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03月08日-一般質問-04号

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  1. 鉾田市議会 2019-03-08
    03月08日-一般質問-04号


    取得元: 鉾田市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-07-22
    平成31年  3月 定例会(第1回)                  平成31年第1回               鉾田市議会定例会会議録 第4号                                                    平成31年3月8日 午前11時05分開議                                        出 席 議 員  議 長 12番  井 川 茂 樹 君       9番  水 上 美智子 君  副議長 10番  入 江   晃 君       11番  岩 間 勝 栄 君      1番  髙 埜 栄 治 君       13番  米 川 宗 司 君      2番  井 川 倫 士 君       14番  友 部 政 德 君      3番  渡 辺 拓 哉 君       15番  山 口   德 君      4番  亀 山   彰 君       16番  田 口 清 一 君      5番  二重作 茂兵衛 君       17番  堀 田 正 衛 君      6番  郡 司   功 君       18番  石 津 武 吉 君      7番  小 沼   勝 君       19番  高 野   衛 君      8番  根 嵜   眞 君       20番  倉 川 陽 好 君                                        欠 席 議 員      な  し                                        出 席 説 明 者  市     長  岸 田 一 夫 君      健 康 福祉部長  金 沢   覚 君  副  市  長  寺 門 利 幸 君     旭市民センター長  飯 島   衛 君  教  育  長  石 﨑 千惠子 君    大洋市民センター長  小 沼 三 男 君  総 務 部 長  関 谷 公 律 君      会 計 管 理 者  松 金 邦 行 君  市 民 部 長  二重作   勝 君      教 育 部 長  小 沼 富 男 君  産 業 経済部長  鈴 木   賢 君      上 下 水道部長  中 根   衛 君  建 設 部 長  寺 家 喜 重 君    農業委員会事務局長  飯島與治右衛門 君                                        出席事務局職員  事 務 局 長  方波見 隆 雄        庶 務 係 長  豊 田 隆 弘  事務局長補佐兼  和 泉 経 義        書     記  会 沢 かおり  議 事 調査係長                                                        議 事 日 程 第 4 号                               平成31年3月8日(金曜日)                                   午前11時05分開議開議日程第1 諸般の報告日程第2 一般質問日程第3 選挙第1号 茨城県後期高齢者医療広域連合議会議員一般選挙                                        1.本日の会議に付した事件議事日程に同じ                                                        午前11時05分開議 △開議の宣告 ○議長(井川茂樹君) おはようございます。 議事整理、また皆さんに開会時間がおくれましたこと、傍聴者の皆さん、また執行部の皆さんにはご迷惑かけまして、まことに申しわけありませんでした。 ただいまの出席議員は20名であります。定足数に達しておりますので、ただいまから平成31年第1回鉾田市議会定例会を再開いたします。 これより本日の会議を開きます。 △諸般の報告 ○議長(井川茂樹君) 日程第1 諸般の報告を行います。 地方自治法第121条の規定に基づき説明のため出席した者は、市長ほか13名でありますので、報告いたします。 ここで、私から議事整理権に基づいて発言をいたします。3月6日本会議中、石津議員の一般質問の発言の中で「保身」という言葉があり、執行部に対し誤解を招くような発言がありました。つきましては、今後このようなことがないよう注意いたします。 また、昨日倉川議員の離席及び暴言を吐いたことについて、議会の品位を損ねました。今後このようなことがないよう注意いたします。 △一般質問 ○議長(井川茂樹君) 日程第2 これより一般質問を行います。 順次質問を許します。          〔「議長、謝罪しなくていいんですか」と呼ぶ者あり〕 ○議長(井川茂樹君) 手を挙げてもらえば。倉川君。          〔20番 倉川陽好君登壇〕 ◆20番(倉川陽好君) ただいま議長から申し述べたとおりでありますが、実は議事整理権というのはそのときにやってもらえば昨日ということだったんですけど、今日になったので何なのかなと思ったんですけど、言われてみれば私が、根嵜議員が質問している最中に退席したときに、ばかなことを質問しているなと思ったんで「ばかなこと」と言ったので、それが皆さんには暴言ということになったのを深くおわび申し上げます。          〔「議事進行」と呼ぶ者あり〕 ○議長(井川茂樹君) 日程第2 これより一般質問を行います。 順次質問を許します。なお、重複質問は省略を願います。また、執行部答弁は簡単明瞭にお願いいたします。友部政德君。          〔何事か呼ぶ者あり〕 ○議長(井川茂樹君) 静粛に願います。          〔14番 友部政德君登壇〕 ◆14番(友部政德君) 改めまして、おはようございます。今日で一般質問も3日目となります。同僚議員とかぶることがあるかと思いますけども、角度を変えて質問したいと思います。私も、今定例会が最後の質問になるかと思います。今回通告した内容は、今までの議会でも質問しておりますけれども、改めて執行部の答弁を、明快な答弁をですね、求めたいと思います。また、答弁の内容によっては再質問をいたします。 それでは、14番友部です。5項目10点質問をいたします。 1項目め、海岸の侵食対策であります。鉾田海岸、大竹海岸ですけども、沖のヘッドランド計画を見直し、同海岸にある、台の浜下にある23番ヘッドランドから沖合に540メートル突堤を延長し、さらに北側、滝浜下にある29番ヘッドランドを300メートル沖合に延長します。この間に、大洗、大貫海岸にたまることが予想される砂を運んできて投入する計画が新聞等で発表になってから10年になります。平成25年第3回定例会でも質問しましたが、いまだに何の動きもありません。関係機関との調整を行っているとのことですが、今後の見通しについて伺います。 2点目、同じく下荒地海岸の侵食対策であります。波消しブロック等は設置してありますが、半分くらいは砂に埋まっております。大しけのときは海岸ぎりぎりまで波が押し寄せ、大地が削り取られております。5年前に見に行ったときと比べると、大分侵食されていた様子がよくわかります。早急な対策をしなければ、やがて人家近くまで波が押し寄せることになるかもしれません。地元からは、早急に防波堤をつくってほしいとの声がありますが、今後どのようにするかを伺います。 次に、2項目め、県道182号線ハシモトテーラーから白塚へ抜ける道路でありますけれども、このことも平成27年の第4回議会で質問しておりますが、再度質問いたします。小高根地内1,500メートルが開通しました。以前、大型トレーラーが進入してしまい、バックで1,500メーター引き返したそうであります。エコパークまで残りわずかでありますし、一部立ち木は切られておりますが、まだ小高根寄りのほうが手つかずになっております。現在の進捗状況を伺います。 2点目、エコパークの入り口より、現在排水工事が行われております。鉾田土地改良区への排水等が目的だと思いますが、土地改良区への排水は届けているとのことです。U字溝を伏せる場所がないということを業者の方が言っておりましたけども、現在工事が行われていることからして、何らかの話し合いで決定したと思います。県で改修したのかどうなのかを伺いたいと思います。 3点目、前回も聞いておりますけれども、この道路が計画されてから大分たっております。白塚の公民館で説明会が行われておりますが、一部住民の反対がありまして、工事がストップしてしまいました。これは、今の鉾田南小学校の北側のところでありますけれども、計画どおり行われていれば、国道51号までもうスムーズに往来ができていたと思います。今度の鉾田市スクールバスが、運行が便利だったと思います。そこで、エコパークから国道51号まで約2.2キロありますけれども、県に対して今後要請していく考えはあるかを伺いたいと思います。 次に、大きな3項目め、新宮土地改良区であります。このことについても、平成26年第1回議会で伺っておりますが、その後どうなっていったかを伺います。 小さい(1)、現在、北浦湖畔にある機場でありますけれども、このほかにも構築物がたくさん残っております。このままだと永久的に新宮土地改良区の持ち分となるはずですが、今後どのようになるのか、また面積はどのくらいあるのかを伺います。 次に、鉾田飛行場跡地が入植者に払い下げられたということです。農地と農地の間に3尺くらいですね、約1メーターの土地がいまだに残っております。前回の質問では、農林水産省のほうで水路の測量を行っているとのことでしたが、関係者の払い下げも含め、今後どのようにしていくかを伺います。 3点目、市道鉾田大竹、鉾田市青山、正確に言いますと県道鉾田大竹線から北側が烟田、南側が安塚という地名になります。青山という地名は、鉾田飛行場ができるときに強制的に3つの地区、諏訪の青山と、現在の青山と、あと大洋の青山、3カ所に移動させられたとのことであります。道路計画の内容で、既に70%はでき上がっているとのことですが、第1工区の工事が進んでいくと思います。計画地の中に、新宮土地改良区の排水の構築物がかかっております。地表面に出ている部分は土地改良区のものなので、買収はできないとのことですが、そのために変更したようであります。どのように変更したのかを伺います。 4項目め、公共下水道周辺整備事業についてであります。鉾田町だったころ、北浦湖岸沿いに約7ヘクタールの土地を自由に使ってもよいよと国から言われたそうであります。かつて低湿地のため水がたまり、自然のダムのようになっておりました。その場所に下水処理場をつくることになり、安塚地区との話し合いの中で、排水のための施設をつくってやるから了解してほしいと話したそうであります。また、北浦をしゅんせつした土砂を入れたことにより、水の行き場がなくなり、大雨が降るたびに心配していると思います。平成25年の大雨のときは建物が浸水してしまい、大きな被害が出ました。その結果、鉾田市で補償した経緯があります。このことも、平成26年の第1回定例会で聞いておりますが、土地改良区の排水機場を当てにするだけではなく、鉾田市としても独自に排水機場をつくって対応すべきであろうと思います。そのことが安塚地区との約束を守ることだと思いますが、公園整備を進めていく上で、その進捗状況も伺います。 最後の5点目、通学路についてであります。4月より鉾田南小学校が開校となります。7つの小学校が統合され、児童数792名近くの子どもが通う、鹿行地区でも規模の大きい学校となるそうであります。7つの学校の中でも鉾田小学校の児童が多く、そのうち桜本方面からの子どもたちが多くなると思います。そのため、通学路も整備されました。しかし、同じ2キロ圏内にもかかわらず、小高根、玄生地区の児童は、現在のあの曲がりくねった歩道もない道路を通学しなければならないということを聞いております。そのため、保護者の皆様は心配をしておりますが、今後どのように対応するかも伺います。 2点目、これは同僚議員が過去に質問しておりますけれども、県道と交差するところに信号機をつけてほしいという声があります。現在署名活動も行われておりますが、平成26年の第1回定例会で質問したときには、当時の部長は、あそこに信号機をつけるんだということを言っておりました。確認しているということを言っておりましたけども、今度はつかないということでございますけれども、なぜつかなかったのかをお伺いしたいと思います。 3点目、今後烟田から県道まで、通学路として一部が使用されていくわけですが、どのように整備されていくのかを伺います。7-67号線だそうであります。 以上で1回目の質問を終わります。 ○議長(井川茂樹君) 友部君の質問に対し答弁を願います。建設部長。 ◎建設部長(寺家喜重君) 海岸の侵食対策についてお答えいたします。 鉾田海岸の侵食対策でございますが、今年度県において、海岸の侵食対策について、東日本大震災による広域的な地盤沈下で砂浜が激減したため、鹿島港から大洗港区間の海岸全体の海底地形の解析を進めておりまして、年度末にはまとまる予定で、今後は現計画による対策効果の検証を行った上、構造物の配置、形状などを再検討すると聞いております。市といたしましても、侵食対策が進捗するよう協力していきたいと考えております。以上でございます。 ○議長(井川茂樹君) 友部君。 ◆14番(友部政德君) いずれにしても鉾田市の予算でできるものではありません。国や県のお力添えをいただかないとできないわけであります。東日本大震災の影響で地盤沈下があったようだということですけども、部長も県から出向しておりますから、県のほうへ必ず伝えてやっていただくようにお願いしたいと思います。また、市長のほうも国のほうへも伝えていただいて、早急にあの海水浴場が永久的にできるようにしていただきたいと思います。 ○議長(井川茂樹君) 建設部長。 ◎建設部長(寺家喜重君) 下荒地海岸の侵食対策についてお答えいたします。 下荒地…… ○議長(井川茂樹君) 次でいいですか。          〔「いや、違うよ」と呼ぶ者あり〕 ◎建設部長(寺家喜重君) ああ、今のですか。わかりました。失礼しました。 私からも、県には強く働きかけていきたいと思いますので、よろしくお願いします。
    ○議長(井川茂樹君) 市長。 ◎市長(岸田一夫君) 友部議員の思いは十分わかりまして、私もですね、大洋の汲上海岸で生まれて、大竹方面にはよく海水浴へ行きまして、あのすばらしさは、この議場にいる中でも1~2番にわかるものかなと思います。そういう中で、以前からですね、県会議員の皆様方、そして伊藤土木部長には、県のほうにはもう常々言っております。また、国のほうに対しましても、地元から出ている、茨城県ですよ、参議院の議員の皆様方、そしてその他人脈を駆使しましてアピールしていきますんで、今後ご期待していただければと思います。以上です。 ○議長(井川茂樹君) 友部君。 ◆14番(友部政德君) あそこの23番というのは、5基のヘッドランドをつくられちゃうと海水浴場にはならないですよ。もう大竹海岸というのは観光、お客さんの集客の場所でありますんで、ぜひですね、要望していっていただきたいと思います。 では、次の項目をお願いします。 ○議長(井川茂樹君) 次の質問に対し答弁願います。建設部長。 ◎建設部長(寺家喜重君) 下荒地海岸の侵食対策についてお答えいたします。 下荒地海岸の侵食対策は、背後地に住宅が立っている区間の230メーターについて洗掘防止の応急対策といたしまして2段の波消しブロックを設置する計画としており、平成27年に1段目、平成29年に2段目の100メーターを設置して、今年度残りの2段目の130メーターの工事を進めていると聞いております。今後についてでございますが、先ほどの答弁と同様になりますが、解析結果により、現計画の対策効果の検証を行った上で、構造物の配置や形状など再検討し進めていくことになりますので、ご理解いただきたいと思います。以上でございます。 ○議長(井川茂樹君) 友部君。 ◆14番(友部政德君) 確かに波消しブロックをやれば、幾らかは効果はあると思いますよ。前に伏せたやつが、もう現在砂で埋まっちゃって、その次またやるようですけども、最終的には防波堤をつくってもらわなきゃだめなんですよ。この前見に行ったときからみたら、前は、あそこ軽でおりられますから、下まで海岸まで、前は下で車回せたんですよ。今は回す……もうないですよ、波で侵食されちゃって。だから、あのまま置けば、あの住宅がないところへ防波堤はつくらないと前は聞いたんだよね。あの上には住宅いっぱいあるんですよ、下荒地の。あそこまで将来削られちゃったらどうするんですか。だから、波消しブロックではなく防波堤をつくっていただくような計画を今からでも立てておいてやらないと、何百年たつうちには上まで行っちゃいますよ。今のままで、波が削っているんだから。 今は、あそこは住宅はないよ、確かに。ないところは防波堤はやらないということだったんだけども、そこら辺も考えて、これも県へよろしくね。もう絶対に波消しブロックだけではだめですから、よろしくお願いします。何かありましたらお願いします。 ○議長(井川茂樹君) 建設部長。 ◎建設部長(寺家喜重君) 先ほど申しましたように、波消しブロックは本当に応急対策としてのものでして、ですから今解析を進めまして、突堤をどこまで延長するかとか、今の突堤の延長、先ほど言った150メーターとか330メーターというので、砂がちゃんとつくかどうかという検証を行った上で、砂がちゃんとつくような対策をしていくと、今後ということでございますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(井川茂樹君) 友部君。 ◆14番(友部政德君) この間大洗へ行ったら、大貫海岸のほうはどんどんふえているんだよ、砂がね。海岸が広くなっているんだよね。みんなあっちへ流れていっちゃうんでしょう、恐らく。だから、それがないようにヘッドランドだってつくってあるわけだから、それでもやっぱり侵食されているということは、やっぱり何らかの方法をとらないとならないということなんですんで、よろしくお願いします。 では、次の質問をお願いします。 ○議長(井川茂樹君) 次の質問に答弁願います。建設部長。 ◎建設部長(寺家喜重君) 県道182号線大竹鉾田線バイパス整備の進捗状況についてお答えいたします。 本バイパス……          〔「議長、傍聴者に注意してくださいよ」と呼ぶ者あり〕 ○議長(井川茂樹君) 傍聴者の皆さん、静粛に願います。 ◎建設部長(寺家喜重君) 本バイパスは県により整備を行っている事業で、国道51号と本市の市街地を連携する全長約4.7キロメートルの道路計画であり、このうち白塚地内のエコパークから環状線までの約2.9キロメートル区間につきまして優先的に整備を進めていると聞いております。現在の進捗状況を確認しましたところ、環状線から東へ2.5キロメートル区間は完成し供用しており、残るエコパークまでの約400メートル区間について整備を進めております。用地につきましては、今年度整備区間の全てについて協力をいただいており、工事につきましては流末の排水整備工事が年度内に完成する予定とのことです。今後は本線の整備を進めていくと聞いております。以上でございます。 ○議長(井川茂樹君) 友部君。 ◆14番(友部政德君) そうすると、小高根の部落の先で、今とまっていますよね。あそこからエコパークまで、立ち木も切られたみたいだけども、水田もありますよ。用地買収は全部終わったわけですか。 ○議長(井川茂樹君) 建設部長。 ◎建設部長(寺家喜重君) エコパークまでの用地買収については済んでいると聞いております。以上です。 ○議長(井川茂樹君) 友部君。 ◆14番(友部政德君) 今は機械の時代ですから、用地買収だけ済めば工事は早く進むのかなと思いますんで、ひとつよろしくお願いしたいと思います。 では、2番目お願いします。 ○議長(井川茂樹君) 次の質問に答弁願います。建設部長。 ◎建設部長(寺家喜重君) 県道182号線の排水についてお答えいたします。 議員おっしゃるとおり、現在バイパス本線の流末排水工事鉾田土地改良区の流入同意を得た上で行っていると聞いております。ご指摘の関係地権者の排水溝がなかった件につきましては、県と市で連携しながら事業の説明を行い、ご理解をいただきまして、本年現地立ち会いなどを進め、用地の協力を得たところでございます。以上でございます。 ○議長(井川茂樹君) 友部君。 ◆14番(友部政德君) そうすると、あそこは排水溝がもともとなかったらしいんですよ、地主に聞くと。平成13年ごろに土地改良をやったわけだかわかんないが、なかったところにU字溝を伏せちゃったんだよね。そこに今度の県道の排水を持っていくために、新たに大きな柵渠を伏せるわけですよね。現在、工事は終わって伏せてありますけども、そうするとその部分は買収したんですか、地主から。そうではないと、できないと思うんですけども、改修して買収してできたということで了解してよろしいですか。ただ提供してくれでは納得しないと思うんですけども、そこら辺ちょっとお願いします。 ○議長(井川茂樹君) 建設部長。 ◎建設部長(寺家喜重君) その土地につきましては、市のほうで買収するということで進めておりまして、そこについてもご理解をいただいているところでございます。以上です。 ○議長(井川茂樹君) 友部君。 ◆14番(友部政德君) 了解もらっているということですので、本人も怒らないと思いますけども。 では、次の質問をお願いします。 ○議長(井川茂樹君) 次の質問に対し答弁を願います。建設部長。 ◎建設部長(寺家喜重君) 県道182号線の要望についてお答えいたします。 エコパークから国道51号までの区間につきましては、計画されてから長期間経過していることと、現計画では一部で地形の起伏が大きい箇所があります。そのため、道路の整備に多額の事業費を要するとともに、完成まで長い期間がかかるなど多くの課題があると聞いております。 このような中、この区間は市といたしましても市街地と本市の大動脈である国道51号を結ぶ路線でありますことから、地域間交流はもとより、観光資源である大竹海岸や県営鹿島灘海浜公園へのアクセス道路として重要な路線と考えております。そのため、昨年の5月に小高根と白塚の区長様からも早期完成の要望を受け、県へ要望活動を行いました。さらに、12月には岸田市長と井川議長を初めとして、関係者で国土交通省道路局へも要望を行っております。このように市といたしましても早期完成に向け関係機関へ要望するとともに、県と協力し調整を図ってまいります。以上でございます。 ○議長(井川茂樹君) 友部君。 ◆14番(友部政德君) 確かにあの道路が51号まで開通すれば、今度鉾田南小学校スクールバスの通学にだって便利になると思うんですよね。だから、もう要望してあるということなんで、それを信頼して終わります。 では、次の質問をお願いします。 ○議長(井川茂樹君) 次の質問に答弁を願います。産業経済部長。 ◎産業経済部長(鈴木賢君) 新宮土地改良区のご質問の1点目についてご答弁申し上げます。 議員ご指摘のとおり、現在新宮土地改良区の財産として、機場や送水管等の構造物が残っております。機場や送水管等施設は、新宮土地改良区に引き渡されているため、今後も土地改良区の財産になりますので、当該財産の処分等についても土地改良区の判断となります。 事業の計画面積についてのご質問ですが、106ヘクタールの受益面積での事業計画となっております。以上でございます。 ○議長(井川茂樹君) 友部君。 ◆14番(友部政德君) 新宮土地改良区の財産だということなんですけども、仮にこれを払い下げとか何かするのには、もとの新宮土地改良区、理事から幹事からつくってやらないとできないということなんですけども、そういうことはもうほとんどが亡くなっている方が多くて、現在残っているのは1名とは聞いておりますけども、不可能だと思うんですよね。できないことをやらないと、永久的にそうすると土地は今の土地改良区のままで、あの機場のところの北浦の機場、また青山にある中間の機場、あとは畑のところにある、下へおりる、送水管へおりていく、近くのあれがありますよね、あれが。何カ所かありますよ、それ。あのままで、結局残っちゃうということですか。 ○議長(井川茂樹君) 産業経済部長。 ◎産業経済部長(鈴木賢君) 議員ご指摘のとおり、新宮土地改良区は現在休眠状態でございまして、当時の役員19名いらっしゃいましたけど、今現にいらっしゃる方は1名のみという状況でございます。当然こうなった場合、新宮土地改良区の何かしら判断をさせるためにはですね、新しく土地改良区内の農地の所有者を洗い出してですね、そこから総代を出して、役員を選出して、あと幹事ですね、を選出して、新たに土地改良区を発足させた上での判断ということになります。 今後そういった意味で、そういった手続を踏まないと財産の処分はできないということになりますが、このままでいいのかどうかというのは当然ありますので、そこは水利権との関係でも県といろいろ協議をしている、ちょくちょく協議をしている経過がありますので、今後そういった中でどうするか、関係者とも協議をしていきたいと思っております。以上でございます。 ○議長(井川茂樹君) 友部君。 ◆14番(友部政德君) そうすると、新宮土地改良区としての北浦からの取水権は現在も残っているんですか。権限が、土地改良区によってはないところもあるなんて聞いておりますけども、南部なんかは鉾田土地改良区があるそうでありますけども、水門がちゃんとあそこはついていますよね。新しくあれは、堤防をつくるときに移動になったみたいですけども、水門が北浦からついておりますんで、取水権はあると思うんですけど、どうですか。 ○議長(井川茂樹君) 産業経済部長。 ◎産業経済部長(鈴木賢君) ちょっと水利権のところは、済みません、確定的なことは、ちょっと私今把握していないところで申しわけありませんけども、県がですね、持っている水利権というのがあるということに聞いておりますので、これまで県と市で協議したという経緯がございます。以上でございます。          〔「では、次に行きます」と呼ぶ者あり〕 ○議長(井川茂樹君) 次の質問に答弁願います。建設部長。 ◎建設部長(寺家喜重君) 2点目の鉾田飛行場跡地の3尺の水路についてお答えいたします。 ご質問のとおり、大竹・美原地域にある飛行場跡地には、以前より農地と農地の間に水路の形態がない用地が存在しておりました。この用地につきましては、現在、農林水産省の名義で地目は雑種地として国が管理しております。今後につきましては、水路としての機能がないことから、市では払い下げる予定もなく、もし個人で払い下げなどをする場合には、管轄する県の鹿行農林事務所へお問い合わせいただくことになります。以上でございます。 ○議長(井川茂樹君) 友部君。 ◆14番(友部政德君) 確かにあそこの大竹地区、地名では四ツ塚というんですけども、私もあそこを畑耕作しております。そうすると、そこの間に水路があるから、そこはみんな結局自分の土地ではないからね、抜けてやっていますけど、あそこで私不発弾を出したことがあるんですよ、掘って。250キロ爆弾ですよ。米軍の結局戦争当時のやつが落ちたままやっていて、あそこ畑、空掘りやっていたら出てきて大騒ぎになったことありますよ。それは合併前のときですけども、そういうことも、あそこの飛行場跡ですから、どういうものがのまっているかわかりませんけれども、もしかしたら住宅の下にあるかもわからない。ある可能性はありますよ。 だから、民間にあとは払い下げるということでございますけども、全体的にその水路の面積というのはどのくらいあるの。計算していない、なければいいです。 では、3番お願いします。 ○議長(井川茂樹君) 次の質問に答弁願います。建設部長。 ◎建設部長(寺家喜重君) 市道鉾田大洋線における新宮土地改良区の用地についてお答えいたします。 新宮土地改良区の用地につきましては、これまで土地改良区の財産取得のため、関係機関などと調整を進めてまいりましたが、用地取得は大変難しいとのことから、関係地権者の了解を得まして、土地改良区の土地に影響しないよう道路の線形を変更し、対応いたしました。以上でございます。 ○議長(井川茂樹君) 友部君。 ◆14番(友部政德君) これが図面なんだよね。あそこは第1工区だから、そうするとこういうわけだけども、今までよりはカーブが少なくなって真っすぐになりますよね、逆に。ハウスのほうへかけるわけでしょう。だから、真っすぐになるわけだよ。そうすると、あそこに土地改良区の土地があって、それがだめなのがわかって、何で設計したの。最初から外したらいいだろうと思うんだけども、そこを。これが土地改良区のでも、県の力とか何かで何とかなると思ったの。最初からかけなければ、これスムーズにできたと思うんですよ。だめなところをかけたんですけども、その理由をちょっと聞きたいんですけど。設計だからわかんないか、自分がやったやつではないから。 ○議長(井川茂樹君) 建設部長。 ◎建設部長(寺家喜重君) 当初の設計はですね、基準にのっとった線形で一応設計はしていまして、まず土地改良にかかる、たしかにかかった線形ではございましたけれども、当時は土地改良区の土地もうまく、うまくというか買収できて済むというようなことで多分進んでいたと思います。しかし、今回だめになったことで、確かに西側のほうに若干ずらすようにはなりましたけども、線形的にはある程度は、ある程度というわけではないですけど、基準の範囲内でとりあえずおさめていますんで、本当は土地改良区に入る線形が一番ベストだということでございました。 ただ、今回どうしようもなくて若干ずらしたということで、ある程度計画に対して不便ではない範囲で解決したということでご理解いただければと思います。以上でございます。 ○議長(井川茂樹君) 友部君。 ◆14番(友部政德君) 確かに土の中に潜っている部分、これはもう地主の財産だから、そこをかけたって何も誰も文句言わないんだよね。だから、表に出ている部分がこれ幾らか、本当に幾らかなんだよ、かかっているのはね。幾らかでも道路にかかっているということは買収できないということだから、そのためにハウスのほうへ移動したわけですよ。確かにくい抜いてありましたよ、私も見てきましたけども。だから、ともかく第1工区が最後になっちゃいましたけども、早急に完成できるようにね。あと、この先もありますけども、早急に完成できるように努力してください。 次をお願いします。 ○議長(井川茂樹君) 次の質問に答弁を願います。上下水道部長。 ◎上下水道部長(中根衛君) 安塚地区の7ヘクタールにつきましては、低湿地帯で遊水地となっておりましたが、盛り土が実施されたことや、霞ヶ浦開発によりまして北浦の水位が上昇したことから、議員おっしゃるとおり浸水が頻度、これがふえたというふうに思われます。 安塚地区との取り決めとしましては、主なものとして7ヘクタールの盛り土工事施工によって近接する建築物等に異常が生じた場合は、その補償について十分配慮すること。これや、下水道処理場建設にあわせて公園整備を行うことなどが挙げられております。また、要望事項として、公園整備にあわせて雨水対策を行うこと、並びに桜の木の植栽なども行ってくれというのが出ております。 このようなことから、公園計画は住民の憩いの場の創出、それと友部議員から、以前からですね、一般質問に答弁しておりますとおり、雨水対策を兼ねた計画としております。公園計画のうち東側下水道処理場の進入路側を住民の憩いの場の空間を創出する場として、西側の北浦沿い、エコハウス側に調整池を配置しまして、洪水時には排水ポンプにより三面水路へ強制排水する計画としております。今後におきましても、安塚地区や関係団体との調整を図りながら、よりよい公園整備に努めてまいりたいと考えております。以上でございます。 ○議長(井川茂樹君) 友部君。 ◆14番(友部政德君) 確かに低湿地でありますんで、大雨が降るたびに水がたまりますよ。大雨のたびに下水道課の課長が来て、あそこらをぐるぐる、ぐるぐる回っているらしいですよ。それも大変だと思いますけども、公園をつくるときに、ではなくてあそこに盛り土するとき、下水道処理場をつくる、安塚地区と約束したことがあるんですよ。排水機場をつけると。怒っていましたよ、これ。うそつきだと。そのために水が出ちゃったんだと言っていたけど、公園をつくるときに排水機場をつくってほしいと私は思うんですよ。そのつくる計画はあるのかないのかを、ちょっとお聞きしたいんですけど。 ○議長(井川茂樹君) 上下水道部長。 ◎上下水道部長(中根衛君) 先ほどちょっと答弁は申し上げたんですが、両面雨水対策も行うという計画だということで、当然今議員おっしゃるとおり地元との約束事もございますんで、今回の計画には強制排水ポンプも調整池も設けまして、そこから強制排水できるようなポンプも設置するというような計画でございます。以上でございます。 ○議長(井川茂樹君) 友部君。 ◆14番(友部政德君) 前回の大雨のときなどは、土地改良区の排水機場を借りて、借りたというか利用して強制排水したんですけども、それがその排水ができれば、将来的には水は絶対たまんないんだという保証はありますか。今最近ゲリラ豪雨とかいろいろありますけども、それなんですよ、問題は。この前の保証で、あそこは土盛りしたんです、80センチの高さに。だから、80センチ高さがあったから、ないだろうとは思いますけども、絶対ないと保証できますかと聞いている。なければ、いいよ別に、なければ。 ○議長(井川茂樹君) 上下水道部長。 ◎上下水道部長(中根衛君) 土地改良区で運転している機場についてはですね、水資源公団が北浦開発を行ったときに水位が上がります。北浦の水位が上がった分の影響分を排出するポンプとして設置されています。そういう流量計算がされています。ですので、以前と比べて、水位が上がる前ですね、ポンプが設置していないときと同じような条件だということだと認識しています。またですね、そういう面では、では絶対起きないのかといえば、それは保証はできません。 もう一つ、今回公園の中に強制排水ポンプをつけるということの考え方として、盛り土をしたことによってですね、その排水のほうに多く水行ってしまうということでは、やはり問題があるだろうということで、30年に1度の確率を計算しまして、その7ヘクタールのうち流れてしまう面積分の水量を排水するという計算でポンプの設置をするということでございます。ですから、間違いなく大丈夫なのかと言われるのには、ちょっとお答えは難しいかなと思います。 ○議長(井川茂樹君) 友部君。 ◆14番(友部政德君) 確かに土地改良区の排水機場をつくったときも、稲刈り後、ちょうど稲刈った後なんていうのは、コンバインのわらが一緒に水と流れてきて機場のところへ詰まっちゃって、掃除するの大変らしいよ。そうでないとポンプが焼けちゃいますから、水が行かないと。そういう苦労も聞いておりますんで、絶対ないということは言えないと思いますけど、私はあると思いますよ、何十年に1回の大雨というのは。そのときにぜひ水が高くならないように祈っております。地元の約束もありますけども、そのように私のほうから伝えておきます。 では、次の質問をお願いします。 ○議長(井川茂樹君) 次の質問に答弁を願います。教育部長。 ◎教育部長(小沼富男君) それでは、5項目、1点目の小高根、玄生地区の通学路についてご答弁申し上げます。 議員ご指摘の道路は、歩道もなくカーブが多く、通学路としては危険性が高いことは認識しております。地元の保護者からも通学路の安全について相談があり、道路建設課を含めて協議を重ねてきました。今後、安全な通学路として整備するには相当の時間を要しますので、小高根、玄生地区の保護者の皆様には、安全が確保できるまでは別な道路を利用していただきますようお願いしてまいります。 また、鉾田南小学校開校に合わせ、当該交差点から小高根側の市道7-67号線に防犯灯を11基、小高根コミュニティセンターから県道大竹鉾田線までの市道8-3064号線線に2基、県道大竹鉾田線に電柱1本置きに12基を設置しまして、通学路の安全を確保してまいります。以上でございます。 ○議長(井川茂樹君) 友部君。 ◆14番(友部政德君) 聞くところによりますと、私の地元の玄生の子どもらは、一旦小高根まで行って、小高根の子どもらと一緒に公民館のところへ集合して、公民館から県道大竹線のバイパスまで行って、バイパスを来るということを聞いておりますんですけども、そうすると玄生の子どもらは遠くなるんだよね。後で何人いるか聞くけども、仮にバスで通学するとなると、青山の機庫前まで行かなきゃならないんだって。そこまで行けばバスで通学できるよと言われたそうです。そうすると、青山まで行くうちに、こっちへ来ちゃうではないですか、歩いて。逆効果でしょう。 だから、このバスの無料化というのもいいんですけども、それではですね、これは鉾田南小学校の通学路なんですけども、鉾田南小学校へ通学する子どもを地区別にどのくらいあるのか。鉾田小学校の子どもが360人くらいだと思いますけども、全員が通学ではないと思います。飯名とか、あっちのほうもありますから。そうすると、桜本方面から何人来るのか。あと、こっちの西のほうから何人来るのか。あと、烟田のほうから何人来るのか。あと、今言った小高根のほうから何人来るのか。その人数がわかったらお願いします。 ○議長(井川茂樹君) 教育部長。 ◎教育部長(小沼富男君) ただいまのご質問でございますが、桜本から何人ということではなくて、今手元にありますのが学校別の人数なんですけども、それで大丈夫でしょうか。 その人数なんですけども、徒歩で通学する人が149名ございます。そこで、鉾田小学校からが122人と、あと新宮小学校からですね、16人、諏訪小学校からが11人ということでなっていまして、地区別の生徒数は、ちょっと今把握してございません。以上でございます。 ○議長(井川茂樹君) 友部君。 ◆14番(友部政德君) そうすると、鉾田小学校は122人ということは、大体3分の1は徒歩で通学するということだよね。あそこはたしか三百何人かと思いましたんで、学校を選ぶときに一番大きな、学校の候補地を選ぶときに鉾田小学校を基準にして、その子どもたちがバスではなく徒歩で通学する範囲ということで我々は選んだつもりでおりますけども、そうすると合計で150人近くになるのか、歩きの人がね。そうすると、六百七十何人だっけな、約5分の1くらいは歩いて通うということだね。          〔「そうですね」と呼ぶ者あり〕 ◆14番(友部政德君) そうすると、それでは仮にスクールバス19のルートがあるわけですよね。19のルート、そうするとルートごとに、そのルートで何人が通うのかちょっとお伺いします。 ○議長(井川茂樹君) 教育部長。 ◎教育部長(小沼富男君) ルートは19ございます。それでですね、ルート1については乗降場所が新里公民館については20人ですね、ルート2のシルバー人材センターほか1カ所で33人、ルート3、当間小学校ほか2カ所で40人、ルート4としまして飯名分団詰所ほか1カ所49人、ルート5で柏熊火の見下付近ほか1カ所で32人、ルート6、セイコーマート鉾田柏熊店ほか1カ所で24人、ルート7、靭負公民館ほか1カ所で48人、ルート8、安塚区ふるさとコミュニティセンターほか1カ所で33人、ルート9で美原公民館ほか1カ所23人、ルート10、旧下荒地バス停ほか2カ所39人です。ルート11、旧白塚バス停ほか3カ所38人、ルート12、ハピネ前40人、ルート13、野友小学校坂下付近ほか1カ所30人、ルート14、藤井建設株式会社事務所前ほか2カ所22人、ルート15、粟野集荷場ほか2カ所21人、ルート16、堀の内集荷場ほか2カ所17人、ルート17、総合こどもセンターひまわり前45人、ルート18、代々城運送車庫前ほか1カ所26人、ルート19、旧古崎バス停付近ほか2カ所で21人となってございます。以上です。 ○議長(井川茂樹君) 友部君。 ◆14番(友部政德君) そうすると、ルート9ですね、美原公民館を出て青山の機庫まで来る、そこからは直接学校へ来ちゃうんだよね。そうすると、そこから農免道路を通って私のところの5差路、あそこで乗せられないかと思うんだよな、乗せてもらえないかと。そうすりや子どもたち、通学路ができるまでバスで通学できるんですよ。確かにバス会社とも契約しちゃったし、ルートも決まっていると思いますけども、暫定的にですよ、あの山道を歩くんだから、あそこの5差路を行けば通り道でしょう。わざわざバスは通らなくて済むんですよ。これ19台は、大型ではなく小型と聞いていますから、バスは、幾らでも通れるんですよ。そこら辺も考えて、どうですか、通していただけないでしょうか。これ市長に聞きたいと思います。教育長でもいいよ。 ○議長(井川茂樹君) 教育長。 ◎教育長(石﨑千惠子君) 友部議員ご指摘の通学路の危険性、それから子どもたちにわざわざ遠回りをさせて通学していただく、そのことについては大変申しわけないと思っているところでございます。 今こちらの道を通してもらえないかという話なんですが、議員おっしゃったとおりで、なかなかもう計画も進んでおりまして、検討はさせてはいただきたいと思うのですが、2キロ以内にはバス停をつくらないという原則がございましたり、あと暫定的にというお話もございました。新しい通学道路が整備されるまでというお話もございました。その点を含めまして、少し検討はさせていただきたいと思います。ただ、保護者の方も今のところ遠回りではございますが、安全な道路を通って通学させてくださるということで、今話し合いは進んでいるところでございます。 それで、遠回りをする道路につきましても、そちらの道路につきましては安全な登下校ができるように、道路建設課等と協議いたしまして整備は進めていきたいと今考えているところでございます。以上でございます。 ○議長(井川茂樹君) 友部君。 ◆14番(友部政德君) 子どもは国の宝であり、それぞれの家庭の宝であり、社会の宝でもあるんですよ。だから、そういう子どもにもし万が一不幸な事故が起きないように万全の対策で臨んでいただきたいと思います。この通学路にしても、バスが通れない道ではありませんから、マイクロバスはどんどん通れますから、将来的に変更できる場合は考えて、通学路ができるまでですよ、通学路ができるまではこっちの道を通すようにしていただきたいと思います。 では、2番お願いします。 ○議長(井川茂樹君) 午後1時まで休憩いたします。                午前11時59分休憩                                                        午後 1時00分開議 ○議長(井川茂樹君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 友部君の質問に対し答弁を願います。教育部長。 ◎教育部長(小沼富男君) それでは、2点目の県道大竹鉾田線と市道7-67号線の交差点の信号設置についてご答弁申し上げます。 通学路の安全対策としまして、平成30年4月16日付で鉾田警察署長に交差点への信号機設置に関する要望書を提出いたしました。その後、同年9月に茨城県警察本部交通規制課から、当該交差点は交通量が少ないため設置は難しいので、小学校前で信号機設置ができないか検討していきたいとの連絡がありました。その後、同年11月に小学校前に設置することが決定し、本年3月中旬には設置工事が完了する予定でございます。 なお、当該交差点への信号機設置につきましては、鉾田南小学校へ入学される保護者からの要望が多数ありますので、本年3月4日に鉾田警察署へ再度要望書を提出してきましたので、引き続き協議を行ってまいります。以上でございます。 ○議長(井川茂樹君) 友部君。 ◆14番(友部政德君) 確かにあそこに信号はつけないということなんですけども、仮に桜本のほうから歩いてきた場合ですね、信号のところまで来るよね。そうすると、あそこから右に曲がれば、また信号を越えなきゃならないんだよ、学校の入り口の。あれを真っすぐ来て、こっち側の歩道を行くということも考えられるんだよ。そう思わない。 あと、あそこの交差点は桜本から来るところに横断歩道ないんだよね。あと、大竹のほうから来るところにも横断歩道ないの。普通は四角に横断歩道ってあるでしょう。何でつけないんですか、あれ。わかっていたらお願いします。 ○議長(井川茂樹君) 教育部長。 ◎教育部長(小沼富男君) 議員おっしゃるとおり、あそこには交差点になっていまして、そういう目印もありませんので、これにつきましてはこちらでもですね、早急にやるようなあれで、再度警察のほうにも要望してまいりますので、そのようなあれでご理解願いたいと思います。以上です。 ○議長(井川茂樹君) 友部君。 ◆14番(友部政德君) あとは、あそこはお巡りさんの取り締まり場所なんですよ。一時停止違反の。よくやっているんですよ。つかまっているんですよ、みんな。だから、信号をつけるまではもうやらないって。これは警察のほうへ言ってくださいよ。何でつけないのだと思って。信号があれば、そういうことはないんだよね。だから、これだけは警察のほうへ言っていただきたいと思います。          〔「何か悪いことをした人なんだ」と呼ぶ者あり〕 ◆14番(友部政德君) いや、本人はそういうつもりではないけども、一応そういうことで、では終わります。 3番。 ○議長(井川茂樹君) 次の質問に答弁を願います。建設部長。 ◎建設部長(寺家喜重君) 烟田方面から大竹鉾田線までの整備についてお答えいたします。 議員ご指摘の路線につきましては、昨日根嵜議員にご答弁申し上げましたとおり、関係機関と調整を図り、ルートを決定し、測量設計などを行い、歩道を設けた道路整備事業を進めてまいりたいと考えております。以上でございます。 ○議長(井川茂樹君) 友部君。 ◆14番(友部政德君) そうすると、歩道は片側だよね、いずれにしても。両側つけるわけに、遠回しになっちゃうけど、そうするとあそこにはさっき言った5差路の橋があるんだよね、5差路の橋。あの橋は、今役していないですよ、水が流れていないから。何でというと、あれは土地改良区のときつくったやつで、あれを、底をぶん抜いて下げないと水が流れないの。だから、土だけたまっているの。迂回路をつくって、そっちを水を回しているから抜けているようなもんで、あともう一つ、その次にも水田がありますよね、谷津が。2つつくるほかないんだけども、橋をつくる、あれを改良すれば。別ルートでやれば1カ所で済むんだよね。もっと先の広いところを通せば、1カ所で済むと思うんですよ。 だから、例えば今度できた通学路、桜本からあそこまではセンターラインが引いていない部分があるんだよね。何で引かないかといったら、6メーターないんだよ、幅が。これは議会で見に行ったときに聞いたんだけども、6メーターあればセンターラインも引けるの。だから、今度つくるときにはそういう設計で、きちんとした道路をつくっていただきたいと思うんですけども、いかがでしょうか。 ○議長(井川茂樹君) 建設部長。
    ◎建設部長(寺家喜重君) 議員おっしゃるとおりに、今度計画する道路につきましてはセンターラインを引ける、車道と歩道を設けてやっていきたいと考えております。以上でございます。 ◆14番(友部政德君) では、市長、お願いします。 ○議長(井川茂樹君) 市長。 ◎市長(岸田一夫君) 今の件なんですけども、この道路はですね、私の公約の中にある、亀山議員の地区の箕輪から神栖市までの大動脈の、たった1つ一直線になっていないところなんで、これは鹿嶋市の錦織孝一市長からも、「岸田市長、ぜひとも」ということでやりますから、友部さんが思いのあるような道路に向けたいと思います。それはなぜかといいますと、市民のためでございますんで。以上でございます。 ○議長(井川茂樹君) 友部君。 ◆14番(友部政德君) 確かにあの道路ができ上がれば、海岸の国道51号、湖岸のほうにある道路、中間のあの道路と。例えば、避難計画を立てる場合だって、鹿嶋市方面へ逃げ道にはなるんですよ。だから、ひとつぜひよろしくお願いします。 私、これ最後になるんだけど、思いだけちょっと言わせていただきます。私が議員になる前に、先代の塙町長に言われたことがあります。出るときは人に任せ、引っ込むときはみずから決めよと。それが何言ってるかというと、わかりますよね。だから、私はもう今定例会、もう一回定例会はありますけども、これで議員生活は終わりにしたいと思います。本当にお世話になりました。ありがとうございました。 ○議長(井川茂樹君) 以上で友部君の質問を終了いたします。 次に、亀山 彰君。          〔4番 亀山 彰君登壇〕 ◆4番(亀山彰君) 4番亀山 彰です。議場、そしてモニター前の皆さん、傍聴ありがとうございます。報道によりますと、松井大阪府知事、吉村大阪市長は今日辞職して、知事、市長を入れかえてのクロス選挙に挑む見通しです。みずからの政策である大阪都構想を議会に否定されながらも、大阪府民のため、大阪市民のために、大阪都構想を実現するためにはみずからの職を辞して、府民、市民に問う選挙を行うようです。一方、小池東京都知事は、「築地は守る、豊洲は生かす」のフレーズで都知事選に勝利したにもかかわらず、築地政策を大きく方向転換した。3月議会で、「中身が変わったのに変わっていないと言うことは詭弁だ」と批判されております。日本を代表する大都市のリーダーが対照的な対応だなと、報道を見ております。みずからの職を辞して政策を訴える大阪府知事と、政策は後回しで選挙に勝ちたい一心で耳ざわりのいい言葉で選挙戦を戦い、知事の座に座ると公約に反して方向転換したにもかかわらず詭弁で乗り切り、知事の座に座り続けようとする小池知事。 岸田市長、私はどうしても小池知事と市長が重なって見えてしまいます。傍聴席の皆さんだけではなく、スマホやパソコンで傍聴している市民の皆さんも、そう思っている人はたくさんいると私の耳にも入ってきます。市長はアンケートについて、昨日まで先輩、同僚議員の質問に誠心誠意答えておりません。文化施設のあり方についてのアンケートのはずが、飯名地区の建設予定地利活用に関する提言も盛り込んで政策するとなると、名称を変えた交流館建設を賛否を問うアンケートを行うと言っているように私は聞こえます。市長は、諮問委員会やアンケートに答えた市民に責任を押しつけるのでしょうか。方向転換するなら、潔く議会、市民に説明していただきたいと思います。残念ながら、今日の私の一般質問には通告しておりませんので、この件が入っていません。答えていただけないと思いますが、市長の男気でお答えいただけることを期待しております。答えなかったとしても、この後、先輩議員から通告がございますので、誠心誠意答えていただきたいと思っております。 今年の成人式も華やかに、そして厳粛に行われました。私ごとではありますが、長女が実行委員の一人として先輩方の門出に花を添えようと一生懸命汗を流している姿、そしてまた幼いころからよく知っている知人、友人のお子様の晴れ着姿に目を細めました。今年の成人式には540名が対象だったと聞いております。市長の政策方針でも言っているとおり、平成30年の出生数は231人と、20年で半数以下になっています。婚姻数も162組で、平成18年当時は260組、12年で約4割も減っている状態です。市長は、結婚から妊娠、出産、子育て支援、教育環境の充実、雇用の場の創出、住宅支援、生活環境の整備まで、行政の縦割りを廃し、横断的に切れ目なく政策パッケージをして取り組むと言っています。私も大賛成です。まさにこれをしなければ、鉾田市は埋没してしまうと思います。これまでの私の一般質問では、全て少子高齢化、人口減少時代に鉾田市が取り残されないよう、出会い、結婚から妊娠、出産、子育て、教育環境、雇用の創出、住宅支援を中心に質問、提言してまいりましたが、多くのことを問うと印象が薄くなるのか、政策になかなか反映されないというふうに感じているので、今回は1つに絞らせていただきました。特に縦割りを廃し、横断的に対応しなければならない代表格である幼児教育について、集中して質問させていただきます。 まず1点、鉾田市内の待機児童の有無を伺います。 2点目、鉾田市内の保育園、幼稚園に定員割れの園があるか伺います。 3点、各園所在の小学校区以外から受け入れている園児数をお伺いいたします。 4点目、希望した幼稚園、保育園に入園できる幼児とできない幼児がいるようですが、審査基準はどのようになっているかお伺いいたします。 5点目、公立幼稚園で3歳児から始まる3年保育を希望する声や、延長保育を望む声が聞こえています。鉾田北幼稚園では、既に3歳保育を行っておりますが、他の公立幼稚園で行えない理由と、5歳児のみ延長保育可能となっている理由をお伺いいたします。 6点目、今後の鉾田市の幼児教育ビジョンをお伺いしたいと思います。 以上、1項目、6点伺いますので、市民にわかりやすい答弁をお願いして、1回目の質問を終わります。なお、再質問は質問席で行います。 ○議長(井川茂樹君) 亀山君の質問に対し答弁を願います。健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(金沢覚君) それでは、1点目の市内の待機児童の有無についてご答弁申し上げます。 市内の待機児童の有無についてでございますが、平成31年3月1日現在、本年度の入所保留となっている児童数は55名となっております。うち0歳児の1名の方が待機児童というふうなことになります。また、ほかの保留の方々の理由ですが、特定の保育所を希望している方が45名、育児休業の延長を目的に申請をされている方が9名というふうな内訳になっております。 また、来年度の保育所入所申し込み児童数は、平成31年2月5日現在1,064名、そのうち継続児を含めた4月入所予定児は989名です。ほか75名の方は、特定の保育所を希望されている方でございます。これらの特定保育所を希望し、入所保留になった方々には、希望保育所の定員にあきが生じ次第、随時ですね、入所選考をかけてですね、あわせて利用可能な保育所等の情報提供を行って、あいている保育所に入所していただくようお話をさせていただいております。以上でございます。 ○議長(井川茂樹君) 教育部長。 ◎教育部長(小沼富男君) それではですね、1点目の待機児童の有無についてご答弁申し上げます。 幼稚園におきましては、平成30年11月5日から16日まで、平成31年度の入園募集を行ったところでございます。4歳児、5歳児については、全ての幼稚園で全員が入園することができる状況となっております。鉾田北幼稚園の3歳児につきましては、20名定員のところ23名の応募があり、抽せんしたところでございます。以上でございます。 ○議長(井川茂樹君) 亀山君。 ◆4番(亀山彰君) 今55名の、保育園ですと入れない子がいると。そしてまた、幼稚園でもですね、3歳児に関しては3名ほど希望しても入れない、預かっていただけないというお話がありました。この待機児童という、これまでですね、私多分この待機児童の質問は3回ほどしているんですが、一番最初当選したばかりのときにしたときにはですね、待機児童は鉾田市にはいませんというご回答をしておりました。でも、今回はですね、待機児童という言葉は使わず、55名ですか、がいるというお話ですが、この待機児童の定義について、いま一度教えていただければと思います。 ○議長(井川茂樹君) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(金沢覚君) 待機児童の定義はですね、市内にあいている保育所がありますけども、いろいろそれぞれ希望の保育所があいていないというような定義でございまして、いろいろお聞きしますと地理的な要因とか、通勤の方向と違う保育所があいているということで、自分の希望した保育所にあきがあるんですが、その希望した保育所があいていないために、自分の希望した保育所の入所をお待ちになっている方は待機児童というふうには呼ばないというふうなことになってございます。以上でございます。 ○議長(井川茂樹君) 亀山君。 ◆4番(亀山彰君) ですから、今までは2つ目の項目でも触れますが、定員割れの園がある場合だと、いないというふうにうたっていたのかなというふうに思っております。 もう一点、この定義についてお伺いしますが、鉾田市は非常に広うございます。多分私の住んでいる箕輪から、大洋の江川まで行くのには、50分から約小一時間かかるんですが、仮に私の子どもが保育園に入りたいといったときに、旭の保育園もいっぱい、鉾田の保育園もいっぱい、でも大洋の保育園はあきがありますといった場合には、大洋まではとてもではないけれども、仮にですよ、働く場所が水戸に勤めているので、とてもではないけど、送り迎えできないといった話があった家庭は待機児童になるのですか、ならないんですか。 ○議長(井川茂樹君) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(金沢覚君) 今のご質問ですが、いわゆる待機児童には当たりません。以上でございます。 ○議長(井川茂樹君) 亀山君。 ◆4番(亀山彰君) 本当にそういう待機児童ではないということで、ゼロだと言っていたんですが、このように預けたくても預けられない、預けて働きたい、そして来たいという子たちが多くいるのは明白だと思います。 次の質問をお願いいたします。 ○議長(井川茂樹君) 次の質問に答弁願います。健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(金沢覚君) それでは、保育園の定員割れの状況についてご説明申し上げます。 3月1日現在、公立保育所2カ所、民間保育園6園は定員を超えておりますが、民間保育園1園が定員割れの状況となっております。定員割れの理由は、保育士不足により受け入れを制限しているためでございます。内訳について申し上げますと、平成31年3月1日現在の保育所別入所状況でございますが、第一保育所が90名定員のところ95名、第二保育所が90名中91名、青山保育園が120名中139名、串挽保育園が120名中120名、とりのす保育園が120名中140名、あかつき保育園が70名中82名、大洋保育園が100名中112名、わんぱく保育園、こちらがいわゆる定員割れを起こしているところですが、20名中16名、旭保育園、分園を含んで定数275名中290名というふうな入園の状況となってございます。 また、平成31年度の申し込みの状況でございますが、2月5日現在のデータになりますが、入所予定児童989名の保育所別入所状況を申し上げさせていただきたいと思います。第一保育所が90名中89名、第二保育所が90名中87名、青山保育園が120名中126名、串挽保育園が120名中102名、とりのす保育園が120名中128名、あかつき保育園が70名中76名、大洋保育園が100名中102名、わんぱく保育園が20名中10名、旭保育園が275名中269名と。公立保育所と民間保育園3園が、平成31年度の2月5日現在で、数字はもう現在は少し変わってきていると思いますが、そのような状況でございます。以上でございます。 ○議長(井川茂樹君) 教育部長。 ◎教育部長(小沼富男君) それでは、2点目の定員割れしている幼稚園についてご答弁申し上げます。 平成31年度入園申し込み状況から申しますと、鉾田北幼稚園の3歳児のみ定員数となっております。そのほかにつきましては、旭幼稚園で4歳児定員90名に対し24名、5歳児定員105名に対して23名、鉾田北幼稚園で4歳児定員60名に対し19名、5歳児定員70名に対し24名、鉾田幼稚園で4歳児定員60名に対し19名、5歳児定員70名に対し11名、つばさ幼稚園で4歳児定員90名に対し20名、5歳児定員105名に対し23名となってございます。鉾田北幼稚園の3歳児以外で、定員割れしている状況でございます。以上でございます。 ○議長(井川茂樹君) 亀山君。 ◆4番(亀山彰君) 今はっきりした数字を羅列したので、聞いている方はちょっとわかりづらかったと思うんですが、保育園はほぼ満杯状態、そして同じぐらいの年ごろを預かるですね、幼稚園は定数の3分の1にも満たないような状態が、今常態化しているのかなと。預かりたくても預けられないという状況の子どもたちがたくさんいるのかなと思っています。 本当に皆さんいろんな事情があるかと思うんですが、ここで1回ちょっと聞いてみたいんですが、幼稚園と保育園、この定員に対しての数が随分違うと思うんですが、この大きく分かれている要因は何を考えられるでしょうか。 ○議長(井川茂樹君) 教育部長。 ◎教育部長(小沼富男君) この違いですけれども、とりあえず預かりの時間が違うというのが一番大きな点かと思います。保育園についてはほぼ1日預かるし、幼稚園については半日ぐらいということの違いが大きな違いだと思っております。以上です。          〔「では、次の質問」と呼ぶ者あり〕 ○議長(井川茂樹君) 次の質問に答弁を願います。健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(金沢覚君) 各園所在の小学校区以外からの受け入れ児童数についてのご質問でございますが、まず保育園につきましては、いわゆる学区という考え方はございません。行政区全体で、先ほど当初の待機児童の話でもちょっと触れさせていただきましたが、そういった行政区での捉え方となりますので、区域の指定はございませんが、児童の住所で学区分けをしたと仮定した場合の数字について申し上げさせていただきたいと思います。 鉾田南小学校区でございますが、第一保育所が95名中21名の方が学区と。さらに、第二保育所におきましては91名中16名、青山保育園につきましては139人中39名、串挽保育園につきましては119名中43名、あかつき保育園につきましては82名中20名。 続きまして、鉾田北小学校区で申し上げます。とりのす保育園1園でございますが、140名中26名。 続きまして、旭地区で旭保育園290名71名。 大洋地区でございますが、大洋保育園が112名中5名、わんぱく保育園につきましては16名中ゼロです。以上でございます。 ○議長(井川茂樹君) 教育部長。 ◎教育部長(小沼富男君) それでは、3点目、小学校区以外の受け入れ状況についてご答弁申し上げます。 幼稚園におきましては、小学校区のやっぱり区割りはございませんが、住所等で確認すると、小学校区以外の幼稚園に入園している園児は今年度10人となります。内訳を申し上げますと、鉾田北幼稚園に7人、鉾田幼稚園に3人おります。旭幼稚園とつばさ幼稚園には、該当者はおりません。以上でございます。 ○議長(井川茂樹君) 亀山君。 ◆4番(亀山彰君) 非常にですね、何かここまでのを聞いていくと、人気のある預けられる保育園、幼稚園には子どもたちが多く集まって、ないところには少ないというふうに、利便性がもちろん一番あるかと思うんですが、特にですね、今市外といいますか、鉾田市の旭とか、旭幼稚園なんかはもう290名中72名が旭地区以外から来ているということで、旭地区も定員をオーバーしているということは、旭地区の子どもたちを預かりたくても地元に預けられないという状態が続いています。このことについてですね、行政側としてはどのように考えているのか。 またですね、これは行政区という話でしておりましたが、鉾田市以外からも鉾田市の保育園に来ている子どもがたくさんいるかと思いますが、市外から鉾田市内に来ている子どもたちが何人ぐらいいるかもあわせてお伺いいたします。 ○議長(井川茂樹君) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(金沢覚君) 済みません。市外からの数は、ちょっと今手元に数字がございませんので、申しわけございませんが、後ほどお答えさせていただきたいと思います。 ○議長(井川茂樹君) 教育部長。 ◎教育部長(小沼富男君) 幼稚園の場合はですね、鉾田市内に今住所を置いているものだけです。以上です。 ○議長(井川茂樹君) 亀山君。 ◆4番(亀山彰君) 今、保育園のほう、市外はどれくらいいるかわからないというふうなお話だったのですが、データで出てくるかと思うんですが、かなりの人数がやっぱり来ているのかと思うんですけども、またですね、この要因ですね。なぜ定員290名72名がほかから来ているとか、青山保育園さんもそうですね、130名中39人と、約3割ぐらいからほかの地区から来ている。こういう要因というのはどういうところにあるのかお伺いいたします。 ○議長(井川茂樹君) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(金沢覚君) 先ほどは済みませんでした。今資料が入りましたもんですから、お答えさせていただきます。 他市町村から入所している児童を申し上げます。第一保育所が11名、第二保育所が9名、青山保育園が4名、串挽保育園が3名、とりのす保育園が1名、あかつき保育園が2名、大洋保育園が1名、わんぱく保育園が1名、旭分園が1名というような数になってございます。以上でございます。 あとですね、済みません。青山と、先ほど旭保育園が定数が多い理由ということですが、旭保育園が多い理由としましては水戸市方面、鉾田市はどうしても就労場所の関係でですね、水戸市方面に通う方が通勤経路として旭保育園を利用されている方が多いというふうな傾向にございます。また、青山保育園につきましても大洋方面、鹿嶋市方面ですか、のほうに通勤の途中である保育園を選ばれている方が多いというふうに考えてございます。以上でございます。 ○議長(井川茂樹君) 亀山君。 ◆4番(亀山彰君) そうですね、やはり仕事と非常に密接している問題なのかなというふうに思っています。この1から3番まで、今いろいろ現状が市長もはっきり把握できたのかなというふうに思っております。本当に働く上で、子どもを預けたい、夫婦そろって働かないとこれから非常に大変な時代、そして働き方改革でやはり若い女性も、そして高齢者も働く時代というふうに、働き方改革ではなくて、働かせる改革というふうに私は思うんですが、非常にこれから大変な時代になっていく中ですね、この幼児教育、しっかり安心なところに預けられるということは、働く者にとっては非常に大切なことの条件なのかなというふうに思っています。 しかも、希望した、希望したというのはですね、仕事をする上でここに預けたい、また自分の生活しているところに預けたいというところがあると思うので、非常にわがままで、わがままという言い方はおかしいんですが、あの幼稚園が嫌だから行かせない、あの保育園の先生が嫌だから行かせない、そういった理由でそこに指定しているわけではないんですよね。生活に非常に密着しているということがわかったのかなというふうに思っています。大丈夫ですか。 そういうことをあわせてですね、次に4番目の質問をお願いいたします。 △発言の訂正 ○議長(井川茂樹君) 健康福祉部長から訂正がございます。健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(金沢覚君) 済みません。先ほどの答弁にですね、ちょっと誤りがございました。修正をさせていただきたいと思います。 先ほど申し上げた数字、第一保育所が、改めて申し上げます。2名。第二保育所はゼロ、青山保育園が3名、串挽保育園が11名、とりのす保育園がゼロ、あかつき保育園が1名、大洋保育園が3名、わんぱく保育園がゼロ、旭保育園は13名ということで訂正をさせていただきたいと思います。申しわけございませんでした。 ○議長(井川茂樹君) もとに戻り、4点目について答弁を願います。健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(金沢覚君) 保育所、保育園の審査基準はどのようになっているかのご質問でございますが、保育所の入所につきましては、保護者等から支給認定に関する申請及び保育利用希望の申し込みを受け、保育要件の該当の有無と保育の必要性を審査するため、利用調整を行い、算出した点数の高い児童から希望する保育所等を優先的に利用できるものとしてございます。 利用調整の点数は、保護者の方の就労時間や妊娠、出産、疾病等により児童を保育することが困難な事由ごとに点数化した基本点数と、ひとり親世帯、きょうだいが保育所入所中など基本点数以外の家族状況を点数化した調整点数で構成されております。それぞれの最大点数は10点です。 例えば、基本点数が10点の方とは、外勤など月160時間以上居宅外で就労している方や、農業などの自営経営の中心者で月160時間以上就労している方などでございます。調整点数については、ひとり親世帯が10点、生活保護受給世帯が5点、保護者以外に児童と同一敷地内に同居する方がいる場合はマイナス2点などとなっております。 その基本点数と調整点数により点数を算出した場合において、同一点数で複数名が並んだときは、同一点数時の順位表により優先順位をつけ、その上で選考会議において入所の決定をしてございます。以上でございます。 ○議長(井川茂樹君) 次に、教育部長。 ◎教育部長(小沼富男君) それでは、4点目、希望した幼稚園に入園できる幼児と入園できない幼児の審査基準についてご答弁申し上げます。 現在、幼稚園におきましては、先ほどの答弁で申し上げましたとおり定員割れしている状況でありますので、4歳児、5歳児については希望した幼稚園に入園できない幼児はおりません。 審査基準はございませんが、定員超過した鉾田北幼稚園の3歳児については、抽せんにより決定したところでございます。抽せん方法については、保護者に参集していただき、受付順に予備抽選を行い、その後、本抽せんで入園対象者を決定する方法をとってございます。以上でございます。 ○議長(井川茂樹君) 亀山君。 ◆4番(亀山彰君) 今、審査基準のお話が出ておりましたが、この点数をつけて審査しているのはどこなんでしょうか。保育園がそれぞれでやっているのか。それとも保育園側は児童を選ぶことができず、行政側のほうでこの子はこっちの保育園、あの子はあっちの保育園というふうにやっているのか。そこについてお伺いいたします。 ○議長(井川茂樹君) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(金沢覚君) 選考そのものは担当課、子ども家庭課が担当になりますが、子ども家庭課の中で選考会議を開催しまして、課長及び補佐、担当係長、担当者というような中で、選考会議の上、決定しているということでございます。なお、先ほど申し上げましたとおりですね、まず利用希望のところでですね、点数が高いところから順次というような形になってございます。以上でございます。 ○議長(井川茂樹君) 亀山君。 ◆4番(亀山彰君) 確認ですが、今のお話を聞きますと市役所のほうで、子ども家庭課のほうで審査をしているということですので、幼稚園側、保育園側の園長が、この子は地元だから入れたいということは聞かないというような解釈でよろしいですか。全て入る子どもたちは子ども家庭課が審査していくという理解でよろしいでしょうか。 ○議長(井川茂樹君) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(金沢覚君) 先ほど申し上げた認可保育所に関しては、おっしゃるとおりでございます。 ○議長(井川茂樹君) 亀山君。 ◆4番(亀山彰君) 民間がやっている認可保育所であっても、全てコントロールは子ども家庭課がしているということだと思います。そして、今基本点数が10点とか、調整点数で審査しているというお話がありました。私がいろいろお話を聞いているとですね、今まさに2親で奥さんも働いている。特にですね、公務員だったりの場合には優先的に入れて、自営業者、特に鉾田市は自営業者が非常に多くございます。市長もいつも言っている基幹産業の農業、その後継者である若い世代の子どもたちがなかなか入れない、希望しても入れないというお話を聞いております。 この基本点数、今ご説明の中にも160時間以上働いている人は10点満点ということで、これは農家の方々ですと、なかなか就労時間がはっきり出ないと思うんですよね。その中でも聞き取り調査をして何時間というのを出すのかなというふうに思うんですが、どういうふうにこの時間は確認しているのでしょうか。 ○議長(井川茂樹君) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(金沢覚君) 入所申し込みの際にですね、確認しながら入所の申し込みはお預かりしているというような状況でございます。 ○議長(井川茂樹君) 亀山君。 ◆4番(亀山彰君) 聞き取りで、本人が大体このぐらい働いていますという聞き取り時間で、それを算定基準にということで理解でよろしいですか。 あわせてですね、今同居世代といいますか、同一敷地内で農業とかの場合でもそうですが、親御さんが一緒に、要は長男ですよね、長男の家庭が一緒に親と同居する場合、同居している場合にはマイナス2点というような解釈でよろしいですか。 ○議長(井川茂樹君) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(金沢覚君) そうですね、先ほど申し上げたとおりマイナス2点ということでございます。 ○議長(井川茂樹君) 亀山君。 ◆4番(亀山彰君) 市長、ここを聞いてどう思いますか。市長は、常々鉾田市5万市民の代表として、基幹産業の農業をしっかり支えていくという発言をしております。農業の後継者、ここの地に根を生やしてしっかり基幹産業の農業、そして商工業の後継者たちの子どもたちは、親と同居する。この茨城鉾田市ではですね、長男や長女、次男でもいいですが、地元の家業を跡取りがしっかり継いで、先祖のお墓と自分のうちを守る、そういった美学が私はあると思います。そして、それをしっかり応援するのが市役所の仕事なのかなと。少子高齢化、なかなか子どもがいない。嫁がいない、子どもがいない、いつもそういう話をして、先ほども申したとおり出会いから結婚、出産と支援していくと言いながらですね、現実はそういった模範的な家庭だと私は思うんですよ。農家の長男で、奥さんをもらって、同一敷地内に家を建ててもいい、一緒に同居してもいい、まさにその模範的な跡取りたちが、非常に私は苦労しているのかなと。仕事をしたい。仮に仕事をするとしてもですね、農業、この家業を手伝う場合もあります。また、勤めたい場合もあります。 私もちょうど同級生たちが、子どもが結婚して孫を持つ年になってきました。一緒に、まだまだ若い働き盛りですので、嫁さんまで使わなくてもいい。24時間、朝起きて寝るまで嫁さんと顔を突き合わせているよりですね、外で働いて息抜きをしながら、それが一番家庭円満だと言っている人もいます。それなのにですね、働くために預けたくても預けられない。そして、なおさら自営業者である我々は、有給休暇も何もいただけません。働けなければ、収入が極端に落ちます。こういった状況の中で、本当に市長が進めている幼児教育に沿った保育園のあり方なのでしょうか。まず、1つお願いします。 ○議長(井川茂樹君) 市長。 ◎市長(岸田一夫君) 亀山議員の質問に部長等が答えていますけど、私も議員の質問と、また部長の答弁の中で、やはりですね、今亀山議員が朗々とお話しした鉾田市の状況は、特に基幹産業の農業等々におきましては違うだろうということが、私のほうに言っているのかなという部分でございますんで、その辺をですね、この後ですね、各部署と、いろんな法律、条例等ございますけれども、その辺を鑑みながらですね、やはりいつも言っているとおり、鉾田市に行ってみたい、住んでよかった、住み続けたいということがありますので、今亀山議員の本当の地元の声の代表ということで、前向きに検討するような状況をつくっていきたいと思います。以上でございます。 ○議長(井川茂樹君) 亀山君。 ◆4番(亀山彰君) 本当に前向きなお答えをいただきました。本当にですね、子育ては待ったがききません。今まさに困っている家庭がおります。早急にですね、この基本点数、調整点数をですね、ぜひ見直していただいて、新たな鉾田市の新ルール、住んでよかった、育ててよかった、そんな鉾田市にするためにですね、ぜひ新ルールをつくっていただきたいと思います。 では、次の質問をお願いいたします。 ○議長(井川茂樹君) 次の質問に答弁を願います。教育部長。 ◎教育部長(小沼富男君) それでは、5点目、3年保育が実施できない理由及び5歳児のみ延長保育を実施している理由についてご答弁申し上げます。 初めに、鉾田北幼稚園が3年保育になった経緯につきましては、旧鉾田町時代に幼稚園の建設検討委員会、これが平成14年、15年に設置されまして、基本方針を策定する中で3年保育を推進することになりました。この計画を進めるに当たり、民間保育園との協議が調ったことから、3年保育を実施する幼稚園として平成16年に開園いたしました。そのほかの幼稚園につきましては、少子化の影響を受けて乳幼児数の減少が見込まれることから、公立と民間を含めた幼児教育のあり方を関係機関と検討してまいりたいと考えております。 次に、5歳児のみ延長保育を実施している理由でございますが、幼稚園は教育時間終了後は帰宅が基本となっておりますが、保護者の家事以外の就労や、保護者または家族の定期的な通院、看護等の場合に預かり保育を実施しております。3年保育を含めたこれらの件につきましては、保護者の幼児教育や保育ニーズに対応するため、公立幼稚園、保育所のあり方や、幼児教育と保育を融合させた認定こども園の整備なども含め、総合的に検討していく必要があると考えております。以上でございます。 ○議長(井川茂樹君) 亀山君。 ◆4番(亀山彰君) 今、総合的に考えていくということがありました。今市長にも言ったとおりですね、喫緊にやらないといけない問題なのかなと思います。今、これまで話したようにですね、幼稚園は定員割れ、それも大幅な定員割れ。そして、保育園は定員数がもういっぱいいっぱいの状態。本当に定員数だけの問題ではなくですね、保育士さんの確保の問題もあるかと思うんですが、非常に困っている状態になっている。ですから、もう早急にやらなければいけない。そして、先ほど言いましたように、平成15年のときに民間との協議というお話をしました、今。随分前のお話ですよね。もう15年も前の協議のまま、平成15年のまま人口減少の予想の中で、これから減っていくから設備投資できない。保育士さんの確保もできないという民間保育園のお話を聞く中で、政策を全く変えていない。これは本当に問題だと思うんですよ。もう現状は全く違うではないですか。 これでまた幼児保育、これ国がもう消費税増税とあわせて公費負担、3歳以上は無償化というお話が出ていると思います。これ無償化に合わせですね、どんどん、生まれている子どもたちは減っていますけども、預けたいと。スクールバスの話ではないですけど、ただなら乗せたい、ただなら預けたいということが非常にふえてくる。その中で、今定数、定員がいっぱいになっている状況が進んでいると思うんですよね。これはもう2年も3年も前からわかっていることでありますし、私もこの一般質問の席で何度もお話をしております。にもかかわらず、なぜ早急にできないのか。単純な話を言えば、これ幼稚園は午前中しか預かっていないから少ないというお話がありましたけども、別に3歳児から預かって、延長保育も3歳から5歳までやるよと。定数があるということは、人員も確保ができているんだと私は思うんですよ。先ほども言いましたけど、旭幼稚園にすれば90名の定員に対して24名、5歳児は105名に対して23名しかいない。あきが随分ある、余裕があるんだと思うんですよね。であれば、いや、幼稚園も延長保育もやりますということをうたえばですね、今保育園に預けている子どもたちも、中には農家の家庭ではですね、ああ、それであれば幼稚園に預けようというふうな形で余裕が出てくるのかなと思うんですが、その辺早急にしなければいけないと思うんですが、どのように考えているか。 そしてまた、民業の圧迫ということで、行政はなかなか前に進めないでいるんだなと思うんですけども、そこに対しても、もう一度答弁をお願いいたします。 ○議長(井川茂樹君) 教育部長。 ◎教育部長(小沼富男君) ただいま亀山議員のほうからもお話があったとおり、平成15年からこのような検討をしているということであります。その中では、行政のフットワークが悪いというようなことも考えられますが、先ほどお話がありました民間保育園との関係もございます。この辺についても、総合的に検討してまいりたいと思います。以上です。 ○議長(井川茂樹君) 亀山君。 ◆4番(亀山彰君) 民間保育園のこともあると言いますけども、民間保育園で、だって市役所で人員もきちんと割り振りもやって、民間保育園は決められないのですから、預けられる児童を。市がちゃんと手配してやっている中でも、それでももう実質の待機児童が55人もいるんですよ。たった230人しか生まれないのに55人もいるんですよ。もう早急に幼稚園側の対応を変えていれば、民間は別にみんな圧迫だと言わないと思いますよ。受け入れられないんですから。今まさにやらなければ、せっかく鉾田市に嫁に来て、嫁いでくれて子どもをつくってくれて、だけどそういった問題でやっぱり鉾田市はだめでは離婚して出ていっちゃいますよ。また子どもの数減っちゃいますよ。早急にしなくちゃいけないと思うんですよね。 それと、もう一点、保育士さんたちの賃金の問題、他市町村と比べてどうなのでしょうか。部長はよく、近隣また県内の情報も知っていると思いますので、ぜひちょっと時間がないですけども、賃金の問題もぜひ部長のほうから答弁をお願いします。 ○議長(井川茂樹君) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(金沢覚君) 若干先ほど済みません。先ほどの答弁の中でちょっと答弁漏れというか、訂正をさせていただきたいと思います。 本人の申し込みのときにですね、就労状況の話というふうなこともありますけども、就労証明書という形で、農業の方につきましては民生委員の協力のもと就労証明書というのを出させていただいてございます。 また、マイナス2点の話で基本点数の件でございますが、同居人であっても働いている場合はマイナスの点数にはなりません。同居して65歳未満の働いていない方がいる場合はマイナス2点ということで、つけ加えさせていただきたいと思います。 保育士さんたちのですね、処遇については、一応処遇改善加算というようなことでの対応をさせていただいております。あと、当市の単独事業としましては、民間保育園に新規で就労する方については住居費とか準備金という形でですね、新たに当市で保育士として民間保育園で働いていただける方については支援金という形で、昨年度から対応してございます。以上でございます。 ○議長(井川茂樹君) 亀山君。 ◆4番(亀山彰君) 多少は本市でもやっておりますが、水戸市はまた2万円増額する、つくば市は3万円。本当に毎月ですね、保育士さんの賃金に対してもですね、しっかり行政が光を当てて応援しているのは他市町村。どんどん人口が減って、余り目立たない施策をしているのは鉾田市ということで、ではどこで子育てしようかと思ったときに、この近隣だったら、本当に水戸市、うちの旭地区だったらみんな水戸市に行っちゃいますよ。水戸市に土地を買って家を建てて、農家の長男が水戸市から通っている。この鉾田市の職員にもいるかもしれませんが、鉾田市に通っている人たちがたくさん今出てきております。教育も買い物も生活も水戸市に住んだほうがいい。 やはりそれを少しでも食いとめるように、この幼児施策は喫緊にやらなければいけないと思うんですが、先ほどの公立幼稚園の件は、特に教育長、教育長のリーダーシップで簡単にできることだと思うんですよね。教育長がしっかりその辺も市長とタッグを組んで大号令をかければ、すぐもう2年も3年もかからない。9月からできますよ。本当にやる気があればできると思うんですが、この今後のビジョンについて、まず教育長からお伺いしたいと思います。 ○議長(井川茂樹君) 教育長。 ◎教育長(石﨑千惠子君) 幼児教育につきましては、ただいま部長が答弁したとおりではございますが、確かに議員ご指摘のとおり、保育所で保留されているお子さんがいるという、こういう状況がございます。幼稚園の預かり保育等につきましては、全く私立の保育園と調整していないかということではなく、非公式ではございますが、調整は続けているところでございます。 先ほど議員から大変いい指摘をいただいたなと思うのは、保留になっている子どもを幼稚園のほうにいかがかというような、そういう提案を保護者の方にしてはどうかということでございました。それにつきましては、9月からというのは非常に難しいかと思うんですが、ぜひ検討課題にさせていただいて、検討させていただければと思っております。以上でございます。 ○議長(井川茂樹君) 亀山君。 ◆4番(亀山彰君) 教育長、本当にそんな悠長なことを言っていられないんですよ。皆さん本当に嫁さんが出ていっちゃうんではないかと冷や冷や、冷や冷やみんなしているんですから、本当に我が事のようにですね、近々に教育長のリーダーシップを発揮していただきたいと思います。 ここまでで、市長のほうからどうでしょう。最後に、この幼児教育に対して、もう施政方針でもはっきり市長は結婚からということでうたっております。もうこれこそ市長のリーダーシップでどんどん変わることだと思いますので、ぜひお願いいたします。 ○議長(井川茂樹君) 市長。 ◎市長(岸田一夫君) 本市の幼児教育の現状は、保育所で定員超過が常態化する一方、幼稚園は在籍児童が減少し、定員割れとなっております。さらに、10月からの幼児教育、保育の無償化により、保育所においてはさらなる待機児童の発生が懸念されます。 この現状を踏まえると、緊急的、維持的な対応として待機児童を発生させないための受け皿の確保、中長期的に少子化や施設の老朽化に対応した施設の再編整備の検討が必要と考えております。平成31年度には、子ども・子育て支援事業計画を見直すことになっており、幼稚園、保育所、認定こども園など保護者のニーズに対応するための施設整備の方向性について盛り込んでまいりたいと考えております。さらに、健康福祉部や教育委員会が一体となり、保育ニーズの多様化に対応するため、公立と民間を含めた幼児教育、保育のあり方を引き続き検討し、市全体で子育てを支援し、子どもが等しく健やかに成長していける環境づくりを推進してまいりたいと思います。 また、平成30年度の総合教育会議において、幼児教育、保育を取り巻く現状と課題について協議するとともにですね、先進地の視察を実施したところでございます。以上です。 ○議長(井川茂樹君) 亀山君。 ◆4番(亀山彰君) ぜひですね、市長が言っている横断的に全庁を挙げてですね、近々にやっていただきたい。本当にいつものように魂のこもった答弁を期待したんですが、棒読みでちょっとがっかりしました。ぜひですね、本当にやっていただきたい。 そして、これは本当に全庁舎の中でやっていかなければ、なかなか解決しない問題だと思いますので、では最後にまたお願いします。 ○議長(井川茂樹君) 市長。 ◎市長(岸田一夫君) 議員、多分私のこれをご存じかな、パッケージ化、これにですね、私の施政方針ともに入っておりますんで、これを邁進し、それには今亀山議員がおっしゃった点も含めまして、今亀山議員が新しい教育長、石﨑教育長にハッパをかけたということで、私のほうも任命権者でございますんで、またいつも言っているとおり、子は鉾田市の宝ということを肝に銘じまして、全市に早目に対応したいと思います。以上です。 ○議長(井川茂樹君) 亀山君。 ◆4番(亀山彰君) ありがとうございました。もう時間も残り少なくなってきましたので、これで一般質問を終わりたいと思います。ありがとうございました。 ○議長(井川茂樹君) 以上で亀山君の質問を終了いたします。 10分間休憩いたします。                午後 2時03分休憩                                                        午後 2時13分開議
    ○議長(井川茂樹君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 次に、小沼 勝君。          〔7番 小沼 勝君登壇〕 ◆7番(小沼勝君) 議席番号7番小沼 勝でございます。傍聴の皆さん、ネット配信ごらんの皆さん、こんにちは。そして、傍聴ありがとうございます。来週の月曜日は3月11日、未曽有の東日本大震災から8年目、まだまだ爪跡が残る鉾田市においても、未曽有な大被害に見舞われ、被害に遭われた方々に心からお悔やみとお見舞いを申すところでございます。そして、4月1日に新しい年号が発表され、5月1日から新年号になるわけです。大いに期待の持てる年になるかと思っております。 それでは、通告に基づき一般質問をさせていただきます。本市においては、これまで地方3都市において重点的にPR活動を行ってまいりましたが、昨年の6月にブランドアップ強化について一般質問をさせていただきましたが、検証の意味で質問をさせていただきます。鉾田市農産物等のPR方法について……          〔何事か呼ぶ者あり〕 ○議長(井川茂樹君) 傍聴の方は静かに願います。 ◆7番(小沼勝君) 地方のPRから東京のPRへと変更したが、その結果についてお伺いいたします。昨年度実績を踏まえて、両JAの出荷、売上額、また地方別、部会別の東京中央卸売市場、部門別の販売指数、売上高についてお伺いいたします。平成29年度、30年度の比較がわかれば、小計、任意組合出荷等の比較統計等もわかればお願いいたします。 2番目として、今後農産物等の販売力、ブランド化をどのように図っていくかお伺いいたします。今、話題はJAなめがたしおさいのテレビCMです。日曜のゴールデンタイムに、JAバンクがスポンサーで放映されております。また、常陸大宮の道の駅が、それらの道の駅が、道の駅はたくさん話題に上がっております。鉾田市もブランド化のトップランナーとして、つい最近までおりましたが、また本日元産業経済部長の志藤さんが傍聴席にお見えになっております。歴代の部長たちが、行方市、常陸太田市、両市ばかりでなく、みんなが鉾田市にレクチャーしたいという申し入れがあり、何人もの方が、たくさんの方が聞きにまいられたというような話も聞いております。鉾田市は、生産力は確かにあります。今後の周知度、販売戦略についてどのように図っていくかお伺いいたします。 3番目として、農産物PR事業の一つとして実践していたうまかっぺフェスタが、今後どのように展開していくのか。市外からの来場者数はどの程度あったかお伺いいたします。3月1日の茨城新聞によりますと、鉾田市まちづくり提案、鉾田第二高等学校で開催された若者目線で、大声コンテストや流しメロン等々の既成概念にとらわれない企画を発表したコンテストで大賞を得たのは、うまかっぺフェスタ一大イベント化をするんだと、それらに関する提案をした鉾田第二高等学校生が大賞となりました。うまかっぺフェスタは、今後どのように展開していくのかお伺いいたします。 2項目め、スクールバス無償化について。①として、無償化に伴う意向調査と結果についてお伺いいたします。昨年の12月の定例議会において、スクールバスの利用を無料とするバス運行に関する条例の一部改正が賛成10、反対9で可決されましたが、無料にすることによって新たな課題が幾つも出てくると反対した方々から意見がありました。教育委員会では、無償化に伴う意向調査を行うと答えていますが、その意向調査と結果についてお尋ねいたします。 無料化にしたことで、新たにスクールバス利用を希望する児童は何人いて、スクールバス増車の必要があるか。鉾田北小学校、鉾田南小学校に分けての結果をお伺いいたします。 また、スクールバス対象者は、現在通学距離が2キロ以上としておりますが、変更はあるのかお伺いいたします。 2番目として、将来にわたる財源の確保についてお伺いいたします。地方交付税で、スクールバス1台当たり613万6,000円が算入されているとお伺いしましたが、スクールバス1台当たり、その額で運行はできません。鉾田南小学校スクールバス1台当たりの設計額は746万円で、落札額は680万円で、落札率は91.2%です。平成27年度に実施した鉾田北小学校スクールバスの1台当たりの設計額は776万円で、落札額は615万円、落札率は79.3%です。文部科学省のへき地児童生徒援助等補助金があるうちは大丈夫ですが、5年間を過ぎると補助金がなくなるので、利用料を取らなければ市の持ち出しが多くなります。さらに、交付税というのは、小学校費の場合には児童数、学級数、学校数で需要額、必要額を算定します。平成30年度の単価でいえば、児童1人当たり4万3,000円、1学級当たり89万円、1学校当たり947万9,000円という形に算定されます。鉾田地区だけで12校あった小学校が、鉾田北小学校と鉾田南小学校に2校になるわけです。それだけで9,480万円の交付税減額となります。6年後に全小学校が統合時には、20校が4校になって、それだけで2億2,000万円の減額となる。12月の議会で総務部長が答えております。交付税が大幅に減ってしまうという現実がある中で、将来にわたる財源の確保についてお伺いいたします。 また、旭東小学校の上釜地区で、子ども会のスクールバスの財源はどのような手当てになっているかお伺いいたします。 項目3項目めについて、市民を幸福にする住みやすさと定住意向の施策について、1つ目として、市政運営に関する市民満足度調査についてお伺いいたします。前鬼沢市長のときに1回取り組んだような記憶がございます。岸田市長になり、今回2回目の取り組みがなされ、市政運営のため、よりよいまちづくりの実現のために市民が評価するという観点からは進めていただきたい。今回1,000人だけだと聞いているが、選出の方法は、旧の町村別、男女、年齢別等々アンケートの回収率はどのくらいあったのかお伺いいたします。 文化施設について、アンケートの実施をお伺いいたします。市民1万人、中学生が対象ということでありますが、市民1万人の選出にはどのような形で選ぶのかお伺いいたします。 3番目として、飯名地区の市有地利活用検討委員会の検討結果をお伺いいたします。昨年の3月に議会でアンケートを実施すると話をいただき、その後、若手職員によるワーキングチームができ、飯名地区の市有地利活用検討委員会が発足し、検討の結果を私は理解しているつもりですが、この検討委員会の結果については傍聴の皆様方も、またネット配信されている皆様方も理解できない部分があると思いますので、懇切丁寧に説明をお願いしたいと思います。そして、傍聴の皆様へのリップサービスを含めて、副市長、お願いいたします。 4番目として、市長は市民が主役と言っておりますが、新年度の予算編成に当たりどのような施策を盛り込んでいるのかお伺いいたします。 再質問は質問席でさせていただきます。 ○議長(井川茂樹君) 小沼君の質問に対し答弁を願います。産業経済部長。 ◎産業経済部長(鈴木賢君) 1項目1点目、鉾田市の農産物のPR等についてご答弁申し上げます。 議員ご指摘のとおり、当市はこれまで地方3都市に重点を置いてPRを実施してまいりましたが、今年度より市農産物最大の流通先であります首都圏に重点を置いてPRをしてございます。具体的に実施した内容と成果についてご答弁申し上げたいと思いますが、まず実施した内容ですけれども、PRに当たっては多様な媒体を活用した広告、情報発信ツールの活用、有名料理店や商業施設などでのフェア開催、大手百貨店でのトップセールスなどを実施し、消費者へ直接売り込みを図っております。 また、今年度PRの一環で鉾田大使のカミナリを起用したPR動画を制作いたしました。カミナリは、子ども、若者を中心に人気でありますことから、より野菜等を消費していただきたいファミリー層や若い年齢層への訴求効果が高いということで制作をしました。 次に、成果についてでございますけども、議員からご指摘ございましたJA等の具体的な販売額等についてはまだお答えできるような状況ではございませんが、先ほど申し上げた首都圏各所で開催したフェア、イベント出展、消費宣伝などにより、多くの方々に当市農産物をPRできたと思っておりますし、フェア等では多くの方に鉾田市の農産物をSNSで拡散していただきまして、実際にPRで接する方以外にもPRの輪が広がっているところでございます。 また、PRの一環で制作したカミナリの動画でございますけども、こちらについてはまず視聴数では、動画公開サイトでの閲覧数が4万2,000件以上、首都圏の若者向けに行いましたSNS広告で360万回以上視聴されまして、多くの方々にまず鉾田市というものを認知していただけたと考えておりますし、この動画についてはですね、全国紙、情報誌、キー局のテレビ局などにも多数取り上げられまして、当市及び当市農畜産物の認知度向上にさらに一役買っていただいたと思っております。以上でございます。 ○議長(井川茂樹君) 小沼君。 ◆7番(小沼勝君) 確かにカミナリ「鉾田の誇り」、これ私どもも鉾田市全体、活躍を見ながら誇りに思っております。しかしながら、市長とのコラボの動画は余り評価はされていないのかなというのが周りから聞こえてくる話であって、カミナリにあやかりたいという気持ちは十分わかります。しかしながら、それ地元の芸能人であって、地元から盛り上げたいというような部分で最大限利用させていただくという言葉は非常にまずいのかなとは思いますけど、お互いに鉾田市のために思っていることで、動画の中で市長みずから一生懸命汗をかいているのかなと私は思っております。 そういう中で、先ほども今回の数字的なものは検証できないということで答弁はもらったんですけど、JA等で2月等に生産者大会等を開かれて、それの中での資料等は両JAとも多分持っているのかなという部分。実質葉物等が価格が低迷しているという中で、やはり地方に販売する部分というのは大きいのかな。実質私も東京へ行った際にIBARAKIsense(イバラキセンス)、ついせんだって行ってまいりました。その後、同僚の議員が鉾田市産のコマツナを店頭で、東京の台東区の店頭で見かけたということで、価格の部分等についてJAさんが39円、某任意組合、個人出荷だと思いますが、協賛ではないのかな、98円と。ここに写真等が出ています。やはり商系が強かったり、JAが弱かったり、その辺のPR等が少し足りないのかなと私は思うんですが、部長いかがですか。 ○議長(井川茂樹君) 産業経済部長。 ◎産業経済部長(鈴木賢君) ご質問というのは、地方にも活路があるんではないかということと、あとはPRの中身ということだと思いますけども、まず地方と首都圏どっちがいいかという……どっちがいいかということでもないかもしれませんけども、それぞれメリット、デメリットがあるというふうに思っています。当然首都圏はパイは大きい、人口は多いですけども、競争相手が多いというような状況でございます。一方地方は、人口は少ないけども、競争相手は少ないということで、これのどっちをとるかということであろうかと思います。それで、今年は人口が多いほうにとりあえずシフトしてみようと、こういうことだと思っております。なので、今後の状況を見ながら、どういった戦略で攻めていくかというのは考えていくものだと思いますので、今後の情勢を見ながら、そういった地方も含めて幅広く検討していきたいと思っております。 まず、PRの内容ですけども、当然市のPRというのはなかなか私も悩んでいるところはありまして、当然物がない中でのPRということなので、どういったものを売りにして鉾田市の野菜、果物を売っていくかというのがポイントだと思います。その中で、鉾田市の野菜はこういうものなんだよと、これは当然生産額日本一というのも大事な要素ではありますが、なかなか消費者がお金を出して買いたいというようなPRポイントまでには至らないのかなと思っておりますので、できればそういう味とか生産者のこだわりとか、そういった消費者の購買意欲をそそるような、そういった売りをぜひひっ提げて次年度は臨みたいと思っております。そのための何が売りになるかというのを、今一生懸命模索して探しているような状況でございます。以上でございます。 ○議長(井川茂樹君) 次の項目に答弁を願います。産業経済部長。 ◎産業経済部長(鈴木賢君) 今後の農産物のブランド化に向けてでございます。今ちょっと全体的な考え方についてはご答弁したような部分もあるんですけども、当然東京でやっていくということで市長の公約でもございましたのでやっておりますけども、当然先ほど申し上げたとおり、ほかの産地との競争が激しい中で当市の農産物の地位を確立する必要があると思っております。 埋没しないようにということですけども、このため来年度については、鉾田市の農産物についてはいろいろな作物で非常に生産額が多く、非常に勢いのある産地だと思っておりますけども、いろいろありますというのは、なかなかこれはかえって論点がぼけてしまうので、なかなか消費者の印象には残りづらいかなと思っております。このため、フラッグシップ(旗艦)作物でありますメロンで、まず一点突破するような印象づけをしまして、これにほかの農産物が引っ張られるような形で宣伝等産地の盛り上げを実施していきたいと思っております。 こうした戦略の中で、消費者の購買意欲をかき立てるような効果的なPRを実際の店頭の中のプロモーションで行ったり、SNS等多様な媒体を活用した宣伝等を通じて実施するとともに、産地全体で首都圏を初めとして全国に売っていくんだという盛り上がりができるように、この地元での仕掛けというのも構築していきたいと考えております。 これらの事業をですね、関係者の皆様と連携して継続的に実施していくことで、ブランド化を推進し、さらなる農業所得の向上、地域活性化につなげていきたいと考えております。 また、議員ご指摘のJAなめがたしおさいの取り組みでございますけども、これは非常に我々も喉から手が出るほど欲しいようなものでございます。ただ、全国のゴールデン、この広告枠を買うというのはなかなか今の財政状況では難しいというもので、今後これから同じようなことが鉾田市でできるとは、ちょっとなかなか考えづらいところでございます。なので、テレビに取り上げてもらうというような形では、当然お金はかかりませんので、積極的に鉾田市のセールスポイント、農産物のセールスポイントを広く発信してですね、テレビ等の各メディアに取り上げてもらえるように努力をしていきたいと思っております。以上でございます。 ○議長(井川茂樹君) 小沼君。 ◆7番(小沼勝君) 答弁ありがとうございます。ぜひともね、それ6月というより、もう摘果メロンが始まりまして、出荷に至っているような状況だと聞いております。そうすると、4月の半ば、15日ごろにはもうメロンが出荷になるのかな。ぜひとも鉾田市産は関東でも一番早い、茨城県でもメロンの出荷が一番早いというような部分がありますんで、ぜひともPRに力をこめていただきたいという気持ちでございます。 次に移ってください。 ○議長(井川茂樹君) 3点目について答弁願います。産業経済部長。 ◎産業経済部長(鈴木賢君) 3点目、うまかっぺフェスタの今後の展開と、市外からの来場者数についてご答弁申し上げます。 まず、うまかっぺフェスタの今後の展開についてですけども、昨年のうまかっぺフェスタでございますが、渡辺議員にも答弁申し上げましたとおり、中心市街地の活性化に向けてまちなかで開催をしましたが、なかなかうまかっぺフェスタのような産業祭では、まちなかの商店とのコラボレーションが難しいということがわかりましたので、中心市街地活性化に向けた事業としては別メニューを用意しまして、市で行う大きなイベントとしましては、多くの観光客にお越しいただけるような観光イベントとしての内容を新たに付加しまして、鹿島灘海浜公園において実施したいと思っています。このため、予算の事業名も観光イベント開催事業というふうにしております。 具体的には、観光客の減少する秋から冬にかけて長期間誘客の図れるイルミネーションを鹿島灘海浜公園に設置しまして、期間中にはですね、うまかっぺフェスタと同様に飲食や農産物関係のブース展、ステージパフォーマンスを実施する日などを設けまして、イベントとイルミネーションでお楽しみいただけるような内容を計画しております。より多くのお客様に鉾田市にお越しいただけるようなイベント内容としつつ、市民の皆さんにも楽しんでいただけるようなイベントとしたいと思っています。それに加え、農産物を初めとした市の特産品など鉾田市の魅力を広く知っていただき、地域の活性化、観光振興につなげてまいりたいと考えおります。 また、うまかっぺフェスタの市外からの来場者数でございますけども、アンケート結果で市外、市内というのを聞いております。お手元にございます資料に記載ございますけども、来場者数、これは市のほうで推計しているもの、ここにある数字は2万1,000人というものでございますけども、それにアンケートにご協力いただいた方が、つけていただいた、市外から来ていますよといった回答割合、これを掛けまして推計をしてございます。これ申し上げますと、過去5年間でございますが、平成26年度は2万6,000人、平成27年度は1万人、平成28年度は1万3,000人、平成29年度は1万8,000人、平成30年度は1万人、こういった状況でございます。以上です。 ○議長(井川茂樹君) 小沼君。 ◆7番(小沼勝君) 何かその数字聞いただけでは、成功したのかなというように思えるんですけど、昨年のうまかっぺまちなかフェスタは花火とコラボして、コラボができたと。市長の思うまちなかの活性化の構築には至らなかったのかなと、私はそのように理解しています。 そして、産地ブランドアップ協議会等々かな、農協さんとかいろんな方と協議をした中でのイルミネーションなのか、その辺のところもお尋ねします。 ○議長(井川茂樹君) 産業経済部長。 ◎産業経済部長(鈴木賢君) まず、イベント、去年実施したまちなかカーニバルについてでございますけども、これは中心市街地活性化ということで、できればまちなかの商店、まちなかの人と一緒に何かやって、まちなかの商店の魅力を来場していただいた方にわかっていただくとか、そういったことまでできればよかったんですけども、なかなかちょっとそこまでは至らず、単なるイベント開催となってしまったので、まずあとはこういったうまかっぺフェスタ、ブースを出して農産物の販売をしてというような取り組みですと、まちうちの商店さんの業種ともなかなかマッチしづらいと、こういった課題がありましたので、今回はちょっと趣向を変えて別の事業、中心市街地の活性化事業の中でまちうちの活性化をやろうと、こういうふうに至ったわけでございます。 加えて2点目のブランドアップ協議会等の了承みたいのは得たのかということでございますが、了承は得てございません。ただし、今までうまかっぺフェスタの中でいろいろご協力いただいている方を、去年実行委員会としてメンバーに入っていただいて、企画の段階からいろいろご議論ですとかご意見をいただいてやってきたわけでございます。なので、引き続き農産物のブース出展とかステージイベントとか飲食ブースとか、そういったものはやっていきますので、当然ブランドアップ協議会ですとか農協さんとか、こういった方にメリットになるものがなければいけないとは思っております。それは、このイベントを開催する上での前提条件となると思っています。なので、了承を得てはおりませんけども、当然前提条件としてはそういった方々に何かメリットになるもの、鉾田市のためにメリットになるものを提供するというのがありますので、そういった形でイベントについては取り組んでいきたいと思っております。以上でございます。 ○議長(井川茂樹君) 小沼君。 ◆7番(小沼勝君) 私が言いたいのは、しっかりと協議をして、そして鉾田市民みんなが盛り上がるようなイベントをしないと、おもてなしができないんではないか。そして、土日等の利用の中で鹿島灘海浜公園等の部分で、開園時間等も兼ね合いがあると思います。イルミネーションといえば、夜寒いのに見るのかと言う人もいるし、うまかっぺフェスタをそこでやるといった場合に、確かによろしいでしょうけど、高校生が大きくかざした大賞をとった部分というのは、思いというのは本当にすばらしい。本当にああいう思いになれるというのは、地元の子どもでなければなれないし、また農家の子どもなのかなと私は思うところでございます。 答弁は結構ですけど、本当にしっかりとブランドアップ協議会の方々、そしてJA等としっかりコミュニケーションをとっていただいて、しっかりいいものがつくれるようにしていただければよろしいんですけど、今の状態では失敗に終わるんではないかな。先ほど言ったように、まちなかの活性化の構築にならなかったというのは事実だと思います、正直言って。言葉はきついですけど、優しく言っているつもりですよ。だけど、これは成功しなかったんだと。結局は、まちなかと商店街の人とコラボができなかったというのが一つの原因。今度はそのようなことがないように、しっかりとお願いしたいと思います。 次の質問にお願いします。 ○議長(井川茂樹君) 産業経済部長。 ◎産業経済部長(鈴木賢君) 先ほど済みません、最初のご質問にもあったところなんですけど、高校生のご提案、私も鉾田第二高等学校で聞いておりましたけど、非常にいいものをいただいたと思っています。イルミネーションということで、当然開催期間長くなりますので、その中のどれか高校生に任せて運営をしてもらうとか、企画から参加してもらうと、こういったこともありだと思っています。なので、いろんな方の意見を頂戴してですね、すばらしいイベントにしていきたいと思いますので、議員の皆さんからもぜひご協力いただければと思っております。以上でございます。 ○議長(井川茂樹君) 大きな2項目めについて答弁を願います。教育部長。 ◎教育部長(小沼富男君) それでは、2項目、1点目のスクールバスの無償化に伴う意向調査とその結果についてご答弁申し上げます。 本年4月からスクールバスの無償化に当たりまして、新たに乗車を希望するかどうかの意向調査を行いました。鉾田北小学校では、本年1月8日付で全保護者を対象に、平成31年度からスクールバス無料化のお知らせと、スクールバス利用申請書を配付し、利用を希望する保護者から書類の提出をしていただきました。新規にスクールバス利用申請書を提出した方は6名でございました。 鉾田南小学校は、本年1月30日の学校説明会において、スクールバス利用者以外の児童を対象に意向調査を行いました。対象児童数は222名で、このうち49名から新規にスクールバス利用申請の提出がありました。 本年2月末現在で新規利用児童の乗車につきましては、現行の台数で運行できるように調整を行っているところでございます。以上です。 ○議長(井川茂樹君) 小沼君。 ◆7番(小沼勝君) 意向調査はわかりました。やはり2キロ未満の子どもたちも、そこに対象に入っているのかなというようなことが酌み取れます。そして、一番は徒歩で通学する南中学校区の子どもたちだと思うんですよ。学校の前の道路の整備はまだされていない、整備が間に合うのかなというような心配。そして、校門前の信号は間に合いましたが、私、上の道路の何号線というのがちょっとわからないんで、先ほど先輩議員が確認したところ、信号機については警察署のほうへ申請はしているということで、昨日たまたま防犯協会の旭地区の集まりがあったときに、鉾田警察署の副署長が来ていました。その中で、やはりあそこの交差点は危険箇所だということは重々わかっていると。そして、申請もされているのもわかっていると。そういう中で、あそこの小高根、玄生のほうへ行く道路ですか、あそこの道路を改良していただきたいような旨の話をされていました。やはり片側はいい道路になりました。片側は改良されていない、改善されていない。その中で、やはり交通量が少ないという中で、子どもたちの安全を考えるのが先に来るんではないかと。交通量が少なくても、子どもたちの通学に対する安全が最優先ではないかという話をさせていただきましたんで、答弁があればいただきたいと思います。 ○議長(井川茂樹君) 教育部長。 ◎教育部長(小沼富男君) その件につきましては、引き続きですね、警察のほうには強く要望してまいります。以上です。 ○議長(井川茂樹君) 教育長。 ◎教育長(石﨑千惠子君) 副署長さんに議員からもお話しいただいたということで、本当にありがとうございます。過日ですね、市長それから部長とともに要望に行ってまいりましたときにも、鉾田警察署の署長さんのほうから、近隣では今までにない大きな学校ができるということで、鉾田警察署においても鉾田南小学校の児童の交通安全含め防犯も、安全については最重要課題として取り組んでくださるというお話がございました。 鉾田警察署では、朝子どもたちの登校時間、それから下校時間にパトカーで巡視をして、これは鉾田南小学校区だけではなくて、していただいているところでございますので、鉾田警察署のパトロール等についてもこれからお願い、ますます充実していただけるようにお願いしていく所存でございます。よろしくお願いいたします。ありがとうございました。 ○議長(井川茂樹君) 次の質問に答弁を願います。教育部長。 ◎教育部長(小沼富男君) それでは、2点目のスクールバス運行事業の将来にわたる財源についてご答弁申し上げます。 昨日、堀田議員にもご説明をさせていただきましたが、本年4月からスクールバスは無料化となり、運行台数は鉾田北小学校で11台、鉾田南小学校で19台になります。財源としましては、国のへき地児童生徒援助費等補助金が約3,500万円、このほかは一般財源でございます。 平成37年度には、旭中学校区統合小学校が開校しまして、スクールバスは51台になる見込みでございます。歳出では、運行に関する委託料が約3億9,000万円となり、歳入ではへき地児童生徒援助費等補助金が約5,000万円、普通交付税算入額として約3億1,000万円となり、この時点での不足額は約3,000万円となる見込みでございます。 また、旭中学校区統合小学校の開校から6年目となる平成42年度には、スクールバスは44台を見込んでおり、運行に関する委託料は約3億4,000万円、普通交付税算入額は約2億7,000万円となり、不足額は約7,000万円になる見込みでございます。 スクールバスの無償化は、子育て支援の重要な施策となりますので、子育て支援をパッケージ化しまして、全体の予算の中で対応してまいりたいと考えています。以上です。 ○議長(井川茂樹君) 小沼君。 ◆7番(小沼勝君) 旭東小学校のやつが、答弁漏れていますよね。 ○議長(井川茂樹君) 教育部長。 ◎教育部長(小沼富男君) 旭東小学校のバスの件でございますが、済みません。それにつきましては、同じく今までの補助率を上げまして100%補助するということで、新年度から行っていくというような考えでございます。          〔「財源は」と呼ぶ者あり〕 ◎教育部長(小沼富男君) 財源については、一般財源でございます。 ○議長(井川茂樹君) 小沼君。 ◆7番(小沼勝君) 何か旭東小学校だけがちょっと優遇されているような部分、公平さがないような部分がちょっとあるのかなという、保護者の皆さんもやはり、私も何人かの保護者から聞いたところ、別にただにしてもらわなくてもいいよという声も、何人かの方はおりました。一応報告までに。 そして、結局鉾田市がスクールバスを無料にしたということで懸念すべき問題点があります。県内でスクールバスを無料に運行している市町村は23ありますが、そのうち20の市町村ではスクールバスが10台以下です。水戸市、日立市、高萩市、美浦村のスクールバスは各1台で、下妻市、北茨城市、桜川市、五霞町のスクールバスは各2台です。取手市、牛久市、境町、利根町のスクールバスはそれぞれ3台です。鉾田市は、鉾田北小学校だけで11台、鉾田南小学校が開校すれば、4月には30台となり、大洋区、旭地区の統合小学校が全て統合小学校になれば、6年後には51台と、スクールバスということになるわけです。こんな多くの台数のスクールバスの運行をさせる市町村はほかにもないのかなと。 そして、財源力の乏しい鉾田市なんです。これは、過日同僚議員が財政指数についてお尋ねしたところ、10年後、20年後というようなシミュレーションの中で、10年後には25億円、20年後には50億円の財政調整基金の繰り越しを入れると。基金の取り崩しという形になるような話をされていました。財政力の指数でいえば、水戸市が0.85、日立市が0.83、土浦市が0.88、龍ケ崎市が0.75、下妻市が0.67、高萩市が0.60、北茨城市が0.67、取手市が0.73、牛久市が0.88、つくば市が1.00、那珂市が0.65、稲敷市が0.52、かすみがうら市が0.61、桜川市が0.49、美浦村が0.76、阿見町が0.90、五霞町が0.82、境町が0.68といった部分で、無料の市町村は約8割、18市町村は鉾田市よりも財政力が豊かな市町村なんです。 また、スクールバスを有料で運行しているのは、鉾田市以外に6市町あります。その内容は、石岡市が月3,000円で財政力指数が0.61、笠間市が小学校月額3,000円で中学校が4,500円の財政力指数が0.62、潮来市が月額3,000円、財政力指数が0.49、坂東市が月額2,000円で財政力指数が0.64、行方市が月額1,000円で財政力指数が0.43、茨城町が月額3,000円で財政力指数0.56となっております。鉾田市より財政力の豊かな5市町村が有料で実施しています。鉾田市と財政力の同等の行方市でも有料な部分があります。お金をきちんと保護者が支払っている。 バスの台数が多くて、しかも財政力の乏しい鉾田市がスクールバスを無料にしてしまって本当に大丈夫なのでしょうか、お伺いしたい。スクールバスの無償化、条例は考えてないのかお伺いしたい。本当に10年後に、20年後の先ほど言った、同僚議員が20年後にシミュレーションの、総務部長に問うたところ、10年で25億円、20年で50億円の財政調整基金の繰り入れを行う。基金の取り崩しを行って、未来の鉾田市の市民に、子どもたちにツケを回すような形になると思うのか。本当にこれ厳しい財政の中でツケを回してはいけないと思いますが、お答え願いたいと思います。 ○議長(井川茂樹君) 総務部長。 ◎総務部長(関谷公律君) 過日、井川議員に答弁申し上げましたことについて、ちょっと補足説明させていただきたいと思うんですが、あくまでもシミュレーションということで、現段階の経常的な事務事業、これを同じように実施した場合については、年間2億円から4億円ぐらいの財源不足が生じて、20年間で約50億円程度の財政調整基金を繰り入れれば、現状の事業をそのままできるよというようなシミュレーションになってございます。当然それでよしというわけではございません。毎年の事務事業、あるいは予算編成の中で、スクラップ・アンド・ビルドの徹底とか、廃止すべき事業は何なのかを見きわめながら、その年その年で予算は編成していかなければならないという思いはございます。 あと、現在市長の施政方針にありましたように、本当に出生率、婚姻率を含めて人口減少に歯どめをかけられないと。そういう中で、今後10年ないし20年は集中的に子育て環境に投資をするということについては、これはある意味適正な判断であると思います。そうしなければ、ますます人口は減り、行政を支える人がいなくなるということになると、これ以上の財政悪化にもつながりますので、そういった点で今後10年ないし20年は集中的に投資していくということも一つの政策であると考えてございます。以上でございます。 ○議長(井川茂樹君) 10分間休憩いたします。                午後 3時02分休憩                                                        午後 3時13分開議 ○議長(井川茂樹君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 3項目めの質問1点目について答弁を願います。総務部長。 ◎総務部長(関谷公律君) それでは、市民満足度調査結果についてご答弁申し上げます。 この調査は、議員ご指摘のとおり昨年度から実施しているもので、18歳以上市民1,000名の方を無作為に抽出して、市政運営全般に関する取り組みについて、市民がどのように評価しているかの設問を61項目設けて実施しているものでございます。 先ほど議員からご質問がありました内訳ですが、男女比500人ずつを抽出してございます。無作為抽出でございますので、意図的に鉾田地区何人という形は実施していないのですが、無作為抽出の結果、今回の対象者は鉾田518人、旭247人、大洋235人というふうにバランスがよい抽出となってございます。回収率については、現在のところ378人ということで37.8%となっております。昨年度が396人で39.6%でしたので、ほぼ同じぐらいの数値にはいくのかなと考えてございます。詳細な調査結果については、まだ集計中ということで、まとまり次第「広報」ほこたのほうに掲載していきたいと思います。以上でございます。 ○議長(井川茂樹君) 次の質問に答弁願います。副市長。 ◎副市長(寺門利幸君) それでは、2つ目の文化施設のアンケートの実施予定についてご説明申し上げます。 市民意識調査につきましては、当初予定しておりました文化施設のあり方に関する質問のほか、今回委員会の提言されました内容についてもあわせて質問して、今月末までに発送する予定にしてございます。 対象者の選別でございますが、15歳以上を対象に、年齢、男女比等を考慮して無作為で選別することにしてございます。なお、中学生につきましては1,150名でございますが、学年の差がございますんで、新年度の新学年の中学1年生から3年生を対象に実施する予定としてございます。以上でございます。 ○議長(井川茂樹君) 小沼君。 ◆7番(小沼勝君) これアンケート、一般質問等の部分が非常に多かったから、実施予定の質問者が多かったというような形の中から、日数的に間に合わないけど、慌てて取り組んだようにも思いますが、アンケートの内容は本当に検討されているのかということ。 そして、1万人以上の方に、市民に出すわけですよ。正直、中学生は別として。この部分に関しては、どのような形で抽出するのかお尋ねします。 ○議長(井川茂樹君) 副市長。 ◎副市長(寺門利幸君) 無作為の抽出ということでございますけども、昨年初めにですね、一部作業等も実施してございますんで、その中で住民票を中心に、住民票を使って無作為に抽出するということでございますんで、できるだけ1万人ということで数が非常に多くて大変でございますけども、間に合うように作業を進めているということでございます。以上でございます。 ○議長(井川茂樹君) 小沼君。 ◆7番(小沼勝君) 次の質問。 ○議長(井川茂樹君) 次の質問に答弁を願います。副市長。 ◎副市長(寺門利幸君) それでは、2つ目の市有地利活用検討委員会の検討結果についてご説明を申し上げます。 これまで6回ほど開催してございまして、これまで飯名地区の市有地の立地条件の確認や、それから市全体の課題や、あるいは公共施設の現状等についても把握した上でですね、単に課題解決ということではなくて、次世代につながるような、そういったものを検討するということでお話をさせていただいて、4点ほど方向性が出されております。1つが子育て支援の環境づくり、2つ目が人を呼び込むような市の活性化、3つ目が鉾田市の農業の活性化、それからもう一つが市民が集まり多様な活動ができる場所の充実ということで、この4つの方向性を整理した上でですね、その施設を複合的に取り入れた施設ということで提言をさせていただいたということでございます。 今回ですね、なかなかわかりづらい部分があると思いますが、できるだけ市民の皆様にもですね、アンケートの際にもそういった提言内容についてもわかりやすく概要をお示しするものをですね、できるだけ織り込んだ形でご説明するような資料をつけたいというふうに思っているところでございます。以上でございます。 ○議長(井川茂樹君) 小沼君。 ◆7番(小沼勝君) これ市有地利活用の検討委員会は議員が2名ほど入っていましたよね。そういう中で、副市長が中心に、皆さんとさまざまな角度から検討したとは思いますが、やはりここまで日程が詰めれなかったのは一つ理由がありますか。何か2月、年明けてからばたばた、ばたばたというようにとれる部分が一つあったんで、その辺のところ答弁をお願いします。 ○議長(井川茂樹君) 副市長。 ◎副市長(寺門利幸君) 当初、議会でもご説明しましたように4回ほどで結論を出そうということで検討させていただいたんですが、委員各位のほうからですね、4回という形にこだわらず、できるだけ委員の意見をですね、集約した形で取りまとめていただきたいというご意見がございましたので、現地の確認や、それからほかの地域のですね、視察等も行いまして検討したということで、拙速ということではなくて、意見の集約のための時間だというふうに理解しているところでございます。委員については、今お話ございましたように、議会のほうから2名ほどご参加をいただいているという状況でございます。以上でございます。 ○議長(井川茂樹君) 小沼君。 ◆7番(小沼勝君) 実はですね、結局このアンケートイコール文化施設、市長は文化施設等と別に考えているわけだと思うんですよ。そのように私は踏んでいるわけなんですけど、結局飯名の土地の利活用ということで、やはり市民の声から、やはりアンケートをとれば何々に使ってほしい、文化施設が欲しいとか、いろんな部分で来ると思います。そういう中で、やはり誘導しないようなアンケートのとり方を切にお願いする部分であります。やはり設問によっては誘導するような部分もあります。それで、同僚議員も同じような質問をしたときに、やはり誘導しないような形で、設問を事前に議員のほうに開示をしていただきたいというような部分をお願いしたと思いますが、本当にこれは議員一人一人がこのことに対しても責任があることだと思いますので、ぜひともアンケートの内容についてはお示しいただきたいと思います。 ○議長(井川茂樹君) 副市長。 ◎副市長(寺門利幸君) 今ご意見ございましたけども、できるだけご意見に沿った形で公平性を保った上でですね、アンケートの設問を考えていきたいと思っております。 また、議員の各位の皆様方には、発送前にはご提示をして、お示しをしたいというふうに思っているところでございます。以上でございます。 ○議長(井川茂樹君) 小沼君。 ◆7番(小沼勝君) ぜひとも本当によろしくお願いします。 次に、4番目に移ってください。 ○議長(井川茂樹君) 4項目めに対し答弁を願います。市長。 ◎市長(岸田一夫君) 「市民が主役」について、新年度予算にどのような施策を盛り込んでいるのかとの質問でございます。 私は、5万市民のために「市民が主役」を座右の銘とし、市政運営に取り組んでいるところでございます。平成31年度予算におきましても、「市民が主役」となれるよう、6つの基本政策を中心に第2次鉾田市総合計画の主要施策に沿って事業選定を行いました。 今年度、予算に盛り込ませていただいております事業につきましては、施政方針並びに米川議員へのご答弁の中で申し述べさせていただいたとおりでございます。 今後の事業展開に対しまして、ご理解、ご支援を心よりお願い申し上げます。以上でございます。 ○議長(井川茂樹君) 小沼君。 ◆7番(小沼勝君) 以上で質問を終わりにします。答弁ありがとうございました。 ○議長(井川茂樹君) 以上で小沼君の質問を終了いたします。 次に、入江 晃君。          〔10番 入江 晃君登壇〕 ◆10番(入江晃君) こんにちは。大変眠い時間帯になっておりますし、今回はですね、1時間おくれておりますので、とっくに終わっている時間だったんですけども、最後まで頑張っていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 それでは、通告に従いまして7項目ほど質問をさせていただきます。しかしながら、私で15人目でございます。ほとんどの質問がかぶっておりまして、答弁がなされておりますので、内容を掘り下げて聞きたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 初めに、文化施設の是非を問うアンケートの実施はどうするかを通告しておきました。今月末には発送予定、予算執行はもう繰り越しで行いますと。アンケートの内容は、議会に提出してから行いますとの回答を既にいただいております。気になるのは、先ほど小沼議員からも質問ありましたアンケートの中身と調査方法です。議会に提示してから、内容に疑問が出たり、納得がいかないときは修正するのかお伺いをいたします。 アンケートの結果についてはどのように公表し、その結果について対応はどのようにしていくのか、市長の考えをお聞きしたいと思います。 次に、市民交流館予定地でありました飯名地区市有地の利活用についての検討委員会の答申を通告してありました。これも既に発表いただきまして、答申ですので、これがいいというものは限定は出しづらかったと思います。市長は、議員のときにさんざん悪い土地だと反対をしてきました。しかし、文化施設を建設するとしても、あそこにはつくらないと断言をしておりますが、利活用についてはアンケートの結果待ちとの執行部の話がありました。そもそも土地の利活用とアンケートは別物であると私は考えますが、その内容についてお伺いいたします。 次に、市の公共交通についての質問を通告いたしました。これも鉾田市公共交通将来ビジョンが発表になり、高齢者にタクシー券の助成事業を暫定的に行うと。デマンドカーの運行を主に計画に進めたい旨の回答が出ております。大変立派な鉾田市公共交通ビジョン及び費用シミュレーションを作成いただきまして、ありがとうございます。将来的には、鉾田市の公共交通はどのようになるのかをお伺いいたします。 保育所の運営状況について、これも通告いたしておりました。今年10月から、保育料が無料化となります。待機児童の状況を含め、現在の受け入れ状況、そして来年度の受け入れ見通しも含めて、対応について通告いたしましたけれども、先ほど亀山議員の質問で細かく答弁がありましたので、予定している答弁で結構ですので、お願いをいたします。 続いて、親水公園計画について、進捗状況を伺います。もう今年から工事が始まると思っておりましたが、おくれている理由も含め、お伺いをいたします。 涸沼ラムサール条約後の対応についてお伺いいたします。涸沼観光センターのリニューアルとレンタサイクルの導入を行いました。これをさらに生かしていく施策が必要だと考えますが、今進めている国の水鳥・湿地センターの設置計画とあわせて進捗状況をお伺いいたします。 最後に、農業振興について伺います。基幹産業が農業の鉾田市において、農業振興の将来に向け、一番危惧される問題は何か。現状も踏まえて、市の考えをお聞きいたします。 以上、再質問は質問席で行います。 ○議長(井川茂樹君) 入江君の質問に対し答弁を願います。副市長。 ◎副市長(寺門利幸君) 最初に、1つ目のアンケートについてでございます。アンケートの内容については、先ほどもご説明申し上げましたように、事前に議員の各位にお示しをしたいと思いますが、内容について議員がという点については、今のところ日程上ですね、修正するということではなくて、皆さんにお示しをして、できるだけ速やかに発送したいというふうに思ってございます。修正というか、アンケートにつきましては議員各位にも発送される可能性もございますんで、もし疑問あるいは意見等があれば、その中で記載をしていただければというふうに思っているところでございます。 それから、公表についてでございますが、取りまとめの時期といたしましては5月ぐらいを考えているところでございますが、できるだけ議会のほうにもですね、その結果についてもできるだけ速やかにというふうに思ってございますが、日程の関係がございますんで、どういう形にするかということについては、今後検討してまいりたいというふうに思っているところでございます。そのアンケートの内容そのものについては以上でございますけど。以上でございます。 ○議長(井川茂樹君) 入江君。 ◆10番(入江晃君) もう何人もこれ質問をしておりますので、どうこうはないんです。もう聞くことはみんな一緒でございます。ただ、これ2項目めに質問をしているんですけども、結局アンケートは市長は文化施設の是非を問うアンケートを行いますよと昨年おっしゃいまして、それで進めようということで予算取りまでしたわけですよ。それができなかった、当たり前にわかっていることなんですけども、その後飯名の土地の利活用ということで、わざわざプロジェクトチームをつくってやってきました。しかし、提言も出させていただきました。ここに来て、今拙速と言ったらまた怒られちゃうかもしれないけども、急に出てきたのね。要するに、これは出ていなかったから、これ通告していたわけですよ。その内容を聞くと、いろいろ当然ながらいろんなことが挙がってきています。当然これをつくりたいという、1個には絞れないわけですよね。ただ、今後の進め方についてということであるわけですよ。次の2項目の質問のところの中にも。 だから、そこがアンケートの内容がもう決まっているんではないですか、これ。もう決まっていて、それでもう発送するという内容で、その内容が心配なのは、文化施設とまた別の考えでやるはずだったのに、飯名の土地を利活用するための質問も入っているように、これ聞こえるんですね、見えるんですね。それはもう直さないと言っているんだ、今副市長ね。だから、もうできているんですかということを聞きたいわけですよ。そういうことになっちゃうんですよ。余り言いたくないところもあると思うんですけども。ですから、このアンケートを速やかに進めていただくために、もういろいろ皆さんが、ほとんど議員が質問しているので、私が聞きたいところはそういうところになってしまうんですよ、どうしてもね。ですから、それでもし答弁があれば、ちょっとお願いします。 ○議長(井川茂樹君) 副市長。 ◎副市長(寺門利幸君) これは本当に信じていただくしかないんですが、アンケート内容は私が本当に今検討中で、日々議会の答弁の合間にですね、各担当ともやりとりをしている状況でございますんで、何か隠しているような印象を受けると、まさしく本旨ではなくて、まさしく本当に検討中でございますんで、ご意見があれば本当に公平性を担保するような形で、公平な観点から質問したいというふうに思っているところでございます。 それから、利活用の提言の内容と文化施設のアンケートは別物だというお話でございますが、まさしく当初はですね、文化施設は別にというふうに考えていたわけでございますが、今回の利活用の検討委員会の中でもですね、単純に今回我々委員だけが提言した内容で本当にいいのかというようなご意見も委員から出されておりまして、できるだけ広く聞くようなことも検討してはどうかというご意見もございました。そういった意味では、そういった委員の意見や、それから最終的に市長が判断する際のですね、重要なポイントとしてそういったアンケートも必要ではないかということで、文化施設と今回の提言内容についてもアンケートをさせていただくということで、現在進めているところでございます。以上でございます。 ○議長(井川茂樹君) 入江君。 ◆10番(入江晃君) そこが聞きたかったんですよ。というのは、今回行うアンケートの内容においては、市長はあそこにはつくりませんと言っていながらも、もしかしてアンケートの内容で文化センター的な部分、市民交流的な部分の、そこに建ててもいいというもし結果が出たらどうするんですかね、これ。市長、断言しちゃっているんだよ、つくりませんと。だから、そこをちょっと心配だったので確認をしたったんですけども、それ以上は言えないと思うんで、やめます。 次の2項目め、お願いします。 ○議長(井川茂樹君) 2点目について答弁願います。副市長。 ◎副市長(寺門利幸君) 2点目は、交流館の土地の話を再度したほうがよろしいですか。          〔「もう話になってるんで。議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(井川茂樹君) はい。 ◆10番(入江晃君) 一緒になっちゃっているんで、続けてでは再質問でよろしいでしょうか。 ○議長(井川茂樹君) はい。 ◆10番(入江晃君) 副市長が答えている内容と、これコラボしちゃうんだ。要するに、私が言いたいのはこの答申が出たときに、2点目、提言の報告というところに、今後の進め方についてということで気になることがあったので、一緒に聞いてしまいました。要するに、今副市長が答弁した内容になってくると思うんですよ。提言された内容に関する質問を含めた内容として実施し、市民の意見を確認することといたします。要するに、あそこの利活用について提言はなされました。今後アンケートが出た結果待ちだとおっしゃっているので、だからあそこの利活用についてはアンケートの結果が出ないと先へは進めませんよというふうにも聞こえるわけですよ。ですよね。ですから、そこのアンケートの内容には非常に大きな意味があるんですよ。 私が心配しているのは、やっぱり市民交流館をつくってもらいたいという内容が入っていて、それが多かったら、これつくるんですかということになってしまうんですよ。それは市長の判断だから。ただ、市長はつくりませんと言っているんだよ、あそこには。だめな土地だと言っていたんだから。そうしたらば、あそこには市民交流館的なものはつくれないとなったときに、ではほかの土地を探してつくるんですかということになってきてしまうんですよ。この議論を今日はしませんけども、そういうことで私は危惧しているから、大丈夫なんですかと、アンケートの内容は、こう聞きたいわけですよ。それを、みんなに公平にお願いしたいよということで、みんな心配しているわけですよ。そこが聞きたかったわけなんで、こういう質問をいたしました。 では、次行きましょう。お願いします。 ○議長(井川茂樹君) 3点目の公共交通について、副市長。 ◎副市長(寺門利幸君) 3点目の市の公共交通についてお尋ねをいただきました。内容については、既にご承知というお尋ねでございますので、ご質問がありました将来の公共交通はどうなるんだという話でございますが、なかなか姿として示すのは難しいところでございますが、特に懸念されているのが、今回のビジョンにもうたってございますが、市全域としてですね、公共交通が非常に薄いということもございます。それから、今後ですね、高齢者等がふえて、なおかつ必要になる方がふえてくるというよう状況になると思います。そういった意味では、現在市の幹線となってございます鹿島臨海鉄道の鉄道と、それから既存の路線バス、これをつなぐようなネットワークをどうするかというのが大きな課題だと思ってございます。 そういった意味では、今後平成31年度からタクシーの利用助成券やりますけども、タクシーの利用や、それからデマンド型、こういったものを組み合わせて、既存のバスや、それから鉄道を効率的に使っていただくような、そういうネットワークをつくると。それから、なおかつ皆様の生活の中にですね、公共交通を使うということがですね、一つの生活のリズムとしてあるような、そんな形にしないと、実際上はなかなか公共交通を維持するのは非常に大変だというふうなことになってくるんではないかと思っています。そういった意味では、今年、平成31年度に予定されております地域公共交通網形成計画、ここでそのネットワークのあり方を検討して、その中で将来的な、今ご提言のありました将来的な姿をですね、お示しをしながら議論をして、できるだけわかりやすい地域公共交通網形成計画をつくるというのが非常に大事ではないかというふうに思っているところでございます。 公共交通というのは、非常に一般論としてはですね、皆さんにお伺いすると非常に大事だと。使いたいというご意見があるんですが、なかなか整備すると、実際は使っていただけないという現実がございます。そういった意味では、一定の費用をかけて、一定のですね、頻度を確立して、使いやすいルートをつくるというのが大事だと思っておりますので、そういった観点から今回の形成計画をつくってですね、皆さんにとってもありがたい、使いやすい公共交通を目指していきたいと思っているところでございます。以上でございます。 ○議長(井川茂樹君) 入江君。 ◆10番(入江晃君) これ前々から私も提言させていただいて、質問させていただいておりました。いろんな調査をしていただいて、このシミュレーションをつくっていただいたり、ビジョンができました。大変ありがたいと思っています。これを具体化にしていくために、今副市長からお話ありました。 これ予算のシミュレーションにもいろいろ書いてありまして、65歳以上、75歳以上、いろいろ出ております。予算的に見ると、もう75歳以上に限定していったほうが、高齢者については非常にありがたい状況にはなっておりますし、現実65歳でいっぱい調査しましたけど、65歳といったら、私らもう目の前です。まだまだ車運転できているのかなという思いがありますので、今いきなり65歳をなぜいっぱい調査したのか、ちょっとその辺がよくわからないんですよ。逆に本当に弱者といったら、高齢者と子どもたちですね。子どもたちは、家にお父さん、お母さんいるから、車で自家用車でいろいろやっていただいているんだろうけども、そこら辺なんですね。これ見て、当然75歳以上限定にしていったほうが予算も少ないし、できるのかなと。私の見方が悪かったかどうかわかりませんけども、タクシー券を上手に使っていたほうが、デマンドカーを出すよりは、かなりこれ経費も削減できるんですかね。この辺、だから今考え得る経費を考えて、一番理想的に思う副市長の考え方を、要するに縦線というか、東西に水戸市に向かって延びている鉄道、バスはある。国道51号は、もう廃止になっちゃった。当然それを利用したくても利用できないのが、駅まで行く距離が遠いですよね。だから、横を考えられないかと前にも私言っていたのですけども、それを含めてそこをどんなふうにしていくのかということなんですよ。 そうすると、今公共交通を利用していただけるような、またしなくちゃならないような状況というのが出てくると思うんです。デマンドカーを使うにしても、例えば大洋地区でやっていますよね。これも、余り利用がそんなにふえているわけではないのかなと見ております。一番それは、家まで来てもらえるから非常にありがたいなと思うんですけども、そこら辺も含めて、これから検討しますではなくて、一番今副市長が、要するに地元ではないと言ったら失礼ですよ。大変失礼なんですが、ほかから見る立場で、鉾田市にとってはどんな感じがいいんではないかなという思いがあれば、ちょっと教えていただきたい。 やっぱり広いんですよ。農家も多いし、当然道路だってそんなに完全に整備もされていない。そういう中で、当然お買い物に行くのにも免許なんか返せないわけですよ、今はっきり言って。もう大変な思いして、買い物行くのにも大変な思いして行かなくちゃならない。でも、免許返しちゃったら、もう車乗れなくなっちゃったら生活できなくなっちゃう。それが今の鉾田市の現状になっているわけですよ。ですから、まずはそういう人たちを限定に、しっかりと公共交通のタクシー券を配ってという話だと思うんですね。ですから、将来それを踏まえながら、例えば鹿島鉄道、補助を出しているわけですから、これをうまく利用するための、今副市長言ったよね。横の路線を考えて、どんどん鹿島鉄道を使っていただいて、そこへ駅へ向かう足を確保してくるとか、そういうことをちょっと、具体的な考えがあるかどうか、ちょっと確認したいんですけど。 ○議長(井川茂樹君) 副市長。 ◎副市長(寺門利幸君) 非常に難しいご質問でございますが、今のところの考えとしたら、先ほどご説明したように基幹となるような鉄道と路線バスを有効活用するのが一番大事だと思っておりまして、今回もタクシーの利用助成券、それからデマンドについても実施してございますが、できるだけこれについてはですね、駅や、それから路線バスのターミナル、こういったところに行くような形で使っていただくのが一番ありがたいし、それによって他の公共交通機関も利用するというような仕組みにしたいなと思ってございます。どうしても自家用車の感覚ですと、自分の自宅から直接、目的地まで直接行きたいというご意見が、ご要望が非常に多いようでございますけども、実際上は時間の待ち合わせ等が必要になりますんで、時間のロスもございますが、そういったことも一つの生活パターンとしてですね、あり得るということでご理解をいただくような仕組みにしないと、なかなか使っていただくのは難しいなと思っております。 ですから、単純に我々助成券をお配りをして使ってくださいではなくて、実際にお年寄りの方がですね、どういった目的でどこに行きたいのか、どういう費用なら妥当かというようなことも含めてですね、モニター的にタクシー助成を利用した方にお伺いをしてですね、実際に公共交通の活性化につながるような、そんな取り組みを、今回の助成券制度を使ってですね、したいなと思っております。 それから、地域公共交通網形成計画の策定の際にはですね、利用者のアンケート等も別にしたいと思っておりますので、そういった意味で実際にどこにお住まいの方がどういったところに目的を持っているのかという部分や、それから時間帯、こういったものを含めてですね、アンケートの中である程度わかればというふうに思っているところでございます。以上でございます。 ○議長(井川茂樹君) 入江君。 ◆10番(入江晃君) わかりました。ちょっといろいろ、当然難しいのはよくわかっています。わかっていながら、やはりいろんな声をいただきながら、私としてはどんどん提言していかなくちゃいけないということをお考えいただいて、お願いしたいなと思っています。 それで、もう一度確認したいんですが、75歳以上にタクシー券を配りますよ。月4枚で12カ月ですか、これ75歳以上限定ということでいいのかということと、それと免許証、要するにこの間の質問で75歳以上全部に配るというお話だったんですか。75歳以下で、体調がどうこうはないと思うんですが、免許を返したいという人はほとんどいないとは思うんですけども、そういう部分はちょっとどうなのかという、極端な話73、4歳で、もう免許を返したいという人がもしいたらば、その人たちにはタクシー券は出してくれるのかということを確認をしておきたいんですけども、それだけ確認して、これ終わります。 ○議長(井川茂樹君) 副市長。 ◎副市長(寺門利幸君) お尋ねの趣旨はよくわかるところでございますが、今回の75歳というのは、設定したのは一応後期高齢者になるタイミングだということと、それから返納された方がやっぱり80歳を超えているというのが非常に多いという状況がございます。それから、あえて一般的な免許返納をした方を対象にというのがよくあるんですが、そうしますとなかなかその免許返納した後にですね、タクシーの利用の仕方がよくわかんないというような話もあるもんですから、できるだけ免許を返納せずに、今の状況でもタクシーを利用してですね、生活できるというのを実感していただいて、そういった確認した上でですね、必要があれば免許の返納をしていただくと。そのほうがよろしいんではないかということで、75歳ということで設定をさせていただきました。 それから、今お尋ねの73、4歳で少し弱った方という話でございますが、基本的には今制度としては75歳になっておりますので、なかなか難しい点はございますが、これちょっと制度設計のお話でございますんで、お答えがしづらいんですが、少しご要望についてはよくお話を聞いた上で、担当課ともよく相談をしたいと思っております。以上でございます。 ○議長(井川茂樹君) 入江君。 ◆10番(入江晃君) よくわかりました。人によっては、どうしても必要だと認められるものがあれば、例えば市長が許せば、それは出せるということでいいんですかね。どうなんですかね。 だから、そこは非常にやっぱり大切なところなんですよ。75歳以上と限定した以上、どんな状況であろうが出しませんよというのか。状況によっては、市長が認めれば、これはやっぱり必要だと認定すれば出せますよと。それは皆さんがルール決めればいいわけですから、そこを確認したいだけなんですよ。よろしいですか、ちょっと答弁いただければ。 ○議長(井川茂樹君) 副市長。 ◎副市長(寺門利幸君) 今ご説明しましたように75歳という制度にはなってございますが、内容が本当に誰が見ても73歳あるいは74歳で、この方については身寄りもなく本当に困っていると。例えば、認定を受けているというふうな話であれば、それはご相談によって、市長が特に認めるような制度が必要であればですね、それは検討させていただきたいというふうに思っているところでございます。以上でございます。          〔「では、次お願いします」と呼ぶ者あり〕
    ○議長(井川茂樹君) 次の質問に対し答弁を願います。健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(金沢覚君) 1点目の保育無料のほうの答弁はいかが……          〔「細かい数字は結構です」と呼ぶ者あり〕 ◎健康福祉部長(金沢覚君) そうしますとですね、本年度のですね、2点目のほうの今後の見通しということでご答弁させていただきたいと思います。 まずですね、平成31年度の入所申し込み児童数について、改めてご答弁させていただきたいと思いますが、入所申し込み児童数は1,064名、うち継続児を含めた4月入所予定は989名で、75名の方が特定保育所を希望されているためにですね、待っていただいているというようなことでございます。当市としましては、引き続きですね、入所可能な保育園等の情報提供を行ってまいりたいというふうに考えてございます。 また、本年10月からの実施予定のですね、幼児教育・保育の無償化につきましては、現時点でなかなか待機児童がさらにふえるのかというのは見通しが難しいところではございます。そういったこともありますが、今年度の予算計上でさせていただいておりますが、1民間保育園で20名の定数をふやすというとで、予算の計上はさせていただいているところでございます。さらなる対応につきましては、教育委員会とか関係機関と協議、相談しながらですね、待機児童を少しでも減らす方向でですね、検討してまいりたいと思います。以上でございます。 ○議長(井川茂樹君) 入江君。 ◆10番(入江晃君) 先ほどの亀山議員の質問で細かい話いっぱいいただきまして、大体内容はわかりました。ですから、今年10月から3歳から5歳児は無料になるよと。0歳から2歳までは所得制限があるので、全員というわけにいきませんけども、そうなると今年よりも再来年ですね、今で言えば、再来年の入所希望がふえるかどうかというのはやっぱり心配でございます。民間さんお願いしているけども、受け皿がなくなっちゃったときに、もう入れなくなる、預かれなくなるといったときにどうするのかという状況になってくると思うんですね。 ですから、もしその辺が、ある程度受け皿つくっておかないと、今20名を確保、これは保育園ですか、保育園で20名を増員できるという内容を検討しているということで、そうするとかなりこれ受け皿の対応になるかと思うんですが、これスタッフ的にはどうなんでしょうね。その辺ちょっと確認一つしておきたいんですが。 ○議長(井川茂樹君) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(金沢覚君) ハード的な部分としては20名分ふえるということで、ハード面の部分では改善されるというふうな希望がある一方で、保育士の確保、これが実は新たな課題というか、首都圏中心にですね、先ほどつくば市とか、そういった千葉、東京等で処遇改善が進んでいるがために、保育士が引き抜きに遭っているというような話も入っておりますので、そういった部分での保育士の確保というのが、また大きな課題にはなってきているということで、今後そういったことも含めてですね、検討していかなければいけないのかなというふうに考えてございます。 ○議長(井川茂樹君) 入江君。 ◆10番(入江晃君) 先ほど亀山議員の質問にもあったんですが、要するに幼稚園はたくさんあいていますよと。定員がいっぱいもうある。なぜかといったら、要するに時間を預かっていただけないからというのが基本ですよね、どうしても。そうなると、当然20名ふやせばかなりのカバーにはなると思うんですけども、結局そこでいろいろやっぱり問題になってくるのは、幼稚園と保育園の違い、文部科学省と厚生労働省の違いというので済まされないですよね、現場はね。それで、幼保一体ということで認定こども園を進めようと、政府も進めてはいるんですけども、ではさっき言った20名増員は別としてですね、現状で認定こども園等々を進めるような、これ時間結構預かってもらえますよね、認定こども園になれば。そうすると、そちらに預けて仕事をしたいという方もいらっしゃるかと思うんですね。当然今、たまたま待っていたら、若いお母さんだけども、自分の希望した保育園に入れられない。だから、今待っているんだと。ただ、仕事を決めちゃったらば、もう行かなくちゃならない。今度子どもたちが預けられないということで、どっちが先かで悩んでいた方がいらっしゃるんですね。もう一件は、もう鉾田市へ預けられないから茨城町へお願いするという話を聞きました。前部長にも話したんですけど、仕事を先にもう逆に決めちゃって、ではそっちへ預けますよという流れも出てきちゃうと思うんですよ。 ですから、そこを考えたときに、本当に地元できちっと預かれる体制を、将来の子どもがちょっと今減りそうになっているんで、今年は出生が250名前後、もっといっていない、そんな状況で、では設備をふやしていいのかという話にも当然なってくると思うんですよ。ただ、今をどうするかの話になってきますんで、では一つ認定こども園という考えはどうなのか、ちょっと確認してよろしいですか。 ○議長(井川茂樹君) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(金沢覚君) 今ですね、民間保育園等にアンケートをとりましたところ、民間保育園7園中5園は認定こども園の移行の意向を持っているというようなことでございます。今ですね、特に今議員ご指摘のとおり、少子化が予想以上に進んでいるということで、無償化の部分で需要がふえる一方で、少子化が予想以上に進んでいますから、ここ3~4年ぐらいが、今の出生数のペースでいきますと山場というか、そういったような状況かなと。それ以降は、もうひたすら減っていくというような、民間保育所、保育園についても、あとはひたすら減っていくというような状況かというふうに考えています。以上でございます。 ○議長(井川茂樹君) 入江君。 ◆10番(入江晃君) わかるんです。それはもう当然な話だし、ただ、今子どもたちを産んで頑張っているお母さんたちが、やっぱり厳しい状況になりますよね。あと2~3年なら我慢しろとこっちは思うかもしれませんけども、そういうこともちょっと踏まえて考えなくちゃならないので、例えば認定こども園を希望しているということは、今度行政は要らなくなっちゃうということなんですか、そうすると。詳しい私法律を勉強していないんで、わかんないですけども。 ある市で、やっぱりどんどんそれを進めて、市で行うべき幼稚園体制をなくしちゃったところがあるんですね。かなりクレームをつけられているところもあるんですよ。ですから、そういうところを踏まえ、これ文部科学省と厚生労働省の違いだけで済む問題ではなくなってくるんですけども、行政としては、要するに私が言いたいのは、今ヨーロッパでは幼児教育にかなり力を入れているんですよ。鉾田市もそうでしょうし、国もそうだ。なぜかというと、しっかりとした子どもたちを小さいうちから強力に教育をしていく。この教育によって、将来やっぱり落ちこぼれという言い方は非常に失礼なんですけども、そういう人をつくらない。元気に頑張れる、そういう人材をどんどんつくっていく。それが将来、国の利益になってくるんだという発想になっているんですね。ですから、今しっかりと力が入っていると思うんですよ、幼児教育が。そういう中で、今幼児虐待がはやっちゃったと言ったら失礼、とんでもない、これ失言です。幼児教育頑張ろうとしていても、裏ではそういう虐待が起きていたりするわけですから、非常にここ厳しいところなんです。 ですから、しっかりとそれを守っていくための、市でできる限りの行政の流れをつくってもらいたいということで質問しているわけですね。ですから、将来少子化になっちゃうのは見えているから、なるべくそれは手を出さないでやっていくのかなということになってきちゃうんですけど、そこら辺の考えはどうですか、お願いいたします。答弁いただければ。 ○議長(井川茂樹君) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(金沢覚君) 今の答弁の仕方にちょっとわかりづらいというか、短期的な対応と中長期的な対応と分けて考えたほうがいいのかなと。認定こども園の話、幼児教育と保育指針とか、そういったものも大分変わってきておりますから、そういったことは議論当然必要ですし、そういった部分につきましては子ども・子育て支援計画の中で議論していく、協議していくことにはなりますが、喫緊の当面の課題としての受け皿をどうするかという部分と分けて考えたほうがいいのかなと。そういった意味での喫緊の受け皿をどうしていくか、教育委員会とか、その辺協議しながら進めていきたいと思います。 ○議長(井川茂樹君) 入江君。 ◆10番(入江晃君) わかりました。無理な答弁を求めるわけではございませんので、まず今無料化になったら、もうとりあえず20名ずつ増員する体制をとりますということなんで、これはありがたいことなんで、しっかりと進めていただきたいと思います。 では、次お願いします。 ○議長(井川茂樹君) 10分間休憩いたします。                午後 3時59分休憩                                                        午後 4時09分開議 ○議長(井川茂樹君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 副市長。 ◎副市長(寺門利幸君) 先ほどの保育所の運営状況の関係で、先ほど健康福祉部長がご答弁申し上げましたが、少し補足をさせていただきたいと思います。 市としましてはですね、確かに健康福祉部長が言ったように、ご懸念等もございますでしょうけども、人格形成にとって非常に大事な時期というふうに考えてございますので、保育所あるいは幼稚園という形にとらわれずに、先ほど議員からお話がございました認定こども園、こういったものについてもですね、民間のほうのご意向等もございますけども、できるだけ保育所と幼稚園をあわせ持ったですね、施設整備ということも含めて検討し、なおかつ長期的なお話になりますんで、今の体制の中で緊急一時的にどういった体制ができるかということについては、あわせて一緒に検討していきたいと思っております。 健康福祉部とそれから教育長のほうで、なかなか連携がとれない部分もございましたが、今後一丸となってですね、こういったものについては取り組んでいきたいというふうに思ってございますんで、今後とも議員各位のご協力をお願いしたいと思います。以上でございます。 ○議長(井川茂樹君) 入江君。 ◆10番(入江晃君) ありがとうございます。では、しっかりと認定こども園を進めてもいいという保育園さんも、民間は結構あるんですね。では、もうその意向に沿って、できるところから、全部は無理でしょうから、用途に合わせてすぐ進めていただければありがたいと思いますので、よろしくお願いします。 では、次お願いします。 ○議長(井川茂樹君) 次の質問に答弁を願います。上下水道部長。 ◎上下水道部長(中根衛君) 安塚地区公園につきましては、下水道の処理場建設にあわせて整備を進めることとなっておりましたが、国土交通省霞ヶ浦河川事務所や環境団体との調整が難航し、整備がおくれてしまった経過がございます。 平成29年度に環境団体の理解が得られたことから、本年度、平成30年度より計画を進める運びとなりました。今年度は基本計画の見直しのため、関係機関や環境団体、安塚地区の調整が終了しまして、基本計画の見直し作業が完了する運びとなっております。 また、今年度、基本計画の見直し並びに実施設計を行う予定でございましたけども、関係機関等の調整に時間を要したことや、交付金の活用を予定しております防衛省から実施設計についても補助対象としたい旨の意向がございまして、実施設計を平成31年度に1年間延期することといたしました。このようなことから、当初計画では平成30年度から平成32年度までの3カ年で整備する計画でございましたが、1年延ばしまして4カ年で整備することといたしました。 なお、各年度の整備計画といたしましては、平成30年度基本計画の見直し、平成31年度実施設計、平成32年度敷地造成工事、平成33年度施設整備工事を予定しているところでございます。以上でございます。 ○議長(井川茂樹君) 入江君。 ◆10番(入江晃君) 明快なるご答弁をいただきました。それで、いろいろと環境が絡むし、大変な調整があったのかとは推測をいたします。今年国体が開かれるので、それなりにやっぱり外部に対しての大きなPRになるからと思ってお願いをしていたわけなんですが、もう間に合わないのでやむを得ません。 そうしたらば、次のことを考えていただきたいなと思います。オリンピックでこっちへ来る人は少ないかもしれませんけども、次の質問にやっぱり出してあります涸沼ラムサール条約締結後の、どうも人の流れはまだまだ厳しいということでありますので、そっちともコラボしていきたいなと思っているんですが、この公園ができるのが平成33年度にはでき上がると。そこまでに、例えばですね、北浦の状況があると思うんですけども、ただ公園をつくればそれで済むというもんではなくて、せっかくつくってもらうんですから、さらなる環境とか野鳥の会の方だとか、そういう全員を集める必要はないと思うんです。それに特化した人たちが来ればいいという話なんですね、こういうものって。 ですから、地元の大きな公園にもなるし、そこにいろんなすばらしい野鳥も来ている。カンムリカイツブリも有名になったんですけど、ちょっと今、何か下火になっているような状況なんですけども、それも含めて、もうちょっと集客という言葉ではないんですけども、鉾田市をアピール、大きなさせられる公園としてやっていただきたいなと思うんで、ただつくるというんではなくて、その先のことまでちょっと考えてもらいたいんですが、その辺どうでしょうか。 ○議長(井川茂樹君) 上下水道部長。 ◎上下水道部長(中根衛君) せっかくつくるんですからね、議員おっしゃるとおりそのようにするのが一番望ましいということであると思います。これまでもですね、環境団体さんとの協議もしたり、地元とも協議しております。その中では、やはり環境団体等ともですね、よくその辺の調整、意見を聞きながら、そしてもうちょっと膨らみがある、例えばですけども、今サイクリングなんかもいろいろ話が出ておりますし、サイクリングなんかの拠点なんかにも役立てられるのかなとか、そういう広範囲に少し考えてですね、整備を進める必要があるだろうというふうに思っております。以上でございます。          〔「わかりました。では、次お願いします」と呼ぶ者あり〕 ○議長(井川茂樹君) 次の質問に対し答弁を願います。産業経済部長。 ◎産業経済部長(鈴木賢君) 私からは、涸沼の観光についてご答弁申し上げたいと思います。 涸沼でございますけども、周辺にですね、オオワシなどの珍しいものも含めまして、多くの野鳥や水生植物、昆虫などが見られるなど豊かな自然が残されているとともにですね、シジミなどの名産品もある市内でも有数の観光スポットであると思っております。 このため、涸沼観光センターについては、平成29年度に建物をリニューアルしまして、野鳥等の情報提供や双眼鏡の無料貸し出し、レンタサイクルを実施しまして、貴重な自然を目的にいらっしゃるお客様のためのサービス、利便性の向上を図っております。そのかいありまして、センターの利用者もふえております。 今後ですけども、さらなる観光客誘客のため、引き続きこうした自然環境を売りにした観光案内ということで、野鳥等の情報提供、双眼鏡の無料貸し出し、周辺マップの提供なども行うとともにですね、景観植物の植えつけなどによる観光センター周辺の景観の向上や、鹿島臨海鉄道とも連携したイベント開催などの事業にも取り組んでいきたいと考えております。以上でございます。 ○議長(井川茂樹君) 入江君。 ◆10番(入江晃君) せっかくリニューアルして涸沼駅もきれいになりました。レンタサイクルもやっているというんですが、要は自転車借りても道路がうまくできていないというか、既存の県道と、涸沼へ行こうといってもサイクリングロードになっていない。今度国のほうにお願いして、何か市長が一生懸命頑張って、水鳥・湿地センターを鉾田市につくるということで何か進んでいるという話なんで、その辺も含めて今後のやはり開発をしていただいたほうがいいかな。要するに自然を守らなくちゃいけないんで、応急改造するということではないんですよ。今部長がおっしゃったとおり、オオワシ等々は専門的にカメラマンがいっぱい来て、撮りたくて来ているわけです。そういう人たちが集まってくれば、それで私はいいと思うんですね。 それだけではなくて、もっともっといろんなものがあるので、例えばレンタサイクルをうまく利用してもらうためには、もっと整備しなくちゃならないですよね。あれでは、誰も乗ってどこへ行くんだの話ですよ。道路だけ走っているだけだから、全然涸沼なんか見えないではないですかね。ほとんどが茨城町で4つも公園持っているんですよ、県のやつ2つある含めて。鉾田市は、逆にいこいの村さんがあるので、これをうまく利用できれば、もっと内容が変わってくると思います。そんな意味で、今水道部長から話があったように、北浦とコラボできないですかね、これ電車等を使って。レンタサイクル涸沼から借りて、北浦も行ってもいいよというぐらいの内容にすれば、またおもしろいんではないですか、急な発想で大変申しわけないけど。 今すごく自転車があちこちではやってきて、県としても、すごく今進めております。土浦市なんかは、とんでもない大きなスペースでやっております。何も持たずに来て、自転車を借りて、それで霞ヶ浦を1周して帰れる。もう海外からもお客さんが来ている、そのくらいすごい状況になっている。その受け皿として、やはり上手にですね、開発をしてもらいたいということが私のお願いなんですが、その辺どうでしょうか。 ○議長(井川茂樹君) 産業経済部長。 ◎産業経済部長(鈴木賢君) 非常に魅力的なご提案だと思います。自転車は、ただ鹿島臨海鉄道に乗っけるにはですね、いろいろな要件がありまして、そこだけクリアできればと思っておりますけども、当然涸沼にはいこいの村にインフォメーションセンターもございますけども、いこいの村のインフォメーションセンターは非常に多くお客さんがいらっしゃるようなところでございます。ということで、自然を見にいらっしゃるお客様がいらっしゃるということでございまして、北浦も同じような環境だと思っております。 当然さっきご指摘ありました安塚の公園については、上下水道部のほうにも観光資源としても使えるように、こちらからもお願いをして協議の場を持ったりもしてございます。なので、総合的に市内いろいろ回れるような形でできればいいなと思っていますので、それはちょっと今後いろんな課題もありますけども、考えていくものとして、私の中でも考えておるものでございます。以上でございます。 ○議長(井川茂樹君) 市長。 ◎市長(岸田一夫君) 入江議員のお話の中で、涸沼駅ということでレンタサイクルということで、今平成33年度に着工に向けて邁進しているところでございますけれども、その中でですね、大谷川の河口部分には、大洗町町長、小谷町長と、また小林町長とですね、お話をしまして、橋をかけていただいて、そうしますとサイクリングロードになるのかなというのがございますんで、これはですね、特に大洗町町長、夕日の郷近い、コラボしたいということで、大井川知事のほうにはお話をして、皆さんの期待に沿えるように頑張りたいと思います。特に涸沼ですか、鉾田市の北部の発展のためにも頑張りますので、今まで以上のご支援をよろしくお願いします。以上です。 ○議長(井川茂樹君) 入江君。 ◆10番(入江晃君) 今市長から答弁もらったんで、ありがとうございます。今、平成33年度に向けて国の施設もできるというんですか。それとも橋も一緒にあわせて平成33年度にでき上がるという。 ◎市長(岸田一夫君) 今、できればそのように要望して。 ◆10番(入江晃君) 要望はしているけども、目標ということですね。できればつくってもらいたいということで、では結構です、それで。 では、次お願いします。 ○議長(井川茂樹君) 次の質問に対し、市民部長。 ◎市民部長(二重作勝君) 涸沼駅から、現在の箕輪地区の市有地についてご答弁申し上げます。 これまで箕輪の市有地に関しましては、平成28年度に地質調査、平成29年度に自然環境調査を実施いたしました。昨年の12月には、箕輪地区で地元説明会を開催し、市有地に公園整備をすること、また堤防の土砂等が必要なことから、前もって先行して仮設道路の工事を進めることを説明し、ご理解をいただいたところでございます。 今後は、仮設道路の整備及び土砂の搬入を進めるとともに、先ほど申し上げました環境省で水鳥・湿地センターの整備に向けて基本構想を策定することとしておりまして、本市でもこれを踏まえた中で、公園等施設整備に向けて基本計画を策定してまいりたいと考えております。 また、基本計画策定期間内におきましては、改めて地元の説明会を開催して、ご意見、ご要望等を踏まえながら進めてまいることと考えております。以上でございます。 ○議長(井川茂樹君) 入江君。 ◆10番(入江晃君) ありがとうございます。国の流れとしてやってもらうという、非常にありがたいんで、あわせてやっぱり今産業経済部長からも話があったように、サイクリングロード等々も含めて、ある程度の整備ができればと思いますので、そっちも含めてちょっとお願いしたいと思います。 ちょっと残り時間10分になってしまったんで、次お願いします。 ○議長(井川茂樹君) 次の項目に対し答弁願います。産業経済部長。 ◎産業経済部長(鈴木賢君) 農業振興に向けた、今一番危惧される問題ということでご答弁申し上げます。 まず、鉾田市の農業の現状でございますけども、本市の農業は外国人実習生の力もかりて、大規模に農産物を生産し、首都圏を中心にさまざまな地域に生鮮出荷をしているような農業となっております。 こうした状況の中で、今後一番危惧される問題は、国内の人口減少に伴う農産物の需要の減少だと考えております。これに加えて、社会構造の変化もすごいスピードで進んでおります。消費者のニーズも刻々と変化しており、これにも対応していかなきゃいけないというような状況であると思っています。例えば、米についてはですね、ここ数年8万トンずつ需要が減っておりますが、今年は10万トン減るというような見込みになっております。これは、食生活の多様化に加え、人口減少が拍車をかけた形となってあらわれているものと言えると思います。当市については、先ほど申し上げたとおり大規模な産地でありますので、需要の減少は市場価格の下落と相まって、農業経営に非常に大きな打撃となることが予想されます。 当然これだけが課題なのではありません。生産体制を長期サイクルで維持するため、一定の割合で新規就農者を入れていかなければいけませんし、実習生も今後他国との奪い合いになる可能性がありますので、こうした観点から農業施策を考えていく必要があると考えております。以上です。 ○議長(井川茂樹君) 入江君。 ◆10番(入江晃君) やはり人口減少が非常に将来厳しいという流れで、幾らつくっても売れなければしようがないですし、市場開拓もしっかり進めなくてはいけない。TPPがどうなっているかわかりませんけども、やはり海外に向けての内容も検討していかなくちゃいけない。早目早目に手を打っていただきたいなと思っています。 今、一番現状で厳しいというか声を聞くのが、やはり労働力なんですね。ですから、外国人研修生、実習生というんですか、今はね、これもかなり鉾田市には来ていらっしゃると思います。現在どのくらい来ているのか、ちょっと確認をして、それがもし来なくなっちゃったら大変な状況になっちゃうんで、その辺もちょっと聞きたいんですけど、まずではどのくらいいますか。 ○議長(井川茂樹君) 産業経済部長。 ◎産業経済部長(鈴木賢君) 正確な数字は把握はしておりますが、住民登録をしている外国人ということでありますと、大体2,000人強ぐらいの方がいると認識をしております。以上です。 ○議長(井川茂樹君) 入江君。 ◆10番(入江晃君) わかりました。かなり制度が変わって、受け入れ側もかなり大変な思いで今回対応しているみたいですね。今までと違って、受け入れる部屋の問題とか、1人3畳以上ないとだめとか、水洗トイレでなくてはいけないとか、エアコンがないとだめということで、非常に大変な思いをして今受け入れをしている。でも、その手がないと生産ができないんだよということで、やむを得ずそれやっていると思うんですね。私は、今後一番やっぱり目の前のやつは、もう外国人労働者に頼らなくちゃならないと思うんですね。ですから、これをきちっと鉾田市としては維持をしていかなくちゃならないなと思うんです。 行政、鉾田市としてできるのはどこまでなんでしょうかね。今いろんな受け入れの会社がいっぱいあります。どんだけもうかるのか、もうからないのか、それはわかりません。ただ、農家の方たちはきちっとその手が常にあることがやっぱり大事なわけですよ。要するに、賃金は別にどうこうは言っていません。きちっと労働力が欲しいということなので、そこはやっぱり市でしっかりと農業を守っていくためには手を打っておかなくちゃいけないと思うんですね。だから、行政がそれをやるというのは難しいと思うんですが、その辺どこまで確保していけるような、市としての施策というものはちょっと必要かなと私は思うんですけども、余り出しゃばってもいけないし、その辺今後どうするかをちょっとお願いしたいんですけど。 ○議長(井川茂樹君) 産業経済部長。 ◎産業経済部長(鈴木賢君) 議員ご指摘のとおりですね、なかなか行政でそういった労働力の受け入れというところを正面切ってやるというのは難しいとは思うんですけども、当然外国人に選ばれる産地でなければいけないと思っています。先ほど申し上げたとおり、実習生については、今ベトナムとかインドネシアとか中国とか、そういったところから皆さんいらしていますけども、当然皆さんが日本になぜいらしていただくかというのは、日本の賃金がいいからということに尽きると思います。ただ、今後韓国、台湾等々も賃金がどんどん上昇していますので、そういったところの中で鉾田市が選ばれるような産地、こういったものをつくっていくことが、ひいては外国人の実習生の方に選ばれる産地ということになりますので、そういった魅力ある産地をつくっていくことで、そういった労働力の確保にもつなげていきたいと、こういうふうに考えております。以上です。 ○議長(井川茂樹君) 入江君。 ◆10番(入江晃君) 今住民登録をしている外国人が2,000人という、概算だということなんですけども、そうするとかなり鉾田市にとってもその人たちがいるだけで、いろんな食材を買っていただいたりなんかしているわけですから、それなりにマイナス面もあるのかもしれないですけども、大きな形になっているのかなと思うんです。 どうしてもこれを確保していかないと、将来厳しくなるという農家の声が大きいんですよ。ですから、そこを踏まえて産地をしっかりと守っていくためには、さらなる努力をしていただきたいし、農林水産省に帰ってあれですね、ちょっと農業関係だけというわけにはいかないと思うんですよ、これははっきり言って。ただ、そこのせっかく来ていただいた鉾田市を、しっかりと将来のために手を打っていただければありがたいと思いますので、よろしくお願いいたします。答弁があれば伺います。 ○議長(井川茂樹君) 産業経済部長。 ◎産業経済部長(鈴木賢君) 当然この労働力の問題は、鉾田市のみならず全国的な問題でありますし、農業だけに限らない全産業的な問題で、今どこの産業でも人手不足というような状況になっていると思います。その中で、当然私が農林水産省に戻った後に関しても、農業の人材確保ということに関しては引き続き取り組んでまいりますので、ここでもやりますし、戻ってからもやるということで、ライフワークとしてやっていきたいと思いますので、よろしくお願いします。以上です。 ○議長(井川茂樹君) 入江君。 ◆10番(入江晃君) ありがとうございました。しっかりと基幹産業、農業を守るという意味でも部長には頑張っていただきたいと思います。以上で終わります。 ○議長(井川茂樹君) 以上で入江君の質問を終了いたします。 本日の会議時間は、都合によってあらかじめ延長したいと思います。これにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(井川茂樹君) ご異議なしと認めます。 よって、そのように決定いたしました。 次に、田口清一君。          〔16番 田口清一君登壇〕 ◆16番(田口清一君) 皆さん、こんにちは。最後までの傍聴ご苦労さまでございます。通告に従いまして一般質問を行います。議員番号16番田口清一であります。発言順序も16番目ということで、今定例会最後の一般質問になりましたが、頑張ってやりたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。 1項目めとして、交通弱者のための移動手段の確保について伺います。全国的に少子高齢化が進む中、鉾田市も例外ではありません。そのような中、通院や買い物などの日常生活に不便を感じている、いわゆる交通弱者、生活弱者と呼ばれる方がふえる中、市民が安心して生活できるよう生活の足を確保することは重要な課題であります。そこで、先日鉾田市公共交通会議の答申が市長に示され、その中で将来は高齢者などの交通弱者が今以上にふえることから、交通弱者に配慮した公共交通施策に取り組むとの新聞記事が掲載されましたが、その内容と市の考え方について伺います。 1点目として、デマンドカーの運行拡大について伺います。本市でのデマンドカーの導入は、旧大洋地区において合併前から運行しており、その後、旧鉾田地区の一部で始まりました。しかしながら、その他大部分の地域は実施していないことから、交通弱者と呼ばれる特に高齢者の方々にとっては大変不便を来している現状です。特に病院や買い物に行くにも大変困っているとの声が多く聞かれますので、デマンドカーの車両をふやし、交通空白地帯の解消を図り、交通弱者と呼ばれる方々の自立支援を支える考えはないか伺います。 次に、2点目ですが、公共交通会議の答申で示された内容について、詳しく説明願います。特に鉾田市は可住地面積が広いことから、市内全域をカバーすることは難しいとは思いますが、今後ますます深刻化する問題と思いますので、具体的にどのような検討をしたのか伺います。 2項目めとして、スクールバスの無料化について伺います。さきに同僚議員が質問した内容とかぶってしまうこともありますが、よろしくお願いいたします。先日、鉾田南小学校の竣工式に出席し、近代的なすばらしい設備ができ上がり、とても感動いたしました。4月からは、市内2つ目の統合小学校として授業が始まります。本当に楽しみです。そこで、子どもたちの多くはスクールバスを利用し登下校を始めることになりますが、鉾田南小学校へ通学する児童のうち、スクールバスを利用して登校する児童と徒歩で通学する児童数はそれぞれ何人か伺います。 また、バスが無料になったことで、通学距離2キロ以内の児童は何人ふえたか。このことにより、バスの台数をふやすことにはならないのか。鉾田北小学校と鉾田南小学校それぞれお聞きします。 最後に、スクールバス無料化により、既に運行している鉾田北小学校、4月から運行する鉾田南小学校の財源の内訳について伺います。また、今後統合する大洋地区並びに旭地区を含めたスクールバス委託料の合計額及び財源の内訳について説明願います。 以上で私の1回目の質問を終わります。再質問は質問席で行います。 ○議長(井川茂樹君) 田口君の質問に対し答弁を願います。健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(金沢覚君) それでは、デマンドカーの運行拡大についてご答弁申し上げます。 現在運行されておりますデマンド型の乗合自動車につきましては、鉾田・鹿嶋間の路線バスの廃止に伴う代替手段として運行を実施しているところでございます。ご質問の運行区域の拡大につきましては、本年度策定した鉾田市公共交通将来ビジョン並びに来年度策定が予定されております地域公共交通網形成計画、これらの計画を踏まえてですね、運行区域の拡大等検討を図ってまいりたいと考えてございます。以上でございます。 ○議長(井川茂樹君) 田口君。 ◆16番(田口清一君) 私は、この新聞記事を見て、やはりもっと、75歳以上の方々は免許を更新するときですね、認知症の検査があるんですね。20項目出るらしいんですよ。それで、疑いがある人は医師の診断をつけなくちゃならない。医師が判断すれば、免許更新にならないんですよね。そうすると、私ども近隣見ていますと、老夫婦2人で生活している方もいるんですね。長男とか長女が町場へ出て、家庭を持っちゃっているんですね。そうすると、医者へかかるのにも大変なんですよ。また、男性の場合は免許を持っていると。80後半あたりになると、女性の方は持っていないと。だから、片方がですね、やはり病気とか車が乗れなくなると、今度は大変なんですね、やっぱり。親戚あるいは近所、そういった人に頼むか、あるいはタクシーというような形になると思うんですね。だから、早目にですね、これもっと拡大をしなくちゃならないと思うんですね。緊急にね。 ということは、大洋地区と鉾田地区の一部だけでは、私は行政サービスが中立公平の中では、ちょっとおかしいんではないかと思うんですよ。やはりきちんと網羅するのには、鉾田市内全域を網羅すると。やはりその辺を早急にやっていただかなくちゃならないというふうに思うんですが、部長、いかがですか。 ○議長(井川茂樹君) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(金沢覚君) ご指摘いただいた部分も含めてですね、来年度の予算に高齢者のタクシー利用助成という事業を予算計上させていただいているということで、先々はですね、デマンド型乗合タクシーを全域拡大できれば、それが理想ですので、その経過的な措置ということで高齢者のタクシー利用助成を比較的早く導入できますので、そういった形で対応していきたいというふうに考えてございます。 ○議長(井川茂樹君) 田口君。 ◆16番(田口清一君) タクシーのそういう拡大ということもあって、今年新規の中で高齢者タクシー利用助成事業で、新規で2,094万9,000円ですか、新規事業の中に予算出ていますけども、だからタクシーとデマンドカーもなんですけども、高齢者の場合、国道51号ですか、大洗町から鉾田市までですね、茨城交通が3年間試験的に走ったんですね。利用者数が少ない。では何かというと、例えば国道まで2キロとか3キロある人は、高齢者は歩いてこないですよ。だから、こういったデマンドカーとかタクシーで自宅からですよ、病院までとか買い物とか乗せていけば、やはり鉾田市は優しい行政の中で住んでよかったとなるんですよ。あるいは、若い人も乗せるのにはどうするのかといった場合に、やっぱり鹿島臨海鉄道があるわけですね。大洗鹿島線ですか、あれにドッキングしていないんですね、やっぱり。 私どもの地区の中では、海岸道路ががらあきなんですよ。空洞化しているんですね。交通網がないです。例えば、海岸通りからですよ、海岸通りから弁天、中学校を通ってですね、造谷行きとかそういうコースを、例えば早目の時間帯で電車に合わせて運行していただければですよ、若い人も通勤にも使えるような方法も考えていくと、例えば大洗鹿島線の乗車率も幾らかでも上がるんではないかとか、いろんな角度でみんなで連携をしていけば、乗客もふえるんではないかと思うんですね。 これは、大洋地区の場合聞きますと、登録をデマンドカーの場合しておかなくちゃならないということがありますね。だから、登録すれば例えば乗せてくれるんでしょうけども、そういったコースも考えると、利用率が上がるんではないかなというふうに思うんですが、部長、いかがでしょうか。 ○議長(井川茂樹君) 副市長。 ◎副市長(寺門利幸君) 公共交通ビジョンの作成の委員会のほうをしておりますんで、私のほうから答弁をさせていただきます。 デマンドについては、今ご指摘のように現在4便体制という形でやってございまして、なかなか利用が進んでいないというお話でございます。そういった意味では、今回一部利用条件ということで、前日までに登録しないと、予約しないとですね、使えないというのを少し改善をさせていただきましたが、なかなか利用が進んでいないという状況でございますんで、今後タクシーの利用についてはですね、あわせた形で助成をする形にしてございますんで、具体的にその中でどういう形でやればいいのかというのも含めてですね、よく検討させていただいて、一定の方向ということで交通ビジョンにも明確に記載してございますが、デマンドタクシーについては市内全域で拡大する方向で検討を進めてまいりたいというふうに思っておるところでございます。 ○議長(井川茂樹君) 田口君。 ◆16番(田口清一君) 部長、私はここをはっきり聞きたいのは、拡大はですよ、拡大といっても、例えば旧鉾田地区とか旧旭地区、そこまで全体を網羅する拡大はいつごろになるかちょっと聞きたいのですが。まだ交通会議の中ではっきりしていないからということなんでしょうが、やはり目標を持って、いつごろにやるんだと。いつごろまでにやはり、これは高齢化が進む中では、事故が多いということが新聞記事にも載っていますけども、75歳以上の人が例えばスーパーに突っ込んでしまったとか、ブレーキとアクセル間違って、あるいは幾らか家族でなければわかんない痴呆というのがあるわけですよね。周りの人とお話ししたときは正常であっても、家族であるから幾らかちょっとおかしくなってきたかなとか、動作がおかしいかなというのは家族はわかるかと思いますが、医者でないからはっきりしたことはできないですよね。言えないですよ。だから、免許を取り上げるのも大変なんです。私も、実は父親が90歳まで乗りましたんですよ。これは心配なんですよ。親が高齢で乗ると。だから、早く免許を返納してもらうには、そういった公共交通網をきちんと早目につくっていただくと。 そして、例えば先ほども言いましたけども、大洗鹿島線とそういったことの時間のセッティングをして乗れるような、あるいは私が考えているのは、例えばスクールバスなんですね。スクールバスも、朝晩では業者の方は、なかなか半日仕事では運転手も集まらないのが現状ではないかです。探すのが大変ではないかと、営業している人はね。例えば、そういう資格もあるらしいですよね。スクールバスは専用ですけど、一般乗り合いとか何かでやれば回れるということなんで、そういったことも利用する方法は……してはどうかなと思うんですが、その辺どうでしょうか。 ○議長(井川茂樹君) 副市長。 ◎副市長(寺門利幸君) 2番の項目と少し重なる部分がございますけど、ご了承いただきたいと思います。 先ほどのいつまでにというお話でございますが、先ほどデマンド拡大についてはビジョンの中でですね、短期目標ということで2~3年後までにというふうに明記してございますんで、できるだけその段階でですね、市内全域に拡大する方向にしたいと思っております。その際には、ご指摘のように市内の鉄道あるいは重要な路線バスにですね、つながるような仕組みもあわせて検討して、できるだけ公共交通を利用していただくような仕組みにしたいというふうに思っているところでございます。 それから、今お尋ねのスクールバスの利活用についてでございますが、スクールバスについては今のところですね、別な形でスクールバス専用というふうにやってございますけども、ほかの事例で見ますとですね、例えばスクールバスをいわゆる一般のバスのように使うといいますと、この間全員協議会でもお話がございましたが、いわゆる一般的な免許証と別の免許になります。そういった意味では、一般的な感覚としてはあいている時間を使うというふうになるかもしれませんが、やっぱり一定の経費はかかるということと、それから交通事業者の方にも一定の負担かかりますんで、その辺はちょっと具体的に検討しないと、なかなか難しい部分はあるのかなというふうに思ってございますんで、次期のですね、交通網の形成計画の中で一つの議題としてですね、検討も進めたいというふうに思っているところでございます。以上です。 ○議長(井川茂樹君) 田口君。 ◆16番(田口清一君) そういうこともよく検討していただきたいなと、こう思いますし、例えばですよ、副市長、これは一般乗り合いの中に置けば利用できるということもあるわけですよね。例えば、事業者さん側から見ていますと、朝晩の運転だけでは、1日運転勤務があれば給料も上がるでしょうし、もっと若い人も運転してくれる方もふえるんではないかとか、私個人的には考えるんですが、だからそういう半日ではなかなか運転手さんを募集してもですね、なかなか事業所のほうでも難しくなるんではないかなということも配慮してですね、そういったことも一つの含みとして検討してはいただけないかなと、こう思うんですが、その辺どうでしょうか。 ○議長(井川茂樹君) 副市長。 ◎副市長(寺門利幸君) スクールバスの運転手についてはですね、非常に人員確保が難しいという話を伺ってございまして、今のところ朝夕ということでございますんで、基本的には高齢の方が多いということでございます。これは、高齢の方が1日フルで働くよりは、一定の時間のほうがいいというお話もございますし、逆にお尋ねのようにですね、フルで働くのであればやっぱり一定の給料を出す必要があるというふうに聞いていますんで、両方多分人員確保という面ではご意見とかあるんではないかと思いますんで、その辺についてもあわせて事業者の方にもよくお話を聞いて検討はしていきたいというふうに思っております。以上です。 ○議長(井川茂樹君) 田口君。 ◆16番(田口清一君) わかりました。皆さんがいろいろ聞いていますんで、だんだん聞くなにが少なくなってきていまして、では例えば高齢者タクシー利用助成金、これ2,094万9,000円とってあるんですね。これは、いつからタクシーの利用券を、窓口はどこにするのか。あるいは、そういったときにおいて証明書が必要だと思うんですね、本人確認の証明書が必要なのか。誰でも75歳以上になったら、住所と名前を書けばできるのかと。やはり本人の身分の証明というのが必要だと思うんですよね。だから、窓口で、月これは4枚発行するというような話を聞いていますけども、初乗りを補助をすると。初乗り運賃だけは補助をすると。月4枚出るということだから、それには窓口をどこに行けばいいのか。あるいは、身分証明書を持っていくとか、そういったものをきちんと明確に、いつからこのタクシーの初乗りの運賃の補助を、いつごろから始まるのかと。これは3月の予算ですから、これを通してからですから、いつごろから始めたいとか何かあると思うんですが、その辺お聞かせ願います。 ○議長(井川茂樹君) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(金沢覚君) 窓口としては、社会福祉課を予定してございます。 実施時期ですが、準備等いろいろ期間が必要ですので、6月中にスタートできればいいかなというふうなイメージではおりますが、要綱等も含めてですね、これから整備していくということでもございますので、あと窓口につきましても市民センターの協力もいただきながらというふうには考えてございますが、これからの協議ということもありますので、その辺ご理解いただければと思います。以上でございます。          〔「本人確認は」と呼ぶ者あり〕 ◎健康福祉部長(金沢覚君) 済みません。本人確認はですね、年齢制限というふうなこともございますので、免許証等で確認をさせていただければというふうに考えています。以上です。          〔「免許証はないんだよ」と呼ぶ者あり〕 ○議長(井川茂樹君) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(金沢覚君) 済みません。免許証はですね、返納を促すという意味ですから、ちょっとなじまないのかなと思います。名前をお聞きすれば、住民基本台帳があるわけですから確認等はとれるのかな。確認方法も含めて、ちょっと今後の検討課題にさせていただきたいと思います。 ○議長(井川茂樹君) 田口君。 ◆16番(田口清一君) いろいろこれからの事業ですから、いろんな角度を検討してですね、スムーズな手続が行えるようにしてほしいなと思うんですね。 今言ったように、免許を例えば返納した人が身分確認の場合免許証なくて、だから保険証とかマイナンバーもあるでしょうし、いろんな方法で本人確認をしていただければと思いますけども、簡素化して、年配の人がきっとこれ来ると思うんです、そういうのはね。若い人ならば、複雑な手続もできるかと思いますけども、やはり高齢者の場合は簡潔に、簡素にしてやるのにはどうするかということも福祉課のほうでよく検討して、スムーズな発行ができるようにしていただきたいなと、こう思います。よろしくお願いします。 ○議長(井川茂樹君) 田口議員、ここで休憩をとりたいんですけど、次の質問に入って、この次はいいですかね、これは。1番、2番は終わりましたか。休憩で大丈夫ですか。 10分間休憩いたします。                午後 4時56分休憩                                                        午後 5時06分開議 ○議長(井川茂樹君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 田口君の質問に対し答弁を願います。副市長。 ◎副市長(寺門利幸君) 公共交通会議の内容ということで、どのように検討したかというお尋ねについてお答え申し上げます。 公共交通会議は、昨年の7月から6回ほど開催してございますが、その1年ほど前にですね、鉄道やそれからバス、あるいは商業施設、あるいは医療機関、こういったところでヒアリングを実施いたしまして、その結果を踏まえて公共交通会議を開催いたしました。その際にはですね、現状と課題ということでかなり重要な意見をいただきまして、さまざまなご意見をいただきました。その中では、先ほどもお話し差し上げましたが、なかなか公共交通を利用する意識がそもそもないんだということと、それからやっぱりこれからは弱者対策が非常に大事だというお話もいただきました。そういった観点で、今回各種の利用助成や、それからデマンドの拡大についても今回のビジョンに触れさせていただいたところでございます。 特に公共交通についてはですね、いわゆる自助、共助、公助という取り組みが必要だということで、一般的には自分だけではなくて共助ということで、地域で地域活動の一環としてですね、お互い助け合いながら、実態としては自家用車を利用し合っていると、そういう実態もございますんで、そういったことに対する将来的な支援も必要ではないかというお話もいただきました。 また、あと公助についてはですね、先ほどお話申し上げましたように鉄道や路線バスに対する支援、市内全域をですね、ネットワークするような取り組みが必要ではないかというようなご意見をいただきました。そういった形で今回の公共交通ビジョンがまとめられたということになってございます。それにつきましては、今年度、先ほどもお話を差し上げましたが、地域公共交通網形成計画ということで、新しいネットワークのあり方については別途今回アンケートなども実施しながら、新しい地域公共交通網形成計画を策定してまいりたいというふうに考えているところでございます。以上でございます。 ○議長(井川茂樹君) 田口君。 ◆16番(田口清一君) 新聞紙上でも、「将来のビジョン、市長に答申」ということで、今年の地域公共交通会議の会長が副市長ということで、将来の交通ビジョンを検討しているということで、公助のあり方が重要ということでありますけれども、やはり高齢者がふえるということは、若い方も年齢は重ねていくわけであって、なかなか今までみたいに、では乗せていってあげようとか、そういう方が今度は少なくなってくるわけですね。だから、どうしても公助という中でやるには、やはり行政サービスをもう少し網羅していかなければならないというふうに私は思うんですね。だから、なかなか一般の方で乗せていって事故に遭ったときは運転手さんの責任とか、そういった面があるんで、なかなかある程度自分と同等ぐらいの年代になっても、ほかの人を乗せづらくなるような環境にもなるんではないかと。事故を起こしたときは大変だということで、安心を優先にしてしまう方が多くなるであろうというふうに想定できるわけですね。そういうところで、やはり一日も早いですね、そういった結論を出されてやっていくべきであるというふうに思うんですね。 今デマンドタクシーが片道300円ですか、300円で運行しているということでありますけれども、往復600円で済むわけですね、これ。乗り合いですので、これは自宅とか正門とか、そこまで来て乗せてくれるのですか。これはどういうふうになっていますか、今。 ○議長(井川茂樹君) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(金沢覚君) 済みません。窓口……          〔「デマンド」と呼ぶ者あり〕 ◎健康福祉部長(金沢覚君) ああ、デマンド、失礼しました。聞き逃して済みませんでした。          〔「議長、総務部長が手を挙げてるよ」と呼ぶ者あり〕 ○議長(井川茂樹君) 総務部長。 ◎総務部長(関谷公律君) デマンドタクシーに関しましては、基本的にドア・ツー・ドアと。目的地までというような、コースは決まっていますが、こういうコースで行くということは決まっていますが、原則そういうドア・ツー・ドアという方向性で考えていくと思います。 将来的にはですね、田口議員が言っていたように横のライン、駅と駅を結んで、大洗鹿島線を利用してもらって、また違う駅からデマンドタクシーが出る、そういったのがいいのかなという思いがあるんですが、そういうのを含めまして、次年度の地域公共交通網形成計画の中でどういうルートがいいのかというのをちょっと検討してまいりたいと思います。以上です。
    ○議長(井川茂樹君) 田口君。 ◆16番(田口清一君) 今総務部長が言ったように、やはり西東、入江議員も言いましたけども、そういった大洗鹿島線にドッキングして、高齢者だけではなくて若い人も利用できるようにすれば乗車もふえるんではないかなというふうに思うんですね。だから、水戸市のほうへ病院へ行く方もおるかと思いますんで、そういう駅との接続も今後検討していかなくてはならないんだろうというふうに思うんで、その辺も含んで交通会議の中で検討していただければありがたいと思います。 ○議長(井川茂樹君) 次の質問でよろしいですか。 ◆16番(田口清一君) はい。 ○議長(井川茂樹君) 次の2点目についての質問に対し答弁を願います。教育部長。 ◎教育部長(小沼富男君) それでは、2項目、1点目のスクールバス無料化によるバス台数の確保についてご答弁申し上げます。 本年4月からスクールバスは無料化となり、鉾田北小学校の運行台数は11台、利用者数は314人、徒歩が70人となっております。また、鉾田南小学校の運行台数は19台、利用者数は619人、徒歩が149人となっております。 先ほど小沼議員にも答弁させていただきましたが、スクールバスの無償化に当たりまして、新たに乗車を希望するかどうかの意向調査を行いました。鉾田北小学校では、本年1月8日付で全保護者を対象に平成31年度からスクールバス無償化のお知らせとスクールバス利用申請書を配付し、利用を希望する保護者から書類の提出をしていただきました。新規にスクールバス利用申請書を提出した方は6名でございました。 鉾田南小学校は、本年1月30日の学校説明会において、スクールバス利用者以外の児童を対象に意向調査を行いました。対象は、徒歩通学児童222名となり、このうち49名からスクールバス利用申請書の提出がありました。 本年2月末現在で、新規利用児童の乗車につきましては、現行の台数で運行できるように調整を行っているところでございます。以上でございます。 ○議長(井川茂樹君) 田口君。 ◆16番(田口清一君) 私は、無料化になると、もっとふえるのかなというふうな想定をしていたんですね。例えば、今の子どもたちも班登校をしていると思うんですね。5人とか6人とか3人とかあるでしょうが、班ごとにね。例えば、私が心配しているのは、その1.8キロとか2キロの近辺の方々はですよ、例えば半分が、5人の中の3人がスクールバスを利用するといったときに、2人残っちゃうんですね。そうしたときに、一緒に登校していた子どもは乗せていただきたいというような保護者の意見が出ないのかなとか、そういう私個人的な心配するわけですね。 それと、友部議員もちょっとお話ししていましたけども、例えば玄生地区とか青山から通学路として、バスの路線として来るのであれば、余裕があれば例えば1.8キロでも、バス停はそのままだということで教育長も答弁したのを聞いていますけども、そういった仮にですよ、そういったところもふやすことはできないのかなと。 だから、私が考えていたことは、新規に無料だから人数がふえた場合にバスをふやした場合には、そういった乗り合いの場所もふえるんではないかなと思ったら、意外とふえないで19台の中でおさまるということだから、これはやはり補助を使えばみんな乗れるということなんですね。そういった途中で1.8キロの、例えばバスの通路になっているところでも乗せることはできないのかどうか、ちょっと確認だけします。 ○議長(井川茂樹君) 教育部長。 ◎教育部長(小沼富男君) バスの運行のところの経路の中で、途中で乗せることはできないかということですね。それにつきましては、当然毎年新入生等、実際には卒園する人がいます。それについては若干のですね、見直しを現在もしているんですけども、そこら辺については人数の関係で、今後もそこは検討はしていきたいと思います。          〔「途中で乗っけるということは」と呼ぶ者あり〕 ◎教育部長(小沼富男君) 済みません。今現在、途中でのあれは乗降できないということになっています。以上です。 ○議長(井川茂樹君) 田口君。 ◆16番(田口清一君) だから、途中では変更できないということなんですね。だから、はっきり言ってくれればいいですよ。途中では変更できないと。だから、例えばバス会社の人とも契約の中で、5年間なら5年間の契約もしているでしょうから、変更はできないんだよということでしょうから、ただふえた場合にはそういう可能性もあり得るのかなというだけだと思うんですが、今の現況の場合では変更はないということですね。わかりました。 私も、一番もう皆さんも心配していたのは、財源の問題なんですね。          〔何事か呼ぶ者あり〕 ○議長(井川茂樹君) 静粛に願います。 ◆16番(田口清一君) へき地児童生徒援助等補助金ということですね。これが来ているので、鉾田北小学校あたりは1,800万円ちょっと来ているということもなにしているんですが、ただその財源が、例えば5年の補助だということですから、今鉾田北小学校は3年くらいで、あと2年くらいで終わってしまうのかなと思うんですが、ほかの議員も聞いていますので簡単に言いますけども、最終的には7,000万幾ら、部長も答弁していますけども、マイナスになるということなんですが、私はこの切れた後のですね、やはり財源の確保なんですね、問題は。だから、国や県でそういった例えば新しい財源がないのかとか、そういったやはり言及もしていただいて、幾らかでも自主財源を減らしていく方向というのは、これ大事だと思うんですね。でないと、一般財源から繰り出しになるわけですし、今度は交付金も減額されていく中で、そういったことも考えていかなくちゃならないというふうに思いますので、そういった部分も研究していただきたいなと、こう思います。 ○議長(井川茂樹君) ちょっと待ってください。 ◆16番(田口清一君) あと、大丈夫だよ、市長にも聞くから。私が指名してから、自分でこうやらなくていいから大丈夫だよ。これそういう変更はできないということですけども、そういったさっき話した中で、市長ももじもじしたんで、市長にもご答弁をいただければと思います。お願いします。 ○議長(井川茂樹君) ちょっと待ってください。田口議員、これ1点目、2点目が一緒に2キロ未満のことも話しましたので、これ3点目の質問でよろしいですか、これは。 ◆16番(田口清一君) いいね。 ○議長(井川茂樹君) では、3点目についての答弁ということで。市長。 ◎市長(岸田一夫君) 今ですね、田口議員のほうから、へき地の分の補助金ですけども、昨日ですかね、昨年と同じように鉾田市の……全国市長会のほうに、そして国のほうの要望を取りまとめてくれるということで、鉾田市のほうはスクールバスの支援のほうを昨年同様に要求したところでございます。以上です。 ○議長(井川茂樹君) 田口君。 ◆16番(田口清一君) だから市長、これは財源なんですね、財源。だから、今出ているへき地児童生徒援助等補助金が5年で切れてくるわけですから、だからその後のこれからは大洋中学校区、旭中学校区の小学校が平成37年度ですか、そのときに終わると、今度はそれが切れてくるわけですから、だからその期間内にですね、そういった補助というのを何か見つけていただければなというふうに思うんですね。そうすれば一般財源からの、幾らかでも削減できてやっていかないと、交付金が減額になっていく状況が見えているわけですから、その辺をきちんと執行部のほうでも研究をし、陳情できるものがあれば、そういう予算を国のほうから補助できるようなものを見つけていただきたいなと、こう思うんですね。そういう努力を、岸田市長を初め皆さんには努力をしていただいて、自主財源の確保に努めていただければというふうに思います。 7分ですから、終わりますか。皆さんの同僚議員方大体話したんで、私も間を間をといってもなかなかダブって、かぶってしまいますんで、同じことを繰り返すようになってしまうので、財源の確保だけをやはり重点的に考えてやっていただきたいと思います。市長、その点について最後に何かあればですよ、思いがあればお願いしたいと思います。 ○議長(井川茂樹君) 市長。 ◎市長(岸田一夫君) 先ほどと同じでございますけれども、ただですね、やはり先ほど入江議員がおっしゃったとおり、今こそ、今がということもございますんで、そういう部分がありまして、私のほうの予算編成で出しておりますので、よろしくお願いします。また、田口議員の思いは、静かな闘志が私に入ってきておりますんで、承りましたんで。以上でございます。 ○議長(井川茂樹君) 田口君。 ◆16番(田口清一君) 思いが伝わったというんだから、それはきちんとやってもらわなければ困るんだよね。そういうことで、ひとつ思いを実行していただくようにお願いしまして、質問を終わります。どうも。 ○議長(井川茂樹君) 以上で田口君の質問を終了いたします。 以上で一般質問を終結いたします。 △選挙第1号 茨城県後期高齢者医療広域連合議会議員一般選挙 ○議長(井川茂樹君) 日程第3 選挙第1号 茨城県後期高齢者医療広域連合議会議員の選挙を行います。 本選挙は、茨城県後期高齢者医療広域連合規約第8条第1項の規定により、議員1名を選挙するものであります。 選挙の方法については、投票により行います。 議場の閉鎖を命じます。          〔議場閉鎖〕 ○議長(井川茂樹君) ただいまの出席議員は20名です。 次に、立会人を指名いたします。 会議規則第31条第2項の規定により、立会人に16番田口清一君、17番堀田正衛君を指名いたします。 投票用紙を配ります。          〔投票用紙配付〕 ○議長(井川茂樹君) 念のため申し上げます。投票は単記無記名で行います。 投票用紙の配付漏れはありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(井川茂樹君) 配付漏れなしと認めます。 投票箱を点検願います。          〔投票箱点検〕 ○議長(井川茂樹君) 異常なしと認めます。 ただいまから投票を行います。 事務局長に点呼を命じますので、順次投票願います。 ◎事務局長(方波見隆雄君) それでは、命によりまして、議席番号と氏名をお呼びしますので、順次投票願います。          〔投  票〕 ○議長(井川茂樹君) 投票漏れはございませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(井川茂樹君) 投票漏れなしと認めます。 よって、投票を終了いたします。 開票を行います。 16番田口清一君、17番堀田正衛君、開票の立ち会いをお願いいたします。          〔開  票〕 ○議長(井川茂樹君) 選挙の結果を報告いたします。 投票総数  20票 うち有効投票  20票   無効投票   0票 有効投票のうち  郡司 功君  11票  石津武吉君   5票  入江 晃君   4票 以上のとおりです。 この選挙の法定得票数は5票です。 したがって、郡司 功君が当選されました。 議場の閉鎖を解きます。          〔議場開鎖〕 ○議長(井川茂樹君) ただいま茨城県後期高齢者医療広域連合議会議員に当選されました郡司 功君が議場におられますので、本席から会議規則第32条第2項の規定により当選の告知をいたします。 △散会の宣告 ○議長(井川茂樹君) 以上で本日の日程は終了いたしました。 次会は、11日、定刻から会議を開きます。 本日はこれにて散会いたします。 ご苦労さまでした。                午後 5時38分散会...