) ほかに質疑ありませんか。髙埜栄治君。 ◆4番(髙埜栄治君) 私のほうから2点ほど質問させていただきます。 ページ数14、15、歳入のですね、民生費国庫補助金と民生費県補助金のところですね、まずその点なんですけど、こちらは国からですね、の交付金から県の補助金という形で形態変えているわけなんですけれども、こちらについて、この認定こども園、まだ課題があって予算化の中から利用についてですね、計上できない部分があるのかなと思うんですけれども、こちらについてのこの補助金の使途ですね、どういったことに使える補助金なのか。 それから、この補助金の利用できる権限、繰越明許とかも可能なのかどうかですね、その点を1つお聞きします。 それから、同じ14、15ページの農林水産費県補助金、今日は宮本課長がデビューされているので、せっかくなので質問させていただきたいと思うんですが、こちらは県単農道整備事業補助金300万円の減額で、歳出のほうですね、こちらについては32、33ページ、農道整備事業になっています。こちらは一般の委託料からの負担金への組替えというのは分かるんですけれど、その中で300万円減額という形になっております。以前お聞きしたところ、この農道整備についてはなかなか補助つかないので、3年ないし5年に1本ぐらいしか整備できないのかなという中で、今回その減額に至るということで、次の予定のですね、候補の農道整備等に充当できなかったかどうかということをお聞きしたいと思います。よろしくお願いします。 ○議長(岩間勝栄君) 福祉事務所長。 ◎福祉事務所長(菅谷美祐君) 議員ご指摘のこの国庫予算が国庫補助から県の補助に組替えということでございますが、これはあくまでも財源の組替えでございまして、この事業につきましては、旭保育園の施設の整備の補助金でございますので、繰越しということの対応には必要ないと、事業的には実施できるという見通しでございます。以上でございます。 ○議長(岩間勝栄君) 道路建設課長。 ◎道路建設課長(宮本勝彦君) まず初めに、歳入の補助金の300万円の減につきましては、歳出で委託料として600万円を計上しております。こちらが本年度当初予定していました測量設計業務、これを予定していまして、300万円については、測量設計業務につきましては、補助率が50%ということであったんですが、この事業、当初補助金ということで認識はしていたんですが、事業主体が調査費においては県の土地改良連合会、こちらで事業を行うということで、次の負担金に計上してあります事業費の2分の1をここで負担するというようなことになっております。以上になります。
    ○議長(岩間勝栄君) 髙埜栄治君。 ◆4番(髙埜栄治君) 分かりました。まず、認定こども園の件なんですけれども、こちらについては、旭保育園のほうのですね、今後積極的に取り組んでいただいている事業に充てるということだと思うんですけれども、市のほうのですね、こちらの形態としては、市は幼保連携型を目指しているのかなと思うんですけど、こちらの認定こども園については、どういう形の形態、3種類ぐらいあると思うんですが、どの形態を取っているのかお聞かせいただければと思います。 それから、農道整備の件なんですけれども、先ほど申し上げたように、こちらについては、2分の1を負担する形ということなんですが、次の候補地ですかね、候補の農道等には充当したり、積極的に活用はできないのかどうかということをお聞きしたいと思います。 ○議長(岩間勝栄君) 福祉事務所長。 ◎福祉事務所長(菅谷美祐君) 旭につきましては、保育型の保育園であります。以上でございます。 ○議長(岩間勝栄君) 道路建設課長。 ◎道路建設課長(宮本勝彦君) 次の候補地にということなんですが、現在のところ農道整備の次の候補地が決まっておりませんので、充当ということは不可能ということです。以上になります。 ○議長(岩間勝栄君) 髙埜栄治君。 ◆4番(髙埜栄治君) そうしますと、認定こども園のほうなんですが、その特徴というのは、市の目指す、市は幼保連携でよろしいんでしょうかね、目指している認定こども園は。その違いというのはどういったことになるのか、説明いただければと思います。 農道のほうはまだ候補が決まっていないということなんですけれども、こちらについては何本かその要望は出ているということで捉えてよろしいでしょうか。 ○議長(岩間勝栄君) 福祉事務所長。 ◎福祉事務所長(菅谷美祐君) 保育型でございますので、見守りを中心とした形の形態だと思います。以上でございます。          〔「市長の目指す、市の目指すものというのは」と呼ぶ者あり〕 ◎福祉事務所長(菅谷美祐君) 市は幼保連携ということで、教育も含めた見守りを目指してございます。以上でございます。 ○議長(岩間勝栄君) 道路建設課長。 ◎道路建設課長(宮本勝彦君) 次の候補地なんですが、要望等がある中でこの県単農道整備が該当するかどうかというのは、ちょっと今把握しておりませんので、申し訳ございません。以上になります。          〔「以上です」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岩間勝栄君) ほかに質疑ありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岩間勝栄君) 質疑なしと認めます。 よって、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。議案第26号については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岩間勝栄君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第26号については、委員会付託を省略することに決定いたしました。 これより討論に入ります。討論を許します。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岩間勝栄君) 討論なしと認めます。 よって、討論を終結いたします。 これより採決を行います。 議案第26号 令和2年度鉾田市一般会計補正予算(第6号)について採決いたします。 お諮りいたします。議案第26号を原案のとおり可決することにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岩間勝栄君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第26号は原案のとおり可決することに決定いたしました。 △議議案第4号 鉾田市議会議員政治倫理条例の一部を改正する条例について ○議長(岩間勝栄君) 日程第5 議議案第4号 鉾田市議会議員政治倫理条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。 これより議案に対する質疑に入ります。 それでは、質疑を許します。高野 衛君。 ◆18番(高野衛君) 鉾田市議会議員の倫理条例一部改正するという内容で提案がされ、過日、説明が行われました。今回提案の説明書ということでつけていただき、皆さんのお手元にあるかと思いますが、この中で私は5つの点、5つのことが盛られておりまして、そのことを随時質問させていただきます。 まず1点は、1回に5つというと大変なので、2つくらいずつ質問させていただきますが、まず1点目として、災害時、非常時の物品や労務提供ができないと、現在の鉾田市の議員の倫理条例では。こういうふうになっていますけども、県内の倫理条例の一覧、私も持っております。インターネットで取ると全部が出てこないところもありますが、災害時とか非常時は市の行政執行に支障がある場合は、この限りでないということで、県内でただ一つの市がそういうようにですね、そういう内容になっております。ですから、そういう非常時の場合、議員が市との契約もできないようでは困るんじゃないかというようなですね、ことが深刻ならばですね、県内ではただ一つ、ほかの市ではそういうことも書かれておりませんけど、そういったこの今回のような大規模な倫理条例の削減ではなくて、文言を追加をするというようなですね、議論をできなかったのかと、それが1つです。 2つ目は、一親等の親族は市の仕事を請けることができないということになっているわけですが、そういった場合に議員の立候補をためらわれるなどの議員の門戸を狭めてしまうというおそれがあるというように書かれております。それでですね、私も調べました。鉾田市のこの倫理条例、平成19年6月に制定されて、執行されたのがその年の、平成19年の10月1日から、約13年くらいたっておりますが、その後、この条例が執行されてから、その間に議員の市議会議員選挙は3回実施がされて、平成23年のときの議員の選挙、立候補者はですね、2名オーバーでした。平成27年の6月にもあって、このときは4人オーバーと。昨年ですが、令和元年6月、このときは6人オーバーの立候補者ということで、立候補をためらうというようになっておりますが、実際はですね、ためらわれるような状況にはないということで、現状認識が間違っているんじゃないかという点があります。 まず、その2点をお答えいただきたいと思います。 ○議長(岩間勝栄君) 入江 晃君。 ◎議会運営委員会委員長(入江晃君) ここに提案説明したとおり、鉾田市の条例ではそこまでうたっておりませんでしたので、厳格に運用するならば、災害時も議員はそういうものをできないということでやっぱりいろいろ議論がありまして、こういう形になったわけですけども、できるならば、それだけを、文言だけを変えるというんではなくて、ある程度第92条の2でうたわれておりますので、それを残せばある程度運用できるのかなという部分がありましたので、当然こういう形になりました。皆さんのいろんなご意見をいただきましたけども、議会改革特別委員会では、様々調査してきた結果、こういう形になりましたので、その文言だけ変えようということは議論いたしませんでした。 それから、立候補にためらわれるということなんですが、当然鉾田市議会に立候補する方は毎回オーバーしておりますので、これはいいとか悪いとかまた別として、このためらわれることになる可能性があるということは、別に否定も、これは多いからということで否定はすることはできないと思うんですね。ですから、いろんな意味でここも表現の中の捉え方次第だと思うんですけど、一応こういう形で皆さんの声を集約したという、こういう形ですので、ご理解いただきたいと思います。 ○議長(岩間勝栄君) 高野 衛君。 ◆18番(高野衛君) 納得はいかないんですけれども、3点目に質問いたしますが、地方自治法より厳しい条例になっているというように書かれているんですけど、県内のですね、倫理条例の大半、大半はですね、やはり鉾田市とそんなに遜色ない内容になっております。配偶者もしくは一親等以内の親族、工事請負、業務委託、そして鉾田市では下請工事、一般物品納入の契約、これを辞退しなきゃならないとなっておりますが、大半なところはですね、このような内容です。若干入っていないところがあったり、いろいろありますが、そんなに遜色はないですし、鉾田市は一親等以内の親族となっていますよね。ただ、県内ではですね、二親等以内というところが何と10の市町村があるんですよ。これは、兄弟まで広がるわけですから、もう大変ですよね、そういう面では。そこまでしてやはり倫理観をですね、高めると、不正があってはならないということで、議員はやっぱり市民の奉仕者として不正などがあってはいけない。そのためにね、こういう倫理条例をやはり自治法以上に内容で制定しているというのが実態で、特に鉾田市が厳しいわけでもなく、恐らく調べてはいませんけど、全国の倫理条例があるところはやはり少なくても一親等以内の親族、市と同じように工事や請負工事などを辞退するというのはですね、全国までは調べておりませんけど、県内でも大半がそういう内容ですから、特に鉾田市が厳しいということではないと思いますけど、そこら辺はよく調査をされて、厳しいというようなことを言われているのか、お願いいたします。 ○議長(岩間勝栄君) 入江 晃君。 ◎議会運営委員会委員長(入江晃君) 当然ながら厳しくしているところもあるだろうし、逆に政治倫理条例自体を撤廃したところもあるという調査もしております。近隣でもここまで、条例までつくっていないところも実際あるわけですね。ですから、いろいろと他市町村比べて一番いいところというか、第92条の2で大体政治倫理は守らなくちゃならない。これは、議員としては当たり前の話なので、細かくそこまで設定をしていかなくてもいいんではないかという皆さんのご意見をいただいて、どうしてもここを進めていきたいということになりまして、各委員の総意でこういう形になりました。それを突っ込んでいってどうこう言うことではなくて、要するに第92条の2を守っていけば、議員としてのまずは倫理ということで収まるということでこういう形を取らせていただきました。そういうことでご理解をいただければありがたいと思うんですけども、よろしいでしょうか。 ○議長(岩間勝栄君) 高野 衛君。 ◆18番(高野衛君) 3回目なので、最後にしますけれども、非常に厳し過ぎると、自治法があれば十分足りるんじゃないかということがですね、何度も書かれておりますけど、県内の倫理条例の資料を見るとですね、11の市で契約から除くという、いわゆるただし書的な文言が入っております。20万円、50万円、100万円、130万円、こういう金額でですね、それらの金額については委託契約や物品納入もいろいろできるということで、全部駄目だとしないでですね、金額を設けて、その以内ならば、議員の親族が市との契約をすることができるというね、そういったただし書をつくって、何もかもだめだということにはしていないというのがですね、県内での私の資料の中では、11の市がそのような条項を設けております。ですから、私は何もかにも一切見直しは駄目だということを言っているんじゃなくて、やはり議会のですね、協議の議論の下に、やはりそこら辺は考えていくべきだしとは思っていますし、そういったただし書的に請負契約金額についても一定の少ない金額については除くというようなことをですね、条例の中に盛り込めば、何ら厳し過ぎるとか、そういうことはないんではないかと、それが非常に現実的なやり方で、全面的に大幅に削除するような内容ではなくね、そのような対応をすべきではなかったのかというように思います。そこら辺お伺いいたします。 ○議長(岩間勝栄君) 入江 晃君。 ◎議会運営委員会委員長(入江晃君) やっぱり金額の上限も決めればいいんではないかということだと思うんですけれども、これも多少議論にはなりましたけれども、そこまでして、では上限を幾らにするんだというまた議論になってきてしまいますので、それは別につけなくてもいいんではないかという結論に達しました。どうしてもこれを通して、また問題等々が起きれば、これは自分たちの問題ですので、きちっとやっていかなくちゃなんないんだと思うんですけども、まずはずっとこれ議論を重ねてきて、その改選前からもう騒がれてきて、何の決着もつかないでここまで来ております。やはりここできちっとした内容を決めておこうということで、今回こういう形で各委員の皆様からのご意見いただいてこういう形になりました。今、高野議員言うように、その上限を決めてやればいいんではないかという議論もあったんですけども、これは逆につけないほうがいいだろうということで、こういう形になりましたので、一応ご理解いただければと思います。以上です。 ○議長(岩間勝栄君) ほかに質疑ありませんか。髙埜栄治君。 ◆4番(髙埜栄治君) 今、入江委員長から自分たちの問題という言葉がありましたけれども、あり得ない条例改正案ですよ。自分たちの問題だからこそ、もっと倫理観、そういうのを出して、今のですね、条例のやっぱり保持、これは運用をすべきだと思いますよ。私は、議員になって1つ誇れることはですね、諸先輩方並びに同僚議員の皆さんが市役所の業務等の受注を求めないことと、事業者といろいろ画策して仕事を受注して、その代価を求めたりしないことなんですよ。近隣自治体の議員の中にはですね、議員の立場を悪用して、様々な形でいろいろ暴利をむさぼっている議員がいると、これは聞いているだけなので実際分かりませんけれども、そういったのが具体的に幾つも出ております。本市の議員にはそういう議員がいらっしゃらないんですよ。こんなすばらしいことはないでしょうよ。今これはこの条例があるからこそ、ずっと守られてきたことです。 そういったことを考えてですね、委員長はどのように考えて、しかもですよ、私たち議員にですね、その委員会の方は発言していましたけど、私たちは発言する機会も閉ざされたんですよ。そんな閉鎖的なですね、議会運営の中でこの条例案が出されたということは、本当に恥ずかしいですよ。情けないですよ。しかもですよ、平成30年5月に私たちは議長のほうから鉾田市議会関係例規並びに報酬に対する意見を出してくれということで聴取があって、提出してあります。それもきちっとですね、当時は議会運営委員会で継続して調査、議論することということになっていたはずですよ。私たちはヒアリングも受けていませんよ。どうしてこれを上程したんですか。それを説明してください。 ○議長(岩間勝栄君) 入江 晃君。 ◎議会運営委員会委員長(入江晃君) おっしゃるとおりかもしれませんけれども、まずは議会改革特別委員会をつくらせていただきました。その中でそれができた時点で皆さんのご意見を聴取しようということで議論を進めてまいりました。ですから、その中での議論をして確かにきました。それは皆さんのご意見だと思ってこちらも進めてはきたので、今そう言われてどうこうはないんですけども、委員の皆さんのご意見を集約してこういう形、そして議会運営委員会に出して、ここでも議論をいたしましたので、出させていただきました。 今、確かにそこで議論していないと言われればあれなんです。ここでどんどん意見言ってもらって結構なんですが、私しかこれ答えることができないのでね、私としては皆さんの代表として今ここで提案させていただいております。どうしても反対であればそれで結構だと思いますので、自分の意思をきちっと言ってもらえればそれで結構ですので、これ以上の私からの答弁はございません。以上です。 ○議長(岩間勝栄君) 髙埜栄治君。 ◆4番(髙埜栄治君) 委員長、今の発言はおかしいでしょう。どんどん反対してくださいと、議案が提案されてしまったら、採決ですよ。          〔「そうだよ」と呼ぶ者あり〕 ◆4番(髙埜栄治君) 数の論理でしょう。          〔「そう」と呼ぶ者あり〕 ◆4番(髙埜栄治君) おかしいでしょうよ。議論したりで、総意で、倫理条例は総意でやるべきでしょう。私はあり得ないですよ、そういったこと。委員長がですね、今回提案のときに、消防自動車の燃料の件を例として挙げさせていただき、今日の説明資料中にもありますけれども、1年間に消防団が入れる回数と量はどれくらいですか。私も消防団経験しておりますので、分かりますよ。私はもうこれについて実は先輩議員と話したことあります。こんなの当たり前だねと、緊急性もあるし、地域性もあるし、合理的利便性もある。これについては僕は賛成だよと、利用するのは。これは、高野 衛議員が今おっしゃってくださった。その枠の中で十分できるわけですよ。にもかかわらずですよ、今回その全体を変えるような話、またそのほかもですね、いろんなイベント等で物品等ですね、あるいはふるさと納税でぜひ参加してください。そういった議員も生まれる可能性あります。これもわずかですよ。ですから、そういった中で、これはその枠の中ですね、今この倫理条例の第14条の規定の中で、規則等に委任する、委ねる、委任の条項があるわけですよ。その中で詳細は幾らでもできます。面倒くさくも何でもないですよ。 ですから、第4条第1項の規定するその工事等請負契約、下請工事、業務委託の契約及び一般物品納入契約等ですね、でなくてですね、請書レベル、先ほども金額130万円ぐらいまでということで高野 衛議員からありました。請書レベルのですね、金額であることは今申し上げたような形で幾らでもできます。そういったことを話が出たというのであったら、なぜみんなに投げかけないんですか。自分で判断して、ではこの中で今回もう条例全体変えちゃうんだと、そういうことはあり得ないと思いますよ。所属しているいろいろ党派があると思うんですが、その中でそんなことやっていますか。やっていないですよ、恐らく。ですから、その辺のところはしっかりとですね、今回、できればこの議案ですね、取り下げていただきたいんですけど、今回の改正案はですね、その先輩議員が築き上げた市民への信頼を本当に失墜させる、そういった内容ですよ。条例制定のですね、第1条の目的、もう一回読み上げてください。本当にそれを大きく逸脱するものです。まして、その改正案が通ればですね、多額な事業費を受注する事業主、関係者がですね、議会のですね、中に入ってきてですね、その議会を席巻して、議会議員の倫理性や高潔性が担保できなくなる可能性もあるわけですよ。公正、公平な職員の業務遂行まで、皆さんのですね、職員の業務まで影響する可能性もあるんですよ。そういったことをですね、平気で今度条例改正をですね、やるようなこと、この危険性を払拭できるようご説明いただきたいと思います。          〔「そのとおり」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岩間勝栄君) 入江 晃君。 ◎議会運営委員会委員長(入江晃君) 今おっしゃるとおり話はよく分かります。しかし、度々言っているように、この条例改正については、いろいろ議論を重ねてきて、全員が入っていなかったと言われればそれもそれで認めますけれども、これはどうしても進める以上、第92条の2で限られている以内で十分間に合うし、これを改正したからといって、今、髙埜議員が言われるような不祥事を起こす議員は一人もいないと、そういう思いで今こういう改正をしようということになったと私は自負しております。 そこで、そのようなことになってしまえば、それはそれで大きな問題になってしまいますけれども、これを変えることによって、大きくでは内容が変わるのかというと、私はそう思いませんので、皆さんの意見をまとめてこういう形で提出をさせていただきました。以上でございます。 ○議長(岩間勝栄君) 髙埜栄治君。 ◆4番(髙埜栄治君) 今、入江委員長のほうから、どうしても進めることという言葉です。これは、どうしても進めなくちゃいけないような状況に置かれたんですか。 そのほかもですね、指摘させていただきたいんですけど、第11条の国税及び県税の取扱いについて、私もですね、国税、県税、別にその処理を挙げる必要ない。それについてもこれも先輩議員と話したことあります。私も必要ないと。その代わり、確定申告とか法人税申告書の写しで事足りると思いますので、全然その第14条のですね、規則、に基づく規則をつくれば全然大丈夫ですよ。何ら問題ないじゃないですか。 それよりも問題は、逆に市の固定資産税の項目で償却資産、これ事業をやっている方はたくさんいらっしゃると思うんですが、地方税法の中で申告の義務があるんですよ。地方税法第383条かな、そうですね。第383条でいいんですね、はい。すみません。第383条の規定で申告する義務あるんですよ。これについてはどう協議されましたか。結局150万円の免税点に達しなければ、固定資産税として償却資産の部分が掲示されないんですよ、証明書取っても。だけど、申告する義務があるんです、これは。それを担保してきちっとですね、申告書の写しを出していらっしゃる方いらっしゃいますか、議員各位で。そういったことも議論しないでですね、その別なことばかりやっていては、もう市民のですね、信頼なんか本当に得ることはできません。この申告書の写しについても提出義務を課すとか、そういったこともですね、積極的にやっぱり協議してですね、そうやろうということで。その辺のですね、信頼をですね、得られるような、そういった改正案であればですね、いいのかなと想うんですよ。ですから、幾らでも、幾らでもですね、いい形には取れると思うんですよ。だから、この辺のところを本当にそこら辺議論したのかどうか、最後にお聞きして終わりたいと思います。 ○議長(岩間勝栄君) 入江 晃君。 ◎議会運営委員会委員長(入江晃君) はい、おっしゃるとおり、細かいところまでの議論には確かに至ってなかったとは思います。これをどうしてもということというのは、毎回どうしてもと言われればちょっと語弊があると思いますが、議会改革特別委員会までつくって、まず最初にこれを取り組んでいきたいという部分の趣旨がありましたもんですから、その辺を検討させていただきました。本当に細かい点どこまでもということであれば、これは確かにやっていなかったところもあります。ただ、それによって議員の皆さんが今後ですね、これで不正が起きるなんてことは一切頭にもないし、そういうことはないということで、なるべく皆さんのためにと言っては失礼な話です。皆さんのご意見をいただいた内容をきちっと検討した結果、こういう形になりました。それでちょっとご理解いただければと思いますんで、お願いいたします。以上です。 ○議長(岩間勝栄君) ほかに質疑ありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岩間勝栄君) 質疑なしと認めます。 よって、質疑を終結いたします。 議議案第4号については、会議規則第37条第2項の規定により、委員会付託を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岩間勝栄君) ご異議なしと認めます。 よって、議議案第4号については、委員会付託を省略することに決定いたしました。 これより討論に入ります。討論を許します。高野 衛君。 ◆18番(高野衛君) 議議案第4号 鉾田市議会議員政治倫理条例の一部を改正する条例について反対の立場から討論を行います。 提案内容の問題点を指摘いたします。第4条、市の工事等の契約に関する遵守事項、第1項から第5項を大幅に削除し、改正案では第1項に地方自治法の趣旨のみを記載しております。これでは、法の抜け道を押さえている現在の倫理条例の最も重要な部分が削除されており、到底納得ができるものではありません。 地方自治法第92条の2では、議員は兼業禁止の条項によって、市との契約が請負ができないとなっています。しかし、議員の配偶者や子などは請負することは違反ではありません。しかしながら、実際において議員がそれら配偶者や子の請負について実質的な支配力を及ぼし、全く配偶者や子の請負は名目のみで、実質的なその議員の請け負っていることと何ら変わらないような場合があり得るためにこのような事態を自治法の規定の趣旨から避けなければならないために、議員倫理条例が制定されております。3町村合併前、鉾田町時代に議員の会社が、議員の配偶者が経営する会社との市との請負契約案件が議会に提出されたことがありました。議会は否決をし、入札、そして再度契約をすることになりました。前工事の落札額との差は何と1,750万円も安く契約をするということになったのであります。今後議員の配偶者や子と市との間での契約が可能となり、倫理上大変問題だと思います。 提案理由の中で、地方自治法より厳しくしていることにより、議員の立候補することにためらうなど議員の門戸を狭めてしまうおそれがあると述べられております。しかし、条例施行後において市議会議員選挙では3度実施がされ、本選挙の中で、平成23年には立候補者、議員の定数に対して2名オーバー、平成27年には4人オーバー、令和元年度には6人オーバーの状況であり、立候補がためらわれている状況は見受けられません。契約内容が厳し過ぎるのであるならば、他の市でも行っているように、議会での協議の下、ただし書を設け、小額の金額の契約については条例の適用から除くことなども可能であります。自治法の抜け道を押さえ、市民の奉仕者として自己の利益を図ることのないように制定されている現在の倫理条例を大幅に後退させている内容であるため、議議案第4号につきましては反対をいたします。 以上で討論を終わります。 ○議長(岩間勝栄君) ほかにありませんか。亀山 彰君。 ◆6番(亀山彰君) 議議案第4号 鉾田市議会議員政治倫理条例の一部を改正する条例について賛成の立場から討論いたします。 本案の上程説明でもあったように、現在鉾田市議会議員政治倫理条例では、市が行う工事等の請負工事、下請工事、業務委託契約及び一般物品納品納入契約を辞退しとあるため、この条文を厳格に運用するとなると、災害、非常時の物品の労務の提供などができません。また、議員の配偶者若しくは一等親の親族が経営する企業は、市の仕事を請けることができませんので、配偶者及び一等親の家族が市の仕事を請けていると、議員に立候補することがためらわれるなど議員への門戸を狭められるというおそれもあります。 これまでに議会内では、この倫理条例の改正について見直しの声が上がっていましたが、これまできちんとした議論は行われることはありませんでした。昨年設置した議会改革に関する調査特別委員会では、真っ先にこの政治倫理条例の改正に関する調査を行い、議論を重ねてまいりました。その結果、議員の兼業禁止、請負に関して地方自治法第92条2の定めのとおり、議員各位がこの条文の意味をよく理解し、市との間に不正な請負契約をすることがないよう、自ら襟を正し、市民からの疑念を抱かれるようなことのないよう努めることが重要であると結論に至り、条文の改正に至りました。 以上、賛成の意を表し、討論を終わります。 ○議長(岩間勝栄君) ほかにありませんか。髙埜栄治君。 ◆4番(髙埜栄治君) 議議案第4号 鉾田市議会議員政治倫理条例の一部を改正する条例に反対の立場から討論させていただきます。 当該条例につきましては、平成30年5月に鉾田市議会関係例規並びに報酬に対する意見を議長のほうから聴取していただき、議会運営委員会等で継続して調査、議論することになっており、また今回の提案を前に詳細をご説明いただき、議員全体で議論した上で、議案の形にするのが正式なやり方だったと思いますが、委員長からの詳細説明もなく、しかも議員全体での議論もありませんでした。 また、当該条例は、先輩議員の皆さんが練りに練って議論の末、制定したものです。ここには第1条の目的にありますように、議会議員の倫理性や高潔性を担保するための条文になっております。提出された改正案が通れば市業務の多くを特定の方に左右され、職員も法令、例規に抵触する事務取扱いを強いられる可能性さえもあります。 よって、今まで築いてきた本市議会議員の倫理性及び高潔性を守るため、改正案に反対するものです。議員各位の正義を信じ、反対することをお願いするものです。以上です。 ○議長(岩間勝栄君) ほかにありませんか。井川倫士君。 ◆5番(井川倫士君) 今回の議案なんですけど、私も委員の一人として関わってきました。私の前提は、当然議員全員である程度話をして、なるべくだったら全員が賛成して通るというのは理想なんですけど、それでもやっぱり考え方はどうしても18人いれば違いますから、多少の違いはあるかもしれないとは思っていたんですけれども、ただ、今回ですね、ちょっと議論の時間が正直取れなかったのは事実だと思います。本来私は議案上程されたときに、きちんと議論できる時間も取れると踏んでいたんですけど、今回、今日の午前中からの審議のとおり、いろんなことがありました。議論は正直できなかったというのはあって、私のこれ思っていた、描いていたちょっと審議方法じゃなくなってしまっているんですね。なので、私は改正の方向性はいいと思うんですけど、詳細はやっぱり詰めるべきだと思います。規則についても考えなきゃいけないとか、いろいろな課題もあります。その辺はある程度の人たちと話をすれば出てくると思っていたんですけど、その辺もきちんと精査できませんでした。なので、今回もう上程してしまっているので、取下げとか、本当は審議未了で廃案にして、12月にもう一度再度審議するというほうが私はいいと思うんですけれど、多分それもなかなか難しい状況だと思うので、今回はすみませんけれども、反対させていただいて、もう少し議論を詰めたいと思います。改正は考えてはいくべきだとは思うんですけど、このままではよくないと思います。以上です。 ○議長(岩間勝栄君) ほかにありませんか。米川宗司君。 ◆14番(米川宗司君) 私もこのですね、議会改革特別委員会に今所属しているもので、これは当然皆さんで審議するべきまだまだあったのかなというふうには感じておりました。しかしながら、議会運営委員会の中で上程ということに決議されて、今回上程されたわけですけれども、議議案として出たわけですけれども、やはり皆さんの意見をですね、本当に大先輩方が構築した今までのことの結集を変えるわけですから、今日はいろいろな意見が出ました。そういうところから、今日は私としても納得いきませんし、この議議案に対してはですね、もう少し時間をかけるべきものというふうに考えまして、申し訳ございませんが、特別委員会ではいいとは言いましたけれども、やっぱり皆さんの意見を聞いての総合判断ですから、これは今回は一応反対ということで討論をいたします。 ○議長(岩間勝栄君) ほかに討論ありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岩間勝栄君) 討論なしと認めます。 よって、討論を終結いたします。 これより採決を行います。 お諮りいたします。議議案第4号について原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。          〔賛成者起立〕 ○議長(岩間勝栄君) 起立多数であります。 よって、議議案第4号は原案のとおり可決することに決定いたしました。 傍聴者の皆様にお願いいたします。会議中は静粛にお願いします。 △発言の訂正 ○議長(岩間勝栄君) 福祉事務所長。 ◎福祉事務所長(菅谷美祐君) 先ほど髙埜議員のご質問にございました旭保育園の認定こども園の形態というご質問でございましたが、保育所型とご答弁いたしましたが、幼保連携ということで訂正しておわびを申し上げます。 △議議案第6号 新型コロナウイルス感染症の影響に伴う地方財政の急激な悪化に対し地方税財源の確保を求める意見書の提出について ○議長(岩間勝栄君) 日程第6 議議案第6号についてを議題といたします。 議議案第6号 新型コロナウイルス感染症の影響に伴う地方財政の急激な悪化に対し地方税財源の確保を求める意見書の提出について、議会運営委員会委員長から議案の提案説明を願います。議会運営委員会委員長、入江 晃君。          〔議会運営委員会委員長 入江 晃君登壇〕 ◎議会運営委員会委員長(入江晃君) それでは、議議案第6号 新型コロナウイルス感染症の影響に伴う地方財政の急激な悪化に対し地方税財源の確保を求める意見書の提出について、地方自治法第109条第6項及び鉾田市議会会議規則第14条第2項の規定により提出をいたします。 朗読をもって提案理由の説明といたします。 新型コロナウイルス感染症が世界的に蔓延し、わが国は、戦後最大の経済危機に直面している。地域経済にも大きな影響が及び、本年度はもとより来年度においても、地方税・地方交付税など一般財源の激減が避けがたくなっている。 地方自治体では、医療介護、子育て、地域の防災・減災、雇用の確保など喫緊の財政需要への対応はじめ、長期化する感染症対策にも迫られ、地方財政は巨額の財政不足を生じ、これまでにない厳しい状況に陥ることが予想される。 よって、国においては、令和3年度地方財政対策及び地方税制改正に向け、下記事項を確実に実現されるよう、強く要望する。                      記 1 地方の安定的な財政運営に必要な地方税、地方交付税などの一般財源総額を確保すること。そ  の際、臨時財政対策債が累積することのないよう、発行額の縮減に努めるとともに、償還財源を  確保すること。 2 地方交付税については、引き続き財源保障機能と財源調整機能の両機能が適切に発揮できるよ  う総額を確保すること。 3 令和2年度の地方税収が大幅に減収となることが予測されることから、思い切った減収補填措  置を講じるとともに、減収補填債の対象となる税目についても、地方消費税を含め弾力的に対応  すること。 4 税源の偏在性が小さく、税収が安定的な地方税体系の構築に努めるとともに、国税・地方税の  政策税制については、積極的な整理合理化を図り、新設・拡充・継続に当たっては、有効性・緊  急性を厳格に判断すること。 5 とりわけ、固定資産税は、市町村の極めて重要な基幹税であり、制度の根幹に影響する見直し  は、土地・家屋・償却資産を問わず、断じて行わないこと。先の緊急経済対策として講じた特例  措置は、臨時・異例の措置として、やむを得ないものであったが、本来国庫補助金などにより対  応すべきものである。よって、今回限りの措置とし、期限の到来をもって確実に終了すること。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。 令和2年9月25日                          茨城県鉾田市議会議長 岩間 勝栄 衆議院議長 大島 理森 殿 衆議院議長 山東 昭子 殿 内閣総理大臣 菅  義偉 殿 内閣官房長官 加藤 勝信 殿 総務大臣 武田 良太 殿 財務大臣 麻生 太郎 殿 経済産業大臣 梶山 弘志 殿 経済再生担当大臣 西村 康稔 殿 まち・ひと・しごと創生担当大臣 坂本 哲志 殿 以上、提案をいたします。 ○議長(岩間勝栄君) これより議案に対する質疑に入ります。それでは、質疑を許します。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岩間勝栄君) 質疑なしと認めます。 よって、質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。討論を許します。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岩間勝栄君) 討論なしと認めます。 よって、討論を終結いたします。 これより採決を行います。 お諮りいたします。議議案第6号を原案のとおり可決することにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岩間勝栄君) ご異議なしと認めます。 よって、議議案第6号は原案のとおり可決することに決定いたしました。 10分間休憩します。                午後 2時04分休憩                                                        午後 2時14分開議 ○議長(岩間勝栄君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 △陳情第02-4号 国に対し、「刑事訴訟法の再審規定(再審法)の改正を求める意見書」の採択、提出を求める陳情書 ○議長(岩間勝栄君) 日程第7 陳情第02-4号 国に対し、「刑事訴訟法の再審規定(再審法)の改正を求める意見書」の採択、提出を求める陳情書を議題といたします。 総務企画常任委員会委員長から審査の経過並びに結果について報告願います。総務企画常任委員会委員長、小沼 勝君。          〔総務企画常任委員会委員長 小沼 勝君登壇〕 ◎総務企画常任委員会委員長(小沼勝君) 令和2年6月4日、本議会において総務企画常任委員会に付託されました陳情第02-4号 「刑事訴訟法の再審規定(再審法)の改正を求める意見書」の採択、提出を求める陳情書について審査を行いましたので、審査経過と結果について報告いたします。 令和2年6月16日の委員会では、今回提出された陳情書の趣旨及び理由について確認いたしました。今回提出された陳情書は、刑事訴訟法の再審規定の改正を求める意見書を国に提出するよう求めるものでございます。 陳情の趣旨は、無辜の者を誤った裁判から迅速に救済するために、①として、再審における検察手持ち証拠の全面開示。②として、再審開始決定に対する検察の不服申立て(上訴)の禁止を明示する刑事訴訟法の再審規定の改正を求めるものです。 現在、再審制度は刑事訴訟法に規定がありますが、その解釈や運用は裁判所に委ねられているのが実態であり、ここに2つの問題点があると指摘されております。 1つは、再審における検察手持ちの証拠の開示をしないこと、もう一つは、再審開始決定に対する検察の不服申立てです。この2つの問題点が是正されなければ、再審制度は形骸化してしまい、冤罪被害者を救うことはできないということで、改正を求めている部分があります。今回の審査では、この陳情の願意の妥当性について結論が出ないことから、引き続き慎重に調査すべきとの意見があり、継続審査となりました。 8月中に陳情者から参考資料が委員各位に郵送され、今回の陳情に対する県内議会における審議状況の資料を確認すると同時に、他の地方議会がこの再審法に関しどのような議論がされているのかを確認することができました。そして、再度令和2年9月14日に委員会を開催し、審査を行いました。罪を犯していない人が犯罪者として法に制裁を受ける、こうした冤罪は、その人の人生を破壊し、人格を否定すると同時に、法制度自体の正当性が失われることになり、あってはならないものであります。 近年、無期懲役という重罰事件の再審無罪が続き、まだまだ再審の請求のハードルは高いようであります。無実の者を誤った裁判から救済することは急務であり、そのために刑事訴訟法の再審規定の改定を求める本陳情の願意は妥当であることと判断され、本委員会において全会一致で本陳情を採択とすることに決定いたしました。 以上、報告いたします。 ○議長(岩間勝栄君) 以上で委員長の報告は終わりました。 ただいまの委員長報告について質疑に入ります。質疑を許します。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岩間勝栄君) 質疑なしと認めます。 よって、質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。討論を許します。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岩間勝栄君) 討論なしと認めます。 よって、討論を終結いたします。 これより採決を行います。 陳情第02-4号に対する委員長報告は採択であります。 お諮りいたします。委員長報告のとおり、陳情第02-4号を採択することにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岩間勝栄君) ご異議なしと認めます。 よって、陳情第02-4号は採択することに決定いたしました。 暫時休憩します。                午後 2時21分休憩                                                        午後 2時22分開議 ○議長(岩間勝栄君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 △日程の追加 ○議長(岩間勝栄君) お諮りいたします。 ただいま総務企画常任委員会委員長から、議議案第7号 「刑事訴訟法の再審規定(再審法)」の改定を求める意見書が提出されましたので、お手元に配付させていただきました。 これを日程に追加し、追加日程第1として直ちに議題にしたいと思います。これにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岩間勝栄君) ご異議なしと認めます。 よって、議議案第7号を日程に追加し、追加日程第1として議題とすることに決定いたしました。 △議議案第7号 「刑事訴訟法の再審規定(再審法)」の改定を求める意見書の提出について ○議長(岩間勝栄君) 追加日程第1 議議案第7号についてを議題といたします。 提出者から提案理由の説明を願います。提出者、総務企画常任委員会委員長、小沼 勝君。          〔総務企画常任委員会委員長 小沼 勝君登壇〕 ◎総務企画常任委員会委員長(小沼勝君) 議議案第7号 「刑事訴訟法の再審規定(再審法)」の改定を求める意見書の提出について、地方自治法第109条第6項及び鉾田市議会会議規則第14条第2項の規定により提出いたします。 朗読をもって提案理由の説明といたします。 再審は、無辜が救済される最後の砦です。罪を犯していない人が、犯罪者として法による制裁を受ける。これは、冤罪です。冤罪は人生を破壊し、人格を否定すると同時に、法制度自体の正当性を失わせるものです。冤罪はあってはならないと、誰しも認めることでありながら後を絶ちません。 2010年の足利事件に始まり、布川事件、東電OL事件、東住吉事件、そして昨年3月の松橋事件に至るまで、無期懲役という重罰事件の再審無罪が続きました。最近も、殺人罪で12年の有期刑満期後に再審を申し立てた湖東記念病院人工呼吸器事件で、今年4月に再審無罪が確定したばかりです。また2014年には、元プロボクサーの袴田巖さんが47年ぶりに死刑囚監房から解放されるという歴史的な出来事もありました。 しかし、これらの事件で再審開始が認められて無罪となる過程では、つねに検察による甚大な妨害が立ちはだかっていました。 その大きな壁の一つは、検察が捜査で集めた証拠を隠匿し、証拠を開示しないことです。再審請求では、無実を主張する請求人と弁護側から、新規・明白な無罪証拠を提出することが求められます。ところが、証拠のほとんどは強制捜査権を持つ警察・検察の手にあるだけでなく、当事者主義の名の下に、それらは開示する義務はないとされ、しばしば無罪証拠が隠されたまま、有罪が確定する事例が後を絶ちません。 無罪となった再審事件で、「新証拠」の多くが、実は当初から検察が隠し持っていたものであった事実には、心が凍る恐怖を覚えます。無罪証拠が当初から開示されていたら、冤罪は生まれず、当事者の人生は全く別のものとなっていたからです。 通常審では、公判前整理手続きを通じて、不十分ながらも一定の要件で証拠開示が制度化されました。しかし再審における証拠開示には、何一つルールがありません。その結果、証拠が開示されるか否かは裁判官の個別判断や検察官の任意に委ねられることとなり、法の下の平等原則さえも踏みにじられています。 次に大きな壁は、再審開始決定に対する検察による不服申立てが許されていることです。大崎事件の原口アヤ子さん(90歳を超えました)は、検察の即時抗告、さらに特別抗告により、再審が未だ実現されていません。袴田事件は検察の即時抗告によって再審開始決定が取り消され、再審請求審が無用に長期化しています。名張毒ぶどう酒事件の奥西勝さんにいたっては、1964年一審無罪判決、2005年再審開始決定を得ながら、検察の即時抗告、異議申立てにより、89歳で無念の獄死をとげられました。 公益の代表という検察官の法的地位からしても、裁判所の決定にいたずらに逆らい、こうした悲劇をくり返すことには、法的な制限を加える必要があることは明確です。 このように、再審における証拠開示制度の確立、検察官の上訴制限が、無辜の救済のための焦眉の課題です。 現行の刑訴法の再審の規定は、日本国憲法39条を受けて不利益再審の規定を削除しただけで、大正時代の旧刑訴法のままです。現在の再審規定のルーツである職権主義のドイツもすでに50年以上前に再審開始決定に対する検察上訴を禁止しています。 また、証拠開示については、2016年の刑事訴訟法の「改正」の附則において、「政府は、この法律の公布後、必要に応じ、速やかに、再審請求における証拠の開示」について検討をおこなうとしており、政府はこれをふまえ、証拠開示の制度化を行うことが求められています。 無実の者を誤った裁判から迅速に救済するために、いまこそ次の点について「刑事訴訟法再審規定(再審法)」の改正を行うことを要請します。 一、再審における検察手持ち証拠の全面開示。 二、再審開始決定に対する検察の不服申立て(上訴)の禁止。 以上、地方自治法第99条の規定により、意見書を提出します。 令和2年9月25日 茨城県鉾田市議会議長 岩間 勝栄 内閣総理大臣 菅  義偉 殿 法務大臣 上川 陽子 殿 以上、提案いたします。 ○議長(岩間勝栄君) 議議案第7号については、本日質疑、討論、採決といたしたいと思います。これにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岩間勝栄君) ご異議なしと認めます。 よって、そのように決定いたしました。 これより議案に対する質疑に入ります。質疑を許します。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岩間勝栄君) 質疑なしと認めます。 よって、質疑を終結いたします。 議議案第7号については、会議規則第37条第2項の規定により、委員会付託を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岩間勝栄君) ご異議なしと認めます。 よって、議議案第7号については委員会付託を省略することに決定いたしました。 これより討論に入ります。討論を許します。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岩間勝栄君) 討論なしと認めます。 よって、討論を終結いたします。 これより採決を行います。 議議案第7号 「刑事訴訟法の再審規定(再審法)」の改定を求める意見書の提出について採決いたします。 お諮りいたします。議議案第7号を原案のとおり可決することにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岩間勝栄君) ご異議なしと認めます。 よって、議議案第7号は原案のとおり可決することに決定いたしました。 △請願第02-1号 教職員定数改善義務教育費国庫負担制度堅持のための政府予算に係る意見書採択を求める請願 ○議長(岩間勝栄君) 日程第8 請願第02-1号 教職員定数改善義務教育費国庫負担制度堅持のための政府予算に係る意見書採択を求める請願についてを議題といたします。 厚生文教常任委員会委員長から審査の経過並びに結果について報告願います。厚生文教常任委員会委員長、井川倫士君。          〔厚生文教常任委員会委員長 井川倫士君登壇〕 ◎厚生文教常任委員会委員長(井川倫士君) 令和2年9月3日の本会議において、厚生文教常任委員会に付託されました請願第02-1号 教職員定数改善義務教育費国庫負担制度堅持のための政府予算に係る意見書採択を求める請願について、9月23日に厚生文教常任委員会を開催し、請願紹介議員及び参考人の出席を求め審査を行いましたので、その審査の経過と結果についてご報告申し上げます。 本請願は、子どもたちの豊かな学びや学校の働き方改革を実現するためには、教材研究や授業準備時間の十分な確保と加配措置ではなく、抜本的な定数改善計画に基づく教職員定数改善が不可欠であることから、2021年度政府予算編成において計画的な教職員定数による少人数学級の推進並びに子どもたちの教育機会の均等と水準の維持向上を図るため、義務教育費国庫負担制度を堅持することについて、地方自治法第99条の規定に基づき、国会及び政府に対し意見書の提出を求める内容であります。 審査においては、鉾田市の教育現場が抱える課題や昨今のコロナ禍も含めた教職員の業務実態などに関する聞き取りを行うとともに、質疑応答が行われ、委員からは児童生徒に行き届いた教育の提供と優れた資質能力を有する教職員の人材確保に向けた教育予算の確保及び少人数学級の実現を求める本請願の趣旨に賛同するとの意見が述べられ、慎重に審査を行った結果、本請願は願意妥当と認め、全会一致をもって採択すべきとするものと決しました。 以上が本委員会に付託されました請願審査の経過と結果であります。議員各位におかれましては、本委員会の決定に際しご賛同を賜りますようお願い申し上げまして、厚生文教常任委員会委員長報告といたします。よろしくお願いいたします。 ○議長(岩間勝栄君) 以上で委員長の報告は終わりました。 ただいまの委員長報告について質疑に入ります。質疑を許します。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岩間勝栄君) 質疑なしと認めます。 よって、質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。討論を許します。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岩間勝栄君) 討論なしと認めます。 よって、討論を終結いたします。 これより採決を行います。 請願第02-1号に対する委員長報告は採択であります。 お諮りいたします。委員長報告のとおり請願第02-1号を採択することにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岩間勝栄君) ご異議なしと認めます。 よって、請願第02-1号は採択することに決定いたしました。 暫時休憩いたします。                午後 2時38分休憩                                                        午後 2時39分開議 ○議長(岩間勝栄君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 △日程の追加
    ○議長(岩間勝栄君) お諮りいたします。 ただいま厚生文教常任委員会委員長から、議議案第8号 教職員定数改善及び義務教育費国庫負担制度堅持に係る意見書が提出されましたので、お手元に配付させていただきました。 これを日程に追加し、追加日程第2として直ちに議題といたしたいと思います。これにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岩間勝栄君) ご異議なしと認めます。 よって、議議案第8号を日程に追加し、追加日程第2として議題とすることに決定いたしました。 △議議案第8号 教職員定数改善及び義務教育費国庫負担制度堅持に係る意見書の提出について ○議長(岩間勝栄君) 追加日程第2 議議案第8号についてを議題といたします。 提出者から提案理由の説明を願います。提出者、厚生文教常任委員会委員長、井川倫士君。          〔厚生文教常任委員会委員長 井川倫士君登壇〕 ◎厚生文教常任委員会委員長(井川倫士君) 議議案第8号 教職員定数改善及び義務教育費国庫負担制度堅持に係る意見書の提出について、地方自治法第109条第6項及び鉾田市議会会議規則第14条第2項の規定により提出いたします。 朗読をもって提案理由の説明といたします。 学校現場における課題が複雑化・困難化する中で子どもたちのゆたかな学びを実現するためには、教材研究や授業準備の時間を十分に確保することが不可欠です。平成30年度より新学習指導要領の移行期間に入り、これらの対応に苦慮しております。更に中学校においては、部活動に多くの時間が割かれているなど明日の日本を担う子どもたちを育む学校現場において、教職員の長時間労働を是正するためにも教職員定数改善は欠かせません。 3月に実施された全国一斉休校など、コロナ禍の中での安全、衛生対策や保護者への対応の増加により、教職員の仕事量が増えています。このような中で、本年度より進められているGIGAスクール構想の推進では、将来的に必要な投資、施策ではあるものの全国的な現場での混乱も見られます。これらは、本市においても同様の状況です。 義務教育費国庫負担制度については、小泉政権下の「三位一体改革」の中で国庫負担率が2分の1から3分の1に引き下げられました。国の施策として定数改善に向けた財源保障をし、子どもたちが全国のどこに住んでいても、一定水準の教育を受けられることが憲法上の要請です。 よって、国会及び政府におかれては、地方教育行政の実情を十分に認識され、教職員の働き方改革の取組みを加速させるため、また地方自治体が計画的に教育行政を進めることができるようにするために、下記の措置を講じられるよう強く要請します。                      記 1.計画的な教職員定数改善により少人数学級を推進すること。 2.教育の機会均等と水準の維持向上をはかるため、義務教育費国庫負担制度を堅持すること。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出いたします。 令和2年9月25日                                     茨城県鉾田市議会 衆議院議長 大島 理森 殿 参議院議長 山東 昭子 殿 内閣総理大臣 菅  義偉 殿 財務大臣 麻生 太郎 殿 総務大臣 武田 良太 殿 文部科学大臣 萩生田光一 殿 以上、提出いたします。 ○議長(岩間勝栄君) 議議案第8号については、本日質疑、討論、採決としたいと思います。これにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岩間勝栄君) ご異議なしと認めます。 よって、そのように決定いたしました。 これより議案に対する質疑に入ります。質疑を許します。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岩間勝栄君) 質疑なしと認めます。 よって、質疑を終結いたします。 議議案第8号については、会議規則第37条第2項の規定により、委員会付託を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岩間勝栄君) ご異議なしと認めます。 よって、議議案第8号については委員会付託を省略することに決定いたしました。 これより討論に入ります。討論を許します。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岩間勝栄君) 討論なしと認めます。 よって、討論を終結いたします。 これより採決を行います。 議議案第8号 教職員定数改善及び義務教育費国庫負担制度堅持に係る意見書の提出について採決いたします。 お諮りいたします。議議案第8号を原案のとおり可決することにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岩間勝栄君) ご異議なしと認めます。 よって、議議案第8号は原案のとおり可決することに決定いたしました。 △議員派遣について ○議長(岩間勝栄君) 日程第9 議員派遣についてを議題といたします。 お諮りいたします。お手元に配付いたしております本件を承認することにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岩間勝栄君) ご異議なしと認めます。 よって、議員派遣の件については、本件のとおり承認することに決定いたしました。 この際、お諮りいたします。ただいま決定をいただきました議員派遣の内容につきましては、諸般の事情により変更が生じる場合には議長に一任を願いたいと思います。これにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岩間勝栄君) ご異議なしと認めます。 よって、そのように決定いたしました。 △閉会中の継続審査について ○議長(岩間勝栄君) 日程第10 閉会中の継続審査の件について。 本件は、総務企画常任委員会、経済建設常任委員会、厚生文教常任委員会、議会運営委員会から、会議規則第111条の規定により、閉会中の継続審査の申出がありました。 お諮りいたします。申出のとおり閉会中の継続審査とすることにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岩間勝栄君) ご異議なしと認めます。 よって、そのように決定いたしました。 △閉会の宣告 ○議長(岩間勝栄君) 以上をもちまして、本定例会に付議されました案件は全て議了いたしました。 これをもちまして、令和2年第3回鉾田市議会定例会を閉会いたします。ご苦労さまでした。                午後 2時46分閉会...